JPH11264550A - オ―ブン、ト―スタ―及びオ―ブント―スタ― - Google Patents

オ―ブン、ト―スタ―及びオ―ブント―スタ―

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Publication number
JPH11264550A
JPH11264550A JP11029937A JP2993799A JPH11264550A JP H11264550 A JPH11264550 A JP H11264550A JP 11029937 A JP11029937 A JP 11029937A JP 2993799 A JP2993799 A JP 2993799A JP H11264550 A JPH11264550 A JP H11264550A
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JP
Japan
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oven
toaster
conveyor
belt
temperature
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Pending
Application number
JP11029937A
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English (en)
Inventor
William S Schjerven Sr
エス.シェルヴェン,サー. ウイリアム
Roberto Nevarez
ネヴァレス ロベルト
Adrian A Bruno
エイ.ブルーノ エードリアン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Middleby Marshall Inc
Original Assignee
Middleby Marshall Inc
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Publication date
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Publication of JPH11264550A publication Critical patent/JPH11264550A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A21BAKING; EDIBLE DOUGHS
    • A21BBAKERS' OVENS; MACHINES OR EQUIPMENT FOR BAKING
    • A21B1/00Bakers' ovens
    • A21B1/42Bakers' ovens characterised by the baking surfaces moving during the baking
    • A21B1/48Bakers' ovens characterised by the baking surfaces moving during the baking with surfaces in the form of an endless band
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A21BAKING; EDIBLE DOUGHS
    • A21BBAKERS' OVENS; MACHINES OR EQUIPMENT FOR BAKING
    • A21B2/00Baking apparatus employing high-frequency or infrared heating

Abstract

(57)【要約】 【課題】 広い用途に用いることができると共に、安定
した品質でトースト、ハースベイク等の調理することが
できるオーブン、トースター及びオーブントースターを
提供すること。 【解決手段】 ハウジング内部を貫通するトンネルにコ
ンベアが敷設される。コンベアは、緊密に織り込まれた
柔軟性のあるベルトを両端のローラーで駆動する。ベル
トは両端部を互いに引っかけて繋ぐことができるように
なっており、これによりベルトの設置、除去、交換がで
きるようになっている。また、ローラーの両端部には放
射状にピンが延びたエンドキャップが備えられるが、こ
のピンはベルトの同じ個所と繰り返し接触しないような
配置になっている。また、ハウジング内部には、ベルト
を上下で挟むように加熱部が設けられる。加熱手段には
温度検知素子が直接接触しており、この温度と予め用意
された数式に従って制御手段が加熱部の温度とコンベア
の搬送速度を調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多目的に利用可能
であるように設計された小型のオーブン、トースター或
いはオーブントースターに関し、特に、搬送速度を制御
して食品を搬送することができるコンベアを備え、可能
な範囲でほとんど完全かつ均一な調理ができるように加
熱温度を制御する商用のオーブン、トースター或いはオ
ーブントースターに関する。
【0002】以下、本明細書においては、オーブン、ト
ースター或いはオーブントースターを総称して、オーブ
ン/トースターと呼ぶことにする。
【0003】
【従来の技術】米国特許第3,665,842号、3,809,859号、
4,008,996号、4,044,660号、4,134,005号、4,226,176
号、4,245,613号、4,386,558号、4,366,177号、4,664,9
23号、4,465,701号、5,197,375号、5,253,564号、及び
5,473,975号や、カナダ特許第1,041,148号に、オーブン
に関する先行技術が記載されている。
【0004】数百から時として千ポンド以上の重量を有
し、高価な制御手段を備える大型で精巧なコンベア付き
オーブンが多数存在する。しかし、このような精巧な機
構は、大型のオーブンと比較して安価な小型のオーブン
/トースターには適用されていない。商用の設備のため
には、オーブン/トースターは必然的に2、3フィート
の長さと、1フィート半程度の幅を有する。
【0005】オーブン/トースターは、道具や製造手順
を大幅に変更或いは再設計することなく、顧客の多様な
要求を満たすような複数の装置を製造業者が提供できる
よう、順応性が高い設計がなされていることが望まし
い。顧客の多様な要求の例を挙げると、(マフィンのよ
うな)背の高いものと、(ベーグルのような)中程度の
高さのものと、(スライスしたパンのような)低い高さ
のものをトーストする、様々なものを焼くといった具合
である。
【0006】オーブンの中で、まず、(石板のような)
ヒートシンクが十分に高い温度まで熱した後、(ピザの
ような)食品をそのヒートシンクの上に載せるようなタ
イプの焼き方には、ハースベイク(Hearth Baking)とい
