JPH11266233A - 光波長多重化装置の光出力レベル制御装置 - Google Patents

光波長多重化装置の光出力レベル制御装置

Info

Publication number
JPH11266233A
JPH11266233A JP10068651A JP6865198A JPH11266233A JP H11266233 A JPH11266233 A JP H11266233A JP 10068651 A JP10068651 A JP 10068651A JP 6865198 A JP6865198 A JP 6865198A JP H11266233 A JPH11266233 A JP H11266233A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical
signal
wavelength
speed
value data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10068651A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3563588B2 (ja
Inventor
Toshiaki Mukojima
俊明 向島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP06865198A priority Critical patent/JP3563588B2/ja
Priority to US09/267,386 priority patent/US6445720B1/en
Publication of JPH11266233A publication Critical patent/JPH11266233A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3563588B2 publication Critical patent/JP3563588B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J14/00Optical multiplex systems
    • H04J14/02Wavelength-division multiplex systems
    • H04J14/0221Power control, e.g. to keep the total optical power constant

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 波長数の変更によるデイップスイッチの再設
定やメモリへの再書き込み不要の光波長多重化装置の光
出力レベル制御装置を提供。 【解決手段】 波長値生成回路154 は10進数または2進
数の波長α1またはα2のデータを生成し波長管理バイ
ト生成回路156 に送り、回路156 はこのデータを波長管
理バイト挿入回路158 および波長管理バイト検出回路16
2 に送る。回路158 はデータを多重化し光多重化回路10
2 に送る。回路102 は波長α1とα2の高速光信号を合
波し光増幅回路112 に送る。回路162 はデータα1とα
2を検出して波長数カウント回路164 に送り、そこで入
力したデータから波長値の異なる波長数をカウントし、
励起光源制御回路106 に送る。回路106 は制御信号を形
成して励起光源回路110 に送り、回路110 は制御信号に
応じた強度の励起光信号を回路112 に送る。回路112 は
回路102 と回路110 からの光信号を合波し、その信号光
を一定レベルまで増幅する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光波長多重化装置の
光出力レベル制御装置に係り、特に多重化装置、光波長
多重化装置およびこれらの間を結ぶ光ファイバ伝送路か
ら構成される光伝送システムにおいて、光波長多重化装
置から出力される光出力パワーを所定の一定レベルにす
るに好適な光波長多重化装置の光出力レベル制御装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図14には、従来の光出力レベル制御装置
が適用される光波長多重化装置を含む光伝送システムの
一例が示されている。図14において、送信側1は送信部
からなる二台(#1、#2)の多重化装置10および送信
部からなる光波長多重化装置12から構成され、受信側2
は受信部からなる光波長多重化装置14および受信部から
なる二台(#1、#2)の多重化装置16から構成されて
いる。
【0003】図14からわかるように、#1多重化装置10
は光ファイバ302、光波長多重化装置12、 光ファイバ314、
光波長多重化装置14および光ファイバ324 を介して対向
する#1多重化装置16と接続され、#2多重化装置10は
光ファイバ304、光波長多重化装置12、 光ファイバ314、光
波長多重化装置14および光ファイバ326 を介して対向す
る#2多重化装置16と接続され、光波長多重化装置12は
光ファイバ314 を介して対向する光波長多重化装置14と
接続されている。
【0004】図14の光伝送システムでは、#1多重化装
置10はたとえば図示しない3つの低速光信号を多重化し
て高速光信号(波長α1)を形成し光波長多重化装置12
に送り、また#2多重化装置10も同様に図示しない3つ
の低速光信号を多重化して高速光信号(波長α2)を形
成し光波長多重化装置12に送る。光波長多重化装置12は
波長α1とα2の高速光信号を合波し、合波した高速光
信号をデイップスイッチや書き込み・消去可能なメモリ
などにより設定された波長多重数(この例では2)の制
御信号に基づく強度の励起光信号により所定の一定レベ
ルにまで増幅し光ファイバ314 を介して光波長多重化装
置14に送る。
【0005】光波長多重化装置14は光ファイバ314 によ
り減衰を受けた高速光信号をデイップスイッチや書き込
み・消去可能なメモリなどにより設定された波長多重数
(この例では2)の制御信号に基づく強度の励起光信号
により所定の一定レベルにまで増幅して波長ごとに分波
し、分波した波長α1の高速光信号を#1多重化装置16
に送り、分波した波長α2の高速光信号を#2多重化装
置16に送る。#1および#2多重化装置16は各々入力し
た高速光信号を3つの低速光信号に分離するものであ
る。
【0006】なお光伝送システムは国際電信電話諮問委
員会(ITU-T) で勧告(G.707,G.783)された新同期インタ
フェースに従うSDH 伝送システムに準ずるものである。
この場合、上述の低速信号はたとえば日本の電気通信技
術委員会(TTC) で勧告された上記勧告に対応するSTM-0
のフレーム構造の信号であり、また高速信号はITU-Tで
勧告された図15に示すSTM-1 のフレーム構造の信号であ
る。
【0007】図14に示すように、光波長多重化装置12は
光多重化回路102、多重数設定回路104、励起光源制御回路
106 および励起光源回路110 と光増幅回路112 とからな
る光増幅器108 から構成され、また光波長多重化装置14
は多重数設定回路104、励起光源制御回路106、励起光源回
路110 と光増幅回路112 とからなる光増幅器108 および
光分離回路122 から構成されている。光波長多重化装置
12および14のうちの多重数設定回路104 、励起光源制御
回路106 および光増幅器108 は送信側1および受信側2
の光出力レベル制御装置を構成している。
【0008】図14の送信側1の動作を説明する。
【0009】#1および#2多重化装置10からの波長が
α1およびα2の高速光信号302 および304 は光多重化
回路102 へ送られる。光多重化回路102 は光合波器から
構成されており、光合波器は送られてきた波長α1およ
びα2の高速光信号を合波して光増幅回路112 に送る。
光増幅回路112 はこの例では光ファイバ型増幅回路で構
成されており、光ファイバ型増幅回路は光多重化回路10
2 からの高速光信号306 と励起光源回路110 からの励起
光信号312 を合波し、合波した光信号のうちの信号光を
所定の一定レベルにまで増幅し光ファイバ314 を介して
受信側2の光増幅回路112 に送る。
【0010】従来の光出力レベル制御装置について説明
する。光増幅回路112 の光増幅利得は励起光源回路110
からの光パワー量つまり励起信号強度により変化させる
ことができる。また光増幅回路112 において光増幅する
ことのできる波長帯はそれぞれ固有の波長帯に限られて
いる。光増幅回路112 がたとえば図16に示す利得特性を
有する場合には、1.55μm波長帯の複数の波長を一括し
て増幅することができる。
【0011】たとえば4つの波長を増幅することのでき
る光増幅器であっても、それを適用する光伝送システム
によっては2つの波長または3つの波長を使用する場合
がある。これに対応するために、従来は光増幅器108 の
他に波長数を設定する多重数設定回路104 および多重数
設定回路104 からの波長数に基づいて励起光源回路110
から出力される光パワー量を制御する励起光源制御回路
106 が設けられる。
【0012】またたとえばシステムの拡張により2波長
から3波長に波長数を増加させたい場合がある。図17は
α1とα2の入力パワーレベル値P1が光出力レベル制御
装置によりAdB増幅され必要な光パワーレベル値P2にま
で増幅されたことを示すものであり、この場合、多重数
設定回路104 には波長数2が設定されている。図18は図
17と同じ波長数の設定状態において、α3を追加し入力
波長数を3としたときの光出力レベル制御装置によりB
dB増幅され光パワーレベル値P3にまで増幅されたことを
示すものであり、また必要な光パワーレベル値P2にまで
増幅されていないことも示している。
【0013】これについて、別のいい方をするならば、
図17では光増幅回路112 の出力314からはP2+P2で2P2
の光パワーが出力される。図17の状態において図18のよ
うに入力波長数を3にしても、光増幅回路112 の出力31
4 からは同じ2P2 の光パワーの出力しか得られない。し
たがって、1波長当たりの出力は2P2/3 となり必要なパ
ワーレベル(P2)に到達しない。いずれにしても、入力波
長数が増加した場合には、必要な光パワーレベル値P2
で増幅させるには励起光源回路110 から出力される光パ
ワー量を増加せねばならない。
【0014】またシステムの縮小によりたとえば3波長
から2波長に波長数を減少させたい場合がある。図19は
α1〜α3の3つの入力パワーレベル値P1が光出力レベ
ル制御装置によりAdB増幅され必要な光パワーレベル値
P2にまで増幅されたことを示すものであり、この場合、
多重数設定回路104 には波長数3が設定されている。図
20は図19と同じ波長数の設定状態において、α3を削除
し入力波長数を2としたときの光出力レベル制御装置に
よりCdB増幅され光パワーレベル値P4にまで増幅された
ことを示すものであり、また必要な光パワーレベル値P2
をこえて増幅されたことを示すものである。このことか
ら、入力波長数が減少した場合は、必要な光パワーレベ
ル値P2まで減少させるためには励起光源回路110 から出
力される光パワー量を減少させなければならない。
【0015】図14の受信側2の動作を説明する。
【0016】受信側2の光増幅回路112 は光ファイバ31
4 により減衰を受けた高速光信号を送信側1と同じよう
に所定の一定レベルにまで増幅し光ファイバ320 を通し
て光分離回路122 に送る。光分離回路122 は光分波器で
構成されており、光分波器は波長α1およびα2により
合波された入力高速光信号を各波長ごとに分波する。分
波した波長α1の高速光信号は#1多重化装置16に送ら
れ、分波した波長α2の高速光信号は#2多重化装置16
に送られる。#1および#2多重化装置16は各々入力し
た高速光信号を3つの低速光信号に分離する。
【0017】上述した従来の波長数を設定する多重数設
定回路104 には、デイップスイッチや書き込み・消去可
能なメモリたとえばEEPROMなどが用いられている。
【0018】また、図10に示すように、光波長多重化装
置に入力する各々多重化装置からの各々異なる波長の光
パワーにばらつきがある場合がある。この場合、このま
までは、光波長多重化装置から出力される光パワーがば
らついてしまうため、従来はその光増幅器の入力側また
は出力側に波長ごとに、光分岐器、光パワーモニタ、光
可変減衰器および光可変減衰器制御回路を設け、光波長
多重化装置から出力される波長ごとの光パワーのばらつ
きを抑えていた。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ようなデイップスイッチや書き込み・消去可能なメモリ
などによる波長多重数設定方式では波長数の変更により
デイップスイッチの再設定や書き込み・消去可能なメモ
