JPH11275441A - 撮像方法及び装置並びに記憶媒体 - Google Patents

撮像方法及び装置並びに記憶媒体

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JPH11275441A
JPH11275441A JP10092667A JP9266798A JPH11275441A JP H11275441 A JPH11275441 A JP H11275441A JP 10092667 A JP10092667 A JP 10092667A JP 9266798 A JP9266798 A JP 9266798A JP H11275441 A JPH11275441 A JP H11275441A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 揺れ補正を実現することができると共に、演
算手段の補正量を求める演算処理を行わない時間を連続
的にすることが可能で、前記演算手段を複数の目的で効
率良く利用することができるようにした撮像方法及び装
置を提供する。 【解決手段】 撮像装置本体の揺れを検出するジャイロ
505により検出された揺れ情報をA/D変換器508
aにより一映像期間に複数回所定の均等なタイミングで
サンプリングし、該サンプリングされた揺れ情報を一映
像期間に不均等なタイミングで前記サンプリング回数だ
け演算手段508により演算処理して揺れ補正量へ変換
し、演算手段508の演算結果に基づき撮像装置本体の
揺れを演算手段508により補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮像方法及び装置
並びにこの撮像装置を制御するための制御プログラムを
格納した記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりビデオカメラ等の撮像装置にお
いては、AE(オートエクスポージャ:自動露出)、A
F(オートフォーカス:自動焦点)等のあらゆる点で自
動化及び多機能化が図られ、良好な撮影が容易に行える
ようになっている。
【0003】また、近年ビデオカメラ等の撮像装置の小
型化や光学系の高倍率化に伴い、撮像装置本体の揺れ
(振れ)が撮影画像の品位を低下させる大きな原因とな
っていることに着目し、この撮像装置本体の揺れを補正
する揺れ補正機能付き撮像装置が種々提案されている。
【0004】図5に従来の揺れ補正機能付き撮像装置の
構成の一例を示す。
【0005】同図において、撮像部の構成として、50
1はレンズ、502は光電変換手段であるCCD等の撮
像素子、503は信号処理回路で、撮像素子502から
出力された電信号を、例えばNTSC方式等の標準ビデ
オ信号に変換するものである。504はビデオ出力端子
で、信号処理回路503からの出力がビデオ出力端子5
04より標準ビデオ信号出力として得られる。
【0006】次に手振れ補正部の構成として、505は
揺れ検出手段である例えば角速度センサとしてのジャイ
ロで、撮像装置本体に取り付けられている。506はD
C(直流)カットフィルタで、ジャイロ505から出力
される角速度信号の直流成分を遮断して交流成分、即ち
振動成分のみを通過させるものである。このDCカット
フィルタ506は、所定の帯域で信号を遮断するハイパ
スフィルタ(HPF)を用いても良い。507はアンプ
で、DCカットフィルタ506から出力された角速度信
号を適当な感度に増幅するものである。
【0007】508は振れ補正量を演算するコンピュー
タ等の演算手段で、A/D変換器508a、ハイパスフ
ィルタ(HPF)508b、積分器508c、パン・チ
ルト判定回路508d及びD/A変換器508eを有し
ている。
【0008】A/D変換器508aは、アンプ507か
ら出力された角速度信号をデジタル信号に変換するもの
である。HPF508bは、A/D変換器508aのデ
ジタル出力の低周波成分を遮断するものである。積分器
508cは、HPF508bの出力(角速度信号)を積
分して角変位信号を出力するもので、任意の帯域で特性
を可変し得る機能を有する。パン・チルト判定回路50
8dは、角速度信号及び積分器508cから出力された
角変位信号から、パンニング・チルティングの判定を行
うものである。このパン・チルト判定回路508dは、
角速度信号及び角変位信号のレベルにより後述するパン
ニング制御を行う。そして、得られた角変位信号は、後
の制御において揺れ補正目標値となる。D/A変換器5
08eは、積分器508cから出力される角変位信号を
アナログ信号に変換するものである。
【0009】509は読み出し制御手段で、撮像素子5
02の読み出し開始位置を前記揺れ補正目標値信号に基
づき移動制御する。510はタイミングジェネレータ
で、読み出し制御手段509の制御情報に基づき撮像素
子502に対して駆動パルスを発生させるものであり、
撮像素子502の蓄積や読み出しに応じた駆動パルスを
生成する。
【0010】次に演算手段508内のパン・チルト判定
