JPH11265447A - 3個の時間画像のシーケンスの画像中のノイズを圧縮する画像処理方法及び医用映像化装置 - Google Patents

3個の時間画像のシーケンスの画像中のノイズを圧縮する画像処理方法及び医用映像化装置

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JPH11265447A
JPH11265447A JP10362988A JP36298898A JPH11265447A JP H11265447 A JPH11265447 A JP H11265447A JP 10362988 A JP10362988 A JP 10362988A JP 36298898 A JP36298898 A JP 36298898A JP H11265447 A JPH11265447 A JP H11265447A
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image
noise
luminance
temporal
image processing
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JP10362988A
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Raoul Florent
フローラン ラウル
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Original Assignee
Koninklijke Philips Electronics NV
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    • G06T2207/10Image acquisition modality
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    • G06T2207/20Special algorithmic details
    • G06T2207/20024Filtering details
    • G06T2207/20032Median filtering
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T2207/00Indexing scheme for image analysis or image enhancement
    • G06T2207/20Special algorithmic details
    • G06T2207/20172Image enhancement details
    • G06T2207/20182Noise reduction or smoothing in the temporal domain; Spatio-temporal filtering

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、画像のシーケンス内で移動中の
対象物の小さいディテールを消去することなく、ノイズ
パッチ及びノイズパターンが除去される画像処理方法の
提供を目的とする。 【解決手段】 本発明の方法は、中心画像の平滑化され
た時間的輝度(Gt )が前後の2個の平滑化された時間
的輝度(Gt-1 ,Gt+1 )と実質的に異なり、G t が中
心画像のノイズフィルタ処理された輝度(Rt )に割り
当てられる場合と、Gt がGt-1 ,Gt+1 の少なくとも
一方と実質的に一致し、Gt ,Gt-1 ,G t+1 に適用さ
れたメジアンフィルタの結果がRt に割り当てられる場
合とを区別するため、予め平滑化された3個の時間的輝
度をテストする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、処理されるべき画
像が中心にある3枚の連続的なシーケンスの画像におい
て同一位置で現在の画素に関係する3個の時間的輝度が
判定される画像のノイズを圧縮する画像処理方法に関す
る。本発明は、また、かかるシステムを含む医用装置に
関する。
【0002】上記方法は、移動する対象物の小さいディ
テールを保存したまま画像のシーケンス中のノイズを圧
縮するため適用される。小さいディテールは、1画素乃
至数画素、例えば、1画素から10画素までの対象物を
意味する。本発明は、特に、ビデオ画像、その中でも医
用画像の処理に使用され得る。
【0003】
