JPH11262361A - 冷菓製造装置 - Google Patents

冷菓製造装置

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JPH11262361A
JPH11262361A JP10067329A JP6732998A JPH11262361A JP H11262361 A JPH11262361 A JP H11262361A JP 10067329 A JP10067329 A JP 10067329A JP 6732998 A JP6732998 A JP 6732998A JP H11262361 A JPH11262361 A JP H11262361A
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mix
frozen
tank
cooling
mix tank
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JP10067329A
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English (en)
Inventor
Hidekazu Morijiri
英一 森尻
Seiji Ishihama
誠二 石浜
Shigeru Togashi
茂 富樫
Yoshikazu Takada
善和 高田
Shigeo Sato
重夫 佐藤
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ミックスタンク内の残留ミックスや洗浄液を
簡単に排出することができる冷菓製造装置を提供する。 【解決手段】 冷菓製造装置1は、原料となるミックス
を貯留するミックスタンク6と、このミックスタンク6
内に配設された冷却筒11と、この冷却筒11に隣接し
て設けられ、ミックスタンク6内のミックスを撹拌する
撹拌器とを備え、冷却筒11によりミックスを冷却しな
がら撹拌器により撹拌することによって半冷凍の冷凍飲
料を製造するものであって、ミックスタンク6内にて製
造された冷凍飲料を注出する注出部8と、ミックスタン
ク6を、水平状態から注出部8側が低くなるよう傾斜さ
せる傾倒手段を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半冷凍の冷凍飲料
を製造するための冷菓製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より冷凍飲料ディスペンサと称され
る冷菓製造装置は、例えば特開平9−98723号公報
に示される如く、冷却器にて冷却されるシリンダ内でミ
ックスを撹拌し、所定の粘性となるまでミックスを冷却
しながら撹拌することにより、半冷凍の冷凍飲料を製造
するものである。
【0003】また、近年ではミックスを貯留するミック
スタンク内に冷却筒と撹拌器を配設し、ミックスタンク
内において直接ミックスを冷却しながら撹拌する簡易的
な冷凍飲料ディスペンサも開発されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】係る冷凍飲料ディスペ
ンサにおいて製造された冷凍飲料は、ミックスタンクに
設けられた注出部から注出され、販売されるものである
が、ミックスタンク内を洗浄する際、或いは、現在製造
中の製品とは異なる製品を製造するためにミックスに交
換する際などにも、この注出部から洗浄液やミックスを
排出することになる。
【0005】しかしながら、従来ではこれら洗浄液など
を全てミックスタンクから排出することが困難であり、
どうしても洗浄液やミックスがミックスタンク内底部に
残留してしまう。そのため、従来では装置の底面に手を
入れて注出部とは反対側を持ち上げ、装置全体を注出部
側に傾けて残留洗浄液などを排出させていたが、重量の
重い装置を人手で持ち上げるため、作業が極めて困難な
ものとなっていた。
【0006】本発明は、係る従来の技術的課題を解決す
