JPH11282000A - 液晶ディスプレイ装置およびプラズマディスプレイ装置ならびに電子機器 - Google Patents

液晶ディスプレイ装置およびプラズマディスプレイ装置ならびに電子機器

Info

Publication number
JPH11282000A
JPH11282000A JP10083404A JP8340498A JPH11282000A JP H11282000 A JPH11282000 A JP H11282000A JP 10083404 A JP10083404 A JP 10083404A JP 8340498 A JP8340498 A JP 8340498A JP H11282000 A JPH11282000 A JP H11282000A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
liquid crystal
crystal display
control board
display panel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10083404A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuichiro Murata
雄一郎 村田
Shinji Tanabe
信二 田邊
Yasuhiro Shiraki
康博 白木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP10083404A priority Critical patent/JPH11282000A/ja
Publication of JPH11282000A publication Critical patent/JPH11282000A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Gas-Filled Discharge Tubes (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、金属フレームの構造により、金属
フレームから放射される不要な電磁波を低減する液晶デ
ィスプレイ装置を提供する。 【解決手段】 制御基板と液晶ディスプレイパネルとフ
レームを有する液晶ディスプレイ装置に於いて、制御基
板のグランドとフレームの電気的接合部を設けるととも
に、フレームの近傍にフレームとは電気的に接続されて
いない導体フレームを設け、かつ、液晶ディスプレイパ
ネルの裏側には金属板を設けない構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光源を有する透過
型液晶表示パネルを用いる液晶ディスプレイ装置および
プラズマディスプレイ装置ならびに電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】図21の(a)は、たとえば実開昭64
−13083公報に示された従来の液晶ディスプレイ装
置を示す平面説明図であり、図21の(b)は側面説明
図である。図において、1はフレーム、2は制御基板、
3は液晶ディスプレイパネル、4はリアフレーム、5は
液晶ディスプレイパネルを駆動するためのICである。
フレーム1およびリアフレーム4にはアルミなどの金属
板が用いられ、制御基板2にはガラスエポキシのプリン
ト基板が用いられる。制御基板2には液晶ディスプレイ
パネル3を駆動するためのドライバ用のIC5のほか
に、信号のタイミングを制御するASIC(図示せず)
が搭載される。
【0003】図22は、図21に示した従来の液晶ディ
スプレイ装置のA−A部断面を示す説明図であり、図に
おいて、1はフレーム、2は制御基板、3は液晶ディス
プレイパネル、4はリアフレーム、5は液晶ディスプレ
イを駆動するためのIC、6は液晶ディスプレイパネル
3と制御基板を接続するためのテープキャリアパッケー
ジ(TCP)である。パソコン本体(図示せず)から送
られてくる画像信号は、制御基板上のASICによって
タイミング調整させる。タイミング調整された信号にし
たがって、ドライバIC5は所定の電圧で、液晶ディス
プレイパネル3上に作成されたトランジスタを駆動させ
る。トランジスタを駆動させることにより、液晶ディス
プレイパネル3上に画像を表示させる。画像信号は周波
数が10から55MHz程度のデジタル波形である。
【0004】つぎに動作について、図23を用いて説明
する。図23は、図21に示した従来の液晶ディスプレ
イパネルをノートブックパソコンなどに搭載した状態を
示す斜視説明図である。図において、10は図21に示
した液晶ディスプレイ装置、1はフレーム、11はノー
トブックパソコン本体(キーボードやCPUが実装され
る筐体)である。12はノートブック本体と液晶ディス
プレイ装置を接続するケーブルである。13は液晶ディ
スプレイ装置から放射する電磁波を示す。ノートブック
パソコン本体11で作成された画像信号はケーブル12
を通して、液晶ディスプレイ装置10に送られる。画像
信号は液晶ディスプレイ装置10で信号処理され、液晶
ディスプレイパネル3に画像が表示される。画像信号は
デジタル信号のため、信号周波数の高調波成分も含む。
画像信号の周波数は高々50MHzであるが、高調波の
周波数は100から1000MHzになる。このため、
高調波成分に相当する電流が液晶ディスプレイ装置を構
成する金属部分であるフレーム1にも流れ、電磁波13
を装置外部に放射する。
【0005】図24は、従来の液晶ディスプレイ装置か
ら放射する電磁波の電界強度分布を模式的に示す説明図
である。図24は液晶ディスプレイ装置10を真上から
見たばあいの強度分布を示している。0度の方向は、液
晶ディスプレイパネルの正面(表示面)方向を、180
度は後面(リアフレーム)方向を、90度と270度は
側面方向を示す。液晶ディスプレイから放射される電磁
