JPH11278599A - 給油所管理システム - Google Patents

給油所管理システム

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JPH11278599A
JPH11278599A JP8215298A JP8215298A JPH11278599A JP H11278599 A JPH11278599 A JP H11278599A JP 8215298 A JP8215298 A JP 8215298A JP 8215298 A JP8215298 A JP 8215298A JP H11278599 A JPH11278599 A JP H11278599A
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一洋 小原
Shuichi Murata
修一 村田
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達也 蓮仏
Noriyuki Uchiumi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は監視カメラにより捉えられた各給油
ポイントの画像を的確に監視モニタに表示させることを
課題とする。 【解決手段】 給油所管理システムは、大略、給油所の
事務所等の屋内に設置される屋内機器11と、給油を行
う屋外機器12とからなる。屋内機器11としては、給
油所制御装置13、監視モニタ14、POS端末機1
5、インタフォン16等が設けられている。また、セル
フサービス給油用の複数の計量機171 〜17n を監視
するための監視カメラ19が設けられている。そして、
給油所制御装置13は、当該給油ポイントのリミットス
イッチ67からの信号により監視カメラ19からの画像
を車両の左側または車両の右側の画像に切り換えて監視
モニタ14に表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は給油所管理システム
に係り、特にセルフサービス給油化した給油所の管理に
好適な給油所管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】複数の計量機が設置された給油所では、
給油を行うため自動車が到着すると、その運転者自身が
自分でエンジン仕様に応じた油種の給油ノズルを燃料タ
ンクの給油口に挿入して油液を燃料タンクに給油する所
謂セルフサービス給油を行うことが検討されている。
【0003】給油所において、このようなセルフサービ
ス給油が実施されると、給油所に入場した運転者は作業
員の誘導なしに計量機の給油エリアに移動し、自動車を
計量機の前で停車させ、運転者自身が給油作業を行う。
そのため、給油操作に不慣れな運転者が給油操作を行う
際、操作方法が分からなくなったり、あるいは計量機に
異常がある場合には、給油所側から各給油ポイントへ指
示を与える必要がある。
【0004】そのため、セルフサービス給油方式の給油
所では、各給油ポイント毎に監視カメラを設置し、給油
所の事務所内に設けられたモニタテレビに監視カメラに
より撮像された画像を表示している。また、給油所の事
務所内に設置されたコントロールブースでは、モニタテ
レビに表示された画像を係員が監視している。また、複
数の給油ポイントが夫々複数の監視カメラにより撮像さ
れているので、事務所内に設置されたモニタテレビは、
例えば画面を2分割して2箇所の給油ポイントが同時に
表示されるようになっている。そして、運転者が給油作
業を開始すると、給油している給油ポイントの画像に順
次切り換わる。この画像の切り換え制御は、各給油ポイ
ント毎に設けられた設定器から出力される給油設定時の
信号に基づいて自動的に行われる。
【0005】しかしながら、ロングホース付き計量機で
は、車両の左右の給油口に対して給油可能であるので、
一台の監視カメラで左右両側の給油状況を監視すること
は難しい。このたの、各給油ポイント毎に車両の右側の
給油口を監視する右側用監視カメラと、車両の左側の給
油口を監視する左側用監視カメラの2台の監視カメラを
設ける必要がある。このようは場合、1台のモニタテレ
ビの領域を左右2分割して表示するか、あるいは2台の
カメラの内から給油作業を捉えている監視カメラの画像
を係員が手動操作により選択していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように監視カメラが設置された給油所管理システムにお
いては、モニタテレビに自動的に表示される最大の画像
数が左右2分割したものであるので、監視カメラが捉え
ることができる最大の分解能で給油作業を監視できない
といった問題がある。
【0007】また、上記従来の給油所管理システムで
は、モニタテレビに給油作業を捉えているカメラの画像
だけを表示させるためには、係員が手動で選択する必要
があるため、監視のための操作が発生し、係員の作業効
率の低下さらには安全性の低下につながるおそれがあっ
た。さらに、運転者が給油しようとしたとき、給油所の
事務所にいる係員がモニタテレビに表示される監視カメ
ラの画像を切り換えて、運転者が給油しようとする給油
ポイント付近の画像をモニタに表示させて、当該給油ポ
イントでの安全を確認して給油許可を出していた。
【0008】また、給油所の係員は、監視カメラからの
画像を順次切喚え、油の流出や発火などの異常事態が発
生していないかどうかをチェックしている。一方、計量
機から給油所内に設置された給油所制御装置に対する応
答がない場含、給油所制御装置ではこの計量機が存在し
ないものとして処理していた。そのため、従来は、給油
所の係員が、監視カメラからの画像を頻繁に切り換えな
がら各給油ポイントでの油の流出や発火などの異常事態
の発生を監視しているため、給油ポイントの増加と共に
監視カメラの台数が多くなると、その分画像の切り換え
操作が面倒であるばかり全ての給油ポイントを監視する
のに要する時間が長くなる。よって、監視カメラの台数
が多い給油所の場合、1番からN番の給油ポイントをチ
ェックし終わって、再び1番の給油ポイントを監視する
までの周期が長くなり、早期に異常発生を発見すること
が難しかった。
【0009】さらに、計量機から事務所に設置された給
油所制御装置に対する応答がない場含、この計量機が存
在しないものとして処理しているが、計量機と車両との
衝突等による計量機の故陣や、計量機付近での発火によ
る通信ケーブルの断線などの異常発生に対して早期に適
切な処置を取ることができないおそれがあった。そこ
