JPH11265229A - 電子機器 - Google Patents

電子機器

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JPH11265229A
JPH11265229A JP10068307A JP6830798A JPH11265229A JP H11265229 A JPH11265229 A JP H11265229A JP 10068307 A JP10068307 A JP 10068307A JP 6830798 A JP6830798 A JP 6830798A JP H11265229 A JPH11265229 A JP H11265229A
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JP
Japan
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lock
housing
functional component
pack
eject
Prior art date
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Pending
Application number
JP10068307A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Matsumoto
靖男 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH11265229A publication Critical patent/JPH11265229A/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
  • Battery Mounting, Suspending (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、機能部品のロック解除とパック収容
部からの押し出しを同時に行え、機能部品の取り外し作
業を簡単に行える電子機器を得ることにある。 【解決手段】電子機器1 は、筐体4 のバッテリ収容部16
に取り外し可能に収容されたバッテリパック30と;筐体
に設置され、バッテリパックに係合するロック位置と、
バッテリパックから離脱されるロック解除位置とに亘っ
て移動可能なロック部材39a,39b と;筐体に設置され、
ロック部材をロック位置に移動させる第1の位置と、ロ
ック部材をロック解除位置に移動させる第2の位置とに
亘って操作されるイジェクト部材49とを備えている。イ
ジェクト部材は、第2の位置に移動された時に、バッテ
リパックに当接してこのバッテリパックをバッテリ収容
部から押し出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポータブルコンピ
ュータや移動体情報端末機器のような電子機器に係り、
特にその筐体に収容されたバッテリパックを取り外すた
めの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】ポータブルコンピュータや移動体情報端
末機器に代表される携帯形の電子機器は、近年ますます
小型軽量化が進み、スーツのポケットやバッグに収納し
て手軽に持ち運べるようになっている。
【0003】この種の電子機器は、キーボードを有する
箱状の筐体を備えている。この筐体の内部には、ハード
ディスク駆動装置のような記憶装置や回路基板が収容さ
れている。そして、この電子機器は、商用交流電源が得
られないような場所でも使用し得るように、駆動用電源
として機能するバッテリパックを装備している。
【0004】このバッテリパックは、充電あるいは交換
時に筐体から取り外す必要があるため、従来、上記筐体
の底部にバッテリパックを取り外し可能に収容するバッ
テリ収容部を形成した電子機器が知られている。バッテ
リ収容部は、筐体の底壁やこの底壁に連なる前壁に連続
して開放されるような凹所にて構成され、上記バッテリ
パックの取り外し作業や取り付け作業を筐体を分解する
ことなく簡単に行えるようになっている。
【0005】ところで、従来の電子機器は、バッテリパ
ックをバッテリ収容部にロックするためのロックレバー
を装備している。ロックレバーは、バッテリパックに係
合するロック位置と、このバッテリパックから離脱され
るロック解除位置とに亘ってスライド可能に筐体に支持
されており、このロックレバーは、スプリングを介して
常にロック位置に向けて付勢されている。
【0006】また、ロックレバーは、指先を引っ掛ける
ための摘み部を有している。この摘み部は、バッテリ収
容部に隣接した位置において筐体の底壁に露出されてい
る。そのため、摘み部に指先を引っ掛けてロックレバー
をロック位置からロック解除位置に向けてスライドさせ
ると、このロックレバーがバッテリパックから離脱し、
バッテリ収容部に対するバッテリパックのロックが解除
されるようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のロックレバー
は、バッテリパックのロックを確実に行うため、スプリ
ングを介して常にロック位置に向けて付勢されている。
そのため、バッテリパックをバッテリ収容部から取り外
すに当って、ロックレバーをロック解除位置にスライド
させた状態で摘み部から指先を放すと、ロックレバーが
ロック位置に戻ってしまい、バッテリパックが再びロッ
クされる。
【0008】そのため、従来の電子機器において、バッ
テリパックをバッテリ収容部から取り外す際には、一方
の手の指先でロックレバーをロック解除位置にスライド
させたまま、他方の手でバッテリパックを掴んでバッテ
リ収容部から引き出す作業を必要としている。したがっ
て、バッテリパックの取り外し作業は、必ず両手で行わ
なくてはならず、作業性が悪いといった問題がある。
【0009】しかも、バッテリパックは、バッテリ収容
部のコネクタに嵌合されているので、ユーザは、このコ
ネクタの嵌合力に打ち勝つようにバッテリパックをバッ
テリ収容部から引き出さねばならない。そのため、バッ
テリパックの取り外しに多大な手間と労力を要し、この
点においても今一歩改善の余地が残されている。
【0010】本発明は、このような事情にもとづいてな
されたもので、その第1の目的は、バッテリパックのよ
うな機能部品のロックを解除すると同時に、この機能部
品をパック収容部から強制的に押し出すことができ、機
能部品の取り外し作業を簡単に行える電子機器を得るこ
とにある。
【0011】本発明の第2の目的は、上記第1の目的に
加えて、機能部品をパック収容部に確実にロックでき、
しかも、機能部品の押し出し作業をバランス良く滑らか
に行える電子機器を得ることにある。
【0012】本発明の第3の目的は、上記第1の目的に
加えて、機能部品のロックが不所望に解除されるのを防
止でき、ロックの信頼性を高めることができる電子機器
を得ることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るため、請求項1に記載された電子機器は、パック収容
部を有する筐体と;この筐体のパック収容部に取り外し
可能に収容されたパック状の機能部品と;上記筐体に設
置され、上記機能部品に係合するロック位置と、この機
