JPH11281738A - 目標捜索追尾装置 - Google Patents

目標捜索追尾装置

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JPH11281738A
JPH11281738A JP8405398A JP8405398A JPH11281738A JP H11281738 A JPH11281738 A JP H11281738A JP 8405398 A JP8405398 A JP 8405398A JP 8405398 A JP8405398 A JP 8405398A JP H11281738 A JPH11281738 A JP H11281738A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レーダ装置のような自らが放射する電磁波の
反射波を利用して目標を捜索し追尾するアクティブな目
標捜索追尾装置が捜索の際に放射する電磁波が、目標に
探知され、あるいは利用される危険性ができるだけ少な
くすることを目的とする。 【解決手段】 アクティブな目標捜索追尾装置と、電磁
波を放射することなく目標を捜索追尾できるパッシブな
目標捜索追尾装置と、パッシブな目標捜索追尾装置が追
尾する目標をアクティブな目標捜索追尾装置が探知およ
び追尾できるかを判定する装置を用いて構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、レーダ装置に代
表されるような、装置自らが放射した電磁波の反射波に
より目標を捜索し追尾するアクティブな目標捜索追尾装
置(以下、「ATST(Active Target
Searching and Tracking)」と
いう)と、電磁波を放射することなく目標を捜索し追尾
するパッシブな目標捜索追尾装置(以下、「PTST
(Passive Target Searching
and Tracking)」という)を連携動作さ
せることで、効果的に目標を探知、追尾することができ
るようにする目標捜索追尾装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、遠方にある目標を探知、追尾
する装置としてレーダ装置や光波による捜索追尾装置が
知られている。このレーダ装置とは、装置自ら電波を放
射し、目標から反射して帰ってきた電波を受信すること
で、目標の方向、距離、速度を測定する装置である。ま
た、光波による捜索追尾装置にはパッシブな方式とアク
ティブな方式の主として2つの方式があり、パッシブな
方式とは目標が自発的に放射する赤外光、あるいは目標
によって散乱、反射された太陽等からの光を検出して目
標の方向を測定する方式であり、アクティブな方式とは
例えばレーザ波などの光波を放射し、目標に反射して帰
ってきた光波を受信することで目標の方向、距離、速度
等の目標情報を測定する方式である。
【0003】このような目標捜索追尾装置は航空機、車
両、船等に搭載され運用されるが、特に戦闘機、戦闘車
両、艦船にとっては、捜索、追尾する対象、すなわち敵
側から自分自身を発見されにくくしたいという要求があ
る。この点で、レーダ装置に代表されるATSTは自ら
が放射する電磁波を敵側に探知されるという問題があ
る。
【0004】このため、電磁波を放射することなく目標
を捜索、追尾できる装置が望まれ、目標が自発的に放射
する赤外線あるいは目標により反射される太陽等からの
赤外線を検出して目標を探知するIRST(Infra
−Red Search and Track:赤外線
捜索追尾装置)のようなPTSTが開発されつつある。
ところがPTSTの場合は、受信される信号にあらかじ
め変調をかかっているようにするなどの方法で微弱な信
号を選択することができず、探知限界距離性能を充分に
得ることが難しい。そのため、狭い範囲について長時間
露光することで探知限界距離を上げることになるが、こ
のようにして捜索を行うと一定の領域の捜索に極めて多
くの時間がかかってしまうため、追尾は可能でも捜索は
事実上不可能ということになる。そのため、このような
場合は依然としてレーダ装置による捜索が必要となる。
【0005】図5に従来装置の構成を示す。以下ではA
TSTの例としてレーダ装置を、PTSTの例として光
波による捜索追尾装置を例にあげて説明する。1は光波
捜索追尾装置、2はレーダ装置、3は火器管制指示装
置、4は火器および発射装置、5はオペレータである。
オペレータ5は状況に応じてレーダ装置2を使うか、光
波捜索追尾装置1を使うか、あるいはその両方を使うか