回路508dの動作について詳述する。
【0011】A/D変換器508aから出力された角速
度信号及び積分器508cから出力された角変位信号を
入力し、角速度が所定のしきい値以上或いは角速度が所
定のしきい値以内であっても、角速度信号を積分した角
変位信号が所定のしきい値以上の場合に、パンニング或
いはチルティングであると判定し、このようなときに
は、HPF508bの低域カットオフ周波数を高域側へ
と変移させ、低域の周波数に対して揺れ補正系が応答し
ないように特性を変更し、更にパンニング或いはチルテ
ィングが検出された場合には、揺れ補正手段の補正位置
を徐々に移動範囲中心へとセンタリングするために、積
分器508cの積分特性の時定数を短くなる方向に変移
させ、積分器508cに蓄積された値が基準値(揺れを
検出していない状態において取り得る値)とする制御
(以下、パンニング制御と記述する)を行う。
【0012】なお、この間も角速度信号及び角変位信号
の検出は行われており、パンニング或いはチルティング
が終了した場合には、再び低域のカットオフ周波数を低
下して揺れ補正範囲を拡張する動作が行われ、パンニン
グ制御から抜ける。
【0013】このパンニング判定動作を図6のフローチ
ャートに基づき説明する。
【0014】まず、ステップS601でアンプ507に
より増幅された角速度信号をA/D変換器508aによ
りアナログ量から揺れ補正量演算手段508内で扱える
デジタル値に変換する。次にステップS602で前回用
意されたカットオフ周波数の値を用いてHPF508b
の演算を行う。次にステップS603で前回用意された
時定数の値を用いて積分器508cにより積分演算を行
う。次にステップS604で前記ステップS603にお
いて行なわれた積分演算の結果、即ち角変位信号をD/
A変換器508eによりアナログ量に変換して読み出し
制御手段509へ出力する。
【0015】次にステップS605で角速度信号が所定
のしきい値以上であるか否かを判断する。そして、角速
度信号が所定のしきい値以上である場合は、次のステッ
プS606でHPF508bの演算に用いるカットオフ
周波数の値fcを現在の値より所定の値だけ高く設定
し、低周波信号の減衰率を現在のそれより大きくする。
次にステップS607で積分器508cでの積分演算に
用いる時定数の値を現在の値より所定の値だけ短く設定
し、角変位出力が基準値に近づくようにした後、本処理
動作を終了する。
【0016】一方、前記ステップS605で角速度信号
が所定のしきい値以下の場合は、ステップS608で積
分値が所定のしきい値以上であるか否かを判断する。そ
して、積分値が所定のしきい値以上である場合は、前記
ステップS606へ進み、また、積分値が所定のしきい
値に満たない場合は、ステップS609でHPF508
bの演算に用いるカットオフ周波数の値fcを現在の値
より所定の値だけ低く設定し、低周波信号の減衰率を現
在のそれより小さくする。次にステップS610で積分
器508cでの積分演算に用いる時定数の値を現在の値
より所定の値だけ長く設定して積分効果を上げた後、本
処理動作を終了する。
【0017】以上の制御により、積分値=揺れ補正目標
値の飽和を防ぐことにより、揺れ補正目標値を定常状態
とし、安定した防振制御が可能となる。
【0018】次に上述した従来例における揺れ補正手段
の概要を図7を用いて説明する。
【0019】図7(a)において、700はCCD等の
撮像素子の全撮像領域、701は撮像素子の全撮像領域
700の内の実際に映像信号として標準ビデオ信号に変
換して出力する切り出し枠である。702は撮影者が撮
影している主被写体である。このときの標準ビデオ信号
を映し出すとすると、図7(c)に示す映像となる。図
7(c)において、703はビデオ信号を再現するモニ
タ上の映像領域、702’はモニタ上の映像領域703
に再現された主被写体である。後述する撮影画の切り出
しにより撮像素子の全撮像領域700よりその周辺を除
いた一部分を標準ビデオ信号として出力することによ
り、モニタ上の映像領域703が再現できる。
【0020】次に図7(b)について説明する。図7
(b)は主被写体702を撮影する撮影者が矢印70
4、704’、704”で示す左下方向に撮像装置を揺
らしてしまったときの変化を示したもので、撮像素子の
全撮像領域700面上で主被写体702は矢印705で
示す右上方向に移動してしまう。
【0021】この状態で前記図7(a)の説明のように
切り出し枠701と同位置の切り出し枠701’を用い
て切り出した場合、矢印706で示すベクトル量だけ主
被写体702が移動したビデオ信号を発生させてしま
う。
【0022】ここで、撮像装置の揺れ量より求めた画像
の変位量(ベクトル量)706、即ち揺れ補正目標値を
用いて切り出し枠701’より破線枠位置701”に移
動して切り出せば、図7(c)に示す映像を得ることが
可能である。この原理を用いて画像の揺れ補正を実現す
る。
【0023】次に撮像領域の切り出しについて図8を用
