JPH11271133A - 電極保持器及びこれを用いたシステム - Google Patents

電極保持器及びこれを用いたシステム

Info

Publication number
JPH11271133A
JPH11271133A JP9092198A JP9092198A JPH11271133A JP H11271133 A JPH11271133 A JP H11271133A JP 9092198 A JP9092198 A JP 9092198A JP 9092198 A JP9092198 A JP 9092198A JP H11271133 A JPH11271133 A JP H11271133A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
liquid level
transmission line
switching
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9092198A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaichi Murashima
政一 村島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Densetsu Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Nippon Densetsu Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Densetsu Kogyo Co Ltd filed Critical Nippon Densetsu Kogyo Co Ltd
Priority to JP9092198A priority Critical patent/JPH11271133A/ja
Publication of JPH11271133A publication Critical patent/JPH11271133A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Non-Electrical Variables (AREA)
  • Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)
  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】電極保持器と制御装置との間の伝送線の配線、
保守管理、更新にかかる労力と時間を激減させるととも
に、既存設備を可能な限り利用する。 【解決手段】電極棒L0〜L3の一端は、切換部2の各
端子T0〜T3に接続され、切換部2の端子TT1、T
T2は、水位制御装置10との間を接続する2線式伝送
線LLを接続する。検出用信号生成部13は、電極保持
器1a,1bとを識別するグループ識別信号と、グルー
プ識別された電極保持器内の切換を指示する個別切換制
御信号と、電極棒間が導通しているか否かを検出するた
めの電圧信号とを含む24ボルト交流の検出用信号を時
分割で生成して、2線式伝送線LLに送出する。切換制
御信号検出部3は、グループ識別信号と個別切換制御信
号とをもとに切換部2の切換制御を行う。水位検出部1
1は、この切換に同期して導通検出結果を順次水位信号
生成部12に送出し、水位信号生成部12は、各電極棒
に対応した水位信号S1〜S3を生成すべく多重分離を
行い、次の水位信号生成までこの信号を保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電極保持器及びこ
れを用いたシステムに関し、特に、超高層、低層の商業
ビルや集合住宅等の上下水道、汚水処理施設や浄水場に
おける汚水、農業あるいは工業用水等の給排水施設の各
種液面制御に用いる液位センサーを保持した電極保持
器、及びこの電極保持器を用いた各種施設での液位制御
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、建物の地下あるいは地上部に
設置された給水源(受水槽)と建物の屋上に設置された
高架水槽間において、給水源に貯水された上下水をポン
プの動力を用いて自動的に高架水槽に汲み上げ、高架水
槽の水位を適切に制御するとともに給水源から高架水槽
への給水を適切に行う給排水制御システムがある。
【0003】例えば、図5は、従来の給排水制御システ
ムの全体構成を示す図であり、この給排水制御システム
は、給水源101に貯水された水をポンプPで高架に設
置された水槽102に給水し、この水槽102の水を各
家庭や工場等で使用する際、給水源101及び水槽10
2の水位をそれぞれ電極保持器110、120で検出
し、この結果をもとに制御装置100がポンプPの駆動
及び水槽102の水位を適切に制御するものである。
【0004】電極保持器110は、4つの電極棒L0〜
L3を有し、電極棒L1、L2、L3、L0の長さは、
の順次長く設定され、その先端は検出すべき水位に対応
させている。水位検出の原理は、各電極間に水が介在し
て導通するか否かによって行われ、最も長い電極棒L0
が基準電極棒となって、各電極棒L1〜L3との間が導
通した場合、各電極棒L1〜L3の先端まで水位がある
と判断される。
【0005】電極保持器120は、電極保持器110と
同様に、順次長い電極棒L4〜L8を有し、それぞれの
先端位置の水位を検出し、この際、電極棒L8が基準電
極棒となる。但し、電極保持器120は、電極保持器1
10に比べて電極棒の数が1つ多く、5本となってい
る。
【0006】電極保持器110の電極棒L1は、給水源
101における水位の上限、すなわち満水水位レベルを
検出し、電極棒L2は、ポンプPの運転準備に対応する
水位レベルを検出し、電極棒L3は、ポンプPの運転停