を選択し、図には描かれていないが操作盤を操作するこ
とで火器管制指示装置3に指令を与える。火器管制指示
装置3は、オペレータ5の指令に従って、光波捜索追尾
装置1あるいはレーダ装置2に捜索、追尾等の指示を与
え、目標が探知および追尾されると目標の方位、距離な
どの情報を受け取り、その情報を図には描かれていない
がディスプレイ等の表示器を介してオペレータ5に伝え
る。また、火器管制指示装置3は火器および発射装置4
から搭載されている火器の情報を受け、これもオペレー
タ5に伝える。オペレータ5は搭載火器と目標の情報を
判断し、例えば搭載火器としてミサイルの使用を決断す
れば、これを発射する指令を火器管制指示装置3に与え
る。これを受け、火器管制指示装置3は火器および発射
装置4に目標情報をインプットし、次いで発射指示が送
られ、ミサイルが発射される。なお、従来のレーダ装置
2および光波捜索追尾装置1には、個別に操作盤を有す
るものもあるが、ここではオペレータによる操作は火器
管制指示装置3を介して行われるものとした。
【0006】更に、光波捜索追尾装置1およびレーダ装
置2の細部構成について図6に示す。まずレーダ装置2
の細部構成として、12はレーダ捜索追尾処理器、13
はアンテナ方向指示器、14はアンテナ駆動装置、15
はアンテナ、16は送信機、17は受信機、18はレー
ダ目標検出処理器である。まず、レーダ捜索追尾処理器
12はアンテナ15の指向方向をアンテナ方向指示器1
3に指令し、アンテナ方向指示器13がアンテナ駆動装
置14を駆動することで、アンテナ15の指向方向が捜
索パターンに沿って指向する。このようにアンテナ15
を動かしながら、送信機16が生成する高電力の信号を
電波としてアンテナ15から放射し、同じく受信した電
波を受信機17にて解析し、受信した電波と送信した電
波の相関をとることで、電波を反射する物体までの距
離、速度等が計算される。レーダ目標検出処理器18で
は、この距離、速度情報とアンテナ方向指示器13から
得られるアンテナ方向情報を処理することで、雲や地上
などのさまざまな物体の中から目標を選別する。そして
目標の情報は火器管制指示装置3およびレーダ捜索追尾
処理器12に渡され、目標を追尾する場合には、レーダ
捜索追尾処理器12は目標の方向へアンテナ15を向け
続けるように、アンテナ方向指示器13に指令を与え
る。
【0007】なお、レーダ装置2は別の構成をとる場合
もある。図7にこれを示す。28はビーム形成処理器、
29はアンテナアレイであり、図6に示すレーダ装置2
が固定単一の指向性を持ったアンテナを持つのに対し、
図7に示すレーダ装置は複数のアンテナ素子を並べ(以
後、「アンテナアレイ」という)、それぞれのアンテナ
素子から放射される電波の位相を制御し、全体の放射電
波に指向性を持たせるいわゆる「アクティブフェースド
アレイレーダ装置(以下、「APAR」と呼ぶ)」であ
る。APARは電子的にアンテナ指向性を制御できるた
め、アンテナの高利得方向(以下、「アンテナビーム」
という)を高速に動かしたり、複数のアンテナビームを
同時に形成することができるという特徴がある。
【0008】次に光波捜索追尾装置1の細部構成とし
て、図6において19は光波捜索追尾処理器、20はカ
メラ方向指示器、21はカメラ駆動装置、22はカメ
ラ、23は画像処理装置、24は光波目標検出処理器で
ある。まず、光波捜索追尾処理器19はカメラ22の指
向方向をカメラ方向指示器20に指令し、カメラ方向指
示器20がカメラ駆動装置21を駆動することで、カメ
ラ22の指向方向が捜索パターンに沿って指向する。カ
メラ22が撮影した画像信号は画像処理装置23によっ
て解析され、目標が検出されるとその画面上での目標の
位置および画像的特徴などの情報が光波目標検出処理器
24に渡され、この情報とカメラの指向方向から目標方
向が精密に計算される。そして目標の情報は火器管制指
示装置3および光波捜索追尾処理器19に渡され、目標
を追尾する場合には、光波捜索追尾処理器19は目標の
方向ヘカメラ22を向け続けるように、カメラ方向指示
器20に指令を与える。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このようにATSTと
PTSTを共に備えることで、捜索追尾はできるだけP
TSTを使って行い、火器管制はATSTを使用すると
いった運用が可能となり、被探知性をある程度低く抑え
られるようになるが、依然として以下のような問題があ
った。
【0010】一つは、PTSTによる火器管制の場合で
ある。ミサイルのような火器には、発射の際に目標の現