リへの再書き込みを行なわなければいけないという煩わ
しい問題があった。
【0020】また、波長数の変更によるデイップスイッ
チの再設定による設定ミスや書き込み・消去可能なメモ
リへの再書き込みによる書き込みミスが生じるという問
題もあった。
【0021】また、各々多重化装置からの各々異なる波
長の光パワーにばらつきがある場合には、光波長多重化
装置に波長ごとに、光分岐器、光パワーモニタ、光可変
減衰器および光可変減衰器制御回路を設ける回路方式の
ため、回路構成が複雑になるなどの問題があった。
【0022】本発明はこのような従来技術の欠点を解消
し、波長数の変更によるデイップスイッチの再設定や書
き込み・消去可能なメモリへの再書き込みを不要にで
き、また簡単な回路構成で各々多重化装置からの各々異
なる波長の光パワーレベルにばらつきがあっても光波長
多重化装置から出力される各々異なる波長の光パワーを
同じレベルに抑えることのできる光波長多重化装置の光
出力レベル制御装置を提供することを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するために、少なくとも第1および第2の多重化装置
と、第1の光波長多重化装置とを送信側に有する光伝送
システムにおける光波長多重化装置の光出力レベル制御
装置において、第1の多重化装置は、所定の複数の低速
光信号を受け、各低速光信号を対応する電気信号に変換
し、変換された各電気信号を多重化して高速信号を形成
する第1の多重化手段と、第1の多重化手段から高速信
号を受け、第1の多重化装置から出力される光の波長値
に対応する第1の波長値データを生成して出力し、生成
した第1の波長値データを受けた高速信号の所定の位置
に挿入し、第1の波長値データの挿入された高速信号を
対応する波長値を持つ光信号である第1の高速光信号に
変換して出力する第1の送信手段とを有し、第2の多重
化装置は、所定の複数の低速光信号を受け、各低速光信
号を対応する電気信号に変換し、変換された各電気信号
を多重化して高速信号を形成する第2の多重化手段と、
第2の多重化手段から高速信号を受け、第2の多重化装
置から出力される光の波長値に対応する第2の波長値デ
ータを生成して出力し、生成した第2の波長値データを
受けた高速信号の所定の位置に挿入し、第2の波長値デ
ータの挿入された高速信号を対応する波長値を持つ光信
号である第2の高速光信号に変換して出力する第2の送
信手段とを有し、第1の光波長多重化装置は、第1の送
信手段からの第1の高速光信号と第2の送信手段からの
第2の高速光信号とを波長多重化する第1の波長多重化
手段と、第1の波長多重化手段から高速光信号を受け、
かつ第1の送信手段から第1の波長値データを受け、か
つ第2の送信手段から第2の波長値データを受け、受け
た第1および第2の波長値データに基づいて異なる波長
数を計数し、計数値に応じた制御信号に基づく強度の励
起光信号により受けた高速光信号を増幅する第1の制御
光増幅手段とを有することを特徴とする。
【0024】
【発明の実施の形態】次に添付図面を参照して本発明に
よる光波長多重化装置の光出力レベル制御装置の実施例
を詳細に説明する。
【0025】図1には本発明の光波長多重化装置の光出
力レベル制御装置が適用される光伝送システムの送信側
の第1の実施例が示され、図2には図1と対向する本発
明の光波長多重化装置の光出力レベル制御装置が適用さ
れる光伝送システムの受信側の第1の実施例が示されて
いる。
【0026】図1における送信側1は送信部からなる二
台(#1、#2)の多重化装置20および送信部からなる
光波長多重化装置22から構成され、図2における受信側
2は受信部からなる光波長多重化装置24および受信部か
らなる二台(#1、#2)の多重化装置26から構成され
ている。
【0027】図1および図2からわかるように、#1多
重化装置20は光ファイバ302、光波長多重化装置22、 光フ
ァイバ314、光波長多重化装置24および光ファイバ324 を
介して対向する#1多重化装置26と接続され、#2多重
化装置20は光ファイバ304、光波長多重化装置22、 光ファ
イバ314、光波長多重化装置24および光ファイバ326 を介
して対向する#2多重化装置26と接続され、光波長多重
化装置22は光ファイバ314 を介して対向する光波長多重
化装置24と接続されている。
【0028】図1および図2の光伝送システムでは、#
1多重化装置20はこの例では、3つの低速光信号(#1
〜#3被多重信号)450 〜454 を多重化して高速信号を
形成し、この形成した高速信号の所定の位置に10進数ま
たは2進数からなる波長α1の波長値データを多重化し
て高速光信号(波長α1)を形成し光ファイバ302 を介
して光波長多重化装置22に送るとともに、上記10進数ま
たは2進数からなる波長α1の波長値データを信号線33
2 を介して光波長多重化装置22に送る。また、#2多重
化装置20も同様に、3つの低速光信号(#1〜#3被多
重信号)456 〜460 を多重化して高速信号を形成し、こ
の形成した高速信号の所定の位置に10進数または2進数
からなる波長α2の波長値データを多重化して高速光信
号(波長α2)を形成し光ファイバ304 を介して光波長
多重化装置22に送るとともに、上記10進数または2進数
からなる波長α2の波長値データを信号線340 を介して
光波長多重化装置22に送る。
【0029】光波長多重化装置22は波長α1とα2の高
速光信号を合波し、合波した高速光信号を信号線332 お
よび340 を介して送られる波長値データから異なる波長
数(この例では2)をカウントし、このカウント値に応
じた制御信号に基づく強度の励起光信号により所定の一
定レベルにまで増幅し光ファイバ314 を介して光波長多
重化装置24に送る。
【0030】光波長多重化装置24は光ファイバ314 によ
り減衰を受けた高速光信号を#1および#2多重化装置
26から信号線356 および358 を介して送られる波長値デ
ータから異なる波長数(この例では2)をカウントし、
このカウント値に応じた制御信号に基づく強度の励起光
信号により所定の一定レベルにまで増幅して波長ごとに
分波し、分波した波長α1の高速光信号を#1多重化装
置26に送り、分波した波長α2の高速光信号を#2多重
化装置26に送る。
【0031】#1多重化装置26は入力した高速光信号
(波長α1)を電気信号に変換し、この変換した高速信
号の所定の位置に多重化される10進数または2進数から
なる波長α1の波長値データを抽出して信号線356 を介
して光波長多重化装置24に送るとともに、変換した高速
信号を3つの低速光信号(#1〜#3被分離信号)462
〜466 に分離する。また、#2多重化装置26も同様に入
力した高速光信号(波長α2)を電気信号に変換し、こ
の変換した高速信号の所定の位置に多重化される10進数
または2進数からなる波長α2の波長値データを抽出し
て信号線358 を介して光波長多重化装置24に送るととも
に、変換した高速信号を3つの低速光信号(#1〜#3
被分離信号)468 〜472 に分離する。
【0032】図1を参照すると、多重化装置20は多重化
回路150 および波長値生成回路154と波長管理バイト生
成回路156 と波長管理バイト挿入回路158 と電気・光変
換回路160 とからなる送信回路152 から構成され、また
光波長多重化装置22は光多重化回路102、励起光源制御回
路106、励起光源回路110 と光増幅回路112 とからなる光
増幅器108、波長管理バイト検出回路162 および波長数カ
ウント回路164 から構成されている。
【0033】送信側1の光出力レベル制御装置は多重化
装置20のうちの波長値生成回路154、波長管理バイト生成
回路156 および波長管理バイト挿入回路158 と、光波長
多重化装置22のうちの励起光源制御回路106、光増幅器10
8、波長管理バイト検出回路162 および波長数カウント回
路164 とから構成されている。したがって従来の多重化
装置10は多重化回路150 および電気・光変換回路160 か
ら構成される。なお、図1において、図14と対応する部
分には同じ符号を付して示し、重複説明を省略する。
【0034】多重化回路150 に入力されるこの例では3
(#1〜#3)つの被多重信号450〜454 または456 〜4
60 は、前に少し触れたようにTTC で勧告されたSTM-0
のフレーム構造を持つ信号である。多重化回路150 はこ
れら信号を多重化しSTM-1 のフレーム構造の信号を形成
し出力336 に出力する。出力336 は波長管理バイト挿入
回路158 の対応する入力と接続されている。
【0035】波長値生成回路154 は、この例では、ディ
ップスイッチ回路またはリードオンリーメモリ(ROM) か
ら構成され、10進数で表現される波長値を生成する機能
部である。生成された波長値は信号線330 を通して波長
管理バイト生成回路136 に送られる。
【0036】詳細には、#1多重化装置20の波長値生成
回路154 はこの例では図4(a) に示す波長値が1530nm
(α1)の10進数で表現される信号を生成し、#2多重
化装置20の波長値生成回路154 はこの例では図4(b) に
示す波長値が1540nm(α2)の10進数で表現される信号
を生成する。
【0037】1530nmを例にとり、波長値生成回路154 か
ら出力される信号について、さらに詳述する。この例で
は一の位は0であり、十の位は3であり、百の位は5で
あり、千の位は1である。ROM の場合は、そのROM に一
の位の0を「0000」の4ビットのデータとして記憶し、十
の位の3を「0011」の4ビットのデータとして記憶し、百
の位の5を「0101」の4ビットのデータとして記憶し、千
の位の1を「0001」の4ビットのデータとして記憶する。
なお、ROM の場合は、図示してないが波長管理バイト生
成回路156 から読み出し制御信号が送られデータが読み
出される。
【0038】またディップスイッチ回路の場合は、一の
位を構成するスイッチ回路が「0000」の4ビットのデータ
を出力し、十の位を構成するスイッチ回路が「0011」の4
ビットのデータを出力し、百の位を構成するスイッチ回
路が「0101」の4ビットのデータを出力し、千の位を構成
するスイッチ回路が「0001」の4ビットのデータを出力す
るのでよい。
【0039】なおこの例では、ROM に10進数で表現され
る波長値データを記憶し、ディップスイッチ回路に10進
数で表現される波長値データを設定する方法としたが、
ROMに2進数で表現される波長値データを記憶し、ディ
ップスイッチ回路に2進数で表現される波長値データを
設定する方法でもよい。
【0040】波長管理バイト生成回路156 の出力に接続
される出力線332 または340 は、この例では複数の信号
線から構成されている。波長管理バイト生成回路156 は
入力330 から入力する10進数の波長値データの前に所定
のフレーム同期信号の付加されたフレーム信号を形成し
て出力線332 または340 中の所定の信号線に出力し、ま
た、この10進数の波長値データおよびフレーム同期信号
に同期したクロック信号を出力線332 または340 中の上
記所定の信号線と異なる信号線に出力する。波長管理バ
イト生成回路156 はまた、上記10進数の波長値データを
出力334 に出力する。
【0041】なおこの例では、波長管理バイト生成回路
156 はフレーム同期信号に10進数の波長値データの付加
されたフレーム構造の信号とこの信号に同期したクロッ
ク信号の2種類の信号をそれぞれ別の信号線で波長管理
バイト検出回路162 に送る方式としたが、オーバヘッド
アクセス機能( 勧告G.783)を用いて波長管理バイト検出
回路162 に送る方式でもよい。この方式の場合は10進数
の波長値データ、Dバイトにおける先頭のD1バイトの位
置を示すフレームパルス(FP)、およびこれら波長値デー
タおよびフレームパルスに同期したクロック信号の3種
類の信号をそれぞれ別々の信号線で波長管理バイト検出
回路162 に送るのでよい。
【0042】#1多重化装置20の波長管理バイト生成回
路156 は、D1バイトのタイミングにおいては図4(a)に示
す1バイト目のデータを、またD2バイトのタイミングに
おいては図4(a)に示す2バイト目のデータをそれぞれ出
力334 に出力する。同様に#2多重化装置20の波長管理
バイト生成回路156 もD1バイトのタイミングにおいては
図4(b)に示す1バイト目のデータを、D2バイトのタイミ
ングにおいては図4(b)に示す2バイト目のデータをそれ
ぞれ出力334 に出力する。出力332 および340は波長管
理バイト挿入回路158 の対応する入力とそれぞれ接続さ
れている。この場合、波長値データが2バイトなので、
D3バイトは未使用である。
【0043】なおこの例では、波長管理バイト生成回路
156 はD1、D2バイトのそれぞれのタイミングに同期して
それぞれ所定のデータを送る方式としたが、上述のオー
