JPH112803A - 画像表示装置 - Google Patents

画像表示装置

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JPH112803A
JPH112803A JP15372497A JP15372497A JPH112803A JP H112803 A JPH112803 A JP H112803A JP 15372497 A JP15372497 A JP 15372497A JP 15372497 A JP15372497 A JP 15372497A JP H112803 A JPH112803 A JP H112803A
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light
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film
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JP15372497A
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English (en)
Inventor
Toshifumi Osawa
敏文 大沢
Akihiko Nagano
明彦 長野
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 撮影時の露出の精度のばらつきや被写体の照
明条件によってフィルムが画像の濃度が様々であり、一
定の条件で画像の書き込みを行っても空間光変調素子の
読み出し時の調子の再現域に合致させるのが難しい。 【解決手段】 撮影情報が記録されたフィルム6からの
書き込み光を受けてフィルムの画像を記憶し、この記憶
画像を表示する記憶表示手段(空間光変調素子等)1を
有した画像表示装置において、撮影情報を読み取る磁気
ヘッド等からなる情報読み取り手段20と、この情報読
み取り手段が読み取った撮影情報に応じて記憶表示手段
への画像の書き込み制御を行う制御手段15とを設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空間光変調素子
(Spatial Light Modulator )等の記憶表示手段を用い
て静止画画像等を表示する画像表示装置に関するもので
ある.
【0002】
【従来の技術】写真フィルムに記録されたネガ像または
ポジ像を空間光変調素子(SLM)に書き込み、これを
読み出すことで鑑賞可能とする画像表示装置が提案され
ている。本出願人においても、ネガフィルムに記録され
た画像を書き込み光源により空間光変調素子に一括投影
して書き込み、ポジ像としてこれを鑑賞する装置を提案
している。
【0003】そして、このような装置では、ネガフィル
ム等に記録された被書き込み画像を空間光変調素子に書
き込む場合に、空間光変調素子の読み出し時の調子の再
現域に合致するように書き込み光の濃淡を合わせ込むの
が望ましい。
【0004】一方、写真フィルム上に磁気記録部を設
け、この磁気記録部にカメラ撮影時の様々なデータを記
録しておき、後の現像又はプリント処理の過程において
このデータを再生して利用する写真システムが提案され
ている。例えば、特開平6−18978号公報には、撮
影日時や撮影露出の情報を磁気記録部に記録することが
提案されており、特開平1−280732号公報には、
被写界の色温度に関する情報を磁気記録部に記録して、
プリント処理時の色調補正用データとして用いることが
提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、フィル
ム上等の被書き込み画像はそこに写された被写体の色や
明るさ、撮影時の露出の精度のばらつきや被写体の照明
条件(順光または逆光など)によってその濃度が様々で
あり、一定の条件で画像の書き込みを行ってもなかなか
空間光変調素子の読み出し時の調子の再現域に合致させ
るのが難しい。そして、空間光変調素子の読み出し時の
調子の再現域に合致しないような画像の書き込みを行っ
てしまうと、読み出し時の画像は明部または暗部の階調
が失われてしまったり、画像本来の色が再現できなかっ
たりして鑑賞時に非常に見苦しい画像になる。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の問題を解決するた
め、本願第1の発明では、撮影情報が記録されたフィル
ムからの書き込み光を受けてフィルムの画像を記憶し、
この記憶画像を表示する記憶表示手段(空間光変調素子
等)を有した画像表示装置において、撮影情報を読み取
る磁気ヘッド等からなる情報読み取り手段と、この情報
読み取り手段が読み取った撮影情報に応じて記憶表示手
段への画像の書き込み制御を行う制御手段とを設けてい
る。
【0007】具体的には、読み取った撮影情報に応じて
記憶表示手段への書き込み光の入射制御を行ったり記憶
表示手段の画像記憶動作を制御(印加電圧の決定等)し
たりして、フィルム画像の濃淡に左右されずに常に記憶