在位置および速度がわからないと発射できないものがあ
るが、PTSTは原理上、目標までの距離および速度を
精度良く求めるのに時間がかかり、目標を捉えていても
火器が発射できるようになるまでに時間がかかってしま
う。また、従来型のある種のミサイルはレーダ装置によ
る誘導が必要であり、PTSTだけでは管制できないた
め、火器管制時にはあらためてレーダ装置を使用して目
標を捜索追尾する必要があり、PTSTによる目標の探
知から火器の使用までに時間がかかっていた。さらに、
PTSTによる目標追尾ができていても、その目標がレ
ーダ装置によって探知および追尾可能かどうかはわから
ないため、オペレータにとってレーダ装置が使えるかど
うかの判断がつかないという問題もあった。
【0011】また、PTSTの目標検出手段が光の場
合、特に赤外線などは空気密度の低い上空では比較的大
気減衰が少ないものの、低空では大気減衰が顕著である
といった問題がある。また、低空では陸上上空に比べ、
海上上空の方が湿度が高く、また同じ海上でも赤道に近
づくにつれ多湿となり、大気減衰が大きくなる。このよ
うな環境要因により、PTSTでは探知限界距離が思い
がけず著しく低下する場合があり、このような場合に目
標の捜索をPTSTのみによって行い続けると、目標が
至短距離に接近するまで目標に気付かず危険であるとい
う問題があった。
【0012】もう一つは、レーダ装置を代表例とするA
TSTによる火器管制の場合である。ミサイルの火器管
制にはレーダ装置による正確な距離および速度の計測
と、時にはレーダ装置による誘導が必要なのであるが、
目標が戦闘機などの場合はレーダ警戒装置や欺瞞装置を
有しているのが普通であり、これらによってレーダ電波
が探知され、妨害されることがある。但し、レーダ警戒
装置がレーダ電波を探知するにはある程度の時間がかか
り、また欺瞞装置が効果的な欺瞞をかけるにはレーダ電
波の解析が必要であるため、やはり解析にある程度の時
間を要する。そのため、レーダ装置が常時レーダ電波を
放射しているとこのレーダ電波を探知、解析され、効果
的な欺瞞をかけられる可能性が増大する。そこで、既に
発見した目標に対してPTSTによる追尾が可能であれ
ば、レーダ装置を停止させ、PTSTにて追尾すればよ
いのだが、レーダ装置を停止し捜索を中断すると他の目
標の接近に気づかず危険であり、それを恐れてレーダ装
置による捜索を続行すると、PTSTで追尾している目
標からレーダ電波を探知されるという問題があった。
【0013】追尾においては特開平08−211146
により、パッシブセンサを用いてレーダ電波の照射を調
整して被探知性を低下させる方法が示されている。しか
し、当該発明における被探知性の低下は追尾に限定さ
れ、捜索時の被探知性を低下させることができなかっ
た。
【0014】この発明は、PTSTを効果的に用いるこ
とで、ATSTの問題点である捜索時の放射電磁波が探
知される危険性を極力減らすことを目標とし、以下の2
つを目的とする。
【0015】一つめは、ATSTを必要とする従来タイ
プの火器を管制する必要がある場合に、捜索追尾におい
て効果的にPTSTを用いることで電磁波放射を極力減
らすことを目的とする。
【0016】二つめは、ATSTによる捜索が必要な場
合において、ATSTが一つの目標(以下、「甲」とい
う)を発見した後に継続して他の目標の捜索を行うため
に放射する電磁波を甲に探知、利用され、甲からの対レ
ーダミサイルの攻撃などの危険にさらされたり、あるい
は放射する電磁波を甲に解析され、甲からの効果的な欺
瞞攻撃により、火器管制時などATSTが真に必要な場
合にこれが使用できなくなることを防止しつつ、継続し
て他の目標の捜索を行えるようにすることを目的とす
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】第1の発明の目標捜索追
尾装置においては、ATSTとPTSTの両方の捜索追
尾装置と、捜索追尾をATSTとPTSTのいづれかに
振り分ける選択装置と、PTSTによって発見された目
標がATSTによって探知および追尾できるかどうかを
判定する判定装置と、を持ち、主としてPTSTに探知
追尾を継続させながら目標にATSTをスレーブさせ、
ATSTによる火器管制が必要な場合に遅滞なくこれを
行えるようにする。
【0018】また、第2の発明の目標捜索追尾装置にお
いては、高度・緯度経度センサと、季節を得るための時
計と、大気透過率を計算するためのデータベースと、を
持ち、基本的な捜索追尾はPTSTによって行いつつ
も、PTSTの探知限界距離の推定値を常時計算し、こ
