JPH11271574A - 光部品およびその光部品を用いた光半導体モジュール - Google Patents

光部品およびその光部品を用いた光半導体モジュール

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JPH11271574A
JPH11271574A JP10076793A JP7679398A JPH11271574A JP H11271574 A JPH11271574 A JP H11271574A JP 10076793 A JP10076793 A JP 10076793A JP 7679398 A JP7679398 A JP 7679398A JP H11271574 A JPH11271574 A JP H11271574A
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JP
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optical
resin material
optical fiber
substrate
groove
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JP10076793A
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Hiroshi Matsuyama
宏 松山
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は従来の問題に鑑みてなされたもの
で、複数の光ファイバ間を接着剤で封入することで光半
導体素子および光ファイバ端面を外気から遮断し、水分
やガスなどから光半導体素子の特性劣化を防止し、信頼
性の高い光部品を提供することにありまた、光部品の光
結合面の強度を高め、ゴミの付着を低減する構造にする
ことで、信頼性や耐久性を向上させた光部品を提供する
ことにある。 【解決手段】 本発明は光半導体素子を気密封止するた
めのものであり、気密度は低いが光半導体素子への接着
剤の流れ込みがないように半田材で仮封止したのち、気
密部分を構成する多数の光ファイバ(11)、光ファイ
バを保持する基板(12)およびキャップ(16)の境
界部分に低粘度の接着剤をファイバ固定用の基板(1
2)に設けたスリット(13)に強制的に流し、その後
固化して封止することにより、光半導体素子の特性劣化
を防止したことを特徴とする光部品を提供するものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光半導体素子と光
ファイバを搭載した光部品に関し、特に、光半導体素子
と光ファイバ端面とを気密封止する構造により、光半導
体素子の特性劣化を抑え、また、光ファイバ端面を半田
材あるいは樹脂材で固定した構造により、ゴミ付着を低
減し、光結合端面の強度を高めた光部品及びその光部品
を用いた光半導体モジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、光通信分野では、LAN間やコン
ピュータ内のボード間データ転送など、高容量かつ信頼
性の高いデータを伝送する技術が必要とされている。デ
ータ転送に用いる伝送システムは、一般に、送信モジュ
ール、光伝送媒体および受信モジュールにより構成され
る。送信モジュールにはレーザダイオードあるいは発光
ダイオードが搭載され、受信モジュールには、フォトダ
イオードあるいは発光ダイオードが搭載され、受信モジ
ュールには、フォトダイオードなどの光半導体素子が搭
載される。光半導体素子は水分やガスにより素子劣化し
ないように気密封止構造が採用されている。
【0003】光部品のスペックとしては小型化、軽量
化、高信頼性化が求められ、一方、データ量の増大とデ
ータ転送レートの拡大を目指して、光ファイバの多チャ
ンネル化や、高速に動作する光半導体素子や制御ICを
搭載したモジュールの開発が進められている。これらの
技術を開発していく上で、位置精度の高い光ファイバア
センブリ技術および光半導体素子の気密封止技術の開発
が必要である。
【0004】図15(a)に、従来例としての4チャン
ネル光部品の組立図を示す。シリコン材料からなる実装
基板100にはシリコンの異方性エッチングにより形成
した光ファイバ搭載溝101、102および半田溝10
3が設けられている。
【0005】さらにレーザダイオード104のマウント
および外部との電気入出力を行う図示しないメタルパタ
ーンおよびAuSn半田が光ファイバ搭載溝101の端
部に蒸着されている。
【0006】一方、光ファイバチップ107は4本の光
ファイバ105を光ファイバ固定基板106の光ファイ
バ搭載溝101により整列固定されたものであり、これ
に関しては後で詳しく説明する。
【0007】図示しない蒸着AuSn半田上にはレーザ
ダイオードが置かれ、半田溝103にはAuSnプリフ
ォーム半田108が置かれ、光ファイバ105が光ファ
イバ搭載溝101、102に合わせて配置され、上部か
ら固定される。300℃の加熱により、半田固定され
る。以上は通常、ダイボンダ装置が利用される。
【0008】キャップ109には、光ファイバチップ1
07の形状および寸法に合わせて、ファイバチップ搭載
溝108が形成されている。ファイバ搭載溝108を含
めたキャップ109の底面に予めエポキシ樹脂材がポッ
ティングされている。その後、レーザダイオード104
上部および光ファイバチップ107上部にマウントされ
る。100℃の恒温槽で10分ベ−ク固化されたのち、
ダイシング位置200によりダイシング装置を用いてカ
ットされる。最後に、光結合が得られるようにダイシン
グ面がダイヤモンド研磨されると光部品が完成する。
【0009】図15(b)は光ファイバチップ107の
組立図を示すものである。シリコン材料からなる光ファ
イバ固定基板106にはシリコンの異方性エッチングに
より、光ファイバ搭載溝108、109および半田溝1
10が形成される。
【0010】また、基板全面にはAuおよびAuSn半
田が計2μm蒸着されており、外形寸法が合うようにダ
イシング装置によりカットされる。光ファイバ105に
は半田固定するためにNiおよびAuが1μmずつメッ
キされている。光ファイバ固定基板106より1mm程
度長い4本の光ファイバ105を光ファイバ搭載溝10
8、109にマウントして300℃に加熱する。その
後、光ファイバ固定基板106および光ファイバ105
の両端が1mmダイシングされる。最後に光結合が得ら
れるようにダイシング面がダイヤモンド研磨されると光
ファイバチップ107が完成する。
【0011】図15(c)は組立後の光部品の外観斜視
図である。気密封止部分の断面構造111について説明
する。4本の光ファイバ105は半田108により固定
されている。その上部は光ファイバ固定基板106、下
部は実装基板100で挟んでいる。光ファイバ固定基板
106を覆うようにして樹脂材112でキャップ109
を取り付け封止している。
【0012】光ファイバが4本程度までは、この構造に
おいて気密封止の歩留りは高かったが、8本、12本と
光ファイバの本数を増加させたとき、半数以上が気密封
止されなくなった。光ファイバの本数が増えたことによ
り、半田の溶け方および、流れ方の偏りが大きくなり、
且つ、酸化膜が形成されやすくなったことから、光ファ
イバ間の半田部113、半田108と光ファイバ105
との界面に1μmにもみたない空気のリーク層ができた
ことが原因であった。さらにダイシング部115にAu
およびAuSnのバリが発生し、樹脂材112の流れを
妨げ、半田接合部114の境界に樹脂材112が流れな
くなり、空気のリーク経路が発生した場合もあった。
【0013】また、光結合端面の拡大図116について
説明する。メッキの厚さも含めて直径129μmの光フ
ァイバ105は光ファイバ搭載溝102と109に挟ま
れている。光ファイバ搭載溝102と109は組立後の
間隙が数十μmになるように溝の深さおよび形状が設計
されている。間隙117および間隙118、119には
半田108の流れ込みがある場合、半田で埋めれる場合
もあるが、通常は半田が流れずに穴の空いた構造とな
る。その結果、図示しない光結合部品との突き合わせに
より生じたゴミや大気中のゴミなどが間隙117、11
8および119に混入しやすくなる。さらに、シリコン
V溝は強度的に弱く、クラックや欠けを生じてしまうと
いう問題があった。
【0014】以上、従来の光部品には光ファイバの本
数、つまり、チャンネル数が増加したときにレーザダイ
オードの気密封止の歩留りが大きく低下する、また、V
溝を形成したシリコン基板で光りファイバを保持した場
合、ゴミの付着によりデータ伝送の信頼性が大きく低下
するという問題があった。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】従来の光部品の気密構
造は、光ファイバの多チャンネル化により、気密封止部
にガスのリーク経路が形成され、光半導体素子の特性が
劣化すること。また、光結合面をV溝形成シリコン基板
で構成した場合、ゴミの発生や端面の欠損により歩留り
と信頼性が低下するという問題があった。
【0016】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、複数の光ファイバ間を樹脂材で封入することで光半
導体素子および光ファイバ端面を外気から遮断し、水分
やガスなどから光半導体素子の特性劣化を防止し、信頼
性の高い光部品を提供することを第1の目的とする。ま
た、光部品の光結合面の強度を高め、ゴミの付着を低減
する構造にすることで、信頼性や耐久性を向上させた光
部品を提供することを第2の目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に本発明においては、請求項1の発明は光半導体素子を
気密封止するためのものであり、気密度は低いが光半導
体素子への樹脂材の流れ込みがないように半田材で仮封
止したのち、気密部分を構成する多数の光ファイバ、光
ファイバを保持する基板およびキャップの境界部分に低
粘度の樹脂材をファイバ固定用の基板に設けたスリット
に強制的に流し、その後固化して封止することにより、
光半導体素子の特性劣化を防止したことを特徴とする光
部品を提供するものである。
【0018】請求項2の発明は、請求項1において半田
による固定状態が悪い場合でも、樹脂材注入口を光ファ
イバ固定基板の中央部に設けて樹脂材が光半導体素子や
光結合面へ流れ込む割合を減少させたことを特徴とする
光部品を提供するものである。
【0019】請求項3の発明は、請求項1および2の実
装基板に設けた溝の幅を広くすることにより樹脂材注入
部のサイズを大きくし、樹脂材が注入しやすく、製造時
間の短縮化をはかったことを特徴とする光部品を提供す
るものである。
【0020】請求項4の発明は、ポッティングにより接
着材を気密封止穴周辺に盛るだけで樹脂材封止部分に樹
脂材が注入されるように光ファイバ固定基板のスリット
を2mm以上に設けたことを特徴とする光部品を提供す
るものである。
【0021】請求項5の発明は、請求項1〜4の光部品
に光コネクタと突き合わせるためのガイドピンを搭載し
たことを特徴とする光部品を提供するものである。請求
項7は光ファイバを固定する基板の両サイドに予めV溝
を形成しておき、全面蒸着した後、V溝の斜面が残るよ
うにダイシングし、蒸着金属のバリがマウント面に発生
しないようにしたことを特徴とする光部品を提供するも
のである。
【0022】請求項8は請求項6の光ファイバ固定基板
を用いて、気密封止することを特徴とした光部品を提供
するものである。請求項9は請求項1の光部品を樹脂パ
ッケージに収め、樹脂材でモールドするときに光部品の
気密を同時に封止したことを特徴とした光半導体モジュ
ールを提供するものである。
【0023】また、本発明において、光ファイバをV溝
および凹部を形成した上下の基板で鋏半田材あるいは樹
脂材で固定したものを凹部分でダイシングすることによ
り、光結合端面に穴がなく、且つ、強度の高くすること
ができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
【0025】
【実施例】以下の実施例に基づき本発明を詳細に説明す
る。 (実施例1)図1は本発明の第1の実施例にかかる光部
品を表す図であり、図1(a)は光部品の外観斜視図で
ある。シリコン材料からなる実装基板1および光ファイ
バ固定基板12の間に8本の光ファイバ11が挟まって
おり、光結合端面51により光結合を行う。気密封止を
行うため、光ファイバ固定基板12の上面および側面を
覆うように樹脂材料からなるキャップ16が設けてあ
る。さらに、光ファイバ固定基板12と実装基板1の間
の気密封止を行うため光ファイバ固定基板12の側面と
キャップ16の一部側面がエポキシ樹脂材50で封止さ
れている。
【0026】図1(b)は本発明の光部品の断面図であ
る。実装基板1上にはレーザダイオード9がマウントさ
れ、レーザダイオード9近傍から光結合端面51に至る
光ファイバ11が搭載されている。光ファイバ11の上
部には光ファイバ固定基板12があり、レーザダイオー
ド9を覆うようにしてキャップ16がエポキシ樹脂材5
2および53で気密封止されている。光ファイバ固定基
板12と実装基板1との間の気密封止については、仮封
止部54は半田材が入っており、樹脂材がレーザダイオ
ードの光端面へ流れ込まない程度の気密10−5 atm
・cc/secを有している。樹脂材注入部55にはエ
ポキシ樹脂材が注入固化されており、これにより10−
9 atm・cc/sec程度の気密が得られている。光
結合面51の光ファイバが外れないように光結合面固定
部56は半田で固定されている。
【0027】図1(c)は本発明の光部品の上面図であ
る。実装基板1および光ファイバ固定基板12にはほぼ
同じ形状および寸法の素子側溝6、22、光結合面側溝
8、23が設けてあり、その間には実装基板1に対して
は樹脂材注入溝7が、光ファイバ固定基板12に対して
は樹脂材注入スリット13が設けてある。樹脂材注入溝
7および樹脂材注入スリット13が設けられている上部
方向にキャップ16のエッジを配し、スリット13の側
面近傍およびキャップの一部を樹脂材で固めている。
【0028】図2に、本実施例1の8チャンネルの光部
品の組立図を示す。シリコン材料からなる実装基板1に
はシリコンの異方性エッチングにより形成した光ファイ
バ搭載溝2〜5および素子側溝6、樹脂材注入溝7、光
結合面溝8を設けている。さらに図示しないレーザダイ
オード9のマウントおよび外部との電気入出力を行うメ
タル配線パターンおよびAuSn半田が光ファイバ搭載
溝2の端部に蒸着されている。
【0029】一方、光ファイバチップ10は8本の光フ
ァイバ11を光ファイバ固定基板12により整列固定さ
れたものである。側面には樹脂材注入用のスリットが設
けてある。組立工程については後で詳しく説明する。
【0030】図示しないレーザダイオードマウント用の
蒸着AuSn半田上にレーザダイオードが置かれ、素子
側溝6および光結合面溝にはそれぞれAuSnプリフォ
ーム半田14および15が置かれ、光ファイバ11が光
ファイバ搭載溝2〜5に合わせて配置され、上部が固定
される。その後300℃に加熱され、その結果、半田固
定される。以上は、ダイボンダ装置が利用される。
【0031】キャップ16には、光ファイバチップ10
の形状および寸法に合わせて、ファイバチップ搭載溝1
7が形成されている。光ファイバチップ搭載溝17を含
めたキャップ16の底面に予めエポキシ樹脂材がポッテ
ィングされ、その後、レーザダイオード9上部および光
ファイバチップ10上部にマウントされる。100℃の
高温槽で10分ベーク、固定される。その結果、樹脂材
を注入する前の光部品が得られる。
【0032】図3は本実施例1に用いる光ファイバチッ
プ10の組立図を示すものである。図3(a)は光ファ
イバマウント前の斜視図である。シリコン材料からなる
光ファイバ固定基板12にはシリコンの異方性エッチン
グにより、光ファイバ搭載溝18〜21、および素子側
面溝22、光結合面側溝23、および樹脂材注入スリッ
ト13が形成されている。また、基板全面にはAu/P
t/TiおよびAuSn半田が計2μm蒸着されてお
り、ダイシング装置により適当な寸法にカットされてい
る。また、光ファイバ11はファイバホルダ基板12よ
り1mm長くカットしたものであり、光ファイバ11に
は半田固定するためにNiおよびAuが1μmずつメッ
キされている。
【0033】図3(b)光ファイバ搭載後を示した図で
ある。8本の光ファイバ11を光ファイバ搭載溝18〜
21にマウントされ、300℃に加熱される。その後、
光ファイバ固定基板12および光ファイバ11の両端は
ダイシング位置24および25のところでダイシングさ
れる。図3(c)はダイシングカット後の光ファイバチ
ップを示したものである。最後に光結合が得られるよう
に光素子側端面のみがダイヤモンド研磨される。光結合
端面27は基板マウント後に端面出しがなされる。以上
のようにして実施例1の光ファイバチップ10が得られ
る。
【0034】図4は樹脂材を注入する方法を示した図で
ある。光部品には樹脂材注入穴60と反対側に樹脂材吸
引穴61が形成されている。穴のサイズは高さ0.2m
m、幅1mm程度と非常に小さい物である。穴の近傍に
樹脂材をポッティングしただけでは樹脂材の注入に時間
が掛かる。そのため、径が1mm程度のファイバチュー
ブである注入用ファイバチューブ62および吸引用ファ
イバチューブ63は穴の近傍にあてられ、樹脂材注入お
よび吸引が行われる。吸引用ファイバチューブ63に樹
脂材が吸引されるのが確認されたとき、ファイバチュー
ブ62、63は外される。100℃の恒温槽に10分入
れられ樹脂材が固定されるとレーザダイオードが気密封
止される。最後に、ダイシング位置66でダイシングさ
れ、光結合が得られるようにダイシング面がダイヤモン
ド研磨されると光部品が完成する。
【0035】本発明の樹脂材料はエポキシ樹脂材を用い
たが、UV硬化樹脂材、フェノール系樹脂材、アクリル
系樹脂材、ポリイミド系樹脂材、ポリアミド系樹脂材を
用いたときも同様の効果が得られる。
【0036】また、本実施例は、端面発光型の発光ダイ
オードやフォトダイオードなどの光半導体素子、さら
に、光半導体素子を駆動するためのICを搭載した場合
にも適用できる。
【0037】よって、本発明によれば、光ファイバの本
数が増えた場合でも、接着封止部の面積が小さく、光半
導体素子や駆動ICなどを気密封止した光部品を歩留り
良く実現することができる。
【0038】(実施例2)次に、本発明の第2の実施例
の光部品を説明する。図5(a)は、本発明の第2の実
施例の光部品の外観斜視図である。シリコン材料からな
る実装基板1および光ファイバ固定基板12の間には8
本の光ファイバ11が挟まっており、光結合を行うため
の光結合端面51が設けられている。気密封止を行うた
め、光ファイバ固定基板12の一部を覆うように絶縁性
の樹脂からなるキャップ16が設けてある。さらに、光
ファイバ固定基板12と実装基板1の間の気密封止を行
うため光ファイバ固定基板12の側面中央部からキャッ
プ16の一部側面にかけてエポキシ樹脂材30で封止さ
れている。
【0039】図5(b)は、本発明の第2の実施例の光
部品の断面図である。実装基板1上にはレーザダイオー
ド9がマウントされ、レーザダイオード9近傍から光結
合端面51に至る光ファイバ11が搭載されている。光
ファイバ11の上部には光ファイバ固定基板12があ
る。レーザダイオード9を覆うようにしてキャップ16
がエポキシ樹脂材52および53で気密封止されてい
る。光ファイバ固定基板12と実装基板1との間の気密
封止については、仮封止部31は半田材が入っており、
樹脂材がレーザダイオードへ流れ込まない程度の気密1
0−5 atm・cc/secを有している。樹脂材注入
部32にはエポキシ樹脂材が封入されており、この気密
を確認したところ10−9 atm・cc/sec以上の
気密が確認されている。光結合面固定部33には半田で
固定されており、光結合面51の光ファイバが上部に外
れないように固定されている。
【0040】図5(c)は、本発明の第2の実施例の光
部品の上面図である。実装基板1および光ファイバ固定
基板12にはほぼ同じ形状および寸法の素子側溝34、
35、光結合面側溝37、38が設けてあり、その間に
は実装基板1に対しては樹脂材注入溝36が、光ファイ
バ固定基板12に対しては樹脂材注入スリット39が設
けてある。樹脂材注入溝36および樹脂材注入スリット
39は光ファイバ固定基板12のほぼ中央に設けてい
る。そのため素子側溝34、35の幅を広くとれ、仮封
止部の気密性が10−5 atm・cc/secより低い
場合でも請求項1よりも樹脂材が流れにくい構造となっ
ている。仮封止部31と樹脂材注入部の間の気密を得る
ため、光ファイバ固定基板の側面を樹脂材30で、スリ
ット39からキャップ16まで至る部分は樹脂材で固め
られている。組立は実施例1と同じである。
【0041】図6は、本発明の実施例2の光部品の樹脂
材注入の方法を示した図である。樹脂材はファイバチュ
ーブ77を用いて注入穴75から注入し、ファイバチュ
ーブ78を吸引穴76に当て樹脂材を吸引する。一方、
ファイバチューブ82、83により樹脂材84、85を
光ファイバ固定基板の側面が樹脂材で埋められるように
落とし込む。これを、100℃の恒温槽に入れ、樹脂材
は固化され、レーザダイオードが気密封止される。最後
に、ダイシング位置66でダイシングし、光結合が得ら
れるようにダイシング面をダイヤモンド研磨すると光部
品が完成する。
【0042】また、本発明の樹脂材料はエポキシ樹脂材
を用いたが、UV樹脂材、フェノール系樹脂材、アクリ
ル系樹脂材、ポリイミド系樹脂材、ポリアミド系樹脂材
を用いたときも同様の効果が得られる。
【0043】また、本実施例は、端面発光型の発光ダイ
オードやフォトダイオードなどの光半導体素子、さら
に、光半導体素子を駆動するためのICを搭載した場合
にも適用できる。
【0044】よって本発明により、請求項1よりも歩留
の高い光部品が実現できる。 (実施例3)次に、本発明の第3の実施例の光部品を説
明する。
【0045】図7は、本発明の実施例の光部品の樹脂材
注入前の光部品である。シリコン材料からなる実施基板
1および光ファイバ固定基板12の間には8本の光ファ
イバ11が挟まっており、光結合を行うための光結合端
面51を設けている。気密封止を行うため、光ファイバ
固定基板12の一部を覆うように樹脂材料からなるキャ
ップ16が設けてある。光ファイバ固定基板の側面中央
部には樹脂材注入スリットが設けてあり、また、その下
に位置する実装基板1の樹脂材注入溝86は光ファイバ
固定基板12の幅より広く形成している。その結果、樹
脂材が入り易くなり、製造時間を削減できる。樹脂材注
入方法は実施例2と同じである。よって、本発明によ
り、実施例2に比べ製造時間を短縮して組立可能な光部
品が実現できる。
【0046】本発明に用いる樹脂材料はエポキシ樹脂
材、UV硬化樹脂材、フェノール系樹脂材、アクリル系
樹脂材、ポリイミド系樹脂材、ポリアミド系樹脂材であ
るが、固化時間、固化温度を制御できる樹脂材であれば
適宜選択使用できる。
【0047】(実施例4)次に、本発明の第4の実施例
の光部品を説明する。図8は、本発明の第4実施例の光
部品の斜視図である。樹脂材注入スリット89および樹
脂材注入溝88は長さが実施例3に比べて長くなってい
る。その他の構成は実施例3と同じである。請求項1〜
3に比べ樹脂材を注入する穴の寸法が大きくなり、樹脂
材を強制的に注入および吸引するまでもなく、穴の周辺
に樹脂材を盛るだけで樹脂材封止部が樹脂材で埋まるこ
とになる。このときの穴の寸法は2mm以上が望まし
く、それより短い場合、ポッティングにより樹脂を充填
することができなかった。よって、樹脂材のポッティン
グ面の面積に制限がない場合、本発明により、実施例3
に比べ容易に組立可能な光部品が実現できる。
【0048】本発明に用いる樹脂材料はエポキシ樹脂
材、UV硬化樹脂材、フェノール系樹脂材、アクリル系
樹脂材、ポリイミド系樹脂材、ポリアミド系樹脂材であ
るが、固化時間、固化温度を制御できる樹脂材であれば
適宜選択使用できる。
【0049】(実施例5)次に、本発明の第5の実施例
のコネクタ型光部品について説明する。図9は、本発明
の第5の実施例のコネクタ型光部品である。すなわち、
シリコン材料からなる実装基板1には異方性エッチング
によりV溝が形成されている。このガイドピン溝90に
ガイドピン91をエポキシ樹脂材、UV硬化樹脂材、フ
ェノール系樹脂材、アクリル系樹脂材、ポリイミド系樹
脂材、ポリアミド系樹脂材などで取り付けて光コネクタ
型光部品が得られる。すなわち、本実施例によれば、請
求項1〜4に記載したレーザダイオード、端面発光型の
発光ダイオード、フォトダイオードなどの光半導体素子
や駆動ICなどの半導体チップを気密封止した光部品の
コネクタ型光部品が実現できる。
【0050】(実施例6)次に、本発明の第6の実施例
の光半導体モジュールについて説明する。図10(a)
は、本発明の第6の実施例の光半導体モジュールの概略
組立図である。電気信号入出力リード端子94を一体金
型射出成形で組み込んだ樹脂材料からなるパッケージ9
3にコネクタ型光部品92をエポキシ樹脂材で固定す
る。
【0051】但し、このときマウントするコネクタ型光
部品は完全に気密封止したものではなく、つまり、樹脂
材を注入する前の階段のものである。次に、光部品に設
けてある図示しないメタル配線パターンと電気信号入出
力リード端子94とが図示しないボンディングワイヤに
より接続される。次に、カバー95がパッケージ上部の
4隅にエポキシ樹脂材で隙間なく固定される。カバー9
5には樹脂材注入用の穴96が設けてあり、その位置は
光結合端面98の真上位置から、光コネクタ挿入方向へ
3mm程度ずらしてある。
【0052】図10(b)は本発明の第6の実施例の光
半導体モジュールの樹脂モールド方法を示した図であ
る。光コネクタ挿入口98を上に向けた状態で、図示し
ないファイバチューブを樹脂材注入穴96に挿入する。
予め計算した樹脂材が到達しない量だけを注入する。こ
のとき、光部品の樹脂材注入部分に樹脂材が流れ込むこ
とになる。もちろん穴のサイズが大きい実施例4の光部
品の方が樹脂材が入り易く本実施例にもっとも適合する
と考えられる。その後10分間100℃の恒温槽入れ、
樹脂材を固化させる。このとき光ファイバ端面に有機物
などが付着しないようにダミーのコネクタなどを光結合
端面98に突き合わせて保護した。その結果、本実施例
によればレーザダイオードを気密封止した光半導体モジ
ュールが実現できる。
【0053】本発明に用いる樹脂材料はエポキシ樹脂
材、UV硬化樹脂材、フェノール系樹脂材、アクリル系
樹脂材、ポリイミド系樹脂材、ポリアミド系樹脂材であ
るが、固化時間、固化温度を制御できる樹脂材であれば
適宜選択使用できる。
【0054】(実施例7)次に、本発明の第7の実施例
の光ファイバ固定基板について説明する。図11は、本
発明の第7の実施例の光ファイバ固定基板の概略製造工
程図である。シリコンウエハ130にパターンを図示し
ない光ファイバ固定基板131を配置している。光ファ
イバ固定基板の横幅を合わせて、テーパ形成溝132、
つまり、V溝を形成する。次に、基板全面に金属蒸着膜
Au/Pt/Tiを形成し、半田材となるAuSnを全
面蒸着する。ダイシングマークに合わせてテーパ形成溝
の幅より狭いダイシングブレードでカットする。その結
果、光ファイバ固定基板の側面にテーパ136が形成さ
れる。例えば、単純にV溝の角度が45度で、幅が10
0μmである場合、50μmのダイシングの幅でV溝の
中心をカットすると、テーパ136の幅は25μmとな
る。ダイシング時には蒸着膜のバリが発生するが、V溝
をダイシングすることでマウント面135にはバリを発
生させずにマウントに影響しない部分のテーパ部分へ移
行される。
【0055】一方、メタルのバリを防止するためにはダ
イシング部のメタルをリフトオフしてメタルを取り除く
ことが可能であるが、光ファイバ固定基板は電極配線な
どを設けたものではなく、リフトオフプロセスが省ける
方がコスト低下や生産性向上となる。
【0056】本実施例によれば、リフトオフプロセスを
省いた工程でマウント面のバリの発生がない光ファイバ
固定基板が実現できる。また、レーザダイオードチッ
プ、発光ダイオード、フォトダイオードチップや駆動I
Cなどのチップ部品をマウントする際に厚いプリフォー
ム半田を用いた場合、プリフォーム半田の変形によりマ
ウント位置が数十〜数百ミクロンのオーダで位置ずれす
る場合がある。これを回避するため半田層を薄くした場
合、例えば、チップの裏面に数ミクロン以下の蒸着半田
層を形成して、マウントするとチップのダイシング時あ
るいはヘキ開により発生したバリによって、チップが傾
き半田固定できない場合がある。このとき、本発明のバ
リが発生しない構造を用いれば、位置精度や半田接続強
度の高くなる。すなわち、本発明のバリが発生しない構
造は光ファイバ固定基板だけではなく、その他様々なチ
ップ部品に適用可能である。
【0057】(実施例8)次に、本発明の第8の実施例
について説明する。図12(a)は、本発明の第8の実
施例の光ファイバ固定基板の溝部のダイシング部分の図
である。溝132‘はシリコンの異方性エッチングによ
り形成したV溝形成前の凹溝であり、溝の底部136b
と斜面136aを有したものである。
【0058】斜面をダイシングした場合には、実施例7
の図11と同様な断面形状の光ファイバ固定基板が得ら
れる。一方、底部136bの一部が残るようにダイシン
グした場合、図110(b)の第8の実施例のダイシン
グ後の光ファイバ固定基板の断面図のようになる。
【0059】溝部の斜面136aおよび底部136bを
ダイシングした場合の光ファイバ固定基板でも実施例7
と同様に、リフトオフプロセスを省いた工程でマウント
面のバリの発生がない光ファイバ固定基板が実現でき
る。
【0060】(実施例9)次に、本発明の第9の実施例
の気密封止構造について説明する。図13は、本発明の
第9の実施例の光部品の断面図である。
【0061】光ファイバ固定基板131は実施例7で得
られる基板であり、その他の部材である実装基板10
0、光ファイバ105、半田105、樹脂材112、キ
ャップ109および組立図は従来図14と同じである。
テーパ部分の拡大図137を説明する。従来の方法のよ
うにテーパを設けないときにはバリ140は光ファイバ
固定基板131の底部にあり、樹脂材の流入をさまた
げ、気密封止が得られないことがあったが、テーパ13
6を設けたことで樹脂材が半田108の境界面へ流れや
すい構造になり、且つ、バリの発生による歩留り低下を
実現できる。
【0062】(実施例10)次に、本発明の第10の実
施例の光結合端面の構造について説明する。図14
(a)は、本発明の第10の実施例の光部品の光結合端
面部の組立図である。実装基板1には光ファイバ搭載溝
150、152および光結合面側溝151が設けてあ
る。光ファイバ搭載溝150に図示しないAuSnプリ
フォーム半田を載せ、光ファイバチップ162を合わせ
て300℃まで温度を上昇させ半田固定する。
【0063】図14(b)は本発明の第10の実施例の
光結合端面の上面図である。従来は光ファイバ搭載溝を
横断するダイシング位置156でカットしていたが、本
発明の実子例の光部品は光結合面側溝および半田を横断
するダイシング位置157でカットしている。
【0064】図14(c)は本発明の第10の実施例の
光部品の光結合端面の断面図である。光結合面側溝15
8と161との間で光ファイバ155が半田159に隙
間なく整列している。光ファイバの整列精度は光結合面
側溝の幅の大きさと、その幅のダイシング位置で大きく
変わる。本実施例では、光結合面側溝の幅を1.5mm
とし、光ファイバ搭載溝150から50μm離れたとこ
ろをダイシングした。その結果、ファイバの位置ずれは
3μm以内であった。光ファイバとしてコア径μmのマ
ルチモードファイバ使用時のスペックとして耐えうるも
のである。また、半田の材料は比較的硬度の高いものを
選択すれば、強度が高く、表面にゴミ付着の少ないもの
が得られる、シリコンV溝より格段に性能が向上する。
半田材の変わりに光りコネクタ部品の樹脂モールド材料
を使用しても同様の効果が得られる。すなわち、本発明
により、光結合端面の強度を増し、且つ、ゴミの付着し
難い光結合端面が実現できる。
【0065】
【発明の効果】上記構成によって、水分やガスによる光
半導体素子や光ファイバ端面の劣化を防止し、また、光
結合端面の強度と信頼性の高い光部品を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の光部品の(a)外観斜視
図、(b)断面図、(c)上面図
【図2】本発明の実施例1の光部品の組立図
【図3】本発明の実施例1の光ファイバチップの組立図
【図4】本発明の実施例1の光部品の樹脂材注入方法
【図5】本発明の実施例2の光部品の(a)外観斜視
図、(b)断面図、(c)上面図
【図6】本発明の実施例2の光部品の樹脂材注入方法
【図7】本発明の実施例3の光部品の外観斜視図
【図8】本発明の実施例4の光部品の外観斜視図
【図9】本発明の実施例5のコネクタ型光部品の外観斜
視図
【図10】本発明の実施例6の光半導体モジュールの
(a)概略組立図、(b)樹脂モールド方法
【図11】本発明の実施例7の光ファイバ固定基板の概
略製造工程図
【図12】本発明の実施例8の(a)光ファイバ固定基
板の溝部のダイシング部分、(b)ダイシング後の光フ
ァイバ固定基板の断面図
【図13】本発明の実施例9の光部品の断面図
【図14】本発明の実施例10の光部品の(a)光結合
端面の組立図、(b)光結合端面の上面図、(c)光結
合端面の断面図
【図15】従来例を説明するための(a)光部品の組立
図、(b)光ファイバチップの組立図、(c)組立後の
光部品の外観斜視図
【符号の説明】
1、100…実装基板 2〜5、18〜21、101、102、108、10
9、150、152…光ファイバ搭載溝 6、22、34、35…素子側溝 7、36、86、88…樹脂材注入溝 8、23、37、38…光結合端面側溝 9、104…レーザダイオード 10、107…光ファイバチップ 11、105…光ファイバ 12、106、131…光ファイバ固定基板 13、39、87、89…樹脂材注入スリット 14、15…AuSnプリフォーム半田 16、109…キャップ 17、108…光ファイバチップ搭載溝 24、25、66…ダイシング位置 26…光素子側端面 27、51…光結合端面 30、50、52、53、112…樹脂材 31、54…仮封止部 32、55…樹脂材注入部 33、56…光結合面固定部 60、75…樹脂材注入穴 61、76…樹脂材吸引穴 62、63、77、78…ファイバチューブ 90…ガイドピン溝 91…ガイドピン 92…コネクタ型光部品 93…パッケージ 94…電気信号入出力リード端子 95…カバー 96…樹脂材注入穴 97…穴の位置 98…光結合面 103、110…半田溝 108…半田 114…半田接合部 132、132‘…テーパ形成溝 133…ダイシングマーク 135…マウント面 136…テーパ 136a…溝斜面 136b…溝底部 137…テーパ部分の拡大図 139…蒸着膜 140…バリ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光半導体素子と、複数の光ファイバの端面
    の一方を気密封止する光部品において、前記光半導体素
    子と、前記光ファイバを固定する基板と気密封止キャッ
    プとを、搭載するための実装基板があって、前記光ファ
    イバ固定基板は、気密封止内部に位置するところに形成
    した溝に半田材により固定し、気密封止キャップ近傍に
    設けた溝を樹脂材で封止していることを特徴とする光部
    品。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の樹脂材封止用の溝をキャ
    ップ面外部に設け、樹脂材で固定し、気密封止キャップ
    に至るまでの光ファイバ固定基板の側面を樹脂材で封止
    したことを特徴とする光部品。
  3. 【請求項3】前記実装基板の溝の幅を前記光ファイバ固
    定基板の幅より広くしたことを特徴とする請求項1およ
    び2の光部品。
  4. 【請求項4】前記実装基板の溝および前記光ファイバ固
    定基板の溝の長さを2mm以上設けたことを特徴とする
    請求項1乃至3の光部品。
  5. 【請求項5】ガイドピンを取り付けたことを特徴とする
    請求項1乃至4の光部品。
  6. 【請求項6】前記光ファイバ固定基板の側面にテーパを
    設けたことを特徴とする光部品。
  7. 【請求項7】前記光ファイバ固定基板は溝を有する基板
    であって、該基板の切出し部に溝が形成されてなり、該
    基板の端部が前記溝の底部又は斜面に位置することを特
    徴とする光部品。
  8. 【請求項8】光半導体素子と、複数の光ファイバの端面
    の一方を気密封止する光部品において、前記光半導体素
    子と、前記光ファイバを固定する基板と、気密封止キャ
    ップとを、搭載するための実装基板があって、前記光フ
    ァイバ固定基板には、テーパが設けてあることを特徴と
    する光部品。
  9. 【請求項9】樹脂材料からなるパッケ−ジ部材と、請求
    項1記載の光部品があって、パッケ−ジにモ−ルドする
    樹脂材料と同材料の樹脂材料で前記光部品の前記樹脂封
    止部をモ−ルドしたことを特徴とした光半導体モジュ−
    ル。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001201656A (ja) * 2000-01-20 2001-07-27 Furukawa Electric Co Ltd:The 固定部品およびその固定部品を用いた光部品
JP2019527859A (ja) * 2016-07-14 2019-10-03 アヤー・ラブス・インコーポレーテッドAyar Labs Incorporated 光データ通信システム用レーザモジュール
CN110904420A (zh) * 2019-12-30 2020-03-24 浙江工业大学 一种磁控溅射中纤维端面镀膜装置

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