JPH11264157A - 水道制御システムのためのネットワ―クソフトウェア - Google Patents

水道制御システムのためのネットワ―クソフトウェア

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Publication number
JPH11264157A
JPH11264157A JP10374486A JP37448698A JPH11264157A JP H11264157 A JPH11264157 A JP H11264157A JP 10374486 A JP10374486 A JP 10374486A JP 37448698 A JP37448698 A JP 37448698A JP H11264157 A JPH11264157 A JP H11264157A
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Application number
JP10374486A
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English (en)
Inventor
Jerome M Gauthier
エム.ゴーティエ ジェローム
Nhon T Vuong
ティー.フォン ホン
Mark J Sippel
ジェー.シッペル マーク
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Sloan Valve Co
Original Assignee
Sloan Valve Co
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E03WATER SUPPLY; SEWERAGE
    • E03CDOMESTIC PLUMBING INSTALLATIONS FOR FRESH WATER OR WASTE WATER; SINKS
    • E03C1/00Domestic plumbing installations for fresh water or waste water; Sinks
    • E03C1/02Plumbing installations for fresh water
    • E03C1/05Arrangements of devices on wash-basins, baths, sinks, or the like for remote control of taps

Abstract

(57)【要約】 本願発明は、4つの入力を受け、4つの出力を発生する
マイクロプロセッサーを備えた電気制御基盤であって、
水道設備の為に使用する方法または装置である。異なる
電圧を有する出力はラッチングリレーによって制御され
る。制御基盤は、順序立てて手を洗うことを命令するス
マートシンク(Smart Sink)で使用される。制御基盤
は、ある施設における、全ての基盤の機能を監視しかつ
制御するネットワーク上の一つのノードを形成できる。 【課題】 従前の技術では一設備に対して一機能を実現
できるにとどまる柔軟性が不足する問題点があったの
で、さまざまなモードを必要とする多目的装置を動作さ
せるための制御系を容易に構築できなかった。 【解決手段】 4IO基盤、Smart Sinkおよびそのソ
フトウェア、とプログラムド・ウオータ・テクノロジー
のネットワークソフトウェアによるの集中管理を提供す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、水場の監視また
は制御に使用する機器と方法の発明である。この技術分
野では配管設備のための種々の電子制御が知られてい
る。アメリカ合衆国特許5,060,323および同5,031,258に
おいていくらかの例が示されている。代表的例としての
制御は、ソレノイドによって電気的に駆動する弁を、所
望するときにソレノイドによって動作する種々の種類の
スイッチと一緒に使用して用いられる。そのスイッチ
は、押しボタンスイッチ、またはユーザがいるときに水
が供給されるべき時を決定するためのリフレクティブモ
ードやブレークビームモードにおいて使用する赤外線セ
ンサを具備する。
【0002】
【従来の技術】従前の制御技術では一設備に対して一機
能を実現できるにとどまる柔軟性が不足する根本的な問
題点があった。しかし、洗面台(あらかじめ調節された
温水と冷水を混合することによって、またはユーザが湯
水の混合を選択できる温調装置を備えたもの)、シャワ
ー、便器、または水洗便器のように制御する必要のある
配管設備は、広く多岐にわたる。また石鹸供給器、タオ
ル供給器のように関係のある装置を制御したい場合もあ
る。従来の制御では、基本機能を根本的に変更すること
なく、異なる装置にあった制御系を統合的に再構築する
ように、これらの違った設備すべてに対して使用するこ
とはできなかった。さらには、いくらかの制御装置(洗
面台、シャワー、石鹸供給器)では、ユーザの到着や存
在に感応する必要がある一方で、他の装置(便器、水洗
便所)ではユーザが目標範囲を離れるまで作動しないよ
うにユーザの存在に感知する必要があること等により、
装置が複雑となっていた。また、従前の制御技術では、
さまざまなモードを必要とする多目的装置を動作させる
ための制御系を単純に構築できない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】多くの施設の設備で
は、設備運転者任意の装置に見合った特定の動作特性を
選択することが、望ましい場合もあるであろう。また、
たとえば、寄宿舎や兵舎では、シャワーの使用できる時
間を制限できれば便利であろう。集合公共施設では、決
められた時間枠内に水洗便所を流す回数を制限したい場
合もあるであろう。健康維持施設や食堂施設では、汚染
の可能性を減らすために、食堂従業員や病院の従業員の
適切な手洗い手順を確実に履行し得るような手洗い装置
が好まれるであろう。かかる設備で、これらの決められ
た手順を選択できることは高く利用されるであろう一方
で、従来の制御系では、柔軟性欠如の問題がこれを妨げ
ている。
【0004】水場の制御で望まれる別の特徴としては、
任意の特定設備、あるビル全体のすべての設備、または
施設において、何が起こっているかを自動的に監視する
機能である。またさらに望まれる特徴としては、任意の
特定設備を動作させるための手順を自動的に変更できる
ことであろう。ここでは、従来の制御系では、みられな
い通信機能を要求される。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明では、洗面台、
シャワー、水洗便所、便器やこれらの組み合わせのよう
な水道設備で使用することができるひとつの新しい制御
基盤を包含する。この基盤は、この明細書中で、スマー
トシンク(Smart Sink)として説明するような洗浄プ
ログラムについての集中管理を提供する。この基盤は、
プログラムド・ウオータ・テクノロジー(Programmed
Water Technologies)として述べている一つのシステ
ムにおいての設備全体の水道設備を監視し、データ取得
を取得するための中枢コンピュータと行うネットワーク
通信をも供給する。本明細書中では、4IO基盤、Smar
t Sinkおよびそのソフトウェア、とプログラムド・ウ
オータ・テクノロジーのネットワークソフトウェアの3
つの主分野を扱っている。
【0006】
【実施例】1.4IO基盤 本願発明の制御基盤10の概略図を、図1から7を示
す。4つのセンサーまたはスイッチからの入力を受け取
って、4つの制御装置に直接出力できることを特徴とす
る。4つの入出力を取り扱う機能を有するので、この明
細書中では4IO装置と呼ぶ。現在の発明の範囲内で
は、異なった入出力数が使用される場合をも考慮され
る。4IO基盤の主な構成品は、以下の通りである。
【0007】A.電源部 基盤の電源部を図1内に符号12で示す。図面には示し
ていないが、基盤外変圧器が24VACをコネクターT
B1に供給する。変圧器は4IO基盤外であって回路上
流側のどこかに配置される。代表例としては、建物の主
電源120VACに接続される。ある一基盤に電力を供
給し、若しくは多数の基盤に電力を供給する変圧器であ
ろう。TB1からのライン13はヒューズホルダFH3
の一方に接続される。そのヒューズホルダ別端FH1は
図中に24VACと付記した出力電力ライン14に接合
されている。この出力ラインは図中同様に24VACと
記した回路のどの位置にも接続できる。ヒューズホルダ
FH1とFH3間に接続するF2はライン14上の電流
を制限する2電流のスローブロー(Slow Blow)ヒュー
ズである。
【0008】ライン13はコイルL15、コンデンサC
33および抵抗R40で示されるフィルタと、コイルL
1と抵抗12で示されるフィルタを有する。また5ボル
トの論理回路を守るためにマイクロヒューズホルダFH
2には別に、2電流で働くクウイックブロー(Quick B
low)ヒューズF1を具備する。24VACはヒューズ
F1を介してライン16上で24VACを約30VDC
に変換する整流ブリッジD1につながって、LED35
がその30VDCの存在を表示する。安定的な入力の確
保のため、コンデンサC6が蓄電し、予備電力として使
われる。もしも、ヒューズが飛んだり、ライン16の電
圧が降下した時には、これが電力の蓄えとなる。基盤
は、わずかの時間であれば、この予備電力により生きら
れる。
【0009】ライン16は、9ボルトまで電圧上昇し得
る9ボルト切替器U6に、30VDCをライン18を通
して供給する。切替器は、ライン18への電圧が9ボル
トを越えたら切れて、9ボルト未満に落ちたときに再度
入り、ライン18上に脈電圧9VDCを作り出す。コイ
ルL2と抵抗R18、R19からなるフィルターは、そ
の電圧を決定する。9ボルト切替器U6は、5ボルト調
整器U7にまでつながっている電圧を低下させることを
目的とする。もしも、回路電圧が、24VACから5V
AC調整器までブリッジ回路整流器を介して直接降下し
たならば、5ボルト切替器は過熱するであろう。9ボル
ト切替器は多目的な要求に対処するので、9ボルトの電
力はライン20上に供給される。+9Vと記した回路上
の別の位置は、出力ライン20上につなげられる。別の
ものとの間では、9VDCは、以下に説明するように、
出力領域にラッチングリレーを動作させるために使われ
る。ラッチングリレーは、ラッチやラッチの解除をする
ために、10ミリ秒のパルス電圧が必要である。切替器
U6は、9VDCが必要とされるほとんどの場合に、そ
の位置に配置される。コンデンサC7は僅かながらでも
電力を蓄えておくためにライン18に接続される。リレ
ーが動作を必要とするときには、切替器U6は切られ
て、コンデンサC7がリレーをラッチするために必要な
短いパルス電圧を供給できる。
【0010】9VDCが5ボルトの調整器U7に供給さ
れる。5ボルトの調整器は9VDCを受け取って、マイ
クロプロセッサやその他の論理回路の動作電圧たる5V
DCまで電圧を降下させる。5VDCは出力ライン22
に供給される。回路上VCCと記した箇所は、ライン2
2につながれる。コンデンサC21は、ハイパスフィル
タである。
【0011】一緒に取りだされる電力領域は、ライン1
4上で24VAC、ライン20上で9VDCおよびライ
ン22上での5VDCである。
【0012】B.マイクロプロセッサ 4IO基盤の機能は図3および4に示すマイクロプロセ
ッサU12によって管理される。このマイクロプロセッ
サは、他のものでも可能かもしれないが、カリフォルニ
ア州パロアルト市のEchelon CorporationのTMP N
3150 B1AFのようなニューロンタイプ3150
が好ましい。このマイクロプロセッサは決められた動作
電圧、この場合で言えば5VDCで実行するべく設計さ
れている。マイクロプロセッサは内部で電気的消去かつ
再プログラム可能な、この明細書中において引用される
メモリである。EE領域は、もしも電力供給が失われて
も、EE領域では情報が失われないような揮発性メモリ
である。このマイクロプロセッサは3つの内部プロセッ
サをもっている。第一のプロセッサは、以下に説明する
ように4IO基盤ソフトウェアを駆動するものであり、
第二のプロセッサは、チップに供給される通信ソフトウ
ェアを実行するものである。第三のプロセッサは、第一
と第二のプロセッサ間の情報を翻訳するソフトウェアを
実行するものである。
【0013】第一のプロセッサは、図4に示されるEP
ROMU3のチップ内に焼かれて格納される非可変の4
IOソフトウェアを実行する。このEPROMはライン
A0からA15までとD0からD7までを介してマイク
ロプロセッサと通信する。
【0014】4IO基盤はフラッシュオプションと呼ば
れる変更の具体化を可能にするスタッフオプションを提
供するために組込型中枢部とコネクタ部を具備する。ス
タッフオプションは、符号24で論理チップを受け取る
ことができる。これらのチップが提供された時、標準の
EPROMU3はEEPROM(Electrically Erasab
le Programmed Read Only Memory)でよく知られる
フラッシュEPROMで置き換えられる。フラッシュE
PROMが使用されるときは運転者が新しいソフトウェ
アをダウンロードして、フラッシュEPROMにそれを
格納する。従って、全体プログラムが再度書き換えられ
る。ソフトの変更には新しいEPROMチップに置き換
えられることを必要とする。4IOソフトウェアの詳細
を以下に述べる。
【0015】チップの隅々にまで分配されている5ボル
トを一掃するために数個のコンデンサが使用されること
がつけ加えられる。図4に示すコンデンサC8とC17
はハイパスフィルタおよびローパスフィルタを形成す
る。コンデンサC15、C22、C26、C25、C2
