JPH11260809A - 塗布膜処理装置 - Google Patents

塗布膜処理装置

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JPH11260809A
JPH11260809A JP7839598A JP7839598A JPH11260809A JP H11260809 A JPH11260809 A JP H11260809A JP 7839598 A JP7839598 A JP 7839598A JP 7839598 A JP7839598 A JP 7839598A JP H11260809 A JPH11260809 A JP H11260809A
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恭成 片山
Yoji Mizutani
洋二 水谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 例えばTEOS(テトラエトキシシラン)の
コロイドを溶媒に分散させた塗布液を半導体ウエハに塗
布し、次いで塗布膜中のコロイドを加熱してゲル化し、
シリコン酸化膜よりなる層間絶縁膜を得る場合に、ゲル
化工程時における溶媒成分の蒸発を抑えて膜厚の均一な
膜とすること。 【解決手段】 密閉容器30の温度よりも若干高い温度
で溶媒成分が飽和に近い状態になった例えばエチレング
リコ−ルの蒸気を、所定温度に調整された加熱バブラ−
から発生させ、密閉容器30を加熱する加熱板31内に
形成され、密閉容器30内とほぼ同じ温度雰囲気のガス
分散室57に前記蒸気を導入することにより蒸気内の溶
媒成分の過飽和に相当する量を結露させて、密閉容器3
0の温度で溶媒成分が丁度飽和してなる蒸気を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば半導体ウエ
ハなどの基板に塗布した塗布膜を処理するための装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】半導体デバイスの層間絶縁膜を形成する
方法として、CVD法や熱酸化法などがあるが、その他
にゾル−ゲル法と呼ばれている方法がある。この方法
は、例えばTEOS(テトラエトキシシラン;Si(C
2 H5 O)4 )のコロイドをエチルアルコール溶液など
の有機溶媒に分散させた塗布液を半導体ウエハ(以下単
にウエハという)の表面に塗布し、その塗布膜をゲル化
した後乾燥させてシリコン酸化膜を得る手法であり、特
開平8−162450及び特開平8−59362号など
に記載されている。
【0003】この方法における塗布膜の変性の様子を模
式的に図7に示すと、先ず塗布液をウエハに塗布したと
きにはTEOSの粒子あるいはコロイド100が溶媒2
00中に分散された状態になっており(図7(a)参
照)、次いでこの塗布膜が例えば加熱されることにより
TEOSが縮重合すると共に加水分解して塗布膜がゲル
化し、TEOS300の網状構造が形成される(図7
(b)参照)。そして塗布液中の水分を除去するために
塗布膜中の溶媒を他の溶媒400に置き換え(図7
(c)参照)、その後乾燥させてシリコン酸化膜の塗布
膜が得られる。なお図7(c)に示す溶媒の置換工程で
は、水分を除去する目的の他にエチルアルコールよりも
表面張力の小さい溶媒を用いて、溶媒が蒸発するときに
TEOSの網状構造体に大きな力が加わらないようにし
て膜の構造が崩れるのを抑える目的もある。
【0004】前記塗布液が塗布されたウエハを自然放置
しておけばゲル化が進み、シリコン酸化膜の塗布膜が形
成されるが、それには長い時間例えば一晩放置する必要
があり、量産には適していない。このため本発明者は塗
布膜のゲル化を促進するための手法の一つとして塗布膜
