JPH11277762A - インクジェット式記録装置 - Google Patents

インクジェット式記録装置

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JPH11277762A
JPH11277762A JP9853398A JP9853398A JPH11277762A JP H11277762 A JPH11277762 A JP H11277762A JP 9853398 A JP9853398 A JP 9853398A JP 9853398 A JP9853398 A JP 9853398A JP H11277762 A JPH11277762 A JP H11277762A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィルタ部材の上流側に停滞している気泡に
より、印字動作時のインクの供給が損なわれないように
すること。 【解決手段】 ヘッドホルダ28に連通するインク流出
口35をインク供給針45の拡開部42よりも外側に配
置し、またインク供給針45の中心線Cよりもインク流
出口35側に偏した位置からインク流出口35まで連通
する凹部46、47を形成し、これら凹部46、47を
区分するようにフィルタ部材48を張設して、フィルタ
部材48の有効領域に大きく成長した気泡Bの底部B1
が接触しないようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は、ノズルからイン
ク滴を吐出して記録媒体に文字等の記録像を書き込むイ
ンクジェット式記録装置、より詳細にはインク貯蔵源か
らインクジェット記録ヘッドにインクを導くインク供給
路の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】ノズル開口からインク滴を吐出させて記
録媒体に文字や画像を印刷するインクジェット式記録装
置は、インク中の塵埃や気泡が記録ヘッドに流入してイ
ンク滴の吐出を阻害するのを目的として、インクタンク
と記録ヘッドの間にフィルタ部材を介装されている。こ
のため、大量の気泡がフィルタ部材に捕捉されると、気
泡がインクの流路を狭めて記録ヘッドへのインクの供給
を阻害するという問題がある。このような問題を解消す
るため、例えば特開平7-117239号公報に見られるように
フィルタ部材に対向させてインク流路に連通し、かつフ
ィルタ部材の上面に対向するように円環状の凹部を形成
し、気泡をその浮力により凹部に収容することが提案さ
れている。
【0003】これによれば、気泡を凹部で捕捉してフィ
ルタ部材への張り付きを防止できるものの、ノズル開口
をキャッピング部材で封止して記録ヘッドからインクを
吸引力により強制的に排出させる場合には、気泡が凹部
で保持されて排除が困難となり、大量のインクを消費し
たり、また強い吸引力を作用させる必要上、能力の大き
なポンプを必要とする等の問題がある。
【0004】このような問題を解消するため、本出願人
は前に一端が前記インクカートリッジに、他端が前記イ
ンクジェット式記録ヘッドに接続するインク供給路の途
中に、一部を水平方向に対して傾斜させた第2の流路を
形成し、前記第2の流路に対して斜めに横切るようにフ
ィルタ板を配置することを提案した(特開平9-216375号
公報)。これによれば、インク流路の断面一杯にインク
をほぼ一様で、かつ淀み無く流すことができ、しかも流
路抵抗を下げて小さな気泡を確実に排出することができ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】反面、気泡排出動作
(以下、クリーニング動作)よりもインクの流速が遅い
印字動作において、非常に小さな気泡(例えば、インク
カートリツジ内に存在する微小気泡)がインク供給針に
流入した場合には、このような微小気泡はフィルターを
通過することができずにインク供給針内で漂遊すること
になり、やがてこれらの微小気泡が集まって大きな気泡
に成長する。そして最後にはフィルターに張り付いてイ
ンクの流路を大幅に狭めることになり、印字時における
インクの供給を阻害するという不都合がある。本発明は
このような問題に鑑みてなされたものであって、その目
的とするところはクリーニング動作時にはインク供給針
に停滞している気泡を確実に排除することができ、かつ
印字動作時にインク供給針に流れ込んだ気泡に関りなく