う言葉がよく使われる。そこでは、ヒートシンクと食品
との接触部で急速な調理即ち焼きが行われ、続いてオー
ブンの中で完全に調理される。
【0007】他に、単一で、一般的な大きさとデザイン
でありながら、製造業者が実質的に再設計したり道具を
用いたり等の必要なしに、トーストからハースベイクま
で選べる能力を有する、小型のコンベア付きオーブン/
トースターを提供する必要もある。大型にも小型にもで
きるような単独で順応性のある設計を有し、オープンワ
イヤリンクベルトまたは緊密に織り込まれたヘリングボ
ーンベルトを用いて、トーストまたはハースベイクでき
るオーブン/トースターも求められるだろう。
【0008】また、時には、コンベア全体に満載された
食品が、トースト、調理、ハースベイクの過程で、実質
的に相当量の熱量を吸収するために、オーブンの中を通
過するかもしれない。また、時として、半分の量の或い
はわずかに2、3の食品しかオーブンを通過せず、少量
の熱しか吸収されない場合があるかもしれない。それゆ
え、発熱する量と性質の両方をオーブン中を通過する食
品の速度にあわせて調整する方法が必要である。
【0009】米国特許第5,473,975号には、ワイヤを比
較的大きな間隔をおいて平行に配置してなるオープンリ
ンクワイヤコンベアベルトが開示されている。熱は、食
品にほとんど影響を与えないワイヤの間の隙間を通過す
る。
【0010】他の種類の食品、例えば、グリルしたサン
ドイッチのように、下準備即ち、緊密に織り込まれたヘ
リングボーンハースベルトのような焼き板の上でハース
ベイクをすることが最も良いような食品もある。こうい
った食品やこういった食品に似た食品を従来の焼き板で
調理する場合、長短の違いはあっても誰かが継続的に観
察し、焼きあがったら焼き板からどけなければならな
い。こうした人間が行う注意は、特にファーストフード
店では、非常に効率が良くない上に、最終的にできあが
った食品の品質にばらつきが生じる元となる。仮に、生
の食品をコンベアの一端に置くことができて、完全に調
理されて均一な品質の食品がコンベアの他端から取り出
せれば、はるかに良い。更に、常に人が監視している必
要はない。調理された食品は均一にグリルされるかハー
スベイクされる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、上述したようなタイプのコンベア付きオーブンを新
しく改良したものを提供することである。つまり、上述
した問題やこれに類似した問題に対応し、これらを克服
してグリルやハースベイクを行うオーブンを提供するこ
とが目的である。
【0012】本発明の他の目的は、焼き板状の表面を有
するトースター大の商用コンベア付きオーブンを新しく
改良したものを提供することである。更に他の目的は、
比較的小さく、多目的に使用できるコンベア付きオーブ
ン/トースターを提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るため、本発明は次のようなオーブン/トースターを提
供する。
【0014】第1に、本発明によれば、オーブン/トー
スターにおいて、内部を貫通するトンネルを有するハウ
ジングと、トンネルを通って延びるコンベアと、個別に
関連付けられたコンベアの端部に設けられる1組の回転
するローラーと、オーブン/トースターの中で食品を搬
送するために、1組のローラーによって駆動される、緊
密に織り込まれた柔軟性のあるコンベアベルトのエンド
レスなループと、コンベアベルトの設置、取り外し、及
び交換を行うために、ローラーを周回するコンベアベル
トのエンドレスなループを形成及び開放する、ベルト両
端部をフック及びアンフックする手段と、放射状に延び
たピンがコンベアベルトの同じ個所に常に接触しないよ
うに配置されたエンドキャップを有するローラーと、オ
ーブン/トースターの中を搬送する間にコンベアベルト
の上に載せた食品をハースベイクする、コンベアベルト
の上部及び下部に設けられた加熱手段と、食品を正確に
ハースベイクするために食品をオーブンに滞留させる時
間を決定する、温度及び搬送速度の組を、加熱部の表面
温度に基づいて選択する制御手段とを備えることを特徴
とするオーブン/トースターを提供する。
【0015】このオーブン/トースターにおいて、コン
ベアは、ローラーを鎖歯車と交換可能であると共に、緊
密に織り込まれたベルトをオープンワイヤリンクベルト
と交換可能であるように構成され、ハースベイク及びト
ーストの両方に用いることができるようにすることがで
きる。これにより、ベルトを交換すれば1台のオーブン
/トースターでトーストとハースベイクの両方ができる
ことになる。
【0016】緊密に織り込まれたベルトは、例えば、複
数の、略楕円形の断面を有する螺旋状のワイヤフライト
からなり、ワイヤフライトのコイルは、当該他のワイヤ
フライトのコイルと互いに組み合わされ絡み合って、緊
密に織り込まれたベルトが略平滑な表面となるような配
置及び寸法を有する。
【0017】また、組み合った複数の螺旋状フライト
は、コンベアの長さ方向に沿って組み合って絡み合う、
3つの連続した螺旋状フライトであり、螺旋状フライト
同士を互いにリンクさせるため、螺旋状フライトのそれ
ぞれの間を、コンベアベルトの全幅を横切るようにロッ
ドが延び、コンベアの長さ方向に沿って延びる3つの螺
旋状フライトのグループは、それぞれ3つのロッドを用
いることとしてもよい。第2に、オーブン/トースタに
おいて、内部を貫通するトンネルを有するハウジング
と、柔軟性のあるベルトによるエンドレスなループが、
トンネルの中を通ってトンネルの出入口から外部に突き
出るコンベアと、コンベアの突き出た端部の一端から他
端に食品を搬送するため、コンベアを駆動する手段と、
コンベアがトンネルの内部で食品を動かすと同時に食品
に対して熱を加えるため、ベルトの上部及び下部に設け
られる加熱手段と、食品のための滞留時間を選択するた
め、コンベアベルトがオーブンの中で食品を搬送する速
度を調整すると共に、搬送速度と温度の組み合わせを確
立するため、滞留時間内における当該オーブン/トース
ター内部の温度のレベルを選択する制御手段とを備える
ことを特徴とするオーブン/トースターを提供する。
【0018】制御手段は、例えば、搬送速度及び加熱温
度を組み合わせた選択肢からなるメニューを含むデータ
を入力及び格納するキーパッド制御手段と、選択肢を予
めメモリに格納するようにキーパッドに対して行う操作
に応答する手段と、ひとつのキーを操作するとそれぞれ
の選択肢を選べるように、メニューの選択肢のそれぞれ
を、キーパッドの独立したキーに割り当てる手段とを備
える。
【0019】また、制御手段は、加熱温度及び搬送速度
を含み、オーブン/トースターに組み込まれた相異なる
選択肢のメニューと、相異なる選択肢の一を選ぶマニュ
アル操作に応答する手段とを含むこととしてもよい。
【0020】制御手段に数式を組み込んで、数式及び加
熱手段の表面で検知された温度の両方に基づいて加熱温
度及び搬送速度を計算することによって、格納されたメ