を加熱することを検討している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで塗布膜が形成
されたウエハを例えば100℃程度に加熱してゲル化を
行うと塗布膜から有機溶媒が蒸発してしまい所定の膜
厚、膜質が得られなくなってしまう。そこで本発明者は
密閉容器内にウエハを入れ、その密閉容器内に塗布膜の
溶媒の成分例えばエチレングリコ−ルの飽和蒸気を供給
することにより塗布膜からエチレングリコ−ルの蒸発を
抑えることを検討している。
【0006】この場合、例えば100℃のエチレングリ
コ−ルの飽和蒸気を発生させ、その蒸気を100℃の密
閉容器内に100℃の状態で供給すれば、エチレングリ
コ−ルの蒸発が抑えられる。しかしながら密閉容器に至
るまでの配管の途中でガスの温度が下がると結露して密
閉容器内で飽和蒸気が得られなくなってしまい、ウエハ
からの溶媒の成分(この場合エチレングリコ−ル)の蒸
発が起こってしまうし、またエチレングリコ−ルの飽和
蒸気の温度が密閉容器内よりも高いと、その飽和蒸気の
温度が密閉容器内で下がるのでので、結露してウエハに
液滴が付着するおそれがある。ウエハに液滴が付着する
とその部分の膜厚が変わってしまい、膜厚の均一性が低
くなる。従って溶媒の成分の飽和蒸気の発生源の温度管
理も含めて処理容器内で飽和蒸気の雰囲気を形成する工
夫が必要になる。
【0007】本発明はこのような事情の下になされたも
のであり、その目的は、塗布膜中の粒子あるいはコロイ
ドをゲル化するにあたり、塗布膜からの溶媒成分の蒸発
を抑えることができ、予定している膜厚の薄膜例えば層
間絶縁膜を得ることができる塗布膜処理装置を提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、成膜成分の出
発物質の粒子またはコロイドを溶媒に分散させた塗布液
が表面に塗布された基板に対して、塗布膜中の前記粒子
またはコロイドをゲル化するための塗布膜処理装置にお
いて、前記基板が収容される密閉容器と、この密閉容器
内を加熱する加熱手段と、前記密閉容器内に前記溶媒の
成分の蒸気を供給するためのガス供給路と、前記密閉容
器内のガスを排気するための排気路と、前記密閉容器の
器壁内におけるガス供給路の途中に設けられると共に、
前記ガス供給路内のガスを密閉容器内に分散して供給す
るように密閉容器内に開口した複数のガス供給口を有
し、密閉容器内とほぼ同じ温度に温度調整されたガス分
散室と、このガス分散室内の温度よりも若干高い温度に
加熱され、密閉容器内の温度で飽和蒸気になるだけの量
を含む溶媒の成分の飽和蒸気を発生する溶媒蒸気発生部
と、を備えたことを特徴とする。
【0009】この発明によれば、溶媒蒸気発生部からの
溶媒の成分例えばエチレングリコ−ルの飽和蒸気が、密
閉容器内とほぼ同じ温度に調整されたガス分散室内で少
し冷やされるので、確実に飽和蒸気となって密閉容器内
に導かれ、従って塗布膜からの溶媒の蒸発が抑えられる
と共に蒸気が液滴になって基板に付着するおそれもな
い。この場合密閉容器は基板を載置して加熱するための
加熱板を備え、ガス分散室は加熱板の中に形成された構
成とすることができる。
【0010】他の発明は、成膜成分の出発物質の粒子ま
たはコロイドを溶媒に分散させた塗布液が表面に塗布さ
れた基板に対して、塗布膜中の前記粒子またはコロイド
をゲル化するための塗布膜処理装置において、前記基板
が収容される密閉容器と、この密閉容器内を加熱する加
熱手段と、前記密閉容器内に前記溶媒の成分のを蒸気を
供給するためのガス供給路と、前記密閉容器内のガスを
排気するための排気路と、前記溶媒の成分の溶液を貯留
し、この溶液をキャリアガスによりバブリングして溶媒
の成分の蒸気を前記ガス供給路を介して密閉容器内に供
給するための第1の貯留槽と、この第1の貯留槽内の溶
液を所定温度に調整するための第1の温度調整手段と、
