JPH11276228A - 補強フレ―ムを具えた転動式衣服鞄 - Google Patents

補強フレ―ムを具えた転動式衣服鞄

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JPH11276228A
JPH11276228A JP11033230A JP3323099A JPH11276228A JP H11276228 A JPH11276228 A JP H11276228A JP 11033230 A JP11033230 A JP 11033230A JP 3323099 A JP3323099 A JP 3323099A JP H11276228 A JPH11276228 A JP H11276228A
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frame
chamber
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JP11033230A
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Lin Shin-Fu
シン−フ,リン
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Paragon Luggage Inc
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    • A45C7/00Collapsible or extensible purses, luggage, bags or the like
    • A45C7/0018Rigid or semi-rigid luggage
    • A45C7/0054Rigid or semi-rigid luggage comprising a plurality of hinged panels to be unfolded in one plane for access purposes

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 軽量小形でしかも、衣服に皺をつけずに収容
できる旅行鞄を提供する。 【解決手段】 衣服を鞄と旅行ケースの組合せが、多数
個の小室を有する硬質プラスチックフレームによって形
成される。該硬質プラスチックフレームはピン又は釘
を、一列に並んだ小室通路中へ挿入することにより、連
結ウェブ部と摩擦結合して矩形形状に繋がれる。補強主
フレームが向かい合って開閉可能で連結側壁を受け持つ
主収容室を支えている。各収容室は補強U型フレームに
よって結合されている。連結壁には別個のパネル部材が
設けられており、特に上衣、ドレス等の衣服が一方の収
容室から吊され、連結壁を経て、他の主収容室へ収容さ
れる時に保護する。硬質フレーム旅行鞄はフックで吊さ
れて、本体面が軟質の通常の旅行鞄の様に使用され、補
助ポケットに入れられた柔らかい衣服を落とさずずに上
衣やドレスを出し入れ出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は旅行鞄に関する。
より具体的には、フレームが堅い材料、側面が柔らかい
材料で形成され、ローラと移送用提手を具えた鞄に関す
る。このような鞄は、通常、スーツやドレスを保持する
ためのハンガーと、柔らかい衣服を収容するための補助
ポケットを含んでいる。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】これま
でのスーツケースでは、スーツ、ドレス、ガウンなどの
衣服を収容するには、衣服を折り畳まねばならず、衣服
に皺が生ずる。皺の発生を防止する運搬具としては、全
長に亘って柔らかい鞄が最も望ましいが、この種の鞄に
は区画された収容室が設けられていないため、吊し服以
外の物を整理して収容することができない。それゆえ、
短期間の旅行の場合でさえ、旅行者は全長に亘って屈曲
可能な衣服鞄の他に、小さな服類を収容するための小物
入れ鞄を携帯することが多い。折畳み可能な旅行鞄に
は、下着、靴下、セーターその他の柔らかい被服類を収
容するために区画された収容室が設けられたものもある
が、それら鞄は、嵩張っているため、飛行機内の座席の
下や頭上の収容棚の中へしまい込むのに扱い難い問題が
ある。
【0003】そのような衣服のためにフックやハンガー
が入れられるよう改良したスーツケースもあるが、中途
半端であり、全面的な成功を収めるには至っていない。
ハンガーは、側面が堅い材料で作られた比較的大きなス
ーツケースの少なくとも1箇所の内壁に配備されるか
ら、スーツ、ドレス等は、ハンガーに掛けて収容され、
1回折り畳まれる。しかし、そのようなハンガーでは、
小物被服については皺を生じることなく運搬することは
できず、また手荷物運搬用としては適さない。特にスー
ツケース内がほぼ満杯に近い場合、スーツケースの中で
吊された被服は、その他物品によって押しつけられ、皺
を生ずる結果となる。
【0004】その他のスーツケースとして、スーツケー
スの片側の収容部内に吊された被服の一部を支持するた
めに、堅い材料で作られた壁板を配備したものがある。