表示手段の読み出し時の調子の再現域に合致した画像の
書き込みを行え、高画質の画像の鑑賞を行えるようにし
ている。
【0008】また、本願第2の発明では、撮影情報が記
録されたフィルムからの書き込み光を受けて前記フィル
ムの画像を記憶し、読み出し光を受けて記憶画像を表示
する記憶表示手段を有した画像表示装置において、撮影
情報を読み取る情報読み取り手段と、この情報読み取り
手段が読み取った撮影情報に応じて読み出し光を制御す
る制御手段とを設けて、フィルム画像の濃淡や撮影時の
光源色の違いに左右されずに高画質の画像の鑑賞を行え
るようにしている。
【0009】なお、上記第1および第2の発明におい
て、記憶表示手段の画像記憶動作時にこの記憶表示手段
への外光入射を遮る遮光手段を設け、画像書き込みに対
する外光の影響を除去し、より高画質の画像鑑賞を行え
るようにするのが望ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)まず、図1及び図2を用いて、本発明
の実施形態にて用いる、画像の書き込み(記憶)および
読み出し(表示)が可能な空間光変調素子(以下、SL
Mという)の構成と動作原理を説明する。SLM1は、
両側を挟む偏光板1a,1bおよびガラス1c,1d
と、純色または補色のカラーフィルター1eと、透明電
極を構成するITO1fと、アモルファス膜あるいは有
機半導体膜等からなるフォトコン層1gと、強誘電液晶
FLC等による液晶層1hと、配向膜1jと、もう一方
の透明電極を構成するITO1iとを積層して構成され
る。
【0011】偏光板1a,1bは、偏光方向が直交した
クロスニコルタイプである。強誘電液晶FLCは、その
層厚を充分薄くしたもので、配向膜1jの作用により層
面に対して液晶分子長軸が一定の角度だけ傾いて配向さ
れている。この角度は電場の印加により変化し、電場の
印加を解除した後も保持される。
【0012】なお、SLM1としては、偏光板の偏光方
向と液晶分子の配向角度を適宜選ぶことにより、電場の
印加前は非透過で電場の印加後は透過となるタイプを用
いてもよいし、逆に電場の印加前は透過で電場の印加後
は非透過となるタイプを用いてもよい。前者のタイプは
いわゆるポジ像をそのままポジ像として鑑賞する場合に
適し、後者のタイプはいわゆるネガ像をポジ像に反転し
て鑑賞する場合に適している。
【0013】電圧印加手段16は、スイッチ16aと電
源16bとによって構成されている。
【0014】図1に示すように、画像情報を持った書き
込み光がSLM1に入射するとともに、スイッチ16a
がオンして両透明電極1f,1i間に所定の電圧が印加
されると、画像の書き込みが行われる。画像情報を持っ
た書き込み光はSLM1に入射すると、偏光板1aとガ
ラス1cを透過した後にカラーフィルター1eに入って
色分解された後、透明電極1fを透過してフォトコン層
1gに入る。フォトコン層1gにおいては光強度の大き
い部分程相対的に電気抵抗が低下するために、液晶層1
h(強誘電液晶FLC)においては光強度の大きい部分
程相対的に印加される電場が大きいことになって液晶分
子の配向角度が変化する。よって、書き込み光の色情報
と光強度という画像情報に従って強誘電液晶FLCの液
晶分子の配向角度が決まり、画像が書き込まれる。
【0015】そして、書き込み光の入射及び両透明電極
1f,1i間への電圧印加を停止すると書き込み動作は
終了する。なお、スイッチ16aをオフして電圧の印加
を停止しても液晶分子の配向角度がメモリされるのが強
誘電液晶FLCの特徴である。
【0016】そして、図2に示すように、この状態で書
き込み光と同一の方向より均一な光を読み出し光として
SLM1に照射すると、書き込まれた画像を光照射面と
反対側より鑑賞することができる。
【0017】なお、一度書き込んだ画像を消去する場合
には、SLM1に光は照射せずに書き込み時とは逆向き
の電圧を両透明電極1f,1i間へ印加すればよい。
【0018】図3には、ネガ像をポジ像に反転して鑑賞
するタイプのSLM1の書き込み画像の濃度(すなわち
書き込み光の大小)と読み出し画像の濃度(すなわち読
み出し光の大小)との関係を示している。電圧印加手段
16により書き込み時にSLM1に印加する電圧値をV
1としたとき、書き込み光量の大小に対して所定の読み
出し光を与えた場合のSLM1の透過光量の大小は実線
に示すようになる。このSLM1はネガ像をポジ像に反
転するタイプなので、書き込み光量が大きくなる程読み
出し光量は小さくなるが、読み出し光量の最大値と最小
値は、SLM1のデバイスの性能として決まるある飽和
レベルに対応して決まるが、この飽和レベル達しない読
み出し光量R1からR2までがSLM1の調子の再現領
域とみなせる。
【0019】この場合、書き込み光としてはW1からW
2の範囲の画像の濃淡であればSLM1の調子の再現領
域に合致する書き込みができる。しかし、書き込み光と
してW1より小さい部分があれば読み出し画像としては
光量R1の最明部となって階調は失われ、逆に書き込み
光としてW2より大きい部分があれば読み出し画像とし
ては光量R2の最暗部となって階調は失われる。