前記第1の貯留槽内の溶液量が減少したときに当該第
1の貯留槽内に前記溶液を補充するための第2の貯留槽
と、この第2の貯留槽内の溶液を所定温度に調整するた
めの第2の温度調整手段と、を備えたことを特徴とす
る。この発明によれば、溶媒の成分の溶液を高い精度で
温度管理できるので、溶媒の成分の蒸気を所定温度に調
整した状態で密閉容器内に導くことができる。なお以上
の発明において、ゲル化を促進するためのアルカリ性ガ
スを密閉容器内に供給するようにしてもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る塗布膜処理装
置を適用した塗布膜形成装置の一例の全体構成を概略的
に示す平面図である。11は基板であるウエハの入出力
ポートであり、カセットステージCSに置かれたカセッ
トCから、搬送アーム12がウエハWを取り出して、メ
インアーム13に受け渡すように構成されている。メイ
ンアーム13の搬送路(ガイドレール)14の一方側に
は、塗布ユニット2、この実施の形態の主要部である塗
布膜処理装置をなすエージングユニット3、及び溶媒置
換ユニット4がこの順に並んで配列されている。前記搬
送路14の他方側にも処理ユニットU1〜U4が並んで
おり、これら処理ユニットU1〜U4については、塗布
液を基板に塗布する前の疎水化処理、冷却処理、及び基
板に塗布膜を形成した後の熱処理(ベーク処理)などを
行うためのユニットが夫々割り当てられる。
【0012】この塗布膜形成装置を用いた実施の形態の
作用について述べる。図2には、塗布膜形成処理の流れ
が順を追って模式的に示されている。カセットステージ
CSのカセットC内からメインアーム13により取り出
された処理前のウエハWは塗布ユニット2内に収納され
る。そして塗布ユニット2内が例えば溶媒の蒸気で満た
された状態でウエハW表面に塗布液Tが滴下される(図
2(a)参照)。ここで用いられる塗布液は、金属アル
コキシドであるTEOSのコロイドあるいは粒子を、有
機溶媒である例えばエチレングリコール及びエチルアル
コールと更に水及び微量の塩酸とを含む溶媒に分散させ
たものである。エチレングリコールは塗布時の塗布液の
粘度を最適な値に調整するため、及び蒸気圧の低いエチ
ルアルコ−ルが蒸発した後も溶媒として残って(エチレ
ングリコ−ルは蒸気圧が高いため)膜減りを抑えるため
などの役割がある。
【0013】続いて塗布ユニット2内が溶媒蒸気で満た
されたままウエハWが高速で回転され、TEOSのゾル
が溶媒に分散された塗布液がウエハ表面に伸展して塗布
膜Fが形成される(図2(b)参照)。次いでウエハW
はエージングユニット3の加熱板31上に載置され、蓋
33により密閉される。その際ウエハWは加熱板31に
より所定の温度(例えば100℃程度)に加熱される。
そしてエージングユニット3内に、塗布膜内の溶媒の蒸
発を抑制するために溶媒の成分である例えばエチレング
リコールの蒸気を導入して塗布膜をゲル化する(図2
(c)参照)。
【0014】次いで、溶媒置換ユニット4においてエチ
ルアルコール、HMDS(へキサメチルジシラン)及び
へプタンを用いて、ゲル化した塗布膜の溶媒置換を行う
(図2(d)参照)。これにより塗布膜中の水分がエチ
ルアルコールで置換される。またHMDSにより塗布膜
中の水酸基が除去される。更に塗布膜中の溶媒がヘプタ
ンに置き換えられる。なおヘプタンを用いる理由は、表
面張力が小さい溶媒を用いることによりポーラスな構造
体つまりTEOSの網状構造体に加わる力を小さくして
それが崩れないようにするためである。その後ウエハW
はベークユニットで例えば1分間ベーク処理される。こ
うしてウエハWの表面にシリコン酸化膜よりなる層間絶
縁膜が形成される。
【0015】図3及び図4はそれぞれ前記エージングユ
ニット(塗布膜処理装置)3の一例の概略図及びその内