能部品から離脱されるロック解除位置とに亘って移動可
能なロック部材と;上記筐体に設置され、ロック部材を
ロック位置に移動させる第1の位置と、ロック部材をロ
ック解除位置に移動させる第2の位置とに亘って選択的
にマニュアル操作されるとともに、上記第2の位置に移
動された時に、上記機能部品に当接してこの機能部品を
パック収容部から押し出すイジェクト部材と;を備えて
いることを特徴としている。
【0014】このような構成において、パック収容部か
ら機能部品を取り外すには、イジェクト部材を第1の位
置から第2の位置に向けて移動させる。すると、この移
動に追従してロック部材がロック位置からロック解除位
置に向けて移動を開始し、このロック部材が機能部品か
ら離脱される。これにより、パック収容部に対する機能
部品のロックが解除される。
【0015】イジェクト部材が第2の位置に達すると、
このイジェクト部材が機能部品に当接し、この機能部品
をパック収容部から押し出す方向に押圧する。そのた
め、イジェクト部材を操作するだけの簡単な作業で機能
部品のロック解除とこの機能部品の押し出しを同時に行
うことができる。
【0016】したがって、機能部品のロックを解除しつ
つ、この機能部品に指先を引っ掛けて引き出すといった
両手を使う面倒な作業が不要となり、機能部品をパック
収容部から取り外す際の作業性が良好となる。
【0017】上記第1の目的を達成するため、請求項7
に記載された電子機器は、パック収容部を有する筐体
と;この筐体のパック収容部に取り外し可能に収容され
たパック状の機能部品と;上記パック収容部に配置さ
れ、上記機能部品に係合するロック位置と、この機能部
品から離脱されるロック解除位置とに亘って移動可能な
ロック部材と;上記筐体に支持され、上記機能部品をパ
ック収容部から取り出す際にマニュアル操作されるイジ
ェクト部材と;を備えている。そして、上記イジェクト
部材は、上記ロック部材をロック位置又はロック解除位
置に移動させる操作部と、上記ロック部材をロック解除
位置に移動させた時に上記機能部品に当接してこの機能
部品をパック収容部から押し出す押圧部と、を含んでい
ることを特徴としている。
【0018】このような構成において、パック収容部か
ら機能部品を取り出すに際して、イジェクト部材をマニ
ュアル操作すると、このイジェクト部材の操作部を介し
てロック部材がロック位置からロック解除位置に強制的
に移動され、ロック部材が機能部品から離脱される。こ
れにより、パック収容部に対する機能部品のロックが解
除される。
【0019】ロック部材がロック解除位置に移動される
と、イジェクト部材の押圧部が機能部品に当接し、この
機能部品をパック収容部から押し出す方向に押圧する。
そのため、イジェクト部材をマニュアル操作するだけの
簡単な作業で機能部品のロック解除とこの機能部品の押
し出しを同時に行うことができる。
【0020】したがって、機能部品のロックを解除しつ
つ、この機能部品に指先を引っ掛けて引き出すといった
両手を使う面倒な作業が不要となり、機能部品をパック
収容部から取り外す際の作業性が良好となる。
【0021】上記第2の目的を達成するため、請求項1
1に記載された電子機器は、パック収容部を有する筐体
と;この筐体のパック収容部に取り外し可能に収容され
たパック状の機能部品と;上記機能部品の取り外し方向
とは略直交する方向に離間した状態で上記パック収容部
の中央に設置され、上記機能部品に係合するロック位置
と、この機能部品から離脱されるロック解除位置とに亘
って移動可能な一対のロック部材と;上記筐体に支持さ
れ、上記機能部品をパック収容部から取り外す際にマニ
ュアル操作されるイジェクト部材と;を備えている。そ
して、上記イジェクト部材は、上記ロック部材に摺動可
能に接触されてこれらロック部材をロック位置又はロッ
ク解除位置に移動させるための一対のカムと、これらカ
ムの間に配置され、上記ロック部材がロック解除位置に
移動された時に上記機能部品の中央に当接してこの機能
部品をパック収容部から押し出す押圧部と、を含んでい
ることを特徴としている。
【0022】このような構成において、パック収容部か
ら機能部品を取り外すに際して、イジェクト部材をマニ
ュアル操作すると、このイジェクト部材のカムがロック
部材に摺動可能に接しているので、このカムの形状に応
じてロック部材がロック位置からロック解除位置に向け
て強制的に移動を開始し、ロック部材が機能部品から離
脱する。これにより、パック収容部に対する機能部品の
ロックが解除される。
【0023】ロック部材がロック解除位置に至ると、イ
ジェクト部材の押圧部が機能部品に当接し、この機能部
品をパック収容部から押し出す方向に押圧する。そのた
め、イジェクト部材を操作するだけの簡単な作業で機能
部品のロック解除とこの機能部品の押し出しを同時に行
うことができる。
【0024】したがって、機能部品のロックを解除しつ
つ、この機能部品に指先を引っ掛けて引き出すといった
両手を使う面倒な作業が不要となり、機能部品をパック
収容部から取り出す際の作業性が良好となる。
【0025】しかも、上記構成によると、イジェクト部
材の押圧部は、一対のロック部材の間において機能部品
の中央を押圧するので、この機能部品を傾くことなくパ
ック収容部から押し出すことができる。
【0026】また、機能部品をパック収容部に収容した
状態において、イジェクト部材を第1の位置に移動させ
ると、一対のロック部材が機能部品に引っ掛かるので、
この機能部品をパック収容部の中央の二個所で保持する
ことができる。そのため、例えば電子機器の運搬時に筐
体に衝撃が加わった場合でも、ロック部材が機能部品か
ら外れるのを防止でき、機能部品をパック収容部にしっ
かりとロックすることができる。
【0027】上記第3の目的を達成するため、請求項1
4に記載された電子機器は、パック収容部を有する筐体
と;この筐体のパック収容部に取り外し可能に収容され
たパック状の機能部品と;上記筐体に設置され、上記機
能部品に係合するロック位置と、この機能部品から離脱
されるロック解除位置とに亘って移動可能なロック部材
と;上記筐体に設置され、上記ロック部材をロック位置
に移動させる第1の位置と、ロック部材をロック解除位
置に移動させる第2の位置とに亘って選択的にマニュア
ル操作されるとともに、上記第2の位置に移動された時
に、上記機能部品に当接してこの機能部品をパック収容
部から押し出すイジェクト部材と;上記イジェクト部材
と筐体との間に設置され、イジェクト部材が第1の位置
に移動されている時に、このイジェクト部材を上記筐体
にロックするとともに、イジェクト部材を第1の位置か
ら第2の位置に移動させる際にイジェクト部材のロック
を解除可能なロック手段と;を備えていることを特徴と
している。
【0028】このような構成において、パック収容部か
ら機能部品を取り外すには、イジェクト部材を第1の位
置から第2の位置に向けて移動させる。すると、この移
動に追従してロック部材がロック位置からロック解除位
置に向けて移動を開始し、ロック部材が機能部品から離
脱される。これにより、パック収容部に対する機能部品
のロックが解除される。
【0029】イジェクト部材が第2の位置に達すると、
このイジェクト部材が機能部品に当接し、この機能部品
をパック収容部から押し出す方向に押圧する。そのた
め、イジェクト部材を操作するだけの簡単な作業で機能