波の強度は、正面方向(0度)が最も高く、側面と後面
は電界強度が低い。
【0006】装置外部に放射される電磁波は他の電子機
器を誤動作させたり人体に悪影響をおよぼしたりするた
め、規制によってあるレベル以下にすることが義務づけ
られている。電磁放射のレベルについては、VCCI規
格、FCC規格、CISPR規格によって決められてお
り、この規制値以下に放射電磁波の電界強度を低減しな
くては、製品を出荷することができない。通常、装置か
ら放射する電磁波は放射方向によって強度分布が生じる
ため、最大値を示す方向の電界強度が規制値以下になる
ようにしなくてはならない。たとえば、図24に示した
電界強度分布では、0度方向の電界強度を規制値以下に
する必要がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の液晶ディスプレ
イ装置は以上のように構成されているので、装置外部に
放射される電磁波の強度が高く、デジタル信号の立ち上
がり時間や立ち下がり時間を長くするなどの波形処理を
行わなければ放射電磁波の規制値をクリアすることがで
きないという問題があった。
【0008】この発明は前述した問題点を解消するため
になされたもので、装置外部に放射される電磁波を低減
することができるフレーム構造を提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明にかかわる液晶デ
ィスプレイ装置は、フレームを絶縁体と金属との2重構
造とし、リアフレームをとり除いたものである。さら
に、フレームと制御基板のグランドを多点で接続するよ
うにしたものである。
【0010】本発明の請求項1にかかわる液晶ディスプ
レイ装置は、液晶ディスプレイパネルと、該液晶ディス
プレイパネルに電気的に接続され該液晶ディスプレイパ
ネルの駆動用ICを搭載した制御基板と、前記液晶ディ
スプレイパネルおよび前記制御基板を固定する額縁状形
状の金属フレームとからなる液晶ディスプレイ装置であ
って、前記制御基板のグランドと金属フレームの電気的
接続をとる接合部が前記制御基板と金属フレームとのあ
いだに設けられるとともに、前記金属フレームの近傍に
該金属フレームとは電気的に接続されない導体フレーム
が設けられ、かつ前記液晶ディスプレイパネルの裏側に
は金属板が設けられないものである。
【0011】本発明の請求項2にかかわる液晶ディスプ
レイ装置は、前記導体フレームが前記金属フレームの上
方、下方および側方の辺のうち少なくとも一辺に平行に
設けられてなるものである。
【0012】本発明の請求項3にかかわる液晶ディスプ
レイ装置は、前記導体フレームが前記金属フレームの外
側および内側のうち少なくとも一方に設けられてなるも
のである。
【0013】本発明の請求項4にかかわる液晶ディスプ
レイ装置は、前記導体フレームが複数個存在するもので
ある。
【0014】本発明の請求項5にかかわる液晶ディスプ
レイ装置は、前記導体フレームが銅テープで構成されて
なるものである。
【0015】本発明の請求項6にかかわる液晶ディスプ
レイ装置は、前記導体フレームが金属膜で構成されてな
るものである。
【0016】本発明の請求項7にかかわる液晶ディスプ
レイ装置は、電磁波の周波数をfとし、前記スペーサの
比誘導率と比透磁率をεrμrとしたとき、前記スペーサ
の厚さdが
【0017】
【数2】
【0018】の関係を満たしてなるものである。
【0019】本発明の請求項8にかかわる液晶ディスプ
レイ装置は、前記スペーサの厚さが0.2mmから0.
7mであるものである。
【0020】本発明の請求項9にかかわる液晶ディスプ
レイ装置は、前記制御基板のグランドと前記金属フレー
ムの電気的接続をとる接合部がネジ止めによって構成さ
れているものである。
【0021】本発明の請求項10にかかわる液晶ディス
プレイ装置は、前記制御基板のグランドと前記金属フレ
ームの電気的接続をとる接合部が金属バネおよび導電性
ガスケットのうちのいずれか一方によって構成されてい
るものである。
【0022】本発明の請求項11にかかわる液晶ディス
プレイ装置は、液晶ディスプレイパネルと、該液晶ディ
スプレイパネルに電気的に接続され該液晶ディスプレイ
パネルの駆動用ICを搭載した制御基板と、前記液晶デ
ィスプレイパネルおよび前記制御基板を固定する額縁状
形状の金属フレームとからなる液晶ディスプレイ装置で
あって、前記制御基板のグランドと金属フレームの電気
的接続をとる接合部が前記制御基板と金属フレームとの
あいだに設けられるとともに、前記金属フレームの近傍
に該金属フレームとは電気的に接続されない導体フレー
ムが設けられ、かつ、前記液晶ディスプレイパネルの裏
側の少なくとも一部に金属板が設けられてなるものであ
る。
【0023】本発明の請求項12にかかわる液晶ディス
プレイ装置は、液晶ディスプレイパネルと、該液晶ディ
スプレイパネルに電気的に接続され該液晶ディスプレイ
パネルの駆動用ICを搭載した制御基板と、前記液晶デ
ィスプレイパネルおよび前記制御基板を固定する額縁状
形状の金属フレームとからなる液晶ディスプレイ装置で
あって、前記制御基板のグランドと金属フレームの電気
的接続をとる接合部が前記制御基板と金属フレームとの
あいだに設けられてなるものである。
【0024】本発明の請求項13にかかわる液晶ディス
プレイ装置は、液晶ディスプレイパネルと、該液晶ディ
スプレイパネルに電気的に接続され該液晶ディスプレイ
パネルの駆動用ICを搭載した制御基板と、前記液晶デ
ィスプレイパネルおよび前記制御基板を固定する額縁状
形状の金属フレームとからなる液晶ディスプレイ装置で
あって、前記制御基板のグランドと金属フレームの電気
的接続をとる接合部が前記制御基板と金属フレームとの
あいだに設けられるとともに、前記金属フレームの近傍
に該金属フレームとは電気的に接続されない導体フレー
ムが設けられてなるものである。
【0025】本発明の請求項14にかかわる液晶ディス
プレイ装置は、液晶ディスプレイパネルと、該液晶ディ