るために成されたものであり、ミックスタンク内の残留
ミックスや洗浄液を簡単に排出することができる冷菓製
造装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の冷菓製造装置
は、原料となるミックスを貯留するミックスタンクと、
このミックスタンク内に配設された冷却筒と、この冷却
筒に隣接して設けられ、ミックスタンク内のミックスを
撹拌する撹拌器とを備え、冷却筒によりミックスを冷却
しながら撹拌器により撹拌することによって半冷凍の冷
凍飲料を製造するものであって、ミックスタンク内にて
製造された冷凍飲料を注出する注出部と、ミックスタン
クを、水平状態から注出部側が低くなるよう傾斜させる
傾倒手段を備えているものである。
【0008】本発明によれば、原料となるミックスを貯
留するミックスタンクと、このミックスタンク内に配設
された冷却筒と、この冷却筒に隣接して設けられ、ミッ
クスタンク内のミックスを撹拌する撹拌器とを備え、冷
却筒によりミックスを冷却しながら撹拌器により撹拌す
ることによって半冷凍の冷凍飲料を製造する冷菓製造装
置において、ミックスタンク内にて製造された冷凍飲料
を注出する注出部と、ミックスタンクを、水平状態から
注出部側が低くなるよう傾斜させる傾倒手段を設けたの
で、この傾倒手段により注出部側が低くなるようにミッ
クスタンクを容易に傾斜させることができるようにな
る。
【0009】これにより、ミックスタンク内を洗浄する
際、或いは、ミックスを交換する際などに、円滑にミッ
クスタンク内の洗浄液や残留ミックスを注出部より排出
することが可能となり、洗浄作業やミックス交換作業を
極めて容易に行えるようになるものである。
【0010】請求項2の発明の冷菓製造装置は、原料と
なるミックスを貯留するミックスタンクと、このミック
スタンク内に配設された冷却筒と、この冷却筒に隣接し
て設けられ、ミックスタンク内のミックスを撹拌する撹
拌器とを備え、冷却筒によりミックスを冷却しながら撹
拌器により撹拌することによって半冷凍の冷凍飲料を製
造するものであって、ミックスタンク内にて製造された
冷凍飲料を注出する注出部を備えており、ミックスタン
クをこの注出部側が低くなるように傾斜して配置したも
のである。
【0011】請求項2の発明によれば、原料となるミッ
クスを貯留するミックスタンクと、このミックスタンク
内に配設された冷却筒と、この冷却筒に隣接して設けら
れ、ミックスタンク内のミックスを撹拌する撹拌器とを
備え、冷却筒によりミックスを冷却しながら撹拌器によ
り撹拌することによって半冷凍の冷凍飲料を製造する冷
菓製造装置において、ミックスタンク内にて製造された
冷凍飲料を注出する注出部を設け、ミックスタンクをこ
の注出部側が低くなるように傾斜して配置したので、ミ
ックスタンク内を洗浄する際、或いは、ミックスを交換
する際などに、円滑にミックスタンク内の洗浄液や残留
ミックスを注出部より排出することが可能となり、洗浄
作業やミックス交換作業を極めて容易に行えるようにな
るものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施形態を図面
を参照しながら説明する。図1は本発明の冷菓製造装置
1の斜視図、図2は冷菓製造装置1の縦断側面図、図3
は冷菓製造装置1の冷却装置2の冷媒回路図、図4及び
図5は冷菓製造装置1の制御装置3の電気回路図であ
る。
【0013】先ず、図1において実施例の冷菓製造装置
1は、所謂冷凍飲料ディスペンサと称されるものであ
り、冷却装置2や制御装置3を内蔵せる本体4と、この
本体4上に配設された左右の二つのミックスタンク6、
6とから構成されている。各ミックスタンク6、6は透
明な樹脂製であり、上面に開口すると共に、この上面開
口は開閉自在の蓋7にてそれぞれ閉塞されている。
【0014】また、各ミックスタンク6、6の前面下部
には注出部8がそれぞれ取り付けられており、更に本体
4の前部には前記注出部8、8の下方に対応する位置に
