JPH11276780A - 洗濯機のリード線固定構造 - Google Patents

洗濯機のリード線固定構造

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JPH11276780A
JPH11276780A JP10081550A JP8155098A JPH11276780A JP H11276780 A JPH11276780 A JP H11276780A JP 10081550 A JP10081550 A JP 10081550A JP 8155098 A JP8155098 A JP 8155098A JP H11276780 A JPH11276780 A JP H11276780A
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JP
Japan
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mechanism base
lead wire
water tank
washing machine
boss
Prior art date
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Pending
Application number
JP10081550A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Oikawa
貴裕 及川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Kentetsu Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Nihon Kentetsu Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Publication of JPH11276780A publication Critical patent/JPH11276780A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リード線を結束して固定するための部材を別
途必要とせず、部品点数と組立工程を削減でき、コスト
ダウンを図ることができ、さらに、リード線の結束と固
定を同時に行え、その作業も容易であり、固定性もよ
く、また、機構ベースを水槽の下部に固定する際の位置
決めも同時に行える洗濯機のリード線固定構造を得る。 【解決手段】 外箱内に支持された水槽内に、上面を開
口した洗濯兼脱水槽を回転自在に配設し、前記水槽の下
面に機構ベース19を取り付け、該機構べース19にモ
ータなどの駆動装置を配設する洗濯機において、駆動装
置からのリード線23を結束する係止突起としてボス2
0とフック21を水槽の下面から一体に突出し、前記機
構ベース19に該係止突起が挿入して下方に突出する孔
22を形成し、該係止突起でリード線23を結束して機
構ベース19に固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗濯機のリード線
の固定構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば一槽式の全自動洗濯機は、図4に
も示すように外箱1内に防振装置3を介して洗濯液・濯
ぎ液を溜める水槽2を搖動自在に支持し、該水槽2内
に、脱水孔4aを周壁面に穿設した洗濯兼脱水槽4を回
転自在に配設し、該洗濯兼脱水槽4の底面に回転自在に
回転翼5を配設してる。図中、6は外箱1の上部に配設
し洗濯物出し入れ用の開口部7を設けたトップカバー
で、蓋8により開口部7の開閉を可能としている。
【0003】9は水槽2の外側底部に取り付けた機構ベ
ース19の下面に配設され回転翼5および洗濯兼脱水槽
4の回転の駆動力を提供する駆動装置であり、駆動力を
発生させるモータ10と、その駆動力を滅速して伝達す
るモータプーリ11とベルト12で連結している主軸プ
ーリー13と、ギアー装置14と、このギアー装置14
への駆動力を切り替えるクラッチ装置15とで構成され
る。
【0004】16は洗濯兼脱水槽4の上端部周縁に取り
付けられ、脱水工程における洗擢兼脱水槽4の振動を低
減させる内部に液体が注入してある中空リング状のバラ
ンサー、17は回転翼5の底部と洗濯兼脱水槽4の上部
開口縁との間に形成される循環水路で、この循環水路1
7の上部は前記バランサー16の下部に開口し、開口に
はリントフィルタ18が取り付けてある。
【0005】ところで、前記駆動装置たでるモータ10
やアクチュエータなどに接続されるリード線は外箱1の
内部で結束して固定する必要があるが、従来は、例えば
図5に示すように機構ベース19に孔を穿設してここに
結束部材であるコ字形のワイヤーサドル24を固定し、
このワイヤーサドル24でリード線23を束ねて機構ベ
ース19に固定している。
【0006】または、図6に示すように結束部材として
ベルト状のインシュロック25を使用し、リード線23
