JPH11260068A - メモリ回路及びアドレス変換装置 - Google Patents

メモリ回路及びアドレス変換装置

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JPH11260068A
JPH11260068A JP5945198A JP5945198A JPH11260068A JP H11260068 A JPH11260068 A JP H11260068A JP 5945198 A JP5945198 A JP 5945198A JP 5945198 A JP5945198 A JP 5945198A JP H11260068 A JPH11260068 A JP H11260068A
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徳明 高橋
Koji Takeshita
浩司 竹下
Hideaki Odagiri
英昭 小田切
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データを重複して格納しないメモリ回路及び
アドレス変換装置を提供する。 【解決手段】 本発明のメモリ回路は、選択信号に基づ
き複数のビット線対をそれぞれ照合対象又は照合対象外
に設定し、照合対象に設定したビット線対に与えられた
照合データが、照合対象に設定したビット線対に対応す
るメモリセルに記憶されたデータと合致する場合、この
合致したメモリセルの物理アドレスにより直接的又は間
接的に定まるメモリセルに記憶された全部又は一部のデ
ータを出力する。また、本発明のアドレス変換装置は、
上り回線のアドレス変換を行う場合と下り回線のアドレ
ス変換を行う場合とに基づき選択信号を生成し、本発明
のメモリ回路を適用したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はメモリ回路及びアド
レス変換装置に関し、例えば、パケット単位での交換処
理を行う装置に適用し得るものである。
【0002】
【従来の技術】文献1:『特開平3−273738号公
報』 パケット単位での交換処理を行う従来のアドレス変換装
置としては前記文献1に開示されたものがあり、図2は
その構成を示すブロック図である。以下、図2における
各構成ブロックについて説明する。
【0003】論理チャネル番号出力回路2は、通信回線
1上のパケットから論理チャネル番号を抽出するもので
ある。
【0004】連想記憶メモリ回路3は、パケットの論理
チャネル番号と、それに対応するメモリのアドレス番号
を格納し、前記論理チャネル番号出力回路2の抽出した
論理チャネル番号により照合動作を実行し、対応するア
ドレス番号を出力するものである。なお、以後、連想記
憶メモリ回路を「CAM」と称する。
【0005】メモリ回路4は、前記CAM3が出力する
アドレス番号から、パケットの新論理チャネル番号と出
力線番号を出力するものである。なお、以後、メモリ回
路を「RAM」と称する。
【0006】論理チャネル番号更新回路5は、前記RA
M4より読み出された新論理チャネル番号を通信回線1
上のパケットに付与して通信回線7に出力するものであ
る。
【0007】パケットスイッチ8は、前記RAM4より
読み出された出力線番号により交換機能を実現するもの
である。
【0008】プロセッサインタフェース回路6は、前記
RAM4および前記CAM3に、前記論理チャネル番
号、前記新論理チャネル番号および前記出力線番号の登
録・削除を実行するものである。
【0009】また、以上のような構成ブロックを有する
アドレス変換装置の動作について、図2および図3を参
照しながら説明する。
【0010】通信回線1上のパケット9から抽出された
論理チャネル番号10は、CAM3の照合動作によりR
AM4のアドレス信号11に変換され、前記アドレス信
号11をRAM4に入力することにより、前記論理チャ
ネル番号に対応する新論理チャネル番号12と出力線番
号13をRAM4より読み出し、これをパケット9に付
与してパケット14を生成することによりパケットの交
換機能が実行される。CAM3とRAM4に格納される
論理チャネル番号、新論理チャネル番号および出力線番
号の登録・削除はプロセッサインタフェース回路6を介
して実行される。
【0011】なお、CAM3は、通常のRAMが備えて
いる書き込み・読み出し機能に加えてデータの照合機能
を備えたメモリ回路である。通常のRAMが有するワー
ド線・ビット線に加えて、照合結果を出力するためのマ
ッチ線を有するものである。また、CAM3は、データ
の一部を照合対象から除外する手段を備えていることが
一般的である。
【0012】パケットから論理チャネル番号を抽出し、
それに対応する新たな論理チャネル番号をパケットに付
与するアドレス変換処理は、前記文献1のように通信回
線からスイッチの方向へパケットが送出される際にも必
要であるが、逆に、スイッチから出力されたパケットを
通信回線に送出する際にも必要なものである。ここで
は、スイッチへパケットを送出する方向の通信回線を
「上り」、逆にスイッチからパケットを送出する方向の
通信回線を「下り」と称する。
【0013】図4は、上り・下り双方の通信回線を扱
う、上り・下り一体型のインタフェース回路を従来技術
により構成した例を示すものである。ここで、図4にお
いて、図2と同様な構成部分は同一符号を付し、その部
分は前述したとおりであり説明を省略する。なお、上り
の通信回線の構成部分と下りの通信回線の構成部分とを
区別するために、上りの通信回線の構成部分には「U」
を、下りの通信回線の構成部分には「D」を符号の後ろ
に付している。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記構
成のアドレス変換装置では、上り・下りの通信回線で同
一の論理チャネル番号が用いられる場合には、上り・下
りにCAMおよびRAMをそれぞれ設け、同一のデータ
を(格納先は異なるが)重複して入力しておく必要があ
る。
【0015】すなわち、上り側の処理を行う回路におい
てCAMに格納されるデータは、下り側の処理を行う回
路においてRAMに格納されるデータと同一であり、ま
た、下り側の処理を行う回路においてCAMに格納され
るデータは、上り側の処理を行う回路においてRAMに
格納されるデータと同一である。
【0016】このように、従来のアドレス変換装置に
は、1つのインタフェース装置において同一のデータを
格納したCAMとRAMを2組使用することになり、装
置の小型化・低消費電力化の妨げになるという課題があ
った。
【0017】そのため、データを重複して格納しないア
ドレス変換装置が求められていた。また、このようなア
ドレス変換装置に適用して好適なメモリ回路が求められ
ていた。
【0018】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、第1の本発明は、複数のビット線対及び複数のワー
ド線によってマトリクス状にアドレス付けされた複数の
メモリセルを備え、与えられた照合データに基づくデー
タを出力するメモリ回路において、以下のようにするこ
とを特徴とする。
【0019】すなわち、(1)与えられた選択信号に基
づき、複数のビット線対をそれぞれ、照合対象又は照合
対象外に設定するマスク設定手段と、(2)このマスク
設定手段が照合対象に設定したビット線対に与えられた
照合データが、この照合対象に設定したビット線対に対
応するメモリセルに記憶されたデータと合致する場合、
この合致したメモリセルの物理アドレスを出力するデー
タ照合手段と、(3)このデータ照合手段が出力する物
理アドレスにより直接的又は間接的に定まるメモリセル
に記憶された、全部又は一部のデータを出力するデータ
出力手段とを有することを特徴とする。
【0020】また、第2の本発明は、上り回線上の伝送
情報のアドレスを抽出し、抽出した第1のアドレスに対
応した第2のアドレスを第1のメモリ装置から出力さ
せ、上り回線上の前記伝送情報のアドレスを前記第2の
アドレスに変換すると共に、下り回線上の伝送情報のア
ドレスを抽出し、抽出した第3のアドレスに対応した第
4のアドレスを第2のメモリ装置から出力させ、下り回
線上の前記伝送情報のアドレスを前記第4のアドレスに
変換するアドレス変換装置において、以下のようにする
ことを特徴とする。
【0021】すなわち、(1)上り回線のアドレス変換
を行う場合と下り回線のアドレス変換を行う場合とに基
づき、選択信号を生成する選択信号生成手段を有し、
(2)請求項1〜5のいずれかに記載のメモリ回路を、
前記第1のメモリ装置及び前記第2のメモリ装置を融合
したものとして適用することを特徴とする。
【0022】第1及び第2の本発明のアドレス変換装置
においては、上り回線のアドレス変換を行う場合と下り
回線のアドレス変換を行う場合とに基づき複数のビット
線対をそれぞれ照合対象又は照合対象外に設定し、照合
対象に設定したビット線対に与えられたアドレスが、照
合対象に設定したビット線対に対応するメモリセルに記
憶されたアドレスと合致する場合、この合致したメモリ
セルの物理アドレスにより直接的又は間接的に定まるメ
モリセルに記憶された変換アドレスを出力することによ
り、メモリ回路が従来のCAMとRAMの双方の機能を
有し、さらに、上り回線のアドレス変換を行う場合と下
り回線のアドレス変換を行う場合とに基づいてCAMと
RAMの領域を反転させることをができ、データを重複