バヘッドアクセス機能を用いれば、所定のデータを送る
だけでよい。
【0044】前に触れたように、多重化回路150 から波
長管理バイト挿入回路158 に送られる信号は図15に示す
ような構造を持つSTM-1 フレーム信号であり、そのフレ
ーム信号は伝送路管理情報エリア(セクションオーバヘ
ッド:SOH )および多重化情報を収容する主情報エリア
(ペイロード)から構成されている。SOH はRSOH(Regen
erator Section Over Head) 、ポインタおよびMSOH(Mul
tiplex Section OverHead) に分類される。SDH 伝送シ
ステムでは多重化装置は、STM-1 フレーム内のSOH の9
行すべての処理を行なっている。
【0045】具体的には、多重化回路150 から波長管理
バイト挿入回路158 にはD1〜D3バイトが未使用のSTM-1
フレーム信号が送られる。多重化回路150 からのD1バイ
トのタイミングに同期して波長管理バイト生成回路156
から波長管理バイト挿入回路158 に図4(a)または図4(b)
に示す1バイト目のデータが、またD2バイトのタイミン
グに同期して図4(a)または図4(b)に示す2バイト目のデ
ータがそれぞれ送られる。これにより、波長管理バイト
挿入回路158 の出力338 からはD1〜D2バイトの位置に2
進数で表現された波長値データの多重化されたSTM-1 フ
レーム信号が出力される。出力338 は電気・光変換回路
160 に接続されている。
【0046】#1多重化装置20の電気・光変換回路160
は波長がα1の半導体レーザおよびその駆動回路から構
成され、入力338 から入力した信号(シリアル論理デー
タ)を駆動回路を介して半導体レーザに送り、この送ら
れてきた論理データを光強度信号に変換して光ケーブル
302 に出力する。同様に#2多重化装置20の電気・光変
換回路160 は波長がα2の半導体レーザおよびその駆動
回路から構成され、入力338 から入力した信号(シリア
ル論理データ)を駆動回路を介して半導体レーザに送
り、この送られてきた論理データを光強度信号に変換し
て光ケーブル304に出力する。
【0047】波長管理バイト検出回路162 は、入力332
および340 (または入力356 および358 )から入力する
#1および#2多重化装置20(または#1および#2多
重化装置26)から出力される波長α1およびα2に対応
する2バイトからなる波長値データα1およびα2をそ
れぞれ検出し、これら検出した波長値データα1および
α2を出力342 に出力する。出力342 は波長数カウント
回路164 に接続されている。
【0048】波長数カウント回路164 は入力342 から入
力する波長値データから異なる波長値データがいくつあ
るかをカウントし、このカウントに基づく波長数を出力
308に出力する回路である。この例では2を示すデータ
が出力308 から出力される。出力308 は励起光源制御回
路106 と接続されている。
【0049】図2を参照すると、光波長多重化装置24は
励起光源制御回路106、励起光源回路110 と光増幅回路11
2 とからなる光増幅器108、光分離回路122、波長管理バイ
ト検出回路162 および波長数カウント回路164 から構成
され、 また、多重化装置26は光・電気変換回路174 と波
長管理バイト抽出回路176 と波長管理バイト解釈回路17
8 とからなる受信回路172 および分離回路180 から構成
されている。
【0050】受信側2の光出力レベル制御装置は、光波
長多重化装置24のうちの励起光源制御回路106、光増幅器
108、波長管理バイト検出回路162 および波長数カウント
回路164 と、多重化装置26のうちの波長管理バイト抽出
回路176 および波長管理バイト解釈回路178 とから構成
されている。したがって従来の多重化装置16は光・電気
変換回路174 および分離回路180 から構成される。な
お、図2において、図1および図14と対応する部分には
同じ符号を付して示し、重複説明を省略する。
【0051】光・電気変換回路174 の入力324 または入
力326 から入力する高速光信号は、#1または#2多重
化装置20からのRSOH内のD1〜D2バイトに、10進数からな
る波長値データα1またはα2の多重化されたSTM-1 の
フレーム構造を持つ信号である。
【0052】光・電気変換回路174 は受光素子と増幅器
から構成され、光ファイバ324 または326 から入力する
光強度信号を受光して電気信号に変換し、この変換した
電気信号を増幅器で所定のレベルにまで増幅して出力35
0 に出力する光電気変換回路である。この回路からはST
M-1 のフレーム構造を持つシリアル論理データ(高速信
号)が出力される。出力350 は波長管理バイト抽出回路
176 の入力と接続されている。
【0053】波長管理バイト抽出回路176 は入力350 か
ら入力する信号をそのまま出力352に出力するととも
に、入力350 から入力する信号に含まれるD1〜D2バイト
の10進数からなる波長値データα1またはα2を抽出し
て出力354 に出力する回路である。出力354 は光波長管
理バイト解釈回路178 の入力と接続されている。
【0054】なおこの例では、波長管理バイト抽出回路
176 はD1、D2バイトのそれぞれのタイミングに同期して
波長値データα1またはα2を抽出する方式としたが、
上述したオーバヘッドアクセス機能を用いて上記波長値
データα1またはα2を抽出する方式でもよい。
【0055】波長管理バイト解釈回路178 の出力に接続
される出力線356 または358 は、この例では複数の信号
線から構成されている。波長管理バイト解釈回路178 は
入力354 から入力する10進数の波長値データα1または
α2の前に所定のフレーム同期信号の付加されたフレー
ム信号を形成して出力線356 または358 中の所定の信号
線に出力し、またこの10進数の波長値データα1または
α2およびフレーム同期信号に同期したクロック信号を
出力線356 または358 中の上記所定の信号線と異なる信
号線に出力する。
【0056】なおこの例では、波長管理バイト解釈回路
178 はフレーム同期信号に10進数の波長値データの付加
されたフレーム構造の信号とこの信号に同期したクロッ
ク信号の2種類の信号をそれぞれ別の信号線で波長管理
バイト検出回路162 に送る方式としたが、オーバヘッド
アクセス機能を用い10進数の波長値データ、Dバイトに
おける先頭のD1バイトの位置を示すフレームパルス(F
P)、およびこれら波長値データおよびフレームパルスに
同期したクロック信号の3種類の信号をそれぞれ別々の
信号線で波長管理バイト検出回路162 に送る方式でよ
い。
【0057】分離回路180 は入力352 から入力するSTM-
1 のフレーム構造の信号をこの例では上述した3(#1
〜#3)つの被分離信号462 〜460 または468 〜472 に
それぞれ分離する回路である。
【0058】なお、この例では波長管理バイト検出回路
162 内の回路構成は多重化装置の数が2個だから2回路
構成になっているが、たとえば多重化装置の数が3個の
場合は3回路構成でよい、つまり多重化装置の数に対応
する数の回路構成でよい。
【0059】図1および図2の動作を説明する。
【0060】#1および#2多重化装置20の多重化回路
150 はそれぞれ入力する3つの#1〜#3被多重信号
(STM-0 フレーム信号)450 〜454 および456 〜460 を
多重化して高速信号(STM-1 フレーム信号)を形成して
波長管理バイト挿入回路158 に送る。また、#1多重化
装置20の波長値生成回路154 は10進数からなる波長α1
の波長値データを生成して波長管理バイト生成回路156
に送り、波長管理バイト生成回路156 は、10進数からな
る波長α1の波長値データを波長管理バイト挿入回路15
8 に送るとともに、10進数からなる波長α1の波長値デ
ータを信号線332を介して光波長多重化装置22の波長管
理バイト検出回路162 に送る。波長管理バイト挿入回路
158 は送られてきた高速信号のD1およびD2バイトの位置
に送られてきた10進数からなる波長α1の波長値データ
を多重化して電気・光変換回路160に送る。電気・光変
換回路160 は、送られてきた電気信号である高速信号を
光信号である高速光信号(波長α1)に変換し光ファイ
バ302 を介して光波長多重化装置22の光多重化回路102
に送る。
【0061】また#2多重化装置20の波長値生成回路15
4 も同様に、10進数からなる波長α2の波長値データを
生成して波長管理バイト生成回路156 に送り、波長管理
バイト生成回路156 は10進数からなる波長α2の波長値
データを波長管理バイト挿入回路158 に送るとともに、
10進数からなる波長α2 の波長値データを信号線340を
介して光波長多重化装置22の波長管理バイト検出回路16
2 に送る。波長管理バイト挿入回路158 は送られてきた
高速信号のD1およびD2バイトの位置に送られてきた10進
数からなる波長α2の波長値データを多重化して電気・
光変換回路160に送る。電気・光変換回路160 は送られ
てきた電気信号である高速信号を光信号である高速光信
号(波長α2)に変換し光ファイバ304 を介して光波長
多重化装置22の光多重化回路102 に送る。
【0062】光多重化回路102 は光ファイバ302 からの
波長α1の高速光信号と光ファイバ304 からの波長α2
の高速光信号を合波して光増幅回路112 に送る。一方、
波長管理バイト検出回路162 は信号線332 からの波長値
データα1と信号線340 からの波長値データα2を検出
して波長数カウント回路164 に送り、波長数カウント回
路164 は入力した波長値データから波長値の異なる波長
数をカウントし、そのカウント値(この場合2を示す信
号)を励起光源制御回路106 に送る。励起光源制御回路
106 は、カウント値に基づく制御信号を形成して励起光
源回路110 に送り、励起光源回路110 は送られてきた制
御信号に応じた強度の励起光信号を光増幅回路112 に送
る。光増幅回路112 は光多重化回路102 からの高速光信
号と励起光源回路110 からの励起光信号を合波し、合波
した光信号のうちの信号光を所定の一定レベルにまで増
幅し光ファイバ314 を介して受信側2の光増幅回路112
に送る。
【0063】受信側2の光増幅回路112 は光ファイバ31
4 により減衰を受けた高速光信号と後述する励起光源回
路110 からの励起光信号を合波し、合波した光信号のう
ちの信号光を所定の一定レベルにまで増幅して光分離回
路122 に送る。光分離回路122 は増幅した高速光信号に
含まれる異なる波長を波長ごとに分波し、分波した波長
α1の高速光信号を#1多重化装置26の光・電気変換回
路174 に送り、分波した波長α2の高速光信号を#2多
重化装置26の光・電気変換回路174 に送る。
【0064】#1多重化装置26の光・電気変換回路174
は入力した高速光信号(波長α1)を電気信号に変換
し、この変換した高速信号を波長管理バイト抽出回路17
6 に送る。波長管理バイト抽出回路176 は受けた高速信
号のD1およびD2バイトの位置に多重化される10進数から
なる波長α1の波長値データを抽出して波長管理バイト
解釈回路178 に送るとともに、受けた高速信号を分離回
路180 に送る。分離回路180 は受けた高速信号を3つの
低速光信号(#1〜#3被分離信号)462 〜466にそれ
ぞれ分離して出力する。波長管理バイト解釈回路178 は
受けた波長値データα1を信号線356 を介して光波長多
重化装置24の波長管理バイト検出回路162に送る。
【0065】また、#2多重化装置26の光・電気変換回
路174 も同様に入力した高速光信号(波長α2)を電気
信号に変換し、この変換した高速信号を波長管理バイト
抽出回路176 に送る。波長管理バイト抽出回路176 は、
受けた高速信号のD1およびD2バイトの位置に多重化され
る10進数からなる波長α2の波長値データを抽出して波
長管理バイト解釈回路178 に送るとともに、受けた高速
信号を分離回路180 に送る。分離回路180 は受けた高速
信号を3つの低速光信号(#1〜#3被分離信号)468
〜472 にそれぞれ分離して出力する。波長管理バイト解
釈回路178 は受けた波長値データα2を信号線358 を介
して光波長多重化装置24の波長管理バイト検出回路162
に送る。
【0066】波長管理バイト検出回路162 は、信号線35
6 からの波長値データα1と信号線358 からの波長値デ
ータα2を検出して波長数カウント回路164 に送り、波
長数カウント回路164 は入力した波長値データから波長
値の異なる波長数をカウントし、そのカウント値(この
場合2を示す信号)を励起光源制御回路106 に送る。励
起光源制御回路106 は、カウント値に基づく制御信号を
形成して励起光源回路108 に送り、励起光源回路108 は
送られてきた制御信号に応じた強度の励起光信号を光増
