JPH1128132A - 学習机用椅子 - Google Patents

学習机用椅子

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JPH1128132A
JPH1128132A JP18795197A JP18795197A JPH1128132A JP H1128132 A JPH1128132 A JP H1128132A JP 18795197 A JP18795197 A JP 18795197A JP 18795197 A JP18795197 A JP 18795197A JP H1128132 A JPH1128132 A JP H1128132A
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JP
Japan
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mounting frame
frame
leg
learning desk
desk chair
Prior art date
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Application number
JP18795197A
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English (en)
Inventor
Yoshio Takemoto
芳夫 竹本
Shigeru Hashiya
茂 橋谷
Yasuhiro Fukui
康裕 福井
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Koizumi Sangyo Co Ltd
Original Assignee
Koizumi Sangyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 脚部の左右方向で相対向する内側面とこれに
対向する取付け枠の左右両側部の外側面との間隔のバラ
ツキを抑制して、ローラとガイド溝との左右方向での適
正な係合代を確保することにより、脚部に対する座板を
含む取付け枠の前後移動をスムースに行うことができ、
しかも、取付け枠の前後移動時に左右方向でガタ付き難
い。 【解決手段】 足載せ部を備えた脚部2の左右方向で相
対向する内側面の各々に、前後方向に沿うガイド溝24
を形成するとともに、座板17を取付けてある金属製の
取付け枠15の左右両側部の各々には、ガイド溝24内
に沿って転動するローラ25を設けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、下腿高が椅子の座
面高さよりも短い学童でも、足載せ部に足を載せたまま
自力で学習机の天板の前端縁と着座姿勢にある上半身と
の間隔を容易に調節することができる学習机用椅子に関
し、詳しくは、足載せ部を備えた脚部に、座部を取付け
てある枠体を前後方向の一定範囲内で移動自在に取付け
てある学習机用椅子に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の学習机用椅子としては、
木製の脚部を構成する前後4本の脚体のうち、前方側に
位置する左右の両脚体の上下方向中間位置に亘って足載
せ部を取付けるとともに、前記脚体のうち、前後方向で
対をなす2組の両脚体の上端部に亘って架設された木製
の上部枠体で、かつ、左右方向で相対向する内側面の各
々に、前後方向に沿うガイドレールを取付け、更に、座
板を取付けてある矩形環状の木製の取付け枠の左右両側
部の各々には、前記ガイド溝内に沿って転動するローラ
を位置固定状態で取付けていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の学習机用椅
子では、前記取付け枠及び脚部の各々が複数本の木製の
部品をダボ接合やボルト接合によって組付けているた
め、各木製部品の左右方向での寸法交差が大きく、しか
も、組付け時の誤差が生じ易いため、取付け枠及び脚部
の各々の製作精度を高めることが難しく、脚部の両上部
枠体の内側面とこれに対向する取付け枠の外側面との間
隔にバラツキが発生し、その結果、前記取付け枠に設け
られたローラがガイドレール側に圧接されて、座板を含
む取付け枠の前後移動に大きな抵抗が付与されたり、或
いは、ローラとガイドレールとの左右方向での係合代が
減少して、取付け枠の前後移動時に左右方向でガタ付き
易く、極端な場合には、ローラがガイドレールのガイド
溝から外れる可能性があった。
【0004】本発明は、上述の実情に鑑みてなされたも
のであって、その目的は、脚部の左右方向で相対向する
内側面とこれに対向する取付け枠の左右両側部の外側面
との間隔のバラツキを抑制して、ローラとガイド溝との
左右方向での適正な係合代を確保することにより、脚部
に対する座板を含む取付け枠の前後移動をスムースに行
うことができ、しかも、取付け枠の前後移動時に左右方
向でガタ付き難い学習机用椅子を提供する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明の請求項1記載による学習机用椅子の特徴構成