【0020】ここで、書き込み光としてW3からW4の
範囲の画像の濃淡であったとすると、これを書き込み時
にSLM1に印加する電圧値をV1とした先程の実線に
適用して読み出し画像の濃淡を求めると、読み出し画像
の最も画像の暗い部分のレベルがR3になって、書き込
み光量でW1からW4の明るさの画像の範囲は、ほぼ読
み出し光量R1で飽和する。よって、読み出し画像全体
としては明るい側に偏ったものとなり、書き込み画像が
本来もっていた階調は再現されない。
【0021】但し、書き込み時にSLM1に印加する電
圧値をV1よりやや高いV2としてみると、印加電圧が
高い分少ない光量で液晶分子の配向角度が変化し易くな
るために、W3からW4の範囲の書き込み画像でも読み
出し画像としてR1からR2までの濃淡に納めることが
できる。もちろん、書き込み時の印加電圧をあまり極端
に変化させるとSLM1の持つ調子の再現領域そのもの
が大幅に狭くなる等するので好ましくないが、ある範囲
内では書き込み画像の濃淡に応じて書き込み時の印加電
圧を変化させることで読み出し画像の濃淡を好ましい方
向に制御することが可能である。
【0022】また、例えば書き込み光がW3からW4の
範囲の画像を書き込み電圧V1にて書き込んだ場合で
も、読み出し光を制御して読み出し画像を調整すること
もできる。階調として飽和してしまった部分は改善でき
ないが、書き込み光量が小さく書き込み画像として明る
い側に偏っている場合は、読み出し光量を小さくするこ
とによって鑑賞時の読み出し画像をある範囲で改善でき
る。
【0023】図4には、本実施形態の画像表示装置の全
体レイアウトを示している。この画像表示装置では、S
LM1に対して一対の読み出し光源2が照射可能となる
ように配置されている。SLM1に画像が書き込まれた
後にこの読み出し光源2を点灯すると、SLM1に書き
込まれた画像の鑑賞が可能になる。
【0024】読み出し光源2は、冷陰極蛍光管等による
発光源と反射傘や拡散板等とによって構成され、SLM
1を略均一に照明する。なお、図4には2個の読み出し
光源2を示しているが、照明の均一性と明るさとの必要
に応じて適宜選択すればよい。また、読み出し光源2と
しては、読み出し画像の色再現が最適となるような分光
特性のものが選択される。
【0025】書き込み光源3は、本実施形態では装置下
部に配置されており、キセノン管等の閃光発光管と反射
傘とによって構成されている。書き込み光源3から発せ
られた光は、集光レンズ4を通過して拡散板5を透過
し、フィルム(原稿)6を略均一に照明する。フィルム
6上に記録された画像は、書き込み光源3による光に照
明されると、投影レンズ9およびミラー10によってS
LM1に結像投影される。通常は、フィルム6上の書き
込み画像がSLM1の画面エリアのサイズに見合う大き
さに拡大投影される。
【0026】図4中の右図は、書き込み光源3から投影
レンズ9までの部分を左図とは直交する方向(背面側)
から見た図であり、書き込み光源3としての発光管は、
フィルム6上の画面の長手方向に平行に配置され、フィ
ルム6はフィルムカートリッジ7から送り出されてスプ
ール8に巻き取られる。
【0027】外光センサ11は、フォトダイオードやフ
ォトトランジスタ等の光電変換素子からなり、SLM1
の画面下部に配置されてSLM1に装置の外部より照射
される外光の光量を検出する。書き込み光量センサ12
は、フォトダイオードやフォトトランジスタ等の光電変
換素子とその出力電流を積分する素子等からなり、半透
過構造のミラー10に投影される書き込み光のうちこれ
を透過した成分が入射する位置に配置されて、書き込み
時の書き込み光量を検出する。書き込み光量センサ12
の前のレンズは必要に応じて設ければよい。なお、読み
出し光源2や書き込み光量センサ12は、書き込み光路
を遮らない位置に配置される。
【0028】SLM1の前面には、書き込み時の外光に
よる書き込み不良を排除するためのシャッター手段18
が配設されている。このシャッター手段18は、例えば
液晶パネル等によって構成されていて、SLM1への画
像書き込み時に外光を遮断もしくは低減するように光線
の透過率を下げ、画像読み出し時には光線の透過率を上
げてSLM1に書き込まれた画像を鑑賞可能とする。こ
のシャッター手段18としては、TN型液晶、ゲストホ
スト型液晶、高分子分散型液晶といった各種液晶素子や
エレクトロクロミック素子等の電気的信号の印加の仕方
により光の透過率の大小が変化する光制御素子が適当で
ある。
【0029】フィルム6に近接する位置には、撮影情報
読み取り手段20が配設されている。この撮影情報読み
取り手段20は、例えば磁気ヘッドとその出力信号を増
幅する回路とから構成され、フィルム6の磁気記録部に
記録された撮影情報を読み出す。
【0030】操作スイッチ13は、後述する表示スイッ
チや駒送りスイッチ等を有して構成され、SLM1の画
面を鑑賞しながら操作し易い位置に配置される。
【0031】装置の最下部には回路ブロック14が配置
されている。この回路ブロック14は、図5に示すよう
に、前述した電圧印加手段16と、フィルムカートリッ