の推定値が小さい場合には捜索追尾をATSTに切り換
えることで、期せずして探知限界距離が短い場合にPT
STのみによって捜索追尾を継続することによって発生
する危険を回避できるようにする。
【0019】また、第3の発明の目標捜索追尾装置にお
いては、ATSTとPTSTの両方の捜索追尾装置と、
PTSTが追尾する目標の方向とATSTのアンテナ指
向方向の差が一定の値に収まっているかどうかを検出し
ATSTの電磁波放射をON/OFF制御するアンテナ
方向比較器と、を持つことで、ATST探知した目標の
追尾をPTSTが引き継ぎ、PTSTの追尾方向へAT
STの電波が放射されないようにし、ATSTの捜索を
継続しつつ、目標からの被探知性を低減できるようにす
る。
【0020】また、第4の発明の目標捜索追尾装置にお
いては、第3の発明のATSTがAPARの場合でも同
様の効果を得るために、APARの電波放射方向を実形
成する前段階において電波放射方向がPTSTが追尾す
る目標の方向と同じかどうかを検出するビーム方向比較
器と、を持ち、第3の発明と同様に目標からの被探知性
を低減できるようにする。
【0021】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態1を説明するものである。以降では戦闘機に
搭載される目標捜索追尾装置を例にとり、PTSTとし
て光波捜索追尾装置を、ATSTとしてはレーダ装置を
例に挙げて説明する。1から5は図5に示す従来の装置
と同じである。6はレーダ使用可否判定装置、7はレー
ダ使用可否判定装置6にレーダの性能諸元を与えるレー
ダ装置性能データベース、8はセンサ選択装置である。
【0022】まず、オペレータ5はセンサ選択装置8に
対して想定目標種類を設定する。想定目標種類とは、
「戦闘機」、「輸送機」、「大型民間航空機」などに分
類される目標種類のうちの一つであり、特に設定されな
い場合は通常値として「戦闘機」が設定される。
【0023】捜索はオペレータ5が火器管制指示装置3
へ捜索を指示することで開始され、火器管制指示装置3
からセンサ選択装置8へ捜索範囲の指示とともに捜索開
始の指示が出され、センサ選択装置8は光波目標捜索追
尾装置1へ捜索範囲の指令および捜索開始の指示を出
す。
【0024】光波目標捜索追尾装置1の捜索で目標が探
知され、方向、距離が計算されると、その情報は目標レ
ーダ使用可否判定装置6へ送られる。この際、目標まで
の距離については得られない場合があるため、その場合
は目標方向情報のみが送られる。レーダ使用可否判定装
置6は目標方向の情報をレーダ装置2に送り、レーダ装
置2は目標の方向ヘアンテナを指向させてスタンバイす
る。次いでレーダ使用可否判定装置6は、想定目標種類
に対するレーダ装置の追尾限界距離をレーダ装置性能デ
ータベース7から読み出す。レーダ装置性能データベー
ス7は想定目標種類と典型的な追尾可能な限界距離の組
からなり、レーダ装置2の実測性能に応じて作成された
ものである。通常、レーダ装置の追尾限界距離は目標航
空機の大きさと関係があるため、追尾限界距離は「戦闘
機」<「輸送機」<「大型民間航空機」の順に大きくな
る。この想定目標種類に対する追尾限界距離と光波目標
捜索追尾装置1によって計算された目標までの距離を比
較し、追尾限界距離が目標までの距離より大きいと、オ
ペレータ5に対しレーダ装置の使用が可能になったこと
を通知し、同時にセンサ選択装置8に対してもレーダ使
用可能の信号を送る。
【0025】これにより、センサ選択装置8は火器管制
指示装置3からレーダ装置による追尾やイルミネート指
示等の、レーダ装置を必要とする火器管制用の指示が出
された場合にレーダ装置2に対して必要な指示を伝達で
きるようになり、従来装置と同様に火器管制指示装置3
およびレーダ装置2によって目標の追尾およびイルミネ
ート等の火器管制用の動作が行われ、火器および発射装
置4に発射指示が出されて火器が使用されることにな
る。図1では、現実の構成とは若干異なるもののセンサ
選択装置8の動作をわかりやすく示すために、火器管制
指示装置3からセンサ選択装置8へ渡される信号がスイ
ッチにより光波目標捜索追尾装置1、レーダ装置2ある
いはその両方に接続できるようなイメージで描いてあ
る。
【0026】なお、光波目標捜索追尾装置1からレーダ
使用可否判定装置6に目標までの距離情報が与えられな
かった場合は、レーダ使用可否判定装置6は距離情報が
来るまで判定を留保する。判定が留保され、センサ選択
装置8に対してレーダ使用可能の信号が与えられない状
態でセンサ選択装置8に火器管制指示装置3からレーダ
