JPH11259957A - 記録媒体と記録再生装置 - Google Patents

記録媒体と記録再生装置

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JPH11259957A
JPH11259957A JP5808398A JP5808398A JPH11259957A JP H11259957 A JPH11259957 A JP H11259957A JP 5808398 A JP5808398 A JP 5808398A JP 5808398 A JP5808398 A JP 5808398A JP H11259957 A JPH11259957 A JP H11259957A
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JP
Japan
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recording
pack
data
recorded
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JP5808398A
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Inventor
Tatsuya Komuro
達也 小室
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH11259957A publication Critical patent/JPH11259957A/ja
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、電源切断などで管理データを書
き換えることができず、次回以降の記録あるいは再生が
うまく行われなくなったり、新たな記録ができなくなっ
たりすることを防止できる。 【解決手段】 この発明は、データがパック単位に記録
されるデータ領域とこのデータ領域の記録状態等の管理
データが記録される管理領域が分離している光ディスク
にデータを記録したり記録されているデータを再生する
ものにおいて、電源中断時に、電源をバックアップする
ことにより、記録最終段に記録終了パックを記録し、そ
の後に光ディスクが装填された際に、その記録終了パッ
クを検索することにより、記録位置を復活するようにし
たものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パック単位に情
報を記録する記録媒体と、この記録媒体にデータを記録
したり記録媒体に記録されているデータを再生する記録
再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、圧縮符号化した映像情報、サプピ
クチャー情報、オーディオ情報を記録した光ディスク
(DVD:ディジタル ビデオ ディスク)が開発され
ている。この光ディスクで用いられているディスク記録
方式では、データ領域と管理領域が別々に存在し、管理
領域に置かれた管理情報によってデータ領域にある各種
情報の記録や再生を行うようになっている。
【0003】しかしながら、このようなディスク記録方
式では、データ領域と管理領域が分離しているため、記
録終了時には光へッドを移動させて管理情報を書き換え
る必要があり、多くの時間と電力が必要である。
【0004】このため、電源切断など緊急時に、管理情
報を書き換えることができず、次回以降の記録あるいは
再生がうまく行われなくなったり、新たな記録ができな
くなる事がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、データが
記録されるデータ領域とこのデータ領域の記録状態等の
管理データが記録される管理領域が分離している記録媒
体にデータを記録したり記録されているデータを再生す
るものにおいて、電源切断などで管理データを書き換え
ることができず、次回以降の記録あるいは再生がうまく
行われなくなったり、新たな記録ができなくなるなどの
欠点を除去するもので、電源切断などで管理データを書
き換えることができず、次回以降の記録あるいは再生が
うまく行われなくなったり、新たな記録ができなくなっ
たりすることを防止できる記録媒体と記録再生装置を提