ジ7又はスプール8の回転軸をモータ等で駆動すること
によりフィルム6の巻き上げや巻き戻しを行うフィルム
給送手段17と、シャッター手段18を駆動するシャッ
ター駆動手段19と、マイクロコンピュータ等によって
構成されて操作スイッチ13、外光センサ11、書き込
み光量センサ12および撮影情報読み取り手段20の出
力に応じて電圧印加手段16、フィルム給送手段17、
シャッター手段18、読み出し光源2および書き込み光
源3を所定のプログラムに従って制御する制御手段15
とを有している。
【0032】ここで、制御手段15の具体的な動作シー
ケンスについて、図6および図7のフローチャートを用
いて説明する。まず、図6には、本装置の全体の動作を
制御するためのフローチャートを示している。
【0033】不図示の電源スイッチがオンされて制御手
段15が動作可能となると、制御手段15は、ステップ
001にて必要なメモリや出力信号等の初期化を行う。
ここでは、書き込み光源3や読み出し光源2は消灯さ
れ、また電圧印加手段16の出力もされない。
【0034】ステップ002では、装置にフィルムカー
トリッジ7が装填されるのを待つ。そして、フィルムカ
ートリッジ7が装填されると、ステップ003へ進む。
ステップ003では、フィルム給送手段17に信号出力
を行ってフィルムカートリッジ7からのフィルム6の送
り出しを開始させる。そして、ステップ004でフィル
ムの撮影1駒目に対応する撮影情報を撮影情報読み取り
手段20を通じて読み取る。こうしてステップ005で
フィルム6の撮影1駒目を書き込み位置にセットする
と、ステップ006に進んでフィルム給送手段17への
信号出力を停止してフィルム送りを終了する。
【0035】続いてステップ007では、操作スイッチ
13のうち表示スイッチがオンされるのを待つ。表示ス
イッチがオンされるとステップ008へ進み、フィルム
6上の画像をSLM1へ書き込むためのシーケンスを実
行する。この画像書き込みシーケンスについては後述す
る。
【0036】ステップ008で画像書き込みシーケンス
が実行された後、ステップ009に進んで外光センサー
11の出力を読み込んで外光の光量情報を得る。そし
て、ステップ010で、外光の光量情報に基づいて最適
な明るさとなるように読み出し光源2を点灯させる。こ
れでSLM1へ書き込まれた画像の鑑賞が可能になる。
次に、ステップ011では、操作スイッチ13のうちの
駒送りスイッチがオンされたか否かをチェックする。駒
送りスイッチがオフならばステップ012へ進み、操作
スイッチ13のうち表示スイッチがオンされているか否
かをチェックする。表示スイッチがステップ007の時
点から継続してオンされているときは、ステップ011
へ戻って、スイッチチェックのステップを繰り返す。表
示スイッチがオフのときはステップ013へ進み、読み
出し光源2を消灯させる。これでSLM1に書き込まれ
た画像は見えなくなる。
【0037】続いてステップ014では、SLM1の各
電極に画像書き込み時とは逆極性の電圧を印加するよう
に電圧印加手段16に制御信号を出力する。これでSL
M1に書き込まれた画像が消去される。そして、ステッ
プ015に進み、フィルム給送手段17に信号出力を行
ってフィルムの巻き戻しを開始する。ステップ016で
フィルム6が全てカートリッジ7に巻き込まれて巻き戻
しが完了するのを待ち、ステップ017へ進んで、フィ
ルム給送手段17への信号出力を停止してフィルムの巻
き戻しを終了する。
【0038】一方、ステップ011にて駒送りスイッチ
がオンされていると判別したときは、ステップ018に
進み、読み出し光源2を消灯させる。これでSLM1に
書き込まれた画像は見えなくなる。そして、ステップ0
19に進み、フィルム給送手段17に信号出力を行って
フィルムの巻き上げを開始して、ステップ020でフィ
ルム6の次の撮影駒に対応する撮影情報を撮影情報読み
取り手段20を通じて読み取り、ステップ021で次の
撮影駒を書き込み位置にセットする。セット完了により
ステップ022に進み、フィルム給送手段17への信号
出力を停止してフィルム巻き上げを終了する。
【0039】このステップ022が終了すると、前述し
たステップ008へ戻って再び画像の書き込みシーケン
スを実行し、ステップ010で読み出し光源2を点灯さ
せる。こうして2駒目以降の画像も鑑賞可能となる。
【0040】次に、ステップ008にて実行される画像
書き込みシーケンスについて図7のフローチャートを用
いて説明する。
【0041】ステップ101では、シャッター駆動手段
19に信号を送ってシャッター手段18を遮光状態にす
る。なお、これにより、後の書き込み光源3の発光時に
書き込み光が外部に出てしまい鑑賞者にまぶしい思いを
させることを防止できる。
【0042】次に、ステップ102で、SLM1にすで
に画像が書き込まれている場合が有るので、この画像の
消去を行う。すなわち、SLM1の各電極に画像書き込
み時とは逆極性の電圧を印加するように電圧印加手段1
6に制御信号を出力する。
【0043】次に、ステップ103では、ステップ00
4又はステップ020で読み取った撮影情報を判別して