装置2を必要とする火器管制用の指示が出された場合、
すなわちオペレータ5が敢えて火器の使用を火器管制指
示装置3へ指示した場合は、センサ選択装置8からレー
ダ使用可否判定装置6にレーダ使用可否の問い合わせが
行われ、レーダ使用可否判定装置6はレーダ装置2に対
して目標方向に対して電波を放射するよう指示を与え
る。この際、レーダ装置2に与えられる目標方向情報は
光波目標捜索追尾装置1からレーダ使用可否判定装置6
に与えられた目標方向情報を時間経過分だけ補正してか
ら出力される。
【0027】これによりレーダ装置2は短時間の電波放
射を行い、目標が追尾可能かを判定し、追尾可否判定を
レーダ使用可否判定装置6に返す。この際、追尾可否の
判断の代わりに測距値をレーダ使用可否判定装置6に返
し、この値をもって追尾可否判断をレーダ使用可否判定
装置6にて行ってもよい。もちろん、目標を検出できな
かった際には検出不能を意味する測距情報を返すことに
なる。これ以降は光波目標捜索追尾装置1により距離が
得られた場合と同様である。
【0028】以上のような構成をとることにより、目標
の捜索において電磁波を放射しない、あるいは使用した
としても極めて短い時間しか使用しないようにできるた
め、自らを一方的に発見される危険を減少させつつ、火
器管制時にはスレーブさせているレーダ装置をすばやく
起動させることでレーダ装置を必要とする従来型の火器
を遅滞なく使用することができる。同時に、電磁波を放
射するATSTの消費電力の多くは目標捜索に使われる
ため、この捜索を電磁波を放射する必要のないPTST
に行わせることにより消費電力を大幅に削減することが
でき、他の電子装備を搭載するための電力余裕を作るこ
とができる。加えて本形態では、PTSTとATSTの
協調動作をさせる上で、両装置に本質的な変更をする必
要がなく、両装置はそれぞれ単体としても使用すること
ができ、従来の装置に軽微な改修を施すことで本構成の
構成品として使用することができる。
【0029】なお、本実施例におけるレーダ装置性能デ
ータベース7は、レーダ装置2に内蔵される形態でもよ
いし、レーダ使用可否判定装置6およびセンサ選択装置
8は火器管制指示装置3へ内蔵し、一部をソフトウェア
で実現する形態にもできる。
【0030】実施の形態2.図2はこの発明の実施の形
態2を説明するものである。図2は基本的に図1と同じ
であり、同番号で示した構成品は同じように機能する。
図2の特徴的な部分は、センサ選択装置8に接続された
高度・緯度経度センサ9、時計10、および大気透過率
データベース11である。
【0031】まず、光の大気透過率について簡単に説明
する。光は大気中の様々な粒子に当たって散乱され、減
衰する。大気中の粒子の量と減衰量の計算モデルを明ら
かにすることで、大気減衰率を計算することができる。
大気中の粒子とは、酸素、窒素などの分子、水蒸気、黄
砂のような細かい砂粒、海水塩分の微小な結晶など様々
であり、これらは大気全体で均一ではなく、上空か低空
か、海の上なのか陸の空なのか、熱帯地方か寒帯地方
か、季節が夏か冬かによって変化する。特に大きな影響
を及ぼすのが、高度、緯度経度、季節であり、様々な高
度、緯度経度、季節での粒子密度を測定し、標準的な値
をあらかじめ測定し、データベース化しておけば、高
度、緯度経度、季節から大気透過率を計算することがで
きる。このようなデータベースは市販もされている。
【0032】センサ選択装置8は、高度・緯度経度セン
サ9にて測定された自機の高度、および緯度経度情報
と、時計10から送られる日付すなわち季節と、火器管
制指示装置3から送られる捜索方向範囲情報を用いて、
その範囲内の各方向について、光波目標捜索追尾装置1
の大気透過率と距離の関係を大気透過率データベース1
1のデータを用いて計算する。想定目標が放射する標準
的な赤外線量は、レーダ装置性能データベース7中の各
想定目標種類に対応して記録されており、センサ選択装
置8は目標から放射される赤外線が大気透過率により減
衰され、光波目標捜索追尾装置1が目標を検出できなく
なる限界の距離、すなわち探知限界距離の推定値を計算
する。次いでセンサ選択装置8は、探知限界距離の推定
値が後述の必要探知限界距離以上である領域に対して、
実施の形態1に示したようにその方向に対する捜索に光
波目標捜索追尾装置1を優先して用い、それ以外の領域
は捜索にレーダ装置2を使用する。必要探知限界距離と
は、捜索方向に地表あるいは海面がある場合はそこまで
の距離で、そうでなければ捜索方向に延ばした直線が設
定高度と交差するまでの距離であり、両距離とも一定値
を超える場合はその一定値とした距離である。この一定
値とは捜索時に最低限必要な探知限界距離のことであ
り、設定高度とは通常の航空機が飛翔可能な最大高度で
あり、これらはあらかじめ設定された値である。このよ
うにするのは、PTSTが航空機に搭載されている場
合、捜索方向が下方である場合は地表以遠の探知距離は
あり得ず、探索方向が上方の場合も通常は航空機の上昇
限界高度を超えることはないため、捜索方向が上方ある
いは下方であれば、たとえPTSTにとって探知限界距
離が低下した環境条件であっても、その方向にとっては
目標の捜索に支障がないからである。
【0033】以上のような構成をとることにより、捜索
において優先的に使用されるPTSTの探知限界距離が
周囲の環境要因により所望の性能を発揮できない場合
に、自動的に従来の目標捜索追尾装置であるATSTに
よる捜索に切り替わるため、探知限界距離を一定値以上
に保つことができ、探知限界距離が極めて短くなってい
ることに気付かず運用し続けるといった危険を回避でき
るようになる。また、捜索範囲をPTSTとATSTと
で分割できる場合は捜索時間が短縮され、捜索範囲に対
する走査の繰り返し周期が短くなるため、走査の直後に
探知可能となった目標が次の走査まで未発見の状態とな
ってしまう、いわゆる目標の取りこぼし時間が短縮さ
れ、あるいは同じ走査周期であれば捜索範囲を広くとる
ことができるようになる。
【0034】実施の形態3.図3はこの発明の実施の形
態3を説明するものである。1、2および12から24
は図6に示す従来の装置と同じである。25は情報伝達
装置、26はアンテナ方向比較器であり、この2つは本
形態において特徴的な装置である。目標の捜索から追尾
に至るまでは従来のレーダ装置と同じである。追尾に入
ると、レーダ捜索追尾処理器12から目標方向、距離、
速度等の目標情報が情報伝達装置25に出力される。情
報伝達装置25はレーダ装置2から周期的に与えられる
目標情報を用い、次の目標情報が与えられるまでの間の
目標情報を計算によって補間し、これを光波捜索追尾処
理器19へ出力する。光波捜索追尾処理器19は与えら
れた目標情報に従ってカメラ22を目標方向に指向さ
せ、目標が探知できるまで目標方向を凝視しつづけ、目
標が探知されればこれを追尾する。光波捜索追尾処理器
19は、目標追尾状態に入ると、追尾目標の方向と距離
をアンテナ方向比較器26へ出力する。アンテナ方向比
較器26へは同じくレーダ装置2のアンテナ方向指示器
13からアンテナの方向を受け、これを光波捜索追尾処
理器19の追尾目標方向と比較し、追尾目標にレーダ電
波が照射されるような方向関係であれば送信機16に対
してレーダ電波の停波信号を送る。このレーダ電波が送
信されない空間領域をブラインド領域と呼ぶことにす
る。これにより、受信機17においては目標からの反射
電波を受信できないわけで、自動的にレーダ装置2は目
標を見失った状態となり、捜索を再開(レーダ装置2に
よる目標追尾が「追尾をしながら同時に捜索するモー
ド」にあったならば、追尾を中止し、捜索は単に継続)
するが、光波目標捜索追尾装置1が追尾している目標の
方向はブラインド領域となるため、同じ目標に対して再
び追尾状態に入ることはない。以後、目標は光波目標捜
索追尾装置1により追尾が継続されるが、仮に光波目標
捜索追尾装置1が目標を見失うとレーダ装置2の捜索範
囲からブラインド領域が消えるため、目標がレーダ装置
2の探知可能な場所にいれば自動的に再びレーダ装置2
により再探知される。また、光波目標捜索追尾装置1が
単独で捜索して目標を探知し、追尾に入った場合も自動
的にブラインド領域が形成され、不要なレーダ電波の放
射を防止する。火器の使用にあたってレーダ装置2の使
用が必要となると、火器管制指示装置3からアンテナ方
向比較器26へ比較動作のキャンセル信号が出力され、
レーダ電波の放射が可能になり、従来装置と同様のレー
ダ装置2による目標追尾、イルミネート等が可能とな
る。
【0035】以上のような構成をとることにより、目標
の発見後に続けて他の目標の捜索を行う際に、既に発見
された目標に対しては極力電磁波を放射しないことで、
目標によって自らを発見される可能性を低減し、仮に目
標が自らを発見することがあっても、自らの放射電磁波
の特徴を調べる時間的余裕を与えないことで効果的な欺
瞞をかけられる可能性を低減し、また電磁波放射源を目
標に攻撃してくる対レーダミサイルのような脅威に襲わ
れる危険を回避することができるようになる。また、図
3のアンテナ方向比較器26はレーダ装置の外に置くこ
とができるため、第1の発明と同様、PTSTとATS
Tの協調動作をさせる上で両装置に本質的な変更をする
必要がなく、両装置はそれぞれ単体としても使用するこ
とができ、従来の装置の軽微な改修で本構成の構成品と
して使用することができる。
【0036】本構成において、情報伝達装置25はレー
ダ装置2と光波目標捜索追尾装置1をつなぐ情報伝送経
路と、レーダ装置2あるいは光波目標捜索追尾装置1に
組み込まれたソフトウェアによって実現することもでき
る。また、アンテナ方向比較器26も送信機16にソフ
トウェアの形で組み込むことができ、あるいはレーダ装
置2の外部に独立した装置として構成することもでき
る。
【0037】実施の形態4.図4はこの発明の実施の形
態4を説明するものである。本形態は、基本的には形態
2と同様の効果を狙ったものであり、図3と同番号の構
成品については同じ動作をする。図3との違いとして、
27はビーム方向比較器、28はビーム形成処理器、2
9はアンテナアレイである。本形態と実施の形態2との
違いは、レーダ装置が、固定単一の指向性を持ったアン
テナではなく、複数のアンテナ素子を並べ(以後、「ア
ンテナアレイ」という)それぞれからの放射電波の位相
を制御し、全体の放射電波に指向性を持たせるいわゆる
「アクティブフェースドアレイレーダ装置(以下、「A
PAR」と呼ぶ)」である点である。このため、図4で
は図3にあるアンテナ駆動装置14は必要ない。APA
Rは電子的にアンテナ指向性を制御できるため、アンテ
ナの高利得方向(以下、「アンテナビーム」という)を
高速に動かしたり、複数のアンテナビームを同時に形成
することができるという特徴がある。このため、アンテ
ナビームが目標方向に向いたときに電波を停波するよう
な構成にすると、同時に形成されている他方向のアンテ
ナビームについても停波してしまう問題がある。また、
アンテナビームが1本であっても、目標方向へアンテナ
ビームが指向した際にわざわざ電波を停波することな
く、アンテナビームをスキップさせれば走査時間のロス
を無くすことができるという利点もある。本形態では、
ビーム方向比較器27により、レーダ捜索追尾処理器1
2から出力されるアンテナビーム方向指令と光波捜索追
尾処理器19からの目標方向の差がアンテナビーム拡が
り角の半分以下の場合、その方向に対するアンテナビー
ム方向指令をキャンセルする。キャンセルされたアンテ
ナビーム方向以外に指令されたアンテナビーム方向があ
れば、それらはそのままビーム形成処理器28に出力
し、ビーム形成処理器28ではそれらの方向へアンテナ
ビームが形成されるようアンテナアレイの位相を制御
し、アンテナビームを形成する。キャンセルされたアン
テナビームについては、そのビームがキャンセルである
ことをレーダ捜索追尾処理器12へ伝え、レーダ捜索追
尾処理器12はアンテナビーム方向をアンテナビーム幅
分だけ先行させ、改めてアンテナビーム形成を指令す
る。このため、レーダ作動中においては、アンテナアレ
イへ種信号を与える送信機は基本的に停止しない。
【0038】以上のような構成をとることにより、第3
の発明と同様の効果を、APARに対して得ることがで
きるようになる。
【0039】
【発明の効果】第1の発明では、目標の捜索において電
磁波を放射しない、あるいは使用したとしても極めて短
い時間しか使用しないため、自らを一方的に発見される
危険を減少させつつ、火器管制時にはスレーブさせてお
いたレーダ装置をすばやく起動させることでレーダ装置
を必要とする従来型の火器を遅滞なく使用することがで
きるようになる。
【0040】第2の発明では、捜索において優先的に使
用されるPTSTの探知限界距離が周囲の環境要因によ
り所望の性能を発揮できない場合に、従来の目標捜索追
尾装置であるATSTによる捜索が行われるため、探知
限界距離を一定値以上に保つことができるようになる。
【0041】第3の発明では、目標の発見後に続けて他
の目標の捜索を行う際に、既に発見された目標に対して
は極力電磁波を放射しないことで、目標によって自らを
発見される可能性を低減することができるようになる。
【0042】第4の発明では、第3の発明と同様の効果
を、APARに対して得ることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1の概略構成図であ
る。
【図2】 この発明の実施の形態2の概略構成図であ
る。
【図3】 この発明の実施の形態3の概略構成図であ
る。
【図4】 この発明の実施の形態4の概略構成図であ
る。
【図5】 図1および図2に対応する従来装置の構成図
である。
【図6】 図3に対応する従来装置の構成図である。
【図7】 図4に対応する従来装置の構成図である。
【符号の説明】
1 光波捜索追尾装置、2 レーダ装置、3 火器管制
指示装置、4 火器および発射装置、5 オペレータ、
6 レーダ使用可否判定装置、7 レーダ装置性能デー
タベース、8 センサ選択装置、9 高度・緯度経度セ
ンサ、10 時計、11 大気透過率データベース、1
2 レーダ捜索追尾処理器、13 アンテナ方向指示
器、14 アンテナ駆動装置、15 アンテナ、16
送信機、17 受信機、18 レーダ目標検出処理器、
19 光波捜索追尾処理器、20カメラ方向指示器、2
1 カメラ駆動装置、22 カメラ、23 画像処理装
置、24 光波目標検出処理器、25 情報伝達装置、
26 アンテナ方向比較器、27 ビーム方向比較器、
28 ビーム形成処理器、29 アンテナアレイ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電磁波を目標に対して放射し目標から反
    射してきた電磁波を受信することにより目標の方向、距
    離、速度等の目標情報を測定するアクティブな目標捜索
    追尾装置と、電磁波を放射することなく目標が自発的に
    発する電磁波あるいは目標で反射される電磁波を捉える
    ことにより目標の方向を測定するパッシブな目標捜索追
    尾装置と、捜索追尾を行うための制御指令をこれら2つ
    の目標捜索追尾装置のいずれかに出力する選択装置と、
    上記パッシブな目標捜索追尾装置によって検出された目
    標がアクティブな目標捜索追尾装置によって探知および
    追尾できるかどうかによって上記選択装置を制御する判
    定装置とを具備したことを特徴とする目標捜索追尾装
    置。
  2. 【請求項2】 目標捜索追尾装置の高度と緯度経度を測
    定するための高度・緯度経度センサと、季節を得るため
    の時計と、大気透過率を計算するためのデータベースと
    を持ち、高度、緯度経度、季節によって選択される大気
    透過率データを用いてパッシブな目標捜索追尾装置の探
    知限界距離の推定値を計算し、この探知限界距離の推定
    値があらかじめ設定された一定のしきい値より短い場合
    は目標の捜索にアクティブな目標捜索追尾装置を使用す
    ることを特徴とする請求項1記載の目標捜索追尾装置。
  3. 【請求項3】 電磁波を目標に対して放射し目標から反
    射してきた電磁波を受信することにより目標の方向、距
    離、速度等の目標情報を測定するアクティブな目標捜索
    追尾装置と、電磁波を放射することなく目標が自発的に
    発する電磁波あるいは目標で反射される電磁波を捉える
    ことにより目標の方向を測定するパッシブな目標捜索追
    尾装置と、上記パッシブな目標捜索追尾装置が追尾する
    目標の方向とアクティブな目標捜索追尾装置のアンテナ
    指向方向の差が一定の値に収まっているかどうかを検出
    し上記パッシブな目標捜索追尾装置の電磁波放射をON
    /OFF制御するアンテナ方向比較器とを具備したこと
    を特徴とする目標捜索追尾装置。
  4. 【請求項4】 電磁波を目標に対して放射し目標から反
    射してきた電磁波を受信することで目標の方向、距離、
    速度等の目標情報を測定するアクティブな目標捜索追尾
    装置として複数のアンテナ素子を並べそれらの位相を調
    整することによりアンテナの各方向に対する利得を設定
    できるようなアンテナを持つアクティブな目標捜索追尾
    装置と、電磁波を放射することなく目標が自発的に発す
    る電磁波なるいは他の電磁波源が放射する電磁波を目標
    で反射され電磁波を捉えることにより目標の方向を測定
    するパッシブな目標捜索追尾装置と、上記アクティブな
    目標捜索追尾装置のアンテナの高利得方向を実形成する
    前段階においてその高利得方向が上記パッシブな目標捜
    索追尾装置が追尾する目標の方向と一定の誤差の範囲で
    同方向を向いているかどうかを検出し、その検出結果に
    基づき、上記アクティブな目標捜索追尾装置による目標
    捜索時に、パッシブな目標捜索追尾装置が追尾している
    目標方向にアクティブな目標捜索追尾装置による電磁波
    放射を行わせないビーム方向比較器とを具備したことを
    特徴とする目標捜索追尾装置。
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