7はハイパスフィルタの役目を果たす。電力ドレーンが
電圧を遡って制限する結果として、5VDCの電源に対
する小さなバッテリとしての役割をも果たす。
【0016】C.入力領域 入力領域の記載は、制御される装置、たとえば洗面台、
シャワー、または水洗便所に見いだせるかもしれない様
々の遠隔スイッチやセンサについて、すでに述べた議論
から恩恵を受けられる。共通的に使用されるスイッチ
は、図8の19に示されるように感応型押しボタンスイ
ッチである。スイッチ19は、取り付けナット23と壁
部フランジ25と螺嵌を目的とする外筒にネジ部を有す
る円筒型きょう体21を具備する。そのきょう体は、取
付ナット23と壁部フランジ25で適切に固定された取
付面27に固定される。代表例として、取付面27は、
洗面台、水洗便所、またはシャワー付近の壁にあるか、
またはそれ自身が設備の一部分として具備されているか
もしれない。ワッシャ28とスペーサ29は固定の補助
を補助する。壁フランジ25は、フランジ25中心開口
部を通して遊嵌状態の押しボタンを保持する。その押し
ボタンはフランジ具備する挿入管31の一端に接する。
管31の他端は鉄金属製のT型ピストン棒32に当接す
る。ピストン棒32、挿入管31、および押しボタン3
0は、バネ33によって図8でいえば、図の左側に常に
偏った状態となる。バネ33はブッシュ37によって保
持されるパッキン34に対して押しつける。そのブッシ
ュはきょう体21に螺嵌される。近接センサ35はパッ
キン34内に取り付けられる。直流5Vを供給する3つ
の導線36A、B、C、リターン信号、、および接地
は、近接センサに取り付けられて、それぞれ4IO基盤
に戻るようつなげられる。制御装置のユーザが押しボタ
ン30を押したら、ピストン棒32がセンサ35に近づ
けるように動いてセンサ付近の磁場を変化させる。変化
した磁場が引き金となってライン36Aとライン36B
の間の回路を閉じるようにセンサ35の内部の回路に働
きかける。このセンサーはすでに利用可能なものであっ
て、現在の発明の部分をなさない。
【0017】押しボタンスイッチが、ユーザによる水道
設備の運転要求を伝えるのに使われる一方で、他のタイ
プの装置も使われる。たとえば、赤外線光センサはユー
ザの存在を検出する。赤外線エミッターと検出器は、お
互いに近接するするように配置され、たとえば、蛇口の
下のユーザの手から反射して戻ってくる赤外光が検出器
を作動させる。または、エミッタと検出器は、検出器に
焦点を合わせてエミッタと分けて配置することができ
る。4IO基盤とスイッチ間に大きな距離が必要な時
は、5VACよりもむしろ、リードスイッチと24VA
Cの供給および信号の組み合わせが使われる。もしくは
リレースイッチが戻ってくるリターンラインで使用され
ている5ボルトで使用してもよい。この場合は、鉄製金
属片の代わりを磁石として、その磁石がリレースイッチ
に近づいたときに、リレースイッチが5ボルトのリター
ン信号を与えるコンタクトから信号を戻す。
【0018】マイクロプロセッサへの他の入力は、遠隔
スイッチの閉状態の検出よりもむしろ、いろいろな構成
品の動作を監視することも含んでもよい。たとえば、そ
れらの構成品がいつ動作するかを見つけだし、これに応
答して何らかの行動をとることができるように、16V
DCモータ、または24VACのソレノイドを監視する
ことが望まれることもあろう。
【0019】これまで述べたことは、4IO基盤が広く
いろいろな信号を受けるような能力を持たなければなら
ないことを意味している。これから、その能力を提供す
る入力領域について説明する。4IO基盤は、図2のJ
4で示されるものの一つである4つのRJ-11型入力端子
を通して、様々なスイッチや制御装置のセンサーと通信
する。端子J4はジャンパJP9とJP10によって逆
シュミットトリガーU2Aに、直接またはオプトアイソ
レータを通して接続される。そのシュミットトリガー
は、示すようにライン26Aによってマイクロプロセッ
サのI/Oポートに接続される。ジャンパーは、単に選
ばれたピン対をお互いに接続するようなシャントクリッ
プを有しているかもしれない。
【0020】J4のピン1は示されたように24VAC
電源につながれている。もしJ4に接続されている特別
の遠隔スイッチ、またはセンサーが24VACを必要と
するならば、J4のピン1がそれを供給する。当然に、
もしスイッチが24VACをしようしないか、または独
自の電源を有している場合は、端子J4につながれるケ
ーブルはピン1に接合されないであろう。
【0021】同様に、J4のピン2は、図に示すように
5VDCに接続される。押しボタンスイッチの場合に
は、導線36Aは押しボタンスイッチに5VDCを供給
するようにピン2に接続される。遠隔スイッチが5VD
Cを必要としないならば、ケーブルは端子J4に接続さ
れるケーブルはピン2にはつながれないであろう。
【0022】J4のピン3はひとつめのセンサのリタン
である。押しボタンスイッチの場合は、ピン3が、5V
DCのリタン信号を供給するように、導線36Bにつな
がれる。ライン39はJ4のピン3とジャンパJP10
のピン2をつなぐ。
【0023】J4のピン4はマイクロプロセッサーのI
O9からクロック信号につながれる。押しボタンを利用
する場合では、クロック信号は使われない。しかし、動
作すべき時をそれに教えるためのクロックパルスを要求
するか、または動作中にクロックパルスを必要としても
よい、ような何らかの型の遠隔センサはあるだろう。ピ
ン4はそれらのパルスを供給するであろう。
【0024】J4のピン5は、DCのグランドである。
押しボタンスイッチの場合、ピン5は導線36Cにつな
がれている。また、押しボタンスイッチの場合は、5ボ
ルトのリタン信号はぴん3に戻ってきて、ピン6は使用
されない。ピン6はACのリターン信号で使われるだろ
う。ライン41はピン6とジャンパJP9のピン2を接
続する。
【0025】ジャンパJP9とJP10のシャントクリ
ップは端子J4につながれる遠隔スイッチまたは装置の
形式に従って設けられる。もしも、そのJ4につながれ
る遠隔スイッチがJ4のピン3上で5VDCのリタン信
号を供給するならば、JP9のピン1と2のように、J
P10のピン1と2は短絡する。この場合、J4のピン
3上でリタン信号が、オプトアイソレータU1Aを迂回
しながら、シュミットトリガU2Aに直接伝わる。ま
た、5VDCリタン信号の場合には、オプトアイソレー
タ入力ピンK、AはJP9のピン2と1を通して接地さ
れる。このように処理される理由は、もしもオプトアイ
ソレータの一方が開放したまま残される場合に、電流の
変化を見る能力を有し、かつそれをトリガとするために
は全くといってよいほど電力を要しないので、いくらか
の雑音を検出することができるようにする為である。J
P9はそれに強制的に拘束されるので、動作しない。一
方、オプトアイソレータU1Aの入力A、Kは自由に浮
いている。だから、信号が発生して、JP10からその
周囲に来ている信号を乱すことはない。
【0026】もしも、J4につながれている遠隔スイッ
チが5VDCよりも他のJ4のピン3上でリタン信号を
供給するならば、ジャンパJP10のピン2と3は、オ
プトアイソレータU1Aの入力A、Kにリタン信号を送
りながら短絡する。ジャンパJP9の設定は遠隔スイッ
チや装置にたいする電源によっている。もしも、遠隔装
置がそれ自信の電源供給を持っているならば、シャント
クリップはジャンパJP9のそれからを完全に切り放さ
れる。もしも遠隔装置が、J4のピン2からの5VDC
を使用するならば、ジャンパJP9はDCグランドを供
給するようにピン1と2につなげられる。もしも、遠隔
装置がJ4のピン2から24VACを使用しているなら
ば、ジャンパJP9はライン43を通してAC中立状態
を提供するために、ピン2と3につなげられる。オプト
アイソレータがそのポートA、KとK、A上で入力を受
けると、その装置内部で赤外線信号が送られる。赤外信
号はポートCとEの間の電気的接続をつなげる。赤外光
信号は、その出力をきっかけとするためにオプトアイソ
レータで内部的に利用されるので、入力(A、Kおよび
K、A)と出力(ポートCとE)の間には物理的な電気
的接続をもたない。それゆえ、入力が出力をきっかけと
するのと関係なく、ピンCに接続されているものがなん
であれ、出力信号として送られる。だから今、U1Aの
入力側に来た信号が何であるかにかかわらず、残りの回
路がそれをライン38上の5VDCとして認識する。
【0027】4IO基盤が5VDCよりも他の電圧を見
ているときには、または基盤からは供給されない電圧を
みているならば、オプトアイソレータが使われるであろ
う。たとえば、24VACで動作しているソレノイドを
監視する場合があげられる。ジャンパJP10は、同じ
信号をリターンできるように、ピン2と3に接続され、
他のジャンパJP9はピン2と3に接続される。だか
ら、基盤は電力を与えることをのぞいては、J4ピン3
上に何があるかを監視する。共通グランドまたは共通の
電源を持つことについて、この配置は関係しない。基盤
はちょうど特別のソレノイドで起こっていること見るた
めにその中の信号を傍受する。それが、動作状態にあ
り、または動作状態に無くなったときは、それが何であ
ろうと、5VDC信号に変換され、プロセッサがこの新
しい信号から切り放されて実行する。もちろん、それか
ら、この信号を接続するか切り放すか、または信号が来
たときがいつかによって動作するべき時がいつである
か、または信号が来るときにそれが動作すべきかいな
か、ソフトウェア内において、制御する。
【0028】さて、ライン38上には、オプトアイソレ
ータまたはジャンパJP10を通しすかに拘わらず、シ
ュミットトリガU2Aにつながる信号がある。オプトア
イソレータはあCを検出するので、そのライン上であC
雑音を生成する能力を有している。5ボルトの信号をで
きるだけきれいにするために、高周波ノイズの除去の一
助としてのフィルタC4、R11がある。フィルタにか
けられた5V信号は共通の回路の部分であるシュミット
トリガに送られる。
【0029】ほとんどの電気論理回路においては、4I
O基盤は逆論理回路として使用される。すなわち、ふつ
うの出力状態では論理状態は1となる。電気分野におい
て回線が破壊したら、おしまいである。論理的には、固
体状態の電気とマイクロプロセッサにより1として考え
られる。その残りの回路線で、コンポーネントから少し
はわずかにいつも流れるので、回線を1として保てる。
よく保つために、限定された。0の回線では信号は制限
されることで知られている。いくらかの電圧は信号であ
るか、または雑音であるかについては疑いはない。よっ
て、シュミットトリガU2Aは、インバータである。シ
ュミットトリガがなすことは、回線中の雑音と静電容量
によって変化するような信号をとることである。そし
て、入力信号がある点まで達したら、シュミットトリガ
がオン状態になって、きれいな信号を矩形波の形式で作
り出す。この場合に、U2Aは逆シュミットトリガであ
り、従って入力信号が高いときに出力が良好、論理0の
矩形波となる。シュミットトリガに来る信号がなんであ
れ、マイクロプロセッサに対するライン26Aにおける
信号をきれいにして、反転信号を作り出す。
【0030】増幅器U5Cは、LED D5を動かすこ
とも行う。LEDは、余りに多くの出力を引き込んで奇
異な信号を作り出してしまうので、マイクロプロセッサ
に送られるものと同じ信号では駆動できない。この場合
に、なにかが起こったことを表示するには低い信号が使
用される。そのLED D5には、信号の存在を表示す
るためにオン状態になることが、所望される。だから、
LEDはマイクロプロセッサによって使用される逆転し
た論理状態で作動する。増幅器U5Cは、LED D5
を駆動するに十分な電力を増加するように使用され、こ
れにより論理回線が0になるときにオン状態になる。
【0031】LED D5の電力が図に示したようにV
CCから引き出される。ライン38が(信号の存在を表
示しながら)高くなるときには、ライン40は低くな
る。増幅器U5Cはライン42を低くするように動く。
増幅器U5Cは、ライン40上の信号の何でも取り、そ
れにもっと電力を与える。電力VCCは、このライン4
2のレベルを持ち上げるように、LED D5と電流制
限用抵抗器R17を通して入ってくる。しかし、U5C
はそれを低く抑え、電流制限用抵抗R17が供給できる
より低くする。だからグランドU5Cに流れ込んで、L
ED D5をオン状態にする電流パスがある。
【0032】ライン38が(リターン信号の欠落を表示
しながら)低くなるときは、ライン40は高くなる。そ
れから、増幅器U5Cはライン42を強制的に高くす
る。いま、LED D5の両側の電圧は高いが、電流パ
スは存在せず、LED D5はオフ状態である。明確化
のため、一つの入力端子J4が表され、説明されてい
る。現実に基盤はJ4で認識できる複数の入力端子を持
っている。違う個数にもできるが、好ましい場合は、4
つである。各々の入力端子は同じ関連性を持った図中端
子J1でしめすような、たとえば1対のジャンパ、オプ
トアイソレータ、シュミットトリガ、LEDドライバ、
および関係のあるコンポーネント等の、回路要素をもっ
ている。だから、図3中に示したを入力ラインJ1、J
2、J3は、図中ライン26Aで示されるように同じ回
路にそれぞれつながっている。
【0033】D.出力領域 4IO基盤の出力領域は、入力領域の一般的な、すなわ
ち、さまざまに異なる制御対象の装置がサービスされな
ければならないというような、問題に直面している。共
通の制御対象の装置は、水洗台やシャワー上で水のバル
ブを駆動するためのソレノイドであろう。しかし、制御
対象の装置は、ソレノイドが駆動する流し弁、石鹸供給
のためのモータ、タオル供給器、またはこれらのうちの
一つのための補助制御装置であるかもしれない。これら
の違った装置に対して異なった出力が要求され、これら