吊された被服で壁板の下端部より下の部分は、壁板の端
部の上に折り畳まれる。このようなスーツケースの中
で、吊し服の上部又は下部に皺が寄らないようにきちん
と整えて収容した場合でも、服には、壁板の縁部に沿っ
て折り目ができることが経験的に知られている。
【0005】プレイスに付与された米国特許第5458
239号には、折畳み式壁板を具えた構造が開示されて
おり、折畳み式壁板に沿う折れ線に、直径の大きなパッ
ド付棒材が設けられている。この構造では、スーツの2
箇所で折り曲げられた後、ケースの蓋の中へ入れられ
る。しかしながら、この構造では、パッド付棒材の半径
が大きいにも拘わらず、折り曲げることが困難である。
この場合、スーツが棒部材の周りに巻かれると、皺を生
ずる。このように、フレームが堅い材料、本体面が柔ら
かい材料で形成された収容ケースの中にスーツやドレス
を入れ、皺を生ずることなく運搬するという問題を解決
する必要性がある。皺発生の問題は、数枚の衣服を鞄の
中に1枚1枚重ねて収容したときに起こることである。
さらにまた、これまでの衣服鞄では、フレームが嵩の高
い重量材で構成されていたから、鞄の重量が重くなり、
また内部の収容容積を減少させる不都合があった。
【0006】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】本発明
は、堅いフレームを有する衣服鞄と旅行ケースの組合せ
(旅行鞄)であって、側面が柔らかい材料で形成された衣
服鞄として使用され、スーツ、ドレス、ガウンその他の
小物衣服に皺が生じないようにしたものである。本発明
のフレームは、軽量で剛性を有しているから、ビジネス
スーツ等の衣服を数着収容する場合に特に適しており、
これまでの旅行鞄における軽量かつ耐久性を確保しつ
つ、衣服に皺を生ずることなく運搬できる。硬質フレー
ム構造により全体の強度にすぐれるから、相当数のその
他衣服を補助ポケットの中に収容することができ、ま
た、サイズも小さいため、航空機規則で規定された頭上
の棚の中へも収容できる。
【0007】望ましい実施例において、フレームは、そ
の強度を増して、重量を軽減するために、多数小室構造
の硬質発泡プラスチックからなるフレーム部材が用いら
れ、これの端部どうしを接合して矩形形状としたもので
ある。硬質プラスチックフレーム部材は、平たい側面パ
ネルを含んでおり、それらは離れて配置され、複数の横
切ったウエブ状繋ぎ部によって連結され、硬質フレーム
部材の長手方向に延びる複数の小室通路を形成してい
る。硬質フレーム部材の両端部は、金属ピン、釘の様な
ものが一直線に並んだ小室通路へ挿入されて互いに繋が
っている。小室壁に対して金属ピン又は釘状の連結部材
が摩擦嵌合して結合することにより強い結合を形成し、
旅行中に受ける衝撃や乱暴な取り扱いに耐える。
【0008】多数の小室のある硬質プラスチックフレー
ムの組立は特別な工具を必要とせず、手作業によって組
立られ滑らかな細幅の突き合わせ結合を構成し、プラス
チックテープによって容易にシールされる。そして通常
の外部当てや布材料で覆うことによって外部には露出し
ない。
【0009】軽量強化フレーム構造が向かい合った開閉
可能な主たる収容室を1つの連結側壁に沿って折り畳み
可能かつ屈曲可能に繋いでいる。鞄が開いた状態で置か
れると上収容室と下収容室が現れる。収容室は塞ぎ面
と、衣服が持ち込まれる開き面と、連結側壁に加えて通
常矩形の側壁とによって構成される。収容室の3つの矩
形の側壁は収容室を折り畳み可能に繋がった連結側壁の
周りで、互いに相手側に向けて回動させて閉じ、ケース
を構成したとき、ファスナーによって閉じられる連結開
き線に沿った縁を有している。
【0010】ケースの全体寸法は通常約17インチ×約
24インチ×約7インチである。これら寸法は航空機の
頭上棚に入れることが出来る程に十分小さい。製造に使
用される布は、本体面が柔軟なラゲージに通常用いられ
ている耐衝撃ナイロン(ballistic nylon)を用いること
が望ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】なお、添付図面は明細書と一体に
なってその一部を構成し、本発明の望ましい実施例を説
明し、発明の原理を説明するものである。図面は、発明
が最良に製造され、使用されるかを具体例によって示し
た一例を説明するのみであって、本発明を限定するよう
に解釈するべきでない。本発明の種々の利点及び特徴
は、特許請求の範囲の記載及び以下の詳細な説明によっ
て一層明らかに理解されるであろう。
【0012】発明がどのようにして達成され使用される
かについて、種々の例を参照しながら本発明の望ましい
実施例を説明する。なお、説明及び各図において、同様
な要素については、同じ引用符号を付している。この明
細書中、旅行鞄又はケースは、引用符号(10)が付されて
いる。図1は、ケース(10)の正面から見た図であり、図
2は背面から見た図である。
【0013】鞄を完全に開いて、平らに置かれた状態を
上から見たとき、上側面と、その上側面から直角に連な
って対向する左側面と右側面とによって、上収容室を形
成している。また、下側面と、それに直角に連なって対
向する左側面と右側面とによって、下収容室を形成して
いる。各収容室は、上収容室の上側面を横切って伸びる