いて説明する。同図において、800は撮像素子全体、
801は撮像素子全体800を構成する画素単位であ
り、1つの光電変換素子である。図8において不図示の
タイミングジェネレータから発せられる電気的な駆動パ
ルスに基づき画素単位で蓄積及び読み出しの制御が行な
われる。802,803は図7の切り出し枠701と同
様の切り出し枠であり、例えば切り出し枠802でビデ
オ信号を切り出す場合において説明する。
【0024】まず、初めに「S」で示す画素より矢印8
05で示す方向に順番に光電変換された電荷量の読み出
しが行なわれていく。この読み出しを出力ビデオ信号の
同期期間内に合わせてスタートし、この同期期間終了前
に「A」で示される画素の1画素手前まで、通常の読み
出し速度より早い転送レートで読み出しを終了する。同
期期間の読み出し終了後の実映像期間に「A」で示す画
素より「F」で示す画素までの電荷を、通常の読み出し
速度によりビデオ信号の1ライン分の画像情報として読
み出しが開始される。
【0025】更に。次の1ライン分までの水平同期期間
中に「F」で示す画素より「G」で示す画素の手前まで
の画素を通常の読み出し速度より早い転送レートで読み
出し、次の映像期間の読み出しに備える。前記「A」で
示す画素から「F」で示す画素までの読み出しと同様に
「G」で示す画素からの読み出しを開始する。
【0026】以上のように読み出しタイミングを制御す
ることにより、撮像素子の全撮像領域700から、例え
ば撮像素子の中央部分を選択的に抜き出してビデオ信号
とすることが可能である。
【0027】次に前記図7を用いて説明したように、撮
像装置の移動による撮像画の移動が生じた場合における
切り出し位置の移動について、図8を用いて説明する。
【0028】図8の矢印804で示す分だけ撮像素子面
上での主被写体702の移動(=撮像装置の揺れ)が生
じたことを検出した場合、切り出し枠802から切り出
し枠803に変更すれば、主被写体702の移動が伴わ
ない切り出し後の揺れのない映像が得られる。
【0029】切り出し位置を変更するために先の読み出
し開始位置を「A」で示す画素から「B」で示す画素に
移動することにより、「A」で示す画素からの読み出し
と同様に撮像素子の全撮像領域700から画像の一部を
選択的に抜き出してビデオ信号とすることができる。
【0030】実際には、先の切り出し枠802を読み出
すときと同様に「S」で示す画素より矢印805で示す
方向に順番に光電変換された電荷量の読み出しを行う。
この読み出しを出力ビデオ信号の同期期間内に合わせて
スタートし、この同期期間終了前に「B」で示す画素の
1画素手前まで通常の読み出し速度より早い転送レート
で読み出しを終了しておき、映像期間に「B」で示す画
素から上記と同様に読み出しを開始すれば良い。
【0031】この様に撮像素子の周辺の一部の撮像領域
を実映像期間に現れない同期信号期間中に揺れ補正情報
に応じた量だけ予め読み出し、撮像素子の一部を撮像装
置の揺れ情報を基に選択的に読み出すことにより、撮像
装置の揺れに伴う画像の揺れを取り除いたビデオ信号を
得ることができる。
【0032】図9に従来の撮像装置の処理タイミングの
タイミングチャートを示す。
【0033】同図は揺れ情報のサンプリング・タイミン
グより、補正量演算タイミングと、補正タイミングとを
説明するためのタイミングチャートである。
【0034】図9において、901乃至903は垂直同
期信号、1001乃至1008はサンプリング・タイミ
ングで、角速度センサである図5のジャイロ505から
得られた角速度信号をA/D変換器508aによりデジ
タル量に変換する変換タイミングを示している。このサ
ンプリング間隔は、図9に示すように、垂直同期信号9
01より垂直同期信号903との位相関係が適当で且つ
均等なタイミングである。なお、説明の便宜上、ここで
は4回のサンプリングとしているが、このサンプリング
回数は4回に限られるものではなく、複数回であれば良
い。
【0035】A/D変換器508aによりサンプリング
された角速度情報は、サンプリング毎に演算手段508
内において、上述した演算処理により角速度情報から角
変位情報への変換演算を行うと共に、パンニング制御を
行う。演算手段508内での演算も先のA/D変換タイ
ミングと同様に同期したタイミングで行なわれ、図9の
補正量演算タイミング1101乃至1108により演算
結果が得られる。
【0036】ここで、それぞれの時間的なつながりを説
明すると、補正量演算タイミング1001に示す角速度
のサンプリング値を反映させた演算出力は補正量演算タ
イミング1102と、それぞれ1サンプリング毎にその
取り込みデータを反映させた演算出力が演算手段508
より得られる。
【0037】なお、演算手段508内の積分器508c
により積分演算された演算結果は、次の積分演算に反映
される。例えばサンプリング・タイミング1001のサ
ンプリング・データに対する補正量演算タイミングは1
101であるが、この演算による積分値は補正量演算タ
イミング1102の演算で反映される。
【0038】そして、図5の読み出し制御手段509
は、演算手段508のD/A変換器508eから出力さ
れる映像期間最後の補正量演算タイミング1104及び
1108の演算出力を揺れ補正目標値1301,130
2として用い、同期期間より撮像素子の読み出し制御を
行うことにより、手振れ補正が行なわれる。
【0039】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来例にあっては、上記の制御タイミングで連続的に
揺れ補正制御を行った場合、揺れ補正目標値の演算タイ
ミングが時間的に均等な固定タイミングであるため、演
算手段508の使用効率が良くないという問題点があっ
た。
【0040】具体的には、図9に示す揺れ情報のサンプ
リング・タイミング1001に対して補正量演算タイミ
ング1101で補正目標値の演算を開始する。その演算
結果が得られた後、次のサンプリング・タイミング10
02が終了するまでの間の時間、演算手段508の動作
は行なわれない。
【0041】同様に、先のサンプリング・タイミング1
002に対して補正量演算タイミング1102で揺れ補
正目標値の演算を開始するが、その演算結果が得られた
後、次のサンプリング・タイミング1003が終了する
までの間の時間、演算手段508の動作は行なわれない
こととなる。
【0042】これは本処理の全ての処理過程の中で同じ
サイクルで繰り返されるため、同じサイクルで演算手段
508の演算が行なわれないタイミングが離散的に発生
する。
【0043】図9において、この状態を説明すると、サ
ンプリング・タイミング1001よりサンプリング・タ
イミング1008により揺れ情報のサンプリングが行な
われ、その都度補正量演算タイミング1101より補正
量演算タイミング1108での演算が開始される。この
演算時間を演算手段508内の処理タイミング1201
乃至1208として示す。また、同期期間に補正データ
を決定した後、撮像素子からの切り出しポイントを演算
する演算時間を1401,1402として示す。
【0044】なお、揺れ情報のサンプリング処理は、演
算手段508内のタイマーによる割り込み処理を垂直同
期を基準に行えば良く、また、これらのサンプリングに
要する時間は他の演算等に比べて非常に短いものであ
る。
【0045】図9における演算手段508内の演算タイ
ミングからも分かるように、演算処理は揺れ情報のサン
プリング・タイミングに同期して行なわれているために
離散的に行なわれ、演算手段508自体の使用効率も良
くない。この演算手段508が処理を行わない状態は予
め決定されている揺れ情報のサンプリング回数により変
わるが、揺れ情報のサンプリング回数を多く設定する
と、演算手段508が処理を行わない状態が短く多数発
生することとなる。
【0046】上述した従来例の構成では、揺れ情報のサ
ンプリング回数は補正する周波数帯域にもよるが、NT
SC方式等の標準ビデオ信号の場合等は、1フィールド
毎に5乃至10回程度のサンプリングを必要とする。
【0047】例えば、上記の例において毎フィールド1
0回ずつ揺れ信号のサンプリングを行った場合、1フィ
ールド時間である約16.7msを均等に10分割する
と、約1.67msのサンプリング周期となる。また、
演算手段508内で行なわれる演算処理に要する時間
は、演算装置の仕様にも大きく左右されるが、0.3乃
至0.8ms程度の処理時間となる。従って、サンプリ
ング・タイミング周期間の1.67msに占める割合
は、約18%乃至48%であり、残りの50%以上の時
間を非演算期間としてしまう。
【0048】この非演算期間を他の用途に用いようとし
ても、先に述べたように1フィールド内で複数のエリア
に分割されてしまっているために、連続的な処理に用い
ることができない。従って、効率の良い演算手段508
の利用ができない状態にある。
【0049】また、もしもこの演算タイミングにおい
て、例えばオートフォーカス制御等の連続的な時間を占
有し且つ優先度の高い演算処理を行ってしまうと、その
演算の影響により、補正量演算タイミングが次のサンプ
リング・タイミングまでに間に合わず、結果的に1つの
サンプリング・テータを取りこぼしてしまい、有効な補
正データを得ることができなくなってしまうという問題
点があった。
【0050】本発明は上述した従来の技術の有するこの
ような問題点に鑑みてなされたものであり、その第1の
目的とするところは、揺れ補正を実現することができる
と共に、演算手段の補正量を求める演算処理を行わない
時間を連続的にすることが可能で、前記演算手段を複数
の目的で効率良く利用することができるようにした撮像
方法及び装置を提供しようとするものである。
【0051】また、本発明の第2の目的とするところ
は、上述した本発明の撮像装置を円滑に制御することが
できる制御プログラムを格納した記憶媒体を提供しよう
とするものである。
【0052】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために請求項1記載の撮像方法は、揺れを検出する揺
