JPH11278589A - タンク排出装置 - Google Patents

タンク排出装置

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Publication number
JPH11278589A
JPH11278589A JP10078039A JP7803998A JPH11278589A JP H11278589 A JPH11278589 A JP H11278589A JP 10078039 A JP10078039 A JP 10078039A JP 7803998 A JP7803998 A JP 7803998A JP H11278589 A JPH11278589 A JP H11278589A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tank
stirring rod
discharge device
rotation
impeller
Prior art date
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Pending
Application number
JP10078039A
Other languages
English (en)
Inventor
Masami Ishikawa
正巳 石川
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ONOE KIKAI KK
Original Assignee
ONOE KIKAI KK
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Filing date
Publication date
Application filed by ONOE KIKAI KK filed Critical ONOE KIKAI KK
Priority to JP10078039A priority Critical patent/JPH11278589A/ja
Publication of JPH11278589A publication Critical patent/JPH11278589A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 角材等でタンクを叩いたり、別途振動発生装
置を設ける事無く、タンク下部に空洞が発生したり、壁
面に貯蔵物が付着したまま残るようなことのないタンク
排出装置を提供する。 【解決手段】 タンク1下部に設けた排出用羽根車2の
頭部にユニバーサル手継手11を介してタンク円錐部1
bの上端まで伸びた攪拌棒10を設け、先端をタンク壁
面に倒置接触させる。タンク側の攪拌棒10当接部には
等間隔で突起13を設けたリング状のガイド体12を設
け、攪拌棒10側には攪拌棒10の回転により前記突起
13を乗越えるための角柱14を設け、羽根車2の回転
と共に攪拌棒10を回転させ、ガイド体12上を移動さ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家畜の飼料等を貯
蔵するタンクから貯蔵物を排出するタンク排出装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来のタンク排出装置を図3に示す。図
3において1はタンクで飼料等の貯蔵物5がタンク上部
から投入され貯蔵されており、下方はホッパを形成し、
括れた形状となり、その下部に排出装置が設置されてい
る。タンク排出装置は、減速器4を介してモータ3によ
り回転駆動される排出用の羽根車2と、その上方に設け
られ、羽根車2と共に回転する水平方向に伸び先端が上
方に曲げられた棒状の攪拌角6を中心に構成され、攪拌
角6は貯蔵物5を攪拌し排出動作を促進するために設け
られている。そして、排出口7が羽根車2の周囲に設け
られ、羽根車2により貯蔵物を外側へ押し出して排出す
るようになっている。また、8は排出された貯蔵物を案
内する排出管である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のタ
ンク排出装置では、排出の過程で貯蔵物5の自重により
タンク下部に、図示Pに示すような半球状の空洞が発生
することがあり、そのような場合は羽根車2をいくら回
転しても攪拌角6もその機能を発揮できず、貯蔵物が排
出されなかった。また、貯蔵物が小量になってくると、
タンク1のホッパ部等の傾斜部に付着して落下せずに残
ることがあり、スムーズに或いは効率良く排出されなか
った。
【0004】そのため、このような場合は作業者がタン
クの周囲を角材等で叩いたり、貯蔵物の排出装置とは別
にタンクに専用の振動発生装置を設けて、タンクを振動
させて発生した空洞を崩したり付着した貯蔵物を落下さ
せたりする工夫がなされていた。しかし、このような落
下を促進させる操作は、作業者が行う場合は、タンクが
大きいものではその下部までの高さでさえ地上数メート
ルの位置になったりするため、作業に大きな労力が必要
で大変であるし、専用の振動発生装置を設ければ、作業
者の負担は軽減されるが、タンクの構造は複雑となり、
高価な設備となってしまう。
【0005】そこで本発明は、そのような作業即ち角材
等でタンクを叩いたり、別途振動発生装置を設けなくと
も、タンク下部に空洞が発生したり壁面に貯蔵物が付着
したまま残るようなことのないタンク排出装置を提供す
ることを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1の発明は、タンク下部から貯蔵物を排出す
るタンク排出装置において、前記タンクの略中央下部に
回転軸を設け、先端部がタンクの内壁に接触し、その先
端部をタンクの内壁面に沿って周回移動可能とした攪拌
棒を任意方向へ傾倒自在に前記回転軸に取り付けて構成
される。
【0007】請求項2の発明は、タンクの下部に水平回
転する羽根車を設け、その羽根車の回転によりタンク内
の貯蔵物を排出可能としたタンク排出装置において、前
記羽根車の回転軸頭部に、先端部がタンクの内壁に接触
し、その先端部をタンクの内壁面に沿って周回移動可能
とした攪拌棒を任意方向へ傾倒自在に取り付けて構成さ
れる。
【0008】請求項3の発明は、請求項1又は2の発明
において、攪拌棒の少なくとも先端部を断面多角形に形
成すると共に、タンクの内壁面には、前記攪拌棒の先端
が接触する軌跡に沿って適宜間隔に突起を設け、前記攪
拌棒が回転軸の回転に伴って回転することで、その突起
を乗り越えて周回移動可能に形成して成り、断面多角形
とは周囲に突起或いは角部を有した形状を含むものとす
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した実施の
形態の1例を図面を基に詳細に説明する。図1はタンク