硬質のU字状フレームと、下収容室の下側面を横切って
伸びる硬質の他のU字状フレームとによって、補強フレ
ームに取り付けられている。U字状フレームの脚は、各
収容室の左側面及び右側面に沿う連結壁の方へ伸びる
が、連結壁には達しない長さである。少なくとも1つの
補強材が上収容室の塞ぎ面(closed face)を横切るよう
に配備され、硬質フレームの脚の両端を接続している。
同様にして、少なくとも1つの補強材が下収容室の塞ぎ
面を横切るように配備され、下収容室に沿って伸び、左
側面と右側面を構成する脚の両端を接続している。補強
されたフレーム部材とU字状フレームは、鞄を構成する
布地層によって被覆される。
【0014】矩形の硬質フレームは、上収容室と下収容
室との間の連結壁の一部を形成し、主収容室の左側面と
右側面との間を伸びる連結壁の主柱として作用する。矩
形フレームは丈夫な布地で被覆され、収容室の表面はこ
の布地で形成される。連結壁は、ケースを開いて平らに
置いたときの向きで、上縁部と下縁部を有しており、上
縁部は上収容室に対して緩く回動可能な接続部として用
いられ、下縁部は下収容室に対して緩く回動可能な接続
部として用いられる。上縁部と下縁部は互いに遠ざかる
方向に伸びており、平面状フレームの高さによって分離
している。連結壁は、ケースが開かれて、主収容室の塞
ぎ面が同一面上にあるとき、上向きとなる内表面を有す
る。固定用ストラップは、平らなフレームの上を連結壁
の内面に沿って左側部と右側部の間を伸びており、連結
壁に当接するように1着又は数着のスーツを収容できる
ようになし、ケースが閉じられたとき、柔らかい折れ部
が連結壁に保護されるようにしている。
【0015】折り畳み可能で大きなパネルは、上収容室
と下収容室の一方の側縁に沿って折り畳み可能に接続さ
れた縁部を有している。パネルの外周は、上収容室及び
下収容室の外周の合計よりも僅かに小さいので、本の頁
と同じ様に、両収容室の開口面上で回動可能であり、収
容室に先に入れられた衣服の上で柔軟性の壁として供さ
れるように着脱可能に取り付けられる。上部には、ハン
ガーを保持するために、ハンガー取付具を設けており、
1着又は2着以上のスーツが、上収容室、下収容室及び
連結壁を横切って平らに置かれ、ケースが閉じられて固
定されたとき、連結部の近傍で柔らかな折れ部が作られ
るように、折り畳みパネルで被覆され、これによって、
ひどい皺が形成されないようにしている。前述のスーツ
を適所で保持すべく、連結壁の内部表面上にストラップ
を設けたが、スーツを上収容室と下収容室に当接させて
保持するために、スーツを横切るように別のストラップ
をさらに設けることもできる。
【0016】下部に沿って接続された縁部と、下収容室
の開口領域とほぼ等しい領域を有する他の折り畳み可能
なパネルは、大きなパネルが両収容室の面の上で折り畳
まれる前に、下収容室の開口面の上に折り畳まれ、下収
容室の上で取り外し可能な壁を形成されるように固定さ
れる。これらの柔軟性を有するパネルは両方とも、シャ
ツ、下着、靴下等の柔らかい衣服を収容するための補助
ポケットを含むことができる。
【0017】下収容室は、下収容室の塞ぎ面の外側に、
追加の収容室を設けることができる。追加の収容室は、
下収容室とほぼ同じ広がりをもっている。追加の収容室
は下収容室とほぼ同じ広がりをもっており、硬質フレー
ムにより構成された周壁を有し、補強フレームにはロー
ラ(転動輪)が取り付けられ、鞄の全重量を持ち上げるこ
となく、閉じられたケースを地面に沿って転がすために
伸縮提手が設けられている。下側の主収容室に取り付け
られた追加の収容室は、ローラと反対側の伸縮提手に接
続された伸縮提手機構により、内側を横切ることができ
る。
【0018】上収容室の塞ぎ面は、上収容室の塞ぎ面の
外側に、第2の追加の収容室を含んでいる。第2の追加
の収容室は、上収容室とほぼ同じ広がりをもっており、
閉じたケースの外側から開閉可能な柔軟性外壁表面と、
柔らかい衣服を収容するためのファスナー(closures)を
有する1又は2以上のポケットを有している。上収容
部、下収容部、追加の収容室、第2の追加の収容室の塞
ぎ面は、可撓性材料から作られており、柔らかい衣服が
一杯に詰め込まれたときも、主収容室内に折り畳んで入
れられたスーツを押圧することなく、外方へ広がってい
く。閉じられた鞄の周壁は、補強された矩形フレームで
形成されているので、鞄の中身がつぶされることはな
い。
【0019】2着のスーツが鞄の中へ入れられたとき
も、収容室には、シャツ、下着等の柔らかい追加の衣服
を収容するのに十分な空間を有している。本発明の鞄
は、吊されたシャツ又はドレスの出し入れを身をかがめ
ずに都合良く行なうために、提手又はフックから吊すこ
とができる。衣服は、重力作用を利用して置かれるた
め、自然に吊すことができる。吊された衣服の上に、大
きな折畳み可能なパネルが閉じられると、ケースが吊さ
れている間に、衣服は正しい位置に保持される。大きな
折り畳み可能パネルと、小さな折り畳み可能パネルは、
ケースが閉じられると、スーツ又はドレスを適当な位置
に保持する。目的地に達すると、旅行者は、柔らかい衣
服をわざわざ取り出すことなく、所望により、本体面が
柔らかい布地製鞄と同じようにして、鞄を開けて、提手
