JPH11275222A - 企業内マルチメディア交換ノード装置及びその通信方法 - Google Patents

企業内マルチメディア交換ノード装置及びその通信方法

Info

Publication number
JPH11275222A
JPH11275222A JP7034898A JP7034898A JPH11275222A JP H11275222 A JPH11275222 A JP H11275222A JP 7034898 A JP7034898 A JP 7034898A JP 7034898 A JP7034898 A JP 7034898A JP H11275222 A JPH11275222 A JP H11275222A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
traffic
data link
isdn
router interface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7034898A
Other languages
English (en)
Inventor
Manabu Mizuguchi
学 水口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Engineering Ltd filed Critical NEC Engineering Ltd
Priority to JP7034898A priority Critical patent/JPH11275222A/ja
Publication of JPH11275222A publication Critical patent/JPH11275222A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Monitoring And Testing Of Exchanges (AREA)
  • Sub-Exchange Stations And Push- Button Telephones (AREA)
  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 チャネルタイプDのトラフィックが制御でき
る企業内マルチメディア交換ノード装置を得る。 【解決手段】 EPABX1はTDSW11と各インタ
フェース回路のBチャネルを接続するための情報とし
て、チャネルタイプDを使用し接続を図っている。伝送
路と接続されているISDN−I/Fトランク17,1
8,23はあらかじめ半固定的にあるタイムスロット中
のチャネルを保守コンソール9からイーサバス6を経由
して、チャネルタイプDとして割り振っている。ISD
Nルータインタフェース装置19〜22はISDN一次
群インタフェーストランク18,23のあるタイムスロ
ットをチャネルタイプDに割り振り、回線制御情報を基
にISDNルータインタフェース装置19〜22中のH
DLCコントローラ54からデータリンクトラフィック
状態を読み出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は企業内マルチメディ
ア交換ノード装置及びその通信方法に関し、特にISD
Nネットワークの企業内マルチメディア交換ノード装置
及びその通信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明は、一方にISDN(サービス総
合デジタル通信網)を接続し、他方にISDNの通信規
約を満たす端末、及び独自手順(ファンクショナル手
順)である多機能電話等を収容して、相互接続するディ
ジタルインタフェースの企業内マルチメディア交換ノー
ド(装置)に関し、特に交換制御情報を転送するデータ
リンク部の信頼性を向上させ、データリンクを使用し
て、他に独自なパケット情報を転送し、データリンク部
を効率的に使用できる企業内マルチメディア交換ノード
装置及びその通信方法に関する。
【0003】従来、この種のデータリンクを用いた企業
内マルチメディア交換ノードにおいては、EPABX
(企業内電子交換ノード装置)にて、TDSW(タイム
ディビジョンスイッチ;時分割交換機)を中心として、
次のようなインタフェース(トランク)装置を相互にク
ロスコネクトしている。
【0004】すなわち、ネットワーク(伝送路)側に
は、1.5Mbpsから2Mbpsの(帯域を持つ)伝
送路(専用線)とインタフェース可能なN−ISDN
(ナローバンドアスペクトISDN)一次群トランクを
有する。
【0005】また、端末側には、ISDN端末(2B+
D)を収容できるISDN基本I/F回路、ISDN端
末(23B+D,24Bの一次群インタフェース)を収
容できるISDN一次群I/F回路、ディジタル多機能
電話機を収容できるディジタルラインインタフェース、
CS(無線インタフェース基地局)を収容できるCSイ
ンタフェースを有する。
【0006】ただし、BはチャネルタイプB(音声/デ
ータ通信用)の収容チャネル数を示し、Dはチャネルタ
イプD(交換制御用;データリンク用)の収容チャネル
数を示す。
【0007】EPABXはTDSWと各インタフェース
(トランク)回路のチャネルタイプBを接続するための
情報として、特にISDN/PHSは各インタフェース
回路のチャネルタイプDの情報を使用し接続を図ってい
る。また、伝送路を通してのノード間接続においては、
保守コンソールから各種のデータをチャネルタイプDを
通して送出する機能も備えている。
【0008】特開平2−1670号公報には、加入者収
容装置あるいは回線制御装置が常時各加入者線のトラヒ
ックの状態を監視し、トラフィックが高い場合には、装
置内のディジタル加入者制御装置にて、Dチャネルから
制御信号S(交換制御情報)とパケットデータのみを取
り出し直接多重化して、集線用時間スイッチに送り出
す。また、これに対してトラヒックが小さい場合には、
外部のディジタル加入者線インタフェースに制御信号
(交換制御情報)とパケットデータの信号とをそのまま
多重化して送り出す。
【0009】さらに、ディジタル加入者線インタフェー
スは、この信号例を受け取ると、パケットデータのみを
分離抽出し、多重化して集線用時間スイッチに送出す
る。このようにして、高トラフィックのかかっている装
置と低トラフィックの装置との処理を行う交換機内部装
置を動的に割り振ることにより、交換機の内部処理を均
等化する方法が提案されている。
【0010】また、特開平4−158660号公報に
は、ISDN回線との接続が可能な構内交換機を備える
通信システムにおいて、該構内交換機の間のISDN網
にBチャネルを半固定的に設定し、該ISDN回線のB
チャネルに音声圧縮手段を挿入して音声圧縮し、1つの
Bチャネルを複数の回線として多重使用し、Dチャネル
パケットにて、呼制御メッセージを送受信して、該構内
交換機間にて呼接続制御を行い、1つのBチャネルを多
重化することにより、回線効率化を図る方法が提案され
ている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】特開平2−1670号
公報記載の提案の電子交換システムは、チャネルタイプ
D(交換制御用チャネル)から上がってきた回線交換情
報及びパケット情報を、加入者制御装置に取り込み、ト
ラフィックがかかっている加入者制御装置には、パケッ
ト情報のみを加入者制御装置に送らず、直接集線用時間
スイッチに送り、加入者制御装置のトラフィックを低減
することを目的としている。
【0012】この場合、伝送路(加入者端末−加入者収
容装置間)上のDチャネル(チャネルタイプD)のトラ
フィックは考慮していないため、チャネルタイプD上に
て、高トラフィックになった場合、交換制御情報の欠損
及びパケット情報の欠損が生じ、交換制御処理及びデー
タパケットの透過性に支障をきたすおそれが生じる問題
がある。
【0013】また、パケット呼のみを抽出し、加入者制
御装置におけるトラフィックを低減するような仕組みに
なっているが、回線交換制御上のメッセージ情報の情報
量が高くなった場合に、加入者制御装置に負担がかかる
問題がある。
【0014】さらに、加入者制御装置が高トラフィック
になった場合、自動的にパケット情報を送出することは
できるが、保守者に対してどの加入者収容装置に高トラ
フィックがかかっているかを通知する機能がなく、保守
性に乏しい。すなわち、加入者制御装置がすべて高トラ
フィックであった場合、増設等の必要性を保守者に理解
させることができない問題がある。
【0015】特開平4−158660号公報記載の提案
の場合、電子交換システムからBチャネルを音声圧縮
し、1つのBチャネルの中を複数の回線として多重使用
し、多重化した回線をDチャネルとして使用した場合、
回線の効率化により有効利用ができる。
【0016】しかし、ISDNの専用回線に、基幹系
(52Mbps〜155Mbps)のように、太い束の
帯域チャネルが存在した場合、伝送路上のパケット情報
及び交換制御情報数が増大するため、圧縮した64kp
bs中の16kbpsのDチャネルでは、Dチャネル上
の信号リンクトラフィックがオーバする可能性が生じる
問題がある。
【0017】本発明の目的は、チャネルタイプDのトラ
フィックが制御できる企業内マルチメディア交換ノード
装置及びその通信方法を提供することである。
【0018】ITU−T(国際電気通信連合の電気通信
標準化部門)の勧告(国際規格)、国内電信電話技術委
員会(TTC)規格準拠のディジタル専用線及び加入者
回線DSS1(ディジタル加入者線No.1)のISD
Nプロトコルレイヤ#2であるデータリンク(制御チャ
ネルあるいはチャネルタイプD)を使用し、加入者回線
数及びディジタル専用線回線数の回線数の拡大及び制御
チャネルの多種多様な使われ方により、伝送路上にてチ
ャネルタイプDとして割り振られたチャネルの帯域に高
トラフィックが発生する場合がある。
【0019】近年、チャネルタイプDを交換制御用以外
の用途に使用することが多く、例えばPHS技術のめざ
ましい発展により、ノード間にて回線交換呼に関係しな
いコネクションオリエンテッド型のメッセージ情報量が
多くなっている傾向にある。例えば、PHSノード間に
てもちいられるローミング情報通知などが挙げられる。
【0020】本発明は、上述のような伝送路上のあるタ
イムスロットに割り振られたチャネルタイプDのトラフ
ィックを監視し、伝送路上に割り振られているチャネル
タイプDの異常なデータトラフィックがかかった場合、
異常トラフィックが発生したことを通知することにより
保守者に対してアラーム情報を促し、保守者はアラーム
通知情報からデータリンクの制御帯域が足りないこと知
り、保守コンソールから、データリンクの転送速度を上
げるコマンド操作を行い、即時に伝送路上のデータリン
クの信頼性確保を図ることを目的としている。
【0021】また、データリンクのデータトラフィック
オーバになった場合、EPABXのCPU(中央処理装
置;コンピュータ)の指示により、自動的にデータリン
クの速度帯域を、拡げることも可能であり、保守操作の
手順の複雑さを低減させることを目的としている。
【0022】さらに、データリンク制御部を司るISD
Nルータインタフェース装置側のトラフィックについて
も、装置自体の処理能力オーバが発生すれば、手動ある
いは自動にて、パケット呼及び回線交換呼のメッセージ
情報を問わず、別ISDNルータインタフェース装置に
情報を分配する機能を有し、ISDNルータインタフェ
ース装置の安定性の向上を図るとともに、交換動作の信
頼性を向上させることを目的としている。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明による企業内マル
チメディア交換ノード装置は、複数の音声/データ通信
用チャネルとデータリンク用交換制御用チャネルとを含
む伝送路により構成されたISDNネットワークのノー
ドを形成する企業内マルチメディア交換ノード装置であ
って、前記伝送路との接続部に存するトランクにおける
前記交換制御用チャネルのトラフィック情報を取得し監
視するルータインタフェース手段と、前記トラフィック
情報を基に前記交換制御用チャネルのトラフィック異常
を検知し外部アラーム装置に表示するトラフィック異常
検知・表示手段とを含むことを特徴とする。
【0024】また、前記トラフィック異常が、データリ
ンクトラフィックオーバであることを特徴とし、さら
に、前記データリンクトラフィックオーバ情報を基にあ
らかじめ格納されているデータリンク帯域情報を参照し
て前記トランクへ前記交換制御用チャネルとして割り振
られているタイムスロットの帯域拡張を指示するタイム
スロット帯域拡張手段を含むことを特徴とする。
【0025】さらにまた、前記ルータインタフェース手
段のCPUが処理能力オーバになった場合に同じ前記ト
ランクに接続された予備のルータインタフェース手段に
切り替えることを特徴とする。
【0026】さらにまた、本発明による通信方法は、複
数の音声/データ通信用チャネルとデータリンク用交換
制御用チャネルとを含む伝送路により構成されたISD
Nネットワークのノードを形成する企業内マルチメディ
ア交換ノード装置の通信方法であって、前記伝送路との
接続部に存するトランクにおける前記交換制御用チャネ
ルのトラフィック情報を取得し監視するステップと、前
記トラフィック情報を基に前記交換制御用チャネルのデ
ータリンクトラフィックオーバを検知するステップと、
前記データリンクトラフィックオーバを外部アラーム装
置に表示するステップと、前記データリンクトラフィッ
クオーバ情報を基にあらかじめ格納されているデータリ
ンク帯域情報を参照して前記トランクへ前記交換制御用
チャネルとして割り振られているタイムスロットの帯域
拡張を指示するステップと、前記ルータインタフェース
手段のCPUが処理能力オーバになった場合に同じ前記
トランクに接続された予備のルータインタフェース手段
に切り替えるステップとを含むことを特徴とする。
【0027】本発明の作用は次の通りである。伝送路上
のある帯域に割り振られているチャネルタイプD(制御
チャネル)のチャネルがISDNルータインタフェース
装置に実装されているLap−D(LSI)をSCAN
することにより、データトラフィックオーバかどうかが
判別できる。そのSCANデータをイーサバス(Eth
er Bus)経由にて、EPABXのCPUに上げる
ことにより、イーサバス経由にて保守コンソール及び外
部アラーム装置へ伝えることができる。
【0028】このアラーム指示により、保守者は保守コ
ンソールからイーサバスを経由して、EPABXのCP
UにチャネルタイプDの速度帯域を拡張させる指示を送
り、CPUはイベントを認識後、該当ISDNルータイ
ンタフェース装置に対してチャネルタイプDの帯域拡張
動作を促す。
【0029】保守者はEPABXからのアラーム情報の
詳細を認識することにより、伝送路上に割り振られたチ
ャネルタイプDのトラフィックオーバかもしくはISD
Nルータインタフェース装置の処理能力オーバかが判別
され、上述のようなアラームでない場合(装置処理能力
オーバの場合)に、保守コンソールからの指示にて、あ
らかじめスタンバイ(予備)として運用していたISD
Nルータインタフェース装置をアクト(動作)制御し、
データリンクを制御しているISDNルータインタフェ
ース装置を2重化し、トラフィックオーバになった装置
の交換制御用メッセージを分配化させる。
【0030】また、本機能はEPABXのCPU処理に
より、自動にて上述の処理を動作させることが可能であ
る。ISDNルータインタフェース装置は、常時、現在
定められた伝送路上のチャネルタイプDのデータリンク
トラフィックを監視しており、Lap−D(LSI)を
SCANすることにより、伝送路上に割り振られたチャ
ネルタイプDのデータリンクトラフィックを認識し、デ
ータリンク上のトラフィックオーバが発生した場合、E
PABX上のCPUヘデータリンクのトラフィックオー
バを知らせる。
【0031】あらかじめEPABX内のメモリーに設定
しておいたシステム固有のデータリンクの速度帯域拡張
が手動/自動モードを確認し、手動モードであるなら
ば、イーサバスを経由して外部装置に知らせ、保守者の
判断により、保守コンソールからイーサバスを経由し、
EPABXのCPUにイベントが入り、CPUはその生
情報(データリンクの速度帯域情報)を該当ISDNル
ータインタフェース装置へイーサバスを経由して送出
し、ISDNルータインタフェース装置は保守コンソー
ルからの指示情報に従い速度帯域の調整を行う。
【0032】また、ISDN一次群インタフェーストラ
ンク側にも、現在チャネルタイプBにて使用しているチ
ャネルをチャネルタイプDに変更し、速度帯域の調整を
ISDNルータ装置と同様に行う。
【0033】さらに、EPABXのメモリーにて、速度
帯域拡張が自動モードになっていた場合は、本メモリー
に登録してあるあらかじめ定められていた該当ISDN
ルータインタフェース装置からの情報であるトラフィッ
クデータ値をインデックスとして、メモリーに登録され
ている帯域幅数を読みとり、手動モードと同様な指示を
ISDN一次群トランク及びISDNルータインタフェ
ース装置に与える。
【0034】また、ISDNルータインタフェース装置
のイベント処理キュー(Queue;待ち列)である受
信キューの話中状態数(待機しているイベント数)も同
時に監視しており、ある一定以上の受信キューが蓄積さ
れると、伝送路上のトラフィックオーバと同様に、EP
ABXのCPUを経由し外部装置にアラームを出力す
る。
【0035】CPUが手動/白動モードを解析し、また
インタフェース装置の処理能力オーバかが判別され、上
述のアラームでない場合(装置処理能力オーバの場合)
に、保守コンソールからの指示にて、あらかじめ(ホッ
ト)スタンバイ(動作予備)として運用していたISD
Nルータインタフェース装置をアクト制御し、データリ
ンクを制御しているISDNルータインタフェース装置
を2重化し、トラフィックオーバになった装置の交換制
御用メッセージを分配化させる。
【0036】これによりISDNルータインタフェース
装置に情報を分配する機能を有し、ISDNルータイン
タフェース装置の安定性の向上及び伝送路側のデータリ
ンク上の安定性を図るとともに、交換動作の信頼性を向
上させる。
【0037】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施例について
図面を参照して説明する。
【0038】図1は本発明による企業内マルチメディア
交換ノード装置の、実施例の構成を示すブロック図であ
る。図1において、本発明による企業内マルチメディア
交換ノード装置は、EPABX(企業内電子交換ノード
装置)1を主体とし、TDSW(タイムディビジョンス
イッチ;時分割交換機)11を中心として、次のような
インタフェース(トランク)装置を相互にクロスコネク
トしている。
【0039】まず、制御系として、EPABX1全体を
制御するCPU(中央処理装置;コンピュータ)24、
CPU24に関連する各種データ及び動作プログラム等
を格納するメモリー部25、TDSW11、CPU2
4、イーサ(Ether)カード27,28を相互に接
続する(内部)バス26、外部装置及び保守コンソール
9及びHUB8をイーサバス(LAN)6,7を介して
相互に接続するイーサカード27,28を有する。
【0040】また、ネットワーク(伝送路)側には、
1.5Mbpsから2Mbpsの(帯域を持つ)伝送路
(専用線)とインタフェース可能なN−ISDN(ナロ
ーバンドアスペクトISDN)一次群トランク17,1
8、6Mbpsから155Mbpsの伝送路とインタフ
ェース可能なB−ISDN(ブロードバンドアスペクト
ISDN)トランク23、NあるいはB(N/B)−I
SDNトランク18,23に、カスケードケーブルにて
相互に接続しイーサバス7,10及びHUB8を介して
CPU24に接続するISDNルータインタフェース装
置19〜22を有する。
【0041】さらに、端末側にはISDN端末(2B+
D)を収容できるISDN基本I/F回路14、ISD
N端末(23B+D,24Bの一次群インタフェース)
を収容できるISDN一次群I/F回路12〜14、デ
ィジタル多機能電話機を収容できるディジタルラインイ
ンタフェース(DLI)15、CS(無線インタフェー
ス基地局)を収容できるCSインタフェース(CS I
NT)16を有する。
【0042】さらにまた、接続される端末装置として
は、例えばデータ端末や(G3,G4方式の)ファクシ
ミリ装置に接続する伝送端末(TA)2,3、例えばA
RIB規格の電波にて、例えばPHS(携帯)端末(P
S;パーソナルステーション)5に接続する無線基地局
(CS)4、イーサバス7をイーサバス10に展開する
HUB8、ディジタル多機能電話機を有する。
【0043】図1に示されたデータリンクを用いた、本
発明による企業内マルチメディア交換ノード装置におい
ては、EPABX1にて伝送路(専用線)から1.5M
bps〜2Mbpsのインタフェースが可能なN−IS
DN一次群トランク17,18及び伝送路側から6Mb
ps〜155Mbpsのインタフェースが可能なB−I
SDNトランク23、ISDN端末(2B+D)を収容
できるISDN基本I/F回路14を有する。
【0044】また、ISDN端末(23B+D,24B
の一次群インタフェース)を収容できるISDN一次群
I/F回路12,13、ディジタル多機能電話機を収容
できるデジタルラインインタフェース15、CS(無線
インタフェース基地局)を収容できるCSインタフェー
ス16を有し、TDSW11を通して相互間をクロスコ
ネクトしている。ただし、BはチャネルタイプB(音声
/データ通信用)の収容チャネル数を示し、Dはチャネ
ルタイプD(交換制御用)の収容チャネル数を示す。
【0045】EPABX1はTDSW11と各インタフ
ェース回路のBチャネル(音声/データ通信用)を接続
するための情報として、特にISDN/PHSは各イン
タフェース回路のチャネルタイプD(交換制御用チャネ
ル)を使用し接続を図っている。伝送路と接続されてい
るISDN−I/Fトランク17,18,23は、あら
かじめ半固定的にあるタイムスロット中のチャネルを保
守コンソール9からイーサバス6を経由して回線交換用
制御チャネル(チャネルタイプD)として割り振ってい
る。
【0046】また、保守コンソール9から同様にISD
N−I/Fトランク18,23にハード的に接続してい
るISDNルータインタフェース装置19〜22に回線
交換用制御チャネル情報のタイムスロット情報とチャネ
ルタイプDの帯域情報を制御情報として渡している。
【0047】ISDNルータインタフェース装置19〜
22はISDN一次群インタフェーストランク18,2
3のあるタイムスロット(TS)をチャネルタイプD
(交換制御用制御チャネル)に割り振り、そのチャネル
タイプDからの回線制御情報を基にISDNルータイン
タフェース装置19〜22中のHDLCコントローラ
(LSI)54からデータリンクトラフィック状態を読
み出す。
【0048】また、ノード間接続においては、保守コン
ソール9から各種のデータをイーサバス6経由にてEP
ABX1のCPU(制御部)24に流し込み、流し込ま
れたヘッド情報から宛先ノードが示され、その宛先ノー
ドに対してイーサカードを使用して、該当ISDNルー
タインタフェース装置19〜22に送出し、ISDNト
ランク18,23を通して伝送路にデータを送出するこ
とも可能である。
【0049】ここで、ISDN専用線(伝送路)はIT
U−T及びTTC、ISO(国際標準化機構)規格:Q
931,Q921,I431−c,ISO−1157
2,G703(SDH)に準ずる多重化インタフェース
及び一次群インタフェース〜四次群インタフェース及び
I端末側としてITU−T規格のQ931,Q921,
I431を有している。また、CS INT16として
は、エアー(電波)側にARIB規格及びITU−T規
格:Q931bに準じた基本インタフェースを有してい
る。イーサバス6,7,10通信については、ISO規
格の7レイヤであるTCP/IPプロトコルに準じてい
る。
【0050】本発明の実施例の動作を、図2により説明
する。図2において、ISDNルータインタフェース装
置19,20中のCPU51は周期的にHDLCコント
ローラ(LSI)54側に蓄積しているトラフィック情
報を読み出す仕組みを持っている(このHDLCコント
ローラ54はISDN−I/Fトランク18と接続され
ており、ISDN−I/Fトランク18にて、割り振ら
れたチャネルタイプDの制御チャネルをHDLCコント
ローラ54側に送受している)。
【0051】トラフィック情報をCPU51はHDLC
コントローラ1から読み出して、その情報を基にCPU
51はトラフィック情報の解析に入る。その結果により
チャネルタイプD(データリンク)上にオーバトラフィ
ックがかかっている場合、CPU51はイーサカードに
接続されているイーサバス10に対してデータリンクの
トラフィック異常の通知とHDLCコントローラ54か
ら読み出したトラフィック情報を送信する。イーサカー
ド28はその情報を読みとり、CPU24に対して割り
込みをかける。CPU24は割り込みイベントにて起動
するプログラム処理に動作を委ねることになる。
【0052】CPU24はその起動ブログラムの動作か
らイーサカード28側に書き込まれたトラフィック情報
を読み出し、読み出した情報からどのISDNルータイ
ンタフェース装置19,20からイベントが上がってき
たかを読みとり、メモリー(主記憶部)25のメモリー
ブロック#1のエリアに書き込む。メモリーブロック#
1に書き込まれた情報をバス26を経由してイーサカー
ド27に接続されているイーサバス6へ送信し、そのバ
ス6に接続されている外部装置9にアラーム情報を通知
する。
【0053】次に、メモリー部25にあらかじめデータ
リンクの帯域拡張を手動で行うか、自動で行うかのデー
タを格納しておいたメモリーブロック#2からデータを
読み出し、手動モードと判断されたならば処理は終了す
る。自動モード時は、該当ISDNルータインタフェー
ス装置19,20から受信されたトラフィック情報を入
力とし、メモリー部25に書かれているメモリーブロッ
ク#3から適切なデータリンク帯域情報を読みとり、そ
の帯域情報をデータリンクトラフィックオーバが発生し
ている該当ISDNルータインタフェース装置19,2
0へイーサバス7,10を経由して送信する。
【0054】また、CPU24は伝送路と直接接続され
ているISDN−トランクI/F17,23に対してチ
ャネルタイプD(データリンク)として割り振られてい
るタイムスロットの帯域拡張指示をMUX INT(多
重インタフェース)31を経由してISDN−トランク
I/F18へ指示する。
【0055】図2において、ISDNルータインタフェ
ース装置19,20中のCPU51はイーサバス10,
(7)から上がっていた情報を一旦主記憶部52の受信
キュー(待ち列)57に蓄積し、HDLCコントロール
54側へ送信する。また、HDLCコントローラ54か
ら受信された制御情報は主記憶部52の受信キュー57
に蓄積し、イーサバス10と接続されているイーサカー
ド56に対して対ノードからの交換情報を送信する。
【0056】この時CPU51は、受信キュー57の蓄
積状態を確認しており、受信キュー57がある一定数に
達すると、CPU51が処理能力オーバになったことを
関知し、ISDNルータインタフェース装置19,20
はイーサバス10,(7)経由にて処理能力オーバにな
ったことをCPU24に対して知らせる。また、CPU
24は同様に外部装置9に、該当ISDNルータインタ
フェース装置19,20の処理能力オーバであることを
通知する。この場合も同様に、メモリー部2にあらかじ
め書かれているISDNルータインタフェース装置1
9,20を処理能力オーバに応じて自動的に別ISDN
ルータインタフェース装置20,19を使用するか/し
ないかのメモリーブロック#4を読み出し、使用しない
場合は処理を終了させる。
【0057】使用する場合、CPU24はメモリー部2
5のメモリーブロック#5からデータリンクトラフィッ
クオーバになっていないISDNルータインタフェース
装置20,19を導きだし、トラフィックオーバが発生
しているISDNルータインタフェース装置19,20
と同様な伝送路を使用したISDNルータインタフェー
ス装置20,19であるならば、スタンバイとなってい
るISDNルータインタフェース装置20,19へイー
サバス10,(7)を経由してアクト状態になることを
通知する。
【0058】また、CPU24は、伝送路と直接接続さ
れているISDN−I/Fトランク18に対してチャネ
ルタイプD(データリンク)として割り振られているタ
イムスロットの帯域拡張指示をMUX INT31を経
由してISDN−I/Fトランク18のCPUへ指示す
る。
【0059】図3において、N/B−ISDNトランク
I/F18,23は伝送路上、物理的に2方路に分かれ
ており、伝送路上の他ノードとの接続については、同一
ノードヘジョイントされている。N/B−ISDNトラ
ンクI/F18,23は伝送帯域エリアとして、128
kbps〜155Mbps帯域までを制御できる機能を
備える。また、音声チャネル/データ通信用チャネル
(チャネルタイプB)及び交換制御用チャネル(チャネ
ルタイプD)の制御機能を備えている。
【0060】次に、ISDNルータインタフェース装置
19〜22はN/B−ISDNトランクI/F18,2
3のチャネルタイプD(制御チャネル)に割り振られた
タイムスロット(TS1:64kbps単位)をドロッ
パ/インサートし、ハード的に接続されている。また、
ISDNルータインタフェース装置19,21が現用状
態にある場合、ISDNルータインタフェース装置2
0,22はISDNルータインタフェース装置19,2
1にカスケード接続され、通常は、ホットスタンバイ
(いつでも現用状態に入れる)状態にある。
【0061】ISDNルータインタフェース装置19〜
22は内部にHDLCコントローラ54を実装してお
り、チャネルタイプD(制御チャネル)の情報を送受し
ている。また、内蔵されたイーサカード56からHUB
8へイーサケーブル10にて接続されており、HUB8
及びイーサケーブル7経由にて、EPABX本体(メイ
ン制御部)1のイーサカード28に接続されている。
【0062】主記憶部52のアドレスブロック部には、
あらかじめ自アドレス番号とEPABX本体(メイン制
御部)1の宛先アドレスが書き込まれている。また、H
DLCコントローラ部54からのトラフィック情報から
トラフィックオーバを解析できるトラフィック解析用の
データベースも主記憶部52に持ち合わせている。
【0063】次に、EPABX本体(メイン制御部)1
はCPU24及びメモリー部25、各周辺回線交換用装
置とのインタフェースを司るMUX INT31、IS
DNルータインタフェース装置19〜22とインタフェ
ースできるイーサカード28、保守コンソール及び外部
アラーム装置9とインタフェースできるイーサカード2
7から構成される。
【0064】メイン制御部1のメモリー部25はI端末
からの発信及びISDNルータインタフェース装置19
〜22からのイベント(宛先番号)を解析できる番号分
析情報ブロック#1、保守コンソール9から他ノードヘ
各種データを送るために、どのISDNルータインタフ
ェース装置19〜22を使用するかのルーティング情報
ブロック#2、チャネルタイプD(データリンク)のデ
ータ帯域が不足した場合に用いられる、適切なデータ帯
域を見極めてくれるデータリンク帯域適切ブロック#3
を有する。
【0065】また、データリンク帯域を手動/自動制御
にて、実施するかを決定するブロック#4,ISDNル
ータインタフェース装置19〜22の処理能力オーバ時
に、同一伝送路方路にホットスタンバイのISDNルー
タインタフェース装置19〜22が存在するかを検索で
きるプロック#5、ISDNルータインタフェース装置
19〜22を手動/自動制御にてアクト状態にするブロ
ック#6のメモリーブロックを有し構成される。
【0066】図4において、CPU24処理プロックと
しては、MUX INT31を周期的にSCANする処
理ブロック#1,MUX INT31から受信された情
報を、一旦受信キューへ蓄積する処理ブロック#2、受
信キューを刈り取り受信キュー内のメッセージ情報を解
析し適切な処理ブロックを動作させるための処理ブロッ
ク#3、イーサカード27,28からの割り込み指示に
より動作する処理ブロック#4を有する。
【0067】また、処理ブロック#4により受信された
情報を一旦受信キューへ蓄積する処理ブロック#5、ト
ラフィック関連の処理プロック#6、アラーム通知処理
ブロック#7、各イベント処理後、各インタフェースに
対して情報を送信するブロック#8を有して構成され
る。
【0068】図5において、MUX INT31に対し
て各I/F装置17,18,23はリクェスト要求を行
う。メイン制御部1のCPU24は(MUX)INT3
1の状態を周期的に見ており(ステップ61)、リクエ
スト要求があれば、処理ブロック#2へ入り処理を終了
させる。処理ブロック#2にて受信キューへ蓄積した
(ステップ62)情報(メッセージ)を処理プロック#
3にて刈り込みイベント処理の解析に入る。
【0069】処理ブロック#3にて処理解析を行う(ス
テップ63)。処理解析については、転送受信情報の制
御情報を基に解析して行く。解析にて着信番号が存在し
ている場合、番号分析を行い、分析の結果、ノード外に
送出される情報であれば、チャネルタイプBの方路番号
を求め、そのチャネルタイプBの方路番号からN/B−
ISDNトランクI/F17,18,23の空き収容位
置(チャネルタイプB)を求める。
【0070】その時、空きチャネルタイプBに対して、
発信指示をINT31経由にて送信する。また、CPU
24はチャネルタイプBの方路番号を基にISDNルー
タインタフェース装置19〜22の主記憶部52の例え
ばMEM100から宛先番号を求める。そのISDNル
ータインタフェース装置19〜22に対して、受信した
呼制御情報のイベント情報を基に宛先番号を転送情報に
付与し、イーサカードを介して送信する。
【0071】イーサカード27,28からの割込み指示
を受け(処理ブロック#4、ステップ64)、イーサカ
ード27,28上のメモリー情報を受信キューへ蓄積す
る(処理ブロック#5、ステップ65)。図6におい
て、ISDNルータインタフェース装置19のCPU5
1はHDLCコントローラ54からデータリンクトラフ
ィック情報を周期的にSCANしている。
【0072】データリンクトラフィック情報を一旦主記
憶部52へ書き込む。書き込んだ情報をCPU51はあ
らかじめ主記憶部52のブロックエリア55に書き込ま
れていたデータリンクトラフィックオーバ情報と比較
し、許容範囲外(トラフィック異常)であればデータリ
ンクトラフィック情報をイーサカード56に対して送信
する。なお、トラフィック正常であれば処理は終了す
る。
【0073】送信したデータはイーサバス10,7、H
UB8を経由しイーサカード28に対して電気信号とし
て送信される。メイン制御部1のCPU24はイーサカ
ード28からの割り込みが入ると、処理ブロック#4に
起動がかかる。処理ブロック#4では割り込まれた処理
からイーサカード内の転送情報を刈り込み、処理ブロッ
ク#5にて一旦受信キューへ情報を引き渡す。
【0074】処理ブロック#3は受信キューの空き/話
中を実時間に関係なく確認しており、受信キューが話中
であれば、CPU24は受信キューの情報を読み出し、
メッセージ情報の分析に入る。CPU24は受信情報の
制御情報を読み出し、制御情報が障害制御用メッセージ
かどうかを認識する。障害であることを認識後、各障害
分析処理ブロックヘ処理を委ねる。各障害分析処理(オ
ーバトラフィック障害)のアラーム処理プロック#7で
は、受信メッセージ中の障害要因情報を確認し、アラー
ムグレードを転送情報に付与して、CPU24はイーサ
カード27に接続されているイーサケーブル6を経由し
て外部アラーム装置9にアラーム情報を送信する。
【0075】また、CPU24はどのISDNルータイ
ンタフェース装置19〜22から受信された情報かを受
信情報のISDNルータインタフェース装置番号をイン
デックスとして、トラフィック障害要因メモリーに書き
込む。次に、トラフィックオーバ障害については、受信
したトラフィック情報から適切なデータリンクの帯域を
CPU24が算出する。算出した結果が64kbps単
位のチャネルタイプDが2本(128kbps)である
ならば、障害情報を受信したISDNルータインタフェ
ース装置19〜22の番号からISDNルータインタフ
ェース装置19〜22にて制御されるN/B−ISDN
トランク17,18,23の方路番号をメモリー部25
のメモリーブロック#3から読み出す。図7にメモリー
ブロック#3の内容を記載する。
【0076】方路番号から64kbps単位に分かれて
いるトランク番号がいくつあるか導き出す。図8に示す
メモリーブロック#4は方路番号対応のトランク数を導
きだすメモリーである。また、方路番号とトランク番号
から該当N/B−ISDNトランクI/F17,18,
23の収容位置情報がメモリーブロック#5にて導きだ
される。図9にメモリーブロック#5のメモリー構成を
示す。
【0077】64kbps単位にて、N/B−ISDN
トランクI/F17,18,23を読み出すため、再度
同様な処理を繰り返す。読み出した収容位置(N/B−
ISDNトランクI/F17,18,23)に対して、
チャネルタイプBとしてアサインしていた該当収容位置
にチャネルタイプDの指示をMUX INT31を通し
て送信する。収容位置情報からN/B−ISDNトラン
クI/F17,18,23のタイムスロット番号をメモ
リー部25のメモリーブロック#6から導き出す。
【0078】次に、導き出したタイムスロット番号と障
害を通知したISDNルータインタフェース装置19〜
22に対して、図10に示された送信メッセージ情報を
イーサカード28に対して送出する。メッセージを受信
した該当ISDNルータインタフェース装置19〜22
はHDLC54側に、データリンク帯域幅の情報をたた
き込む。これにより、データリンクにて制御される帯域
幅が拡張され現在のデータリンク高トラフィックも改善
される。
【0079】次に、本発明の他の実施例について、図1
1を参照して説明する。図11において、ISDNルー
タインタフェース装置19〜22中のCPU51に帯域
幅数を拡張すると、処理能力オーバの可能性が発生す
る。ISDNルータインタフェース装置19〜22中の
CPU51には主記憶部52に受信キュー57があり、
イーサバス10から上がっていた情報を一旦主記憶部5
2の受信キュー57に蓄積しHDLCコントローラ54
側へ送信する。
【0080】また、HDLCコントローラ54から受信
された制御情報は主記憶部52の受信キュー57に蓄積
し、CPU51にて、実時間性にとらわれない処理プロ
グラムでもってイーサバス10と接続されているイーサ
カード56に対して送信される。
【0081】この時、CPU1は受信キュー57の蓄積
状態を確認しており、受信キュー57がある一定数に達
すると、CPU51が処理能力オーバになったことを関
知し、ISDNルータインタフェース装置19〜22は
イーサバス10,7及びHUB8経由にて処理能力オー
バになったことをCPU24に対して知らせる。
【0082】また、CPU24は、上述と同様に、該当
ISDNルータインタフェース装置19〜22の処理能
力オーパであることを外部アラーム装置9へ通知する。
この場合も同様に、メモリー部25にあらかじめ書かれ
ている別(予備)ISDNルータインタフェース装置1
9〜22を処理能力オーバに応じて自動的に使用するか
/しないかを、メモリー部25のメモリーブロック#7
から読み出し、使用しない場合は処理を終了させる。こ
のときのメモリーブロック#7の構成を図12に示す。
【0083】使用する場合、CPU24はメモリー部2
5のメモリーブロック#8から同一方路に向かってホッ
トスタンバイ対応になっているISDNルータインタフ
ェース装置19〜22を導きだす。この時のメモリーブ
ロック#8の構成を図13に示す。導きだされたISD
Nルータインタフェース装置19〜22に対して、IS
DNルータインタフェース装置19〜22と同様な伝送
路を使用したISDNルータインタフェース装置19〜
22であるならば、ホットスタンバイとなっているIS
DNルータインタフェース装置19〜22へイーサバス
7,10及びHUB8を経由してアクト状態になること
を通知する。
【0084】また、CPU24は伝送路と直接接続され
ているISDN−I/Fトランク17,18,23に対
してチャネルタイプD(データリンク)として、割り振
られているタイムスロットの帯域拡張指示をMUX I
NT31を経由してISDN−I/Fトランク17,1
8,23のCPUへ指示する。
【0085】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、伝送路上
に割り振られたチャネルタイプDのトラフィック情報が
異常になった際に、常時自動的に通知できる効果があ
る。すなわち、伝送路上に割り振られたチャネルタイプ
Dの制御チャネルを監視し、伝送路上に割り振られてい
るチャネルタイプDに異常なトラフィックがかかった場
合、異常トラフィックが発生したことを自動的にアラー
ム装置に通知し、保守者の判断を基にアラーム通知情報
を解析し、データリンク上のトラフィックをきめ細やか
に判断し、保守者の操作によりデータリンク帯域を増設
できることによる。
【0086】また、チャネルタイプDのトラフィック異
常が発生した場合、保守者の操作なしに自動的にデータ
リンク帯域を広げることができる効果がある。この場
合、迅速にデータリンクにかかるトラフィックを低減す
ることが可能となり、交換動作の信頼性向上につながる
効果がある。また、自動化されているため操作性が向上
するという効果がある。すなわち、伝送路のチャネルタ
イプDのトラフィック情報からEPABXが自動的にチ
ャネルタイプDの帯域を拡張できるからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のブロック図である。
【図2】本発明の実施例の詳細ブロック図である。
【図3】本発明の実施例の詳細ブロック図である。
【図4】処理ブロック構成図である。
【図5】本発明の実施例のフローチャートである。
【図6】本発明の実施例の詳細フローチャートである。
【図7】メモリーブロック#3の説明図である。
【図8】メモリーブロック#4の説明図である。
【図9】メモリーブロック#5の説明図である。
【図10】メモリーブロック#6の説明図である。
【図11】本発明の他の実施例の詳細フローチャートで
ある。
【図12】メモリーブロック#7の説明図である。
【図13】メモリーブロック#8の説明図である。
【符号の説明】
1 EPABX 2,3 伝送端末 4 無線基地局 5 携帯端末 6,7,10 イーサバス 8 HUB 9 保守コンソール/外部アラーム装置 11 TDSW 12〜14,17,18 N−ISDNトランク 15 ディジタル多機能電話I/F 16 無線基地局I/F 19〜22 ISDNルータインタフェース装置 23 B−ISDNトランク 24 CPU 25 メモリー部 26 バス 27,28,56 イーサカード

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の音声/データ通信用チャネルとデ
    ータリンク用交換制御用チャネルとを含む伝送路により
    構成されたISDNネットワークのノードを形成する企
    業内マルチメディア交換ノード装置であって、前記伝送
    路との接続部に存するトランクにおける前記交換制御用
    チャネルのトラフィック情報を取得し監視するルータイ
    ンタフェース手段と、前記トラフィック情報を基に前記
    交換制御用チャネルのトラフィック異常を検知し外部ア
    ラーム装置に表示するトラフィック異常検知・表示手段
    とを含むことを特徴とする企業内マルチメディア交換ノ
    ード装置。
  2. 【請求項2】 前記トラフィック異常が、データリンク
    トラフィックオーバであることを特徴とする請求項1記
    載の企業内マルチメディア交換ノード装置。
  3. 【請求項3】 さらに、前記データリンクトラフィック
    オーバ情報を基にあらかじめ格納されているデータリン
    ク帯域情報を参照して前記トランクへ前記交換制御用チ
    ャネルとして割り振られているタイムスロットの帯域拡
    張を指示するタイムスロット帯域拡張手段を含むことを
    特徴とする請求項2記載の企業内マルチメディア交換ノ
    ード装置。
  4. 【請求項4】 さらに、前記ルータインタフェース手段
    のCPUが処理能力オーバになった場合に同じ前記トラ
    ンクに接続された予備のルータインタフェース手段に切
    り替えることを特徴とする請求項1,2あるいは3記載
    の企業内マルチメディア交換ノード装置。
  5. 【請求項5】 複数の音声/データ通信用チャネルとデ
    ータリンク用交換制御用チャネルとを含む伝送路により
    構成されたISDNネットワークのノードを形成する企
    業内マルチメディア交換ノード装置の通信方法であっ
    て、前記伝送路との接続部に存するトランクにおける前
    記交換制御用チャネルのトラフィック情報を取得し監視