は、足載せ部を備えた脚部の左右方向で相対向する内側
面の各々に、前後方向に沿うガイド溝を形成するととも
に、座板を取付けてある金属製の取付け枠の左右両側部
の各々には、前記ガイド溝内に沿って転動するローラを
設けてある点にある。上記特徴構成によれば、前記取付
け枠が金属製であるが故に、複数本の木製の部品をダボ
接合やボルト接合によって組付けて取付け枠を形成する
場合に比して、取付け枠の製作精度の向上を図ることが
でき、その分だけ、脚部の左右方向で相対向する内側面
とこれに対向する取付け枠の左右両側部との間隔のバラ
ツキを抑制することができるから、ローラとガイド溝と
の左右方向での係合代の適正化を図り易い。従って、脚
部に対する座板を含む取付け枠の前後移動をスムースに
行うことができ、しかも、取付け枠の前後移動時に左右
方向でガタ付き難くすることができる。
【0006】本発明の請求項2記載による学習机用椅子
の特徴構成は、前記取付け枠側には、前記ガイド溝に対
するローラの左右方向での転動位置を調節する調節機構
が設けられている点にある。上記特徴構成によれば、前
記取付け枠の製作精度の向上によって脚部の内側面と取
付け枠の左右両側部との間隔のバラツキを抑制するので
あるが、それでも発生するバラツキを、前記調節機構に
よるローラの左右方向での転動位置の調節操作によって
吸収することにより、ローラとガイド溝との左右方向で
の係合代を適正な係合代に迅速、容易に調整することが
できる。それ故に、脚部に対する座板を含む取付け枠の
前後移動のスムース化と、取付け枠の前後移動時におけ
る左右方向でのガタ付きの抑制とを促進することができ
るとともに、前記取付け枠の製作精度の向上故に、調節
機構自体の小型化及び簡素化を図ることができる。
【0007】本発明の請求項3記載による学習机用椅子
の特徴構成は、前記取付け枠に背凭れ部が取付けられて
いる点にある。上記特徴構成によれば、下腿高が椅子の
座面高さよりも短い学童が、足載せ部に足を載せたまま
自力で学習机の天板の前端縁と着座姿勢にある学童の上
半身との間隔を調節するために、前記脚部に対して座板
を含む取付け枠を前後移動範囲の前端側に移動しても、
座板と背凭れ部との相対的な位置関係に変動がないか
ら、例えば、脚部に背凭れ部が取付けられている学習机
用椅子のように、前後移動範囲の前端側への取付け枠の
移動に連れて、着座姿勢にある学童の背中と背凭れ部と
の間に大きな空隙が形成されことがなく、背凭れ部との
接当によって着座時の前傾姿勢(脊柱の垂直面からの傾
き角度)が大きくなることを抑制することができる。そ
れ故に、脚部に対して座板を含む取付け枠が前後移動範
囲内のいずれの位置にあっても背凭れ部に身体が密着す
るから、背筋が伸びた自然な着座姿勢に保持し易く、疲
労の少ない姿勢で着座することができる。
【0008】本発明の請求項4記載による学習机用椅子
の特徴構成は、前記取付け枠と脚部との間に、該取付け
枠をそれの前後移動範囲の特定位置で係合保持する係合
機構が係合解除操作自在に設けられている点にある。上
記特徴構成によれば、例えば、前記特定位置を、脚部に
対する座板を含む取付け枠の最も使用頻度の高い位置に
設定することにより、取付け枠の前後移動調節回数を少
なくすることができる。しかも、前記脚部に対して取付
け枠を、その前後移動範囲内の特定位置で係合保持して
おくことにより、前記学習机用椅子を持ち運ぶ際に、脚
部と取付け枠とが不用意に相対移動することがないか
ら、この学習机用椅子をラフに持ち運ぶことができる。
【0009】本発明の請求項5記載による学習机用椅子
の特徴構成は、前記係合機構が、前記取付け枠に対して
上下動自在で、かつ、前記脚部の特定位置に形成した凹
部に対して上方から係合する係止部材と、この係止部材
を前記凹部から離脱させた係合解除位置で弾性的に係合
保持可能で、かつ、左右方向での弾性撓み変形によって
前記係止部材の係脱移動を許容する被係合部材と、この
被係合部材の左右方向での弾性撓み変形範囲を、前記係
止部材の係脱移動を許容する最小撓み変形位置までの範
囲に接当規制する規制部材とから構成されている点にあ
る。上記特徴構成によれば、前記凹部に対する係止体の
係合により、脚部に対して取付け枠を、その前後移動範
囲内の特定位置で固定するので、例えば、脚部に対して
着座部を摩擦力で固定する場合に比して、前後方向の外
力に対する位置固定機能の信頼性が高い。しかも、前記
係止部材を係合解除位置に位置させると、この係止部材
が被係合部材に弾性的に係合保持されるので、着座姿勢
にある学童は手指により係止部材を係合解除位置に保持
する必要がなく、その結果、下腿高が椅子の座面高さよ
りも短い学童であっても、学習机の天板の前端縁を両手
で掴んで、その腕力により前記脚部に対して座板を含む
取付け枠を前後移動させることができるから、座板を含
む着座部の位置調節操作を迅速、容易に行うことができ
る。更に、前記係止部材に左右方向への外力が作用して
も、被係合部材の左右方向への必要以上の弾性撓み変
形、つまり、係止部材の係脱移動許容位置となる最小撓
み変形位置を越えての弾性撓み変形が規制部材により接
当規制されるので、この被係合部材が左右方向に塑性変
形して、係止部材を係合解除位置で弾性的に係合保持で
きなくという不具合が生じることがなく又は殆どなく、