止に対応する水位レベルを検出する。電極保持器120
の電極棒L4は、水槽102における満水水位レベルを
検出し、電極棒L5は、ポンプPの給水運転停止に対応
する水位レベルを検出し、電極棒L6は、ポンプPの給
水運転開始に対応する水位レベルを検出し、電極棒L7
は、水槽102の渇水水位レベルを検出する。
【0007】制御装置100の動作について説明する
と、まず給水源101の水位が電極棒L3の先端未満の
場合、スイッチU2はオフ状態を維持し、この結果スイ
ッチXもオフ状態(導通状態)となり、給水源下限ラン
プLL2を点灯させるとともに、給水源下限ブザーBL
2を鳴動させる。
【0008】これは、給水源101の水位が何らかの要
因で減少あるいは渇水の状態となっていることを報知さ
せるためである。給水源101の水位が電極棒L2の先
端の水位に達すると、リレーユニットRU2が動作し、
スイッチU2がオン状態となり、さらにリレーRXが動
作してスイッチXもオン状態となる。
【0009】この結果、給水源下限ランプLL2が消灯
し、給水源下限ブザーBL2の鳴動が停止する。また、
給水源101の水位が電極棒L1の先端の水位に達する
と、リレーユニットRU3が動作し、スイッチU3がオ
ン状態(導通状態)となり、給水源上限ランプLH1が
点灯し、給水源上限ブザーBH2が鳴動する。
【0010】このようなランプの点灯及びブザーの鳴動
がない場合、ポンプPの空転等が防止できるので、ポン
プPの運転が可能な状態となる。但し、ポンプPの運転
は、さらに水槽102の水位レベルによって決定され
る。
【0011】なお、このシステムの始動に際し、上述し
たランプの点灯及びブザーの鳴動がない場合、押しボタ
ンスイッチPSを押下することによって、スイッチU2
を強制的にオン状態にし、この結果さらにリレーRXが
動作してスイッチXをオン状態にし、ポンプPの運転が
可能な状態に設定する。
【0012】一方、水槽102の水位が電極棒L7の先
端未満の場合、リレーユニットRU1が動作せず、スイ
ッチU1がオフ状態(導通状態)を維持し、高架水槽渇
水ランプLL1が点灯し、高架水槽渇水ブザーBL1が
鳴動する。
【0013】水位が電極棒L7の先端に達すると、リレ
ーユニットRU1が動作して、スイッチU1がオン状態
となり、高架水槽渇水ランプLL1が消灯し、高架水槽
渇水ブザーBL1が鳴動を停止する。
【0014】さらに、水位が電極棒L5の先端に達する
と、リレーユニットRU5が動作してスイッチU5をオ
ン状態にし、既にスイッチXがオン状態である場合(ポ
ンプPが運転可能状態である場合)、TCとTC2との
間が導通し、コンタクタCがオンとなり、サーマルリレ
ーSRを介してモータmを起動してポンプPを動作さ
せ、給水源101の水を送水管103を通して水槽10
2に給水させる。
【0015】一方、水位が下がって、水位が電極棒L5
未満となり、電極棒L6の先端に達しても、既にスイッ
チU5がオン状態となっており、このスイッチU5を介
したリレーユニットRU5が動作し続けるため、ポンプ
Pの運転は維持し続ける。そして、水位が電極棒L6の
先端未満となって初めてスイッチU5がオフ状態とな
り、ポンプPの運転が停止する。
【0016】なお、水位が電極棒L4の先端に達する
と、リレーユニットRU4が動作してスイッチU4がオ
ン状態となり、高架水槽満水ランプLH1が点灯し、高
架水槽満水ブザーBH1が鳴動する。
【0017】このようにして、従来の給排水制御システ
ムでは、ランプが点灯及びブザーが鳴動している状態
は、そのランプあるいはブザーが示すような異常状態を
示し、ランプの点灯及びブザーの鳴動がない場合は、正
常状態であることを示し、ポンプPの運転制御によって
水槽102の水位が電極棒L5と電極棒L6との間とな
るような水位制御がなされる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の給排水制御システムにおける電極保持器110、1
20と制御装置100との間は、それぞれ電極棒の数に
応じた数の配線、あるいは多対ケーブルによる配線によ
って接続されていた。
【0019】この場合、電極棒の数に応じた数の配線あ
るいは多心ケーブルによる配線では、配線に手間がかか
り、特に多心ケーブルの場合、重量があるため配線にか
かる労力と時間が非常にかかるという問題点があった。
【0020】さらに、電極棒の数に応じた数の配線ある
いは多心ケーブルの維持管理に多大が労力と時間がかか
るという問題点があった。例えば、高架水槽のように高
所に設置される水槽との間を、重い多心ケーブルによっ
て接続されている場合、高所であるが故に、台風等の風
雨にさらされる機会が多く、断線等の場合に再接続等が
困難であり、確実な配設が行われていないと、外れた多
心ケーブルによって他に危害が加わる可能性もある。
【0021】また、電極棒の数に応じた数の配線あるい
は多心ケーブルの場合、多心ケーブルの場合通常多心線
は色分けによって各多心線を峻別することができるが、
線数が多くなると、誤接続が生ずる可能性が大きくなる
という問題点もあった。
【0022】さらに、電極保持器の新たに増設あるいは
電極棒の本数の追加等を行う場合、新たな配線を追加し
なければならず、給排水制御システムの更新を容易に行
うことができず、多大な労力及び時間がかかるという問
題点もあった。
【0023】そこで、本発明はかかる問題点を除去し、
電極保持器と制御装置との間の伝送線の配線、保守管
理、更新にかかる労力と時間とを激減させるとともに、
既存設備を可能な限り利用することができる電極保持器
及びこれを用いたシステムを提供することを目的とす
る。
【0024】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、複数のセ
ンサーを保持した電極保持器であって、前記複数のセン
サーの検出結果をもとに所定の制御を行う制御装置との
間を所定の伝送線で接続し、前記所定の伝送線と前記複
数のセンサーとの接続切換を行う切換手段と、前記所定
の伝送線を介して入力される前記制御装置からの切換制
御信号をもとに前記複数のセンサーの接続切換を制御す
る切換制御手段とを具備したことを特徴とする。第1の
発明では、電極保持器自体が切換手段及び切換制御手段
を有する構成としているため、制御装置と電極保持器と
の間の接続を任意の所定の伝送線とした構成にすること
ができる。
【0025】第2の発明は、第1の発明において、前記
所定の伝送線は、2線式伝送線であることを特徴とす
る。これにより、制御装置と電極保持器との間を2線式
伝送線という軽量かつ細い伝送線で接続することがで
き、制御装置と電極保持器との間の伝送線の配設、維持
管理、変更が容易であるとともに、柔軟に対応すること
ができる。また、例えば24ボルト程度の信号を伝送す
る場合、2線式伝送線は、電灯線でもよく、既設の電灯
線を有効利用できる。
【0026】第3の発明は、第1または第2の発明にお
いて、前記複数のセンサーは、異なる長さをもち、該異
なる長さに応じた液位を検出する複数の電極棒であり、
各電極棒間が導通するか否かによって液位が検知される
ことを特徴とする。これにより、複数のセンサーの構成
を具体化でき、特に液位検出用のセンサーを適用するこ
とができる。
【0027】第4の発明は、第1から第3の発明におい
て、前記切換制御信号は、時分割信号であり、前記制御
装置は前記所定の伝送線を介して前記複数のセンサーか
らの検出信号を時分割で検知することを特徴とする。第
4の発明では、所定の伝送線上を時分割の信号が伝送さ
れるため、所定の伝送線の数を少なくすることができ
る。
【0028】第5の発明は、第1から第4の発明におい
て、前記切換手段は、半導体スイッチであることを特徴
とする。これにより、切換手段による接続切換は無接点
リレーとなり、切換接続しない場合と同様な処理が可能
となる。
【0029】第6の発明は、少なくとも複数の液位を検
出する複数のセンサーを保持した1以上の電極保持器
と、該1以上の液位検出装置からの液位検出信号をもと
に液位を制御する液位制御装置とを有する液位制御シス
テムであって、前記1以上の電極保持器と前記液位制御
装置と間は所定の伝送線で接続され、前記1以上の電極
保持器のそれぞれは、前記所定の伝送線と前記複数のセ
ンサーとの接続切換を行う切換手段と、前記所定の伝送
線を介して入力される前記液位制御装置からの切換制御
信号をもとに前記複数のセンサーの接続切換を制御する
切換制御手段とを具備し、前記液位制御装置は、前記切
換制御信号を含む検出用信号を生成する検出用信号生成
手段と、前記所定の伝送線を介し前記切換制御信号によ
って切換接続されたセンサーからの液位検出信号を前記
1以上の電極保持器及び前記複数のセンサーに対応させ
て多重分離出力する多重分離出力手段と、前記多重分離
出力結果をもとに前記1以上の電極保持器に対応する液
位を制御する制御手段とを具備したことを特徴とする。
【0030】第6の発明では、電極保持器に切換手段及
び切換接続手段を持たせた構成とするとともに、液位制
御装置に検出用信号生成手段、多重分離出力手段、及び
制御手段を持たせた構成としているので、1以上の電極
保持器と液位制御装置との間の所定の伝送線を任意の伝
送線として構成とすることができる。
【0031】第7の発明は、第6の発明において、前記
所定の伝送線は、2線式伝送線であることを特徴とす
る。これにより、液位制御装置と1以上の電極保持器と
の間を2線式伝送線という軽量かつ細い伝送線で接続す
ることができ、制御装置と電極保持器との間の伝送線の
配設、維持管理、変更が容易であるとともに、柔軟に対
応することができる。また、例えば24ボルト程度の信
号を伝送する場合、2線式伝送線は、電灯線でもよく、
既設の電灯線を有効利用できる。
【0032】第8の発明は、第6または第7の発明にお
いて、前記複数のセンサーは、異なる長さをもち、該異
なる長さに応じた液位を検出する複数の電極棒であり、
前記液位制御装置は、各電極棒間が導通するか否かによ
って液位を検知することを特徴とする。これにより、電
極棒を用いた液位制御システムを実現することができ
る。
【0033】第9の発明は、第6から第8の発明におい
て、前記切換制御信号は、時分割信号であり、前記液位
検出信号は、前記所定の伝送線を介して時分割で検知さ
れることを特徴とする。第9の発明では、所定の伝送線
上を時分割の信号が伝送されるため、所定の伝送線の数
を少なくすることができる。
【0034】第10の発明は、第6から第9の発明にお
いて、前記1以上の電極保持器は、前記所定の伝送線に
よって並列接続されることを特徴とする。これにより、
1以上の電極保持器と液位制御装置との間を接続する伝
送線の配線長を最短にすることができるとともに、既設
の配線を利用した柔軟な配線が可能となる。
【0035】第11の発明は、第6から第10の発明に
おいて、前記検出用信号は、交流信号であることを特徴
とする。これにより、所定の伝送線を前記1以上の電極
保持器あるいは前記液位制御装置に接続する場合、無極
性となるため、誤配線が皆無となり、所定の伝送線の導
通試験を行う場合における極性試験を省略できるととも
に1回の導通試験のみで済む。
【0036】第12の発明は、第6から第11の発明に
おいて、前記切換手段は、半導体スイッチであることを
特徴とする。これにより、切換手段による接続切換は無
接点リレーとなり、切換接続しない場合と同様な処理が
可能となる。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1は、本発明の実施の形
態である水位制御システムの構成を示す図である。図1
において、水槽20に蓄えられる水は、栓22を介して
使用され、水位制御装置10の制御のもとに、給水装置
