JPH11273495A - 加熱装置のスイッチケース - Google Patents

加熱装置のスイッチケース

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JPH11273495A
JPH11273495A JP7768498A JP7768498A JPH11273495A JP H11273495 A JPH11273495 A JP H11273495A JP 7768498 A JP7768498 A JP 7768498A JP 7768498 A JP7768498 A JP 7768498A JP H11273495 A JPH11273495 A JP H11273495A
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JP
Japan
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switch
heating device
exterior
switch case
power supply
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Application number
JP7768498A
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English (en)
Inventor
Keiji Harada
圭二 原田
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作動片の変形を防ぎ、より確実に外装スイッ
チの電源回路の開閉を切換える加熱装置のスイッチケー
スを提供する。 【解決手段】 スイッチ入力部材7は、作動片80の羽
根部85を押圧することにより、入力ボタン29aを押
圧し、外装スイッチを構成する電流流入側スイッチ1a
の開閉を切換える。作動片80は、スイッチケースの一
側面に形成され、対向板81aとの間には、中間部材8
aを備えている。中間部材8aは、作動片80の上方に
あり、作動片80がその上方の点Pをスイッチ入力部材
7に押圧されても、その際に作動片80に印加される力
を中間部材8aが吸収するため、作動片80の上方の強
度を、その下方の強度よりも高くできる。そして、中間
部材8aにより、作動片80において、部分的に反るよ
うな変形が生じることを回避できる。なお、中間部材8
aは、その上方に凸部8bを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子レンジ等の加
熱装置のスイッチケースに関し、特に、加熱装置の外郭
を覆う着脱可能な外装部の脱時に装置の電源回路を開路
する外装スイッチを収容し、押圧されることにより前記
外装スイッチに回路の開閉を切換させる作動片を含む加
熱装置のスイッチケースに関する。
【0002】
【従来の技術】図11に、加熱装置の一例である電子レ
ンジの一般的なものを示す。電子レンジ900は、その
前面にドア902を有し、その外郭(主に、上面および
左右面)を、外装部903により覆われている。
【0003】電子レンジ900等の加熱装置の内部には
3〜4kVの高電圧が存在する場合があるため、電子レ
ンジ900には、外装部903が取り外された場合に、
その電源回路を開路し、外装部903が装着された場合
に電源回路を閉路するような外装スイッチが設けられ
る。
【0004】図12に、外装スイッチを収容する、従来
のスイッチケースの一例を示す。スイッチケース800
において、本体881は、その内部に図示しない外装ス
イッチを収容し、本体881の上には蓋882が取付け
られ、そして、本体881の側面には作動片880が設
けられている。作動片880の一端は本体881に固定
され、他端885はいずれの部材とも接触していない。
そして、作動片880の他端885をスイッチケース8
00の内側方向に押圧され、他端885が所定の位置に
当接することにより、外装スイッチが回路を閉路する。
【0005】図13は、電子レンジ900の部分的な背
面図である。図13に示すように、作動片880を押圧
する部品700の電子レンジ900の本体901への取
付けは、確実に外装部903が取付けられた後で電子レ
ンジ本体901に取付けられるようにするため等の理由
から、外装部903の後面のフランジ903aを介して
行なわれることが考えられる。
【0006】上述のように、作動片880を押圧する部
品700がフランジ903aを介して取付けられる場
合、部品700に、作動片880の中央を押圧させるこ