ニューを変換することとしてもよい。
【0021】このオーブン/トースターのエンドレスの
ベルトとして、複数の螺旋状のワイヤでできた、緊密に
織り込まれた金属ベルトを用いる場合、複数の螺旋の独
立したひとつの螺旋のコイルは、お互いに組み合わされ
て絡み合い、コンベアベルトの略平滑な表面を形成する
ように、螺旋の連続したコイルの配置及び寸法が取られ
るようにすることができる。
【0022】このオーブン/トースターが焼き板を有す
る場合、柔軟性のあるベルトは複数の種類存在すると共
に、種類の一方のベルトのループを、他方のベルトのル
ープに置き換える手段を有することとしてもよい。
【0023】第3に、オーブン/トースターにおいて、
トンネル状のオーブン室が一端の入口から他端の出口に
延びるハウジングと、トンネル内部を通って入口及び出
口の両方から外部に延びるコンベアと、コンベアの前部
及び後部に互いに平行に設置された1組のシャフトと、
1組のシャフトを周回する柔軟性を有するベルトのルー
プと、入口からトンネルを通って出口に食品を搬送する
ためにベルトを駆動する手段と、コンベアの上部及び下
部に備え付けられて、トンネル内を通過する間に食品に
熱を加える加熱素子と、加熱素子に備え付けられて加熱
素子の表面温度を測定する温度検知手段と、温度検知手
段に応答し、コンベアの搬送速度及び加熱素子の表面温
度を調整して食品の状態を調整する手段とを備えること
を特徴とするオーブン/トースターを提供する。
【0024】このオーブン/トースターにおいて、加熱
素子が棒状の部材であり、少なくともその一部に直接接
触する伝熱管を有し、温度検知手段が熱伝導管に挿入さ
れる温度検知素子を有し、温度検知素子が取り外し可能
であることとしてもよい。
【0025】このオーブン/トースターにおいて、温度
検知素子はワイヤ状の部材の端部に熱電対を有し、伝熱
管は、その内部を通る熱電対が、棒状の加熱部材の表面
に物理的に直接接触するような幾何学的形状の端部を有
することとしてもよい。
【0026】第4に、オーブン/トースターにおいて、
複数の螺旋状のワイヤからなる緊密に織り込まれたベル
トでできたエンドレスにループするコンベアを備えるこ
とと、螺旋状のワイヤの連続したコイルは、他の螺旋の
コイルと互いに絡み合って組み合わされて略平滑な焼き
板状の表面を形成するような配置及び寸法を有すること
と、組み合わされたコイルは、コンベアのエンドレスな
ループに沿った全ての個所で絡み合うと共に、コンベア
ベルトの全幅を横切って延びると共に、螺旋の夫々を通
過して延びる独立して関連付けられたロッドと絡み合う
ことと、コンベアは、オーブンハウジングの内部から両
端の外部に突出して、該突出したコンベアの一端に未加
熱の食品が置かれ、他端から加熱された食品が取り出さ
れることと、加熱手段、コンベアを駆動する手段、予め
調整する若しくは修正することが可能であり、異なる温
度と搬送速度からなるメニューを格納するマイクロプロ
セッサとキーパッドを含む制御手段、及び、異なる温度
及び搬送速度の識別及び選択を行う手段を備えることと
を特徴とするオーブン/トースターを提供する。
【0027】第5に、オーブン/トースターにおいて、
当該オーブン/トースターが、それぞれ、天板と底板で
繋げられた互いに平行な側板を有するハウジングを備え
ることと、空気が流れる共用のプレナムを形成するた
め、隙間を空けて平行に置かれた1組のパネルによっ
て、天板、底板、及び側板は形成されることと、天板及
び底板は、空気が共用のプレナムから流出できるような
開口部を有しないことと、一方の側板に換気手段、他方
の側板に排気口を設け、換気手段は、一方の側板の外部
から天板及び底板に設けられたプレナムを経て排気口か
ら排気するように送風して、天板及び底板はプレナムを
流れる空気によって冷却されることと、ひとつの積み重
ね可能なオーブン/トースターの底板が、下に置かれた
オーブン/トースターの天板に、実質的に隙間なく設置
されて、お互いが直接載るように天板及び底板が設計さ
れることと、天板及び底板の設計は、天板及び底板の一
方に設けられた凹部と、他方に設けられた凹部に嵌合す
る凸部によって、オーブンを垂直に並べるようになされ
ることとを特徴とする積み重ね可能なオーブン/トース
ターを提供する。
【0028】このオーブン/トースターにおいて、更
に、加熱手段と、当該オーブン/トースター内部を通過
する搬送手段と、異なる搬送速度と温度からなる選択肢
を複数組み合わせたメニューを含むデータを入力及び格
納するキーパッドを含む制御手段と、記憶手段と、メニ
ューでの選択肢それぞれをキーパッドの独立したキーに
割り当てて、選択肢を割り当てた唯一つのキーを操作す
るだけで選択できるようにした、選択肢をキーパッドで
記憶手段に予め設定する操作に応答する手段と、加熱手
段の表面で検知される温度に応答して温度及び搬送速度
を計算する数式の通りに、格納されたメニューを変換す
る制御手段とを備えることとしてもよい。
【0029】また、このオーブン/トースターにおい
て、更に、ハウジングの一端から他端に延びるトンネル
に敷設されたコンベアとコンベアの両端に設けられた独
立して動作する回転可能な1組のシャフトと、当該オー
ブン/トースターの中を食品を搬送するために、1組の
シャフトが駆動するエンドレスなコンベアベルトのルー
プと、ベルトが設置、除去、及び交換可能であるよう
に、回転可能なシャフトを周回するエンドレスなコンベ
アのループを形成及び開放するため、ベルトの両端を接
合及び開放する手段と、棒状の加熱素子及び該加熱素子
に直接に接触する伝熱管を備え、オーブン/トースター
の中を通過する間にベルトに載った食品を加熱するた
め、ベルトの上下に設けられる加熱手段と、伝熱管に挿
入されて棒状の加熱素子の表面温度を検知する素子を含
む温度検知手段と、食品が当該オーブン/トースター内
部に滞留する滞留時間を選択するために、コンベアが当
該オーブン/トースター内部で食品を搬送する搬送速度
を調整すると共に、滞留時間内における当該オーブン内
の温度を調整する手段であり、異なる搬送速度及び温度
からなる選択肢のメニューを格納するキーパッドを備え
る手段であり、自動的に搬送速度及び温度を計算する数
式と、加熱素子の表面で検知された温度とに応答して、
格納されたメニューを修正する手段である制御手段とを
備えることとしてもよい。この場合は、更に、コンベア
ベルトの全幅を横切って延びると共に、エンドレスなル
ープのコンベアの全長にわたって互いに絡み合って組み
合うことにより略平滑な焼き板の表面を形成するような
配置及び寸法を有するコイルを有する螺旋状のワイヤ
と、コンベアの全幅を横切ると共に螺旋状のワイヤのそ
れぞれを通過して延びる、独立して関連付けられたロッ
ドとからなる緊密に織り込まれたコンベアベルトを備
え、コンベアは、オーブン内部に敷設されると共にオー
ブンの両端から突出し、突出した一端に未加熱の食品を
載せて他端から加熱した食品を取り出すことにしてもよ
い。
【0030】またこのオーブン/トースターにおいて、
トンネルの周囲に共用のプレナムと、ハウジングの上部
