JPH11275141A - 通信品質制御装置、ネットワークシステム、通信品質制御方法及び記録媒体 - Google Patents

通信品質制御装置、ネットワークシステム、通信品質制御方法及び記録媒体

Info

Publication number
JPH11275141A
JPH11275141A JP6917798A JP6917798A JPH11275141A JP H11275141 A JPH11275141 A JP H11275141A JP 6917798 A JP6917798 A JP 6917798A JP 6917798 A JP6917798 A JP 6917798A JP H11275141 A JPH11275141 A JP H11275141A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication quality
communication
communication path
data
configuration table
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6917798A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyuki Matsuda
栄之 松田
Yasuhiro Kobata
康弘 木幡
Akihiro Hayakawa
晃弘 早川
Takayoshi Kusaka
貴義 日下
正博 ▲柳▼田
Masahiro Yanagida
Hiroomi Yamamura
広臣 山村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Data Group Corp
Original Assignee
NTT Data Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTT Data Corp filed Critical NTT Data Corp
Priority to JP6917798A priority Critical patent/JPH11275141A/ja
Publication of JPH11275141A publication Critical patent/JPH11275141A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワークにリソースを要求できない情報
端末にリソースを割り当て、リソースの有効配分を可能
とし、独占を防止する。 【解決手段】 情報端末11は、通信の開始に先立ち、
通信品質要求を送信し、所望の通信品質を要求する。通
信品質制御部15は、情報端末11から送信された通信
品質要求が、予め設定されているコンフィグレーション
テーブル153に登録されている制限に合致するか否か
を判別し、合致すると判別した場合、その通信品質要求
に従った通信品質を獲得し、要求された品質での通信を
可能とする。一方、合致しないと判別した場合、中継処
理部151が通信品質要求を拒絶し、コンフィグレーシ
ョンテーブル153の記述に従って、通信品質の要求を
許可できなかった場合に行うべき動作を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、TCP/IPネ
ットワーク等の、任意の通信品質を要求可能で且つ要求
された通信品質を提供する能力を有する通信品質制御装
置及びネットワークシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】すべての通信が平等に扱われるインター
ネットのようなIP(インターネットプロトコル)ネッ
トワークにおいて、実際に利用できる通信品質は不定で
ある。即ち、一度に行われる通信量(通信パスの数やパ
ケット量)が多ければ、各通信パスが使用できる帯域が
小さくなったり、重要な通信であるにもかかわらず他の
通信と同列に扱われ、パケットが廃棄されることがあ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種の問題を解決す
るため、既存のプロトコル(RSVP等)を使用し、情
報端末がネットワークに対して通信品質を要求する機能
が提供されている。即ち、各情報端末が通信を開始する
にあたり、ネットワークに対して、単位時間あたりのデ
ータ伝送量(帯域)や伝送遅延時間、パケット消失率等
の通信の性能を要求し、ネットワークが要求された通信
品質での通信を提供する機能が提供されている。
【0004】しかし、RSVP等のプロトコルは、パケ
ットを送出する各々の通信端末が実行可能である必要が
ある。従って、各通信端末がRSVP等のプロトコルを
実装する結果、IPネットワーク全体の管理は煩雑とな
り、また管理コストも上昇する。
【0005】また、各通信端末は、通信品質を明示的に
要求する必要がある。このため、資源が有限であるネッ
トワークでは、各端末が明示的かつ自由に通信品質を要
求する結果、限られたネットワークリソース(通信網が
提供できる範囲の通信品質)を故意に大量に消費し、も
しくは、独占してしまうことがあり得る。
【0006】この発明は、上記実状に鑑みてなされたも
ので、通信品質をネットワークに要求する機能を有しな
い情報端末を用いて、該情報端末に所定の通信品質が割
り当てられるネットワークシステムを提供することを目
的とする。また、この発明は、特定の情報端末が通信品
質を多量に消費、もしくは、独占してしまうことを防止
する機能を有するネットワークシステムを提供すること
も目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1の観点にかかる通信品質制御装置は、
伝送パケットの通信経路の通信品質の要求に関する制限
を記憶するコンフィグレーションテーブルと、前記伝送
パケットを前記通信経路に送出するための伝送路に配置
され、前記通信経路に通信品質を確保することを要求す
るデータを受信し、該データが要求している通信品質が
前記コンフィグレーションテーブルに設定されている制
限に合致するか否かを判別して、合致すると判別された
時に、該データが要求している通信品質を前記通信経路
に確保する制御手段と、を備えることを特徴とする。
【0008】また、本発明の第2の観点にかかるネット
ワークシステムは、通信に際し、所望の通信品質を要求
するためのデータを送信する情報端末と、伝送パケット
の通信経路の通信品質の要求に関する制限を記憶するコ
ンフィグレーションテーブルと、前記通信経路を含むネ
ットワーク、前記情報端末、及び前記コンフィグレーシ
ョンテーブルに接続され、前記通信経路に通信品質を確
保することを要求するデータを前記情報端末より受信
し、該データが要求している通信品質が前記コンフィグ
レーションテーブルに設定されている制限に合致するか
否かを判別して、合致すると判別された時に、該データ