供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の記録媒体は、
データがパック単位に記録されるデータ領域とこのデー
タ領域の記録状態等の管理データが記録される管理領域
が分離しているものにおいて、データの記録終了時やデ
ータの記録中断時に、終了情報が記録された記録終了パ
ックが記録される。
【0007】この発明の記録媒体は、データがパック単
位に記録されるデータ領域とこのデータ領域の記録状態
等の管理データが記録される管理領域が分離しているも
のにおいて、データの記録開始時、開始情報が記録され
た記録開始パックが記録され、この記録開始パックの記
録位置に対応する情報が上記管理領域内に記録され、デ
ータの記録終了時やデータの記録中断時に、終了情報が
記録された記録終了パックが記録され、この記録終了パ
ックの記録位置に対応する情報が上記管理領域内に記録
される。
【0008】この発明の記録再生装置は、データがパッ
ク単位に記録されるデータ領域とこのデータ領域の記録
状態等の管理データが記録される管理領域が分離してい
る記録媒体にデータを記録したり記録されているデータ
を再生するものにおいて、データ記録開始時に、記録開
始を示す記録開始パックを記録し、供給されるパック化
されたデータを順次記録し、データ記録終了時に、記録
終了を示す記録終了パックを記録し、上記記録開始パッ
クのアドレスと上記記録終了パックのアドレスとを上記
管理領域に記録する第1の記録手段、この第1の記録手
段によるデータの記録中に、電源中断時、所定時間、電
源をバックアップするバックアップ手段、およびこのバ
ックアップ手段により所定時間、電源がバックアップさ
れている間に、上記中断された記録中の最終部に記録終
了を示す記録終了パックを記録する第2の記録手段から
なる。
【0009】この発明の記録再生装置は、データがパッ
ク単位に記録されるデータ領域とこのデータ領域の記録
状態等の管理データが記録される管理領域が分離してい
る記録媒体にデータを記録したり記録されているデータ
を再生するものにおいて、データ記録開始時に、記録開
始を示す記録開始パックを記録し、供給されるパック化
されたデータを順次記録し、データ記録終了時に、記録
終了を示す記録終了パックを記録し、上記記録開始パッ
クのアドレスと上記記録終了パックのアドレスとを上記
管理領域に記録する第1の記録手段、この第1の記録手
段によるデータの記録中に、電源中断時、所定時間、電
源をバックアップするバックアップ手段と、このバック
アップ手段により所定時間、電源がバックアップされて
いる間に、上記中断された記録中の最終部に記録終了を
示す記録終了パックを記録する第2の記録手段、上記記
録媒体の装填時、上記管理領域内に記録に対する記録終
了アドレスが記録されていない際に、記録時の電源中断
を判断する判断手段、この判断手段により記録時の電源
中断を判断した際、記録開始アドレスの次のパックから
順に検索する検索手段、およびこの検索手段により記録
終了パックを検索した際に、その記録終了パックのアド
レスを終了アドレスとして上記管理領域に記録する第3
の記録手段からなる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の一実施の形態に係るデジタル情報記録再生システム
(情報記録媒体処理装置;情報記録再生装置)を説明す
る。この発明に係るデジタル情報記録再生システムの代
表的な一実施の形態として、MPEG2に基づきエンコ
ードされた動画(AVデータ)を可変ビットレートで記
録・再生する装置、たとえばDVDデジタルビデオレコ
ーダがある。(このDVDデジタルビデオレコーダの具
体例については後述する。)図1は、上記DVDデジタ
ルビデオレコーダに使用される記録可能な光ディスク1
0の構造を説明する斜視図である。
【0011】図1に示すように、この光ディスク10
は、それぞれ記録層17が設けられた一対の透明基板1
4を接着層20で貼り合わせた構造を持つ。各基板14
は0.6mm厚のポリカーボネートで構成することがで
き、接着層20は極薄(たとえば40μm厚)の紫外線
硬化性樹脂で構成することができる。これら一対の0.
6mm基板14を、記録層17が接着層20の面上で接
触するようにして貼り合わすことにより、1.2mm厚
の大容量光ディスク10が得られる。