で、本発明は上記課題を解決し、セルフサービス給油を
導入する給油所内における給油効率を向上し得る給油所
管理システムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、以下のような特徴を有する。上記請求項1記
載の発明は、一の車両の給油口の位置に対応して給油可
能な複数の給油ポイントを有する計量機と、前記複数の
給油ポイントに対応して設けられた監視カメラと、該監
視カメラによって撮像される給油ポイントの画像を表示
するモニタテレビとを有する給油所管理システムにおい
て、前記車両の給油口の位置を検出する給油口検出手段
と、該給油口検出手段により検出された給油口の位置に
対応する前記給油ポイントの監視カメラの画像を前記モ
ニタテレビに表示させる画像表示制御手段と、を備えて
なることを特徴とするものである。
【0011】従って、上記請求項1記載の発明によれ
ば、給油口検出手段により検出された給油口の位置に対
応する給油ポイントの監視カメラの画像をモニタテレビ
に表示させるため、車両の給油口に対応する画像を監視
カメラで捉えることができ、常に給油口近傍における給
油作業を監視できると共に、係員が手動で選択する場合
よりも監視のための操作が簡略化されて、係員の作業効
率を向上させることができ、且つ安全性も確保できる。
【0012】また、上記請求項2の発明は、前記請求項
1記載の給油所管理システムであって、前記計量機は、
給油ホースを吊り上げるホース支持機構を有し、前記給
油口検出手段は、前記ホース支持機構の動作に基づき車
両の給油口の位置を検出することを特徴とするものであ
る。
【0013】従って、上記請求項2記載の発明によれ
ば、計量機が給油ホースを吊り上げるホース支持機構を
有し、給油口検出手段がホース支持機構の動作に基づき
車両の給油口の位置を検出するため、ロングホースを有
する計量機で車両の右側あるいは左側のどちらで給油す
る場合にも対処することができる。よって、給油を行う
側の画像を正確にモニタテレビに表示させることができ
る。
【0014】また、上記請求項3の発明は、車両の給油
口へ給油を行う複数の計量機と、前記計量機の各給油ポ
イント付近を写す複数の監視カメラと、該複数の監視カ
メラによって撮像された画像を選択的に表示するモニタ
テレビとを有する給油所管理システムにおいて、前記計
量機からの応答に基づいて前記計量機が正常に動作して
いることを判定する判定手段と、前記計量機の各給油ポ
イントと監視カメラとの対応を記憶する記憶手段と、前
記判定手段により一の計量機で異常があると判定された
場合、前記記憶手段から当該計量機に対応する監視カメ
ラを抽出して当該監視カメラにより撮像される画像を前
記モニタテレビに表示させる画像表示制御手段と、を備
えてなることを特徴とするものである。
【0015】従って、上記請求項3記載の発明によれ
ば、判定手段により一の計量機で異常があると判定され
た場合、記憶手段から当該計量機に対応する監視カメラ
を抽出して当該監視カメラにより撮像される画像をモニ
タテレビに表示させるため、監視カメラの設置台数が多
い場合でも、異常が発生した給油ポイントの画像を直ち
にモニタテレビに表示させることができ、監視カメラの
切り換え操作が不要となって給油所係員の負担を軽減で
きると共に、早期に異常が発生した給油ポイントの画像
を確認することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明の実施の
形態について説明する。図1は本発明になる給油所管理
システムの一実施例の全体構成を示す構成図である。本
発明の給油所管理システムは、大略、給油所の事務所等
の屋内に設置される屋内機器11と、給油を行う屋外機
器12とからなる。屋内機器11としては、給油所制御
装置13、監視モニタ14、POS端末機15、インタ
フォン16等が設けられている。
【0017】また、屋外機器12としては、セルフサー
ビス給油用の複数の計量機17(171 〜17n )、各
計量機171 〜17n の給油処理を設定するセルフサー
ビスユニット(設定器)18(181 〜18n )、各計
量機171 〜17n を監視するための監視カメラユニッ
ト191 〜19n が設けられている。各監視カメラユニ
ット191 〜19n には、夫々4台の監視カメラ19
(19a1 〜19a4 ,19b1 〜19b4 ,… 19
1 〜19n4 )が設けられている。監視カメラ19
(19a1 〜19a4 ,19b1 〜19b4 ,… 19
1 〜19n4 )は、各計量機171 〜17n の前面側
と後面側の各給油ポイントに対応して計量機171 〜1
n の前面側と後面側の夫々に2台ずつ配置される。
【0018】給油を受ける車両には、給油口が車体の右
側に設けられたものと、給油口が車体の左側に設けられ
たものとがある。そのため、例えば計量機171 の各給
油ポイントには、車両の右側を写すための右側監視カメ
ラ19a1 ,19a3 と車両の左側を写すための左側監
視カメラ19a2 ,19a4 とが設置されている。尚、
図1においては、4台の監視カメラ19(19a1 〜1
9a4 ,19b1〜19b4 ,… 19n1 〜19
4 )が計量機17のアイランド方向に並んでいるが、
これは説明の便宜上このように図示しているのであっ
て、実際には後述するように計量機17の前面及び後面
と直交する方向に4台の監視カメラ19(19a1 〜1
9a4 ,19b1 〜19b4 ,… 19n1 〜19
4 )が並設されている。
【0019】図2は屋内機器11と屋外機器12との接
続を示す構成図である。図2に示されるように、給油所
制御装置13は、POS端末機15及び計量機171
17n 、セルフサービスユニット181 〜18n とSS
−LAN(ローカル・エリア・ネットワーク)20,2
1を介して接続されている。そのため、給油所制御装置
13は、計量機171 〜17n 、セルフサービスユニッ
ト181〜18n の状態を監視すると共に、給油に関す
るデータの送受信を行うと共に精算処理を行う。
【0020】また、給油所制御装置13は、監視モニタ
14とRS232Cインタフェースを介してシリアル通
信線22により接続されており、監視モニタ14の分割
や表示位置の切替え制御を行う。また、各計量機171
〜17n から給油所制御装置13に送信される電文(送
信データ)としては、例えば給油ノズルの外れ、戻しの
状態と、その給油ノズル番号、給油中は給油量などがあ
る。逆に、給油所制御装置13から各計量機17 1 〜1
n に送信される電文(信号)としては、給油許可信号