によって鞄を吊すことができる。柔らかい衣服は、別の
補助ポケットの中に収容されているからである。
【0020】図3を参照すると、ケース(10)が開けられ
ており、地面の上に平らに置かれている。説明の大部分
は、ケース(10)が全部開けられたときの向きに基づいて
行なう。ケース(10)には、上収容室(12)と下収容室(14)
を含む主収容室が開閉可能に対向して配備され、両収容
室は連結面(16)に沿って折り畳み可能である。主収容室
(12)(14)は、紙面の表面と、紙面に直交する側部(連結
面を除く)によって形成される。上収容室(12)は底面(1
8)を有し、下収容室(14)は底面(20)を有している。底面
は、当然のことではあるが、側面に繋がっており、主収
容室(12)(14)の床部を形成している。底面(18)(20)の直
ぐ上で同じ広がりをもった部分には、上収容室(12)の開
口面(22)と、下収容室(14)の開口面(24)がる。これらの
開口面は、ケース(10)が閉じられたとき、収容室の回動
部が回動して互いに向かい合って、互いに接近する。ジ
ッパー付ポケット(25)が、収容室(12)の上コーナー部に
沿って着脱可能に配備されている。
【0021】収容室はほぼ矩形の3つの側面と連結面(1
6)を有しており、これらは図6に示す共通の開き線(26)
に沿って接近する。開き線(26)は、収容室を取り囲む側
面の上縁に配備され、ケース(10)を閉じるために用いら
れるスライド式ファスナー(28)の両側面を含んでいる。
上収容室(12)(図3参照)は、上側面(30)を有しており、
下収容室は対応する下側面(32)を有しており、後述する
小さなフラップ又はパネルにより部分的に覆い被せられ
ている。上側面(30)は滑らかに左側面(34)と右側面(36)
に繋がっている。なお、右側面は、図3の中で、後述す
る大フラップ又はパネルにより部分的に覆い被せられて
いる。同様に、下収容室(14)の下側面(32)は滑らかに左
側面(38)と右側面(40)に繋がっている。なお、右側面は
後述する大フラップ又はパネルにより部分的に覆い被せ
られている。
【0022】側面(30)(34)(36)、側面(32)(38)(40)は、
各々が、図4及び図7に示されるように硬質の矩形フレ
ーム(42)を挟む材料で2層に作られている。フレーム(4
2)は、衝撃力に耐え得る可撓性を具備した軽量の硬質プ
ラスチック材から作られている。上収容部(12)と下収容
部(14)の矩形形状の3つの側面は、図1及び図7に示さ
れる布製覆いの中に封じ込められている。上収容室(12)
は、フレーム(42)が上側面(30)を横切って伸びており、
脚は、左側面(34)と右側面(36)に沿って伸び、連結面(1
6)に達することなく終端している。上収容室(12)の硬質
U字状フレームの脚は、図3に示される補強材(44)の位
置の近傍まで伸びている。補強材(44)は、扁平な矩形片
であり、その両端(46)(46)は直角に上向きに伸びてお
り、締結具(48)により、硬質のU字状フレーム(42)の脚
の両端を連結して固定する。補強材(44)は布地で被覆さ
れることが望ましい。
【0023】下収容室(14)は、上収容室(12)と全く同じ
ようにして、側部が硬質フレーム(42)に支持されてい
る。下収容室(14)では、硬質フレーム(42)は下側面(32)
に沿って伸びており、脚は直角に屈曲して、左側面(38)
及び右側面(40)の内部を形成し、別の補強材(44)がU字
状フレームの脚の両端を連結し、連結壁(16)に達せずに
固定する位置で終端している。
【0024】ケース(10)が閉じられると、連結面(16)
は、上収容室(12)及び下収容部(14)の第4の側面を形成
する。平たいパネル(50)は連結面(16)を構成する布片の
間に挟まれ、連結面(16)に沿ってケース(10)の左側部か
ら右側部へ伸びている。平たいパネル(50)は、主平面部
材(52)を含んでおり、該部材は硬質フレーム(42)と同じ
厚さに作られている。平たいパネル(50)は、主平面部材
(52)(図3参照)の下に薄肉の可撓性部材(54)を含んでお
り、該可撓性部材(54)は、主平面部材(52)よりも幅が広
く、主平面部材(52)の上端部及び下端部の上下から少し
だけ離れて伸びている。
【0025】連結面(16)は、上縁部(56)と下縁部(58)を
有しており、平面フレーム(52)を覆って2重構造の布片
がフレームから遠ざかる方向に伸び、収容室(12)(14)の
塞ぎ面を形成する布地に対して、緩く屈曲可能に連結さ
れている。布地は、2重片の中の連結面を横切って繋が
っており、その間に平たいフレーム(50)が配置されてい
る。望ましい実施例では、薄い可撓性部材(54)が主平面
部材(42)を僅かに越えて左右に伸びており、平たいフレ
ームを適所に保持するために、縁部(59)に沿って縫い合
わされている。平たいフレーム(50)を適所に保持するた
めに、連結部の主柱として作用するその他の公知手段を
用いることができる。連結部には、提手又はストラップ
をケースの外側から、ボルト等を、平たい部材と布地を
通して固定することができる。
【0026】縁部(59)は、連結面(16)の両端を表してお
り、主収容室の左側面と右側面とほぼ同一線上にある
が、緩く回動可能な布接続部を有する連結面(16)の上縁