【0012】光ディスク10には中心孔22が設けられ
ており、ディスク両面の中心孔22の周囲には、この光
ディスク10を回転駆動時にクランプするためのクラン
プエリア24が設けられている。中心孔22には、図示
しないディスクドライブ装置に光ディスク10が装填さ
れた際に、ディスクモータのスピンドルが挿入される。
そして、光ディスク10は、そのクランプエリア24に
おいて、図示しないディスククランパにより、ディスク
回転中クランプされる。
【0013】光ディスク10は、クランプエリア24の
周囲に、ビデオデータ、オーディオデータその他の情報
を記録することができる情報エリア25を有している。
情報エリア25のうち、その外周側にはリードアウトエ
リア26が設けられている。また、クランプエリア24
に接する内周側にはリードインエリア27が設けられて
いる。そして、リードアウトエリア26とリードインエ
リア27との間にデータ記録エリア28が定められてい
る。
【0014】情報エリア25の記録層(光反射層)17
には、記録トラックがたとえばスパイラル状に連続して
形成されている。その連続トラックは複数の物理セクタ
に分割され、これらのセクタには連続番号が付されてい
る。このセクタを記録単位として、光ディスク10に種
々なデータが記録される。
【0015】データ記録エリア28は、実際のデータ記
録領域であって、記録・再生情報として、映画等のビデ
オデータ(主映像データ)、字幕・メニュー等の副映像
データおよび台詞・効果音等のオーディオデータが、同
様なピット列(レーザ反射光に光学的な変化をもたらす
物理的な形状あるいは相状態)として記録されている。
【0016】光ディスク10が片面1層で両面記録のR
AMディスクの場合は、各記録層17は、2つの硫化亜
鉛・酸化シリコン混合物(ZnS・SiO2)で相変化
記録材料層(たとえばGe2Sb2Te5)を挟み込ん
だ3重層により構成できる。
【0017】図2は、図1の光ディスク(DVD−RA
M)10のデータ記録エリア28とそこに記録されるデ
ータの記録トラックとの対応関係を説明する図である。
ディスク10は、デリケートなディスク面を保護するた
めに、ディスク10の本体がカートリッジ11に収納さ
れるようになっている。DVD−RAMディスク10が
カートリッジ11ごと後述するDVDビデオレコーダの
ディスクドライブに挿入されると、カートリッジ11か
らディスク10が引き出されて図示しないスピンドルモ
ータのターンテーブルにクランプされ、図示しない光ヘ
ッドに向き合うようにして回転駆動される。
【0018】図1に示した情報エリア25の記録層17
には、データ記録トラックがスパイラル状に連続して形
成されている。その連続するトラックは、図2に示すよ
うに一定記憶容量の複数論理セクタ(最小記録単位)に
分割され、この論理セクタを基準にデータが記録されて
いる。1つの論理セクタの記録容量は、1パックデータ
長と同じ2048バイト(あるいは2kバイト)に決め
られている。
【0019】データ記録エリア28には、実際のデータ
記録領域であって、管理データ、主映像(ビデオ)デー
タ、副映像データおよび音声(オーディオ)データが同
様に記録されている。
【0020】なお、図示はしないが、図2のディスク1
0のデータ記録エリア28は、リング状(年輪状)に複
数の記録エリア(複数の記録ゾーン)に分割することが
できる。各記録ゾーン毎にディスク回転の角速度は異な
るが、各ゾーン内では線速度または角速度を一定にする
ことができる。この場合、各ゾーン毎に予備の記録エリ
ア(フリースペース)を設けることができる。このゾー
ン毎のフリースペースを集めて、そのディスク10のリ
ザーブエリアとすることができる。
【0021】図3〜図4は、図2の光ディスク10に記
録される情報の階層構造を説明する図である。図2の光
ディスク10に形成されたデータ記録エリア28は、図
3に示すような構造を有している。この構造の論理フォ
ーマットは、たとえば標準規格の1つであるISO96
60およびユニバーサルディスクフォーマット(UD
F)ブリッジに準拠して定められている。
【0022】リードインエリア27からリードアウトエ
リア26までの間は、ボリュームスペース28として割
り当てられる。このボリュームスペース28には、ボリ
ュームおよびファイル構造の情報のための空間(ボリュ
ーム/ファイル管理情報70)と、DVD規格のアプリ
ケーションのための空間(データエリア(書換可能)D
A)とが含まれる。
【0023】ボリュームスペース28は、多数のセクタ
に物理的に分割され、それらの物理的セクタには連続番
号が付されている。このボリュームスペース(データ記
録エリア)28に記録されるデータの論理アドレスは、
ISO9660およびUDFブリッジで定められるよう
に、論理セクタ番号を意味している。ここでの論理セク
タサイズは、物理セクタの有効データサイズと同様に、
2048バイト(2kバイト)としてある。論理セクタ
番号は、物理セクタ番号の昇順に対応して連続番号が付
加されている。
【0024】なお、論理セクタと異なり、物理セクタに
はエラー訂正情報等の冗長な情報が付加されている。こ
のため、物理セクタサイズは、正確に言うと論理セクタ
サイズと一致しない。
【0025】すなわち、ボリュームスペース28は階層
構造を有しており、ボリューム/ファイル管理情報7
0、及びデータエリアDAを含んでいる。また、ボリュ
ームスペース28に含まれる領域は、論理セクタの境界
上で区分されている。ここで、1論理セクタは2048
バイトと定義され、1論理ブロックも2048バイトと
定義される。したがって、1論理セクタは1論理ブロッ
クと対等に定義される。
【0026】ボリューム/ファイル管理情報70は、I
SO9660およびUDFブリッジに定められる管理領
域に相当する。また、ボリューム/ファイル管理情報7
0には、記録(録画・録音)時ごとの記録開始位置とし
ての物理セクタアドレスと記録終了位置としての物理セ
クタアドレスとが記録されている。
【0027】リードインエリア27のエンボスデータ領
域と書換可能領域とにより構成されている。リードイン
エリア27のエンボスデータ領域には、情報記録媒体の
概要に関する情報、記録・再生・消去特定に関する情
報、及び情報記録媒体の製造に関する情報が予め記録さ
れる。情報記録媒体の概要に関する情報とは、光ディス
ク10のディスクタイプ(DVD−RAM、DVD−R
OM、CD−ROMなど)、ディスクサイズ、記録密
度、記録開始/記録終了位置を示す物理セクタ番号など
の情報である。記録・再生・消去特定に関する情報と
は、記録パワーと記録パルス幅、消去パワー、再生パワ
ー、記録・消去時の線速などの情報である。情報記録媒
体の製造に関する情報とは、製造番号などの情報であ
る。
【0028】また、リードインエリア27の書換可能領
域、及びリードアウトエリア26の書換可能領域には、
情報記憶媒体を識別するための固有ディスク名記録領
域、試し記録領域(記録消去条件の確認用)、及びデー
タエリアDA内の欠陥領域に関する欠陥管理情報記録領
域が設けられている。これら、各領域には、デジタル情
報記録再生システムによる記録が可能になっている。
【0029】データエリアDAには、所定のデータが記
録されるデータ記録領域が設けられている。このデータ
エリアDAには、コンピュータデータと、オーディオデ
ータ及びビデオデータとの混在記録が可能となってい
る。このデータエリアDAにおいて、コンピュータデー
タと、オーディオデータ及びビデオデータとの記録順
序、各記録情報サイズは任意となる。図3上では、コン
ピュータデータが記録される領域がコンピュータデータ
エリアDA1及びDA3として記載されており、オーデ
ィオ・ビデオデータが記録される領域がオーディオ・ビ
デオデータエリアDA2として記載されている。
【0030】オーディオ・ビデオデータエリアDA2に
は、制御情報DA21、ビデオオブジェクトDA22、
ピクチャオブジェクトDA23、オーディオオブジェク
トDA24が記録される。制御情報DA21とは、録画
(録音)、再生、編集、検索の各処理を行う時に必要な
制御情報である。ビデオオブジェクトDA22とは、ビ
デオデータの中身の録画情報(動画データ)である。ピ
クチャオブジェクトDA23とは、スライドやスチルな
どの静止画、ビデオデータ内の見たい場所検索用の情
報、及びビデオデータ内の編集用サムネールの情報であ
る。オーディオオブジェクトDA24とは、オーディオ
データの中身の録音情報である。
【0031】ビデオオブジェクトDA22、ピクチャオ
ブジェクトDA23、オーディオオブジェクトDA24
により、オーディオ・ビデオデータの再生対象となる内
容に対する記録情報となっている。
【0032】制御情報DA21には、再生制御情報DA
211、記録制御情報DA212、編集制御情報DA2
13、及び縮図制御情報DA214が含まれる。再生制
御情報DA211とは、再生時に必要な制御情報であ
る。また、再生制御情報DA211としては、記録(録
画・録音)時ごとの記録開始位置としての物理セクタア
ドレスと記録終了位置としての物理セクタアドレスとが
記録されている。記録制御情報DA212とは、記録
(録画・録音)時に必要な制御情報である。編集制御情
報DA213とは、編集時に必要な制御情報である。縮
図制御情報DA214とは、ビデオデータ内の見たい場
所検索用の情報、及びビデオデータ内の編集用サムネー
ルに関する管理情報である。
【0033】図4は、図3のビデオオブジェクトセット
VOBSに含まれる情報の階層構造を示す。図4に示す
ように、各セル84は1以上のビデオオブジェクトユニ
ット(VOBU)85により構成される。そして、各ビ
デオオブジェクトユニット85は、ナビゲーションパッ
ク(NVパック)86を先頭とする、ビデオパック(V
パック)88、副映像パック(SPパック)90、およ
びオーディオパック(Aパック)91の集合体(パック
列)として構成されている。すなわち、ビデオオブジェ
クトユニットVOBU85は、あるナビゲーションパッ
ク86から次のナビゲーションパック86の直前まで記
録される全パックの集まりとして定義される。
【0034】これらのパックは、データ転送処理を行う
際の最小単位となる。また、論理上の処理を行う最小単
位はセル単位であり、論理上の処理はこのセル単位で行
わる。
【0035】上記ナビゲーションパック86は、いずれ
のアングル変更(ノンシームレス再生およびシームレス
再生)も実現できるように、ビデオオブジェクトユニッ
トVOBU85中に組み込まれている。
【0036】上記ビデオオブジェクトユニットVOBU
85の再生時間は、ビデオオブジェクトユニットVOB
U85中に含まれる1以上の映像グループ(グループオ
ブピクチャー;略してGOP)で構成されるビデオデー
タの再生時間に相当し、その再生時間は0.4秒〜1.
2秒の範囲内に定められる。1GOPは、MPEG規格
では通常約0.5秒であって、その間に15枚程度の画
像を再生するように圧縮された画面データである。
【0037】ビデオオブジェクトユニットVOBU85
がビデオデータを含む場合には、ビデオパック88、副
映像パック90およびオーディオパック91から構成さ
れるGOP(MPEG規格準拠)が配列されてビデオデ
ータストリームが構成される。しかし、このGOPの数
とは無関係に、GOPの再生時間を基準にしてビデオオ
ブジェクトユニットVOBU85が定められ、その先頭
には、図4に示すように常にナビゲーションパック86
が配列される。
【0038】なお、オーディオおよび/または副映像デ
ータのみの再生データにあってもビデオオブジェクトユ
ニットVOBU85を1単位として再生データが構成さ
れる。たとえば、ナビゲーションパック86を先頭とし
てオーディオパック91のみでビデオオブジェクトユニ
ットVOBU85が構成されいる場合、ビデオデータの
ビデオオブジェクトVOB83の場合と同様に、そのオ
ーディオデータが属するビデオオブジェクトユニットV
OBU85の再生時間内に再生されるべきオーディオパ
ック91が、そのビデオオブジェクトユニットVOBU
85に格納される。
【0039】ところで、図4に示すような構造のVOB
S82を含むビデオタイトルセットVTSを光ディスク
10に記録できるDVDビデオレコーダでは、このVT
Sの記録終了時、あるいは電源断等による記録中断時
に、記録終了パック92が記録できるようになってい
る。この記録終了パック92は、記録位置の復活処理を
行う場合などに利用できる。
【0040】図4に示すように、ビデオオブジェクトセ
ットVOBS82は、1以上のビデオオブジェクト(V
OB)83の集合として定義されている。ビデオオブジ
ェクトセットVOBS82中のビデオオブジェクトVO
B83は同一用途に用いられる。
【0041】メニュー用のVOBS82は、通常、1つ
のVOB83で構成され、そこには複数のメニュー画面
表示用データが格納される。これに対して、タイトルセ
ット用のVOBS82は、通常、複数のVOB83で構
成される。
【0042】ここで、タイトルセット用ビデオオブジェ
クトセットVOBS82を構成するVOB83は、ある
ロックバンドのコンサートビデオを例にとれば、そのバ
ンドの演奏の映像データに相当すると考えることができ
る。この場合、VOB83を指定することによって、そ
のバンドのコンサート演奏曲目のたとえば3曲目を再生
することができる。
【0043】また、メニュー用ビデオオブジェクトセッ
トVOBSを構成するVOB83には、そのバンドのコ
ンサート演奏曲目全曲のメニューデータが格納され、そ
のメニューの表示にしたがって、特定の曲、たとえばア
ンコール演奏曲目を再生することができる。
【0044】なお、通常のビデオプログラムでは、1つ
のVOB83で1つのVOBS82を構成することがで
きる。この場合、1本のビデオストリームが1つのVO
B83で完結することとなる。
【0045】一方、たとえば複数ストーリのアニメーシ
ョン集あるいはオムニバス形式の映画では、1つのVO
BS82中に各ストーリに対応して複数のビデオストリ
ーム(複数のプログラムチェーンPGC)を設けること
ができる。この場合は、各ビデオストリームが対応する
VOB83に格納されることになる。その際、各ビデオ
ストリームに関連したオーディオストリームおよび副映
像ストリームも各VOB83中で完結する。
【0046】VOB83には、識別番号(IDN#i;
i=0〜i)が付され、この識別番号によってそのVO
B83を特定することができる。VOB83は、1また
は複数のセル84から構成される。通常のビデオストリ
ームは複数のセルで構成されるが、メニュー用のビデオ
ストリームは1つのセル84で構成される場合もある。
各セル84には、VOB83の場合と同様に識別番号
(C_IDN#j)が付されている。
【0047】図5の(a)は、再生データをセルとして
セルAからセルFまでの再生区間で指定されている。図
5の(b)〜(d)において、各プログラムチェーン情
報PGCIが定義されている。
【0048】図5の(b)に示すプログラムチェーン情
報PGCI#1は、連続した再生区間を指定したセルで
構成される例を示し、その再生順序は、セルA→セルB
→セルCとなる。
【0049】図5の(c)に示すプログラムチェーン情
報PGCI#2は、断続された再生区間を指定したセル
で構成される例を示し、その再生順序は、セルD→セル
E→セルFとなる。
【0050】図5の(d)に示すプログラムチェーン情
報PGCI#3は、再生方向や重複再生に関わらず飛び
飛びに再生可能である例を示し、その再生順序は、セル
E→セルA→セルD→セルB→セルEとなる。
【0051】図6は、光ディスク10から読み出され、
図示しないディスクドライブにおいて信号復調/エラー
訂正された後に得られるところの、パック形式のデータ
列(パック列)を例示している。このパック列は、ナビ
ゲーションパック(制御パック)86、ビデオパック8
8、副映像パック90、オーディオパック91、および
記録終了パック92で構成されている。これらのパック
は全て、図2の論理セクタと同様に、2kバイト単位の
データで構成されている。
【0052】ナビゲーションパック86は、パックヘッ
ダ110、再生制御情報/プレゼンテーション制御情報
(PCI)パケット116およびデータ検索情報(DS
I)パケット117を含んでいる。PCIパケット11
6はパケットヘッダ112およびPCIデータ113で
構成され、DSIパケット117はパケットヘッダ11
4およびDSIデータ115で構成されている。PCI
パケット116はノンシームレスアングル切替時に使用
する制御データを含み、DSIパケット117はシーム
レスアングル切替時に使用する制御データを含んでい
る。
【0053】ここで、上記アングル切替とは、被写体映
像を見る角度(カメラアングル)を変えることを意味す
る。ロックコンサートビデオの例でいえば、同一曲の演
奏シーン(同一イベント)において、ボーカリスト主体
に捕らえたシーン、ギタリスト主体に捕らえたシーン、
ドラマー主体に捕らえたシーン等、様々な角度からのシ
ーンを見ることができることを意味する。
【0054】アングル切替(またはアングル変更)がな
されるケースとしては、視聴者の好みに応じてアングル
選択ができる場合と、ストーリの流れの中で自動的に同
一シーンがアングルを変えて繰り返される場合(ソフト
ウエア制作者/プロバイダがそのようにストーリを構成
した場合;あるいは後述するDVDビデオレコーダのユ
ーザがそのような編集を行った場合)がある。
【0055】また、アングルを選定する場合としては、
次のものがある。すなわち、同一シーンの始めに戻って
アングルが変わる時間的に不連続なノンシームレス再生
の場合(たとえばボクサーがカウンターパンチを入れる
瞬間のシーンでカメラアングルが別アングルに変り再び
カウンターが打ち出され始めるシーンが再生される場
合)と、そのシーンに続くシーンでアングルが変わる時
間的に連続したシームレス再生の場合(たとえばボクサ
ーがカウンターを入れそのパンチが入った瞬間にカメラ
アングルが別アングルに変りカウンターを食らった相手
が吹っ飛ぶシーンが時間的に連続して再生される場合)
とがある。
【0056】ビデオパック88は、パックヘッダ881
およびビデオパケット882で構成されている。副映像
パック90は、パックヘッダ901および副映像パケッ
ト902で構成されている。オーディオパック91は、
パックヘッダ911およびオーディオパケット912で
構成されている。
【0057】記録終了パック92は、パックヘッダ92
1と記録終了パケット922とで構成されている。な
お、図6のビデオパケット882は図示しないパケット
ヘッダを含み、このパケットヘッダにはデコードタイム
スタンプ(DST)およびプレゼンテーションタイムス
タンプ(PTS)が記録されている。また、副映像パケ
ット902およびオーディオパケット912は、それぞ
れ、図示しないパケットヘッダを含み、それらのパケッ
トヘッダには、プレゼンテーションタイムスタンプ(P
TS)が記録されている。
【0058】図7は、図6のナビゲーションパック1パ
ック分の構造を示す。すなわち、1パックのナビゲーシ
ョンパック86は、14バイトのパックヘッダ110、
24バイトのシステムヘッダ111および2つのパケッ
ト(116、117)を含む2010バイトのナビゲー
ションデータで構成される。このナビゲーションデータ
を構成する2つのパケットとは、図6の説明で触れた再
生制御情報(PCI)パケット116およびデータサー
チ情報(DSI)パケット117である。
【0059】PCIパケット116は、6バイトのパケ
ットヘッダ112A、1バイトのサブストリーム識別子
(サブストリームID)112B、および979バイト
のPCIデータ113で構成される。サブストリームI
D112Bの8ビットコード「00000000」によ
りPCIデータ113のデータストリームが指定され
る。
【0060】また、DSIパケット117は、6バイト
のパケットヘッダ114A、1バイトのサブストリーム
識別子(サブストリームID)114B、および101
7バイトのDSIデータ115で構成される。サブスト
リームID114Bの8ビットコード「0000000
1」によりDSIデータ115のデータストリームが指
定される。
【0061】このDSIデータ115には、対応するナ
ビパックが記録開始位置に対応している場合に、記録開
始日時が記録されるようになっている。この記録開始日
時は、PCIデータ113に記録されるようにしても良
い。
【0062】このように構成されたナビゲーションパッ
ク86の1パック分のデータ長は、図2の論理セクタ1
つに相当する2048バイト(2kバイト)となる。図
7のパックヘッダ110およびシステムヘッダ111
は、MPEG2のシステムレーヤで定義される。すなわ
ちパックヘッダ110には、パック開始コード、システ
ムクロックリファレンス(SCR)および多重化レート
の情報が格納され、システムヘッダ111には、ビット
レート、ストリームIDが記載される。システムヘッダ
111には、記録開始フラグが設けられ、対応するナビ
パックが記録開始位置に対応している場合に、オンされ
るようになっている。同様に、PCIパケット116の
パケットヘッダ112AおよびDSIパケット117の
パケットヘッダ114Aには、MPEG2のシステムレ
ーヤに定められているように、パケット開始コード、パ
ケット長およびストリームIDが格納されている。
【0063】図8は、図4の記録終了パック92の1パ
ック分の構造を示す。すなわち、1パックの記録終了パ
ック92は、パックヘッダ921と、記録終了情報が記
録される記録終了パケット920とで、構成されてい
る。記録終了パケット920は、所定のストリームID