などがある。
【0021】また、セルフサービスユニット181 〜1
n から給油所制御装置13に送信される電文(送信デ
ータ)としては、運転者が設定した油種や給油量、支払
い方法などの情報がある。そして、給油所制御装置13
からPOS端末機15に送信される電文(送信データ)
としては、例えば給油終了の信号がある。POS端末機
15は給油所制御装置13からの給油終了信号を受ける
と、精算処理が可能になる。
【0022】監視モニタ14は、給油所の事務所内に設
置され、屋外に設置された各監視カメラユニット191
〜19n の各監視カメラ19により撮像された各計量機
17 1 〜17n の給油ポイントの画像のうち後述するよ
うに給油を受ける車両の給油口位置に応じた給油ポイン
トの画像を順次表示する。インターフォン16は、セル
フサービス給油作業を行っている運転者がセルフサービ
スユニット181 〜18n の設定方法、あるいは計量機
171 〜17n の操作方法等について質問、回答などの
コミュニケーションを図るときに使用する。
【0023】各計量機171 〜17n は、地下タンク
(図示せず)に貯蔵された油液を内蔵ポンプ(図示せ
ず)で汲み上げて給油を行うと共に、給油量を計測して
出力する機器である。また、各計量機171 〜17
n は、両側に給油ポイントが設けられており、夫々の給
油ポイントに対応して各油種毎に4本の給油ノズル27
(27a〜27d)、給油ホース28(28a〜28
d)が設けられている。
【0024】各給油ノズル27a〜27dは、計量機1
1 〜17n の側面に設けられたノズル掛け29(29
a〜29d)に掛止され、給油を行う際にノズル掛け2
9a〜29dから外されて車両の給油口に挿入される。
また、ノズル掛け29a〜29dには、夫々各給油ノズ
ル27a〜27dの掛け外しを検出するためのノズル着
脱検出スイッチ30(30a〜30d)が設けられてい
る。尚、ノズル着脱検出スイッチ30a〜30dは、給
油ノズル27a〜27dにより押圧されてオン状態に切
り替わるようにノズル掛け29a〜29dの内部に設け
られており、給油ノズル27a〜27dがノズル掛け2
9a〜29dに掛けられているときは、隠れて見えな
い。
【0025】各計量機171 〜17n の内蔵ポンプは、
給油所制御装置13から送信された給油許可信号を受け
ると、許可された油種の内蔵ポンプが動作して地下タン
クの油液を汲み上げるため、車両への給油が可能とな
る。また、セルフサービスユニット181 〜18n は、
インターフォン子機23、音声出力用スピーカ24、設
定器部25、プリンタ26を内蔵している。インターフ
ォン子機23は、通信ケーブルを介してインターフォン
16と相互に接続されており、屋内にいる給油所の係員
と会話を交わすことが出来る。
【0026】尚、各セルフサービスユニット181 〜1
n には、インターフォン子機23、音声出力用スピー
カ24、設定器部25、プリンタ26が夫々一対ずつ設
けられており、各計量機171 〜17n の両側に設けら
れた給油ポイントに対応した構成となっている。設定器
部25は、各給油ポイント毎に運転者自身が入力操作し
て給油すべき油種、給油量等のデータからなる給油条件
を設定するための装置である。そして、設定器部25に
より設定された給油条件は、給油所制御装置13に送信
される。
【0027】図3は計量機に対し車両の退出方向から見
た監視カメラ19の取付位置を示す図である。図3に示
されるように、給油を受ける車両61には、給油口62
が車体の右側に設けられたものと、給油口62が車体の
左側に設けられたものとがある。そのため、例えば給油
ポイントNo.1の上方には、車両の右側の給油口62a1
を写すための右側監視カメラ19a1 と、車両の左側の
給油口62a2 を写すための左側監視カメラ19a2
が設置されている。また、給油ポイントNo.2の上方に
は、車両の右側の給油口62a3 を写すための右側監視
カメラ19a3 と車両の左側の給油口62a4 を写すた
めの左側監視カメラ19a4 とが設置されている。
【0028】尚、給油ポイントNo.1の左側監視カメラ1
9a2 と給油ポイントNo.2の右側監視カメラ19a3
より計量機17の状態も監視することができる。また、
他の給油ポイントにおいても上記給油ポイントNo.1及び
No.2と同様にそれぞれ2台の監視カメラ19が設置され
ている。図4は計量機17の正面図である。
【0029】図4に示されるように、計量機17は、
「ロングホースタイプ」と呼ばれる計量機で、給油対象
の車両61の給油口62が左右どらら側でも給油可能な
長さとされた給油ホース28を有する。このロングホー
スタイプの計量機17では、給油ホース28を吊り下げ
状態に収納するホース収納部63が設けられ、ホース収
納部63には給油ホース28を昇降可能に吊下するリト
ラクタ(ホース支持機構)64が設けられている。
【0030】図5(A)は計量機17に対向する側の給
油口へ給油する場合の平面図である。また、図5(B)
は計量機17から離間した反対側の給油口へ給油する場
合の平面図である。図5(A)に示されるように、リト
ラクタ64により計量機17の前面側又は後面側に対向
する車両61の給油口62に給油する場合には給油ホー
ス28の繰り出し長さが短くなる。
【0031】また、図5(B)に示されるように、車両
61の反対側に位置する給油口62に給油する場合に
は、給油ホース28を引き出すことにより給油ホース2
8の繰り出し長さを長くすることができる。図6(A)
はホース収納状態のときのリトラクタ64の構成を拡大
して示す正面図である。また、図6(B)はホース引出
し状態のときのリトラクタ64の動作を拡大して示す正
面図である。
【0032】図6(A)に示されるように、給油ホース
28は、ホース収納部63の天板からワイヤ65により
吊り下げられると共に、ワイヤ65が巻回されたプーリ
66には巻き上げ方向(A方向)への付勢力が作用して
いる。また、プーリ66は、外周に突起66aが設けら
れ、この突起66aが移動する周方向には給油状態を検
知するセンサとしてのリミットスイッチ67が取り付け
られている。リミットスイッチ67は、給油所制御装置
13に接続されており、プーリ66の回動動作により信
号を給油所制御装置13へ出力する。
【0033】図5(A)に示されるように、リトラクタ
64により計量機17の前面側又は後面側に対向する車
両61の給油口62に給油する場合には給油ホース28
の繰り出し長さが短いため、リトラクタ64が作動しな
い状態で給油することができる。そのため、計量機17