画像の書き込みに必要な情報を得る。画像の書き込みに
必要な情報としては、写真撮影時のカメラの露出に関す
る情報、被写体の輝度や光線(順光または逆光など)状
態の情報、フラッシュの光量情報等がある。
【0044】そして、ステップ104では、上記撮影情
報に基づいて画像の書き込み時にSLM1に書き込み光
源3を点灯させる時間(請求の範囲にいう目標発光時間
又は目標入射時間)を決定する。発光時間決定方法とし
ては、図3にて説明したような特性に基づいて、得られ
た撮影情報によりフィルム6上の画像の濃度が濃い程発
光時間を長くして書き込み光量が不足しないようにする
方向で決定する。
【0045】次にステップ105では、電圧印加手段1
6に制御信号を出力してSLM1の電極に所定の書き込
み電圧を印加する。続いてステップ106で書き込み光
源3を点灯させ、SLM1へのフィルム6上の画像の投
影を開始させる。
【0046】そして、ステップ107で、ステップ30
5で決定した発光時間が経過して、画像の書き込みに最
適な光量が投影されるのを待ち、上記時間が経過すると
ステップ309に進んで、書き込み光源3を消灯させ
る。また、ステップ310に進んで、電圧印加手段16
への制御信号を出力を停止して、SLM1の電極に対す
る書き込み電圧の印加を解除する。次に、ステップ11
0に進んで、シャッター駆動手段19に信号を送り、シ
ャッター手段18を透過状態にする。この状態で読み出
し光源2を点灯させれば、書き込み画像を鑑賞すること
ができる。
【0047】以上説明した書き込みシーケンスでは、撮
影情報に応じた最適なSLM1への書き込み光の入射時
間を決定しているので、SLM1にフィルム画像の濃淡
にかかわらず最適な画像書き込みを行うことができる。
【0048】なお、本実施形態では、画像書き込み時に
書き込み光源3を決定された時間で消灯させる場合につ
いて説明したが、例えば書き込み光源3の近傍にシャッ
ターを設けて、決定された時間でこのシャッターを閉じ
てSLM1への書き込み光の入射を終了させる構成にし
てもよい。
【0049】(第2実施形態)第1実施形態において
は、撮影情報に応じた最適なSLM1への書き込み光の
入射時間を決定して画像書き込みを行う構成としたが、
本実施形態では、撮影情報に応じた最適な書き込み光量
を決定した上で画像書き込みを行うように構成してい
る。
【0050】なお、本実施形態は、第1実施形態にて説
明した画像表示装置と同じ構成の装置で実施することが
でき、制御手段15の全体動作シーケンスも図6に示し
たものを用いることができる。但し、図6のステップ0
08にて実行される画像書き込みシーケンスは、図8に
示すシーケンスを用いる。以下、この画像書き込みシー
ケンスについて説明する。
【0051】ステップ201では、シャッター駆動手段
19に信号を送ってシャッター手段18を遮光状態にす
る。次に、ステップ202で、SLM1にすでに画像が
書き込まれている場合が有るので、この画像の消去を行
う。すなわち、SLM1の各電極に画像書き込み時とは
逆極性の電圧を印加するように電圧印加手段16に制御
信号を出力する。
【0052】次に、ステップ203では、ステップ00
4又はステップ020で読み取った撮影情報を判別して
画像の書き込みに必要な情報を得る。画像の書き込みに
必要な情報としては、写真撮影時のカメラの露出に関す
る情報、被写体の輝度や光線(順光または逆光など)状
態の情報、フラッシュの光量情報等がある。
【0053】そして、ステップ204では、上記撮影情
報に基づいて画像の書き込み時にSLM1に照射すべき
書き込み光量(請求の範囲にいう目標入射光量)を決定
する。光量決定方法としては、図3にて説明したような
特性に基づいて、得られた撮影情報によりフィルム6上
の画像の濃度が濃い程入射光量を大きくして書き込み光
量が不足しないようにする方向で決定する。
【0054】次にステップ205では、電圧印加手段1
6に制御信号を出力してSLM1の電極に所定の書き込
み電圧を印加する。続いてステップ206で書き込み光
源3を点灯させ、SLM1へのフィルム6上の画像の投
影を開始させる。
【0055】そして、ステップ207で、書き込み光量
センサ12の出力をモニターしてステップ204で決定
された画像の書き込みに最適な書き込み光量がSLM1
に投影されるのを待つ。
【0056】こうしてSLM1にステップ204で決定
した書き込み光量が投射されると、ステップ208に進
み、書き込み光源3を消灯させる。続いてステップ20
9では、電圧印加手段16への制御信号を出力を停止し
て、SLM1の電極に対する書き込み電圧の印加を解除
する。
【0057】次に、ステップ210に進んで、シャッタ
ー駆動手段19に信号を送り、シャッター手段18を透
過状態にする。この状態で読み出し光源2を点灯させれ
ば、書き込み画像を鑑賞することができる。
【0058】以上説明した書き込みシーケンスでは、撮
影情報に応じた最適なSLM1への書き込み光の入射光
量を決定しているので、SLM1にフィルム画像の濃淡
にかかわらず最適な画像書き込みを行うことができる。
【0059】(第3実施形態)第1および第2実施形態
