JPH11267097A - 内視鏡システムの映像信号切替装置 - Google Patents

内視鏡システムの映像信号切替装置

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JPH11267097A
JPH11267097A JP10076228A JP7622898A JPH11267097A JP H11267097 A JPH11267097 A JP H11267097A JP 10076228 A JP10076228 A JP 10076228A JP 7622898 A JP7622898 A JP 7622898A JP H11267097 A JPH11267097 A JP H11267097A
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JP
Japan
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video signal
output
signal
video
unit
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Application number
JP10076228A
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English (en)
Inventor
Kensho Takahashi
憲昭 高橋
Kohei Iketani
浩平 池谷
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Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Priority to EP05001132A priority patent/EP1531627A3/en
Priority to US09/085,754 priority patent/US6246432B1/en
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Abstract

(57)【要約】 【課題】内視鏡システムの利用者に対する映像信号切替
装置の利便性を高めることができる内視鏡システムの映
像信号切替装置を提供すること。 【解決手段】本発明による映像信号切替装置10に各内
視鏡用ビデオプロセッサ12,14からのRGB信号が
入力されると、映像信号の一方が切替制御部34及び切
替回路38によって選択される。その後、切替回路38
から選択されたRGB信号が、信号変換部40によって
ビデオ信号に変換される。そして、このビデオ信号が、
出力端子48からモニタ16へ向けて出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、設定に応じて入力
された複数の映像信号の何れかを出力機器へ向けて出力
する内視鏡システムの映像信号切替装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、内視鏡システムを用いる手術にて
撮影対象を撮影する電子スコープが複数台使用される場
合には、電子スコープによって撮影された撮影対象の映
像信号を出力する内視鏡用ビデオプロセッサと、この内
視鏡用ビデオプロセッサから出力された映像信号の処理
を行う出力機器(例えば、モニタ,録画装置等)とが、電
子スコープの数に応じて用意され、術室に設置されてい
た。
【0003】ところが、電子スコープの数に応じて出力
機器を用意すると、術室等が狭くなってしまう問題があ
った。そこで、術者が複数の電子スコープを同時に使用
することは少ないことに鑑み、本件出願人は、内視鏡シ
ステムの映像信号切替装置をを出願している(特開平9
−153589号)。
【0004】この先願に係る映像信号切替装置は、入力
された複数の映像信号の何れかを操作者の設定に応じて
出力機器へ出力する。このため、映像信号切替装置に複
数個の内視鏡用ビデオプロセッサとモニタとを接続し、
映像信号切替装置を術者が使用する電子スコープの映像
信号をモニタへ出力する設定とすれば、単一のモニタで
各電子スコープによる映像をモニタに表示させることが
できる。従って、電子スコープ毎にモニタを用意する必
要がないので、術室のスペースを有効に利用することが
できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、先願に
係る映像信号切替装置は、複数個の内視鏡用ビデオプロ
セッサから出力される映像信号が同一種類の映像信号で
あることを前提としていた。このため、複数個の内視鏡
用ビデオプロセッサから2種類以上の映像信号が出力さ
れる場合には、映像信号毎に映像信号切替装置を用意し
なければならなかった。このため、内視鏡システムの配
線が複雑となってしまう問題があった。
【0006】また、内視鏡システムでは、映像信号とし
てRGB信号,ビデオ信号(コンポジットビデオ信号),
Y/C信号(輝度信号/搬送色信号(二つの色差信号を合
成した信号))が用いられているが、内視鏡用ビデオプロ
セッサから出力可能な映像信号が上記映像信号の一つに
限られている場合には、その映像信号を処理可能な出力
機器を用意しなければならなかった。即ち、内視鏡用ビ
デオプロセッサから出力される映像信号と出力機器が処
理可能な映像信号とが一致していなければならなかっ
た。従って、内視鏡システムの利用者が特定の映像信号
のみ処理可能な出力機器しか用意できない場合には、内
視鏡用ビデオプロセッサ側で出力機器へ出力する映像信
号の対応を図る必要があった。
【0007】本発明は、上記問題に鑑みなされたもので
あり、内視鏡用ビデオプロセッサから出力される映像信
号の種類に応じた出力機器を用意しなくても内視鏡シス
