JPH1127773A - 体感振動装置 - Google Patents
体感振動装置Info
- Publication number
- JPH1127773A JPH1127773A JP17542597A JP17542597A JPH1127773A JP H1127773 A JPH1127773 A JP H1127773A JP 17542597 A JP17542597 A JP 17542597A JP 17542597 A JP17542597 A JP 17542597A JP H1127773 A JPH1127773 A JP H1127773A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vibration
- vibrations
- air
- bodily sensation
- cushion
- Prior art date
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- Pending
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- Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
- Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 低音再生用として使用される体感振動装置に
関するものであり、エア洩れによる振動伝達の劣化を防
止することを目的とするものである。 【解決手段】 体感振動装置のチューブ状のクッション
である振動体1内に発泡ウレタンなどの発泡体7を全域
に挿入し、振動体1にエア洩れがあっても発泡体7でし
ぼむことなく体感振動をスピーカ2から伝達できるもの
である。
関するものであり、エア洩れによる振動伝達の劣化を防
止することを目的とするものである。 【解決手段】 体感振動装置のチューブ状のクッション
である振動体1内に発泡ウレタンなどの発泡体7を全域
に挿入し、振動体1にエア洩れがあっても発泡体7でし
ぼむことなく体感振動をスピーカ2から伝達できるもの
である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は映像音響機器(以
下、AV機器という)やゲーム機器の低音再生用として
使用される体感振動装置に関するものである。
下、AV機器という)やゲーム機器の低音再生用として
使用される体感振動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、AV機器やゲーム機器の臨場感に
関する要求がバーチャルリアリティ技術の進展により増
大の一途をたどり、実際の振動が体に伝わる効果を実現
できる体感振動装置のニーズが高くなってきている。
関する要求がバーチャルリアリティ技術の進展により増
大の一途をたどり、実際の振動が体に伝わる効果を実現
できる体感振動装置のニーズが高くなってきている。
【0003】体感振動装置としては、スピーカとよく似
た構造をもつトランスデューサを埋め込んだチェアー状
のものや、浮き袋状のクッション体にスピーカのような
電気音響変換器からなる振動ドライバーを内蔵したもの
が実現されている。以下、従来の体感振動装置について
図1を用いて説明する。
た構造をもつトランスデューサを埋め込んだチェアー状
のものや、浮き袋状のクッション体にスピーカのような
電気音響変換器からなる振動ドライバーを内蔵したもの
が実現されている。以下、従来の体感振動装置について
図1を用いて説明する。
【0004】図3は、従来のクッション状の体感振動装
置の概略図である。同図によると、31は可撓性の材料
からなるチューブ状の振動体、32は振動源となる振動
体31に内蔵されるスピーカ、33は電気信号の接続端
子である。
置の概略図である。同図によると、31は可撓性の材料
からなるチューブ状の振動体、32は振動源となる振動
体31に内蔵されるスピーカ、33は電気信号の接続端
子である。
【0005】今、音響信号が電気信号として接続端子3
3からスピーカ32に印加されると、スピーカ32はチ
ューブ状の振動体31の内部にて音響信号に応じた振動
運動を行う。チューブ状の振動体31は閉じた管になっ
ており空気を注入されて膨らんだ状態であるので、スピ
ーカ32の振動が内部の空気を伝搬してチューブ状の振
動体31の外皮に伝わり、その外皮に接触している人体
が振動を感じることになる。
3からスピーカ32に印加されると、スピーカ32はチ
ューブ状の振動体31の内部にて音響信号に応じた振動
運動を行う。チューブ状の振動体31は閉じた管になっ
ており空気を注入されて膨らんだ状態であるので、スピ
ーカ32の振動が内部の空気を伝搬してチューブ状の振
動体31の外皮に伝わり、その外皮に接触している人体
が振動を感じることになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のような構成の従
来の体感振動装置は、振動体31の内部に空気を注入さ
れて膨らんだ状態であるので、空気圧力が維持されてい
る間は張った状態で振動も伝達され体感できるが、一旦
エア洩れにより空気が抜けた状態になると、しぼんで張
りがなくなり、振動を伝達しにくくなる。即ち、エア洩
れに非常に弱く、常に空気圧力をチェックしておく必要
があるなどの欠点を有していた。
来の体感振動装置は、振動体31の内部に空気を注入さ
れて膨らんだ状態であるので、空気圧力が維持されてい
る間は張った状態で振動も伝達され体感できるが、一旦
エア洩れにより空気が抜けた状態になると、しぼんで張
りがなくなり、振動を伝達しにくくなる。即ち、エア洩
れに非常に弱く、常に空気圧力をチェックしておく必要
があるなどの欠点を有していた。
【0007】本発明は以上のような従来の欠点を除去
し、エア洩れが生じても十分に機能する体感振動装置を
提供することを目的とする。
し、エア洩れが生じても十分に機能する体感振動装置を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の体感振動装置
は、クッションである振動体の内部に通気性の弾力性を
もった発泡体を挿入することにより、振動体にエア洩れ
が発生した場合でも振動体がしぼむことなく振動体の内
部の振動を表面に伝達でき、体感を発生させることがで
きるものである。
は、クッションである振動体の内部に通気性の弾力性を
もった発泡体を挿入することにより、振動体にエア洩れ
が発生した場合でも振動体がしぼむことなく振動体の内
部の振動を表面に伝達でき、体感を発生させることがで
きるものである。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明は、
可撓性のチューブからなる振動体と、この振動体の中に
振動源としてのスピーカと反発力をもつ発泡体を内蔵し