れ検出工程と、前記揺れ検出工程により検出された揺れ
情報を一映像期間に複数回所定の均等なタイミングでサ
ンプリングするサンプリング工程と、前記サンプリング
工程によりサンプリングされた揺れ情報を一映像期間に
不均等なタイミングで前記サンプリング回数だけ演算処
理して揺れ補正量へ変換する揺れ補正量演算工程と、前
記揺れ補正量演算工程の演算結果に基づき撮像装置本体
の揺れを補正する揺れ補正工程とを有することを特徴と
する。
【0053】また、上記第1の目的を達成するために請
求項2記載の撮像方法は、請求項1記載の撮像方法にお
いて、前記揺れ補正量演算工程は、その演算結果に基づ
き撮像装置本体に設けられた撮像素子の読み出しタイミ
ングを制御する読み出し制御工程を有することを特徴と
する。
【0054】また、上記第1の目的を達成するために請
求項3記載の撮像方法は、請求項1記載の撮像方法にお
いて、前記揺れ検出工程に用いるセンサは、角速度セン
サであることを特徴とする。
【0055】また、上記第1の目的を達成するために請
求項4記載の撮像装置は、揺れを検出する揺れ検出手段
と、前記揺れ検出手段により検出された揺れ情報を一映
像期間に複数回所定の均等なタイミングでサンプリング
するサンプリング手段と、前記サンプリング手段により
サンプリングされた揺れ情報を一映像期間に不均等なタ
イミングで前記サンプリング回数だけ演算処理して揺れ
補正量へ変換する揺れ補正量演算手段と、前記揺れ補正
量演算手段の演算結果に基づき撮像装置本体の揺れを補
正する揺れ補正手段とを有することを特徴とする。
【0056】また、上記第1の目的を達成するために請
求項5記載の撮像装置は、請求項4記載の撮像装置にお
いて、前記揺れ補正量演算手段は、その演算結果に基づ
き撮像装置本体に設けられた撮像素子の読み出しタイミ
ングを制御する読み出し制御手段を有することを特徴と
する。
【0057】また、上記第1の目的を達成するために請
求項6記載の撮像装置は、請求項4記載の撮像装置にお
いて、前記揺れ検出手段は、角速度センサであることを
特徴とする。
【0058】また、上記第2の目的を達成するために請
求項7記載の記憶媒体は、撮像装置を制御するための制
御プログラムを格納する記憶媒体であって、撮像装置本
体の揺れを検出し、該検出された揺れ情報を一映像期間
に複数回所定の均等なタイミングでサンプリングし、該
サンプリングされた揺れ情報を一映像期間に不均等なタ
イミングで前記サンプリング回数だけ演算処理して揺れ
補正量へ変換し、前記揺れ補正量の演算結果に基づき撮
像装置本体の揺れを補正するように制御するステップの
制御モジュールを有する制御プログラムを格納したこと
を特徴とする。
【0059】また、上記第2の目的を達成するために請
求項8記載の記憶媒体は、請求項7記載の記憶媒体にお
いて、前記制御プログラムは、揺れ補正量演算結果に基
づき撮像装置本体に設けられた撮像素子の読み出しタイ
ミングを制御するステップの制御モジュールを有するこ
とを特徴とする。
【0060】また、上記第2の目的を達成するために請
求項9記載の記憶媒体は、請求項7記載の記憶媒体にお
いて、前記揺れ検出は、角速度センサにより行うことを
特徴とする。
【0061】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施の形態を図
1乃至図4に基づき説明する。
【0062】(第1の実施の形態)まず、本発明の第1
の実施の形態を図1乃至図3に基づき説明する。図1
は、本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置の構成を
示すブロック図であり、同図において上述した従来例の
図5と同一部分には同一符号が付してある。
【0063】図1において図5と異なる点は、図5の演
算手段508内にメモリ508fとAF(オートフォー
カス)制御回路508gとを付加したことである。
【0064】メモリ508fは演算手段508を構成す
るマイコン内のRAM等のメモリで、A/D変換器50
8aとHPF508bとの間に介装されており、図3の
401〜404で示す角速度のサンプリングデータを記
憶する。また、AF制御回路508gは、信号処理回路
503とレンズ501とに接続されている。そして、演
算手段508の非演算時間にレンズ501を制御するこ
とにより、オートフォーカス処理を行うことができるよ
うになっている。
【0065】なお、図1におけるその他の構成及び動作
は図5と同一であるから、その説明は省略する。
【0066】次に本実施の形態に係る撮像装置における
パン/チルト判定回路のパンニング判定動作を図2のフ
ローチャートに基づき説明する。
【0067】このフローは割り込み周期により、所定の
タイミングで繰り返し実行されるものであるが、この割
り込み要求が生じていない場合は演算手段508にてA
F制御回路508gによるオートフォーカス制御等の他
の制御が行なわれている。
【0068】割り込み要求が生じると、まず、ステップ