が要求している通信品質を前記通信経路に確保する制御
手段と、を備えることを特徴とする。
【0009】これらのような構成によれば、TCP/I
Pネットワーク等の、任意の通信品質を要求可能で且つ
要求された通信品質を提供する能力を有する通信システ
ムにおいて、情報端末が通信品質を要求する機能を有し
なくても、情報端末に通信品質が提供される。そして、
通信品質の要求がコンフィグレーションテーブルの設定
に合致しない場合、このパケットの送信元は、要求した
品質でのネットワークの使用を保証されない。従って、
コンフィグレーションテーブルを適宜設定することによ
り、ネットワークリソースを故意に多量に消費したり、
実質的に独占するような事態が防止される。
【0010】前記コンフィグレーションテーブルは、前
記通信経路、該通信経路についての通信品質の制限、及
び前記データが要求している通信品質が前記制限に合致
しないと判別された場合の動作を定義する動作データを
含み、前記制御手段は、前記データが要求している通信
品質が前記制限に合致しないと判別された時に、前記動
作データに従った処理を行うものであってもよい。
【0011】前記通信経路は、IP(インターネットプ
ロトコル)の対で定められ、前記通信品質の制限は、ユ
ーザ及び/又は時間帯による前記通信品質の確保の可
否、帯域、遅延時間、パケット消失率の範囲又は上限値
の少なくとも1つを含むものであっってもよい。
【0012】また、本発明の第3の観点にかかる通信品
質制御装置は、伝送パケットの通信経路のうち監視対象
であるものを指定し、監視対象である前記通信経路の通
信品質を指定するデータを記憶するコンフィグレーショ
ンテーブルと、前記伝送パケットの通信路に配置され、
通過する前記伝送パケットが経由する通信経路が、前記
コンフィグレーションテーブルが記憶する前記データが
指定する監視対象の通信経路であるか否かを判別し、監
視対象の通信経路であると判別された場合に、前記デー
タが指定する内容に合致する通信品質を該通信経路に確
保する制御手段と、を備えることを特徴とする。
【0013】また、本発明の第4の観点にかかるネット
ワークシステムは、経由する通信経路を指定する情報を
含む伝送パケットを送信する情報端末と、前記通信経路
のうち監視対象であるものを指定し、監視対象である前
記通信経路の通信品質を指定するデータを記憶するコン
フィグレーションテーブルと、前記伝送パケットの通信
路に配置され、通過する前記伝送パケットが経由する通
信経路が、前記コンフィグレーションテーブルが記憶す
る前記データが指定する監視対象の通信経路であるか否
かを判別し、監視対象の通信経路であると判別された場
合に、前記データが指定する内容に合致する通信品質を
該通信経路に確保する制御手段と、を備えることを特徴
とする。
【0014】これらのような構成によれば、TCP/I
Pネットワーク等の、任意の通信品質を要求可能で且つ
要求された通信品質を確保する能力を有する通信システ
ムにおいて、情報端末が通信品質を要求する機能を有し
なくても、パケットの通信経路に応じて通信品質が自動
的に決定される。そして、コンフィグレーションテーブ
ルを適宜設定することにより、特定の情報端末がネット
ワークリソースを故意に多量に消費したり、実質的に独
占するような事態が防止される。
【0015】前記コンフィグレーションテーブルは、前
記通信経路と、該通信経路について確保すべき通信品
質、及び該通信品質を実質的に確保できない場合の動作
を定義する動作データを含み、前記制御手段は、前記通
信品質を実質的に確保できない時に、前記動作データに
従った処理を行うものであってもよい。
【0016】前記通信経路は、IP(インターネットプ
ロトコル)の対で定められ、前記通信品質は、ユーザ及
び/又は時間帯による該通信品質の確保の可否、帯域、
遅延時間、パケット消失率の範囲又は上限値の少なくと
も1つを含むものであってもよい。
【0017】また、本発明の第5の観点にかかる通信品
質制御方法は、伝送パケットを受信し、該伝送パケット
が経由する通信経路が、予め指定された監視対象の通信
経路であるか否かを判別し、監視対象の通信経路である
と判別された場合に、該通信経路に、予め指定された指
定事項に合致する通信品質を確保する、ことを特徴とす
る。
【0018】前記指定事項は、前記監視対象の通信経路
に確保すべき通信品質と、実質的に該通信品質の確保が
できない場合の動作を含み、実質的に前記通信品質の確
保ができない時に、予め定められている動作を行う、も
のであってもよい。なお、確保すべき通信品質として
は、ユーザ及び/又は時間帯による該通信品質の確保の
可否、帯域、遅延時間、パケット消失率の範囲等があ
り、該通信品質の確保に失敗したときの動作としては、
送信元へのエラーの通知等がある。
【0019】また、本発明の第6の観点にかかるコンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体は、コンピュータを、伝
送パケットの通信経路の通信品質の要求に関する制限を
記憶するコンフィグレーションテーブルと、前記伝送パ
ケットを前記通信経路に送出するための伝送路に配置さ
れ、前記通信経路に通信品質を確保することを要求する
データを受信し、該データが要求している通信品質が前
記コンフィグレーションテーブルに設定されている制限
に合致するか否かを判別して、合致すると判別された時
に、該データが要求している通信品質を前記通信経路に
確保する制御手段と、して機能させる為のプログラムを
記録する。
【0020】また、本発明の第7の観点にかかるコンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体は、コンピュータを、伝
送パケットの通信経路のうち監視対象であるものを指定
し、監視対象である前記通信経路の通信品質を指定する
データを記憶するコンフィグレーションテーブルと、前
記伝送パケットの通信路に配置され、通過する前記伝送
パケットが経由する通信経路が、前記コンフィグレーシ
ョンテーブルが記憶する前記データが指定する監視対象
の通信経路であるか否かを判別し、監視対象の通信経路
であると判別された場合に、前記データが指定する内容
に合致する通信品質を該通信経路に確保する制御手段
と、して機能させる為のプログラムを記録する。
【0021】なお、この記録媒体が記憶するプログラム
をコンピュータにインストールして実行することによ
り、コンピュータを上述の通信品質制御装置として機能
させることができる。なお、OS(オペレーティングシ
ステム)が上述の機能の全部又は一部を担当するような
場合には、記録媒体には、OS以外の部分を格納し、こ
れをOSを備えるコンピュータにインストールし、実行
させればよい。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態にかかる通信品質制御装置及びネットワー
クシステムを説明する。
【0023】(第1の実施の形態)この発明の第1の実