21によって図示しない給水源から補給される。
【0038】電極保持器1aは、複数の電極棒L0〜L
3を保持する。各電極棒L0〜L3は、電極棒L1、L
2、L3、L0の順に順次長くなっている。電極棒L0
は最も長い電極棒であり、基準電極棒となり、この基準
電極棒の先端H0と電極棒L1〜L3の先端H1〜H3
との間での水を介した導通によって、各電極棒L1〜L
3の先端H1〜H3に水面23が達しているか否かを検
出する。
【0039】例えば、図1では、電極棒L3と電極棒L
0とは導通し、電極棒L2と電極棒L0とは導通してい
ないため、水面23は、電極棒L3の先端H3以上で電
極棒L2の先端H2未満であると検知することができ
る。
【0040】電極保持器1aは、変換部CVを有し、各
電極棒L0〜L3を接続する4本の線は、水位制御装置
10との間を接続する2線Laに変換される。変換部C
Vは、切換部2を有し、各電極棒L0〜L3を接続する
端子T0〜T3と、2線Laを接続する端子TT1、T
T2とをスイッチSW1、SW2とによって切り換えて
いる。電極棒L0は基準電極棒であるため、通常スイッ
チSW2によって端子T0と端子TT2とは接続された
状態を維持している。
【0041】また、スイッチSW1は、端子TT1と端
子T1、T2、T3のいずれかに切換接続する。但し、
折返し試験を行う場合には、スイッチSW1、SW2の
双方が端子T0〜T3のいずれかの同一の端子に接続さ
れることになる。
【0042】変換部CVは、さらに切換制御信号検出部
3を有し、この切換制御信号検出部3は、2線La上の
接続点P3、P4を介して水位制御装置10からの後述
する検出用信号を検出し、この検出用信号内に含まれる
切換制御信号をもとに、切換部2の切換制御を行う。な
お、切換部2は、MOSFET等の半導体スイッチで実
現され、いわゆる無接点スイッチで実現されている。
【0043】水位制御装置10は、水位検出部11、水
位信号生成部12、検出用信号生成部13、電源14、
水位制御部15及び報知部16を有する。
【0044】検出用信号生成部13は、水位制御部15
の制御のもと、切換制御信号と電極棒による検出のため
の電圧信号とを含んだ、後述する検出用信号を生成し、
水位検出部11、2線LLを介して各電極保持器1a、
1bに送信する。ここで、線LLは、接続点P1、P2
によって線Laと線Lbとに並列接続され、複数の電極
保持器1a、1bと接続される。
【0045】水位検出部11は、検出用信号生成部13
が生成した検出用信号内の切換制御信号をもとに現在、
どの電極棒が接続されているかを判断し、この接続状態
における電極棒間の導通状態を検出し、この検出結果を
水位信号生成部12に送出する。
【0046】水位信号生成部12は、水位検出部11か
ら入力された検出結果をもとに各電極棒L1〜L3に対
応する検出信号S1〜S3を水位制御部15に並列に生
成出力する。すなわち、2線LLを介して時分割入力さ
れた信号を各電極棒L1〜L3に対応させて多重分離す
る。なお、検出信号S0は設置されている。
【0047】水位制御部15は、各検出信号S1〜S3
をもとに水槽20の液面23が電極棒L3の先端H3以
上から電極棒L2の先端H2までの間となるように水位
制御を行うため、給水装置の駆動を制御する。すなわ
ち、水面23が先端H3未満となった場合、水面23が
下限で制御範囲外であり、給水装置の空転を防止するた
め、報知部16でその旨を報知するとともに、給水装置
21の駆動を強制停止させる。また、水面23が先端H
1に達した場合、水面23が上限で制御範囲外であり、
水槽20が水が溢れる危険を防止するため、報知部16
でその旨を報知する。
【0048】ここで、図2のタイミングチャートを参照
して、検出用信号生成部13が生成する検出用信号の一
例とこの検出用信号に基づいた検出信号の生成について
説明する。図2(a)に示すように検出用信号は、開始
信号、グループ識別信号、個別切換信号、及び検出用電
圧信号とから構成され、各信号は、所定のデューティサ
イクルをもち、そのパルス幅によって信号の内容を示し
ている。すなわち、パルス幅変調(PWM)信号によっ
て情報を伝達している。
【0049】例えば、開始信号は、デューティが20%
のパルスで示される。グループ識別信号は、切換制御す
べき電極保持器1a、1bを識別するための信号であ
る。ここでは、デューティが40%のパルスで示され、
その情報が”1”であることを示している。従って、電
極保持器1aが予め自己のグループ識別番号を”1”に
設定し、電極保持器1bが予め自己のグループ識別番号
を”2”に設定しておくことにより、この場合、電極保
持器1aのみが切換制御されることになる。
【0050】個別切換信号は、グループ識別信号で選択
された電極保持器内の切換指示を示している。ここで
は、デューティが40%のパルスで示され、その情報
が”1”であることを示している。従って、電極保持器
1aが予め切換接続情報として、端子T1と端子TT1
との接続を”1”に設定し、端子T2と端子TT1との
接続を”2”に設定し、端子T3と端子TT1との接続
を”3”に設定しておくことにより、この場合、端子T
1と端子TT1とが接続されることになる。すなわち、
電極棒L1と電極棒L0との間の導通チェックが行われ
る準備が整う。
【0051】検出用電圧信号は、このようにして切換接
続された状態での検出用の電圧信号であり、導通してい
る場合には、この検出用電圧信号に対応する信号が水位
検出部11で検出され、導通していない場合には、この
検出用電圧信号に対応する信号を検出できない。例え
ば、図2(b)では、検出信号を検出しているので、電
極棒L1と電極棒L0との間及び電極棒L2と電極棒L
0との間がそれぞれ導通していることになる。
【0052】さらに、図2(c)に示すように、この検
出信号をもとに水位信号生成部12は、各電極棒L1〜
L3に対応した並列線に水位信号S1〜S3として出力
する。この水位信号は、次の検出結果が取得されるまで
保持され、水位制御部15に出力されることになる。
【0053】なお、電源14は、24ボルトの交流電源
であり、検出用信号も24ボルトのPWM信号を生成す
る。この場合、交流24ボルトのパルス信号が2線LL
で伝送され、交流による無極性であることから、水位制
御装置10側及び電極保持器1a、1b側の2線LLの
誤結線が皆無となる。
【0054】また、2線LLの導通試験を行う場合、交
流を用いることから、1回の試験で済むとともに、極性
試験は省略することができる。このように、各グループ
の各接続毎に、順次時分割で検出用信号を複数の電極保
持器1a、1bに送出し、検出することを繰り返してい
るので、ほぼリアルタイムの水位検出が可能となる。
【0055】しかも、上述した水位制御システムでは、
水位制御装置10と電極保持器1a、1bとの間は2線
接続であるため、配線が容易であるとともに、保守、管
理、さらには電極本数の変更にも容易に対応することが
できる。しかも、2線LLは、24ボルトの交流電圧が
印加されるのみであるので、通常の家屋に用いられる電
灯線を利用することができ、既配線を有効利用すること
ができる。
【0056】ここで、図3を参照して、電極保持器1
(1a、1b)の詳細構成について説明する。なお、図
3では、電極棒が5つの場合の構成を示している。図3
において、電極棒Lは接続ナット32に接続され、この
接続ナット32と接続ボルト33との螺合により、電極
棒Lが本体上部31に結合される。
【0057】同様に、図示しない他の4つの電極棒も本
体上部31に結合される。本体下部30は、図示しない
水槽等のカップリングに螺合し、その締め付けは本体下
部上部の六角柱状部材が用いられる。本体上部31及び
本体下部30は螺合によって結合される。収納パレート
36は、切換部CVが組み込まれ、本体上部31の上部
内壁に挿入されるとともに、収納パレート36の低面
は、本体上部31内部の保持部材によって高さ調整され
る。
【0058】また、収納パレート36は、ビス37によ
って本体上部31に結合される。この際、電極棒に対応
する接続ボルト33は、変換部CVの電極棒側の5つの
端子にそれぞれ対応するように線34で接続される。
【0059】この場合、多心線35を用いてもよい。ま
た、変換部CVの水位制御装置10側の2つの端子は、
2心線が接続され、水位制御装置10に接続される。さ
らに、2心線は、電極保持器1との入出力部分における
歪み、曲がり等のよる応力を分散して保護するため、ケ
ーブル保護カバー38が設けられている。最後に、防滴
カバーで、収納パレート36をもつ本体上部31を覆う
ことによって、防滴構造としている。
【0060】なお、電極棒Lは、ステンレス(SUS2
01)で構成され、浄水、下水、アルカリ、酸等の液体
に耐える材質であるが、検出対象の液体の温度、使用条
件によっては腐食する場合があり、このような場合には
耐食性のあるステンレス(SUS316)、チタンある
いはハステロイの電極棒を用いるとよい。
【0061】また、汚水等の場合、汚水等による腐食を
積極的に防止するため、電極棒を被覆し、先端のみによ
って水位を検出する構成としてもよい。このように、従
来の電極保持器に変換部CVを設けるのみで、電極保持
器1と水位制御装置10との間の配線を2線とすること
ができる。
【0062】次に、図4を参照して、第1の実施の形態
を応用した給排水制御システムについて説明する。図4
に示す給排水制御システムは、図5に示す給排水制御シ
ステムに対し、電極保持器110、120を、図3に示
すような変換部CVに対応する変換部V1、CV2をも
つ電極保持器41、42に代え、制御装置100内に水
位検出部11、水位信号生成部12、及び検出用信号生
成部13を有する水位制御装置10とし、水位制御装置
10と各電極保持器41、42との間を2線式伝送線L
L1、LL2で接続している。
【0063】図4において、この給排水制御システム
は、給水源101に貯水された水をポンプPで高架に設
置された水槽102に給水し、この水槽102の水を各
家庭や工場等で使用する際、給水源101及び水槽10
2の水位をそれぞれ電極保持器41、42で検出し、こ
の結果をもとに水位制御装置10がポンプPの駆動及び
水槽102の水位を適切に制御するものである。
【0064】電極保持器41は、4つの電極棒L0〜L
3を有し、電極棒L1、L2、L3、L0の長さは、順
次長く設定され、その先端は検出すべき水位に対応させ
ている。水位検出の原理は、各電極間に水が介在して導
通するか否かによって行われ、最も長い電極棒L0が基
準電極棒となって、各電極棒L1〜L3との間が導通し
た場合、各電極棒L1〜L3の先端まで水位があると判
断される。
【0065】電極保持器42は、電極保持器41と同様
に、順次長い電極棒L4〜L8を有し、それぞれの先端
位置の水位を検出し、この際、電極棒L8が基準電極棒
となる。但し、電極保持器42は、電極保持器41に比
べて電極棒の数が1つ多く、5本となっている。
【0066】電極保持器41の電極棒L1は、給水源1
01における水位の上限、すなわち満水水位レベルを検
出し、電極棒L2は、ポンプPの運転準備に対応する水
位レベルを検出し、電極棒L3は、ポンプPの運転停止
に対応する水位レベルを検出する。
【0067】電極保持器42の電極棒L4は、水槽10
2における満水水位レベルを検出し、電極棒L5は、ポ
ンプPの給水運転停止に対応する水位レベルを検出し、
電極棒L6は、ポンプPの給水運転開始に対応する水位
レベルを検出し、電極棒L7は、水槽102の渇水水位
レベルを検出する。
【0068】水位制御装置10の動作について説明する
と、まず給水源101の水位が電極棒L3の先端未満の
場合、スイッチU2はオフ状態を維持し、この結果スイ