S201でアンプ507により増幅された角速度信号を
A/D変換器508aによりサンプリングし、アナログ
量から演算手段508内で扱えるデジタル値に変換する
と同時に演算手段508内のメモリ508fに記憶す
る。すなわち図3の401〜404のサンプリングデー
タを記憶する。次にステップS202で所定回数のサン
プリングが終了したか否かを判断する。そして、所定回
数のサンプリングが終了しないと判断された場合は、何
も処理せずに本割り込み処理動作を終了し、所定回数の
サンプリングが終了したと判断された場合は、次のステ
ップS203へ進む。
【0069】このステップS203では前記ステップS
201においてメモリ508fに記憶した揺れ信号のサ
ンプル・データを読み出す。次にステップS204で前
回用意されたカットオフ周波数の値を用いてHPF50
8bの演算を、前記ステップS203において読み出し
たサンプル・データ分行う。次にステップS205で前
回用意された時定数の値を用いて積分器508cにより
積分演算を、前記ステップS203において読み出した
サンプル・データ分行う。次にステップS206で前記
ステップS205において行なわれた積分演算の結果、
即ち角変位信号をD/A変換器508eによりアナログ
量に変換して読み出し制御手段509へ出力する。
【0070】次にステップS207で角速度信号が所定
のしきい値以上であるか否かを判断する。そして、角速
度信号が所定のしきい値以上である場合は、次のステッ
プS208でHPF508bの演算に用いるカットオフ
周波数の値fcを現在の値より所定の値だけ高く設定
し、低周波信号の減衰率を現在のそれより大きくする。
次にステップS209で積分器508cでの積分演算に
用いる時定数の値を現在の値より所定の値だけ短く設定
し、角変位出力が基準値に近づくようにした後、本処理
動作を終了する。
【0071】一方、前記ステップS207で角速度信号
が所定のしきい値以下の場合は、ステップS210で積
分値が所定のしきい値以上であるか否かを判断する。そ
して、積分値が所定のしきい値以上である場合は、パン
ニング・チルティング状態と判断して前記ステップS2
08へ進み、また、ステップS210で積分値が所定の
しきい値に満たない場合は、通常制御状態あるいはパン
ニング・チルティングの終了状態と判断してステップS
211でHPF508bの演算に用いるカットオフ周波
数の値fcを現在の値より所定の値だけ低く設定し、低
周波信号の減衰率を現在のそれより小さくする。次にス
テップS212で積分器508cでの積分演算に用いる
時定数の値を現在の値より所定の値だけ長く設定して積
分効果を上げた後、本処理動作を終了する。
【0072】本割り込み処理動作の終了後はオートフォ
ーカス制御に戻る。
【0073】以上の制御により、演算手段508は上述
した従来例と同様の演算処理を行うと共に、演算手段5
08をオートフォーカス制御等の処理に利用することが
可能である。
【0074】図3に本実施の形態に係る撮像装置の処理
タイミングのタイミングチャートを示す。
【0075】同図は揺れ情報のサンプリング・タイミン
グより、補正量演算タイミングと、補正タイミングとを
説明するためのタイミングチャートであり、上述した図
9と同様に各タイミングの関係を表現している。
【0076】図3において、301乃至303は垂直同
期信号、401乃至408はサンプリング・タイミング
で、角速度センサである図1のジャイロ505から得ら
れた角速度信号をA/D変換器508aによりデジタル
量に変換する変換タイミングを示している。このサンプ
リング間隔は、図3に示すように、垂直同期信号301
より垂直同期信号303との位相関係が適当で且つ均等
なタイミングである。なお、本実施の形態においても上
述した従来例と同様に、垂直同期期間に挟まれる1フィ
ールド間のサンプリング回数を4回としているが、この
サンプリング回数は4回に限られるものではなく、複数
回であれば良いものとする。
【0077】A/D変換器508aによりサンプリング
された角速度情報は、デジタル量として演算手段508
内のメモリ508fにその都度記憶される。そして、所
定の回数のサンプリングが終了した時点或いは所定のタ
イミングとなった時点で、初めて角速度より角変位情報
への変換がサンプリングした全てのデータについて行な
われる。図3には1フィールド間の最終サンプリング・
タイミング404でサンプリングが実行された後、メモ
リ508fに記憶されたサンプリング・タイミング40
1からサンプリング・タイミング404までの角速度の
サンプリングデータを補正量演算タイミング501より
補正量演算タイミング504の期間に演算処理を行う。
【0078】また、同様に次の1フィールド間のサンプ
リングタイミング405〜408についても、最終サン
プリングポイントであるサンプリング・タイミング40
8のサンプリングが実行された後、メモリ508fに記
憶されたサンプリング・タイミング405からサンプリ
ング・タイミング408までの角速度のサンプリングデ
ータを補正量演算タイミング505より補正量演算タイ
ミング508の期間に演算処理を行う。
【0079】なお、本実施の形態においても、演算手段
508内の積分器508cにより積分演算された値は、
次の前記従来例と同様に積分演算に反映される。
【0080】更に、読み出し制御手段509は演算手段
508より出力される映像期間最後の補正量演算タイミ
ング504及び補正量演算タイミング508の演算出力
を揺れ補正目標値601,602として用い、前記従来
例で述べた処理と同様に同期期間より撮像素子の読み出
し制御を行う。
【0081】従って、図3に示すタイミングを取った場
合、1フィールド前の補正タイミングを決定した時点よ
り、次の補正量演算タイミングまでの期間は揺れ情報の
サンプリングだけを行えばよいため、演算手段508内
の処理も僅かで済む。
【0082】更に、演算タイミングの状態を図3を用い
て説明すると、上記補正量演算タイミング501より補
正量演算タイミング508に対応する演算処理は、演算
手段508内の処理タイミング701乃至708とな
る。また、撮像素子の切り出し位置を決定するための演
算は、演算手段508内の処理タイミング709,70
10となる。図3からも明らかなようにA/D変換に要
する時間を除けば、演算手段508の使用時間は1フィ
ールドの中で連続した時間となるため、演算手段508
の非演算時間711,712を他の演算処理に利用する
ことができる。
【0083】演算手段508のその他の利用に関して
は、例えば撮像装置に付随するオートフォーカス制御や
オートエクスポージャ制御等の処理に利用することが可
能である。尚、上述の説明では、揺れ補正手段を撮像画
の一部を切り出すことにより行ういわゆる切り出し補正
について述べたが、他の揺れ補正手段である例えば光学
補正手段によるものでもよい。
【0084】(第2の実施の形態)次に、本発明の第2
の実施の形態を図4に基づき説明する。
【0085】なお、本実施の形態に係る撮像装置の基本
的な構成は、上述した第1の実施の形態における図1と
同一であるから、同図を流用して説明する。
【0086】図4に本実施の形態に係る撮像装置の処理
タイミングのタイミングチャートを示す。
【0087】同図は揺れ情報のサンプリング・タイミン
グより、補正量演算タイミングと、補正タイミングとを
説明するためのタイミングチャートであり、上述した図
3と同様に各タイミングの関係を表現している。
【0088】図4において図3と異なる点は、演算手段
508の演算タイミングが異なることである。
【0089】具体的には角速度のサンプリング・タイミ
ングの内、401乃至404に対応する演算開始タイミ
ングを補正量演算タイミング501’より504’と、
演算手段508内の処理タイミング701’より70
4’及び709’の位相が前記第1の実施の形態におい
て示した図3のタイミングチャートと比べて早まってい
ることである。これは演算手段508内の処理タイミン
グに異なる演算処理が入った場合の処理タイミング71
3である。このような制御は、例えばフォーカスモータ
の駆動や撮像素子の読み出し制御を一時的に変更した場
合等の処理であり、予め演算手段508内の処理タイミ
ング701’より704’及び709’の処理を予め先
に済ませておき、空いた時間に他の処理を行うこともで
きる。
【0090】この演算のタイミングは、本実施の形態に
おいては、フィールド間の最後のサンプリングポイント
であるサンプリング・タイミング404以降、補正量演
算タイミング501’の間に完了すれば問題はない。
【0091】また、前期演算に要する処理時間は予め分
かっているので、サンプリングポイントであるサンプリ
ング・タイミング404以降、補正量演算タイミング5
01’の間に他の処理を実行できるか否かは容易に判断
できる。
【0092】更に、本実施の形態では1フィールド間の
揺れ情報のサンプリング・タイミングを演算し補正デー
タとしているが、サンプリング・タイミングは同フィー
ルドにある必要はない。例えば、サンプリング・タイミ
ング403より406までのサンプリングにより補正タ
イミング601に相当する補正データを、また、サンプ
リング・タイミング407以降の4つのサンプリングデ
ータにより次の補正データを算出することも可能であ
る。
【0093】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の撮像方法及
び装置によれば、演算手段を他の連続した処理にも用い
ることが可能となるため、揺れ補正制御を行いながら
も、他の目的にも効率よく利用するとができるという効
果を奏する。
【0094】また、本発明の記憶媒体によれば、上述し
た本発明の撮像装置を円滑に制御することができるとい
う効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置のパ
ンニング判定動作の流れを示すフローチャートである。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置の処
