JPH11275107A - スケジューリング装置、スケジューリング方法および通信制御装置 - Google Patents

スケジューリング装置、スケジューリング方法および通信制御装置

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Publication number
JPH11275107A
JPH11275107A JP7602998A JP7602998A JPH11275107A JP H11275107 A JPH11275107 A JP H11275107A JP 7602998 A JP7602998 A JP 7602998A JP 7602998 A JP7602998 A JP 7602998A JP H11275107 A JPH11275107 A JP H11275107A
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JP
Japan
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event
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floating
time
communication
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JP7602998A
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English (en)
Inventor
Shusaku Uchibori
修作 内堀
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Publication of JPH11275107A publication Critical patent/JPH11275107A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L47/00Traffic control in data switching networks
    • H04L47/10Flow control; Congestion control

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 広範囲な通信レートを効率よく扱うことがで
きるスケジューリング装置、スケジューリング方法およ
び通信制御装置を提供する。 【解決手段】 通信イベントを識別するイベント識別子
202と、通信イベントが実行される時刻が通信に必要
な精度の浮動小数点表示形式で表されたイベント実行時
刻201とを組にして格納するスケジューリングテーブ
ル格納部110を含み、現在時刻301を浮動小数点表
示形式に表し該浮動小数点表示形式の現在時刻121を
用いてスケジューリングテーブル格納部110から読み
出されたイベント識別子111により対応する通信イベ
ントを求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スケジューリング
装置、スケジューリング方法および通信制御装置に関
し、特にATM等のネットワーク装置のセル送信スケジ
ューリング、セル送信シェーピングのために用いられる
スケジューリング装置、スケジューリング方法および通
信制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の、スケージューリング装
置、スケジューリング方法および通信制御装置では、複
数のイベントの各々に対応させてイベントの実行時刻、
すなわち、送信時刻を保持するシェーパを有し、現在時
刻に実行するイベントを求める場合、全てのシェーパを
調べ現在時刻と一致する実行時刻に対応するイベントを
求めていた。ATM等の装置では、一つの物理的な回線
を6万本等の大量な仮想的な回線として扱い、各回線毎
に異なるセルレ―トを設定するとともに設定されるセル
レートは1秒当たり1〜232セル等の広範囲に渡ること
が要求されている。しかしながら、シェーパを用いた従
来技術では、現在時刻に実行するイベントを求めるため
に全てのシェーパを調べなければならないものであるた
め、セルレートが増加しシェーパの容量が増大するにつ
れて処理時間が増大してしまうという問題があった。
【0003】この問題を解決するスケジューリング装置
の一例が、EP0782303に開示されている。該公
報記載のスケジューリング装置は、イベントの実行時
刻、すなわち、送信時刻に対応づけてイベントの識別子
を保持するタイムスロットを備え、一定時刻間隔で対応
する時刻のタイムスロットを読み出してセルスケジュー
リングを行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来技術では、
所定の最小時間間隔の倍数からなり整数表示形式で表さ
れた時刻情報を用い、この時刻情報に基づいてタイムス
ロットの書き込みおよび読み出しを行うことによりスケ
ジューリングを実現している。その結果、ATMに要求
される広範囲な通信レートを実現させる場合、タイムス