部品のロック解除とこの機能部品の押し出しを同時に行
うことができる。
【0030】したがって、機能部品のロックを解除しつ
つ、この機能部品に指先を引っ掛けて引き出すといった
両手を使う面倒な作業が不要となり、機能部品をパック
収容部から取り出す際の作業性が良好となる。
【0031】しかも、上記構成によると、イジェクト部
材は、ロック手段を介して第1の位置にロックし得るの
で、例えば電子機器の運搬時にイジェクト部材が不所望
に第2の位置に移動するといった不具合を回避できる。
それとともに、機能部品のロックを解除する際には、ロ
ック手段によるイジェクト部材のロックを解除するとい
った意識的な動作を必要とするので、このイジェクト部
材の誤操作を未然に防止することができ、機能部品の不
意なロック解除や押し出しを確実に防止できる。
【0032】また、イジェクト部材のロック解除は、こ
のイジェクト部材を第1の位置から第2の位置に移動さ
せる動作に連続してなされるので、イジェクト部材のロ
ック解除から機能部品のロック解除および機能部品の押
し出しに至る一連の過程を、一つの連続した操作で行う
ことができる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下本発明の第1の実施の形態を
図1ないし図7にもとづいて説明する。図1は、手帳サ
イズの携帯形情報端末機器1を開示している。この情報
端末機器1は、機器本体2と、この機器本体2に支持さ
れたディスプレイ本体3とを備えている。機器本体2
は、合成樹脂製の筐体4を有している。筐体4は、底壁
4a、上壁4b、前壁4c、左右の側壁4dおよび図示
しない後壁を有する偏平な箱状をなしている。
【0034】筐体4の上壁4bは、キーボード装着口5
と凸部6とを備えている。キーボード装着口5は、上壁
4bの略全面に亘るような大きさを有し、このキーボー
ド装着口5にキーボード7が配置されている。凸部6
は、キーボード7の後方において筐体4の幅方向に延び
ているとともに、上壁4bから上向きに突出されてい
る。この凸部6の左右の両側部は、上壁4bの後端部に
連なっており、これら凸部6の両側部と上壁4bとで規
定される角部は、一対のディスプレイ支持部8a,8b
を構成している。
【0035】ディスプレイ本体3は、液晶表示装置10
と、この液晶表示装置10を収容する合成樹脂製のディ
スプレイハウジング11とを備えている。液晶表示装置
10は、文字や図形等の情報を表示する表示画面12を
有している。表示画面12は、ディスプレイハウジング
11の前面の表示窓13を通じてディスプレイ本体3の
外方に露出されている。
【0036】ディスプレイハウジング11は、第1およ
び第2の脚部15a,15bを有している。第1および
第2の脚部15a,15bは、ディスプレイハウジング
11の幅方向に互いに離間して配置されている。第1お
よび第2の脚部15a,15bは、筐体4のディスプレ
イ支持部8a,8bに向けて延びており、これら脚部1
5a,15bの先端が図示しないヒンジ装置を介して筐
体4に連結されている。
【0037】そのため、ディスプレイ本体3は、筐体4
の上壁4bやキーボード7を覆うように倒される閉じ位
置と、筐体4の上壁4bやキーボード7を露出させるよ
うに起立される開き位置とに亘って回動可能に筐体4に
支持されている。
【0038】筐体4は、パック収容部としてのバッテリ
収容部16を備えている。バッテリ収容部16は、筐体
4の前端部において、この筐体4の幅方向に沿って延び
ている。このバッテリ収容部16は、筐体4の底壁4a
および前壁4cに連続して開放された凹所にて構成され
ている。そのため、筐体4の前端部には、筐体4の幅方
向に延びる開口部17が形成されている。
【0039】図3に示すように、バッテリ収容部16
は、仕切り壁18を介して筐体4の内部と仕切られてい
る。仕切り壁18は、図示を省略するが底壁4aの前端
縁部に連なるとともに、この前端縁部から筐体4の厚み
方向に沿って起立されている。この仕切り壁18は、バ
ッテリ収容部16の幅方向に沿う中央部に嵌合凹部19
を有している。嵌合凹部19は、バッテリ収容部16の
幅方向に延びる終端壁20と、この終端壁20の左右両
端部からバッテリ収容部16に向けて前方に延びる一対
の側壁21a,21bとを有している。終端壁20は、
その幅方向に沿う中央部にバッテリ収容部16に連なる
連通孔22を有している。また、側壁21a,21b
は、夫々連通孔23を有し、これら挿通孔23は筐体4
の幅方向に互いに向かい合っている。
【0040】図6に示すように、筐体4の内部には、回
路基板25が収容されている。回路基板25は、筐体4
の底壁4aと平行に配置されており、この回路基板25
の前端部の上面には、第1のコネクタ26が実装されて
いる。第1のコネクタ26は、嵌合凹部19の上方にお
いて、バッテリ収容部16の幅方向に沿う中央に位置さ
れている。この第1のコネクタ26は、複数の接触端子
27を有し、これら接触端子27は仕切り壁18を貫通
してバッテリ収容部16に突出されている。
【0041】情報端末機器1は、駆動用電源として機能
するバッテリパック30を標準装備している。このバッ
テリパック30は、筐体4のバッテリ収容部16に取り
外し可能に収容されている。バッテリパック30は、合
成樹脂製のバッテリケース31と、このバッテリケース
31に収容された複数の二次電池(図示せず)とを備え
ている。
【0042】バッテリケース31は、底壁31a、前壁
31b、後壁31c、上壁31dおよび側壁(図示せ
ず)を有する中空の筒状をなしており、このバッテリケ
ース31は、バッテリ収容部16にきっちりと嵌まり込
むような大きさに定められている。バッテリケース31
の底壁31aおよび前壁31bは、バッテリケース31
をバッテリ収容部16に収容した時に、その開口部17
に露出されるとともに、筐体4の底壁4aおよび前壁4
cに対し略同一平面上に位置されている。
【0043】図3に示すように、バッテリケース31の
後壁31cは、バッテリケース31をバッテリ収容部1
6に収容した時に、筐体4の仕切り壁18と向かい合っ
ている。この後壁31cは、嵌合凸部32を備えてい
る。嵌合凸部32は、バッテリケース31の幅方向の中
央に位置され、上記仕切り壁18の嵌合凹部19に取り
外し可能に嵌合されている。嵌合凸部32は、嵌合凹部
19の終端壁20と向かい合う先端壁32aと、嵌合凹
部19の側壁21a,21bと向かい合う側壁33a,
33bとを有している。側壁33a,33bには、夫々
係合凹部34が形成されており、これら係合凹部34
は、側壁21a,21bの挿通孔23に連なっている。
【0044】また、図6に示すように、バッテリケース
31の後壁31cの中央には、第2のコネクタ35が配
置されている。第2のコネクタ35は、二次電池に電気
的に接続されているとともに、嵌合凸部32の上側に位
置されている。そのため、バッテリパック30は、筐体
4の前方から開口部17を介してバッテリ収容部16に
取り外し可能に差し込まれるようになっており、この差
し込みにより第2のコネクタ35が第1のコネクタ26
の接続端子27に嵌まり込み、バッテリパック30と機
器本体2とが電気的かつ機械的に接続されるようになっ
ている。
【0045】図3に示すように、筐体4の前端部には、
バッテリパック30をバッテリ収容部16にロックする
ロック機構38が配置されている。ロック機構38は、