の出力を供給し制御するために、準備がなされる。
【0034】その入力領域の場合において示したよう
に、4IO基盤は、制御装置につなげるための4つのR
J−11型端子を持っている。短く言えば、おのおのの
出力端子のピン1は切り替えられた5VDCにつなが
る。ピン2は選択された電力源に接続可能である。ピン
3は、切り替えられ選択可能な電力源を提供する。ピン
4は使われない。ピン5は選択できる電力のリターンで
ある。ピン6はDCグランドである。ここで次に、これ
らの接続をどのように行うかを、述べる。
【0035】ラッチングリレーはおのおのの出力端子に
関連つけられる。端子J10につなげられるこれらのリ
レーのひとつは、K4で示される。ラッチングリレーの
内部回路は、図9に示す。そのリレーは2極で、1つめ
と2つめ接点44−1と44−2を有する2つのスイッ
チをもったリレーである。リレーにも2つのコイルを有
する。各々のコイルは、SETとRESETを印した端
子において、電源につなげられ、SETコイルに対して
GND1が印されてRESETコイルにGND2が印さ
れるようなグランドにつなげれている。接点44−1と
コンタクト44−2は、COM1とCOM2で印される
共通のピンにピボット的にかつ電気的につなげられる。
「正常」またはラッチ状態を示す時には、RESETコ
イルはもっとも新たに動作したコイルと考えられ、その
接点44−1と44−2は、それによってNC1−CO
M1とNC2−COM2の間で電気的パスを作りなが
ら、ピンNC1とピンNC2につながる。SETコイル
が動作状態にされた時、接点44−1と44−2はピン
NO1とNO2と接するように引き上げられる。接点4
4を1方向に偏らせて置くためのバネもその他の装置も
有しないし、反対側のコイルが接点を他セットの極側へ
動かすまでの間、その接点は最も新たに活動した跡を残
す。
【0036】今ここで、図2にもどると、ラッチングリ
レーK4の一つに接続することを背説明しており、他の
リレーがそれに接続される同じコンポーネントを有して
いることを想定している。SETとRESETピンは、
ライン46とライン48上で9VDCにそれぞれつなが
れている。ピンNC1とNC2は使われていない。CO
M1は、ライン50で、出力端子J10のピン3につな
がれている。ライン50は選択電源ラインAC4Aにも
つながれている。COM2は、ライン52で、端子J1
0のピン1につながれている。ライン52も、ライン5
2が動作状態になったときに、オン状態になるLED
D10に分岐する。NO1はライン54によって、端子
J10のピン3につながれている。NO2は5ボルトの
電源VCCにつながれている。GND1はライン56を
通して増幅器U9Bにつながれる。ライン56は、ダイ
オードD26を通して、9VDCに分岐する。同様に、
GND2は、ダイオードD25を通して、9VDCに分
岐するライン58を通して、増幅器U9Aにつながる。
【0037】ダイオードD25とD26は、誘導スパイ
クに対応するためにそこに置かれている。リレーコイル
があってそれがオン状態になると、5ボルトラインはU
9Aを通してすばやく電力を放出するとともに、できる
だけ多くの電力を汲み上げる。これにより、ライン58
はグランドよりも実際には電位が低くなり、ゆっくりと
電位は降下する。どの場合でも、ダイオードD25は図
中電位+9VDC側からU9Aに逆流しないように働く
ので、電流パスは存在しようが電流は流れない。しか
し、リレーをオフ状態にすると、多方向に向かう誘導ス
パイクが現れる。誘導スパイクが低い場合には基盤は損
傷を受けないが、高いとその可能性がある。高い誘導ス
パイクの場合は、高い突入電流が生じる。従ってこの場
合、それを取り除くため、接地される。リレーのラッチ
とアンラッチから引き起こされる誘導スパイクを助け
る。
【0038】マイクロプロセッサの出力は、図3中のポ
ートIO0からIO3をとおして出てくる。これらのポ
ートから出ている4つのラインは、アドレスチップう1
0につながっている。ラインIO0、IO1およびIO
2のラインの組み合わせにより、U10のみが、1つの
出力をオン状態にしうる。IO3は可動な状態に置かれ
るており、いつ動作すべきか否を、チップに指令する。
IO0、IO1およびIO2はバイナリ数を再度与え
る。チップU10がIO3によって可動状態にある時
は、そのバイナリ数がどの出力をオン状態にするかを決
する。U10からの出力の1つだけが、一度に動作可能
な状態に置かれる。だから、U9AからU9Hのうちの
8つの増幅器(図中にはそのうち3つのみを示されてい
る)の1つが、より大きな電流パスを許すべく、U10
からの信号を増幅する。
【0039】代表的には、U10からのオン状態の出力
される論理は0となる。つまり動作したとき、論理は0
である。その他の場合は、論理は1である。増幅器U9
は、それを増幅する。だから1つを除いて、すべての増
幅器は、通常、増幅器から出力される5ボルトとなる。
1つの増幅器は論理0である。たとえば、もしも増幅器
U9Aが低ければ、リセットコイルとリレーK4のピン
GND2を通しての電流を満たして、NC1とNC2で
接点群44を接しながら、ライン58は低い電位に抑え
られる。リレー接点は、増幅器U9Bを低くするまでは
動かず、ライン56とGND1を低く抑え、セットコイ
ルを通して電流パスを供給する。セットコイルが動作す
ると、リレー接点群44はピンの1とピン2側に倒れ
る。接点COM1につながる接点では、AC4A上とラ
イン50上選択可能電圧が、ライン54と端子J10の
ピン3に供給される。同時に、NO2のCOM2への接
続が、ライン52と端子J10のピン1上で、電圧を5
VDCに置き換える。U9Bの電位が高くなってセット
コイルからの電流を取り除くときにさえも、リレーの接
点は、この位置のままである。
【0040】一度に1つのリレーの1つのコイルを動か
すだけなので、電力を持続する必要もなく、4IO基盤
の電力消費も大幅に削減される。たとえば、もしも基盤
がシャワーを制御し、かつそのシャワーを10分間オン
状態にしたいのならば、マイクロプロセッサーはリレー
を解除するために10ミリ秒のパルスを送って、シャワ
ーをオン状態にして、リレーはそのままになる。プロセ
ッサは10分間で戻って、それを監視し、所定の10分
間がきれたときに、このリレーを解除(リセット)して
他のアドレスに進んでシャワーをオフ状態にする。
【0041】AC4Aで選択可能な電圧は、(図中5)
ジャンパJP6上の2つのシャントクリップで決められ
る。尚ここで、4つの出力端子の各々に対して1つのジ
ャンパが対応し、各々のジャンパと出力端子がそれ自信
選択電圧ラインACxA(ここで、xは1、2、3、ま
たは4が選べれる)ことに注意する必要がある。
【0042】図5のJP6に示す各々のジャンパは、ピ
ン1に、電源領域12のライン14から供給される24
VACをもっている。ピン2はライン50でラインAC
4Aにつながる。ピン3は外部電源につながる。ピン4
は使用しない。ピン5は、外部電源のグランドにつなが
る。ピン6は、端子J10のピン5上でAC4Bからリ
ターンラインにつながる。ピン7はAC中性である。
【0043】基盤外電源として述べている外部電源は、
図5中端子J5で4IO基盤に入ってくる。J5は、ピ
ンに4つの外部電源とグランドを供給する。これらは、
出力端子JP6の各々の中のピン3および5につなげら
れる。それゆえに、もしも制御装置が、4IO基盤の出
力領域から利用できる24VACまたは5VDCよりも
他の電圧を必要とするならば、基盤外電圧が端子J5か
ら供給される。JP6の1つのジャンパシャントクリッ
プは、ピン2と3も設定されるであろうし、外部電源は
AC4Aと出力端子J10のピン2に供給される。さら
には、切り替えられる外部電源が端子J10のピン3で
利用されるであろう。その他のジャンパシャントクリッ
プは、JP6ピン5においてJ10のピン5を外部グラ
ンドにつなげるように、JP6のピン5と6上に置かれ
るであろう。
【0044】もしも、制御装置が24VACを必要とす
るならば、ジャンパJP6シャントクリップはピン1と
2、およびピン6と7に設定される。それは、AC4A
とAC4Bで24VACとなっており、そして、それ
は、出力端子J10のピン2と5につなげられる。24
VAC電源のCOM1−NO1、ライン54とJ10の
ピン3を通して、利用しうるであろう。もしも制御装置
が5VDCを必要とするならば、ジャンパJP6のセッ
トに拘わらず、J10のピン1で常に利用可能である
(K4が解除されたとき)。
【0045】制御装置がそれ自身の電源を持っていて、
しかし電源(装置をオンまたはオフするときを制御す
る)、J10のピン2、3が制御装置中の電力回路内に
つなぎ込まれるように切り替えるよう望まれる。リレー
K4のセットコイルが動作すると、NO1とCOM1ピ
ンで、接点44−1が電流回路を完成するであろう。し
かるに、リレーが単にスイッチの短絡をさせる。この場
合において、ジャンパシャントクリップは、JP6から
切り外され、AC4AまたはAC4Bには何も供給しな
い。マイクロプロセッサが、異なった基盤上電圧の供給
を制御し、基盤外電圧、または制御装置へのスイッチの
クローズを制御できる。
【0046】E.通信とユーティリティー 4IO基盤は、ツイストペア線または電力ラインを通し
て通信するための機能を有している。ツイストペア線
は、図7に示すように、FTT−10Aとして知られて
いる。電力ラインモジュールは図6にPLT−21とし
て示している。これらは、使いたいものがどちらである
にせよ、両方とも具備されたオプションである。FTT
−10AモジュールとPLT−21トランシーバは、カ
リフォルニア州パロアルト市のエケロン コーポレーシ
ョン(Echelon Corporation)から調達される。FTT
−10AオプションとPLT−21オプションの通信ラ
インCP1、CP0およびCLK2は、マイクロプロセ
ッサから通信モジュールに広がっている。マイクロプロ
セッサは、これらの回線に1と0からなる1式の情報を
送信する。トランシーバは、大変換器かつ、絶縁変換器
であり、それは、図中7で、データAやデータBのいず
れかのライン上で直列形式の同じクロック信号を送り出
す。一端でトランシーバは、2つのラインを監視してお
り、違ったものが検出されるときは、そこから通信があ
る。そのとき、レシーバは、0と1の組み合わせが有効
なメッセージであるかどうかを決定するために、1と0
の組み合わせを見はじめている。このタイプの伝送で
は、マンチェスター差動符号化がと知られている。信号
はデータAとデータB上に送られるので、極は関係な
い。すなわち、2つのワイヤにより、どちらかの形式か
が引き上げられる。
【0047】電力ラインを用いた通信では、より多くの
通信のラインを確保し、いくらかの情報を格納し、遅い
速度でそれを送るチップ内に、知的作業を担わせること
のみに違いがある。しかし、本来は、同じタイプの作動
型マンチェスター符号化が電力ライントランシーバに適
用される。送信は少しゆっくりとなされ、ライン上が送
信情報があるか否かを見るために電力ラインを監視する
だけの知能を有している。
【0048】示された他のコンポーネントはトランシー
バによる比較の為に使われる電圧に設定される。誘導子
は、ノイズスパイクやその種のものを削減して、回線上
をきれいにする。図3に戻って、4IO基盤はリセット
スイッチSW1を有している。もしも、なにかが画期的
に悪くなるか、または初期リセットスイッチが押される
か、から始められるように期待されている。プロセッサ
がやっていることがなんであれ、雑音から始められる。
マイクロプロセッサのEE領域に影響を与える。それ
は、現在進行中のものを中止し、プログラムの最も先頭
のほうから実行する。第一のステップは安全のための注
意として、すべてのリレーから遮断される。
【0049】U11は電圧維持を確実にするためのチッ
プである。U11は5VDC電力に対する監視をするよ
うに動作するチップであって、5VDCは4.3ボルト
未満までは下がらない。プロセッサーが低電圧のため、
誤差を生じないように確実にするための安全装置であ
る。5VDCラインが4.3ボルト未満まで下がったと
きには、U11は自動的にプロセッサーをリセットす
る。U11は5VDCラインが4.3ボルトより上に戻
るまで、信号を送り続ける。このチップは、押しボタン
リセットSW1とまったく同じであり、初期の段階から
プロセッサーが動くように支持する。リセットが低く抑
えられている限りは、プロセッサーは動作せず、連続に
リセットする。もしも、プロセッサーにおいて、電力が
3.8ボルトまたは3.7ボルトより下まで降下したと
きに自由に動作すること、またはそのプロセッサ自身上
で動作することが許されるならば、そのプロセッサー
は、その記憶装置内に情報を保持するための十分な電力
とを持ちえないので、新しい情報、古い情報、新しい情
報と古い情報の組み合わせらされたものが存在するかも
しれない。つまりそのプロセッサーは動作しようとはす
るが、そのデータは信頼できるものではない。プロセッ
サーのメモリ内で何があるかはユーザは知り得ない。U
11は、起こっていることに対して防御する。
【0050】サービススイッチSW2は、通信形式にお
いて使用される代表的に特別なスイッチである。サービ
ススイッチが押されたとき、それはプロセッサーに特別
なルーチンを呼び起こし、独特なニューロンID番号を
送り出し、その独特なニューロンID番号でそれ自身を
同一視するように指示する。だから、これは独自のニュ
ーロンID番号であるとの宣言を作って、通信回線内に
放り込む。これが、サービススイッチの役割である。ソ
フトウェア内に埋め込まれた様に、リセットやサービス
スイッチの組み合わせを通して、未配列状態(unconfig
ured state)と呼ばれるものを入れる機能がある。こ
れは、代表的に、何かが誤っているとき、なにか画期的