係止部材を弾性的に係合保持するといった簡易な被係合
部材を用いながらも、係止部材に対する被係合部材の係
合保持機能の信頼性を高めることができる。
【0010】本発明の請求項6記載による学習机用椅子
の特徴構成は、前記ガイド溝が、前記取付け枠が前後移
動範囲内の中間特定位置を越えて前方に移動したとき、
座面が前下がり傾斜面となり、かつ、前記中間特定位置
を越えて後方に移動したとき、座面が水平又はほぼ水平
となるように、前下がりの湾曲姿勢に構成されている点
にある。上記特徴構成によれば、前記取付け枠が中間特
定位置よりも前方に位置すると、座面が前下がり傾斜面
となるから、読書や筆記等に適した前傾姿勢を取りなが
らも、着座時の上半身の前傾角度(座面に対する垂直面
からの脊柱の傾き角度)が小さくなり、疲労の少ない着
座姿勢を容易に得ることができる。また、取付け枠が中
間特定位置よりも後方に位置すると、座面が水平又はほ
ぼ水平となるから、学習机の引出しの出し入れや休息に
適した自然な着座姿勢を容易に得ることができる。
【0011】本発明の請求項7記載による学習机用椅子
の特徴構成は、前記ガイド溝が、前記脚部のうち、左右
方向で対をなす2組の両脚体の上端部に亘ってそれぞれ
固定連結された左右の合成樹脂製の上部枠体の各々に一
体形成されている点にある。上記特徴構成によれば、前
記ガイド溝が上部枠体の各々に一体形成されているが故
に、例えば、ガイド溝を備えたガイドレールを上部枠体
とは別に製作し、このガイドレールを各上部枠体にビス
止め等により固定する場合のように、各ガイドレールの
組付誤差により左右のガイド溝の対向姿勢及び対向位置
にズレが生じることがなく、その分だけ、左右のガイド
溝の対向姿勢及び対向位置の適正化を図り易い。従っ
て、脚部に対する座板を含む取付け枠の前後移動のスム
ース化と、取付け枠の前後移動時における左右方向での
ガタツキの抑制とを一層促進することができる。
【0012】本発明の請求項8記載による学習机用椅子
の特徴構成は、前記取付け枠の左右両側部の各々には、
前後方向で対をなす状態で、脚部に設けた当り部に対し
て前後方向から接当して、前記取付け枠の前後方向での
移動範囲を規制するストッパー部が曲げ形成されている
点にある。上記特徴構成によれば、前記取付け枠が金属
製であるが故に、ストッパー部を、取付け枠の一部を曲
げ加工するという簡素な加工手段をもって精度良く一体
的に形成することができるから、例えば、ストッパー部
を取付け枠とは別に製作し、このストッパー部を取付け
枠にビス止め等により精度良く固定する場合に比して、
製作コストの低廉化を図ることができる。
【0013】本発明の請求項9記載による学習机用椅子
の特徴構成は、前記上部枠体が、前記ガイド溝を備えた
合成樹脂製の枠本体と、該枠本体の外面側に装着される
合成樹脂製のカバーとから構成されているとともに、前
記枠本体の外面側には、補強リブと、前記カバーの貫通
孔を通して脚体に接当する間隔規制用の取付け筒部とが
一体形成されている点にある。上記特徴構成によれば、
前記補強リブを一体形成するという簡素な構造をもって
枠本体の強度を向上することができ、しかも、前記カバ
ーを枠本体の外面側に装着することにより補強リブを目
隠することができるから、カバーの外面側に装飾を施す
ことにより上部枠体の外観意匠を向上することができ
る。更に、前記枠本体の脚体側への移動は取付け筒部に
より規制されるから、カバーが脚体と枠本体との間で過
度の挾持力によって挾持されることがなく、その挾持力
によりカバーが変形したり破損したりすることを抑制す
ることができる。
【0014】本発明の請求項10記載による学習机用椅
子の特徴構成は、前記ローラが、前記取付け枠の左右両
側部の各々の前後方向で対をなす前記ストッパー部間に
設けてあり、前記ストッパー部の各々には、弾性緩衝部
材が装着されているとともに、該弾性緩衝部材の各々に
は、前記ガイド溝内に入り込むカバー部が一体形成され
ている点にある。上記特徴構成によれば、金属製のスト
ッパー部に弾性緩衝部材を装着することにより、前記当
り部にストッパー部が衝突するときのエネルギーを弾性
緩衝部材の弾性変形にて吸収することができるので、そ
の分だけ、当り部に対するストッパー部の衝突音を小さ
くすることができる。しかも、前記脚部に対して取付け
枠が前後移動しても、ローラとカバー部との相対位置は
不変であるため、脚部に対して取付け枠が前後移動範囲
内のいずれの位置にあっても、前記ガイド溝を通してロ
ーラとガイド溝との係合部分への指の差し入れを、前後
一対のカバー部により確実に防止することができる。更
に、ストッパー部の各々に弾性緩衝部材を装着するだけ
で、カバー部も取付け枠に装着することができる。
【0015】本発明の請求項11記載による学習机用椅
子の特徴構成は、前記係合機構の被係合部材には、前記
係止部材を上下動自在に嵌合状態で摺動案内する摺動ガ
イド部が一体形成されている点にある。上記特徴構成に
よれば、前記係止部材を上下方向に摺動案内するための
専用のガイド部材を別途設ける必要がなく、係合機構の
簡素化を図ることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1〜図3は本発明の学習机用椅
子の好ましい実施形態を示し、足載せ部1を前面側に備