テムを構築することが可能であり、内視鏡システムの利
用者に対する映像信号切替装置の利便性を高めることが
できる内視鏡システムの映像信号切替装置を提供するこ
とを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した課題
を解決するために以下の構成を採用する。すなわち、請
求項1の発明は、内視鏡によって撮影された映像信号を
出力する複数個の内視鏡用ビデオプロセッサと映像信号
の処理を行う出力機器とが接続された内視鏡システムの
映像信号切替装置である。この映像信号切替装置は、前
記複数個の内視鏡用ビデオプロセッサから出力された映
像信号が入力される入力部と、前記入力部に入力された
映像信号のうち出力すべき映像信号を設定に応じて選択
する選択部と、前記選択部によって選択された映像信号
から前記出力機器が処理可能な変換映像信号を生成する
信号生成部と、前記信号生成部によって生成された変換
映像信号を前記出力機器へ向けて出力する出力部とを備
えたことを特徴とする。
【0009】請求項1の発明によると、映像信号切替装
置に複数の映像信号が入力されると、そのうちの何れか
が選択部によって選択される。すると、選択された映像
信号から出力機器が処理可能な種類(形式)の変換映像信
号が信号生成部によって生成される。そして、この変換
映像信号が出力部によって出力機器へ向けて出力され
る。 請求項1の発明によれば、複数の内視鏡用ビデオ
プロセッサから出力される映像信号と出力機器が処理可
能な映像信号とが異なる場合であっても両者を接続し、
当該出力機器を複数の内視鏡に共通の出力機器として使
用することができる。従って、内視鏡用ビデオプロセッ
サから出力される映像信号と出力機器が処理可能な映像
信号とが異なることによって、映像信号切替装置を使用
することができないといった欠点をなくすことができ
る。また、内視鏡システムの利用者が出力機器の処理可
能な映像信号を気にしなくて済むので、内視鏡システム
の利用者(構築者,使用者)の利便性を高めることができ
る。
【0010】ここに、出力機器は、例えば、モニタや録
画装置(VTR)等である。映像信号には、例えばRGB
信号,Y/C信号(輝度/搬送色信号(色差信号)),コン
ポジットビデオ信号が挙げられる。入力部は、例えば映
像信号を入力するための入力端子である。選択部は、例
えばアナログスイッチやリレー等の電子回路や、中央処
理装置とメモリとを中心とするプロセッサ装置で構成で
きる。信号生成部は、例えばデコーダやエンコーダで構
成できる。出力部は出力機器に映像信号を供給するため
の出力端子である。
【0011】請求項2の発明は、請求項1記載の映像信
号切替装置に第2の出力機器がさらに接続され、前記信
号生成部が、前記選択部によって選択された映像信号か
ら前記第2の出力機器が処理可能な第2変換映像信号を
生成し、前記出力部が、前記第2の変換映像信号を前記
第2の出力機器へ向けて出力することで特定したもので
ある。このようにすれば、映像信号切替装置が出力機器
に供給可能な映像信号の種類が増えるので、内視鏡シス
テムの利用者の利便性をさらに高めることができる。
【0012】請求項4の発明は、請求項1又2記載の映
像信号切替装置に第3の出力機器がさらに接続され、前
記出力部が、前記選択部によって選択された映像信号を
前記第3の出力機器へ向けて出力することで特定したも
のである。
【0013】請求項4の発明は、請求項3記載の映像信
号切替装置が、前記選択部によって選択された映像信
号,前記変換映像信号,前記第2変換映像信号の何れか
を設定に応じて選択する出力選択部をさらに備え、前記
出力部が、前記出力選択部によって選択された映像信号
をこの映像信号と対応する出力機器へ向けて出力するこ
とで特定したものである。このようにすれば、出力部が
映像信号毎に出力端子を持つ必要がなくなる。
【0014】請求項5の発明は、請求項4記載の映像信
号切替装置が、前記変換映像信号と前記第2変換映像信
号との一方を設定に応じて選択し、前記出力部が、前記
出力選択部によって選択された映像信号のみをこの映像
信号と対応する出力機器へ向けて出力することで特定し
たものである。
【0015】請求項6の発明は、内視鏡によって撮影さ
れた撮影対象の映像信号を出力する複数個の内視鏡用ビ
デオプロセッサと映像信号の処理を行う複数個の出力機
器とが接続された内視鏡システムの映像信号切替装置で
ある。この映像信号切替装置は、複数個の内視鏡用ビデ
オプロセッサから出力された映像信号が入力される入力
部と、前記入力部に入力された映像信号のうち出力すべ
き映像信号を映像信号の種類毎に選択する選択部と、前
記選択部によって選択された映像信号毎に、その映像信
号と対応する出力機器が処理可能な変換映像信号を当該
映像信号から生成する信号生成部と、前記信号生成部に
よって生成された各変換映像信号をその変換映像信号と
対応する出力機器へ向けて出力する出力部とを備えたこ
とを特徴とする。
【0016】請求項6の発明によると、複数個の内視鏡
用ビデオプロセッサから出力される映像信号が複数種類
あっても、映像信号をその種類毎に選択し、選択された
映像信号を対応する出力機器の処理可能な種類(形式)で
出力することができる。従って、映像信号切替装置の利
便性をさらに高めることができる。
【0017】請求項7の発明は、請求項6記載の映像信
号切替装置が、前記複数の変換映像信号の何れかを設定
に応じて選択する出力選択部をさらに備え、前記出力部
が、前記出力選択部によって選択された変換映像信号の
みをこの変換映像信号と対応する出力機器へ向けて出力
することで特定したものである。
【0018】請求項8の発明は、内視鏡によって撮影さ
れた撮影対象の映像信号を出力する複数個の内視鏡用ビ
デオプロセッサと映像信号の処理を行う出力機器とが接
続された内視鏡システムの映像信号切替装置である。こ
の映像信号切替装置は、複数個の内視鏡用ビデオプロセ
ッサから出力された映像信号が入力される入力部と、前
記入力部に入力された映像信号のうち出力すべき映像信
号を映像信号の種類毎に選択する選択部と、前記選択部
によって選択された映像信号毎に、その映像信号と対応
する出力機器が処理可能な変換映像信号を当該映像信号
から生成する信号生成部と、前記複数の変換映像信号の
何れかを設定に応じて選択する出力選択部と、前記出力
選択部によって選択された変換映像信号のみを前記出力
機器へ向けて出力する出力部とを備えたことを特徴とす
る。
【0019】請求項8の発明によると、請求項6の発明
に比べて出力部の構成を簡易をできる利点がある。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。 [実施形態1]最初に、本発明の実施形態1による内視
鏡システムの映像信号切替装置を説明する。 〔内視鏡システムの構成〕図1は、本発明の実施形態1
による映像信号切替装置10が実施された内視鏡システ
ムの構成図である。図1に示すように、内視鏡システム
は、映像信号切替装置10に複数個の内視鏡用ビデオプ
ロセッサ(以下、単に「プロセッサ」という)と複数の出
力機器(モニタ又はビデオ装置)とが接続されることによ
って構成されている。
【0021】具体的に説明すると、映像信号切替装置1
0には、電子スコープ11と接続されたプロセッサ12
が信号線12aを介して接続されるとともに、電子スコ
ープ13と接続されたプロセッサ14が信号線14aを
介して接続されている。各プロセッサ12,14は、各
電子スコープ11,13によって撮影された対象の映像
信号たるRGB信号(同期信号を含む)を、信号線12
a,14aを介して映像信号切替装置10に入力する。
【0022】また、映像信号切替装置10には、電子ス
コープ17と接続されたプロセッサ18が信号線18a
を介して接続されるとともに、電子スコープ19と接続
されたプロセッサ20が信号線20aを介して接続され
ている。各プロセッサ19,20は、電子スコープ11,
13によって撮影された対象の映像信号たるY/C信号
(輝度/搬送色信号)を、信号線18a,20aを介して
映像信号切替装置10に入力する。
【0023】さらに、映像信号切替装置10には、電子
スコープ23と接続されたプロセッサ24が信号線24
aを介して接続されるとともに、電子スコープ25と接
続されたプロセッサ26が信号線26aを介して接続さ
れている。各プロセッサ24,26は、電子スコープ2
3,25によって撮影された対象の映像信号たるビデオ
信号(コンポジットビデオ信号)を信号線24a,26a
を介して映像信号切替装置10に入力する。
【0024】一方、映像信号切替装置10には、RGB
信号を伝送する信号線10a,10dを介してモニタ1
5,22が接続されている。また、映像信号切替装置1
0には、ビデオ信号を伝送する信号線10b,10e,1
0fを介してモニタ16及びビデオ装置(ビデオデッキ)
27,28が接続されている。さらに、映像信号切替装
置10には、Y/C信号を伝送する信号線10c,10
gを介してモニタ21,29が接続されている。なお、
モニタ15,22は、RGB信号のみを処理可能であ
り、モニタ16及びビデオ装置27,28はビデオ信号
のみを処理可能となっている。 〔映像信号切替装置の構成〕図2は、図1に示した映像
信号切替装置10の構成図である。図2において、映像
信号切替装置10は、RGB信号処理部31と、Y/C
信号処理部32と、ビデオ信号処理部33と、入力切替
制御部34とからなる。 〈RGB信号処理部〉RGB信号処理部31は、入力端
子36,37と、各入力端子36,37と信号線を介して
接続された切替回路38と、切替回路38に接続された
出力端子39及び信号変換部40とからなる。
【0025】入力端子36は、図1に示した信号線12
aを介してプロセッサ12と接続されており、電子スコ
ープ11によって撮影された対象のRGB信号(「RG
B信号A」と称する)が入力される。一方、入力端子3
7は、信号線14aを介してプロセッサ14と接続され
ており、電子スコープ3によって撮影された対象のRG
B信号(「RGB信号B」と称する)が入力される。
【0026】切替回路38は、増幅器兼用のバッファア
ンプリファイア(以下、「バッファ」という)41,42
と、スイッチ43,44とからなる。バッファ41の入
力端子は上記した入力端子36と接続され、バッファ4
1の出力端子はスイッチ43の入力端子と接続されてい
る。一方、バッファ42の入力端子は上記した入力端子
37と接続され、バッファ42の出力端子はスイッチ4
4の入力端子と接続されている。各スイッチ43,44
の出力端子は、上記した出力端子39及び信号変換部4
0と接続されている。スイッチ43は、入力切替制御部
34から出力された制御信号Aを受け取り、スイッチ4
4は、入力切替制御部34から出力された制御信号Bを
受け取る。
【0027】各制御信号A,Bはハイとローとの信号レ
ベルを有し、各スイッチ43,44は制御信号がハイレ
ベルである場合に閉じ、ローレベルである場合には開
く。入力切替制御部34から出力される各制御信号A,
Bは、一方がハイレベルとなると他方がローレベルとな
るように設定されている。このため、各スイッチ43,
44は一方が閉じると他方が開く。
【0028】従って、切替回路38は、自身に入力され
たRGB信号AとRGB信号Bとの何れか一方を、各制
御信号A,Bに従って、出力端子39及び信号変換部4
0へ向けて出力する。即ち、切替回路38は、自身に入
力されたRGB信号AとRGB信号Bとの何れか一方
を、入力切替制御部34から入力される各制御信号A,
Bに従って選択する。
【0029】出力端子39は、図1に示した信号線10
aを介してモニタ15と接続されており、切替回路38
から出力されたRGB信号をモニタ15に供給する。こ
れによって、モニタ15には、電子スコープ11又は電
子スコープ13によって撮影されたRGB信号に基づく
映像が表示される。
【0030】信号変換部40は、切替回路38から出力
されたRGB信号が夫々入力されるRGB-Y/C変換部
45,RGB-ビデオエンコーダ46と、RGB-Y/C変
換部45に接続された出力端子47と、RGB-ビデオ
エンコーダ46と接続された出力端子48とからなる。
【0031】RGB-Y/C変換部45は、自身に入力さ
れたRGB信号をY/C信号に変換し、出力端子47へ
向けて出力する。一方、RGB-ビデオエンコーダ46
は、自身に入力されたRGB信号をビデオ信号に変換
し、出力端子48へ向けて出力する。RGB-ビデオエ
ンコーダ46には、例えば、ソニー株式会社製のIC
「V7040」,「CXA1145M」,「CXA114
5P」を用いることができる。
【0032】出力端子47は、本実施形態では未使用で
あるが、Y/C信号を処理可能なモニタ等と信号線を介
して接続するために使用される。一方、出力端子48
は、図1に示した信号線10bを介してモニタ16と接
続されており、モニタ16にビデオ信号を供給する。こ
れによって、モニタ16には、電子スコープ11又は電
子スコープ13によって撮影されたビデオ信号に基づく
映像が表示される。
【0033】なお、図2に示したRGB信号処理部31
は、RGB信号を一つの信号伝送経路で伝送するかのよ
うに図示されているが、RGB信号は、R(赤)信号,G
(緑)信号,B(青)信号及び同期信号の4つの信号からな
るので、RGB信号処理部31は4つの信号伝送経路を
持ち、各バッファ41,42と各スイッチ40,41とは
夫々4つ設けられている。また、出力端子39は4個の
BNC端子からなり、出力端子47は2個のBNC端子
からなり、出力端子48は1個のBNC端子からなる。
【0034】なお、上記した出力端子36,37が本発
明の入力部に相当し、切替回路38が本発明の選択部に
相当し、信号変換部40が本発明の信号生成部に相当
し、出力端子49,47,48が本発明の出力部に相当す
る。 〈Y/C信号処理部〉Y/C信号処理部32は、入力端
子50,51と、これらの入力端子50,51が接続され
た切替回路52と、切替回路52と夫々接続された出力
端子53及び信号変換部54とからなる。
【0035】入力端子50は、図1に示した信号線18
aを介してプロセッサ18と接続されており、電子スコ
ープ17によって撮影された対象のY/C信号(「Y/
C信号A」と称する)が入力される。一方、入力端子5
1は、図1に示した信号線20aを介してプロセッサ2
0と接続されており、電子スコープ19によって撮影さ
れた対象のY/C信号が入力される。
【0036】切替回路52は、上述した切替回路38と
同様の構成を有する。切替回路52は、入力切替制御部
34から入力された各制御信号A,Bに従って、スイッ
チ57,58の何れか一方を閉じる。これによって、Y
/C信号AとY/C信号Bとの何れか一方が選択され、
選択されたY/C信号は、出力端子53及び信号変換部
54へ向けて出力される。
【0037】出力端子53は、図1に示した信号線10
cを介してモニタ21と接続されており、切替回路52
から出力されたY/C信号をモニタ21に供給する。こ
れによって、モニタ21には、電子スコープ17又は電
子スコープ19によって撮影されたY/C信号に基づく
映像が表示される。
【0038】信号変換部54は、切替回路52から出力
されたY/C信号が夫々入力されるY/C-RGB変換部
59,Y/C-ビデオエンコーダ60と、Y/C-RGB変
換部59に接続された出力端子61と、Y/C-ビデオエ
ンコーダ60と接続された出力端子62とからなる。
【0039】Y/C-RGB変換部59は、自身に入力さ
れたY/C信号をRGB信号に変換し、出力端子61へ
向けて出力する。一方、Y/C-ビデオエンコーダ60
は、自身に入力されたY/C信号をビデオ信号に変換
し、出力端子62へ向けて出力する。このY/C-ビデオ
エンコーダ60には、例えば、ソニー株式会社製のIC
「CXA1229M/P」を用いることができる。
【0040】出力端子61は、図1に示した信号線10
dを介してモニタ22と接続されており、Y/C-RGB
変換部59から出力されたRGB信号をモニタ22に供
給する。これによって、モニタ22には、電子スコープ
17又は電子スコープ19によって撮影されたRGB信
号に基づく映像が表示される。
【0041】出力端子61は、図1に示した信号線10
eを介してビデオ装置27と接続されており、Y/C-ビ
デオエンコーダ60から出力されたビデオ信号をビデオ
装置27に供給する。これによって、ビデオ装置27
は、電子スコープ17又は電子スコープ19によって撮
影された映像を録画する。
【0042】なお、図2に示したY/C信号処理部32
は、Y/C信号を一つの信号伝送経路で伝送するかのよ
うに図示されているが、Y/C信号は、Y信号及び搬送
色信号の2つの信号からなるので、Y/C信号処理部3
2は2つの信号伝送経路を持ち、各バッファ55,56
と各スイッチ57,58とは夫々2つ設けられている。
また、出力端子53は2個のBNC端子からなり、出力
端子61は4個のBNC端子からなり、出力端子62は
1個のBNC端子からなる。
【0043】なお、上記した出力端子50,51が本発
明の入力部に相当し、切替回路52が本発明の選択部に
相当し、信号変換部54が本発明の信号生成部に相当
し、出力端子53,61,62が本発明の出力部に相当す
る。 〈ビデオ信号処理部〉ビデオ信号処理部33は、入力端
子64,65と、これらの入力端子64,65が接続され
た切替回路66と、切替回路66と夫々接続された出力
端子67及び信号変換部68とからなる。
【0044】入力端子64は、図1に示した信号線24
aを介してプロセッサ24と接続されており、電子スコ
ープ23によって撮影された映像のビデオ信号(「ビデ
オ信号A」と称する)が入力される。一方、入力端子6
5は、図1に示した信号線26aを介してプロセッサ2
6と接続されており、電子スコープ25によって撮影さ
れた映像のビデオ信号(「ビデオ信号B」)が入力され
る。
【0045】切替回路66は、上述した切替回路38と
同様の構成を有する。切替回路66は、入力切替制御部
34から入力された各制御信号A,Bに従って、スイッ
チ71又はスイッチ72の何れか一方を閉じる。これに
よって、ビデオ信号Aとビデオ信号Bとの何れか一方
が、出力端子67及び信号変換部68へ向けて出力され
る。
【0046】出力端子67は、図1に示した信号線10
fを介してビデオ装置28と接続されており、切替回路
66から出力されたビデオ信号をビデオ装置28に供給
する。これによって、電子スコープ23又は電子スコー
プ25によって撮影された映像がビデオ装置28によっ
て録画される。
【0047】信号変換部68は、切替回路66から出力
されたビデオ信号が夫々入力されるビデオ-RGBデコ
ーダ73,ビデオ-Y/Cデコーダ74と、ビデオ-RGB
デコーダ73に接続された出力端子75と、ビデオ-Y/
Cデコーダ74と接続された出力端子76とからなる。
【0048】ビデオ-RGBデコーダ73は、自身に入
力されたビデオ信号をRGB信号に変換し、出力端子7
5へ向けて出力する。このビデオ-RGBデコーダ73
には、例えば、ソニー株式会社製のIC「V7021」
を用いることができる。一方、ビデオ-Y/Cデコーダ7
4は、自身に入力されたビデオ信号をY/C信号に変換
し、出力端子76へ向けて出力する。ビデオ-Y/Cデコ
ーダ74には、例えば、ソニー株式会社製のIC「CX
A1228S」を用いることができる。
【0049】出力端子75は、本実施形態では未使用で
あるが、RGB信号を処理可能なモニタ等にビデオ-R
GBデコーダ73から出力されたRGB信号を供給する
ために使用される。一方、出力端子76は、図1に示し
た信号線10gを介してモニタ29と接続されており、
ビデオ-Y/Cデコーダ74から出力されたY/C信号を
モニタ29に供給する。これによって、モニタ29に
は、電子スコープ23又は電子スコープ25によって撮
影されたY/C信号に基づく映像が表示される。
【0050】なお、出力端子67は1個のBNC端子か
らなり、出力端子75は4個のBNC端子からなり、出
力端子76は2個のBNC端子からなる。また、上記し
た出力端子64,65が本発明の入力部に相当し、切替
回路66が本発明の選択部に相当し、信号変換部68が
本発明の信号生成部に相当し、出力端子67,75,76
が本発明の出力部に相当する。 〈入力切替制御部〉入力切替制御部34は、映像信号切
替装置10の操作者の設定に応じて各切替回路38,5
2,66に制御信号A又は制御信号Bを与える。図3
(A)は、入力切替制御部34の構成例を示す図である。
図3(A)において、入力切替制御部34は、図2に示し
た切替回路38を制御する切替回路制御部80と、切替
回路52を制御する切替回路制御部81と、切替回路6
6を制御する切替回路制御部82とからなる。各切替回
路制御部80〜82は、同じ構成を有しているので、例
として切替回路制御部80について説明する。
【0051】切替回路制御部80は、設定ツマミ84
と、設定ツマミ84の操作に従って切替動作を行うスイ
ッチ85と、スイッチ85の各端子85a,85bに接
続されたフリップフロップ86とからなり、フリップフ
ロップ86の各出力端子86a,86bは、切替回路3
8に接続されている。
【0052】設定ツマミ84は、図2に示した入力端子
36に入力されたRGB信号(RGB信号A)を選択する
第1レンジと、入力端子37に入力されたRGB信号
(RGB信号B)を選択する第2レンジとを有し、映像信
号切替装置10の操作者によって一方のレンジに設定さ
れる。
【0053】スイッチ85は、接地されるとともに端子
85aと端子85bとの間で切替可能なスイッチ片85
cを有している。このスイッチ片85cは、設定ツマミ
84が上記した第1レンジに設定されると、端子85a
と接触する側へ切り替えられ、設定ツマミ84が第2レ
ンジに設定されると、端子85bと接触する側へ切り替
えられる。
【0054】フリップフロップ86の一方の入力端子
は、端子85a及びプルアップ抵抗に接続されており、
他方の入力端子は、端子85b及びプルアップ抵抗に接
続されている。一方、フリップフロップ86の一方の出
力端子86aは、切替回路38のスイッチ43に接続さ
れており、他方の出力端子86bは、切替回路38のス
イッチ44に接続されている。
【0055】但し、切替回路制御部81のフリップフロ
ップ86の各出力端子86a,86bは、切替回路52
のスイッチ57,58に接続されており、切替回路制御
部82のフリップフロップ86の各出力端子86a,8
6bは、切替回路66のスイッチ71,72に接続され
ている。
【0056】フリップフロップ86の出力端子86aは
スイッチ43の開閉動作を制御するための制御信号Aを
出力し、出力端子86bはスイッチ44の開閉動作を制
御するための制御信号Bを出力する。各制御信号A,B
の信号レベルは、設定ツマミ84の設定に応じて変動す
る。
【0057】即ち、設定ツマミ84が第1レンジに設定
された場合には、スイッチ片85cが端子85aと接触
し端子85aが接地する。このため、フリップフロップ
86の入力端子側における信号レベルが、端子85a側
ではローレベルとなり、端子85b側ではハイレベルと
なる。従って、フリップフロップ86の出力端子86
a,86b側では、制御信号Aの信号レベルがハイレベ
ルとなり、制御信号Bの信号レベルがローレベルとな
る。
【0058】一方、設定ツマミ84が第2レンジに設定
された場合には、スイッチ片85cが端子85bと接触
し端子85bが接地するので、フリップフロップ86の
出力が反転する。即ち、制御信号Aの信号レベルがロー
レベルとなり、制御信号Bの信号レベルがハイレベルと
なる。
【0059】図3(B)は、制御信号A及び制御信号Bの
信号レベルと切替回路38の出力信号との関係を示すテ
ーブルである。図3(B)に示すように、制御信号Aがハ
イレベルであり、制御信号Bがローレベルである場合に
は、スイッチ43のみが閉じ、切替回路38からRGB
信号Aが出力される。一方、制御信号Aがローレベルで
あり、制御信号Bがハイレベルである場合には、スイッ
チ44のみが閉じ、切替回路38からRGB信号Bが出
力される。
【0060】各切替回路制御部81,82は、図3(B)
に示したテーブルに従った制御信号A,Bを出力する。
これによって、各切替回路52,66は、図3(B)に示
したテーブルに従った映像信号を出力する。
【0061】なお、入力切替制御部34は、各切替回路
38,52,66が同じ動作をほぼ同時に行う制御を実行
可能に構成されていても良い。また、本実施形態による
入力切替制御部34は、電子回路で構成したが、CPU
とメモリとを中心とするプロセッサ装置で構成されてい
ても良い。 〔映像信号切替装置の動作例〕次に、実施形態1による
映像信号切替装置10の動作例を説明する。映像信号切
替装置10のRGB信号処理部31,Y/C信号処理部
32,及びビデオ信号処理部33は、ほぼ同様の動作を
行うので、ここでは、RGB信号処理部31の動作例を
説明する。
【0062】RGB信号処理部31の入力端子36に
は、プロセッサ12からRGB信号Aが入力され、入力
端子37には、プロセッサ14からRGB信号Bが入力
される。これらのRGB信号A及びRGB信号Bは切替
回路38に入力される。
【0063】切替回路38の各スイッチ43,44は、
入力切替制御部34(切替回路制御部80)から出力され
た制御信号A,Bに従った開閉動作を行う。このとき、
切替回路制御部80の設定ツマミ84が第1レンジに設
定されていると、スイッチ43にハイレベルの制御信号
Aが与えられ、スイッチ44にローレベルの制御信号B
が与えられる。このため、スイッチ43が閉じスイッチ
44が開く。従って、切替回路38からRGB信号Aが
出力される。
【0064】その後、切替回路制御部80の設定ツマミ
84が第2レンジに設定されると、スイッチ43にロー
レベルの制御信号Aが与えられ、スイッチ44にハイレ
ベルの制御信号Bが与えられる。このため、スイッチ4
4が閉じスイッチ44が開く。従って、切替回路38の
出力がRGB信号AからRGB信号Bに切り替えられ
る。このように、切替回路38は、制御信号A,B(設定
ツマミ84の設定)に従って、RGB信号AとRGB信
号Bとから出力すべきRGB信号を選択する。
【0065】切替回路38から出力されたRGB信号
(RGB信号A又はRGB信号B)は、出力端子39及び
信号変換部40に伝送される。出力端子39へ伝送され
たRGB信号は、信号線10aを介してモニタ15(図
1参照)に供給される。一方、信号変換部40へ伝送さ
れたRGB信号は、RGB-Y/C変換部45及びRGB
-ビデオエンコーダ46に入力される。
【0066】RGB-Y/C変換部45は、自身に入力さ
れたRGB信号をY/C信号に変換して出力する。一
方、RGB-ビデオエンコーダ46は、自身に入力され
たRGB信号をビデオ信号に符号化して出力する。RG
B-ビデオエンコーダ46から出力されたビデオ信号
は、出力端子48から信号線10bを介してモニタ16
に供給される。 〔実施形態1の効果〕実施形態1による映像信号切替装
置10によると、2つの内視鏡用ビデオプロセッサから
入力された二つの映像信号の何れか一方を操作者の設定
に応じて選択し、選択した映像信号を出力機器に応じた
形式に変換して出力機器に供給する。
【0067】即ち、映像信号切替装置10は、自身に入
力されたRGB信号AとRGB信号Bとの何れか一方を
切替回路制御部80の設定に応じて選択し、選択したR
GB信号をビデオ信号に符号化してモニタ16に供給す
る。
【0068】また、映像信号切替装置10は、自身に入
力されたY/C信号AとY/C信号Bとの何れか一方を
切替回路制御部81の設定に応じて選択し、選択したY
/C信号をRGB信号に変換してモニタ22に供給する
とともに、選択したY/C信号をビデオ信号に変換して
ビデオ装置27に供給する。
【0069】さらに、映像信号切替装置10は、自身に
入力されたビデオ信号Aとビデオ信号Bとの何れか一方
を切替回路制御部82の設定に応じて選択し、選択した
ビデオ信号をY/C信号に変換してモニタ29に供給す
る。
【0070】このように、実施形態1による映像信号切
替装置10によれば、自身に入力される2系統の映像信
号の種類とモニタ(ビデオ装置)が処理可能な映像信号の
種類とが異なる場合でも両者を接続し、設定に応じてそ
のモニタ(ビデオ装置)に供給される映像信号の系統を切
り替えることができる。
【0071】このため、モニタやビデオ装置が処理可能
な映像信号の種類に拘わらずそのモニタやビデオ装置を
もって出力機器の共通化を図ることができる。従って、
プロセッサから出力される映像信号に応じたモニタやビ
デオ装置を用意する必要がないので、スペースの有効利
用を図ることができる。
【0072】また、内視鏡システムの構築者が内視鏡用
ビデオプロセッサから出力される映像信号と出力機器が
処理可能な映像信号とを気にすることなく内視鏡システ
ムを構築できるので、内視鏡システムの構築者に対する
利便性を増すことができる。
【0073】また、映像信号切替装置10は、自身に入
力される2系統の映像信号の種類がRGB信号,Y/C
信号,又はビデオ信号の何れであっても、これらの何れ
か一方をモニタやビデオ装置へ供給することができる。
このため、内視鏡システムのの配線状態とその作業とを
簡易にすることができる。
【0074】なお、映像信号切替装置は、図4に示すよ
うに、RGB信号処理部31(図2参照)と切替回路制御
部80(図3参照)とからなるものであっても良く、図5
に示すように、Y/C信号処理部32と切替回路制御部
81とからなるものであっても良く、図6に示すよう
に、ビデオ信号処理部32と切替回路制御部82とから
なるものであっても良い。 [実施形態2]図7は、本発明の実施形態2による映像
信号切替装置100が使用される内視鏡システムの構成
例を示す図である。図7に示す内視鏡システムは、図1
に示した内視鏡システムからモニタ15,21及びビデ
オ装置27,28が除かれている点を、図1に示した内
視鏡システムと異にする。
【0075】図8は、図7に示した映像信号切替装置1
00の構成図である。映像信号切替装置100は、実施
形態1による映像信号切替装置10と以下の点で異な
る。即ち、図8に示すように、RGB信号処理部31a
が、出力端子39,47,48(図1参照)に代えて出力切
替制御部101を有し、Y/C信号処理部32aが、出
力端子53,61,62(図1参照)に代えて出力切替制御
部102を有し、ビデオ信号処理部33aが、出力端子
67,75,76(図1参照)に代えて出力切替制御部10
3を有する。
【0076】各出力切替制御部101〜103は、例え
ばアナログスイッチ(マルチプレクサIC)を用いて構成
されている。出力切替制御部101には、切替回路38
から出力されたRGB信号と、信号変換部40から出力
されたY/C及びビデオ信号とが入力される。また、出
力切替制御部102には、切替回路52から出力された
Y/C信号と、信号変換部54から出力されたRGB信
号及びビデオ信号とが入力される。また、出力切替制御
部103には、切替回路66から出力されたビデオ信号
と、信号変換部68から出力されたRGB信号及びY/
C信号とが入力される。
【0077】各出力切替制御部101〜103は、出力
端子104を有している。各出力端子104は、4つの
BNC端子からなる。各出力切替制御部101〜103
は、自身に入力されたRGB信号,Y/C信号,及びビ
デオ信号を自身に施された設定に従って選択し、出力端
子104から出力する。
【0078】本実施形態では、出力切替制御部101
は、ビデオ信号を出力する設定が施されており、その出
力端子104は、図7に示した信号線10bを介してモ
ニタ16と接続されている。また、出力切替制御部10
2は、RGB信号を出力する設定が施されており、その
出力端子104は、信号線10dを介してモニタ22と
接続されている。出力切替制御部103は、Y/C信号
を出力する設定が施されており、その出力端子は、信号
線10gを介してモニタ29と接続されている。
【0079】なお、上記した出力切替制御部101〜1
03が本発明の出力選択部に相当し、出力端子104が
本発明の出力部に相当する。各出力切替制御部101〜
103の設定方法は問わない。例えば、人手を介して行
うようになっていても良く、自動的に行われるようにな
っていても良い。
【0080】実施形態2による映像信号切替装置100
は、実施形態1による映像信号切替装置10とほぼ同様
の効果を奏する。さらに、映像信号切替装置100は、
映像信号切替装置10に比べて出力端子の数が少なくて
済む。即ち、映像信号切替装置10が21個のBNC端
子(RGB信号用4個×3,Y/C信号用2個×3,ビ
デオ信号用1個×3)を要するのに対し、映像信号切替
装置100は、12個のBNC端子で済む。
【0081】なお、本実施形態では、出力切替制御部1
01の出力端子104から1つのビデオ信号のみを出力
する構成としたが、この出力端子104のBNC端子は
あと3つ空いているので、これらのBNC端子を用いて
RGB-Y/C変換部45から出力されたY/C信号を他
の出力機器に供給するようにしても良い。同様に、出力
切替制御部103の出力端子104のBNC端子は2つ
空いているので、これらの一方を用いて切替回路66か
ら出力されたビデオ信号を他の出力機器に供給するよう
にしても良い。 [実施形態3]図9は、本発明の実施形態3による映像
信号切替装置120の構成図である。図9に示すよう
に、映像信号切替装置120は、映像信号切替装置10
0と以下の点のみが異なる。即ち、映像信号切替装置1
00の出力切替制御部101〜103に代えて、1つの
出力切替制御部105が設けられている。
【0082】出力切替制御部105は、各切替回路3
8,52,66及び各信号変換部40,54,68からRG
B信号,Y/C信号,及びビデオ信号を受け取り、これ
らのうちから出力すべき映像信号を自身に施された設定
に応じて選択し、出力端子104から出力する。
【0083】図10は、出力切替制御部105の設定例
を示すテーブルである。図10に示すように、出力切替
制御部105は、出力端子104を構成するBNC端子
の数(4個)に応じて4つの設定を採ることが可能となっ
ている。この出力切替制御部105が、本発明の出力選
択部に相当し、その設定は、人手を介して行っても良
く、自動的に行われるようになっていても良い。
【0084】実施形態3による映像信号切替装置120
は、実施形態2による映像信号切替装置100の効果に
加え、BNC端子の数をさらに減らすことができる効果
を奏する。
【0085】
【発明の効果】本発明による内視鏡システムの映像信号
切替装置によれば、内視鏡システムの構成要素を従来に
比べて減らすことができるので、その配線を簡易にする
ことができる。また、内視鏡用ビデオプロセッサから出
力される映像信号が複数種類ある場合でも、各映像信号
の切替出力を行うことができる。さらに、内視鏡用ビデ
オプロセッサから出力される映像信号の種類に応じて出
力機器を用意する必要が無くなるので、映像信号切替装
置の利便度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1による内視鏡システムの構
成図
【図2】図1に示した映像信号切替装置の説明図
【図3】図2に示した切替制御部の構成図
【図4】映像信号切替装置の他の構成例を示す図
【図5】映像信号切替装置の他の構成例を示す図
【図6】映像信号切替装置の他の構成例を示す図図5に
示した映像信号切替装置の動作を示すテーブル
【図7】本発明の実施形態2による内視鏡システムの構
成図
【図8】図7に示した映像信号切替装置の構成図
【図9】本発明の実施形態3による映像信号切替装置の
構成図
【図10】図9に示した出力切替制御部の設定例を示す
テーブル
【符号の説明】
10 映像信号切替装置 11,13 電子スコープ(内視鏡) 12,14 内視鏡用ビデオプロセッサ 22,27 モニタ(出力機器) 28 ビデオ装置(出力機器) 36,37 入力端子(入力部) 34 入力切替制御部 38 切替回路(選択部) 40 信号変換部(信号生成部) 39,47,48 出力端子(出力部) 101,105 出力切替制御部(出力選択部)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内視鏡によって撮影された映像信号を出力
    する複数個の内視鏡用ビデオプロセッサと映像信号の処
    理を行う出力機器とが接続され、 前記複数個の内視鏡用ビデオプロセッサから出力された
    映像信号が入力される入力部と、 前記入力部に入力された映像信号のうち出力すべき映像
    信号を設定に応じて選択する選択部と、 前記選択部によって選択された映像信号から前記出力機
    器が処理可能な変換映像信号を生成する信号生成部と、 前記信号生成部によって生成された変換映像信号を前記
    出力機器へ向けて出力する出力部とを備えたことを特徴
    とする内視鏡システムの映像信号切替装置。
  2. 【請求項2】第2の出力機器がさらに接続され、 前記信号生成部が、前記選択部によって選択された映像
    信号から前記第2の出力機器が処理可能な第2変換映像
    信号を生成し、 前記出力部が、前記第2変換映像信号を前記第2の出力
    機器へ向けて出力することを特徴とする請求項1記載の
    内視鏡システムの映像信号切替装置。
  3. 【請求項3】第3の出力機器がさらに接続され、 前記出力部が、前記選択部によって選択された映像信号
    を前記第3の出力機器へ向けて出力することを特徴とす
    る請求項2記載の内視鏡システムの映像信号切替装置。
  4. 【請求項4】前記選択部によって選択された映像信号,
    前記変換映像信号,前記第2変換映像信号の何れかを設
    定に応じて選択し前記出力部に与える出力選択部をさら
    に備え、 前記出力部が、前記出力選択部から受け取った映像信号
    のみをこの映像信号と対応する出力機器へ向けて出力す
    ることを特徴とする請求項3記載の内視鏡システムの映
    像信号切替装置。
  5. 【請求項5】前記出力選択部が、設定に応じて前記変換
    映像信号と前記第2変換映像信号との一方を選択して前
    記出力部に与え、 前記出力部が、前記出力選択部から受け取った映像信号
    のみをこの映像信号と対応する出力機器へ向けて出力す
    ることを特徴とする請求項4記載の内視鏡システムの映
    像信号切替装置。
  6. 【請求項6】内視鏡によって撮影された撮影対象の映像
    信号を出力する複数個の内視鏡用ビデオプロセッサと映
    像信号の処理を行う複数個の出力機器とが接続され、 複数個の内視鏡用ビデオプロセッサから出力された映像
    信号が入力される入力部と、 前記入力部に入力された映像信号のうち出力すべき映像
    信号を映像信号の種類毎に選択する選択部と、 前記選択部によって選択された映像信号毎に、その映像
    信号と対応する出力機器が処理可能な変換映像信号を当
    該映像信号から生成する信号生成部と、 前記信号生成部によって生成された各変換映像信号をそ
    の変換映像信号と対応する出力機器へ向けて出力する出
    力部とを備えたことを特徴とする内視鏡システムの映像
    信号切替装置。
  7. 【請求項7】前記複数の変換映像信号の何れかを設定に
    応じて選択する出力選択部をさらに備え、 前記出力部が、前記出力選択部によって選択された変換
    映像信号のみをこの変換映像信号と対応する出力機器へ
    向けて出力することを特徴とする請求項6記載の内視鏡
    システムの映像信号切替装置。
  8. 【請求項8】内視鏡によって撮影された撮影対象の映像
    信号を出力する複数個の内視鏡用ビデオプロセッサと映
    像信号の処理を行う出力機器とが接続され、 複数個の内視鏡用ビデオプロセッサから出力された映像
    信号が入力される入力部と、 前記入力部に入力された映像信号のうち出力すべき映像
    信号を映像信号の種類毎に選択する選択部と、 前記選択部によって選択された映像信号毎に、その映像
    信号と対応する出力機器が処理可能な変換映像信号を当
    該映像信号から生成する信号生成部と、 前記複数の変換映像信号の何れかを設定に応じて選択す
    る出力選択部と、 前記出力選択部によって選択された変換映像信号のみを
    前記出力機器へ向けて出力する出力部とを備えたことを
    特徴とする内視鏡システムの映像信号切替装置。
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