JPH11267552A - 静電塗装装置 - Google Patents
静電塗装装置Info
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- JPH11267552A JPH11267552A JP7269198A JP7269198A JPH11267552A JP H11267552 A JPH11267552 A JP H11267552A JP 7269198 A JP7269198 A JP 7269198A JP 7269198 A JP7269198 A JP 7269198A JP H11267552 A JPH11267552 A JP H11267552A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 帯電した塗料粒子の作業者への舞い戻り現象
の発生を効果的に防止する。 【解決手段】 作業者がガン10の先端部分を被塗物か
ら離し、適性距離でなくなった場合には、被塗物との電
気抵抗値が非常に大きくなるので、コロナ放電による電
流の大部分がガン基部11(グリップ部)を介してアー
スに戻る。アースの途中経路に接続されている高抵抗値
の抵抗器によりガン基部11の電位が上昇し、このため
アースに流れる電流が制限されるようになり、加えて、
電流センサ36はこのアースに流れる電流値を検出して
電圧決定コントローラ30に送り、この検出される電流
の値を一定の電流(予め設定されている)まで減少させ
るように、帯電機構に印加する電圧の適性値を算出し、
その算出結果を昇圧器32に送り、昇圧器32では、こ
の結果に応じた電圧(適性距離での電圧よりも低い電
圧)を発生し、アースに流れる電流が制限されるように
なる。このため、コロナ放電による大きな電流がガン基
部11や作業者に流れ込み、塗料粒子が舞い戻るような
事態の発生を防止することができるようになる。
の発生を効果的に防止する。 【解決手段】 作業者がガン10の先端部分を被塗物か
ら離し、適性距離でなくなった場合には、被塗物との電
気抵抗値が非常に大きくなるので、コロナ放電による電
流の大部分がガン基部11(グリップ部)を介してアー
スに戻る。アースの途中経路に接続されている高抵抗値
の抵抗器によりガン基部11の電位が上昇し、このため
アースに流れる電流が制限されるようになり、加えて、
電流センサ36はこのアースに流れる電流値を検出して
電圧決定コントローラ30に送り、この検出される電流
の値を一定の電流(予め設定されている)まで減少させ
るように、帯電機構に印加する電圧の適性値を算出し、
その算出結果を昇圧器32に送り、昇圧器32では、こ
の結果に応じた電圧(適性距離での電圧よりも低い電
圧)を発生し、アースに流れる電流が制限されるように
なる。このため、コロナ放電による大きな電流がガン基
部11や作業者に流れ込み、塗料粒子が舞い戻るような
事態の発生を防止することができるようになる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、作業者がガン基部
を持って静電塗装をする静電塗装用ハンドガンを有する
静電塗装装置に関し、特に、帯電した塗料粒子が作業者
に舞い戻らないようにした静電塗装装置に関する。
を持って静電塗装をする静電塗装用ハンドガンを有する
静電塗装装置に関し、特に、帯電した塗料粒子が作業者
に舞い戻らないようにした静電塗装装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から車両の塗装に用いている静電塗
装用ハンドガンは、その先端部に塗料を微粒子化して噴
霧する噴霧機構と、この微粒子化した塗料を帯電させる
帯電機構とを有している。帯電機構には、通常、作業者
がガンのトリガーを引いて霧化用エアーまたはパターン
用エアーを吐出した場合に、予め設定された値の高電圧
が印加される。
装用ハンドガンは、その先端部に塗料を微粒子化して噴
霧する噴霧機構と、この微粒子化した塗料を帯電させる
帯電機構とを有している。帯電機構には、通常、作業者
がガンのトリガーを引いて霧化用エアーまたはパターン
用エアーを吐出した場合に、予め設定された値の高電圧
が印加される。
【0003】この高電圧は、塗装ブースの外に設けた高
電圧コントローラにより制御される。通常は、上限電流
値と上限電圧値を設けた定電圧制御、電流値が一定にな
るように印加電圧を制御する定電流制御、電力が一定に
なるように制御する定電力制御のいずれかの制御が選択
される。
電圧コントローラにより制御される。通常は、上限電流
値と上限電圧値を設けた定電圧制御、電流値が一定にな
るように印加電圧を制御する定電流制御、電力が一定に
なるように制御する定電力制御のいずれかの制御が選択
される。
【0004】また、塗装状態に応じて、作業者が手元で