えた脚部2と、背凭れ部3を備えた着座部4とから構成
されているとともに、前記脚部2に着座部4を前後方向
の一定範囲(以下、前後移動範囲と称する。)内で移動
自在に取付けてある。
【0017】図3に示すように、前記脚部2は、前後一
対の支柱5A,5Bと、これら両支柱5A,5Bの上端
に亘って架設される木製の横桟6と、両支柱5A,5B
の下端に亘って架設される木製の接地体7とから形成さ
れる脚体8を左右方向に対をなす状態で配置するととも
に、これら両脚体8の4本の支柱5A,5Bのうち、前
支柱5A同士及び後支柱5B同士の各々を木製の丸棒状
の前桟9及び後桟10を介して固定連結し、更に、木製
の平板状の横連結体11を介して固定連結された左右方
向で対をなす合成樹脂製の上部枠体12を両脚体8の上
端部にそれぞれ脱着自在に固定連結して構成してある。
前記接地体7の内面側には、着座時に上方に引退する前
後一対のキャスター13を取付けてある。
【0018】図1、図3に示すように、前記両脚体8の
前支柱5Aのうち、左右方向で相対向する内側面の各々
には、上下方向に所定間隔を隔てた3位置に前後方向に
沿う取付け凹部14が形成されているとともに、この左
右方向で相対向する上下3組の取付け凹部14のうち、
選択された1組の取付け凹部14に亘って、前記足載せ
部1を前支柱5Aの前端よりも前方に突出する状態で付
替え自在に取付けてある。つまり、前記足載せ部1を、
選択された1組の取付け凹部14から取り外し、他の組
の取付け凹部14に付替えることにより、この足載せ部
1の対地高さを3段に変更することができる。
【0019】図3に示すように、前記着座部4は、前後
方向視で下向き開口姿勢のコの字状に形成された金属製
の平面視ほぼ矩形状の取付け枠15と、該取付け枠15
の水平板部16の上部に取付けてある木製の座板17と
から構成してある。詳しくは、前記取付け枠15は、所
定形状に切断された一枚の平板状の板金を曲げ加工して
形成してあり、前記水平板部16の後端側には、弧状の
補強部18を下方に曲げ形成してある。更に、前記取付
け枠15の左右両側部19の各々のうち、それの下端側
の前端部及び後端部には、両側部19の対向方向内方に
向かって突出する舌片20を曲げ形成してある。尚、前
記水平板部16の中心部には、取付け枠15の軽量化を
図るために貫通孔21を形成してある。
【0020】図3に示すように、前記背凭れ部3は、左
右一対の木製のL型の支持枠22と、これら両支持枠2
2の上端に亘って固定連結される木製の背凭れ板23と
から構成され、図5に示すように、前記取付け枠15の
左右両側部19の各々に、前記各支持枠22の水平部分
をビスと筒状のナットとを介して固定連結してある。
【0021】図1〜図5に示すように、前記取付け枠1
5は、前記脚部2の両上部枠体12間に配置してあり、
脚部2に対して取付け枠15を前後移動範囲内で移動案
内するガイド機構Aと、この前後移動範囲を設定する規
制手段Bとを設けてあるとともに、取付け枠15と脚部
2との間には、取付け枠15をそれの前後移動範囲の特
定位置で係合保持する係合機構Cを係合解除操作自在に
設けてある。
【0022】図1〜図5に示すように、前記ガイド機構
Aは、脚部2を構成する両上部枠体12の相対向する内
側面の各々に、前後方向に沿うガイド溝24を一体形成
するとともに、取付け枠15の左右両側部19のうち、
前後方向で対をなす前記舌片20間の各々に、前記ガイ
ド溝24内に係入して、各ガイド溝24内の下面から構
成された案内面24aに沿って前後方向にそれぞれ転動
する前後一対の合成樹脂製のローラ25を設けて構成し
てある。
【0023】前記各ガイド溝24は、ローラ25の転動
により取付け枠15が前後移動範囲内の中間特定位置を
越えて前方に移動したとき、図2の(イ)と図6の
(イ)に示すように、座板17の座面aが水平から前方
下方に向かって約4度傾斜する前下がり傾斜面となり、
かつ、前記取付け枠15が中間特定位置を越えて後方に
移動したとき、図2の(ロ)と図6の(ロ)に示すよう
に、座板17の座面aが床面とほぼ平行な状態で水平又
はほぼ平行となるように、上方に湾出する前下がりの湾
曲姿勢(当該実施形態では、ガイド溝24の前後方向に
沿う中心線Lの半径が約2500mmに設定されてい
る。)に構成してある。
【0024】図1〜図7に示すように、前記取付け枠1
5の左右両側部19の各ローラ25の取付け位置の各々
には、ガイド溝24に対する各ローラ25の左右方向で
の転動位置を調節する調節機構Dを設けてあり、各ロー
ラ25は、それの取付け位置に設けられた調節機構Dに
回転自在に軸支してある。詳しくは、前記調節機構D
は、図7に示すように、円環状の鍔部26aを備え、内
周面に雌ネジ部を形成してある金属製の軸受け部材26
と、該軸受け部材26に螺進自在に螺合してある金属製
の筒状ボルト27と、該筒状ボルト27内の一端側ほど
大径となる軸孔28の内周面に沿う外周面を備えた一端
側ほど大径となる金属製のローラ軸29とから構成され
ていて、前記ローラ軸29のうち、筒状ボルト27の軸
孔28の大径側端部から突出する円錐台状の軸部29a
に、ジュラコン樹脂製の前記ローラ25を抜け出しを規
制する状態で回転自在に支承してある。そして、前記軸
受け部材26は、取付け枠15の左右両側部19の各々