安定したインクの供給ができるインクジェット式記録装
置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような課題を解消す
るために本発明においては、インクカートリッジのイン
ク供給口に挿入されるインク供給針と、インク滴を吐出
するインクジェット式記録ヘッドとをヘッドホルダ及び
連結部材を一体的に固定してなるインクジェット式記録
装置において、前記インク供給針が筒状部と略円錐形の
拡開部とからなり、また前記インクカートリッジから前
記記録ヘッドにインクを供給するインク誘導路のインク
流出口が前記インク供給針の前記拡開部よりも外側に形
成され、また前記インク供給針の中心線よりも前記イン
ク流出口側に偏した位置から前記インク流出口と連通す
る凹部が前記連結部材に形成されていて、前記凹部を覆
うようにフィルタ部材を張設するようにした。
【0007】
【作用】印字動作時にインク供給針に流れ込んだ小さな
気泡は、時間とともに互いに結合して大きな気泡に成長
するが、インク供給針の拡開部から偏した位置にあるイ
ンク流出口には引き込まれないため、インクの供給は妨
げられない。また、この成長した大きな気泡の底部が拡
開部の底面に接しても、インク供給針の中心より偏した
位置にあるフィルターの有効面には触れないため、印刷
に必要なインクの供給が妨げられることはない。
【0008】
【発明の実施の形態】そこで以下に本発明の詳細を図示
した実施例に基づいて説明する。図1は本発明のインク
ジェット式プリンタで、キャリッジ1は、ガイド部材2
に支持され、タイミングベルト3を介してステップモー
タ4に接続されていてプラテン5に平行に往復動可能に
構成されている。
【0009】キャリッジ1にはその下面に後述するイン
クジェット式記録ヘッド6、7が、また上面には記録ヘ
ッド6、7にインクを供給するインクカートリッジ8、
9が着脱自在に搭載されている。キャリッジ1の移動経
路の非印字領域には各記録ヘッドを封止するキャップ1
0、11を備えたキャッピング装置12が配置されてい
る。キャッピング装置12は、インク充填時等に吸引ポ
ンプユニット13からの負圧を各キャップ10、11に
受けて記録ヘッド6、7に吸引力を作用させるように構
成されている。なお、図中符号14は記録用紙を、また
符号15は、クリーニングブレードをそれぞれ示す。
【0010】図2は、記録ヘッドの一実施例を示すもの
であって、記録ヘッドは、圧力発生室20、リザーバ2
1、及び圧力発生室20とリザーバ21とを接続するイ
ンク供給口22を形成するスペーサ23と、スペーサ2
3の一方の面を封止し、圧力発生室20に連通するノズ
ル開口24を備えたノズルプレート25と、スペーサ2
3の他方の面を封止する封止板26とを積層して構成さ
れた流路ユニット27と、流路ユニット27の固定部材
とインク誘導路形成部材とを兼ねるヘッドホルダ28
と、連結部材29とを固定部材30で一体に固定して構
成されている。
【0011】流路ユニット27の各圧力発生室20には
圧力発生手段、この実施例では軸方向に伸縮する圧電振
動子31が用いられ、圧電振動子31の先端を封止板2
6の圧力発生室20に対向する領域に当接させて固定基
板32を介してヘッドホルダ28の収容室に固定するこ
とにより構成されている。
【0012】なお、加圧手段としては、面方向でたわみ
振動する圧電振動子を、封止板26の各圧力発生室20
に対向する領域に設けたり、また各圧力発生室20にイ
ンクを加熱、気化させる発熱素子を設けることにより構
成できる。
【0013】ヘッドホルダ28は、リザーバ21にイン
クを供給するインク誘導路33、この実施例ではヘッド
ホルダ28を穿孔して形成されている。なお、インク誘
導路33は、チューブ等の管路形成部材を用いて形成し
てもよい。
【0014】インク誘導路33の流路ユニット27の側
の端部にリザーバ21との接続口となるインク流出口3
3aが、また連結部材29の側の端部にブッシュ34を
形成して、連結部材29に形成されたインク流出口35
とパッキン36を介して接続するインク流入口33bが
形成されている。
【0015】連結部材29には、上端がインクカートリ
ッジ8、9に設けられている図示しないインク供給口の
封止材を貫通する針先部40を有する筒状部41と、筒
状部41から徐々に拡開するテーパ状の拡開部42と、
固定部材を兼ねる基板部43からなるインク供給針45
が、インク供給針45の中心線C1がインク流出口35