して格納することがなくなる。
【0023】また、第1の本発明のメモリ回路において
は、第2の本発明のアドレス変換装置に適用して好適で
あり、すなわち、選択信号に基づき複数のビット線対を
それぞれ照合対象又は照合対象外に設定し、照合対象に
設定したビット線対に与えられた照合データが、照合対
象に設定したビット線対に対応するメモリセルに記憶さ
れたデータと合致する場合、この合致したメモリセルの
物理アドレスにより直接的又は間接的に定まるメモリセ
ルに記憶された全部又は一部のデータを出力することに
より、従来のCAMとRAMの双方の機能を有し、さら
に、選択信号に基づいてCAMとRAMの領域を反転さ
せることをができ、データを重複して格納することがな
くなる。
【0024】
【発明の実施の形態】(A)第1の実施形態 以下、本発明によるメモリ回路及びアドレス変換装置
を、パケット単位での交換処理を双方向の通信回線に対
して行う装置に適用した第1の実施形態について、図面
を参照しながら詳述する。
【0025】図1は、この第1の実施形態のアドレス変
換装置の構成を示すブロック図である。図1において、
この第1の実施形態形態のアドレス変換装置は、上りの
通信回線1U(論理チャネル番号を変換する前の通信回
線)及び7U(論理チャネル番号を変換した後の通信回
線)と、下りの通信回線1D(論理チャネル番号を変換
した後の通信回線)及び7D(論理チャネル番号を変換
する前の通信回線)と、論理チャネル番号出力回路2U
及び2Dと、論理チャネル番号更新回路5U及び5D
と、プロセッサインタフェース回路6と、メモリ回路1
00とを有する。
【0026】ここで、メモリ回路100は、本発明によ
るメモリ回路に対応する構成部分である。また、図1に
おいて、従来のアドレス変換装置の構成を示した図4と
同様な構成部分は同一符号で示し、その部分の説明は省
略する。したがって、以下、メモリ回路100について
説明する。
【0027】この第1の実施形態のメモリ回路100
は、照合機能を備えたmビット*nワードの記憶素子
と、照合機能の実施時に一部のビットが照合対象から除
外されるようにする手段と、照合対象から除外されるビ
ットと照合対象となるビットを反転させる手段とを有
し、照合の結果、照合データと一致するデータが格納さ
れていたアドレスのデータを読み出す機能を備えてい
る。なお、以降「照合対象からの除外」ということを
「マスク」と称することもある。
【0028】また、この第1の実施形態の場合、メモリ
回路100は、論理チャネルの格納に必要なビット数の
2倍のビット幅を有し、照合対象のビット/照合対象外
のビットが当分に分割されているものとする。説明の便
宣上、照合対象/照合対象外の反転は、プロセッサイン
タフェース回路6から出力される選択信号に基づいて行
うものとし、選択信号が”L”レベルのときに照合対象
となる領域をCAM−A、選択信号が”H”レベルのと
きに照合対象となる領域をCAM−Bと称する。
【0029】なお、メモリ回路100のビット数は論理
チャネルに必要なビット数の2倍より多くてもよいが、
その場合は、論理チャネルの格納に使用される以外のビ
ットが常に照合対象から除外されるようにする手段を備
えることが必要である。また、照合対象/照合対象外の
反転のためには他の手段を採っても構わない。
【0030】上り側の通信回線1Uは、論理チャネル番
号更新回路5Uの第1のデータ入力端子と、論理チャネ
ル番号出力回路2Uとに接続される。論理チャネル番号
出力回路2Uの出力は、メモリ回路100のCAM−A
のデータ入力端子に接続され、CAM−Aのデータ出力
端子は下り側の論理チャネル番号更新回路5Dの第2の
データ入力端子に接続される。
【0031】一方、下り側の通信回線1Dは、論理チャ
ネル番号更新回路5Dの第1のデータ入力端子と、論理
チャネル番号出力回路2Dとに接続される。論理チャネ
ル番号出力回路2Dの出力は、メモリ回路100のCA
M−Bのデータ入力端子に接続され、CAM−Bのデー
タ出力端子は上り側の論理チャネル番号更新回路5Uの
第2のデータ入力端子に接続される。
【0032】さらに、メモリ回路100の詳細構成につ
いて、図5を参照しながら説明する。なお、以降、相補
の関係にある負論理の信号線を、符号末尾に「/」を付
与することにより表す。
【0033】図5は、メモリ回路100の1ビット*1
ワードの回路図を示したものである。このメモリ回路1
00は、CAMセル110と、アドレス切替用ロジック
回路120と、マスク設定用ロジック回路130又は1
30’と、書き込み回路140とを備えている。
【0034】なお、図5では、センスアンプ等データの
読み出しに必要な回路は省略して記載されている。ま
た、図5では、便宣上、1ビット*1ワードの構成で記
載されているが、実際は、ワード数分のCAMセル11
0がビット線対BL及びBL/に、個々のCAMセルが
並列となるように接続されており、アドレス切替用ロジ
ック回路120は全てのワードに同様に備えられてい
る。また、ワード数分のCAMセル110と書き込み回
路140は、全てのビットに同様に備えられている。ま
た、マスク設定用ロジック回路130と130’は選択
信号MSK_SELにより選択される信号が逆である以
外は共通な回路であり、ビット列の半数にはマスク設定
用ロジック回路130が、残りの半数にはマスク設定用
ロジック回路130’が設けられており、これらへ接続
される選択信号MSK_SELと設定イネーブル信号M
SK_ENは全ビット共通である。
【0035】CAMセル110は、互いに相補の関係に
ある信号を、記憶、照合および出力するものであり、9
個のMOS型FETが5図に示すように接続された構成
を有するものである。
【0036】PチャネルMOS型FET(以降、符号の
先頭に「P」を付して表し、名称は省略する)18及び
P19と、NチャネルMOS型FET(以降、符号の先
頭に「N」を付し、名称は省略する)11及びN12
は、P18及びN11の接続点とP19及びN12の接
続点とに与えられた、互いに相補の関係にある信号を保
持するものである。例えば、P18及びN11の接続点
に”H”レベルが、P19及びN12の接続点に”L”
レベルが与えられると、P18及びN12が開き(ここ
で「開く」とは、FETのドレイン−ソース間が導通す
ることを意味し、以後同様に用いる)、P19及びN1
1が閉じる(ここで、「閉じる」とは、FETのドレイ
ン−ソース間が導通しないことを意味し、以後同様に用
いる)ので、与えられた論理レベルが保持されることに
なる。
【0037】ここで、アドレス切替用ロジック120に
よりワード線WLに”H”レベルが与えられた場合、N
13及びN14が開くので、ビット線BL及びBL/に
信号が与えられていないときは、P18及びN11の接
続点とP19及びN12の接続点とに保持された論理レ
ベルがそれぞれ、ビット線BLとBL/とに与えられ
る。一方、ビット線BL及びBL/に相補の関係にある
信号が与えられているときは、ビット線BLとBL/と
に与えられた論理レベルがそれぞれ、P18及びN11
の接続点とP19及びN12の接続点とに与えられて、
その論理レベルが保持される。
【0038】また、ワード線WLが”L”レベルの状態
で、ビット線BL及びBL/に信号が与えられた場合、
ビット線BLとBL/とに与えられた論理レベルがそれ
ぞれ、P18及びN11の接続点とP19及びN12の
接続点とに保持された論理レベルと一致しないとき
は、”H”レベルのビット線BL又はBL/に接続され
たN15又はN16が開き、N15及びN16の接続点
が”H”レベルになり、その結果N17が開くので、マ
ッチ線MLが”L”レベルになる。一方、ビット線BL
とBL/とに与えられた論理レベルがそれぞれ、P18
及びN11の接続点とP19及びN12の接続点とに保
持された論理レベルと一致するときは、”H”レベルの
ビット線BL又はBL/に接続されたN15又はN16
が閉じているので、予めN15及びN16の接続点が”
L”レベルで、マッチ線MLが”H”レベルであれば、
N17は閉じたままであり、マッチ線MLも”H”レベ
ルのまま保持される。
【0039】アドレス切替用ロジック回路120は、メ
モリ回路100が実施する機能に応じてワード線WLへ
の接続を切り替える回路である。アドレス指示信号AD
Rには、別に設けた、未使用アドレスを選択する手段が
接続されており、未使用アドレスの中の1ワードを選択
し、その1ワードのみのアドレス信号ADRが”H”レ
ベルに、残りのワードのアドレス信号ADRは”L”レ
ベルに設定される。
【0040】イネーブル信号ADR_ENが”L”レベ
ルのとき、選択素子(以降、符号の先頭に「S」を付
し、名称は省略する)21によりワード線WLは”L”
レベルに設定される。イネーブル信号ADR_ENが”
H”レベルのときは、S21によりS22からの論理レ
ベルがワード線WLに設定される。S22では、選択信
号ADR_SELにより、アドレス指示信号ADRと、
マッチ線MLの値を格納したレジスタRG23の出力と
のいずれかが選択されてS21に与えられる。
【0041】マスク設定用ロジック回路130では、設
定イネーブル信号MSK_ENが”L”レベルのとき、
S31により信号線MSK/が常に”H”レベルに設定
される。また、設定イネーブル信号MSK_ENが”
H”レベルのときは、S31によりS32からの論理レ
ベルが信号線MSK/に設定される。S32では、プロ
セッサインタフェース回路6からの選択信号MSK_S