に対して、該軸受け部材26の小径部分26bを前記両
側部19の下端側前後2箇所に形成された貫通孔30の
各々に該側部19の内面側から挿入した状態で、側部1
9と軸受け部材26の鍔部26aとをスポット溶接して
固着してあり、また、前記ローラ軸29は、筒状ボルト
27の軸孔28に内嵌挿通したのち、小径側端部をかし
めることにより抜け出しが規制されているとともに、図
示しないが、前記かしめられた部分の一部が筒状ボルト
27に形成された切り込み部分に入り込んで、筒状ボル
ト27とローラ軸29とが一体回転するように構成して
ある。
【0025】図4に示すように、前記規制手段Bは、前
記脚部2の横連結体11の前端側左右両側部に形成され
た一対の貫通孔31の各々に上方から差し込み装着さ
れ、かつ、横連結体11にビス止め固定された合成樹脂
製の当り部32と、該当り部32の各々に対して前後方
向から接当して、脚部2に対して取付け枠15の前後移
動範囲を規制するとともに、ローラ25のガイド溝24
からの前後方向への抜け出しを規制するストッパー部3
3とから構成してあり、このストッパー部33が、前記
取付け枠15の左右両側部19の各々に曲げ形成されて
いる前記各舌片20をもって構成してある。
【0026】図8に示すように、前記ストッパー部33
の各々には、ウレタンゴム製の筒状の弾性緩衝部材34
を外嵌装着してあるとともに、該弾性緩衝部材34の各
々には、ストッパー部33に装着した状態で前記ガイド
溝24内に入り込む舌片状のカバー部35を一体形成し
てある。
【0027】図9、図10に示すように、前記係合機構
Cは、取付け枠15の一方の側部(当該実施形態では着
座姿勢で左側に位置する側部)19に対して上下動自在
で、かつ、横連結体11の後端側の左右両側部に形成し
た凹部36に対して上方から係合する合成樹脂製の係止
部材37と、この係止部材37を前記凹部36から離脱
させた係合解除位置で弾性的に係合保持可能で、かつ、
左右方向での弾性撓み変形によって係止部材37の係脱
移動を許容する合成樹脂製の被係合部材38と、この被
係合部材38の左右方向での弾性撓み変形範囲を、係止
部材37の係脱移動を許容する最小撓み変形位置までの
範囲に接当規制する板金製の規制部材39とから構成さ
れている。
【0028】詳しくは、前記被係合部材38には、係止
部材37を上下動自在に嵌合状態で摺動案内する上下方
向視でコの字状の摺動ガイド部40と、この摺動ガイド
部40を前記側部19に固定するためのフランジ41と
を一体形成してあるとともに、前記摺動ガイド部40の
うち、側部19と相対向する板部の上側部分42には、
それの前後方向両側部に上下方向に沿うスリット43を
一対形成してあり、該上側部分42は左右方向に弾性撓
み変形自在に構成してある。更に、前記摺動ガイド部4
0の上側部分42の上端には、係止部材37の係合位置
から係合解除位置への持ち上げ操作に伴って、該係止部
材37の上端に膨出形成された突起44が弾性的に係入
する係合凹部45と、係止部材37の係合解除位置より
も上方への移動を接当規制する規制片46とを一体形成
してある。また、前記係止部材37の上端側には操作レ
バー47を一体形成してあり、該操作レバー47は、前
記一方の側部19に形成された縦長の長孔48と、この
側部19に固定連結された前記支持枠22の水平部分に
形成された縦長の長孔49とを通して、着座姿勢で一方
の手(当該実施形態では左手)が届く前記支持枠22の
外側面側に導出してある。前記規制部材39は、前記摺
動ガイド部40の上側部分42相当箇所を、該上側部分
42の弾性撓み変形範囲を、係止部材37の係脱移動を
許容する最小撓み変形位置までの範囲に接当規制する状
態で外嵌する上下方向視でコの字状の規制部50と、こ
の規制部50を、前記被係合部材38のフランジ41の
上側部を介して側部19にビス止め固定するフランジ5
1とから構成してある。尚、前記被係合部材38のフラ
ンジ41の下側部は、側部19に直接ビス止め固定す
る。
【0029】このように構成された前記係合機構Cは、
図10の(ロ)に示すように、操作レバー47を、前記
側部19と支持枠22の水平部分とに形成された長孔4
8,49内で上方から下方に押下げ操作すると、係止部
材37が摺動ガイド部40に摺動案内されながら下方に
移動し、それに連れて、摺動ガイド部40の上側部分4
2が、それの弾性復元力に抗して左右方向のうち、側部
19から離間する方向に弾性撓み変形して、係止部材3
7の突起44と被係合部材38の係合凹部45との係合
が解除され、係止部材37の下端部が前記横連結体11
の一方の凹部36と前後方向で重合する。つまり、前記
係止部材37は凹部36に対する係合位置に位置するこ
ととなる。また、図10の(イ)に示すように、前記操
作レバー47を、前記側部19と支持枠22の水平部分
とに形成された長孔48,49内で下方から上方に持上
げ操作すると、係止部材37が摺動ガイド部40に摺動
案内されながら上方に移動し、それに連れて、摺動ガイ
ド部40の上側部分42が、それの弾性復元力に抗して
左右方向のうち、側部19から離間する方向に弾性撓み
変形して、係止部材37の突起44が被係合部材38の
係合凹部45に係入し、前記上側部分42の弾性復元力