【従来の技術】小さいディテールを保存したままノイズ
を圧縮する画像処理方法は、ARI NIEMINEN, PEKKA HEIN
ONEN, YRJO NEUVO による論文“A new class of Detei
l-Preserving Filters for Image Processing ”, IEEE
TRANSACTIONS ON PATTERN ANALYSIS AND MACHINE IN
TELLIGENCE, VOL.PAMI-9, No.1, JANUARY 1987により公
知である。この引用文献には、一般的な形で、FMH−
2D(有限インパルス応答メジアンハイブリッド−2次
元)と称される有限インパルス応答をもつ構造に適用さ
れるメジアンを含む2次元空間フィルタが記載されてい
る。特に、引用文献の図4及び第II-C節を参照するに、
FMH−2Dタイプの有限インパルス応答(FIR)フ
ィルタは、4個の小さい直線状マスクにより構成され、
各直線状マスクは、画像の平面内の現在画素の周りに9
0°の角度で配置された4本の分枝形成する2画素から
なる。フィルタ処理は、小さいマスク内の2画素の輝度
を平均化する段階と、4本の分枝で得られた平均輝度及
び中心の現在画素の輝度をそれらの輝度の中から1個の
輝度を選択するメジアンで分類する段階とを含む。引用
文献の図2を参照して第II-B節に記載されたFMH−1
Dフィルタと称される別のフィルタは、1乃至数個のメ
ジアンレベルを有する。FMH−1Dフィルタは、平面
内の単一方向に配置された2個の基本マスクを含み、マ
スク内の平均輝度及び中心の現在画素の輝度に関するメ
ジアンを実行する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記空間フィ
ルタだけが適用される場合、平均的なノイズ圧縮しか行
われないので、ノイズパッチ及びノイズパターンが依然
として残るという問題点がある。本発明の目的は、動き
の中にノイズパッチ及びノイズパターンを伴わない改良
されたノイズ圧縮を実現し、かつ、画像のシーケンス内
で移動中の対象物の小さいディテールを消去しないフィ
ルタリング演算を含む画像処理方法を提供することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記本発明の目的は、請
求項1に記載された画像中のノイズを圧縮する画像処理
方法により達成される。本発明の画像処理方法は、処理
されるべき中心画像(Jt )が中央にある3枚の連続的
なシーケンスの画像(Jt-1 ,Jt ,Jt+1 )において
同一位置(x,y)で現在画素[P(x,y)]に関係
する3個の時間的輝度が判定され、上記中心画像
(Jt )の平滑化された時間的輝度(Gt )が他の2個
の平滑化された時間的輝度(Gt-1 ,Gt+1 )と実質的
に異なる第1のケースと、上記中心画像(Jt )の平滑
化された時間的輝度(Gt )が他の2個の平滑化された
時間的輝度(Gt-1 ,Gt+1 )の中の少なくとも一方と
実質的に一致する第2のケースとを区別するため、ノイ
ズピークが予め平滑化された上記3個の時間的輝度(G
t-1 ,Gt ,Gt+1 )をテストする段階と、上記第1の
ケースにおいて上記中心画像の上記現在画素の上記平滑
化された時間的輝度(Gt )をそのままノイズフィルタ
処理された輝度(Rt )として上記中心画像(Jt )の
上記現在画素[P(x,y)]に割り当て、上記第2の
ケースにおいて上記3個の平滑化された時間的輝度(G
t-1 ,Gt ,Gt+1 )に適用されたメジアンフィルタの
結果を上記ノイズフィルタ処理された輝度(Rt )とし
て上記中心画像(Jt )の上記現在画素[P(x,
y)]に割り当てる段階とを含む。
【0006】本発明の方法の利点は、それほど複雑では
ないということである。すなわち、FMHフィルタの基
本マスク内の画素数と閾値である1個のパラメータを定
義するだけでよい。上記の方法を実施する手段を含む医
用映像化装置は請求項8に記載されている。本発明の医
用映像化装置は、ディジタル画像のシーケンスを獲得す
る画像獲得システムと、上記画像獲得システムのデータ
及び表示システムにアクセスする画像処理システムとを
有し、上記画像処理システムは上記本発明の画像処理方
法を実施するプロセッサを含む。
【0007】蛍光透視モードの場合に、本発明の医用映
像化装置は、非常に小さいツールを使用して、従来、患
者及び放射線医師に有害である非常に多量の放射線量を
用いなければ実現できないような画質及び小さいツール
の動きを保存したまま、非常に繊細な手術をオンライン
追跡することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
を詳細に説明する。図1の(A)は、10画素未満の直
径を有するカテーテルのような小さいディテールを保存
したまま画像のノイズを圧縮する画像処理方法の各ステ
ップを示す図である。また、この方法は、動きに対する
耐性が強く、画像間で移動する対象物、特に、移動中の
カテーテルのような小さい対象物の小さいディテールを
保存したまま画像のシーケンス中の画像のノイズを圧縮
する。
【0009】この方法は、特に、画像を形成するX線源
からのX線の強度が非常に弱く、画像が非常に多くのノ
イズを含む蛍光透視モードで獲得されたX線画像のシー
ケンスに使用され得る。上記画像はノイズと共にノイズ
ピークを含む。また、本方法は、テレビジョン画像を符
号化するために使用することができる。ビデオ画像は高
周波成分のノイズを含み、ノイズがそれ自体妨害性でな
いとしても、高周波成分を符号化することは困難、か
つ、高コストであるので、好ましくは、符号化をする前
にビデオ画像からノイズが除去される。
【0010】図2の(A)に示されるように、以下に説
明する方法は、好ましくは、3枚の時間的に連続した画
像(以下、連続時間画像とも称する)を用いて実行され
る。時間的に最初に供給された画像は、画像Jt-1 と記
され、かつ、先行画像と称され、時間的に2番目に供給
された画像は、画像Jt と記され、現在画像と称され、
時間的に3番目に供給された画像は、画像Jt+1 と記さ
れ、後続画像と称される。画素P(x,y)が画像中で
XY座標系のx,y座標で指定される場合を想定する。
現在画像Jt 内の画素P(x,y)の輝度It(x,y)をフ
ィルタリングする方法は、先行画像及び後続画像の同じ
画素の輝度It-1(x,y)及び輝度It+1(x, y)を用いて実行
される。上記輝度は、以下の説明では、簡単化のためI
t 、It- 1 及びIt+1 によって示される。
【0011】図1の(A)、図3の(A)乃至(D)、
並びに、図4の(A)及び(B)を参照するに、最初
に、例えば、従来技術において公知の純然たる空間フィ
ルタFMH−1D又はFMH−2Dの中の一方を利用し
て、シーケンス中の3枚の連続画像毎に空間フィルタリ
ング演算が行われる。この空間フィルタリングの目的
は、各画像をノイズピークに関して個別に平滑化するこ
とである。空間フィルタは、このフィルタのマスクの分
枝の中心画素である現在画素P(x,y)に適用され
る。想定しているフィルタに依存して、各分枝は、水平
若しくは垂直方向、又は、場合によっては対角方向に延
びる。換言すると、各分枝は、画像の行若しくは列方
向、又は、行と列の二等分線方向に延びる。マスクは数
個の直線状に配置された画素により形成される。2画素
よりなるマスクは、非常に満足できる結果を与える。
【0012】図4の(A)に示される如く、現在画像J
t に適用される空間フィルタFMH−1Dは、図3の
(A)に番号1で示されている基本フィルタFIR−1
Dの分枝H1内の画素の輝度の平均値MH1と、分枝H
2内の画素の輝度の平均値MH2と、中心画素P(x,
y)の輝度It との中から輝度MED1を発生するメジ
アンフィルタ101を含む。また、この空間フィルタF
MH−1Dは、図3の(B)に番号2で示されている基
本フィルタFIR−1Dの分枝V1の平均値MV1と、
分枝V2の平均値MV2と、中心画素の輝度It との中
から輝度MED2を発生するメジアンフィルタ102を
含む。空間フィルタFMH−1Dは、現在画像Jt 内で
座標x,yを有する点P(x,y)に対し空間的に平滑
化された時間的輝度Gt(x,y)を供給するため、輝度ME
D1と、輝度MED2と、中心画素の輝度It との間に
メジアンフィルタ103を含む。
【0013】同じ空間フィルタリング演算FMH−1D
は、二つの補助的な空間的に平滑化された時間的輝度G
t-1(x,y)及びGt+1(x,y)を供給するため、先行画像及び
後続画像に対しても行われる。これらの平滑化された時
間的輝度Gt(x,y)、Gt-1(x, y)及びGt+1(x,y)は、以
下、簡単のためGt 、Gt-1 及びGt+1 として参照され
る。図3の(B)の基本フィルタの分枝は、図3の
(A)の基本フィルタの分枝に対し90°回転されてい
る。メジアンフィルタ103はメジアンフィルタ10
1、102とカスケード接続されている。
【0014】図4の(B)に示される如く、現在画像J
t に適用される純然たる空間フィルタFMH−2Dは、
図3の(C)に番号3で示されている基本フィルタFI
R−2Dの分枝H1、H2、V1及びV2内の夫々の画
素の輝度の平均値MH1、MH2、MV1及びMV2
と、中心画素P(x,y)の輝度It との間で、輝度M
ED1’を発生するメジアンフィルタ111を含む。ま
た、図4の(B)の空間フィルタFMH−2Dは、図3
の(D)に番号4で示されている基本フィルタFIR−
2Dの分枝NE、NN、SE及びSW内の夫々の平均輝
度MNE、MNN、MSE及びMSWと、中心画素の輝
度It との間にメジアンフィルタ112を含む。図3の
(D)のフィルタの分枝は図3の(C)のフィルタの分
枝に対し45°回転されている。次に、メジアンフィル
タ113が、輝度MED1’と、輝度MED2’と、中
心画素の輝度It との間で適用され、現在画像Jt 内で
座標x,yを有する点P(x,y)に対し空間的に平滑
化された時間的輝度Gt を供給する。類似した演算を先
行画像Jt-1 及び後続画像Jt+1 で実行することによ
り、シーケンス中の3枚の連続画像に対し別の2個の平
滑化された時間的輝度G t-1 及びGt+1 が得られる。
【0015】基本空間フィルタFIR−1D又はFIR
−2Dと、従来技術を説明する上記の引用文献に開示さ
れているように1乃至数レベルでカスケード状に配置さ
れたメジアンフィルタとの多数の他の組合せは、FMH
と称される純然たる空間フィルタを形成するため実施可
能である。図1の(A)を参照するに、空間フィルタ構
造FMHは、元の時間的輝度It- 1 、It 及びIt+1
ノイズピークに関して空間的に平滑化された時間的輝度
t-1 、Gt 及びGt+1 によって置き換えるため、3枚
の連続画像Jt-1 、Jt 及びJt+1 の各画像の所定の現
在画素P(x,y)に対し、ブロック11、12及び1
3の形式で選択、適用される。
【0016】図8を参照するに、本方法は、標準かつシ
ステマティック(系統的)に、例えば、左から右へ、上
から下に、画像のX軸と平行に走査線X1,X
2...,XN等に沿って各画像Jt-1 、Jt 及びJ
t+1 を走査することにより自動化される。メジアンフィ
ルタリング演算は平均値の形成よりも優れている点に注
意する必要がある。この優位な点は、メジアンフィルタ
の結果が何れかの入力の不規則な輝度変動によってバイ
アスされないことである。一つの輝度入力が他の輝度入
力よりも不規則な標準偏差を有する輝度から形成された
平均値は、この不規則な値が存在することによってバイ
アスされる。したがって、メジアンフィルタに基づく空
間フィルタFMHの使用は、格別の関心事である。
【0017】図1の(A)を参照するに、本方法の以下
のステップ20、30及び40において、空間的に平滑
化された時間的輝度値が選択され、その時間的輝度値が
現在時間画像Jt 内の現在画素P(x,y)に与えられ
る。このため、2個の量が定義される。図2の(B)を
参照するに、第1の量は、ノイズの平均値mB に関する
標準ノイズ偏差σB である。標準ノイズ偏差σB は、所
定数の輝度レベルの値、例えば、256個の輝度レベル
の中の15個の輝度レベルの値として先験的に決定さ
れ、或いは、当業者に公知の任意の他の適当な方法で決
定することができる。図2の(B)には、時間tの関数
として一定に保たれた平均輝度mB のレベルが示され、
この平均値mB に対する標準偏差σB を決定するノイズ
の変動が輝度軸I方向に測定される。
【0018】第2の量は比例定数Kである。積K×σB
により取得される係数は、ノイズ圧縮係数と呼ばれ、ユ
ーザが望むノイズ圧縮を実現すべく経験的に制御される
閾値を構成する。第2のステップ20の間に、一方で、
時間的輝度Gt が他の2個の時間的輝度Gt-1 及びG
t+1 から著しく偏る第1の場合を検出し、他方で、時間
的輝度Gtが他の2個の時間的輝度Gt-1 及びGt+1
中の少なくとも一方と実質的に一致する第2の場合を検
出するため、図1の(B)に示されたサブステップが実
行される。この演算により、以下の2通りの状況、すな
わち、 ・小さい対象物の動き(通過する動き) ・「プラトー」と称される形状を有する拡がりのある対
象物の動き(プラトー運動) を区別する。
【0019】図5の(A)には、3枚の画像Jt-1 、J
t 及びJt+1 の間の小さい対象物OBJの動きの影響が
示されている。画像Jt-1 において、小さい対象物OB
Jは画素P(x,y)に存在しないが、画像Gt 内に存
在し、画像Jt+1 内には存在しなくなる。したがって、
空間的に平滑化された時間的輝度Gt は、他の空間的に
平滑化された時間的輝度Gt-1 及びGt+1 から非常に大
きく偏る。図5の(B)には、輝度軸Gに関する上記の
時間的に平滑化された輝度Gt-1 、Gt 及びG t+1 の分
類が示されている。同図において、0は画像中の最小輝
度又は黒に対応し、255は最大輝度又は白に対応す
る。
【0020】図6の(A)には、3枚の画像Jt-1 、J
t 及びJt+1 の間のプラトーPTの動きの効果が示され
ている。画像Jt-1 に示された一例では、プラトーPT
は、未だP(x,y)に達していないが、プラトーPT
は画像Jt 内に存在し、また、画像Jt+1 内にも存在す
る。したがって、図6の(B)を参照するに、プラトー
の場合に、画像Jt 内の輝度Gt は、一般的に、少なく
とも先行画像の輝度若しくは後続画像の輝度と実質的に
一致する。
【0021】図6の(A)及び(B)から、メジアンを
適用することにより画素P(x,y)に対し系統的に輝
度Gt 、Gt-1 、Gt+1 の中の一つを選択することは望
ましくないことが分かる。その理由は、メジアンは輝度
t から非常に離れている値を選択するので、このメジ
アンによって提供される結果は小さい対象物の動きがあ
る場合に系統的に誤りを含むからである。
【0022】このような誤りを回避するため、本発明の
方法は、テストブロックと称されるステップ20におい
て、上記2通りの状況の選択を行う。上記2通りの状況
は、図1の(B)に示されるように、サブステップの2
本の分枝を実施することにより選択される。第1の分枝
では、最初のサブステップ21でGt とGt-1 の差の絶
対値D1が計算され、次に、この絶対値D1は、2番目
のサブステップ23において、以下の式: |Gt −Gt-1 |>KσB ? に従ってD1をテストすることにより、ノイズ圧縮係数
KσB と比較される。第2のサブステップ23の最後に
得られるこのテストの結果、すなわち、イエス又はノー
(1/0)は、図1の(B)に示された論理ANDゲー
ト25の第1の入力に供給される。
【0023】第2の分枝では、最初のサブステップ22
でGt とGt+1 の差の絶対値D2が計算され、次に、こ
の絶対値D2は、2番目のサブステップ24において、
以下の式: |Gt −Gt+1 |>KσB ? に従ってD2をテストすることにより、ノイズ圧縮係数
KσB と比較される。第2のサブステップ24の最後に
得られるこのテストの結果、すなわち、イエス又はノー
(1/0)は、図1の(B)に示された論理ANDゲー
ト25の第1の入力に供給され、テストステップ20の
2本の分枝に共通した第3のサブステップが構成され
る。
【0024】図7は、入力のイエス又はノーに基づく論
理ANDゲート25の効果を示す図である。イエス及び
ノーは、夫々、信号1及び信号0によって表現される。
論理ANDゲート25の出力は、トリガと称される図1
の(A)に示されたステップ30に与えられる。トリガ
ステップ30は、3個の時間的輝度Gt 、Gt-1 及びG
t+1 の中からRt の選択を行うため、メジアン40の動
作をトリガするか、或いは、現在画像Jt の現在画素P
(x,y)に対しフィルタリングされた時間的輝度値R
t として供給するため、時間的輝度値Gt の自動選択を
トリガする。
【0025】図7を参照するに、論理ANDゲートは、
両方の入力が共にイエスに対応した1の場合、すなわ
ち、差の絶対値D1=|Gt −Gt-1 |及びD2=|G
t −G t+1 |が共にKσB よりも大きい場合に限り、出
力として1、すなわち、イエスを有する。このとき、G
t は、Gt-1 及びGt+1 から非常に隔たりのある時間的
輝度値であり、図5の(A)に示されるように小さい対
象物OBJが動き回る場合に対応する。トリガステップ
30は、画像Jt 内の現在画素P(x,y)に対するフ
ィルタリングされた時間的輝度値Rt としてGt をその
まま選択するようトリガする。その理由は、メジアンフ
ィルタが上記の通り動き回る小さい対象物を消去する輝
度値を生成するからである。
【0026】全ての他の場合に、ANDゲートの2個の
入力の中の少なくとも一方が零に一致する場合、すなわ
ち、一方の入力がイエス、他方の入力がノーである場
合、出力は零に一致する。その場合、差の絶対値D1=
|Gt −Gt-1 |とD2=|G t −Gt+1 |の何れか一
方だけがKσB よりも大きい。図6の(B)を参照する
に、Gt はGt-1 又はGt+1 の何れか一方に近い輝度値
を有し、他方の輝度値は非常に隔たりがある。かくし
て、図6の(A)に示されたプラトーPTの動きが想定
される。したがって、トリガステップ30はメジアン4
0をトリガする。メジアン40は、3個の時間的輝度G
t 、Gt-1 及びGt が入力として与えられ、現在画像J
t 内の画素P(x,y)に加えられるべきフィルタリン
グされた時間的輝度値である値Rt を出力する。このメ
ジアンは、Rt として、値Gt 、若しくは、Gt-1 とG
t の2個の中で、サブステップ23及び24の間に計算
されたGt との差の絶対値が小さい方、すなわち、差の
絶対値が閾値KσB よりも大きくない値を選択する。
【0027】上記の通り、小さい対象物の定まらない動
きが存在する画像のゾーンの場合に、小さい対象物に関
係した画素はノイズピークを平滑化する単一の空間フィ
ルタリング演算だけを行なうことにより除かれる。他の
全ての場合に、すなわち、画像の他の全てのゾーンの場
合、第1の空間フィルタリング演算と第2の時間フィル
タリング演算の二つの連続したフィルタリング演算を画
像の画素に適用することが望ましい。したがって、所定
の画素に対し単一の空間フィルタリングだけを適用する
か、或いは、二つの連続したフィルタリング演算が適用
されるべきかを決定するテスト演算が非常に重要であ
る。
【0028】実際上、単一のフィルタFMH−1D又は
FMH−2Dに限定されたフィルタリング演算は、処理
されている画素を取り巻くゾーンに上記のノイズピーク
及びパターンを生じさせる。その理由は、FMHタイプ
の基本フィルタが想定しているゾーン内で特定の方向を
他の方向よりも優先するからである。したがって、いわ
ゆるテスト演算は、調節可能なノイズ圧縮係数KσB
依存する。
【0029】Kに対する制御手段を用いて係数KσB
調節するため、以下の事項を考慮する必要がある。すな
わち、 ・Kが非常に小さい場合、テスト演算の結果は常に肯定
的なイエスであり、時間メジアンは適用されない。フィ
ルタリングは、常に純然たる空間フィルタリングに限定
され、それによる効果は上述の通りである。 ・Kが非常に大きい場合、テスト演算の結果は常に否定
的なノーであり、出力側で常に時間メジアンが存在し、
小さい対象物の定まらない動きが消去される危険性を伴
う。
【0030】パラメータKが正しく調節されたとき、本
発明の方法は、時間メジアンによる動いている小さい対
象物の処理を回避しながら、定まらない動きをする小さ
い対象物を保存し、画像の全ての他の画素を処理するた
め時間メジアンの前に空間的フィルタリングを実行す
る。本方法は1画素ずつ順番に適用されるので、メジア
ンがトリガされず、空間フィルタリングだけが適用され
たとき、動いている小さい対象物を表現する数画素だけ
が関係している。画像の他のゾーンは2通りのフィルタ
リング演算、すなわち、空間フィルタリングと、後に続
く時間メジアンとが適用される。
【0031】他方で、係数Kは、テスト演算が画像中の
ノイズレベルを考慮するような形で、標準ノイズ偏差σ
B に適用されることが同様に重要である。さもなけれ
ば、ノイズを考慮することなく小さい対象物を検出する
ことは容易ではない。上記の方法は、長い画像のシーケ
ンスの時間画像に対し順番に簡単なフィルタリングを実
現し、所定の画像のフィルタリングのため、先行画像の
フィルタリング中に獲得されたデータを利用する。実際
上、画像のシーケンス中で、4番目の画像Jt+2 が画像
t+1 の後に供給されたとき、画像Jt 及びJt+1 に対
し予め計算されたフィルタFMHの2個の結果が既に獲
得されている。したがって、シーケンスの新しい画像が
供給される毎に、FMH11、12、13の計算と、メ
ジアン101、102、103又はメジアン111、1
12、113の計算と、2回のテスト演算とを行う必要
がある。これらの演算は実時間で行われ得る。本方法を
実施するため、従来の「ディジタルシグナルプロセッサ
DSP−C80」タイプのプロセッサを使用してもよ
い。512×512画素からなる画像の場合、上記の演
算ステップは、このプロセッサによって15msで実行
される。かくして、画像は、毎秒25枚の画像のシーケ
ンスの場合に40ms毎に1画像のレートで通過する。
したがって、画像は実時間で容易に処理される。
【0032】フィルタリング係数又は閾値KσB に関す
る限り、表形式にまとめることが可能であり、論理AN
Dゲートは当業者に周知である。したがって、図1の
(A)及び(B)を参照して説明したフィルタは容易に
実施することができる。このフィルタは、乗算を行わな
くてもよいという利点がある。本発明によるフィルタの
各ステップ中に、空間フィルタが時間成分を含むことに
より、純然たる空間フィルタFMH11、12、13
は、画像Jt のノイズを圧縮し、特に、ノイズピークを
除去する。しかし、これらの空間フィルタは、基本空間
フィルタ1、2、3若しくは4の形状又はマスクに起因
したパッチ又はノイズパターンを除去できない場合があ
る。本発明によれば、既にフィルタリングされた空間的
輝度Gt 、G t-1 、Gt+1 に対し時間的な形で適用され
るメジアンフィルタ40は、画像中のノイズを非常に強
力に圧縮し、ノイズパッチを完全に除去する。一般的に
言うと、図1の(A)及び(B)に示されたフィルタ
は、小さい対象物の定まらない動きに対し非常に耐性が
あるので、図5の(A)及び図6の(A)を参照して説
明された問題点を解決する。
【0033】
【実施例】図9は、一例として、上記のノイズ圧縮方法
を実施する手段を具備したディジタル放射線写真システ
ムを含む医用映像化装置を示す図である。医用映像化装
置は、X線源101と、患者を収容するテーブル102
と、患者を通過したX線を受信するための画像増倍器1
03と、画像増倍器103に接続された撮像管104
と、撮像管104からデータが供給され、マイクロプロ
セッサを有する画像処理システム105とを含む。画像
処理システム105は、数種類の出力を有し、その中の
出力106は、処理後又は処理前の画像若しくは画像の
シーケンスを表示するモニター107に接続される。
【0034】ディジタル放射線写真画像は、8ビット若
しくは10ビットで符号化された512×512画素又
は1024×1024画素を含む。各画素には、1から
256又は1024までの輝度レベルが割り当てられ
る。例えば、画像の暗い領域は低輝度レベルを有し、明
るい領域は高輝度レベルを有する。ディジタル画像は蛍
光透視モードで獲得され得る。本発明は、特に、動脈造
影画像の処理のため使用され得る。
【0035】上記の本発明の方法によるディジタル画像
処理の種々のステップ及び演算は画像処理システム10
5で実施される。データはメモリ領域(図示しない)に
格納され得る。記録手段(図示しない)を使用しても構
わない。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は、本発明による時間成分を有する空間
フィルタFMH−3Dの各ステップを表す機能ブロック
図であり、(B)は(A)のフィルタ中のテスト機能ブ
ロックを表す図である。
【図2】(A)は画像のシーケンスの中の3枚の連続画
像を表す図であり、(B)は標準ノイズ偏差の測定量を
示すグラフである。
【図3】(A)及び(B)はフィルタFMH−1Dを実
現するためのフィルタFIR−1Dを示す図であり、
(C)及び(D)はフィルタFMH−2Dを実現するた
めのフィルタFIR−2Dを示す図である。
【図4】(A)はフィルタFMH−1Dを表し、(B)
はフィルタFMH−2Dを表す図である。
【図5】(A)は小さい移動対象物を含む画像のシーケ
ンスの中の3枚の連続画像を示す図であり、(B)はメ
ジアンによって選択するための(A)に示された画像に
関係した輝度の分類を表す図である。
【図6】(A)は「プラトー」形の移動対象物を含む画
像のシーケンスの中の3枚の連続画像を示す図であり、
(B)はメジアンによって選択するための(A)に示さ
れた画像に関係した輝度の分類を表す図である。
【図7】輝度を選択する信号に対する論理ANDゲート
の効果を示す図である。
【図8】処理されるべきが相を走査する標準的な方法を
示す図である。
【図9】本発明による方法を実施する医用映像化装置を
表す図である。
【符号の説明】
10 空間フィルタリングブロック 11,12,13 有限インパルス応答メジアンハイ
ブリッド(FMH)構造 20 テストステップ 21,22 差の絶対値計算ステップ 23,24 差の絶対値テストステップ 25 論理アンドゲート 26 判定結果 30 トリガブロック 40 メジアンフィルタブロック 51 時間的輝度値Gt 52 時間的輝度値Rt
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 590000248 Groenewoudseweg 1, 5621 BA Eindhoven, Th e Netherlands

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理されるべき中心画像(Jt )が中央
    にある3枚の連続的なシーケンスの画像(Jt-1
    t ,Jt+1 )において同一位置(x,y)で現在画素
    [P(x,y)]に関係する3個の時間的輝度が判定さ
    れる、画像のノイズを圧縮する画像処理方法において、 上記中心画像(Jt )の平滑化された時間的輝度
    (Gt )が他の2個の平滑化された時間的輝度
    (Gt-1 ,Gt+1 )と実質的に異なる第1のケースと、
    上記中心画像(Jt )の平滑化された時間的輝度
    (Gt )が他の2個の平滑化された時間的輝度
    (Gt-1 ,Gt+1 )の中の少なくとも一方と実質的に一
    致する第2のケースとを区別するため、ノイズピークが
    予め平滑化された上記3個の時間的輝度(Gt-1
    t ,Gt+1 )をテストする段階と、 上記第1のケースにおいて上記中心画像の上記現在画素
    の上記平滑化された時間的輝度(Gt )をそのままノイ
    ズフィルタ処理された輝度(Rt )として上記中心画像
    (Jt )の上記現在画素[P(x,y)]に割り当て、
    上記第2のケースにおいて上記3個の平滑化された時間
    的輝度(Gt-1 ,Gt ,Gt+1 )に適用されたメジアン
    フィルタの結果を上記ノイズフィルタ処理された輝度
    (Rt )として上記中心画像(Jt )の上記現在画素
    [P(x,y)]に割り当てる段階とを含む画像処理方
    法。
  2. 【請求項2】 上記テストをする段階は、 上記中心画像の上記平滑化された時間的輝度(Gt
    と、それ以外の2枚の画像の上記平滑化された時間的輝
    度(Gt-1 ,Gt+1 )との差の絶対値によって形成され
    る2個の差分(D1,D2)を決定する段階と、 閾値を決定する段階と、 上記各差分を上記閾値と比較する段階と、 上記2個の差分(D1,D2)が共に上記閾値を超える
    とき、上記第1のケースに従って行われる上記ノイズフ
    ィルタ処理された輝度(Rt )の割り当てをトリガし、 上記2個の差分の中の高々1個の差分だけが上記閾値を
    超えるとき、上記第2のケースに従って行われる上記ノ
    イズフィルタ処理された輝度(Rt )の割り当てをトリ
    ガする段階とを有する請求項1記載の画像処理方法。
  3. 【請求項3】 上記閾値は、調節可能な係数(K)と、
    上記画像中のノイズの平均値に関する平均ノイズ偏差
    (σB )の積として得られるノイズ圧縮係数(KσB
    であり、 上記調節可能な係数(K)は、定まらない動きをする小
    さい対象物が処理されるべき画像のゾーンに現れるとき
    に限り、上記メジアンフィルタが適用されないように制
    御される請求項2記載の画像処理方法。
  4. 【請求項4】 ノイズピークに関する上記3枚の連続的
    な画像の輝度の平滑化は、上記3枚の各画像毎に空間的
    かつ別個に行われる請求項1又は2記載の画像処理方
    法。
  5. 【請求項5】 上記3枚の連続的な画像(Jt-1
    t ,Jt+1 )の輝度の平滑化は、有限インパルス応答
    を備えた1個以上のマスク構造にカスケードされた1個
    以上のメジアンフィルタを含む2次元空間フィルタを用
    いて別個に行われる請求項4記載の画像処理方法。
  6. 【請求項6】 上記3枚の連続的な画像(Jt-1
    t ,Jt+1 )の輝度の平滑化は、有限インパルス応答
    を備えた1個以上のマスク構造にカスケードされた1個
    以上のメジアンフィルタを含む1次元空間フィルタを用
    いて別個に行われる請求項4記載の画像処理方法。
  7. 【請求項7】 上記画像は標準的な形式で1画素毎に順
    番に自動的に走査され、 上記段階が各画素毎に自動的に実行される請求項1乃至
    6のうちいずれか一項記載の画像処理方法。
  8. 【請求項8】 ディジタル画像のシーケンスを獲得する
    画像獲得システムと、上記画像獲得システムのデータ及
    び表示システムにアクセスする画像処理システムとを有
    し、 上記画像処理システムは請求項1乃至7のうちいずれか
    一項記載の画像処理方法を実施するプロセッサを含む医
    用映像化装置。
JP10362988A 1997-12-23 1998-12-21 3個の時間画像のシーケンスの画像中のノイズを圧縮する画像処理方法及び医用映像化装置 Pending JPH11265447A (ja)

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