てなるものであり、振動体が発泡体によってしぼむこと
なく振動体内部の振動を表面に伝達して、振動を体感さ
せることができるものである。
可撓性のチューブからなる振動体と、この振動体の中に
振動源としてのスピーカと反発力をもつ発泡体を内蔵し
てなるものであり、振動体が発泡体によってしぼむこと
なく振動体内部の振動を表面に伝達して、振動を体感さ
せることができるものである。
【0010】本発明の請求項2記載の発明は、請求項1
に記載の発泡体が自身の内部発泡セルが連続した通気性
をもつものであり、スピーカの発音を空気振動としても
振動体全域に伝達できるものである。
に記載の発泡体が自身の内部発泡セルが連続した通気性
をもつものであり、スピーカの発音を空気振動としても
振動体全域に伝達できるものである。
【0011】以下、本発明の一実施の形態の体感振動装
置について図1〜図2より説明する。
置について図1〜図2より説明する。
【0012】図1は本発明の一実施の形態の上面図であ
り、図2は同要部である振動体の部分断面図である。
り、図2は同要部である振動体の部分断面図である。
【0013】同図において、1は体感振動装置の振動を
人体に伝達する塩化ビニールシート等からなるチューブ
状のクッションからなる振動体、2は同装置の空気振動
を作り出すスピーカ、3は同スピーカ2を収納するケー
ス、4は同チューブ状の振動体1内に空気を注入するた
めのエアバルブ、5はスピーカ2へ振動信号を電気的に
印加するためのコネクター、6はコネクター5からスピ
ーカ2へ信号を伝送するためのケーブル、7は振動体1
を常に膨張状態に保っておくための発泡体である。な
お、1aはビニールシートから形成される振動体1の上
下シートの溶着部である。
人体に伝達する塩化ビニールシート等からなるチューブ
状のクッションからなる振動体、2は同装置の空気振動
を作り出すスピーカ、3は同スピーカ2を収納するケー
ス、4は同チューブ状の振動体1内に空気を注入するた
めのエアバルブ、5はスピーカ2へ振動信号を電気的に
印加するためのコネクター、6はコネクター5からスピ
ーカ2へ信号を伝送するためのケーブル、7は振動体1
を常に膨張状態に保っておくための発泡体である。な
お、1aはビニールシートから形成される振動体1の上
下シートの溶着部である。
【0014】次に、上記一実施の形態の体感振動装置の
動作について説明すると、コネクター5に印加された振
動信号はケーブル6を経由してスピーカ2へ伝達され、
振動を発生する。スピーカ2の振動が振動体1内の空間
の空気を振動させ、振動体1の表皮シートが振動し、人
体に体感振動として伝達される。
動作について説明すると、コネクター5に印加された振
動信号はケーブル6を経由してスピーカ2へ伝達され、
振動を発生する。スピーカ2の振動が振動体1内の空間
の空気を振動させ、振動体1の表皮シートが振動し、人
体に体感振動として伝達される。
【0015】なお、振動体1はチューブ状のクッション
であるが、発泡体7を振動体1内にほぼ一杯広がるよう
に挿入しているので、振動体1はしぼむことはなく、エ
ア洩れによって体感振動の伝達が悪くなることはない。
であるが、発泡体7を振動体1内にほぼ一杯広がるよう
に挿入しているので、振動体1はしぼむことはなく、エ
ア洩れによって体感振動の伝達が悪くなることはない。
【0016】また、発泡体7として、通気性セル構造の
発泡ウレタンを用いることによって、クッションとして
も適度な弾力性を有し、且つ空気振動によって振動体1
全域に振動を伝達し、体感振動の人体への伝達を可能と
するものである。
発泡ウレタンを用いることによって、クッションとして
も適度な弾力性を有し、且つ空気振動によって振動体1
全域に振動を伝達し、体感振動の人体への伝達を可能と
するものである。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、エア洩れ
がある場合でも体感振動を支障無く人体に伝達できる構
造の体感振動装置を安価に容易に提供できその効果は大
である。
がある場合でも体感振動を支障無く人体に伝達できる構
造の体感振動装置を安価に容易に提供できその効果は大
である。
【図1】本発明の体感振動装置の一実施の形態の上面図
【図2】同要部である振動体の部分断面図
【図3】従来の体感振動装置の上面図
1 振動体 2 スピーカ 7 発泡体
Claims (2)
- 【請求項1】 可撓性のチューブからなる振動体と、こ
の振動体の中に振動源としてのスピーカと反発力をもつ
発泡体を内蔵してなる体感振動装置。 - 【請求項2】 発泡体は、発泡体自身の内部発泡セルが
連続した通気性をもつものである請求項1に記載の体感
振動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17542597A JPH1127773A (ja) | 1997-07-01 | 1997-07-01 | 体感振動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17542597A JPH1127773A (ja) | 1997-07-01 | 1997-07-01 | 体感振動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1127773A true JPH1127773A (ja) | 1999-01-29 |
Family
ID=15995883
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17542597A Pending JPH1127773A (ja) | 1997-07-01 | 1997-07-01 | 体感振動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1127773A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012124876A (ja) * | 2010-12-07 | 2012-06-28 | Hikaru Hirose | スピーカー装置 |
JP2022063100A (ja) * | 2020-10-09 | 2022-04-21 | 智子 田中 | 音体感装置 |
-
1997
- 1997-07-01 JP JP17542597A patent/JPH1127773A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012124876A (ja) * | 2010-12-07 | 2012-06-28 | Hikaru Hirose | スピーカー装置 |
JP2022063100A (ja) * | 2020-10-09 | 2022-04-21 | 智子 田中 | 音体感装置 |
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