漏れた冷凍飲料を受ける受け皿9が設けられている。
【0015】次に、図2において各ミックスタンク6、
6内下部には、ミックスタンク6の底面と間隔を存して
熱良導性の冷却筒11が前後にそれぞれ配設されてい
る。この冷却筒11には冷却装置2の左蒸発器12A
(或いは、右蒸発器12B。左蒸発器12Aは左のミッ
クスタンク6、右蒸発器12Bは右のミックスタンク6
の冷却筒11にそれぞれ設けられる。)が交熱的に取り
付けられ、冷却筒11に備えられている。尚、10Aは
蒸発器12の冷媒入口パイプ、10Bは冷媒出口パイプ
である。また、冷却筒11の前端はミックスタンク6内
に開放しており、その中央には回転軸13が貫通して設
けられている。
【0016】この回転軸13の前端はミックスタンク6
に形成された軸受け14に回動自在に支持されると共
に、後端は減速機構付きの左撹拌モータ16A(或い
は、右撹拌モータ16B。左撹拌モータ16Aは左のミ
ックスタンク6、右撹拌モータ16Bは右のミックスタ
ンク6にそれぞれ設けられる。)に連結されている。
【0017】前記回転軸13には冷却筒11の内側に位
置する螺旋状の内側ブレード17と冷却筒11の外側に
位置する螺旋状の外側ブレード18が取り付けられてお
り、左撹拌モータ16A(或いは右撹拌モータ16B)
が回転軸13を正面から見て時計回りに回転させること
により、内側ブレード17は後述する冷却筒11内側の
ミックスを前部から後部に搬送する機能を奏し、外側ブ
レード18は冷却筒11外側のミックスを後部から前部
に搬送する機能を奏する。
【0018】これら撹拌モータ16A(16B)、回転
軸13、内側ブレード17、外側ブレード18によって
撹拌器を構成している。
【0019】前記注出部8は、上下方向に配設された注
出パイプ21と、この注出パイプ21内に上下移動自在
に挿入されたプランジャ22と、このプランジャ22を
上下移動させるコック23などから構成されている。そ
して、注出パイプ21は外側ブレード18の前端部が位
置するミックスタンク6の前面底部に形成された開口2
4にてミックスタンク6内に連通しており、プランジャ
22は降下した状態でこの開口24を閉じると共に、上
昇した状態では開口24と注出パイプ21下端の注出口
26とを連通させる。そして、プランジャ22は巻きバ
ネ27にて常時降下する方向に付勢されている。
【0020】また、前記左撹拌モータ16A(或いは右
撹拌モータ16B)はミックスタンク6後部に設けられ
たモータケース28内に振り子状に配設されている。
【0021】更に、本体4の底面四隅には脚部31・・
・(傾倒手段)が取り付けられている。各脚部31は本
体2に螺合するネジ山が切られた軸部31Aと、この軸
部31Aの下端に取り付けられた頭部31Bから成り、
この頭部31Bが設置面に当接している。そして、前記
軸部31Aの本体2への螺合度合いは調整可能とされて
いる。
【0022】次に、図3において冷却装置2は圧縮機3
2、凝縮器33、デハイドレータ34、左右冷却電磁弁
36、37、キャピラリチューブ38、39、前記左右
蒸発器12A、12B、アキュムレータ41を順次環状
に配管接続して冷媒回路を構成されている。尚、前記左
冷却電磁弁36はキャピラリチューブ38及び左蒸発器
12Aと直列に接続され、右冷却電磁弁37はキャピラ
リチューブ39及び右蒸発器12Bと直列に接続さてお
り、これら直列回路が相互に並列に配管接続されてい
る。
【0023】また、左右冷却電磁弁36、37の上流側
の配管と圧縮機32の吸込側の配管は熱交換せられてお
り、更に圧縮機32の吐出側の配管からはホットガス回
路43が分岐している。このホットガス回路は二方に分
岐し、それぞれ左右ホットガス電磁弁44、46を介し
て左右蒸発器12A、12Bの入口側に接続されてい
る。
【0024】次に、図4、図5において制御装置3は汎
用のワンチップマイクロコンピュータ51により構成さ
れている。このマイクロコンピュータ51の出力には冷
却運転・解凍運転などの表示を行うためのLEDや操作