においては、撮影情報に応じた最適なSLM1への入射
光量(入射時間)を決定して画像書き込みを行う構成と
したが、本実施形態では、撮影情報に応じた最適なSL
M1への印加電圧を決定した上で画像書き込みを行うよ
うに構成している。
【0060】なお、本実施形態は、第1実施形態等にて
説明した画像表示装置と同じ構成の装置で実施すること
ができ、制御手段15の全体動作シーケンスも図6に示
したものを用いることができる。但し、図6のステップ
008にて実行される画像書き込みシーケンスは、図9
に示すシーケンスを用いる。以下、この画像書き込みシ
ーケンスについて説明する。
【0061】ステップ301では、シャッター駆動手段
19に信号を送ってシャッター手段18を遮光状態にす
る。次に、ステップ302で、SLM1にすでに画像が
書き込まれている場合が有るので、この画像の消去を行
う。すなわち、SLM1の各電極に画像書き込み時とは
逆極性の電圧を印加するように電圧印加手段16に制御
信号を出力する。
【0062】次に、ステップ303では、ステップ00
4又はステップ020で読み取った撮影情報を判別して
画像の書き込みに必要な情報を得る。画像の書き込みに
必要な情報としては、写真撮影時のカメラの露出に関す
る情報、被写体の輝度や光線(順光または逆光など)状
態の情報、フラッシュの光量情報等がある。
【0063】そして、ステップ304では、上記撮影情
報に基づいて画像の書き込み時にSLM1に印加する電
圧値(請求の範囲にいう画像記憶動作条件)を決定す
る。電圧値決定方法としては、図3にて説明したような
特性に基づいて、得られた撮影情報によりフィルム6上
の画像の濃度が濃い(すなわち書き込み光量が不足し易
い)程電圧値を高くして書き込み画像が明るい方に偏ら
ないような方向で決定する。
【0064】次にステップ305では、電圧印加手段1
6に制御信号を出力してSLM1の電極にステップ30
4にて決定された電圧を印加する。続いてステップ30
6で書き込み光源3を点灯させ、SLM1へのフィルム
6上の画像の投影を開始させる。
【0065】そして、ステップ307で、所定時間が経
過して画像の書き込みに最適な書き込み光量がSLM1
に投影されるのを待つ。
【0066】こうしてSLM1に最適な書き込み光量が
投射されると、ステップ308に進み、書き込み光源3
を消灯させる。続いてステップ309では、電圧印加手
段16への制御信号を出力を停止して、SLM1の電極
に対する書き込み電圧の印加を解除する。
【0067】次に、ステップ310に進んで、シャッタ
ー駆動手段19に信号を送り、シャッター手段18を透
過状態にする。この状態で読み出し光源2を点灯させれ
ば、書き込み画像を鑑賞することができる。
【0068】以上説明した書き込みシーケンスでは、撮
影情報に応じた最適なSLM1への印加電圧を決定する
ことによって、SLM1にフィルム画像の濃淡にかかわ
らず最適な画像書き込みを行うことができる。
【0069】(第4実施形態)第1〜第3実施形態にお
いては、読み取った撮影情報に応じてSLM1への画像
の書き込み制御を行う場合について説明したが、本実施
形態では、読み取った撮影情報に応じて読み出し光源2
を制御する場合について説明する。
【0070】なお、本実施形態は、第1実施形態等にて
説明した画像表示装置と同じ構成の装置で実施すること
ができ、画像書き込みシーケンスも第1〜第3実施形態
にて説明したものを用いることができる。但し、制御手
段15の全体動作シーケンスは、図10に示すシーケン
スを用いる。以下、この全体動作シーケンスについて説
明する。
【0071】不図示の電源スイッチがオンされて制御手
段15が動作可能となると、制御手段15は、ステップ
401にて必要なメモリや出力信号等の初期化を行う。
ここでは、書き込み光源3や読み出し光源2は消灯さ
れ、また電圧印加手段16の出力もされない。
【0072】ステップ402では、装置にフィルムカー
トリッジ7が装填されるのを待つ。そして、フィルムカ
ートリッジ7が装填されると、ステップ403へ進む。
ステップ403では、フィルム給送手段17に信号出力
を行ってフィルムカートリッジ7からのフィルム6の送
り出しを開始させる。そして、ステップ404でフィル
ムの撮影1駒目に対応する撮影情報を撮影情報読み取り
手段20を通じて読み取る。こうしてステップ405で
フィルム6の撮影1駒目を書き込み位置にセットする
と、ステップ406に進んでフィルム給送手段17への
信号出力を停止してフィルム送りを終了する。
【0073】続いてステップ407では、操作スイッチ
13のうち表示スイッチがオンされるのを待つ。表示ス
イッチがオンされるとステップ408へ進み、フィルム
6上の画像をSLM1へ書き込むためのシーケンスを実
行する。
【0074】ステップ408で画像書き込みシーケンス
が実行された後、ステップ409に進んで、ステップ4
04で読み取った撮影情報を判別し、読み出し光を制御
するために必要な情報を得る。読み出し光を制御するた
めに必要な情報としては、写真撮影時のカメラの露出に
関する情報、被写体の輝度や光線(順光または逆光な