ELが”H”レベルのとき”L”レベルが、選択信号M
SK_SELが”L”レベルのとき”H”レベルがS3
1に与えられる。
【0042】マスク設定用ロジック回路130’も前記
マスク設定用ロジック回路130と同様である。しかし
ながら、マスク設定用ロジック回路130’では、S3
2’が、プロセッサインタフェース回路6からの選択信
号MSK_SELが”H”レベルのとき”H”レベル
を、選択信号MSK_SELが”L”レベルのとき”
L”レベルをS31’に与えるものである。
【0043】書き込み回路140では、信号線MSK/
が”L”レベルのとき、NAND素子(以降、符号の先
頭に「ND」を付し、名称は省略する)45及びND4
6が”H”レベルを出力し、インバータ(以降、符号の
先頭に「IV」を付し、名称は省略する)43及びIV
44が”L”レベルを出力してトランスファゲート(以
降、符号の先頭に「TG」を付し、名称は省略する)4
1及びTG42に与える。一方、信号線MSKが”H”
レベルのときは、データ入力端子DINに与えられた論
理レベルを、ND45及びND46とIV43及びIV
44とを介して、TG41及びTG42に与える。
【0044】また、書き込み回路140では、書き込み
信号WEが”H”レベルのとき、TG41及びTG42
により、IV43及びIV44からの論理レベルがビッ
ト線BL及びBL/に設定される。一方、書き込み信号
WEが”L”レベルのときは、ビット線BL及びBL/
の設定は行われない。
【0045】以上が、この第1の実施形態の構成ついて
の説明である。そこで、次に、以上のような構成を有す
るアドレス変換装置の動作について、図1を参照しなが
ら説明する。
【0046】メモリ回路100への論理チャネル番号の
登録・削除は、プロセッサインタフェース回路6よりプ
ロセッサバス15を介して指示される。
【0047】プロセッサインタフェース回路6は、プロ
セッサバス16より入力される論理チャネル番号の登録
要求に応じて、対応する2つの論理チャネル番号をメモ
リ回路100の未使用アドレスのひとつに書き込む。メ
モリ回路100のアドレスの使用状況の管理と、登録先
の未使用アドレスの選択を行う手段は、メモリ回路10
0にあっても、プロセッサインタフェース回路6にあっ
ても構わない。
【0048】また、プロセッサインタフェース回路6
は、プロセッサバス15より入力される論理チャネル番
号の削除要求に応じて、指定された論理チャネル番号が
登録されていたアドレスを未使用アドレスとする。
【0049】通信回線(上り)の論理チャネル番号の更
新を行う場合、プロセッサインタフェース回路6はMS
K_SELを”L”レベルにする。
【0050】上り側の論理チャネル番号出力回路2U
は、通信回線(上り)1U上のパケットより、パケット
に付与された論理チャネル番号を抽出し、メモリ回路1
00のCAM−Aの入力端子に入力する。メモリ回路1
00は抽出された論理チャネル番号を用いて照合動作を
実行する。このとき、CAM−Bに格納されたデータは
照合の対象外となっている。
【0051】CAM−Aのあるアドレスに、抽出された
論理チャネル番号と同一のデータが格納されていれば、
CAM−Bの同一アドレスからのデータの読み出しが可
能になる。CAM−Bの前記アドレスには更新される論
理チャネル番号が格納されており、論理チャネル番号は
CAM−Bの出力端子より読み出されて論理チャネル番
号更新回路5Uに入力される。論理チャネル番号更新回
路5Uは、入力された論理チャネル番号を通信回線(上
り)1Uより入力されたパケットに付与して、通信回線
(上り)7Uに出力する。
【0052】通信回線(下り)の論理チャネル番号の更
新を行う場合、プロセッサインタフェース回路6はMS
K_SELを”H”レベルにする。
【0053】下り側の論理チャネル番号出力回路2D
は、通信回線(下り)1D上のパケットより、パケット
に付与された論理チャネル番号を抽出し、メモリ回路1
00のCAM−Bの入力端子に入力する。メモリ回路1
00は抽出された論理チャネル番号を用いて照合動作を
実行する。このとき、CAM−Aの入力端子には上り側
の論理チャネル番号出力回路2Uの出力信号が入力され
ているが、CAM−Aに格納されたデータは照合の対象
外となっている。
【0054】CAM−Bのあるアドレスに、抽出された
論理チャネル番号と同一のデータが格納されていれば、
CAM−Aの同一アドレスからのデータの読み出しが可
能になる。CAM−Aの前記アドレスには更新される論
理チャネル番号が格納されており、論理チャネル番号は
CAM−Aの出力端子より読み出されて論理チャネル番
号更新回路5Dに入力される。論理チャネル番号更新回
路5Dは入力された論理チャネル番号を通信回線(下
り)1Dより入力されたパケットに付与して、通信回線
(下り)7Dに出力する。
【0055】さらに、この第1の実施形態のメモリ回路
100の詳細動作について、図5を参照しながら説明す
る。
【0056】(A−a)CAMセル110への書き込み CAMセル110への書き込み動作を説明する。この動
作は、メモリ回路100へデータ(対応する2つの論理
チャネル番号)を登録するときに発生する。
【0057】書き込み時は、書き込み信号WEを”H”
レベルに、設定イネーブル信号MSK_ENを”L”レ
ベルにする。そのため全ビットの信号線MSK/は”
H”レベルになり、データ入力端子に入力されたデータ
とその反転信号がビット線対BL及びBL/に印加され
る。
【0058】このとき、未使用アドレスのうち1アドレ
スがあらかじめ選択され、該当アドレスのみアドレス指
示信号ADRが”H”レベルになっている。イネーブル
信号ADR_ENは”H”レベルに、選択信号ADR_
SELは、アドレス指示信号ADRを選択するように設
定されており、当該アドレスのみワード線WLが”H”
レベルとなるので、当該アドレスのCAMセルへの書き
込みが行われる。
【0059】書き込み動作が完了した後、書き込み信号
WEは再び、”L”レベルに設定される。
【0060】(A−b)照合動作 ビット列の照合動作について説明する。照合動作は、以
下の手順により行われる。なお、ここでは選択信号MS
K_SELは”L”レベルに設定されているものとす
る。
【0061】手順1:初期状態は、照合されるデータに
一致するデータがメモリ回路100に既に書き込まれて
いて、イネーブル信号ADR_ENを”L”レベルにす
ることによりワード線WLは”L”レベルに設定され、
また、書き込み信号WEは”L”に設定され、イネーブ
ル信号MSK_ENは”H”レベルに設定されている。
【0062】手順2:ビット線BL及びBL/をディス
チャージ(”L”レベルに)する。
【0063】手順3:マッチ線MLをプリチャージ(”
H”レベルに)する。
【0064】手順4:データ入力DINに照合するめの
照合データを入力する。
【0065】手順5:書き込み信号WEを”L”から”
H”に遷移させる。
【0066】このとき、マスク設定用ロジック回路13
0を備えるビットではMSK/は”H”レベルになるの
で、照合データの情報がビット線BL及びBL/に伝わ
る。照合データと不一致の情報を持つCAMセルは、N
17が開き、マッチ線が”L”レベルに引き落とされ
る。また、照合データと一致した情報を持つCAMセル
は、N17が閉じたままで、他のビット列により、マッ
チ線が引き落とされない限り、マッチ線MLは、”H”
レベルを保つ。故に、照合動作後のマッチ線MLのレベ
ルにより照合結果が判定する。
【0067】一方、マスク選択回路130’を備えるビ
ットではMSK/は”L”レベルになるので、ビット線
BL及びBL/は”L”レベルに固定されたままであ
る。照合データと不一致した情報を持つCAMセルも、
また、照合データと一致した情報を持つCAMセルも、
それぞれのN17は閉じたままで、このビット列によ
り、マッチ線MLを引き落とすことはない。すなわち、
このビット列は照合対象から除外されるようになってい
る。
【0068】(A−c)読み出し動作 照合動作終了後、照合データと一致したデータを持つア
ドレスからデータを読み出す動作を説明する。この動作
は、メモリ回路100から、照合データに対応するデー
タ列(新しい論理チャネル番号)を取り出すときに発生
する。
【0069】照合動作終了後、照合データと一致したデ
ータを持つアドレスのみマッチ線MLは”H”レベルを
保っている。
【0070】読み出し時、センスアンプ回路の動作の際
にビット線対BL及びBL/は共に一旦プリチャー
ジ(”H”レベルに)され、その結果マッチ線MLは”
L”レベルとなるので、その前にマッチ線MLの値をア
ドレス切替用ロジック回路120のレジスタに格納す
る。
【0071】次に、イネーブル信号ADR_ENと選択
信号ADR_SELにより前記レジスタの出力をワード
線WLに接続する。照合データと一致したデータを持つ
アドレスのみCAMセル110のN13およびN14が
開くので、当該アドレスのデータがビット線対BL及び
BL/に伝わり、センスアンプ回路を経由して出力され
る。
【0072】このように、選択信号MSK_SELが”
L”レベルに設定されているとき、マスク選択回路13
0を備えるビット列は図1におけるCAM_Aとして、
マスク選択回路130’を備えるビット列は図1におけ
るCAM_Bとして機能する。逆に、選択信号MSK_
SELが”H”レベルに設定されているとき、マスク選
択回路130を備えるビット列は図1におけるCAM_
Bとして、マスク選択回路130’を備えるビット列は