幅回路112 に送る。この励起光信号が上述した光増幅回
路112 に送られる信号である。
【0067】このような第1の実施例によれば、#1多
重化装置20はその装置から出力される波長α1の波長値
データを生成して光波長多重化装置22に送るとともに、
その装置から出力される信号の所定の位置にこの生成し
た波長値データα1を多重化して光波長多重化装置22に
送っている。#2多重化装置20もまた、その装置から出
力される波長α2の波長値データを生成して光波長多重
化装置22に送るとともに、その装置から出力される信号
の所定の位置にこの生成した波長値データα2を多重化
して光波長多重化装置22に送っている。
【0068】光波長多重化装置22は#1と#2の多重化
装置20から送られてきた波長α1とα2の高速光信号を
合波し、#1と#2の多重化装置20から送られてきた波
長値データから異なる波長数(この例では2)をカウン
トし、このカウント値に応じた制御信号に基づく強度の
励起光信号により上記合波した高速光信号を所定の一定
レベルにまで増幅して光波長多重化装置24に送ってい
る。このように、波長数を自動的に認識するから光波長
多重化装置22から出力される光出力レベルを必要な所定
の一定レベルにすることができる。
【0069】#1多重化装置26は光波長多重化装置24か
ら出力される信号の所定の位置に多重化された波長値デ
ータα1を抽出して光波長多重化装置24に送っている。
また#2多重化装置26も光波長多重化装置24から出力さ
れる信号の所定の位置に多重化される波長値データα2
を抽出して光波長多重化装置24に送っている。
【0070】光波長多重化装置24は#1と#2の多重化
装置26から送られてきた波長値データの異なる波長数に
よる制御信号に基づく強度の励起光信号により光波長多
重化装置22からの高速光信号を所定の一定レベルにまで
増幅して#1および#2の多重化装置26に送っている。
このように、波長数を自動的に認識するから光波長多重
化装置24から出力される光出力レベルを必要な所定の一
定レベルにすることができる。
【0071】なお当然、光波長多重化装置における波長
多重数が増加しても、その波長管理バイト検出回路と増
加による多重化装置の波長管理バイト検出回路とをさら
に接続すれば、その光波長多重化装置は増加による波長
数を自動的に認識するから、その出力から出力される光
出力レベルを必要な所定の一定レベルにすることができ
る。このように第1の実施例は、上記構成により波長数
の増減に対応できるという効果を有している。
【0072】図5には本発明の光波長多重化装置の光出
力レベル制御装置が適用される光伝送システムの送信側
の第2の実施例が示されている。図5は送信部からなる
二台(#1、#2)の多重化装置28および送信部からな
る光波長多重化装置30から構成されている。図5からわ
かるように、#1多重化装置28は信号線368 および光フ
ァイバ372 を介して光波長多重化装置30と接続され、#
2多重化装置28は信号線374 および光ファイバ376 を介
して光波長多重化装置30と接続されている。
【0073】図5の光伝送システムでは#1多重化装置
28は3つの低速光信号(#1〜#3被多重信号)450 〜
454 を多重化して高速信号を形成し、この形成した高速
信号の所定の位置に2進数または10進数からなる自装置
28の光出力レベル値に対応したデジタルデータを多重化
して高速光信号(波長α1)を形成し光ファイバ372を
介して光波長多重化装置30に送るとともに、上記2進数
または10進数からなる光出力レベル値に対応したデジタ
ルデータを信号線368 を介して光波長多重化装置30に送
る。また#2多重化装置28も同様に、3つの低速光信号
(#1〜#3被多重信号)456 〜460 を多重化して高速
信号を形成し、この形成した高速信号の所定の位置に2
進数または10進数からなる自装置28の光出力レベル値に
対応したデジタルデータを多重化して高速光信号(波長
α2)を形成し光ファイバ376 を介して光波長多重化装
置30に送るとともに、上記2進数または10進数からなる
光出力レベル値に対応したデジタルデータを信号線374
を介して光波長多重化装置30に送る。
【0074】光波長多重化装置30は信号線368 および37
4 を介して送られるデジタルデータからそのレベル差を
測定し、このレベル差に基づくこの例では2つの制御信
号を生成し、この生成した各々制御信号に応じて光ファ
イバ372 および376 を介して送られる波長α1およびα
2の高速光信号レベルを各々制御して各々同じレベル値
とし、この同じレベル値の高速光信号を合波し、この合
波した高速光信号を所定の制御信号に基づく強度の励起
光信号により所定のレベルにまで増幅し光ファイバ314
に出力する。
【0075】図5を参照すると、多重化装置28は多重化
回路150 および光出力レベルバイト挿入回路186 と電気
・光変換回路188 と光出力レベル生成回路190 と光出力
レベルバイト生成回路192 とからなる送信回路184 から
構成され、また光波長多重化装置30は光多重化回路102、
励起光源回路110 と光増幅回路112 とからなる光増幅器
108、光出力レベルバイト検出回路194 、光出力レベル検
出回路196 、光可変減衰器制御回路198 、光可変減衰器
200 、202 および励起光源制御回路204 から構成されて
いる。
【0076】送信側の光出力レベル制御装置は多重化装
置28のうちの送信回路184 と、光波長多重化装置30のう
ちの光出力レベルバイト検出回路194 と、光出力レベル
検出回路196 と、光可変減衰器制御回路198 と、光可変
減衰器200 および202 とから構成されている。なお、図
5において、図1および図14と対応する部分には同じ符
号を付して示し、重複説明を省略する。
【0077】光出力レベルバイト挿入回路186 について
は後述する。電気・光変換回路188の入力362 には、多
重化回路150 からの出力信号に光出力レベルバイト生成
回路192 からの光出力レベル値データの多重化された信
号が送られる。
【0078】電気・光変換回路188 は波長がα1または
α2の半導体レーザ、半導体レーザの駆動回路、半導体
レーザからの光信号を2つの光信号に分岐する光分岐器
から構成されている。入力362 から入力する信号は駆動
回路を介して半導体レーザに送られる。半導体レーザは
この送られてきた信号を光強度信号に変換して光分岐器
に送る。光分岐器は入力した光強度信号を2つの光強度
信号に分岐する。分岐された1つの光信号は光ファイバ
364 を通して光出力レベル生成回路190 に送られ、もう
1つの光信号は光ファイバ372 または376 を通して光可
変減衰器200 または202 に送られる。
【0079】なお、この例では電気・光変換回路188 の
出力372 または376 から出力される光出力レベルの監視
用の信号としては光信号が用いられ、その光信号は電気
・光変換回路188 の出力364 から出力される回路方式と
なっているが、監視用の信号として半導体レーザの駆動
電流値に応じる信号を信号線を通して光出力レベル生成
回路190 に送る回路方式でもよい。
【0080】光出力レベル生成回路190 は光強度検出器
で構成され、この光強度検出器は入力364 から入力する
光入力レベル値を対応する電気信号レベル値に変換して
出力366 に出力する変換回路である。出力366 は出力レ
ベルバイト生成回路192 の入力と接続されている。
【0081】光出力レベルバイト生成回路192 の出力に
接続される出力線368 または374 はこの例では複数の信
号線から構成されている。光出力レベルバイト生成回路
192は、入力366 から入力した電気信号レベル値(また
は上述の半導体レーザの駆動電流値)に対応する1バイ
トからなるデジタルデータ(図9参照)の前に所定のフ
レーム同期信号の付加されたフレーム信号を形成して出
力線368 または374 中の所定の信号線に出力し、このデ
ジタルデータ値およびフレーム同期信号に同期したクロ
ック信号を出力線368 または374 中の上記所定の信号線
と異なる信号線に出力する。また出力レベルバイト生成
回路192 は上述したデジタルデータ値を出力370 に出力
する。出力370 は光出力レベルバイト挿入回路186 の対
応する入力と接続されている。
【0082】なおこの例では、光出力レベルバイト生成
回路192 はフレーム同期信号にデジタルデータ値の付加
されたフレーム構造の信号とこの信号に同期したクロッ
ク信号の2種類の信号をそれぞれ別の信号線で光出力レ
ベルバイト検出回路194 に送る方式としたが、上述した
オーバヘッドアクセス機能を用い、1バイトからなるデ
ジタルデータ、Dバイトにおける先頭のD1バイトの位置
を示すフレームパルス(FP)、およびこれらデジタルデー
タおよびフレームパルスに同期したクロック信号の3種
類の信号をそれぞれ別々の信号線で光出力レベルバイト
検出回路194 に送る方式でもよい。
【0083】この例では多重化回路150 から光出力レベ
ルバイト挿入回路186 にD1〜D3バイトが未使用のSTM-1
フレーム信号が送られる。多重化回路150 からのD1バイ
トのタイミングに同期して、光出力レベルバイト生成回
路192 から光出力レベルバイト挿入回路186 に図9に示
すような1バイトからなデジタルデータが送られる。こ
れにより、光出力レベルバイト挿入回路186 の出力362
からはD1バイトの位置にデジタルデータの多重化された
STM-1 フレーム信号が出力される。出力362 は電気・光
変換回路188 に接続されている。
【0084】なおこの例では、光出力レベルバイト生成
回路192 はD1バイトのタイミングに同期して所定のデー
タを光出力レベルバイト挿入回路186 に送る方式とした
が、上述のオーバヘッドアクセス機能を用いれば、所定
のデータを光出力レベルバイト挿入回路186 に送るだけ
でよい。
【0085】なおまた、この例では、光出力レベルバイ
ト生成回路192 は光出力レベル値を2進数に変換してな
る生成方式としたが、光出力レベル値を10進数に変換し
てなる生成方式でもよい。
【0086】光出力レベルバイト検出回路194 は入力36
8 および374 から入力する#1多重化装置28および#2
多重化装置28から出力される光出力レベル値に対応する
1バイトからなデジタルデータをそれぞれ検出し、これ
ら検出したデジタルデータを出力378 に出力する。出力
378 は光出力レベル検出回路196 の入力と接続されてい
る。
【0087】光出力レベル検出回路196 は入力378 から
入力するこの例では2つのデジタルデータ値がいくであ
るかをカウントし、さらにそのレベル差がいくつあるか
をカウントし、そのレベル差に基づく制御信号を出力38
2 および384 に出力する回路である。出力382 は光可変
減衰器200 と接続され、出力384 は光可変減衰器202と
接続されている。
【0088】可変減衰器200 および202 は、入力382 お
よび384 から入力する制御信号に応じてその減衰素子を
回転する構造になっている。減衰素子はこの例では回転
角に対応して蒸着厚膜を連続に変えてあり、連続した減
衰量を与える構造となっている。したがって、可変減衰
器200 は入力372 から入力する光レベルを入力382 から
入力する制御信号に応じて減衰し出力302 に出力する。
同様に可変減衰器202も入力376 から入力する光レベル
を入力384 から入力する制御信号に応じて減衰し出力30
4 に出力する。これにより出力302 および304 から出力
される光レベルは同一のレベル値になるように制御され
る(図11参照)。なおこの例では、可変減衰器200 およ
び202 の減衰素子は回転角に対応して蒸着厚膜を連続に
変えるものを用いたが、回転角に対応してステップ的に
減衰量を変えるものを用いてもよい。
【0089】励起光源制御回路204 はたとえば増幅度が
P αdBになるような制御信号を出力310 に出力する。こ
れにより光増幅回路112 の出力からは図11(c) に示すよ
うなレベル値の光信号が出力される。
【0090】図5の動作を説明する。
【0091】#1および#2多重化装置28の多重化回路
150 は、それぞれ入力する3つの#1〜#3被多重信号
(STM-0 フレーム信号)450 〜454 および456 〜460 を
多重化して高速信号(STM-1 フレーム信号)を形成して
光出力レベルバイト挿入回路186 に送る。また#1多重
化装置28の光出力レベル生成回路190 は電気・光変換回
路188 から出力される光出力レベルに対応する電気信号
レベル値を生成して光出力レベルバイト生成回路192 に
送る。光出力レベルバイト生成回路192 は入力した電気
信号レベル値を対応する2進数からなるデジタルデータ
値に変換して光出力レベルバイト挿入回路186 に送ると
ともに、2進数からなるデジタルデータを信号線368 を
介して光波長多重化装置30の光出力レベルバイト検出回
路194 に送る。光出力レベルバイト挿入回路186 は送ら
れてきた高速信号のD1バイトの位置に送られてきた2進
数からなるデジタルデータを多重化して電気・光変換回
路188 に送る。電気・光変換回路188 は送られてきた電
気信号である高速信号を光信号である高速光信号(波長
α1)に変換し光ファイバ372 を介して光波長多重化装
置30の光可変減衰器200 に送る。
【0092】また、#2多重化装置28の光出力レベル生
成回路190 も同様に、電気・光変換回路188 から出力さ
れる光出力レベルに対応する電気信号レベル値を生成し
て光出力レベルバイト生成回路192 に送る。光出力レベ
ルバイト生成回路192 は入力した電気信号レベル値を対
応する2進数からなるデジタルデータ値に変換して光出
力レベルバイト挿入回路186 に送るとともに、2進数か
らなるデジタルデータを信号線374 を介して光波長多重
化装置30の光出力レベルバイト検出回路194 に送る。光
出力レベルバイト挿入回路186 は送られてきた高速信号
のD1バイトの位置に送られてきた2進数からなるデジタ
ルデータを多重化して電気・光変換回路188 に送る。電
気・光変換回路188 は送られてきた電気信号である高速
信号を光信号である高速光信号(波長α2)に変換し光
ファイバ376 を介して光波長多重化装置30の光可変減衰
器202 に送る。
【0093】光出力レベルバイト検出回路194 は、信号
線368 からのデジタルデータと信号線374 からのデジタ
ルデータを検出して光出力レベル検出回路196 に送り、
光出力レベル検出回路196 は入力したデジタルデータに
おけるレベル差を測定し、このレベル差に基づく制御信
号382 および384 を生成し、生成した制御信号382 を光
可変減衰器200 に送り、生成した制御信号384 を光可変
減衰器202 に送る。光可変減衰器200 は制御信号382 に
応じて光ファイバ372 を介して送られる波長α1の高速
光信号レベルを制御して出力302 に出力し、また光可変
減衰器202 も制御信号384 に応じて光ファイバ376 を介
して送られる波長α2の高速光信号レベルを制御して出
力304 に出力する。これにより出力302 および304 は各
々同じレベル値となる。
【0094】この同じレベル値の高速光信号は光多重化
回路102 に送られ合波され光増幅回路112 に送られる。
また励起光源制御回路204 は所定の制御信号を形成して
励起光源回路110 に送り、励起光源回路110 は送られて
きた制御信号に応じた強度の励起光信号を光増幅回路11
2 に送る。光増幅回路112 は光多重化回路102 からの高
速光信号と励起光源回路110 からの励起光信号を合波
し、合波した光信号のうちの信号光を所定のレベルにま
で増幅し出力314 に出力する。
【0095】このような第2の実施例によれば、光波長
多重化装置30は#1および#2の多重化装置28から送ら
れてきたデジタルデータのレベル差を測定し、このレベ
ル差に基づくこの例では2つの制御信号を生成し、この
生成した各々制御信号に応じて光ファイバ372 および37
6 を介して送られる波長α1およびα2の高速光信号レ
ベルを各々制御して各々同じレベル値とし、この同じレ
ベル値の高速光信号を合波し、この合波した高速光信号
を所定の制御信号に基づく強度の励起光信号により所定
のレベルにまで増幅し光ファイバ314 に出力している。
このように、#1および#2多重化装置28から出力され
る光出力パワーにレベル差があっても光波長多重化装置
30から出力される光出力レベルを必要な所定の一定レベ
ルにすることができる。
【0096】なお、従来はたとえば図10に示すようにレ
ベル差があった。このように、光波長多重化装置に入力
する光パワーが波長ごとにばらつきを持つ場合、光波長
多重化装置から出力される光パワーが波長ごとにばらつ
いてしまうため、従来は光増幅器の入力側または出力側
に光分岐器、光パワーモニタ、光可変減衰器および光可
変減衰器を設け、光波長多重化装置から出力される波長
ごとの光パワーのばらつきを抑えていた。第2の実施例
の場合は、光波長多重化装置が各多重化装置から出力さ
れる光出力レベルバイトを受け、これにより各多重化装
置から出力される光パワーを監視しているため、従来の
ように波長ごとに光分岐器、光パワーモニタ、光可変減
衰器および光可変減衰器を設ける必要がなくなった。つ
まり第2の実施例の場合は、従来より構成が簡単にな
り、部品点数が少なる。
【0097】なお、図5の送信側の光伝送システムと対
応する受信側の光伝送システムの第2の実施例を図6に
示す。図6の受信側の説明については図2および図5の
説明からわかるので省略する。
【0098】図7には本発明の光波長多重化装置の光出
力レベル制御装置が適用される光伝送システムの送信側
の第3の実施例が示されている。図7は送信部からなる
二台(#1、#2)の多重化装置28および送信部からな
る光波長多重化装置32から構成されている。図7におい
て、図5と異なるところは、図5の光多重化回路102か
ら後段の回路を前段に持っていき、前段に持ってきた光
多重化回路の参照符号を205 に変更し、前段に持ってき
た光増幅回路112 の後段に光分岐回路206 を追加し、追
加した光分岐回路206 の後段に図5の前段にあった光可
変減衰器200 および202 およびそれらの制御回路を持っ
ていき、光可変減衰器200 および202 の後段に光多重化
回路208 を追加したことである。
【0099】図7の送信側の光出力レベル制御装置も基
本的には図5と同様に、多重化装置28のうちの送信回路
184 と、光波長多重化装置32のうちの光出力レベルバイ
ト検出回路194 と、光出力レベル検出回路196 と、光可
変減衰器制御回路198 と、光可変減衰器200 および202
とから構成されている。なお図7において図1、図5お
よび図14と対応する部分には同じ符号を付して示し、重
複説明を省略する。
【0100】なお、光多重化回路205 および208 につい
ても参照符号は異なるが光多重化回路102 と基本機能は
同じであり説明を省略する。また、光分岐回路206 につ
いても参照符号は異なるが光分離回路122 と基本機能は
同じであるので説明を省略する。
【0101】図7の動作を説明する。
【0102】図5と同様に、#1多重化装置28の光出力
レベルバイト生成回路192 は自装置28の光出力レベル値
に対応する2進数からなるデジタルデータを信号線368
を介して光波長多重化装置32の光出力レベルバイト検出
回路194 に送る。#1多重化装置28の電気・光変換回路
188 はD1バイトの位置に2進数からなるデジタルデータ
の多重化された高速光信号(波長α1)を光ファイバ37
2 を介して光波長多重化装置32の光多重化回路205 に送
る。また#2多重化装置28の光出力レベルバイト生成回
路192 も同様に自装置28の光出力レベル値に対応する2
進数からなるデジタルデータを信号線374 を介して光波
長多重化装置32の光出力レベルバイト検出回路194 に送
る。#2多重化装置28の電気・光変換回路188 もD1バイ
トの位置に2進数からなるデジタルデータの多重化され
た高速光信号(波長α2)を光ファイバ376 を介して光
波長多重化装置32の光多重化回路205 送る。
【0103】光多重化回路205 は送られてきた高速光信
号372 および376 を合波して光増幅回路112 に送る。ま
た励起光源制御回路204 は所定の制御信号を形成して励
起光源回路110 に送り、励起光源回路110 は送られてき
た制御信号に応じた強度の励起光信号を光増幅回路112
に送る。光増幅回路112 は光多重化回路205 からの高速
光信号と励起光源回路110 からの励起光信号を合波し、
合波した光信号のうちの信号光を増幅して光分岐回路20
6 に送る(図12(b) 参照)。光分岐回路206 は波長ごと
に分波し、分波した波長α1の高速光信号を光可変減衰
器200 に送り、また分波した波長α2の高速光信号を光
可変減衰器202 に送る。
【0104】一方、光出力レベルバイト検出回路194
は、信号線368 からのデジタルデータと信号線374 から
のデジタルデータを検出して光出力レベル検出回路196
に送り、光出力レベル検出回路196 は入力したデジタル
データにおけるレベル差を測定し、このレベル差に基づ
く制御信号382 および384 を生成し、生成した制御信号
382 を光可変減衰器200 に送り、生成した制御信号384
を光可変減衰器202 に送る。光可変減衰器200 は制御信
号382 に応じて光分岐回路206 から送られる波長α1の
高速光信号レベルを制御して出力302 に出力し、また光
可変減衰器202 も制御信号384 に応じて光分岐回路206
から送られる波長α2の高速光信号レベルを制御して出
力304 に出力する。これにより出力302 および304 は各
々同じレベル値となる(図12(c) 参照)。光可変減衰器
200 および202 から出力された高速光信号は光多重化回
路208 に送られ合波され出力390 に出力される。
【0105】このような第3の実施例によれば、図5と
同様に、#1および#2多重化装置28から出力される光
出力パワーにレベル差があっても光波長多重化装置32か
ら出力される光出力レベルを必要な所定の一定レベルに
することができる。第3の実施例の場合も第2の実施例
と同様に、光波長多重化装置が各多重化装置から出力さ
れる光出力レベルバイトを受け、これにより各多重化装
置から出力される光パワーを監視しているため、従来の
ように波長ごとに光分岐器、光パワーモニタ、光可変減
衰器および光可変減衰器を設ける必要がなくなった。つ
まり第3の実施例の場合も、従来より構成が簡単にな
り、部品点数も少なくなる。
【0106】なお、図7の送信側の光伝送システムと対
応する受信側の光伝送システムの第3の実施例を図8に
示す。図8の受信側の説明については図2および図7の
説明からわかるので省略する。
【0107】図13には本発明の光出力レベル制御装置が
適用される光波長多重化装置を含む光伝送システムの第
4の実施例が示されている。図13は、双方向の光伝送シ
ステムとなっており、送受信側3は送信部からなる二台
(#1、#2)の多重化装置50、受信部からなる二台
(#3、#4)の多重化装置66、送信部からなる光波長
多重化装置54、受信部からなる光波長多重化装置64、光
多重分離回路56および保守端末またはネットワーク管理
システム58から構成され、送受信側4は光多重分離回路
62、受信部からなる光波長多重化装置64、受信部からな
る二台(#5、#6)の多重化装置66、送信部からなる
二台(#7、#8)の多重化装置50および送信部からな
る光波長多重化装置54から構成されている。なお、図13
の特徴は保守端末またはネットワーク管理システム58が
接続されていることである。
【0108】図13に示す送受信側3の送信部からなる光
波長多重化装置54、受信部からなる光波長多重化装置64
および光多重分離回路56は送受信側3の光双方波長多重
化装置52を構成し、また送受信側4の光多重分離回路6
2、受信部からなる光波長多重化装置64および送信部か
らなる光波長多重化装置54は送受信側4の光双方波長多
重化装置60を構成している。
【0109】図13からわかるように、#1多重化装置50
は光ファイバ400、光波長多重化装置54、 光ファイバ408、
光多重分離回路56、光ファイバ412 、光多重分離回路6
2、光ファイバ418 、光波長多重化装置64および光ファ
イバ422 を介して対向する#5多重化装置66と接続さ
れ、#2多重化装置50は光ファイバ402、光波長多重化装
置54、 光ファイバ408、光多重分離回路56、光ファイバ41
2 、光多重分離回路62、光ファイバ418 、光波長多重化
装置64および光ファイバ424 を介して対向する#6多重
化装置66と接続されている。
【0110】また同様に#7多重化装置50は光ファイバ
426、光波長多重化装置54、 光ファイバ420、光多重分離回
路62、光ファイバ412 、光多重分離回路56、光ファイバ
410、光波長多重化装置64および光ファイバ404 を介し
て対向する#3多重化装置66と接続され、#8多重化装
置50は光ファイバ428、光波長多重化装置54、 光ファイバ
420、光多重分離回路62、光ファイバ412 、光多重分離回
路56、光ファイバ410、光波長多重化装置64および光フ
ァイバ406 を介して対向する#4多重化装置66と接続さ
れている。
【0111】そして、多重化装置50の回路構成は上述し
た多重化装置20または28の回路構成と同じでよい。多重
化装置66の回路構成は多重化装置20または28と対向する
上述した多重化装置26または36の回路構成と同じでよ
い。光波長多重化装置54は多重化装置20または28と接続
される上述した光波長多重化装置22または光波長多重化