ロットを構成するためのメモリの容量が大きくなってし
まうという問題がある。
【0005】また、所定の最小時間間隔の倍数を時刻と
して用いているため、実行時刻が高い精度を必要としな
いイベントに対しては無駄なスケジューリングが行われ
ているという問題もある。
【0006】本発明の目的は、広範囲な通信レートを効
率よく扱うことができるスケジューリング装置、スケジ
ューリング方法および通信制御装置を提供することにあ
る。
【0007】また、本発明の他の目的は、スケジューリ
ングテーブルに必要なメモリ容量が小さいスケジューリ
ング装置、スケジューリング方法および通信制御装置を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のスケジューリング装置は、通信イベントを識
別する識別子と、該通信イベントが実行される時刻が通
信に必要な精度の浮動小数点表示形式で表された時刻情
報とを組にして格納する格納手段を含み、現在の時刻を
浮動小数点表示形式に表し該浮動小数点表示形式の現在
の時刻情報を用いて前記格納手段から読み出された識別
子により対応する通信イベントを求めることを特徴とす
る。
【0009】また、本発明の他のスケジューリング装置
は、前記浮動小数点表示形式で表された時刻情報は、前
記通信イベントの通信頻度に応じた精度で表されている
ことを特徴とする。
【0010】さらに、本発明の他のスケジューリング装
置は、現在の時刻を浮動小数点表示形式に表し読み出し
アドレスとして前記格納手段に送出する読み出しアドレ
ス生成手段をさらに含む。
【0011】また、本発明の他のスケジューリング装置
は、前記読み出しアドレス生成手段は、2進整数表示の
時刻情報の下位ビットから連続する0の数を計数する計
数手段と、この計数手段が計数した計数値に応じて前記
2進整数表示の時刻情報を右にシフトするシフト手段と
を含み、前記シフト手段のシフト結果に応じて仮数を生
成し、前記計数手段の計数結果を指数として浮動小数点
表示の時刻情報を生成することを特徴とする。
【0012】また、本発明のスケジューリング方法は、
通信イベントを識別する識別子と該通信イベントが実行
される時刻が通信に必要な精度の浮動小数点表示形式で
表された時刻情報とを組にして格納しておき、現在の時
刻を浮動小数点表示形式に表し該浮動小数点表示形式の
現在の時刻情報に対応する前記格納手段に格納された識
別子を読み出すことを特徴とする。
【0013】さらに、本発明の他のスケジューリング方
法は、浮動小数点表示形式に表した現在の時刻を読み出
しアドレスとして用いることを特徴とする。
【0014】また、本発明の他のスケジューリング方法
は、2進整数表示の時刻情報の下位ビットから連続する
0の数を計数した計数結果を求め、この計数結果に応じ
て前記2進整数表示の時刻情報を右にシフトして得られ
たシフト結果と前記計数結果をそれぞれ仮数および指数
として浮動小数点表示の時刻情報を生成することを特徴
とする。
【0015】また、本発明のスケジューリング装置は、
第1の実行頻度で実行される第1のイベントと該第1の
実行頻度に応じた第1の精度を有し該第1のイベントが
実行される第1の時刻情報との組、および第2の実行頻
度で実行される第2のイベントと該第2の実行頻度に応
じた第2の精度を有し該第2のイベントが実行される第
2の時刻情報との組をそれぞれ格納する格納手段と、現
在の時刻を前記第1または第2の時刻情報に変換し該変
換された第1または第2の時刻情報を用いて前記格納手
段に格納された前記第1または第2のイベントを読み出
す手段とを含む。
【0016】また、本発明の通信制御装置は、通信イベ
ントが実行される時刻が該通信イベントの通信に必要な
精度の浮動小数点表示形式で表された時刻情報と、該時
刻情報と対応する通信イベントを識別する識別子とを送
出するイベント生成部と、このイベント生成部から前記
時刻情報と前記識別子とを受け取るととも組にして格納
する格納手段とを含み、現在の時刻を浮動小数点表示形
式に表し該浮動小数点表示形式の現在の時刻情報に対応
する前記格納手段に格納された識別子を読み出すことを
特徴とする。
【0017】さらに、本発明の他の通信制御装置は、第
1の実行頻度で実行される第1のイベントと第2の実行
頻度で実行される第2のイベントとを生成し、前記第1
の実行頻度に応じた第1の精度を有し前記第1のイベン
トが実行される第1の時刻情報と、前記第2の実行頻度
に応じた第2の精度を有し前記第2のイベントが実行さ
れる第2の時刻情報とを生成する生成手段と、この生成
手段により生成された前記第1および第2の時刻情報と
前記第1および第2のイベントとの係属を示す情報を格
納する格納手段と、現在の時刻を前記第1または第2の
時刻情報に変換し該変換された第1または第2の時刻情
報を用いて前記格納手段に格納された前記第1または第
2のイベントを読み出す手段とを含む。
【0018】
【発明の実施の形態】次に本発明のスケジューリング装
置の実施の形態について図面を参照して詳細に説明す
る。
【0019】図1を参照すると、本発明のスケジューリ
ング装置100の第1の実施の形態は、スケジューリン
グテーブル格納部110およびテーブル読み出し時刻生
成部120を含む。通信制御装置1は、スケジューリン
グ装置100、イベント生成部200、時計300およ
びイベント処理部400を含む。
【0020】スケジューリングテーブル格納部110は
スケジューリングテーブル1100を格納する。スケジ
ューリングテーブル格納部110は、イベント生成部2
00からイベント実行時刻201およびイベント識別子
202を受け取り、イベント実行時刻201が指し示す
スケジューリングテーブル1100のエントリにイベン
ト識別子202を登録する。スケジューリングテーブル
格納部110はテーブル読み出し時刻生成部120から
現在時刻121を受け取り、現在時刻121が指し示す
スケジューリングテーブル1100のエントリに登録さ
れたイベント識別子111を読み出して出力する。
【0021】テーブル読み出し時刻生成部120は、時
計300から受け取った現在時刻301を浮動小数点表
示形式に変換し、浮動小数点表示形式で表現された現在
時刻121を生成する。テーブル読み出し時刻生成部1
20は、生成した現在時刻121をスケジューリングテ
ーブル格納部110に送出する。
【0022】イベント生成部200は、発生させるイベ
ントのイベント実行時刻201およびイベント識別子2
02を生成する。本実施の形態において、イベントとは
通信のイベントのことであり、例えば、セルを送出する
動作のことである。イベント発生時刻201はイベント
が実行される時刻であるが、イベントが実行される時刻
とみなせる時刻であってもよい。イベント識別子202
は各イベントを識別する情報である。イベント発生部2
00は、イベントの実行に必要な精度に応じて対応する
イベント実行時刻201を浮動小数点表示形式で生成す
る。例えば、イベント生成部200は各イベントの通信
レートに応じたオーダの浮動小数点表示形式を生成す
る。この場合、通信レートが大きい、すなわち、1秒当
たりの通信量が多いものは指数部の小さい浮動小数点表
示形式として生成し、通信レートが小さい、すなわち、
1秒当たりの通信量が少ないものは指数部の大きい浮動
小数点表示形式として生成する。通信レートとしては、
例えば、セルレートがある。イベント生成部200は、
生成したイベント実行時刻201およびイベント識別子
202をスケジューリング装置100のスケジューリン
グテーブル格納部110に送出する。
【0023】時計300は、現在時刻301を生成しス
ケジューリング装置100のテーブル読み出し時刻生成
部120に送出する。現在時刻301は2進整数表示で
表されている。
【0024】イベント処理部400は、スケジューリン
グ装置100のスケジューリングテーブル格納部110
から出力されたイベント識別子111に対応するイベン
ト処理を実行する。
【0025】図2を参照すると、スケジューリングテー
ブル格納部110は書き込みデータレジスタ1101、
書き込みアドレスレジスタ1102、読み出しアドレス
レジスタ1103、読み出しデータレジスタ1104お
よびメモリ1105を含む。
【0026】書き込みデータレジスタ1101はイベン
ト生成部200からイベント識別子202を受け取り格
納する。書き込みデータレジスタ1101に格納された
イベント識別子202はメモリ1105への書き込みデ
ータである。
【0027】書き込みアドレス1102はイベント生成
部200からイベント実行時刻201を受け取り格納す
る。書き込みアドレス1102に格納されたイベント実
行時刻201は、メモリ1105へイベント識別子20
2を書き込むときの書き込みアドレスとして用いられ
る。
【0028】読み出しアドレスレジスタ1103はテー
ブル読み出し時刻生成部120から現在時刻121を受
け取り格納する。読み出しアドレスレジスタ1103に
格納された現在時刻121はメモリ1105に格納され
たイベント識別子202を読み出すための読み出しアド
レスとして使用される。
【0029】読み出しデータレジスタ1104はメモリ
1105から読み出されたイベント識別子202を格納
する。読み出しデータレジスタ1104に格納されたイ
ベント識別子111は、イベント処理部400に送出さ
れる。
【0030】メモリ1105は、書き込みアドレスレジ
スタ1102に格納されたイベント実行時刻201で示
されるアドレスにイベント識別子202を書き込みデー
タとして格納する。メモリ1105は読み出しアドレス
レジスタ1105に格納された現在時刻121で示され
るアドレスからイベント識別子202を読み出す。
【0031】図3を参照すると、テーブル読み出し時刻
生成部120は、現在時刻レジスタ1201、リーディ
ング0検出回路1202、シフト回路1203、仮数部
レジスタ1204、指数部レジスタ1205および現在
時刻レジスタ1206を含む。
【0032】現在時刻レジスタ1201は時計300か
ら現在時刻301を受け取って格納する。現在時刻30
1は(M+2E)ビットの2進整数表示形式のデータで
ある。現在時刻レジスタ1201に格納された現在時刻
301の下位2Eビットはリーディング0検出回路12
02に出力される。現在時刻レジスタ1201に格納さ
れた現在時刻301の上位(M+2E−1)ビットはシ
フト回路1203に出力される。
【0033】リーディング0検出回路1202は、現在
時刻レジスタ1201から現在時刻301の下位2E
ットを受け取り、最下位ビットから連続する0の個数を
計数する。リーディング0検出回路1202は、計数結
果である0の個数をシフト回路1203と指数部レジス
タ1205とに出力する。指数部レジスタ1205に送
出される0の個数はEビットで表されており、現在時刻
301を(M+E)ビットの浮動少数点表現形式で表し
たときの現在時刻121の指数部になる。
【0034】シフト回路1203は、現在時刻レジスタ
1201から現在時刻301の上位(M+2E−1)ビ
ットを受け取り、リーディング0検出回路1202から
0の個数を受け取る。シフト回路1203は、リーディ
ング0検出回路1202から受け取った0の個数分だけ
現在時刻301の上位(M+2E−1)ビットを右にシ
フトする。シフト回路1203は、シフトにより得られ
た結果の下位Mビットを仮数部レジスタ1204に出力
する。シフト回路1203が出力するシフト結果の下位
Mビットは、現在時刻301を(M+E)ビットの浮動
少数点表現形式で表したときの現在時刻121の仮数部
になる。
【0035】仮数部レジスタ1204はシフト回路12
03から受け取ったMビットの仮数を格納する。仮数部
レジスタ1204はMビットの仮数を現在時刻レジスタ
1205の上位Mビットの位置に出力する。
【0036】指数部レジスタ1206はリーディング0
検出回路1202から受け取ったEビットの指数を格納
する。指数部レジスタ1205はEビットの指数を現在
時刻レジスタ1206の下位Eビットの位置に出力す
る。
【0037】現在時刻レジスタ1205は、仮数部レジ
スタ1204からのMビットの仮数を上位Mビットに、
指数部レジスタ1205からのEビットの指数を下位E
ビットにそれぞれ格納する。現在時刻レジスタ1205
に格納された(M+E)ビットの浮動小数点表示形式で
表された現在時刻121はスケジューリングテーブル格
納部110に出力される。
【0038】リーディング0検出回路1202およびシ
フト回路1203としては、周知の回路を用いることが
できる。
【0039】図4を参照すると、テーブル読み出し時刻
生成部120により、8ビットの2進整数表示形式で表
された現在時刻301から生成した6ビットの浮動小数
点表示形式で表された現在時刻121の一例が示され
る。現在時刻121の下位2ビットが指数部であり、上
位4ビットが仮数部である。スケジューリングテーブル
1100は現在時刻121の指数部が同一のもの毎にリ
ング状に形成されている。
【0040】次に、本実施の形態の動作について説明す
る。
【0041】最初に、生成されたイベントをスケジュー
リングテーブル1100に登録する動作について説明す
る。
【0042】図5を参照すると、イベント生成部200
はイベントを生成させる(ステップ51)。イベント生
成部200は、発生したイベントが実行される時刻を浮
動小数点表示形式で表されたイベント実行時刻201と
して生成する。ステップ52において、イベント生成部
200は、イベント実行時刻201とイベント識別子2
02とをスケジューリング装置100のスケジューリン
グテーブル格納部110に送出する。
【0043】スケジューリング装置100において、ス
ケジューリングテーブル格納部110は、イベント実行
時刻201とイベント識別子202とを受け取り、イベ
ント実行時刻201で指定されるスケジューリングテー
ブル1100のエントリにイベント識別子202を格納
する(ステップ53)。スケジューリングテーブル11
00への格納が終了すると、ステップ51に戻る。
【0044】次に、イベントをスケジューリングテーブ
ル1100からイベント識別子111読み出す動作につ
いて説明する。
【0045】図6を参照すると、ステップ61におい
て、テーブル読み出し時刻生成部120は浮動小数点表
示形式に変換した現在時刻121をスケジューリング装
置100のスケジューリングテーブル格納部110に送
出する。
【0046】スケジューリング装置100において、ス
ケジューリングテーブル格納部110は浮動小数点表示
形式で表わされた現在時刻121を受け取り、現在時刻
121が指し示すスケジューリングテーブル格納部11
0のスケジューリングテーブル1100のエントリから
イベント識別子111を読み出す(ステップ62)。
【0047】スケジューリング装置100において、ス
ケジューリングテーブル格納部110から読み出された
イベント識別子111が有効か否かが判別される(ステ
ップ63)。より具体的には、該当するエントリにイベ
ント識別子が格納されているか否かが判別される。イベ
ント識別子111が格納されていないときイベント識別
子は無効であり、格納されているときイベント識別子は
有効である。この処理は、例えば、スケジューリングテ
ーブル格納部110内に読み出しデータレジスタ110
4の内容をチェックする手段を設けて実現してもよい
し、スケジューリングテーブル格納部110の外に読み
出しデータレジスタ1104の出力をチェックする手段
を設けて実現してもよい。
【0048】スケジューリング装置100において、イ
ベント識別子111が有効であると判別された場合、ス
ケジューリング装置100はイベント識別子111をイ
ベント処理部400へ出力する(ステップ64)。イベ
ント処理部400への出力が終了するとステップ61に
戻る。
【0049】ステップ63において、スケジューリング
装置100がステップイベント識別子111が無効であ
ると判別した場合は、ステップ61に戻る。
【0050】このように、本実施の形態では、イベント
実行時刻の精度に応じたスケジューリング処理を行う。
具体的には、本実施の形態では、イベント識別子202
と浮動小数点表示形式で表されたイベント実行時刻20
1とを組にして登録したスケジューリングテーブル11
00を有するスケジューリングテーブル格納部110を
設け、浮動小数点表示形式で表された現在時刻121に
対応するイベント識別子202をスケジューリングテー
ブル1100から読み出すようにしたため、スケジュー
リングテーブル1100の容量を小さくすることができ
る。また、実行される時刻の精度が高くないイベントに
対し必要最小限の精度で実行させることができるため、
無駄なスケジューリングを省くことができる。
【0051】本実施の形態では、イベント生成部200
がイベントを生成する構成としたが、通信制御装置1が
上位装置に接続されており、イベント生成部200が上
位装置が生成したイベントを受け取るよう構成してもよ
い。この場合、上位装置はイベント識別子と整数表示形
式で表されたイベント実行時刻とをイベント生成部20
0に送出する。イベント生成部200は受け取ったイベ
ントに基づいてイベントが生成されたかどうかを判断す
る。イベント生成部200がイベントが生成したと判断
した場合、受け取ったイベント実行時刻を浮動小数点表
示形式で表されたイベント実行時刻201に変換する。
イベント生成部200において、イベントが生成されて
いないと判断された場合は再びイベント識別処理に戻
る。
【0052】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明で
は、時刻処理を浮動小数点表示形式で行わせたため、イ
ベント実行時刻の精度に応じたスケジューリングを行う
ことができる。
【0053】また、本発明では、イベント識別子と浮動
小数点表示形式で表されたイベント実行時刻とを組にし
て登録したスケジューリングテーブルを設け、浮動小数
点表示形式で表された現在時刻に対応するイベント識別
子をスケジューリングテーブルから読み出すようにした
ため、整数表示形式で表された時刻情報をそのまま用い
たスケージューリングテーブルの場合に比べてスケジュ
ーリングテーブルの容量を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の構成図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態のスケジューリング
テーブル格納部110を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態のテーブル読み出し
時刻生成部120を示す図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態の現在時刻121の
一例を示す図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態の動作を示す図であ
る。
【図6】本発明の第1の実施の形態の動作を示す図であ
る。
【符号の説明】
100 スケジューリング装置 110 スケジューリングテーブル格納部 120 テーブル読み出し時刻生成部 200 イベント生成部 300 時計 400 イベント処理部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年4月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のスケジューリング装置は、通信イベントを識
別する識別子と、該通信イベントが実行される時刻が通
信に必要な精度の浮動小数点表示形式で表された時刻情
報とを組にして格納する格納手段と、現在の時刻を前記
通信イベントの通信頻度に応じた精度で浮動小数点表示
形式に表し、読み出しアドレスとして前記格納手段に送
出する読み出しアドレス生成手段と、前記アドレス生成
手段により生成された該浮動小数点表示形式の現在の時
刻情報を用いて前記格納手段から読み出された識別子に
より対応する通信イベントを求めることを特徴とする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】削除
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】削除
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】また、本発明のスケジューリング方法は、
通信イベントを識別する識別子と該通信イベントが実行
される時刻が通信に必要な精度の浮動小数点表示形式で
表された時刻情報とを組にして格納しておき、現在の時
刻を前記通信イベントの通信頻度に応じた精度で浮動小
数点表示形式に表し該浮動小数点表示形式の現在の時
刻情報を読み出しアドレスとして用いて対応する前記格
納手段に格納された識別子を読み出すことをを特徴とす
る。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】削除
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】削除

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信イベントを識別する識別子と、該
    通信イベントが実行される時刻が通信に必要な精度の浮
    動小数点表示形式で表された時刻情報とを組にして格納
    する格納手段を含み、 現在の時刻を浮動小数点表示形式に表し該浮動小数点表
    示形式の現在の時刻情報を用いて前記格納手段から読み
    出された識別子により対応する通信イベントを求めるこ
    とを特徴とするスケジューリング装置。
  2. 【請求項2】 前記浮動小数点表示形式で表された時刻
    情報は、前記通信イベントの通信頻度に応じた精度で表
    されていることを特徴とする請求項1記載のスケジュー
    リング装置。
  3. 【請求項3】 現在の時刻を浮動小数点表示形式に表し
    読み出しアドレスとして前記格納手段に送出する読み出
    しアドレス生成手段をさらに含むことを特徴とする請求
    項1記載のスケジューリング装置。
  4. 【請求項4】 前記読み出しアドレス生成手段は、 2進整数表示の時刻情報の下位ビットから連続する0の
    数を計数する計数手段と、 この計数手段が計数した計数値に応じて前記2進整数表
    示の時刻情報を右にシフトするシフト手段とを含み、 前記シフト手段のシフト結果に応じて仮数を生成し、前
    記計数手段の計数結果を指数として浮動小数点表示の時
    刻情報を生成することを特徴とする請求項2記載のスケ
    ジューリング装置。
  5. 【請求項5】 通信イベントを識別する識別子と該通信
    イベントが実行される時刻が通信に必要な精度の浮動小
    数点表示形式で表された時刻情報とを組にして格納して
    おき、現在の時刻を浮動小数点表示形式に表し該浮動小
    数点表示形式の現在の時刻情報に対応する前記格納手段
    に格納された識別子を読み出すことを特徴とするスケジ
    ューリング方法。
  6. 【請求項6】 浮動小数点表示形式に表した現在の時刻
    を読み出しアドレスとして用いることを特徴とする請求
    項4記載のスケジューリング装置。
  7. 【請求項7】 2進整数表示の時刻情報の下位ビットか
    ら連続する0の数を計数した計数結果を求め、この計数
    結果に応じて前記2進整数表示の時刻情報を右にシフト
    して得られたシフト結果と前記計数結果をそれぞれ仮数
    および指数として浮動小数点表示の時刻情報を生成する
    ことを特徴とする請求項4記載のスケジューリング装
    置。
  8. 【請求項8】 第1の実行頻度で実行される第1のイベ
    ントと該第1の実行頻度に応じた第1の精度を有し該第
    1のイベントが実行される第1の時刻情報との組、およ
    び第2の実行頻度で実行される第2のイベントと該第2
    の実行頻度に応じた第2の精度を有し該第2のイベント
    が実行される第2の時刻情報との組をそれぞれ格納する
    格納手段と、 現在の時刻を前記第1または第2の時刻情報に変換し該
    変換された第1または第2の時刻情報を用いて前記格納
    手段に格納された前記第1または第2のイベントを読み
    出す手段とを含むことを特徴とするスケジューリング装
    置。
  9. 【請求項9】 通信イベントが実行される時刻が該通信
    イベントの通信に必要な精度の浮動小数点表示形式で表
    された時刻情報と、該時刻情報と対応する通信イベント
    を識別する識別子とを送出するイベント生成部と、 このイベント生成部から前記時刻情報と前記識別子とを
    受け取るととも組にして格納する格納手段とを含み、 現在の時刻を浮動小数点表示形式に表し該浮動小数点表
    示形式の現在の時刻情報に対応する前記格納手段に格納
    された識別子を読み出すことを特徴とする通信制御装
    置。
  10. 【請求項10】 第1の実行頻度で実行される第1のイ
    ベントと第2の実行頻度で実行される第2のイベントと
    を生成し、前記第1の実行頻度に応じた第1の精度を有
    し前記第1のイベントが実行される第1の時刻情報と、
    前記第2の実行頻度に応じた第2の精度を有し前記第2
    のイベントが実行される第2の時刻情報とを生成する生
    成手段と、 この生成手段により生成された前記第1および第2の時
    刻情報と前記第1および第2のイベントとの係属を示す
    情報を格納する格納手段と、 現在の時刻を前記第1または第2の時刻情報に変換し該
    変換された第1または第2の時刻情報を用いて前記格納
    手段に格納された前記第1または第2のイベントを読み
    出す手段とを含むことを特徴とする通信制御装置。
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