排出装置の側面説明図であり、上記図3と同一の部材に
は同一の符号を付してある。
【0010】図1において、タンク1は上部が略円筒形
状の筒体1aで、下部はホッパ部1bを形成して円錐形
状となり、その底面には羽根車2が設けられ、この羽根
車2の回転により貯蔵物を排出させる作用は上記図3の
従来技術と同様である。そして10は本発明の中心をな
すもので、金属の棒体からなる攪拌棒であり、下端はユ
ニバーサル手継手11を介し羽根車2の回転軸頭部に接
続され、ホッパ部1bの上端に至る長さを有し、上端部
はタンク壁面に傾倒し接触している。
【0011】そして、攪拌棒10が接触するタンク1の
内周には攪拌棒10の移動を案内するためのガイド体1
2が設けられている。このガイド体12はタンクの内壁
に沿って水平面内に設けられたリング体であり、図2の
平面説明図に示すように突起13がその内側に、攪拌棒
10の直径よりわずかに狭い間隔で等間隔に設けられて
いる。また、攪拌棒10のガイド体当接位置には攪拌棒
10の円周を3等分する位置に夫々断面四角形の角柱1
4が攪拌棒の長手方向に溶接形成されている。そして、
この角柱14は、攪拌棒10の回転により突起13に係
合し突起13を乗越えるのに充分な大きさとなってい
る。
【0012】この攪拌棒10の作用を図2を基に説明す
る。羽根車2が回転すると、連動して攪拌棒10もタン
ク内壁に接触した位置で矢印Aに示すように回転を始め
る。すると、攪拌棒10のタンク当接部に設けた角柱1
4が突起13に係合して、攪拌棒10が突起13を乗越
えてガイド体12上の移動を始め、タンク内壁に沿って
移動を始める。この際、攪拌棒10は矢印Bに示すよう
な移動動作、すなわち突起13を乗越える毎にガイド体
12上に落ち込む動作をし、ガイド体12をその都度振
動させる。それによりタンク1全体も共鳴して振動す
る。そして攪拌棒10は、羽根車2が回転している間こ
の回転と移動とを繰返し、ガイド体12上を順次移動し
てゆき、タンク内の周回移動動作をする。
【0013】従って、羽根車2が回転している間、攪拌
棒10はタンク内を移動すると共に、振動を発生させる
ので、従来技術で示した如き空洞Pが発生したとしても
崩すことができるし、タンク壁面に貯蔵物が付着しても
落下させて排出させることができる。そのため、タンク
に別途振動発生装置を設ける事無く容易にしかも効率良
く排出動作させることができる。
【0014】尚、上記実施の形態では、攪拌棒の先端部
断面形状が周囲に角柱を設けた円形形状であるが、断面
形状は三角形でも四角形でも良いし、十字形状であって
もよい。また、攪拌棒とガイド体との係合を突起と角柱
としたが、ピニオンとラックを組合せても良い。更に
は、攪拌棒を羽根車とは独立した動力により駆動しても
良い。その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各部の
形状並びに構成を適宜に変更して具体化することも可能
である。
【0015】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1、2の発
明によれば、タンク下部の回転軸に軸支した攪拌棒を設
けたものであるから、タンク下部に空洞が発生すること
がない。そのため、別途タンク振動装置を設けなくとも
容易に排出動作を行うことができる。
【0016】請求項3の発明によれば、攪拌棒がタンク
を振動させながら移動するため、タンク内の貯蔵物が空
洞を形成するようなことがないし、壁面に付着したまま
となることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の1例を示すタンク下部の
側面説明図である。
【図2】図1の攪拌棒の回転の様子を示す平面説明図で
ある。
【図3】従来のタンク排出装置を示すタンク下部の側面
説明図である。
【符号の説明】
1・・タンク、2・・羽根車、10・・攪拌棒、11・
・ユニバーサル手継手、12・・ガイド体、13・・突
起、14・・角柱。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タンク下部から貯蔵物を排出するタンク
    排出装置において、前記タンクの略中央下部に回転軸を
    設け、先端部がタンクの内壁に接触し、その先端部をタ
    ンクの内壁面に沿って周回移動可能とした攪拌棒を任意
    方向へ傾倒自在に前記回転軸に取り付けたタンク排出装
    置。
  2. 【請求項2】 タンクの下部に水平回転する羽根車を設
    け、その羽根車の回転によりタンク内の貯蔵物を排出可
    能としたタンク排出装置において、前記羽根車の回転軸
    頭部に、先端部がタンクの内壁に接触し、その先端部を
    タンクの内壁面に沿って周回移動可能とした攪拌棒を任
    意方向へ傾倒自在に取り付けたタンク排出装置。
  3. 【請求項3】 攪拌棒の少なくとも先端部を断面多角形
    に形成すると共に、タンクの内壁面には、前記攪拌棒の
    先端が接触する軌跡に沿って適宜間隔に突起を設け、前
    記攪拌棒が回転軸の回転に伴って回転することで、その
    突起を乗り越えて周回移動可能に形成した請求項1又は
    2記載のタンク排出装置。
JP10078039A 1998-03-25 1998-03-25 タンク排出装置 Pending JPH11278589A (ja)

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JP10078039A JPH11278589A (ja) 1998-03-25 1998-03-25 タンク排出装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8575085B2 (en) 2007-07-17 2013-11-05 Byotrol Plc Anti-microbial composition comprising a quaternary ammonium biocide and organopolysiloxane mixture
CN106672464A (zh) * 2016-12-19 2017-05-17 四川雷鸣环保装备有限公司 旋转式卸料仓

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8575085B2 (en) 2007-07-17 2013-11-05 Byotrol Plc Anti-microbial composition comprising a quaternary ammonium biocide and organopolysiloxane mixture
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