により係合保持され、係止部材37の下端部が前記横連
結体11の一方の凹部36よりも上方に位置する。つま
り、前記係止部材37は凹部36に対する係合解除位置
に位置することとなる。
【0030】そして、図11の(イ)に示すように、前
記脚部2に対して取付け枠15を前後移動範囲内の後端
位置(前記前端側のストッパー部33と当り部32とが
接当する位置)に位置させた状態で、前記操作レバー4
7を押下げ操作して係止部材37を凹部36に対して係
合位置に位置させると、係止部材37の下端部が凹部3
6に係入して前記係合機構Cがロックされ、脚部2に対
して取付け枠15が、特定位置としての前後移動範囲内
の後端位置で係合保持される。また、前記係合機構Cが
ロックされた状態から前記操作レバー47を持上げ操作
すると、係止部材37の下端部が凹部36から離脱して
抜け出し、係合機構Cのロックが解除されて、脚部2に
対する取付け枠15の係合が解除され、この状態では、
図11の(ロ)に示すように、取付け枠15を前後移動
範囲内の前端位置(前記後端側のストッパー部33と当
り部32とが接当する位置)にまで移動することができ
る。更に、前記係止部材37の下端部後端面は、後方上
方に向かう傾斜面に形成されているから、係止部材37
を凹部36に対して係合位置に位置させた状態で、脚部
2に対して取付け枠15を前後移動範囲の前端側から後
端側に向かって移動しても、係止部材37の前記傾斜面
と横連結体11の弧状前端面との接当によるカム作用に
より、係止部材37の下端部が横連結体11の上面に乗
り上げ、その後、係止部材37の下端部が凹部36に自
重で落ち込み、前記係合機構Cがロックされるように構
成されている。
【0031】尚、前記取付け枠15が前後移動範囲の前
端位置に位置する状態では、ガイド溝24の案内面24
aに対して前後2つのローラ25が前後方向に沿って前
下がり姿勢となる状態で配列され、ローラ25に前方に
向かって転動しようとする分力が作用するから、脚部2
に対して取付け枠15が後方に向かって自由に移動する
ことはない。
【0032】尚、図示しないが、前記係合機構Cを、取
付け枠15の他方の側部(着座姿勢で右側に位置する側
部)19に設けることができるように、前記他方の側部
19、及び、この他方の側部19に固定連結された前記
支持枠22の水平部分にも、操作レバー47挿通用の縦
長の長孔48,49を形成してある。そして、使用され
ない側の前記長孔48,49は、支持枠22の水平部分
の外面側にキャップを止着して閉塞してある。従って、
前記係合機構Cを使い勝手等に応じて、当該実施形態と
は逆に前記他方の側部19側に設けてもよい。
【0033】図12、図13に示すように、前記上部枠
体12の各々は、前記ガイド溝24と、横連結体11を
ボルト連結するための前後一対のボルト挿通孔52とを
備え、下端側の前端部及び後端部に前記脚体8に対する
取付け部53を一体形成してあるABS樹脂製の箱型の
枠本体54と、該枠本体54の外面側(開口側)に装着
されるABS樹脂製のカバー55とから構成されている
とともに、枠本体54の外面側(開口側)には、補強リ
ブ56と、カバー55の貫通孔57を通して脚体8に接
当する間隔規制用の前後一対の取付け筒部58とを一体
形成してある。尚、前記取付け筒部58は前記取付け部
53に設けてある。更に、前記補強リブ56の形成領域
のうち、両ボルト挿通孔52に対応する部位を含む前後
方向に長い矩形領域に位置する補強リブ56の高さは、
その他の領域に補強リブ56の高さよりも低く形成され
ていて、前記矩形領域内に、前記各ボルト挿通孔52に
対応する部位に、該ボルト挿通孔52とほぼ同径の貫通
孔59を備えた金属製の当て板60を嵌着してある。
【0034】図5に示すように、前記上部枠体12と横
連結体11とは、該横連結体11の左右両端部の各々に
枠本体54の内面側を接当し、横連結体11の左右両端
部に形成してある前後一対のボルト穴61と枠本体54
のボルト挿通孔52とを位置合わせした状態で、前記ボ
ルト穴61に、当て板60の貫通孔59とボルト挿通孔
52とを通して枠本体54の外面側からボルト62を螺
合締結して固定連結してある。また、前記枠本体54と
カバー55とは、該枠本体54の外面側で、前記取付け
筒部58よりも少し上方に一体形成された前後一対の被
嵌合筒部63に、カバー55の内面側に一体形成された
前後一対の嵌合筒部64を内嵌して位置合わせを行い、
カバー55の内面側に一体形成された4つのビス止め用
筒部65の各々に対して、枠本体54の内面側からビス
孔66を通してビス67を締付け固定することにより固
着してある。尚、前記4つのビス孔66のうちの3つは
ガイド溝24内に形成してある。
【0035】図1、図3に示すように、前記脚体8のう
ち、前後方向で対をなす前支柱5Aと後支柱5Bとの各
々の上端部には、上下方向に所定間隔を隔てて4つの高
さ調節孔68を形成してあり、図5に示すように、前記
脚体8と上部枠体12とは、前記高さ調節孔68のう
ち、同じ高さ位置にある前支柱5Aの高さ調節孔68と
後支柱5Bの高さ調節孔68との各々の大径部分68a
に、前記枠本体54の取付け筒部58のうち、カバー5
5から突出する部分を挿入するとともに、脚体8の外面
側から、枠本体54の内面側から取付け筒部58内にワ