の任意の箇所にこのインシュロック25を巻回して束ね
ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ワイヤーサドル24や
インシュロック25を使用してリード線23を結束する
方法では、かかる部材を別途必要とし、部品点数が多く
なってコストアップとなるだけでなく、結束したリード
線を機構ベースに固定する位置も決定されておらず、現
場で作業員が適宜選定して行うため、固定位置が駆動装
置などから離れることもあり、固定性がよくなく、結束
の作業工程も手間を要して作業性がよくない。
【0008】本発明の目的は前記従来例の不都合を解消
し、リード線を結束して固定するための部材を別途必要
とせず、部品点数と組立工程を削減でき、コストダウン
を図ることができ、さらに、リード線の結束と固定を同
時に行え、その作業も容易であり、固定性もよく、ま
た、機構ベースを水槽の下部に固定する際の位置決めも
同時に行える洗濯機のリード線固定構造を提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、第1に、外箱内に支持された水槽内に、上面
を開口した洗濯兼脱水槽を回転自在に配設し、前記水槽
の下面に機構ベースを取り付け、該機構べースにモータ
などの駆動装置を配設する洗濯機において、駆動装置か
らのリード線を結束する係止突起を水槽の下面から一体
に突出し、前記機構ベースに該係止突起が挿入して下方
に突出する孔を形成し、該係止突起でリード線を結束し
て機構ベースに固定することにより、リード線を結束す
るための部材を別途格別に用意する必要がなく、結束と
固定が同時に行えて作業性、固定性がよい。
【0010】第2に、係止突起は、水槽の下面から突出
するボスと、該ボスに対向する位置で水槽の下面から突
出したL字形のフックとで構成することにより、ボスと
フックとの間にリード線を挿入するだけで、リード線は
ボスとフックに挟持され結束された状態で機構ベースに
固定される。
【0011】第3に、水槽に設けるボスおよびフック
と、機構ベースに形成する孔とは、機構ベースを水槽に
固定した状態で対応する位置に形成してあるから、ボス
およびフックを孔に挿入すれば、機構ベースを水槽に対
して所定位置に固定でき、これらボスおよびフックと孔
を位置決め部材として機能させることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面について本発明の実施
の形態を詳細に説明する。図1は本発明の洗濯機のリー
ド線固定構造の実施の形態を示す斜視図で、本発明のリ
ード線固定構造が実施される洗濯機の全体構造は従来と
同様であり、図4について既に説明したとおりであるか
ら、ここでの詳細な説明は省略する。
【0013】本発明では、水槽2の下面からボス20を
一体に突出し、このボス20に離間して対向する位置で
同じく水槽2の下面からL字形のフック21を一体に突
出し、このボス20とフック21とでリード線23の係
止突起を形成する。この場合、ボス20は従来から水槽
2の下面に突設してあるものを利用することが可能であ
り、ボス20とフック21の突設位置がリード線23の
固定位置となる。
【0014】一方、水槽2の下面にビス止めなどで固定
する機構ベース19には、固定状態で前記ボス20とフ
ック21に対応する位置に該ボス20とフック21が挿
入して下方に突出する孔22を形成しておく。この孔2
2の形状はボス20とフック21が一体的に挿入するも
のとして1個に形成し、図示の例では円筒状のボス20
とL字形のフック21に対応するものとして全体を鍵孔
形状に形成した。
【0015】かかるボス20とフック21を使用してリ
ード線23を機構ベース19に固定するには、まず、機
構ベース19を水槽2の下面にビス止めなどにより固定
する。このとき、水槽2の下面から突出しているボス2
0とフック21を機構ベース19に設けてある孔22に
差し込む。
【0016】この際、水槽2に対するボス20とフック
21の形成部位と、機構ベース19に対する孔22の形
成部位は既に決定しているから、孔22にボス20とフ
ック21を差し込めば、機構ベース19は水槽2に対し
て所定位置に固定される。よって、ボス20とフック2
1と孔22が機構ベース19の水槽2に対する固定の位
置決め部材として機能する。
【0017】機構ベース19が水槽2の下面の所定位置
に固定されたならば、該機構ベース19に固定されてい
る駆動装置からのリード線23をまとめて、該機構ベー
ス19の孔22から突出しているボス20とフック21
との間の上部の隙間26からボス20とフック21との
間に挿入すれば、リード線23はボス20とフック21
とで挟まれた状態でフック21に係止されて、この位置
に固定される。
【0018】よって、水槽2に対してボス20とフック
21の形成部位を、また、機構ベース19に対して孔2
2の形成部位を選定することで、リード線23の固定位
置を予め決定しておくことができ、図3に示すように駆
動装置の近傍でリード線23を固定でき、固定性のよい
ものとなる。