に変更が必要であるときや、なんらかの理由に対して動
作しないような基盤とするときに、使われる。未配列状
態に入ることにより、基盤を強制的に動作させない状態
とできる。たいていの場合はツールの診断や、新しい情
報を長時間かけてダウンロードするような場合に使われ
る。図3のJ6においては、必要なものがなんであれか
なりたくさんのことを実行できるプログラムを通して形
成することができるような、いくらかの特別な入出力箇
所を供給している。それらは回路内では使用されないの
で、5VDC出力と5VDCグランドでヘッダーにもっ
て行かれて、将来何らかの目的の為に利用される。しか
し、大抵の場合は使われず、将来の拡張機能としてであ
る。スマートシンクの場合には、3つの押しボタンを有
するJ6に取り付けられる他の基盤がある。ソフトウェ
アとの関係を有するこれら3つの押しボタンは、パソコ
ン上でふつう行うように、パラメータの変更をするため
に他のディスプレーと対話する形で実行されるであろ
う。
【0051】4IO基盤は、基盤内外から放出されるラ
ジオ電磁波を消去するためのグランドシールドを有して
いる。内部には、そのトレースが通過するところを除い
て、基盤全体のまわりに箔を具備している。これは、デ
ータ列には前にも後ろにも1と0の群を有しているの
で、ラジオ電磁波が、そのデータ列に影響を与えること
から防ぐためのシールドとしての役割を演じる。当然
に、ノイズを引き起こすであろう。外界への放射からそ
れを守るために、グランドシールドは基盤内に埋め込ま
れている。ノイズは、グランドシールに流れる傾向とな
る。だから、基盤から生じるノイズはグランドに放出さ
れ、外界からのノイズも、その同じシールドによってグ
ランドに放出される。
【0052】F.4IOソフトウェア 4IO基盤上で使われるためのソフトウェアはEPRO
M U3上に格納されてマイクロプロセッサU12上で
実行される。図10と図11はいろいろな水道設備で利
用するための好ましく一般的なプログラムを示してい
る。そのフローチャートはある1入力1出力に対応する
プログラムステップのみを表しているが、他のチャンネ
ルにおいても同様のステップで可能である。プログラム
は、図中参照符号55で、おのおの特別の入出力チャン
ネルに対して1式のパラメータを初期化するステップか
ら始まる。パラメータは、以下のものを含む。
【0053】有効目標時間:コンピュータが、入力信号
を有効な入力として認める前に、存在していなければな
らない時間長さである。用語「目標物」の意味は、設備
上で動作する装置としての後述する赤外線センサを意味
しており、押しボタンスイッチの動きやその様なものす
べてを包含するように使う。
【0054】動作タイプ:有効目標信号にもとづいて、
その信号が現れた時に動作するべきであるか、その信号
が消滅した後に動作するべきであるか、をコンピュータ
に指示するものである。これは、目標物(たとえば、ユ
ーザ)が設備を離れるまでは作動しない水洗便所のよう
な設備に適している。
【0055】動作前遅延時間:目標がわかって、適切な
動作タイプが認められた後から、信号を出力するため前
までに、コンピュータが待機するべき時間長さである。
【0056】設定動作時間:コンピュータが、設備を作
動させるべき時間長さである。上記に説明するとおり、
ラッチングリレーは出力制御のために使われるので、設
定時間は、とても短いコンピュータ内部の実際のパルス
信号長さと同じではない。しかし、もし解除したなら
ば、リレーは長い時間出力を供給し得る。
【0057】動作後遅延時間:設備を作動させたとき
に、さらなる入力が無視される時間長さであり、命令実
行のための設備時間を与えるためである。これは、便所
を流すために10秒間またはそれと同等の時間を必要と
するような水洗便所で、ほとんど共通的に、使われる。
その時間の間には、たとえば完了していない流し動作中
に新規に流しさないように働く。従って、動作後遅延時
間は、前の入力にあまりに接近している新たな入力を抑
制するように使われる。
【0058】目標回数リミット:ある状況下では、ある
時間枠内で動作させる設備の数を、制限する必要があ
る。たとえば、もしも、ある監獄房などで5分間に2回
の間隔で水洗便所を流したいならば、たとえば収容者が
何回も「流しボタン」を押して、繰り返して水を流そう
とするようないたずらに対して、適当である。目標物の
回数リミットは、枠内に受け付けられるような最大時間
数を、設定する。
【0059】ウィンドウ時間:これは、述べた回数リミ
ットに関係する時間長さである。第一の要求が受け付け
られたとき、タイマーが動き出して、目標物カウントが
決められたリミットを越えないかどうかを監視し、チェ
ックするものである。示した具体例のように、1つの時
間枠があって、その時間が経過するまではリセットされ
ない。1つ目のタイマにより引っ張られずに、目標物の
リミットがどのウィンドウにおいても決して越えないよ
うに、 追加したそれぞれのウィンドウを立ちあげなが
ら、各々の目標に向かって複数のウィンドウが用意され
る。はじめのウィンドウのおわりを補ってつづく複数の
目標を取り扱う別の方法は、オン遅延(遅延をかける状
態)、またはオフ遅延(遅延をかけない状態)を無作為
化することである。遅延をかけない状態を長くすること
は、複数の時間ウィンドウと同じ効果を持つ。
【0060】ロックアウト時間:もしも、目標回数リミ
ットを越えたならば、出力を遮断するための時間長さで
ある。ロックアウト時間の間、コンピュータは入力がな
いことを知らず、従って出力も出さない。もしも、4I
O基盤がPWTネットワークの部分であれば、そのリミ
ット違反は中枢コンピュータに伝えられる。
【0061】ユーザ遮断許可:このパラメータは、ユー
ザによって、秒スイッチまたはセンサが作動し、それに
より管理されるパラメータが、その実行時間リミットに
先駆けて、設備をオフ状態にすることを司る。たとえ
ば、ユーザが10分というリミット時間の前にユーザが
シャワーを止めることである。
【0062】遅延無作為化:これは、コンピュータに、
遅延をかけるか、遅延をかけないかの命令を維持続ける
べきか、または無作為な長さの遅延を生み出すべきかを
コンピュータに指令するものである。
【0063】目標回数:これは、設備の押しボタンスイ
ッチまたは赤外線センサでユーザが、作動できる回数で
ある。ロックアウトが使われないならば、無視される。
初期値は0二設定され、各々の有効目標によって増えて
いき、ウィンドウタイマが時間を越えたとき1にリセッ
トされ、ロックアウトタイマが時間を越えたときに0に
リセットされる。
【0064】図10と11にもどってみると、初期化と
ジャンクションAの後に、コンピュータは符号57で、
目標物に対して入力ラインを監視するように進んでい
く。目標物に気づいたとき(たとえば、押しボタンが押
されるか、または赤外線センサが感知したとき)、コン
ピュータは、目標が有効なものと認識される前は、決め
られた有効目標時間の間まだ残っているかを見つけるた
めに、ステップ59で待機する。一旦、有効目標が見つ
けられると、コンピュータは、目標回数リミットがこの
チャンネルに割り込んだかどうかをに感知するために、
符号60でチェックする。もしもそれがジャンクション
Bで進まなかったならば、直ちにそれが説明されて次の
アクションとなる。もしも、回数リミットが効果的であ
ったなら、符号62で目標数を増やして、64でチェッ
クされる。もしも、これがはじめの目標物(すなわち、
ウィンドウの期間を離れている時)であったならば、ウ
ィンドウタイマがスター(符号66)して、コンピュー
タがジャンクションBに進む。もしもこれがはじめの目
標でないならば、コンピュータは、68で前に設定した
ウィンドウが有効かどうかをチェックする。もしも、7
0で、新しいウィンドウがスターとして、目標数が1に
リセットされる。もしもウィンドウが未だ効果的なら
ば、目標数は72でリミット数と比較される。もしもリ
ミットが、越えていないならば、ジャンクションBに進
む。しかしもしも、目標数リミットが越えたならば、コ
ンピュータは、74で、このチャンネルで入出力の両方
の命令を遮断して、ロックアウトタイマをスタートさせ
て、ウィンドウタイマをリセットして、目標数をリセッ
トする。命令は、ロックアウトタイマーがこえた時のみ
再開する。
【0065】ジャンクションBにつづいて、コンピュー
タは、ユーザが存在する設備を作動させるために問題が
ないかどうか、またはユーザが設備を離れるまで待つか
どうかをチェックする。もし、このパラメータが、「離
れる」に設定されているならば、コンピュータは目標が
もはや感知できなくなるまで、78で待機する。次にコ
ンピュータは80で遅延をかけるかどうかを確認する。
もしも、遅延をかける場合、コンピュータは82でそれ
がランダムな遅延かをチェックする。もしも、コンピュ
ータが84でランダムな遅延を決定したならば、出力を
作動させるのに先駆けて、待機のために固定しているパ
ラメータの遅延を利用する。ステップ88での動作は、
ラッチングリレーへの適切なパルスとタイマ上でのスタ
ートを含んでいる。実行または時間の上で、ユーザが許
可を取り消すならば、コンピュータは90でチェックを
かける。もし、コンピュータは有効な目標またはスイッ
チの作動を92で探して、見つけたならば出力を遮断す
る。さもなくば、コンピュータは、94で、単にタイマ
を注意する。タイマ上の有効値または有効なシャットオ
フの要求に対して、コンピュータは、96で、出力を切
ってタイマーをリセットする。
【0066】コンピュータは、次に98で、遅延をかけ
ないかどうかを決定する。もし、決定したら、押しボタ
ンまたはユーザによるセンサの作動が新たに発生して
も、99で遅延をかけない間は無視される。遅延をかけ
ないには、予め決めていたように、固定するか、任意選
択のどちらかである。最後に、コンピュータは、それか
ら、ジャンクションAに戻って、次の目標の監視のため
に、スタートする。
【0067】出力に対する基本的制御論理が、割り込ま
れたサイクルの制限内で、遅延−作動−遅延となってい
ることがわかる。これは、明らかに、EPROM内で新
しいソフトウェアを通して変更されることを除いて、基
本的論理が広く様々な応用に対して十分となっているこ
とを意味する。実例目的としてだけであるが、パラメー
タの決められた例を、次の表に示した。この例は、4I
O基盤が、1つめと2つめのIOチャンネルで温水また
は冷水と一緒に洗面台と、3つめのIOチャンネルで水
洗便所と、4つめのIOチャンネルでシャワーと、を有
する設備に組み合わされことを仮定している。
【表1】
【0068】上記の設定で、温水、冷水、シャワーが遅
延無く、サイクルの制限も無く、、またはユーザがそれ
らを遮断することができることもわかる。しかしなが
ら、水洗便所は、5分間で2回作動するだけであり、任
意設定遅延は、作動の前後の両方で供給され、それ故に
流しバルブの動作時間が与えられる。
【0069】II.スマートシンク 従来の手を洗う装置では、手を洗う適切な手順を導くこ
とまで保証しない。従来の装置を作動させるために、ユ
ーザは、蛇口のハンドル、石鹸供給器レバー、紙タオル
供給ハンドルのような、装置の各々のステーションで設
備に物理的にふれることが要求される。これらの装置
は、ユーザの手々を通して移っていく汚れを包含してい
る。加えて、注意不足のユーザは、手を洗う手順のうち
ステップをとばすかもしれないし、石鹸が少なかったり
またはつけなかったり、不十分な洗浄時間しか取らない
等、適切な衛生度を求めるには不適切なステップにもつ
ながる。
【0070】プログラム洗浄装置の利用は、グリフィン
(Griffin)により合衆国特許No.3,639,920が紹介され
た。グリフィンは、予め決定した間隔で水を放出し、そ
の後水が止まって石鹸が予め決定していた別の間隔で放
出されるような、連続的に手順化された洗浄装置の利用
を紹介した。これは石鹸も水も出ない間、予め決定した
休止設定によって導かれる。その後は、水流は元に戻っ
てユーザが水道設備からはなれるまで流れ続ける。
【0071】連続的に手順化された洗浄装置では、洗浄
サイクルのすべてのステップを実行することが保証され
るとしても、連続的に手順化された洗浄装置の非柔軟性
がいくらかの伝統的な問題を引き起こす。ユーザは、各
々のステーションで予め決定した時間間隔でのみ利用が
可能となる。ユーザがもっと拡張的に手を洗う手順を実
行したくても、予め決定したその時間よりももっと長い
時間にいずれかのステーションで柔軟性を残すことはで
きない。これ故に、適切に手を洗うことを実行している
間は、洗浄時間の制限がそれを許さない。柔軟性の無さ
は、適切な洗浄手順を実行することを保証する妨げとな
っている。加えて、連続的に手順化された洗浄装置は、
ユーザが、ある特別なステーションにのみ使ったり、ま
たは特定の状況によく合うように時間間隔に変化を持た
せたり、することができない。
【0072】本願発明は、その装置(列挙すれば、蛇
口、石鹸供給器、紙タオル供給器)の3つのユニットの
どれに対しても、分離センサを使うことによって、上述
の問題を解決するものである。これらのセンサーの各々
は、4IO基盤に接続される。4IO基盤はスマートモ
ードでも、ランダムモードでも、動作できる。ユーザに
は、メニュー選択スイッチによって、運転モードの選択
のオプションが提供される。ユーザは、4IO基盤を迂
回して蛇口のスイッチを無効スイッチに接近してオン状
態にしてもよい。
【0073】スマートモードは、柔軟性を有し、手順化
さえれた洗浄サイクルを供給する。スマートモードで
は、適切に手を洗う手順は手を水で濡らして、それから
洗浄時間まで石鹸を供給して、そして乾燥作業まで濯
ぎ、選択的に適切な手を洗う手順が完了したことの確認
出力から構成される。洗浄時間は、適切な洗浄を得るた
めに必要となる特定の状況にあうようにプログラムされ