ッシャー69を介して差込み保持してある雌ネジ部材7
0にボルト71を螺合締結して固定連結してある。前記
脚体8と上部枠体12とを固定連結した状態では、カバ
ー55の外面が脚体8の内面に接触するが、前記取付け
筒部58の先端面と高さ調節孔68の大径部分68aの
内底面とが接当しているから、枠本体54の脚体側への
それ以上の移動を取付け筒部58により規制することが
でき、その結果、ボルト71を締付け過ぎてもカバー5
5が脚体8と枠本体54との間で過度に挾持されること
がなく、カバー55が変形したり破損したりすることを
抑制することができる。つまり、前記取付け筒部58に
より、脚体8とカバー55との間の間隔を、カバー55
の脚体8に対する圧接で該カバー55が変形したり破損
したりすることのない寸法に規制してある。
【0036】従って、図1に示すように、上下に4つ配
列された前記前支柱5Aの高さ調節孔68と後支柱5B
の高さ調節孔68に対して、前記上部枠体12の取付け
筒部58を選択的に挿入し、ボルト71にて固定連結す
ることにより、前記着座部4の床面からの高さ、換言す
れば、取付け枠15に取付けてある座板17の座面aの
床面aからの座面高さを4段階に調節することができ
る。つまり、前記上部枠体12の取付け筒部58と脚体
8の高さ調節孔68とにより、着座部4の高さ調節機構
Dを構成してある。
【0037】図3に示すように、前記取付け枠15の水
平板部16のうち、前記貫通孔21を挟んで左右両側部
分の各々には、前後方向に所定間隔を隔てて4つの前後
調節孔72を形成してあり、図4に示すように、前記水
平板部16と座板17とは、該座板17の裏面側に形成
された左右一対の穴の各々に埋込み固定されたナット7
3と、前記前後調節孔72のうち、同じ前後位置にある
左右一対の前後調節孔72との位置合わせを行った後、
固定ビス74を、水平板部16の下方から前記位置合わ
せされた前後調節孔72を通して各ナット73に螺合締
結して固着してある。従って、前後に4つ配列された前
記水平板部16の左右の前後調節孔72に対して、座板
17のナット73を選択的に位置合わせし、水平板部1
6の下方から各ナット73に固定ビス74を螺合締結す
ることにより、前記背凭れ部3の背凭れ板23に対する
座板17の有効奥行寸法を4段階に調節することができ
る。つまり、前記座板17のナット73と取付け枠15
の水平板部16の前後調節孔72とにより、背凭れ部3
の背凭れ板23に対する座板17の有効奥行寸法を調節
する前後調節機構Fを構成してある。
【0038】図1、図3に示すように、前記足載せ部1
は、木製の足載せ板75と、該足載せ板75の左右方向
の端部の各々にビス止め固定され、かつ、左右の相対向
する前記取付け凹部14の各々に嵌合保持される一対の
合成樹脂製の取付け部材76とから構成してある。前記
各取付け凹部14は、前方下方に向かって傾斜する傾斜
姿勢に形成されていて、足載せ部1を取付けた状態で
は、足載せ板75の足載せ面が前下がり傾斜面となるよ
うに構成されている。
【0039】尚、学童の成長に伴って身長が伸び、前記
足載せ部1を用いる必要が無くなったのちは、脚部2か
らこれら足載せ部1を取外すことにより大人でも使用可
能な椅子の形態となる。
【0040】〔その他の実施形態〕 前記調節機構Dは、ガイド溝24に対するローラ2
5の左右方向での転動位置を調節できるように構成され
ているならば、前記実施形態で説明した構造に限定され
るものではなく、その構造は適宜変更が可能である。 前記係合機構Cは、取付け枠15をそれの前後移動
範囲の特定位置で係合保持でき、かつ、係合解除自在に
構成されているならば、前記実施形態で説明した構造に
限定されるものではなく、その構造は適宜変更が可能で
ある。また、前記特定位置としては、取付け枠15の前
後移動範囲内の後端位置に限定されるものではなく、例
えば、取付け枠15の前後移動範囲内の中間位置、或い
は、取付け枠15の前後移動範囲内の前端位置であって
もよい。 前記ガイド溝24は、前記取付け枠15が前後移動
範囲内の中間特定位置にあるとき、座面aが水平又はほ
ぼ水平となり、更に、前記取付け枠15が前後移動範囲
内の中間特定位置を越えて前方に移動したとき、座面a
が前下がり傾斜面となり、かつ、前記中間特定位置を越
えて後方に移動したとき、座面aが後下がり傾斜面とな
るようにな湾曲姿勢に構成されていてもよい。 前記脚部2に設けた当り部32に対して前後方向か
ら接当して、取付け枠15の前後方向での移動範囲を規
制するストッパー部33を、取付け枠15とは別に製作
し、取付け枠15にビス止め等の固定手段を介して取付
けてもよい。この場合、ストッパー部33が弾性緩衝機
能を備えているならば、別途、弾性緩衝部材を装着する
必要はない。 前記実施形態では、上部枠体12の取付け筒部58
と脚体8の高さ調節孔68とにより高さ調節機構Eを構
成したが、例えば、前記脚体8自体に高さ調節機構Eを
設けたり、或いは、脚体8に延長脚を設け、該脚体8と
延長脚との連結部分に高さ調節機構Eを設けてもよい。 前記脚部2に、ランドセルや鞄等を載置収納する棚
板や収納かご、又は、ランドセルや鞄等を吊下げるフッ
ク、或いは、文房具等の小物を収納する引出し等を設け