から離れた位置、好ましくはインク流出口35が拡開部
42よりも外側に位置するように植設されている。
【0016】また、インク供給針45には、拡開部42
からインク誘導路33にかけて拡開部42よりも勾配が
小さな斜面46aを有する連通凹部46が形成されてい
る。
【0017】一方、インク連結部材29の前記インク供
給針45と対向する領域には、図3に示したようにイン
ク供給針45の中心線Cからインク流出口35側に偏し
た位置から延び、かつインク供給針45の連通凹部46
の斜面46aとほぼ平行な斜面47aを備えた連通凹部
47が形成されている。これら連通凹部46、47は、
フィルタ室を形成していて、連通凹部47の開口面を覆
うように板状のフィルタ部材48が、開口面の外周領域
を接着剤や溶着等により固定されて張設されている。な
お、図中符号49は、連通開口を示す。
【0018】この実施例において、インクカートリッジ
の交換や、また目詰まりを解消するために記録ヘッド
6、7をキャップ10、11で封止して吸引ポンプ13
の負圧を作用させると、圧力発生室20、インク供給口
22、リザーバ21、インク誘導路33を介してインク
流出口35に負圧が作用する。これによりインク供給針
45の連通開口49からインクカートリッジに吸引力が
作用してインクカートリッジのインクがインク供給針4
5を経由して記録ヘッド6、7に流れ込み、ノズル開口
24からキャップ10、11に排出される。
【0019】この吸引初期にはインク供給針45の筒状
部41、拡開部42に大量の空気が存在するため、図4
に示したように筒状部41の直径dよりも大きな径の気
泡Bが拡開部に発生するが、気泡Bのインク誘導路33
側に偏して大きな負圧が作用するから、気泡Bは連通凹
部46の斜面46aに簡単に引き込まれて記録ヘッド
6、7から外部に排出される。
【0020】もとより、筒状部41の径よりも小さな気
泡は、中心部からインク誘導路側に偏して流れるインク
に乗ってインク誘導路33に引き込まれて記録ヘッド
6、7から外部に排出される。
【0021】次に、インクの充填が完了した記録ヘッド
6、7により印字が行われると、カートリッジ8、9の
インクはインク供給針45からインク誘導路33を経由
して記録ヘッド6、7に流れ込む。この過程でインクカ
ートリツジ内のインクに含まれている微小な気泡は、イ
ンクと共にインク供給針45に流入するが、クリーニン
グ時よりもインクの流速が遅い印字動作では、流入した
気泡はフィルタ部材48を通過することができずに拡開
部42で漂遊する。
【0022】このような微小気泡は長時間の印字動作の
間にその数が増え、さらに時間の経過とともに互いに結
びついて、やがては図4に示すようにサイズの大きな1
つの気泡Bにまで成長する。そして最後には気泡Bの下
部がフィルタ部材48に張り付いてフィルタ部材48の
有効面積を損なうと、流路抵抗が増加してインクの供給
能力が低下する。このようなインク供給不足は、印字画
像に濃淡の斑を生じさせるなどして印字品質を極端に低
下させる。
【0023】そして、インクの流速が、クリーニング時
よりも遅い印字動作にあっては図4に示す気泡Bが存在
しても気泡はほとんど変形せず、その底部B1が連結部
材29に接することになる。
【0024】したがって、本発明のように連通凹部47
がインク供給針45の中心線Cよりもインク流出口35
の側に偏った位置に形成されていると、フィルタ部材4
8の気泡Bによる占領率が低く抑えられ、フィルタ部材
48の有効面積を大きく確保できるため、印字に必要な
インクを十分に供給することができる。
【0025】長時間の印字動作により気泡Bが図4に示
す状態よりもさらに大きく成長し、一部が分離してフィ
ルタ部材48を通過して、インク滴の吐出に不良を来し
た場合には、インク充填時と同様に記録ヘッド6、7を
キャップで封止して負圧を作用させると、フィルタ部材
48の上流側に停滞している気泡は、強い吸引力により
フィルタ部材48を通過して記録ヘッド6、7に流れ込
んで簡単に排除される。
【0026】なお、上述の実施例においては、インク供
給針45の連通凹部46の斜面46aがフィルタ部材4
8に対してインク流出口35の側に緩やかに傾斜した場
合について説明したが、斜面46aがフィルタ部材48
に対して平行に形成されていても同様の効果を奏する。
【0027】また、連結部材29の連通凹部47の斜面
47aがフィルタ部材48に対して平行に形成されてい
ても同様の効果を奏することができる。