部の平面図を示している。図3に示すように、このエー
ジングユニット3はウエハWが載置される加熱板31
と、加熱板31に内蔵されたヒータ32からなる加熱手
段と、加熱板31の周縁部にシール部材34を介して密
接されて加熱板31とともに密閉される処理容器30を
構成する蓋33と、蓋33の中央部に開口する排気路3
5とを備えている。なお蓋33にも加熱手段を設けるこ
とが好ましい。そして加熱板31の、その上に載置され
るウエハWの周縁の外側に沿うように複数例えば15個
のガス導入口36が点在して開口している(図4参
照)。またエージングユニット3には加熱板31とその
上方位置との間でウエハWを昇降させる例えば3本の昇
降ピン37が設けられている。
【0016】加熱板31は、熱容量が大きくなるように
構成されており、熱変換による温度変動ができるだけ起
こらないようにされている。例えば加熱板31はアルミ
ニウムにSiC等のセラミックスが被覆されてできてお
り、特に限定しないが例えば4cmの厚さを有している。
これによって加熱板31はゲル化処理中ほぼ一定温度に
保持される。
【0017】密閉容器30のガス導入口36には、密閉
容器30内に供給する所定温度の溶媒蒸気を生成する加
熱バブラーを備えた溶媒蒸気発生部5がガス供給路51
を介して接続されている。ガス供給路51の途中には、
複数のガス導入口36に均一に溶媒蒸気を供給するよう
に加熱板31内にてガス分散室57が設けられている。
このガス分散室57は、加熱板31上に載置されたウエ
ハWの外周に沿うようにリング状に設けられており、例
えば溶媒蒸気発生部5側のガス供給路51が分岐され
て、例えば容器30の直径方向に相対向する2か所でそ
の分岐路が接続されている。(図4参照)。従ってガス
分散室内の温度は加熱板31の温度、すなわちゲル化処
理の温度と略同じになっている。また前記ガス供給路5
1にはバルブV0が介装されると共に加熱手段である例
えばテ−プヒ−タ51aが巻装されている。
【0018】溶媒蒸気発生部5はエチレングリコール等
の溶媒50を貯留するバブリングタンク(第1の貯留
槽)52と、バブリングガス供給装置(図示省略)から
供給されたN2 等のキャリアガスを溶媒50に吹き込ん
でバブリングを行うためのバブリングガス供給管53
と、溶媒50の水位を検知する水位センサ54と、溶媒
50を所定温度、例えば密閉容器30の温度よりも若干
高い温度になるように加熱するヒータ55と、そのヒー
タにより加熱された溶媒50の温度を検知する温度セン
サ56と、溶媒の補充時にタンク52内を大気に開放す
るためにバルブV1が介装された圧抜き管57とを備え
ている。
【0019】温度センサ56により検知された溶媒温度
は図示しない制御部にフィードバックされ、その制御部
によってヒータ55のオン・オフの切り替え制御が行わ
れるようになっている。従ってヒータ55及び温度セン
サ56は第1の温度調整手段としての機能を有してい
る。また水位センサ54により検知された溶媒水位も図
示しない制御部にフィードバックされ、その制御部の制
御に基づき後述するようにしてバブリングタンク52に
溶媒が補充されるようになっている。
【0020】また溶媒蒸気発生部5には、中間に開閉バ
ルブV2を備え溶媒の流通が可能な連通部61を介して
バブリングタンク52に連通接続されてなる温調余備タ
ンク(第2の貯留槽)62が設けられている。この温調
余備タンク62は予備のエチレングリコール等の溶媒6
0を貯留しておくもので、温調余備タンク内を加圧する
加圧部80に配管63を介して連通接続されている。バ
ルブV2の開閉及び加圧部80の作動のオン・オフはそ
れぞれ前記制御部により制御されて切り替えられるよう
になっている。加圧手段は例えば温調余備タンク内に加
圧空気を吹き込んでタンク内を加圧し、バブリングタン