一対のロック部材39a,39bを備えている。これら
ロック部材39a,39bは、バッテリ収容部16の嵌
合凹部19を挟んで互いに向かい合っており、このバッ
テリ収容部16に対するバッテリパック30の差し込み
方向および取り外し方向とは略直交する方向に離間して
配置されている。
【0046】ロック部材39a,39bは、カム受け部
40と、このカム受け部40に突設された係合爪41
と、上記カム受け部40に突設され、上記係合爪41と
は反対側に向けて延びるスライドガイド42とを備えて
いる。カム受け部40は、カム挿通孔43を有する中空
の筒状をなしている。
【0047】カム挿通孔43は、筐体4の奥行き方向に
沿って水平に延びており、その一端が仕切り壁18の内
面と向かい合っている。係合爪41は、上記嵌合凹部1
9の挿通孔23に挿入されており、これら係合爪41の
先端部が嵌合凹部19に突没可能に突出するようになっ
ている。スライドガイド42は、仕切り壁18の内面の
ガイド壁44に軸方向に摺動可能に支持されている。
【0048】そのため、ロック部材39a,39bは、
係合爪41の先端部が挿通孔23を通じてバッテリ収容
部16の嵌合凹部19に突出するロック位置と、係合爪
41の先端部が挿通孔23内に引っ込むロック解除位置
とに亘ってスライド可能に筐体4の仕切り壁18に支持
されており、これらロック部材39a,39bは、スプ
リング45を介して常にロック位置に向けて付勢されて
いる。
【0049】そして、バッテリ収容部16にバッテリパ
ック30が差し込まれた状態において、ロック部材39
a,39bをロック解除位置からロック位置にスライド
させると、その係合爪41の先端部がバッテリケース3
1の係合凹部34に嵌まり込み、このことによりバッテ
リパック30がバッテリ収容部16に取り外し不能にロ
ックされるようになっている。
【0050】図3ないし図6に示すように、筐体4は、
ロック部材39a,39bをロック位置又はロック解除
位置に人為的にスライドさせるイジェクト機構48を備
えている。イジェクト機構48は、筐体4の幅方向の中
央に位置されている。このイジェクト機構48は、筐体
4の幅方向に延びるイジェクト部材49を備えている。
イジェクト部材49は、嵌合凹部19の終端壁20に隣
接した位置において、筐体4の底壁4aの内面に沿うよ
うに水平に配置されている。
【0051】イジェクト部材49の両端部には、夫々仕
切り壁18に向って延びるガイド片50a,50bが形
成されている。ガイド片50a,50bは、カム受け部
40の挿通孔43に挿入可能な幅寸法を有し、これらガ
イド片50a,50bの先端部が挿通孔43の開口端部
に臨んでいる。ガイド片50a,50bの先端部には、
操作部としての直動カム51が形成されている。直動カ
ム51は、カム受け部40を含むロック部材39a,3
9bのスライド方向に対し傾斜されており、この直動カ
ム51が挿通孔43の開口縁部に接している。
【0052】イジェクト部材49は、嵌合凹部19の終
端壁20に向けて突出する押圧部52を有している。こ
の押圧部52は、イジェクト部材49の幅方向の中央で
あり、かつ上記ガイド片50a,50bの間に位置さ
れ、上記終端壁20の連通孔22と向かい合っている。
【0053】図4ないし図6に示すように、イジェクト
部材49には、操作レバー54が取り付けられている。
操作レバー54は、矩形状の指掛け部55と、この指掛
け部55に連なる連結突起56a,56ba,56bと
を備えている。操作レバー54の指掛け部55は、筐体
4の底壁4aの外面に配置され、上記バッテリ収容部1
6の開口部17の近傍において、筐体4の外方に露出さ
れている。底壁4aの外面には、指掛け部55を収める
凹部57が形成されている。この凹部57の奥行き方向
の寸法A1 は、操作レバー54の奥行き方向の寸法A2
よりも大きく定められている。そのため、指掛け部55
は、凹部57内において筐体4の奥行き方向にスライド
可能となっている。
【0054】凹部56の底部には、第1のスライド孔5
8と第2のスライド孔59とが形成されている。第1の
スライド孔58は、筐体4の奥行き方向に延びている。
第2のスライド孔59は、第1のスライド孔58の一端
から筐体4の幅方向に沿って延びている。したがって、
第1および第2のスライド孔58,59は、凹部56の
底部において互いに直交する方向に延びている。
【0055】凹部56は、上記イジェクト部材49の幅
方向の中間部と向かい合っている。このイジェクト部材
49の中間部には、筐体4の幅方向に延びるガイド孔6
0が形成されている。このガイド孔60は、凹部56の
第2のスライド孔59に連なっている。
【0056】操作レバー54の連結突起56a,56b
は、第2のスライド孔59およびガイド孔60に挿通さ
れている。連結突起56a,56bの挿通先端部には、
爪部62が形成されており、この爪部62がイジェクト
部材49のガイド孔60の開口縁部に摺動可能に引っ掛
かっている。そのため、操作レバー54とイジェクト部
材49とは、連結突起56a,56bを介して互いに連
結されている。
【0057】この場合、連結突起56a,56bの爪部
62が摺動可能に引っ掛かるガイド孔60は、筐体4の
幅方向に延びているので、操作レバー54の指掛け部5
5を第1のスライド孔58に沿う方向に押圧すると、こ
の操作レバー54およびイジェクト部材49は、筐体4
の奥行き方向に沿って一体にスライドするようになって
いる。
【0058】そのため、イジェクト部材49は、操作レ
バー54を筐体4の奥行き方向に押圧することで、その
ガイド片50a,50bの先端がカム受け部40の挿通
孔43の開口縁部に位置する第1の位置と、ガイド片5
0a,50bが挿通孔43内に押し込まれる第2の位置
とに亘って人為的にスライド操作される。
【0059】図3に示すように、イジェクト部材49が
第1の位置にスライドされた状態では、直動カム51が
挿通孔43から引き出された状態にあるので、ロック部
材39a,39bはスプリング45の付勢力によりロッ
ク位置にスライドされている。イジェクト部材49を第
1の位置から第2の位置に向けてスライドさせると、図
7に示すように、ガイド片50a,50bがカム受け部
40の挿通孔43に次第に押し込まれていくので、直動
カム51と挿通孔43の開口縁部との接触部が徐々に変
化する。このため、カム受け部40は、直動カム51の
形状にもとづいて嵌合凹部19の側壁21a,21bか
ら次第に遠ざかり、ロック解除位置にスライドされる。
【0060】図7の(B)に最も良く示されるように、
イジェクト部材49が第2の位置に至ると、その押圧部
52が嵌合凹部19の連通孔22に挿入され、この押圧
部52の先端が嵌合凹部19内に突出する。そのため、
バッテリ収容部16にバッテリパック30が差し込まれ
ている状態では、押圧部52の先端がバッテリケース3
1の嵌合突部32の先端壁32aに当接し、バッテリパ
ック30を仕切り壁18から遠ざかる方向に押し出すよ
うになっている。
【0061】図4に示すように、操作レバー54の連結
突起56a,56bは、イジェクト部材48が第1の位
置にスライドされている時に第1のスライド孔58と第
2のスライド孔59との連続部に位置され、これら連結
突起56a,56bが第2のスライド孔59の一端に位
置されている。この第2のスライド孔59および連結突