側に位置する給油口62に給油する場合は、プーリ66
が回動せず、リミットスイッチ67がオフのままであ
る。そのため、計量機17側に位置する給油口62に給
油する場合には、給油ホース28の引き出し量が短いた
め、リトラクタ64のプーリ66が回動せずリミットス
イッチ67のオフ状態により給油場所を検知できる。
【0034】一方、図6(B)に示されるように、給油
ホース28が引き出されると、プーリ66がB方向に回
動するため、突起66aがリミットスイッチ67の可動
切片に接触してリミットスイッチ67をオン状態に切り
換える。そのため、図5(B)に示されるように、車両
61の反対側に位置する給油口62に給油する場合に
は、給油ホース28を長く引き出すため、リトラクタ6
4のプーリ66が回動してリミットスイッチ67により
給油場所を検知できる。
【0035】給油所制御装置13では、上記リミットス
イッチ67からのオン・オフ信号を受信して当該給油ポ
イントの計量機17に対する給油場所を認識する。これ
と共に、給油所制御装置13は、後述するように当該給
油場所に対応する監視カメラ19からの画像を監視モニ
タ14に表示させる。また、リトラクタ64のプーリ6
6には、巻き上げ方向(A方向)へ付勢する所定の張力
が作用しているので、車両61の給油口62の位置に拘
わらず給油ホース28が地面に接触しないようになって
いる。従って、給油終了後、給油ノズル27がノズル掛
け29に戻されると共に、給油ホース28はワイヤ65
を介して上方に引上げられてホース収納部63に収納さ
れる。
【0036】図7は給油所制御装置13の構成を示すブ
ロック図である。図7に示されるように、給油所制御装
置13は、各計量機171 〜17n 及びセルフサービス
ユニット181 〜18n からの給油データを管理する演
算装置35と、CRT又はLCDディスプレイよりなる
表示装置36と、表示装置36の画面上に設けられたタ
ッチパネル等からなる入力装置37と、磁気ディスク装
置等からなる記憶装置38と、各計量機171 〜17n
との通信を行うシリアル通信制御部39と、各監視カメ
ラ19(19a1 〜19a4 ,19b1 〜19b4,…
19n1 〜19n4 )からの画像信号を受信し、各監
視カメラ19により撮像された画像から任意の画像をモ
ニタ14に表示させるモニタ制御部41とから構成され
ている。
【0037】また、記憶装置38には、各給油ポイント
のリミットスイッチ67からの信号(オン・オフ)に対
応した給油場所(車体の右側か左側)を写し出す監視カ
メラ19のカメラ番号が登録されたデータベースが格納
されている。また、記憶装置38には、車両の給油口の
位置を検出する給油口検出手段として制御プログラム
と、検出された給油口の位置に対応する給油ポイントの
監視カメラ19の画像を監視モニタ14に表示させる画
像表示制御手段としての制御プログラムとが格納されて
いる。
【0038】さらに、記憶装置38には、一の給油ポイ
ントの給油中の給油口62が車両61の左側に設けられ
ているのか、あるいは車両61の右側に設けられている
のかを検知するリミットスイッチ67からの信号により
監視カメラ19からの画像を車両の左側または車両の右
側の画像に切り換えて監視モニタ14に表示させる画像
切換手段としての制御プログラムが記憶されている。
【0039】図8は表示装置36に表示される画像の表
示例を示す図である。図8に示されるように、表示装置
36の画面に表示される画像45は、給油所全体の構
成、すなわち計量機17を上方からみた形状に似たアイ
コンA1が実際に計量機17が配置されたレイアウトに
応じて配置された表示例となっている。また、表示装置
36に表示される画像45では、実際の計量機171
17nの配置パターンに合わせたレイアウトで表示され
る。また、表示装置36に表示される各計量機171
17n のアイコンA1は、ほぼ実際の計量機を上方から
みた形状で表示される。そして、各計量機171 〜17
n の両側には、車両が停車して給油を行える給油ポイン
トの状態を表示する表示エリアA5が2つずつ設けられ
ている。従って、各計量機171 〜17n のアイコンA
1の両側には、給油ポイントNo.1〜No.6が設定され、各
給油ポイントNo.1〜No.6に対応する番号1〜6も表示さ
れる。
【0040】また、表示装置36には、各給油ポイント
No.1〜No.6毎に各計量機171 〜17n の状態(給油
中、待機中、停止中等)を知らせる状態表示A2や、車
両への給油油種、給油量等)を知らせる給油状況A3が
表示される。このように、表示装置36の表示により各
給油ポイントNo.1〜No.6毎の状態を一目で把握すること
ができる。
【0041】尚、上記表示装置36の表示例では、給油
ポイントNo.7が灯油の給油が行えるように灯油専用計量
機のアイコンA4が表示されている。さらに、各計量機
17 1 〜17n の状態に応じて表示色を変更することに
より、一層分かりやすくなり、間違えにくい表示内容と
することができる。また、本実施例では、給油所制御装
置13が同一の給油ポイントに対して最大3データまで
表示されるように管理することができるように設定され
ている。例えば、給油後タッチアップエリアなどへ移動
して何らかの作業を行い精算が遅れた場合でも、その給
油ポイントで次の運転者が給油可能となる。本システム
では、同様にその次の3人目まで給油可能となってい
る。
【0042】また、画像45の下側には、メニュー釦4
6、カメラ釦47、ポンプ釦48、許可釦49、精算釦
50の各アイコンが表示される。メニュー釦46は、後
述する釦の機能を切り替えるものである。表示装置36
の画面には、タッチパネルが設けられているので、メニ
ュー釦46が一度押下されると、画面右端に閉店釦(図
示せず)が表示される。メニュー釦46がもう一度押下
されると、図4の画像が表示される。
【0043】カメラ釦47が押下されると、モニタ制御
部41の指示により監視モニタ14の表示が切り替えら
れる。例えば、画面上の監視したい給油ポイント1〜7
の何れかに触ってから、カメラ釦47を押下すると、監
視したい給油ポイントの画像が監視モニタ14に表示さ
れる。また、ポンプ釦48は、各給油ポイント毎に給油
を停止したり、再開したりするための操作釦である。許
可釦49の機能については、後述するように給油許可を
指示するための操作釦である。
【0044】精算釦50は、給油終了後、給油データを
POS端末機15に送信するための操作釦である。ここ
で、本実施例におけるセルフサービス給油の操作手順に
ついて説明する。図9はセルフサービス給油を行う場合