    するステップと、前記トラフィック情報を基に前記交換
    制御用チャネルのデータリンクトラフィックオーバを検
    知するステップと、前記データリンクトラフィックオー
    バを外部アラーム装置に表示するステップと、前記デー
    タリンクトラフィックオーバ情報を基にあらかじめ格納
    されているデータリンク帯域情報を参照して前記トラン
    クへ前記交換制御用チャネルとして割り振られているタ
    イムスロットの帯域拡張を指示するステップと、前記ル
    ータインタフェース手段のCPUが処理能力オーバにな
    った場合に同じ前記トランクに接続された予備のルータ
    インタフェース手段に切り替えるステップとを含むこと
    を特徴とする通信方法。
JP7034898A 1998-03-19 1998-03-19 企業内マルチメディア交換ノード装置及びその通信方法 Pending JPH11275222A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7034898A JPH11275222A (ja) 1998-03-19 1998-03-19 企業内マルチメディア交換ノード装置及びその通信方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7034898A JPH11275222A (ja) 1998-03-19 1998-03-19 企業内マルチメディア交換ノード装置及びその通信方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11275222A true JPH11275222A (ja) 1999-10-08

Family

ID=13428846

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7034898A Pending JPH11275222A (ja) 1998-03-19 1998-03-19 企業内マルチメディア交換ノード装置及びその通信方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11275222A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114050885A (zh) * 2021-08-30 2022-02-15 国网山东省电力公司信息通信公司 一种基于pos光口的汇聚业务通道快速割接方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114050885A (zh) * 2021-08-30 2022-02-15 国网山东省电力公司信息通信公司 一种基于pos光口的汇聚业务通道快速割接方法
CN114050885B (zh) * 2021-08-30 2023-06-09 国网山东省电力公司信息通信公司 一种基于pos光口的汇聚业务通道割接方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2921424B2 (ja) Atm電子交換ネットワークシステムおよび同システムに使用される電子交換機
US6021134A (en) Cell/packet assembly and disassembly apparatus and network system
US6081591A (en) Signaling network gateway device and method for use in a signaling network
JPH05260045A (ja) デ−タ端末装置の通信方法
AU719819B2 (en) Procedure and system for ensuring emergency communication
US5420854A (en) Digital interface system
US5903547A (en) ATM exchanger
JPH11331191A (ja) 加入者アクセス装置
JPH11275222A (ja) 企業内マルチメディア交換ノード装置及びその通信方法
Cisco Network Services Overview
EP0986878B1 (en) Method for the switching of data traffic in a data communication system
EP0985299B1 (en) Method for the switching of data traffic in a data communication system
JPH0558301B2 (ja)
KR100219227B1 (ko) Isdn 사용자-망 접속의 계층3에서 설정 표시 프리미티브 처리방법
KR100219225B1 (ko) Isdn 사용자-망 접속의 계층3에서 호 일시정지 프리미티브 처리방법
KR100219223B1 (ko) Isdn 사용자-망 접속의 계층3에서 호설정 응답 프리미티브 처리방법
KR100385218B1 (ko) 발신 호 처리 시스템 및 방법
KR100260029B1 (ko) 분산구조를 갖는 전송장치
KR100221311B1 (ko) 종합정보통신망(isdn) 사용자-망 접속의 계층 3에서 데이타 표시 프리미티브 처리방법
KR100219221B1 (ko) 종합정보통신망(isdn) 사용자-망 접속의 계층 3에서 정보요구 프리미티브 처리방법
KR100219222B1 (ko) 종합정보통신망(isdn) 사용자-망 접속의 전체호참조번호 제어계층에서 프리미티브 처리방법
JPH07115436A (ja) Isdn構内交換機
KR100219220B1 (ko) 종합정보통신망(isdn) 사용자-망 접속의 계층3에서 호설정 요구 프리미티브 처리방법
KR100237473B1 (ko) 협대역 종합정보통신망에서 패킷 영구 가상채널 설정방법
JP3101861B2 (ja) 共通付加遅延制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Effective date: 20040701

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040713

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20041109