ク52への溶媒の補充停時にタンク内の加圧空気を自然
排気して加圧を解除するようになっている。
【0021】また温調余備タンク62はバブリングタン
ク52と同様に水位センサ64とヒータ65と温度セン
サ66とを備えている。ヒータ65及び温度センサ66
は第2の温度調整手段としての機能を有しており、その
温度調整手段と図示しない制御部により温調余備タンク
内の溶媒60はバブリングタンク内の溶媒50と同じ温
度に加熱保温される。また温調余備タンク内の溶媒60
は、水位センサ64によりその水位が低下したことが検
知されると、図示しない制御部の制御に基づいて、温調
余備タンク62に連通接続された補充タンク72から補
充されるようになっている。なお図示していないが、温
調余備タンク62にも圧抜き管が設けられている。
【0022】補充タンク72と温調余備タンク62は、
ペリポンプ等のポンプPを介して配管73により相互に
連通接続されている。このポンプPが図示しない制御部
により駆動制御されることによってタンク内のエチレン
グリコール等の溶媒70が温調余備タンク62に供給さ
れる。
【0023】次に上記構成のエージングユニット3の作
用について述べる。まず塗布ユニット2から搬送された
ウエハWが加熱板31に載置されると、蓋33が閉じら
れる。その際塗布膜のゲル化を促進するため、ウエハW
はヒータ32により例えば100℃前後に加熱される。
一方バブリングタンク内の溶媒50はヒータ55及び温
度センサ56により密閉容器内の温度、すなわちウエハ
Wとほぼ同じ温度(例えば100℃前後)よりも若干高
い温度となるように加熱保持されている。ここでいう
「若干高い温度」とは、密閉容器内よりも例えば1℃〜
5℃だけ高い温度であり、あまり高過ぎると、ガス分散
室57にて降温しきれずに密閉容器内に供給され、そこ
で降温して結露してしまう。
【0024】そしてバブリングタンク内に貯留された溶
媒50にバブリングガス供給管53を介してN2 等のキ
ャリアガスが吹き込まれる。それによって密閉容器内と
ほぼ同じ温度(例えば100℃前後)よりも若干高い温
度t1℃の溶媒成分の蒸気が発生する。この溶媒成分の
蒸気は、密閉容器内の温度例えば100℃で飽和になる
分の蒸気を含んでいればよく、t1℃で飽和蒸気とまで
いかなくとも(バブリングで完全な飽和蒸気を得ること
は難しい)、エチレングリコールの相対温度が100%
に近い状態であればよい。そしてこの蒸気はガス供給路
51を通り、ガス供給路51に巻装されたヒ−タ51a
により前記温度t1℃に維持されて、加熱板31の内部
に設けられたガス分散室57へ送られる。
【0025】ガス分散室57に流入する溶媒成分の蒸気
の温度は上述したようにガス分散室57の温度よりも若
干高いため、その蒸気はガス分散室内で多少冷却されて
過飽和状態となる。またガス分散室57の温度は密閉容
器30の温度とほぼ同じであるため、ガス分散室57に
おいて過飽和状態となった溶媒成分の蒸気は場合によっ
てはガス分散室内で結露を生じ、密閉容器30の温度で
溶媒成分が飽和したあるいは飽和に近い蒸気となる。そ
して密閉容器30の温度で飽和したあるいは飽和に近い
溶媒蒸気が密閉容器内に導入されることとなるので、密
閉容器30の内部では溶媒成分の結露は発生しない。
【0026】またガス分散室57において溶媒成分の蒸
気が分散されるので、上述したようにリング状のガス分
散室57の周に沿って設けられた複数のガス導入口36
から均一に密閉容器内に溶媒成分の蒸気が導入される。
【0027】バブリングタンク内の溶媒50が減って水
位の低下が水位センサ54により検知されると(図5
(a)参照)、図示しない制御装置によりバブリングタ
ンク52と温調余備タンク62をつなぐ連通部61のバ
ルブVが開かれるとともに、加圧部80が作動されて温
調余備タンク内が加圧される。それによって温調余備タ