印加電圧や上限電圧の設定を選択できるようにしている
ガンもある。
印加電圧や上限電圧の設定を選択できるようにしている
ガンもある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の静電塗装装置にあっては、塗料粒子を帯電さ
せることによって被塗物への塗着効率を高めることがで
きるという効果を有するが、被塗物とガンの相対距離が
大きくなると、塗料粒子が作業者に舞い戻るという問題
がある。
うな従来の静電塗装装置にあっては、塗料粒子を帯電さ
せることによって被塗物への塗着効率を高めることがで
きるという効果を有するが、被塗物とガンの相対距離が
大きくなると、塗料粒子が作業者に舞い戻るという問題
がある。
【0006】このような問題が生じるのは、塗着効率を
高めるため、ガンの帯電機構への印加電圧を高くしてい
るからである。つまり、ガンと被塗物との距離を200
mm程度の適性距離に維持できるならば、印加電圧を高
くすることは塗着効率を高めるために非常に有効であ
り、塗着効率を高めることができた分、作業者に舞い戻
る塗料粒子は少なくできるが、この適性距離から外れれ
ば、塗着効率が低くなり、印加電圧が高いことが災いし
て、作業者に舞い戻る塗料粒子が相対的に多くなってし
まうからである。すなわち、塗着効率を高めるために印
加電圧を大きくすると、作業者への塗料粒子の舞い戻り
量が増加し、逆に作業者への塗料粒子の舞い戻り量を少
なくしようとすれば、印加電圧を小さくせざるを得ない
ので、塗着効率が低下するというい相反する関係にあ
る。
高めるため、ガンの帯電機構への印加電圧を高くしてい
るからである。つまり、ガンと被塗物との距離を200
mm程度の適性距離に維持できるならば、印加電圧を高
くすることは塗着効率を高めるために非常に有効であ
り、塗着効率を高めることができた分、作業者に舞い戻
る塗料粒子は少なくできるが、この適性距離から外れれ
ば、塗着効率が低くなり、印加電圧が高いことが災いし
て、作業者に舞い戻る塗料粒子が相対的に多くなってし
まうからである。すなわち、塗着効率を高めるために印
加電圧を大きくすると、作業者への塗料粒子の舞い戻り
量が増加し、逆に作業者への塗料粒子の舞い戻り量を少
なくしようとすれば、印加電圧を小さくせざるを得ない
ので、塗着効率が低下するというい相反する関係にあ
る。
【0007】このように、作業者に舞い戻る塗料粒子の
量は、印加電圧の大きさに依存するので、ガンと被塗物
との距離や塗料の吐出量に応じて印加電圧を調整できる
ように、ガン本体や作業者の近くに、印加電圧調整用の
ダイヤルや高電圧印加スイッチを設けることも考えられ
る。
量は、印加電圧の大きさに依存するので、ガンと被塗物
との距離や塗料の吐出量に応じて印加電圧を調整できる
ように、ガン本体や作業者の近くに、印加電圧調整用の
ダイヤルや高電圧印加スイッチを設けることも考えられ
る。
【0008】しかしながら、ガン本体に取り付けた場合
には、ダイヤルやスイッチ用のケーブルが必要になるの
で、ハンドガンの操作性が犠牲になり、作業者の近くに
設けた場合には、その場所でしか操作できず作業性に支
障を来すという問題が生じる。また、これらの操作性や
作業性をある程度改善できたとしても、ダイヤル操作や
スイッチ操作という操作項目が追加されるため、作業者
の負担は増加することになる。
には、ダイヤルやスイッチ用のケーブルが必要になるの
で、ハンドガンの操作性が犠牲になり、作業者の近くに
設けた場合には、その場所でしか操作できず作業性に支
障を来すという問題が生じる。また、これらの操作性や
作業性をある程度改善できたとしても、ダイヤル操作や
スイッチ操作という操作項目が追加されるため、作業者
の負担は増加することになる。
【0009】本発明は、このような従来の問題点を解消
するためになされたものであり、作業者の負担を増やす
ことなく、帯電した塗料粒子の作業者への舞い戻り現象
の発生を効果的に防止することができる静電塗装装置の
提供を目的とする。
するためになされたものであり、作業者の負担を増やす
ことなく、帯電した塗料粒子の作業者への舞い戻り現象
の発生を効果的に防止することができる静電塗装装置の
提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、次のように構成される。請求項1に記載の
発明にあっては、ガン先端部に塗料の噴霧機構と該塗料
を帯電させる帯電機構とが設けられ、ガン基部を作業者
が保持しながら静電塗装する静電塗装用ハンドガンと、
前記帯電機構に高電圧を印加する高電圧印加手段と、前
記ガン基部から高抵抗の抵抗器を介してアースに流れる
電流を検出する電流検出手段と、当該電流検出手段によ
って検出された電流の大きさに応じて前記高電圧印加手
段の出力電圧を制御する制御手段とを有することを特徴
とする。
の本発明は、次のように構成される。請求項1に記載の
発明にあっては、ガン先端部に塗料の噴霧機構と該塗料
を帯電させる帯電機構とが設けられ、ガン基部を作業者
が保持しながら静電塗装する静電塗装用ハンドガンと、
前記帯電機構に高電圧を印加する高電圧印加手段と、前
記ガン基部から高抵抗の抵抗器を介してアースに流れる
電流を検出する電流検出手段と、当該電流検出手段によ
って検出された電流の大きさに応じて前記高電圧印加手
段の出力電圧を制御する制御手段とを有することを特徴
とする。
【0011】請求項2に記載の発明にあっては、請求項
1に記載の静電塗装装置において、前記抵抗器は、1K
Ω〜10MΩの抵抗値であることを特徴とする。
1に記載の静電塗装装置において、前記抵抗器は、1K
Ω〜10MΩの抵抗値であることを特徴とする。
【0012】請求項3に記載の発明にあっては、請求項
1又は請求項2に記載の静電塗装装置において、前記抵
抗器は、可変抵抗器であることを特徴とする。
1又は請求項2に記載の静電塗装装置において、前記抵
抗器は、可変抵抗器であることを特徴とする。
【0013】請求項4に記載の発明にあっては、請求項
1に記載の静電塗装装置において、前記制御手段は、前
記電流検出手段によって検出される電流の大きさが一定
になるように、前記高電圧印加手段の出力電圧を制御す
るようにしたことを特徴とする。
1に記載の静電塗装装置において、前記制御手段は、前
記電流検出手段によって検出される電流の大きさが一定
になるように、前記高電圧印加手段の出力電圧を制御す
るようにしたことを特徴とする。
【0014】請求項5に記載の発明にあっては、請求項
4に記載の静電塗装装置において、前記制御手段は、前
記高電圧印加手段の出力電圧が一定値を越えないように
前記高電圧印加手段の出力電圧の大きさを制御すること
を特徴とする。
4に記載の静電塗装装置において、前記制御手段は、前
記高電圧印加手段の出力電圧が一定値を越えないように
前記高電圧印加手段の出力電圧の大きさを制御すること
を特徴とする。
【0015】請求項6に記載の発明にあっては、請求項
4又は請求項5に記載の静電塗装装置において、前記制
御手段は、前記高電圧印加手段の出力電圧が一定値以下
になった場合に、前記高電圧印加手段からの高電圧の出
力を停止することを特徴とする。
4又は請求項5に記載の静電塗装装置において、前記制
御手段は、前記高電圧印加手段の出力電圧が一定値以下
になった場合に、前記高電圧印加手段からの高電圧の出
力を停止することを特徴とする。
【0016】
【発明の効果】以上のように構成された本発明の静電塗
装装置は、各請求項ごとに次のような効果を奏する。請
求項1に記載の発明では、ガン基部からアースに流れる
電流の大きさに応じて高電圧印加手段の出力電圧を制御
するようにしたので、被塗物とガンとの距離により出力
電圧が自動的に変化し、被塗物とガンとの距離の如何に
かかわらずに、塗料粒子の作業者への舞い戻りを防止す
ることができるようになる。
装装置は、各請求項ごとに次のような効果を奏する。請
求項1に記載の発明では、ガン基部からアースに流れる
電流の大きさに応じて高電圧印加手段の出力電圧を制御
するようにしたので、被塗物とガンとの距離により出力
電圧が自動的に変化し、被塗物とガンとの距離の如何に
かかわらずに、塗料粒子の作業者への舞い戻りを防止す
ることができるようになる。
【0017】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明の効果に加え、アースに流れる電流は、1KΩ
〜10MΩの抵抗を介して流れることになるので、アー
スに流れる電流の大きさに比例してガン基部の電位が上
昇し、これに伴ってアースに流れる電流の大きさを制限
することができる。
載の発明の効果に加え、アースに流れる電流は、1KΩ
〜10MΩの抵抗を介して流れることになるので、アー
スに流れる電流の大きさに比例してガン基部の電位が上
昇し、これに伴ってアースに流れる電流の大きさを制限
することができる。
【0018】請求項3に記載の発明では、抵抗器を可変
抵抗器としているので、請求項2に記載の発明の効果に
加え、アースに流れる電流を任意に制限することができ
るようになる。
抵抗器としているので、請求項2に記載の発明の効果に
加え、アースに流れる電流を任意に制限することができ
るようになる。
【0019】請求項4に記載の発明では、電流検出手段
によって検出される電流の大きさが一定になるように、
高電圧印加手段の出力電圧を制御するようにしたので、
請求項1に記載の発明の効果と同様の効果を得ることが
できる。
によって検出される電流の大きさが一定になるように、
高電圧印加手段の出力電圧を制御するようにしたので、
請求項1に記載の発明の効果と同様の効果を得ることが
できる。
【0020】請求項5に記載の発明では、高電圧印加手
段の出力電圧が一定値を越えないようにしたので、塗料
粒子の作業者への舞い戻りをより効果的に防止すること
ができるようになる。
段の出力電圧が一定値を越えないようにしたので、塗料
粒子の作業者への舞い戻りをより効果的に防止すること
ができるようになる。
【0021】請求項6に記載の発明では、高電圧印加手
段の出力電圧が一定値以下になった場合に高電圧の出力
を停止するようにしたので、塗料粒子の作業者への舞い
戻りを防止することができるばかりではなく、塗料粒子
の塗着効率を一定値以上に保つことができるようにな
る。
段の出力電圧が一定値以下になった場合に高電圧の出力
を停止するようにしたので、塗料粒子の作業者への舞い
戻りを防止することができるばかりではなく、塗料粒子
の塗着効率を一定値以上に保つことができるようにな
る。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の静電塗装装置では、ガン
基部からアースに流れる電流値を検出し、この電流値や
この電流値の時間変化を元に帯電機構に印加する電圧の
値を調整するようにしている。特に印加電圧は、アース
される電流値が一定になるように自動的に調整してい
る。したがって、被塗物とガンとの距離が大きくなる
と、アースされる電流が大きくなるので、印加電圧が小
さくなるように制御され、作業者への塗料粒子の舞い戻
りが自動的に防止されるようにしている。
基部からアースに流れる電流値を検出し、この電流値や
この電流値の時間変化を元に帯電機構に印加する電圧の
値を調整するようにしている。特に印加電圧は、アース
される電流値が一定になるように自動的に調整してい
る。したがって、被塗物とガンとの距離が大きくなる
と、アースされる電流が大きくなるので、印加電圧が小
さくなるように制御され、作業者への塗料粒子の舞い戻
りが自動的に防止されるようにしている。
【0023】以下に、本発明の1実施形態を図面に基づ
いて詳細に説明する。図1は、本発明にかかる静電塗装
装置の概略構成を示す図である。被塗物に塗装を施す静
電塗装用ハンドガン10には、その先端部に、塗料の噴
霧機構と該塗料を帯電させる帯電機構とが設けられてい
る。この静電塗装用ハンドガン10は、ガン基部(グリ
ップ部)11を作業者が片手で持って塗装できるように
なっている。
いて詳細に説明する。図1は、本発明にかかる静電塗装
装置の概略構成を示す図である。被塗物に塗装を施す静
電塗装用ハンドガン10には、その先端部に、塗料の噴
霧機構と該塗料を帯電させる帯電機構とが設けられてい
る。この静電塗装用ハンドガン10は、ガン基部(グリ
ップ部)11を作業者が片手で持って塗装できるように
なっている。
【0024】塗料の噴霧機構には、塗料チューブ12を
介して塗料が供給される。この噴霧機構で霧化された塗
料は、エアーチューブ14を介して供給されるエアーに
よって被塗物に向けて噴射される。また、帯電機構に
は、高電圧供給ケーブル16が接続され、この高電圧供
給ケーブル16を介して帯電機構に高電圧が印加され
る。
介して塗料が供給される。この噴霧機構で霧化された塗
料は、エアーチューブ14を介して供給されるエアーに
よって被塗物に向けて噴射される。また、帯電機構に
は、高電圧供給ケーブル16が接続され、この高電圧供
給ケーブル16を介して帯電機構に高電圧が印加され
る。
【0025】ガン基部11には、高電圧供給ケーブル1
6とは電気的に絶縁されたグリップ戻り電流値検出用ケ
ーブル18が接続され、このグリップ戻り電流値検出用
ケーブル18を介してガン基部11からアースに電流を
流す。
6とは電気的に絶縁されたグリップ戻り電流値検出用ケ
ーブル18が接続され、このグリップ戻り電流値検出用
ケーブル18を介してガン基部11からアースに電流を
流す。
【0026】高電圧コントローラ20は、エアーチュー
ブ14を介して流れるエアーの有無を検出するエアーフ
ローセンサ22からの信号又はグリップ戻り電流値検出
用ケーブル18に流れる電流に基づいて、帯電機構に印
加する電圧値を制御するものである。なお、高電圧コン
トローラ20には、アースに流れる電流値を検出するセ
ンサが内蔵され、また、高電圧コントローラ20の内部
では、グリップ戻り電流値検出用ケーブル18に流れる
電流を1KΩ〜10MΩの抵抗値の可変抵抗器を介して
接地している。この可変抵抗器に変えて任意の抵抗値の
固定抵抗器を用いることも可能である。
ブ14を介して流れるエアーの有無を検出するエアーフ
ローセンサ22からの信号又はグリップ戻り電流値検出
用ケーブル18に流れる電流に基づいて、帯電機構に印
加する電圧値を制御するものである。なお、高電圧コン
トローラ20には、アースに流れる電流値を検出するセ
ンサが内蔵され、また、高電圧コントローラ20の内部
では、グリップ戻り電流値検出用ケーブル18に流れる
電流を1KΩ〜10MΩの抵抗値の可変抵抗器を介して
接地している。この可変抵抗器に変えて任意の抵抗値の
固定抵抗器を用いることも可能である。
【0027】なお、この高電圧コントローラ20と高電
圧ケーブルとで高電圧印加手段を構成し、高電圧コント
ローラ20とグリップ戻り電流値検出用ケーブル18と
で電流検出手段を構成し、高電圧コントローラ20単独
では、制御手段として機能する。
圧ケーブルとで高電圧印加手段を構成し、高電圧コント
ローラ20とグリップ戻り電流値検出用ケーブル18と
で電流検出手段を構成し、高電圧コントローラ20単独
では、制御手段として機能する。
【0028】図2は、高電圧コントローラ20等の内部
構成を示す図である。高電圧コントローラ20には、図
示されているように、電圧決定コントローラ30、昇圧
器32、可変抵抗器34、電流センサ36が内蔵されて
いる。
構成を示す図である。高電圧コントローラ20には、図
示されているように、電圧決定コントローラ30、昇圧
器32、可変抵抗器34、電流センサ36が内蔵されて
いる。
【0029】電圧決定コントローラ30には、エアーフ
ローセンサ22からのエアーが流れているかどうかの信
号と、電流センサ36によって検出されるガン基部11
(グリップ部)からのアース電流値の信号が入力され
る。電圧決定コントローラ30では、アース電流値が一
定値になるように最適な電圧値を演算する。この電圧値
には上限値が設定されていて、帯電機構にそれ以上の電
圧が印加されないようになっている。また、下限値も設
定されていて、下限値を越える場合には、後述の昇圧器
32から電圧が出力されないようにする。
ローセンサ22からのエアーが流れているかどうかの信
号と、電流センサ36によって検出されるガン基部11
(グリップ部)からのアース電流値の信号が入力され
る。電圧決定コントローラ30では、アース電流値が一
定値になるように最適な電圧値を演算する。この電圧値
には上限値が設定されていて、帯電機構にそれ以上の電
圧が印加されないようになっている。また、下限値も設
定されていて、下限値を越える場合には、後述の昇圧器
32から電圧が出力されないようにする。
【0030】なお、実際には、これらの信号の他にも、
塗料吐出信号、上限電流決定信号、接地抵抗値等の信号
が入力されているが、これらの信号は本発明の説明には
あまり関係がないので、これらの信号の詳しい説明は省
略する。
塗料吐出信号、上限電流決定信号、接地抵抗値等の信号
が入力されているが、これらの信号は本発明の説明には
あまり関係がないので、これらの信号の詳しい説明は省
略する。
【0031】電圧決定コントローラ30によって演算さ
れた電圧値(一定値を越えないように制御される)は、
昇圧器32に送られ、ここで指定された高電圧を発生す
る。昇圧器32とガン先端に設けられている帯電機構と
は1線が接地されている高電圧供給ケーブル16よって
接続される。また、前述の電流センサ36は、可変抵抗
器34及びグリップ戻り電流値検出用ケーブル18を介
してガン基部11(グリップ部)に接続される。
れた電圧値(一定値を越えないように制御される)は、
昇圧器32に送られ、ここで指定された高電圧を発生す
る。昇圧器32とガン先端に設けられている帯電機構と
は1線が接地されている高電圧供給ケーブル16よって
接続される。また、前述の電流センサ36は、可変抵抗
器34及びグリップ戻り電流値検出用ケーブル18を介
してガン基部11(グリップ部)に接続される。
【0032】安全のため、高電圧ケーブルは、2重シー
ルドケーブルを用いており、そのケーブルの内側が高電
圧供給ケーブル16であり、そのケーブルの外側がグリ
ップ戻り電流値検出用ケーブル18であり、そのケーブ
ルの周囲がアース線になっている。
ルドケーブルを用いており、そのケーブルの内側が高電
圧供給ケーブル16であり、そのケーブルの外側がグリ
ップ戻り電流値検出用ケーブル18であり、そのケーブ
ルの周囲がアース線になっている。
【0033】また、ガン基部11(グリップ部)とアー
スとの間に、この様な比較的抵抗値の高い抵抗器を挿入
するのは、ガン10が被塗物から離れた場合に、ガン基
部11に過剰な電流が流れ込まないように、電流を制限
するためである。したがって、挿入される抵抗器の抵抗
値は、1KΩ以上、望ましくは100KΩ以上が適当で
ある。一方、この抵抗器の上限の抵抗値としては、10
MΩ以下望ましくは1MΩ以下が適当である。
スとの間に、この様な比較的抵抗値の高い抵抗器を挿入
するのは、ガン10が被塗物から離れた場合に、ガン基
部11に過剰な電流が流れ込まないように、電流を制限
するためである。したがって、挿入される抵抗器の抵抗
値は、1KΩ以上、望ましくは100KΩ以上が適当で
ある。一方、この抵抗器の上限の抵抗値としては、10
MΩ以下望ましくは1MΩ以下が適当である。
【0034】この様に抵抗値に上限を設定するのは、抵
抗値が高すぎれば、ガンの帯電機構の周囲に発生するコ
ロナ放電電流が作業者自身に流れ込むようになってしま
い、ガン基部11には流れなくなってしまうからであ
る。この様な事態が発生すると、塗料粒子の作業者への
舞い戻りが発生することになる。この様な事態が起こら
ないようにするには、選定される抵抗値は、作業者の靴
底の抵抗値(作業者と床面との電気抵抗値)の10分の
1、望ましくは100分の1以下の抵抗値であることが
必要である。通常の作業者は、静電靴と床面との抵抗値
として100KΩから100MΩの抵抗値であることが
確認されており、作業者への塗料粒子の舞い戻り現象の
発生を抑制するには、上記のような抵抗値とする必要が
あるからである。
抗値が高すぎれば、ガンの帯電機構の周囲に発生するコ
ロナ放電電流が作業者自身に流れ込むようになってしま
い、ガン基部11には流れなくなってしまうからであ
る。この様な事態が発生すると、塗料粒子の作業者への
舞い戻りが発生することになる。この様な事態が起こら
ないようにするには、選定される抵抗値は、作業者の靴
底の抵抗値(作業者と床面との電気抵抗値)の10分の
1、望ましくは100分の1以下の抵抗値であることが
必要である。通常の作業者は、静電靴と床面との抵抗値
として100KΩから100MΩの抵抗値であることが
確認されており、作業者への塗料粒子の舞い戻り現象の
発生を抑制するには、上記のような抵抗値とする必要が
あるからである。
【0035】本実施の形態で使用する可変抵抗器34
は、1KΩ〜10MΩの間で可変できるものであるが、
これは、作業者の履いている静電靴の抵抗値が、靴底の
汚れ具合等に応じて一定値でなく、しかも非常に幅広い
範囲の抵抗値を採るからであり、この抵抗値の変化を補
償できるようにすることが望ましいからである。
は、1KΩ〜10MΩの間で可変できるものであるが、
これは、作業者の履いている静電靴の抵抗値が、靴底の
汚れ具合等に応じて一定値でなく、しかも非常に幅広い
範囲の抵抗値を採るからであり、この抵抗値の変化を補
償できるようにすることが望ましいからである。
【0036】なお、本実施の形態では、2重シールドケ
ーブルを用いているが、必ずしもこのタイプのケーブル
を用いる必要はなく、安全性の面では劣るが、3本の電
線を用いることで、高電圧の供給やアース電流の供給を
行なえるようにしても良い。
ーブルを用いているが、必ずしもこのタイプのケーブル
を用いる必要はなく、安全性の面では劣るが、3本の電
線を用いることで、高電圧の供給やアース電流の供給を
行なえるようにしても良い。
【0037】また、昇圧器32をフローティングして、
高電圧供給ケーブル16のアース線をグリップ戻り電流
値検出用ケーブル18として共用することも原理的には
可能であるが、昇圧器32の電圧安定性が不十分な場合
には、不要なノイズを分離しきれないことから、電圧決
定コントローラ30の応答速度の低下を招きやすくなる
ので、共用する場合には、この点を十分に考慮する必要
がある。
高電圧供給ケーブル16のアース線をグリップ戻り電流
値検出用ケーブル18として共用することも原理的には
可能であるが、昇圧器32の電圧安定性が不十分な場合
には、不要なノイズを分離しきれないことから、電圧決
定コントローラ30の応答速度の低下を招きやすくなる
ので、共用する場合には、この点を十分に考慮する必要
がある。
【0038】昇圧器32を静電塗装用ハンドガン10の
内部に設けても良い。このようにすると、ノイズには強
くなるが、ガンの重量が増加するので、ノイズの防止と
ガンの操作性のどちらを重視するかによって適宜選択が
必要となる。
内部に設けても良い。このようにすると、ノイズには強
くなるが、ガンの重量が増加するので、ノイズの防止と
ガンの操作性のどちらを重視するかによって適宜選択が
必要となる。
【0039】以上のような構成を有する本発明の静電塗
装装置は、次のように動作することになる。まず、静電
塗装用ガン10のトリガが引かれると、電圧決定コント
ローラ30は、エアフローがあることを条件として、予
め設定された高電圧を発生するように昇圧器32に信号
を出し、昇圧器32はこの信号にしたがって高電圧を発
生する。この高電圧は、高電圧供給ケーブル16を介し
て帯電機構に印加される。これによって噴霧機構の周囲
にコロナ放電が生じ、トリガが引かれると同時に噴霧機
構から霧状に噴霧される塗料を帯電して被塗物に塗料を
効率的に付着させる。
装装置は、次のように動作することになる。まず、静電
塗装用ガン10のトリガが引かれると、電圧決定コント
ローラ30は、エアフローがあることを条件として、予
め設定された高電圧を発生するように昇圧器32に信号
を出し、昇圧器32はこの信号にしたがって高電圧を発
生する。この高電圧は、高電圧供給ケーブル16を介し
て帯電機構に印加される。これによって噴霧機構の周囲
にコロナ放電が生じ、トリガが引かれると同時に噴霧機
構から霧状に噴霧される塗料を帯電して被塗物に塗料を
効率的に付着させる。
【0040】ガン10の先端部分と被塗物とが適性距離
を維持して静電塗装される場合には、コロナ放電による
電流の大部分は被塗物に流れ込むため(ガン基部11
(グリップ部)に戻る電流はごく微小である)、従来の
ガン10と全く同様に電着効率の高い塗装作業を行なう
ことができる。
を維持して静電塗装される場合には、コロナ放電による
電流の大部分は被塗物に流れ込むため(ガン基部11
(グリップ部)に戻る電流はごく微小である)、従来の
ガン10と全く同様に電着効率の高い塗装作業を行なう
ことができる。
【0041】一方、作業者がガン10の先端部分を被塗
物から離し、適性距離でなくなった場合には、被塗物と
の電気抵抗値が非常に大きくなるので、コロナ放電によ
る電流の大部分がガン基部11(グリップ部)を介して
アースに戻るようになる。
物から離し、適性距離でなくなった場合には、被塗物と
の電気抵抗値が非常に大きくなるので、コロナ放電によ
る電流の大部分がガン基部11(グリップ部)を介して
アースに戻るようになる。
【0042】このように、アースに流れる電流が大きく
なると、アースの途中経路に接続されている高抵抗値の
抵抗器によりガン基部11の電位が上昇し、このためア
ースに流れる電流が制限されるようになり、加えて、電
流センサ36はこのアースに流れる電流値を検出して電
圧決定コントローラ30に送り、電圧決定コントローラ
30では、この検出される電流の値を一定の電流(予め
設定されている)まで減少させるように、帯電機構に印
加する電圧の適性値を算出し、その算出結果を昇圧器3
2に送り、昇圧器32では、この結果に応じた電圧(適
性距離での電圧よりも低い電圧)を発生し、アースに流
れる電流が制限されるようになる。
なると、アースの途中経路に接続されている高抵抗値の
抵抗器によりガン基部11の電位が上昇し、このためア
ースに流れる電流が制限されるようになり、加えて、電
流センサ36はこのアースに流れる電流値を検出して電
圧決定コントローラ30に送り、電圧決定コントローラ
30では、この検出される電流の値を一定の電流(予め
設定されている)まで減少させるように、帯電機構に印
加する電圧の適性値を算出し、その算出結果を昇圧器3
2に送り、昇圧器32では、この結果に応じた電圧(適
性距離での電圧よりも低い電圧)を発生し、アースに流
れる電流が制限されるようになる。
【0043】このため、コロナ放電による大きな電流が
ガン基部11や作業者に流れ込み、塗料粒子が舞い戻る
ような事態の発生を防止することができるようになる。
また、昇圧器32から出力される電圧値が上限値を越え
ないように、また、その電圧値が下限値を越えないよう
に制御されるので、塗料粒子の作業者への舞い戻りを効
果的に防止できることに加えて、塗料粒子の塗着効率を
一定値以上に保つことができるようになる。
ガン基部11や作業者に流れ込み、塗料粒子が舞い戻る
ような事態の発生を防止することができるようになる。
また、昇圧器32から出力される電圧値が上限値を越え
ないように、また、その電圧値が下限値を越えないよう
に制御されるので、塗料粒子の作業者への舞い戻りを効
果的に防止できることに加えて、塗料粒子の塗着効率を
一定値以上に保つことができるようになる。
【0044】このように、本発明によれば、作業者への
舞い戻り現象の発生を考慮せずに、塗着効率を高めるこ
とだけを考えて、塗着効率の最も良い電圧を選定するこ
とができ、塗着効率の向上と舞い戻り現象の防止という
相反する技術課題を共に解決することができるようにな
る。
舞い戻り現象の発生を考慮せずに、塗着効率を高めるこ
とだけを考えて、塗着効率の最も良い電圧を選定するこ
とができ、塗着効率の向上と舞い戻り現象の防止という
相反する技術課題を共に解決することができるようにな
る。
【図1】 本発明にかかる静電塗装装置の概略構成を示
す図である。
す図である。
【図2】 図1に示した高電圧コントローラ等の内部構
成を示す図である。
成を示す図である。
10…静電塗装用ハンドガン、 11…ガン基部(グリップ部)、 12…塗料チューブ、 14…エアーチューブ、 16…高電圧ケーブル、 18…電流値検出用ケーブル、 20…高電圧コントローラ、 30…電圧決定コントローラ、 32…昇圧器、 34…可変抵抗器、 36…電流センサ。
Claims (6)
- 【請求項1】 ガン先端部に塗料の噴霧機構と該塗料を
帯電させる帯電機構とが設けられ、ガン基部を作業者が
保持しながら静電塗装する静電塗装用ハンドガンと、 前記帯電機構に高電圧を印加する高電圧印加手段と、 前記ガン基部から高抵抗の抵抗器を介してアースに流れ
る電流を検出する電流検出手段と、 当該電流検出手段によって検出された電流の大きさに応
じて前記高電圧印加手段の出力電圧を制御する制御手段
