JPH11280608A - 燃料噴射弁装置 - Google Patents

燃料噴射弁装置

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JPH11280608A
JPH11280608A JP8656798A JP8656798A JPH11280608A JP H11280608 A JPH11280608 A JP H11280608A JP 8656798 A JP8656798 A JP 8656798A JP 8656798 A JP8656798 A JP 8656798A JP H11280608 A JPH11280608 A JP H11280608A
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JP
Japan
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valve
fuel
injection
control chamber
armature
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JP8656798A
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Hidetsugu Takemoto
英嗣 竹本
Akikazu Kojima
昭和 小島
Yoshihiro Narahara
義広 楢原
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Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電磁弁の作動停止時には燃料リークを確実に
防止可能な燃料噴射弁装置を提供する。 【解決手段】 燃料噴射しないとき、電磁コイル部61
への通電は行わないため、第2圧縮スプリング27の付
勢力によるアーマチャ51の図1で下向きの力により第
2シート面60が案内部材42の案内孔開口端50に当
接する。またアーマチャ51の第1シート面55と摺動
部材31の端面とは当接する。このため、第2制御室3
3から燃料通路54への燃料の漏出は防止される。した
がって、電磁コイル部61側への燃料の漏出は、電磁コ
イル部の通電オフ時にも確実に防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、弁装置に関するも
ので、特に、内燃機関の燃料噴射用の弁装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、排気規制強化、地球環境保護、内
燃機関の運転性向上の観点から、燃料タンクから汲み上
げられた燃料を高圧に蓄圧し、この蓄圧された高圧燃料
を電子制御弁の開閉により内燃機関に所望のタイミング
で噴射する燃料噴射装置が用いられるようになってきて
いる。
【0003】たとえば、ディーゼルエンジン用の燃料噴
射装置として知られている電子制御式燃料噴射装置は、
いわゆるコモンレール内に高圧燃料を蓄圧し、このコモ
ンレールから分岐する分岐管の途中に設けられる電子制
御弁の開閉に応じて所望の噴射量の燃料が気筒内に所望
のタイミングで噴射される。このような蓄圧式燃料噴射
システムに用いられる燃料噴射装置として、たとえば特
開平9−178041号公報に記載されるようなものが
公知である。この燃料噴射装置は、高圧燃料通路と低圧
燃料通路を連通または遮断する電磁弁を備え、この電磁
弁の可動部材と一体に駆動する弁部材が当接可能な弁座
部が形成されている。そして、弁座部への弁部材の当接
時、弁部材の減径領域が可撓性である結果として弁部材
が変形することで、弁座部と弁部材との隙間の発生を抑
制することでシール性を高めている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の弁装置によると、電磁弁の可動部材と一体に
駆動される弁部材と電磁弁ボディとは摺動可能である必
要がある。このため、弁部材の外壁と、この弁部材を摺
動可能に案内する電磁弁ボディの内壁との間には、極小
ではあるが隙間が存在し、この隙間を通って高圧燃料が
低圧側へリークするという問題がある。たとえば、電磁
弁が作動を停止しているときにおいても上述した弁部材
の外壁と電磁弁ボディの内壁との間の隙間から燃料がリ
ークするため、この燃料リーク量を補給するためにフィ
ードポンプを作動させる必要があることから、このフィ
ードポンプを駆動するエンジントルク損失が発生し、燃
料消費量が増大するという問題がある。
【0005】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたもので、電磁弁の作動停止時には燃料リー