スイッチなどが設けられた表示基板52と、リレーRY
1〜RY7のコイルが接続されている。また、マイクロ
コンピュータ51の入力には左右トルクスイッチ53、
54と左右ミックス温度センサ56、57が接続されて
いる。この左右トルクスイッチ53、54は左右撹拌モ
ータ16A、16Bの振り子動作に応じてON−OFF
するものであり、左右ミックス温度センサ56、57は
左右のミックスタンク6、6内のミックスの温度を検知
するものである。
【0025】また、図5に示す如く圧縮機32はリレー
RY1のスイッチと直列に、左撹拌モータ16Aはリレ
ーRY2のスイッチと直列に、左冷却電磁弁36はリレ
ーRY3のスイッチと直列に、左ホットガス電磁弁44
はリレーRY4のスイッチと直列に、右撹拌モータ16
BはリレーRY5のスイッチと直列に、右冷却電磁弁3
7はリレーRY6のスイッチと直列に、右ホットガス電
磁弁46はリレーRY7のスイッチと直列にそれぞれ電
源に接続されている。
【0026】そして、マイクロコンピュータ51は各リ
レーRY1〜RY7のコイルを通電・非通電とすること
により、それぞれのスイッチを閉・開して各機器への通
電を制御するものである。
【0027】以上の構成で次に動作を説明する。ミック
スタンク6内には蓋7を開けて原料となるミックスを図
2のレベルLまで注入する。そして、冷却運転を開始す
ると、マイクロコンピュータ51は圧縮機32を起動す
る。ここで、冷却運転ではマイクロコンピュータ51は
左右冷却電磁弁36、37を開き、左右ホットガス電磁
弁44、46を閉じている。これにより、圧縮機32か
ら吐出された高温高圧のガス冷媒は凝縮器33に流入し
て放熱し、凝縮される。
【0028】凝縮器33で凝縮された液冷媒はデハイド
レータ34を経て分岐し、左右冷却デハイドレータ3
6、37を経てキャピラリチューブ38、39でそれぞ
れ減圧された後、左右蒸発器12A、12Bに流入す
る。左右蒸発器12A、12Bに流入した冷媒はそこで
蒸発し、周囲から吸熱して冷却作用を発揮する。
【0029】左右蒸発器12A、12Bから出た冷媒は
アキュムレータ41にて合流した後、圧縮機32に帰還
する図3の太線の如き循環を繰り返す。
【0030】一方、マイクロコンピュータ51は撹拌モ
ータ16A、16Bを駆動することにより、前述の如く
ミックスタンク6内のミックスを撹拌する。これによっ
て、左右のミックスタンク6、6内に貯留された原料ミ
ックスは各冷却筒11、11に備えられた左右蒸発器1
2A、12Bにより冷却されながら撹拌モータ16A、
16Bにより撹拌され、徐々に凍結して粘性が高くなっ
て行く。
【0031】そして、所定の粘性まで到達すると、撹拌
モータ16A、16Bにかかる負荷が上昇するため、そ
れらが振り子の如く動く。この動作を左右トルクスイッ
チ53、54の何れかが検知すると、マイクロコンピュ
ータ51は検知した方の冷却電磁弁36、37を閉じ
る。尚、マイクロコンピュータ51は左右撹拌モータ1
6A、16Bの運転は継続する。これによって、各ミッ
クスタンク6、6内において半冷凍の冷凍飲料を生成す
るものである。
【0032】各ミックスタンク6、6内で生成された冷
凍飲料を注出する際には、各注出部8、8の注出コック
23を引き下げる。注出コック23を巻きバネ27の付
勢力に抗して引き下げると、プランジャ22が持ち上げ
られるので、前述の如く注出口26と開口24が連通さ
れる。開口24には常時外周ブレード18によってミッ
クス(冷凍飲料)が前方に搬送されており、この搬送力
によって開口24から流出した冷凍飲料は注出口26か
ら取り出されるものである。
【0033】また、ミックスタンク6、6内のミックス
は凍結状態が長時間続くと氷の粒子径が大きくなる。そ
のため、例えば一日に一回、マイクロコンピュータ51
は左右冷却電磁弁36、37を閉じ、左右ホットガス電
磁弁44、46を開く。これにより、圧縮機32から吐
出された高温高圧のガス冷媒は図6に太線で示す如くホ
ットガス回路43に入り、左右ホットガス電磁弁44、