の各機器間での給油手順を説明するためのフローチャー
トである。
【0045】図9に示されるように、給油所に到着した
運転者は、(動作10)で給油ポイントNo.1〜No.6のな
かで空いている給油ポイントへ移動する。そして、空い
ている給油ポイントに車両を停車させる。次の(動作1
1)では、給油ポイントに設置されたセルフサービスユ
ニット18の設定器部25を用いて給油する油種、給油
量、支払い方法等の給油条件を設定する。
【0046】次の(動作12)では、設定終了後、運転
者自身が計量機17から給油ノズル27を外し、車両の
給油口に給油ノズル27の吐出パイプを挿入させる。そ
して、(動作13)では、給油を終了し、計量機17に
給油ノズル27を戻す。また、運転者は、(動作14)
でプリンタ26から発行された仮伝票を持って、精算所
に行き、給油料金の精算を行う。そして、(動作15)
で運転者は給油所から退場する。
【0047】上記運転者の(動作10〜15)に連動し
てセルフサービスユニット18は、以下のような処理を
実行する。すなわち、セルフサービスユニット18は、
運転者が給油ポイントに入ると、ステップS11(以下
「ステップ」を省略する)で設定開始待ちの待機モード
となる。これは、何らかの車両検知装置を計量機17に
備え、その信号をセルフサービスユニット18が受け取
っても良いが、前に給油した車両が給油ポイントを離れ
た時点で設定待ちになっても良い。
【0048】また、運転者が設定操作を終了したら、S
12で設定値を制御装置に送信する。 プリンタ26
は、S13で制御装置の印字命令を受け、設定されたフ
ォーマットに従って、伝票番号等を印字した仮伝票を発
行する。また、上記運転者の(動作10〜15)に連動
して給油所制御装置13は、以下のような処理を実行す
る。すなわち、給油所制御装置13は、S14でセルフ
サービスユニット18の設定器部25から各種設定が送
信されると、計量機17に給油許可を与える。
【0049】次のS15は、計量機17から給油終了及
び給油量が送信されると、合計金額を演算する。そし
て、S16には、プリンタに金額、伝票番号等を送信
し、印字を命令する。一方、計量機では、S17で給油
所制御装置13から給油許可が下りると、給油開始から
待ち時間に入る。また、S18では、運転者が給油を開
始すると、ポンプを作動させ、燃料が給油ノズル27か
ら車両の燃料タンクへ給油される。次のS19では、運
転者が給油を終了すると、ポンプを停止させ、給油所制
御装置13に給油の終了と給油量を送信する。
【0050】また、給油が終了すると、運転者は、セル
フサービスユニット18のプリンタ26から給油ポイン
ト番号又は計量機番号、追番号(伝票番号)、日時、油
種、給油量、給油金額等の給油データが表示された仮伝
票を取り、事務所内の精算所に移動する。これで、セル
フサービス給油を行う場合の動作手順が終了する。セル
フサービスユニット18の設定器部25により入力され
た設定内容は、同時に給油所制御装置13の表示装置3
6に表示される。そのため、給油所の係員は、給油所の
事務所に設置された給油所制御装置13の表示装置36
により、各計量機171 〜17n の設定の有無及び設定
内容を確認することができる。
【0051】また、給油所の係員は、給油客から仮伝票
を受け取り、その内容に該当するデータを給油所制御装
置13の表示装置36に表示された画面上から選択し、
入力装置37により精算の操作を行う。これで、給油デ
ータは、給油所制御装置13からPOS端末機15に送
信される。これにより、POS端末機15のプリンタ
(図示せず)から伝票が発行され、給油代金と引換えに
伝票を運転者に渡す。
【0052】このようにして給油操作及び給油代金の精
算を行う際、給油所制御装置13の表示装置36には、
図4に示すような実際に各計量機171 〜174 の配置
パターンとほぼ同じレイアウトで各計量機171 〜17
4 のアイコンA1が表示されると共に、各給油ポイント
毎に状態表示A2や、車両への給油状況A3が表示され
るので、簡易伝票に記載された給油ポイントの給油デー
タ(油種、給油量等)を簡単に確認することができる。
また、給油所の各計量機17の状態を給油所制御装置1
3の表示装置36に表示されたレイアウト画像25によ
り各給油ポイントの状況を監視することができる。
【0053】ここで、給油所制御装置13が実行する制
御処理について説明する。図10は給油所制御装置13
が実行するモニタ14及び表示装置36の画面の表示を
制御する処理のフローチャートである。図10に示され
るように、S21では表示装置36の画面に表示される
当該給油ポイントの画像(表示エリアA5)を「待機中
表示」にする。
【0054】次のS22では、セルフサービスユニット
18から電文が送られるまで待つ。S22において、セ
ルフサービスユニット18から電文が送信されると、S
23に進み、セルフサービスユニット18から送られて
きた設定内容に関する電文を読み込み、その情報に基づ
い表示装置36の画面に表示される当該給油ポイントの
画像(表示エリアA5)を「設定表示」として表わす。
【0055】次のS24では、計量機17から電文が送
られるまで待つ。このS24において、計量機17から
電文が送信されると、S25に進み、計量機17から送
信された「ノズル番号情報」を読み込む。続いて、S2
6で図6(A)(B)に示すリトラクタ64のリミット
スイッチ67からの信号を読み込む。次のS27では、
リミットスイッチ67から読み込んだ信号がオン又はオ
フかをチェックする。すなわち、車両61の給油口62
が車体の右側か左側かを判別する。
【0056】そして、S28において、当該給油ポイン
トのリミットスイッチ67からの信号に対応した給油場
所の監視カメラ19のカメラ番号を記憶装置38のデー
タベースより抽出する。次のS29では、上記のように
して選択された監視カメラ19からの画像を監視モニタ
14に表示させる。すなわち、カメラ番号がモニタ制御
部41に出力されると、モニタ制御部41はその番号を
モニタ14に出力する。よって、モニタ14は表示する
画像をカメラ番号と同一の監視カメラ番号を持った監視
カメラ19からの画像に切り換える。
【0057】そして、S30において、セルフサービス
ユニット18から送信された「設定油種情報」と計量機
17から送信された「ノズル番号情報」とを比較する。
このS30の比較結果により、運転者の取り上げた給油
ノズル27がセルフサービスユニット18の設定器部2
5により設定された油種と同一油種の給油ノズル27で
あれば、S31に進み、表示装置36の画面に表示され
る当該給油ポイントの画像(表示エリアA5)を「給油
許可待ち表示」にする。その後、S33に進む。
【0058】しかし、上記S30において、運転者の取
り上げた給油ノズル27がセルフサービスユニット18
の設定器部26により設定された油種と異なる油種の給
油ノズル27であるときは、S32へ進み、表示装置3
6の画面に表示される当該給油ポイントの画像を「ノズ
ル間違い表示」にする。その後、S24へ戻り、S24
以降の処理を実行する。
【0059】S33では、表示装置36の画面に表示さ
れた許可釦46が押下されるまで待つ。次のS34で
は、計量機17へ給油許可電文を出力すると共に、表示
装置36の画面に表示される当該給油ポイントの画像を
「給油開始表示」にする。続いてS35では、計量機1
7から電文が送られるまで待つ。そして、S35におい
て、計量機17から送信された給油データの電文を受信
すると、S37に進み、計量機17から送信された給油
量、またはノズル戻しに関する電文を読み込む。そし
て、計量機17から送信された給油量に基づいて表示装
置36の画面に表示される当該給油ポイントの画像を
「給油中表示画面」として表わす。
【0060】次のS37では、計量機17から送信され
た電文が「ノズル戻り」である否かを判定する。このS
37において、計量機17から送信された電文が「ノズ
ル戻り」である場合にはS38へ進み、表示装置36の
画面に表示される当該給油ポイントの画像を「給油終了
表示」にする。また、上記計量機17から送信された電
文が「ノズル戻り」でない場合にはS35に戻り、S3
5以降の処理を繰り返す。
【0061】そして、S38以降、給油所制御装置13
は精算釦47が押下されるのを待って、POS端末機1
5に給油終了電文を送信する。そして、S21へ戻る。
このように、リトラクタ64に設けられたリミットスイ
ッチ67からの信号に基づいて車両61の給油口62が
車体の右側か左側かを判別でき、判別された給油場所に
対応した監視カメラ19を選択して当該監視カメラ19
からの画像を監視モニタ14に表示させることができ
る。そのため、監視モニタ14に複数の画像を分割して
表示させる方式よりも解像度の高い画像が表示されて給
油ポイントの様子を正確に監視することができる。従っ
て、監視カメラ19が捉えることができる最大の分解能
で給油作業を監視できると共に、給油所の係員が手動で
画像を選択する場合よりも監視のための操作が簡略化さ
れて、係員の作業効率を向上させることができ、且つ安
全性も確保できる。
【0062】図11は給油口の位置を検出するセンサの
変形例1を示す図である。図11に示されるように、計
量機17から引き出された給油ホース28には、給油ホ
ース28の傾き角度を検出する傾きセンサ71が取り付
けられている。傾きセンサ71は、給油所制御装置13
に接続されており、給油ホース28の傾き角度に応じた
信号を給油所制御装置13へ出力する。
【0063】この傾きセンサ71は、重力方向(鉛直方
向)に対する傾きを検出する傾斜角センサであり、例え
ば重力方向を指す振り子の基準軸から角度を直接出力す
る変位方式のものと、電磁コイルに電流を流して発生す
るトルクと振り子の傾きによるトルクをバランスさせ振
り子を常に零位に保持するトルクバランス式のもの等が
ある。
【0064】給油ホース28は、計量機17から引き出
された角度が給油口62の位置(車体の右側か左側)に
よって異なる。例えば、計量機17に対向する側の給油
口62a2 に給油する場合、給油ホース28は計量機1
7から引き出される距離が短いのでリトラクタ64によ
りホース収納部63の高所に支持されている。そのた
め、給油ホース28の傾斜角度は、鉛直に近い角度とな
り、傾斜角度の閾値より大きい値となる。
【0065】一方、計量機17から離間する側の給油口
62a1 に給油する場合、給油ホース28は計量機17
から引き出される距離が長いのでリトラクタ64のワイ
ヤ65がプーリ66から引き出されて低い位置で支持さ
れる。そのため、給油ホース28の傾斜角度は、水平に
近い角度となり、傾斜角度の閾値より小さい値となる。
【0066】このように、給油所制御装置13は、給油
ホース28に設けられた傾きセンサ71から出力された
傾斜角度に応じた信号により給油口62の位置を判別す
ることができる。よって、給油所制御装置13は、傾き
センサ71からの信号に基づいて自動的に給油場所の監
視カメラ19を選択し、当該給油場所の画像を監視モニ
タ14に表示させることができる。
【0067】図12は給油口の位置を検出するセンサの
変形例2を示す図である。図12に示されるように、各
監視カメラ19には、人センサ72が設けられている。
この人センサ72は、例えば運転者から発せられる赤外
線を検知するよう構成されたセンサであり、運転者の位
置を感知できる。人センサ72は、給油所制御装置13
に接続されており、人センサ72からの信号を給油所制
御装置13へ出力する。
【0068】また、人センサ72は、各監視カメラ19
の夫々に設けられており、各センサ番号に対応する監視
カメラ19のカメラ番号が記憶装置38に登録されてい
る。従って、人センサ72が運転者を感知してオン状態
となると、オン状態になった人センサ72に対応する監
視カメラ19が自動的に選択される。そのため、給油所
制御装置13は、人センサ72から出力された信号によ
り給油される給油口62の位置を判別することができ
る。よって、給油所制御装置13は、人センサ72から
出力された信号に基づいて自動的に給油場所の監視カメ
ラ19を選択し、当該給油場所の画像を監視モニタ14
に表示させることができる。
【0069】また、車両61の右側の給油口62a1
給油する場合と、左側の給油口62a2 に給油する場含
とで、給油ノズル27の挿入向きが異なる(およそ18
0度ずれる)ので、給油ノズル27の挿入方向をジャイ
ロや方位磁針等で検出することもできる。そして、給油
ノズル27の向きに基づいて監視カメラ19を選択して
監視モニタ14に表示させる画像を切り喚えても良い。
さらには、監視カメラ19からの画像より給油作業中か
否かを判断することも可能である。
【0070】尚、車両61に対する給油口62の位置を
検出するセンサとしては、上記リミットスイッチ67、
傾きセンサ71、人センサ72に限らず、これ以外の検
出手段(例えば、光センサや圧電素子等)を用いて給油
口62の位置を検出する構成としても良いのは勿論であ
る。次に本発明の変形例について説明する。
【0071】図13は給油所制御装置13の表示装置3
6に表示される表示例を示す図である。図13に示され
るように、給油所制御装置13は、計量機17(171
〜17 n )のいずれかで例えばケーブルの断線や引火等
の異常が発生した場合、その計量機17とは通信不能な
る。そのため、給油所制御装置13は、通信不能となっ
た当該計量機17の状態を監視カメラ19により確認す
るように計量機動作異常メッセージ73を表示装置36
に表示させる。
【0072】そして、給油所制御装置13は、計量機番
号に対応する監視カメラ19の画像に切り換える。よっ
て、監視モニタ14には、計量機動作異常メッセージ7
3により指示された計量機17の画像が表示され、監視
モニタ14に写し出された画像から当該計量機17の異
常状態が係員によって確認される。尚、給油所制御装置
13は、計量機17からの応答に基づいて計量機17が
正常に動作していることを判定する判定制御プログラム
(判定手段)と、計量機17の各給油ポイントに対応す
る監視カメラ19の登録番号を記憶する記憶装置(記憶
手段)と、一の計量機17で異常があると判定された場
合、記憶装置から当該計量機17に対応する監視カメラ
19の登録番号を抽出して当該監視カメラ19により撮
像された画像を監視モニタ14に表示させる画像切換制
御プログラム(画像切換手段)とを有する。
【0073】図14は本変形例の給油所制御装置13が
実行する処理を説明するためのフローチャートである。
図14に示されるように、給油所制御装置13は、一定
周期毎に起動がかかりS61から動作を開始する。尚、
動作の制御に用いる番号i、タイマ、カメラ番号は、電
源投入時、i=1、タイマ=0、カメラ番号=0に初期
化される。
【0074】また、カメラ番号がモニタ制御部41に出
力されると、モニタ制御部41はモニタ14に表示する
画像をカメラ番号と同一の監視カメラ番号を持った監視
カメラ19からの画像に切り換える。なお、カメラ番号
=0の場合は、対応する監視カメラ番号がないので、す
べての監視カメラ19からの画像を分割表示する。
【0075】また、タイマは、モニタ14に同一の画像
を保持しておく時間を測るものであり、通常タイマの初
期値は数秒から数十秒程度にする。ここでは、タイマの
初期値を本制御処理の動作の繰返し周期の整数倍とす
る。また、この変形例では、計量機17からの電文が一
定時間以上送られてこなかった場合、異常と判断してい
るので、計量機17に対する2つの給油ポイントのどち
らの画像に切り換えれば良いか判断できない。そこで、
2つの給油ポイントからの画像を一定時間毎に切り換え
るようにしている。
【0076】給油所制御装置13は、S41で計量機1
7−iへ電文を送るように指令を出す。シリアル通信制
御部39は、この電文をSS−LAN21を介して計量
機17に送る。次のS42では、計量機17−iからの
電文が送られてきたかどうかをシリアル通信制御部39
の状態を読み取る。計量機17−iからの電文を受信し
ているときは、S43へ進み、受信していないときはS
55へ進む。
【0077】S43では、電文を読み取り、その内容を
表示装置36にある給油ポイントの状態表示部である表
示エリアA5に表示する。次のS44では、電文の内容
を解析し、計量機17−iが給油中かどうか判断する。
給油中の場合は、S45に進み、給油中でない場合はS
62へ進む。S45では、電文より給油ポイント番号を
読み取る(iaかまたはib)。次のS46では、モニ
タ制御部41に出力しているカメラ番号とS45読み込
んだ給油ポイント番号とが対応しているか否かを判定す
る。尚、カメラ番号と給油ポイント番号の番号の付け方
が同一でない場合は、記憶装置38から対応表(データ
ベース)を読み出して判断する。
【0078】そして、カメラ番号と給油ポイント番号と
が対応していない場合は、S47に進み、対応している
場合にはS49へ進む。S47では、カメラ番号を当該
給油ポイント番号に対応したものに設定する。次のS4
8では、タイマを初期値にセットする。そして、S49
でカメラ番号をモニタ制御部41に出力する。尚、モニ
タ制御部41は、監視モニタ14の画像を当該カメラ番
号と同一のカメラ番号を持った監視カメラ19からの画
像に切り換える。
【0079】S50では、番号iを1増加(インクリメ
ント)させる。続いて、S51で番号iが最大値ima
xを超えていないかどうかを判定する。最大値imax
は、計量機17の設置台数と同じ数にすればよく、この
変形例では、imax=2とする。そして、番号iが最
大値imaxを超えている場合はS52に進み、超えて
いない場合はS53へ進む。
【0080】S52では、番号iを1に設定する。次の
S53では、タイマが0であるかどうかを判定する。タ
イマ=0である場合は、今回に処理を終了する。しか
し、タイマが0でない場合は、S54へ進み、タイマを
一定時間(図13の処理が繰り返される周期)カウント
ダウンする。そして、今回の処理を終了する。また、S
55では、一定時間経過したか否かを判定する。S55
において、一定時間経過している場合はS56へ進み、
一定時間経過していない場合はS42へ戻る。S56で
は、タイマが0であるか否かを判定する。
【0081】S56において、タイマ=0である場合は
S57へ進み、タイマが0でない場合はS60へ進む。
S57では、表示装置36に図13に示す計量機動作異
常メッセージ73を表示する。S58では、モニタ制御
部41に出力しているカメラ番号がiaと同一であるか
どうかを判定する。同一である場合はS59へ進み、同
一でない場合はS60へ進む。S59では、カメラ番号
をibに設定し、S61へ進む。S60では、カメラ番
号をiaに設定し、S61へ進み、タイマを初期値にセ
ットした後、S49へ移行する。
【0082】S49では、前述のように監視モニタ14
の画像を当該カメラ番号と同一のカメラ番号をもった監
視カメラ19からの画像に切り替える。よって、監視モ
ニタ14には、計量機動作異常メッセージ73により指
示された計量機17の画像が表示され、監視モニタ14
に写し出された画像から当該計量機17の異常状態が係
員によって確認される。係員は、直ちにその状況に応じ
た対策を講じて異常発生による被害を最小限に抑える。
【0083】また、S62では、タイマが0であるかど
うかを判定する。S62において、タイマ=0である場
合はステップ63へ進み。タイマが0でない場合は、S
50へ移行する。そして、S63では、カメラ番号を零
にして全監視カメラ19からの画像を監視モニタ14に
分割表示する。これに限らず、全給油ポイントの状態を
監視モニタ14で確認できる。その後、S64でタイマ
を初期値にセットし、S49に移行する。
【0084】尚、本変形例では、計量機17から一定時
間応答がない場合、異常あるものと判定しているが、計
量機17自体が異常を検知してその異常内容についての
電文を送ってきたとき、この電文内容を判定して異常で
あると判定しても良い。また、上記実施例では、地上設
置型の給油装置を一例として挙げたが、これに限らず、
例えば給油ノズルを昇降させる懸垂式給油装置にも適用
できるのは勿論である。
【0085】
【発明の効果】上述の如く、請求項1記載の発明によれ
ば、給油口検出手段により検出された給油口の位置に対
応する給油ポイントの監視カメラの画像をモニタテレビ
に表示させるため、車両の給油口に対応する画像を監視
カメラで捉えることができ、常に給油口近傍における給
油作業を監視できると共に、係員が手動で選択する場合
よりも監視のための操作が簡略化されて、係員の作業効
率を向上させることができ、且つ安全性も確保できる。
【0086】また、上記請求項2記載の発明によれば、
計量機が給油ホースを吊り上げるホース支持機構を有
し、給油口検出手段がホース支持機構の動作に基づき車
両の給油口の位置を検出するため、ロングホースを有す
る計量機で車両の右側あるいは左側のどちらで給油する
場合にも対処することができる。よって、給油を行う側
の画像を正確にモニタテレビに表示させることができ
る。
【0087】また、上記請求項3記載の発明によれば、
判定手段により一の計量機で異常があると判定された場
合、記憶手段から当該計量機に対応する監視カメラを抽
出して当該監視カメラにより撮像される画像をモニタテ
レビに表示させるため、監視カメラの設置台数が多い場
合でも、異常が発生した給油ポイントの画像を直ちにモ
ニタテレビに表示させることができ、監視カメラの切り
換え操作が不要となって給油所係員の負担を軽減できる
と共に、早期に異常が発生した給油ポイントの画像を確
認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる給油所管理システムの一実施例の
全体構成を示す構成図である。
【図2】屋内機器11と屋外機器12との接続を示す構
成図である。
【図3】給油所制御装置13の構成を示すブロック図で
ある。
【図4】表示装置36に表示される画像の表示例を示す
図である。
【図5】セルフサービス給油を行う場合の各機器間での
給油手順を説明するためのフローチャートである。
【図6】表示装置36の画面上に表示される給油ポイン
トの表示例の変化を説明するための図である。
【図7】給油所制御装置13が実行する表示装置36の
画面の表示を制御する処理のフローチャートである。
【図8】表示装置36に表示される画像の表示例を示す
図である。
【図9】セルフサービス給油を行う場合の各機器間での
給油手順を説明するためのフローチャートである。
【図10】給油所制御装置13が実行するモニタ14及
び表示装置36の画面の表示を制御する処理のフローチ
ャートである。
【図11】給油口の位置を検出するセンサの変形例1を
示す図である。
【図12】給油口の位置を検出するセンサの変形例2を
示す図である。
【図13】給油所制御装置13の表示装置36に表示さ
れる表示例を示す図である。
【図14】本変形例の給油所制御装置13が実行する処
理を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
11 屋内機器 12 屋外機器 13 給油所制御装置 14 監視モニタ 15 POS端末機 17(171 〜17n ) 計量機 18(181 〜18n ) セルフサービスユニット 19(19a1 〜19a4 ,19b1 〜19b4 ,…
19n1 〜19n4 )監視カメラ 191 〜19n 監視カメラユニット 25 設定器部 27(27a〜27d) 給油ノズル 28(28a〜28d) 給油ホース 29(29a〜29d) ノズル掛け 30(30a〜30d) ノズル着脱検出スイッチ 36 表示装置 37 入力装置 38 記憶装置 39 シリアル通信制御部 45 画像 46 メニュー釦 47 カメラ釦 48 ポンプ釦 49 許可釦 50 精算釦 61 車両 62(62a1 〜62a4 ) 給油口 63 ホース収納部 64 リトラクタ 65 ワイヤ 66 プーリ 67 リミットスイッチ 71 傾きセンサ 72 人センサ 73 計量機動作異常メッセージ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内海 典之 神奈川県川崎市川崎区富士見1丁目6番3 号 トキコ株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一の車両の給油口の位置に対応して給油
    可能な複数の給油ポイントを有する計量機と、前記複数
    の給油ポイントに対応して設けられた監視カメラと、該
    監視カメラによって撮像される給油ポイントの画像を表
    示するモニタテレビとを有する給油所管理システムにお
    いて、 前記車両の給油口の位置を検出する給油口検出手段と、 該給油口検出手段により検出された給油口の位置に対応
    する前記給油ポイントの監視カメラの画像を前記モニタ
    テレビに表示させる画像表示制御手段と、 を備えてなることを特徴とする給油所管理システム。
  2. 【請求項2】 前記請求項1記載の給油所管理システム
    であって、 前記計量機は、給油ホースを吊り上げるホース支持機構
    を有し、 前記給油口検出手段は、前記ホース支持機構の動作に基
    づき車両の給油口の位置を検出することを特徴とする給
    油所システム。
  3. 【請求項3】 車両の給油口へ給油を行う複数の計量機
    と、前記計量機の各給油ポイント付近を写す複数の監視
    カメラと、該複数の監視カメラによって撮像された画像
    を選択的に表示するモニタテレビとを有する給油所管理
    システムにおいて、 前記計量機からの応答に基づいて前記計量機が正常に動
    作していることを判定する判定手段と、 前記計量機の各給油ポイントと監視カメラとの対応を記
    憶する記憶手段と、 前記判定手段により一の計量機で異常があると判定され
    た場合、前記記憶手段から当該計量機に対応する監視カ
    メラを抽出して当該監視カメラにより撮像される画像を
    前記モニタテレビに表示させる画像表示制御手段と、 を備えてなることを特徴とする給油所管理システム。
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