及び下部の表面からプレナムに空気が出入りすることな
く、ハウジングの一方の側板からプレナムの中に吸気し
て、他方の側板から排気する手段と、積み重なったオー
ブン/トースターの上部及び下部表面の間に実質的に隙
間がないように、複数の当該オーブン/トースターを積
み重ね可能とする手段とを備えることとしてもよい。
【0031】
【発明の実施の形態】本発明の一態様によれば、コンベ
ア付きオーブン/トースターは、一端にトンネル入り口
を有し流入した食品を反対側にあるトンネル出口まで一
回トンネルを横断する間にトースト、加熱、またはハー
スベイクするための加熱されたトンネルを有するハウジ
ングを含んでいる。コンベアは食品を入口からトンネル
を経由して出口まで運ぶ。
【0032】トーストやベイクする熱を供給するため、
コンベアの上下にトンネルの長さ方向に沿って加熱素子
が設けられる。ハウジング内部の環境熱を検地すること
とは異なり、加熱素子そのものの実際の温度を検知する
ため、温度検知素子が加熱素子に物理的に接触するよう
にして設けられる。各温度検知素子にそれぞれ温度制御
部が接続され、加熱素子の実際の温度に応じて、加熱素
子に供給するエネルギーを制御する。温度制御部は(マ
イクロプロセッサのように)複雑なものであっても、ま
た、算術的な温度制御を組み込んだ単純な装置であって
も構わない。
【0033】本発明の他の態様によれば、コンベア付き
オーブン/トースターは、オープンワイヤリンクベル
ト、あるいは、食品をハースベイクする密接したワイヤ
を緊密に織り込まんだヘリングボーンベルトのいずれか
であるコンベアを有することができる。どちらのベルト
でも閉じたループを回るのに十分な柔軟性を有し、適当
なコンパクトさと均一な表面を提供する。ヘリングボー
ンベルトは、いくらか伸ばした螺旋状のワイヤを相当数
編み込んで、ほとんど固体のような表面になるように形
成され、間を空けて平行に設置されたローラーの周囲を
容易に周回するような非常に柔軟性のあるベルトにな
る。コンベアの周回速度を調整すれば、食品を多少に拘
わらずトースト或いはハースベイクすることができる。
【0034】本発明は、添付図面を参照して好適な実施
例に関して行う以下の説明で理解できるだろう。
【0035】図1(a)は、ファン24と、キーパッド
付き制御盤26とを有するハウジング22を備えると共
に、ハウジング22内のトンネル30を通過して延びる
コンベア28を備える本発明のコンベア付きオーブン/
トースター20を示す。スイッチ31は単純なオン/オ
フスイッチである。
【0036】制御盤26は、米国特許第5,197,375号及
び第5,253,564号において、そこに示された回路を制御
する制御盤と実質的に同じである。しかし、これらの特
許の制御盤と回路は、加熱素子から直接検知した温度に
応じてオーブン温度の設定を変更するという数学的な機
能を備えるように、修正される。このような制御の形態
によって、ユーザは、自分の意志で変更可能なそれぞれ
異なる、例えば5通りの、スケジュールのメニューを予
めプログラムしておくことができるようになる。そのプ
ログラムにより、キーパッド上の個々のキーを5つのス
ケジュールのそれぞれを指定できるように割り当てると
よい。そうすれば、各スケジュールはひとつのキーで選
ぶことができる。これらのスケジュールは、上下の加熱
素子を独立に制御するようにしてもよい。
【0037】このオーブン/トースター20は、図2の
ように、複数段に積み重ねることができるように設計さ
れてもよい。明らかになるうに、このオーブン/トース
ター20a〜20cの各々は、2つの側壁と、天板と、
そこ板とを有し、これらは隙間を空けた平行なパネルで
形成され、平行なパネルの間に、共通のプレナム即ち
(S1〜S4のような)風の通る空間を提供する。故
に、各オーブンには、ファン24の働きによりプレナム
即ち風の通る空間を流れる空気である冷却流CASがあ
る。冷却空気流はプレナムS4で合流し、オーブンの後
方にある通風口32から排出される。
【0038】このことが、オーブンの底面に通風口を有
するとともにその結果ひとつのオーブン/トースターの
底板34と直下のオーブン/トースターの天板36の間
に空隙を必要とするほとんどのオーブンとの違いであ
る。冷却空気は底板34の通風口を通過しないので、実
質的に2つのオーブンの間に空間がなくなるように、下
層のオーブンの天板36に直接オーブンを載せることが
できる。なおかつ、作業者がパネルに触れても十分に低
い温度のままなので、作業者はパネルの上に楽に手を載
せることができる。好適な実施の形態では、本発明のオ
ーブン/トースターの表面温度は115F°を超えな
い。
【0039】オーブン/トースターが簡単に積み重ねら
れるように、各オーブンの下部には4本の短い脚部があ
り、上部には浅いくぼみがある。脚部とくぼみは相補の
輪郭38をもつので、短い脚部のそれぞれは、くぼみの
それぞれに適合し、実質的にくぼみを満たし、ほぼ完全
に垂直に並んだ状態でオーブンが積み重なるようにす
る。
【0040】積み重ねたオーブンをテーブル41のよう
な適当な台の上に載せるため、一番下のオーブン20c
は比較的長い脚部40を有する。
【0041】ハウジングの側壁を形成する、隙間を空け
て平行なパネルは、図3及び図4にもっともわかりやす
く示されている。空間S1は天板42と44の間に形成
される。空間S2は正面パネル46と48の間に形成さ
れる。空間S3は底部パネル50と52の間に形成され
る。空間S4はパネル54と他のパネルの間に形成され
るが、このパネルは図4には図示しておらず、わかりや
すくするため図5からも省いてある。ハウジングのパネ
ルはモジュール式になっているので、オーブンを大きく
或いは小さく作るには、単にそれぞれのパネルを大きく
或いは小さくすればよい。
【0042】ハウジングを貫くトンネル30の入口と出
口のそれぞれで、上部パネル42の上に一組の「ひさ
し」パネル56及び58が載っている。これらのパネル
56及び58はそれぞれ、垂直に延びたスロットを有
し、オーブンのトンネル30の出入口開口部における垂
直方向の寸法を確立しするためにパネルの垂直方向の位
置が調整できるようになっている。
【0043】上部及び下部の加熱素子62、64は、オ
ーブン/トースターに熱を供給するが(図3(a)、
4、5)、前面パネルに水平に設けられたスロットと、
背面パネルに水平に設けられたスロット中をスライドす
る。これらの加熱素子は、CAL-RODの商標で販売されて
いるような棒状の部材であることが望ましい。これらの
加熱素子の加熱のスケジュールは、複雑なオーブンで
は、制御盤26からマイクロプロセッサを介して制御
し、それほど複雑ではないオーブンでは、電子論理回路
により制御する。これらの制御手段に組み込まれた数式
により、加熱素子表面で検知された温度から適当な温度
及びコンベヤー速度が計算される。
【0044】コンベア28の組立体は、オーブン/トー
スターを通過するトンネル30内に単にすべりこまされ
ているだけである。一実施の形態では、図3(b)のよ