て実施してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の学習机用椅子の好ましい実施形態を示
す側面図
【図2】(イ)は取付け枠を前端位置に位置させた状態
の側面図、(ロ)は取付け枠を後端位置に位置させた状
態の側面図
【図3】学習机用椅子の分解斜視図
【図4】脚部と取付け枠との連結部分の側断面図
【図5】脚部と取付け枠との連結部分の正面断面図
【図6】(イ)は取付け枠を前端位置に位置させた状態
の側断面図、(ロ)は取付け枠を後端位置に位置させた
状態の側断面図
【図7】調節機構を示す一部切り欠き断面図
【図8】ストッパー部の斜視図
【図9】係合機構を示す分解斜視図
【図10】(イ)は係合機構のロック解除状態の正面断
面図、(ロ)は係合機構のロック状態の正面断面図
【図11】(イ)は係合機構のロック状態の側断面図、
(ロ)は係合機構のロック解除除状態の側断面図
【図12】上部枠体の分解斜視図
【図13】上部枠体の分解斜視図
【符号の説明】
1 足載せ部 2 脚部 3 背凭れ部 8 脚体 12 上部枠体 15 取付け枠 17 座板 19 側部 24 ガイド溝 25 ローラ 32 当り部 33 ストッパー部 34 弾性緩衝部材 35 カバー部 36 凹部 37 係止部材 38 被係合部材 39 規制部材 40 摺動ガイド部 54 枠本体 55 カバー 56 補強リブ 57 貫通孔 58 取付け筒部 a 座面 C 係合機構 D 調節機構

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 足載せ部を備えた脚部の左右方向で相対
    向する内側面の各々に、前後方向に沿うガイド溝を形成
    するとともに、座板を取付けてある金属製の取付け枠の
    左右両側部の各々には、前記ガイド溝内に沿って転動す
    るローラを設けてある学習机用椅子。
  2. 【請求項2】 前記取付け枠側には、前記ガイド溝に対
    するローラの左右方向での転動位置を調節する調節機構
    が設けられている請求項1記載の学習机用椅子。
  3. 【請求項3】 前記取付け枠には背凭れ部が取付けられ
    ている請求項1又は2記載の学習机用椅子。
  4. 【請求項4】 前記取付け枠と脚部との間には、該取付
    け枠をそれの前後移動範囲の特定位置で係合保持する係
    合機構が係合解除操作自在に設けられている請求項1、
    2又は3記載の学習机用椅子。
  5. 【請求項5】 前記係合機構が、前記取付け枠に対して
    上下動自在で、かつ、前記脚部の特定位置に形成した凹
    部に対して上方から係合する係止部材と、この係止部材
    を前記凹部から離脱させた係合解除位置で弾性的に係合
    保持可能で、かつ、左右方向での弾性撓み変形によって
    前記係止部材の係脱移動を許容する被係合部材と、この
    被係合部材の左右方向での弾性撓み変形範囲を、前記係
    止部材の係脱移動を許容する最小撓み変形位置までの範
    囲に接当規制する規制部材とから構成されている請求項
    4記載の学習机用椅子。
  6. 【請求項6】 前記ガイド溝は、前記取付け枠が前後移
    動範囲内の中間特定位置を越えて前方に移動したとき、
    座面が前下がり傾斜面となり、かつ、前記中間特定位置
    を越えて後方に移動したとき、座面が水平又はほぼ水平
    となるように、前下がりの湾曲姿勢に構成されている請
    求項1〜5のいずれか1項に記載の学習机用椅子。
  7. 【請求項7】 前記ガイド溝が、前記脚部のうち、左右
    方向で対をなす2組の脚体の上端部に亘ってそれぞれ固
    定連結された左右の合成樹脂製の上部枠体の各々に一体
    形成されている請求項1〜6のいずれか1項に記載の学
    習机用椅子。
  8. 【請求項8】 前記取付け枠の左右両側部の各々には、
    前後方向で対をなす状態で、脚部に設けた当り部に対し
    て前後方向から接当して、前記取付け枠の前後方向での
    移動範囲を規制するストッパー部が曲げ形成されている
    請求項1〜7のいずれか1項に記載の学習机用椅子。
  9. 【請求項9】 前記上部枠体が、前記ガイド溝を備えた
    合成樹脂製の枠本体と、該枠本体の外面側に装着される
    合成樹脂製のカバーとから構成されているとともに、前
    記枠本体の外面側には、補強リブと、前記カバーの貫通
    孔を通して脚体に接当する間隔規制用の取付け筒部とが
    一体形成されている請求項7記載の学習机用椅子。
  10. 【請求項10】 前記ローラが、前記取付け枠の左右両
    側部の各々の前後方向で対をなす前記ストッパー部間に
    設けてあり、前記ストッパー部の各々には、弾性緩衝部
    材が装着されているとともに、該弾性緩衝部材の各々に
    は、前記ガイド溝内に入り込むカバー部が一体形成され
    ている請求項8記載の学習机用椅子。
  11. 【請求項11】 前記係合機構の被係合部材には、前記
    係止部材を上下動自在に嵌合状態で摺動案内する摺動ガ
    イド部が一体形成されている請求項5記載の学習机用椅
    子。
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