ッチXもオフ状態(導通状態)となり、給水源下限ラン
プLL2を点灯させるとともに、給水源下限ブザーBL
2を鳴動させる。
【0069】これは、給水源101の水位が何らかの要
因で減少あるいは渇水の状態となっていることを報知さ
せるためである。給水源101の水位が電極棒L2の先
端の水位に達すると、リレーユニットRU2が動作し、
スイッチU2がオン状態となり、さらにリレーRXが動
作してスイッチXもオン状態となる。
【0070】この結果、給水源下限ランプLL2が消灯
し、給水源下限ブザーBL2の鳴動が停止する。また、
給水源101の水位が電極棒L1の先端の水位に達する
と、リレーユニットRU3が動作し、スイッチU3がオ
ン状態(導通状態)となり、給水源上限ランプLH1が
点灯し、給水源上限ブザーBH2が鳴動する。
【0071】このようなランプの点灯及びブザーの鳴動
がない場合、ポンプPの空転等が防止できるので、ポン
プPの運転が可能な状態となる。但し、ポンプPの運転
は、さらに水槽102の水位レベルによって決定され
る。なお、このシステムの始動に際し、上述したランプ
の点灯及びブザーの鳴動がない場合、押しボタンスイッ
チPSを押下することによって、スイッチU2を強制的
にオン状態にし、この結果さらにリレーRXが動作して
スイッチXをオン状態にし、ポンプPの運転が可能な状
態に設定する。
【0072】一方、水槽102の水位が電極棒L7の先
端未満の場合、リレーユニットRU1が動作せず、スイ
ッチU1がオフ状態(導通状態)を維持し、高架水槽渇
水ランプLL1が点灯し、高架水槽渇水ブザーBL1が
鳴動する。水位が電極棒L7の先端に達すると、リレー
ユニットRU1が動作して、スイッチU1がオン状態と
なり、高架水槽渇水ランプLL1が消灯し、高架水槽渇
水ブザーBL1が鳴動を停止する。
【0073】さらに、水位が電極棒L5の先端に達する
と、リレーユニットRU5が動作してスイッチU5をオ
ン状態にし、既にスイッチXがオン状態である場合(ポ
ンプPが運転可能状態である場合)、TCとTC2との
間が導通し、コンタクタCがオンとなり、サーマルリレ
ーSRを介してモータmを起動してポンプPを動作さ
せ、給水源101の水を送水管103を通して水槽10
2に給水させる。
【0074】一方、水位が下がって、水位が電極棒L5
未満となり、電極棒L6の先端に達しても、既にスイッ
チU5がオン状態となっており、このスイッチU5を介
したリレーユニットRU5が動作し続けるため、ポンプ
Pの運転は維持し続ける。そして、水位が電極棒L6の
先端未満となって初めてスイッチU5がオフ状態とな
り、ポンプPの運転が停止する。なお、水位が電極棒L
4の先端に達すると、リレーユニットRU4が動作して
スイッチU4がオン状態となり、高架水槽満水ランプL
H1が点灯し、高架水槽満水ブザーBH1が鳴動する。
【0075】ここで、上述した実施の形態に示すよう
に、電極保持器41、42は、変換部CV1、CV2を
有し、検出用信号生成部13が生成した検出用信号内の
切換制御信号によって切換接続された電極棒間の導通を
検出している。そして、この検出された信号は、2線式
伝送線LL1、LL2を介して、切換接続に対応した時
分割信号として水位検出部11に入力され、水位信号生
成部12は、それぞれ対応する水位信号を並列生成し
て、従来と同様にリレー回路に入力している。
【0076】なお、2線式伝送線LL1、LL2の長さ
が非常に長くなり、信号減衰が無視できなくなる場合に
は、2線式伝送線LL1、LL2の途中に増幅器を設け
るようにすればよい。
【0077】また、図4に示す給排水制御システムで
は、2線式伝送線LL1、LL2との並列接続点を水位
制御装置10内部で行っているが、これに限らす、外部
に並列接続点を設けてもよい。この並列接続点を外部を
設けると、給水源101と水槽102と水位制御装置1
0との位置関係から最も効率的な配線が可能となる場合
がある。
【0078】さらに、電灯線等の2線式伝送線は、24
ボルト交流信号で、時分割多重信号を同時に200回線
以上伝達することができるため、多数の電極保持器を用
いて多数の給水源101や水槽102等を制御する追加
構成を容易に行うことができる。
【0079】これにより、図4に示す給排水制御システ
ムでは、図5に示す従来の給排水制御システムと同様
に、ランプが点灯及びブザーが鳴動している状態では、
そのランプあるいはブザーが示すような異常状態を示
し、ランプの点灯及びブザーの鳴動がない場合では、正
常状態であることを示し、ポンプPの運転制御によって
水槽102の水位が電極棒L5と電極棒L6との間とな
るような水位制御がなされる。
【0080】さらに図4に示す給排水制御システム固有
のものとして、水位制御装置10と各電極保持器41、
42との間は、2線式伝送線LL1、LL2によって接
続されているため、伝送線の配線、保守管理、電極棒の
追加に伴う伝送線の追加等が容易となる。
【0081】なお、上述した実施の形態では、2線式伝
送線を並列接続するようにしていたが、これに限らず、
複数の電極保持器をシリアル(タンデム)接続した構成
とすることも可能である。
【0082】さらに、上述した実施の形態では、時分割
多重された信号を2線式伝送線を介して送出するように
しているが、これに限らず、各種の周波数を用いた周波
数分割によって実現するようにしてもよい。
【0083】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1から第
12の発明では、電極保持器が切換手段及び切換制御手
段を有する構成としているので、制御装置と電極保持器
との間を少ない伝送線、例えば軽量かつ細い2線式伝送
線とすることができるので、伝送線の配線にかかる労力
と時間を削減することができるという効果を有する。
【0084】また、2線式伝送線は、例えば照明用の電