ンク内の溶媒60が連通部61を通ってバブリングタン
ク内に補充される(図5(b)参照)。そしてバブリン
グタンク内の溶媒50の水位が所定の水位に達すると、
そのことが水位センサ54により検知され、図示しない
制御装置により連通部61におけるバルブVが閉じられ
るとともに、加圧部80の作動が停止されてバブリング
タンク50への溶媒の補充が停止される。バルブVが閉
じ、加圧部80が停止した後温調余備タンク内の加圧空
気は自然排気される。
【0028】この実施の形態のようにバブリングタンク
内の溶媒50の水位が水位センサ54を用いて常に高い
位置で一定になるように制御されていない場合には、N
2 等のキャリアガスのバブリングによって溶媒50に生
じた泡が溶媒内に滞留する時間が短くなり、その泡内の
溶媒成分の濃度は飽和せずに低くなってしまう。これを
防ぐために本実施の形態は、上述したようにバブリング
タンク内の溶媒50の水位が常に高くなるように制御さ
れており、それによってバブリングによって生じた泡が
十分に溶媒と接触するようにされている。
【0029】ここで温調余備タンク内の溶媒60は予め
ヒータ65及び温度センサ66によってバブリングタン
ク内の溶媒50と同じ温度に加熱保持されているため、
温調余備タンク62からバブリングタンク50へ溶媒が
補充されたことによってバブリングタンク内の溶媒50
の温度が下がることはない。
【0030】この実施の形態では上述したようにバブリ
ングタンク50への溶媒補充時に溶媒温度が低下しない
ように制御されているが、そうなっていない場合には、
溶媒補充によってバブリングタンク内の溶媒50の温度
が一時的に低下してしまう。その下がった温度でN2 等
のキャリアガスに飽和した溶媒成分の蒸気がそれよりも
高温のガス分散室57及び密閉容器30の温度まで上昇
した時には、密閉容器の温度で飽和した溶媒蒸気は得ら
れなくなってしまう。これを防ぐために本実施の形態で
は、上述したようにヒータ65及び温度センサ66によ
り温調余備タンク62もバブリングタンク52と同じ温
度に加熱保持されるようになっている。なお温調余備タ
ンク62を所定温度に加熱する代わりに、温調余備タン
ク62とバブリングタンク52とをつなぐ連通部61に
おいてそこを流れる溶媒をヒータ等によりバブリングタ
ンク52と同じ温度に加熱するようにしてもよい。
【0031】また温調余備タンク内の溶媒60が減って
水位の低下が水位センサ64により検知されると、図示
しない制御装置により温調余備タンク62と補充タンク
72をつなぐ連通部(配管73)の途中に設けられたポ
ンプPが作動されて温調余備タンク内に補充タンク72
から溶媒が補充される。そして温調余備タンク内の溶媒
60の水位が所定の水位に達すると、そのことが水位セ
ンサ64により検知され、図示しない制御装置によりポ
ンプPの作動が停止されて温調余備タンク62への溶媒
の補充が停止される。
【0032】上述実施の形態によれば、溶媒蒸気発生部
5でガス分散室57すなわち密閉容器30の温度よりも
若干高い温度に加熱され、、密閉容器内で飽和蒸気とな
るだけの量を含んだ蒸気が発生され、その蒸気がガス分
散室57を介して密閉容器内に導入されるため、溶媒成
分の蒸気はガス分散室内で冷却されて過飽和状態とな
り、溶媒成分の過飽和に相当する一部分が場合によって
は結露して溶媒蒸気から除去されるので、密閉容器30
の温度で溶媒成分が丁度飽和してなる蒸気が得られる。
そしてその蒸気が密閉容器内に導入されるので、ゲル化
処理中に塗布膜から有機溶媒が蒸発するのを防ぎなが
ら、密閉容器内でウエハ表面に結露が生じるのが防止さ
れるので、均一な膜厚の塗布膜、特にシリコン酸化膜等
の層間絶縁膜が得られる。
【0033】また上述実施の形態によれば、ガス分散室
57により溶媒成分の蒸気が分散されて密閉容器内に均
一に導入されるため、より一層均一な膜厚の塗布膜、特
にシリコン酸化膜等の層間絶縁膜が得られる。
【0034】さらに上述実施の形態によれば、温調余備
タンク62から適宜バブリングタンク52に溶媒が補充
されるので、バブリングタンク内の溶媒50の水位が常
に高い位置で保持され、それによってバブリングにより
生じた泡が溶媒50の中で十分に滞留するようになると
ともに、温調余備タンク内の溶媒60もバブリングタン
ク内の溶媒50と同じ温度に加熱保持されるため、温調
余備タンク62からバブリングタンク52内に溶媒が補
充された場合にもバブリングタンク内の溶媒50の温度
は常時密閉容器30の温度よりも若干高い温度に保持さ
れる。従ってガス分散室内にはそれよりも若干高い温度
でしかも密閉容器内で飽和蒸気となる分の量を含む蒸気
が常に導入され、ガス分散室57でその蒸気内の余分な
溶媒成分が結露して除去されるので、常に密閉容器内に
その密閉容器30の温度で溶媒成分が丁度飽和してなる
あるいは飽和に近い蒸気が導入される。
【0035】以上において本発明は、上記実施の形態の
構成に限らず、種々変更可能である。例えばバブリング
タンク52及び温調余備タンク62を抵抗加熱式ヒータ
等で囲繞することにより各タンク内の溶媒50,60を
加熱するようにしてもよいし、温度センサ56,66は
溶媒50,60の温度を検知できれば如何なる構成のも
のでもよいし、加熱板31に開口するガス導入口36は
スリット状に形成されていてもよい。また被処理基板と
してはウエハに限らず液晶ディスプレイ用のガラス基板
であってもよい。
【0036】また図6に示すエージングユニット3Aの
ように、密閉容器30内に溶媒蒸気とともにアンモニア
ガスを供給するようにしてもよい。この場合には例えば
アルカリ貯留タンク92に市販のアンモニア水90(お
およそ30wt%)を入れ、このアンモニア水中にアンモ
ニアガス供給管93を介してアンモニアガスを吹き込む
ことによって、水蒸気を100%含んだアンモニアガス
が生成される。そしてその100%の水蒸気を含んだア
ンモニアガスを配管91を介してガス供給路51に合流
させればよい。その際ガス分散室57に導入される溶媒
蒸気の温度を不用意に低下させないため、アルカリ貯留
タンク内のアンモニア水90はヒータ95及び温度セン
サ96によりバブリングタンク52と同じ温度に加熱保
持されており、アンモニアガスが溶媒蒸気と同じ温度で
ガス分散室57に供給されるようになっている。図6の
構成によれば、アンモニアガスがアルカリ触媒としてT
EOSに作用してゲル化を促進するため、より迅速にゲ
ル化処理が終了し、スループットが向上する。
【0037】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ゲル化処
理中に塗布膜から溶媒が蒸発するのを防ぎながら、密閉
容器内で被処理基板の表面に結露が生じるのが防止され
るので、均一な膜厚の薄膜例えば層間絶縁膜を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る塗布膜処理装置を適用した塗布膜
形成装置の一例の全体の概略構成を示す平面図である。
【図2】上記塗布膜形成装置を用いた塗布膜形成処理の
流れを説明する説明図である。
【図3】上記塗布膜処理装置の一例を示す概略縦断面図
である。
【図4】上記塗布膜処理装置の密閉容器の内部を示す平
面図である。
【図5】上記塗布膜処理装置における貯留槽に溶媒を補
充する際の様子を説明する模式図である。
【図6】上記塗布膜処理装置の他の例を示す概略縦断面
図である。
【図7】ゾル−ゲル法における塗布膜の変性の様子を示
す説明図である。
【符号の説明】
F 塗布膜 P ポンプ T 塗布液 V 開閉バルブ W 半導体ウエハ(基板) 2 塗布ユニット 3,3A エージングユニット(塗布膜処理装置) 30 密閉容器 31 加熱板 32 ヒータ 33 蓋 34 シール部材 35 排気路 36 ガス導入口 37 昇降ピン 5 溶媒蒸気発生部 50,60,70 溶媒(エチレングリコール) 51 ガス供給路 52 バブリングタンク(第1の貯留槽) 53 バブリングガス供給管 54,64 水位センサ 55 ヒータ(第1の温度調整手段) 56 温度センサ(第1の温度調整手段) 57 ガス分散室 61 連通部 62 温調余備タンク(第2の貯留槽) 63,73,91 配管 65 ヒータ(第2の温度調整手段) 66 温度センサ(第2の温度調整手段) 72 補充タンク 80 加圧部 90 アンモニア水 92 アルカリ貯留タンク 93 アンモニアガス供給管 95 ヒータ 96 温度センサ 4 溶媒置換ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 水谷 洋二 東京都港区赤坂五丁目3番6号 東京エレ クトロン株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 成膜成分の出発物質の粒子またはコロイ
    ドを溶媒に分散させた塗布液が表面に塗布された基板に
    対して、塗布膜中の前記粒子またはコロイドをゲル化す
    るための塗布膜処理装置において、 前記基板が収容される密閉容器と、 この密閉容器内を加熱する加熱手段と、 前記密閉容器内に前記溶媒の成分の蒸気を供給するため
    のガス供給路と、 前記密閉容器内のガスを排気するための排気路と、 前記密閉容器の器壁内におけるガス供給路の途中に設け
    られると共に、前記ガス供給路内のガスを密閉容器内に
    分散して供給するように密閉容器内に開口した複数のガ
    ス供給口を有し、密閉容器内とほぼ同じ温度に温度調整
    されたガス分散室と、 このガス分散室内の温度よりも若干高い温度に加熱さ
    れ、密閉容器内の温度で飽和蒸気になるだけの量を含む
    溶媒の成分の蒸気を発生する溶媒蒸気発生部と、を備え
    たことを特徴とする塗布膜処理装置。
  2. 【請求項2】 密閉容器は基板を載置して加熱するため
    の加熱板を備え、ガス分散室は加熱板の中に形成された
    ことを特徴とする請求項1記載の塗布膜処理装置。
  3. 【請求項3】 成膜成分の出発物質の粒子またはコロイ
    ドを溶媒に分散させた塗布液が表面に塗布された基板に
    対して、塗布膜中の前記粒子またはコロイドをゲル化す
    るための塗布膜処理装置において、 前記基板が収容される密閉容器と、 この密閉容器内を加熱する加熱手段と、 前記密閉容器内に前記溶媒の成分の蒸気を供給するため
    のガス供給路と、 前記密閉容器内のガスを排気するための排気路と、 前記溶媒の成分の溶液を貯留し、この溶液をキャリアガ
    スによりバブリングして溶媒の成分の蒸気を前記ガス供
    給路を介して密閉容器内に供給するための第1の貯留槽
    と、 この第1の貯留槽内の溶液を所定温度に調整するための
    第1の温度調整手段と、 前記第1の貯留槽内の溶液量が減少したときに当該第1
    の貯留槽内に前記溶液を補充するための第2の貯留槽
    と、 この第2の貯留槽内の溶液を所定温度に調整するための
    第2の温度調整手段と、を備えたことを特徴とする塗布
    膜処理装置。
  4. 【請求項4】 溶媒の成分の蒸気は、エチレングリコ−
    ルであることを特徴とする請求項1または2記載の塗布
    膜形成装置。
  5. 【請求項5】 ゲル化を促進するためのアルカリ性ガス
    を密閉容器内に供給するための手段を備えたことを特徴
    とする請求項1、2、3または4記載の塗布膜処理装
    置。
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