ている。洗浄期間では、ユーザは石鹸を落とすために水
を得ることはできない。これ故に、適切な洗浄を実行す
ること無しに、続けることができない。分離センサは各
々のステーションで使われるので、乾燥動作の回数は言
うまでもなく、ユーザは、水でぬらす時間とすすぎ時間
の長さを制御することができる。それ故に、もしもユー
ザが、水、石鹸、紙タオルを要求したならば、ユーザ
は、新たに水(濡れやすすぎのみの間)石鹸、紙タオル
の供給を得ることができる。ユーザがしてはいけないこ
とは、洗浄時間の短縮と適切な洗浄手順の確認を得るこ
とである。
【0074】スマートモードでは、紙タオル供給センサ
はいつも作動状態になっており、だから紙タオルはいつ
も利用できる。また、もしも利用できるなら、無効スイ
ッチはすすぎのため。強制的に蛇口を開くことになる。
もしもユーザが手を洗う手順を中止するならば、スマー
トモードはすぐにそのユーザに乾燥を認める。手順外で
紙タオルを得たり、無効スイッチを作動させることは適
切な洗浄手順の確認を保証することを行わなくなるが、
ユーザに石鹸で手が覆われることなく、緊急に対応でき
うることを意味する。
【0075】適切に手を洗うための手順化されたステッ
プでユーザを補助すべく、表示基盤がユーザに、水洗台
の適切な運転を指示するように使用される。表示基盤は
通信リンクを経由して4IO基盤につなげられた。
【0076】ユーザが他のステーションから独立して洗
浄ステーションを使用することを望むときは、ユーザは
ランダムモードを選択できる。ランダムモードで、各々
のセンサは、ステーション間で作用しあわないように、
別個独立に各々のユニットに使用される。
【0077】4IO基盤もまた、蛇口、石鹸供給器、紙
タオル供給器が動作した回数を、またもしも望むなら
ば、誰によって実行されたかをも監視する能力を有して
いる。これらのデータは、中央コンピュータに再度取得
され、記録される。スマートシンクに接続される4IO
基盤によって使用されるソフトは図10と図11で示さ
れているものとは異なる。
【0078】ここで、スマートシンク洗手装置の詳細に
戻ると、それはそこの上に取り付けられている蛇口と流
し(図には示していない)から構成される。隣の流しに
は石鹸供給器とタオル供給器があり、両者とも適切なと
きに石鹸とタオルを供給するためのドライブモータがあ
る。各々の蛇口と石鹸とタオル供給器は、それらと一緒
に連携するセンサを有する。VFD/LCDディスプレ
ーは、簡単に見ることができるような高さで水洗台側に
置かれている。
【0079】図12に戻ると、ひとつの電子機械ソレノ
イドバルブ152が蛇口への水流を制御するための水の
供給ライン(世混合装置またはバックチェックバルブ)
に取り付けられる。蛇口センサ150は蛇口の近辺に取
り付けられる。バルブ152は電源が供給されないとき
にオフ(閉)となり、電源が供給されるとオン(開)と
なる。共通の配置は、蛇口の根本または首に取り付けら
れる赤外線エミッタを有していることと、蛇口の外側下
の点を目標としていることである。赤外線検出器は、エ
ミッタの隣接して配置される。
【0080】蛇口制御基盤148は電源、IRフィル
タ、信号調整装置、出力ドライバから構成される。基盤
148も電源140からまた24VAC入力を有してい
る。電源140はライン電源を120VACから24V
ACまで変換する。蛇口制御基盤148は、連続パルス
信号を作りだし、それを蛇口センサに送る。エミッタ
は、蛇口制御基盤148からパルス信号を受け取って、
その目標領域に赤外信号を送り出す。ユーザが手を蛇口
の下に出したとき、赤外光が手から検出器にエミッタの
目標領域内で反射する。その結果、有効な目標であるか
を決定するために信号処理する蛇口制御基盤にリタン信
号を誘引する。もしも有効ならば、端子122を通して
4IO基盤に目標物が報告される。変わって4IO基盤
は、4IOソフトの状況によって蛇口をオン状態にす
る。
【0081】流しに近接して取り付けられるのは、液体
石鹸を供給するためにモータドライブポンプ158を有
する石鹸供給器である。石鹸供給器センサ156は、ユ
ーザが石鹸供給器のノズル下に手を入れたときに、石鹸
がユーザの手の上に汲み出す。石鹸供給器154は、電
源入力、タイミング設定、可変タイマ、可変モータドラ
イバ、石鹸作動回路から構成される。それが、4IO基
盤から命令を受け取ったときに回路がオンになり、さも
なくばオフになる。石鹸供給器オンになると、石鹸供給
器センサ156に電力が供給され、リタン信号を待ち始
める。目標物が有効なとき、石鹸ポンプがオンとなり、
予め決定した間隔の間に石鹸を供給する。回路もまた主
スイッチ入力を供給する。
【0082】石鹸供給器センサ156はIRエミッタ、
IR検出器とそれらを支持するフィルタ機器から構成さ
れる。このセンサはブラックビーム法を用いて配置され
る。電力がそれに供給されたとき、蠕動モータポンプ1
58が石鹸を供給する。この機能は、ノズルに液体石鹸
をすばやく取り込む必要がある時に使われる。これはふ
つう石鹸リザーバを満たすときに使われる。
【0083】供給器内部のローラが電子モータ166に
よって作動すると、紙タオルまたはそのような物を供給
するタオル供給器も、水洗台付近に取り付けられる。紙
タオル供給センサ164はローラモータ166を作動さ
せる。紙タオル供給基盤162は電源とモータドライブ
から構成される。電源は電力を紙タオル供給センサ16
4に供給して、モータローラ166をオンにするために
リタン信号を待つ。紙タオル供給センサ164は、IR
エミッタ、検出器、フィルタ、タイミング設定と出力ド
ライバから構成される。このセンサは、4IO基盤の出
力端子132からの信号を受ける入力端子を持ってい
て、紙タオルを供給するためのローラを作動させる。こ
こで乾燥器はタオル供給器の代用となるであろう。
【0084】VFD/LCD表示138は、電源(図に
示していない)と4IO基盤110と対話するためのF
TT通信リンク136を備えたドライバ基盤134を有
している。表示基盤134は4IO基盤110からデー
タを受け取って、メッセージを表示したり、4IO基盤
110に受け取りとしてのメッセージを戻すために、そ
のデータを表示基盤138に送る。
【0085】スマートシンクの全体制御は4IO基盤に
よって管理する。図12は、その主制御回路112(原
則的にマイクロプロセッサU12とEPROM U3か
ら構成される物)、ツイストペア線(FTT)通信リン
ク144、および補助I/O116(4IO基盤上のコ
ネクタJ6)を概略的に表す。補助I/O116は入力
または出力を形式だてる3つの補助ピンを有する。
【0086】補助I/O116は、メニュー選択スイッ
チ142、増加スイッチ144および減少スイッチ14
6に接続される。これらの3つのスイッチは、一緒にな
って、4IO基盤によって作られるタイミングパラメー
タの変更を認めるフィールド入力装置を形作る。たとえ
ば、メニュー選択スイッチは、要求する洗浄時間を表示
して、増加スイッチや減少スイッチによってその時間を
延ばしたりまたは短くしたりする事に使われる。フィー
ルド入力装置は、ユーザにではなく、水洗台の所持者に
のみ利用可能である。
【0087】メニュー選択スイッチ142が押されたら
いつでも、パルスが4IO基盤110に送られる。それ
から、表示138にメッセージが送り出され、画面スク
ロールによりメッセージが一度にディスプレー上に表示
される。メニュー選択スイッチを通して所望するように
変更可能機能を選択したら、増加スイッチと減少スイッ
チを通して機能変更が達成される。増加スイッチ144
は、押せばいつも、補助I/O116にパルスを送る。
4IO基盤110は、タイミングカウントバルブを増加
して、このバルブ情報をディスプレーに送る。同じよう
に、減少スイッチ146は、その減少スイッチが押され
ると常に、補助I/Oにパルス群を送る。4IO基盤1
10はタイミングカウントバルブを減少させてこのバル
ブ情報をディスプレー上に送り出す。たとえば、10秒
から15秒までの洗浄時間を変更するために、そのシス
テム所有者の作業者は、洗浄時間が表示されるまで、メ
ニュースイッチ142押すであろう。その作業者は、1
5秒と言う表示ががディスプレー138上に表示される
まで、増加スイッチ142を押して、また最後にメニュ
ースイッチを押すであろう。
【0088】上記述べたとおり、4IO基盤110もま
た4つの入力コネクタと4つの出力コネクタから構成さ
れる。入力端子118は、石鹸モータポンプ158につ
ながっており、石鹸モータポンプ158から、それが作
動したかどうかについてのフィードバック信号を受け取
る。同じく、入力端子120は紙タオル供給ローラ16
6に接続され、紙タオル供給装置から、それが作動した
かどうかについてのフィードバック信号を受け取る。入
力端子122は蛇口制御基盤148につながって、その
基盤からの信号を受け取る。その信号は、いつ蛇口をオ
ン状態にするかを決定する信号をマイクロプロセッサに
送られる。入力端子124は、無線トランシーバを備え
ているユーザのバッジからの反応入力に対して使用され
るかもしれないが、このときには使用されない。
【0089】出力端子126は、石鹸供給モータポンプ
に作動させる石鹸供給基盤154につながれている。出
力端子128は。マニュアル無効スイッチ119を介し
てソレノイドバルブ152につながっている。出力端子
130は、スマートバッジ電気インターフェース153
につなげられている。出力端子132は、紙タオル供給
盤162につなげられている。
【0090】スマートバッジは無線受信機、トランシー
バまたはデータ記録計をもったユーザによって使われる
装置である。有効な手を洗う手順が完了したとき、出力
端子130はスマートバッジ電気インターフェース15
3が無線信号をスマーとバッジに送るに十分な時間作動
する。スマートバッジは、確認信号を受けている事実を
記録して、その設備内の他のアンテナ群や確認地点に受
け渡すようユーザにそれ自身で設定する。
【0091】図12は、出力端子132が4IO基盤か
ら紙タオル供給器基盤162と紙タオル供給器センサ1
64につながっていることを示している。これは、その
システムの接続を容易化にするためである。センサ16
4からのワイヤは、4IO基盤110につなげられる前
に供給器基盤162につなげられている。変わって、4
IO基盤から紙タオル供給センサ164への接続は直接
一緒に連結されている。
【0092】マニュアル無効スイッチ119はロックス
イッチと電源入力から構成される。このロックスイッチ
は、4IO基盤にソレノイドバルブ152の制御を仮想
させるか、または4IO基盤の出力を無視してソレノイ
ドバルブ152をオン状態にする。標準の動作では、無
効スイッチ119は、4IO基盤にバルブを制御するた
めに設定される。しかし、ロックスイッチもまた、4I
O基盤を無視してソレノイドバルブをオン状態にするよ
うに設定することができる。
【0093】スマートシンクの所有者は。ユーザにマニ
ュアル無効スイッチ119にアクセスさせるかどうか選
択する事ができる。同じように、所有者は、スマートモ
ードまたはランダムモードを選択できるメニュースイッ
チにユーザがアクセスすることを認めるかどうかの選択
もできる。ほとんどの装置が、メニュースイッチではな
くて、無効スイッチにアクセスされるようになっている
のも、本願発明で考慮された結果である。しかし、特別
の施設ではユーザの希望に合わせられる。
【0094】洗浄サイクルのはじめにおいて、スマート
モードが効果的なとき、メッセージ基盤138が「よう
こそ、スマートシンクへ・・まず手をお洗いください。
(Welcome to Sloan Smart Sink...Please Wet Yo
ur Hands.)」と表示する。蛇口下で手が検出された
とき、手が目標域内に有る限りにおいては、水が出る。
その後、メッセージ盤が「洗剤をお取りください(Plea
se Get Some Soap.)」と表示を変える。このとき、
石鹸供給器156が作動状態にされる。それからユーザ
がさらに水を得るかまたは石鹸を得る。もしも、45秒
間の間、手が蛇口または石鹸供給器スマートシンクサイ
ドの洗浄サイクルを開始する。もしも手が蛇口の下で検
出され無くなった後に、45秒以内で石鹸供給器の下で
手が検出されると、石鹸供給ポンプ156は予め測られ
た量の石鹸を供給するように作動する。4IO基盤はそ
れから水用ソレノイドバルブの電源を切って、蛇口セン
サを無視する。
【0095】洗浄時間は、特定の状況に合うように、予
めプログラムされる。ユーザによって適切に洗浄するこ
とを保証するために、蛇口センサ150は無視して、洗
浄時間の間水が供給されないように水用ソレノイドは作
動しなくなる。しかし、石鹸供給センサ156と紙タオ
ルセンサ164は作動を続ける。洗浄期間、メッセージ
基盤138が「...の間、手を洗ってください。(Pl
ease Scrub HandsFor:...)」と表示して、予めプロ
グラムされた洗浄時間を表示する。もしも、再び手が洗
浄供給器の下で洗浄期間中に検出されたならば、予め設
定された量の石鹸が追加で出てきて、全体の洗浄時間が
に対してタイマがリセットされる。メッセージ基盤は、
洗浄時間の変更を反映して変更される。
【0096】洗浄機間が完了した後には、蛇口がオン状
態、オフ状態、オン状態そしてきわめて短時間にオフ状
態とされる。これは洗浄時間の終わりを告げる。それか
ら、表示上のメッセージは、「手を濯いでください。
(Please Rins Hands Off.)」に変更される。この
とき、ユーザは、洗浄期間が再開されるように再び石鹸
を得るか、または水を得ることができる。もしも、選択
が45秒以内になされなければ、スマートシンクは洗浄
サイクルのはじめにスタートする。もしも、手が蛇口セ
ンサの下で洗浄期間終了後の45秒以内に検出されたな
らば、手を検出している限り水を出す。