46を経て左右蒸発器12A、12Bに直接流入する。
【0034】これによって、冷却筒11、11は加熱さ
れるので、各ミックスタンク6、6内の冷凍飲料は解凍
される。尚、左右蒸発器12A、12Bで放熱した冷媒
はそこで凝縮され、アキュムレータ41を経て圧縮機3
2に帰還する。
【0035】次に、販売する製品の変更のためにミック
スタンク6、6内のミックスを排出する際、或いは、ミ
ックスタンク6、6内を洗浄する際には、前側の二個の
脚部31、31の軸部31Aを本体2に更に螺合させ、
反対に後側の二個の脚部31、31の軸部31Aは本体
2との螺合を緩める。
【0036】これによって、図7の白抜き矢印で示す如
く前側の脚部31の頭部31Bは本体2に近接し、後側
の脚部31の頭部31Bは本体2から離れるため、冷菓
製造装置1全体が同図に示す如く前側に傾斜する。これ
により、ミックスタンク6、6を注出部8側が低くなる
ように傾斜させることができる。この状態で、注出部8
の注出コック23を前述の如く引き下げることにより、
ミックスタンク6、6内の洗浄液や残留ミックスは開口
24から出て注出口26より円滑に流出するようにな
る。従って、本発明によればミックスタンク6内の洗浄
作業やミックス交換作業を極めて容易に行えるようにな
る。
【0037】ここで、図8は本発明の他の実施例を示し
ている。尚、各図において図1乃至図7と同一符号は同
一若しくは同様の機能を奏するものとする。この場合、
本体2下方の設置床面には台座61が設けられており、
この台座61には左右方向の軸62を中心として回動自
在のアーム63が取り付けられている。このアーム63
は本体2の下側に位置し、後端は本体2の後部底面下側
に位置し、前端は本体2下側から前方に突出している。
これらの台座61やアーム63によって傾倒手段が構成
されている。
【0038】以上の構成で前述の如くミックスタンク
6、6を傾斜させる際には、足などでアーム63の前端
を図8の如く下げる。これにより、アーム63の後端は
上昇して本体2の後部底面を持ち上げるので(同図に白
抜き矢印で示す)、冷菓製造装置1全体が同図に示す如
く前側に傾斜する。これにより、前述同様にミックスタ
ンク6、6を注出部8側が低くなるように傾斜させるこ
とができると共に、この場合には、アーム63の前端を
押し下げると云う簡単な操作で傾斜させることが可能と
なり、操作性が向上するものである。
【0039】また、図9はもう一つの本発明の冷菓製造
装置1Aを示している。尚、この場合の図1乃至図7と
同一符号は同一若しくは同様のものとする。この場合、
ミックスタンク6は、その底面が当初より前側(注出部
8側)に低くなるように傾斜して本体2に取り付けられ
ている。
【0040】係る構成によっても、注出部8の注出コッ
ク23を引き下げることにより、ミックスタンク6、6
内の洗浄液や残留ミックスは開口24から出て注出口2
6より円滑に流出するようになるので、ミックスタンク
6内の洗浄作業やミックス交換作業を極めて容易に行え
るようになる。
【0041】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、原料
となるミックスを貯留するミックスタンクと、このミッ
クスタンク内に配設された冷却筒と、この冷却筒に隣接
して設けられ、ミックスタンク内のミックスを撹拌する
撹拌器とを備え、冷却筒によりミックスを冷却しながら
撹拌器により撹拌することによって半冷凍の冷凍飲料を
製造する冷菓製造装置において、ミックスタンク内にて
製造された冷凍飲料を注出する注出部と、ミックスタン
クを、水平状態から注出部側が低くなるよう傾斜させる
傾倒手段を設けたので、この傾倒手段により注出部側が
低くなるようにミックスタンクを容易に傾斜させること
ができるようになる。
【0042】これにより、ミックスタンク内を洗浄する
際、或いは、ミックスを交換する際などに、円滑にミッ
クスタンク内の洗浄液や残留ミックスを注出部より排出
することが可能となり、洗浄作業やミックス交換作業を
極めて容易に行えるようになるものである。
【0043】請求項2の発明によれば、原料となるミッ
クスを貯留するミックスタンクと、このミックスタンク
内に配設された冷却筒と、この冷却筒に隣接して設けら
れ、ミックスタンク内のミックスを撹拌する撹拌器とを
備え、冷却筒によりミックスを冷却しながら撹拌器によ
り撹拌することによって半冷凍の冷凍飲料を製造する冷
菓製造装置において、ミックスタンク内にて製造された
冷凍飲料を注出する注出部を設け、ミックスタンクをこ
の注出部側が低くなるように傾斜して配置したので、ミ
ックスタンク内を洗浄する際、或いは、ミックスを交換
する際などに、円滑にミックスタンク内の洗浄液や残留
ミックスを注出部より排出することが可能となり、洗浄
作業やミックス交換作業を極めて容易に行えるようにな
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の冷菓製造装置の斜視図である。
【図2】本発明の冷菓製造装置の縦断側面図である。
【図3】本発明の冷菓製造装置の冷却装置の冷媒回路図
(冷却運転)である。
【図4】本発明の冷菓製造装置の制御装置の電気回路図
である。
【図5】同じく本発明の冷菓製造装置の制御装置の電気
回路図である。
【図6】本発明の冷菓製造装置の解凍運転を説明する冷
却装置の冷媒回路図である。
【図7】傾斜させた状態の本発明の冷菓製造装置の縦断
側面図である。
【図8】本発明の他の実施例の冷菓製造装置の縦断側面
図である。
【図9】もう一つの本発明の冷菓製造装置の縦断側面図
である。
【符号の説明】
1、1A 冷菓製造装置 2 冷却装置 3 制御装置 6 ミックスタンク 8 注出部 11 冷却筒 12A、12B 左右蒸発器 16A、16B 左右撹拌モータ 17 内側ブレード 18 外側ブレード 31 脚部 31A 軸部 31B 頭部 61 台座 63 アーム
フロントページの続き (72)発明者 高田 善和 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 佐藤 重夫 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原料となるミックスを貯留するミックス
    タンクと、このミックスタンク内に配設された冷却筒
    と、この冷却筒に隣接して設けられ、前記ミックスタン
    ク内のミックスを撹拌する撹拌器とを備え、前記冷却筒
    により前記ミックスを冷却しながら前記撹拌器により撹
    拌することによって半冷凍の冷凍飲料を製造する冷菓製
    造装置において、 前記ミックスタンク内にて製造された冷凍飲料を注出す
    る注出部と、前記ミックスタンクを、水平状態から前記
    注出部側が低くなるよう傾斜させる傾倒手段を備えたこ
    とを特徴とする冷菓製造装置。
  2. 【請求項2】 原料となるミックスを貯留するミックス
    タンクと、このミックスタンク内に配設された冷却筒
    と、この冷却筒に隣接して設けられ、前記ミックスタン
    ク内のミックスを撹拌する撹拌器とを備え、前記冷却筒
    により前記ミックスを冷却しながら前記撹拌器により撹
    拌することによって半冷凍の冷凍飲料を製造する冷菓製
    造装置において、 前記ミックスタンク内にて製造された冷凍飲料を注出す
    る注出部を備え、前記ミックスタンクをこの注出部側が
    低くなるように傾斜して配置したことを特徴とする冷菓
    製造装置。
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WO2001021007A1 (en) * 1999-09-23 2001-03-29 The Coca-Cola Company Frozen carbonated beverage dispensing apparatus
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