部と下縁部に沿う連結壁の接続部以外は、これら側面に
接続されていない。これにより、ケースが同一平面に置
かれるように開けられたとき、連結面を比較的平らな状
態に置くことができる。
【0027】図1において、図示の連結面(16)は、右側
面に、提手(60)が平たい部材のタブ(62)の位置で締結具
(48)を用いて適所に固定される。連結壁(16)の両端近傍
のタブ(64)もまた、平たい部材(50)を通してボルト止め
される。タブ(64)は、図6に示される開き線(26)を形成
するスライド式ファスナー(28)の両端を固定する。図3
に示される連結壁(15)は、平たいフレーム(52)の上にあ
る内表面を示している。左側面と右側面に接続部を有す
る固定用ストラップ(66)は、連結壁(16)の内表面に沿っ
て配置され、スーツを連結壁に押し当てて保持するため
に用いられるから、ケース(10)が閉じられたとき、連結
壁(16)に柔らかい折れ線を作るための手助けをすること
ができる。下収容室(14)の塞ぎ面(20)の内壁を横切っ
て、追加の固定用ストラップ(68)が示されている。この
追加のストラップは必要に応じて設けることができる。
固定された弾性ストラップを用いることもできる。
【0028】収容室(12)の上側面に沿って設けられた提
手(72)の近傍の取付具(70)からスーツコート(67)が吊さ
れたとき、該スーツコートは、下側面(32)の近傍まで、
開口した両収容室を真っ直ぐ横切って吊される。この構
造では、塞ぎ面(18)(20)の側面は、数着のスーツ(67)を
容易に収容し得る空間を形成できるような高さを有して
いるから、数着のスーツ(67)を運搬する手段として理想
的である。ケースが閉じられると、連結面(16)には大半
径の柔らかい折れ線が形成され、平たい部材(52)の幅部
分によって保護される。望ましい実施例において、平た
い部材(52)の幅寸法は約3−1/4インチであり、薄く
平たい部材(54)の幅寸法は約4−3/4インチである。
なお、これら寸法は適宜変更可能である。提手(72)は、
フック(図示せず)であってよい。或いは、衣服の出し入
れを行なう垂直方向の向きに硬質フレーム鞄を吊すため
に、フックを別に設けてもよい。
【0029】可撓性の小さなフラップ(74)が、下側面(3
2)の上部内縁の近傍に、一方の縁部に沿って屈曲可能に
取り付けられる。これは、小フラップ(74)と称すること
にする。縁部(76)は下側面(32)に接続される。周りが布
で被覆されたワイヤフレームを有する枠(78)は、下側の
主収容部の開口面(24)の開口領域にほぼ等しい矩形面積
を形成する。ワイヤフレームは形状を保持し、パネルの
開閉を容易にする役割を果たすが、本質的なことではな
い。
【0030】パネルは、内面に、補助ポケットを設ける
ことが望ましく、衣服を固定するために、1又は2以上
の固定用ストラップを設けることもできる。このフラッ
プは、下側部(32)からさらに下方へはみ出るロングドレ
スの場合に特に有用であるが、多くの場合、小フラップ
(74)の下縁部(84)から下へはみ出すことはないだろう。
【0031】スーツ又はドレスをハンガーに掛けて、ス
トラップ(66)(68)(82)によって適所で固定した後、パネ
ル(74)は、図5に示す如く折り畳まれ、ストラップ(86)
により適所に保持される。縁部(76)は収容室(14)の下側
面(32)の上縁の近傍で取り付けられるので、柔らかい折
れ部が別に形成される。下側部(32)の高さは塞ぎ面(20)
を越えているから、吊された衣服がパネル(74)の上には
み出した場合でも、下側面の高さ部分によって保護され
る。
【0032】開けられたケースは、提手(72)によって垂
直に吊すことができる。スーツ又はドレスは、ハンガー
に掛けられて、開けられたケースの中で吊される。図5
を参照すると、ポケット(80)とは反対側のパネル(74)
に、開閉可能な追加のポケット(88)が設けられている。
望ましい実施例において、小パネルは柔らかい布製パネ
ルであり、下側面(32)に緩い回動部がある。
【0033】図3を再び参照すると、折り畳み可能な大
パネル(90)は、縁部(92)が上収容部及び下収容部の側縁
(36)(40)の内表面の上部に折り畳み可能に接続されてい
る。矩形の周縁(94)は、上収容部及び下収容部の両周縁
部より僅かに小さく、周縁(94)の3つの側部の周りにス
ライド式ファスナー(96)を含んでいる。ジッパー(96)の
協同作用する相手側部分は、図6のジッパー(28)の内側
の側部に取り付けられている。
【0034】大パネル(90)の内側表面は、開閉可能な一
対のパネル(98)(100)を含んでいる。これらは、シャツ
その他シフト衣服に適している。図5の右上側コーナー
部には、小物品用の追加ポケット(102)が設けられてい
る。図6は、コート(67)が折り畳まれた後の大パネル(9
0)の対向する2つの側部を示しており、両収容室の開口
面(22)(24)は閉じられ、小パネル(74)は重ねられ、スラ
イド式ファスナー(96)により適所で固定される。追加の
ポケット(104)(106)は、図6に示されるように、大パネ
ル(90)の下側に形成される。望ましい実施例において、
大パネル(90)は柔らかい布パネルであり、側面(36)(40)