施の形態のネットワークシステムは、図1に示すよう
に、複数の情報端末(通信端末)111〜11Mと、通信
品質制御部15と、インターネット17と、データサー
バ19と、から構成されている。情報端末(通信端末)
111〜11Mと、通信品質制御部15とは、LAN(Lo
cal Area Network)により互いに接続されている。ま
た、通信品質制御部15及びデータサーバ19は、イン
ターネット17に接続されている。
【0024】図1の情報端末111〜11Mは、パーソナ
ルコンピュータ等から構成され、システム管理者等によ
り予めIPアドレスが割り当てられていて、データサー
バ19に対して情報の提供を要求し、提供された情報を
処理する。そして、ユーザの操作に従い、通信の終了を
通信品質制御部15に通知する。また、情報端末111
〜11Mは、ユーザの操作に従い、SNMP(Simple Ne
twork Management Protocol)或いはHTTP(HyperTe
xt Transfer Protocol)を用いて、通信品質制御部15
に通信品質要求を送信する。
【0025】通信品質要求は、以下の2点の事項を指定
するためのものである。すなわち、通信品質要求は、 (a)通信中またはこれから通信を開始するときに、そ
の通信を行うための通信パスを指定する。通信パスは、
IPアドレス、ポート番号、プロトコル番号、通信名な
どを特定することによって指定される。 (b)通信品質制御部15に要求する通信品質を指定す
る。通信品質は、例えば、通信するデータ帯域、データ
の伝搬の遅延時間や、パケット消失率などの範囲や下限
を特定することによって指定される。
【0026】通信品質制御部15は、IPパケットを中
継する中継処理部151と、中継されるパケットに関す
る制限があらかじめ登録されているコンフィグレーショ
ンテーブル153を備える。
【0027】コンフィグレーションテーブル153に
は、ユーザが情報端末111〜11Mを操作して通信品質
要求を送信することにより要求してくることが予想され
る通信品質に関し、種々の制限があらかじめ登録されて
いる。この制限は、例えば、特定の要求に対するネット
ワーク提供側のポリシー(ユーザや時間帯により、要求
された通信品質を提供するか否か等)や通信品質の制限
(帯域や遅延時間、パケット消失率等の範囲や上限)が
記述されている。コンフィグレーションテーブル153
による主な監視項目は、IPアドレス、ポート番号、プ
ロトコル番号、TCPフラグ、通信名等である。
【0028】コンフィグレーションテーブル153の一
例を図2に示す。このコンフィグレーションテーブル1
53の第1欄は、IPアドレスで表された通信パスと、
許容できる通信品質と、要求された通信品質が許容でき
るものであった場合及び許容できないものであった場合
の中継処理部15の動作と、を記述するデータから構成
されている。第1欄の場合、具体的には、IPアドレス
が172.17.44.13の情報端末とIPアドレスが163.135.1
7.250の情報端末との間の通信パスを用いたFTP(Fil
e Transfer Protocol)による伝送に関し、許容できる
通信品質が平均8000バイト/秒、バーストサイズ10000
バイトであることを示し、この制限に適合する品質が要
求された場合には中継処理部151が要求された通信品
質の獲得を行い、適合しない品質が要求されたときは通
信品質要求を拒絶することが示されている。
【0029】このコンフィグレーションテーブル153
の第2欄は、IPアドレスが113.*.*.* と137.*.*.*
(*はワイルドカード)の情報端末間の通信パスに関
し、許容できるパケット消失率が5%未満であることを
示し、この制限を超える品質が要求された場合には、パ
ケット消失率の上限値が5%である旨を通知することが
示されている。
【0030】また、このコンフィグレーションテーブル
153の第3欄は、IPアドレスが067.*.*.* と982.01
3.18.490(*はワイルドカード)の情報端末間の通信パ
スに関し、17:00から24:00の間は通信品質要求ができな
いことを示し、通信品質要求が拒絶されることを示して
いる。
【0031】また、このコンフィグレーションテーブル
153の第4欄は、ユーザIDがh092875188の情報端末
からの要求は無条件に許可されることを示し、第5欄は
ユーザIDがp1234567の情報端末からの要求は禁止さ
れ、その通信品質要求は拒絶されることを示している。
【0032】また、このコンフィグレーションテーブル
153の最後には、このテーブルに定義されていない通
信品質要求についてはこれを拒絶し、その通信品質要求
の送信元である情報端末にエラーを返送することが定義
されている。
【0033】なお、図2に示すコンフィグレーションテ
ーブル153及びその内容は、この実施の形態の理解を
容易にするための例であり、他の形式及び内容を含んで
もよいことは当然である。
【0034】中継処理部151は、情報端末111〜1
Mから自らに宛てて送信される通信品質要求を受信
し、その通信品質要求が指定する通信パス及び通信品質
の内容が、コンフィグレーションテーブル153に格納
された監視項目に該当するか否かを判別する。
【0035】該当する場合、指定された通信パスについ
て要求されている通信品質が、コンフィグレーションテ
ーブル153に記述されている条件(制限)を充足して
いるか否かを判別する。そして、判別結果に従い、条件
を充足している場合の処理又は充足していない場合の処
理を、コンフィグレーションテーブル153の記述通り
に行う。
【0036】中継処理部151は、コンフィグレーショ
ンテーブル153の記載内容に従って、通信品質要求の
指定に合致する通信品質を獲得すべき場合には、RSV
P(Resource ReSerVation Protocol)に従って通信品
質を獲得する。
【0037】具体的には、中継処理部151は、以下に
記す(1)〜(3)の手順に従って、通信品質を獲得す
る。 (1)中継処理部151は、通信品質を要求する対象に
なっている通信パスに、パスメッセージ又はリザーブメ
ッセージを送信する。パスメッセージは、中継処理部1
51から該通信パスにデータを送信する場合に送信する
メッセージであり、リザーブメッセージは、中継処理部
151が該通信パスを介して通信先からデータを受信す
る場合に送信するメッセージである。 (2)次に、該通信パスを介して接続される他の中継処
理部(以下、対向の中継処理部と呼ぶ)に、リザーブメ
ッセージ又はパスメッセージを送信するように依頼す
る。 (3)対向の中継処理部は、中継処理部151にデータ
を送信する場合にはパスメッセージを送信し、中継処理
部151からデータを受信する場合にはリザーブメッセ
ージを送信する。
【0038】中継処理部151が上述の(1)〜(3)
の手順を実行する結果、通信品質要求を送信した情報端
末111〜11Mは、通信品質要求により指定した通信パ