うに、軸81に設置した鎖歯車78、80が、オープン
ワイヤリンクコンベアベルト82を駆動する手段とな
る。鎖歯車78と、コンベアの他端にある鎖歯車80の
間では、オープンワイヤリンクベルト82は2本の水平
なロッド86、88によって支持される。
【0045】中央のパン屑トレイ90は、スロット92
からコンベアに挿入される。他の2つのパン屑トレイ9
4、96はハウジングの両端に設置され、コンベアの長
さ方向に沿って敷衍した一続きのパン屑トレイが完成す
る。
【0046】コンベアベルト82は、コンベア76の一
端の軸81に、例えば、自転車のチェーンを介して繋が
れた電気モーター98によって駆動される。
【0047】図6は、コンベアの上部及び下部に設ける
ことができる"CAL-ROD"加熱素子62、64を示す。加
熱素子62、64を支持するために、前面板100がハ
ウジング内壁パネル48にボルト締めされる。
【0048】温度検知素子108も前面板100に支持
される。温度検知素子108は加熱素子の一部102に
平行かつ密着して敷衍される。故に、温度検知素子10
8は、オーブンの調理室内の雰囲気温度ではなく、加熱
素子の実際の温度を検出する。
【0049】図7(a)及び図7(b)は、図6の点線
で描かれた円に囲まれた温度検知素子の詳細を示す図で
ある。棒状の加熱素子62、64(例えばCAL-RODの加
熱素子)の長尺部102は、適当なクランプ106によ
って密着した(軟鉄製の)伝熱管104を有する。温度
検知素子は、伝熱管104に差し込んだ熱電対108を
含む。このように、温度検知素子の設置、取り外し、及
び、設置場所の変更は、単に伝熱管104から引き出し
たり挿入するだけで、すばやく簡単に行うことができ
る。
【0050】図7の構造はほとんどの使い方に対処可能
である。伝熱管から伝わる加熱素子自体の温度を温度検
知素子が検知するので、この構造は熱の制御の点で優れ
ている。システムは、加熱素子の温度変化を即座に検知
して、ハウジング内部で顕著な温度変化が生じる前にす
ぐに温度を修正することができる。こうした素早い対応
のおかげで、オーブン/トースター内の雰囲気温度を測
定する場合にオーブン内部の空気が冷たくなるまで温度
変化が検知されないので、そのことにより生じる問題は
起きない。雰囲気の空気を暖めるのに十分なほど加熱素
子が熱せられるまで、温度検知素子は更なる加熱を要求
する。過熱したときには逆のことが起きる。それ故に、
雰囲気空気の温度を測定することは、オーブンの中の平
均温度を求めることである。
【0051】場合によっては、大幅な温度制御をする必
要もある。このような場合のために、伝熱管110(図
7(b))は、温度検知素子の端部112に下向きの傾
斜壁112を有する。これにより、伝熱管110に挿入
した際に、熱電対108は、傾斜壁112にぶつかり、
開いた窓114を通るように反らされて、加熱素子10
2に直接物理的に接触する。熱電対108の電線は、加
熱素子102に熱電対が押し付けられるように、伝熱管
110をくぐらせる際、わずかに反る。
【0052】上述のオーブン/トースターは、図3
(b)のようなオープンワイヤリンクコンベア82を用
いるように設計されている。コンベア82を横断方向の
ワイヤで形成しているので、下部の加熱素子64から発
生する熱がコンベア上の食品の底面に、大量の食品の場
合にも申し分なく、直接届くことができる。
【0053】他の調理法として、食品を熱せられた表面
にまず載せることを意味する「ハースベイク」という調
理法がある。
【0054】ハースベイクを行うためには、緊密に織り
込まれたヘリングボーンベルト(図8−11)を用い
る。この種のコンベアベルトはシェブロン織とも呼ば
れ、ペンシルバニア州、17604、ランカスター、私書箱4
647のラムスデン社(Lumsden Corporation)の一部門
であるワイヤメイション・コンベヤー・ベルティング
(Wiremation Conveyor Belting)から入手できる。
【0055】簡単に言うと、緊密に織り込まれたヘリン
グボーンベルトはステンレス鋼や他の類似の適当なワイ
ヤによって作られる。それぞれのワイヤは、図8の斜視
図及び図9の端面図に示したように、いくぶん偏平な螺
旋198状に形成されている。
【0056】ここで示すように、典型的な3つの螺旋2
00、202、204(図10)は、ベルト幅に渡つて広
がる比較的長めのフライト状に形成される。ひとつの螺
旋状のフライト200は実線で示されており、ひとつの
螺旋状のフライト202は一点鎖線で示されており、ひ
とつの螺旋状のフライト204は点線で示されている。
螺旋200は下方(方向F)に移動し、ひとつの螺旋2
04は上方(方向G)に移動して、連続したコイルある
いはループは互いに巻き付いて接触し、実質的に平らな
フライパンの表面のような面を形成する。螺旋状のフラ
イトが組み合った後では、ロッド206、208、21
0が、それぞれのコイル即ちそれぞれの螺旋の巻回部を
貫いて、互いに結合させるようになる。
【0057】緊密に織り込まれたヘリングボーンベルト
は、元々は長いマットとして製造されている。このマッ
トでコンベアベルトとして使用可能なエンドレスのルー
プを形成するには、そのマットを測定し、3本のロッド
を所望の位置に引き、選択した長さの長いマットを得
る。それから、マットの両端を合わせ、マットの両端の
コイル即ち巻回部を互いにしっかりと組み合わせる。
【0058】206、208、210のような3本のロ
ッドを、組み合わせたマット端部の螺旋に挿入し、閉じ
た繋ぎ目のないループを作る。各ロッドは、元々はマッ
ト端部の螺旋上にあった組み合わされたコイル即ち巻回
部の全てを貫通する。その結果として緊密に織り込まれ
たヘリングボーンベルトは、実質的に平らな面を持ち、
互いに接触する隣り合った螺旋の連続したコイル即ち巻
回部を有する。
【0059】図11において、第1の螺旋の連続した巻
回部は、A1、A2、…で示され、第2の螺旋の巻回部
は、B1、B2、…で示され、第3の螺旋の巻回部は、
C1、C2、…で示されている。全体として、螺旋は、
隣り合うワイヤによるヘリングボーンパターンを有する
平らな表面を形成する。加熱されると、図示した表面は
焼き板のような役割を果たし、食品をハースベイクする
のに都合がよい。
【0060】ヘリングボーンベルトは、鎖歯車78、8
0の組(図3〜5)の代わりの一組のローラー120
(図12、13)に掛け渡したエンドレスのループを形
成する。
【0061】ローラー120は、パイプ122の両端部
にぴったりと摩擦嵌合した2つのエンドキャップ12
4、126を含む。これらのエンドキャップの外周面か
らは複数のピン(128、130)が突出している。各
キャップの少なくとも6本のピンが、常時、緊密に織り
込まれたヘリングボーンベルトに噛み合うように配列さ
れている。また、ピンは、キャップ外周面の長さを端か
ら端まで横切るように配置され、ピンがベルトの同じ個
所に常に接触することにならないようになっている。図
13は、コンベア28の端部に設置されたローラー12