に沿って緩く回動可能な部分を有しているが、連結面(1
6)には接続されていない。
【0035】図2は、下収容室の塞ぎ面(20)に設けられ
た追加の収容室(108)を示している。追加の収容室(108)
は、真直な側部(110)(112)(114)(116)が面(20)に垂直に
形成され、チャンバー(118)を形成している。側部(110)
(112)(114)(116)は、補強フレーム(42)と同様な内フレ
ームにより形成された周壁を形成する。図2では、補強
フレーム(42)は隠れていて見えないが、連続する側部(1
10)〜(116)の形状を形成している。
【0036】一対の転動輪取付具(120)には、側部(114)
の近傍に転動輪(122)が取り付けられている。転動輪取
付具は、内フレーム(119)にしっかりと取り付けられて
いる。収容部(108)のチャンバー(118)は、伸縮可能な公
知の提手機構(124)(126)によって、内側へ移動可能であ
る。提手(126)はフレーム(119)内に形成された凹所の中
に設けられ、フラップ(128)で覆われる。追加の収容室
(108)は、開閉可能なパネル(130)を有しており、ジッパ
ーで閉じられている。提手機構(124)を設けた場合で
も、主ケースをわざわざ開けるまでもなく、かなりの量
の柔らかい衣服を、チャンバー(118)の中に収容するこ
とができる。
【0037】図2を参照すると。フレーム(119)は硬質
のフレームであり、補強フレーム(42)とは分離してお
り、主要な収容室の下方を包囲している。追加の収容室
は、主として、鞄に接合された布製側壁を通じて、鞄に
接続されている。コーナー部での摩耗を防ぐために、ウ
エルト(132)で保護している。車輪構造は、1996年
11月7日出願の米国特許出願第08/744466号
に詳しく記載されており、その引用を以て本願への記載
加入とする。図1に示されるように、提手(126)の近傍
に、追加の提手(134)が配備され、必要に応じて、両手
で鞄を持ち上げることができるようにしている。
【0038】図1を参照すると、第2の追加の収容室(1
36)が、上収容室の塞ぎ面(18)の外側に取り付けられて
いる。追加の収容室(136)は、矩形の周縁部(18)とジッ
パー(142)で閉じられた内部収容室(140)を有している。
追加の収容室(136)には、さらに、ポケット(144)(146)
が設けられており、それぞれ、ジッパー付の開口を有し
ている。また、両方の車輪(112)と支持脚(148)により、
ケース(10)は、図1に示されるように、直立位置に維持
される。
【0039】図7、図8及び図9に示される様に、補強
フレーム(42)は、開口した矩形状に形成され、両端部(4
2A)(42B)は閉じられており、端部と端部は、硬質フレー
ム部材(42)の端部内に嵌め込まれたピン又は釘(150)の
ような1又は2本以上の締結具を用いてユニオン継手の
中で連結される。この実施例において、硬質フレーム部
材は、間隔をあけて設けられた第1及び第2の平らな側
面パネル(152)(154)を含んでおり、両方の側面パネルは
多数の横ウエブ連結部(156)によって繋がれている。ウ
エブ連結部(156)は、横方向に互いに間隔を有してお
り、これによって数多くの小室通路(158)を形成し、該
通路は硬質フレーム部材の長手方向に伸びている。金属
製のピン又は釘(150)は、各々が、2つの端部(150A)(15
0B)を有しており、これら端部は、フレームの両端部に
小室通路の中へ挿入される。金属製のピン又は釘部材
は、ウエブ連結部(156)及びパネル部(152)(154)に対し
て、締まり嵌め又は摩擦による連結が可能な直径を有し
ている。更に、夫々のピン又は釘は、一対の径方向に伸
びるリブ(150C)(150D)を含んでおり、これらはまた、摩
擦力でウエブ連結部材とパネル部を係合する。
【0040】多数の小室がある硬質フレーム部材(42)
は、軽量のプラスチック材料を押出し又は成形により形
成されることが望ましい。これは、旅行ケースの収容能
力をそこなわずに強度向上及び軽量化を達成できるから
ある。フレーム(42)の厚さは、約1/4インチである。
平らな側面パネルとウエブ連結部材の厚さは、1/64
インチであり、ウエブ連結部の横方向の間隔は約3/1
6インチである。フレームの両端部(42A)(42B)は、2本
以上のピン又は釘(150)の端部(150A)を選択された小室
通路(158)へ挿入することにより、ユニオン継手(149)の
中で連結される。釘は、リブ(150C)(150D)がウエブ及び
パネル側壁と強力にインターロックされるまで、十分に
挿入される。ピン又は釘の端部(150B)は、反対側の端部
(42B)の対応する小室通路(158)の中へ挿入される。ピン
又は釘(150)がフレームの両端部の中へ十分に嵌め込ま
れ、両端部へ十分な押圧力が加えらえると、ユニオン継
手(149)は耐水性であり、薄いビニールテープによりシ
ールされる。
【0041】多数の小室を有する硬質フレームは、ポリ
塩化ビニル(PVC)又はABSプラスチックの押出しに
より成形することが望ましい。ABSが一般的に望まし
いとされる理由は、強度と剛性が同じ構造の場合、AB
Sの方がPVCよりも約30%軽いためである。軽量の
