JPH11273890A - 放電灯点灯装置 - Google Patents

放電灯点灯装置

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JPH11273890A
JPH11273890A JP10077820A JP7782098A JPH11273890A JP H11273890 A JPH11273890 A JP H11273890A JP 10077820 A JP10077820 A JP 10077820A JP 7782098 A JP7782098 A JP 7782098A JP H11273890 A JPH11273890 A JP H11273890A
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JP
Japan
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voltage
dimming
frequency
circuit
setting
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JP10077820A
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English (en)
Inventor
Yasunori Yashiro
康則 家城
Hiroyoshi Tanabe
浩義 田辺
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Mitsubishi Electric Corp
Mitsubishi Electric Lighting Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Mitsubishi Electric Lighting Corp
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps

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  • Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
  • Discharge-Lamp Control Circuits And Pulse- Feed Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 昇圧チョッパ回路の効率を低下させることな
く、しかも、調光点灯時、蛍光ランプの立ち消えの恐れ
のない放電灯点灯装置を提供する。 【解決手段】 蛍光ランプ30の全光又は減光を設定す
る調光設定部Sと、全光のときは交流電源電圧を所定の
直流電圧に変換して出力し、調光設定部Sの設定により
減光が大きくなる毎に直流電圧を昇圧する直流電源装置
10と、直流電源装置10にそれぞれ接続され、調光設
定部Sの設定に応じて出力される直流電圧に対応して周
波数が設定され、調光設定部Sの設定に基づき周波数を
選択して直流電源装置10の直流電圧を高周波電圧に変
換し蛍光ランプ30に印加する複数のインバータ装置2
0とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一つの直流電源装
置と複数のインバータ装置からなる放電灯点灯装置に係
わり、さらに詳しくは、複数のインバータ装置にそれぞ
れ接続された放電灯を調光する放電灯点灯装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図7は例えば特開平8−69892号公
報に開示された従来の放電灯点灯装置の回路図である。
図中、直流電源装置60は、交流電源電圧を全波整流す
る全波整流回路61と、全波整流回路61の出力端間に
接続された高周波カットフィルタ用のコンデンサ62
と、スイッチング制御装置64を有する昇圧チョッパ回
路63と、出力電圧を検出する電圧検出手段65とで構
成され、ランプ全光点灯時は所定の電圧を出力し、調光
点灯が設定された場合はスイッチング制御装置64の制
御に基づいてその出力電圧のレベルを低下する。
【0003】インバータ装置は、高周波阻止用のフィル
タ回路71と、逆接続防止回路72と、一石式インバー