【0097】手がもはや蛇口の下で検出されていないな
らば、手洗いは完了する。完了した手洗いは4IO基盤
110に記録される。4IO基盤は、紙タオル供給器1
62を経由して紙タオルセンサ164に送られる。これ
は、自動の紙供給を促し、正しい手洗い手順につなが
る。同時に、4IO基盤110は、もしも取り付けられ
ていたならば、手洗いを完了するようなスマートバッジ
電気信号インタフェースに信号153を送る。スマート
バッジ電気インターフェースは、ユーザが身につけてい
るスマートバッジに手洗いの完了の確認信号を送る。同
時にまた、メッセージがディスプレー134に送られ
て、「紙タオルをお取りください。(PleaseTake a P
aper Towel.)」と表示する。もしも、紙タオル供給が
4IOによって10秒以内に検出されないなら、スマー
トシンクはサイクルのはじめに戻る。もしもその紙供給
期間に、紙タオルが4IO基盤によって供給されると、
「ありがとう、ごきげんよう(Thank You And Have
a Nice Day)」と表示される。最後の紙供給の後5
秒後、スマートシンクは手洗い手順のはじめに戻る。
【0098】ユーザは、スマートモード手洗い動作を通
していつも紙タオルの供給を受けられる。もしも、ユー
ザが指示された時と別の時に紙タオルを取ったならば、
無効な手洗いが発生したことになり、それは4IO基盤
に記される。
【0099】ユーザに選択が認められている他の動作モ
ードはランダムモードである。スマートシンクがランダ
ムモードで動作するとき、すべての制御基盤が別個独立
にそれら自信の作動パラメータで動作して、すべてのセ
ンサはそれぞれの制御感応領域内で検出する。ランダム
モードが選択されたときは、メッセージボードは、「よ
うこそ、スローンスマートシンクへ・・ランダムモード
(Welcome To theSloan Smart Sink...Random Mod
e)」と表示する。ユーザは、いかなる命令において
も、水、石鹸、紙タオルを時間長さにおいて得ることが
できる。
【0100】III.プログラム式水技術(PWT:Progra
mmed Water Technology)PWTネットワークマネー
ジャの目的は、ロンマーク(Lonmark)式応答制御基盤
との間の通信手段を提供することである。このソフトは
ロンマーク式応答ソフトのいかなる変更に対しても利用
される。PWTネットワークマネージャは、コンピュー
タに、遠隔的にデータの装備、取り替え、監視、制御、
収集、印刷を指示する。4IO基盤はこのロンマーク式
応答制御基盤である。
【0101】PWTネットワークマネージャソフトの特
別な応用は、収集機能である。このような施設では、代
表的に、複数のビルを有しており、またそれらは複数の
階やウィングを有している。複数の部屋またはセルは大
概の場合は、各々のウィングや階である。そのセルは、
シンクや、水洗便所またはシャワーのような設備を有し
ている。これらは、4IO基盤によって上記のように制
御される。PWTソフトは、許される遠隔パーソナルコ
ンピュータ(以下PCと呼ぶ)によって、サイト全体の
いずれか、又はすべての、設備の監視、記録、制御をも
行うコンセプトを有している。各々の4IO基盤は、P
WTフロントエンドソフトウェアによって管理されるネ
ットワーク上のノードとなるロンマークはエケロンコー
ポレーション(EchelonCorporatino)の登録商標であ
り、よく知られた形式で変数や情報をパッキングする方
法でネットワークに送り、受け手のノードにより読み出
すことができるものである。
【0102】PWTネットワークマネージャは、それが
ロンマーク式応答制御基盤に、コンピュータディスプレ
ー上に表示される情報を送ることを認める特徴を有する
ソフトである。それには、通信ネットワーク上にロンマ
ーク式応答基盤を組み込むこともできる。ネットワーク
は、64535組のロンマーク式制御基盤を持つことができ
る。情報は纏められて、1つの基盤から他の基盤に、ま
たは1つの基盤群から他の基盤群に、送られる。PWT
ソフトはTCP/IPプロトコルトランシーバとPWT
ネットワークマネージャソフトを利用するコンピュータ
と作用し合う。
【0103】ソフトウェアは、3つの動作(スタンドア
ロン式、サーバ式、またはクライアント式)のうち1つ
に送られる。スタンドアロン式では、PCがロンマーク
式応答盤と電話モデム線を介して、他の別のPCと作用
しあう。サーバ式では、中央PCは、TCP/IPプロ
トコルをサポートしているネットワークカードを少なく
とも1つ使用しなくてはいけない。サーバモードにおけ
るPCは、クライアントモードにおいてはPWTネット
ワークモードを実行することになる他のPCと、作用し
合い、かつそれと同じネットワーク内につながってい
る。サーバPCもまた電話モデムを経由してあるPCと
作用することができるし、複数のロンマーク応答制御基
盤と作用できる。クライアントモードで使用するPC
は、TCP/IPプロトコルをサポートすることができ
るネットワークカードを有することを前提としている。
そのPCは、サーバモードではPWTネットワークマネ
ージャを実行する別のPCと作用しあって、同じPCネ
ットワークにつながっている。
【0104】PWTネットワークマネージャソフトは、
図13から26のフローチャートに示している。まず、
図13をみると、ソフトウェアは200でスタートし
て、初期的にシステム管理者がシステム202にはいっ
て記録し、ユーザアカウントを設定する。一旦システム
管理者がユーザアカウントを設定すると、各々のユーザ
はシステムにアクセスできる同じログイン手順に従うこ
とができる。各々のユーザアカウントで設定された権限
は、どのシステムの機能がユーザに対して利用可能か決
定づける。ユーザはパスワード204を尋ねられて、そ
のユーザ名とパスワードが有効であるかどうかが確認さ
れる(206)。有効なユーザ名とパスワードにおい
て、数回の確認が許されている。一旦、有効なユーザが
ソフトウェアを見つけると、通信カードが初期化される
(208、210)。続くステップでは、初期化手順が
取られる。オブジェクトサーバボックス(存在する設備
のグラフィッスデータベース)が開いて、ローカルネッ
トワーク変数を取り込んで、NSI(中央コンピュータ
内のネットワークインターフェースカード:the ne
twork interface card in the central PC)に
接続して、NSS(NSIとの通信処理をするソフトウ
ェア)を設定して、適用する装置に対してスーパーノー
ド(スーパーノードとは、1より大きい個数のニューロ
ンチップから構成されるものであって、たとえば2つの
ニューロンIDを有していて、1つは4IO基盤でもう
一つはディスプレーボードにつかうスマートシンクのよ
うな物をいう)を作成して、プログラムテンプレートを
読んで、初期化を完成させる。ネットワークは、パラド
ックスデータベース(Paradox database)やロンワー
クデータベース(Lonwork database)を含んでいる。
ロンワークデータベースは、ID、センシング、通信ま
たは制御を提供するネットワーク用の電気回路、IC、
電気回路基盤、や電気回路コンポーネントについてのエ
ケロンコーポレーション社(Echelon Corporation)の
登録商標である。パラドックスは、データベース、デー
タベースアプリケーション開発、レポートジェネレー
タ、およびデータベース調査の分野のコンピュータにつ
いてのボーランドインターナショナル社(カリフォルニ
ア州(Borland International、Inc.))の登録商標で
ある。初期化は212でチェックされる。もし、初期化
に失敗したら、メッセージが表示され(214)、ユー
ザは中止するか続ける(216)かの選択が問われる。も
しもユーザが続けたら、形式の変更がロンワークデータ
ベースではなく、パラドックスデータベースに保存され
る。パラドクスデータベースは、特定のサイトにおける
ビル、階、ウィング、部屋数についての情報を有してい
る。ロンワークデータベースは、特に4IO基盤(また
はロンワーク応答制御基盤)についてのニューロンID
を関連つけるアドレス表を備えている。これは、インス
トールに先駆けて形式化するのに便利である。このシナ
リオでユーザは、ロンワークネットワークを使わないで
サイトを形式化することができ、かつそれからディスク
にパラドックスデータベースにコピーして、それからイ
ンストレーションの間に新しいサイトのシステムに取り
込むような入出力機能を利用することができる。もし
も、ユーザが中止を選択したならば、アプリケーション
は218で止まる。もしも初期化に成功すると、プログ
ラムは、図13のラベルAが付されているような(小さ
い5角形で示される)ジャンクションボックスで、同じ
く図14でラベルAが付されているジャンクションボッ
クスにつながる。220でソフトウェアは現在のユーザ
権限を反映して設定される。
【0105】そのシステム上で記録された後に、PWT
主メニュー形式は222に表示される。図の形式は図2
7に示される。形式は、メニューバー201を含んでお
り、テーブル画面に示される主領域203を含んでい
る。テーブル画面の右にはフィルタ画面205がある、
このフィルタはユーザに形式化された補助セットのみを
写すようになっている。
【0106】ユーザーの権限に応じて種々のメニューオ
プションが利用可能である。ファイル・メニュー、ネッ
トワーク・メニュー、レポート・メニュー、オプション
・メニュー、ヘルプ・メニューについて以下に説明す
る。
【0107】テーブル上の各部屋が、白、灰、赤によっ
て表示される。灰色の部屋はその部屋には機器が割り当
てられていないことを示す。赤色の部屋はその部屋に割
り当てられた機器のうち少なくとも一つが異常な状態に
あることを示す。白色の部屋はその部屋に関連するいず
れの機器も異常状態ではないことを示す。テーブル表示
フィルタの真下にあるのは異常状態にある部屋のドロッ
プダウンリストである。ある機器が異常状態に入ると、
その機器に関連する部屋がこのリストに加えられる。リ
スト中のある部屋を選択するか、メインテーブル表示中
の白又は赤色の表示の部屋をクリックすることによっ
て、部屋の詳細なフォームが表示される。図28はこの
表示の例である。詳細フォームの中からOKを選択する
ことによって、同部屋は新たな異常がその部屋で生じる
までリストから削除される。詳細フォームから「キャン
セル」を選択すれば、その部屋はそのままリスト中に残
される。
【0108】詳細フォームは現在表示されている部屋に
関連する各機器の詳細な情報を提供するものである。各
機器への出力内容が8出力まで表示される。ユーザーは
クリックによってある機器出力を選択することができ
る。青色のボックスに囲まれたものが選択されている機
器の出力である。
【0109】現在の機器出力が起動可能であれば機器出
力の隣に弾丸のアイコンが表示される。弾丸アイコンを
クリックすると機器に起動通知が送られる。現在選択中
の機器出力をイネーブル・ディスエーブルとするため
に、イネーブル又はディスエーブルプッシュボタンが用
意されている。フォームの左下隅には現在選択中の機器
の状態が表示されている。
【0110】ユーザーはフォームの右下方のボックスの
中に部屋情報をタイプすることができる。この情報は各
部屋毎にストアされ、ユーザーが詳細フォームにエンタ
ーする度に表示される。印刷プッシュボタンを押すこと
によってこれらのノートを印字することができる。フォ
ーム全体とこのノートを同時に印刷するために、プリン
トボタンの選択が可能である。パラメータボタンを選択
すると機器出力のタイミングパラメータを変更するため
のタイミングパラメータフォームが表示される。テーブ
ル上方に示されるように、タイミングパラメータには
「オンタイムより早すぎる」、「オンタイム」、「オン
タイムより遅延」が含まれる。「ロックアウト時間」、
「サイクル経時リミット」、「ウィンドウ時間」の選択
もすることができる。タイミングパラメータフォームで
選択がなされると、あるノードでの新たな定義値となる
ようにセーブされる。
【0111】図27を再度参照すると、フォーム右下の
全ノードイネーブルボタン及び全ノードディスエーブル
ボタン234、236は、権限を持ったユーザが、テー
ブル画面に現在表示されている全ての機器のイネーブル
又はディスエーブルを行うことを可能にする。詳細は後
述する。
【0112】図14に戻り、ファイル224、ネットワ
ーク226、リポート228、オプション230、ヘル
プ232がメニューオプションとして示されている。こ
れらのいずれもが選択されなければ、プログラムは全ノ
ードイネーブルボタン232、全ノードディスエーブル
ボタン236、あるいはテーブル表示フィルタ238を
探す。異常状態の部屋のドロップダウンリストは242
において部屋に入り込むオプションと共に240によっ
て示されている。
【0113】ファイルメニューが選択されると、プログ
ラムは図15に示されるジャンクションBに飛越す。こ
のメニューのオプションには、ログアウト244が含ま
れる。これにより、ユーザーがシステム246のログオ
フができる。ユーザーがオプション248でファイルロ
グを選択することによりシステムにログインするまで、
いかなるユーザーの特権も許されない。パスワード変更
オプションは、現在のパスワードと、新しいパスワード
と、新しいパスワードの確認とを求め、そして新しいパ
スワードを有効とすることができる保存ボタン含むパス
ワード変更フォーム252を表示する。
【0114】インポート/エクスポートオプション25
4は、パラドクステーブルがロンワークスデータベース
に取り込まれ、及びその反対を可能とする256。イン
ポート/エクスポートフォームは、パラドクステーブル
及びロンワークスデータベースの両方から全てのデータ
を削除することが可能である。また、パラドクスデータ