起56a,56bの爪部62が引っ掛かるガイド孔60
は、筐体4の幅方向に沿って延びているため、操作レバ
ー54は、イジェクト部材48が第1の位置にスライド
されている限り、それ単独で筐体4の幅方向にスライド
し得るようになっている。
【0062】すなわち、操作レバー54は、その連結突
起56a,56bが第1のスライド孔58と第2のスラ
イド孔59との連続部に位置する操作位置と、連結突起
56a,56bが第1のスライド孔58から外れる待機
位置とに亘って単独でスライド可能となっている。そし
て、図2や図4に示すように、操作レバー54の指掛け
部55を収める凹部57は、第2のスライド孔59に沿
って筐体4の幅方向に拡張されたロック部65を有して
いる。ロック部65は、筐体4の幅方向に延びる縁部6
5aを有し、この縁部65aは、凹部57の奥行き方向
に延びる一側縁57aと略直角に交わっている。
【0063】そのため、操作レバー54を待機位置にス
ライドさせると、指掛け部55の一端がロック部65に
入り込み、この指掛け部55が縁部65aと向かい合う
ようになっている。この結果、連結突起56a,56b
が第1のスライド孔58から外れることと合わせて、指
掛け部55を筐体4の奥行き方向にスライドさせること
ができなくなり、イジェクト部材49が第1の位置に移
動不能にロックされる。
【0064】したがって、本実施の形態では、第2のス
ライド孔59および凹部57のロック部65がイジェク
ト部材49を第1の位置にロックする手段を構成してい
る。このような構成の情報端末装置1において、バッテ
リパック30をバッテリ収容部16から取り外す手順に
ついて説明する。
【0065】まず、筐体4を上下に反転させ、この筐体
4の底壁4aを上向きとする。そして、操作レバー54
の指掛け部55に指先を引っ掛け、この指掛け部55を
待機位置から使用位置に向けて筐体4の幅方向にスライ
ドさせる。このスライドにより、操作レバー54の連結
突起56a,56bが第2のスライド孔59およびガイ
ド孔60に沿って摺動し、この第2のスライド孔59と
第1のスライド孔58との連続部に至る。このため、指
掛け部55が凹部57のロック部65から離脱し、イジ
ェクト部材49の第1の位置でのロックが解除される。
【0066】この状態で指掛け部55を筐体4の前方に
向けて押圧すると、イジェクト部材49が指掛け部55
に追従して第1の位置から第2の位置に向けてスライド
される。このイジェクト部材49のスライドにより、ガ
イド片50a,50bがカム受け部40の挿通孔43に
押し込まれていき、この挿通孔43の開口縁部に直動カ
ム51が摺接する。このため、カム受け部40は、直動
カム51の形状にもとづいて嵌合凹部19の側壁21
a,21bから次第に遠ざかる方向に押圧され、ロック
部材39a,39bロック位置からロック解除位置にス
ライドされる。
【0067】よって、ロック部材39a,39bの係合
爪41がバッテリケース31の係合凹部34から引き出
され、ロック部材39a,39bによるバッテリパック
30のロックが解除される。
【0068】イジェクト部材49が第2の位置にスライ
ドされると、図7の(B)に示すように、このイジェク
ト部材49の押圧部52が連通孔22を通じてバッテリ
収容部16の嵌合凹部19に突出する。そのため、押圧
部52の先端がバッテリケース31の嵌合突部32に当
接し、バッテリパック30を仕切り壁18から遠ざかる
方向に押し出す。
【0069】この結果、バッテリパック30の第2のコ
ネクタ35がバッテリ収容部16の第1のコネクタ26
から引き抜かれ、バッテリパック30と機器本体2との
電気的な接続が解除されるとともに、バッテリパック3
0の前端部がバッテリ収容部16の開口部17から筐体
4の前方に向けて飛び出す。よって、このバッテリパッ
ク30の前端部を手で掴んでバッテリ収容部16から引
き出すことにより、一連のバッテリパック30の取り外
し作業が完了する。
【0070】このような構成の情報端末機器1によれ
ば、イジェクト部材49を操作レバー54を介して第1
の位置から第2の位置にスライドさせるだけの簡単な操
作で、バッテリパック30のロック解除と、このバッテ
リパック30の押し出しを同時に行うことができ、バッ
テリ収容部16からのバッテリパック30の取り外し操
作を片方の手で容易に行うことができる。
【0071】したがって、バッテリパック30のロック
を一方の手で解除しつつ、このバッテリパック30に他
方の手の指先を引っ掛けて引き出すといった両方の手を
使う面倒な作業が不要となり、従来に比べてバッテリパ
ック30をバッテリ収容部16から取り外す際の作業性
が格段に向上する。
【0072】また、イジェクト部材49の押圧部52
は、バッテリケース31の幅方向の中央の嵌合突部32
を押圧するので、バッテリケース31は傾きを生じるこ
となく真っ直ぐにバッテリ収容部16の開口部17から
押し出される。それとともに、この押圧部52は、第1
のコネクタ26と第2のコネクタ35との嵌合部の真上
に位置するので、第1および第2のコネクタ26,35
の嵌合部分に無理な曲げ力やねじり力が加わることはな
く、これらコネクタ26,35の嵌合を容易に解除する
ことができる。よって、バッテリ収容部16からのバッ
テリパック30の取り外しを少ない力で滑らかに行うこ
とができる。
【0073】しかも、上記構成によると、イジェクト部
材49をスライドさせるための操作レバー54は、それ
単独で使用位置と待機位置とに亘ってスライド可能に筐
体4の底壁4aに支持されている。そして、操作レバー
54が待機位置にスライドされている状態では、その指
掛け部55の一端が凹部57のロック部65に入り込ん
でいるとともに、連結突起56a,56bが第1のスラ
イド孔58から外れている。
【0074】そのため、バッテリパック30をバッテリ
収容部16に収容した状態において、操作レバー54を
待機位置にスライドさせておけば、イジェクト部材49
を第1の位置から第2の位置にスライドさせることはで
きず、イジェクト部材49の誤操作を未然に防止するこ
とができる。
【0075】また、イジェクト部材49を第1の位置か
ら第2の位置にスライドさせるには、操作レバー54を
待機位置から使用位置に向けて筐体4の幅方向にスライ
ドさせるといった意識的な操作を必要とする。そのた
め、バッテリパック30の不意なロック解除やバッテリ
収容部16からの押し出しを未然に防止することがで
き、使い勝手が良好となる。
【0076】加えて、操作レバー54の指掛け部55を
筐体4の幅方向に押圧した後、この指掛け部55を筐体
4の奥行き方向に押圧すれば、イジェクト部材49のロ
ックを解除してこのイジェクト部材49を第1の位置か
ら第2の位置にスライドさせることができる。そのた
め、イジェクト部材49のロック解除からバッテリパッ
ク30のロック解除さらにはバッテリパック30の押し
出しに至る一連の過程を、指掛け部55から指先を放す
ことなく一つの連続した動作で行うことができる。よっ
て、イジェクト部材49を第1の位置にロックし得る構
成を採用したにも拘わらず、バッテリパック30を取り
出す際の操作性を良好に維持することができる。
【0077】さらに、バッテリパック30をバッテリ収
容部16に収容した状態において、イジェクト部材49
を第1の位置にスライドさせると、一対のロック部材3
9a,39bの係合爪41がバッテリケース31の幅方
