JPH11260480A - マイクロ部品接続装置 - Google Patents

マイクロ部品接続装置

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JPH11260480A
JPH11260480A JP6271698A JP6271698A JPH11260480A JP H11260480 A JPH11260480 A JP H11260480A JP 6271698 A JP6271698 A JP 6271698A JP 6271698 A JP6271698 A JP 6271698A JP H11260480 A JPH11260480 A JP H11260480A
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JP
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micro
joining
magnets
micro component
magnet
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JP6271698A
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Inventor
Hitoshi Ota
斎 太田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、マイクロ部品相互の機械的な接続
及び電気的な接続を容易に行うことができるマイクロ部
品接続装置を得ることを目的とするものである。 【解決手段】 第1及び第2の接合素子11,12に電
極を兼ねる磁石13,14を設け、かつ第1の接合素子
11側に設けられた磁石13,14を、第1及び第2の
接合素子11,12の接離方向へ変位可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数のマイクロ
部品を互いに接続してマイクロマシンを組み立てるため
にマイクロ部品に設けられているマイクロ部品接続装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば配管内移動用の小形移動ロ
ボットなどのマイクロマシンは、モータや減速機などを
それぞれユニット化したマイクロ部品を製造し、これら
複数のマイクロ部品を接続することにより組み立てられ
る。このため、各マイクロ部品には、マイクロ部品接続
装置が設けられている。
【0003】図23は従来のマイクロ部品接続装置の一
例を示す斜視図、図24は図23の要部を拡大して示す
斜視図である。図において、1は第1のマイクロ部品、
2は第1のマイクロ部品1に接続される第2のマイクロ
部品、3はマイクロ部品1,2に設けられている表面が
N極の磁石、4はマイクロ部品1,2に設けられている
表面がS極の磁石であり、第1のマイクロ部品1の磁石
3が第2のマイクロ部品2の磁石4に吸着され、第1の
マイクロ部品1の磁石4が第2のマイクロ部品2の磁石
3に吸着されるように配置されている。
【0004】5はマイクロ部品1,2の表面に設けら
れ、互いに接合される円環状の接合層であり、この接合
層5としては、例えば低温はんだなどのホットメルト層
が用いられる。6はマイクロ部品1,2の表面に設けら
れ、互いに嵌合される円環状の嵌合部である。
【0005】このようなマイクロ部品接続装置では、図
25に示すように、磁石3,4が互いに吸着され、接合
層5が互いに接合され、嵌合部6が互いに嵌合されるこ
とにより、第1及び第2のマイクロ部品1,2が互いに
接続される。このとき、テーパー形状の嵌合部6を互い
に嵌合させることにより、位置決め精度が高められる。
また、マイクロ部品1,2を組み合わせた後、全体が加
熱されることにより、接合層5が溶融され、マイクロ部
品1,2がさらに強固に接続される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のマ
イクロ部品接続装置では、磁石3,4の吸引力と嵌合部
6とを用いてマイクロ部品1,2相互の位置決めを精度
良く行え、複雑なハンドリングを必要とせずに、大量の
マイクロマシンを容易に組み立てることができる。しか
し、近年のマイクロマシンの開発においては、マイクロ
部品1,2内に電気回路などを含める集積化が進められ
ているため、単に大量のマイクロ部品1,2を精度良く
組み立てるだけではなく、マイクロ部品1,2間の電気
的な接続も容易に行うことが要求されている。これに対
し、従来のマイクロ部品接続装置では電気的な接続を行
うことができなかった。また、磁石3,4が第1及び第
2のマイクロ部品1,2の接続部に埋め込まれているた
め、接続部の製造時に磁石1,2の高さにばらつきが生
じ、組立精度が劣化したり、接続部の歩留まりが低下す
るなどの問題点があった。
【0007】この発明は、上記のような問題点を解決す
ることを課題としてなされたものであり、マイクロ部品
相互の機械的な接続及び電気的な接続を容易に行うこと
ができるマイクロ部品接続装置を得ることを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係るマ
イクロ部品接続装置は、第1のマイクロ部品に設けられ
ている第1の接合素子と、第2のマイクロ部品に設けら
れ、第1の接合素子に嵌合される第2の接合素子と、第
1及び第2の接合素子にそれぞれ設けられ、第1及び第
2の接合素子の嵌合時に互いに吸着される複数個の磁石
とを備えているものにおいて、磁石はそれぞれ電極を兼
ねており、かつ第1及び第2の接合素子の少なくともい
ずれか一方の側に設けられた磁石は、第1及び第2の接
合素子の接離方向へ変位可能になっているものである。
【0009】請求項2の発明に係るマイクロ部品接続装
置は、変位可能な磁石が、ジンバルばね部を介して支持
されているものである。
【0010】請求項3の発明に係るマイクロ部品接続装
置は、第1及び第2の接合素子の少なくともいずれか一
方に、磁石の吸引力を増大させるためのヨークを設けた
ものである。
【0011】請求項4の発明に係るマイクロ部品接続装
置は、第2の接合素子に嵌合される第1の接合素子本体
と、磁石を支持し第1の接合素子本体に組み合わされる
第1の磁石保持部とを有する第1の接合素子を用いたも
のである。
【0012】請求項5の発明に係るマイクロ部品接続装
置は、第1の接合素子に嵌合される第2の接合素子本体
と、磁石を支持し第2の接合素子本体に組み合わされる
第2の磁石保持部とを有する第2の接合素子を用いたも
のである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
について説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1によるマ
イクロ部品接続装置の接続前の状態を示す断面図、図2
は図1の装置の接続後の状態を示す断面図、図3は図1
の第1のマイクロ部品を示す斜視図、図4は図3の要部
平面図、図5は図4のV−V線断面図である。
【0014】図において、1は第1のマイクロ部品、2
は第1のマイクロ部品1に接続される第2のマイクロ部
品、11は第1のマイクロ部品1に設けられているテー
パ状の第1の接合素子(雄形接合素子)、12は第2の
マイクロ部品2に設けられ、第1の接合素子11が嵌合
されるテーパ状の凹部12aが形成されている第2の接
合素子(雌形接合素子)、13は第1及び第2の接合素
子11,12にそれぞれ設けられている表面がN極の磁
石、14は第1及び第2の接合素子11,12にそれぞ
れ設けられている表面がS極の磁石であり、これらの磁
石13,14は、導電性を有し電極を兼ねている。
【0015】また、第1の接合素子11に設けられてい
る磁石13,14は、第1の接合素子11の接合面とは
反対側の端面に固定された板ばね状の可撓部15により
支持されており、可撓部15の変形範囲内で第1及び第
2の接合素子11,12の接離方向(図1の上下方向)
へ変位可能になっている。16は各磁石13,14と接
合素子11,12との間に設けられている絶縁材であ
る。
【0016】このようなマイクロ部品接続装置では、マ
イクロ部品1,2を接続する際、磁石13,14間に吸
引力が作用するとともに、第2の接合素子12の凹部1
2a内に第1の接合素子11が嵌合されることにより、
マイクロ部品1,2相互の位置決めを高い精度で容易に
行うことができる。また、磁石13,14が電極を兼ね
ているため、第1及び第2の接合素子11,12を機械
的に結合することにより、マイクロ部品1,2間の電気
的な接続も同時に行われる。
【0017】従って、複雑なハンドリングを必要とせ
ず、大量のマイクロ部品1,2を機械的にも電気的にも
容易に接続することができる。また、マイクロ部品1,
2を電気的に接続することにより、マイクロマシンの高
度化及び高集積化を図ることができる。
【0018】また、第1の接合素子11側の磁石13,
14がそれぞれ変位可能になっているため、第1及び第
2の接合素子11,12の接合面にある程度の凹凸があ
っても第1及び第2の接合素子11,12の磁石13,
14をそれぞれ良好に接触させることができる。
【0019】ここで、図1の第1の接合素子11の製造
方法について図6を用いて説明する。まず、図6(a)
に示すように、基板21上に電極膜22を形成し、その
上にレジスト23を塗布する。次に、図6(b)に示す
ように、嵌合のためのテーパ部を露光、現像し、レジス
ト23による型を形成する。テーパ部を形成する方法と
しては、レジストの露光時に、基板21に対して光軸を
傾斜させ、レジスト13を斜めに露光した後に現像する
方法がある。
【0020】この後、図6(c)に示すように、レジス
ト23の空隙部に例えば銅などの非磁性材24をめっき
により充填する。次に、図6(d)に示すようにレジス
ト23を重ねて塗布し、図6(e)に示すように非磁性
材24を充填する。この後、図6(f)に示すように、
レジスト25を塗布、露光、現像し、可撓部15を形成
するための空隙部を形成する。そして、図6(g)に示
すように、レジスト25の空隙部に非磁性材24を充填
する。
【0021】次に、図6(h)に示すように、可撓部1
5を構成する材料として、例えばポリイミドなどの絶縁
材26を塗布する。そして、例えば酸素ガスを用いた反
応性イオンエッチングを施すことにより、図6(i)に
示すように可撓部15が形成される。この後、図6
(j)に示すように、基板21、電極膜22及びレジス
ト23,25をエッチング等により除去する。
【0022】一方、図6(k)に示すような磁石13,
14を例えばワイヤカットなどの方法で加工する。そし
て、図6(l)に示すように、磁石13,14の側面に
絶縁材16を塗布する。最後に、図6(m)に示すよう
に、磁石13,14を第1の接合素子11に挿入し、可
撓部15に固着する。
【0023】なお、上記実施の形態1では、第1の接合
素子11に設けた磁石13,14を変位可能としたが、
第2の接合素子12側の磁石13,14を変位可能とし
てもよい。また、第1及び第2の接合素子11,12の
両方について、磁石13,14を変位可能としてもよ
い。
【0024】実施の形態2.次に、図7はこの発明の実
施の形態2によるマイクロ部品接続装置の断面図であ
る。この例では、第1及び第2の接合素子11,12に
ついて、磁石13,14の吸着面とは反対側の端部にヨ
ーク17a,17bがそれぞれ接続されている。他の構
成は、実施の形態1と同様である。
【0025】このようなマイクロ部品接続装置では、ヨ
ーク17a,17bにより、磁石13,14の磁束が収
束され、磁石13,14間の吸引力が増大される。ま
た、電極としての磁石13,14の個数が増加した場
合、磁石13,14ごとに図7の上下方向への位置のば
らつきが生じるが、吸引力を増大させることにより磁石
13,14が互いに強力に吸着され、ばらつきが吸収さ
れる。
【0026】従って、電極数が増加しても、各電極を良
好に接続することができ、信頼性を向上させることがで
きる。また、磁石13,14の接触面積が増大し、より
大きな電流を通電することができる。さらに、マイクロ
部品1,2が振動したり、落下したりしても、個々の磁
石13,14が良好な接触状態を保ち、信頼性を向上さ
せることができる。
【0027】実施の形態3.なお、実施の形態2では磁
石13,14の端部に同径のヨーク17a,17bを接
続したが、ヨークの形状や配置位置はこれに限定される
ものではない。例えば、図8に示すように、第1及び第
2の接合素子11,12の一部をヨーク18a,18b
で構成してもよく、磁石13,14の吸引力をさらに増
大させることができる。
【0028】実施の形態4.次に、図9はこの発明の実
施の形態4によるマイクロ部品接続装置の第1の接合素
子を示す底面図、図10は図9の第1の接合素子の断面
図である。この例では、第1の接合素子11側の磁石1
3,14がそれぞれジンバルばね部19を介して第1の
接合素子11に支持されている。また、磁石13,14
は、その径方向に隙間を持って第1の接合素子11に挿
通されている。他の構成は、実施の形態1と同様であ
る。
【0029】このような装置では、磁石13,14が第
1の接合素子11の軸線方向に対する回転方向への自由
度を有しているため、磁石13,14が片当たりせず、
面内で均一に接触し、接触面積が増大する。従って、よ
り大きな電流を通電することができる。
【0030】なお、ジンバルばね部19を第1の接合素
子11内に形成するためには、図6で示した方法と同様
にして加工することが可能である。即ち、ジンバルばね
部19を加工する場合、図6(h)でジンバル形状のパ
ターンを露光、現像し、図6(i)で、例えばポリイミ
ドなどの絶縁材26をエッチングすればよい。
【0031】実施の形態5.次に、図11はこの発明の
実施の形態5によるマイクロ部品接続装置の第1の接合
素子の断面図である。図において、第1の接合素子11
は、図12に示す円筒状の第1の接合素子本体31に、
図13及び図14に示す第1の磁石保持部32を挿入し
固定することにより構成されている。第1の磁石保持部
32には、ばね部32aを介して磁石13,14が支持
されている。
【0032】図15はこの発明の実施の形態5によるマ
イクロ部品接続装置の第2の接合素子の断面図である。
図において、第2の接合素子12は、図16に示す円筒
状の第2の接合素子本体33に、図17及び図18に示
す第2の磁石保持部34を挿入し固定することにより構
成されている第2の磁石保持部34には、磁石13,1
4が固定されている。また、第2の磁石保持部34は、
例えばレジスト材やポリイミドなどにより構成される。
【0033】このようなマイクロ部品接続装置では、磁
石13,14の部分をそれぞれモジュール化することに
より、接合素子11,12の製造プロセスが簡略化され
ている。また、接合素子本体31,33のみの設計変更
を行う必要が生じた場合、磁石保持部32,34はその
まま使用でき、逆に磁石保持部32,34のみの設計変
更を行う必要が生じた場合には、接合素子本体31,3
3をそのまま使用でき、製造コストを低減することがで
きる。
【0034】次に、図13の第1の磁石保持部32の製
造方法について図19を用いて説明する。まず、図19
(a)に示すように、基板41上の所定の位置に磁石1
3,14を配置する。次に、図19(b)に示すよう
に、ポリイミド等のばね材42を基板41上に塗布し、
図19(c)に示すように、ウエットエッチングなどに
より基板41を除去する。
【0035】この後、図19(d)に示すように、例え
ばアルミニウムなどの金属膜43をばね材42の両面に
成膜する。そして、図19(e)に示すように、一方の
金属膜43の余分な部分をエッチングする。次に、図1
9(f)に示すように、一方の金属膜43をマスクにし
てばね材42をばね部32aの厚み分だけエッチングす
る。このときのエッチング法としては、例えば酸素ガス
を用いた反応性イオンエッチングを用いることができ
る。
【0036】次に、図19(g)に示すように、ばね材
42の両面の金属膜43を所定のばね形状にエッチング
する。そして、図19(h)に示すように、エッチング
された金属膜43をマスクにして、ばね材42の中央部
だけを残すように両面からエッチングする。この後、図
19(i)に示すように、ウエットエッチングなどによ
り金属膜43を除去することにより、第1の磁石保持部
32が完成する。
【0037】実施の形態6.なお、実施の形態5に示し
たように第1及び第2の磁石保持部32をモジュール化
した場合にも、例えば図20に示すように、実施の形態
2と同様のヨーク17a,17bを磁石13,14に接
続することができ、磁石13,14の吸引力を増大させ
ることができる。従って、振動などの外乱に対して安定
した磁石13,14の接触状態を得ることができる。
【0038】実施の形態7.また、例えば図21に示す
ように、第1の接合素子本体31や第2の接合素子本体
33の一部をヨーク18a,18bとしてもよく、磁石
13,14の吸引力をさらに増大させることができる。
これにより、磁石13,14の接触面積も増大し、より
大きな電流を通電させることができる。また、磁石1
3,14の吸引力を増大させることにより、電極として
の磁石13,14の個数が増加した場合にも、磁石1
3,14を安定して接触させることができ、マイクロ部
品1,2の振動や落下に対しても、良好な接触状態を保
ち、信頼性を向上させることができる。
【0039】実施の形態8.さらに、実施の形態5では
単純支持梁状のばね部32aを示したが、図22に示す
ように、実施の形態4で示したようなジンバルばね部3
2bにすることにより、部品の接合の初期段階で接合素
子11,12が傾き、磁石13,14が傾いて接触して
も、ばね部を損傷することがなく、信頼性を向上させる
ことができる。また、接合素子11,12の加工状態に
ばらつきが大きくなっても、磁石13,14が2方向へ
回転の自由度を有するため、磁石13,14相互は片当
たりせず安定して接触し、十分な接触面積を確保するこ
とができる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明の
マイクロ部品接続装置は、第1及び第2の接合素子に電
極を兼ねる磁石を設け、かつ第1及び第2の接合素子の
少なくともいずれか一方の側に設けられた磁石を、第1
及び第2の接合素子の接離方向へ変位可能としたので、
マイクロ部品相互の機械的な接続及び電気的な接続を容
易に行うことができる。
【0041】請求項2の発明のマイクロ部品接続装置
は、変位可能な磁石が、ジンバルばね部を介して支持さ
れているので、接触の初期時に第1の接合素子に対して
第2の接合素子が傾いていても、磁石を良好に接触させ
ることができ、十分な接触面積を確保することができ
る。
【0042】請求項3の発明のマイクロ部品接続装置
は、第1及び第2の接合素子の少なくともいずれか一方
に、磁石の吸引力を増大させるためのヨークを設けたの
で、マイクロ部品に振動や衝撃などの外乱が作用して
も、磁石を安定して接触させることができ、信頼性を向
上させることができる。
【0043】請求項4の発明のマイクロ部品接続装置
は、第2の接合素子に嵌合される第1の接合素子本体
と、磁石を支持し第1の接合素子本体に組み合わされる
第1の磁石保持部とを有する第1の接合素子を用いたの
で、第1の接合素子に部分的な設計変更を加える場合の
製造コストを低減することができる。
【0044】請求項5の発明のマイクロ部品接続装置
は、第1の接合素子に嵌合される第2の接合素子本体
と、磁石を支持し第2の接合素子本体に組み合わされる
第2の磁石保持部とを有する第2の接合素子を用いたの
で、第2の接合素子に部分的な設計変更を加える場合の
製造コストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるマイクロ部品
接続装置の接続前の状態を示す断面図である。
【図2】 図1の装置の接続後の状態を示す断面図であ
る。
【図3】 図1の第1のマイクロ部品を示す斜視図であ
る。
【図4】 図3の要部平面図である。
【図5】 図4のV−V線断面図である。
【図6】 図1の第1の接合素子の製造方法を示す説明
図である。
【図7】 この発明の実施の形態2によるマイクロ部品
接続装置の断面図である。
【図8】 この発明の実施の形態3によるマイクロ部品
接続装置の断面図である。
【図9】 この発明の実施の形態4によるマイクロ部品
接続装置の第1の接合素子を示す底面図である。
【図10】 図9の第1の接合素子の断面図である。
【図11】 この発明の実施の形態5によるマイクロ部
品接続装置の第1の接合素子の断面図である。
【図12】 図11の第1の接合素子本体の断面図であ
る。
【図13】 図11の第1の磁石保持部の断面図であ
る。
【図14】 図13の第1の磁石保持部を示す平面図で
ある。
【図15】 この発明の実施の形態5によるマイクロ部
品接続装置の第2の接合素子の断面図である。
【図16】 図15の第2の接合素子本体の断面図であ
る。
【図17】 図15の第2の磁石保持部の断面図であ
る。
【図18】 図17の第2の磁石保持部を示す平面図で
ある。
【図19】 図13の第1の磁石保持部の製造方法を示
す説明図である。
【図20】 この発明の実施の形態6によるマイクロ部
品接続装置の接続前の状態を示す断面図である。
【図21】 この発明の実施の形態7によるマイクロ部
品接続装置の接続前の状態を示す断面図である。
【図22】 この発明の実施の形態8によるマイクロ部
品接続装置の第1の磁石保持部を示す平面図である。
【図23】 従来のマイクロ部品接続装置の一例を示す
斜視図である。
【図24】 図23の要部を拡大して示す斜視図であ
る。
【図25】 図23の装置の接続状態を示す断面図であ
る。
【符号の説明】 1 第1のマイクロ部品、2 第2のマイクロ部品、1
1 第1の接合素子、12 第2の接合素子、13,1
4 磁石、17a,17b,18a,18bヨーク、1
9 ジンバルばね部、31 第1の接合素子本体、32
第1の磁石保持部、33 第2の接合素子本体、34
第2の磁石保持部。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のマイクロ部品に設けられている第
    1の接合素子と、第2のマイクロ部品に設けられ、上記
    第1の接合素子に嵌合される第2の接合素子と、上記第
    1及び第2の接合素子にそれぞれ設けられ、上記第1及
    び第2の接合素子の嵌合時に互いに吸着される複数個の
    磁石とを備えているマイクロ部品接続装置において、上
    記磁石はそれぞれ電極を兼ねており、かつ上記第1及び
    第2の接合素子の少なくともいずれか一方の側に設けら
    れた磁石は、上記第1及び第2の接合素子の接離方向へ
    変位可能になっていることを特徴とするマイクロ部品接
    続装置。
  2. 【請求項2】 変位可能な磁石は、ジンバルばね部を介
    して支持されていることを特徴とする請求項1記載のマ
    イクロ部品接続装置。
  3. 【請求項3】 第1及び第2の接合素子の少なくともい
    ずれか一方には、磁石の吸引力を増大させるためのヨー
    クが設けられていることを特徴とする請求項1又は請求
    項2に記載のマイクロ部品接続装置。
  4. 【請求項4】 第1の接合素子は、第2の接合素子に嵌
    合される第1の接合素子本体と、磁石を支持し上記第1
    の接合素子本体に組み合わされる第1の磁石保持部とを
    有していることを特徴とする請求項1ないし請求項3の
    いずれかに記載のマイクロ部品接続装置。
  5. 【請求項5】 第2の接合素子は、第1の接合素子に嵌
    合される第2の接合素子本体と、磁石を支持し上記第2
    の接合素子本体に組み合わされる第2の磁石保持部とを
    有していることを特徴とする請求項1ないし請求項4の
    いずれかに記載のマイクロ部品接続装置。
JP6271698A 1998-03-13 1998-03-13 マイクロ部品接続装置 Pending JPH11260480A (ja)

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