灯線で代替することができ、この電灯線がビル等に既に
配線されている場合、この既配線を有効利用することが
できるという効果を有する。
【0085】さらに、2線式伝送線は、配設が容易であ
り、接続の本数も少ないため誤接続がなくなり、特に交
流信号を伝送する場合には、無極性となるため、誤接続
が皆無となるという効果を有する。また、伝送線の導通
試験にかかる労力と時間も極端に削減することができる
という効果を有する。
【0086】また、液位制御システムにおいて、例えば
水槽が1槽式から複槽式に変更された場合のように電極
保持器あるいは電極棒の本数が追加される場合でも、伝
送線上には時分割多重された信号が伝送されるため、伝
送線の本数を追加構成する必要がないので、伝送線の維
持管理が容易となる利点を有する。特に、高架水槽の増
設に直ちに対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態である水位制御システムの
構成を示す図である。
【図2】検出用信号とこれに対応した検出信号の生成タ
イミングチャートである。
【図3】電極保持器の詳細構成を示す図である。
【図4】第1の実施の形態を応用した給排水制御システ
ムの構成を示す図である。
【図5】従来の給排水制御システムの構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
1a、1b…電極保持器 2…切換部 3…切換制御信号検出部 CV…変換部 T0〜T3、TT1、TT2…端子 SW1、SW2…スイッチ L0〜L3…電極棒 H0〜H3…電極棒L0〜L3の先端 10…水位制御装置 11…水位検出部 12…水位信号生成部 13…検出用信号生成部 14…電源 15…水位制御部 16…報知部 20…水槽 21…給水装置 22…栓 23…水面 P1〜P4…接続点 LL、La、Lb…2線

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のセンサーを保持した電極保持器で
    あって、 前記複数のセンサーの検出結果をもとに所定の制御を行
    う制御装置との間を所定の伝送線で接続し、 前記所定の伝送線と前記複数のセンサーとの接続切換を
    行う切換手段と、 前記所定の伝送線を介して入力される前記制御装置から
    の切換制御信号をもとに前記複数のセンサーの接続切換
    を制御する切換制御手段とを具備したことを特徴とする
    電極保持器。
  2. 【請求項2】 前記所定の伝送線は、2線式伝送線であ
    ることを特徴とする請求項1に記載の電極保持器。
  3. 【請求項3】 前記複数のセンサーは、異なる長さをも
    ち、該異なる長さに応じた液位を検出する複数の電極棒
    であり、 各電極棒間が導通するか否かによって液位が検知される
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の電極保持
    器。
  4. 【請求項4】 前記切換制御信号は、時分割信号であ
    り、 前記制御装置は前記所定の伝送線を介して前記複数のセ
    ンサーからの検出信号を時分割で検知することを特徴と
    する請求項1〜3のうちのいずれか1項に記載の電極保
    持器。
  5. 【請求項5】 前記切換手段は、半導体スイッチである
    ことを特徴とする請求項1〜4のうちのいずれか1項に
    記載の電極保持器。
  6. 【請求項6】 少なくとも複数の液位を検出する複数の
    センサーを保持した1以上の電極保持器と、該1以上の
    液位検出装置からの液位検出信号をもとに液位を制御す
    る液位制御装置とを有する液位制御システムであって、 前記1以上の電極保持器と前記液位制御装置と間は所定
    の伝送線で接続され、 前記1以上の電極保持器のそれぞれは、 前記所定の伝送線と前記複数のセンサーとの接続切換を
    行う切換手段と、 前記所定の伝送線を介して入力される前記液位制御装置
    からの切換制御信号をもとに前記複数のセンサーの接続
    切換を制御する切換制御手段とを具備し、 前記液位制御装置は、 前記切換制御信号を含む検出用信号を生成する検出用信
    号生成手段と、 前記所定の伝送線を介し前記切換制御信号によって切換
    接続されたセンサーからの液位検出信号を前記1以上の
    電極保持器及び前記複数のセンサーに対応させて多重分
    離出力する多重分離出力手段と、 前記多重分離出力結果をもとに前記1以上の電極保持器
    に対応する液位を制御する制御手段とを具備したことを
    特徴とする液位制御システム。
  7. 【請求項7】 前記所定の伝送線は、2線式伝送線であ
    ることを特徴とする請求項6に記載の液位制御システ
    ム。
  8. 【請求項8】 前記複数のセンサーは、異なる長さをも
    ち、該異なる長さに応じた液位を検出する複数の電極棒
    であり、 前記液位制御装置は、各電極棒間が導通するか否かによ
    って液位を検知することを特徴とする請求項6または7
    に記載の液位制御システム。
  9. 【請求項9】 前記切換制御信号は、時分割信号であ
    り、 前記液位検出信号は、前記所定の伝送線を介して時分割
    で検知されることを特徴とする請求項6〜8のうちのい
    ずれか1項に記載の液位制御システム。
  10. 【請求項10】 前記1以上の電極保持器は、前記所定
    の伝送線によって並列接続されることを特徴とする請求
    項6〜9のうちのいずれか1項に記載の液位制御システ
    ム。
  11. 【請求項11】 前記検出用信号は、交流信号であるこ
    とを特徴とする請求項6〜10のうちのいずれか1項に
    記載の液位制御システム。
  12. 【請求項12】 前記切換手段は、半導体スイッチであ