図1におけるCAM_Aとして機能する。
【0073】以上のように、この第1の実施形態によれ
ば、メモリ回路において、(1)選択信号に基づき、照
合対象から除外されるビットと照合対象となるビットと
を設定するマスク設定用ロジック回路と、(2)照合の
結果、照合データと一致するデータが格納されたアドレ
スと同一アドレスにおいて、照合対象から除外されたビ
ットに格納されたデータを出力させるアドレス切替用ロ
ジック回路とを設けるので、従来のCAMとRAMの双
方の機能を有し、さらに、上り回線のアドレス変換を行
う場合と下り回線のアドレス変換を行う場合とに基づい
てCAMとRAMの領域を反転させることをができ、デ
ータを重複して格納することがなくなる。
【0074】また、この第1の実施形態によれば、図4
に示した従来技術による構成例と比較して、上り・下り
にそれぞれ配置されていたCAMおよびRAMをひとつ
のメモリ回路で代用することができ、回路規模の減少に
よる消費電力の低減・集積度の向上という効果が得られ
る。
【0075】さらに、この第1の実施形態によれば、図
2に示した従来技術による構成例と比較しても、CAM
およびRAMをひとつのメモリ回路で代用することがで
き、集積度の向上という効果が得られる。
【0076】(B)第2の実施形態 以下、本発明によるメモリ回路及びアドレス変換装置
を、パケット単位での交換処理を双方向の通信回線に対
して行う装置に適用した第2の実施形態について、図面
を参照しながら詳述する。
【0077】前記第1の実施形態では、メモリ回路のビ
ット幅はある論理チャネルの格納に必要なビット数の2
倍であり、照合対象のビット/照合対象外のビットは固
定的に設定されている場合について説明した。
【0078】しかしながら、論理チャネルの格納に必要
なビット数は通信システムによって異なるため、メモリ
回路を集積回路もしくは集積回路用のマクロセルとして
提供する場合、前記第1の実施形態のメモリ回路ではそ
れぞれの通信システムに応じて設計しなければならず、
その結果、装置開発のコスト面で好ましくない。
【0079】この第2の実施形態では、論理チャネルの
格納に必要なビット数が異なる複数の通信システムに対
応して使用できるメモリ回路を用いている。
【0080】図6は、この第2の実施形態のアドレス変
換装置の構成を示すブロック図である。図6において、
この第2の実施形態形態のアドレス変換装置は、上りの
通信回線1U及び7Uと、下りの通信回線1D及び7D
と、論理チャネル番号出力回路2U及び2Dと、論理チ
ャネル番号更新回路5U及び5Dと、プロセッサインタ
フェース回路6と、メモリ回路100とを有する。
【0081】ここで、メモリ回路100は、本発明によ
るメモリ回路に対応する構成部分である。また、図6に
おいて、前記第1の実施形態におけるアドレス変換装置
の構成を示した図1と同様の構成部分は同一符号で示し
ている。しかしながら、この第2の実施形態では、上述
したようにメモリ回路100が、前記第1の実施形態と
は若干異なっている。したがって、以降、この第2の実
施形態のメモリ回路100について説明する。
【0082】この第2の実施形態のメモリ回路100
は、照合機能を備えたmビット*nワードの記憶素子
と、照合機能の実施時に一部のビットが照合対象から除
外されるようにする手段と、照合対象から除外されるビ
ットを(1)常に除外されるビット(2)選択信号が”
L”レベルのときに除外されるビット(3)選択信号
が”H”レベルのときに除外されるビットの3通りに設
定する手段とを有し、照合の結果、照合データと一致す
るデータが格納されていたアドレスのデータを読み出す
機能を有する。なお、以降、照合対象となるか照合対象
から除外されるかを”1”、”0”で表したデータ列を
「マスクパターン」と称する。
【0083】また、この第2の実施形態の場合、メモリ
回路100は、論理チャネルの格納に必要なビット数の
2倍以上のビット幅を有し、論理チャネルの格納に使用
しないビットは常に照合対象から除外されるように設定
されており、残りのビットは選択信号が”L”レベルの
ときに照合対象外となるビットと、選択信号が”H”レ
ベルのときに照合対象外となるビットとに当分されてい
るものとする。説明の便宣上、選択信号が”L”レベル
のときに照合対象となる領域をCAM−A、選択信号
が”H”レベルのときに照合対象となる領域をCAM−
Bと称する。
【0084】さらに、この第2の実施形態のメモリ回路
100の詳細構成について、図7を参照しながら説明す
る。
【0085】図7は、メモリ回路100の1ビット*1
ワードの回路図を示したものである。このメモリ回路1
00は、CAMセル110と、アドレス切替用ロジック
回路120と、マスク設定用ロジック回路131と、書
き込み回路140と、マスク設定用レジスタ回路150
及び151とを備えている。
【0086】ここで、図7において、前記第1の実施形
態のメモリ回路の構成を示した図5と同様の構成部分は
同一符号で示し、その部分の説明は省略する。したがっ
て、以下、マスク設定用ロジック回路131とマスク設
定用レジスタ回路150及び151とについて説明す
る。
【0087】なお、図7では、センスアンプ等データの
読み出しに必要な回路は省略して記載されている。ま
た、図7では、便宣上、1ビット*1ワードの構成で記
載されているが、実際は、ワード数分のCAMセル11
0、がビット線対BL及びBL/に、個々のCAMセル
が並列となるように接続されており、アドレス切替用ロ
ジック回路120は全てのワードに同様に備えられてい
る。また、ワード数分のCAMセル110と書き込み回
路140とマスク設定用ロジック回路131とマスク設
定用レジスタ回路150及び151とは、全てのビット
に同様に備えられている。
【0088】マスク設定用レジスタ回路150及び15
1は、データを保持するレジスタ回路であり、6個のM
OS型FETが図7に示すように接続された構成を有す
るものである。なお、図が繁雑になるためマスク設定用
レジスタ回路151の詳細構成は省略しているが、マス
ク設定用レジスタ回路150と同様の構成を有するもの
である。したがって、以降、マスク設定用レジスタ回路
150の詳細構成について説明し、マスク設定用レジス
タ回路151については説明を省略する。
【0089】P55及びP56とN51及びN52は、
P55及びN51の接続点とP56及びN52の接続点
とに与えられた、互いに相補の関係にある信号を保持す
るものである。例えば、P55及びN51の接続点に”
H”レベルが、P56及びN52の接続点に”L”レベ
ルが与えられると、P55及びN52が開き、P56及
びN51が閉じるので、与えられた論理レベルが保持さ
れることになる。
【0090】ここで、ワード線WL2に”H”レベルが
与えられた場合、N53及びN54が開くので、ビット
線BL及びBL/に信号が与えられていないときは、P
55及びN51の接続点とP56及びN52の接続点と
に保持された論理レベルがそれぞれ、ビット線BLとB
L/とに与えられる。一方、ビット線BL及びBL/に
相補の関係にある信号が与えられているときは、ビット
線BLとBL/とに与えられた論理レベルがそれぞれ、
P55及びN51の接続点とP56及びN52の接続点
とに与えられて、その論理レベルを保持する。
【0091】なお、図7では、上述したように、マスク
設定用レジスタ回路150及び151に、素子数の少な
いSRAMを用いて形成したものを示したが、相補の出
力を持つレジスタであれば、ラッチ回路、フリップフロ
ップ回路でも形成できる。また、図6では、メモリ回路
100の入力端子を削減するために、マスクパターンの
入力とデータの入力が同じ入力端子から行えるようにな
っているが、マスクパターンとデータの入力のために独
立した入力端子を設けてもよい。
【0092】マスク設定用レジスタ回路150に保持さ
れているデータは相補の出力線Q及びQ/により、マス
ク設定用レジスタ回路151に保持されているデータ
は、出力線Qにより、マスク設定用ロジック回路131
に保持情報が伝わるようにしている。
【0093】マスク設定用ロジック回路131では、設
定イネーブル信号MSK_ENが”L”レベルのとき、
S33により信号線MSK/が常に”H”レベルに設定
される。また、設定イネーブル信号MSK_ENが”
H”レベルのときは、S33によりNOR素子(以降、
符号の先頭に「NR」を付し、名称は省略する)35か
らの論理レベルが信号線MSK/に設定される。NR3
5では、S34からの論理とマスク設定用レジスタ15
1からの論理とを反転論理和したものがS33に与えら
れる。また、S34では、プロセッサインタフェース回
路6からの選択信号MSK_SELが”L”レベルのと
きマスク設定用レジスタ回路150の保持データ出力Q
が、選択信号MSK_SELが”H”レベルのときマス
ク設定用レジスタ回路150の保持データ出力Q/がN
R35に与えられる。なお、マスク設定用ロジック回路
131は、同様の論理動作が行えれば他の回路構成をと
っても構わない。
【0094】さらにまた、図8は、図7におけるマスク
設定用ロジック回路131を、マスク設定用ロジック回
路132に置き換えた構成を有する、この第2の実施形
態のメモリ回路100の第2の詳細構成を示すものであ
る。したがって、マスク設定用ロジック回路132以外
の他の構成部分は図7と同様であり、説明は省略する。
【0095】マスク設定用ロジック回路132では、設