スプレイパネルに電気的に接続され該液晶ディスプレイ
パネルの駆動用ICを搭載した制御基板と、前記液晶デ
ィスプレイパネルおよび前記制御基板を固定する額縁状
形状の金属フレームとからなる液晶ディスプレイ装置で
あって、前記液晶ディスプレイパネルの裏側には金属板
が設けられないものである。
【0026】本発明の請求項15にかかわる額縁状の金
属フレームとデジタル回路を有する電子機器において、
前記額縁状の金属フレームの近傍に該フレームとは電気
的に接続されない導体フレームが設けられてなるもので
ある。
【0027】本発明の請求項16にかかわるループ状の
金属フレームとデジタル回路を有する電子機器におい
て、前記ループ状の金属フレームの近傍に該フレームと
は電気的に接続されない導体フレームが設けられてなる
ものである。
【0028】本発明の請求項17にかかわるディスプレ
イ装置は額縁状の金属フレームの近傍に該金属フレーム
とは電気的に接続されない導体フレームが設けられてい
るものである。
【0029】本発明における液晶ディスプレイ装置のフ
レーム構造は、電磁波の強度分布を変化させ、電界強度
が高くなる方向を正面から側面に変化させるとともに、
電界強度の最大値を低下させる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しつつ、本
発明の実施の形態をさらに詳細に説明する。
【0031】実施の形態1 以下、本発明の実施の形態1を図を参照して説明する。
図1において、1はフレーム、2は制御基板、3は液晶
ディスプレイパネル、5は液晶ディスプレイを駆動する
ためのIC、6は液晶ディスプレイパネルと制御基板を
接続するためのテープキャリアパッケージ(TCP)、
7はスペーサ、8は導体フレーム、9は制御基板とフレ
ームを電気的に接続するための接合部である。スペーサ
7には、ガラスエポキシ、SiO2、テフロン、プラス
チック、空気、フェライトなどの誘電体や絶縁体、磁性
体が用いられる。導体フレーム8には、アルミ、銅、鉄
などの金属が用いられる。フレーム1と導体フレーム8
は電気的には接続されていない。接合部には、金属材料
で形成されたネジやガスケットが用いられ、制御基板と
フレーム1とを電気的に接続する。この他の制御基板や
液晶ディスプレイなどの構成は従来のものと同様のもの
を用いて、本発明の液晶ディスプレイ装置をうる。
【0032】つぎに動作について説明する。図2は本実
施の形態にかかわる液晶ディスプレイパネルのフレーム
の構造を示す平面説明図である。図2において、21は
正面方向、22は後面方向、23および24は側面方向
を示し、その他の符号は図1と共通である(図3以下の
図においても同様である)。制御基板2で発生した高周
波電流がフレーム1に流れると、フレーム1からは電磁
波が放射される。フレーム1は図2に示すように額縁状
構造をしているので、ループアンテナと同様の電磁波放
射が起こる。図3はフレーム1から放射する電磁波の電
界強度分布を模式的に示す説明図である。図3はフレー
ムを真上から見たばあいの強度分布である。0度の方向
は、フレームの正面方向21を、180度は後面方向2
2を、90度と270度は側面方向23および24を示
す(図2参照)。フレーム1から放射される電磁波の強
度分布を実線で示す。正面方向と後面方向が高く、側面
方向は電界強度が低い。また、フレーム1にリアフレー
ム4が接続されたばあい(従来例に相当、図21参照)
の電磁波の強度分布を破線で示す。後面方向に放射され
る電磁波は、リアフレーム4によって正面方向に反射さ
れる。したがって、フレーム1のみから放射されるばあ
いに比べ、後面方向の電界強度は低下するが正面方向の
電界強度は増加する。すなわち、リアフレーム4が存在
すると電磁波の最大値は増加する。装置から放射する電
磁波は最大値を示す方向の電界強度が規制値以下になる
ようにしなくてはならないため、リアフレーム4はとり
除く必要がある。このため、図1に示した液晶ディスプ
レイ装置ではリアフレームは用いていない。
【0033】さらに、フレーム1の近傍に置かれた導体
フレーム8の動作を、八木宇田アンテナの原理によって
説明する。図4は八木宇田アンテナについて示す説明図
であり、41は導体棒であり、42は半波長ダイポール
アンテナであり、図4に示すように、半波長ダイポール
アンテナに近接して配置した導体棒の長さによって、放
射方向を制御したアンテナである。図5は半波長ダイポ
ールアンテナAの近傍に、間隔dで長さL1の導体棒4
1を平行に配置したモデルを示す説明図である。図5に
おいて、43はyA方向、44はyB方向、L1は導体棒
41の長さ、L2は半波長ダイポールアンテナ42の長
さ(L2=λ/2、ただし、λは、電磁波の波長)、θ
はZとyAとのなす角度、L3はアンテナAから観測点
までの距離とアンテナBから観測点までの距離の差(L
3=dsinθ)である。ダイポールアンテナAと導体
棒Bの結合によって導体棒Bには電流が励起される。図
6は、導体棒Bに励起される電流の位相を計算した結果
を示す説明図である。図6において、61はd/λ=
0.1のばあい、62はd/λ=0.2のばあい、63
はd/λ=0.3のばあいをそれぞれ示す。導体棒Bの
長さがアンテナAの長さより短いばあい、導体棒Bに励
起される電流の位相はアンテナAを流れる電流の位相よ
り遅れる。また、導体棒Bの長さがアンテナAの長さよ
り長いばあい、電流の位相は進む。アンテナAから観測
点までの距離raは導体棒Bから観測点までの距離rb
りdsinθだけ長くなるので、導体棒Bでの電流の位
相が遅れているとき、観測点方向での両者の位相は同相
となる。したがって、導体棒Bの電流の位相がアンテナ
Aに対して遅れているとき、放射方向はy軸方向に傾
き、逆に進んでいるときは−yの方向に傾く。図7は導
体棒の有無による電界強度分布の変化を示す説明図であ
る。図において21は導体棒ありのばあいを示してお
り、72は導体棒なしのばあいを示している。アンテナ