スを通じて、指定に合致した通信品質による通信を行う
ことが可能となる。
【0039】また、中継処理部151は、情報端末11
1〜11Mから通信の終了を通知されると、一旦確保した
通信品質を解放する(すなわち、通信品質の確保を終了
する)。通信品質の解放は、具体的には、中継処理部1
51が、対向の中継処理部に、通信品質の解放を宣言す
るメッセージであるテアダウンメッセージを送信するこ
とにより行われる。なお、通信品質の解放は、対向の中
継処理部が、中継処理部151にテアダウンメッセージ
を送信することによっても行われる。
【0040】また、中継処理部151は、通信品質要求
が指定する通信パス及び通信品質の内容が、監視項目に
該当しないか、又はコンフィグレーションテーブル15
3に記述されている条件を充足していない場合、コンフ
ィグレーションテーブル153の記述に従って、例えば
以下(A)〜(C)に示す処理を行う。 (A)通信品質要求を拒絶する。 (B)通信品質要求を拒絶すると共に、その通信品質要
求の送信元の情報端末にエラーを通知する。 (C)通信品質要求を拒絶すると共に、その通信品質要
求の送信元の情報端末に、許可のできる要求範囲を通知
する。
【0041】なお、中継処理部151は、通信品質要求
により指定される通信パス及び通信品質が確保されてい
ない間に通常のパケットが送信されたときは、通常のル
ータとして機能する。すなわち、中継処理部151は通
常のパケットを受信し、宛先のIPアドレスに中継す
る。
【0042】データサーバ19は、データベース等を備
え、情報端末111〜11Mからの要求に応じて、情報を
提供する。
【0043】(第1の実施の形態の動作)次に、第1の
実施の形態のネットワークシステムの動作を、情報端末
111がデータサーバ19からデータを取得する場合を
例に、図3を参照して説明する。
【0044】(前提)このネットワークシステムの管理
者は、このネットワークシステムの資源・特性等に基づ
いて、あらかじめコンフィグレーションテーブル153
を記述し、登録しておく。
【0045】(接続手順)情報端末111は、ユーザの
操作に従い、自らに割り当てられているIPアドレスを
用いて、データサーバ19に情報の提供を要求する。た
だし、ユーザが情報端末111に一定の通信品質の確保
を指示し、該ユーザのユーザIDを供給した場合、情報
端末111は、通信パスと通信品質とを指定する通信品
質要求と、供給されたユーザIDとを通信品質制御部1
5に送信する(ステップS1)。
【0046】通信品質制御部15の中継処理部151
は、通信品質要求及びユーザIDを受信すると、受信し
たユーザIDが正規のユーザを示すものであるか否かを
チェックする。そして、正規のユーザを表すものでない
と判別された場合、通信品質要求を拒絶する(ステップ
S2)。
【0047】一方、正規のユーザを表すものであると判
別された場合、中継処理部151は、受信した通信品質
要求が指定する内容が、コンフィグレーションテーブル
153に記述されている監視項目に該当するか否かをチ
ェックする。
【0048】該当する場合、要求している通信品質がコ
ンフィグレーションテーブル153に記述されている条
件に合致しているか否かを判別する。そして、判別結果
に従い、条件に合致していると判別された場合の処理又
は合致していないと判別された場合の処理を、コンフィ
グレーションテーブル153に記述されている通りに行
う。
【0049】例えば、情報端末111に割り付けられた
IPアドレスが172.17.44.13で、データサーバ19のI
Pアドレスが163.135.17.250で、情報端末111が、平
均帯域を7000バイト/秒、バーストサイズを800バイト
としてFTPに従った伝送を行いたい旨の通信品質要求
を送信したとする。この場合、中継処理部151は、そ
の要求が、図2に示すコンフィグレーションテーブル1
53の第1欄に記述された監視項目に該当すると判別
し、さらに、要求された通信品質がコンフィグレーショ
ンテーブル153に記述されている条件に合致すると判
別する。このとき、中継処理部151は、RSVPに従
い、上述の(1)〜(3)の手順で、受信した通信品質
要求が指定する通信パスに、要求に合致した通信品質を
獲得する(ステップS3)。この結果、情報端末111
は、自らが指定した通信パスを用いて、自らが要求した
品質での通信を行うことが可能となり、以後、情報端末
111とデータサーバ19との間では、情報端末111
指定した通信パスを介し、情報端末111が要求した通
信品質で、情報の送受信が行われる(ステップS4)。
【0050】一方、例えば、通信品質要求を送信した情
報端末111のIPアドレスが172.17.44.13で、データ
サーバ19のIPアドレスが163.135.17.250で、情報端
末111が、平均帯域を9000バイト/秒、バーストサイ
ズを800バイトとしてFTPに従った伝送を行いたい旨
の通信品質要求を送信したとする。この場合、中継処理
部151は、受信した通信品質要求が、図2に示すコン
フィグレーションテーブル153の第1欄に記述された
監視項目に該当すると判別し、さらに、要求された通信
品質が、設定されている条件に合致していない(9000バ
イト/秒>8000バイト/秒)と判別する。この場合、中
継処理部151は、コンフィグレーションテーブル15
3の内容に従って、情報端末111にエラーを通知する
(ステップS5)。
【0051】情報端末111は、このエラーの通知を受
けて、必要に応じて要求する通信品質を変更し、変更後
の通信品質を示す通信品質要求を送信する。或いは、情
報端末111は、通信品質を要求することなく通信を開
始する。
【0052】中継処理部151は、通信品質要求の内容
がコンフィグレーションテーブル153に記述されてい
るいずれの監視項目にも該当しないと判別した場合、コ
ンフィグレーションテーブル153の記述に従って、通
信品質要求を拒絶し(ステップS6)、情報端末111
にエラーを通知し、又は情報端末111に許可できる要
求範囲を通知する(ステップS7)。
【0053】なお、情報端末111は、通信が終了する
と、中継処理部151に切断を要求し(ステップS
8)、中継処理部151はこの要求に従って、対向する
中継処理部にテアダウンメッセージを送信して、通信品
質を解放する(ステップS9)。
【0054】以上説明した第1の実施の形態によれば、
通信品質を要求できるネットワークシステムにおいて、
情報端末が通信品質を確保するプロトコルを使用できな
い場合であっても、中継処理部151が通信品質の確保
を代行する。このため、通信品質を確保するプロトコル
を使用できない情報端末を備えるネットワークシステム
においても、限りあるネットワーク資源を一部の情報端
末のみが実質的に独占するような事態を防止でき、限り
あるネットワーク資源を有効に活用することができる。
【0055】(第2の実施の形態)以上説明した第1の
実施の形態のネットワークシステムでは、通信品質は、
情報端末111〜11Mを操作するユーザにより指定され