0を示す。
【0062】もしも、このオーブンがトースター専用と
されるのであれば、例えば、図3(b)のようなオープ
ンワイヤリンクベルトを鎖歯車と共に用いる。もしハー
スベイク専用であれば、緊密に織り込まれたヘリングボ
ーンベルト(図11)をローラー(図13)と共に用い
る。通常は、製造業者がこれら2種類のベルトのどちら
かを選ぶ。しかし、もし必要であれば、コンベアは現場
で簡単に交換することができる。
【0063】本発明の最も好適な形態では、制御盤26
のキーパッドを操作することによって、グルメにあわせ
て食品を調理するための加熱温度とコンベアの搬送速度
に関する複雑な複数のスケジュールからなるメニュー
を、マイクロプロセッサへ格納することができる。利用
者は、好きなように、スケジュールを格納し、修正し、
入れ替えることができる。
【0064】ファーストフード店のように、簡単な調理
を行うだけのこともある。こうした場合、制御盤26は
図1(b)のように単純化した手動の回転ノブ220で
代用することができる。この回転ノブは、利用者の要求
よっては、ほとんどの家庭用オーブンと同様に、単純に
加熱温度を選ぶものとしてもよい。また、回転ノブに
は、肉、飼鳥類その他のように、調理スケジュールのそ
れぞれのメニューを表す複数の目印を目盛に設けてもよ
い。また、この実施の形態の範囲内で、加熱素子に設け
られた温度検知素子が検出する温度に基づいて、予め定
められた数式を解いて加熱温度とコンベアの搬送速度を
求める単純な計算機を用いることもできる。上部及び下
部の加熱素子62及び64の温度は独立して制御する方
が望ましい。
【0065】
【発明の効果】本発明によれば、比較的単純な構造のた
め、小型のコンベア付きオーブン/トースターを提供す
ることができる。
【0066】また、加熱温度と搬送速度を自由に設定で
きるので、煩雑な準備作業をしなくても多様な用途に対
応できるオーブン/トースターを提供することができ
る。また、コンベアに載せた食品の量や調理方法に応じ
た加熱量と搬送速度を選択できる。更に、加熱温度と搬
送速度を正しく設定すれば、焼き上がりの状態を人間が
チェックしなくても安定した品質の調理をすることがで
きる。
【0067】更に、コンベアベルトにオープンリンクワ
イヤベルトと緊密に織り込まれたへリングボーンベルト
のどちらも用いることができるので、トーストとハース
ベイクのどちらにも使用できる。
【0068】本発明の一部を修正することは当業者には
容易である。それ故に、本明細書に掲げる請求項は、本
発明の真実の範囲と趣旨の範囲に入るような、本発明と
同等な全ての構造を含むと解すべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】適当なマイクロプロセッサまたは論理回路と接
続されたキーパッドを用いて制御する本発明の第1の実
施の形態によるオーブン/トースターの斜視図である。
【図2】本発明のオーブン/トースターを複数積み重ね
たときの状態を示す図である。
【図3】正面から見た本発明のオーブン/トースターの
第1の分解組立図である。
【図4】背面から見た本発明のオーブン/トースターの
第2の分解組立図である。
【図5】加熱素子を取り外したオーブンの正面の一部を
描いた斜視図である。
【図6】温度検知素子を備える加熱素子を単体で示した
斜視図である。
【図7】図6で点線の円7で囲んだ温度検知素子の一部
を拡大した第1の実施例である。
【図8】編み込まれたハースベイクコンベアベルトの一
本のフライトを示す斜視図である。
【図9】図8の直線9の方向に沿って見たときの端部の
図である。
【図10】図11のような緊密に織り込まれたヘリング
ボーンハースベイクベルトとして織り込まれつつある3
本のフライトを示す。
【図11】緊密に織り込まれたヘリングボーンハースベ
イクベルトの一部を示す平面図である。
【図12】ハースベイクできるように緊密に織り込まれ
たヘリングボーンハースベイクベルトを駆動するための
ローラーの分解組立図である。
【図13】本発明のオーブンに組み込まれた状様にある
図12のローラーを示す図である。
【符号の説明】
20、20a〜20c コンベア付きオーブン/トース
ター 22 ハウジング 24 ファン 26 キーパッド付き制御盤 28 コンベア 30 トンネル 31 スイッチ 32 通風口 34 底板 36 天板 38 輪郭 40 脚部 41 テーブル 42、44 天板 46、48 正面パネル 50、52 底部パネル 54、56、58 パネル 62、64 加熱素子 76 コンベア 78、80 鎖歯車 81 軸 82 オープンワイヤリンクコンベアベルト 90、94、96 パン屑トレイ 92 スロット 98 電気モーター 100 前面板 102加熱素子の長尺部 104 伝熱管 106 クランプ 108 温度検知素子(熱電対) 110 伝熱管 112 温度検知素子の端部 114 窓 200、202、204 螺旋状フライト 206、208、210 ロッド 120 ローラー 122 パイプ 124、126 エンドキャップ 128、130 ピン 220 回転ノブ S1〜S4 プレナム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エードリアン エイ.ブルーノ アメリカ合衆国,イリノイ 60008,ロー リング メドウス,ミルクリーク レーン 2509

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オーブン、トースター及びオーブントー
    スター(以下、オーブン/トースターと記す)におい
    て、 内部を貫通するトンネルを有するハウジングと、 前記トンネルを通って延びるコンベアと、 個別に関連付けられた前記コンベアの端部に設けられる
    1組の回転するローラーと、 前記オーブン/トースターの中で食品を搬送するため
    に、前記1組のローラーによって駆動される、緊密に織
    り込まれた柔軟性のあるコンベアベルトのエンドレスな
    ループと、 前記コンベアベルトの設置、取り外し、及び交換を行う
    ために、前記ローラーを周回する前記コンベアベルトの
    エンドレスなループを形成及び開放する、前記ベルト両
    端部をフック及びアンフックする手段と、 放射状に延びたピンが前記コンベアベルトの同じ個所に
    常に接触しないように配置されたエンドキャップを有す
    る前記ローラーと、 前記オーブン/トースターの中を搬送する間に前記コン
    ベアベルトの上に載せた食品をハースベイクする、前記
    コンベアベルトの上部及び下部に設けられた加熱手段
    と、 食品を正確にハースベイクするために食品をオーブンに
    滞留させる時間を決定する、温度及び搬送速度の組を、
    加熱部の表面温度に基づいて選択する制御手段とを備え
    ることを特徴とするオーブン/トースター。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のオーブン/トースター
