JPH11276924A - コンクリート骨材用砂の製造方法及びこの方法で使用する装置 - Google Patents

コンクリート骨材用砂の製造方法及びこの方法で使用する装置

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JPH11276924A
JPH11276924A JP10056598A JP10056598A JPH11276924A JP H11276924 A JPH11276924 A JP H11276924A JP 10056598 A JP10056598 A JP 10056598A JP 10056598 A JP10056598 A JP 10056598A JP H11276924 A JPH11276924 A JP H11276924A
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sand
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water
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hopper
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JP10056598A
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Shigeo Yanase
茂夫 柳瀬
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Daito Doboku Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自然砂からコンクリート骨材として使用可能
な良質な砂を効率良く回収することにより、天然の骨材
資源の有効利用を図る。 【解決手段】 原料砂をホッパーに投入し、該ホッパー
から放出された原料砂を搬送設備により搬送して分別設
備に供給し、該分別設備において原料砂を水洗いすると
ともに大径成分と中径成分と小径成分とに分別し、小径
成分を水とともに粉砕設備に供給して原料中の粘度塊等
を粉砕し、次いでこの小径成分をそのまま不純物除去設
備に供給して原料中の木屑等の軽量不純物を水に浮かせ
て除去し、軽量不純物が除去された原料を分級設備に供
給して細目砂と粗目砂とに分級して取り出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はコンクリート骨材
用砂の製造方法及びこの方法で使用する装置に係り、そ
の目的は自然砂からコンクリート骨材として使用可能な
良質な砂を効率良く回収することが可能で、天然の骨材
資源を有効利用することができる方法及び装置を提供す
ることにある。
【0002】
【従来の技術】従来、我が国においては骨材用の砂を河
川や山、或いは海から採取していた。ところが、これら
の砂が大量に採取され続けたことにより、近年では自然
から良質な砂を採取することが困難になってきている。
天然砂の品質を低下させている大きな原因は、砂の中に
粘度塊、土塊等の軟石が混入していることにあり、これ
らの軟石が砂の中に混入していると比重、吸水性等の性
質が全て悪くなりコンクリート骨材として使用すること
ができなくなってしまう。また、軟石の他にも木屑や
布、草根やナイロン等が砂の中に混入していることも多
く、コンクリート骨材として使用するにはこれらの不純
物を除去する必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来使
用されている骨材用砂の製造装置では、砂の中に混入し
ている粘度塊、土塊等の軟石や木屑や布、草根やナイロ
ン等の不純物を確実に除去することが困難であって、自
然砂からコンクリート骨材として使用することが可能な
良質な砂を効率良く得ることが難しかった。本願発明は
このような実情に鑑みてなされたものであって、砂の中
に混入している軟石や不純物を確実且つ容易に除去する
ことが可能であって、自然砂からコンクリート骨材とし
て使用可能な良質な砂を効率良く回収することができる
方法及び装置を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために以下の手段を採用した。請求項1に係る発
明では、原料砂をホッパーに投入し、該ホッパーから放
出された原料砂を搬送設備により搬送して分別設備に供
給し、該分別設備において原料砂を水洗いするとともに
大径成分と中径成分と小径成分とに分別し、小径成分を
水とともに粉砕設備に供給して原料中の粘度塊等を粉砕
し、次いでこの小径成分をそのまま不純物除去設備に供
給して原料中の木屑等の軽量不純物を水に浮かせて除去
し、軽量不純物が除去された原料を分級設備に供給して
細目砂と粗目砂とに分級して取り出すことを特徴とする
コンクリート骨材用砂の製造方法とした。請求項2に係
る発明では、原料砂を投入するホッパーと、該ホッパー
から放出された原料砂を水洗いして大径成分と中径成分