装置30および32の回路構成と同じでよい。光波長多重化
装置64は光波長多重化装置22または光波長多重化装置30
または32と対向する上述した光波長多重化装置24または
光波長多重化装置34または38の回路構成と同じでよい。
【0112】光多重分離回路56は光合分波器から構成さ
れており、光合分波器は入力408 から入力する波長α1
およびα2の合波された光信号を入出力412 に出力し、
入出力412 から入力する波長α3およびα4の合波され
た光信号を出力410 に出力する。また、光多重分離回路
62も光合分波器から構成されており、光合分波器は入出
力412 から入力する波長α1およびα2の合波された光
信号を出力418 に出力し、入力420 から入力する波長α
3およびα4の合波された光信号を入出力412に出力す
る。
【0113】保守端末またはネットワーク管理システム
58は、信号線414 を介して光波長多重化装置54と、信号
線416 を介して光波長多重化装置64とそれぞれ接続され
ている。光波長多重化装置54での接続先は、光波長多重
化装置22の場合は、たとえば波長管理バイト検出回路16
2 の入力332 および340 、またはその出力342 でよく、
光波長多重化装置30および32の場合は、たとえば光出力
レベルバイト検出回路194 の入力368 および374 、また
はその出力378 でよい。
【0114】光波長多重化装置54での接続先は、光波長
多重化装置24の場合は、たとえば波長管理バイト検出回
路162 の入力356 および358 、またはその出力342 でよ
く、光波長多重化装置34および38の場合は、たとえば光
出力レベルバイト検出回路の2つの入力またはその出力
でよい。したがって、保守端末またはネットワーク管理
システム58は送られてきた波長数、波長値および光出力
レベルなどの情報を、たとえばそのモニタに表示するこ
とができる。これにより、このシステムの状態を知るこ
とができ、適切に管理することができる。
【0115】なお、この例ではデータの多重化位置をD1
〜D3バイトとしたが多重化が可能である位置であればど
の位置でもよい。またなお、この例では多重化装置はST
M-1フレ−ム信号を出力するものであるが、STM-4,16,64
などのフレ−ム信号を出力するものでもよい。
【0116】
【発明の効果】このように本発明によれば、第1の制御
光増幅手段は第1の波長多重化手段から高速光信号を受
け、かつ第1の送信手段から第1の波長値データを受
け、かつ第2の送信手段から第2の波長値データを受
け、受けた第1および第2の波長値データに基づいて異
なる波長数を計数し、計数値に応じた制御信号に基づく
強度の励起光信号により受けた高速光信号を増幅してい
る。したがって、波長数を自動的に認識し第1の光波長
多重化装置(送信側)から出力される光出力レベルを必
要な所定の一定レベルにすることができる。またこのよ
うな思想によれば、光波長多重化装置に適用される波長
数が変わってもそれを自動的に認識し第1の光波長多重
化装置(送信側)から出力される光出力レベルを必要な
所定の一定レベルにすることができる。
【0117】また、このように本発明によれば、第1の
ネットワーク管理手段(送信側)は第1の波長管理バイ
ト検出手段に入力される第1および第2の波長値データ
または第1の波長管理バイト検出手段から出力される第
1および第2の波長値データを受ける。これにより、第
1のネットワーク管理手段は受けた波長数および波長値
などの情報を、たとえばそのモニタに表示する。したが
って、このシステムの状態を知ることができ、適切に管
理することができる。
【0118】また、このように本発明によれば、第2の
制御光増幅手段は第1の受信手段から第1の波長値デー
タを受け、かつ第2の受信手段から第2の波長値データ
を受け、かつ第1の制御光増幅手段から高速光信号を受
け、受けた第1および第2の波長値データに基づいて異
なる波長数を計数し、計数値に応じた制御信号に基づく
強度の励起光信号により受けた高速光信号を増幅してい
る。したがって、波長数を自動的に認識し第2の光波長
多重化装置(受信側)から出力される光出力レベルを必
要な所定の一定レベルにすることができる。またこのよ
うな思想によれば、光波長多重化装置に適用される波長
数が変わってもそれを自動的に認識し第2の光波長多重
化装置(受信側)から出力される光出力レベルを必要な
所定の一定レベルにすることができる。
【0119】また、このように本発明によれば、第2の
ネットワーク管理手段(受信側)は第2の波長管理バイ
ト検出手段に入力される第1および第2の波長値データ
または第2の波長管理バイト検出手段から出力される第
1および第2の波長値データを受ける。これにより、第
2のネットワーク管理手段は受けた波長数および波長値
の情報を、たとえばそのモニタに表示する。したがっ
て、このシステムの状態を知ることができ、適切に管理
することができる。
【0120】また、このように本発明によれば、第1の
光可変減衰手段は第1の光レベル制御手段から第1の制
御信号を受け、かつ第1の送信手段から第1の高速光信
号を受け、受けた第1の制御信号に応じて受けた第1の
高速光信号のレベルを可変している。また第2の光可変
減衰手段は第1の光レベル制御手段から第2の制御信号
を受け、かつ第2の送信手段から第2の高速光信号を受
け、受けた第2の制御信号に応じて受けた第2の高速光
信号のレベルを可変している。したがって、第1および
第2多重化装置から出力される光出力パワーにレベル差
があっても第1の光波長多重化装置(送信側)から出力
される光出力レベルを必要な所定の一定レベルにするこ
とができる。また、光波長多重化装置は各多重化装置か
ら出力される光出力パワー値に対応する光出力値データ
を受けてこれら各多重化装置から出力される光出力パワ
ーを監視する回路方式なので、上述した従来の回路構成
より簡単になる。
【0121】また、このように本発明によれば、第1の
ネットワーク管理手段(送信側)は第1の光出力レベル
バイト検出手段に入力される第1および第2の光出力値
データまたは第1の光出力レベルバイト検出手段から出
力される第1および第2の光出力値データを受ける。こ
れにより、第1のネットワーク管理手段は受けた光出力
レベルの情報を、たとえばそのモニタに表示する。した
がって、このシステムの状態を知ることができ、適切に
管理することができる。
【0122】また、このように本発明によれば、第3の
光可変減衰手段は第2の光レベル制御手段から第4の制
御信号を受け、かつ第1の光分離手段から第1の高速光
信号を受け、受けた第4の制御信号に応じて受けた第1
の高速光信号のレベルを可変している。また第4の光可
変減衰手段は第2の光レベル制御手段から第5の制御信
号を受け、かつ第1の光分離手段から第2の高速光信号
を受け、受けた第5の制御信号に応じて受けた第2の高
速光信号のレベルを可変している。第1および第2多重
化装置から出力される光出力パワーにレベル差があって
も第2の光波長多重化装置(受信側)から出力される光
出力レベルを必要な所定の一定レベルにすることができ
る。これもまた、光波長多重化装置は各多重化装置から
出力される光出力パワー値に対応する光出力値データを
受けてこれら各多重化装置から出力される光出力パワー
を監視する回路方式なので、上述した従来の回路構成よ
り簡単になる。
【0123】また、このように本発明によれば、第2の
ネットワーク管理手段(受信側)は第2の光出力レベル
バイト検出手段に入力される第1および第2の光出力値
データまたは第2の光出力レベルバイト検出手段から出
力される第1および第2の光出力値データを受ける。こ
れにより、第2のネットワーク管理手段は受けた光出力
レベルの情報を、たとえばそのモニタに表示する。した
がって、このシステムの状態を知ることができ、適切に
管理することができる。
【0124】また、このように本発明によれば、第1の
光可変減衰手段は第1の光レベル制御手段から第1の制
御信号を受け、かつ第1の光分離手段から第1の高速光
信号を受け、受けた第1の制御信号に応じて受けた第1
の高速光信号のレベルを可変している。また第2の光可
変減衰手段は第1の光レベル制御手段から第2の制御信
号を受け、かつ第1の光分離手段から第2の高速光信号
を受け、受けた第2の制御信号に応じて受けた第2の高
速光信号のレベルを可変している。第1および第2多重
化装置から出力される光出力パワーにレベル差があって
も第1の光波長多重化装置(送信側)から出力される光
出力レベルを必要な所定の一定レベルにすることができ
る。また、光波長多重化装置は各多重化装置から出力さ
れる光出力パワー値に対応する光出力値データを受けて
これら各多重化装置から出力される光出力パワーを監視
する回路方式なので、上述した従来の回路構成より簡単
になる。
【0125】また、このように本発明によれば、第3の
光可変減衰手段は第2の光レベル制御手段から第4の制
御信号を受け、かつ第2の光分離手段から第1の高速光
信号を受け、受けた第4の制御信号に応じて受けた第1
の高速光信号のレベルを可変している。また第4の光可
変減衰手段は第2の光レベル制御手段から第5の制御信
号を受け、かつ第2の光分離手段から第2の高速光信号
を受け、受けた第5の制御信号に応じて受けた第2の高
速光信号のレベルを可変している。第1および第2多重
化装置から出力される光出力パワーにレベル差があって
も第2の光波長多重化装置(受信側)から出力される光
出力レベルを必要な所定の一定レベルにすることができ
る。これもまた、光波長多重化装置は各多重化装置から
出力される光出力パワー値に対応する光出力値データを
受けてこれら各多重化装置から出力される光出力パワー
を監視する回路方式なので、上述した従来の回路構成よ
り簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2と組み合わせて、本発明の光出力レベル制
御装置が適用される送信側の第1の実施例の機能ブロッ
ク図である。
【図2】図1と組み合わせて、本発明の光出力レベル制
御装置が適用される受信側の第1の実施例の機能ブロッ
ク図である。
【図3】図1および図2の組み合わせ状態を示す図であ
る。
【図4】図1の実施例で用いられる波長管理バイト生成
回路の一例の動作説明図である。
【図5】本発明の光出力レベル制御装置が適用される送
信側の第2の実施例の機能ブロック図である。
【図6】図5の送信側の第2の実施例に対応する本発明
の光出力レベル制御装置が適用される受信側の第2の実
施例の機能ブロック図である。
【図7】本発明の光出力レベル制御装置が適用される送
信側の第3の実施例の機能ブロック図である。
【図8】図5の送信側の第3の実施例に対応する本発明
の光出力レベル制御装置が適用される受信側の第3の実
施例の機能ブロック図である。
【図9】図5および図7の実施例で用いられる光出力レ
ベルバイト生成回路の一例の動作説明図である。
【図10】従来の光波長多重化装置の一例の動作説明図
である。
【図11】図5の実施例で用いられる光波長多重化装置
の一例の動作説明図である。
【図12】図7の実施例で用いられる光波長多重化装置
の一例の動作説明図である。
【図13】本発明の光出力レベル制御装置が適用される
送受信側の第4の実施例の機能ブロック図である。
【図14】従来の光出力レベル制御装置が適用される送
受信側の一例の機能ブロック図である。
【図15】STM-1 フレーム信号のフレーム構造を示す一
例の説明図である。
【図16】図14で用いられる光増幅器の動作を示す一例
の説明図である。
【図17】図14で用いられる光増幅器の動作を示す一例
の説明図である。
【図18】図14で用いられる光増幅器の動作を示す一例
の説明図である。
【図19】図14で用いられる光増幅器の動作を示す一例
の説明図である。
【図20】図14で用いられる光増幅器の動作を示す一例
の説明図である。
【符号の説明】
10、16、20、26 、28、36、50、66 多重化装置 12、14、24、30、32、34、38、54、64 光波長多重化装
置 52、60 光双方向波長多重化装置 56 光多重分離回路 102 、205 、208 光多重化回路 104 多重数設定回路 106 、204 励起光源制御回路 108 光増幅器 110 励起光源回路 112 光増幅回路 122 光分離回路 150 多重化回路 152 、184 送信回路 154 波長値生成回路 156 波長管理バイト生成回路 158 波長管理バイト挿入回路 160 、188 電気・光変換回路 162 波長管理バイト検出回路 164 波長数カウント回路 172 受信回路 174 光・電気変換回路 176 波長管理バイト抽出回路 178 波長管理バイト解釈回路 180 分離回路 186 光出力レベルバイト挿入回路 190 光出力バイト生成回路 192 光出力レベルバイト生成回路 194 光出力レベルバイト検出回路 196 光出力レベル検出回路 198 光可変減衰器制御回路 200 、202 光可変減衰器 206 光分岐回路