ど)状態の情報、フラッシュの光量情報等がある。
【0075】そして、ステップ410で、撮影情報に応
じた最適な明るさとなるように読み出し光源2を点灯制
御する。点灯制御の方法としては、図3にて説明したよ
うな特性に基づいて、得られた撮影情報によりフィルム
6上の画像の濃度が濃い程(書き込み画像が明るい程)
読み出し光源2の光量を少なくする方向で制御する。こ
れにより、フィルム画像に濃淡があっても高画質の画像
鑑賞が可能になる。
【0076】次に、ステップ411では、操作スイッチ
13のうちの駒送りスイッチがオンされたか否かをチェ
ックする。駒送りスイッチがオフならばステップ412
へ進み、操作スイッチ13のうち表示スイッチがオンさ
れているか否かをチェックする。表示スイッチがステッ
プ407の時点から継続してオンされているときは、ス
テップ411へ戻って、スイッチチェックのステップを
繰り返す。表示スイッチがオフのときはステップ413
へ進み、読み出し光源2を消灯させる。これでSLM1
に書き込まれた画像は見えなくなる。
【0077】続いてステップ414では、SLM1の各
電極に画像書き込み時とは逆極性の電圧を印加するよう
に電圧印加手段16に制御信号を出力する。これでSL
M1に書き込まれた画像が消去される。そして、ステッ
プ415に進み、フィルム給送手段17に信号出力を行
ってフィルムの巻き戻しを開始する。ステップ416で
フィルム6が全てカートリッジ7に巻き込まれて巻き戻
しが完了するのを待ち、ステップ417へ進んで、フィ
ルム給送手段17への信号出力を停止してフィルムの巻
き戻しを終了する。
【0078】一方、ステップ411にて駒送りスイッチ
がオンされていると判別したときは、ステップ418に
進み、読み出し光源2を消灯させる。これでSLM1に
書き込まれた画像は見えなくなる。そして、ステップ4
19に進み、フィルム給送手段17に信号出力を行って
フィルムの巻き上げを開始して、ステップ420でフィ
ルム6の次の撮影駒に対応する撮影情報を撮影情報読み
取り手段20を通じて読み取り、ステップ421で次の
撮影駒を書き込み位置にセットする。セット完了により
ステップ422に進み、フィルム給送手段17への信号
出力を停止してフィルム巻き上げを終了する。
【0079】このステップ422が終了すると、前述し
たステップ408へ戻って再び画像の書き込みシーケン
スを実行し、ステップ410で読み出し光源2を点灯制
御する。こうして2駒目以降の画像も鑑賞可能となる。
【0080】なお、撮影情報として撮影時の光源の種類
や光源色の情報等が記録されている場合は、これら情報
に基づいて読み出し光の分光特性を制御して読み出し画
像の色を最適化することができる。読み出し光の分光特
性を制御する手段としては、読み出し光源2とSLM1
との間に分光透過率の異なるフィルターを配置してこれ
を切り換えたり、分光特性の異なる発光源を複数用意し
て読み出し光における各光源光の混合比率を変えたりす
ればよい。
【0081】また、以上説明した各実施形態では、液晶
タイプの空間光変調素子を記憶表示手段として用いた画
像表示装置について説明したが、本発明は、液晶タイプ
以外の空間光変調素子、例えばECDを用いた空間光変
調素子や他の記憶表示手段を用いた画像表示装置にも適
用することができる。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように、本願第1の発明に
よれば、フィルムに磁気等によって記録された撮影情報
に応じて記憶表示手段への画像の書き込み制御を行うよ
うにしているので、撮影時の各種条件によるフィルム画
像の濃淡に左右されずに常に記憶表示手段の読み出し時
の調子の再現域に合致した画像の書き込みを行うことが
でき、高画質の画像の鑑賞を行えうことができる。
【0083】また、本願第2の発明によれば、撮影情報
に応じて記憶表示手段を照明する読み出し光を制御する
ようにしているので、フィルム画像の濃淡や撮影時の光
源色の違いに左右されずに高画質の画像の鑑賞を行うこ
とができる。
【0084】なお、上記第1および第2の発明におい
て、記憶表示手段の画像記憶動作時にこの記憶表示手段
への外光入射を遮る遮光手段を設ければ、画像書き込み
に対する外光の影響を除去し、より高画質の画像鑑賞を
行うことができるとともに、画像書き込み時に書き込み
光が外部に出てしまい鑑賞者にまぶしい思いをさせるこ
とを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態である画像表示装置に用いら
れる空間光変調素子(SLM)の構成と動作原理を説明
するための断面図である。
【図2】上記空間光変調素子(SLM)の構成と動作原
理を説明するための断面図である。
【図3】上記空間光変調素子(SLM)における書き込
み光量と読み出し光量との関係を説明するグラフ図であ
る。
【図4】本発明の第1実施形態である画像表示装置の全
体レイアウト図である。
【図5】上記第1実施形態の画像表示装置の電気回路ブ
ロック図である。
【図6】上記第1実施形態の画像表示装置の動作シーケ