と小径成分とに分別する分別設備と、該分別設備によっ
て分別された小径成分に含まれた粘度塊等を粉砕する粉
砕設備と、該粉砕設備によって処理された原料から木屑
等の軽量不純物を除去する不純物除去設備と、該不純物
除去設備によって処理された原料を細目砂と粗目砂とに
分ける分級設備とから構成されてなることを特徴とする
コンクリート骨材用砂製造装置とした。請求項3に係る
発明では、前記不純物除去設備が、下向き傾斜板と、該
下向き傾斜板と鈍角を形成するように配設され多数の貫
通孔を有する上向き傾斜板とからなり、該上向き傾斜板
の上方にエアー又は水を下流方向へと噴出する噴出装置
がそれぞれ設けられてなることを特徴とする請求項2記
載のコンクリート骨材用砂製造装置とした。請求項4に
係る発明では、前記粉砕設備が、原料が投入される処理
槽と、該処理槽の内部に配設されるとともに外周面の所
要箇所に内部と連通する複数の開口部が設けられた中空
回転体と、該中空回転体の内部に装填された所要数の装
填材とから構成されてなることを特徴とする請求項2又
は3記載のコンクリート骨材用砂製造装置とした。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照しつつ説明する。図1は本発明に係るコンク
リート骨材用砂の製造方法及びこの方法で使用する装置
の好適な実施形態を示すフローシートである。原料とし
ては山砂、川砂、海砂等の自然から採取した砂が使用さ
れ、これらの原料砂は粒径80mmを超える成分が予め
取り除かれた後、細目砂と粗目砂とに分けられて2つの
ホッパー(1)に投入される。
【0006】ホッパー(1)の下部にはベルトフィーダ
(2)が設けられており、2つのホッパー(1)から適
当な割合で放出された原料砂はそれぞれ別のベルトフィ
ーダ(2)によって搬送されて一緒にベルトコンベア
(3)に供給され、次いでベルトコンベア(3)によっ
てトロンメル(4)へと供給される。トロンメル(4)
では、原料砂を水洗いしながら粒径25mmを超える粗
大物と8〜25mmの砂・小石を分離し、8mm以下の
砂と水洗いに使用した水を粉砕設備(5)に供給する。
尚、分離された25mmを超える粗大物及び8〜25m
mの砂・小石は、それぞれベルトコンベア(12)、
(13)によって所定の場所に堆積される。
【0007】図2は本発明において好適に使用される粉
砕設備(5)の概略平面図であり、図3は概略断面図で
ある。粉砕設備(5)は、原料(水と砂)が投入される
箱型の処理槽(51)と、この処理槽(51)の内部に
配設された円筒状の中空回転体(52)及び攪拌羽根
(54)と、中空回転体(52)の内部に装填された金
属製のロッド又はボールからなる所要数の装填材(5
3)から構成される。この粉砕設備(5)が従来公知の
ロッドミルやボールミルと大きく異なる点は中空回転体
(52)の外周面に全周にわたって内部と連通する多数
の開口部(57)が設けられている点と、原料を予め中
空回転体(52)の中に入れておくのではなく中空回転
体(52)外部の処理槽(51)に供給する構造とされ
ている点である。尚、図2における開口部(57)は、
円筒面の一部のみに描かれているが、これは図示を省略
しているのであって実際は外周面の全周にわたって分布
するように設けられる。また、天井面及び底面から中空
回転体(52)の上部及び下部にかけて、上部壁(5
8)、下部壁(59)が設けられており、これらの壁は
処理槽(51)内に供給された原料が中空回転体(5
2)内部を通過せずに排出されることを防ぐために設け
られている。
【0008】トロンメル(4)から供給される8mm以
下の砂と水は投入口(55)から投入される。そして、
先ず攪拌羽根(54)の回転によって水中の砂濃度が均
一化される。尚、攪拌羽根(54)は同時に、塊状の砂
をほぐしたり、砂の粒子に水をなじませたりする役割も
果している。攪拌羽根(54)の回転によって水中に均
一に分散した砂は中空回転体(52)の開口部(57)
から内部へと取り入れられる。そして、中空回転体(5
2)の回転に伴う装填材(53)の上昇落下運動によっ
て砂中に含まれる粘度塊、土塊、軽石、土タン、赤玉等
の軟石が粉砕される。粘度塊や土塊等の軟石が粉砕され
た後の砂は、中空回転体(52)の回転に伴って自然に
中空回転体(52)の外部へと排出され、次いで排出口
(56)から水とともに処理槽(51)の外部へと排出
される。尚、図3中、太い矢印は中空回転体(52)及
び攪拌羽根(54)の回転方向を示し、細い矢印は砂及
び水の動きを示している。
【0009】上記構成からなる粉砕設備(5)によれ
ば、流体(砂と水)が中空回転体(52)の回転軸に対
して直角方向の流れとなるため、中空回転体(52)の
内部に取り入れられた原料は確実に装填材(53)に当
たって粉砕され、処理効率が極めて高く、従って消費電
力も低く抑えられる。また、原料の投入、排出は中空回
転体(52)の回転に伴って自然に行われるので、ポン
プ等の強制的に流れを起こす設備を必要としない。
【0010】粉砕設備(5)の排出口(56)から排出
された水と砂は、そのまま不純物除去設備(6)に供給
される。図4は本発明において好適に使用される不純物
除去設備(6)の概略断面図である。不純物除去設備
(6)は、下向き傾斜板(61)の中途部に鈍角を形成
するように上向き傾斜板(62)が取り付けられ、下向
き傾斜板(61)の下端部には重量物沈殿槽(63)
が、上向き傾斜板(62)の上端部には軽量物除去槽
(64)がそれぞれ設けられている。
【0011】上向き傾斜板(62)は多数の貫通孔が形
成されたパンチングメタル又は網板から構成され、底面
にはバイブレータ(67)が付設されている。また、上
向き傾斜板(62)の上方には複数のエアー噴出装置
(64)が噴出口を下流方向へと向けて配設されてい
る。尚、エアー噴出装置(64)の代わりに水噴出装置
を設ける構成としてもよい。また、下向き傾斜板(6
1)の底部には、上方に向けてエアーを噴出するエアー
噴出装置(66)が設けられている。
【0012】上記構成からなる不純物除去設備(6)に
よれば、粉砕設備(5)から水と共に供給された砂は、
先ず下向き傾斜板(61)に沿って流れて上向き傾斜板
(62)の上へと供給される。上向き傾斜板(62)に
は多数の貫通孔が形成されているので、水より比重の重
い砂は貫通孔から下方の重量物沈殿槽(63)へと落下
し、水より比重の軽い木屑、布、草根、ナイロン等の軽
量不純物は水に浮かんだ状態で上向き傾斜板(62)に
沿って流れて軽量物除去槽(64)へと落下して排出口
(65)から取り出される。このとき、エアー噴出装置
(66)から上向きにエアーを噴出することによって軽
量不純物を水の表面に確実に浮かせることが可能とな
り、またエアー噴出装置(64)によってエアーを下流
側に向けて噴射することにより、軽量不純物を確実に上
向き傾斜板(62)に沿って下流側へと流すことが可能
となる。また、上向き傾斜板(62)底面のバイブレー
タ(67)を駆動させることにより、上向き傾斜板(6
2)の貫通孔の目詰まりを防止することができる。
【0013】不純物除去設備(6)の重量物沈殿槽(6
3)に回収された砂と水はスパイラル分級機(7)へと
送られる。スパイラル分級機(7)では8mm以下の砂
を分別し、脱水スクリーン(8)で余分な水分を除去し
た後、ベルトコンベア(9)によって所定場所に搬送し
て0.074mm〜8mmの粗目砂として堆積する。ス
パイラル分級機(7)及び脱水スクリーン(8)で除去
された汚濁水には細かな砂が多量に含まれているので、
これをハイメッシュセパレータ−(10)により回収
し、ベルトコンベア(11)によって所定場所に搬送し
て0.074mm〜2mmの細目砂として堆積する。ハ
イメッシュセパレータ−(10)で分離された汚濁水は
汚水処理施設において処理される。
【0014】上記したように、本発明によれば、原料砂
の中に混入している粘度塊、土塊等の軟石を粉砕設備
(5)にて確実に粉砕することが可能で、しかも木屑や
布、草根やナイロン等の不純物を不純物除去設備(6)
にて確実に除去することができるので、自然砂からコン
クリート骨材として使用することが可能な良質の砂を回
収することができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明に係る方法及び装置を使用して
得られた砂の試験結果を示すことにより、本発明の効果
をより明確にする。但し、本発明は以下の実施例により
何ら限定されるものではない。 (実施例及び比較例)千葉県木更津市にて採取した山砂
を図1のフローシートに示した方法にて処理した。尚、
粉砕設備(5)としては図2及び図3に示す構造のロッ
ドミルを、不純物除去設備(6)としては図4に示す構
造のものをそれぞれ使用した。また、比較例として同じ
原料砂を使用し、粉砕設備(5)として従来のロッドミ
ル(川崎重工株式会社製)を使用し、不純物除去設備
(6)を使用せずに、他の構成は実施例と同じ条件で処
理した。実施例及び比較例で得られた砂の試験結果を表
1に示す。
【表1】
【0016】表1に示される如く、実施例により得られ
た砂は比較例に比べて軟石除去率が2倍以上という極め
て高く、また絶乾比重は2.6、吸水率は1.8%であ
っていずれも建築工事標準仕様書(JASS−5)に規
定された数値である絶乾比重2.5以上、吸水率3.5
%以下を充分に満たしており、コンクリート骨材用砂と
して極めて良質であることが分かった。尚、絶乾比重と
吸水率の測定は、それぞれJIS A−1109、JI
S A−1110に準拠した試験方法により行った。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明は、原料砂をホッパーに投入し、該ホッパーから放出
された原料砂を搬送設備により搬送して分別設備に供給
し、該分別設備において原料砂を水洗いするとともに大
径成分と中径成分と小径成分とに分別し、小径成分を水
とともに粉砕設備に供給して原料中の粘度塊等を粉砕
し、次いでこの小径成分をそのまま不純物除去設備に供
給して原料中の木屑等の軽量不純物を水に浮かせて除去
し、軽量不純物が除去された原料を分級設備に供給して
細目砂と粗目砂とに分級して取り出すことを特徴とする