タで構成された高周波発生回路73と、逆接続防止回路
72を介する入力電圧を検出する電圧検出手段74及び
この電圧検出手段74の検出値に応じて高周波発生回路
73のトランジスタ75のスイッチング周波数を変化さ
せる可変インピーダンス素子76を有する出力制御回路
77とで構成されている。なお、この出力制御回路77
には、蛍光ランプ始動時、固定直流電圧を所定時間の
間、可変インピーダンス素子76に印加する切換手段7
8が設けられている。
【0004】従来の放電灯点灯装置において調光点灯が
設定された場合、直流電源装置60が全光点灯時の出力
電圧より低い直流電圧を出力する。この時、インバータ
装置70に設けられた出力制御回路77の電圧検出手段
74がその電圧値を検出し可変インピーダンス素子76
に印加する。可変インピーダンス素子76は、コンデン
サC79及びコンデンサC80の合成容量が全光点灯時
よりさらに小さくなるように変化し、高周波発生回路7
3のトランジスタ75のスイッチング周波数を高くす
る。このため、限流インピーダンスとしてのリーケージ
インダクタンスのインピーダンス値が大きくなって、蛍
光ランプ81のランプ電流が低減し、蛍光ランプ81を
調光点灯する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】蛍光ランプ81を調光
点灯するときは前述のようにランプ電流を低減させる
が、蛍光ランプ81は、図8に示すようにランプ電流を
減少させるとランプ電圧が上昇するという特性を有して
いるので、前述した従来の放電灯点灯装置のように調光
点灯時に直流電源装置60の出力電圧を低く設定した場
合、蛍光ランプ81に印加される電圧が低いために放電
を維持できなくなり、立ち消えが発生するという恐れが
あった。
【0006】また、直流電源装置60に採用された比較
的構成の簡単な昇圧チョッパ回路63は、図9に示すよ
うに出力電圧比が高くなるにつれ効率が低下するという
特性を有しているため、全光点灯時に出力電圧を高くす
る従来の放電灯点灯装置の場合では、効率が悪く、その
発熱量が多くなるため温度上昇が大きくなるという課題
があった。
【0007】本発明は、かかる課題を解決するためにな
されたもので、昇圧チョッパ回路の効率を低下させるこ
となく、しかも、調光点灯時、蛍光ランプの立ち消えの
恐れのない放電灯点灯装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る放電灯点灯
装置は、放電灯の全光又は減光を設定する調光設定部
と、全光のときは交流電源電圧を所定の直流電圧に変換
して出力し、前記調光設定部の設定により減光が大きく
なる毎に直流電圧を昇圧する直流電源装置と、該直流電
源装置にそれぞれ接続され、前記調光設定部の設定に応
じて出力される直流電圧に対応して周波数が設定され、
前記調光設定部の設定に基づき周波数を選択して前記直
流電源装置の直流電圧を高周波電圧に変換し、放電灯に
印加する複数のインバータ装置とを備えたものである。
【0009】前記直流電源装置は、前記調光設定部によ
り全光が設定されたときは所定の電圧を設定し、前記調
光設定部の設定により減光が大きくなる毎にその電圧を
低下させる電圧設定回路と、前記所定の電圧が入力され
たときは所定の直流電圧を生成し、入力電圧が低下する
毎に直流電圧を昇圧する昇圧回路とを有しており、前記
複数のインバータ装置は、前記調光設定部の設定に応じ
て出力される直流電圧に対応して周波数が設定され、前
記調光設定部により全光が設定されたときは前記周波数
のうち最低の周波数を選択し、前記調光設定部の設定に
より減光が大きくなる毎に高い周波数を選択して発振す
るインバータ制御回路と、前記直流電源装置からの直流
電圧を前記インバータ制御回路の発振周波数に基づいて
高周波電圧に変換し、出力側の放電灯に印加する高周波
発振回路とを備えたものである。
【0010】また、本発明の放電灯点灯装置は、外部操
作に基づいて電圧を設定する電圧設定回路と、該設定電
圧が高いときは交流電源電圧を所定の直流電圧に変換し
て出力し、前記電圧設定回路の設定電圧が低くなる毎に
前記直流電圧を昇圧する昇圧回路を有する直流電源装置
と、該直流電源装置にそれぞれ接続された複数のインバ
ータ装置とを備え、前記複数のインバータ装置は、前記
電圧設定回路の設定電圧に応じて出力される直流電圧の
うち所定の直流電圧が入力されたときは予め用意された
複数の調光信号をそれぞれ出力し、直流電圧が高くなる
毎に調光信号の数を減少させ、前記直流電圧のうち最も
高い直流電圧が入力されたときは調光信号の出力を停止
する調光信号生成回路と、予め複数の周波数が設定さ
れ、全ての調光信号が入力されたときは前記周波数のう
ち最低の周波数を選択し、前記調光信号の数が減少する
毎に高い周波数を選択し、前記調光信号が入力されなか
ったときは最も高い周波数を選択して発振するインバー
タ制御回路と、前記直流電源装置からの直流電圧を前記
インバータ制御回路の発振周波数に基づいて高周波電圧
に変換し、出力側の放電灯に印加する高周波発振回路と
を備えたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】実施形態1.図1は本発明の実施
形態1を示す放電灯点灯装置の回路図、図2は実施形態
1における直流電源装置の直流電圧と蛍光ランプの光出
力の関係を示す説明図、図3はインバータ制御回路に接
続されたコンデンサの接続状態に基づく発振周波数と蛍
光ランプの光出力との相関図である。
【0012】図1において、10は直流電源装置で、交
流電源の交流電圧を全波整流する全波整流回路11と、
全波整流回路11に直列に接続された高周波カットフィ
ルタ用コンデンサC11と、全波整流回路11のプラス
側に一次側コイルが挿入された昇圧コイルL11と、コ
ンデンサC11に対し並列に接続された例えばFET1
2と、逆流防止用のダイオードD11と、FET12に
対し並列に接続された平滑コンデンサC12と、後述す
る昇圧チョッパ制御回路13及び電圧設定回路14とか
ら構成されている。なお、昇圧コイルL11と、ダイオ
ードD11と、FET12と、平滑コンデンサC12
と、昇圧チョッパ制御回路13とで昇圧回路が構成され
ている。
【0013】前述した電圧設定回路14は、直列に接続
された抵抗R15,R16及びR11と、抵抗R11に
並列に接続された直列回路の抵抗R14及びトランジス
タQ13と、この回路に並列に接続された直列回路の抵
抗R13及びトランジスタQ12と、この回路に並列に
接続された直列回路の抵抗R12及びトランジスタQ1
1とから構成され、その内、抵抗R15の一端が平滑コ
ンデンサC12のプラス側に接続され、抵抗R15及び
R16の接続点が昇圧チョッパ制御回路13に接続さ
れ、抵抗R11の他端が平滑コンデンサC12のマイナ
ス側に接続されている。
【0014】この回路14においては抵抗R12,R1
3及びR14の相互の抵抗値はR12<R13<R14
となっており、接続状態が抵抗R11のみ、即ち他の抵
抗R12,R13又はR14と並列状態でないとき電圧
(分圧値)が最も高く、抵抗R11と抵抗R12が並列
状態のときは電圧が最低となり、設定電圧として昇圧チ
ョッパ制御回路13に印加される。
【0015】昇圧チョッパ制御回路13は、電圧設定回
路14の設定電圧(分圧値)に基づいてFET12を制
御し、平滑コンデンサC12に充電される電圧を昇圧設
定する。例えば、図2に示すように抵抗R11のみによ
る設定電圧が印加されたときは平滑コンデンサC12の
充電電圧、即ち出力の直流電圧Vcを85%(所定の直
流電圧)にし、抵抗R11とR14の並列接続による設
定電圧が印加されたときは直流電圧Vcを90%に昇圧
し、また、抵抗R11とR13の並列接続による設定電
圧が印加されたときは直流電圧Vcを95%に昇圧し、
抵抗R11とR12の並列接続による設定電圧が印加さ
れたときは直流電圧Vcを100%に設定する。
【0016】Sは接点S1〜S4を有する調光設定部
で、入力端側がダイオードD12を介して交流電源に接
続され、各接点S1〜S4とアースとの間に直列に接続
された抵抗R17とコンデンサC13をそれぞれ有し、
また、各コンデンサC13のプラス側から分岐して接続
された定電圧ダイオードZD11〜ZD14を有してい
る。この調光設定部Sの接点S1側は電圧設定回路14
のトランジスタQ11に接続され、接点S2側はトラン
ジスタQ12に接続されていると共に、後述するインバ
ータ制御回路側のトランジスタQ23に接続され、接点
S3側はトランジスタQ13に接続されていると共に、
トランジスタQ22に接続され、また、接点S4側はト
ランジスタQ21に接続され、インバータ制御回路側と
は信号接続線50を通して接続されている。
【0017】20は図示していないが接続線40を介し
て直流電源装置10にそれぞれ接続されたインバータ装
置で、コンデンサ及びインダクタンスからなる高周波阻
止用のフィルタ回路21と、全波整流回路からなる逆接
続防止回路22と、後述するインバータ制御回路23及
び高周波発生回路24とから構成されている。
【0018】前述のインバータ制御回路23は、直列に
接続された抵抗R21及びコンデンサC21と、コンデ
ンサC21に並列に接続された直列回路のコンデンサC
22及びトランジスタQ21と、この回路に並列に接続
された直列回路のコンデンサC23及びトランジスタQ
22と、この回路に並列に接続された直列回路のコンデ
ンサC24及びトランジスタQ23とを備えている。
【0019】コンデンサC22,C23及びC24の相
互の容量はC22>C23>C24となっており、図2
及び図3に示すようにコンデンサC21とC22が並列
状態のとき最低の周波数f1を、コンデンサC21とC
23が並列状態のときは周波数f2を発振し、また、コ
ンデンサC21とC24が並列状態のとき周波数f3
を、コンデンサC21のみのときは最も高い周波数f4
を発振し、これら周波数はf1<f2<f3<f4とな
っている。
【0020】高周波発生回路24は、蛍光ランプ30が
接続されており、逆接続防止回路22の両極間に直列に
挿入された一対のFET26、27と、一端がFET2
6、27の接続点に接続され、蛍光ランプ30の電流を
所定値に制限するインダクタンスL21と、蛍光ランプ
30に並列に接続されたコンデンサC25とで構成さ
れ、インバータ制御回路23の発振周波数がf1のとき
は蛍光ランプ30の光出力を100%にし、発振周波数
がf2のときは光出力を90%にし、また、発振周波数
がf3のときは蛍光ランプ30の光出力を80%にし、
発振周波数がf4のときは光出力を70%にする(図2
及び図3参照)。
【0021】次に、前記のように構成された放電灯点灯
装置の動作を説明する。直流電源装置10に交流電源が
印加されているときに、調光設定部Sの操作によって接
点S1が選択されると、その選択に応じた調光信号(減
光)が直流電源装置10の電圧設定回路14に出力され
る。この時、電圧設定回路14は、トランジスタQ11
がオンして、抵抗R15及びR16に直列の抵抗R11
と抵抗R12とが並列となるので、この分圧回路による
電圧(最低の電圧)を昇圧チョッパ制御回路13に印加
する。昇圧チョッパ制御回路13は、直流電源装置10
の出力の直流電圧Vcをその印加電圧に基づいて100
%にする。一方、インバータ制御回路23は、コンデン
サC21のみによる周波数f4を発振して高周波発生回
路24のFET25,26を交互に駆動し、蛍光ランプ
30の光出力を70%にする。
【0022】調光スイッチSの接点S2が選択されたと
きは、その選択に応じた調光信号が直流電源装置10の
電圧設定回路14に出力されると共に、信号接続線50
を介してインバータ装置20のインバータ制御回路23
側に出力される。この時、電圧設定回路14は、トラン
ジスタQ12がオンして、抵抗R15及びR16に直列
の抵抗R11と抵抗R13とが並列となるので、この分
圧回路による電圧を昇圧チョッパ制御回路13に印加す
る。昇圧チョッパ制御回路13は、その印加電圧に基づ
いて直流電圧Vcを100%から95%に昇圧する。一
方、インバータ制御回路23は、前記調光信号の入力に
よりトランジスタQ23がオンするので、コンデンサC
21,C24の並列による周波数f3を発振して高周波
発生回路24のFET25,26を交互に駆動し、蛍光
ランプ30の光出力を70%から80%に上げる。
【0023】また、調光設定部Sの接点S3が選択され
たときは、電圧設定回路14は、その選択による調光信
号によってトランジスタQ13がオンし、抵抗R15及
びR16に直列の抵抗R11と抵抗R14とが並列とな
るので、この分圧回路による電圧を昇圧チョッパ制御回
路13に印加し、昇圧チョッパ制御回路13は、その印
加電圧に基づいて直流電圧Vcを95%から90%にす
る。一方、インバータ制御回路23は、前記調光信号の
入力によりトランジスタQ22がオンするので、コンデ
ンサC21,C23の並列による周波数f2を発振して
高周波発生回路24のFET25,26を交互に駆動
し、蛍光ランプ30の光出力を80%から90%に上げ
る。
【0024】さらに、調光設定部Sの接点S4が選択さ
れた場合は、電圧設定回路14は、調光設定部Sからの
調光信号が断たられるので、抵抗R15,R16及び抵
抗R11の分圧回路による電圧(最高の電圧)を昇圧チ
ョッパ制御回路13に印加し、昇圧チョッパ制御回路1
3は、その印加電圧に基づいて直流電圧Vcを90%か
ら85%(所定の直流電圧)まで下げる。一方、インバ
ータ制御回路23は、接点S4の選択による信号(全
光)の入力によりトランジスタQ21がオンするので、
コンデンサC21,C22の並列による周波数f1を発
振して高周波発生回路24のFET25,26を交互に
駆動し、光出力を90%から100%に上げて蛍光ラン
プ30を全光点灯する。
【0025】以上のように、全光点灯時は低い直流電圧
Vcをインバータ装置20に印加し、調光が進むにつれ
その直流電圧Vcを高くするようにしたので、直電源装
置10の昇圧回路においては効率がよくなり、蛍光ラン
プ30においては調光点灯時に起こり得る立ち消えを確
実に防止できるという効果がある。
【0026】実施形態2.図4は本発明の実施形態2を
示す放電灯点灯装置の回路図、図5は直流電源装置の直
流電圧と調光信号生成回路の定電圧ダイオードの動作の
関係を示す説明図、図6はインバータ制御回路に接続さ
れたコンデンサの接続状態に基づく発振周波数と蛍光ラ
ンプの光出力との相関図である。なお、図1で説明した
実施形態1と同一又は相当部分には同じ符号を付し説明
を省略する。
【0027】実施形態2においては、直流電源装置10
は、直列に接続された抵抗R15,R16及び可変抵抗
R18からなる電圧設定回路15を備え、直流電源装置
10にそれぞれ接続された複数のインバータ装置20は
調光信号生成回路27を備えている。この調光信号生成
回路27は、例えば、逆接続防止回路のプラス側より分
岐された直流電圧Vcがそれぞれ入力される定電圧ダイ
オードZD21,ZD22,ZD23と、各定電圧ダイ
オードZD21,ZD22,ZD23にそれぞれ直列に
接続されたNOT回路28a、28b,28cとから構
成され、その内、NOT回路28aはトランジスタQ2
1のベースに、NOT回路28bはトランジスタQ22
のベースに、NOT回路28cはトランジスタQ23の
ベースにそれぞれ接続されている。
【0028】前述した定電圧ダイオードZD21は、図
5に示すように、電圧設定回路15の設定電圧に応じて
出力された直流電圧Vcが100%のときに導通状態と
なり、定電圧ダイオードZD22は直流電圧Vcが95
%のときに導通状態となり、定電圧ダイオードZD23
はその直流電圧Vcが90%のときに導通状態となるよ
うになっている。即ち、直流電圧Vcが100%のとき
は全ての定電圧ダイオードZD21,ZD22,ZD2
3が導通状態となり、直流電圧Vcが95%のときは定
電圧ダイオードZD22,ZD23が、直流電圧Vcが
90%のときは定電圧ダイオードZD23が導通状態と
なり、直流電圧Vcが85%(所定の直流電圧)のとき
は全ての定電圧ダイオードZD21,ZD22,ZD2
3をオフ状態となる。
【0029】実施形態2におけるインバータ制御回路2
3は、図6に示すようにコンデンサC21,C22,C
23,C24が並列状態のとき最低の周波数f1を発振
し、コンデンサC21,C22,C23が並列状態のと
きは周波数f2を発振し、また、コンデンサC21,C
22が並列状態のとき周波数f3を、コンデンサC21
のみのときは最も高い周波数f4を発振し、これら周波
数はf1<f2<f3<f4となっている。発振周波数
がf1のときは蛍光ランプ30の光出力が100%(全
光)になり、f2のときは90%、f3のときは80
%、f1のときは70%になる。
【0030】前記のように構成された放電灯点灯装置に
おいては、電圧設定回路15の可変抵抗R18の抵抗値
によって設定される電圧(分圧値)に基づく直流電圧V
cが直流電源装置10から出力されると、インバータ装
置20の調光信号生成回路27がその直流電圧Vcに応
じてインバータ制御回路23の発振周波数を選択する。
出力100%の直流電圧Vcが入力されたときは、全て
の定電圧ダイオードZD21,ZD22,ZD23がオ
ンし、各NOT回路28a、28b,28cがそれを反
転して出力を「0」にし、それぞれのトランジスタQ2
1,Q22,Q23をオフ状態にする。このため、イン
バータ制御回路23は、コンデンサC21のみによる周
波数f4を発振して光出力を70%にし、蛍光ランプ3
0を調光点灯する(図6参照)。
【0031】出力100%の直流電圧Vcが95%に下
がったときは、定電圧ダイオードZD21のみがオフ
し、そのNOT回路28aがそれを反転して出力を
「1」にし、トランジスタQ21のみをオン状態にす
る。この場合、インバータ制御回路23は、コンデンサ
C21,C22の並列による周波数f3を発振して、蛍
光ランプ30の光出力を70%から80%にする。
【0032】また、出力95%の直流電圧Vcが90%
に下がったときは、定電圧ダイオードZD21,ZD2
2がオフし、それぞれのNOT回路28a,28bがそ
れを反転して出力を「1」にし、トランジスタQ21,
Q22をオン状態にする。このときは、インバータ制御
回路23は、コンデンサC21,C22,C23の並列
による周波数f2を発振して、蛍光ランプ30の光出力
を80%から90%に上げる。
【0033】さらに、出力90%の直流電圧Vcが85
%まで下がったときは、全ての定電圧ダイオードZD2
1,ZD22,ZD23がオフし、それぞれのNOT回
路28a,28b,28cがそれを反転して出力を
「1」にし、トランジスタQ21,Q22,Q23をオ
ン状態にする。このとき、インバータ制御回路23は、
コンデンサC21,C22,C23,C24の並列によ
る周波数f1を発振して、光出力を90%から100%
にし、蛍光ランプ30を全光点灯する。
【0034】このように実施形態2においても、全光点
灯時は低い直流電圧Vcをインバータ装置20に印加
し、調光が進むにつれその直流電圧Vcを高くするよう
にしたので、直電源装置10の昇圧回路においては効率
がよくなり、蛍光ランプ30においては調光点灯時に起
こり得る立ち消えを確実に防止できるという効果があ
る。
【0035】なお、前述した実施形態では高周波発生回
路24にハーフブリッジ型インバータを例示したが、こ
れに限らず一石式インバータ或いはフルブリッジ型イン
バータを使用してもよい。
【0036】
【発明の効果】以上のように本願の請求項1の発明によ
れば、全光のときは交流電源電圧を所定の直流電圧に変
換してインバータ装置に出力し、調光設定部の設定によ
り減光が大きくなる毎に直流電圧を昇圧するようにした
ので、調光点灯時に低い直流電圧を設定する従来と比
べ、蛍光ランプの調光点灯時に起こり得る立ち消えを確
実に防止できるという効果がある。
【0037】本願の請求項2の発明によれば、全光のと
きは、所定の直流電圧を出力し、かつ、周波数の低い高
周波を発振し、所定の直流電圧を高周波電圧に変換して
放電灯を全光点灯し、減光のときは、減光の度合いに応
じて直流電圧を昇圧し、かつ、周波数の高い高周波を発
振し、直流電圧を高周波電圧に変換して放電灯を調光点
灯するようにしたので、蛍光ランプの調光点灯時に起こ
り得る立ち消えを確実に防止できるという効果がある。
また、全光時に所定の直流電圧、即ち減光時と比べ低い
直流電圧を出力するようにしたので、直流電源装置の昇
圧回路の効率がよくなるという効果がある。
【0038】本願の請求項3の発明によれば、所定の直
流電圧が入力されたときは、周波数の低い高周波を選択
して、その周波数に基づき所定の直流電圧を高周波電圧
に変換し放電灯を全光点灯し、昇圧された直流電圧が入
力されたときは、周波数の高い高周波を選択して、その
周波数に基づきその直流電圧を高周波電圧に変換し放電
灯を減光するようにしたので、蛍光ランプの調光点灯時
に起こり得る立ち消えを確実に防止できるという効果が
ある。また、全光時に減光時と比べ低い直流電圧を出力
するようにしたので、直流電源装置の昇圧回路の効率が
よくなるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態1を示す放電灯点灯装置の
回路図である。
【図2】 実施形態1における直流電源装置の直流電圧
と蛍光ランプの光出力の関係を示す説明図である。
【図3】 インバータ制御回路に接続されたコンデンサ
の接続状態に基づく発振周波数と蛍光ランプの光出力と
の相関図である。
【図4】 本発明の実施形態2を示す放電灯点灯装置の
回路図である。
【図5】 直流電源装置の直流電圧と調光信号生成回路
の定電圧ダイオードの動作の関係を示す説明図である。
【図6】 インバータ制御回路に接続されたコンデンサ
の接続状態に基づく発振周波数と蛍光ランプの光出力と
の相関図である。
【図7】 例えば特開平8−69892号公報に開示さ
れた従来の放電灯点灯装置の回路図である。
【図8】 ランプ電流とランプ電圧の関係を示す蛍光ラ
ンプの特性図である。
【図9】 出力電圧比と効率の関係を示す昇圧チョッパ
回路の特性図である。
【符号の説明】
10 直流電源装置、11 全波整流回路、12 FE
T、13 昇圧チョッパ制御回路、14 電圧設定回
路、S 調光スイッチ、20 インバータ装置、21
高周波阻止用のフィルタ回路、22 逆接続防止回路、
23 インバータ制御回路、24 高周波発生回路、2
5、26 FET、30 蛍光ランプ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放電灯の全光又は減光を設定する調光設
    定部と、 全光のときは交流電源電圧を所定の直流電圧に変換して
    出力し、前記調光設定部の設定により減光が大きくなる
    毎に直流電圧を昇圧する直流電源装置と、 該直流電源装置にそれぞれ接続され、前記調光設定部の
    設定に応じて出力される直流電圧に対応して周波数が設
    定され、前記調光設定部の設定に基づき周波数を選択し
    て前記直流電源装置の直流電圧を高周波電圧に変換し、
    放電灯に印加する複数のインバータ装置とを備えたこと
    を特徴とする放電灯点灯装置。
  2. 【請求項2】 前記直流電源装置は、前記調光設定部に
    より全光が設定されたときは所定の電圧を設定し、前記
    調光設定部の設定により減光が大きくなる毎にその電圧
    を低下させる電圧設定回路と、前記所定の電圧が入力さ
    れたときは所定の直流電圧を生成し、入力電圧が低下す
    る毎に直流電圧を昇圧する昇圧回路とを有し、前記複数
    のインバータ装置は、前記調光設定部の設定に応じて出
    力される直流電圧に対応して周波数が設定され、前記調
    光設定部により全光が設定されたときは前記周波数のう
    ち最低の周波数を選択し、前記調光設定部の設定により
    減光が大きくなる毎に高い周波数を選択して発振するイ
    ンバータ制御回路と、前記直流電源装置からの直流電圧
    を前記インバータ制御回路の発振周波数に基づいて高周
    波電圧に変換し、出力側の放電灯に印加する高周波発振
    回路とを備えていることを特徴とする請求項1記載の放
    電灯点灯装置。
  3. 【請求項3】 外部操作に基づいて電圧を設定する電圧
    設定回路と、 該設定電圧が高いときは交流電源電圧を所定の直流電圧
    に変換して出力し、前記電圧設定回路の設定電圧が低く
    なる毎に前記直流電圧を昇圧する昇圧回路を有する直流
    電源装置と、 該直流電源装置にそれぞれ接続された複数のインバータ
    装置とを備え、 前記複数のインバータ装置は、前記電圧設定回路の設定
    電圧に応じて出力される直流電圧のうち所定の直流電圧
    が入力されたときは予め用意された複数の調光信号をそ
    れぞれ出力し、直流電圧が高くなる毎に調光信号の数を
    減少させ、前記直流電圧のうち最も高い直流電圧が入力
    されたときは調光信号の出力を停止する調光信号生成回
    路と、予め複数の周波数が設定され、全ての調光信号が
    入力されたときは前記周波数のうち最低の周波数を選択
    し、前記調光信号の数が減少する毎に高い周波数を選択
    し、前記調光信号が入力されなかったときは最も高い周
    波数を選択して発振するインバータ制御回路と、前記直
    流電源装置からの直流電圧を前記インバータ制御回路の
    発振周波数に基づいて高周波電圧に変換し、出力側の放
    電灯に印加する高周波発振回路とを備えていることを特
    徴とする放電灯点灯装置。
JP10077820A 1998-03-25 1998-03-25 放電灯点灯装置 Pending JPH11273890A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008282641A (ja) * 2007-05-10 2008-11-20 Lecip Corp 車両用蛍光灯装置

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