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも第1および第2の多重化装置
    と、第1の光波長多重化装置とを送信側に有する光伝送
    システムにおける光波長多重化装置の光出力レベル制御
    装置において、 前記第1の多重化装置は、所定の複数の低速光信号を受
    け、該受けた各低速光信号を対応する電気信号に変換
    し、該変換された各電気信号を多重化して高速信号を形
    成する第1の多重化手段と、 該第1の多重化手段から高速信号を受け、該第1の多重
    化装置から出力される光の波長値に対応する第1の波長
    値データを生成して出力し、該生成した第1の波長値デ
    ータを該受けた高速信号の所定の位置に挿入し、該第1
    の波長値データの挿入された高速信号を対応する該波長
    値を持つ光信号である第1の高速光信号に変換して出力
    する第1の送信手段とを有し、 前記第2の多重化装置は、所定の複数の低速光信号を受
    け、該受けた各低速光信号を対応する電気信号に変換
    し、該変換された各電気信号を多重化して高速信号を形
    成する第2の多重化手段と、 該第2の多重化手段から高速信号を受け、該第2の多重
    化装置から出力される光の波長値に対応する第2の波長
    値データを生成して出力し、該生成した第2の波長値デ
    ータを該受けた高速信号の所定の位置に挿入し、該第2
    の波長値データの挿入された高速信号を対応する該波長
    値を持つ光信号である第2の高速光信号に変換して出力
    する第2の送信手段とを有し、 前記第1の光波長多重化装置は、前記第1の送信手段か
    らの第1の高速光信号と前記第2の送信手段からの第2
    の高速光信号とを波長多重化する第1の波長多重化手段
    と、 該第1の波長多重化手段から高速光信号を受け、かつ前
    記第1の送信手段から第1の波長値データを受け、かつ
    前記第2の送信手段から第2の波長値データを受け、該
    受けた第1および第2の波長値データに基づいて異なる
    波長数を計数し、該計数値に応じた制御信号に基づく強
    度の励起光信号により該受けた高速光信号を増幅する第
    1の制御光増幅手段とを有することを特徴とする光波長
    多重化装置の光出力レベル制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の光出力レベル制御装置
    において、前記第1の送信手段は、前記第1の多重化装
    置から出力される10進数または2進数で表現される波
    長値データを生成する第1の波長値生成手段と、 該第1の波長値生成手段からの10進数または2進数で
    表現される波長値データを前記第1の波長値データとし
    て出力する第1の波長管理バイト生成手段とを含み、 前記第2の送信手段は、前記第2の多重化装置から出力
    される10進数または2進数で表現される第2の波長値
    データを生成する第2の波長値生成手段と、 該第2の波長値生成手段からの10進数または2進数で
    表現された波長値データを前記第2の波長値データとし
    て出力する第2の波長管理バイト生成手段とを含み、 該第1の送信手段は前記第1の波長管理バイト生成手段
    からの10進数または2進数で表現された第1の波長値
    データを出力するとともに挿入し、また該第2の送信手
    段は前記第2の波長管理バイト生成手段からの10進数
    または2進数で表現された第2の波長値データを出力す
    るとともに挿入することを特徴とする光波長多重化装置
    の光出力レベル制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の光出力
    レベル制御装置において、前記第1の制御光増幅手段
    は、前記第1の送信手段から第1の波長値データを受
    け、かつ前記第2の送信手段から第2の波長値データを
    受け、該受けた第1および第2の波長値データを出力す
    る第1の波長管理バイト検出手段と、 該第1の波長管理バイト検出手段から第1および第2の
    波長値データを受け、該受けたこれらデータに基づいて
    異なる波長数を計数し、該計数値に応じた制御信号を形
    成する第1の波長数カウント手段とを含むことを特徴と
    する光波長多重化装置の光出力レベル制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の光出力レベル制御装置
    において、 前記光伝送システムはさらに、第1のネットワーク管理
    手段を有し、 該第1のネットワーク管理手段は、前記第1の波長管理
    バイト検出手段に入力される第1および第2の波長値デ
    ータまたは該第1の波長管理バイト検出手段から出力さ
    れる第1および第2の波長値データを受けることを特徴
    とする光波長多重化装置の光出力レベル制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4のいずれかに記
    載の光出力レベル制御装置において、前記光伝送システ
    ムの受信側は、少なくとも第3および第4の多重化装置
    と、第2の光波長多重化装置とを有し、 該第2の光波長多重化装置は、抽出された第1および第
    2の波長値データを受け、かつ前記第1の制御光増幅手
    段から高速光信号を受け、該受けた第1および第2の波
    長値データに基づいて異なる波長数を計数し、該計数値
    に応じた制御信号に基づく強度の励起光信号により該受
    けた高速光信号を増幅する第2の制御光増幅手段と、 該第2の制御光増幅手段からの高速光信号を第1の波長
    値データに対応する高速光信号と第2の波長値データに
    対応する高速光信号とに分波する光分離手段とを有し、 前記第3の多重化装置は、該光分離手段から第1の波長
    値データに対応する高速光信号を受け、該受けた高速光
    信号を対応する電気信号に変換し、該変換した高速信号
    に多重化された第1の波長値データを抽出し前記第2の
    制御光増幅手段に出力する第1の受信手段を有し、 前記第4の多重化装置は、前記光分離手段から第2の波
    長値データに対応する高速光信号を受け、該受けた高速
    光信号を対応する電気信号に変換し、該変換した高速信
    号に多重化された第2の波長値データを抽出し前記第2
    の制御光増幅手段に出力する第2の受信手段を有するこ
    とを特徴とする光波長多重化装置の光出力レベル制御装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の光出力レベル制御装置
    において、前記第2の制御光増幅手段は、前記第1の受
    信手段から第1の波長値データを受け、かつ前記第2の
    受信手段から第2の波長値データを受け、該受けた第1
    および第2の波長値データを出力する第2の波長管理バ
    イト検出手段と、 該第2の波長管理バイト検出手段から第1および第2の
    波長値データを受け、該受けたこれらデータに基づいて
    異なる波長数を計数し、該計数値に応じた制御信号を形
    成する第2の波長数カウント手段とを含むことを特徴と
    する光波長多重化装置の光出力レベル制御装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の光出力レベル制御装置
    において、 前記光伝送システムはさらに、第2のネットワーク管理
    手段を有し、 該第2のネットワーク管理手段は、前記第2の波長管理
    バイト検出手段に入力される第1および第2の波長値デ
    ータまたは該第2の波長管理バイト検出手段から出力さ
    れる第1および第2の波長値データを受けることを特徴
    とする光波長多重化装置の光出力レベル制御装置。
  8. 【請求項8】 少なくとも第1および第2の多重化装置
    と、第1の光波長多重化装置とを送信側に有する光伝送
    システムにおける光波長多重化装置の光出力レベル制御
    装置において、 前記第1の多重化装置は、所定の複数の低速光信号を受
    け、該受けた各低速光信号を対応する電気信号に変換
    し、該変換された各電気信号を多重化して高速信号を形
    成する第1の多重化手段と、 該第1の多重化手段から高速信号を受け、該第1の多重
    化装置から出力される光出力パワー値に対応する第1の
    光出力値データを生成して出力し、該生成した第1の光
    出力値データを該受けた高速信号の所定の位置に挿入
    し、該第1の光出力データ値の挿入された高速信号を対
    応する第1の波長値を持つ光信号である第1の高速光信
    号に変換して出力する第1の送信手段とを有し、 前記第2の多重化装置は、所定の複数の低速光信号を受
    け、該受けた各低速光信号を対応する電気信号に変換
    し、該変換された各電気信号を多重化して高速信号を形
    成する第2の多重化手段と、 該第2の多重化手段から高速信号を受け、該第2の多重
    化装置から出力される光出力パワー値に対応する第2の
    光出力値データを生成して出力し、該生成した第2の光
    出力値データを該受けた高速信号の所定の位置に挿入
    し、該第2の光出力値データの挿入された高速信号を対
    応する第2の波長値を持つ光信号である第2の高速光信
    号に変換して出力する第2の送信手段とを有し、 前記第1の光波長多重化装置は、前記第1の送信手段か
    ら第1の光出力値データを受け、かつ前記第2の送信手
    段から第2の光出力値データを受け、該受けた第1およ
    び第2の光出力値データからそのレベル差を測定し、該
    測定値に応じた第1および第2の制御信号を形成する第
    1の光レベル制御手段と、 該第1の光レベル制御手段から第1の制御信号を受け、
    かつ前記第1の送信手段から第1の高速光信号を受け、
    該受けた第1の制御信号に応じて該受けた第1の高速光
    信号のレベルを可変する第1の光可変減衰手段と、 前記第1の光レベル制御手段から第2の制御信号を受
    け、かつ前記第2の送信手段から第2の高速光信号を受
    け、該受けた第2の制御信号に応じて該受けた第2の高
    速光信号のレベルを可変する第2の光可変減衰手段と、 前記第1の光可変減衰手段からの第1の高速光信号と前
    記第2の光可変減衰手段からの第2の高速光信号とを波
    長多重化する第1の波長多重化手段と、 該第1の波長多重化手段から高速光信号を受け、第3の
    制御信号に基づく強度の励起光信号により該受けた高速
    光信号を増幅する第1の制御光増幅手段とを有すること
    を特徴とする光波長多重化装置の光出力レベル制御装
    置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の光出力レベル制御装置
    において、前記第1の送信手段は、前記第1の多重化装
    置から出力される光出力パワー値に対応する電気信号レ
    ベル値を生成する第1の光出力レベル生成手段と、 該第1の光出力レベル生成手段からの電気信号レベル値
    に対応する2進数または10進数からなる第1の光出力値
    データに変換する第1の光出力レベルバイト生成手段と
    を含み、 前記第2の送信手段は、前記第2の多重化装置から出力
    される光出力パワー値に対応する電気信号レベル値を生
    成する第2の光出力レベル生成手段と、 該第2の光出力レベル生成手段からの電気信号レベル値
    に対応する2進数または10進数からなる第2の光出力値
    データに変換する第2の光出力レベルバイト生成手段と
    を含み、 該第1の送信手段は前記第1の光出力レベルバイト生成
    手段により変換された2進数または10進数で表現された
    第1の光出力値データを出力するとともに挿入し、また
    該第2の送信手段は前記第2の光出力レベルバイト生成
    手段により変換された2進数または10進数で表現された
    第2の光出力値データを出力するとともに挿入すること
    を特徴とする光波長多重化装置の光出力レベル制御装
    置。
  10. 【請求項10】 請求項8または請求項9に記載の光出
    力レベル制御装置において、前記第1の光レベル制御手
    段は、第1の送信手段から第1の光出力値データを受
    け、かつ前記第2の送信手段から第2の光出力値データ
    を受け、該受けた第1および第2の光出力値データを出
    力する第1の光出力レベルバイト検出手段と、 該第1の光出力レベルバイト検出手段から第1および第
    2の光出力値データを受け、該受けたこれらデータのレ
    ベル差を測定し、該測定値に応じた第1および第2の制
    御信号を形成する第1の光出力レベル検出手段とを含む
    ことを特徴とする光波長多重化装置の光出力レベル制御
    装置。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の光出力レベル制御
    装置において、 前記光伝送システムはさらに、第1のネットワーク管理
    手段を有し、 該第1のネットワーク管理手段は、前記第1の光出力レ
    ベルバイト検出手段に入力される第1および第2の光出
    力値データまたは該第1の光出力レベルバイト検出手段
    から出力される第1および第2の光出力値データを受け
    ることを特徴とする光波長多重化装置の光出力レベル制
    御装置。
  12. 【請求項12】 請求項8ないし請求項11のいずれか
    に記載の光出力レベル制御装置において、前記光伝送シ
    ステムの受信側は、少なくとも第3および第4の多重化
    装置と、第2の光波長多重化装置とを有し、 該第2の光波長多重化装置は、抽出された第1の光出力
    値データを受け、かつ抽出された第2の光出力値データ
    を受け、該受けた第1および第2の光出力値データから
    そのレベル差を測定し、該測定値に応じた第4および第
    5の制御信号を形成する第2の光レベル制御手段と、 前記第1の制御光増幅手段からの高速光信号を第1の波
    長値に対応する高速光信号と第2の波長値に対応する高
    速光信号とに分波する第1の光分離手段と、 前記第2の光レベル制御手段から第4の制御信号を受
    け、かつ該第1の光分離手段から第1の高速光信号を受
    け、該受けた第4の制御信号に応じて該受けた第1の高
    速光信号のレベルを可変する第3の光可変減衰手段と、 前記第2の光レベル制御手段から第5の制御信号を受
    け、かつ前記第1の光分離手段から第2の高速光信号を
    受け、該受けた第5の制御信号に応じて該受けた第2の
    高速光信号のレベルを可変する第4の光可変減衰手段
    と、 前記第3の光可変減衰手段からの第1の高速光信号と前
    記第4の光可変減衰手段からの第2の高速光信号とを波
    長多重化する第2の波長多重化手段と、 該第2の波長多重化手段から高速光信号を受け、第6の
    制御信号に基づく強度の励起光信号により該受けた高速
    光信号を増幅する第2の制御光増幅手段と前記第2の制
    御光増幅手段からの高速光信号を第1の波長値に対応す
    る高速光信号と第2の波長値に対応する高速光信号とに
    分波する第2の光分離手段とを有し、 前記第3の多重化装置は、該第2の光分離手段から第1
    の波長値に対応する高速光信号を受け、該受けた高速光
    信号を対応する電気信号に変換し、該変換した高速信号
    に多重化された第1の光出力値データを抽出し前記第2
    の光レベル制御手段に出力する第1の受信手段を有し、 前記第4の多重化装置は、前記第2の光分離手段から第
    2の波長値に対応する高速光信号を受け、該受けた高速
    光信号を対応する電気信号に変換し、該変換した高速信
    号に多重化された第2の光出力値データを抽出し前記第
    2の光レベル制御手段に出力する第2の受信手段を有す
    ることを特徴とする光波長多重化装置の光出力レベル制
    御装置。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の光出力レベル制御
    装置において、前記第2の光レベル制御手段は、前記第
    1の受信手段から第1の光出力値データを受け、かつ前
    記第2の受信手段から第2の光出力値データを受け、該
    受けた第1および第2の光出力値データを出力する第2
    の光出力レベルバイト検出手段と、 該第2の光出力レベルバイト検出手段から第1および第
    2の光出力値データを受け、該受けたこれらデータのレ
    ベル差を測定し、該測定値に応じた第4および第5の制
    御信号を形成する第2の光出力レベル検出手段とを含む
    ことを特徴とする光波長多重化装置の光出力レベル制御
    装置。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の光出力レベル制御
    装置において、 前記光伝送システムはさらに、第2のネットワーク管理
    手段を有し、 該第2のネットワーク管理手段は、前記第2の光出力レ
    ベルバイト検出手段に入力される第1および第2の光出
    力値データまたは該第2の光出力レベルバイト検出手段
    から出力される第1および第2の光出力値データを受け
    ることを特徴とする光波長多重化装置の光出力レベル制
    御装置。
  15. 【請求項15】 少なくとも第1および第2の多重化装
    置と、第1の光波長多重化装置とを送信側に有する光伝
    送システムにおける光波長多重化装置の光出力レベル制
    御装置において、 前記第1の多重化装置は、所定の複数の低速光信号を受
    け、該受けた各低速光信号を対応する電気信号に変換
    し、該変換された各電気信号を多重化して高速信号を形
    成する第1の多重化手段と、 該第1の多重化手段から高速信号を受け、該第1の多重
    化装置から出力される光出力パワー値に対応する第1の
    光出力値データを生成して出力し、該生成した第1の光
    出力値データを該受けた高速信号の所定の位置に挿入
    し、該第1の光出力データ値の挿入された高速信号を対
    応する第1の波長値を持つ光信号である第1の高速光信
    号に変換して出力する第1の送信手段とを有し、 前記第2の多重化装置は、所定の複数の低速光信号を受
    け、該受けた各低速光信号を対応する電気信号に変換
    し、該変換された各電気信号を多重化して高速信号を形
    成する第2の多重化手段と、 該第2の多重化手段から高速信号を受け、該第2の多重
    化装置から出力される光出力パワー値に対応する第2の
    光波長値データを生成して出力し、該生成した第2の光
    出力値データを該受けた高速信号の所定の位置に挿入
    し、該第2の光出力値データの挿入された高速信号を対
    応する第2の波長値を持つ光信号である第2の高速光信
    号に変換して出力する第2の送信手段とを有し、 前記第1の光波長多重化装置は、前記第1の送信手段か
    ら第1の光出力値データを受け、かつ前記第2の送信手
    段から第2の光出力値データを受け、該受けた第1およ
    び第2の光出力値データからそのレベル差を測定し、該
    測定値に応じた第1および第2の制御信号を形成する第
    1の光レベル制御手段と、 前記第1の送信手段からの第1の高速光信号と前記第2
    の送信手段からの第2の高速光信号とを波長多重化する
    第1の波長多重化手段と、 該第1の波長多重化手段から高速光信号を受け、第3の
    制御信号に基づく強度の励起光信号により該受けた高速
    光信号を増幅する第1の制御光増幅手段と、 該第1の制御光増幅手段からの高速光信号を第1の波長
    値に対応する高速光信号と第2の波長値に対応する高速
    光信号とに分波する第1の光分離手段と、 前記第1の光レベル制御手段から第1の制御信号を受
    け、かつ該第1の光分離手段から第1の高速光信号を受
    け、該受けた第1の制御信号に応じて該受けた第1の高
    速光信号のレベルを可変する第1の光可変減衰手段と、 前記第1の光レベル制御手段から第2の制御信号を受
    け、かつ前記第1の光分離手段から第2の高速光信号を
    受け、該受けた第2の制御信号に応じて該受けた第2の
    高速光信号のレベルを可変する第2の光可変減衰手段
    と、 前記第1の光可変減衰手段からの第1の高速光信号と前
    記第2の光可変減衰手段からの第2の高速光信号とを波
    長多重化する第2の波長多重化手段とを有することを特
    徴とする光波長多重化装置の光出力レベル制御装置。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載の光出力レベル制御
    装置において、前記光伝送システムの受信側は、少なく
    とも第3および第4の多重化装置と、第2の光波長多重
    化装置とを有し、 該第2の光波長多重化装置は、抽出された第1の光出力
    値データを受け、かつ抽出された第2の光出力値データ
    を受け、該受けた第1および第2の光出力値データから
    そのレベル差を測定し、該測定値に応じた第4および第
    5の制御信号を形成する第2の光レベル制御手段と、 前記第2の波長多重化手段から高速光信号を受け、第6
    の制御信号に基づく強度の励起光信号により該受けた高
    速光信号を増幅する第2の制御光増幅手段と、 該第2の制御光増幅手段からの高速光信号を第1の波長
    値に対応する高速光信号と第2の波長値に対応する高速
    光信号とに分波する第2の光分離手段と、 前記第2の光レベル制御手段から第4の制御信号を受
    け、かつ該第2の光分離手段から第1の高速光信号を受
    け、該受けた第4の制御信号に応じて該受けた第1の高
    速光信号のレベルを可変する第3の光可変減衰手段と、 前記第2の光レベル制御手段から第5の制御信号を受
    け、かつ前記第2の光分離手段から第2の高速光信号を
    受け、該受けた第5の制御信号に応じて該受けた第2の
    高速光信号のレベルを可変する第4の光可変減衰手段と
    を有し、 前記第3の多重化装置は、前記第3の光可変減衰手段か
    ら第1の波長値に対応する高速光信号を受け、該受けた
    高速光信号を対応する電気信号に変換し、該変換した高
    速信号に多重化された第1の光出力値データを抽出し前
    記第2の光レベル制御手段に出力する第1の受信手段を
    有し、 前記第4の多重化装置は、前記第4の光可変減衰手段か
    ら第2の波長値に対応する高速光信号を受け、該受けた
    高速光信号を対応する電気信号に変換し、該変換した高
    速信号に多重化された第2の光出力値データを抽出し前
    記第2の光レベル制御手段に出力する第2の受信手段を
    有することを特徴とする光波長多重化装置の光出力レベ
    ル制御装置。
JP06865198A 1998-03-18 1998-03-18 光波長多重化装置の光出力レベル制御装置 Expired - Fee Related JP3563588B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06865198A JP3563588B2 (ja) 1998-03-18 1998-03-18 光波長多重化装置の光出力レベル制御装置
US09/267,386 US6445720B1 (en) 1998-03-18 1999-03-15 Optical output level control device for an optical wavelength multiplexer included in an optical transmission system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06865198A JP3563588B2 (ja) 1998-03-18 1998-03-18 光波長多重化装置の光出力レベル制御装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003285181A Division JP3776900B2 (ja) 2003-08-01 2003-08-01 光波長多重化装置の光出力レベル制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11266233A true JPH11266233A (ja) 1999-09-28
JP3563588B2 JP3563588B2 (ja) 2004-09-08

