JPH1127207A - 光通信装置 - Google Patents

光通信装置

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JPH1127207A
JPH1127207A JP9181265A JP18126597A JPH1127207A JP H1127207 A JPH1127207 A JP H1127207A JP 9181265 A JP9181265 A JP 9181265A JP 18126597 A JP18126597 A JP 18126597A JP H1127207 A JPH1127207 A JP H1127207A
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JP
Japan
Prior art keywords
light emitting
emitting element
light
pulse signal
circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP9181265A
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English (en)
Inventor
Kotaro Fukuhara
原 耕太郎 福
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ピーキングをかけることなく、発光素子の光
の立ち上がり時間を短縮する。 【解決手段】 図1(a)のように、第1の発光素子に
は、通常の信号に相当する電圧である信号電圧を加える
と、図1(b)のように、第1の発光素子の光波形が出
力される。そこで、図1(c)のように、第2の発光素
子を、第1の発光素子がその1/2程度の発光量になる
までの時間のみ発光させる。すると、図5(d)のよう
に、これら第1及び第2の発光素子の光量を加算した光
波形が出力される。第2の発光素子は、第1の発光素子
がその1/2程度の発光量になる時間に消灯し始めるた
め、発光量は、第1の発光素子とほぼ同一で、立ち上が
るスピードのみ高速に改善される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光通信装置に係
り、特に、光送信波形の立ち上がり時間を短縮し、高速
なシステムに使用することができる、光送信機又は光中
継器等の光通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来においては、単独の発光素子を設け
て、この発光素子に供給する電流にピーキング等をかけ
ることにより、立ち上がり時間を短縮していた。
【0003】図4に、従来の光送信機の回路構成を示す
(電子通信学会研究報告OQE82−96等参照)。
【0004】図において、信号入力端子41からの入力
信号は、FET42のゲートに入力される。FET42
のゲートには、バイアス用電源端子44が接続されたバ
イアス用抵抗43が設けられ、FETのソースには、ソ
ース端子45が設けられる。半導体発光素子46は、抵
抗47とコンデンサ48の並列回路を介して、FET4
2のドレインに接続される。さらに、同軸短絡反射線路
49が、FET42のドレインに接続される。
【0005】つぎに、図5に、従来の光送信機の動作を
説明するための波形図を示す。
【0006】従来の光送信機において、信号入力端子4
1から図5(a)に示すような2値パルス信号が加えら
れると、FET42のドレイン電圧は、図5(b)のよ
うになる。また、FET42のドレインに接続された同
軸短絡反射線路49をパルスが往復する遅延時間を、伝
送する信号波形のパルス幅と同じ時間に設定すれば、F
ET42のドレイン電圧がロウレベルからハイレベルに
変化するときに、図5(c)に示すように、FET42
のドレイン電圧と逆極性のパルスが、FET42のドレ
インに加わる。したがって、FET42のドレイン電圧
は、図5(d)のようになる。図5(d)に示した電圧
波形が、抵抗47とコンデンサ48で構成された微分回
路を通して、発光素子46に供給される。その結果、発
光素子46の駆動電流にはピーキングがかかり、その波
形は図5(e)のようになる。
【0007】このように、従来の光送信機では、ピーキ
ング等をかけることにより、発光素子の光出力波形の立
上り時間及び立下り時間が速くなる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術では、発光素子に流す電流のピーキング量の調整が難
しく、ピーキング量が小さいことを避けるために過多な
ピーキングをかけた場合は、発光素子にダメージを与
え、その寿命を短縮するという問題があった。
【0009】そこで、本発明は、ピーキングをかけるこ
となく、発光素子の光の立ち上がり時間を短縮すること
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によると、入力信
号に基づいて駆動される第1の発光素子と、第1の発光
素子と同時に発光し始め、第1の発光素子が最大の光量
になる迄の時間の1/2程度の時間で消光し始めるよう
に、前記入力信号の立ち上がりに基づいて駆動される第
2の発光素子とを備えた光通信装置を提供する。
【0011】本発明の具体的回路構成によると、パルス
信号が入力される信号入力端子と、前記信号入力端子か
らの前記パルス信号が入力される第1のインバータと、
前記第1のインバータの出力により駆動される第1の発
光素子と、前記信号入力端子から前記パルス信号が入力
される第2のインバータと、前記第2のインバータの出
力に一端が接続されたコンデンサと、前記コンデンサの
他端に一端が接続され、電源に他端が接続された抵抗
と、前記コンデンサと前記抵抗との接続点の電位が入力
される第1のバッファと、前記第1のバッファの出力に
より駆動される第2の発光素子とを備えた光通信装置を
提供する。
【0012】
【発明の実施の形態】図1に、本発明の光通信装置の概
要を説明すための波形図を示す。
【0013】本発明では、2個の発光素子を用いるよう
にしている。図1(a)のように、第1の発光素子に
は、通常の信号に相当する電圧である信号電圧を加え
る。ところで、一般に、発光素子は、加えられた電圧に
対して、完全に発光するまでに、ある程度の時間遅れが
生じる。よって、図1(b)のように、第1の発光素子
の光波形が出力される。そこで、本発明においては、図
1(c)のように、第2の発光素子を、第1の発光素子
がその1/2程度の発光量になるまでの時間のみ発光さ
せる。よって、これら第1及び第2の発光素子の光量を
加算することにより、図5(d)のような光波形が出力
される。
【0014】いま、第1の発光素子の立ち上がるスピー
ドをa、第2の発光素子の立ち上がるスピードをbとす
ると、その光量の和の立ち上がるスピードは、a+bと
なる。第2の発光素子は、第1の発光素子がその1/2
程度の発光量になる時間に消灯し始めるため、発光量
は、第1の発光素子とほぼ同一で、立ち上がるスピード
のみ高速(即ち、a+b)に改善される。
【0015】さらに、2個の個別の発光素子を使用する
以外にも、複数の発光素子、もしくは、独立に発光でき
る複数の発光部を持つ発光素子を使用しても、各光波形
を適宜に合成することにより、本発明の技術思想を実現
することができる。
【0016】図2に、本発明の光通信装置の実施の形態
の回路構成図を示す。
【0017】本発明の光通信装置においては、信号入力
端子(10)には、第1のインバータ(1)が接続さ
れ、第1のインバータ(1)の出力には、抵抗(2)を
介してカソードに接続される第1の発光素子(3)が設
けられる。また、信号入力端子(10)には、さらに、
第2のインバータ(4)が接続され、第2のインバータ
(4)の出力には、コンデンサ(5)を介してバッファ
(7)が接続される。バッファ(7)の入力は、抵抗
(6)を介して電源Vccにも接続される。バッファ
(7)の出力は、抵抗(8)を介してカソードに接続さ
れる第2の発光素子(9)が設けられる。
【0018】つぎに、図3に、本発明の光通信装置の実
施の形態の動作を説明するための波形図を示す。
【0019】入力端子(10)から図3(a)のような
信号が入力されると、、第1のインバータ(1)の出力
は、図3(b)のような波形となる。そのため、第1の
発光素子(3)の波形は、図3(e)のように出力され
る。
【0020】一方、入力端子(10)から入力された信
号は、第2のインバータ(4)にも供給される。第2の
インバータ(4)の出力は、コンデンサ(5)及び抵抗
(6)による回路により、図3(c)のような波形とな
る。そして、バッファ(7)のスレッショルドにより、
その出力は、図3(d)のような波形となる。ここで、
コンデンサ(5)、抵抗(6)及び電源Vccの値によ
り、図3(d)におけるパルス幅twが変化する。本発
明においては、例えば、このパルス幅twが、第1の発
光素子の立ち上がる時間の1/2程度になるよう設定す
る。このようにして、第2の発光素子(9)の波形は、
図3(f)のように出力される。
【0021】以上のようにして、第1の発光素子(3)
及び第2の発光素子(9)の光量の和の光波形は、図3
(g)のようになり、立ち上がりが修正される。
【0022】
【発明の効果】以上のように、本発明によると、ピーキ
ングによるダメージを発光素子を与えずに、光の立ち上
がりのスピードを改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光通信装置の概要を説明するための波
形図。
【図2】本発明の光通信装置の実施の形態の回路構成
図。
【図3】本発明の光通信装置の実施の形態の動作を説明
するための波形図。
【図4】従来の光送信機の回路構成。
【図5】従来の光送信機の動作を説明するための波形
図。
【符号の説明】
1、4 インバータ 2、6、8 抵抗 5 コンデンサ 3 第1の発光素子 9 第2の発光素子 7 バッファ
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04B 10/04 10/06

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力信号に基づいて駆動される第1の発光
    素子と、 第1の発光素子と同時に発光し始め、第1の発光素子が
    最大の光量になる迄の時間の1/2程度の時間で消光し
    始めるように、前記入力信号の立ち上がりに基づいて駆
    動される第2の発光素子とを備えた光通信装置。
  2. 【請求項2】パルス信号を入力する第1の駆動回路と、 前記第1の駆動回路により前記パルス信号に従って駆動
    される第1の発光回路と、 前記パルス信号に基づいて、立ち上がりの所定幅のみ出
    力される調整パルス信号を出力する波形調整回路と、 前記波形調整回路により前記調整パルス信号に従って駆
    動され、第1の発光素子と同時に発光し始め、第1の発
    光素子が最大の光量になる迄の時間の1/2程度の時間
    で消光し始める第2の発光回路とを備えた光通信装置。
  3. 【請求項3】前記波形調整回路は、 前記調整パルス信号のパルス幅を調整する微分回路と、 前記微分回路の出力に応じて所定時間幅の前記調整パル
    ス信号を出力するバッファ回路とを有することを特徴と
    する請求項2に記載の光通信装置。
  4. 【請求項4】パルス信号が入力される信号入力端子と、 前記信号入力端子からの前記パルス信号が入力される第
    1のインバータと、 前記第1のインバータの出力により駆動される第1の発
    光素子と、 前記信号入力端子から前記パルス信号が入力される第2
    のインバータと、 前記第2のインバータの出力に一端が接続されたコンデ
    ンサと、 前記コンデンサの他端に一端が接続され、電源に他端が
    接続された抵抗と、 前記コンデンサと前記抵抗との接続点の電位が入力され
    る第1のバッファと、 前記第1のバッファの出力により駆動される第2の発光
    素子とを備えた光通信装置。
JP9181265A 1997-07-07 1997-07-07 光通信装置 Pending JPH1127207A (ja)

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JP9181265A JPH1127207A (ja) 1997-07-07 1997-07-07 光通信装置

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