定イネーブル信号MSK_ENの論理とS36からの論
理とを反転論理積したものが、ND37によりMSK/
に設定される。S36では、プロセッサインタフェース
回路6からの選択信号MSK_SELが”L”レベルの
とき、マスク設定用レジスタ回路50からの保持データ
出力QがND37に与えられ、選択信号MSK_SEL
が”H”レベルのとき、マスク設定用レジスタ回路51
からの保持データ出力QがND37に与えられる。な
お、マスク設定用ロジック回路132は、同様の論理動
作が行えれば他の回路構成をとっても構わない。
【0096】以上が、この第2の実施形態の構成ついて
の説明である。そこで、以上のような構成を有するアド
レス変換装置の動作についてであるが、前記第1の実施
形態と同様であるので、説明を説明する。したがって、
次に、この第2の実施形態のメモリ回路100の詳細動
作について、図7および図8を参照しながら説明する。
【0097】(B−a)マスクパターンの設定 まず、図7の構成のメモリ回路100について、図面を
参照しながら説明する。
【0098】図7の1ビット列を、選択信号MSK_S
ELが”L”レベルの時に照合対象から除外されるよう
にするためには、マスク設定用レジスタ回路150の出
力Qが”H”レベル、出力Q/が”L”レベルになるよ
うにマスク設定用レジスタ回路150にデータを書き込
む。また、選択信号MSK_SELが”H”レベルの時
に照合対象から除外されるようにするためには、マスク
設定用レジスタ回路150の出力Qが”L”レベル、出
力Q/が”H”レベルになるようにマスク設定用レジス
タ回路150にデータを書き込む。このデータの書き込
みは、書き込み信号WEを”H”レベルに設定し、”
H”を書き込むビットは書き込み回路140のデータ入
力DINを”H”レベルに、”L”を書き込むビットは
書き込み回路140のデータ入力DINを”L”レベル
にして、マスク設定用レジスタ回路150のワード線W
L2を”H”レベルにする。書き込み動作が完了した
後、ワード線WL2は”L”レベルにする。
【0099】同様に、常に照合対象から除外されるよう
にするためには、マスク設定用レジスタ回路151の出
力Qが”H”レベル、出力Q/が”L”レベルになるよ
うにマスク設定用レジスタ回路にデータを書き込む。こ
のデータの書き込みは、書き込み信号WEを”H”レベ
ルに設定し、”H”を書き込むビットは書き込み回路4
0のデータ入力DINを”H”レベルに、”L”を書き
込むビットは書き込み回路40のデータ入力DINを”
L”レベルにして、マスク設定用レジスタ回路151の
ワード線WL3を”H”レベルにする。書き込み動作が
完了した後、ワード線WL3は”L”レベルにする。
【0100】次に、図8の構成のメモリ回路100につ
いて、図面を参照しながら説明する。
【0101】図5の1ビット列を、選択信号MSK_S
ELが”L”レベルの時に照合対象から除外されるため
には、マスク設定用レジスタ回路の出力Qが”H”レベ
ル、出力Q/が”L”レベルになるようにマスク設定用
レジスタ回路にデータを書き込む。このデータの書き込
みは、書き込み信号WEを”H”レベルに、”H”を書
き込むビットは書き込み回路40のデータ入力DIN
を”H”レベルに、”L”を書き込むビットは書き込み
回路40のデータ入力DINを”L”レベルにして、マ
スク設定用レジスタ回路のワード線WL2を”H”レベ
ルにする。書き込み動作が完了した後、ワード線WL2
は”L”レベルにする。
【0102】同様に、1ビット列を、選択信号MSK_
SELが”H”レベルの時に照合対象から除外されるよ
うにするためには、マスタ設定用レジスタ回路の出力Q
が”H”レベル、出力Q/が”L”レベルになるように
マスク設定用レジスタ回路にデータを書き込む。このデ
ータの書き込みは、書き込み信号WEを”H”レベルに
設定し、”H”を書き込むビットは書き込み回路140
のデータ入力DINを”H”レベルに、”L”を書き込
むビットは書き込み回路140のデータ入力DINを”
L”レベルにして、マスク設定用レジスタ回路151の
ワード線WL3を”H”レベルにする。書き込み動作が
完了した後、ワード線WL3は”L”レベルにする。
【0103】ここで、マスク設定用レジスタ回路150
及び151の双方の出力Qが”H”レベルになるように
書き込まれたビット列は、常に照合対象から除外され
る。
【0104】(B−b)CAMセルへの書き込み CAMセルへの書き込み動作は、図7及び図8のメモリ
回路100の双方とも、前記第1の実施形態と同様であ
るので説明を省略する。
【0105】(B−c)照合動作 図7及び図8のメモリ回路100のビット列の照合動作
について説明する。照合動作は、以下の手順により行わ
れる。
【0106】手順1:初期状態は、照合されるデータに
一致するデータがメモリ回路に既に書き込まれていて、
イネーブル信号ADR_ENを”L”レベルにすること
によりワード線WLは”L”レベルに設定され、また、
書き込み信号WEは”L”レベルに設定され、イネーブ
ル信号MSK_ENは”L”レベルに設定されている。
【0107】手順2:ビット線BL及びBL/をディス
チャージ(”L”レベルに)する。
【0108】手順3:マッチ線MLをプリチャージ(”
H”レベルに)する。
【0109】手順4:データ入力DINに照合するため
の照合データを入力する。
【0110】手順5:書き込み信号WEを”L”から”
H”に遷移させる。
【0111】このとき、MSK/が”H”レベルになっ
ているビットでは、照合データの情報がビット線BL及
びBL/に伝わる。照合データと不一致の情報を持つC
AMセルは、N17が開き、マッチ線が”L”レベルに
引き落とされる。また、照合データと一致した情報を持
つCAMセルは、N17が閉じたままで、他のビット列
により、マッチ線が引き落とされない限り、マッチ線M
Lは”H”レベルを保つ。すなわち、このビット列は照
合対象となっている。
【0112】逆に、MSK/が”L”レベルになってい
るビットでは、ビット線BL及びBL/は”L”レベル
に固定されたままである。照合データと不一致した情報
をもるCAMセルも、また、照合データと一致した情報
を持つCAMセルも、それぞれのN17は閉じたまま
で、このビット列より、マッチ線MLを引き落とすこと
はない。すなわち、このビット列は照合対象から除外さ
れるようになっている。
【0113】以降、図7のメモリ回路の場合について説
明する。
【0114】選択信号MSK_SELが”L”レベルに
設定されているとき、マスク設定用レジスタ回路150
及び151の出力Qが共に”L”レベルであるビットは
MSK/が”H”レベルになるので、照合対象となる。
一方、マスク設定用レジスタ回路150及び151の出
力Qのいずれかが”H”レベルであるビットは、MSK
/が”L”レベルになるので、照合対象から除外され
る。
【0115】選択信号MSK_SELが”H”レベルに
設定されているとき、マスク設定用レジスタ回路150
の出力Qが”H”レベル(出力Q/が”L”レベル)で
あり、レジスタ回路151の出力Qが”L”レベルであ
るビットは、MSK/が”H”レベルになるので、照合
対象となる。一方、マスク設定用レジスタ回路150の
出力Qが”L”レベル(出力Q/が”H”レベル)であ
るか、レジスタ回路151の出力Qが”H”レベルであ
るビットは、MSK/が”L”レベルになるので、照合
対象から除外される。
【0116】したがって、マスク設定用レジスタ回路1
51の出力Qが”H”レベルであるビットは常に照合対
象から除外される。
【0117】以降、図8のメモリ回路の場合について説
明する。
【0118】選択信号MSK_SELが”L”レベルに
設定されているとき、マスク設定用レジスタ回路150
の出力Qが”L”レベルであるビットでは、MSK/
が”H”レベルになるので、照合対象となる。一方、マ
スク設定用レジスタ回路50の出力Qが”H”レベルで
あるビットでは、MSK/が”L”レベルになるので、
照合対象から除外される。
【0119】逆に、選択信号MSK_SELが”H”レ
ベルに設定されているとき、マスク設定用レジスタ回路
151の出力Qが”L”レベルであるビットでは、MS
K/は”H”レベルになるので、照合対象となる。一
方、マスク設定用レジスタ回路151の出力Qが”H”
レベルであるビットでは、MSK/が”L”レベルにな
るので、照合対象から除外される。
【0120】したがって、マスク設定用レジスタ回路1
50及び151の双方の出力Qが”H”レベルであるビ
ットは常に照合対象から除外される。
【0121】(B−d)読み出し動作 照合動作終了後、照合データと一致したデータを持つア
ドレスからデータを読み出す動作は、前記第1の実施形
態と同様であるので説明を省略する。
【0122】このように、図7のメモリ回路の場合、マ
スク設定用レジスタ回路151に”H”が書き込まれた
ビット列は、図6におけるCAM_Cとして、マスク設
定用レジスタ回路150に”L”が書き込まれたビット
列は図6におけるCAM_Aとして、マスク設定用レジ
スタ回路150に”H”が書き込まれたビット列は図6
におけるCAM_Bとして、それぞれ機能する。
【0123】また、図8のメモリ回路の場合、マスク設
定用レジスタ回路150及び151の双方に”H”が書
き込まれたビット列は図6におけるCAM_Cとして、
マスク設定用レジスタ回路151に”L”が書き込まれ
たビット列は図6におけるCAM_Aとして、マスク設
定用レジスタ回路50に”H”が書き込まれたビット列