理タイミングのタイミングチャートである。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係る撮像装置の処
理タイミングのタイミングチャートである。
【図5】従来の撮像装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図6】従来の撮像装置のパンニング判定動作の流れを
示すフローチャートである。
【図7】従来の撮像装置における揺れ補正手段の概要を
説明するための図である。
【図8】従来の撮像装置における揺れ補正手段の蓄積画
像の切り出し処理を説明するための図である。
【図9】従来の撮像装置の処理タイミングのタイミング
チャートである。
【符号の説明】
501 レンズ 502 CCD(撮像素子) 503 信号処理回路 504 ビデオ信号出力端子 505 角速度検出手段(角速度センサー:ジャイ
ロ) 506 CDSカットフィルタ 507 アンプ 508 演算手段 508a A/D変換器 508b ハイパスフィルタ(HPF) 508c 積分器 508d パン・チルト判定回路 508e D/A変換器 508f メモリ 509 読み出し制御手段 510 タイミングジェネレータ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 揺れを検出する揺れ検出工程と、前記揺
    れ検出工程により検出された揺れ情報を一映像期間に複
    数回所定の均等なタイミングでサンプリングするサンプ
    リング工程と、前記サンプリング工程によりサンプリン
    グされた揺れ情報を一映像期間に不均等なタイミングで
    前記サンプリング回数だけ演算処理して揺れ補正量へ変
    換する揺れ補正量演算工程と、前記揺れ補正量演算工程
    の演算結果に基づき撮像装置本体の揺れを補正する揺れ
    補正工程とを有することを特徴とする撮像方法。
  2. 【請求項2】 前記揺れ補正量演算工程は、その演算結
    果に基づき撮像装置本体に設けられた撮像素子の読み出
    しタイミングを制御する読み出し制御工程を有すること
    を特徴とする請求項1に記載の撮像方法。
  3. 【請求項3】 前記揺れ検出工程に用いるセンサは、角
    速度センサであることを特徴とする請求項1に記載の撮
    像方法。
  4. 【請求項4】 揺れを検出する揺れ検出手段と、前記揺
    れ検出手段により検出された揺れ情報を一映像期間に複
    数回所定の均等なタイミングでサンプリングするサンプ
    リング手段と、前記サンプリング手段によりサンプリン
    グされた揺れ情報を一映像期間に不均等なタイミングで
    前記サンプリング回数だけ演算処理して揺れ補正量へ変
    換する揺れ補正量演算手段と、前記揺れ補正量演算手段
    の演算結果に基づき撮像装置本体の揺れを補正する揺れ
    補正手段とを有することを特徴とする撮像装置。
  5. 【請求項5】 前記揺れ補正量演算手段は、その演算結
    果に基づき撮像装置本体に設けられた撮像素子の読み出
    しタイミングを制御する読み出し制御手段を有すること
    を特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
  6. 【請求項6】 前記揺れ検出手段は、角速度センサであ
    ることを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
  7. 【請求項7】 撮像装置を制御するための制御プログラ
    ムを格納する記憶媒体であって、撮像装置本体の揺れを
    検出し、該検出された揺れ情報を一映像期間に複数回所
    定の均等なタイミングでサンプリングし、該サンプリン
    グされた揺れ情報を一映像期間に不均等なタイミングで
    前記サンプリング回数だけ演算処理して揺れ補正量へ変
    換し、前記揺れ補正量の演算結果に基づき撮像装置本体
    の揺れを補正するように制御するステップの制御モジュ
    ールを有する制御プログラムを格納したことを特徴とす
    る記憶媒体。
  8. 【請求項8】 前記制御プログラムは、揺れ補正量演算
    結果に基づき撮像装置本体に設けられた撮像素子の読み
    出しタイミングを制御するステップの制御モジュールを
    有することを特徴とする請求項7に記載の記憶媒体。
  9. 【請求項9】 前記揺れ検出は、角速度センサにより行
    うことを特徴とする請求項7に記載の記憶媒体。
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JP2006253999A (ja) * 2005-03-10 2006-09-21 Seiko Epson Corp 撮像装置および手ブレ補正処理方法

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