    ることを特徴とする請求項6〜11のうちのいずれか1
    項に記載の液位制御システム。
JP9092198A 1998-03-19 1998-03-19 電極保持器及びこれを用いたシステム Pending JPH11271133A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9092198A JPH11271133A (ja) 1998-03-19 1998-03-19 電極保持器及びこれを用いたシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9092198A JPH11271133A (ja) 1998-03-19 1998-03-19 電極保持器及びこれを用いたシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11271133A true JPH11271133A (ja) 1999-10-05

Family

ID=14011903

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9092198A Pending JPH11271133A (ja) 1998-03-19 1998-03-19 電極保持器及びこれを用いたシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11271133A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007147508A (ja) * 2005-11-29 2007-06-14 Ishi No Kanzaemon:Kk レベル検出装置
JP2013054767A (ja) * 2008-02-27 2013-03-21 Is Kogyosho:Kk 液位制御システム
WO2023210312A1 (ja) * 2022-04-25 2023-11-02 Wota株式会社 水位センサ、貯水タンク、手洗い装置、循環型水処理装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007147508A (ja) * 2005-11-29 2007-06-14 Ishi No Kanzaemon:Kk レベル検出装置
JP2013054767A (ja) * 2008-02-27 2013-03-21 Is Kogyosho:Kk 液位制御システム
WO2023210312A1 (ja) * 2022-04-25 2023-11-02 Wota株式会社 水位センサ、貯水タンク、手洗い装置、循環型水処理装置
JP2023161102A (ja) * 2022-04-25 2023-11-07 Wota株式会社 水位センサ、貯水タンク、手洗い装置、循環型水処理装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2015056967A1 (ko) 표준프로토콜기반의 보일러 및 온수기 캐스케이드 통합원격관리 시스템 및 그 방법
CN106482080B (zh) 一种继电器主从架构系统
US20020029085A1 (en) System for automatic control of building
US4780872A (en) Remote supervisory and controlling system
KR20090038527A (ko) 부스바 온도감시장치
KR100783503B1 (ko) 변전소 운영상태 감시를 위한 디지탈 축소형 모자익 배전반
JPH11271133A (ja) 電極保持器及びこれを用いたシステム
CA1278841C (en) Data acquisition system
CN1084286C (zh) 电梯设备
CA1226052A (en) Data reporting system
JPH10304467A (ja) 負荷制御用端末装置及び負荷制御システム
CN201340634Y (zh) 组合光字报警装置
KR100374154B1 (ko) 전원신호 및 데이터신호를 송수신하기 위한 시스템
KR200176502Y1 (ko) 모터 원격 제어장치
EP0950278A1 (en) Circuit for selective power supply to electrical units
ITMI950591A1 (it) Sistema di ricezione e di gestione di segnali digitali provenienti da dispositivi elettronici atto all'apprendimento delle informazioni
EP3133568B1 (en) Automatic fire alarm system and base device for automatic fire alarm system
KR20000002864A (ko) 다중 태양광발전 시스템 원격 감시 및 제어체제 방법
JPH03201096A (ja) 無線式警報システム
CN113606373B (zh) 一种基于无线网云平台的电动阀门执行器
KR101776077B1 (ko) 부스바 접속 감지장치를 구비한 배전반
CN209060448U (zh) 一种消防水位监测报警系统
KR100762356B1 (ko) 어드레스 설정 기능부가 차단기 및 이를 이용한 전력제어방법
JP3488484B2 (ja) 電動シャッタシステム
RU2243624C2 (ru) Способ контроля исправности линии наружного освещения и устройство для его осуществления