向の中央の係合凹部34に嵌まり込むので、このバッテ
リケース31を幅方向に離間した二箇所で保持すること
ができ、バッテリパック30のロック状態が安定する。
このため、例えば情報端末機器1の運搬時に筐体4に衝
撃が加わったとしても、係合爪41が係合凹部34から
外れるのを防止でき、バッテリパック30をパック収容
部16に確実にロックすることができる。
【0078】なお、本発明は上記第1の実施の形態に特
定されるものではなく、図8ないし図11に本発明の第
2の実施の形態を示す。この第2の実施の形態は、主に
イジェクト部材49を第1の位置にロックするための構
成が第1の実施の形態と相違しており、それ以外の情報
端末機器1の基本的な構成は、上記第1の実施の形態と
同様である。そのため、第2の実施の形態において、上
記第1の実施の形態と同一の構成部分には同一の参照符
号を付して、その説明を省略する。
【0079】図9に示すように、イジェクト部材49
は、その幅方向の中央部に肉厚の増したレバー受け座7
0を有している。このレバー受け座70は、一対のスト
ッパ71a,71bと、一対の貫通孔72a,72b
と、ばね受け部73とを有している。
【0080】ストッパ71a,71bは、筐体4の幅方
向に互いに離間して配置されている。これらストッパ7
1a,71bは、上下方向に弾性変形が可能なレバー部
74を有し、このレバー部74の先端部には、下向きに
張り出す係止凸部75が形成されている。貫通孔72
a,72bは、ストッパ71a,71bの間において、
筐体4の幅方向に互いに離間して配置されており、これ
ら貫通孔72a,72bは、レバー受け座70を厚み方
向に貫通している。ばね受け部73は、下向きに開放さ
れた凹所にて構成され、このばね受け部73は、レバー
受け座70の中央に位置されている。
【0081】イジェクト部材49のレバー受け座70
は、底壁4aの凹部57の底部に摺動可能に重ねられて
いる。この凹部57の底部には、一対の係合孔77a,
77bと、開口部78とが形成されている。
【0082】係合孔77a,77bは、筐体4の幅方向
に互いに離間して配置され、上記ストッパ71a,71
bのレバー部74と向かい合っている。係合孔77a,
77bは、イジェクト部材49のスライド方向に延びる
スリット状をなしている。そして、図8に示すように、
係合孔77a,77bは、レバー部74の係止凸部75
が挿通可能な開口幅を有する第1の部分79と、この第
1の部分79よりも開口幅が減じられた第2の部分80
とを有し、これら第1の部分79と第2の部分80との
境界部には、係止凸部75が取り外し可能に引っ掛かる
角部81が形成されている。凹部57の開口部78は、
矩形状をなしている。この開口部78は、上記貫通孔7
2a,72bに連なるとともに、上記ばね受け部73と
向かい合っている。
【0083】また、凹部57の底部には、上向きに突出
する一対の係止突起82a,82bが突設されている。
係止突起82a,82bは、レバー受け座70を挟んだ
両側において、イジェクト部材49を貫通しており、こ
れら係止突起82a,82bの先端の爪部83がイジェ
クト部材49に摺動可能に引っ掛かっている。そのた
め、イジェクト部材49は、係止突起82a,82bを
介して筐体4の底壁4aに支持されている。
【0084】イジェクト部材49のばね受け座70に
は、イジェクト部材49をスライドさせる合成樹脂製の
操作レバー84が連結されている。操作レバー84は、
矩形状の指掛け部85を有している。この指掛け部85
は、筐体4の奥行き方向に摺動可能に凹部57に収めら
れている。指掛け部85は、一対の押圧突起86a,8
6bと、一対の連結突起87a,87bとを有してい
る。
【0085】押圧突起86a,86bは、底壁4aの下
方から凹部57の係合孔77a,77bに入り込むとと
もに、上記レバー部74の係止凸部75と接離可能に向
かい合っている。連結突起87a,87bは、底壁4a
の下方から開口部78に挿通されており、その先端部が
レバー受け座70の貫通孔72a,72bに入り込んで
いる。これら連結突起87a,87bの挿通先端部に
は、爪部88が形成されている。この爪部88は、開口
部78の開口縁部に摺動可能に引っ掛かっている。この
ことにより、操作レバー84とイジェクト部材49とが
互いに連結され、この操作レバー84を介してイジェク
ト部材49が第1の位置又は第2の位置に選択的にスラ
イドされるようになっている。
【0086】指掛け部85は、開口部78を通じてレバ
ー受け座70のばね受け部73と向かい合っている。こ
れら指掛け部85とばね受け座73との間には、圧縮コ
イルスプリング90が架け渡されている。圧縮コイルス
プリング90は、常に指掛け部85を凹部57から押し
出す方向に付勢しており、この付勢により、連結突起8
7a,87bの爪部88が開口部78の開口縁部に引っ
掛かり、指掛け部85が凹部57の底部から浮き上がっ
た状態に保たれるとともに、押圧突起86a,86bが
ストッパ71a,71bのレバー部74から遠ざけられ
ている。
【0087】したがって、本実施の形態では、ストッパ
71a,71bおよび係合孔77a,77bの角部81
がイジェクト部材49を第1の位置にロックする手段と
して機能している。
【0088】このような構成において、イジェクト部材
49が第1の位置にスライドされている状態において
は、図8および図10の(A)に示すように、イジェク
ト部材49のストッパ71a,71bが係合孔77a,
77bの第1の部分79に位置し、その係止凸部75が
角部81に引っ掛かっている。そのため、イジェクト部
材49の第1の位置から第2の位置へのスライドが制限
され、このイジェクト部材49が第1の位置にロックさ
れている。
【0089】バッテリパック30をバッテリ収容部16
から取り出すには、まず、操作レバー84の指掛け部8
5を圧縮コイルスプリング90の付勢力に抗して指先で
押圧する。この押圧により、図10の(B)に示すよう
に、指掛け部85が凹部57内に押し込まれ、その押圧
突起86a,86bがストッパ71a,71bの係止凸
部75に当接して、この係止凸部75を押し上げる。そ
のため、ストッパ71a,71bのレバー部74が上向
きに弾性的に変形し、係合孔77a,77bの第1の部
分79から押し出される。この結果、係止凸部75と角
部81との係合が解除される。
【0090】指掛け部85を指先で押圧したまま、指掛
け部85を筐体4の前方に向けて押圧すると、イジェク
ト部材49が指掛け部85に追従して第1の位置から第
2の位置に向けてスライドされ、イジェクト部材49の
ガイド片50a,50bがロック部材39a,39bの
挿通孔43に押し込まれる。このため、ロック部材39
a,39bがロック位置からロック解除位置にスライド
され、これらロック部材39a,39bによるバッテリ
パック30のロックが解除される。
【0091】そして、イジェクト部材49が第2の位置
に至ると、上記第1の実施の形態と同様にイジェクト部
材49の押圧部52がバッテリケース31の嵌合突部3
2に当接し、このバッテリケース31をバッテリ収容部
16の開口部17から筐体4の前方に向けて押し出す。
【0092】したがって、イジェクト部材49を操作レ
バー84を介して第1の位置から第2の位置にスライド
させるだけの簡単な操作で、バッテリパック30のロッ
ク解除と、このバッテリパック30の押し出しを同時に
行うことができ、バッテリ収容部16からのバッテリパ
ック30の取り外し操作を片方の手で容易に行うことが
できる。
【0093】しかも、操作レバー84の指掛け部85を
凹部57に押し込むことで、ストッパ71a,71bに
よるイジェクト部材49のロックを解除することがで
き、このイジェクト部材49をそのまま第1の位置から
第2の位置に向けてスライドさせることができる。この
結果、イジェクト部材49のロック解除からバッテリパ
ック30のロック解除さらにはバッテリパック30の押
し出しに至る一連の過程を、指掛け部85から指先を放
すことなく一つの連続した動作で行うことができ、バッ
テリパック30を取り出す際の作業性が向上するといっ
た利点がある。
【0094】なお、上記実施の形態では、バッテリケー
スの後壁を押圧することで、このバッテリケースをパッ
ク収容部から押し出すようにしたが、本発明はこれに限
らず、例えばバッテリケースの上壁に凹部を形成し、こ
の凹部にイジェクト部材を取り外し可能に引っ掛けるこ
とで、バッテリケースをバッテリ収容部から押し出すよ
うにしても良い。
【0095】また、イッジェクト部材によって押し出さ
れる機能部品は、バッテリパックに限らず、例えばハー
ドディスク駆動装置やフロッピーディスク駆動装置のよ
うな一つのモジュールとしてパッケージ化された記憶装
置であっても良い。
【0096】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、イジェク
ト部材を操作するだけの簡単な作業で機能部品のロック
解除およびこの機能部品の押し出しを同時に行うことが
でき、機能部品の取り外し作業を片方の手で容易に行う
ことができる。したがって、機能部品のロックを解除し
つつ、この機能部品に指先を引っ掛けて引き出すといっ
た両手を使う面倒な作業が不要となり、従来に比べて機
能部品をパック収容部から取り外す際の作業性が格段に
向上する。
【0097】また、機能部品をパック収容部に収容した
状態において、この機能部品は一対のロック部材により
二箇所で保持され、この機能部品のロック状態が安定す
るので、機能部品に衝撃が加わったとしてもロック部材
が機能部品から外れることはなく、機能部品をパック収
容部に確実にロックすることができる。それとともに、
イジェクト部材の押圧部は、機能部品の中央を押圧する
ので、この機能部品を傾くことなくパック収容部から押
し出すことができ、機能部品の取り外し作業を円滑に行
うことができる。
【0098】しかも、本発明によれば、イジェクト部材
を第1の位置にロックし得るため、イジェクト部材が不
所望に第2の位置に移動するのを防止できる。それとと
もに、機能部品のロックを解除する際には、ロック手段
によるイジェクト部材のロックを解除するといった意識
的な操作を必要とするので、イジェクト部材の誤操作を
未然に防止することができ、機能部品の不意なロック解
除や押し出しを確実に防止できる。
【0099】その上、イジェクト部材のロック解除から
機能部品のロック解除および機能部品の押し出しに至る
一連の過程を一つの連続した操作で行うことができ、イ
ジェクト部材を第1の位置にロックし得る構成を採用し
たにも拘わらず、機能部品を取り外す際の作業性を良好
に維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る情報端末機器
の斜視図。
【図2】(A)は、操作レバーの指掛け部を待機位置に
スライドさせた状態を示す筐体の底面図。(B)は、操
作レバーの指掛け部を使用位置にスライドさせた状態を
示す筐体の底面図。
【図3】イジェクト部材が第1の位置にスライドされ、
バッテリパックがロック部材を介してバッテリ収容部に
ロックされた状態を示す断面図。
【図4】操作レバーの指掛け部と筐体の凹部との位置関
係を示す底面図。
【図5】図4のA−A線に沿う断面図。
【図6】図4のB−B線に沿う断面図。
【図7】(A)は、イジェクト部材が第2の位置に向け
てスライドされ、ロック部材によるバッテリパックのロ
ックが解除された状態を示す断面図。(B)は、イジェ
クト部材が第2の位置に至り、その押圧部によってバッ
テリパックがバッテリ収容部から押し出された状態を示
す断面図。
【図8】本発明の第2の実施の形態において、操作レバ
ーの指掛け部と筐体の凹部との位置関係を示す底面図。
【図9】図8のC−C線に沿う断面図。
【図10】(A)は、イジェクト部材が第1の位置にロ
ックされた状態を示す断面図。(B)は、操作レバーの
指掛け部が凹部内に押し込まれ、イジェクト部材のロッ
クが解除された状態を示す断面図。
【図11】図8のD−D線に沿う断面図。
【符号の説明】
4…筐体 16…パック収容部(バッテリ収容部) 30…機能部品(バッテリパック) 39a,39b…ロック部材 49…イジェクト部材 51…操作部(カム) 52…押圧部 59、65、71a、71b、81…ロック手段(第2
のスライド孔、ロック部、ストッパ、角部)

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パック収容部を有する筐体と;この筐体
    のパック収容部に取り外し可能に収容されたパック状の
    機能部品と;上記筐体に設置され、機能部品に係合する
    ロック位置と、この機能部品から離脱されるロック解除
    位置とに亘って移動可能なロック部材と;上記筐体に設
    置され、上記ロック部材をロック位置に移動させる第1
    の位置と、ロック部材をロック解除位置に移動させる第
    2の位置とに亘って選択的にマニュアル操作されるとと
    もに、上記第2の位置に移動された時に、上記機能部品
    に当接してこの機能部品をパック収容部から押し出すイ
    ジェクト部材と;を備えていることを特徴とする電子機
    器。
  2. 【請求項2】 請求項1の記載において、上記イジェク
    ト部材は、上記ロック部材に連動されてこのロック部材
    をロック位置又はロック解除位置に移動させる操作部
    と、上記イジェクト部材が第2の位置に移動された時に
    上記機能部品に当接する押圧部と、を含んでいることを
    特徴とする電子機器。
  3. 【請求項3】 請求項1の記載において、上記イジェク
    ト部材は、筐体の外方に露出されるとともに、イジェク
    ト部材と一体的に移動可能な指掛け部を有し、この指掛
    け部は、イジェクト部材が第1の位置に移動されている
    時に、このイジェクト部材を第1の位置にロックし、か
    つイジェクト部材を第1の位置から第2の位置に移動さ
    せる際にこのイジェクト部材のロックを解除可能なロッ
    ク手段を介して上記筐体に支持されていることを特徴と
    する電子機器。
  4. 【請求項4】 請求項2の記載において、上記機能部品
    は、この機能部品の取り外し方向とは略直交する方向に
    離間して配置された一対の係合凹部を有し、これら係合
    凹部は機能部品の中央に配置されているとともに、 上記ロック部材の操作部は、上記係合凹部に取り外し可
    能に係合される一対の係合爪と、これら係合爪に連なる
    一対のカム受け部と、を有し、 また、上記イジェクト部材は、上記カム受け部に摺動可
    能に接触されて上記ロック部材をロック位置又はロック
    解除位置に移動させるための一対のカムを有し、このイ
    ジェクト部材の押圧部は、上記カムの間に配置されてい
    ることを特徴とする電子機器。
  5. 【請求項5】 請求項4の記載において、上記ロック部
    材は、スプリングを介して上記係合爪が常に係合凹部に
    係合する方向に付勢されていることを特徴とする電子機
    器。
  6. 【請求項6】 請求項4の記載において、上記パック収
    容部は、機能部品が取り外し可能に嵌合されるコネクタ
    を有し、このコネクタは、上記ロック部材の係合爪の間
    であり、かつイジェクト部材の押圧部の近傍に配置され
    ていることを特徴とする電子機器。
  7. 【請求項7】 パック収容部を有する筐体と;この筐体
    のパック収容部に取り外し可能に収容されたパック状の
    機能部品と;上記パック収容部に配置され、上記機能部
    品に係合するロック位置と、この機能部品から離脱され
    るロック解除位置とに亘って移動可能なロック部材と;
    上記筐体に支持され、上記機能部品をパック収容部から
    取り出す際にマニュアル操作されるイジェクト部材と;
    を備え、 上記イジェクト部材は、上記ロック部材をロック位置又
    はロック解除位置に移動させる操作部と、上記ロック部
    材をロック解除位置に移動させた時に上記機能部品に当
    接してこの機能部品をパック収容部から押し出す押圧部
    と、を含んでいることを特徴とする電子機器。
  8. 【請求項8】 請求項7の記載において、上記機能部品
    は、この機能部品の取り外し方向とは略直交する方向に
    離間して配置された一対の係合凹部を有し、これら係合
    凹部は機能部品の中央に配置されているとともに、 上記ロック部材の操作部は、上記係合凹部に取り外し可
    能に係合される一対の係合爪と、これら係合爪に連なる
    一対のカム受け部と、を有し、 また、上記イジェクト部材は、上記カム受け部に摺動可
    能に接触されて上記ロック部材をロック位置又はロック
    解除位置に移動させるための一対のカムを有し、このイ
    ジェクト部材の押圧部は、上記カムの間に配置されてい
    ることを特徴とする電子機器。
  9. 【請求項9】 請求項8の記載において、上記イジェク
    ト部材は、上記ロック部材をロック位置に移動させる第
    1の位置と、ロック部材をロック解除位置に移動させる
    第2の位置とに亘って移動可能に上記筐体に支持されて
    おり、このイジェクト部材は、イジェクト部材と一体的
    に移動されるとともに、上記筐体の外方に露出される操
    作レバーを有し、この操作レバーは、イジェクト部材が
    第1の位置に移動されている時に、このイジェクト部材
    を第1の位置にロックするとともに、イジェクト部材を
    第1の位置から第2の位置に移動させる際にイジェクト
    部材のロックを解除可能なロック手段を介して上記筐体
    に支持されていることを特徴とする電子機器。
  10. 【請求項10】 請求項9の記載において、上記筐体
    は、パック収容部に連なるとともに、上記機能部品が取
    り外し可能に挿入される開口部を有し、上記イジェクト
    部材の操作レバーは、上記開口部の近傍に位置されてい
    ることを特徴とする電子機器。
  11. 【請求項11】 パック収容部を有する筐体と;この筐
    体のパック収容部に取り外し可能に収容されたパック状
    の機能部品と;上記機能部品の取り外し方向とは略直交
    する方向に離間した状態で上記パック収容部の中央に設
    置され、上記機能部品に係合するロック位置と、この機
    能部品から離脱されるロック解除位置とに亘って移動可
    能な一対のロック部材と;上記筐体に支持され、上記機
    能部品をパック収容部から取り外す際にマニュアル操作
    されるイジェクト部材と;を備え、 上記イジェクト部材は、上記ロック部材に摺動可能に接
    触されてこれらロック部材をロック位置又はロック解除
    位置に移動させるための一対のカムと、これらカムの間
    に配置され、上記ロック部材がロック解除位置に移動さ
    れた時に上記機能部品の中央に当接してこの機能部品を
    パック収容部から押し出す押圧部と、を含んでいること
    を特徴とする電子機器。
  12. 【請求項12】 請求項11の記載において、上記イジ
    ェクト部材は、このイジェクト部材と一体的に移動され
    るとともに、上記筐体の外方に露出される操作レバーを
    有し、この操作レバーは、ロック部材がロック位置に移
    動されている時に、イジェクト部材を上記筐体にロック
    するとともに、このイジェクト部材を介してロック部材
    をロック位置からロック解除位置に移動させる際にイジ
    ェクト部材のロックを解除可能なロック手段を介して筐
    体に支持されていることを特徴とする電子機器。
  13. 【請求項13】 請求項11の記載において、上記パッ
    ク収容部は、機能部品が取り外し可能に嵌合されるコネ
    クタを有し、このコネクタは、上記ロック部材の間であ
    り、かつイジェクト部材の押圧部の近傍に配置されてい
    ることを特徴とする電子機器。
  14. 【請求項14】 パック収容部を有する筐体と;この筐
    体のパック収容部に取り外し可能に収容されたパック状
    の機能部品と;上記筐体に設置され、上記機能部品に係
    合するロック位置と、この機能部品から離脱されるロッ
    ク解除位置とに亘って移動可能なロック部材と;上記筐
    体に設置され、上記ロック部材をロック位置に移動させ
    る第1の位置と、ロック部材をロック解除位置に移動さ
    せる第2の位置とに亘って選択的にマニュアル操作され
    るとともに、上記第2の位置に移動された時に、上記機
    能部品に当接してこの機能部品をパック収容部から押し
    出すイジェクト部材と;上記イジェクト部材と筐体との
    間に設置され、イジェクト部材が第1の位置に移動され
    ている時に、このイジェクト部材を上記筐体にロックす
    るとともに、イジェクト部材を第1の位置から第2の位
    置に移動させる際にイジェクト部材のロックを解除可能
    なロック手段と;を備えていることを特徴とする電子機
    器。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7095607B2 (en) 2003-02-28 2006-08-22 Kabushiki Kaisha Toshiba Electronic apparatus with a removable component
JP2012141803A (ja) * 2010-12-28 2012-07-26 Fujitsu Ltd 固定用部品及び電子機器
US8836853B2 (en) 2008-11-26 2014-09-16 Ricoh Company, Ltd. Body structure of imaging apparatus

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