コンクリート骨材用砂の製造方法であり、請求項2に係
る発明は、原料砂を投入するホッパーと、該ホッパーか
ら放出された原料砂を水洗いして大径成分と中径成分と
小径成分とに分別する分別設備と、該分別設備によって
分別された小径成分から粘度塊等を粉砕する粉砕設備
と、該粉砕設備によって処理された原料から木屑等の軽
量不純物を除去する不純物除去設備と、該不純物除去設
備によって処理された原料を細目砂と粗目砂とに分ける
分級設備とから構成されてなることを特徴とするコンク
リート骨材用砂製造装置であるから、自然砂からコンク
リート骨材として使用可能な良質な砂を効率良く回収す
ることが可能で、天然の骨材資源を有効利用することが
できるという優れた効果を奏する。
【0018】請求項3に係る発明は、前記不純物除去設
備が、下向き傾斜板と、該下向き傾斜板と鈍角を形成す
るように配設され多数の貫通孔を有する上向き傾斜板と
からなり、該上向き傾斜板の上方にエアー又は水を下流
方向へと噴出する噴出装置が設けられてなることを特徴
とする請求項2記載のコンクリート骨材用砂製造装置で
あるから、原料砂の中に混入している木屑や布、草根や
ナイロン等の不純物を確実に除去することが可能で、良
質な骨材用砂を回収することができるという効果を奏す
る。
【0019】請求項4に係る発明は、前記粉砕設備が、
原料が投入される処理槽と、該処理槽の内部に配設され
るとともに外周面の所要箇所に内部と連通する複数の開
口部が設けられた中空回転体と、該中空回転体の内部に
装填された所要数の装填材とから構成されてなることを
特徴とする請求項2又は3記載のコンクリート骨材用砂
製造装置であるから、原料砂の中に混入している粘度
塊、土塊等の軟石を確実に粉砕することが可能であり、
良質な骨材用砂を回収することができるという効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコンクリート骨材用砂の製造方法
及びこの方法で使用する装置の好適な実施形態を示すフ
ローシートである。
【図2】本発明において好適に使用される粉砕設備の概
略平面図である。
【図3】本発明において好適に使用される粉砕設備の概
略断面図である。
【図4】本発明において好適に使用される不純物除去設
備の概略断面図である。
【符号の説明】 1 ホッパー 4 分別設備(トロンメル) 5 粉砕設備 51 処理槽 52 中空回転体 53 装填材 57 開口部 6 不純物除去設備 61 下向き傾斜板 62 上向き傾斜板 64 エアー噴出装置 7 スパイラル分級機

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原料砂をホッパーに投入し、該ホッパー
    から放出された原料砂を搬送設備により搬送して分別設
    備に供給し、該分別設備において原料砂を水洗いすると
    ともに大径成分と中径成分と小径成分とに分別し、小径
    成分を水とともに粉砕設備に供給して原料中の粘度塊等
    を粉砕し、次いでこの小径成分をそのまま不純物除去設
    備に供給して原料中の木屑等の軽量不純物を水に浮かせ
    て除去し、軽量不純物が除去された原料を分級設備に供
    給して細目砂と粗目砂とに分級して取り出すことを特徴
    とするコンクリート骨材用砂の製造方法。
  2. 【請求項2】 原料砂を投入するホッパーと、該ホッパ
    ーから放出された原料砂を水洗いして大径成分と中径成
    分と小径成分とに分別する分別設備と、該分別設備によ
    って分別された小径成分に含まれた粘度塊等を粉砕する
    粉砕設備と、該粉砕設備によって処理された原料から木
    屑等の軽量不純物を除去する不純物除去設備と、該不純
    物除去設備によって処理された原料を細目砂と粗目砂と
    に分ける分級設備とから構成されてなることを特徴とす
    るコンクリート骨材用砂製造装置。
  3. 【請求項3】 前記不純物除去設備が、下向き傾斜板
    と、該下向き傾斜板と鈍角を形成するように配設され多
    数の貫通孔を有する上向き傾斜板とからなり、該上向き
    傾斜板の上方にエアー又は水を下流方向へと噴出する噴
    出装置が設けられてなることを特徴とする請求項2記載
    のコンクリート骨材用砂製造装置。
  4. 【請求項4】 前記粉砕設備が、原料が投入される処理
    槽と、該処理槽の内部に配設されるとともに外周面の所
    要箇所に内部と連通する複数の開口部が設けられた中空
    回転体と、該中空回転体の内部に装填された所要数の装
    填材とから構成されてなることを特徴とする請求項2又
    は3記載のコンクリート骨材用砂製造装置。
JP10056598A 1998-03-26 1998-03-26 コンクリート骨材用砂の製造方法及びこの方法で使用する装置 Pending JPH11276924A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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