た。しかし、この発明に係るネットワークシステムは、
情報端末から送信されるパケットに含まれるパラメータ
から特定される通信パスに従って、通信品質を自動的に
決定するようにしてもよい。以下では、情報端末から送
信されるパケットに含まれるパラメータにより特定され
る通信パスに従って、通信品質を自動的に決定する、こ
の発明の第2の実施の形態のネットワークシステムを説
明する。
【0056】このネットワークシステムの物理的構成
は、第1の実施の形態におけるものと実質的に同一であ
る。ただし、情報端末111〜11Mは、ユーザの操作に
従って通信品質制御部15に通信品質要求を送信できる
必要はない。
【0057】また、中継処理部151が備えるコンフィ
グレーションテーブル153には、情報端末111〜1
Mが指定することが予想される通信パスについて、該
通信パスが指定されたときに確保すべき通信品質(帯域
や遅延時間、パケット消失率等の範囲)が、あらかじめ
登録されている。
【0058】コンフィグレーションテーブル153の具
体的な書式は、例えば図2に示すものと同一のものであ
る。しかし、このネットワークシステムでは、コンフィ
グレーションテーブル153の各欄の記述は、監視対象
の通信パスと、その通信パス上に確保すべき通信品質
と、その通信品質が確保できる場合及び確保できない場
合の動作とを表す。また、情報端末111〜11Mから送
出されたパケットが経由する通信パスが監視対象に該当
しない場合、中継処理部151は、通常のルータとし
て、宛先のIPアドレスにこのパケットを中継する。
【0059】例えば、このネットワークシステムにおい
て、図2に示すコンフィグレーションテーブル153の
第1欄は、IPアドレスが172.17.44.13の情報端末とI
Pアドレスが163.135.17.250の情報端末との間の通信パ
スを用いたFTPによる伝送のためのパケットが供給さ
れたとき、中継処理部151が、平均8000バイト/秒、
バーストサイズ10000バイトの通信品質を確保できる場
合はその通信品質を確保すべきことを示し、確保できな
い場合は通信品質の獲得を拒絶することを示す。
【0060】なお、このネットワークシステムにおいて
も、コンフィグレーションテーブル153及びその内容
は、図2に示すものに限られず、他の形式及び内容を含
んでもよいことは当然である。例えば、監視対象の通信
パスは、IPアドレスに限らず、ポート番号、プロトコ
ル番号、TCPフラグなどを用いて特定されていてもよ
い。
【0061】中継処理部151は、自装置を通過するパ
ケットを監視し、パケットが経由する通信パスが、コン
フィグレーションテーブル153に記述されている監視
対象の通信パスに該当するか否かを、該パケットのヘッ
ダ情報等に基づいて判別する。
【0062】該パケットが経由する通信パスが監視対象
に該当しない場合、中継処理部151は、上述の通り、
通常のルータとして、宛先のIPアドレスにこのパケッ
トを中継する。一方、該当すると判別した場合、中継処
理部151は、上述の(1)〜(3)の手順(すなわ
ち、RSVPの手順)に従って、該パケットが経由する
通信パスに、コンフィグレーションテーブル153の記
述に従った通信品質を獲得する。ただし、通信品質の獲
得ができなかった場合は、コンフィグレーションテーブ
ル153の記述に従った処理を行う。
【0063】また、中継処理部151は、情報端末11
1〜11Mから所定のフラグがセットされたパケットが送
出された場合、又は情報端末111〜11Mから、通信品
質を獲得した通信パスを経由するパケットの送出が一定
時間以上なかった場合に、通信の終了を検知する。通信
の終了を知らせる上述のフラグは、例えばパケットがT
CP/IP(Transfer Control Protocol/Internet Pro
tocol)に従って送出されるときは、Finフラグであ
ればよい。そして、中継処理部151は、通信の終了を
検知すると、一旦確保した通信品質を解放する。通信品
質の解放の手順は、第1の実施の形態における手順と実
質的に同一である。
【0064】次に、第2の実施の形態のネットワークシ
ステムの動作を、情報端末111がデータサーバ19か
らデータを取得する場合を例に、図4を参照して説明す
る。ただし、前提の動作は第1の実施の形態と実質的に
同一であるので、接続手順につき説明する。
【0065】(接続手順)情報端末111は、ユーザの
操作に従い、自らに割り当てられているIPアドレスを
用いて、通信品質制御部15及びインターネット17を
介してデータサーバ19に情報の提供を要求する(ステ
ップS11)。情報の提供の要求は、具体的には、情報
端末111は、通信パスを指定するパラメータを記述す
るパケットを送出することにより行う。
【0066】通信品質制御部15の中継処理部151
は、このパケットのヘッダ情報等から、このパケットが
経由する通信パスが、コンフィグレーションテーブル1
53に記述されている監視対象に該当するか否かをチェ
ックする。
【0067】通信パスが監視対象に該当する場合、中継
処理部151は、監視対象であるその通信パスについ
て、コンフィグレーションテーブル153に記述されて
いる処理を行う。
【0068】具体的には、例えば、情報端末111に割
り付けられたIPアドレスが172.17.44.13であり、情報
端末111から送信されたパケットの送信先のIPアド
レスが163.135.17.250であることが、該パケットのパラ
メータから判別されたとする。この場合、中継処理部1
51は、該パケットが経由する通信パスが、図2に示す
コンフィグレーションテーブル153の第1欄に記述さ
れた監視対象に該当すると判別し、該通信パス上に、R
SVPに従って、コンフィグレーションテーブル153
に記述されている条件に合致する通信品質を獲得する
(ステップS12)。この結果、情報端末111及びデ
ータサーバ19は、中継処理部151により確保された
通信品質での通信を行うことが可能となる。以後、要求
した品質で情報端末111とデータサーバ19との間
で、情報の送受信が行われる(ステップS13)。
【0069】ただし、中継処理部151は、コンフィグ
レーションテーブル153に記述されている条件に合致
する通信品質を獲得できない場合、エラー処理として、
通信品質の確保を拒絶する処理を行う(ステップS1
4。すなわち、通信品質の確保を行わない)。
【0070】なお、中継処理部151は、受信したパケ
ットが経由する通信パスがコンフィグレーションテーブ
ル153に記述されているいずれの監視対象にも該当し
ないと判別した場合、通常のルータとして、宛先のIP
アドレスにこのパケットを中継する(ステップS1
5)。
【0071】情報端末111は、通信を終了するとき、
通信の終了を示す所定のフラグがセットされたパケット
を送出する(ステップS16)。中継処理部151は、
受信したパケットに該フラグがセットされていることを
確認すると、通信の終了を検知して、対向する中継処理