Aは原点にx方向に置かれている。導体棒Bはy軸上に
x方向に置かれている。図7はx方向から見たyz面の
強度分布を示している。導体棒がないばあいは一様な分
布であるが、導体棒があると導体棒を置いた方向の電界
強度が強くなる。このように、導体棒を置くことによ
り、アンテナから放射する電磁波の総量は変化しない
が、指向性が変化することがわかる。導体棒の数が多い
ほど指向性は高くなる。また導体棒の間隔を約0.07
波長とすると前方の利得が最大になることが実験的にえ
られている。
【0034】図1に示した導体フレーム8の動作も前記
八木宇田アンテナの理論によって説明することができ
る。制御基板2で発生した高周波電流はフレーム1に流
れ込み、フレーム1からは電磁波が発生する。導体フレ
ーム8とフレーム1の結合によって、導体フレーム8に
は電流が流れ、電磁波の指向性が変化する。八木宇田ア
ンテナの理論からわかるように、導体フレーム8の方向
の指向性が高くなる。図8は、導体フレームの有無によ
る電磁波の電界強度分布の変化を示す説明図である。図
8はフレームを真上から見たばあいの強度分布を示して
いる。図において、73は導体フレームなしのばあいで
あり、74は導体フレームありのばあいである。0度の
方向は、フレームの正面方向を、180度は後面方向
を、90度と270度は側面方向を示す(図2参照)。
導体フレーム8は液晶ディスプレイ装置の側方に置かれ
ているため、側面方向の電界強度が高くなり、正面方向
の電界強度が低くなる。導体フレーム8は額縁構造をし
ているため、フレーム1から放射する電磁波は正面方向
に最大値をもつ。導体フレーム8を設けることにより、
正面方向の電界強度を低下させることができる。すなわ
ち、フレーム1から放射する電磁波のトータルのエネル
ギーは変化しないが、電磁波の指向性を液晶ディスプレ
イパネルの側方に移動させることにより、電磁波の最大
値を示す正面方向の電界強度を低減させることができ
る。
【0035】さらに、図1に示した、制御基板2のグラ
ンドとフレーム1を接合部9によって多点で電気的に接
続することによって、グランドに発生するノイズ電圧を
低減することができる。そして、フレーム1から放射す
る電磁波のトータルのエネルギーを低減することができ
る。
【0036】前述したように、図1に示した液晶ディス
プレイ装置では、リアパネルをとり除き、導体フレーム
8を設けることにより、正面方向の電界強度を低減する
ことができる。さらに、制御基板2のグランドとフレー
ム1を接合部9で接続することによって、液晶ディスプ
レイ装置全体から放射する電磁波を低減することができ
る。
【0037】実施の形態2 図9、図10および図11は少なくとも一部に設けた金
属板からなるリアフレームを示す説明図である。実施の
形態1では、すべてのリアフレーム4をとり除いたばあ
いについて述べたが、図9、図10に示すように、リア
フレーム4の一部を残しても、電磁波低減効果がえられ
る。さらに、リアフレームの一部を残すことにより、機
械的強度の高い液晶ディスプレイ装置がえられる効果が
ある。
【0038】また、実施の形態1では、フレーム1が制
御基板2の下部にも存在するについて述べたが、図11
に示すように、制御基板2の全てもしくは一部の下部の
フレームをとり除いて少なくとも一部すなわち、導体フ
レームと対向する部分にのみフレームを設けても電磁波
低減の効果がえられる。フレームの一部をとり除くこと
により、液晶ディスプレイ装置の軽量化を図ることがで
きるという効果を有する。
【0039】実施の形態3 図12は導体フレームがフレームの内側にあるばあいを
示す断面説明図である。実施の形態1および2では、導
体フレーム8がフレーム1の外側にあるばあいについて
述べたが、図12に示すように、フレーム1の内側にあ
るばあいについても同様の効果がえられる。フレームの
内側に導体フレームを設けること以外は実施の形態1お
よび2と同様であり、本実施の形態により、液晶ディス
プレイ装置の外形寸法を増加させずに、液晶ディスプレ
イ装置から放射する電磁波を低減する効果がある。以下
の実施の形態4〜13においても実施の形態1〜3と異
なる点のみ説明する。
【0040】実施の形態4 図13および図14は、導体フレームを設ける位置を示
した説明図である。実施の形態1〜3では、フレーム1
の側方に導体フレーム8があるばあいについて述べた
が、図13に示すようにフレーム1の上方、下方、側方
のうちの少なくとも一辺に導体フレーム8があれば、液
晶ディスプレイから放射する電磁波を低減する効果がえ
られる。また、導体フレーム8とフレーム1は同じ長さ
である必要性はなく、導体フレーム8がフレーム1よ
り、長くてもよいし、短くてもよい。さらに、図14に
示すようにフレーム1の全周に導体フレーム8があるば
あいも液晶ディスプレイから放射する電磁波を低減する
効果がえられる。
【0041】実施の形態5 図15は、導体フレームを2つ設けたばあいを示した説
明図である。実施の形態1〜4では、導体フレーム8が
1つだけのばあいについて述べたが、図15に示すよう
に、導体フレームを2つ以上有するばあいについても同
様の効果がえられる。導体フレームを多層にすることに
よって、液晶ディスプレイから放射する電磁波をさらに
低減する効果がえられる。
【0042】実施の形態6 図16は、導体フレームとして銅テープを受けたばあい
を示す説明図である。実施の形態1〜5では、金属導体
によって、導体フレームを構成したばあいについて述べ
たが、図16に示すように、スペーサ7を介して銅テー
プ10を貼っても同様の効果がえられる。また、フレー
ム1に直接銅テープ10を貼っても同様の効果がえられ
る。フレーム1に直接銅テープ10を貼ったばあいは、
銅テープの接着層がスペーサの役目をする。銅テープを
用いることにより、スペーサを省略することができると
いう効果がえられる。
【0043】実施の形態7 図17は、導体フレームとして金属膜を用いたばあいを
示す説明図である。実施の形態1〜6では、金属導体に
よって、導体フレームを構成したばあいについて述べた
が、図17に示すように、スペーサ7に金属膜11を形
成しても同様の効果がえられる。金属膜としては、アル
ミや銅などを蒸着やスパッタやメッキなどの方法によっ
て製膜したものが用いられる。金属膜を用いることによ
り、導体フレームの軽量化が図れるとともに、実施の形
態5に示した導体フレームの多層化が容易になるという
効果がえられる。
【0044】実施の形態8 八木宇田アンテナでは導体棒の間隔を0.07波長とす
ることで、指向性が最大になることが知られている(新
井宏之、新アンテナ工学、1996年4月9日、総合電
子出版、P94)。したがって、電磁波の周波数をfと
し、スペーサの比透磁率と比誘電率をμr、εrとする
と、スペーサの厚みdが式(2)の関係式を満たすと
き、電磁波の低減効果が最大になる。
【0045】
【数3】
【0046】ただし、μoとεoは真空中の透磁率と誘電
率である。
【0047】通常、用いる絶縁体によるスペーサではf
は30から1000MHz、μrは1から1000、εr
は1から10の値をとるため、スペーサの厚さdは0.
2mmから0.7mとなる。スペーサの厚さを最適化す
ることによって、液晶ディスプレイから放射する電磁波
の低減効果が最大になる。
【0048】実施の形態9 実施の形態8では、スペーサの厚さの最適値について述
べたが、最適値以外の寸法でも、電磁波の低減効果はえ
られる。液晶ディスプレイ装置では、0.1から50m
m程度でも、電磁波の低減効果はえられる。
【0049】実施の形態10 なお、実施の形態1では、制御基板のグランドとフレー
ムを接続する接合部の位置や方法については述べていな
かった。図18は示すように制御基板の両端の少なくと
も一方をフレーム1にネジ止めする接合方法を示す説明
図であり、図に示すように、制御基板のグランドとフレ
ームを電気的に接続してもよい。また、図19は、制御
基板の中央部の数カ所でネジ止めする接合方法を示す説
明図であり、このようにフレームを接続してもよい。こ
のとき、IC5やコネクタ10の近傍にネジ止めを行う
と電磁波の低減効果は大きい。また、制御基板だけでな
く、液晶ディスプレイ装置を構成する他の基板のグラン
ドを電気的にフレームに接続しても、電磁波を低減する
効果がえられる。また、基板は液晶ディスプレイ装置の
どの位置に設けてもよい。接合部をネジ止めによって行
うことにより、接合部の電気抵抗を低くすることができ
るとともに、接合部の電気抵抗の劣化を防止することが
できるという効果がえられる。
【0050】実施の形態11 なお、実施の形態10では、ネジによって制御基板のグ
ランドとフレームの電気的接続をとったが、制御基板表
面に設けたバネやガスケットによって、制御基板とフレ
ームの電気的接続をとってもよい。また、ネジやガスケ
ットの両方によって電気的接続をとってもよい。バネや
ガスケットによって電気的接続をとることにより、基板
表面で電気的接続をとれるという効果がえられる。
【0051】実施の形態12 なお、実施の形態1から11では、リアフレームがない
構造と、フレームの近傍に設けた導体フレーム構造と、
制御基板とフレームを電気的に接続する接合部を設けた
構造の全てを同時にとりいれた構造について述べた。こ
れら3つの構造の少なくとも1つをとりいれることによ
っても電磁波を低減することができる。
【0052】実施の形態13 なお、前述した実施の形態1〜12では、液晶ディスプ
レイ装置に適用したばあいについて説明したが、額縁状
もしくはループ状のフレーム構造の筐体を有する全ての
装置について適用することができる。図24は表示パネ
ルや通信機器のスタンドに適用したばあいを示す説明図
である。図において、30は機器、31はスタンド、3
2はスペーサ、33は導体フレームである。スタンド3
1の近傍に導体フレームを設けることにより、装置から
放射する電磁波を低減する効果がえられる。
【0053】なお前述した実施の形態1〜12はPDP
(プラズマディスプレイ装置)のフレームに適用しても
同様の効果を得ることができる。
【0054】
【発明の効果】請求項1記載の液晶ディスプレイ装置
は、制御基板のグランドと金属フレームの電気的接続を
とる接合部が前記制御基板と金属フレームとのあいだに
設けられるとともに、前記金属フレームの近傍に該金属
フレームとは電気的に接続されない導体フレームが設け
られ、かつ前記液晶ディスプレイパネルの裏側には金属
板が設けられないので、信号波形の立ち上がり時間を鈍
らすなどの波形処理を行うことなく、装置から放射する
電磁波を低減することができるという効果を有する。
【0055】請求項2記載の液晶ディスプレイ装置は、
導体フレームが前記金属フレームの上方、下方および側
方の辺のうち少なくとも一辺に平行に設けられているの
で、一部分に導体フレームを設けることにより、装置か
ら放射する電磁波を低減することができるという効果を
有する。
【0056】請求項3記載の液晶ディスプレイ装置は、
導体フレームが前記金属フレームの外側および内側のう
ち少なくとも一方に設けられているので、装置の外形寸
法を変化させずに、装置から放射する電磁波を低減する
ことができるという効果を有する。
【0057】請求項4記載の液晶ディスプレイ装置は、
導体フレームが複数個存在するので、装置から放射する
電磁波をさらに低減することができるという効果を有す
る。
【0058】請求項5記載の液晶ディスプレイ装置は、
導体フレームが銅テープで構成されているので、スペー
サを用いずに、装置から放射する電磁波を低減すること
ができるという効果を有する。
【0059】請求項6記載の液晶ディスプレイ装置は、
導体フレームが金属膜で構成されているので、装置の重
量を増加させることなく、装置から放射する電磁波を低
減することができるという効果を有する。
【0060】請求項7記載の液晶ディスプレイ装置は、
スペーサの比誘導率と比透磁率をεrμrとしたとき、前
記スペーサの厚さdが
【0061】
【数4】
【0062】の関係を満たしているので、装置から放射
する電磁波の低減効果が最大となるスペーサの厚さを与
えるという効果を有する。
【0063】請求項8記載の液晶ディスプレイ装置は、
スペーサの厚さが0.1mmから0.7mであるので、
装置から放射する電磁波をある程度低減するスペーサの
厚さを与えるという効果を有する。
【0064】請求項9記載の液晶ディスプレイ装置は、
制御基板のグランドと前記金属フレームの電気的接続を
とる接合部がネジ止めによって構成されているので、装
置から放射する電磁波を安定して低減する効果を有す
る。
【0065】請求項10記載の液晶ディスプレイ装置
は、制御基板のグランドと前記金属フレームの電気的接
続をとる接合部が金属バネおよび導電性ガスケットのう
ちのいずれか一方によって構成されているので、比較的
簡単な方法で装置から放射する電磁波を低減する効果を
有する。
【0066】請求項11記載の液晶ディスプレイ装置
は、制御基板のグランドと金属フレームの電気的接続を
とる接合部が前記制御基板と金属フレームとのあいだに
設けられるとともに、前記金属フレームの近傍に該金属
フレームとは電気的に接続されない導体フレームが設け
られ、かつ、前記液晶ディスプレイパネルの裏側の少な
くとも一部に金属板が設けられているので、装置の機械
的強度を低下させることなく、装置から放射する電磁波
を低減する効果を有する。
【0067】請求項12から14記載の液晶ディスプレ
イ装置は、制御基板のグランドと金属フレームの電気的
接続をとる接合部が前記制御基板と金属フレームとのあ
いだに設けられているので、装置から放射する電磁波を
ある程度低減することができるという効果を有する。
【0068】請求項15および16記載の電子機器は、
額縁状またはループ状の金属フレームの近傍に該フレー
ムとは電気的に接続されない導体フレームが設けられて
いるので、額縁状やループ状構造の金属フレームから放
射する電磁波を低減する効果を有する。
【0069】請求項17記載のプラズマディスプレイ装
置は、額縁状の金属フレームの近傍に該金属フレームと
は電気的に接続されない導体フレームが設けられている
ので、装置から放射する電磁波を低減する効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態による液晶ディスプレ
イ装置を示す断面図である。
【図2】 本発明の一実施の形態によるフレームの構造
を示す説明図である。
【図3】 本発明の一実施の形態による液晶ディスプレ
イ装置から放射する電磁波の強度分布を示す説明図であ
る。
【図4】 八木宇田アンテナを示す説明図である。
【図5】 八木宇田アンテナの原理を示すための説明図
である。
【図6】 八木宇田アンテナの導体棒に励起される電流
の位相の計算結果を示す説明図である。
【図7】 八木宇田アンテナから放射する電磁波の強度
分布を示す説明図である。
【図8】 本発明の一実施の形態による導体フレームの
有無による液晶ディスプレイ装置から放射する電磁波の
強度分布を示す説明図である。
【図9】 本発明の他の実施の形態のリアフレームを示
す説明図である。
【図10】 本発明の他の実施の形態のリアフレームを
示す説明図である。
【図11】 本発明の他の実施の形態の導体フレームを
示す説明図である。
【図12】 本発明の他の実施の形態の導体フレームを
示す説明図である。
【図13】 本発明の他の実施の形態の導体フレームを
示す説明図である。
【図14】 本発明の他の実施の形態の導体フレームを
示す説明図である。
【図15】 本発明の他の実施の形態の導体フレームを
示す説明図である。
【図16】 本発明の他の実施の形態の導体フレームを
示す説明図である。
【図17】 本発明の他の実施の形態の導体フレームを
示す説明図である。
【図18】 本発明の他の実施の形態の接合部を示す説
明図である。
【図19】 本発明の他の実施の形態の接合部を示す説
明図である。
【図20】 本発明の他の実施の形態による電子機器を
示す斜視説明図である。
【図21】 従来の液晶ディスプレイ装置を示す底面説
明図と側面説明図である。
【図22】 従来の液晶ディスプレイ装置を示す側面断
面説明図である。
【図23】 従来のノートブックパソコンを示す斜視説
明図である。
【図24】 従来の液晶ディスプレイ装置から放射する
電磁波の強度分布を示す説明図である。
【符号の説明】 1 フレーム、2 制御基板、3 液晶ディスプレイパ
ネル、4 リアフレーム、5 IC、6 TCP、7
スペーサ、8 導体フレーム、9 接合部、12 FP
C。

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶ディスプレイパネルと、該液晶ディ
    スプレイパネルに電気的に接続され該液晶ディスプレイ
    パネルの駆動用ICを搭載した制御基板と、前記液晶デ
    ィスプレイパネルおよび前記制御基板を固定する額縁状
    形状の金属フレームとからなる液晶ディスプレイ装置で
    あって、前記制御基板のグランドと金属フレームの電気
    的接続をとる接合部が前記制御基板と金属フレームとの
    あいだに設けられるとともに、前記金属フレームの近傍
    に該金属フレームとは電気的に接続されない導体フレー
    ムが設けられ、かつ前記液晶ディスプレイパネルの裏側
    には金属板が設けられない液晶ディスプレイ装置。
  2. 【請求項2】 前記導体フレームが前記金属フレームの
    上方、下方および側方の辺のうち少なくとも一辺に平行
    に設けられてなる請求項1記載の液晶ディスプレイ装
    置。
  3. 【請求項3】 前記導体フレームが前記金属フレームの
    外側および内側のうち少なくとも一方に設けられてなる
    請求項1または2記載の液晶ディスプレイ装置。
  4. 【請求項4】 前記導体フレームが複数個存在する請求
    項1または2記載の液晶ディスプレイ装置。
  5. 【請求項5】 前記導体フレームが銅テープで構成され
    てなる請求項1または2記載の液晶ディスプレイ装置。
  6. 【請求項6】 前記導体フレームが金属膜で構成されて
    なる請求項1または2記載の液晶ディスプレイ装置。
  7. 【請求項7】 電磁波の周波数をfとし、前記スペーサ
    の比誘導率と比透磁率をεrμrとしたとき、前記スペー
    サの厚さdが 【数1】 の関係を満たしてなる請求項1または2記載の液晶ディ
    スプレイ装置。
  8. 【請求項8】 前記スペーサの厚さが0.1mmから
    0.7mである請求項7記載の液晶ディスプレイ装置。
  9. 【請求項9】 前記制御基板のグランドと前記金属フレ
    ームの電気的接続をとる接合部がネジ止めによって構成
    されている請求項1、2または8記載の液晶ディスプレ
    イ装置。
  10. 【請求項10】 前記制御基板のグランドと前記金属フ
    レームの電気的接続をとる接合部が金属バネおよび導電
    性ガスケットのうちのいずれか一方によって構成されて
    いる請求項1、2または8記載の液晶ディスプレイ装
    置。
  11. 【請求項11】 液晶ディスプレイパネルと、該液晶デ
    ィスプレイパネルに電気的に接続され該液晶ディスプレ
    イパネルの駆動用ICを搭載した制御基板と、前記液晶
    ディスプレイパネルおよび前記制御基板を固定する額縁
    状形状の金属フレームとからなる液晶ディスプレイ装置
    であって、前記制御基板のグランドと金属フレームの電
    気的接続をとる接合部が前記制御基板と金属フレームと
    のあいだに設けられるとともに、前記金属フレームの近
    傍に該金属フレームとは電気的に接続されない導体フレ
    ームが設けられ、かつ、前記液晶ディスプレイパネルの
    裏側の少なくとも一部に金属板が設けられてなる液晶デ
    ィスプレイ装置。
  12. 【請求項12】 液晶ディスプレイパネルと、該液晶デ
    ィスプレイパネルに電気的に接続され該液晶ディスプレ
    イパネルの駆動用ICを搭載した制御基板と、前記液晶
    ディスプレイパネルおよび前記制御基板を固定する額縁
    状形状の金属フレームとからなる液晶ディスプレイ装置
    であって、前記制御基板のグランドと金属フレームの電
    気的接続をとる接合部が前記制御基板と金属フレームと
    のあいだに設けられてなる液晶ディスプレイ装置。
  13. 【請求項13】 液晶ディスプレイパネルと、該液晶デ
    ィスプレイパネルに電気的に接続され該液晶ディスプレ
    イパネルの駆動用ICを搭載した制御基板と、前記液晶
    ディスプレイパネルおよび前記制御基板を固定する額縁
    状形状の金属フレームとからなる液晶ディスプレイ装置
    であって、前記制御基板のグランドと金属フレームの電
    気的接続をとる接合部が前記制御基板と金属フレームと
    のあいだに設けられるとともに、前記金属フレームの近
    傍に該金属フレームとは電気的に接続されない導体フレ
    ームが設けられてなる液晶ディスプレイ装置。
  14. 【請求項14】 液晶ディスプレイパネルと、該液晶デ
    ィスプレイパネルに電気的に接続され該液晶ディスプレ
    イパネルの駆動用ICを搭載した制御基板と、前記液晶
    ディスプレイパネルおよび前記制御基板を固定する額縁
    状形状の金属フレームとからなる液晶ディスプレイ装置
    であって、前記液晶ディスプレイパネルの裏側には金属
    板が設けられない液晶ディスプレイ装置。
  15. 【請求項15】 額縁状の金属フレームとデジタル回路
    を有する電子機器において、前記額縁状の金属フレーム
    の近傍に該フレームとは電気的に接続されない導体フレ
    ームが設けられてなる電子機器。
  16. 【請求項16】 ループ状の金属フレームとデジタル回
    路を有する電子機器において、前記ループ状の金属フレ
    ームの近傍に該フレームとは電気的に接続されない導体
    フレームが設けられてなる電子機器。
  17. 【請求項17】 プラズマディスプレイ装置において前
    記額縁状の金属フレームの近傍に該金属フレームとは電
    気的に接続されない導体フレームが設けられているプラ
    ズマディスプレイ装置。
JP10083404A 1998-03-30 1998-03-30 液晶ディスプレイ装置およびプラズマディスプレイ装置ならびに電子機器 Pending JPH11282000A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10083404A JPH11282000A (ja) 1998-03-30 1998-03-30 液晶ディスプレイ装置およびプラズマディスプレイ装置ならびに電子機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10083404A JPH11282000A (ja) 1998-03-30 1998-03-30 液晶ディスプレイ装置およびプラズマディスプレイ装置ならびに電子機器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11282000A true JPH11282000A (ja) 1999-10-15

Family

ID=13801499

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10083404A Pending JPH11282000A (ja) 1998-03-30 1998-03-30 液晶ディスプレイ装置およびプラズマディスプレイ装置ならびに電子機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11282000A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002244568A (ja) * 2001-02-14 2002-08-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd データ電極駆動装置
KR100747188B1 (ko) 2005-05-24 2007-08-07 엘지전자 주식회사 플라즈마 디스플레이 장치
KR100823192B1 (ko) 2006-11-27 2008-04-18 삼성에스디아이 주식회사 플라즈마 디스플레이 장치
JP2009064018A (ja) * 2007-09-06 2009-03-26 Samsung Sdi Co Ltd プラズマディスプレイ装置
JP2009093157A (ja) * 2007-10-10 2009-04-30 Samsung Sdi Co Ltd 回路基板組立体及びそれを備えるプラズマディスプレイ装置
JP2010009067A (ja) * 2002-12-10 2010-01-14 Panasonic Corp フラットディスプレイ装置
US7986081B2 (en) 2002-12-10 2011-07-26 Panasonic Corporation Flat display apparatus

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002244568A (ja) * 2001-02-14 2002-08-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd データ電極駆動装置
JP2010009067A (ja) * 2002-12-10 2010-01-14 Panasonic Corp フラットディスプレイ装置
JP4542197B2 (ja) * 2002-12-10 2010-09-08 パナソニック株式会社 フラットディスプレイ装置
US7986081B2 (en) 2002-12-10 2011-07-26 Panasonic Corporation Flat display apparatus
US8008846B2 (en) 2002-12-10 2011-08-30 Panasonic Corporation Flat display apparatus
KR100747188B1 (ko) 2005-05-24 2007-08-07 엘지전자 주식회사 플라즈마 디스플레이 장치
KR100823192B1 (ko) 2006-11-27 2008-04-18 삼성에스디아이 주식회사 플라즈마 디스플레이 장치
US8013529B2 (en) 2006-11-27 2011-09-06 Samsung Sdi Co., Ltd. Plasma display device
JP2009064018A (ja) * 2007-09-06 2009-03-26 Samsung Sdi Co Ltd プラズマディスプレイ装置
JP4632266B2 (ja) * 2007-09-06 2011-02-16 三星エスディアイ株式会社 プラズマディスプレイ装置
JP2009093157A (ja) * 2007-10-10 2009-04-30 Samsung Sdi Co Ltd 回路基板組立体及びそれを備えるプラズマディスプレイ装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6150895A (en) Circuit board voltage plane impedance matching
US20060043854A1 (en) Plasma display apparatus
KR102687557B1 (ko) 안테나 어셈블리 및 전자 장치
JP2009105207A (ja) 配線回路基板
US20200044322A1 (en) Antenna device and electronic apparatus
JP2000049429A (ja) 給電系インピーダンス低減方法および回路基板ならびに電子機器
JPH11282000A (ja) 液晶ディスプレイ装置およびプラズマディスプレイ装置ならびに電子機器
CN109872976A (zh) 一种用于解决散热片的天线效应的方法
US7684174B2 (en) Thin display device and plasma display
JPH07225634A (ja) 情報処理装置
JP4454388B2 (ja) 半導体モジュール
JP2004363392A (ja) プリント配線基板および無線通信装置
US10181638B2 (en) Radiofrequency antenna device
US6750732B2 (en) Circuit board with EMI suppression
TWI664777B (zh) 天線裝置以及電子設備
JP2003218541A (ja) Emi低減構造基板
TWI711220B (zh) 雷達天線裝置
US6573804B2 (en) Electronic apparatus having a printed circuit board with multi-point grounding
JPH09205290A (ja) 低emi構造を有する回路基板
JP2002261410A (ja) プリント配線基板及び電子機器
JP2003330378A (ja) ケーブルを備えた電気機器
US20080165514A1 (en) Printed circuit board
JP2004187065A (ja) 表示装置
JPH10163665A (ja) 不要輻射を抑制する電子機器
JPH04122106A (ja) マイクロストリップアンテナ