ベースからロンワークスデータベースにデータを取り込
むことができ、データはロンワークスデータベースから
パラドクスデータベースに送りだすことができる。両デ
ータベースは、新しいデータが取り込まれる前に削除さ
れる。データには、ビル、フロアー、ウイングおよびセ
ルの数量そして各セルで利用可能な備品の詳細が含まれ
る。
【0115】ユーザーセットアップオプション258で
は、ユーザーセットフォーム260が持ち出され、ユー
ザーが本システム内で使用できる機能を定義することが
できる。それは、ユーザーに加えたり削除したり、また
はユーザの特権を変更することも可能とする。
【0116】デイリーパスワードセットアップオプショ
ン262は、デイリーパスワードを年の各日に対し割り
当てることを可能とする264。また、このフォームに
より、デイリーパスワード機能を作動、及び不作動とす
ることができる。
【0117】バックアップデータテーブルオプション2
66は、データテーブルをディスケットへまたはディス
ケットから、若しくは別のディレクトリー268からコ
ピーすることができる。これは、システムをオフサイト
に配置し、後でパラドクス情報をロンワークスデータベ
ースに取り込むという点で有益である。
【0118】また、ファイルメニューは、ユーザーがプ
ログラムを終了する権利を有するか否かを検査するエク
ジットオプション270を提供する272。ユーザーが
この権利を有すれば、プログラムは全てのデータベース
をクローズし、コントロールボードとの通信を終了し、
全ての個人の権利をプログラムから除去し、プログラム
をクローズし、そしてPCのオペレーティングシステム
に戻り274、プログラムを終了する276。プラグラ
ムが存在しない場合には、それは、図14中のジャンク
ションAに戻る。
【0119】ネットワークオプションは、図16のジャ
ンクションCで示されている。第1オプションは変数モ
ニタ278である。これにより、ユーザーは所定の節点
のための所定のネットワーク変数を選択し、監視するこ
とができる280。さらに、ユーザーは、報告を目的と
して、これらの変数の変更を記録することを選択でき
る。変数モニタは、コレクトデータフィールド、監視さ
れる変数、変数のタイプ、変数の値、およびダイレクシ
ョンのためのコラムを含むモニタグリッドを有する。モ
ニタグリッドに加えられた変数は、それらがモニタグリ
ッドから削除されるまで監視され続ける。YESのコレ
クトデータフィールドを有するモニタグリッドに表示さ
れる変数のみが、報告の目的でデータログに記録され
る。変数モニタフォームが開かれている間のみ、データ
はリフレッシュされ記録される。データは、タイマーに
基づき自動的にリフレッショされる。タイマのインタバ
ルの割合は、オプション/リフレッショインタバルオプ
ション下で変更可能である。記録されたデータは、オプ
ション/パージデータログ及びアラームログオプション
下で提供された情報に基づいて自動的に除去される。新
しい変数をモニタグリッドのモニタに加えるためにプッ
シュボタンが利用できる。また、モニタグリッドからネ
ットワーク変数を削除したり、変数を変更しネットワー
ク変数の値を変えるためのボタンもある。変更ボタン
は、インプットタイプ変数の為にのみ有効である。リフ
レッシュボタンは、モニタグリッドのネットワーク変数
のリフレッシュを開始する。換言すると、これでモニタ
グリッドの各変数に対するネットワーク変数の値を得
る。変数モニタフォームは、変数がもはやリフレッシュ
されたり記録されることが不可能であるときに閉じるこ
とが可能である。
【0120】サイト設定オプション282により、シス
テム284内の建物、フロア、ウイングおよび部屋の数
の配置が可能となる。敷地設定フォームには、敷地名、
敷地における建物の数、現在配置されつつある建物の建
物番号、選択された建物ナンバーに関連する建物名、建
物名と建物番号によって結びつけられる建物のフロアの
数、現在配置されつつあるフロアのフロア番号、フロア
名、ウイングの数、現在配置されつつあるウイングのウ
イング番号、および選択されたウイング番号と関連する
ウイング名が含まれる。生成されつつあるシステムに1
より多い建物、フロア、もしくはウイングがあるかどう
かを示すデフォルトも存在する。サイト設定オプション
は、個別の部屋用のフィールドも含む。部屋は、部屋名
をタイプすることによって加えることができる。部屋の
範囲は、範囲の開始ならびに終了点、および名前の尊称
を選択し、追加ボタンを押すことにより加えることがで
きる。部屋は、リストボックスから部屋を選択して、削
除ボタンを押すことにより削除することができる。部屋
の範囲は、開始および終了範囲を選択して、名前のつい
た尊称の次に削除ボタンをおすことによって、削除する
ことができる。サイト設定フォームは、データ入力にあ
たって初期化を始めるためにクリアすることができる。
サイト設定フォームは、パラドックステーブルに最後に
保存したサイト設定を読み込み、表示するために、元に
戻すことができる。保存ボタンは、キャンセルボタンと
して与えられる。
【0121】ネットワークメニューの次のオプション
は、288の部屋に特定のノードまたは制御ボードを割
り当てるノードメンテナンス286である。装置は、設
置の前にニューロンIDを与えずに部屋に割り当てられ
る。設置時には、見つけたノードは、ネットワーク上の
装置のニューロンIDを得て、それからこれらのニュー
ロンIDを適当な装置にドロップアンドドラッグするの
に用いることができる。こうしてサイト設定は、建物、
フロア、ウィングおよび部屋を構成において画成する。
ノードメンテナンスは、特定のネットワークカードを、
もしくはこの場合においては4IOカードを、画成され
た部屋に割り当てる。ノードメンテナンスフォームは、
4IOボードのサービスボタンSW2が押されるのを待
機するファインドボタンを有する。そのスイッチが押さ
れると、4IOカードは唯一のニューロンID番号を送
り、いづれのID番号がそのルームにID番号が存在す
るかをPWTソフトウエアに知らせる。いったん装置が
作動する(ニューロンIDを割り当てられる)と、装置
は、リセットされ、テストされ、またはラインが接続も
しくは解除されうる。
【0122】ネットワークメニューの次のオプション
は、可変バインダ290である。これにより、あるノー
ドから別のノードへ可変の特定のネットワークを結び付
けることができる。すなわち、292において、いづれ
の情報があるボードから次のボードへ送られるのかを認
識する。可変バインディングフォームにより、ユーザは
接続リストに可変のハブノードおよびネットワークを加
えることができる。また、接続リストから可変のハブノ
ード及びネットワークを削除することもできる。接続特
性により、可変のハブノードおよびネットワークを接続
リストから選択し、ならびに可変のバインディングフィ
ルタ及びネットワークを結び付けるために選択した後、
各接続を別々に配置することができる。接続ボタンは、
これら二つの可変のノードおよびネットワークの間を結
び付けるのに用いられる。切断ボタンは、二つの可変の
ノードおよびネットワークの間のバインディングを解く
ために与えられる。ネットワークメニューオプション
は、図1のジャンクションA1にもどる。
【0123】レポートオプションは、図17に於けるジ
ャンクションD1に示される。可変モニターレポート
は、監視され/記録されたネットワーク変数の何れから
レポートを生じさせるかをユーザーに選択させるための
書式を表示する。要求されるレポートすべき変数は、コ
ラムに入れられる。必要であれば、コラムのための新た
なラベル或いはレポートヘッダーが挿入されても良い。
ユーザーは、選択された変数(ステップ296)を含む
レポートミズ(Reportsmith)レポートを生じさせるプ
リント又は描写の何れかを選択する。
【0124】警報レポート(ステップ298)は、シス
テム(ステップ300)によってすべての警報を与え
る。当該レポートはコンピュータのデータ或いはノード
によって記憶される。
【0125】サイトレポート(ステップ302)は、サ
イトレイアウト(ステップ304)の情報である。ノー
ドレポート(ステップ306)は、ノードレイアウト
(ステップ308)について記述する。可変バインディ
ングレポート(ステップ310)は、ノード(ステップ
312)間に於ける可変の結合について記述する。以上
の選択されたレポートの何れについてもステップ314
に於いて画面上及び/又はハードコピー上に表示され
る。その後、PWT管理プログラムは、図14に於ける
ジャンクションA1に帰還する。
【0126】オプションメニューの選択(ステップ23
0)により、ネットワーク管理プログラムは図18に於
けるジャンクションEに分枝する。当該オプションメニ
ューは、ロンワーク式構成ファイルを伴って付加され、
記述され更にこれに結合される装置を割り当てる装置セ
ットアップ様式(ステップ316)を記述する。更に当
該オプションは、広範なタイプの、可変リスト、制御基
板が多くの入出力をどのように有するか、及び各出力が
割り当てられるべきビット・マップについても記述す
る。その後、オプションメニューは、図14に於けるジ
ャンクションA1に帰還する。上述の装置セットアップ
様式は、ユーザーに装置のタイプの変更、付加及び消去
を可能とさせる。存在している装置のタイプを消去する
ためには、消去すべき装置の列を選択し、消去キーを押
せばよい。新規の装置のタイプを追加する場合は、テー
ブルの基部に設けられたあいている列に、適当な情報を
単純に入力するだけでよい。各装置のタイプに対して、
固有のIDが与えられ、かつ固有の名称が与えられる。
この名称は、新たなノードが生じた際に、装置のタイプ
を選択するために用いられる。この装置のタイプに関す
るプログラムテンプレートファイルが明記される。次
に、当該装置のタイプを、スーパーノード(親)、スー
パーノードの子(装置IDの子)、或いは通常のタイプ
であるとして確認する。IOカウントコラムに於いて
は、このノードに関連する出力装置がいくつあるか(四
台まで)を示す。その後、各出力のタイプ(便器、シャ
ワー、シンク、タオル、石けん、シンクの温水蛇口、及
びシンクの冷水蛇口)が確認される。ここで、もしプロ
グラム変数が”PC”に拘束されるのであれば、バイン
ドコラムに於いて”Yes”が明記され、その他につい
ては”No”が明記される。
【0127】ヘルプメニューオプション(ステップ23
2)により、図19に於けるジャンクションFに分枝す
る。ここ(ステップ318)では、種々のウインドウ及
び制御について記述するためのヘルプスクリーンが示さ
れる。ヘルプメニューに於けるオプションは、ヘルプ及
びPWTネットワーク管理プログラム・ソフトウエアの
バージョンを示す様式を表示するメニューオプションを
どのように用いるかといった内容を含む。その後、ヘル
プオプションは、図14に於けるジャンクションA1に
帰還する。
【0128】すべての水のノードに対してのイネーブル
プッシュボタン(ステップ234)により、図20に於
けるジャンクションGに分枝する。ここ(ステップ32
0)では、ユーザーに対して、テーブル画面に表示され
た各部屋に於ける制御基板上のすべての出力を有効とす
ることをユーザーが欲するか否かが確認される。ユーザ
ーの是非の回答の後、プログラムはジャンクションA1
に帰還する。
【0129】同様の問いが、すべてのウォーターノード
オプションを不作動とするための図21のジャンクショ
ンHにおいても発せられる。この322のオプションは
メインテーブルビューに示されたすべてのボードを遮断
する。ここでプログラムは再びジャンクションA1に復
帰する。
【0130】テーブルビューフィルタ(ステップ23
8)は図22のジャンクションIに分枝する。ユーザー
はテーブルビューフィルタにより配列されたサイトの下
位セットを選択することができる。フィルタは各コンピ
ュータによって保存され、アプリケーションが起動され
る度に再初期化される。テーブルビューフィルタは建物
および/またはフロアおよび/またはウィングおよび/
または部屋のフィルタを変更する権限を有する者のみが
変更することができる。フィルタは一つの建物をリスト
からピックアップことにより、あるいはすべての建物を
ピックアップすることにより建物を変更する(ステップ
326)ことの選択を含む(ステップ324)。ユーザ
ーは同様にステップ328の選択肢で、一つのフロアあ
るいはすべてのフロアをピックアップすることによりフ
ロアを選ぶこと(ステップ330)ができる。各フロア
内では、一つあるいはリストのすべてのウィングをピッ
クアップする(ステップ334)ことによりウィングを
選ぶことができる(ステップ332)。ここで制御は図
14のジャンクションA1に戻る。
【0131】新たなバイオレーションテーブル(ステッ
プ240)が図23に示されるジャンクションボックス
Jに分枝する。テーブルビューフィルタに表示されてい
る部屋の何れかにバイオレーションが起こっていた場
合、そのルームナンバーがメインスクリーンに現れ、オ
ペレータがバイオレーションを解消するまでウィンドウ
にとどまり続ける。このようにリストすることにより、
ユーザーはある部屋に入り、その詳細を見ることができ
る(ステップ338)。部屋の詳細へのアクセスはは図
23のステップ338から、またはメインテーブルビュ
ーの部屋選択(ステップ242)に入ることによっての
何れかにより可能になる。この両方の道筋とも、図24
のジャンクションKに接続している。図24に示された
各ステップは基本的に図28の詳細形式に示される出力
を発生する。ステップ340においてコントロールボー
ドの状態はビットマップと状態記号列(status strings)
を介して表示される。ステップ342において操作を行
うためのブルーボックスが出力の周辺に配置され。ステ
ップ344と336において、それぞれステップ348
および350において行われる当該部屋に割り当てられ