【0028】しかしながら、インク供給針45の連通凹
部46の斜面46aをインク流出口35側が低くなるよ
うに形成することで、クリーニング時に気泡を排出する
のに必要な吸引力が小さくて済むため、望ましくは連通
凹部46の斜面46aはインク流出口35側が低くなる
形状、より望ましくは、連通凹部46の斜面46aの傾
斜が開部42の斜面42aの傾斜よりも緩やかな形状、
またさらに望ましくは、連通凹部46の形状をインク流
出口35側を頂点とする半円錐形状、または三角錐形状
に形成するのがよい。
【0029】さらに、連結部材29の連通凹部47の斜
面47aもインク流出口35側が低くなる形状、望まし
くはインク供給針45の連通凹部46の斜面46aと略
平行にすることで、2つの斜面47a、46aで囲まれ
た空間の間隙を−様に保って気泡を速やかに排出させる
ことができる。
【0030】なお、上述の実施例においては、ヘッドホ
ルダ28とインク供給針45を接合する部材を単なる連
結用の部材として構成しているが、例えば連結部材29
の上面に受け面を形成してインクカートリッジを保持す
るカートリッジホルダとしての機能を持たせることもで
きる。
【0031】また、上述の実施例においては、拡開部4
2のインク流出口35側とは反対の斜面が連結部材29
と接合される面までのテーバ形状として形成されていた
が、図5に示したように途中から垂直な面として形成す
ることにより、拡開部42の容積を抑制してインク充填
時におけるインクの消費量を節減することができる。
【0032】この場合、拡開部42に存在できる最大サ
イズの気泡と接触することが無い位置に面を形成する
と、気泡の底部B1の位置は、インク供給針45の中心
線C上から移動しないから、気泡Bの底部B1がフィル
タ部材48の有効面に到達することがなく、気泡の有無
に関わりなくインク供給能力を確保することができる。
【0033】さらに、拡開部42のインク流出口35側
とは反対側の斜面を、インク流出口35から最も遠い領
域を谷とするようにV字状の凹形状に形成すると、吸引
初期にインクカートリッジからインク供給針45の筒状
部41を通過して抵開部42に流入したインクのメニス
カスが、まずV字状の谷をインク誘導路とするようにし
て広がり、その後にインク流出口35側に流れ込む。こ
れにより、インク充填時に比較的インクの流路が形成さ
れ難い、拡開部42のインク流出口36から最も遠い領
域にもインクを確実に充填して、空気溜りを形成するこ
となく拡開部42の領域全体にインクを確実に充填する
ことができる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明においては、
インクカートリッジのインク供給口に挿入されるインク
供給針とインク滴を吐出するインクジェット式記録ヘッ
ドとをヘッドホルダと連結部材により一体的に固定した
インクジェット式記録装置において、インク供給針が筒
状部と略円錐形の拡開部とからなり、またインクカート
リッジから記録ヘッドにインクを供給するインク誘導路
のインク流出口がインク供給針の拡開部よりも外側に形
成され、またインク供給針の中心線よりもインク流出口
側に偏した位置からインク流出口と連通する凹部が連結
部材に形成されていて、凹部を覆うようにフィルタ部材
が設けられているので、印字動作時にインク供給針に流
れ込んだ小さな気泡が互いに結びついて大きな気泡に成
長しても、インク供給針の拡開部から偏した位置にある
インク流出口には引き込むのを阻止でき、また成長した
気泡の底部が拡開部の底面に接してもインク供給針の中
心より偏した位置にフィルタ部材の有効面に接触するの
を防止して、印字に必要なインクを確実に供給すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインクジェット式プリンタの一実施例
を示す図である。
【図2】同上装置における記録ヘッドとカートリッジホ
ルダの近傍を拡大して示す断面図である。
【図3】インク供給針の流路及びインクカートリッジの
流路とフィルタ部材の位置関係を示す図である。
【図4】インク供給針に大きな気泡が発生した状態を示
す図である。
【図5】本発明の他の実施例を、インク供給針の近傍を
拡大して示す図である。
【符号の説明】