    において、前記コンベアは、前記ローラーを鎖歯車と交
    換可能であると共に、前記緊密に織り込まれたベルトを
    オープンワイヤリンクベルトと交換可能であるように構
    成され、ハースベイク及びトーストの両方に用いること
    ができることを特徴とするオーブン/トースター。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のオーブン/トースター
    において、前記緊密に織り込まれたベルトは、 複数の、略楕円形の断面を有する螺旋状のワイヤフライ
    トからなり、 前記ワイヤフライトのコイルは、当該他のワイヤフライ
    トのコイルと互いに組み合わされ絡み合って、前記緊密
    に織り込まれたベルトが略平滑な表面となるような配置
    及び寸法を有することを特徴とするオーブン/トースタ
    ー。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のオーブン/トースター
    において、 前記組み合った複数の螺旋状フライトは、コンベアの長
    さ方向に沿って組み合って絡み合う、3つの連続した螺
    旋状フライトであり、 前記螺旋状フライト同士を互いにリンクさせるため、前
    記螺旋状フライトのそれぞれの間を、前記コンベアベル
    トの全幅を横切るようにロッドが延び、 前記コンベアの長さ方向に沿って延びる前記3つの螺旋
    状フライトのグループは、それぞれ3つのロッドを用い
    ることを特徴とするオーブン/トースター。
  5. 【請求項5】 オーブン、トースター及びオーブントー
    スター(以下、オーブン/トースターと記す)におい
    て、 内部を貫通するトンネルを有するハウジングと、 柔軟性のあるベルトによるエンドレスなループが、前記
    トンネルの中を通って前記トンネルの出入口から外部に
    突き出るコンベアと、 前記コンベアの前記突き出た端部の一端から他端に食品
    を搬送するため、前記コンベアを駆動する手段と、 前記ベルトの上部及び下部に設けられ、前記コンベアが
    前記トンネルの内部で前記食品を動かしている間、前記
    食品に対して熱を加えるための加熱手段と、 前記食品のための滞留時間を選択するため、前記コンベ
    アベルトが前記オーブンの中で前記食品を搬送する速度
    を調整すると共に、搬送速度と温度の組み合わせを確立
    するため、前記滞留時間内における当該オーブン/トー
    スター内部の温度のレベルを選択する制御手段とを備え
    ることを特徴とするオーブン/トースター。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のオーブン/トースター
    において、前記制御手段は、 搬送速度及び加熱温度を組み合わせた選択肢からなるメ
    ニューを含むデータを入力及び格納するためのキーパッ
    ド制御手段と、 前記キーパッドの操作に応答して前記選択肢を予めメモ
    リに格納するための手段と、 ひとつのキーを操作するとそれぞれの選択肢を選べるよ
    うに、前記メニューの前記選択肢のそれぞれを、前記キ
    ーパッドの独立したキーに割り当てる手段とを備えるこ
    とを特徴とするオーブン/トースター。
  7. 【請求項7】 請求項5に記載のオーブン/トースター
    において、前記制御手段は、 加熱温度及び搬送速度を含み、前記オーブン/トースタ
    ーに組み込まれた相異なる選択肢のメニューと、 前記相異なる選択肢の一を選ぶマニュアル操作に応答す
    る手段とを含むことを特徴とするオーブン/トースタ
    ー。
  8. 【請求項8】 請求項6に記載のオーブン/トースター
    において、前記制御手段に数式が組み込まれており、前
    記制御手段は、前記数式及び前記加熱手段の表面で検知
    された温度の両方に基づいて加熱温度及び搬送速度を計
    算することによって、前記格納されたメニューを変換す
    ることを特徴とするオーブン/トースター。
  9. 【請求項9】 請求項5に記載のオーブン/トースター
    において、前記エンドレスのベルトが、複数の螺旋状の
    ワイヤでできた、緊密に織り込まれた金属ベルトであ
    り、前記複数の螺旋の独立したひとつの螺旋の前記コイ
    ルは、お互いに組み合わされて絡み合い、前記コンベア
    ベルトの略平滑な表面を形成するように、前記螺旋の連
    続したコイルの配置及び寸法が取られることを特徴とす
    るオーブン/トースター。
  10. 【請求項10】 請求項5記載のオーブン/トースター
    において、焼き板を有しており、前記柔軟性のあるベル
    トは複数の種類存在すると共に、前記種類の一方の前記
    ベルトのループを、他方の前記ベルトのループに置き換
    える手段を有することを特徴とするオーブン/トースタ
    ー。
  11. 【請求項11】 オーブン、トースター及びオーブント
    ースター(以下、オーブン/トースターと記す)におい
    て、 トンネル状のオーブン室が一端の入口から他端の出口に
    延びるハウジングと、 前記トンネル内部を通って前記入口及び出口の両方から
    外部に延びるコンベアと、 前記コンベアの前部及び後部に互いに平行に設置された
    1組のシャフトと、 前記1組のシャフトを周回する柔軟性を有するベルトの
    ループと、 前記入口から前記トンネルを通って前記出口に食品を搬
    送するために前記ベルトを駆動する手段と、 前記コンベアの上部及び下部に備え付けられて、前記ト
    ンネル内を通過する間に前記食品に熱を加える加熱素子
    と、 前記加熱素子に備え付けられて前記加熱素子の表面温度
    を測定する温度検知手段と、 前記温度検知手段に応答し、前記コンベアの搬送速度及
    び前記加熱素子の表面温度を調整して前記食品の状態を
    調整する手段とを備えることを特徴とするオーブン/ト
    ースター。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載のオーブン/トース
    ターにおいて、 前記加熱素子が棒状の部材であり、少なくともその一部
    に直接接触する伝熱管を有し、 前記温度検知手段が前記熱伝導管に挿入される温度検知
    素子を有し、 前記温度検知素子が取り外し可能であることを特徴とす
    るオーブン/トースター。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載のオーブン/トース
    ターにおいて、前記温度検知素子はワイヤ状の部材の端
    部に熱電対を有し、前記伝熱管は、その内部を通る前記
    熱電対が、前記棒状の加熱部材の表面に物理的に直接接
    触するような幾何学的形状の端部を有することを特徴と
    するオーブン/トースター。
  14. 【請求項14】 オーブン、トースター及びオーブント