ンスを示すフローチャートである。
【図7】上記第1実施形態の画像表示装置の動作シーケ
ンスを示すフローチャートである。
【図8】本発明の第2実施形態である画像表示装置の動
作シーケンスを示すフローチャートである。
【図9】本発明の第3実施形態である画像表示装置の動
作シーケンスを示すフローチャートである。
【図10】本発明の第4実施形態の画像表示装置の動作
シーケンスを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 SLM 2 読み出し光源 3 書き込み光源 6 フィルム 11 外光センサ 12 書き込み光量センサ 18 シャッター手段 20 撮影情報読み取り手段

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影情報が記録されたフィルムからの書
    き込み光を受けて前記フィルムの画像を記憶し、この記
    憶画像を表示する記憶表示手段を有した画像表示装置に
    おいて、 前記撮影情報を読み取る情報読み取り手段と、 この情報読み取り手段が読み取った撮影情報に応じて前
    記記憶表示手段への画像の書き込み制御を行う制御手段
    とを有することを特徴とする画像表示装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記情報読み取り手段
    が読み取った撮影情報に応じて前記記憶表示手段への書
    き込み光の入射制御を行うことを特徴とする請求項1に
    記載の画像表示装置。
  3. 【請求項3】 前記フィルムを照明して書き込み光を発
    生させる書き込み照明手段を有しており、 前記制御手段は、前記情報読み取り手段が読み取った撮
    影情報に応じて前記書き込み照明手段の目標発光時間を
    決定することを特徴とする請求項2に記載の画像表示装
    置。
  4. 【請求項4】 前記記憶表示手段への書き込み光の入射
    光量を検出する書き込み光量検出手段を有しており、 前記制御手段は、前記情報読み取り手段が読み取った撮
    影情報に応じて前記記憶表示手段への書き込み光の目標
    入射光量を決定し、前記書き込み光量検出手段により検
    出された入射光量が前記目標入射光量に達するまで前記
    記憶表示手段に書き込み光を入射させることを特徴とす
    る請求項2に記載の画像表示装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記情報読み取り手段
    が読み取った撮影情報に応じて前記記憶表示手段の画像
    記憶動作を制御することを特徴とする請求項1に記載の
    画像表示装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、前記情報読み取り手段
    が読み取った撮影情報に応じて前記記憶表示手段への印
    加電圧を決定することを特徴とする請求項5に記載の画
    像表示装置。
  7. 【請求項7】 撮影情報が記録されたフィルムからの書
    き込み光を受けて前記フィルムの画像を記憶し、読み出
    し光を受けて記憶画像を表示する記憶表示手段を有した
    画像表示装置において、 前記撮影情報を読み取る情報読み取り手段と、 この情報読み取り手段が読み取った撮影情報に応じて読
    み出し光を制御する制御手段とを有することを特徴とす
    る画像表示装置。
  8. 【請求項8】 前記記憶表示手段が、空間光変調素子で
    あることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載
    の画像表示装置。
  9. 【請求項9】 前記情報読み取り手段が、磁気ヘッドを
    有して構成されることを特徴とする請求項1から8のい
    ずれかに記載の画像表示装置。
  10. 【請求項10】 前記記憶表示手段の画像記憶動作時に
    この記憶表示手段への外光入射を遮る遮光手段を有する
    ことを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載の画
    像表示装置。
  11. 【請求項11】 前記遮光手段は、電気信号の印加条件
    に応じて透過率が変化することを特徴とする請求項10
    に記載の画像表示装置。
  12. 【請求項12】 前記遮光手段は、液晶素子又はエレク
    トロミック素子からなることを特徴とする請求項11に
    記載の画像表示装置。
JP15372497A 1997-05-30 1997-06-11 画像表示装置 Pending JPH112803A (ja)

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US09/085,296 US6222509B1 (en) 1997-05-30 1998-05-27 Image display apparatus
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