は図6におけるCAM_Bとして、それぞれ機能する。
【0124】以上のように、この第2の実施形態によれ
ば、メモリ回路において、(1)常に照合対象から除外
されるビットと、選択信号が一方の論理レベルのときに
照合対象から除外されるビットと、選択信号が他方の論
理レベルのときに照合対象から除外されるビットとを示
したマスクパターンを格納するマスク設定用レジスタ回
路と、(2)このマスクパターンと選択信号とに基づい
て、照合対象から除外されるビットと照合対象となるビ
ットとを設定するマスク設定用ロジック回路と、(3)
照合の結果、照合データと一致するデータが格納された
アドレスと同一アドレスの照合対象から除外されたビッ
トに格納されたデータを出力させるアドレス切替用ロジ
ック回路とを設けるので、前記第1の実施形態と同様の
機能と効果が得られる。
【0125】また、この第2の実施形態によれば、扱え
る論理チャネルのビット数が可変であるため、複数の通
信システムに対応して使用でき、装置のコストを低減す
ることができる。
【0126】(C)第3の実施形態 以下、本発明によるメモリ回路及びアドレス変換装置
を、パケット単位での交換処理を双方向の通信回線に対
して行う装置に適用した第3の実施形態について、図面
を参照しながら詳述する。
【0127】一般的にCAMは、従来技術として示した
アドレス変換装置のように、照合データに一致するデー
タが格納されているアドレスを出力し、そのアドレスを
別途設けたRAMに入力することにより、照合データに
対応するデータへのアクセスを可能にするために使用さ
れる。
【0128】したがって、通常のアドレス変換装置で
は、RAMはデータ(論理チャネル番号)の読み出しの
みに使用されるが、CAMとRAMを使用する装置の中
には、RAMに他のデータの書き込みを行う装置もあ
る。
【0129】前記第1及び第2の実施形態のメモリ回路
は、照合動作の後にデータの書き込みを行うと、照合に
使用されたデータ(CAM側のデータ)に上書きされる
可能性があるため、上述のような装置には好ましくな
い。
【0130】この第3の実施形態では、CAMとRAM
を使用する装置におけるCAMとRAMに代替して使用
できるメモリ回路であり、前記第2の実施形態のアドレ
ス変換装置にも、RAM側(照合の対象外となるビット
列)に他のデータの書き込みを行う装置にも汎用的に使
用できるメモリ回路を用いている。
【0131】図示は省略するが、この第3の実施形態の
アドレス変換装置も、前記第1及び第2の実施形態と同
様の構成を有する。しかしながら、この第3の実施形態
では、上述したようにメモリ回路が、前記第1及び第2
の実施形態とは若干異なっている。したがって、以降、
この異なる部分について説明する。
【0132】この第3の実施形態のメモリ回路は、照合
機能を備えたmビット*nワードの記憶素子のうち、a
ビット*nワードがCAMとして、(m−a)ビット*
nワードがRAMとして、分割して機能するように設定
する手段と、前記の設定を反転させる手段とを有する。
なお、「分割して機能する」とは、(1)照合機能の実
施時に、RAMとして機能する側のデータは照合対象か
ら除外されること、(2)照合の結果、CAMとして機
能する側のあるアドレスに、照合データに一致するデー
タが格納されていた場合、RAMとして機能する側の当
該アドレスに対して、データの書き込みおよびデータの
読み出しが行えること、(3)前記のデータの書き込み
の際、CAMとして機能する側に格納されているデータ
は保持されることである。
【0133】さらに、この第3の実施形態のメモリ回路
の詳細構成について、図9を参照しながら説明する。
【0134】図9は、このメモリ回路の1ビット*1ワ
ードの回路図を示したものである。このメモリ回路は、
CAMセル110と、アドレス切替用ロジック回路12
0と、書き込み回路140と、CAM/RAM設定用レ
ジスタ回路160と、CAM/RAM設定用ロジック回
路170とを備えている。
【0135】ここで、図9において、前記第1の実施形
態のメモリ回路の構成を示した図5と同様の構成部分は
同一符号で示し、その部分の説明は省略する。したがっ
て、以下、CAM/RAM設定用レジスタ回路160と
CAM/RAM設定用ロジック回路170とについて説
明する。
【0136】なお、図9では、センスアンプ等、データ
の読み出しに必要な回路は省略して記載されている。ま
た、図6では、便宣上、1ビット*1ワードの構成で記
載されているが、実際は、ワード数分のCAMセル11
0、ビット線対BL及びBL/に、個々のCAMセル1
10が並列となるように接続されており、アドレス切替
用ロジック回路120は全てのワードに同様に備えられ
ている。また、ワード数分のCAMセル110と書き込
み回路140とCAM/RAM設定用レジスタ回路16
0とCAM/RAM設定用ロジック回路170とは、全
てのビットに同様に備えられている。
【0137】CAM/RAM設定用レジスタ回路160
は、データを保持するレジスタ回路であり、6個のMO
S型FETが図9に示すように接続された構成を有する
ものである。
【0138】P65及びP66とN61及びN62は、
P65及びN61の接続点とP66及びN62の接続点
とに与えられた、互いに相補の関係にある信号を保持す
るものである。例えば、P65及びN61の接続点に”
H”レベルが、P66及びN62の接続点に”L”レベ
ルが与えられると、P65及びN62が開き、P66及
びN61が閉じるので、与えられた論理レベルが保持さ
れることになる。
【0139】ここで、ワード線WL2に”H”レベルが
与えられた場合、N63及びN64が開くので、ビット
線BL及びBL/に信号が与えられていないときは、P
65及びN61の接続点とP66及びN62の接続点と
に保持された論理レベルがそれぞれ、ビット線BLとB
L/とに与えられる。一方、ビット線BL及びBL/に
相補の関係にある信号が与えられているときは、ビット
線BLとBL/とに与えられた論理レベルがそれぞれ、
P65及びN61の接続点とP66及びN62の接続点
とに与えられて、その論理レベルを保持する。
【0140】なお、図9では、上述したように、CAM
/RAM設定用レジスタ回路160に、素子数の少ない
SRAMを用いて形成したものを示したが、相補の出力
を持つレジスタであれば、ラッチ回路、フリップフロッ
プ回路でも形成できる。
【0141】CAM/RAM設定用レジスタ回路160
に保持されているデータは相補の出力線Q及びQ/によ
り、CAM/RAM設定用ロジック回路170に保持情
報が伝わるようにしている。
【0142】CAM/RAM設定用ロジック回路170
では、反転信号RVSが”L”レベルのとき、S71に
よりCAM/RAM設定用レジスタ回路160の出力線
Qからの論理レベルがND72に与えられ、反転信号R
VSが”H”レベルのとき、S71によりCAM/RA
M設定用レジスタ回路160の出力線Q/からの論理レ
ベルがND72に与えられる。ND72では、設定イネ
ーブル信号SETの論理とS71からの論理とを反転論
理積したものがND73に与えられる。また、ND73
では、書き込み信号WEの論理とND72からの論理と
を反転論理積したものがIV74に与えられる。さら
に、IN74では、ND73からの論理を反転したもの
が書き込み回路14のTG41及びTG42へ与えられ
る。なお、CAM/RAM設定用ロジック回路170
は、同様の論理動作が行えれば他の回路構成をとっても
構わない。
【0143】図9では、マスク信号MSK/が”L”レ
ベルに設定されたビットは、CAM/RAMの設定に関
係なく照合対象から除外されるようになっている。
【0144】また、図10は、図9のメモリ回路の変形
例であり、CAM/RAMの設定に関係なく、照合対象
から除外されるビットを任意に設定できるように、マス
ク設定用レジスタ回路150とマスク設定用ロジック回
路133とを追加構成したものである。ここで、マスク
設定用レジスタ回路150は、前記第2の実施形態のメ
モリ回路を構成するマスク設定用レジスタ回路と同様で
あり、説明を省略する。
【0145】マスク設定用ロジック回路133では、設
定イネーブル信号MSK_ENが”L”レベルのとき、
S38により”H”レベルがMSK/に設定される。ま
た、設定イネーブル信号MSK_ENが”H”レベルの
とき、S38によりマスク設定用レジスタ回路150の
出力Qからの論理レベルがMSK/に設定される。な
お、マスク設定用ロジック回路133は、同様の論理動
作が行えれば他の回路構成をとっても構わない。
【0146】以上が、この第3の実施形態の構成ついて
の説明である。そこで、以上のような構成を有するアド
レス変換装置の動作についてであるが、前記第1の実施
形態と同様であるので、説明を省略する。したがって、
次に、この第3の実施形態のメモリ回路の詳細動作につ
いて説明する。
【0147】(C−a)CAM/RAMの設定 図9のメモリ回路の1ビット列をCAMとして使用する
か、RAMとして使用するかを設定する。
【0148】CAMとして使用する場合は、CAM/R
AM設定用レジスタ回路160の出力Qが”L”レベ
ル、出力Q/が”H”レベルになるようにCAM/RA
M設定用レジスタ回路160にデータを書き込む。ま
た、RAMとして使用する場合は、CAM/RAM設定
用レジスタ回路160の出力Qが”H”レベル、出力Q
/が”L”レベルになるようにCAM/RAM設定用レ
ジスタ回路160にデータを書き込む。