小室構造に形成することができ、また、同じ容積及び同
じ重量で同等以上の強度と剛性を付与できるものであれ
ば、その他の材料を使用することもできる。
【0042】前述の実施例において、多数の小室を有す
るフレーム部材は、柔らかい収容室の壁で覆われた矩形
のフレーム構造を利用して側面が柔らかい旅行鞄を形成
するのに特に適しているが、その理由は、多数の小室を
有する部材は、ピンを小室通路の中へ挿入することによ
り、その両端を連結することができるからである。しか
しながら、本発明は、この特定の鞄構造に限定されるも
のではない。多数の小室を有する部材は、フレームの両
端が矩形フレームを形成するように繋がれていない旅行
鞄に対しても、そのフレームを形成するのに使用するこ
とができる。その材料は、側面パネルフレーム又は支持
体の形状に形成することができるし、或いは自由なパネ
ル構造として使用されてもよい。このように、多数の小
室を有する材料は、側面が堅い鞄に対しても、側面が柔
らかい鞄と同じように適用することができる。
【0043】本発明を、特定の実施例に関して説明した
が、当該分野の専門家であれば、同じ原理を同様な装置
に使用できることは明白であろう。それゆえ、具体的実
施例に言及して説明された発明であっても、発明の形態
及びその詳細は、単なる望ましい実施例に過ぎないので
あって、特許請求の範囲に規定された発明の精神及び範
囲から逸脱することなく種々の変形をなすことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を表す旅行鞄の斜面図である。
【図2】図1の鞄の反対側から見ており、下部の主たる
収容室の塞ぎ面上に取り付けた追加収容室と、ケースを
転がすことが出来る伸縮ハンドル機構を納めた操作面を
示す図である。
【図3】図1のケースを一杯に開いて平坦面上へ置いた
状態の平面図であって、上及び下の主収容室の両方の硬
質側壁へ繋がる縁を有する可撓性のパネルと、上及び下
の主収容室の両方の右側側壁へ繋がる縁を有する他のパ
ネルと、下収容室の下側へ繋がる縁を有する他のパネル
が、夫々主収容室の右側及び下方へ展開されている。
【図4】図3の4−4線に沿った横断面図であって、上
収容室の塞ぎ面を横切って配置された補強材へ取り付け
たU型フレームの一部を表している。
【図5】図3と同様な図であって、上着が主収容室中に
掛けられ、連結側壁上の抑え帯によって止められてお
り、小型の折畳みパネルが内向きに下側の主収容室上へ
折り畳まれ、上衣の下部がその中へ収容されている。
【図6】図5の操作の後、旅行鞄を閉じる次の工程を示
しており、両収容室の右側壁へ取り付けられた大型パネ
ルが折られて重なり、止められて、折りパネルには両面
に開閉ポケットを有することを示している。
【図7】図1の旅行鞄の一部を破断した側面図である。
【図8】図7の8−8線に沿う断面図であって、本発明
の補強フレームを示している。
【図9】金属製ピン、釘状の部材の側面図であって、フ
レームの小室状通路へ挿入可能なものを示している。
【符号の説明】
(10) 旅行鞄 (12) 上収容室 (14) 下収容室 (16) 連結面 (42) 硬質矩形フレーム

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 硬質フレーム部材と側壁部材を含み、硬
    質フレーム部材の連結縁で互いに繋がれた下収容室と上
    収容室を形成し、下収容室と上収容室は連結側壁に沿っ
    て折り畳み可能に繋がれ、閉じ位置に移動したときは、
    下及び上収容室は畳まれて隣り合った位置関係となり、
    開き位置に移動したときは、下及び上収容室は互いに展
    開され、前記硬質フレーム部材は、通常矩形の形状に配
    置された平たい本体部材を含み、フレーム部材の両端部
    は複数のピンによって端と端を突き合わせ連結されてお
    り、該ピンは突き合わせ連結を横切って延び、平たい本
    体部材の一直線に並んだ端部の長手方向に埋設されてい
    る衣服鞄と旅行ケースの組合せ。
  2. 【請求項2】 平たい本体部材は、複数の長手方向に延
    びる小室通路が交差しており、間隔をあけて配置され、
    硬質フレーム部材の全長に沿って長手方向に延びる複数
    の横断ウエブ連結部によって繋がれた第1及び第2の平
    たい側面パネル部材を形成し、 複数本のピンは、前記硬質フレーム部材の両端部にある
    一列に並んだ小室通路へ両端部が嵌っている請求項1に
    規定する衣服鞄と旅行ケースの組合せ。
  3. 【請求項3】 各ピンは軸部とピンの両端部の中間に於
    て、軸部から半径方向に張り出す少なくとも1個のリブ
    部材を具えている請求項1に規定した衣服鞄と旅行ケー
    スの組合せ。
  4. 【請求項4】 フレーム部材の両端には長手方向に延び
    る複数の通路が交差し、各ピンは繋がり部に適合して長
    手方向に延びる通路中で摩擦嵌合する寸法に作られてい
    る請求項1に規定された衣服鞄と旅行ケースの組合せ。
  5. 【請求項5】 硬質フレーム部材と側壁部材を具え、硬
    質フレーム部材の連結縁に沿って互いに移動可能に連結
    された上及び下収容室を形成し、硬質フレーム部材は長
