JPH11268476A - 棒状体繰出機構付筆記具 - Google Patents
棒状体繰出機構付筆記具Info
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- JPH11268476A JPH11268476A JP9516498A JP9516498A JPH11268476A JP H11268476 A JPH11268476 A JP H11268476A JP 9516498 A JP9516498 A JP 9516498A JP 9516498 A JP9516498 A JP 9516498A JP H11268476 A JPH11268476 A JP H11268476A
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- JP
- Japan
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- rod
- cylinder
- axial direction
- locking
- slide cylinder
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- Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 筆記具を有する軸筒の後方に設けた消ゴム等
の棒状体を囲む筒体を、筆記具や棒状体を使用する際に
移動しないようにした繰出機構付筆記具を提供する。 【解決手段】 軸筒(1)の後部に形成した取付体(15)
に棒状体(16)を取付ける。この棒状体(16)の周囲にスラ
イド筒(17)を軸方向に移動可能に設ける。スライド筒(1
7)には、軸径方向に弾性可能に弾性片(20)があり、この
弾性片(20)には係止突起(22)が形成されている。上記取
付体(15)には、上記係止突起(22)が係合する係止部(23)
・・・が軸方向に連続して設けられている。
の棒状体を囲む筒体を、筆記具や棒状体を使用する際に
移動しないようにした繰出機構付筆記具を提供する。 【解決手段】 軸筒(1)の後部に形成した取付体(15)
に棒状体(16)を取付ける。この棒状体(16)の周囲にスラ
イド筒(17)を軸方向に移動可能に設ける。スライド筒(1
7)には、軸径方向に弾性可能に弾性片(20)があり、この
弾性片(20)には係止突起(22)が形成されている。上記取
付体(15)には、上記係止突起(22)が係合する係止部(23)
・・・が軸方向に連続して設けられている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、消ゴム等の棒状体
を軸筒の後方に有する筆記具において、該棒状体を所望
量繰り出して使用するようにした繰出機構付筆記具に関
するものである。
を軸筒の後方に有する筆記具において、該棒状体を所望
量繰り出して使用するようにした繰出機構付筆記具に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】棒状の消ゴム等を軸筒の後端に設け、該
消ゴムを繰り出すよう繰出機構を設けた筆記具が知られ
ているが、この繰出機構として軸筒に形成した取付部内
に消ゴムを収納し、該消ゴム自体を軸方向に移動させて
取付部から繰り出すものと、消ゴムは停止していて該消
ゴムの周囲を覆う筒体を軸方向に前後に移動させて消ゴ
ムが出没するようにしたものがある。
消ゴムを繰り出すよう繰出機構を設けた筆記具が知られ
ているが、この繰出機構として軸筒に形成した取付部内
に消ゴムを収納し、該消ゴム自体を軸方向に移動させて
取付部から繰り出すものと、消ゴムは停止していて該消
ゴムの周囲を覆う筒体を軸方向に前後に移動させて消ゴ
ムが出没するようにしたものがある。
【0003】上記のように筒体を移動させて消ゴム等を
繰り出す構成として、軸筒に形成した消ゴム等の取付部
の周囲にねじを設け、筒体を該ねじにねじ着してねじ対
偶で軸方向へ移動するようにした繰出機構があるが、ね
じは滑りを生じるから、筆記具や消ゴムを使用中に筒体
が動いてしまうことがあった。
繰り出す構成として、軸筒に形成した消ゴム等の取付部
の周囲にねじを設け、筒体を該ねじにねじ着してねじ対
偶で軸方向へ移動するようにした繰出機構があるが、ね
じは滑りを生じるから、筆記具や消ゴムを使用中に筒体
が動いてしまうことがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の解決課題は、
消ゴム等の棒状体を軸筒の後方に有し、該棒状体の周囲
に軸方向に移動可能に筒体を設けた繰出機構付筆記具に
おいて、上記筒体を移動した位置で遊動しないようにし
た繰出機構付筆記具を提供することである。
消ゴム等の棒状体を軸筒の後方に有し、該棒状体の周囲
に軸方向に移動可能に筒体を設けた繰出機構付筆記具に
おいて、上記筒体を移動した位置で遊動しないようにし
た繰出機構付筆記具を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、軸筒の
後方に形成した取付体に棒状体を設け、該棒状体を囲ん
で軸方向に移動可能にスライド筒を形成し、該スライド
筒若しくは上記取付体の一方の部材に軸径方向に弾性可
能な弾性片を設け、該弾性片に係止突起を形成すると共
に該係止突起が係合する係止部を他方の部材に軸方向に
連設したことを特徴とする繰出機構付筆記具が提供さ
れ、上記課題が解決される。
後方に形成した取付体に棒状体を設け、該棒状体を囲ん
で軸方向に移動可能にスライド筒を形成し、該スライド
筒若しくは上記取付体の一方の部材に軸径方向に弾性可
能な弾性片を設け、該弾性片に係止突起を形成すると共
に該係止突起が係合する係止部を他方の部材に軸方向に
連設したことを特徴とする繰出機構付筆記具が提供さ
れ、上記課題が解決される。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明は、ノック式、回転式等の
シャ−プペンシル、ボ−ルペンその他の適宜の筆記具に
適用することができるが、図1においてはサイドノック
式シャ−プペンシルに本発明を適用した実施例が示され
ている。図において、軸筒(1)内にはスライダ−
(2)が設けられ、該スライダ−(2)は鉛芯(3)が
入る入口(4)を有する頭部(5)と、芯誘導管(6)
と、チャック環(7)を有するチャック(8)が取付け
られる前部(9)を具備し、上記前部(9)には傾斜し
たカム面(10)が設けられ、ばね(11)で後方に付勢されて
いる。
シャ−プペンシル、ボ−ルペンその他の適宜の筆記具に
適用することができるが、図1においてはサイドノック
式シャ−プペンシルに本発明を適用した実施例が示され
ている。図において、軸筒(1)内にはスライダ−
(2)が設けられ、該スライダ−(2)は鉛芯(3)が
入る入口(4)を有する頭部(5)と、芯誘導管(6)
と、チャック環(7)を有するチャック(8)が取付け
られる前部(9)を具備し、上記前部(9)には傾斜し
たカム面(10)が設けられ、ばね(11)で後方に付勢されて
いる。
【0007】上記カム面(10)に作用端(12)が当接するよ
う軸筒(1)の側面には出没可能にノックボタン(13)を
設けてあり、該ノックボタン(13)を押すと、上記作用端
(12)を介して上記カム面(10)が押され、スライダ−
(2)が前進して、公知のように鉛芯(3)を口金(14)
の先端から繰り出すことができる。
う軸筒(1)の側面には出没可能にノックボタン(13)を
設けてあり、該ノックボタン(13)を押すと、上記作用端
(12)を介して上記カム面(10)が押され、スライダ−
(2)が前進して、公知のように鉛芯(3)を口金(14)
の先端から繰り出すことができる。
【0008】上記軸筒(1)の後方、図1においては軸
筒の後端に形成した取付体(15)には消ゴム、クレヨン、
鉛筆芯、色鉛筆芯、ボ−ルペンその他の筆記具、固形修
正具、固形化粧具等の棒状体(16)、図においては消ゴム
が設けられていおり、該棒状体を覆うよう軸方向に移動
可能にスライド筒(17)が設けられている。
筒の後端に形成した取付体(15)には消ゴム、クレヨン、
鉛筆芯、色鉛筆芯、ボ−ルペンその他の筆記具、固形修
正具、固形化粧具等の棒状体(16)、図においては消ゴム
が設けられていおり、該棒状体を覆うよう軸方向に移動
可能にスライド筒(17)が設けられている。
【0009】上記スライド筒(17)は、上記取付体(15)の
形状に対応した形状、図においては筒状の形成され、後
部に形成したフランジ(18)が上記取付体(15)の端部(19)
に当接する位置まで軸方向前方へ移動することができ
る。
形状に対応した形状、図においては筒状の形成され、後
部に形成したフランジ(18)が上記取付体(15)の端部(19)
に当接する位置まで軸方向前方へ移動することができ
る。
【0010】上記スライド筒(17)若しくは上記取付体(1
5)の一方の部材、図においては上記スライド筒(17)には
軸径方向に弾性可能な1個若しくは複数個の弾性片(20)
が設けられている。該弾性片(20)は、図2に示すように
スライド筒(17)の側面に長溝状の押し切り窓(21),(21)
を形成することにより該窓(21),(21)間に弾性的な弾性
片を形成してあるが、該スライド筒自体を弾性変形可能
な合成樹脂材料で形成することにより設けてもよく、該
弾性片(20)には1個若しくは数個の係止突起(22)が設け
られている。
5)の一方の部材、図においては上記スライド筒(17)には
軸径方向に弾性可能な1個若しくは複数個の弾性片(20)
が設けられている。該弾性片(20)は、図2に示すように
スライド筒(17)の側面に長溝状の押し切り窓(21),(21)
を形成することにより該窓(21),(21)間に弾性的な弾性
片を形成してあるが、該スライド筒自体を弾性変形可能
な合成樹脂材料で形成することにより設けてもよく、該
弾性片(20)には1個若しくは数個の係止突起(22)が設け
られている。
【0011】他方の部材、図においては上記取付体(15)
には、上記弾性片(20)に形成した係止突起(22)が係合す
る係止部(23)・・・が軸方向に連続して設けられてい
る。該係止突起(22)と係止部(23)・・・は、上記弾性片
(20)を軸径方向に弾性変形させることにより係合を外し
て上記スライド筒(17)を軸方向に移動できるよう図にお
いては山形状の係止突起(22)と山形状の凹凸部の係止部
(23)・・・を目盛状に形成してあるが、半球状、波形状
その他適宜の形状に形成することができ、該係止部の軸
方向の端部には、ほぼ垂直なストッパ−(24),(25)が形
成してあり、上記係止突起(22)が該ストッパ−に当接し
て抜け止めされるようにしてある。
には、上記弾性片(20)に形成した係止突起(22)が係合す
る係止部(23)・・・が軸方向に連続して設けられてい
る。該係止突起(22)と係止部(23)・・・は、上記弾性片
(20)を軸径方向に弾性変形させることにより係合を外し
て上記スライド筒(17)を軸方向に移動できるよう図にお
いては山形状の係止突起(22)と山形状の凹凸部の係止部
(23)・・・を目盛状に形成してあるが、半球状、波形状
その他適宜の形状に形成することができ、該係止部の軸
方向の端部には、ほぼ垂直なストッパ−(24),(25)が形
成してあり、上記係止突起(22)が該ストッパ−に当接し
て抜け止めされるようにしてある。
【0012】上記係止部(23)・・・は軸方向に1列でも
よいが、図においては上記弾性片(20)の係止突起(22)を
2ヶ所設けてあるので、これに対応して2列設けてあ
り、所望により数列若しくは取付体の全周に設けてもよ
い。なお、図に示す実施例とは反対に、上記取付体に弾
性片と係止突起を設け、スライド筒に該係止突起が係合
する係止部を形成するようにしてもよい(図示略)。
よいが、図においては上記弾性片(20)の係止突起(22)を
2ヶ所設けてあるので、これに対応して2列設けてあ
り、所望により数列若しくは取付体の全周に設けてもよ
い。なお、図に示す実施例とは反対に、上記取付体に弾
性片と係止突起を設け、スライド筒に該係止突起が係合
する係止部を形成するようにしてもよい(図示略)。
【0013】上記スライド筒(17)は、上記取付体(15)に
回り止めした状態で取付けることもできる。図5に示す
実施例では、上記取付体(15)の外周に軸方向に延びる案
内突起(26)により受溝(27)を形成し、該受溝(27)に係合
するリブ(28)をスライド筒(17)の内面に形成して回り止
めしてあるが、上記取付体の外面及びスライド筒の内面
を非円形、断面多角形等に形成することにより回り止め
してもよい。
回り止めした状態で取付けることもできる。図5に示す
実施例では、上記取付体(15)の外周に軸方向に延びる案
内突起(26)により受溝(27)を形成し、該受溝(27)に係合
するリブ(28)をスライド筒(17)の内面に形成して回り止
めしてあるが、上記取付体の外面及びスライド筒の内面
を非円形、断面多角形等に形成することにより回り止め
してもよい。
【0014】図に示す実施例では、上記取付体(15)は軸
筒(1)の後部に軸筒と一体的に形成してあるが、別体
に成形して組み合せたり、軸筒の後端から芯タンクを突
出させて該芯タンクの突出部を取付体としてもよい(図
示略)。
筒(1)の後部に軸筒と一体的に形成してあるが、別体
に成形して組み合せたり、軸筒の後端から芯タンクを突
出させて該芯タンクの突出部を取付体としてもよい(図
示略)。
【0015】図1、図2に示す状態から、上記スライド
筒(17)を軸方向前方へ移動させると、図3に示すように
上記弾性片(20)が軸径方向へ拡開して上記係止突起(22)
が係止部(23)の凸部を乗り越えて移動し、スライド筒を
停止させればその位置の係止部に係止突起が係合し、消
ゴム等の棒状体(16)を使用することができる。該スライ
ド筒(17)を最前方まで移動させると、図4に示すように
ストッパ−(24)に係止突起(22)が当り、かつフランジ(1
8)が取付体の端部(19)に当って止まる。該スライド筒(1
7)を最後方まで移動させると、上記係止突起(22)はスト
ッパ−(25)に当り、図1、図2に示すように上記棒状体
(16)を覆う位置でスライド筒(17)は止まる。
筒(17)を軸方向前方へ移動させると、図3に示すように
上記弾性片(20)が軸径方向へ拡開して上記係止突起(22)
が係止部(23)の凸部を乗り越えて移動し、スライド筒を
停止させればその位置の係止部に係止突起が係合し、消
ゴム等の棒状体(16)を使用することができる。該スライ
ド筒(17)を最前方まで移動させると、図4に示すように
ストッパ−(24)に係止突起(22)が当り、かつフランジ(1
8)が取付体の端部(19)に当って止まる。該スライド筒(1
7)を最後方まで移動させると、上記係止突起(22)はスト
ッパ−(25)に当り、図1、図2に示すように上記棒状体
(16)を覆う位置でスライド筒(17)は止まる。
【0016】
【発明の効果】本発明は上記のように構成され、取付体
に棒状体を取付け、該棒状体を囲んで軸方向に移動可能
にスライド筒を形成し、該スライド筒若しくは上記取付
体の一方の部材に軸径方向に弾性可能な弾性片を設け、
該弾性片に係止突起を形成すると共に該係止突起が係合
する係止部を他方の部材に軸方向に連設したので、上記
スライド筒を軸方向へ移動させれば、上記係止突起が軸
方向の適宜部位の係止部に係合した位置で該スライド筒
は緩まないように保持され、上記棒状体が表われてこれ
を使用することができ、使用中でも該スライド筒が移動
することがなく、上記係止部端にストッパ−を設ければ
上記スライド筒が抜け落ちないようにでき、回り止めを
設ければスライド筒の操作は一層容易である。
に棒状体を取付け、該棒状体を囲んで軸方向に移動可能
にスライド筒を形成し、該スライド筒若しくは上記取付
体の一方の部材に軸径方向に弾性可能な弾性片を設け、
該弾性片に係止突起を形成すると共に該係止突起が係合
する係止部を他方の部材に軸方向に連設したので、上記
スライド筒を軸方向へ移動させれば、上記係止突起が軸
方向の適宜部位の係止部に係合した位置で該スライド筒
は緩まないように保持され、上記棒状体が表われてこれ
を使用することができ、使用中でも該スライド筒が移動
することがなく、上記係止部端にストッパ−を設ければ
上記スライド筒が抜け落ちないようにでき、回り止めを
設ければスライド筒の操作は一層容易である。
【図1】本発明の一実施例を示す断面図。
【図2】スライド筒部分の側面図。
【図3】スライド筒を移動させる際の説明図。
【図4】スライド筒を最前方まで移動した状態の断面
図。
図。
【図5】他の実施例を示す一部の断面図。
1 軸筒 15 取付体 16 棒状体 17 スライド筒 20 弾性片 22 係止突起 23 係止部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年3月31日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 棒状体繰出機構付筆記具
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、消ゴム等の棒状体
を軸筒の後方に有する筆記具において、該棒状体を所望
量繰り出して使用するようにした棒状体繰出機構付筆記
具に関するものである。
を軸筒の後方に有する筆記具において、該棒状体を所望
量繰り出して使用するようにした棒状体繰出機構付筆記
具に関するものである。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の解決課題は、
消ゴム等の棒状体を軸筒の後方に有し、該棒状体の周囲
に軸方向に移動可能に筒体を設けた棒状体繰出機構付筆
記具において、上記筒体を移動した位置で遊動しないよ
うにした棒状体繰出機構付筆記具を提供することであ
る。
消ゴム等の棒状体を軸筒の後方に有し、該棒状体の周囲
に軸方向に移動可能に筒体を設けた棒状体繰出機構付筆
記具において、上記筒体を移動した位置で遊動しないよ
うにした棒状体繰出機構付筆記具を提供することであ
る。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、軸筒の
後方に形成した取付体に棒状体を設け、該棒状体を囲ん
で軸方向に移動可能にスライド筒を形成し、該スライド
筒と上記取付体のいずれか一方の部材に軸径方向に弾性
可能な弾性片を設け、該弾性片に係止突起を形成すると
共に他方の部材に該係止突起が係合するよう軸方向に連
続した凹凸部を設けて係止部を形成したことを特徴とす
る棒状体繰出機構付筆記具が提供され、上記課題が解決
される。
後方に形成した取付体に棒状体を設け、該棒状体を囲ん
で軸方向に移動可能にスライド筒を形成し、該スライド
筒と上記取付体のいずれか一方の部材に軸径方向に弾性
可能な弾性片を設け、該弾性片に係止突起を形成すると
共に他方の部材に該係止突起が係合するよう軸方向に連
続した凹凸部を設けて係止部を形成したことを特徴とす
る棒状体繰出機構付筆記具が提供され、上記課題が解決
される。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】上記スライド筒(17)と上記取付体(15)のい
ずれか一方の部材、図においては上記スライド筒(17)に
は軸径方向に弾性可能な1個若しくは複数個の弾性片(2
0)が設けられている。該弾性片(20)は、図2に示すよう
にスライド筒(17)の側面に長溝状の押し切り窓(21),(2
1)を形成することにより該窓(21),(21)間に弾性的な弾
性片を形成してあるが、該スライド筒自体を弾性変形可
能な合成樹脂材料で形成することにより設けてもよく、
該弾性片(20)には1個若しくは数個の係止突起(22)が設
けられている。
ずれか一方の部材、図においては上記スライド筒(17)に
は軸径方向に弾性可能な1個若しくは複数個の弾性片(2
0)が設けられている。該弾性片(20)は、図2に示すよう
にスライド筒(17)の側面に長溝状の押し切り窓(21),(2
1)を形成することにより該窓(21),(21)間に弾性的な弾
性片を形成してあるが、該スライド筒自体を弾性変形可
能な合成樹脂材料で形成することにより設けてもよく、
該弾性片(20)には1個若しくは数個の係止突起(22)が設
けられている。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】
【発明の効果】本発明は上記のように構成され、取付体
に棒状体を取付け、該棒状体を囲んで軸方向に移動可能
にスライド筒を形成し、該スライド筒と上記取付体のい
ずれか一方の部材に軸径方向に弾性可能な弾性片を設
け、該弾性片に係止突起を形成すると共に他方の部材に
該係止突起が係合するよう軸方向に連続した凹凸部を設
けて係止部を形成したので、上記スライド筒を軸方向へ
移動させれば、上記係止突起が軸方向の適宜部位の係止
部に係合した位置で該スライド筒は緩まないように保持
され、上記棒状体が表われてこれを使用することがで
き、使用中でも該スライド筒が移動することがなく、上
記係止部端にストッパ−を設けたから上記スライド筒が
抜け落ちないようにでき、回り止めを設ければスライド