【0149】このデータの書き込みは、CAM/RAM
設定用ロジック回路170の設定イネーブル信号SET
を”L”レベル、書き込み信号WEを”H”レベルに設
定し、”H”を書き込むビットは書き込み回路140の
データ入力DINを”H”レベルに、”L”を書き込む
ビットは書き込み回路140のデータ入力DINを”
L”レベルにして、CAM/RAM設定用レジスタ回路
160のワード線WL2を”H”レベルにする。書き込
み動作が完了した後、ワード線WL2は”L”レベルに
する。
【0150】(C−b)CAM側およびRAM側のCA
Mセル10への書き込み 図9のメモリ回路の1ビット列に対して、CAM側/R
AM側の設定にかかわらずCAMセルへデータを書き込
む動作を説明する。この動作は、メモリ回路のCAM側
へ照合データと、RAM側へ照合データに対応するデー
タを、同時に登録するときに発生する。
【0151】CAM側およびRAM側への書き込み時
は、書き込み信号WEを”H”レベルに、設定イネーブ
ル信号SETを”L”レベルにする。すると、CAM/
RAM設定用レジスタ回路160の出力および反転信号
RVSに関係なく、書き込み回路140のTG41およ
びTG42が開き、データ入力端子DINに入力された
データとその反転信号がビット線対BL及びBL/に印
加される。
【0152】このとき、未使用アドレスのうちの1アド
レスがあらかじめ選択され、当該アドレスのみアドレス
指示信号ADRが”H”レベルになっている。イネーブ
ル信号ADR_ENは”H”レベルに、選択信号ADR
_SELは、アドレス指示信号ADRを選択するように
設定されており、当該アドレスのみワード線WLが”
H”レベルとなるので、当該アドレスのCAMセルへの
書き込みが行われる。
【0153】書き込み動作が完了した後、書き込み信号
WEは再び、”L”レベルにする。
【0154】(C−c)CAM側のCAMセルへの書き
込み 図9のメモリ回路の1ビット列がCAMとして設定され
ている場合の、CAMセルへの書き込み動作を説明す
る。この動作は、メモリ回路のCAM側へ照合データを
登録するときに発生する。
【0155】CAM/RAM設定用ロジック回路170
の反転信号RVSを”L”レベル、設定イネーブル信号
SETを”H”レベルに、書き込み信号WEを”H”レ
ベルにする。
【0156】このとき、CAMとして設定されているビ
ット列は、CAM/RAM設定用レジスタ回路160の
出力Qは”L”レベルであるため、書き込み回路140
のTG41及びTG42が開き、データ入力端子DIN
に入力されたデータとその反転信号がビット線対BL及
びBL/に印加される。一方、RAMとして設定されて
いるビット列は、CAM/RAM設定用レジスタ回路1
60の出力Qは”H”レベルであるため、書き込み回路
140のTG41およびTG42は開かず、ビット線B
LおよびBL/は共に”L”レベルに固定されたままで
ある。
【0157】このとき、未使用アドレスのうちの1アド
レスがあらかじめ選択され、当該アドレスのみアドレス
指示信号ADRが”H”レベルになっている。イネーブ
ル信号ADR_ENは”H”レベルに、選択信号ADR
_SELは、アドレス指示信号ADRを選択するように
設定されており、当該アドレスのみワード線WLが”
H”レベルとなるので、当該アドレスの、CAMとして
設定されているビット列のCAMセルへの書き込みが行
われる。
【0158】書き込み動作が完了した後、書き込み信号
WEは再び、”L”レベルにする。
【0159】(C−d)照合動作 図9のメモリ回路のビット列の照合動作について説明す
る。照合動作は、以下の手順で行われる。
【0160】手順1:初期状態は、照合されるデータに
一致するデータがメモリ回路に既に書き込まれていて、
イネーブル信号ADR_ENを”L”レベルにすること
によりワード線WLは”L”レベルに設定され、また、
下記恋しのぐWEは”L”レベルに、イネーブル信号S
ETは”H”レベルに、端点信号RVSは”L”レベル
に、それぞれ設定されている。
【0161】手順2:ビット線BL及びBL/をディス
チャージ(”L”レベルに)する。
【0162】手順3:マッチ線MLをプリチャージ(”
H”レベルに)する。
【0163】手順4:データ入力DINに照合するため
の照合データを入力する。
【0164】手順5:書き込み信号WEを”L”から”
H”に遷移させる。
【0165】このとき、CAMとして設定されているビ
ット列は、CAM/RAM設定用レジスタ回路160の
出力Qは”L”レベルであるため、書き込み回路140
のTG41およびTG42が開き、データ入力端子DI
Nに入力されたデータとその反転信号がビット線対BL
及びBL/に印加される。
【0166】照合データと不一致の情報を持つCAMセ
ルは、N17が開き、マッチ線が”L”レベルに引き落
とされる。また、照合データと一致した情報を持つCA
Mセルは、N17が閉じたままで、他のビット列によ
り、マッチ線が引き落とされない限り、マッチ線ML
は”H”レベルを保つ。すなわち、このビット列は照合
対象となっている。
【0167】一方、RAMとして設定されているビット
列は、CAM/RAM設定用レジスタ回路160の出力
Qは”H”レベルであるため、書き込み回路140のT
G41およびTG42は開かず、ビット線BLおよびB
L/は共に”L”レベルに固定されたままである。
【0168】また、反転信号RVSが”H”レベルに設
定されていた場合、照合対象となるビット列と、照合対
象から除外されるビット列が反転する。
【0169】(C−e)RAM側のCAMセル10への
書き込み このメモリ回路の1ビット列がRAMとして設定されて
いる場合のCAMセル10への書き込み動作を説明す
る。この動作は、メモリ回路のCAM側に対して行われ
た照合動作の結果、照合データと一致したデータを持つ
アドレスのRAM側への書き込みのときに発生する。
【0170】書き込み信号WEは”L”レベルに、イネ
ーブル信号SETは”H”レベルに、反転信号RVS
は”H”レベルに、それぞれ設定されている。
【0171】このとき、RAMとして設定されているビ
ット列は、CAM/RAM設定用レジスタ回路160の
出力Q/は”L”レベルであるため、書き込み回路14
0のTG41およびTG42が開き、データ入力端子D
INに入力されたデータとその反転信号がビット線対B
LおよびBL/に印加される。一方、CAMとして設定
されているビット列は、CAM/RAM設定用レジスタ
回路160の出力Q/は”H”レベルであるため、書き
込み回路140のTG41およびTG42は開かず、ビ
ット線BLおよびBL/は共に”L”レベルに固定され
たままである。
【0172】このとき、CAM側に対して行われた照合
動作の結果、照合データと一致したデータを持つアドレ
スのみマッチ線MLは”H”レベルであり、マッチ線M
Lの値はアドレス切替ロジック回路120のレジスタに
格納されている。
【0173】また、イネーブル信号ADR_ENと選択
信号ADR_SELにより前記レジスタの出力がワード
線WLに接続されているので、照合データと一致したデ
ータを持つアドレスの、RAMとして設定されているビ
ット列にあるCAMセルへの書き込みが行われる。
【0174】書き込み動作が完了した後、書き込み信号
WEは再び、”L”レベルにする。
【0175】(C−f)読み出し動作 CAM側に対して行われた照合動作の結果、照合データ
と一致したデータを持つアドレスからデータを読み出す
動作は、前記第1の実施形態と同様であるので説明を省
略する。
【0176】以上、述べたように、この図9のメモリ回
路は、設定によりCAM側/RAM側に分割して使用す
ることができる。
【0177】また、以上の説明ではCAM/RAM設定
用レジスタに”H”が入力されたビット列をRAM側と
定義したが、反転信号RVSを、以上の説明の場合とは
逆の値をとらせることにより、CAM/RAM設定用レ
ジスタに”L”が入力されたビット列をRAM側と定義
することもできる。
【0178】すなわち、CAM側/RAM側の分割は反
転させることができるので、前記第1の実施形態のアド
レス変換装置で扱う論理チャネルの格納に必要な2倍の
ビット幅を設け、CAM側/RAM側に等分に分割され
たメモリ回路は、前記第1の実施形態のアドレス変換装
置に使用することができる。
【0179】また、図7のメモリ回路では、前記第2の
実施形態の場合と同様の方法でマスク設定用レジスタ回
路150に”H”または”L”を書き込むことにより、
マスク設定用レジスタ回路150に”H”が書き込まれ
たビット列は常に照合対象から除外されるので、前記第
2の実施形態のメモリ回路と同様に、論理チャネルの格
納に必要なビット数が異なる複数の通信システムに対応
してアドレス変換装置に使用することができる。
【0180】以上のように、第3の実施形態によれば、
メモリ回路において、(1)反転信号が一方の論理レベ
ルのときにRAMとなるビットと、反転信号が他方の論
理レベルのときにRAMとなるビットとを示したビット
パターンを格納するCAM/RAM設定用レジスタ回路
と、(2)このビットパターンと反転信号とに基づい
て、照合動作時にRAM側のビットを照合対象から除外
すると共に、照合動作後、RAM側のビットを書き込み
可能な状態にするCAM/RAM設定用ロジック回路
と、(3)常に照合対象から除外されるビットを示した
マスクパターンを格納するマスク設定用レジスタ回路
と、(4)このマスクパターンに基づいて、常に照合対
象から除外するビットを設定するマスク設定用ロジック
回路と、(5)CAM側の照合の結果、照合データと一
致するデータが格納されたアドレスと同一アドレスのR
AM側のビットに格納されたデータを出力させるアドレ
ス切替用ロジック回路とを設けるので、前記第1及び第
2の実施形態と同様の機能と効果が得られる。
【0181】また、第3の実施形態によれば、CAMと
RAMを必要とし、RAMにデータの書き込みを行う装
置においても、CAMとRAMに代替して使用すること
もできるため、汎用性が高く、装置開発のコストを低減
することができる。
【0182】(D)他の実施形態 なお、前記各実施形態では、パケット単位での交換処理
を行うアドレス変換装置に本発明を適用したものを示し
たが、他の同様な装置(例えば、メッセージ単位での交
換処理を行う装置)に本発明を適用できることは勿論で
ある。
【0183】また、前記各実施形態では、照合データと
一致するデータが格納されたアドレスと同一アドレスか
らデータを出力するものを示したが、同一アドレスに限
定することなく、照合データと一致するデータが格納さ
れたアドレスにより直接的又は間接的に定まるメモリセ
ルからデータを出力するものであっても同様に本発明に
適用できる。
【0184】さらに、前記各実施形態では、照合データ
と一致するデータが格納されたアドレスと同一アドレス
において、照合対象から除外されたビットに格納された
データを出力するものを示したが、照合対象から除外さ
れたビットに限定することなく、同一アドレスに格納さ
れた全部又は一部のデータを適当に出力するものであれ
ば、適用システムに応じた様々な変換後データを出力す
ることができる。
【0185】さらにまた、前記各実施形態では、選択信
号が”L”又は”H”レベルの2通りのものを示した
が、選択信号が2以上の複数とおりあり、この選択信号
に基づいて照合対象から除外されるビットと照合対象と
なるビットとを適当に設定するものであれば、適用シス
テムに応じた複数の変換を行うことができる。
【0186】また、前記各実施形態では、変換前データ
と変換後データのビット数が同じものを示したが、それ
ぞれ異なるビット数であっても、照合対象から除外され
るビットと照合対象となるビットとを適当に設定すれ
ば、同様に本発明に適用できる。
【0187】
【発明の効果】以上のように、第1及び第2の本発明の
アドレス変換装置によれば、上り回線のアドレス変換を
行う場合と下り回線のアドレス変換を行う場合とに基づ
き複数のビット線対をそれぞれ照合対象又は照合対象外
に設定し、照合対象に設定したビット線対に与えられた
アドレスが、照合対象に設定したビット線対に対応する
メモリセルに記憶されたアドレスと合致する場合、この
合致したメモリセルの物理アドレスにより直接的又は間
接的に定まるメモリセルに記憶された変換アドレスを出
力するので、メモリ回路が従来のCAMとRAMの双方
の機能を有し、さらに、上り回線のアドレス変換を行う
場合と下り回線のアドレス変換を行う場合とに基づいて
CAMとRAMの領域を反転させることをができ、デー
タを重複して格納することがなくなる。
【0188】また、第1の本発明のメモリ回路によれ
ば、第2の本発明のアドレス変換装置に適用して好適で
あり、すなわち、選択信号に基づき複数のビット線対を
それぞれ照合対象又は照合対象外に設定し、照合対象に
設定したビット線対に与えられた照合データが、照合対
象に設定したビット線対に対応するメモリセルに記憶さ
れたデータと合致する場合、この合致したメモリセルの
物理アドレスにより直接的又は間接的に定まるメモリセ
ルに記憶された全部又は一部のデータを出力するので、
従来のCAMとRAMの双方の機能を有し、さらに、選
択信号に基づいてCAMとRAMの領域を反転させるこ
とをができ、データを重複して格納することがなくな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態のアドレス変換装置の構成を示
すブロック図である。
【図2】従来のアドレス変換装置の構成を示すブロック
図である。
【図3】従来のアドレス変換装置の動作を説明するため
のイメージ図である。
【図4】従来の双方向の通信回線を扱うアドレス変換装
置の構成を示すブロック図である。
【図5】第1の実施形態のメモリ回路の詳細構成を示す
ブロック図である。
【図6】第2の実施形態のアドレス変換装置の構成を示
すブロック図である。
【図7】第2の実施形態のメモリ回路の第1の詳細構成
を示すブロック図である。
【図8】第2の実施形態のメモリ回路の第2の詳細構成
を示すブロック図である。
【図9】第3の実施形態のメモリ回路の第1の詳細構成
を示すブロック図である。
【図10】第3の実施形態のメモリ回路の第2の詳細構
成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1U、7U…上りの通信回線、1D、7D…下りの通信
回線、2U、2D…論値チャネル番号出力回路、5U、
5D…論理チャネル番号更新回路、6…プロセッサイン
タフェース回路、100…メモリ回路。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のビット線対及び複数のワード線に
    よってマトリクス状にアドレス付けされた複数のメモリ
    セルを備え、与えられた照合データに基づくデータを出
    力するメモリ回路において、 与えられた選択信号に基づき、前記複数のビット線対を
    それぞれ、照合対象又は照合対象外に設定するマスク設
    定手段と、 このマスク設定手段が照合対象に設定したビット線対に
    与えられた照合データが、この照合対象に設定したビッ
    ト線対に対応するメモリセルに記憶されたデータと合致
    する場合、この合致したメモリセルの物理アドレスを出
    力するデータ照合手段と、 このデータ照合手段が出力する物理アドレスにより直接
    的又は間接的に定まるメモリセルに記憶された、全部又
    は一部のデータを出力するデータ出力手段とを有するこ
    とを特徴とするメモリ回路。
  2. 【請求項2】 前記マスク設定手段は、 選択信号に基づいて前記複数のビット線対をそれぞれ、
    照合対象にするか又は照合対象外にするかを示すマスク
    パターンを記憶するマスクパターン記憶部と、 このマスクパターンと与えられた選択信号とに基づき、
    前記複数のビット線対をそれぞれ、照合対象又は照合対
    象外に設定するマスク設定部とを有することを特徴とす
    る請求項1に記載のメモリ回路。
  3. 【請求項3】 与えられたマスクパターン登録指令及び
    又はマスクパターン削除指令に基づき、前記マスクパタ
    ーン記憶部のマスクパターンを登録及び又は削除するマ
    スクパターン制御手段を有することを特徴とする請求項
    2に記載のメモリ回路。
  4. 【請求項4】 前記マスク設定手段が照合対象外に設定
    したビット線対に対応するメモリセルであって、前記デ
    ータ照合手段が出力する物理アドレスにより直接的又は
    間接的に定まるメモリセルの特定部に、与えられたデー
    タを書き込むデータ書き込み手段を有することを特徴と
    する請求項1〜3のいずれかに記載のメモリ回路。
  5. 【請求項5】 与えられたデータ登録指令及び又はデー
    タ削除指令に基づき、前記メモリ回路のデータを登録及
    び又は削除するデータ制御手段を有することを特徴とす
    る請求項1〜4のいずれかに記載のメモリ回路。
  6. 【請求項6】 前記マスク設定手段が設定した前記複数
    のビット線対には、照合対象と照合対象外とを交互に繰
    り返すもの、及び又は、常に照合対象外になるものを有
    することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の
    メモリ回路。
  7. 【請求項7】 上り回線上の伝送情報のアドレスを抽出
    し、抽出した第1のアドレスに対応した第2のアドレス
    を第1のメモリ装置から出力させ、上り回線上の前記伝
    送情報のアドレスを前記第2のアドレスに変換すると共
    に、下り回線上の伝送情報のアドレスを抽出し、抽出し
    た第3のアドレスに対応した第4のアドレスを第2のメ
    モリ装置から出力させ、下り回線上の前記伝送情報のア
    ドレスを前記第4のアドレスに変換するアドレス変換装
    置において、 上り回線のアドレス変換を行う場合と下り回線のアドレ
    ス変換を行う場合とに基づき、選択信号を生成する選択
    信号生成手段を有し、 請求項1〜6のいずれかに記載のメモリ回路を、前記第
    1のメモリ装置及び前記第2のメモリ装置を融合したも
    のとして適用することを特徴とするアドレス変換装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7319634B2 (en) 2005-12-29 2008-01-15 Samsung Electronics Co., Ltd. Address converter semiconductor device and semiconductor memory device having the same

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