部にテアダウンメッセージを送信し、通信品質を解放す
る(ステップS17)。また、中継処理部151は、通
信品質が獲得された通信パスを経由するパケットを一定
時間以上受信しなかった場合も、対向する中継処理部に
テアダウンメッセージを送信して、通信品質を解放する
(ステップS17)。
【0072】以上説明した第2の実施の形態によれば、
通信品質を要求できるネットワークシステムにおいて、
情報端末が通信品質を確保するプロトコルを使用できな
い場合であっても、通信パスが指定されたパケットが送
出されれば、中継処理部151が、コンフィグレーショ
ンテーブル153の記述に従い、指定された通信パスに
通信品質を確保すべきか否かを自動的に判別して、通信
品質の確保を代行する。このため、通信品質を確保する
プロトコルを使用できない情報端末を備えるネットワー
クシステムにおいても、限りあるネットワーク資源を一
部の情報端末のみが実質的に独占するような事態を防止
でき、限りあるネットワーク資源を有効に活用すること
ができる。
【0073】なお、この発明は上記実施の形態に限定さ
れず、種々の変形及び応用が可能である。
【0074】例えば、上記実施の形態では、各情報端末
111〜11Mにに恒久的なアドレスを予め付しておき、
各情報端末111〜11Mがこのアドレスを用いてインタ
ーネット17にアクセスするようにしている。しかし、
この発明はこれに限定されず、例えば、LANを介して
情報端末111〜11Mと接続されたアドレス割当サーバ
が、情報端末111〜11Mの要求に応じて、情報端末1
1〜11Mに動的にIPアドレスを割り当てるようにし
てもよい。
【0075】ただし、PPP接続、DHCP等のプロト
コルに基づいて、送信アドレス及び送信アドレスとなる
IPアドレスを動的に設定する場合、コンフィグレーシ
ョンテーブル153に制限や条件を固定的に設定・登録
できない場合がある。このような場合には、例えば、コ
ンフィグレーションテーブル153に物理アドレス等を
用いた条件や制限を記載しておき、アドレス割当サーバ
がIPアドレス(送信元アドレス及び送信アドレス)を
割り当てる度に、アドレス割当サーバからそのアドレス
と物理的なアドレスの関係の通知を受け、物理アドレス
等で記載された条件や制限を、IPアドレスの関係に変
換して判別に使用してもよい。
【0076】また、図2に示したコンフィグレーション
テーブル153は説明のためのものであり、任意の変更
が可能である。例えば、第1の実施の形態のネットワー
クシステムにおいて、中継処理部151は、通信品質要
求に記述されている通信品質が、コンフィグレーション
テーブル153に設定されている範囲又は上限値を越え
ている場合には、設定されている範囲内又は上限値以下
の値に強制的に書き換えるようにしてもよい。
【0077】また、上述の説明では、情報端末111
データサーバ19との間でデータを送受信する例を示し
たが、通信の対象となる端末は任意である。
【0078】なお、中継処理部151が担当する処理を
実行するためのプログラムをフロッピーディスク、CD
−ROM、MO等の記録媒体に格納して頒布し、このプ
ログラムをコンピュータにインストールし、OS上で実
行することにより、コンピュータを通信品質制御部15
として機能させることができる。なお、OSが処理の一
部を分担する場合には、記録媒体には、その部分を除い
たプログラムを格納してもよい。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、通信品質をネットワークに要求する機能を有しない
情報端末を用いて、該情報端末に所定の通信品質が割り
当てられるネットワークシステムが実現される。また、
この発明によれば、特定の情報端末が通信品質を多量に
消費、もしくは、独占してしまうことを防止する機能を
有するネットワークシステムが実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態にかかるネットワ
ークシステムの構成を示すブロック図である。
【図2】コンフィグレーションテーブルの一例を示す図
である。
【図3】この発明の第1の実施の形態にかかるネットワ
ークシステムの動作を示す図である。
【図4】この発明の第2の実施の形態にかかるネットワ
ークシステムの動作を示す図である。
【符号の説明】
111〜11M 情報端末 15 通信品質制御部 151 中継処理部 153 コンフィグレーションテーブル 17 インターネット 19 データサーバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 日下 貴義 東京都江東区豊洲三丁目3番3号 エヌ・ ティ・ティ・データ通信株式会社内 (72)発明者 ▲柳▼田 正博 東京都江東区豊洲三丁目3番3号 エヌ・ ティ・ティ・データ通信株式会社内 (72)発明者 山村 広臣 東京都江東区豊洲三丁目3番3号 エヌ・ ティ・ティ・データ通信株式会社内

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】伝送パケットの通信経路の通信品質の要求
    に関する制限を記憶するコンフィグレーションテーブル
    と、 前記伝送パケットを前記通信経路に送出するための伝送
    路に配置され、前記通信経路に通信品質を確保すること
    を要求するデータを受信し、該データが要求している通
    信品質が前記コンフィグレーションテーブルに設定され
    ている制限に合致するか否かを判別して、合致すると判
    別された時に、該データが要求している通信品質を前記
    通信経路に確保する制御手段と、 を備えることを特徴とする通信品質制御装置。
  2. 【請求項2】前記コンフィグレーションテーブルは、前
    記通信経路、該通信経路についての通信品質の制限、及
    び前記データが要求している通信品質が前記制限に合致
    しないと判別された場合の動作を定義する動作データを
    含み、 前記制御手段は、前記データが要求している通信品質が
    前記制限に合致しないと判別された時に、前記動作デー
    タに従った処理を行う、 ことを特徴とする請求項1に記載の通信品質制御装置。
  3. 【請求項3】前記通信経路は、IP(インターネットプ
    ロトコル)の対で定められ、 前記通信品質の制限は、ユーザ及び/又は時間帯による
    前記通信品質の確保の可否、帯域、遅延時間、パケット
    消失率の範囲又は上限値の少なくとも1つを含む、 ことを特徴とする請求項2に記載の通信品質制御装置。
  4. 【請求項4】伝送パケットの通信経路のうち監視対象で
    あるものを指定し、監視対象である前記通信経路の通信
    品質を指定するデータを記憶するコンフィグレーション
    テーブルと、 前記伝送パケットの通信路に配置され、通過する前記伝
    送パケットが経由する通信経路が、前記コンフィグレー
    ションテーブルが記憶する前記データが指定する監視対
    象の通信経路であるか否かを判別し、監視対象の通信経
    路であると判別された場合に、前記データが指定する内
    容に合致する通信品質を該通信経路に確保する制御手段
    と、 を備えることを特徴とする通信品質制御装置。
  5. 【請求項5】前記コンフィグレーションテーブルは、前
    記通信経路と、該通信経路について確保すべき通信品
    質、及び該通信品質を実質的に確保できない場合の動作
    を定義する動作データを含み、 前記制御手段は、前記通信品質を実質的に確保できない
    時に、前記動作データに従った処理を行う、 ことを特徴とする請求項4に記載の通信品質制御装置。
  6. 【請求項6】前記通信経路は、IP(インターネットプ
    ロトコル)の対で定められ、 前記通信品質は、ユーザ及び/又は時間帯による該通信
    品質の確保の可否、帯域、遅延時間、パケット消失率の
    範囲又は上限値の少なくとも1つを含む、 ことを特徴とする請求項5に記載の通信品質制御装置。
  7. 【請求項7】通信に際し、所望の通信品質を要求するた
    めのデータを送信する情報端末と、 伝送パケットの通信経路の通信品質の要求に関する制限
    を記憶するコンフィグレーションテーブルと、 前記通信経路を含むネットワーク、前記情報端末、及び
    前記コンフィグレーションテーブルに接続され、前記通
    信経路に通信品質を確保することを要求するデータを前
    記情報端末より受信し、該データが要求している通信品
    質が前記コンフィグレーションテーブルに設定されてい
    る制限に合致するか否かを判別して、合致すると判別さ
    れた時に、該データが要求している通信品質を前記通信
    経路に確保する制御手段と、 を備えることを特徴とするネットワークシステム。
  8. 【請求項8】前記コンフィグレーションテーブルは、前
    記通信経路、該通信経路についての通信品質の制限、及
    び前記データが要求している通信品質が前記制限に合致
    しないと判別された場合の動作を定義する動作データを
    含み、 前記制御手段は、前記データが要求している通信品質が
    前記制限に合致しないと判別された時に、前記動作デー
    タに従った処理を行う、ことを特徴とする請求項7に記
    載のネットワークシステム。
  9. 【請求項9】前記通信経路は、IP(インターネットプ
    ロトコル)の対で定められ、 前記通信品質の制限は、ユーザ及び/又は時間帯による
    前記通信品質の確保の可否、帯域、遅延時間、パケット
    消失率の範囲又は上限値の少なくとも1つを含む、こと
    を特徴とする請求項8に記載のネットワークシステム。
  10. 【請求項10】経由する通信経路を指定する情報を含む
    伝送パケットを送信する情報端末と、 前記通信経路のうち監視対象であるものを指定し、監視
    対象である前記通信経路の通信品質を指定するデータを
    記憶するコンフィグレーションテーブルと、 前記伝送パケットの通信路に配置され、通過する前記伝
    送パケットが経由する通信経路が、前記コンフィグレー
    ションテーブルが記憶する前記データが指定する監視対
    象の通信経路であるか否かを判別し、監視対象の通信経
    路であると判別された場合に、前記データが指定する内
    容に合致する通信品質を該通信経路に確保する制御手段
    と、 を備えることを特徴とするネットワークシステム。
  11. 【請求項11】前記コンフィグレーションテーブルは、
    前記通信経路と、該通信経路について確保すべき通信品
    質、及び該通信品質を実質的に確保できない場合の動作
    を定義する動作データを含み、 前記制御手段は、前記通信品質を実質的に確保できない
    時に、前記動作データに従った処理を行う、ことを特徴
    とする請求項10に記載のネットワークシステム。
  12. 【請求項12】前記通信経路は、IP(インターネット
    プロトコル)の対で定められ、 前記通信品質は、ユーザ及び/又は時間帯による該通信
    品質の確保の可否、帯域、遅延時間、パケット消失率の
    範囲又は上限値の少なくとも1つを含む、ことを特徴と
    する請求項11に記載のネットワークシステム。
  13. 【請求項13】伝送パケットを受信し、該伝送パケット
    が経由する通信経路が、予め指定された監視対象の通信
    経路であるか否かを判別し、監視対象の通信経路である
    と判別された場合に、該通信経路に、予め指定された指
    定事項に合致する通信品質を確保する、 ことを特徴とする通信品質制御方法。
  14. 【請求項14】前記指定事項は、前記監視対象の通信経
    路に確保すべき通信品質と、実質的に該通信品質の確保
    ができない場合の動作を含み、 実質的に前記通信品質の確保ができない時に、予め定め
    られている動作を行う、ことを特徴とする請求項13に
    記載の通信品質制御方法。
  15. 【請求項15】コンピュータを、 伝送パケットの通信経路の通信品質の要求に関する制限
    を記憶するコンフィグレーションテーブルと、 前記伝送パケットを前記通信経路に送出するための伝送
    路に配置され、前記通信経路に通信品質を確保すること
    を要求するデータを受信し、該データが要求している通
    信品質が前記コンフィグレーションテーブルに設定され
    ている制限に合致するか否かを判別して、合致すると判
    別された時に、該データが要求している通信品質を前記
    通信経路に確保する制御手段と、 して機能させる為のプログラムを記録したコンピュータ
    で読み取り可能な記録媒体。
  16. 【請求項16】コンピュータを、 伝送パケットの通信経路のうち監視対象であるものを指
    定し、監視対象である前記通信経路の通信品質を指定す
    るデータを記憶するコンフィグレーションテーブルと、 前記伝送パケットの通信路に配置され、通過する前記伝
    送パケットが経由する通信経路が、前記コンフィグレー
    ションテーブルが記憶する前記データが指定する監視対
    象の通信経路であるか否かを判別し、監視対象の通信経
    路であると判別された場合に、前記データが指定する内
    容に合致する通信品質を該通信経路に確保する制御手段
    と、 して機能させる為のプログラムを記録したコンピュータ
    で読み取り可能な記録媒体。
JP6917798A 1998-03-19 1998-03-19 通信品質制御装置、ネットワークシステム、通信品質制御方法及び記録媒体 Pending JPH11275141A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6917798A JPH11275141A (ja) 1998-03-19 1998-03-19 通信品質制御装置、ネットワークシステム、通信品質制御方法及び記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6917798A JPH11275141A (ja) 1998-03-19 1998-03-19 通信品質制御装置、ネットワークシステム、通信品質制御方法及び記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11275141A true JPH11275141A (ja) 1999-10-08

Family

ID=13395189

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6917798A Pending JPH11275141A (ja) 1998-03-19 1998-03-19 通信品質制御装置、ネットワークシステム、通信品質制御方法及び記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11275141A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002007395A1 (fr) * 2000-07-19 2002-01-24 Hitachi, Ltd. Systeme de transfert preferentiel d'informations sur le web
JP2008288763A (ja) * 2007-05-16 2008-11-27 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> エッジルータ装置およびセッション確立方法
US7720947B2 (en) 2001-05-18 2010-05-18 Fujitsu Limited Method and device for reserving transmission band on internet

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002007395A1 (fr) * 2000-07-19 2002-01-24 Hitachi, Ltd. Systeme de transfert preferentiel d'informations sur le web
US7720947B2 (en) 2001-05-18 2010-05-18 Fujitsu Limited Method and device for reserving transmission band on internet
JP2008288763A (ja) * 2007-05-16 2008-11-27 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> エッジルータ装置およびセッション確立方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101021566B1 (ko) 우선 순위와 예약 대역폭 프로토콜을 활용하여 네트워크에서비스 품질(QoS)을 제공하는 메커니즘
US6519263B1 (en) Process for transmitting data packets of predefinable priority classes using ethernet from a first device to at least one other device
US5918021A (en) System and method for dynamic distribution of data packets through multiple channels
JP3419627B2 (ja) ルータ装置
US6092113A (en) Method for constructing a VPN having an assured bandwidth
JP5576500B2 (ja) ノンブロッキングアドミッション制御
KR100742010B1 (ko) 데이터 링크 자원의 이용을 관리하기 위한 방법 및 장치
US6125397A (en) Data transfer apparatus and method using congestion recovery-type and congestion avoidance-type data transfers
KR20090031778A (ko) 무선 통신 시스템에서 정책 실행을 위한 방법 및 장치
GB2341059A (en) Internet protocol flow detection
JPH1070565A (ja) Catv通信システム及び通信方法
US6321260B1 (en) Media data communication method via network
EP1746771A1 (en) A method for redialing quickly to the broad band network of users
WO2007016848A1 (fr) Procédé de traitement d&#39;une demande de conversion adresse/port de réseau dans un réseau de communication
US6633539B1 (en) Device, method and article of manufacture for call setup pacing in connection-oriented networks
JPH11275141A (ja) 通信品質制御装置、ネットワークシステム、通信品質制御方法及び記録媒体
JPH1198152A (ja) ストリーム帯域制御方法
JP2001036581A (ja) 通信帯域設定システムと方法
US20100166011A1 (en) Method, apparatus and system for realizing dynamic correlation of control plane traffic rate
JP2000261435A (ja) 最小帯域保証接続方法及び装置
Cisco IBM Channel Attach Commands
KR100415583B1 (ko) 인터넷에서 차등 서비스 제공을 위한 서비스 관리 시스템및 그 서비스방법
JPH11239172A (ja) 通信品質制御装置、ネットワークシステム、伝送制御方法及び記録媒体
JP2001285370A (ja) リモートアクセスサーバ装置およびdhcpサーバ装置
WO2000069129A1 (fr) Dispositif reseau, appareil de commande d&#39;un dispositif reseau et procede de reservation de ressources