クを確実に防止可能な燃料噴射弁装置を提供することも
目的とする。本発明の他の目的は、高圧燃料通路と低圧
燃料通路とを構造的に完全に分離状態とし、電磁弁閉弁
開弁にかかわらず燃料リークを実質的に発生しない状況
を生成する燃料噴射弁装置を提供することにある。
【0006】本発明のさらに他の目的は、電磁弁閉弁開
弁に関わらずエンジントルクの損失ならびに燃料消費量
の増大を低減する燃料噴射弁装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1または
2記載の燃料噴射弁装置によると、電磁コイルの通電オ
フ時、第1弁と第2弁とで高圧側の第2制御室と低圧側
とが遮断されるので、燃料噴射しないとき、高圧側の燃
料が低圧側に漏出されるのが防止される。本発明の請求
項3記載の燃料噴射弁装置によると、第2弁の可動部材
が前記第1弁の可動部材と一体に設けられているため、
構成が簡単でありながら、燃料噴射しないとき、高圧側
の燃料が低圧側に漏出されるのが防止される。
【0008】本発明の請求項4記載の燃料噴射弁装置に
よると、第2制御室の燃料の昇圧時に、圧力増による弾
性変形を利用して、第2制御室と低圧側とを遮断するた
め、構成が簡単でありながら、燃料噴射の有無に関わら
ず、高圧側の燃料が低圧側に漏出されるのが防止され
る。本発明の請求項5記載の燃料噴射弁装置によると、
第2弁の可動部材が第1弁の可動部材と別部材であるた
め、寸法誤差が多少あっても、燃料噴射停止時に、高圧
側の燃料の低圧側への漏出を確実に防止することができ
る。
【0009】本発明の請求項6記載の燃料噴射弁装置に
よると、第1弁のシート部に当接または離間する部材が
シート部に当接したとき、前記部材の摺動方向および前
記部材の中心軸まわり回転方向に前記部材が変形または
移動可能であるため、第1弁の閉弁時のシール性が向上
する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を示す
実施例を図面に基づいて説明する。 (第1実施例)本発明の一実施例のエンジン用燃料噴射
装置の全体構成を図3に示すとともに、エンジンの各気
筒の燃焼室ごとに設けられたインジェクタを図1に示
す。まずエンジンの各気筒ごとに設けられるインジェク
タ10の構成について説明する。
【0011】図1において、弁ボディ11は内部に、ニ
ードル弁21、第1圧縮スプリング26、第2圧縮スプ
リング27、摺動部材31、案内部材41、アーマチャ
51および電磁コイル部61を収容している。弁ボディ
11の先端には外部と油溜室15とを連通する噴孔13
が形成されている。
【0012】油溜室15は、図3に示すコモンレール4
から分岐管91を経由して高圧燃料を供給する燃料通路
12が連通している。また弁ボディ11には、供給通路
12と第1制御室16とを連通する第1絞り通路17が
ニードル弁21の摺動部22をバイパスして形成されて
いる。また弁ボディ11の内部には、ニードル弁21を
摺動可能に案内する摺動壁としての小径内壁18と、こ
の内径よりも大径の内径をもつ大径内壁19が形成され
ている。大径内壁19に摺動可能に摺動部材31が収容
され、大径内壁19に案内部材41が固定されており、
案内部材41の反噴孔側に電磁弁収容室20が形成され
ている。
【0013】ニードル弁21は、弁ボディ11の小径内
壁18に摺接可能な摺動部22と、弁ボディ11の弁座
23に当接および離間可能なシート部24とが形成され
ている。ニードル弁21は、弁ボディ11の内部で軸方
向に往復摺動可能である。また摺動部22の一方の側に
燃料溜室15が形成され、他方の側に第1制御室16が
形成されている。
【0014】第1圧縮スプリング26は、一方の端部が
ニードル弁21の後端に当接し、他方の端部が摺動部材
31の端面に当接している。摺動部材31は、弁ボディ
11の大径内壁19に摺動可能な円盤状部材である。こ
の摺動部材31の板厚方向に貫通する第2絞り通路32
が形成されている。これにより第2絞り通路32は、第
1制御室16と第2制御室33とを常時連通する。摺動
部材31の他方の端面は、案内部材41の端面に当接ま
たは離間可能である。
【0015】案内部材41は、基本形が円柱状で、中央
にアーマチャ51を摺動可能に案内する案内孔42が形
成され、外壁が大径内壁19に圧入固定されている。。
そして、案内部材41の摺動部材31側に凹部43が形
成されることにより弁ボディ11の内部に第2制御室3
3を形成している。アーマチャ51は、基本形が円柱状
で、フランジ部52と円柱部53とからなる。このアー
マチャ51の構成については、図2に示すように、内部
にT字状の燃料通路54が形成されている。この燃料通
路54は、アーマチャ51の第1シート面55に一端5
6が開口し、他端57が電磁弁収容室20に開口してい
る。円柱部53は、第2制御室33に常時対面する第1
環状凹部58と、電磁弁収容室20に開放または閉塞可
能な第2環状凹部59が形成されている。そして、アー
マチャ51の第2環状凹部に連続する部分に円錐状斜面
としての第2シート部60が形成されている。図2は、
第2シート面60が案内部材41の案内孔42の電磁弁
収容室側開口端50に当接した状態を示す。図2に示す
状態からアーマチャ51の第2シート面60が案内孔4
2の開口端50から離間する側に移動すると、電磁弁収
容室20と第2環状凹部59とは開放状態となる。開放
状態では、燃料通路56の一端56と第2制御室33と
が連通するため、第2絞り通路32、第2制御室33、
燃料通路54と電磁弁収容室20とが連通した状態とな
る。
【0016】電磁コイル部61は、弁ボディ11の電磁
弁収容室20に設けられている。この電磁コイル部61
は、電子制御ユニットECU6からの駆動信号により通
電または遮断される。電磁弁収容室20は、第2圧縮ス
プリング27を備え、その第2圧縮スプリング27の一
端が弁ボディ11に当接し、他端がアーマチャ51の反
シート面63に当接する。第2圧縮スプリング27のス
プリング設定力は、第1圧縮スプリング26のスプリン
グ設定力よりも十分大きな設定勢力になっている。
【0017】電磁コイル部61の通電オフ時、第2圧縮
スプリング27により付勢されるアーマチャ51のシー
ト面55が摺動部材31を噴孔側に付勢し、摺動部材3
1の端面に当接する第1圧縮スプリング26により付勢
されるニードル弁21のシート部24が弁座23に当接
する。これにより噴孔13からの燃料の噴射が遮断され
る。
【0018】電磁コイル部61への通電オン時、アーマ
チャ51が図1で電磁コイル部61側に吸引され、摺動
部材31の端面34からアーマチャ51の第1シート面
55が離間する。すると、供給通路12は、第1絞り通
路17、第1制御室16、第2絞り通路32、第2の制
御室33、燃料通路54を通り電磁弁収容室20内に連
通する。
【0019】燃料噴射時、電磁コイル部61の通電より
第2圧縮スプリング27の付勢力に打ち勝ってアーマチ
ャ51を図1で上向きに吸引するため、第1制御室16
の圧力は、第1絞り通路17を経由して流入する燃料
と、第2絞り通路32及び第2制御室33からアーマチ
ャ51の燃料通路54を通して電磁弁収容室20側に流
出する燃料とで決まる圧力まで低下する。したがって、
ニードル弁21が図1で下向きに加わる油圧力が低下
し、上向き力が打ち勝ち、ニードル弁21が開弁して噴
孔13から燃料が噴射される。
【0020】燃料噴射しないとき、電磁コイル部61へ
の通電は行わないため、第2圧縮スプリング27の付勢
力によるアーマチャ51の図1で下向きの力により第2
シート面60が案内部材42の案内孔開口端50に当接
する。この電磁コイル部61の通電オフ時、案内部材4
1の案内孔42の内壁とアーマチャ51の円柱部53の
外壁との隙間から燃料が侵入するが、第2シート面60
が案内部材41の開口端50に当接するため、上記隙間
から電磁弁収容室20側への燃料の漏出が防止される。
アーマチャ51の第1シート面55と摺動部材31の端
面34とは当接することで、第2制御室33から燃料通
路54への燃料の漏出は防止される。したがって、電磁
コイル部61側への燃料の漏出は、電磁コイル部の通電
オフ時にも確実に防止される。このため、電磁コイル部
61の閉弁時、油溜室15側の高圧燃料が低圧側の電磁
弁収容室20にリークすることが防止される。
【0021】図3において、ディーゼル機関(以下、
「エンジン」という)8には、複数の気筒に対応して個
々にインジェクタ10が配設され、インジェクタ10か
ら各気筒への燃料の噴射は、噴射制御用電磁弁5のオン
オフにより制御される。インジェクタ10は各気筒共通
のコモンレール4に接続されており、噴射制御用電磁弁
5が開弁している期間、コモンレール4の燃料がインジ
ェクタ10の各気筒に噴射される。コモンレール4には
連続的に燃料噴射圧に相当する高い所定圧が蓄圧される
必要があるため、供給配管9、吐出弁71を経て高圧ポ
ンプ3が接続される。この高圧ポンプ3は、燃料タンク
1から公知のフィードポンプ2を経て吸入された燃料を
高圧に加圧し、コモンレール4内の燃料を高圧に制御維
持する。
【0022】このシステムを制御する電子制御ユニット
ECU6には、たとえばエンジン回転数センサ72およ
び負荷センサ73より、回転数と負荷の情報が入力さ
れ、これらの信号より判断されるエンジン運転状態に応
じて決定される最適の噴射時期、噴射量(噴射期間)と
なるようにECU6は各噴射制御用電磁弁5に制御信号
を出力する。これと同時に、ECU6は回転数と負荷等
に応じて噴射圧力が最適値となるように高圧供給ポンプ
6に制御信号を出力する。コモンレール4内の圧力を検
出する圧力センサ7の信号があらかじめ回転数や負荷に
応じて設定した最適値となるように高圧ポンプ3の吐出
量を制御する。
【0023】(第2実施例)本発明の第2実施例を図4
に示す。図4に示す第2実施例は、アーマチャ51と案
内部材41との摺動部材41との摺動部分に特徴があ
る。その他の構成部分については、基本的に第1実施例
と同様である。
【0024】案内部材41の一部分は、薄肉円筒状の延
長部77を有する。第2制御室33に高圧が作用する
と、この延長部77の先端が微小変形し、アーマチャ5
1の円柱部53の外周壁に密着する方向に微小変形し、
円柱部53の外壁と案内孔42との間の隙間を微小とす
る。この第2実施例によると、電磁コイル部61の通電
オフ時、アーマチャ51の第1シート面55と摺動部材
31の端面34とは当接するとともに、第2制御室33
の圧力上昇により延長部77の先端がアーマチャ51の
円柱部53の外周壁に密着する方向に微小変形し、第2
制御室33の高圧側と電磁弁制御室20側の低圧側との
シールを確保する。したがって、電磁コイル部61側へ
の燃料の漏出は、電磁コイル部の通電オフ時にも確実に
防止される。このため、電磁コイル部61の閉弁時、油
溜室15側の高圧燃料が低圧側の電磁弁収容室20にリ
ークすることが防止される。
【0025】(第3実施例)本発明の第3実施例を図5
に示す。図5に示す第3実施例は、アーマチャ51の先
端側のシート部にボール状のシート材79を有する。摺
動部材31の反噴孔側の端面34に半球面状の半球状内
壁面80が形成される。この半球状内壁面80の内部に
ボール状のシート材79が隙間を介して収容される。そ
して、摺動部材31の半球状内壁面80からシート材7
9が抜けないように環状係止部材81が摺動部材31の
端面34に接合されている。
【0026】アーマチャ51の先端部は、ボール状のシ
ート材79に当接するように球面状のシート面84が形
成される。その他の構成については、基本的に図2に示
す第1実施例のアーマチャの構成と同様である。この第
3実施例によると、シート材79が摺動部材31の半球
状内壁面80の内部で隙間を介して回動可能であるた
め、案内部材41の案内孔42に摺動可能に案内される
アーマチャ51の円柱部53の嵌合に僅かな公差があっ
たとしても、アーマチャ51のシート面84でシート材
79が密着するように動くので、閉弁時、アーマチャ5
1の第2シート面60が案内部材41の案内孔開口端5
0に密接に当接するとともに、シート面84がシート材
79に密接に接合し、このシート面84においてシール
を確保する。一方、シート面84のアーマチャ軸方向位
置の中心軸がずれたとしても、シート材79にシート面
84が密着するため、この部分でのシールを確保する。
【0027】(第4実施例)本発明の第4実施例を図6
に示す。図6に示す第4実施例は、アーマチャ51のシ
ート面を傾斜させた例である。摺動部材31の反噴孔側
端面に円柱部86を有する。この円柱部86の上端面と
してのシート面87が傾斜される。このシート面87の
傾斜角度は、アーマチャ51のシート面85の傾斜角度
と一致している。アーマチャ51のその他の構成は基本
的に図2に示す第1実施例と同様である。
【0028】この第4実施例によると、電磁コイル部6
1の通電オフ時、図6に示すように、アーマチャ51の
第2シート面60が案内部材41の案内孔開口端50に
当接するとき、シート面85が円柱部86のシート面8
7と密着するようにアーマチャ51が回転する。このた
め、アーマチャ51の先端部分の第1の弁部分の寸法精
度が緩和できるので、製造コストを低減することができ
る。
【0029】上述した実施例では、弁ボディ11の大径
内壁18に往復摺動可能な摺動部材31を用いたが、本
発明では、この摺動部材31に代えて弁ボディに固定さ
れた部材を用いる構成にしても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による弁装置を示す断面図
である。
【図2】図1に示すアーマチャ周辺付近の拡大断面図で
ある。
【図3】本発明の第1実施例を適用した蓄圧式燃料噴射
装置の構成図である。
【図4】本発明の第2実施例によるアーマチャ周辺部分
を示す断面図である。
【図5】本発明の第3実施例によるアーマチャ周辺部分
を示す断面図である。
【図6】本発明の第4実施例によるアーマチャ周辺部分
を示す断面図である。
【符号の説明】
11 弁ボディ 12 供給通路 13 噴孔 15 油溜室 16 制御室 17 第1絞り通路 18 小径内壁 19 大径内壁 20 電磁弁収容室 21 ニードル弁(噴射制御弁部材) 26 第1圧縮スプリング 27 第2圧縮スプリング 31 摺動部材(固定部材) 32 第2絞り通路 33 第2制御室 41 案内部材 42 案内孔 51 アーマチャ(部材) 54 燃料通路 55 第1シート面 60 第2シート面 61 電磁コイル部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F02M 61/10 F02M 61/10 S

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 往復動可能な噴射制御弁部材と、 噴孔、前記噴射制御弁部材が当接可能な弁座および前記
    噴射制御弁部材を往復動可能に案内する案内孔を有する
    弁ボディと、 前記弁座に前記噴射制御弁部材を当接する方向に付勢す
    る第1付勢手段と、 前記弁ボディの内部の前記噴射制御弁部材側に形成され
    る第1制御室と反弁部材側に形成される第2制御室とを
    連通する絞り通路を有し、前記弁ボディの内壁に固定さ
    れる部材と、 前記弁ボディに設けられる電磁コイル部と、 前記第2制御室と低圧側とを連通可能な燃料通路を有す
    る往復動可能なアーマチュアと、 前記第2制御室と低圧側の間に設けられた弁装置であっ
    て、前記第2制御室と低圧側とを導通または遮断する第
    1弁と、 前記第1弁より低圧側に設けられた弁装置であって、前
    記第2制御室と低圧側とを導通または遮断する第2弁と
    を備えたことを特徴とする燃料噴射弁装置。
  2. 【請求項2】 往復動可能な噴射制御弁部材と、 噴孔、前記噴射制御弁部材が当接可能な弁座および前記
    噴射制御弁部材を往復動可能に案内する案内孔を有する
    弁ボディと、 前記弁座に前記噴射制御弁部材を当接する方向に付勢す
    る第1付勢手段と、 前記第1付勢手段による付勢力を小さくする方向に前記
    付勢手段の当接位置を変更可能な摺動部材であって、前
    記弁ボディの内部の前記噴射制御弁部材側に形成される
    第1制御室と反噴射制御弁部材側に形成される第2制御
    室とを連通する絞り通路を有し、前記弁ボディの内壁を
    摺動可能な摺動部材と、 前記弁ボディに設けられる電磁コイル部と、 前記第2制御室と低圧側とを連通可能な燃料通路を有す
    る往復動可能なアーマチュアと、 前記アーマチュアを前記摺動部材を押圧する方向に付勢
    し、前記第1付勢手段よりも付勢力の大きな第2付勢手
    段と、 前記第2制御室と低圧側の間に設けられた弁装置であっ
    て、前記第2制御室と低圧側とを導通または遮断する第
    1弁と、 前記第1弁より低圧側に設けられた弁装置であって、前
    記第2制御室と低圧側とを導通または遮断する第2弁と
    を備えたことを特徴とする燃料噴射弁装置。
  3. 【請求項3】 前記第2弁の可動部材は、前記第1弁の
    可動部材と一体に設けられていることを特徴とする請求
    項1または2記載の燃料噴射弁装置。
  4. 【請求項4】 前記第2弁は、前記第2制御室の燃料の
    昇圧時に、圧力増による弾性変形を利用して、所定の圧
    力以上になったとき前記第2制御室と前記低圧側とを遮
    断することを特徴とする請求項1または2記載の燃料噴
    射弁装置。
  5. 【請求項5】 前記第2弁の可動部材は、前記第1弁の
    可動部材と別部材であることを特徴とする請求項1また
    は2記載の燃料噴射弁装置。
  6. 【請求項6】 前記第1弁は、前記摺動部材の反噴孔側
    端面に傾斜するシート部を有し、この第1弁のシート部
    に当接または離間する部材が、前記シート部に当接した
    とき前記シート部に密着するように前記部材の摺動方向
    および前記部材の中心軸まわり回転方向に変形または移
    動可能なことを特徴とする請求項1または2記載の燃料
    噴射弁装置。
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JP (1) JPH11280608A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009103080A (ja) * 2007-10-24 2009-05-14 Denso Corp 燃料噴射弁
CN108506130A (zh) * 2018-04-18 2018-09-07 莆田市宏业精密机械有限公司 减少高压共轨燃油动态泄漏的喷油器

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