Family

ID=13379828

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP06865198A Expired - Fee Related JP3563588B2 (ja) 1998-03-18 1998-03-18 光波長多重化装置の光出力レベル制御装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6445720B1 (ja)
JP (1) JP3563588B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1126650A3 (en) * 2000-02-18 2007-01-03 Ericsson AB Optical communication system
US20050015426A1 (en) * 2003-07-14 2005-01-20 Woodruff Robert J. Communicating data over a communication link
US7574136B1 (en) * 2005-12-29 2009-08-11 At&T Intellectual Property Ii, Lp Wavelength real time display on the equipment for WDM optical networking systems with wavelength tunable capability
JP5857697B2 (ja) * 2011-12-07 2016-02-10 富士通株式会社 波長多重伝送装置
JP2018072653A (ja) * 2016-11-01 2018-05-10 セイコーエプソン株式会社 電気光学装置、電子機器および駆動方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4989199A (en) * 1988-10-31 1991-01-29 At&T Bell Laboratories Photonic switch architecture utilizing code and wavelength multiplexing
US5555477A (en) * 1992-04-08 1996-09-10 Hitachi, Ltd. Optical transmission system constructing method and system
JP2880927B2 (ja) * 1995-03-17 1999-04-12 日本電気株式会社 光ファイバネットワークシステム
JPH09181774A (ja) * 1995-12-23 1997-07-11 Nec Corp 光スイッチ装置及び光スイッチ制御方式
EP0876018A3 (de) * 1997-02-21 2004-05-26 Siemens Aktiengesellschaft Verfahren und Anordnung zur Datanübertragung in einem Ringnetz

Also Published As

Publication number Publication date
US6445720B1 (en) 2002-09-03
JP3563588B2 (ja) 2004-09-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6298038B1 (en) Transparent transport
DK2109239T3 (en) Method of communicating data in communication systems
US5905585A (en) Optical bidirectional transmission system and method having transmission-line-disconnection detecting function
US7167652B2 (en) Optical transmission system constructing method and system
EP2009823A1 (en) Communication apparatus communicating with different bit rates
JP2000269912A (ja) 高速sdh信号による低速sdh信号の伝送方法と伝送装置
US6594047B1 (en) Apparatus and method for providing optical channel overhead in optical transport networks
EP0792038B1 (fr) Système de surveillance d'un réseau en anneau multi-longueur d'onde
US6724996B1 (en) Apparatus and method for providing optical channel overhead in optical transport networks
US7471898B2 (en) Device and method for optical supervisory channel framing in optical transport network system
EP1143650B1 (en) Transmission system
US7440700B2 (en) Apparatus for testing performance of optical transceiver
US20020135836A1 (en) Low-cost WDM terminal device accommodating plurality of client signal
JP3563588B2 (ja) 光波長多重化装置の光出力レベル制御装置
US7526197B2 (en) Utilizing the protecting bandwidth in a SONET network
JP3776900B2 (ja) 光波長多重化装置の光出力レベル制御装置
JP3369965B2 (ja) 光波長多重化伝送システムにおける監視制御装置
JP2001069105A (ja) 連結信号を送信する方法
US7046932B2 (en) Channel allocation apparatus of OSU in WDM system
US7120357B2 (en) WDM device, client device, network, system and method for allocating wavelength of WDM to a client signal
KR100865989B1 (ko) Wdm-pon 파장중첩 전송수렴장치 및 그 파장중첩전송수렴방법
US20080025237A1 (en) Multiplex transmission apparatus, multiplex transmission system, and multiplex transmission method
US20050135807A1 (en) Switching control device for wavelength-division multiplexing optical signal
JP2001007829A (ja) 光監視チャネル転送装置
JP3813312B2 (ja) 監視制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040511

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040603

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090611

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090611

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100611

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees