JPH11281553A - 材料試験機の制御装置 - Google Patents

材料試験機の制御装置

Info

Publication number
JPH11281553A
JPH11281553A JP8198998A JP8198998A JPH11281553A JP H11281553 A JPH11281553 A JP H11281553A JP 8198998 A JP8198998 A JP 8198998A JP 8198998 A JP8198998 A JP 8198998A JP H11281553 A JPH11281553 A JP H11281553A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
item
setting
test
condition
screen
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8198998A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3442279B2 (ja
Inventor
Naoto Watanabe
直人 渡邉
Yuzo Ishii
勇三 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Tobacco Inc
Original Assignee
Japan Tobacco Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Tobacco Inc filed Critical Japan Tobacco Inc
Priority to JP08198998A priority Critical patent/JP3442279B2/ja
Publication of JPH11281553A publication Critical patent/JPH11281553A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3442279B2 publication Critical patent/JP3442279B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 試験条件を特定する項目条件を画面を用いて
対話的に簡易に、且つ効率的に入力し、管理することの
できる材料試験機の制御装置を提供する。 【解決手段】 試験条件を特定する複数の項目条件をそ
の内容に応じて予め分類した項目群別に表示する設定内
容画面と、上記各項目群の項目条件の設定に用いる複数
の試験条件設定画面と、これらの試験条件設定画面を用
いて試験条件別に設定された前記項目条件の設定内容を
前記各項目群毎にそれぞれ一覧表示する複数の一覧表示
画面と、これらの各画面にそれぞれ付加されて一括表示
され、前記各画面間の表示の切り替えに用いられるタブ
情報とを備え、タブ情報に従って前記各画面を切り替え
ながら各項目条件を設定し、その設定内容を前記設定内
容画面と一覧表示画面とを用いて管理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧縮や引張り等の
材料試験に供される金属片等の供試体に対する試験条件
を、ディスプレイ上の表示画面を用いて対話的に簡易
に、且つ効率的に設定することのできる材料試験機の制
御装置に関する。
【0002】
【関連する背景技術】材料試験機は、一般的には図4に
その概略構成を示すように、供試体に荷重や変位等の負
荷を加える試験機本体10と、この試験機本体10の作
動を制御すると共に負荷が加えられた前記供試体の荷重
や変位等を検出する動力計20と、この動力計20で検
出された前記荷重や変位等からなる計測データに従って
前記供試体の材料特性を求めるデータ処理装置30とに
よって構成される。
【0003】具体的には試験機本体10は、一対のチャ
ック(図示せず)に装着した金属材料片等の供試体に、
油圧シリンダ等の負荷装置11を用いて圧縮荷重や引張
り荷重、或いは圧縮変位や引張り変位からなる負荷を加
える如く構成される。尚、圧縮や引張りのみならず曲げ
や歪み等の負荷を加える場合もある。しかして動力計2
0は、上記試験機本体10の負荷装置11等の作動を制
御する制御部21を備えると共に、前記試験機本体10
に組み込まれた荷重計(ロードセル)12や変位計(伸
び計)13、更には歪み計14等を介して前記供試体に
加えられた荷重や変位、また歪み等をそれぞれ計測する
計測部22を具備して構成される。
【0004】これに対して前記データ処理装置30は、
例えばパーソナルコンピュータからなり、前記動力計2
0にて検出された前記荷重と変位等からなる計測データ
を所定の周期で取り込み、これをデータ処理する如く構
成される。このデータ処理装置30にて前記供試体の荷
重・伸び特性や応力・歪み特性、更にはその強度等の材
料特性が求められる。またこのデータ処理装置30か
ら、前記動力計20との間で制御コマンド等を通信しな
がら前記供試体に対する試験条件等の指令を与えて該動
力計20の作動を制御することもある。
【0005】ちなみにデータ処理装置30には、試験条
件に関する設定情報等を表示する為のディスプレイ31
が設けられると共に、キーボードやマウス等からなる情
報入力部32が設けられている。そして上記ディスプレ
イ31上に、例えば試験条件設定用の画面を表示しなが
ら、この画面を用いて上記入力部32から対話的に多岐
に亘る項目条件の入力設定が行われるようになってい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】さて従来、前記データ
処理装置30における試験条件の入力は、図5にその概
念を示すように、設定すべき試験条件をその設定内容に
応じて複数の項目群に分類して表示する設定内容画面5
0と、この設定内容画面50の下で上記項目群毎に管理
された複数の試験条件設定画面60とを用い、これらの
試験条件設定画面60上で対話的に個々の項目条件毎に
その内容(条件)を入力(設定)する如く構成されてい
る。
【0007】即ち、前記設定内容画面50上で前述した
如く分類された項目群を選択指定しながらその項目群の
試験条件設定画面60を開き、該設定画面60において
詳細に指定される項目条件毎に、その試験条件(項目内
容)をキーボードを介して数値入力したり、或いは予め
準備された設定内容候補の中から選択指定する等してそ
の設定が行われる。尚、試験条件設定画面60上での項
目条件が細部に亘るような場合には、その設定画面60
に属する設定子画面70を開く等して、その試験条件
(項目内容)の設定が行われる。
【0008】具体的には、例えば図6(a)に示すように
構成された試験条件の設定内容画面1において「試験モ
ード」なる項目群51を選択指定することで前記設定内
容画面50に代えて、例えば図6(b)に示すような試験
モード設定用の設定画面61を開き、該設定画面61中
の「荷重レンジ」,「応力速度」,「変位速度」,…から
なる各項目条件の内容を数値入力してその設定が行われ
る。そして各項目条件に対する内容設定(試験条件の入
力)の全てが完了したとき、確認コマンドを入力するこ
とでその設定内容を登録して前記設定内容画面50に戻
る。このとき前記設定内容画面50上の該当項目に上記
設定内容がそれぞれ与えられて、その設定内容が確認さ
れる。
【0009】同様にして前記設定内容画面50において
「試験片条件」なる項目群52を選択指定することで、
例えば図6(c)に示すような試験片条件設定用の設定画
面62を開き、該設定画面62中の「形状」,「試料
長」,…からなる各項目条件についての設定が行われ
る。また「グラフ表示」なる項目群53が選択指定され
たときには図6(d)に示すようなグラフ表示条件設定用
の設定画面63を開いて、更に「サンプリング周期」な
る項目群54が選択指定されたときには図6(e)に示す
ようなサンプリング周期設定用の設定画面64を開き、
これらの各設定画面54,64に示される項目条件に対
する内容設定がそれぞれ行われる。
【0010】ところで上述した試験条件の設定は、所定
の手順に従って前述した如く分類された項目群を順に指
定し、該当項目群の設定画面60を開きながら行われ
る。この為、各設定画面60における項目条件にそれぞ
れ適正なデータ(内容)を設定しないと、他の項目群に
おける項目条件との整合性が崩れて試験条件の設定処理
手続きが先に進まなくなる。しかも他の項目群における
設定内容を確認するには、その都度、前記設定内容画面
50に戻ったり、更にはこの設定内容画面50から確認
対象とする別の項目群の設定画面60を開く必要がある
ので非常に煩わしく、作業性が悪くなることが否めな
い。
【0011】またこのような試験条件の設定は、専ら、
同種の複数個からなる供試体を1まとまりとするロット
を1単位として行われる。換言すれば1ロット/1試験
条件として個々にその試験条件の設定が行われ、設定さ
れた試験条件の管理が行われる。この為、或るロットに
対する試験条件を設定するに際して、例えば既に実行し
た別のロットに対する試験条件の設定内容を参照しなが
ら、その設定処理を効率的に進めることができないと言
う不具合がある。
【0012】ちなみに他の試験条件を参照表示したり、
或いは複数の試験条件を一括して設定し得るようにする
と、例えば設定内容画面1における条件項目数が多くな
り、ひいては大きな画面サイズの設定内容画面1が必要
となる等の新たな問題が生じる。しかも複数の試験条件
に係る複数の項目条件の各設定内容に対する管理構造が
相当複雑化する等の問題が生じる。
【0013】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たもので、その目的は、試験条件を定める上での多岐に
亘る項目条件にそれぞれ設定すべき内容を、ディスプレ
イ上の表示画面を用いて対話的に簡易に、且つ効率的に
入力することができ、しかもこれらの設定内容をその内
容に応じて管理することのできる材料試験機の制御装置
を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
べく本発明は、ディスプレイ上の表示画面を用いて供試
体に対する試験条件を設定する情報入力手段を備えた材
料試験機の制御装置に係り、試験条件を特定する複数の
項目条件の各設定内容を、その条件内容に応じて予め分
類した項目群別に表示する設定内容画面と、この設定内
容画面において分類された前記複数の項目群にそれぞれ
対応して設けられて、各項目群毎にその項目群に属する
項目条件の内容設定に用いられる複数の試験条件設定画
面と、前記複数の項目群にそれぞれ対応して設けられ
て、前記試験条件設定画面を用いて試験条件別に設定さ
れた前記項目条件の設定内容を、前記各項目群毎にそれ
ぞれ一覧表示する複数の一覧表示画面と、これらの各画
面にそれぞれ付加されて一括表示され、前記各画面間の
表示の切り替えに用いられるタブ情報とを備え、前記情
報入力手段においては、前記タブ情報に従って前記各画
面を切り替えながら、前記各試験条件設定画面を用いて
前記項目条件毎に入力した設定内容を前記設定内容画面
および前記一覧表示画面の該当項目条件の設定内容とし
て登録することを特徴としている。
【0015】即ち、本発明は前記設定内容画面、複数の
試験条件設定画面、および複数の一覧表示画面をそれぞ
れタブ情報を付したタブ画面として並列に画面管理し、
これらのタブ情報を用いて表示画面を切り替えながら前
記試験条件設定画面を用いて各項目条件の内容をそれぞ
れ設定すると共に、その設定内容を前記設定内容画面お
よび一覧表示画面の該当項目にそれぞれ与えるようにし
たことを特徴としている。
【0016】特に本発明の好ましい態様は請求項2に記
載するように、試験条件を特定する項目条件を、供試体
に負荷を加える試験機本体またはこの試験機本体の作動
を制御する動力計に対する制御条件、上記供試体に関す
る試験片条件、計測データの処理に関するデータ処理条
件、および計測データのグラフ表示条件として、複数の
項目群に分類することを特徴としている。
【0017】また請求項3に記載するように前記試験条
件別に設定された前記各項目条件の設定内容を、前記設
定内容画面にて個々の試験条件の全体を特定する項目条
件設定内容として試験条件別に管理する共に、前記複数
の一覧表示画面にて前記分類項目群毎にまとめられた試
験条件別の前記各項目条件の設定内容としてグループ管
理することを特徴としている。
【0018】即ち、前記設定内容画面にて或る試験条件
の全体を一元的に管理すると共に、前記一覧表示画面に
て前記項目群毎に複数の試験条件をそれぞれ一元管理す
ることを特徴としている。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態に係る材料試験機の制御装置について説明す
る。この材料試験機は、基本的には図4を参照して説明
したように試験機本体10と該試験機本体10の作動を
制御する動力計20、そしてこの動力計20に各種の制
御指令を与えるデータ処理装置30とによって構成され
る。この実施形態に係る材料試験機の制御装置は、上記
データ処理装置30が備える機能の一部をなすもので、
試験条件等の入力を促す為の各種画面の表示や、計測デ
ータのグラフ表示等に用いられるディスプレイ31と、
マウス等の座標情報入力装置(ポインタ装置)およびキ
ーボード等の数値入力装置等からなる入力部32とを備
え、ディスプレイ31上の表示画面を用いて対話的に試
験条件を特定する情報(項目条件)を入力設定する為の
機能(情報入力手段)として実現される。
【0020】この発明が特徴とする情報入力手段は、図
1にその概念を示すように、試験条件を特定する複数の
項目条件の各設定内容を表示する設定内容画面1、およ
び予め分類した項目群毎に、その項目条件の内容を設定
する為の複数の試験条件設定画面2に加えて、前記各項
目群にそれぞれ対応する複数の一覧表示画面4を備えて
いる。そしてこれらの各画面1,2,4に付したタブ情報
1a,2a,4aを用いて各画面1,2,4を選択的に切り
替えながら、前記設定内容画面1をベースとして前記試
験条件設定画面2を選択的に開いて前記各項目群におけ
る項目条件を設定する。そして各試験条件設定画面2に
てそれぞれ設定入力された項目条件の内容を、その試験
条件毎に前記設定内容画面1を用いて管理すると共に、
前記一覧表示画面4を用いて、前述した如く分類された
項目群毎に複数の試験条件を管理するようにしたことを
特徴としている。
【0021】特に前記各画面1,2,4は、その見出しを
示すタブ情報1a,2a,4aに従って並列に画面管理さ
れており、タブ情報1a,2a,4aを一覧表示しなが
ら、見掛け上、互いに重ね合わせた形態で、その最上部
に位置する画面だけが択一的に表示される。そして上記
タブ情報1a,2a,4aが選択指定されたとき、当該指
定されたタブ情報が付された画面を表示するように表示
制御される。即ち、上記各画面1,2,4は、所謂タブ画
面化されてその表示が制御されるようになっている。
【0022】尚、タブ画面である上記試験条件設定画面
2と一覧表示画面4とは、ここでは取り扱うデータの性
質上、区別して示しているが、実際には同一レベルのタ
ブ画面として取り扱われる。ちなみに試験条件設定画面
2は、複数の試験条件に亘る設定状況を、その項目別に
一覧表示する為に用いられる。また一覧表示画面4は1
つの試験条件毎にその全体の設定状況を表示する為のも
のである。
【0023】しかして前記設定内容画面1は、試験条件
を特定する複数の項目条件を、その項目内容に応じて複
数の項目群に分類し、各分類群毎にその項目条件名とそ
の設定内容を表示する如く構成されている。具体的には
前記設定内容画面1は後述する設定パラメータの下で開
かれ、例えば図2(a)に示すようにその試験条件を特定
する項目内容を、制御条件・サンプリング周期に関する
設定項目群、試験片条件に関する設定項目群、グラフ表
示に関する設定項目群、そして処理条件に関する設定項
目群として分類し、各項目群毎に項目条件名とその設定
内容をそれぞれ表示するものとなっている。
【0024】ちなみに上記制御条件・サンプリング周期
としてまとめられた項目群の複数の項目条件は、「荷重
レンジ(N)」「応力速度(N/mm2/sec)」「ストローク
速度(mm/sec)」「応力ポイント(N/mm2)」「破断
点検出[方法]」「破断点検(max%)」「歪計[有無]」
「歪計の標点間距離(mm)」「歪計のゲージFS(m
m)」「幅計[有無]」「幅計の標点間距離(mm)」「幅
計のゲージFS(mm)」「サンプリング周期(msec)」
「最大取り込み時間(min)」等からなる。また前記試験
片条件としてまとめられた項目群の複数の項目条件は、
「材料名」「形状」「直径(mm)」「試料長(mm)」等
からなる。
【0025】同様にグラフ表示に関してまとめられた項
目群の項目条件は、「Y軸のパラメータ名」「Y軸の単
位」「X軸のパラメータ名」「X軸の単位」等からな
り、処理条件に関してまとめられた項目群の項目条件
は、「弾性率算出の条件」「弾性率算出の開始点(N)」
「弾性率算出の終了点(N)」「n値算出の条件」「n値
算出の開始点(mm)」「n値算出の終了点(mm)」「耐
力点検出値(%)」「上降伏点検出値(%)」等からなる。
但し、上記各項目条件における上述した単位は、実施す
る試験(供試体)の容量や動力計20の種類、更にはユ
ーザの要望によって適宜変更される。
【0026】しかして前記各項目群にそれぞれ設けられ
た[設定]なるアイコン(釦)1bはそれぞれタグ(ア
ンカータグ)化されており、これに該当する前記試験条
件設定画面2にそれぞれリンクされている。このような
アイコン1bを選択的に指定することで、その指定され
たアイコン1bが付された項目群の前記試験条件設定画
面2が該設定内容画面1に代えて画面表示される。そし
てこの試験条件設定画面2を用いて当該項目群に属する
項目条件の内容が、項目別にそれぞれ入力し得るように
なっている。
【0027】ちなみに試験条件設定画面2は、例えば図
3(a)(b)にそれぞれ示すように構成される。図3(a)
に示す試験条件設定画面2は、制御条件・サンプリング
周期に関する項目群の設定画面であり、制御に関する項
目条件として「応力速度(N/mm2/sec)」「ストローク
速度(mm/sec)」「応力ポイント(N/mm2)」、計測
レンジに関する項目条件として「荷重レンジ(N)」、破
断点検出に関する項目条件として「検出方法」「最大荷
重降下点(max%)」、歪計に関する項目条件として「使
用の有無」、歪計を使用する場合には「標点間距離(m
m)」「ゲージFS(mm)」、また幅計に関する項目条
件として「使用の有無」、幅計を使用する場合には「標
点間距離(mm)」「ゲージFS(mm)」、更にはサンプ
リング周期に関する項目条件として「周期(msec)」、
そして初期弁開度に関する項目条件として「検出値
(%)」をそれぞれ設定し得るように構成されている。
尚、サンプリング周期に関して設けられた項目「試験収
録時間(min)」は、例えば上記サンプリング周期と最大
サンプリング数とから計算されて、その値が表示され
る。
【0028】また図3(b)に示す試験条件設定画面2
は、グラフ表示に関する項目群の設定画面であり、種別
に関する項目条件として「Y軸名」「X軸名」、スパン
に関して上記Y軸名が[荷重]として与えられた場合に
は、「荷重(kN)」「ストローク(mm)」「時間(mse
c)」「応力(N/mm2)」、またX軸名が[歪量]として
与えられた場合には、「歪率(%)」「歪量(mm)」「真
応力(kN/mm2)」「真歪」をそれぞれ設定し得るよう
に構成される。
【0029】他の項目群の試験条件設定画面2も同様
に、その項目群に属する項目条件をそれぞれ設定し得る
ように構成されている。尚、項目条件として数値の入力
が要求される場合には、基本的には前記キーボードやテ
ンキー等を用いて数値を直接的に与えることによって行
われ、また検出方法等のコマンド情報の入力が要求され
るような場合には、例えばプルダウンメニューを用いて
複数のコマンド情報を表示し、その中の1つを選択指定
する等して行われる。また歪計の有無等の情報入力に関
しては、例えばチェックボックスを用いてその選択を行
うようにすれば良い。
【0030】しかしてこれらの各項目群の試験条件設定
画面2は、各画面2に付されたタブ情報2aにより並列
に画面管理され、タブ情報2aの選択的な指定により該
試験条件設定画面2間で相互に表示画面の切り替え制御
がなされる。また各試験条件設定画面2には、[OK]
なるタグ化されたアイコン(釦)2bが設けられてお
り、このアイコン2bを介して前記設定内容画面1にリ
ンクされている。従って試験条件設定画面2において上
記アイコン2bを選択的に指定することで、該試験条件
設定画面2上で設定された各項目条件が登録設定され、
且つその表示画面が前記設定内容画面1に代えられて該
設定内容画面1上の該当する項目条件に上記設定内容が
それぞれ表示されるようになっている。
【0031】尚、試験条件設定画面2の1つとして準備
された試験パラメータ名に関する設定画面は、上述した
如くして設定入力される項目条件によって特定される試
験条件を表示する上で識別管理する為の[パラメータ
名]を入力する為に用いられる。前述した如く試験条件
設定画面2を用いて設定された各項目条件は、上記パラ
メータ名の設定の下で、1つの試験条件としてまとめら
れて登録される。ちなみに異なるパラメータ名を追加し
た場合、上記の如く設定された項目条件は、新たなパラ
メータ名の下で別の試験条件に関するものとして登録さ
れる。従ってパラメータ名を異ならせて複数の試験条件
を入力設定した場合には、各試験条件毎に前記設定内容
画面1が設けられ、補助画面5の下で管理される。
【0032】この補助画面5は、図2(a)に示すように
前記設定内容画面1に付随して表示され、例えば複数の
試験条件を示すパラメータ名を一覧表示する共に、「編
集」「参照」「設定」等のアイコン(タブ)5aを有
し、上記パラメータ名の選択指定により前記設定内容画
面1として表示する試験条件を切り替えながら、その項
目条件の編集や参照処理が適宜実行される。即ち、複数
の試験条件にそれぞれ対応して設けられた複数の設定内
容画面1は、各設定内容画面1毎に前記パラメータ名で
特定される材料試験の試験条件を一元管理しており(1
画面/1試験条件)、補助画面5の管理の下でその試験
条件(設定内容画面1)の選択的な切り替え制御が行わ
れるようになっている。
【0033】一方、前記一覧表示画面4は、前述したよ
うに設定内容画面1上で分類された項目群にそれぞれ対
応して設けられている。これらの一覧表示画面4は、前
記試験条件設定画面2を用いて入力された複数の試験条
件を前記項目群毎に管理するもので、例えばその項目群
に属する項目条件を試験条件(パラメータ名またはパラ
メータ名を特定する番号)毎に一覧化して表示する如く
構成されている。具体的には図2(b)に示すように、制
御条件・サンプリング周期に関する項目群の前述した各
項目条件を、試験条件番号に応じて表形式で一覧表示す
るように、その一覧表示画面4が構成されている。他の
項目群の一覧表示画面4も同様な表形式の一覧表示画面
として構成される。
【0034】このような一覧表示画面4により、複数の
試験条件における各項目条件が、前述した如くその設定
内容に応じて分類された項目群毎にグループ管理され、
各一覧表示画面4においてそれぞれ一元管理されてい
る。従って前述したタブ情報4aを用いて一覧表示画面
4を選択的に開くことで、その項目群における項目条件
が他の試験条件においてどのように設定されているかを
効率的に参照し得るようになっている。
【0035】尚、これらの一覧表示画面4は、前述した
ようにタブ情報4aの選択的な指定により相互にその表
示の切り替えが行われる。特に各一覧表示画面4は、前
記設定内容画面1と共に並列的に画面管理されており、
該設定内容画面1との間でその表示の切り替えが行われ
る。この際、どの試験条件の設定内容画面1が開かれる
かは、前記補助画面5の制御の下で選択されている試験
条件のものとして制御される。
【0036】かくして上述した如く構成された設定内容
画面1、一覧表示画面4、試験条件設定画面2、および
補助画面5を用いて各種試験条件に対する項目条件を入
力し、設定する情報入力手段(制御装置)によれば、設
定内容画面1をベースとして前記タブ情報4aを用いて
一覧表示画面4を選択的に表示して他の試験条件の設定
状況を確認しながら、該一覧表示画面4を用いて各項目
条件を設定していくことができる。特に既に設定された
他の試験条件の該当する項目条件を参照しながら、その
項目条件の内容を設定することができる。また前記一覧
表示画面4において、特定の参照元から項目条件を複写
することにより、その設定入力を簡単に行うことができ
る。しかも他の試験条件の該当する項目条件を参照する
にしても、その項目条件が前述した如く分類された項目
群毎にまとめた一覧表示画面4において一元管理されて
いるので、項目条件の種類が膨大であっても必要な項目
条件を効率的に見出し、その設定内容を参照することが
できる。
【0037】また本装置(情報入力手段)によれば、タ
ブ情報1a,2aを用いることで設定内容画面1と複数
の一覧表示画面4とを随時に切り替えながら、適宜、前
記試験条件設定画面2を開いて項目条件の設定を行うこ
とができ、その設定手順も特に規定されないので、非常
に簡易に、且つ効率的に試験条件の設定作業を進めるこ
とができる。例えば試験パラメータ名を設定した後、前
記各項目群の項目条件を順に設定することで1つの試験
条件を設定することもできるが、他の項目条件を参照し
ながら各項目群の項目条件の設定を順次行い、しかる
後、試験パラメータを与えて新たな試験条件を設定する
ことも可能である。
【0038】更には特定の項目群の項目条件を設定した
だけの途中の段階でその設定処理を中断した後、改めて
その試験条件を呼び出して残された項目群の項目内容の
設定を行うことも可能である。従って従来のようにその
設定手順が規定されることがないので、設定し易い項目
条件から順にその内容を設定していくことが可能であ
り、設定内容の適合性が不明確な場合には、適宜、他の
試験条件での設定内容を参照しながら適合性の高い試験
条件の設定が可能である。またJISの規定により定め
られた設定可能数値の範囲と、上記の如く設定された項
目条件の数値と比較するようにすれば、例えば設定しよ
うとする値が不適切な場合、速やかに警告を発すること
が可能となる。この結果、使い勝手(操作性・作業性)
の大幅な向上を図ることが可能となる。
【0039】更には上述した如く構成された装置によれ
ば、試験条件を設定する上での項目条件の数が増えた場
合にも、これに容易に対処することができる。例えば設
定内容画面1上で新たな項目群を設け、これに対応する
一覧表示画面4を設けてその詳細な項目条件を管理する
ようにすれば、実質的に設定内容画面1の大きさを変え
ることなく、数多くの項目条件を管理することが可能と
なる。即ち、設定内容画面1と一覧内容画面4とを相互
に関連付けるることで、これらの各画面1,4をタブ情
報1a,4aに従って管理することが可能となるので、
数多くの項目条件を効果的に管理することが可能となる
等の効果が奏せられる。
【0040】尚、本発明は上述した実施形態に限定され
るものではない。例えば設定内容に応じて分類する項目
条件の数やその種別は、材料試験機の仕様に応じて定め
れば良いものである。また管理する試験条件の最大数に
ついても、特に規定されることはなく、試験条件をロッ
ト単位や個々の試験片毎に与えることも可能である。そ
の他、各画面1,2,4,5の大きさや、その画面のレイ
アウト構成等も種々変更可能であり、要するに本発明は
その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施すること
ができる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、試
験条件を特定する複数の項目条件の各設定内容を項目群
別に表示する設定内容画面と、上記各項目群毎にその項
目条件の設定に用いられる複数の試験条件設定画面と、
これらの試験条件設定画面を用いて試験条件別に設定さ
れた前記項目条件の設定内容を、前記各項目群毎にそれ
ぞれ一覧表示する複数の一覧表示画面と、これらの各画
面にそれぞれ付加されたタブ情報とを備え、前記タブ情
報に従って前記各画面を切り替えながら試験条件を特定
する項目条件の設定を行うので、その設定作業を簡易
に、しかも効率的に進めることができる。特に他の試験
条件の設定内容を簡単に参照しながら、その設定作業を
進めることができる。
【0042】また上記設定内容画面を用いてその設定内
容を試験条件別に一元管理し、また一覧表示画面を用い
て複数の試験条件を項目群別に一元管理するので、その
管理構造が明確であり、管理項目(内容)の増減に対し
ても効果的に対処することができる等の実用上多大なる
効果が奏せられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る材料試験機の制御装
置における画面を用いた試験条件の管理構造を示す図。
【図2】実施形態に係る設定内容画面と一覧表示画面の
例を示す図。
【図3】実施形態に係る試験条件設定画面の例を示す
図。
【図4】材料試験機の概略構成を示す図。
【図5】従来の材料試験機における画面を用いた試験条
件の設定処理概念を示す図。
【図6】試験条件の設定に用いられる従来の画面の構成
例を示す図。
【符号の説明】
1 設定内容画面 2 試験条件設定画面 4 一覧表示画面 5 補助画面 1a タブ情報 1b アイコン(タグ) 2a タブ情報 2b アイコン(タグ) 4a タブ情報 4b アイコン(タグ)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスプレイ上の表示画面を用いて供試
    体に対する試験条件を設定する情報入力手段を備えた材
    料試験機の制御装置であって、 前記試験条件を特定する複数の項目条件の各設定内容を
    予め分類した項目群別に表示する設定内容画面と、 この設定内容画面において分類された前記複数の項目群
    にそれぞれ対応して設けられて、各項目群毎にその項目
    群に属する項目条件の内容設定に用いられる複数の試験
    条件設定画面と、 前記設定内容画面において分類された前記複数の項目群
    にそれぞれ対応して設けられて、試験条件別に設定され
    た前記項目条件の設定内容を前記各項目群毎に一覧表示
    する複数の一覧表示画面と、 これらの各画面にそれぞれ付加されて一括表示され、前
    記各画面間の表示の切り替えに用いられるタブ情報とを
    備え、 前記情報入力手段は、前記タブ情報に従って前記各画面
    を切り替えながら、前記各試験条件設定画面を用いて前
    記項目条件毎に入力した設定内容を前記設定内容画面お
    よび前記一覧表示画面の該当項目条件の設定内容として
    登録することを特徴とする材料試験機の制御装置。
  2. 【請求項2】 前記項目群は、試験条件を特定する項目
    条件を、供試体に負荷を加える試験機本体またはこの試
    験機本体の作動を制御する動力計に対する制御条件、上
    記供試体に関する試験片条件、計測データの処理に関す
    るデータ処理条件、および計測データのグラフ表示条件
    として分類されることを特徴とする請求項1に記載の材
    料試験機の制御装置。
  3. 【請求項3】 前記試験条件別に設定された前記各項目
    条件の設定内容は、前記設定内容画面にて個々の試験条
    件の全体を特定する項目条件設定内容として試験条件別
    に管理されると共に、前記複数の一覧表示画面にて前記
    分類項目群毎にまとめられた試験条件別の前記各項目条
    件の設定内容としてグループ管理されることを特徴とす
    る請求項1に記載の材料試験機の制御装置。
JP08198998A 1998-03-27 1998-03-27 材料試験機の制御装置 Expired - Fee Related JP3442279B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08198998A JP3442279B2 (ja) 1998-03-27 1998-03-27 材料試験機の制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08198998A JP3442279B2 (ja) 1998-03-27 1998-03-27 材料試験機の制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11281553A true JPH11281553A (ja) 1999-10-15
JP3442279B2 JP3442279B2 (ja) 2003-09-02

Family

ID=13761894

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP08198998A Expired - Fee Related JP3442279B2 (ja) 1998-03-27 1998-03-27 材料試験機の制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3442279B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007147542A (ja) * 2005-11-30 2007-06-14 Shimadzu Corp 試験機
JP2007155648A (ja) * 2005-12-08 2007-06-21 Shimadzu Corp 材料試験機
JP2008267860A (ja) * 2007-04-17 2008-11-06 Shimadzu Corp 材料試験機

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007147542A (ja) * 2005-11-30 2007-06-14 Shimadzu Corp 試験機
JP4710569B2 (ja) * 2005-11-30 2011-06-29 株式会社島津製作所 試験機
JP2007155648A (ja) * 2005-12-08 2007-06-21 Shimadzu Corp 材料試験機
JP2008267860A (ja) * 2007-04-17 2008-11-06 Shimadzu Corp 材料試験機

Also Published As

Publication number Publication date
JP3442279B2 (ja) 2003-09-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7203561B2 (en) Information processing device, operation state management device, information processing method, program, and computer-readable storage medium storing program
CN104237542B (zh) 自动分析装置
JP2007128306A (ja) 画像処理装置
JP2004502179A (ja) フラットなメニューを有するコンピュータ・インタフェース・モジュール
EP1376144A2 (en) Test data analysis system
JP3442279B2 (ja) 材料試験機の制御装置
JP2009122936A (ja) 異常調査用表示機能を備えたシーケンスプログラムモニタ装置およびプログラマブルコントローラ
JPH06139117A (ja) ヒストリ装置
JP5136481B2 (ja) 材料試験機
EP1640829A2 (en) Programmable controller
JP3239797B2 (ja) 材料試験機
JP4710578B2 (ja) 材料試験機
JP4710569B2 (ja) 試験機
JP3499436B2 (ja) 材料試験機
CN114092731A (zh) 阅片机的细胞分类规则确定方法、细胞分类方法及阅片机
JP3608279B2 (ja) 材料試験機
JP3499434B2 (ja) 材料試験機
JP3526755B2 (ja) 材料試験機
JP2001311708A (ja) 分析装置
JP3499435B2 (ja) 材料試験機
JP3526818B2 (ja) 材料試験機
JP3522964B2 (ja) 発電プラント監視制御装置
JP3526760B2 (ja) 材料試験機
Topón-Visarrea et al. Automation of a Universal Testing Machine for Measuring Mechanical Properties in Textile Fibers
JP2008197065A (ja) 試験結果のグラフ表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees