JPH11271151A - ウエハ温度モニタ装置、膜厚モニタ装置及びウエハ温度膜厚モニタ装置 - Google Patents

ウエハ温度モニタ装置、膜厚モニタ装置及びウエハ温度膜厚モニタ装置

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Publication number
JPH11271151A
JPH11271151A JP7081298A JP7081298A JPH11271151A JP H11271151 A JPH11271151 A JP H11271151A JP 7081298 A JP7081298 A JP 7081298A JP 7081298 A JP7081298 A JP 7081298A JP H11271151 A JPH11271151 A JP H11271151A
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JP
Japan
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wafer
temperature
film thickness
sensor
monitoring device
Prior art date
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Pending
Application number
JP7081298A
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English (en)
Inventor
Tomomi Ino
知巳 井野
Akira Soga
朗 曽我
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Priority to US09/261,972 priority patent/US6541287B2/en
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Priority to US10/206,186 priority patent/US6780657B2/en
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Abstract

(57)【要約】 【課題】膜厚の変化や雰囲気ガスの温度変化に影響され
ることなく、半導体ウエハの温度を正確に測定すること
ができるウエハ温度モニタ装置を提供すること。 【解決手段】パターンにレーザ光Lを照射するHe−N
eレーザ装置12と、パターンにおいて反射した回折光
Pを受光するCCDカメラ13,14、これらCCDカ
メラ13,14とパターンとの間に設けられ、CCDカ
メラ13,14との距離がその焦点距離fとなるように
配置された凸レンズ15,16と、CCDカメラ13,
14上に結像したスポット像M1,M2の位置に基づい
て半導体ウエハWの温度を算出する演算部17とを備え
るようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ウエハ上の
パターンに照射して発生した回折光の回折角の変化を利
用してウエハの温度及び膜厚を測定するウエハ温度モニ
タ装置、膜厚モニタ装置及びウエハ温度膜厚モニタ装置
に関し、特に膜厚変化や雰囲気温度による測定値の誤差
を低減したものに関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の半導体処理装置等に用いら
れるウエハ温度モニタ装置1の原理を示す模式図であ
る。ウエハ温度モニタ装置1は、チャンバ2内に収容さ
れた半導体ウエハWにレーザ光Lを照射するHe−Ne
レーザ装置3と、半導体ウエハWに反射した回折光を検
出する一対のCCDカメラ4,5を備えている。成膜チ
ャンバ2内の半導体ウエハWは高温になると、膨張し、
回折光の反射角度θが変化する。このため、CCDカメ
ラ4,5による回折光Pの検出位置が温度変化に伴って
移動する。この移動量を求めることで、ウエハ温度モニ
タ装置1では、温度測定を行うようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のウエハ
温度モニタ装置1では、次のような問題があった。すな
わち、図6に示すように半導体ウエハW上に処理の進行
に伴って膜n1,n2が形成されたり、成膜チャンバ2
内の雰囲気ガスの温度が変化し、異なる温度のガス層n
3,n4が生じると、回折光Pが屈折し、回折光P′と
なり、CCDカメラ4,5に到達する位置がΔd分変化
する。このため,膜の厚み変化や雰囲気ガスの温度変化
と半導体ウエハWの温度変化とを区別できず、正確な温
度をモニタすることができなかった。
【0004】そこで本発明は、膜厚の変化や雰囲気ガス
の温度変化に影響されることなく、半導体ウエハの温度
を正確に測定することができるウエハ温度モニタ装置及
びウエハ上に形成された薄膜の膜厚を測定できる膜厚モ
ニタ装置及びウエハ温度と膜厚とを同時に測定できるウ
エハ温度膜厚モニタ装置を提供することを目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するために、請求項1に記載された発明は、所定の
パターンが形成されたウエハの温度をモニタするウエハ
温度モニタ装置において、前記パターンにレーザ光を照
射するレーザ光照射部と、前記パターンにおいて反射し
た回折光を受光するセンサと、このセンサと前記パター
ンとの間に設けられ、前記センサとの距離がその焦点距
離となるように配置されたレンズと、前記センサ上に結
像したスポット像の位置に基づいて前記ウエハの温度を
算出する演算部とを備えるようにした。
【0006】請求項2に記載された発明は、ウエハに形
成されたパターンにレーザ光を照射するレーザ光照射部
と、前記パターンにおいて反射した回折光を受光するセ
ンサと、このセンサによって受光した回折光の強度に基
づいて前記ウエハ上の薄膜の厚さを測定するようにし
た。
【0007】請求項3に記載された発明は、請求項1に
記載されたウエハ温度モニタ装置と請求項2に記載され
た膜厚モニタ装置とを備えて、前記ウエハの温度及び前
記ウエハ上の薄膜の膜厚を同時に測定するようにした。
【0008】上記手段を講じた結果、次のような作用が
生じる。すなわち、請求項1に記載された発明では、回
折光は凸レンズへの入射角に応じてセンサ上に結像する
位置が定まる。このため、屈折等により回折光が入射す
る位置がずれても結像する位置は変わらないため、薄膜
や雰囲気温度による屈折による影響を受けることなく温
度測定を行うことができる。
【0009】請求項2に記載された発明では、回折光の
強度はウエハ上の薄膜干渉により、その膜厚によって変
化するため、センサによって受光した回折光の強度に基
づいてウエハ上の薄膜の厚さを測定することができる。
請求項3に記載された発明では、ウエハの温度及びウエ
ハ上の薄膜の膜厚を同時に測定することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施の形態に係
るモニタ装置10を示す模式図である。モニタ装置10
は、成膜チャンバ11内に収容された半導体ウエハWに
レーザ光を照射するHe−Neレーザ装置12と、半導
体ウエハWに反射した回折光を検出する一対のCCDカ
メラ13,14と、これらCCDカメラ13,14と半
導体ウエハWとの間にそれぞれ配置された凸レンズ1
5,16と、CCDカメラ13,14からの出力に基づ
いて後述するように演算を行う演算部17を備えてい
る。
【0011】なお、凸レンズ15,16とCCDカメラ
13,14の撮像面13a,14aとは凸レンズ15,
16の焦点距離fとなるように設定されている。なお、
半導体ウエハWの表面には、規則的で微細なバターンが
形成されている。
【0012】このように構成されたモニタ装置10で
は、次のようにして半導体ウエハWの温度を測定する。
すなわち、He−Neレーザ装置12により半導体ウエ
ハWにレーザ光Lを照射する。レーザ光Lは、半導体ウ
エハWのパターンの間隔に応じた角度で回折光Pとして
反射される。
【0013】回折光Pはそれぞれ凸レンズ15,16に
角度ηで入射し、集光され、CCDカメラ13,14上
にそれぞれスポット像M1,M2を結ぶ。このとき、回
折光Pは凸レンズ15,16により集光されているた
め、スポット像M1,M2が結像する位置は凸レンズ1
3,14の焦点CからfΔηだけずれたものとなる。
【0014】すなわち、回折光Pが凸レンズ15,16
に入射する位置に関わらず、CCDカメラ13,14上
のスポット像M1,M2は回折光Pが凸レンズ15,1
6に入射する角度ηに応じた位置に結像される。したが
って、回折光Pが薄膜や雰囲気温度により屈折すること
で生じる位置ずれは無視できることになる。
【0015】なお、図3の(a)〜(c)はそれぞれ3
00℃、200℃、100℃におけるスポット像M1,
M2の位置を示す図である。これらスポット像M1,M
2の位置信号が演算部17に入力される。演算部17で
は、スポット像M1,M2の位置信号に基づいて両者の
間隔Xを算出し、間隔Xの値から半導体ウエハWの温度
を算出する。
【0016】また、回折光Pの強度は半導体ウエハW上
の膜厚の増減に伴い、正弦波的に変化するため、CCD
カメラ13,14に結像するスポット像の強度を測定す
ることにより、半導体ウエハW上に形成される膜厚を同
時に測定することができる。
【0017】なお、図4の(a),(b)は測定対象の
半導体ウエハWが傾いた場合を示している。半導体ウエ
ハWが傾くと、スポット像M1,M2の位置がずれる。
しかしながら、この傾きの影響は2つのセンサの両方に
同じ影響を及ぼすため,2つのスポット像M1,M2の
間隔Xは変化せず、半導体ウエハWの傾きを打ち消すこ
とができ、正確な温度測定を行うことができる。
【0018】上述したように本実施の形態に係るモニタ
装置10によれば、回折光Pを集光してCCDカメラ1
3,14の撮像面上に凸レンズ15,16に入射した角
度に応じた位置にスポット像M1,M2を作り、これら
スポット像M1,M2の間隔を測定することにより、半
導体ウエハW上に形成される膜厚や雰囲気温度の変化の
影響を打ち消し、測定誤差を減少できる。なお、本発明
は実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨
を逸脱しない範囲で種々変形実施可能であるのは勿論で
ある。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、薄膜や雰囲気温度によ
る屈折による影響を受けることなくウエハの温度測定及
び膜厚測定を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示すモニタ装置の構成
を示す図。
【図2】同モニタ装置に組込まれたレンズとCCDカメ
ラとの位置関係を示す模式図。
【図3】同モニタ装置に組込まれたCCDカメラによる
スポット像を示す図。
【図4】同モニタ装置における半導体ウエハの傾きを打
ち消した状態を示す図。
【図5】従来のウエハ温度モニタ装置の構成を示す図。
【図6】同ウエハ温度モニタ装置における雰囲気温度及
び膜厚による影響を示す図。
【符号の説明】
10…モニタ装置 11…成膜チャンバ 12…He−Neレーザ装置 13,14…CCDカメラ(センサ) 15,16…凸レンズ 17…演算部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定のパターンが形成されたウエハの温度
    をモニタするウエハ温度モニタ装置において、 前記パターンにレーザ光を照射するレーザ光照射部と、 前記パターンにおいて反射した回折光を受光するセンサ
    と、 このセンサと前記パターンとの間に設けられ、前記セン
    サとの距離がその焦点距離となるように配置されたレン
    ズと、 前記センサ上に結像したスポット像の位置に基づいて前
    記ウエハの温度を算出する演算部とを備えていることを
    特徴とするウエハ温度モニタ装置。
  2. 【請求項2】ウエハに形成されたパターンにレーザ光を
    照射するレーザ光照射部と、 前記パターンにおいて反射した回折光を受光するセンサ
    と、 このセンサによって受光した回折光の強度に基づいて前
    記ウエハ上の薄膜の厚さを測定することを特徴とする膜
    厚モニタ装置。
  3. 【請求項3】請求項1に記載されたウエハ温度モニタ装
    置と請求項2に記載された膜厚モニタ装置とを備えて、 前記ウエハの温度及び前記ウエハ上の薄膜の膜厚を同時
    に測定することを特徴とするウエハ温度膜厚モニタ装
    置。
JP7081298A 1998-03-19 1998-03-19 ウエハ温度モニタ装置、膜厚モニタ装置及びウエハ温度膜厚モニタ装置 Pending JPH11271151A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7081298A JPH11271151A (ja) 1998-03-19 1998-03-19 ウエハ温度モニタ装置、膜厚モニタ装置及びウエハ温度膜厚モニタ装置
US09/261,972 US6541287B2 (en) 1998-03-19 1999-03-03 Temperature measuring method and apparatus, measuring method for the thickness of the formed film, measuring apparatus for the thickness of the formed film thermometer for wafers
US10/206,186 US6780657B2 (en) 1998-03-19 2002-07-29 Temperature measuring method and apparatus, measuring method for the thickness of the formed film, measuring apparatus for the thickness of the formed film thermometer for wafers

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104236695A (zh) * 2014-08-25 2014-12-24 合肥工业大学 动态系统多物理场成像检测系统

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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