    ースター(以下、オーブン/トースターと記す)におい
    て、 複数の螺旋状のワイヤからなる緊密に織り込まれたベル
    トでできたエンドレスループコンベアを備えることと、 前記螺旋状のワイヤの連続したコイルは、他の螺旋のコ
    イルと互いに絡み合って組み合わされて略平滑な焼き板
    状の表面を形成するような配置及び寸法を有すること
    と、 前記組み合わされたコイルは、前記コンベアのエンドレ
    スなループに沿った全ての個所で絡み合うと共に、前記
    コンベアベルトの全幅を横切って延びると共に、前記螺
    旋の夫々を通過して延びる独立して関連付けられたロッ
    ドと絡み合うことと、 前記コンベアは、オーブンハウジングの内部から両端の
    外部に突出して、該突出したコンベアの一端に未加熱の
    食品が置かれ、他端から加熱された食品が取り出される
    ことと、 加熱手段、前記コンベアを駆動する手段、予め調整する
    若しくは修正することが可能であり、異なる温度と搬送
    速度からなるメニューを格納するマイクロプロセッサと
    キーパッドを含む制御手段、及び、前記異なる温度及び
    搬送速度の識別及び選択を行う手段を備えることとを特
    徴とするオーブン/トースター。
  15. 【請求項15】 オーブン、トースター及びオーブント
    ースター(以下、オーブン/トースターと記す)におい
    て、 当該オーブン/トースターが、それぞれ、天板と底板で
    繋げられた互いに平行な側板を有するハウジングを備え
    ることと、 空気が流れる共用のプレナムを形成するため、隙間を空
    けて平行に置かれた1組のパネルによって、前記天板、
    底板、及び側板は形成されることと、 前記天板及び底板は、前記空気が前記共用のプレナムか
    ら流出できるような開口部を有しないことと、 一方の側板に換気手段、他方の側板に排気口を設け、前
    記換気手段は、前記一方の側板の外部から前記天板及び
    底板に設けられたプレナムを経て前記排気口から排気す
    るように送風して、前記天板及び底板は前記プレナムを
    流れる空気によって冷却されることと、 ひとつの積み重ね可能なオーブン/トースターの底板
    が、下に置かれたオーブン/トースターの天板に、実質
    的に隙間なく設置されて、お互いが直接載るように前記
    天板及び底板が設計されることと、 前記天板及び底板の設計は、前記天板及び底板の一方に
    設けられた凹部と、他方に設けられた凹部に嵌合する凸
    部によって、オーブンを垂直に並べるようになされるこ
    ととを特徴とする積み重ね可能なオーブン/トースタ
    ー。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載のオーブン/トース
    ターにおいて、更に、 加熱手段と、 当該オーブン/トースター内部を通過する搬送手段と、 異なる搬送速度と温度からなる選択肢を複数組み合わせ
    たメニューを含むデータを入力及び格納するキーパッド
    を含む制御手段と、 記憶手段と、 前記選択肢を前記キーパッドで前記記憶手段に予め設定
    する操作に応答して、選択肢を割り当てた唯一つのキー
    を操作するだけで選択できるように前記メニューでの前
    記選択肢それぞれを前記キーパッドの独立したキーに割
    り当てるための手段と、 前記加熱手段の表面で検知される温度に応答して温度及
    び搬送速度を計算する数式に従って、前記格納されたメ
    ニューを変換する前記制御手段とを備えることを特徴と
    するオーブン/トースター。
  17. 【請求項17】 請求項15に記載のオーブン/トース
    ターにおいて、更に、 前記ハウジングの一端から他端に延びるトンネルに敷設
    されたコンベアと前記コンベアの両端に設けられた独立
    して動作する回転可能な1組のシャフトと、 当該オーブン/トースターの中を食品を搬送するため
    に、前記1組のシャフトが駆動するエンドレスなコンベ
    アベルトのループと、 前記ベルトが設置、除去、及び交換可能であるように、
    前記回転可能なシャフトを周回する前記エンドレスなコ
    ンベアのループを形成及び開放するため、前記ベルトの
    両端を接合及び開放する手段と、 棒状の加熱素子及び該加熱素子に直接に接触する伝熱管
    を備え、前記オーブン/トースターの中を通過する間に
    前記ベルトに載った食品を加熱するため、前記ベルトの
    上下に設けられる加熱手段と、 前記伝熱管に挿入されて前記棒状の加熱素子の表面温度
    を検知する素子を含む温度検知手段と、 前記食品が当該オーブン/トースター内部に滞留する滞
    留時間を選択するために、前記コンベアが当該オーブン
    /トースター内部で前記食品を搬送する搬送速度を調整
    すると共に、前記滞留時間内における当該オーブン内の
    温度を調整する手段であり、異なる搬送速度及び温度か
    らなる選択肢のメニューを格納するキーパッドを備える
    手段であり、自動的に搬送速度及び温度を計算する数式
    と、前記加熱素子の表面で検知された温度とに応答し
    て、前記格納されたメニューを修正する手段である制御
    手段とを備えることを特徴とするオーブン/トースタ
    ー。
  18. 【請求項18】 請求項17に記載のオーブン/トース
    ターにおいて、更に、 前記コンベアベルトの全幅を横切って延びると共に、前
    記エンドレスなループのコンベアの全長にわたって互い
    に絡み合って組み合うことにより略平滑な焼き板の表面
    を形成するような配置及び寸法を有するコイルを有する
    螺旋状のワイヤと、 前記コンベアの全幅を横切ると共に前記螺旋状のワイヤ
    のそれぞれを通過して延びる、独立して関連付けられた
    ロッドとからなる緊密に織り込まれたコンベアベルトを
    備え、 前記コンベアは、オーブン内部に敷設されると共にオー
    ブンの両端から突出し、突出した一端に未加熱の食品を
    載せて他端から加熱した食品を取り出すことを特徴とす
    るオーブン/トースター。
  19. 【請求項19】 請求項15に記載のオーブン/トース
    ターにおいて、前記オーブン/トースターは、 前記トンネルの周囲に共用のプレナムと、 前記ハウジングの上部及び下部の表面から前記プレナム
    に空気が出入りすることなく、前記ハウジングの一方の
    側板から前記プレナムの中に吸気して、他方の側板から
    排気する手段と、 積み重なったオーブン/トースターの上部及び下部表面
    の間に実質的に隙間がないように、複数の当該オーブン
    /トースターを積み重ね可能とする手段とを備えること
    を特徴とするオーブン/トースター。
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