たすべてのボードを不作動とするか作動とするかの選択
を行うことができる。ユーザーは選択(ステップ35
2)によりブルーボックスで囲まれた装置の出力のみを
不作動とすることができる(ステップ354)。
【0132】プログラムは図25のジャンクションK1
に続く。ステップ356でユーザーはブルーボックスで
囲まれた出力を作動状態とすることができる(ステップ
358)。ブルーボックスで囲まれる出力を変更するた
めのプッシュボタンが設けられている(ステップ36
0)。ステップ362に示すように起動(activation)
前の遅れ、起動時間遅れ、起動後の遅れ、ロックアウト
時間、ターゲットリミット、ロックアウト時間長さ、の
すべてはここで変更することができる。プリントボタン
(ステップ364)によりすべての情報をプリントする
ことができる。プリントノートボタン(ステップ36
8)はメモ領域のみをプリントする。プログラムは図2
6のジャンクションK2に続く。詳細形式により、ユー
ザーはノートあるいはメモ領域にある情報を変更するこ
とができる(ステップ374)。ステップ374でノー
トウィンドウにテクスト情報を書き込むことができる。
ステップ376で、情報はハードドライブのデータベー
スに保存される。ステップ378でユーザーは図14の
ジャンクションA1のメインスクリーンに戻るかあるい
は図24のジャンクションKに戻るかを選択することが
できる。
【0133】ここまで発明の好適な形態を説明してきた
が、添付の特許請求の範囲請求項の記載の範囲を逸脱す
ることなく種々の変更や変形が行われうることは明らか
である。
【0134】
【発明の効果】本願発明では、以上述べたように、広く
様々な設備で利用することができる水道設備の制御制御
基盤を提供する。これらは、格納したプログラムまたは
ダウンロードされた指令またはこれらの任意の組合せの
いずれかからプログラム化できるようなマイクロプロセ
ッサーを有したある基盤である。このマイクロプロセッ
サーは、要求通りにあらかじめ決定した若しくは個別に
設定した装置において、要求されるいかなる任意のモー
ドにおいても動作する。調節は、制御装置(たとえば、
洗面台、シャワー、水洗便所またはこれらの組み合わ
せ)に対してあるタイミング制御を作り出す。タイミン
グ制御は動作前、動作時、動作後の時間遅れ、選択され
た時間枠内におけるサイクル数、およびもしも一サイク
ルの回数制限が越えたときの強制的休止または回数抑制
を含む。
【0135】制御ボードは、スタンドアロンとして、ま
たは基盤がツイストペアまたは電力ラインのいずれかを
経由して制御目的を監視し制御するために中枢コンピュ
ータと通信する場合においてのある一つのコンピュータ
ネットワークとして、動作させることができる。 基盤
はソレノイド弁または直接的にまたは補助基盤のたぐい
のものを制御することができる。この制御盤においての
入力端子は1.3VACから120VACまたは1.3
VDCから120VDCの信号を受け取ることができ
る。またもし必要であれば、マイクロプロセッサーで使
われる入力電圧とは他の入力電圧に変換するためにオプ
トアイソレータ(opto-isolator)を使用することがで
きる。
【0136】基盤の出力領域は節電のためにラッチング
リレーを使用する。基盤はその制御装置の必要に応じて
3つの異なった出力が供給できる。スイッチがオン状態
においては、制御装置の自己起動運転を管理することも
提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】4IO基盤の回路図である。特に基盤の電源領
域をより詳細にした図である。
【図2】4IO基盤の回路図である。特に入出力領域の
代表例を表す。なお、煩雑をさけるため、いずれか一方
のみについて示した。なお、本図と次図3は、回路分岐
V、W、X、YとZで結合される回路である。
【図3】4IO基盤の回路図である。マイクロプロセッ
サー、いくらかの補助的機能、および出力のアドレスチ
ップを示した。なお、本図と前図2は、回路分岐V、
W、X、YとZで結合される回路である。
【図4】4IO基盤の回路図である。特に、EPROM
マイクロプロセッサーとフラッシュオプションを示す。
【図5】4IO基盤の回路図である。特に、非接合状態
での基盤電圧コネクターと選択電圧に対するジャンパー
の一つである。
【図6】4IO基盤の回路図である。特に、PLT−2
1通信オプションを示す。
【図7】4IO基盤の回路図である。特に、FTT−1
0A通信オプションを示す。
【図8】水道設備を動作するために使用される押しボタ
ンの長手方向断面図である。
【図9】ラッチングリレーの回路図である。
【図10】4IOソフトウェアのフローチャートであ
る。
【図11】4IOソフトウェアのフローチャートであ
る。
【図12】図12は、スマートシンク(Smart S
ink)のブロック線図である。
【図13】Programed Water Tech
nologiesによるネットワークソフトウェアフロ
ーチャートである。
【図14】Programed Water Tech
nologiesによるネットワークソフトウェアフロ
ーチャートである。
【図15】Programed Water Tech
nologiesによるネットワークソフトウェアフロ
ーチャートである。
【図16】Programed Water Tech
nologiesによるネットワークソフトウェアフロ
ーチャートである。
【図17】Programed Water Tech
nologiesによるネットワークソフトウェアフロ
ーチャートである。
【図18】Programed Water Tech
nologiesによるネットワークソフトウェアフロ
ーチャートである。
【図19】Programed Water Tech
nologiesによるネットワークソフトウェアフロ
ーチャートである。
【図20】Programed Water Tech
nologiesによるネットワークソフトウェアフロ
ーチャートである。
【図21】Programed Water Tech
nologiesによるネットワークソフトウェアフロ
ーチャートである。
【図22】Programed Water Tech
nologiesによるネットワークソフトウェアフロ
ーチャートである。
【図23】Programed Water Tech
nologiesによるネットワークソフトウェアフロ
ーチャートである。
【図24】Programed Water Tech
nologiesによるネットワークソフトウェアフロ
ーチャートである。
【図25】Programed Water Tech
nologiesによるネットワークソフトウェアフロ
ーチャートである。
【図26】Programed Water Tech
nologiesによるネットワークソフトウェアフロ
ーチャートである。
【図27】ネットワークソフトウェアの主選択画面であ
る。
【図28】ある任意の部屋での装置を表すネットワーク
ソフトウェアの詳細フォームである。
【符号の説明】
10 制御基盤 12 基盤電源部 13、14、16、18、20、22、24 ライン 19 スイッチ 、21 円筒型きょう体 23 取り付けナット、25 フランジ 27 取り付け面、29 スペーサ 30 押しボタン、31 管 32 ピストン棒、 33 バネ 、34 パッキン 35 近接センサ、 36 導線(A、B、C) 38、39、40、41、42、43、46 ライン 48、50、52、54、56、58 ライン 44−1、44−2 接点 55、57、59、60、62、64、66 フローチ
ャートステップ 68、70、72、74、76、78、80 フローチ
ャートステップ 82、84、86、88、90、92、94 フローチ
ャートステップ 96、98、99、フローチャートステップ 110 4IO基盤 、112 主制御回路 114 ツイストペア線(FTT)通信リンク 116 補助I/O、119 マニュアル無効スイッチ 118、120、122、124 入力端子 126、128、130、132 出力端子 134 ドライバ基盤、136 FTT通信リンク 138 VFD/LCDディスプレー、140 電源 142 メニュー選択スイッチ、144 増加スイッチ 146 減少スイッチ、148蛇口制御基盤 150 蛇口センサ、 152 ソレノイドバルブ 153 スマートバッジ電気インターフェース 154 石鹸供給基盤、156 石鹸供給センサ 158 石鹸モータポンプ、160 プライムスイッチ 162 紙タオル供給盤、164 紙タオル供給器セン
サ 166 モータロータ 200、202、204、206、208 フローチャ
ートステップ 201 メニューバー、203 主領域、205 フィ
ルタ画面 210、212、214、216、218 フローチャ
ートステップ 220、222、224、226、228 フローチャ
ートステップ 230、232、234、236、238 フローチャ
ートステップ 240、242、244、246、248 フローチャ
ートステップ 250、252、254、256、258 フローチャ
ートステップ 260、262、264、266、268 フローチャ
ートステップ 270、272、274、276、278 フローチャ
ートステップ 280、282、284、286、288 フローチャ
ートステップ 290、292、294、296、298 フローチャ
ートステップ 300、302、304、306、308 フローチャ
ートステップ 310、312、314、316、318 フローチャ
ートステップ 320、322、324、326、328 フローチャ
ートステップ 330、332、334、336、338 フローチャ
ートステップ 340、342、344、346、348 フローチャ
ートステップ 350、352、354、356、358 フローチャ
ートステップ 360、362、364、366、368 フローチャ
ートステップ 370、372、374、376、378 フローチャ
ートステップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マーク ジェー.シッペル アメリカ合衆国.60193 イリノイズ,ス カムバーク,ウェストフィールド レーン 1110

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれ通信制御盤を備え、動作の制御を
    可能とした複数の水道設備と、中央コンピュータと、制
    御基盤と中央コンピュータの間の通信結合を供給する手
    段と、中央コンピュータ上で実行され、制御基盤上で遠
    隔的にデータをインストールし、置き換え、監視し、制
    御し、収集し、または印刷するために各々の制御基盤と
    の間で通信をするソフトウェアであるネットワークマネ
    ージャと、を備えた水道制御システム。
  2. 【請求項2】請求項1のネットワークマネージャソフト
    において、コンピュータのディスプレー上に表示行う中
    央コンピュータに、制御基盤が情報を送信する水道制御
    システム。
  3. 【請求項3】請求項1のネットワークマネージャソフト
    において、一つの制御基盤から別の制御基盤に情報のや
    りとりを行う水道制御システム。
  4. 【請求項4】請求項1のネットワークマネージャソフト
    において、ある制御基盤群から別の制御基盤群に情報の
    やりとりを行う水道制御システム。
  5. 【請求項5】請求項1のネットワークマネージャソフト
    において、TCP/IPプロトコルトランシーバとネットワー
    クマネージャソフトを使用するコンピュータとが作用し
    合える水道制御システム。
  6. 【請求項6】請求項1においてさらに、スタンドアロン
    モードでそのネットワークマネージャが動作できるソフ
    トを組み込んだ2次コンピュータを備え、前記の中央コ
    ンピュータが、その制御基盤および前記の2次のコンピ
    ュータと、電話モデム接続を通して作用し合える水道制
    御システム。
  7. 【請求項7】請求項1においてさらに、2次および3次
    コンピュータと、TCP/IPプロトコルをサポートで
    きる中央コンピュータおよび2次コンピュータ内に備え
    つけられるネットワークカードと、サーバモードで動作
    できるネットワークソフトを組み込んだ2次と3次のコ
    ンピュータ群とを備え、前記の中央コンピュータが、制
    御基盤群、ネットワーク上の前述の2次コンピュータ、
    および、前述の3次コンピュータと、電話モデム接続を
    通して作用し合える水道制御システム。
  8. 【請求項8】請求項7において、2次コンピュータ上で
    クライアントモードで動作できるネットワークソフトウ
    ェアと、サーバモードでネットワークソフトウェアを実
    行している中央コンピュータと作用しあえる2次コンピ
    ュータと、を備える水道制御システム。
  9. 【請求項9】請求項1において、各々の制御基盤が、消
    失しない、重複しない、または変更できるように、内部
    に記憶させた独特のID番号を有するプロセッサを含む
    水道制御システム。
  10. 【請求項10】請求項9において、各々の制御基盤が個
    別のID番号でそれ自身を見分けられるように、中央コ
    ンピュータに個別のID番号を送り出すプロセッサ内に
    あるシーケンスを呼び起こさせるようなサービススイッ
    チを備えた水道制御システム。
JP10374486A 1997-12-31 1998-12-28 水道制御システムのためのネットワ―クソフトウェア Pending JPH11264157A (ja)

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