1 キャリッジ 6、7 インクジェット式記録ヘッド 8、9 インクカートリッジ 12 キャッピング装置 20 圧力発生室 21 リザーバ 22 インク供給口 31 圧電振動子 33 インク誘導路 33a インク流出口 33b インク流入口 35 インク流出口 40 針先部 41 筒状部 42 拡開部 46、47 連通凹部 48 フィルタ部材 B 気泡 B1 気泡の底部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクカートリッジのインク供給口に挿
    入されるインク供給針と、インク滴を吐出するインクジ
    ェット式記録ヘッドとをヘッドホルダ及び連結部材を一
    体的に固定してなるインクジェット式記録装置におい
    て、 前記インク供給針が筒状部と略円錐形の拡開部とからな
    り、また前記インクカートリッジから前記記録ヘッドに
    インクを供給するインク誘導路のインク流出口が前記イ
    ンク供給針の前記拡開部よりも外側に形成され、また前
    記インク供給針の中心線よりも前記インク流出口側に偏
    した位置から前記インク流出口と連通する凹部が前記連
    結部材に形成されていて、前記凹部を覆うようにフィル
    タ部材が張設されているインクジェット式記録装置。
  2. 【請求項2】 前記インク供給針の前記拡開部から前記
    インク流出口側に張り出した連通凹部に、前記インク流
    出口側が低くなる斜面が形成されている請求項1に記載
    のインクジェット式記録装置。
  3. 【請求項3】 前記インク供給針の前記連通凹部の斜面
    の傾斜が、前記拡開部の斜面の傾斜よりも緩く形成され
    ている請求項1に記載のインクジェット式記録装置。
  4. 【請求項4】 前記インク供給針の前記拡開部から前記
    インク流出口側に張り出した連通凹部が、前記インク流
    出口側を頂点とした略半円錐形状に形成されている請求
    項1に記載のインクジェット式記録装置。
  5. 【請求項5】 前記インク供給針の前記拡開部から前記
    インク流出口側に張り出した前記連通通凹部が、前記イ
    ンク流出口側を頂点とした三角錐形状に形成されている
    請求項1に記載のインクジェット式記録装置。
  6. 【請求項6】 前記連結部材の前記連通凹部に、前記イ
    ンク流出口側が低くなる斜面が形成されている請求項1
    に記載のインクジェット式記録装置。
  7. 【請求項7】前記連結部材の前記連通凹部の斜面が、前
    記インク供給針の前記連連凹部の斜面に平行に形成され
    ている請求項1に記載のインクジェット式記録装置。
  8. 【請求項8】 前記拡開部の前記インク流出口側とは反
    対の領域に円錐のテーパ形状と前記フィルタ部材に対し
    て垂直な壁面とが形成されている請求項1に記載のイン
    クジェット式記録装置。
  9. 【請求項9】 前記拡開部の前記インク流出口側と反対
    の斜面が、前記インク流出口から最も離れた領域を谷と
    するV字状の凹部として形成されている請求項1に記載
    のインクジェット式記録装置。
  10. 【請求項10】前記連結部材が、前記インクカートリッ
    ジのカートリッジホルダを兼ねる請求項1に記載のイン
    クジェット式記録装置。
  11. 【請求項11】前記インク供給針が前記連結部材に超音
    波溶着法により固定されている請求項1に記載のインク
    ジェット式記録装置。
  12. 【請求項12】前記インク供給針が前記連結部材に接着
    剤により固定されている請求項1に記載のインクジェッ
    ト式記録装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005178086A (ja) * 2003-12-17 2005-07-07 Seiko Epson Corp 液体噴射ヘッドを有する液体噴射装置及び液体噴射装置の製造方法

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JP2005178086A (ja) * 2003-12-17 2005-07-07 Seiko Epson Corp 液体噴射ヘッドを有する液体噴射装置及び液体噴射装置の製造方法
JP4696446B2 (ja) * 2003-12-17 2011-06-08 セイコーエプソン株式会社 液体噴射ヘッドを有する液体噴射装置及び液体噴射装置の製造方法

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