とを有することを特徴とする静電塗装装置。 - 【請求項2】 前記抵抗器は、1KΩ〜10MΩの抵抗
値であることを特徴とする請求項1に記載の静電塗装装
置。 - 【請求項3】 前記抵抗器は、可変抵抗器であることを
特徴とする請求項1又は請求項2に記載の静電塗装装
置。 - 【請求項4】 前記制御手段は、前記電流検出手段によ
って検出される電流の大きさが一定になるように、前記
高電圧印加手段の出力電圧を制御するようにしたことを
特徴とする請求項1に記載の静電塗装装置。 - 【請求項5】 前記制御手段は、前記高電圧印加手段の
出力電圧が一定値を越えないように前記高電圧印加手段
の出力電圧の大きさを制御することを特徴とする請求項
4に記載の静電塗装装置。 - 【請求項6】 前記制御手段は、前記高電圧印加手段の
出力電圧が一定値以下になった場合に、前記高電圧印加
手段からの高電圧の出力を停止することを特徴とする請
求項4または請求項5に記載の静電塗装装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7269198A JPH11267552A (ja) | 1998-03-20 | 1998-03-20 | 静電塗装装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7269198A JPH11267552A (ja) | 1998-03-20 | 1998-03-20 | 静電塗装装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11267552A true JPH11267552A (ja) | 1999-10-05 |
Family
ID=13496655
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7269198A Withdrawn JPH11267552A (ja) | 1998-03-20 | 1998-03-20 | 静電塗装装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11267552A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007142022A1 (ja) * | 2006-06-08 | 2007-12-13 | Panasonic Electric Works Co., Ltd. | 静電霧化装置 |
WO2009060592A1 (ja) * | 2007-11-06 | 2009-05-14 | Panasonic Corporation | 冷蔵庫 |
JP2009115377A (ja) * | 2007-11-06 | 2009-05-28 | Panasonic Corp | 冷蔵庫 |
JP2009172485A (ja) * | 2008-01-22 | 2009-08-06 | Daikin Ind Ltd | 静電噴霧装置 |
JP2009174797A (ja) * | 2008-01-25 | 2009-08-06 | Panasonic Corp | 冷蔵庫 |
-
1998
- 1998-03-20 JP JP7269198A patent/JPH11267552A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007142022A1 (ja) * | 2006-06-08 | 2007-12-13 | Panasonic Electric Works Co., Ltd. | 静電霧化装置 |
US8448883B2 (en) | 2006-06-08 | 2013-05-28 | Panasonic Corporation | Electrostatically atomizing device |
WO2009060592A1 (ja) * | 2007-11-06 | 2009-05-14 | Panasonic Corporation | 冷蔵庫 |
JP2009115377A (ja) * | 2007-11-06 | 2009-05-28 | Panasonic Corp | 冷蔵庫 |
CN102519203A (zh) * | 2007-11-06 | 2012-06-27 | 松下电器产业株式会社 | 冰箱 |
JP2009172485A (ja) * | 2008-01-22 | 2009-08-06 | Daikin Ind Ltd | 静電噴霧装置 |
JP2009174797A (ja) * | 2008-01-25 | 2009-08-06 | Panasonic Corp | 冷蔵庫 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050607 |