とは困難であった。これは、フランジ903aの幅(図
13においては加熱装置の高さ方向となる)を、作動片
880の高さ方向の中央部に対応する位置まで延長する
際には、加熱装置における設計変更が必要とされるた
め、好ましくないとされていたからであった。したがっ
て、作動片880は、部品700によって、図14の点
X周辺の場所を押圧されていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、作動片
880は、点Xを継続的に押圧されると、図15に示す
ように、結果として、作動片880の他端885に点線
で示す垂直方向の中心線を軸としてD1方向に回転する
ような力が印加され、点X付近が後方に、点Xの下方
(他端885の下端付近)が手前側にそれぞれ反るよう
に変形していた。そして、上述のように、作動片880
が変形すると、外装部903が装着され部品700によ
り押圧されても他端885が前記所定の位置に的確に当
接できず、これにより外装スイッチが電源回路を閉路せ
ず、加熱装置が使用できないという問題を生じる。
【0008】本発明は、かかる実情を鑑み考え出された
ものであり、その目的は、作動片の変形を防ぎ、より確
実に外装スイッチの電源回路の開閉を切換える加熱装置
のスイッチケースを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
かかる加熱装置のスイッチケースは、加熱手段と、前記
加熱手段に電力を供給する電源回路と、加熱装置の外郭
を覆う着脱可能な外装部と、前記外装部が前記加熱装置
の外郭から脱離されたときに前記電源回路を開路するた
めの外装スイッチとを含む加熱装置のスイッチケースで
あって、前記外装スイッチを収容し、第1の方向と前記
第1の方向と交わる第2の方向とに広がる板体からなる
作動片を含み、前記作動片は、前記第1の方向について
の一端を固定され、前記第1の方向についての他端であ
って前記第2の方向についての一方側を押圧されること
により、前記第1の方向についての他端を所定の位置に
当接して前記外装スイッチに前記電源回路の開閉を切換
えさせ、前記第2の方向についての一方側が他方側より
も高い強度を有するように構成されることを特徴とす
る。
【0010】請求項1に記載の発明によると、作動片に
おいて、第2の方向についての一方側の強度が他方側の
強度よりも高くなる。
【0011】これにより、第1の方向についての他端で
あって第2の方向についての一方側が押圧された場合で
も、第2の方向についての一方側の強度が他方側の強度
よりも高くなることから、作動片の他端の変形を回避で
き、より確実に外装スイッチの電源回路の開閉を切換え
る加熱装置のスイッチケースを提供することができる。
【0012】請求項2に記載の発明にかかる加熱装置の
スイッチケースは、請求項1に記載の発明にかかる加熱
装置のスイッチケースの構成に加えて、前記作動片に対
向し、前記作動片の前記第1の方向についての一端が固
定される対向板と、前記対向板と前記作動片の間であっ
て前記第2の方向についての一方側に載置され、前記第
2の方向についての一方側を押圧された前記作動片と接
触する中間部材とをさらに含むことを特徴とする。
【0013】請求項2に記載の発明によると、請求項1
に記載の発明による作用に加えて、対向板と作動片の間
に中間部材を載置されることにより、作動片が前記第2
の方向についての一方側を押圧された際に、中間部材
が、当該押圧によって作動片の受ける力を一部吸収する
ため、結果として、作動片の第2の方向についての一方
側の強度は他方側の強度よりも高くなる。
【0014】これにより、請求項1に記載の発明による
効果に加えて、従来のスイッチケースに設計変更を加え
る必要が無いため、より低コストで、かつより容易に製
造できる加熱装置のスイッチケースを提供することがで
きる。
【0015】請求項3に記載の発明にかかる加熱装置の
スイッチケースは、請求項1に記載の発明にかかる加熱
装置のスイッチケースの構成に加えて、前記作動片は、
前記第2の方向についての一方側が他方側よりも厚く構
成されることを特徴とする。
【0016】請求項3に記載の発明によると、請求項1
に記載の発明による作用に加えて、第2の方向について
の一方側が他方側よりも厚くされることにより、作動片
の第2の方向についての一方側の強度は他方側の強度よ
りも高くなる。
【0017】これにより、請求項1に記載の発明による
効果に加えて、より少ない部品数で、すなわちより容易
に製造できる加熱装置のスイッチケースを提供すること
ができる。
【0018】請求項4に記載の発明にかかる加熱装置の
スイッチケースは、請求項1〜請求項3のいずれか1項
に記載の発明にかかる加熱装置のスイッチケースの構成
に加えて、前記外装スイッチは、前記電源回路を開路す
るための複数の入力ボタンを有し、前記作動片は、前記
第1の方向についての他端を所定の位置に当接する際
に、前記複数の入力ボタンを押圧することにより、前記
外装スイッチの開閉を切換えさせることを特徴とする。
【0019】請求項4に記載の発明によると、請求項1
〜請求項3のいずれか1項に記載の発明による作用に加
えて、作動片の第1の方向についての他端が所定の位置
に当接されることにより、加熱装置の電源回路を開路す
るための複数の入力ボタンが押圧されて、加熱装置の電
源回路の開閉の切換えが行なわれる。
【0020】これにより、請求項1〜請求項3のいずれ
か1項に記載の発明による効果に加えて、加熱装置にお
いて外装スイッチが複数の入力ボタンを有する場合に
も、加熱装置のスイッチケースの作動片が、当該複数の
入力ボタンを押圧できる。
【0021】請求項5に記載の発明にかかる加熱装置の
スイッチケースは、請求項4に記載の発明にかかる加熱
装置のスイッチケースの構成に加えて、前記複数の入力
ボタンは、前記第2の方向に並ぶことを特徴とする。
【0022】請求項5に記載の発明によると、請求項4
に記載の発明による作用に加えて、作動片の第1の方向
についての他端が所定の位置に当接されることにより、
第2の方向に並ぶ複数の入力ボタンが押圧されて、加熱
装置の電源回路の開閉の切換えが行なわれる。
【0023】これにより、請求項4に記載の発明による
効果に加えて、作動片の第1の方向についての他端が当
接することにより所定の位置に与える力を、方向を変え
ることなくそのまま、複数の入力ボタンの押圧に用いる
ことができるため、より確実に複数の入力ボタンを押圧
できる。したがって、より確実に、外装スイッチに電源
回路の開閉を切換えさせることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下に、本発明にかかる加熱装置
のスイッチケースを備えた加熱装置の一例として、電子
レンジについて説明する。図1は、電子レンジの電気的
構成を模式的に示す図であり、電子レンジの電源回路を
示している。
【0025】図1を参照して、10はマグネトロンであ
り、11は高圧トランス、12は高圧ダイオード、13
は高圧コンデンサである。ここで、高圧トランス11
と、高圧コンデンサ13と、高圧ダイオード12によ
り、半波倍電圧回路を構成し、前記マグネトロン10に
高電圧(3〜4kV)を供給している。
【0026】また、14はマグネトロン10への給電停
止後に高圧コンデンサ13に溜まった電気を放電する放
電抵抗である。なお、図1に示すような、高圧コンデン
サ13に並列に接続される放電抵抗14としては、電源
が切られた後、約1分程度で高圧コンデンサ13の放電
が完了するような抵抗が用いられる。
【0027】本実施の形態の電子レンジにおいて給電停
止後に放電を行なうような構成としているのは、サービ
スマン等が電子レンジのメンテナンスを行なう場合、た
とえば給電線を抜くなどして装置への給電を停止して
も、機械室内に3〜4kV程度の高電圧が存在するた
め、接触した場合にはその人が感電死することも十分考
えられ、危険だからである。
【0028】また、15はドアスイッチであり、17は
ドアスイッチ15が正常に作動しない場合に回路への給
電を阻止するモニタースイッチである。なお、ドアスイ
ッチとは、使用者が加熱室を開閉するドアを開けた場合
に、マグネトロンによる高周波の発振が強制的に阻止さ
れるために一般の電子レンジに備えられたスイッチであ
り、ドアの開閉に連動して作動する。
【0029】また、3は電源回路に電力を供給するため
に装置と外部の電源とを接続する給電線であり、1は装
置の外装部(後述)が取外された場合に外部電源からの
給電を阻止するための外装スイッチである。なお、給電
線3は、電流の流れ込む第1の線3aと接地される第2
の線3bを含んでいる。また、外装スイッチ1は、前述
の第1の線3aに接続される電流流入側スイッチ1aと
前述の第2の線3bに接続される接地側スイッチ1bと
からなる。また、2はヒューズである。
【0030】また、18は加熱調理のためにマグネトロ
ン10への通電を制御する動作スイッチであり、19は
この電子レンジ全体の動作を制御する制御回路であり、
20は制御回路19に定電圧を提供する定電圧回路であ
る。なお、この電子レンジには、使用者が所望の調理メ
ニューなどを入力する外部入力キーや、発振によって温
度が上昇したマグネトロン10を冷却するための冷却フ
ァンを運転させるためのモータ、調理時間等を計時する
タイマ等の図示しないものが接続されている。たとえ
ば、上述の外部入力キーによって制御回路19に調理開
始の情報が入力されると、制御回路19は動作スイッチ
18が回路を閉路するよう制御し、これにより、マグネ
トロン10に通電され加熱調理が開始されるのである。
【0031】次に図1の電子レンジの全体的な構造を説
明する。図2は、図1の電子レンジの本体部分の分解斜
視図である。なお、図2では、前面側に設けられている
ドアおよび内部の回路等の部品は省略している。
【0032】図2を参照して、4は外装部であり、5は
加熱室5dを含む本体枠であり、21は底板である。外
装部4は、1枚の水平方向に広がる平面4aと平面4a
に対して垂直方向に広がる2枚の平面4b,4cとを有
しており、各平面は端部46,47,48に、各平面に
対して垂直な図示せぬフランジを有している。そして、
外装部4は、平面4a〜4cの有するフランジにビス6
a,6b等の複数のビスをねじ込まれることによって本
体枠5に取付けられる。なお、ビス7は、スイッチ入力
部材の一例であり、外装部の取付けに用いられるのでは
なく、後述の外装スイッチの入力に用いられるものであ
る。また、底板21は、ビス24,25等の複数のビス
によって本体枠5に取付けられる。
【0033】本体枠5は、前面板5aと後面板5bを備
えており、前面板5aおよび後面板5bの上端には、そ
れぞれ内側に折れ込むフランジ5eおよび5fが形成さ
れている。なお、本体枠5は、食品等の被加熱物を収容
する加熱室5dを囲んでおり、加熱室5dの前面側には
開口5cがある。この開口5cは開閉自在のドア(図示
せず)に覆われている。
【0034】加熱室5dの右側には、前面板5aと後面
板5bとで挟まれた空間が存在し、ここには、図1に示
す回路を構成する部品等が配置されるが、図示を省略し
ている。この部品の配置について、以下に説明する。
【0035】図3は、加熱部5dの右側であって前面板
5aと後面板5bで挟まれた空間における部品の配置を
説明するための、本体枠5の部分的な分解斜視図であ
る。また、図4は、前述の空間に部品が配置された様子
を示すものであって、(a)は本体枠5の平面図であ
り、(b)は本体枠5の右側面図である。
【0036】図3および図4を参照して、マグネトロン
10,高圧トランス11(図4では図示略)は、それぞ
れビス39,ビス40によって本体枠5に取付けられ
る。また、31はマグネトロン10を冷却するための冷
却ファンであり、32は冷却ファン31を運転させるた
めのファンモータである。ファンモータ32は、ビス3
3によって後面板5bに取付けられ、冷却ファン31
は、その裏面側にあるネジ部(図示せず)をねじ込むこ
とによりファンモータ32に取付けられる。
【0037】また、35はファンガイドであり、垂直方
向に下方に伸びる部分(図示せず)をビス37によって
固定され、垂直方向に上方に伸びる部分35aを図示せ
ぬビスによって固定されることにより、冷却ファン31
の上方に取付けられる。なお、ファンガイド35は、加
熱室5dの右側の、前面板5aと後面板5bとに挟まれ
た本体枠5内の空間を複数の空間に仕切るための部材で
あり、冷却ファン31により生じる風をより効率よくマ
グネトロン10に送るために備えられる。
【0038】また、8は、図1に示す電流流入側スイッ
チ1a、接地側スイッチ1bおよびこれらのスイッチの
接続端子(後述)を一括して収容するスイッチケースで
あり、本発明の加熱装置のスイッチケースの一例であ
る。
【0039】図5は、蓋を開けた状態にある空のスイッ
チケース8の斜視図である。スイッチケース8は、側面
にある凸部(図示せず)を後面板5bの上端付近の嵌込
穴(図示せず)に嵌込むことにより、後面板5bの上端
付近の、ファンガイド35上に取付けられる。なお、9
4は、スイッチケース8に折曲げ自在に備えられた上蓋
の折曲げ部であるが、スイッチケース8の構造の詳細に
ついては後述する。
【0040】再び図3および図4を参照して、36は、
ヒューズ2を収容するヒューズケースであり、ビス38
によりファンガイド35に固定される。
【0041】また、給電線3は、端部付近にある給電線
の一部分のブッシュ9を、後面板5bの上端付近にある
穴に嵌込むことによって、固定される。なお、給電線3
のからは、3a〜3cの3つの端子が出ているが、端子
3aは給電線3の商用交流電流が流れ込む側の線に接続
されており、端子3bは、接地側に接続されている。そ
して、端子3aおよび3bは、スイッチケース8内の電
流流入側スイッチ1aおよび接地側スイッチ1bにそれ
ぞれ接続され、さらに、端子3bは、ビス42によっ
て、本体枠5に接続され、最終的にはマグネトロン10
および周辺部品の接地部分(図1参照)に接続される。
なお、図4においては、各部品間を電気的に接続する配
線は省略されている。
【0042】次に、スイッチケース8の構造について詳
細に説明する。図5を参照して、スイッチケース8は、
胴部81と、上蓋82と、下蓋83と、胴部81を上下
にほぼ2分する中板84とを備えている。胴部81は断
面が四角の柱体であるが、その一側面に、ばね状の作動
片80が形成されている。作動片80は一端を胴部81
に支持され、他端は胴部81と接点を持たない構造を有
しており、その垂直方向の幅は胴部81の他の部分より
も狭くなっている。また、作動片80の他端には、羽根
部85形成されている。
【0043】上蓋82および下蓋83は、それぞれ折曲
げ部94および95で、胴部81と折曲げ自在に接続さ
れている。また、図5では、上蓋82および下蓋83は
開状態であるが、両者を閉状態にするには、折曲げ部9
4および95のそれぞれ向い側にある蓋先端部88およ
び89をそれぞれ胴部81の端部90および91に接触
させる。なお、蓋先端部88および89ならびに端部9
0および91には、上述の接触の際に嵌込む突起部なら
びにその突起部が嵌込まれる穴が適宜設けられている
が、図5では図示を省略している。
【0044】ここで、スイッチケース8は、図4に示す
ように本体枠5に取付けられる際には、上蓋82の折曲
げ部94が後面板5bに正対する位置になるように取付
けられているため、蓋先端部88が後面板5bに接触す
る。したがって、上蓋82が閉状態にあるスイッチケー
ス8が本体枠5に取付けられていれば、蓋先端部88が
フランジ5fによって押さえられるために、上蓋82は
勝手に開状態になることがない。
【0045】また、このスイッチケース8には、前述の
ように、電流流入側スイッチ1aおよび接地側スイッチ
1b(図1参照)を収容することができるが、ここで
は、これらの2つのスイッチが、中板84を挟んで上下
に1個ずつ配置される。
【0046】また、中板84および下蓋83には、その
隅に切込み87および86が形成されている。中板84
上の切込み87は、下蓋83が閉状態にされた場合に下
蓋83上の切込み86に対応するような位置に形成され
ており、たとえば、下蓋83を閉じ、上蓋82を開いて
上から覗いた場合に、切込み87,86を通してスイッ
チケース8の下の空間が見えるようになっている。切込
み87および86がこのような位置関係で形成されてい
ることにより、スイッチケース8内の上側に収容された
スイッチの接続端子から延びる配線を、切込み87,8
6を通らせてスイッチケース8の下側に伸ばすことがで
きるため、上蓋82および下蓋83の閉時に、下側に収
容されたスイッチの接続端子から延びる配線とともに、
切込み86の一箇所から外部へと伸ばすことができる。
【0047】また、胴部81の右上端部および左上端部
には、スイッチケース8が後面板5bに取付けられる際
に後面板5bの上端部に形成された嵌込穴に嵌込まれる
凸部92,93が形成されている。
【0048】次に、スイッチケース8に電流流入側スイ
ッチ1aおよび接地側スイッチ1bが収容される態様に
ついて図6および図7を参照して説明する。
【0049】図6は、スイッチケース8内に電流流入側
スイッチ1aおよび接地側スイッチ1bを収容し、上蓋
82および下蓋83が開状態にある場合のスイッチケー
ス8を示す図であり、(a)は上面図であり、(b)は
底面図である。
【0050】また、図7は、図6の中板84、作動片8
0、電流流入側スイッチ1aおよび接地側スイッチ1b
の位置関係を説明するための図であり、図7は、図6
(a)のVII−VII線に沿う部分的な矢視断面図で
ある。
【0051】図6(a)を参照して、スイッチケース8
内の中板84の上には、電流流入側スイッチ1aが配置
されている。この電流流入側スイッチ1aは、スイッチ
ケース8内に備えられた固定部材96aによって固定さ
れている。この電流流入側スイッチ1aは、押圧される
ことにより電流流入側スイッチ1aに図1の電源回路を
閉路させる入力ボタン29aを備えており、入力ボタン
29aは、作動片80に対向するように配置されてい
る。そして、この入力ボタン29aは、羽根部85が後
述のスイッチ入力部材(ビス7)によってスイッチケー
ス8の内側方向に押圧されることにより、作動片80に
押され、電流流入側スイッチ1aに図1の電源回路を閉
路させる。なお、作動片80の羽根部85は、破線で示
した、作動片80が形成される面よりも内部に形成され
ている。また、スイッチ入力部材7は、本体枠5内に挿
入されることにより、羽根部85を押圧する。
【0052】配線97a,98aは、電流流入側スイッ
チ1aが、給電線3とヒューズ2に接続される(図1参
照)際に用いられるものであり、絶縁材料で覆われてい
る。なお、99aは、電流流入側スイッチ1aと配線9
8aとの間に挿入されている接続端子である。また、配
線97a,98aは、中板84に形成された切込み87
から、中板84の下側へと導かれている。
【0053】図6(b)を参照して、スイッチケース8
内の中板84の下には、接地側スイッチ1bが配置され
ている。なお、接地側スイッチ1bは、固定部材96b
によって固定されている。
【0054】接地側スイッチ1bには、絶縁材料で覆わ
れた配線97b,98bが接続されており、99bは、
接地側スイッチ1bと配線98bとの間に挿入されてい
る接続端子である。なお、下蓋83の閉時には、配線9
7b,98bは、裏面から切込み87を通って導かれて
きた配線97a,98aとともに、下蓋83に形成され
る切込み86を通って、スイッチケース8の外に導かれ
る。
【0055】次に、作動片80と入力ボタン29a,2
9bとの位置関係について説明する。接地側スイッチ1
bは、電流流入側スイッチ1aの入力ボタン29aと同
様に、押圧されることにより接地側スイッチ1bに図1
の電源回路を閉路させる入力ボタン29bを備えてお
り、入力ボタン29bも、作動片80に相対するように
配置されている。図7を参照して、入力ボタン29aと
入力ボタン29bは、電流流入側スイッチ1aと接地側
スイッチ1bのそれぞれ先端から作動片80に向かって
突き出ている。また、接地側スイッチ1bと電流流入側
スイッチ1aは、両者は中板84に対して対称に配置さ
れている。したがって、作動片80は、入力ボタン29
a,29bを同時に押圧できるように構成されている。
【0056】つまり、本実施の形態の加熱装置のスイッ
チケースにおいては、作動片は、加熱装置において外装
スイッチが複数の入力ボタンを有する場合でも、当該複
数の入力ボタンを押圧できるように構成されている。ま
た、加熱装置において当該複数の入力ボタンが一方向
(本実施の形態では、図7における縦方向)に並んで設
けられる場合には、作動片がスイッチ入力部材7に押圧
されることにより、作動片の第1の方向についての他端
(本実施の形態では、後述する羽根部85側の端部)が
及ぼす力を、方向を変えることなくそのまま複数の入力
ボタンの押圧に用いることができる。
【0057】次に、図8を参照しつつ、スイッチ入力部
材7に押圧されることによる羽根部85の変位、およ
び、本発明のスイッチケースに設けられる中間部材の構
成について説明する。図8は、羽根部85がスイッチ入
力部材7に押圧される際の羽根部85の変位、および、
前述の中間部材の構造を説明するため図である。図8
(a)は、羽根部85が押圧される前の状態を、図8
(b)は、羽根部85が押圧されている状態を、それぞ
れ示している。
【0058】図8(a)に示す状態から、スイッチ入力
部材7が羽根部85を押圧することにより、作動片80
の羽根部85側の端部が入力ボタン29aを押圧する。
なお、図7を用いて説明したように、入力ボタン29a
が押圧されるのと同時に、入力ボタン29bも押圧され
る。ここで、図8(a)に示すように、羽根部85は、
スイッチ入力部材7に押圧される前には、作動部80の
先端から図8(a)の右斜め下方に向かって伸びてい
る。そして、図8(b)に示すように、スイッチ入力部
材7によって押圧されると、羽根部85は、スイッチ入
力部材7に対してほぼ垂直になるよう変位する。これに
より、スイッチ入力部材7が羽根部85からずれてしま
うことを極力回避でき、スイッチ入力部材7が羽根部8
5を押圧した状態を安定して継続できることになる。
【0059】また、スイッチ入力部材7は、後述するよ
うに、外装フランジ41を介して羽根部85を押圧す
る。したがって、外装フランジ41の縦方向の幅を、設
計変更により大きくしない限り、スイッチ入力部材7
は、図8(c)に示すように、羽根部85の上部の点P
を押圧することになる。
【0060】[発明が解決しようとする課題]の欄にお
いても述べたように、作動片80において、点P(図8
(c)参照)のような中心でない点に継続的に力を印加
されると、作動片80において、点Pの周辺が力が印加
される方向に、点Pの下方が力の印加される方向とは逆
方向に、それぞれ反るように変形する。そこで、本実施
の形態のスイッチケース8では、作動片80と、胴部8
1の一部であって作動片80と対向する対向板81aと
の間に、中間部材8aを載置している。
【0061】中間部材8aは、図8(c)に示すよう
に、作動片80の上方に載置されている。これにより、
作動片80が点Pという上方をスイッチ入力部材7に押
圧されても、その際に作動片80に印加される力を中間
部材8aが吸収するため、結果として、作動片80の上
方の強度を、その下方の強度よりも高くできる。そし
て、この中間部材8aを備えることにより、作動片80
において、上記のように部分的に反るような変形が生じ
ることを回避できる。
【0062】図8(d)に、中間部材8aの構造を示
す。中間部材8aは、その上部に凸部8bを有してお
り、この凸部8bを作動片80に引っかけることによ
り、対向板81aと作動片80に挟まれる空間の上方に
固定される。なお、中間部材8aの凸部8b以外の部分
の厚みは、作動片80がスイッチ入力部材7に押圧され
た際に作動片80と接触する程度であればよく、対向板
81aと作動片80の間の幅と同様であることが好まし
い。また、中間部材8aを、適切な接着剤により対向板
81aまたは作動片80に接着することも、好ましい。
【0063】なお、作動片80の上方の強度を、作動片
80の下方の強度よりも高くする態様は、中間部材8a
によるものに限定されない。たとえば、作動片80の厚
さを、上方を下方より厚くしてもよい。この場合、中間
部材8aによれば、作動片80について従来のものと設
計変更を行なう必要が無く、作動片80の厚さを変更す
ることによれば、より少ない部品点数で、スイッチケー
ス8を構成することができる。
【0064】次に、接地側スイッチ1bと電流流入側ス
イッチ1aとを内包したスイッチケース8が本体枠5に
固定される際の本体枠5の構造の詳細について説明す
る。
【0065】図9(a)は、本体枠5の部分的な平面図
であり、図4(a)の平面図の中のスイッチケース8お
よびブッシュ9を含んだ部分の拡大図である。なお、図
9(a)では、スイッチケース8の上蓋82と本体枠5
のフランジ5fが省略されている。また、41は、外装
部4に形成された本体枠5に外装部4を装着した場合
(図2参照)に本体枠5の後面上端に位置する外装フラ
ンジである。また、図9(b)は、図9(a)における
スイッチ入力部材7、外装フランジ41上の穴63およ
び後面板5b上の通し穴66の位置関係を説明するため
の図である。
【0066】図10は、本体枠5および外装部4の後面
側の構造を部分的に示す図であり、(a)は、外装部4
を装着した本体枠5の背面図であり、(b)は、外装部
4の背面図であり、(c)は、外装部4を装着していな
い本体枠5の背面図である。
【0067】図9および図10を参照して、スイッチケ
ース8に内包される電流流入側スイッチ1aは、配線9
7a,98aによって、ヒューズ2の一端と給電線3と
に接続されている。また、中板84の裏側にある接地側
スイッチ1bは、配線98bによって、給電線3と接続
されている。ここで、ヒュ−ズ2の他端から伸びる配線
および配線97bについては図示を省略している。
【0068】図10(b)を参照して、外装部4の後方
の端部46,48には、平面4a,4c(図2参照)に
垂直に外装フランジ41,43が形成されている。ま
た、スイッチケース8は、凸部92,93(図5参照)
を、本体枠5の背面に形成された嵌込穴67,68(図
10(c)参照)に嵌込むことによって、本体枠5に固
定される。なお、この嵌込穴67,68は、図10
(a)に示すように、本体枠5に外装部4が装着される
と、外装フランジ41によって覆われるような位置に形
成されている。
【0069】また、給電線3のブッシュ9は、本体枠5
の後面側に形成されたブッシュ穴60(図10(c)参
照)に差し込まれることによって、固定される。前述の
ように、スイッチケース8内の接地側スイッチ1bと電
流流入側スイッチ1aとは、給電線3に接続されている
が、この接続を行なう配線98a,98bの長さは余裕
を少なく構成されている。したがって、給電線3のブッ
シュ9が本体枠5に固定されることによっても、スイッ
チケース8は本体枠5に固定されることになる。
【0070】図9(a)において、電流流入側スイッチ
1aの入力ボタン29aは、ビス(スイッチ入力部材)
7によって羽根部85が押さえられることにより、作動
片80に押さえられている。なお、破線で示した180
および185は、それぞれ、羽根部85が押さえられる
前の作動片および羽根部を示している。このビス7は、
外装フランジ41に形成されたネジ穴63にねじ込まれ
ることにより、外装部4に固定され、さらに、外装部4
が本体枠5に固定されることにより、本体枠5に固定さ
れる。しかし、本体枠5の後面板5b上のビス7が通過
する部分には、ビス7にとっては大きすぎる通し穴66
が形成されている。したがって、ビス7は、外装部4に
は固定可能であるが、外装部4が装着されていない本体
枠5には固定されることができないようになっている。
【0071】今回開示された実施の形態は、全ての点で
例示であって、制限的なものではないと考えられるべき
である。本発明は、上記した説明でなく、前掲の特許請
求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味
および範囲内のすべての変更が含まれることが意図され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスイッチケースを含む加熱装置の一例
である電子レンジの電気的構成を模式的に示す図であ
る。
【図2】図1の電子レンジの本体部分の分解斜視図であ
る。
【図3】図2の本体枠の部分的な分解斜視図である。
【図4】(a)は図2の本体枠の平面図であり、(b)
は本体枠の右側面図である。
【図5】本発明の一実施の形態のスイッチケースの斜視
図である。
【図6】(a)は図5のスイッチケースの上面図であ
り、(b)は図5のスイッチケースの底面図である。
【図7】図6(a)のVII−VII線に沿う部分的な
矢視断面図である。
【図8】羽根部がスイッチ入力部材に押圧される際の作
動片周辺の状態および中間部材の構造を示す図である。
【図9】(a)は、図2の本体枠の部分的な平面図であ
り、(b)は、(a)におけるスイッチ入力部材、穴お
よび通し穴の位置関係を説明するための図である。
【図10】(a)は、外装部を装着した本体の部分的な
背面図であり、(b)は、外装部の部分的な背面図であ
り、(c)は、外装部を装着していない本体枠の部分的
な背面図である。
【図11】一般的な電子レンジの斜視図である。
【図12】従来のスイッチケースの斜視図である。
【図13】一般的な電子レンジの後面を部分的に示す図
である。
【図14】従来のスイッチケースの作動片を示す図であ
る。
【図15】従来のスイッチケースの作動片を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 外装スイッチ 1a 電流流入側スイッチ 1b 接地側スイッチ 4 外装部 5 本体枠 5b 後面板 5d 加熱室 7 ビス 8a 中間部材 29a,29b 入力ボタン 41,43 外装フランジ 61〜65 穴 66 通し穴 80 作動片 85 羽根

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱手段と、前記加熱手段に電力を供給
    する電源回路と、加熱装置の外郭を覆う着脱可能な外装
    部と、前記外装部が前記加熱装置の外郭から脱離された
    ときに前記電源回路を開路するための外装スイッチとを
    含む加熱装置のスイッチケースであって、 前記外装スイッチを収容し、 第1の方向と前記第1の方向と交わる第2の方向とに広
    がる板体からなる作動片を含み、 前記作動片は、 前記第1の方向についての一端を固定され、 前記第1の方向についての他端であって前記第2の方向
    についての一方側を押圧されることにより、前記第1の
    方向についての他端を所定の位置に当接して前記外装ス
    イッチに前記電源回路の開閉を切換えさせ、 前記第2の方向についての一方側が他方側よりも高い強
    度を有するように構成される、加熱装置のスイッチケー
    ス。
  2. 【請求項2】 前記作動片に対向し、前記作動片の前記
    第1の方向についての一端が固定される対向板と、 前記対向板と前記作動片の間であって前記第2の方向に
    ついての一方側に載置され、前記作動片が前記第2の方
    向についての一方側を押圧されたときに、前記作動片と
    接触する中間部材とをさらに含む、請求項1に記載の加
    熱装置のスイッチケース。
  3. 【請求項3】 前記作動片は、前記第2の方向について
    の一方側が他方側よりも厚く構成される、請求項1に記
    載の加熱装置のスイッチケース。
  4. 【請求項4】 前記外装スイッチは、前記電源回路を開
    路するための複数の入力ボタンを有し、 前記作動片は、前記第1の方向についての他端を所定の
    位置に当接する際に、前記複数の入力ボタンを押圧する
    ことにより、前記外装スイッチの開閉を切換えさせる、
    請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の加熱装置の
    スイッチケース。
  5. 【請求項5】 前記複数の入力ボタンは、前記第2の方
    向に並ぶ、請求項4に記載の加熱装置のスイッチケー
    ス。
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