筒の操作は一層容易である。
に棒状体を取付け、該棒状体を囲んで軸方向に移動可能
にスライド筒を形成し、該スライド筒と上記取付体のい
ずれか一方の部材に軸径方向に弾性可能な弾性片を設
け、該弾性片に係止突起を形成すると共に他方の部材に
該係止突起が係合するよう軸方向に連続した凹凸部を設
けて係止部を形成したので、上記スライド筒を軸方向へ
移動させれば、上記係止突起が軸方向の適宜部位の係止
部に係合した位置で該スライド筒は緩まないように保持
され、上記棒状体が表われてこれを使用することがで
き、使用中でも該スライド筒が移動することがなく、上
記係止部端にストッパ−を設けたから上記スライド筒が
抜け落ちないようにでき、回り止めを設ければスライド
筒の操作は一層容易である。
Claims (3)
- 【請求項1】 筆記体を収納した軸筒の後方に取付体を
形成し該取付体に棒状体を設け、該棒状体を囲んで軸方
向に移動可能にスライド筒を形成し、該スライド筒若し
くは上記取付体の一方の部材に軸径方向に弾性可能な弾
性片を設け、該弾性片に係止突起を形成すると共に該係
止突起が係合する係止部を他方の部材に軸方向に連設し
たことを特徴とする繰出機構付筆記具。 - 【請求項2】 上記係止部は軸方向に連続する山形状の
凹凸部であり、該凹凸部の軸方向の端部には上記係止突
起が当接するようストッパ−が設けられている請求項1
に記載の繰出機構付筆記具。 - 【請求項3】 上記スライド筒は回り止め状態で設けら
れている請求項1に記載の繰出機構付筆記具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10095164A JP2976373B2 (ja) | 1998-03-25 | 1998-03-25 | 棒状体繰出機構付筆記具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10095164A JP2976373B2 (ja) | 1998-03-25 | 1998-03-25 | 棒状体繰出機構付筆記具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11268476A true JPH11268476A (ja) | 1999-10-05 |
JP2976373B2 JP2976373B2 (ja) | 1999-11-10 |
Family
ID=14130141
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10095164A Expired - Fee Related JP2976373B2 (ja) | 1998-03-25 | 1998-03-25 | 棒状体繰出機構付筆記具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2976373B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022009681A (ja) * | 2016-05-11 | 2022-01-14 | 三菱鉛筆株式会社 | 筆記具取付部品 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2558803Y2 (ja) | 1992-06-09 | 1998-01-14 | 三菱鉛筆株式会社 | 繰り出し式の消しゴム装置 |
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1998
- 1998-03-25 JP JP10095164A patent/JP2976373B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2022009681A (ja) * | 2016-05-11 | 2022-01-14 | 三菱鉛筆株式会社 | 筆記具取付部品 |
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JP2976373B2 (ja) | 1999-11-10 |
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