【0019】
【発明の効果】以上述べたように本発明の洗濯機のリー
ド線固定構造は、第1に、外箱内に支持された水槽内
に、上面を開口した洗濯兼脱水槽を回転自在に配設し、
前記水槽の下面に機構ベースを取り付け、該機構べース
にモータなどの駆動装置を配設する洗濯機において、駆
動装置からのリード線を結束する係止突起を水槽の下面
から一体に突出し、前記機構ベースに該係止突起が挿入
して下方に突出する孔を形成し、該係止突起でリード線
を結束して機構ベースに固定することにより、リード線
を結束するための部材を別途格別に用意する必要がな
く、結束と固定が同時に行えて作業性、固定性がよい。
【0020】第2に、係止突起は、水槽の下面から突出
するボスと、該ボスに対向する位置で水槽の下面から突
出したL字形のフックとで構成することにより、ボスと
フックとの間にリード線を挿入するだけで、リード線は
ボスとフックに挟持され結束された状態で機構ベースに
固定され、作業性がよい。
【0021】第3に、水槽に設けるボスおよびフック
と、機構ベースに形成する孔とは、機構ベースを水槽に
固定した状態で対応する位置に形成してあるから、ボス
およびフックを孔に挿入すれば、機構ベースを水槽に対
して所定位置に固定でき、これらボスおよびフックと孔
を位置決め部材として機能させることができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の洗濯機のリード線固定構造の実施形態
を示す斜視図である。
【図2】本発明の洗濯機のリード線固定構造の実施形態
を示す縦断正面図である。
【図3】本発明の洗濯機のリード線固定構造の実施形態
を示す洗濯機の底面図である。
【図4】洗濯機の全体構造図である。
【図5】従来の洗濯機のリード線固定構造の第1例を示
す斜視図である。
【図6】従来の洗濯機のリード線固定構造の第2例を示
す斜視図である。
【符号の説明】
1…外箱、 2…水槽、 3…防
振装置、4…洗濯兼脱水槽、 4a…脱水孔、
5…回転翼、6…トップカバー、 7…開口部、
8…蓋、9…駆動装置、 10…モー
タ、 11…モータプーリ、12…ベルト、
13…主軸プーリー、 14…ギアー装置、15…
クラッチ装置、 16…バランサー、 17…循環水
路、18…リントフィルタ、19…機構ベース、 2
0…ボス、21…フック、 22…孔、
23…リード線、24…ワイヤーサドル、25…イ
ンシュロック、26…隙間

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外箱内に支持された水槽内に、上面を開
    口した洗濯兼脱水槽を回転自在に配設し、前記水槽の下
    面に機構ベースを取り付け、該機構べースにモータなど
    の駆動装置を配設する洗濯機において、駆動装置からの
    リード線を結束する係止突起を水槽の下面から一体に突
    出し、前記機構ベースに該係止突起が挿入して下方に突
    出する孔を形成し、該係止突起でリード線を結束して機
    構ベースに固定することを特徴とする洗濯機のリード線
    固定構造。
  2. 【請求項2】 係止突起は、水槽の下面から突出するボ
    スと、該ボスに対向する位置で水槽の下面から突出した
    L字形のフックとで構成することを特徴とする請求項1
    記載の洗濯機のリード線固定構造。
  3. 【請求項3】 水槽に設けるボスおよびフックと、機構
    ベースに形成する孔とは、機構ベースを水槽に固定した
    状態で対応する位置に形成することを特徴とする請求項
    1または請求項2に記載の洗濯機のリード線固定構造。
JP10081550A 1998-03-27 1998-03-27 洗濯機のリード線固定構造 Pending JPH11276780A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007126168A1 (en) * 2006-05-02 2007-11-08 Lg Electronics Inc. Washing machine
CN102296444A (zh) * 2011-06-09 2011-12-28 海尔集团公司 小洗衣机控制盘座和小洗衣机
ES2389801A1 (es) * 2010-10-22 2012-10-31 BSH Electrodomésticos España S.A. Aparato doméstico dotado de un sistema de guía de cables.
EP2634304A1 (en) * 2012-02-29 2013-09-04 Electrolux Home Products Corporation N.V. Laundry machine with connector support
JP2013174071A (ja) * 2012-02-24 2013-09-05 Aisin Seiki Co Ltd 建造物開口部用開閉体

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