    手方向に延びる複数の通路が交差している平たい本体部
    材を有しており、長手方向に延びる通路は第1及び第2
    の平らなパネル部材の間に形成され、第1及び第2パネ
    ル部材を互いに連結し、横切って延びるウエブ連結部に
    よって間隔があけられており、フレーム部材の両端は端
    どうしが突き合わせ連結されている衣服鞄と旅行ケース
    の組合せ。
  6. 【請求項6】 数着の上着と柔らかい衣服に適した衣服
    鞄と旅行ケースの組合せであって、次の構成を有する。 (A) 通常矩形のケースであって、向かい合った開閉
    可能な収容室を有しており、上収容室と下収容室は1つ
    の連結側面に沿って折り畳み可能に連結され、収容室は
    閉じ面と、開き面と、連結側面に加えて、通常は矩形の
    3つの側面によって構成され、収容室の3つの矩形側面
    は、ケースを閉じるために結合されている連結側面の周
    りで互いに相手側に向けて回動させた時、ファスナーに
    よって開閉可能な共通の開き線に合致する縁を有してお
    り、 (B) 上収容室の通常矩形の3つの側面は、ケースを
    開いて同一面上へ平たくして置いた時、上方から見下ろ
    すと向かい合った右側及び左側側壁に繋がる上側面を有
    しており、 (C) 下収容室の通常矩形の3つの側面は、ケースを
    開いて同一面へ平たくおいて上方から見た時、向かい合
    った左及び右側面に繋がる下側面を有しており、 (D) 上及び下収容室の間にあって、連結側面を形成
    する硬質フレーム部材であって、該連結側面は、ケース
    を平たく置いた開き状態にある時、上縁部と下縁部を有
    しており、上縁部は上収容室を緩く連結するために用い
    られ、下縁部は下収容室を緩く連結することに用いら
    れ、硬質フレーム部材は、連結側面の主柱として働き、
    ハンドル又は紐がケースの外側から掛けることができ、 (E) 硬質フレーム部材は、互いに離れて配置され、
    複数の交叉ウェブ連結部によって繋がれた平坦な第1及
    び第2側面パネルを有しており、硬質フレーム部材の全
    長に沿って延びる複数の小室通路を形成し、硬質フレー
    ム部材の両端部は、複数本のピンによって各ピンの又は
    釘の両端部を硬質フレーム部材の両端部に一列に並んだ
    小室通路中へ挿入することによって、端と端が突き合せ
    連結されている。
  7. 【請求項7】 硬質フレーム部材と側面部材を有して、
    前記硬質フレーム部材の連結縁で互いに連結された上部
    と下部を形成し、硬質フレーム部材は両端部が複数の長
    手方向に延びる通路が交差している平たい本体部を含
    み、フレーム部材の両端部は、端と端が突き合った連結
    をなし、複数本のピン又は釘が、突き合った連結部を横
    切って延び、両端部の一列に並んだ通路中に配置される
    ことによって繋がれている構造の衣服鞄。
  8. 【請求項8】 平たい本体部材を含むほぼ硬質のフレー
    ムを有しており、本体部材の両端部は端と端を突き合わ
    せたほぼ矩形の形状であって、少なくとも1本のピンが
    突き合わせ連結部を横切って延び、平たい本体部材の一
    列にそろった端部分中へ埋め込まれて、本体部材の両端
    部を繋いでいる旅鞄鞄。
  9. 【請求項9】 平たい本体部材は、第1及び第2側面パ
    ネルを向かい合わせて離して配置し、複数の横断ウエ
    ブ、連結部が本体部の上部材の全長に沿って長手方向に
    延び、長手方向にのびる小室通路を形成した、プラスチ
    ックの押し出しによる一体構造を含んでいる請求項8の
    旅行鞄。
  10. 【請求項10】 ピンの両端部が本体部材の両端の一列
    にそろった小室通路中に配置されている請求項9の旅行
    鞄。
  11. 【請求項11】 前記ピンは、軸部とピンの両端部の中
    間において軸部から半径方向に張り出た少なくとも1個
    のリブ部材を有する請求項10の旅行鞄。
  12. 【請求項12】 前記ピンは、長手方向に伸びる通路中
    にて、連結状態に嵌合し、摩擦結合する寸法である請求
    項11の旅行鞄。
  13. 【請求項13】 柔軟可撓性の規制壁と、プラスチック
    材料の本体とを有するほぼ硬質のフレーム部材を備え、
    プラスチック材料の本体は、離れて配置され複数の横断
    繋ぎウエブによって繋がれた第1及び第2平行パネルを
    有しており、前記横断繋ぎウエブはフレーム部材の全長
    に沿って長手方向にのび、長手方向にのびる小室を形成
    している旅行鞄。
  14. 【請求項14】 前記プラスチック材料は、ABS樹脂
    の押し出しである請求項13の旅行鞄。
  15. 【請求項15】 前記プラスチック材料は、ポリ塩化ビ
    ニールの押し出しである請求項13の旅行鞄。
JP11033230A 1998-02-10 1999-02-10 補強フレ―ムを具えた転動式衣服鞄 Withdrawn JPH11276228A (ja)

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