JPH1127327A - 通信コントローラ - Google Patents
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- JPH1127327A JPH1127327A JP7988798A JP7988798A JPH1127327A JP H1127327 A JPH1127327 A JP H1127327A JP 7988798 A JP7988798 A JP 7988798A JP 7988798 A JP7988798 A JP 7988798A JP H1127327 A JPH1127327 A JP H1127327A
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04M—TELEPHONIC COMMUNICATION
- H04M7/00—Arrangements for interconnection between switching centres
- H04M7/0024—Services and arrangements where telephone services are combined with data services
- H04M7/0057—Services where the data services network provides a telephone service in addition or as an alternative, e.g. for backup purposes, to the telephone service provided by the telephone services network
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L12/00—Data switching networks
- H04L12/66—Arrangements for connecting between networks having differing types of switching systems, e.g. gateways
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L45/00—Routing or path finding of packets in data switching networks
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L9/00—Cryptographic mechanisms or cryptographic arrangements for secret or secure communications; Network security protocols
- H04L9/40—Network security protocols
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L69/00—Network arrangements, protocols or services independent of the application payload and not provided for in the other groups of this subclass
- H04L69/08—Protocols for interworking; Protocol conversion
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L69/00—Network arrangements, protocols or services independent of the application payload and not provided for in the other groups of this subclass
- H04L69/30—Definitions, standards or architectural aspects of layered protocol stacks
- H04L69/32—Architecture of open systems interconnection [OSI] 7-layer type protocol stacks, e.g. the interfaces between the data link level and the physical level
- H04L69/322—Intralayer communication protocols among peer entities or protocol data unit [PDU] definitions
- H04L69/325—Intralayer communication protocols among peer entities or protocol data unit [PDU] definitions in the network layer [OSI layer 3], e.g. X.25
Abstract
(57)【要約】
【課題】 互換性のない通信ネットワークをお互い接続
し、確立された通信が運ばれるネットワークを含む相互
接続されたネットワークのサービス品質をモニタリング
を提供する。 【解決手段】 本通信コントローラは、ネットワークの
サービス品質をモニタリング、測定する能力を有し、ネ
ットワークの許容できるサービス品質を規定する基準を
備えている。情報信号がルーティングされる通信ネット
ワークのサービス品質が許容できないレベルまで劣化す
れば、通信コントローラは許容できるサービス品質を有
する複数の通信ネットワークのうちの他のものを通して
情報信号を再ルーティングする。
し、確立された通信が運ばれるネットワークを含む相互
接続されたネットワークのサービス品質をモニタリング
を提供する。 【解決手段】 本通信コントローラは、ネットワークの
サービス品質をモニタリング、測定する能力を有し、ネ
ットワークの許容できるサービス品質を規定する基準を
備えている。情報信号がルーティングされる通信ネット
ワークのサービス品質が許容できないレベルまで劣化す
れば、通信コントローラは許容できるサービス品質を有
する複数の通信ネットワークのうちの他のものを通して
情報信号を再ルーティングする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、異なる通信ネット
ワークの相互接続に関し、特に、ネットワークの間に情
報信号をルーティングするデバイスおよび方法に関す
る。
ワークの相互接続に関し、特に、ネットワークの間に情
報信号をルーティングするデバイスおよび方法に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】通信ネットワークは、通信チャネルを用
いて通信機器（電話、コンピュータ、モデム、ビデオと
ランシーバ等）の相互接続であり、通信機器の間を情報
信号を運ぶ。通信チャネルは、情報信号を運ぶ様々な異
なる種類の媒体とすることができる。通信チャネルは、
金属ワイヤ、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、空中
（無線システムのため）において実操することができ
る。通信機器は、情報信号を送信および／または受信す
ることができるいかなる機器であってもよい。
いて通信機器（電話、コンピュータ、モデム、ビデオと
ランシーバ等）の相互接続であり、通信機器の間を情報
信号を運ぶ。通信チャネルは、情報信号を運ぶ様々な異
なる種類の媒体とすることができる。通信チャネルは、
金属ワイヤ、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、空中
（無線システムのため）において実操することができ
る。通信機器は、情報信号を送信および／または受信す
ることができるいかなる機器であってもよい。
【０００３】近年では、データネットワークとして知ら
れる通信ネットワークの利用が劇的に増加している。そ
のデータネットワークの有名なものとしては、いわゆる
インターネットがある。データネットワークは、情報信
号が、ネットワーク上をディジタル形態で運ばれるよう
な通信ネットワークである。すなわち、なんらかの種類
の情報を表すディジタルビット（ディジタルデータ、デ
ィジタル化音声、ディジタル化ビデオ、ファクシミリデ
ータ等）は、ヘッダビット、トレーラビットとして知ら
れる他のデータビットとともにグループ化される。この
ヘッダビットやトレーラビットは、送信されるデータお
よび／またはネットワークが用いる特定の通信プロトコ
ルの情報を表す。ビットのグループはそれぞれ、パケッ
トと呼ばれる。各パケットは、情報信号の一部であった
り、情報信号と関連づけられている場合が多い。情報信
号は、データ、音声、ビデオ等の通信信号であることが
できる。
れる通信ネットワークの利用が劇的に増加している。そ
のデータネットワークの有名なものとしては、いわゆる
インターネットがある。データネットワークは、情報信
号が、ネットワーク上をディジタル形態で運ばれるよう
な通信ネットワークである。すなわち、なんらかの種類
の情報を表すディジタルビット（ディジタルデータ、デ
ィジタル化音声、ディジタル化ビデオ、ファクシミリデ
ータ等）は、ヘッダビット、トレーラビットとして知ら
れる他のデータビットとともにグループ化される。この
ヘッダビットやトレーラビットは、送信されるデータお
よび／またはネットワークが用いる特定の通信プロトコ
ルの情報を表す。ビットのグループはそれぞれ、パケッ
トと呼ばれる。各パケットは、情報信号の一部であった
り、情報信号と関連づけられている場合が多い。情報信
号は、データ、音声、ビデオ等の通信信号であることが
できる。
【０００４】プロトコルは、特定のルールの集合を表
す。これにより、データネットワーク（他の種類の通信
ネットワークも）内の通信機器の全てまたは一部が通信
を開始し、情報を運び、通信を確立する。このように、
データネットワークの一部である通信機器（コンピュー
タ、モデム、ファクシミリ装置、他のディジタル通信機
器等）のすべてまたは一部は、プロトコルに従い、情報
を送信及び受信する。プロトコルは、データネットワー
クにより規定され、データネットワークが従う確立され
た通信標準である。例として、インターネットの確立さ
れたプロトコルとしては、周知のＩＰプロトコルとその
上位層のプロトコル（ＴＣＰ／ＩＰ、ＵＤＰ等）があり
すべてのインターネットのユーザが従う。
す。これにより、データネットワーク（他の種類の通信
ネットワークも）内の通信機器の全てまたは一部が通信
を開始し、情報を運び、通信を確立する。このように、
データネットワークの一部である通信機器（コンピュー
タ、モデム、ファクシミリ装置、他のディジタル通信機
器等）のすべてまたは一部は、プロトコルに従い、情報
を送信及び受信する。プロトコルは、データネットワー
クにより規定され、データネットワークが従う確立され
た通信標準である。例として、インターネットの確立さ
れたプロトコルとしては、周知のＩＰプロトコルとその
上位層のプロトコル（ＴＣＰ／ＩＰ、ＵＤＰ等）があり
すべてのインターネットのユーザが従う。
【０００５】パケットは、パケット交換と呼ばれる周知
の方法によりネットワークを通してルーティングされ
る。パケット交換ネットワークでは、各パケットは、デ
ータネットワーク内をポイントからポイントへとルーテ
ィングされる。情報信号の一部を表す１つのパケットに
よりパケットが選択したパスは、同じ情報信号の他のパ
ケットが選択するパスとは異なってもよい。まとめる
と、ネットワークルーティング方式またはアルゴリズム
は、ネットワークの各ポイントにてパケットがとったパ
スをそのパケットが目的ポイントへと到達するまで指示
する。パケットに含まれるヘッダピットまたはトレーラ
ビットは、通常、発信、宛先、他のパッケットの間のそ
のパケットの順番に関する情報を符号化するのに用いら
れている。また、ネットワーク内を通信機器が用いるル
ーティングアルゴリズムは、特定の情報信号に対するパ
ケットがその適切な宛先へと到達することを可能とす
る。パケット交換ネットワークは、一般に、パケット交
換を用いない他の通信ネットワークと比較して、多くの
種類の通信に対して効率的なネットワークと考えられて
いる。この一般的な見方の主な理由として、システム装
置の故障、通信リンクの故障等の故障から回復するのに
パケット交換ネットワークは優れているという理由があ
る。
の方法によりネットワークを通してルーティングされ
る。パケット交換ネットワークでは、各パケットは、デ
ータネットワーク内をポイントからポイントへとルーテ
ィングされる。情報信号の一部を表す１つのパケットに
よりパケットが選択したパスは、同じ情報信号の他のパ
ケットが選択するパスとは異なってもよい。まとめる
と、ネットワークルーティング方式またはアルゴリズム
は、ネットワークの各ポイントにてパケットがとったパ
スをそのパケットが目的ポイントへと到達するまで指示
する。パケットに含まれるヘッダピットまたはトレーラ
ビットは、通常、発信、宛先、他のパッケットの間のそ
のパケットの順番に関する情報を符号化するのに用いら
れている。また、ネットワーク内を通信機器が用いるル
ーティングアルゴリズムは、特定の情報信号に対するパ
ケットがその適切な宛先へと到達することを可能とす
る。パケット交換ネットワークは、一般に、パケット交
換を用いない他の通信ネットワークと比較して、多くの
種類の通信に対して効率的なネットワークと考えられて
いる。この一般的な見方の主な理由として、システム装
置の故障、通信リンクの故障等の故障から回復するのに
パケット交換ネットワークは優れているという理由があ
る。
【０００６】パケット交換ネットワーク以前には、多く
の通信ネットワークは、回線交換という異なる方式を用
いていた。パケット交換と比較して回線回路は、二つの
ポイントの間を情報を運ぶ特定の通信パス（チャネル）
を規定するようにネットワーク資源を割り当てる。回線
交換は、周知のＰＯＴＳ（Plain Old Telephone Syste
m）ネットワークまたはＰＳＴＮ（Public Switched Tel
ephone Network）のような電話システムにおいて広く用
いられていて、ここでは、特定の通信パス（チャネル、
回線）がお互い通信したいと望む特定のユーザのために
割り当てられる。
の通信ネットワークは、回線交換という異なる方式を用
いていた。パケット交換と比較して回線回路は、二つの
ポイントの間を情報を運ぶ特定の通信パス（チャネル）
を規定するようにネットワーク資源を割り当てる。回線
交換は、周知のＰＯＴＳ（Plain Old Telephone Syste
m）ネットワークまたはＰＳＴＮ（Public Switched Tel
ephone Network）のような電話システムにおいて広く用
いられていて、ここでは、特定の通信パス（チャネル、
回線）がお互い通信したいと望む特定のユーザのために
割り当てられる。
【０００７】例としてＰＳＴＮ通信ネットワークの場合
において、ＡがＢへとＰＳＴＮ通信ネットワークにつな
がった電話を介して発呼しようとする。ＡはＢの番号を
ダイヤルする。このダイヤル番号は、発呼者と被呼者の
間の通信を開始するためのＰＳＴＮプロトコルにおいて
用いられるシグナリングの一部であり、ネットワークに
より認識され、ネットワークはＡとＢの間の通信パスを
確立する。この特定の通信パスは、一方により通話を終
了するまでＡとＢにより用いられる。情報信号（デジタ
ル化音声サンプルの連続ストリーム）は、一方が電話の
通話を終了するまで同じ通信パス上を運ばれる。ＰＳＴ
Ｎのような回線交換ネットワークは、特に突発性、バー
スティな通信に対して、パケット交換ネットワークより
も非効率的であると考えられている。これは回線交換ネ
ットワークが資源を割り当てる方法のためである。
において、ＡがＢへとＰＳＴＮ通信ネットワークにつな
がった電話を介して発呼しようとする。ＡはＢの番号を
ダイヤルする。このダイヤル番号は、発呼者と被呼者の
間の通信を開始するためのＰＳＴＮプロトコルにおいて
用いられるシグナリングの一部であり、ネットワークに
より認識され、ネットワークはＡとＢの間の通信パスを
確立する。この特定の通信パスは、一方により通話を終
了するまでＡとＢにより用いられる。情報信号（デジタ
ル化音声サンプルの連続ストリーム）は、一方が電話の
通話を終了するまで同じ通信パス上を運ばれる。ＰＳＴ
Ｎのような回線交換ネットワークは、特に突発性、バー
スティな通信に対して、パケット交換ネットワークより
も非効率的であると考えられている。これは回線交換ネ
ットワークが資源を割り当てる方法のためである。
【０００８】回線交換通信ネットワークは、電話ネット
ワークに用いられることが多い。今日の電話ネットワー
クは、アナログ音声信号をルーティングするために電子
機械的交換をする初期の電話システムのデジタル版であ
る。世界中の回線交換通信システム（電話システムがほ
とんど）の基盤は、このようなデジタル通信の到来の前
に現今確立されている。デジタル通信が到来してこれら
ネットワークの多くは現在情報信号をデジタル形態で伝
送しているが、未だ回線交換を用いている。
ワークに用いられることが多い。今日の電話ネットワー
クは、アナログ音声信号をルーティングするために電子
機械的交換をする初期の電話システムのデジタル版であ
る。世界中の回線交換通信システム（電話システムがほ
とんど）の基盤は、このようなデジタル通信の到来の前
に現今確立されている。デジタル通信が到来してこれら
ネットワークの多くは現在情報信号をデジタル形態で伝
送しているが、未だ回線交換を用いている。
【０００９】パケット交換ネットワークおよび回線交換
ネットワークは用いるプロトコルが異なるので互換性は
ない。パケット交換ネットワークのユーザは、回線交換
ネットワークのユーザと通信することができない。回線
交換通信ネットワークからパケット交換通信ネットワー
クへの全体の交換は、コスト的に現実的ではない。した
がって、両方の種類のネットワークが同時に存在する時
期が長くなるであろう。多くの状況において、回線交換
ネットワークのユーザがパケット交換ネットワークのユ
ーザと通信する必要がある場合がある。また、互換性の
ないパケット交換ネットワークのユーザがお互い通信す
ることが必要な場合もある。これはパケット交換ネット
ワークの全てが同じプロトコルを使うわけではないから
である。さらに重要なことに、回線交換通信ネットワー
クのユーザがパケット交換ネットワークの資源を用いる
ことは望ましい。すなわち、回線交換ネットワークのユ
ーザは、パケット交換ネットワークを介して情報信号を
実際に送受信する。このことは、多くの状況において回
線交換ネットワークのユーザは他の回線交換ネットワー
クのユーザとお互い通信するためにより効率的で低コス
トなネットワークを用いることができるので望ましい。
パケット電話（Packet Telephony）と呼ばれる特定の通
信システムはこの理論に従うシステムである。
ネットワークは用いるプロトコルが異なるので互換性は
ない。パケット交換ネットワークのユーザは、回線交換
ネットワークのユーザと通信することができない。回線
交換通信ネットワークからパケット交換通信ネットワー
クへの全体の交換は、コスト的に現実的ではない。した
がって、両方の種類のネットワークが同時に存在する時
期が長くなるであろう。多くの状況において、回線交換
ネットワークのユーザがパケット交換ネットワークのユ
ーザと通信する必要がある場合がある。また、互換性の
ないパケット交換ネットワークのユーザがお互い通信す
ることが必要な場合もある。これはパケット交換ネット
ワークの全てが同じプロトコルを使うわけではないから
である。さらに重要なことに、回線交換通信ネットワー
クのユーザがパケット交換ネットワークの資源を用いる
ことは望ましい。すなわち、回線交換ネットワークのユ
ーザは、パケット交換ネットワークを介して情報信号を
実際に送受信する。このことは、多くの状況において回
線交換ネットワークのユーザは他の回線交換ネットワー
クのユーザとお互い通信するためにより効率的で低コス
トなネットワークを用いることができるので望ましい。
パケット電話（Packet Telephony）と呼ばれる特定の通
信システムはこの理論に従うシステムである。
【００１０】パケットテレフォニーは、音声圧縮とデー
タネットワーキング技術を統合して、ＰＳＴＮではなく
パケット交換ネットワーク上で伝統的および拡張した電
話サービス（音声、通話、ファクシミリ、音声メール
等）を提供する。例としてＰＳＴＮの２ユーザ（Ａ，
Ｂ）が電話で通話していて、Ａのマイクロフォンからの
アナログ音声信号はＡ／Ｄ交換機によりデジタル化され
るとする。（８０００サンプル／秒、８ビット／サンプ
ル、全体で６４ｋビット／秒）。次にこれらのデジタル
音声サンプルは、それらを表すビットの数を減らすよう
に圧縮される。その圧縮費は通常、８：１〜１０：１の
範囲にあり、６４００ビット／秒〜８０００ビット／秒
の範囲のビットレートを得る。次にこのコンプレッサの
出力はパケットへと形成されプロトコルのヘッダビット
とトレーラビットが加えられ、パケット交換ネットワー
クを通してパケット電話システムへとそのパケットは送
信されＢにサービスする。Ｂのシステムがパケットを受
信すると、プロトコルのヘッダビットとトレーラビット
が除去され、圧縮された音声データがデコンプレッサ出
力は、Ｂのスピーカを駆動するＤ／Ａ変換器へとつなが
れる。典型的な二者間通話では、各端におけるパケット
電話システムは、送受者両方の機能を同時に行う。Ａ／
Ｄ変換器、コンプレッサ、デコンプレッサは電子機械分
野で用いられる周知の技術である。このように、パケッ
ト電話はパケット交換ネットワークと、相互作用する回
線交換ネットワーク（例、ＰＳＴＮ）の一例である。
タネットワーキング技術を統合して、ＰＳＴＮではなく
パケット交換ネットワーク上で伝統的および拡張した電
話サービス（音声、通話、ファクシミリ、音声メール
等）を提供する。例としてＰＳＴＮの２ユーザ（Ａ，
Ｂ）が電話で通話していて、Ａのマイクロフォンからの
アナログ音声信号はＡ／Ｄ交換機によりデジタル化され
るとする。（８０００サンプル／秒、８ビット／サンプ
ル、全体で６４ｋビット／秒）。次にこれらのデジタル
音声サンプルは、それらを表すビットの数を減らすよう
に圧縮される。その圧縮費は通常、８：１〜１０：１の
範囲にあり、６４００ビット／秒〜８０００ビット／秒
の範囲のビットレートを得る。次にこのコンプレッサの
出力はパケットへと形成されプロトコルのヘッダビット
とトレーラビットが加えられ、パケット交換ネットワー
クを通してパケット電話システムへとそのパケットは送
信されＢにサービスする。Ｂのシステムがパケットを受
信すると、プロトコルのヘッダビットとトレーラビット
が除去され、圧縮された音声データがデコンプレッサ出
力は、Ｂのスピーカを駆動するＤ／Ａ変換器へとつなが
れる。典型的な二者間通話では、各端におけるパケット
電話システムは、送受者両方の機能を同時に行う。Ａ／
Ｄ変換器、コンプレッサ、デコンプレッサは電子機械分
野で用いられる周知の技術である。このように、パケッ
ト電話はパケット交換ネットワークと、相互作用する回
線交換ネットワーク（例、ＰＳＴＮ）の一例である。
【００１１】パケットと回線交換ネットワークの相互作
用、互換性のないパケット交換ネットワークの間の相互
作用は、音声、データ、ビデオ信号、プロトコル情報を
通信ネットワークの二つの種類の間でクロス交換をする
ゲートウェイと呼ばれる機器を必要とする。ゲートウェ
イは、異なる通信ネットワークで用いられるプロトコル
を理解することができ、ネットワーク間の翻訳手段とし
て機能する。ゲートウェイは本来互換性のないネットワ
ーク同士の通信を確立させる。例えば、ゲートウェイは
ＰＳＴＮ上の電話等の機器がデータネットワークへつな
がれた電話機器へと通信することを可能にする。パケッ
ト電話システムに対してはゲートウェイは，ＰＳＴＮ上
で発信され着信される長距離電話通話が低コストでパケ
ット交換ネットワーク上を運ばれることを可能にする。
要するに、ゲートウェイは複数の互換性のない通信ネッ
トワークをお互い接続し、これらネットワークのいずれ
のユーザが他のネットワークと通信したり他のネットワ
ークの資源を利用することを可能にするような通信機器
である。サービスプロバイダ（ローカル電話会社のよう
なエンティティ）や長距離電話会社は通常、自分でゲー
トウェイを持っており、これらのゲートウェイを介して
ユーザの通信ネットワークへのアクセスを制御する。
用、互換性のないパケット交換ネットワークの間の相互
作用は、音声、データ、ビデオ信号、プロトコル情報を
通信ネットワークの二つの種類の間でクロス交換をする
ゲートウェイと呼ばれる機器を必要とする。ゲートウェ
イは、異なる通信ネットワークで用いられるプロトコル
を理解することができ、ネットワーク間の翻訳手段とし
て機能する。ゲートウェイは本来互換性のないネットワ
ーク同士の通信を確立させる。例えば、ゲートウェイは
ＰＳＴＮ上の電話等の機器がデータネットワークへつな
がれた電話機器へと通信することを可能にする。パケッ
ト電話システムに対してはゲートウェイは，ＰＳＴＮ上
で発信され着信される長距離電話通話が低コストでパケ
ット交換ネットワーク上を運ばれることを可能にする。
要するに、ゲートウェイは複数の互換性のない通信ネッ
トワークをお互い接続し、これらネットワークのいずれ
のユーザが他のネットワークと通信したり他のネットワ
ークの資源を利用することを可能にするような通信機器
である。サービスプロバイダ（ローカル電話会社のよう
なエンティティ）や長距離電話会社は通常、自分でゲー
トウェイを持っており、これらのゲートウェイを介して
ユーザの通信ネットワークへのアクセスを制御する。
【００１２】情報のパケットがパケット交換ネットワー
クにおいてルーティングされる方式のため、パケット交
換ネットワークの資源を用いるいずれの確立された通信
のサービス品質（ＱＯＳ）は多様である。「確立された
通信」は、プロトコルに従ってお互いが通信を開始する
少なくとも二人のユーザ（同じあるいは異なるネットワ
ークの）のプロセスであり、ユーザが通信ネットワーク
上をお互い情報を運ぶプロセスとして用いる。確立され
た通信のサービス品質は、情報信号が運ばれる通信ネッ
トワークの劣化状態によって確立された通信が許容範囲
かどうかを決める性能レベル基準である。
クにおいてルーティングされる方式のため、パケット交
換ネットワークの資源を用いるいずれの確立された通信
のサービス品質（ＱＯＳ）は多様である。「確立された
通信」は、プロトコルに従ってお互いが通信を開始する
少なくとも二人のユーザ（同じあるいは異なるネットワ
ークの）のプロセスであり、ユーザが通信ネットワーク
上をお互い情報を運ぶプロセスとして用いる。確立され
た通信のサービス品質は、情報信号が運ばれる通信ネッ
トワークの劣化状態によって確立された通信が許容範囲
かどうかを決める性能レベル基準である。
【００１３】サービス品質はビットエラーレート、パケ
ット損失レート、データジッタ、遅延変異(delay varia
tion)等の確立された通信の品質を落とす因子とともに
周知なネットワーク特性の関数である。確立された通信
の品質は許容できないレベルまで劣化することがあり、
データ損失やパケット電話システムの場合には不快な音
声信号を生んでしまう。しかし、この劣化は一時的であ
り、確立された通信の品質は許容範囲に戻る。サービス
品質パラメータおよび許容範囲の値は、ユーザ、サービ
スプロバイダ、あるいは通信装置の利用の保守、設計に
関する他のエンティティにより決められる。
ット損失レート、データジッタ、遅延変異(delay varia
tion)等の確立された通信の品質を落とす因子とともに
周知なネットワーク特性の関数である。確立された通信
の品質は許容できないレベルまで劣化することがあり、
データ損失やパケット電話システムの場合には不快な音
声信号を生んでしまう。しかし、この劣化は一時的であ
り、確立された通信の品質は許容範囲に戻る。サービス
品質パラメータおよび許容範囲の値は、ユーザ、サービ
スプロバイダ、あるいは通信装置の利用の保守、設計に
関する他のエンティティにより決められる。
【００１４】パケット交換ネットワーク（とくにインタ
ーネットのような公衆データネットワーク）に対する確
立された通信の品質の変異は予測不能で、これらネット
ワークの多くはサービス品質を補償できない。従ってユ
ーザは多くのネットワークへアクセスすることが望まし
く、これらのネットワークを賢明な方法で用いることが
望ましい。これにより、ネットワークのサービス品質が
許容レベル以下まで劣化すれば確立された通信は許容範
囲のサービス品質のネットワークへと再ルーティングさ
れる。さらに、再ルーティングは確立された通信へ破壊
を与えずに行われることが望ましい。なぜならさらにデ
ータを損失することになってしまうからである。破壊
は、送信のいかなる中断、データの損失、不快な音声、
ビデオ等の信号を生んでしまう情報信号の受信として規
定できる。
ーネットのような公衆データネットワーク）に対する確
立された通信の品質の変異は予測不能で、これらネット
ワークの多くはサービス品質を補償できない。従ってユ
ーザは多くのネットワークへアクセスすることが望まし
く、これらのネットワークを賢明な方法で用いることが
望ましい。これにより、ネットワークのサービス品質が
許容レベル以下まで劣化すれば確立された通信は許容範
囲のサービス品質のネットワークへと再ルーティングさ
れる。さらに、再ルーティングは確立された通信へ破壊
を与えずに行われることが望ましい。なぜならさらにデ
ータを損失することになってしまうからである。破壊
は、送信のいかなる中断、データの損失、不快な音声、
ビデオ等の信号を生んでしまう情報信号の受信として規
定できる。
【００１５】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、互換性のな
い通信ネットワークをお互い接続し、確立された通信が
運ばれるネットワークを含む相互接続されたネットワー
クのサービス品質をモニタリングできるようなシステム
および方法を目的とする。また、相互接続されたネット
ワークのそれぞれのサービス品質を測定し、測定したサ
ービス品質が許容できるか許容できないかを分類する基
準を開発することも必要である。
い通信ネットワークをお互い接続し、確立された通信が
運ばれるネットワークを含む相互接続されたネットワー
クのサービス品質をモニタリングできるようなシステム
および方法を目的とする。また、相互接続されたネット
ワークのそれぞれのサービス品質を測定し、測定したサ
ービス品質が許容できるか許容できないかを分類する基
準を開発することも必要である。
【００１６】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の通信ネ
ットワークの間を情報信号をルーティングする通信コン
トローラを提供する。本通信コントローラは、ネットワ
ークのサービス品質をモニタリング、測定する能力を有
し、ネットワークの許容できるサービス品質を規定する
基準を備えている。情報信号がルーティングされる通信
ネットワークのサービス品質が許容できないレベルまで
劣化すれば、通信コントローラは許容できるサービス品
質うぃ有する複数の通信ネットワークのうちの他のもの
を通して情報信号を再ルーティングする。
ットワークの間を情報信号をルーティングする通信コン
トローラを提供する。本通信コントローラは、ネットワ
ークのサービス品質をモニタリング、測定する能力を有
し、ネットワークの許容できるサービス品質を規定する
基準を備えている。情報信号がルーティングされる通信
ネットワークのサービス品質が許容できないレベルまで
劣化すれば、通信コントローラは許容できるサービス品
質うぃ有する複数の通信ネットワークのうちの他のもの
を通して情報信号を再ルーティングする。
【００１７】通信コントローラは、サービス品質のネッ
トワークに固有な測定データおよび通信コントローラが
受信したネットワーク基準データに基づいて制御信号を
受信するように構成するネットワークポートを有し、こ
のネットワークポートは、複数のネットワークから情報
信号を受信し、制御信号にしたがって情報信号をルーテ
ィングする。
トワークに固有な測定データおよび通信コントローラが
受信したネットワーク基準データに基づいて制御信号を
受信するように構成するネットワークポートを有し、こ
のネットワークポートは、複数のネットワークから情報
信号を受信し、制御信号にしたがって情報信号をルーテ
ィングする。
【００１８】
【発明の実施の形態】図１には、複数の通信ネットワー
ク１３４、１３６、１３８へつながった通信コントロー
ラ１００のアーキテクチャーを示してある。通信コント
ローラ１００は、通信リンク１４０、１４２、１４４を
介してネットワークから情報信号を受信し、ネットワー
クのサービス品質（ＱＯＳ）をモニタリングすることが
できる。情報信号は、ネットワークのユーザの間の確立
された通信の一部となることができ、情報信号が現在ル
ーティングされているネットワークのサービス品質が許
容できないレベルまで劣化したときに、確立された通信
を破壊せずに通信コントローラ１００により異なるネッ
トワークへとルーティングされる。
ク１３４、１３６、１３８へつながった通信コントロー
ラ１００のアーキテクチャーを示してある。通信コント
ローラ１００は、通信リンク１４０、１４２、１４４を
介してネットワークから情報信号を受信し、ネットワー
クのサービス品質（ＱＯＳ）をモニタリングすることが
できる。情報信号は、ネットワークのユーザの間の確立
された通信の一部となることができ、情報信号が現在ル
ーティングされているネットワークのサービス品質が許
容できないレベルまで劣化したときに、確立された通信
を破壊せずに通信コントローラ１００により異なるネッ
トワークへとルーティングされる。
【００１９】通信コントローラ１００は、連結パス１２
４を介して判断処理モジュール１０６へとつながったＱ
ＯＳモニタリングモジュール１０２を有し、連結パス１
２２を介してネットワークポート１１２へもつなっがて
いる。通信コントローラ１００は、連結パス１３０を介
して判断処理モジュール１０６へとつながったユーザ／
システム基準モジュール１０４をさらに有し、連結パス
１３２を介してネットワークポート１１２へもつながっ
ている。
４を介して判断処理モジュール１０６へとつながったＱ
ＯＳモニタリングモジュール１０２を有し、連結パス１
２２を介してネットワークポート１１２へもつなっがて
いる。通信コントローラ１００は、連結パス１３０を介
して判断処理モジュール１０６へとつながったユーザ／
システム基準モジュール１０４をさらに有し、連結パス
１３２を介してネットワークポート１１２へもつながっ
ている。
【００２０】ＱＯＳモニタリングモジュール１０２は、
ネットワークポート１１２と連結パス１２２を介して情
報信号を受信する。ネットワークポート１１２は、入情
報信号の宛先アドレスを調べることによりＱＯＳモニタ
リングモジュール１０２へむけられた情報信号を検出す
る。情報信号の宛先アドレスは通常、情報信号のプロト
コル部分に格納されたデータの一部である。ＱＯＳモニ
タリングモジュール１０２は、固有（ユニーク）なアド
レスを（システムプロマイダにより）与えることがで
き、この固有なアドレスを含むネットワークポート１１
２が受信した情報信号はＱＯＳモニタリングモジュール
１０２へと転送される。ネットワークポート１１２は上
述のＱＯＳモニタリングモジュール１０２へむけられた
情報信号を検出する方法には限定されず、ネットワーク
ポート１１２は情報信号を検出する他の方法を用いるこ
とができる。
ネットワークポート１１２と連結パス１２２を介して情
報信号を受信する。ネットワークポート１１２は、入情
報信号の宛先アドレスを調べることによりＱＯＳモニタ
リングモジュール１０２へむけられた情報信号を検出す
る。情報信号の宛先アドレスは通常、情報信号のプロト
コル部分に格納されたデータの一部である。ＱＯＳモニ
タリングモジュール１０２は、固有（ユニーク）なアド
レスを（システムプロマイダにより）与えることがで
き、この固有なアドレスを含むネットワークポート１１
２が受信した情報信号はＱＯＳモニタリングモジュール
１０２へと転送される。ネットワークポート１１２は上
述のＱＯＳモニタリングモジュール１０２へむけられた
情報信号を検出する方法には限定されず、ネットワーク
ポート１１２は情報信号を検出する他の方法を用いるこ
とができる。
【００２１】ＱＯＳモニタリングモジュール１０２が受
信した情報信号は、ネットワークのサービス品質の測定
データを含むモニタ信号として規定できる。モニタ信号
は、単に、ネットワークにおけるモニタリング装置（図
示せず）が測定したサービス品質のネットワーク特性を
含む情報信号である。サービス品質のネットワーク特性
測定データは、ビットエラーライト、パケットエラーレ
ート、データジッタのようなネットワーク特性を表す。
通信ネットワークは通常、これらのネットワーク特性を
測定する多様なモニタリング装置（図示せず）を有し、
ゲートウェイのようなネットワークの他の装置がこのデ
ータを利用可能にする。
信した情報信号は、ネットワークのサービス品質の測定
データを含むモニタ信号として規定できる。モニタ信号
は、単に、ネットワークにおけるモニタリング装置（図
示せず）が測定したサービス品質のネットワーク特性を
含む情報信号である。サービス品質のネットワーク特性
測定データは、ビットエラーライト、パケットエラーレ
ート、データジッタのようなネットワーク特性を表す。
通信ネットワークは通常、これらのネットワーク特性を
測定する多様なモニタリング装置（図示せず）を有し、
ゲートウェイのようなネットワークの他の装置がこのデ
ータを利用可能にする。
【００２２】ＱＯＳモニタリングモジュール１０２はま
た、テスト信号を連結パス１２２を通してネットワーク
ポート１１２と通信リンク１４０、１４２、１４４を介
して多様なネットワーク１３４、１３８へと送信するこ
とにより、ネットワーク特性を測定することができる。
このテスト信号は、サービス品質のネットワーク特性測
定データが周知の測定技術によりＱＯＳモニタリングモ
ジュール１０２により」得られるような情報信号であ
る。得られるサービス品質のネットワーク特性測定デー
タは、テスト信号がルーティングされた特定のネットワ
ークのサービス品質を表す。ＱＯＳモニタリングモジュ
ール１０２により最終的に受信される。ＱＯＳモニタリ
ングモジュール１０２は、単にテスト信号がネットワー
クを通して伝搬して通信コントローラ１００へと戻るま
での時間を測定することにより測定するようにテスト信
号をを用いてネットワーク伝搬遅延を判断することがで
きる。他のネットワーク特性（ビットエラーレート、パ
ケットエラーレート等）は、同様な周知の信号測定技術
により測定できる。
た、テスト信号を連結パス１２２を通してネットワーク
ポート１１２と通信リンク１４０、１４２、１４４を介
して多様なネットワーク１３４、１３８へと送信するこ
とにより、ネットワーク特性を測定することができる。
このテスト信号は、サービス品質のネットワーク特性測
定データが周知の測定技術によりＱＯＳモニタリングモ
ジュール１０２により」得られるような情報信号であ
る。得られるサービス品質のネットワーク特性測定デー
タは、テスト信号がルーティングされた特定のネットワ
ークのサービス品質を表す。ＱＯＳモニタリングモジュ
ール１０２により最終的に受信される。ＱＯＳモニタリ
ングモジュール１０２は、単にテスト信号がネットワー
クを通して伝搬して通信コントローラ１００へと戻るま
での時間を測定することにより測定するようにテスト信
号をを用いてネットワーク伝搬遅延を判断することがで
きる。他のネットワーク特性（ビットエラーレート、パ
ケットエラーレート等）は、同様な周知の信号測定技術
により測定できる。
【００２３】ＱＯＳモニタリングモジュール１０２は、
送信されたテスト信号において適切なプロトコル情報を
含み、これらのテスト信号が測定されモニタリングされ
るネットワークにより認識され処理される。例として、
もしパケット交換ネットワークが測定されれば、ＱＯＳ
モニタリングモジュール１０２はテスト信号に対するパ
ケットそれぞれにおける適切なヘッダおよび／またはト
レーラビットを含む。特定のネットワークに向けられた
テスト信号は、ネットワークポート１１２によりそのネ
ットワークに対応するデータＩ／Ｏポイントへと適切に
ルーティングされ留。ネットワークポート１１２は、テ
スト信号のアドレスを検出することにより、テスト信号
を適切なデータＩ／Ｏポイントへとルーティングする。
ＱＯＳモニタリングモジュール１０２は、モニタリング
され測定されるネットワークに対応するテスト信号のプ
ロトコル部分においてアドレスを含むことができる。Ｑ
ＯＳモニタリングモジュール１０２は、連続的に、周期
的にまたは非周期的にネットワークの一部またはすべて
の特性を測定することができる。ＱＯＳモニタリングモ
ジュール１０２が測定しモニタリングする時間、方法、
特定のネットワークは、どのようにＱＯＳモニタリング
モジュール１０２を用いるかを変えることができるサー
ビスプロバイダが判断する。
送信されたテスト信号において適切なプロトコル情報を
含み、これらのテスト信号が測定されモニタリングされ
るネットワークにより認識され処理される。例として、
もしパケット交換ネットワークが測定されれば、ＱＯＳ
モニタリングモジュール１０２はテスト信号に対するパ
ケットそれぞれにおける適切なヘッダおよび／またはト
レーラビットを含む。特定のネットワークに向けられた
テスト信号は、ネットワークポート１１２によりそのネ
ットワークに対応するデータＩ／Ｏポイントへと適切に
ルーティングされ留。ネットワークポート１１２は、テ
スト信号のアドレスを検出することにより、テスト信号
を適切なデータＩ／Ｏポイントへとルーティングする。
ＱＯＳモニタリングモジュール１０２は、モニタリング
され測定されるネットワークに対応するテスト信号のプ
ロトコル部分においてアドレスを含むことができる。Ｑ
ＯＳモニタリングモジュール１０２は、連続的に、周期
的にまたは非周期的にネットワークの一部またはすべて
の特性を測定することができる。ＱＯＳモニタリングモ
ジュール１０２が測定しモニタリングする時間、方法、
特定のネットワークは、どのようにＱＯＳモニタリング
モジュール１０２を用いるかを変えることができるサー
ビスプロバイダが判断する。
【００２４】サービス品質のネットワーク特性測定デー
タは、別々の情報信号として送信しなくてもよい。これ
らのデータや他の種類のデータは、情報信号のプロトコ
ル部分に取り入れることができる。各ネットワークのサ
ービスプロバイダは、情報信号のプロトコル部分内の特
定の位置を予備として確保して、サービス品質のネット
ワーク特性測定データや通信コントローラ１００にむけ
られる他の種類のデータを配置することができる。ネッ
トワークポート１１２は次に、入情報信号のプロトコル
部分からデータを取りだし、そのデータを連結パス１２
２を介してＱＯＳモニタリングモジュール１０２へと転
送する。
タは、別々の情報信号として送信しなくてもよい。これ
らのデータや他の種類のデータは、情報信号のプロトコ
ル部分に取り入れることができる。各ネットワークのサ
ービスプロバイダは、情報信号のプロトコル部分内の特
定の位置を予備として確保して、サービス品質のネット
ワーク特性測定データや通信コントローラ１００にむけ
られる他の種類のデータを配置することができる。ネッ
トワークポート１１２は次に、入情報信号のプロトコル
部分からデータを取りだし、そのデータを連結パス１２
２を介してＱＯＳモニタリングモジュール１０２へと転
送する。
【００２５】ＱＯＳモニタリングモジュール１０２は、
受信したサービス品質のネットワーク特性測定データを
整理してまとめる。ＱＯＳモニタリングモジュール１０
２が獲得および／または受信した測定は、そのＱＯＳモ
ニタリングモジュール１０２により判断処理モジュール
１０６が理解可能な方式によりまとめられ整理される。
ＱＯＳモニタリングモジュール１０２は、サービスプロ
バイダおよび／またはユーザが確立した必要条件に適す
るいかなる方法でネットワーク特性測定データをまとめ
てもよい。例として、ＱＯＳモニタリングモジュール１
０２は、通信ネットワーク１３４と関連するすべてのデ
ータを共にグループ化し、通信ネットワーク１３６、１
３８に同様なことをすることができる。まとめられ整理
されたＱＯＳ測定データは、連結パス１２４により判断
処理モジュール１０６へと転送される。
受信したサービス品質のネットワーク特性測定データを
整理してまとめる。ＱＯＳモニタリングモジュール１０
２が獲得および／または受信した測定は、そのＱＯＳモ
ニタリングモジュール１０２により判断処理モジュール
１０６が理解可能な方式によりまとめられ整理される。
ＱＯＳモニタリングモジュール１０２は、サービスプロ
バイダおよび／またはユーザが確立した必要条件に適す
るいかなる方法でネットワーク特性測定データをまとめ
てもよい。例として、ＱＯＳモニタリングモジュール１
０２は、通信ネットワーク１３４と関連するすべてのデ
ータを共にグループ化し、通信ネットワーク１３６、１
３８に同様なことをすることができる。まとめられ整理
されたＱＯＳ測定データは、連結パス１２４により判断
処理モジュール１０６へと転送される。
【００２６】通信コントローラ１００は、基準信号とし
て規定された情報信号を受信する。ネットワークポート
１１２は、連結パス１３２を介してユーザ／システム基
準モジュール１０４へと受信基準信号を転送する。ＱＯ
Ｓモニタリングモジュール１０２と同様に、ユーザ／シ
ステム基準モジュール１０４は、固有なアドレスを割り
当てることができる。このアドレスは、基準信号のプロ
トコル部分に格納され、ネットワークポート１１２がこ
のような信号を検出することを可能とする。この基準信
号は、ユーザおよび／またはサービスプロバイダが確立
することができるネットワーク基準を含む。すなわち、
ユーザはお互いどのように通信するかに基づいて特定の
基準を設定（確立）することができる。基準を確立する
ことができるユーザは、通信リンク上を通信コントロー
ラ１００へと基準信号を送信することができる。サービ
スプロバイダは、このような能力を有するユーザに追加
料金を課金することができるが、これはサービスプロバ
イダが判断する課金ポリシの問題である。
て規定された情報信号を受信する。ネットワークポート
１１２は、連結パス１３２を介してユーザ／システム基
準モジュール１０４へと受信基準信号を転送する。ＱＯ
Ｓモニタリングモジュール１０２と同様に、ユーザ／シ
ステム基準モジュール１０４は、固有なアドレスを割り
当てることができる。このアドレスは、基準信号のプロ
トコル部分に格納され、ネットワークポート１１２がこ
のような信号を検出することを可能とする。この基準信
号は、ユーザおよび／またはサービスプロバイダが確立
することができるネットワーク基準を含む。すなわち、
ユーザはお互いどのように通信するかに基づいて特定の
基準を設定（確立）することができる。基準を確立する
ことができるユーザは、通信リンク上を通信コントロー
ラ１００へと基準信号を送信することができる。サービ
スプロバイダは、このような能力を有するユーザに追加
料金を課金することができるが、これはサービスプロバ
イダが判断する課金ポリシの問題である。
【００２７】確立された基準は、例として、ビットレー
トは１つの第２間隔上を平均したものの１０％よりも小
さいビットエラーレートであることが必要であり、パケ
ット損失レートが送信されたすべての１００００パケッ
トに対して１つ以下であり、伝搬遅延がいかなるパケッ
トに対しても２５ｍ秒以下であることを必要とする。ネ
ットワーク基準データは、ユーザ／システム基準モジュ
ール１０４に格納することができる。ユーザ／システム
基準モジュール１０４に格納されたネットワーク基準デ
ータは、権限を与えられたシステムプロバイダやユーザ
により修正、変更、または完全に変更することができ
る。サービス品質のネットワーク特性測定データと同様
に、ネットワーク基準データは、情報信号のプロトコル
部分に取り入れることができ、基準信号として知られる
信号の必要性をなくすことができる。つながったネット
ワークのサービスプロバイダは、ネットワーク基準デー
タを配置するために、情報信号のプロトコル部分の中の
特定の位置を予備として確保することができる。ネット
ワークポート１１２は、受信情報信号からネットワーク
基準データを取り出し、連結パス１３２を介してＱＯＳ
モニタリングモジュール１０２へとネットワーク基準デ
ータを転送することができる。ネットワーク基準データ
は、連結パス１３０により判断処理モジュール１０６へ
とアクセス可能である。
トは１つの第２間隔上を平均したものの１０％よりも小
さいビットエラーレートであることが必要であり、パケ
ット損失レートが送信されたすべての１００００パケッ
トに対して１つ以下であり、伝搬遅延がいかなるパケッ
トに対しても２５ｍ秒以下であることを必要とする。ネ
ットワーク基準データは、ユーザ／システム基準モジュ
ール１０４に格納することができる。ユーザ／システム
基準モジュール１０４に格納されたネットワーク基準デ
ータは、権限を与えられたシステムプロバイダやユーザ
により修正、変更、または完全に変更することができ
る。サービス品質のネットワーク特性測定データと同様
に、ネットワーク基準データは、情報信号のプロトコル
部分に取り入れることができ、基準信号として知られる
信号の必要性をなくすことができる。つながったネット
ワークのサービスプロバイダは、ネットワーク基準デー
タを配置するために、情報信号のプロトコル部分の中の
特定の位置を予備として確保することができる。ネット
ワークポート１１２は、受信情報信号からネットワーク
基準データを取り出し、連結パス１３２を介してＱＯＳ
モニタリングモジュール１０２へとネットワーク基準デ
ータを転送することができる。ネットワーク基準データ
は、連結パス１３０により判断処理モジュール１０６へ
とアクセス可能である。
【００２８】図１において、判断処理モジュール１０６
は、ＱＯＳモニタリングモジュール１０２とユーザ／シ
ステム基準モジュール１０４がそれぞれ受信したサービ
ス品質のネットワーク特性測定データとネットワーク基
準データに基づいて判断メッセージを生成する。判断処
理モジュール１０６は、１２６を介して再ルーティング
処理モジュール１１０へと判断メッセージを送信する。
判断メッセージは、情報信号が現在用いているネットワ
ークとは異なるネットワークを通して情報信号を再ルー
ティングすること、あるいは現在のネットワークの利用
を維持することのいずれかを再ルーティング処理モジュ
ール１１０へと指示する。判断処理モジュールは、どの
可用なネットワークがネットワーク基準データ（許容範
囲のサービス品質を有するネットワーク）を満足するか
を判断し、このようなネットワークのリストを含む。判
断処理モジュール１０６は、連続的、周期的または非周
期的にＱＯＳモニタリングモジュール１０２が受信した
整理されたサービス品質のネットワーク特性測定情報と
ユーザ／システム基準モジュール１０４が受信したネッ
トワーク基準データに基づいてそのリストを維持し更新
する。判断処理モジュール１０６は、どのネットワーク
を用いるかを再ルーティング処理モジュール１１０へと
知らせる（１２６を介してメッセージをおくることによ
り）。このように、ユーザ／システム基準モジュール１
０４がセットした基準を満足する可用ネットワークの１
つを選択することができる。判断メッセージを得るため
に判断処理モジュール１０６が用いる特定の方法の複雑
さは、モジュールの特定の設計に依存する。判断処理モ
ジュール１０６は、単純な比較および／または複数の基
準および測定パラメータを伴う計算をすることができ、
その判断メッセージを出す。
は、ＱＯＳモニタリングモジュール１０２とユーザ／シ
ステム基準モジュール１０４がそれぞれ受信したサービ
ス品質のネットワーク特性測定データとネットワーク基
準データに基づいて判断メッセージを生成する。判断処
理モジュール１０６は、１２６を介して再ルーティング
処理モジュール１１０へと判断メッセージを送信する。
判断メッセージは、情報信号が現在用いているネットワ
ークとは異なるネットワークを通して情報信号を再ルー
ティングすること、あるいは現在のネットワークの利用
を維持することのいずれかを再ルーティング処理モジュ
ール１１０へと指示する。判断処理モジュールは、どの
可用なネットワークがネットワーク基準データ（許容範
囲のサービス品質を有するネットワーク）を満足するか
を判断し、このようなネットワークのリストを含む。判
断処理モジュール１０６は、連続的、周期的または非周
期的にＱＯＳモニタリングモジュール１０２が受信した
整理されたサービス品質のネットワーク特性測定情報と
ユーザ／システム基準モジュール１０４が受信したネッ
トワーク基準データに基づいてそのリストを維持し更新
する。判断処理モジュール１０６は、どのネットワーク
を用いるかを再ルーティング処理モジュール１１０へと
知らせる（１２６を介してメッセージをおくることによ
り）。このように、ユーザ／システム基準モジュール１
０４がセットした基準を満足する可用ネットワークの１
つを選択することができる。判断メッセージを得るため
に判断処理モジュール１０６が用いる特定の方法の複雑
さは、モジュールの特定の設計に依存する。判断処理モ
ジュール１０６は、単純な比較および／または複数の基
準および測定パラメータを伴う計算をすることができ、
その判断メッセージを出す。
【００２９】再ルーティング処理モジュール１１０は、
次に、判断メッセージに基づいて制御信号を連結パス１
１４、１１６、１１８上へ生成して、通信リンク１４
０、１４２、１４４を介してデータＩ／Ｏポイント１１
５、１１７、１１９にて到来する情報信号（例、パケッ
ト、ビットストリーム）のルーティングをネットワーク
ポート１１２へ指示する。連結パス１１４上の制御信号
は、１４９を介してデータＩ／Ｏポイント１１５へ到来
する情報信号がどのようにネットワークポート１１２に
よってルーティングされるかを示す。同様に、通信リン
ク１４２、１４４を通してそれぞれデータＩ／Ｏポイン
ト１１７、１１９にて到来する情報信号は、連結パス１
１６、１１８上の制御信号に従ってネットワークポート
１１２によりルーティングされる。データＩ／Ｏポイン
ト１１５、１１７、１１９は、例えば、多くのネットワ
ークからの入情報信号が集端するネットワークポート１
１２上の実際の物理的位置である。これらのデータＩ／
Ｏポイントは、マルチワイヤコネクタまたは電気的、電
子的または光信号を集端するのに用いられる他の接続ポ
イントであってもよい。ルーティングされた入情報信号
は、対応する通信リンクを通って対応するネットワーク
へと運ばれる。通信リンクは、高容量Ｔ１線、光ファイ
バケーブル、同軸ケーブルまたは他の高容量通信リンク
である。
次に、判断メッセージに基づいて制御信号を連結パス１
１４、１１６、１１８上へ生成して、通信リンク１４
０、１４２、１４４を介してデータＩ／Ｏポイント１１
５、１１７、１１９にて到来する情報信号（例、パケッ
ト、ビットストリーム）のルーティングをネットワーク
ポート１１２へ指示する。連結パス１１４上の制御信号
は、１４９を介してデータＩ／Ｏポイント１１５へ到来
する情報信号がどのようにネットワークポート１１２に
よってルーティングされるかを示す。同様に、通信リン
ク１４２、１４４を通してそれぞれデータＩ／Ｏポイン
ト１１７、１１９にて到来する情報信号は、連結パス１
１６、１１８上の制御信号に従ってネットワークポート
１１２によりルーティングされる。データＩ／Ｏポイン
ト１１５、１１７、１１９は、例えば、多くのネットワ
ークからの入情報信号が集端するネットワークポート１
１２上の実際の物理的位置である。これらのデータＩ／
Ｏポイントは、マルチワイヤコネクタまたは電気的、電
子的または光信号を集端するのに用いられる他の接続ポ
イントであってもよい。ルーティングされた入情報信号
は、対応する通信リンクを通って対応するネットワーク
へと運ばれる。通信リンクは、高容量Ｔ１線、光ファイ
バケーブル、同軸ケーブルまたは他の高容量通信リンク
である。
【００３０】情報信号を他のネットワークへルーティン
グする判断は、ユーザ対応信号を規定される情報信号に
さらに基づくことができる。このユーザ対応信号は、ユ
ーザ対応データを含む情報信号である。判断処理モジュ
ール１０６から判断メッセージを受信したあと、再ルー
ティング処理モジュール１１０は、連結パス１２８を介
してユーザインタフェースモジュール１０８へと要求メ
ッセージを送る。ユーザインタフェースモジュール１０
８は、適切なプロトコル情報が添付された要求メッセー
ジを含む情報信号を生成し、このような信号は連結パス
１２０を介してネットワークポート１１２へと送られ
る。ネットワークポート１１２は、その宛先アドレスに
基づいて適切なデータＩ／Ｏぽいんとへと信号をルーテ
ィングする。要求メッセージは、受信した情報信号を他
のネットワークへとルーティングするか否かの判断をユ
ーザに求める信号とすることができる。基準データやサ
ービス品質のネットワーク特性測定データのように、ネ
ットワークポート１１２は、問い合わせされたユーザに
向けられた情報信号のプロトコル部分の中によう重メッ
セージを挿入する能力を有する。この要求メッセージが
挿入される特定の位置はサービスプロバイダが決める。
要求メッセージは、別のネットワークへルーティングす
るか否かの判断を問い合わせされたユーザがする機会を
与える。例として、音声通信では、ユーザは呼びが進行
中の間問い合わせされたユーザが聞くようなビープ音の
短いバーストを用いて知らされるようにできる。問い合
わせされたユーザはこの機能を知っているものと想定で
き、ルーティング要求にどのように応答するのか知って
いるものと考えられる。
グする判断は、ユーザ対応信号を規定される情報信号に
さらに基づくことができる。このユーザ対応信号は、ユ
ーザ対応データを含む情報信号である。判断処理モジュ
ール１０６から判断メッセージを受信したあと、再ルー
ティング処理モジュール１１０は、連結パス１２８を介
してユーザインタフェースモジュール１０８へと要求メ
ッセージを送る。ユーザインタフェースモジュール１０
８は、適切なプロトコル情報が添付された要求メッセー
ジを含む情報信号を生成し、このような信号は連結パス
１２０を介してネットワークポート１１２へと送られ
る。ネットワークポート１１２は、その宛先アドレスに
基づいて適切なデータＩ／Ｏぽいんとへと信号をルーテ
ィングする。要求メッセージは、受信した情報信号を他
のネットワークへとルーティングするか否かの判断をユ
ーザに求める信号とすることができる。基準データやサ
ービス品質のネットワーク特性測定データのように、ネ
ットワークポート１１２は、問い合わせされたユーザに
向けられた情報信号のプロトコル部分の中によう重メッ
セージを挿入する能力を有する。この要求メッセージが
挿入される特定の位置はサービスプロバイダが決める。
要求メッセージは、別のネットワークへルーティングす
るか否かの判断を問い合わせされたユーザがする機会を
与える。例として、音声通信では、ユーザは呼びが進行
中の間問い合わせされたユーザが聞くようなビープ音の
短いバーストを用いて知らされるようにできる。問い合
わせされたユーザはこの機能を知っているものと想定で
き、ルーティング要求にどのように応答するのか知って
いるものと考えられる。
【００３１】通信コントローラ１００は、ユーザが装置
を追加せずに異なるネットワークへルーティングする判
断を表すことができるように設計される。従って音声通
信の場合では、ユーザは単に、電話機のキーパッド上の
割り当てられたボタンを押して、通信コントローラ１０
０に他のネットワークへ再ルーティングするか否かを指
示することができる。ユーザの応答（ユーザ応答信号）
は、ネットワークポート１１２が受信し、これは連結パ
ス１２０を介してユーザインタフェースモジュール１０
８へと転送する。ユーザインタフェースモジュール１０
８は固有なアドレスを割り当てられる。従ってネットワ
ークポート１１２は、ユーザインタフェースモジュール
１０８へ向けられた情報信号（ユーザ応答信号）をその
ような情報信号のアドレスを検出することにより検出す
ることができる。次にユーザインタフェースモジュール
１０８は、問い合わせされたユーザから受信したユーザ
応答に基づいてユーザ応答メッセージを生成し、そのメ
ッセージを連結パス１２８を介して再ルーティング処理
モジュール１１０へと送る。もしユーザが別のネットワ
ークへ再ルーティングすることを望むならば、再ルーテ
ィング処理モジュール１１０は、それが判断処理モジュ
ール１０６から受信した判断メッセージに従って情報信
号をルーティングすることをネットワークポート１１２
へ指示する制御信号を生成する。
を追加せずに異なるネットワークへルーティングする判
断を表すことができるように設計される。従って音声通
信の場合では、ユーザは単に、電話機のキーパッド上の
割り当てられたボタンを押して、通信コントローラ１０
０に他のネットワークへ再ルーティングするか否かを指
示することができる。ユーザの応答（ユーザ応答信号）
は、ネットワークポート１１２が受信し、これは連結パ
ス１２０を介してユーザインタフェースモジュール１０
８へと転送する。ユーザインタフェースモジュール１０
８は固有なアドレスを割り当てられる。従ってネットワ
ークポート１１２は、ユーザインタフェースモジュール
１０８へ向けられた情報信号（ユーザ応答信号）をその
ような情報信号のアドレスを検出することにより検出す
ることができる。次にユーザインタフェースモジュール
１０８は、問い合わせされたユーザから受信したユーザ
応答に基づいてユーザ応答メッセージを生成し、そのメ
ッセージを連結パス１２８を介して再ルーティング処理
モジュール１１０へと送る。もしユーザが別のネットワ
ークへ再ルーティングすることを望むならば、再ルーテ
ィング処理モジュール１１０は、それが判断処理モジュ
ール１０６から受信した判断メッセージに従って情報信
号をルーティングすることをネットワークポート１１２
へ指示する制御信号を生成する。
【００３２】あるデータＩ／Ｏポイントから別のデータ
Ｉ／Ｏポイントへと情報信号のルーティングを統制する
には、ネットワークポート１１２は制御信号がアクティ
ベートするアナログスイッチ、制御信号がアクティベー
トするエレクトロメカニカルスイッチ、デジタルマルチ
プレキサ／マルチプレキサまたは他の制御信号に基づい
てあるデータＩ／Ｏポイントから別のデータＩ／Ｏポイ
ントへと電気的または光学的信号をルーティングする電
気的、電子的または光学的回路として実装することがで
きる。またネットワークポート１１２は、モニタリング
信号、基準信号またはユーザ応答信号のいずれかとして
情報信号を検出することができるようにさらなる回路を
有していてもよい。このさらなる回路は、一時的バッフ
ァ、アドレスを含んでいるルックアップテーブルを有す
るＲＡＭ（ランダムアクセスメモリ）または情報信号を
検出して検出された情報信号からデータを取り出す他の
回路として実装することができる。
Ｉ／Ｏポイントへと情報信号のルーティングを統制する
には、ネットワークポート１１２は制御信号がアクティ
ベートするアナログスイッチ、制御信号がアクティベー
トするエレクトロメカニカルスイッチ、デジタルマルチ
プレキサ／マルチプレキサまたは他の制御信号に基づい
てあるデータＩ／Ｏポイントから別のデータＩ／Ｏポイ
ントへと電気的または光学的信号をルーティングする電
気的、電子的または光学的回路として実装することがで
きる。またネットワークポート１１２は、モニタリング
信号、基準信号またはユーザ応答信号のいずれかとして
情報信号を検出することができるようにさらなる回路を
有していてもよい。このさらなる回路は、一時的バッフ
ァ、アドレスを含んでいるルックアップテーブルを有す
るＲＡＭ（ランダムアクセスメモリ）または情報信号を
検出して検出された情報信号からデータを取り出す他の
回路として実装することができる。
【００３３】受信情報信号は、これらがネットワークポ
ート１１２により受信されるときにはそれらに付加され
るような適切なプロトコル情報を有することに留意され
たい。情報信号にプロトコル情報を付加することは通
常、ネットワークのゲットウェイが行う。次にネットワ
ークポート１１２は単に、これらの情報信号を再ルーテ
ィング処理モジュール１１０が生成した制御信号に従っ
てルーティングする。
ート１１２により受信されるときにはそれらに付加され
るような適切なプロトコル情報を有することに留意され
たい。情報信号にプロトコル情報を付加することは通
常、ネットワークのゲットウェイが行う。次にネットワ
ークポート１１２は単に、これらの情報信号を再ルーテ
ィング処理モジュール１１０が生成した制御信号に従っ
てルーティングする。
【００３４】例として、通信ネットワーク１３４はＰＳ
ＴＮシステムであり、通信ネットワーク１３４のユーザ
は通信ネットワーク１３６、インターネットのようなパ
ケット交換ネットワークの資源を用いたいと望むとす
る。すなわち、通信ネットワーク１３４から発信した情
報信号は、通信ネットワーク１３４において集端する
が、それらは通信ネットワーク１３６を通してパケット
として通信コントローラ１００によりルーティングされ
る。パケット交換ネットワークを通してルーティングさ
れるべき回線交換ネットワークから発信した情報信号は
通常、それらがパケット交換ネットワークへと送信され
る前に回線交換ネットワークのゲートウェイによりパケ
ットへと変換される。通信ネットワーク１３６は通信コ
ントローラ１００により継続的にモニタリングされる。
ＴＮシステムであり、通信ネットワーク１３４のユーザ
は通信ネットワーク１３６、インターネットのようなパ
ケット交換ネットワークの資源を用いたいと望むとす
る。すなわち、通信ネットワーク１３４から発信した情
報信号は、通信ネットワーク１３４において集端する
が、それらは通信ネットワーク１３６を通してパケット
として通信コントローラ１００によりルーティングされ
る。パケット交換ネットワークを通してルーティングさ
れるべき回線交換ネットワークから発信した情報信号は
通常、それらがパケット交換ネットワークへと送信され
る前に回線交換ネットワークのゲートウェイによりパケ
ットへと変換される。通信ネットワーク１３６は通信コ
ントローラ１００により継続的にモニタリングされる。
【００３５】この例を続けると、もし通信ネットワーク
１３６のサービス品質がユーザ／システム基準モジュー
ル１０４が受信した基準を満たさないと判断処理モジュ
ール１０６が確立された通信の間のある時点において判
断すれば、判断処理モジュール１０６は再ルーティング
処理モジュール１１０へメッセージを送り、通信ネット
ワーク１３４から発信したパケットを通信ネットワーク
１３６ではなく通信ネットワーク１３８へとルーティン
グさせる。もちろんこのことは通信ネットワーク１３８
のサービス品質がユーザ／システム基準モジュール１０
４により受信された基準を満たすことを判断処理モジュ
ール１０６が判断したことを想定している。この例で
は、通信ネットワーク１３８は別のパケット交換ネット
ワークである。この時点では、通信ネットワーク１３４
のユーザは通信ネットワーク１３８の資源を用いてい
る。異なるネットワークを通しての再ルーティングは、
通信コントローラ１００の最終判断に従って自動的に行
うことができる。もし情報信号がルーティングされた場
合のその再ルーティングが自動的に行われるか否かは、
確立された通信の一部であり、再ルーティングはその確
立された通信を実質的に破壊せずに行われる。データ通
信の場合では、この再ルーティングによりデータやパケ
ットは実質的に損失しない。音声やビデオ信号の場合で
は、認識できるような破壊は実質的に起こらない。
１３６のサービス品質がユーザ／システム基準モジュー
ル１０４が受信した基準を満たさないと判断処理モジュ
ール１０６が確立された通信の間のある時点において判
断すれば、判断処理モジュール１０６は再ルーティング
処理モジュール１１０へメッセージを送り、通信ネット
ワーク１３４から発信したパケットを通信ネットワーク
１３６ではなく通信ネットワーク１３８へとルーティン
グさせる。もちろんこのことは通信ネットワーク１３８
のサービス品質がユーザ／システム基準モジュール１０
４により受信された基準を満たすことを判断処理モジュ
ール１０６が判断したことを想定している。この例で
は、通信ネットワーク１３８は別のパケット交換ネット
ワークである。この時点では、通信ネットワーク１３４
のユーザは通信ネットワーク１３８の資源を用いてい
る。異なるネットワークを通しての再ルーティングは、
通信コントローラ１００の最終判断に従って自動的に行
うことができる。もし情報信号がルーティングされた場
合のその再ルーティングが自動的に行われるか否かは、
確立された通信の一部であり、再ルーティングはその確
立された通信を実質的に破壊せずに行われる。データ通
信の場合では、この再ルーティングによりデータやパケ
ットは実質的に損失しない。音声やビデオ信号の場合で
は、認識できるような破壊は実質的に起こらない。
【００３６】しかし、コントローラはパケットを別のネ
ットワークへ再ルーティングさせる判断をする選択肢を
ネットワークのユーザに与える。ユーザは別のネットワ
ークへ再ルーティングすることにはコストがさらにかか
る等の理由で別のネットワークへ再ルーティングするこ
とを選択しないかもしれない。しかし、プロバイダによ
ってこのユーザ制御ルーティング機能に対してさらなる
課金をしない場合もある。これはサービスプロバイダが
決めるか課金ポリシである。
ットワークへ再ルーティングさせる判断をする選択肢を
ネットワークのユーザに与える。ユーザは別のネットワ
ークへ再ルーティングすることにはコストがさらにかか
る等の理由で別のネットワークへ再ルーティングするこ
とを選択しないかもしれない。しかし、プロバイダによ
ってこのユーザ制御ルーティング機能に対してさらなる
課金をしない場合もある。これはサービスプロバイダが
決めるか課金ポリシである。
【００３７】上記の例では、通信コントローラ１００は
連結パス１１４へ制御信号を生成し、データＩ／Ｏポイ
ント１１５へ到来する情報信号をデータＩ／Ｏポイント
１１９へとルーティングさせる（情報信号はここで通信
ネットワーク１３８を通してルーティングされてい
る）。また再ルーティング処理モジュール１１０は、連
結パス１１８上へ制御信号を生成し、通信ネットワーク
１３４へ向けられ通信ネットワーク１３８からデータＩ
／Ｏポイント１１９において到来する情報信号をデータ
Ｉ／Ｏポイント１１５へとルーティングさせる。
連結パス１１４へ制御信号を生成し、データＩ／Ｏポイ
ント１１５へ到来する情報信号をデータＩ／Ｏポイント
１１９へとルーティングさせる（情報信号はここで通信
ネットワーク１３８を通してルーティングされてい
る）。また再ルーティング処理モジュール１１０は、連
結パス１１８上へ制御信号を生成し、通信ネットワーク
１３４へ向けられ通信ネットワーク１３８からデータＩ
／Ｏポイント１１９において到来する情報信号をデータ
Ｉ／Ｏポイント１１５へとルーティングさせる。
【００３８】情報信号が通信ネットワーク１３８へと再
ルーティングされたあと、コントローラは通信ネットワ
ーク１３６を含むすべてのネットワークをモニタリング
し続ける。その後の時点にて、通信ネットワーク１３６
はユーザ／システム基準モジュール１０４がセットした
基準を満たす。通信コントローラ１００は、もし通信ネ
ットワーク１３６が通信ネットワーク１３８よりも低コ
ストであれば、通信ネットワーク１３６へと再びパケッ
トをルーティングさせる。これはネットワークによって
は低コストであるのでコスト的に判断される問題であ
る。判断処理モジュール１０６は、もし絶対的に必要で
あるならば通信ネットワーク１３４からの情報信号を通
信ネットワーク１３６へとルーティングして通信ネット
ワーク１３８を通して再ルーティングすることを可能に
するアルゴリズムを実行することができる。また、通信
ネットワーク１３８を通る再ルーティングが行われたあ
と、判断処理モジュール１０６はそのネットワークがユ
ーザ／システム基準モジュール１０４によりセットされ
た基準を再び満足するとすぐ通信ネットワーク１３６を
通して情報信号を再びルーティングする。
ルーティングされたあと、コントローラは通信ネットワ
ーク１３６を含むすべてのネットワークをモニタリング
し続ける。その後の時点にて、通信ネットワーク１３６
はユーザ／システム基準モジュール１０４がセットした
基準を満たす。通信コントローラ１００は、もし通信ネ
ットワーク１３６が通信ネットワーク１３８よりも低コ
ストであれば、通信ネットワーク１３６へと再びパケッ
トをルーティングさせる。これはネットワークによって
は低コストであるのでコスト的に判断される問題であ
る。判断処理モジュール１０６は、もし絶対的に必要で
あるならば通信ネットワーク１３４からの情報信号を通
信ネットワーク１３６へとルーティングして通信ネット
ワーク１３８を通して再ルーティングすることを可能に
するアルゴリズムを実行することができる。また、通信
ネットワーク１３８を通る再ルーティングが行われたあ
と、判断処理モジュール１０６はそのネットワークがユ
ーザ／システム基準モジュール１０４によりセットされ
た基準を再び満足するとすぐ通信ネットワーク１３６を
通して情報信号を再びルーティングする。
【００３９】この例を続けると、インターネットネット
ワーク１３６を通してルーティングされ別のパケット交
換ネットワーク１３８を通して再ルーティングされたＰ
ＳＴＮネットワーク１３４のパケットは、自分のＰＳＴ
Ｎネットワーク１３４を通してさらにルーティングさせ
ることができる。この場合、通信リンク１４０を介して
通信ネットワーク１３４から発信したパケットは、ネッ
トワークポート１１２により通信リンク１４０を通して
単に送信し返される。このことは判断処理モジュール１
０６がユーザ／システム基準モジュール１０４における
ネットワーク基準データおよびサービス品質のネットワ
ーク特性測定データに基づいて、通信ネットワーク１３
４が許容できるサービス品質を有する唯一のネットワー
クであると判断した場合におこりうる。また判断処理モ
ジュール１０６は、サービスプロバイダが決めた追加的
な基準に基づいてこの判断をすることができる。ＰＳＴ
Ｎである通信ネットワーク１３４に対しては、別のパケ
ット交換ネットワークではなくＰＳＴＮが好ましいバッ
クアップ（待機）ネットワークである場合もある。
ワーク１３６を通してルーティングされ別のパケット交
換ネットワーク１３８を通して再ルーティングされたＰ
ＳＴＮネットワーク１３４のパケットは、自分のＰＳＴ
Ｎネットワーク１３４を通してさらにルーティングさせ
ることができる。この場合、通信リンク１４０を介して
通信ネットワーク１３４から発信したパケットは、ネッ
トワークポート１１２により通信リンク１４０を通して
単に送信し返される。このことは判断処理モジュール１
０６がユーザ／システム基準モジュール１０４における
ネットワーク基準データおよびサービス品質のネットワ
ーク特性測定データに基づいて、通信ネットワーク１３
４が許容できるサービス品質を有する唯一のネットワー
クであると判断した場合におこりうる。また判断処理モ
ジュール１０６は、サービスプロバイダが決めた追加的
な基準に基づいてこの判断をすることができる。ＰＳＴ
Ｎである通信ネットワーク１３４に対しては、別のパケ
ット交換ネットワークではなくＰＳＴＮが好ましいバッ
クアップ（待機）ネットワークである場合もある。
【００４０】この例をまとめると、ＰＳＴＮのような回
線交換ネットワークは、パケット交換ネットワークの資
源を用いることができ、必要なときにその情報信号を他
のパケット交換ネットワークへとルーティングし、ある
いは必要ならばその自身のネットワーク資源を用いる
（情報信号を自身のネットワークを通してルーティング
する）。回線交換ネットワークは、本発明の機器（通信
コントローラ１００）をもちいることによりこの種の賢
明なルーティングを行うことができる。
線交換ネットワークは、パケット交換ネットワークの資
源を用いることができ、必要なときにその情報信号を他
のパケット交換ネットワークへとルーティングし、ある
いは必要ならばその自身のネットワーク資源を用いる
（情報信号を自身のネットワークを通してルーティング
する）。回線交換ネットワークは、本発明の機器（通信
コントローラ１００）をもちいることによりこの種の賢
明なルーティングを行うことができる。
【００４１】通信コントローラ１００のモジュール１０
２、１０４、１０６、１０８、１１０は、電気光学およ
び電子回路設計の分野で周知であるディジタル論理回路
で構成することができる。連結パス１２４、１２８、１
２０、１２２、１３２、１１４、１１６、１１８、１３
０、１２６は、ワイヤ、あるいはディジタル電子回路に
用いる連結パスとして公知なものでよい。これらモジュ
ールは、ファームウェアあるいはマイクロプロセッサベ
ースのシステムの一部であるメモリ回路に存在するソフ
トウェアとして構成することができる。この場合、連結
パス１２４、１３０、１２８は、ファームウェアやソフ
トウェアのサブルーチンとして構成するモジュールの間
の象徴的な接続（仮想接続）である。モジュールの特定
の構成方法に従って、モジュールの間を運ばれるメッセ
ージは、ディジタル信号、アナログ信号、光信号、メモ
リ回路における内容またはメモリ位置、ファームウェア
またはソフトウェアの一部であるレジスタの内容として
表すようなものであってもよい。通信コントローラ１０
０は３つの通信ネットワークとつながっているように図
示してあるが、コントローラとつながる通信ネットワー
クの数は特定の数に限定されない。また、上述の例はネ
ットワーク１３４、１３６、１３８を特定のネットワー
クの種類に限定するものではない。通信ネットワーク１
３４、１３６、１３８は、ゲートウェイを介して他の通
信ネットワークへ接続することができるいかなる種類の
通信ネットワークであってもよい。
２、１０４、１０６、１０８、１１０は、電気光学およ
び電子回路設計の分野で周知であるディジタル論理回路
で構成することができる。連結パス１２４、１２８、１
２０、１２２、１３２、１１４、１１６、１１８、１３
０、１２６は、ワイヤ、あるいはディジタル電子回路に
用いる連結パスとして公知なものでよい。これらモジュ
ールは、ファームウェアあるいはマイクロプロセッサベ
ースのシステムの一部であるメモリ回路に存在するソフ
トウェアとして構成することができる。この場合、連結
パス１２４、１３０、１２８は、ファームウェアやソフ
トウェアのサブルーチンとして構成するモジュールの間
の象徴的な接続（仮想接続）である。モジュールの特定
の構成方法に従って、モジュールの間を運ばれるメッセ
ージは、ディジタル信号、アナログ信号、光信号、メモ
リ回路における内容またはメモリ位置、ファームウェア
またはソフトウェアの一部であるレジスタの内容として
表すようなものであってもよい。通信コントローラ１０
０は３つの通信ネットワークとつながっているように図
示してあるが、コントローラとつながる通信ネットワー
クの数は特定の数に限定されない。また、上述の例はネ
ットワーク１３４、１３６、１３８を特定のネットワー
クの種類に限定するものではない。通信ネットワーク１
３４、１３６、１３８は、ゲートウェイを介して他の通
信ネットワークへ接続することができるいかなる種類の
通信ネットワークであってもよい。
【００４２】本発明の通信コントローラは、通信機器や
ゲートウェイのようなシステム、メインフレームコンピ
ュータやパーソナルコンピュータへ直接つながっていて
もよい。図２にはコントローラポート２０６、２１６、
２１８、２２０によってゲートウェイ２０４へとつなが
っている通信コントローラ２０２を示してある。ゲート
ウェイポート２０８、２１０、２１２、２１４は、多様
なネットワーク（図示せず）へとつながっている。ゲー
トウェイポート２０８、２１０、２１２、２１４に到来
する情報信号は、ゲートウェイ２０４により処理され、
次に、適切なルーティングのためにコントローラポート
２０６、２１６、２１８、２２０を介して通信コントロ
ーラ２０２へと転送される。通信コントローラ２０２
は、ルーティングを行い、それらの適切なポートや情報
信号を配置してゲートウェイ２０４によってゲートウェ
イポート２０８、２１０、２１２、２１４へと転送でき
るようにする。すなわち、ルーティングが通信コントロ
ーラ２０２により行われたあと、通信コントローラ２０
２からコントローラポート２０６上へ到来する情報信号
は通信コントローラ２０２へと転送される。コントロー
ラポート２１６、２１８、２２０は、それぞれゲートウ
ェイポート２１０、２１２、２１４と同様な関係であ
る。
ゲートウェイのようなシステム、メインフレームコンピ
ュータやパーソナルコンピュータへ直接つながっていて
もよい。図２にはコントローラポート２０６、２１６、
２１８、２２０によってゲートウェイ２０４へとつなが
っている通信コントローラ２０２を示してある。ゲート
ウェイポート２０８、２１０、２１２、２１４は、多様
なネットワーク（図示せず）へとつながっている。ゲー
トウェイポート２０８、２１０、２１２、２１４に到来
する情報信号は、ゲートウェイ２０４により処理され、
次に、適切なルーティングのためにコントローラポート
２０６、２１６、２１８、２２０を介して通信コントロ
ーラ２０２へと転送される。通信コントローラ２０２
は、ルーティングを行い、それらの適切なポートや情報
信号を配置してゲートウェイ２０４によってゲートウェ
イポート２０８、２１０、２１２、２１４へと転送でき
るようにする。すなわち、ルーティングが通信コントロ
ーラ２０２により行われたあと、通信コントローラ２０
２からコントローラポート２０６上へ到来する情報信号
は通信コントローラ２０２へと転送される。コントロー
ラポート２１６、２１８、２２０は、それぞれゲートウ
ェイポート２１０、２１２、２１４と同様な関係であ
る。
【００４３】例として、システム特性に従って想定する
と、ゲートウェイポート２０８における情報信号はゲー
トウェイポート２１０へとルーティングされるべきであ
る。ゲートウェイポート２０８へ到達するこの情報信号
は、まずゲートウェイ２０４により処理され、次にコン
トローラポート２０６へと転送される。次に、通信コン
トローラ２０２は、コントローラポート２１６へと情報
信号をルーティングし、これは次に、ゲートウェイ２０
４によってゲートウェイポート２１０へと転送される。
と、ゲートウェイポート２０８における情報信号はゲー
トウェイポート２１０へとルーティングされるべきであ
る。ゲートウェイポート２０８へ到達するこの情報信号
は、まずゲートウェイ２０４により処理され、次にコン
トローラポート２０６へと転送される。次に、通信コン
トローラ２０２は、コントローラポート２１６へと情報
信号をルーティングし、これは次に、ゲートウェイ２０
４によってゲートウェイポート２１０へと転送される。
【００４４】ゲートウェイ２０４と通信コントローラ２
０２を別々のエンティティとして示したが、ゲートウェ
イ２０４は通信コントローラ２０２の回路およびシステ
ムに統合できることは理解できるであろう。ゲートウェ
イ２０４の通信コントローラ２０２との組み合わせは、
パケット電話ゲートウェイ（ＰＰＧ）２００と呼ばれ
る。
０２を別々のエンティティとして示したが、ゲートウェ
イ２０４は通信コントローラ２０２の回路およびシステ
ムに統合できることは理解できるであろう。ゲートウェ
イ２０４の通信コントローラ２０２との組み合わせは、
パケット電話ゲートウェイ（ＰＰＧ）２００と呼ばれ
る。
【００４５】図３には、コントローラポート３１４、３
１６、３１８、３２０によってパーソナルコンピュータ
３０４へとつながっている通信コントローラ３０２を示
す。ＰＣポート３０６、３０８、３１０、３１２は、多
様なネットワーク（図示せず）へとつながっている。Ｐ
Ｃポート３０６、３０８、３１０、３１２へ到来する情
報信号は、ＰＣポート３０６に存在するプロトコルソフ
トウェアにより処理される。このようなソフトウェアパ
ッケージは現在市場で容易に得ることができる。パーソ
ナルコンピュータ３０４により送信すべき情報信号は、
適切なルーティングのためコントローラポート３１４、
３１６、３１８、３２０を介して通信コントローラ３０
２へと送られる。通信コントローラ３０２は、回路、パ
ーソナルコンピュータのファームウェアおよび／または
ソフトウェアの中に統合することができる。
１６、３１８、３２０によってパーソナルコンピュータ
３０４へとつながっている通信コントローラ３０２を示
す。ＰＣポート３０６、３０８、３１０、３１２は、多
様なネットワーク（図示せず）へとつながっている。Ｐ
Ｃポート３０６、３０８、３１０、３１２へ到来する情
報信号は、ＰＣポート３０６に存在するプロトコルソフ
トウェアにより処理される。このようなソフトウェアパ
ッケージは現在市場で容易に得ることができる。パーソ
ナルコンピュータ３０４により送信すべき情報信号は、
適切なルーティングのためコントローラポート３１４、
３１６、３１８、３２０を介して通信コントローラ３０
２へと送られる。通信コントローラ３０２は、回路、パ
ーソナルコンピュータのファームウェアおよび／または
ソフトウェアの中に統合することができる。
【００４６】本発明の通信コントローラは、標準的な有
線通信ネットワークの利用には限定されない。通信コン
トローラは、無線通信ネットワーク、光ファイバスラッ
シュ同軸ケーブル混成通信ネットワークおよび他の通信
ネットワークへ相互接続できる他の通信ネットワークに
おいても用いることができる。
線通信ネットワークの利用には限定されない。通信コン
トローラは、無線通信ネットワーク、光ファイバスラッ
シュ同軸ケーブル混成通信ネットワークおよび他の通信
ネットワークへ相互接続できる他の通信ネットワークに
おいても用いることができる。
【００４７】
【発明の効果】以上述べたように、本発明により、互換
性のない通信ネットワークをお互い接続し、確立された
通信が運ばれるネットワークを含む相互接続されたネッ
トワークのサービス品質をモニタリングできるようなシ
ステムおよび方法を提供できた。また、相互接続された
ネットワークのそれぞれのサービス品質を測定し、測定
したサービス品質が許容できるか許容できないかを分類
する基準を開発できた。
性のない通信ネットワークをお互い接続し、確立された
通信が運ばれるネットワークを含む相互接続されたネッ
トワークのサービス品質をモニタリングできるようなシ
ステムおよび方法を提供できた。また、相互接続された
ネットワークのそれぞれのサービス品質を測定し、測定
したサービス品質が許容できるか許容できないかを分類
する基準を開発できた。
【図１】複数の通信ネットワークとつながった本発明の
通信コントローラを示すブロック図である。
通信コントローラを示すブロック図である。
【図２】パケット電話ゲートウェイにおいてゲートウェ
イにつながった本発明の通信コントローラを示すブロッ
ク図である。
イにつながった本発明の通信コントローラを示すブロッ
ク図である。
【図３】パーソナルコンピュータにつながった本発明の
通信コントローラを示すブロック図である。
通信コントローラを示すブロック図である。
１００ 通信コントローラ １０２ ＱＯＳモニタリングモジュール １０４ ユーザ／システム基準モジュール １０６ 判断処理モジュール １０８ ユーザインタフェースモジュール １１０ 再ルーティング処理モジュール １１２ ネットワークポート １１４、１１６、１１８、１２０、１２２、１２４、１
２８、１３０、１３２連結パス １１５、１１７、１１９ データＩ／Ｏポイント １３４、１３６、１３８ 通信ネットワーク １４０、１４２、１４４ 通信リンク ２００ パケット電話ゲートウェイ ２０２ 通信コントローラ ２０４ ゲートウェイ ２０８、２１０、２１２、２１４ ゲートウェイポート ２０６、２１６、２１８、２２０ コントローラポート ３００、３０２ 通信コントローラ ３０４ パーソナルコンピュータ（ＰＣ） ３０６、３０８、３１０、３１２ ＰＣポート ３１４、３１６、３１８、３２０ コントローラポート
２８、１３０、１３２連結パス １１５、１１７、１１９ データＩ／Ｏポイント １３４、１３６、１３８ 通信ネットワーク １４０、１４２、１４４ 通信リンク ２００ パケット電話ゲートウェイ ２０２ 通信コントローラ ２０４ ゲートウェイ ２０８、２１０、２１２、２１４ ゲートウェイポート ２０６、２１６、２１８、２２０ コントローラポート ３００、３０２ 通信コントローラ ３０４ パーソナルコンピュータ（ＰＣ） ３０６、３０８、３１０、３１２ ＰＣポート ３１４、３１６、３１８、３２０ コントローラポート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 596077259 600 Ｍｏｕｎｔａｉｎ Ａｖｅｎｕｅ, Ｍｕｒｒａｙ Ｈｉｌｌ， Ｎｅｗ Ｊｅ ｒｓｅｙ 07974−0636Ｕ．Ｓ．Ａ. (72)発明者 デニス ダブリュー．スペクト アメリカ合衆国，07871 ニュージャージ ー，スパータ，グリーン アップル ロー ド 47 (72)発明者 エドワード スタンレー スズルコフスキ ー アメリカ合衆国，07040 ニュージャージ ー，メープルウッド，コリンウッド ドラ イブ ９
Claims (18)
- 【請求項１】 複数の通信ネットワークの間に情報信号
をルーティングする通信コントローラ（１００）であっ
て、 サービス品質ネットワーク特性測定データおよび前記通
信コントローラが受信したネットワーク基準データに基
づいて制御信号を受信するように構成されたネットワー
クポート（１１２）を有し、 前記ネットワークポートは、複数のネットワークから情
報信号を受信し、前記制御信号に従って情報信号をルー
ティングするように構成することを特徴とする通信コン
トローラ。 - 【請求項２】 サービス品質ネットワーク特性測定デー
タおよびネットワーク基準データは、複数の通信ネット
ワーク（１３４、１３６、１３８）から受信されること
を特徴とする請求項１に記載の通信コントローラ。 - 【請求項３】 前記ネットワークポートは、前記制御進
行に従ってコントローラにより受信されたネットワーク
基準データを満足しない複数の通信ネットワークのうち
の他の１つを通ってコントローラが受信したネットワー
ク基準データを満足しないような複数の通信ネットワー
クの１つから情報信号を再ルーティングすることを特徴
とする請求項１記載の通信コントローラ。 - 【請求項４】 前記ネットワークポートは、確立された
通信を実質的に破壊せずに確立された通信の一部である
情報信号をルーティングすることを特徴とする請求項１
記載の通信コントローラ。 - 【請求項５】 前記ネットワークポートは、高容量通信
リンク（１４０、１４２、１４４）によって前記複数の
通信ネットワークとつながっていることを特徴とする請
求項１記載の通信コントローラ。 - 【請求項６】 複数の通信ネットワークの間に情報信号
をルーティングする通信コントローラ（１００）であっ
て、 （Ａ） サービス品質のネットワーク特性測定データお
よび通信コントローラが受信したネットワーク基準デー
タに基づいて判断メッセージを生成するように構成され
た判断処理モジュール（１０６）と、 （Ｂ） ｚ判断処理モジュールにつながれた再ルーティ
ング処理モジュール（１１０）と、ここで、 前記再ルーティング処理モジュールは、判断メッセージ
を受信し、その判断メッセージに基づいて制御信号を生
成し、 （Ｃ） 前記再ルーティング処理モジュールにつながれ
たネットワークポート（１１２）とを有し、 前記ネットワークポートは、制御信号を受信し、前記複
数のネットワークから情報信号を受信し、その制御信号
に従って情報信号をルーティングすることを特徴とする
通信コントローラ。 - 【請求項７】 前記判断処理モジュールは、ネットワー
ク基準データを満足する通信ネットワークのリストを含
むことを特徴とする請求項６記載の通信コントローラ。 - 【請求項８】 複数の通信ネットワークの間に情報信号
をルーティングする通信コントローラ（１００）であっ
て、 （Ａ） サービス品質のネットワーク特性測定を含むモ
ニタリング信号を受信し、サービス品質のネットワーク
特性測定データを集めるように構成するＱＯＳモニタリ
ングモジュール（１０２）と、 （Ｂ） ネットワーク基準データを含む基準信号を受信
し、ネットワーク基準データを格納するように構成され
たユーザ／システム基準モジュール（１０４）と、 （Ｃ） 前記ＱＯＳモニタリングモジュール（１０２）
および前記ユーザ／システム基準モジュールに接続され
た判断処理モジュールに接続された（１０６）と、ここ
で、 前記判断処理モジュールは、整理されたサービス品質の
ネットワーク特性測定データを受信し、ネットワーク基
準データへアクセスすることができるように、前記判断
処理モジュールは、サービス品質のネットワーク特性測
定データおよびネットワーク基準データに基づいて判断
メッセージを生成するように構成し、 （Ｄ） 前記判断処理モジュールにつながった再ルーテ
ィング処理モジュール（１１０）と、 前記再ルーティング処理モジュールは、判断メッセージ
を受信し、判断メッセージに基づいて制御信号を生成す
るように構成し、 （Ｅ） 前記ＱＯＳモニタリングモジュール（１０
２）、前記ユーザ／システム基準モジュールおよび前記
再ルーティング処理モジュールにつながったネットワー
クポート（１１２）と、ここで、 前記ネットワークポートは、複数の通信ネットワークの
うちの第１の通信ネットワークからの情報信号を、制御
信号に従って複数の通信ネットワークのうちの第２の通
信ネットワークを通して、再ルーティングするように構
成することを特徴とする通信コントローラ。 - 【請求項９】 前記再ルーティング処理モジュールおよ
び前記ネットワークポートにつながったユーザインタフ
ェースモジュール（１０８）を有し、前記ユーザインタ
フェースモジュールは、ユーザ応答データを含むユーザ
応答信号を受信し、前記再ルーティング処理モジュール
へとユーザ応答メッセージを生成するように構成するこ
とを特徴とする請求項８記載の通信コントローラ。 - 【請求項１０】 前記再ルーティング処理モジュール
は、判断メッセージおよびユーザ応答メッセージに基づ
いて制御信号を生成するように構成されたことを特徴と
する請求項９記載の通信コントローラ。 - 【請求項１１】 前記ＱＯＳモニタリングモジュール
（１０２）は、サービス品質のネットワーク特性測定デ
ータを得るために、複数の通信ネットワークへテスト信
号を送信するように構成することを特徴とする請求項８
記載の通信コントローラ。 - 【請求項１２】 複数の通信ネットワークからの情報信
号を受信および送信する通信機器につながった通信コン
トローラ（２００、３００）であって、 （Ａ） サービス品質のネットワーク特性測定データを
含むモニタリング信号を受信し、サービス品質のネット
ワーク特性測定データを集めるように構成するＱＯＡモ
ニタリングモジュールと、 （Ｂ） ネットワーク基準データを含む基準信号を受信
し、ネットワーク基準データを格納するように構成する
ユーザ／システム基準モジュールと、 （Ｃ） 前記ＱＯＳモニタリングモジュール（１０２）
および前記ユーザ／システム基準モジュールへつながれ
た判断処理モジュールと、ここで、 前記判断処理モジュールは、集められたサービス品質の
ネットワーク特性測定データを受信し、ネットワーク基
準へアクセスできるように構成し、判断処理モジュール
は、サービス品質のネットワーク特性測定データおよび
ネットワーク基準データに基づいて判断メッセージを生
成するように構成し、 （Ｄ） 前記判断処理モジュールにつながった再ルーテ
ィング処理モジュールと、ここで、 前記再ルーティング処理モジュールは、判断メッセージ
を受信し、その判断メッセージに基づいて制御信号を生
成するように構成し、 （Ｅ） 前記ＱＯＳモニタリングモジュール（１０
２）、前記ユーザ／システム基準モジュールおよび前記
再ルーティング処理モジュールへつながったネットワー
クポートとを有し、ここで、 前記ネットワークポートは、前記通信機器から情報信号
を受信し、前記再ルーティング処理モジュールから制御
信号を受信するように構成し、前記ネットワークポート
は、制御信号に従って情報信号をルーティングするよう
に構成することを特徴とする通信コントローラ。 - 【請求項１３】 前記通信機器は、ゲートウェイ（２０
４）であることを特徴とする請求項１２記載の通信コン
トローラ。 - 【請求項１４】 前記通信機器は、パーソナルコンピュ
ータ（３０４）であることを特徴とする請求項１２記載
の通信コントローラ。 - 【請求項１５】 複数の通信ネットワークから通信コン
トローラによって受信した情報信号をルーティングする
方法であって、 （Ａ） 前記ネットワークからサービス品質のネットワ
ーク特性測定データを受信するステップと、 （Ｂ） 前記ネットワークからネットワーク基準信号を
受信するステップと、 （Ｃ） サービス品質のネットワーク特性測定データお
よびネットワーク基準データに基づいて判断メッセージ
を生成するステップと、 （Ｄ） 前記判断メッセージに基づいて制御信号を生成
するステップと、前記制御信号に従って受信した情報信
号をルーティングするステップと、を有することを特徴
とする情報信号のルーティング方法。 - 【請求項１６】 前記サービス品質のネットワーク特性
測定データを受信するステップ（Ａ）は、サービス品質
のネットワーク特性測定データを集めるステップを有す
ることを特徴とする請求項１５記載の方法。 - 【請求項１７】 前記ネットワーク基準を受信するステ
ップ（Ｂ）は、前記ネットワーク基準データを格納する
ステップ有することを特徴とする請求項１５記載の方
法。 - 【請求項１８】 前記判断メッセージを生成するステッ
プは、ユーザ応答データに基づいてユーザ応答メッセー
ジを生成するステップを有することを特徴とする請求項
１５記載の方法。
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