(10111111b)を持つパケットヘッダ922
と、サブストリームID(11111111b)923
と、記録開始ナビパックのSCR(逆引きのための情
報)924と、記録開始からのパック数(セクタ数)9
25と、後述する時計により得られる記録終了時間92
6と、このパックが位置するセルを示すセル番号927
とで、構成されている。
【0064】上述したようなパックの構成によれば、各
パックに付与されているストリームIDと、サブストリ
ームとにより、パックの種別を判断できるようになって
いる。
【0065】たとえば、ストリームIDが「10111
101b」のプライベートストリーム1で、サブストリ
ームIDが「10100***b」の場合、リニアPC
M用のオーディオパックと判断され、ストリームIDが
「10111101b」のプライベートストリーム1
で、サブストリームIDが「10000***b」の場
合、AC−3用のオーディオパックと判断され、ストリ
ームIDが「11000***b」あるいは「1101
0***b」で、サブストリームIDが無い場合、MP
EG用のオーディオパックと判断され、ストリームID
が「10111101b」のプライベートストリーム1
で、サブストリームIDが「001*****b」の場
合、副映像用のパックと判断され、ストリームIDが
「10111111b」のプライベートストリーム2
で、サブストリームIDが「00000000b」ある
いは「00000001b」場合、ナビゲーション用の
パックと判断され、ストリームIDが「1011111
1b」のプライベートストリーム2で、サブストリーム
IDが「11111111b」の場合、記録終了パック
と判断される。
【0066】図9は、図1の光ディスク10に図3〜図
8で説明したような構造の情報を用いてデジタル動画情
報を記録再生する装置(DVDビデオレコーダ)の構成
を例示している。
【0067】この記録再生装置は、大きく分けると、記
録媒体である光ディスク10に対して次のような装置が
作用する。まずメインマイクロプロセッサ部(以降メイ
ンMPU部と称する)101は、記録再生装置全体を統
合管理する部分である。
【0068】ディスクドライブ部102はメインMPU
部101からの指令で、光ディスク10の回転制御、光
ディスク10のデータの読み出し、光ディスク10への
データの書き込み機能を含む。光ディスク10の回転制
御は、ディスクモータのサーボ装置を通して行われる。
光ディスク10へのデータの書き込みや光ディスク10
からのデータの読み出しは、レーザビームを扱う光学手
段を用いたピックアップ装置を通して実現される。
【0069】データ処理部103は、記録動作時には、
エンコード部104からの記録データを光ディスク10
に記録するため、16セクタ分を単位とするデータにエ
ラー訂正コードを付加し、また変調を行って記録信号を
生成し、ディスクドライブ部102に与えている。デー
タ処理部103には、一時記憶部105が接続されてお
り、高速アクセスで数分以上の分の記録データを一時的
に保持するために用いられる。
【0070】データ処理部103は、再生動作時には、
再生信号をディスクドライブ部102から受け取り、復
調を行い、エラー訂正処理を行い、復調信号をデコーダ
部106に送る。
【0071】エンコード部104には、外部入力が与え
られる。オーディオビデオ(AV)入力部107からは
オーディオ信号及びビデオ信号を与えることができ、ま
たチューナ部108からもオーディオ信号及びビデオ信
号を与えることができる。またチューナ部108から
は、垂直ブランキング期間の情報として文字情報やクロ
ーズドキャプションデータが存在する場合があるので、
これらのデータもエンコード部104に入力することが
できる。
【0072】オーディオ信号及びビデオ信号は、エンコ
ード部104内のアナログデジタル(A/D)変換部2
01に与えられる。ここでデジタル化されたビデオ信号
は、ビデオエンコード部202に入力され、オーディオ
信号は、オーディオエンコード部203に入力される。
また文字情報やクローズドキャプションデータは、副映
像(SP)エンコード部204に入力される。エンコー
ドされたビデオデータ、オーディオデータ、副映像デー
タは、フォーマッタ部205に入力されて、記録のため
のパケット化、及びパック化される。この時一時保持の
ためにバッファメモリ206が活用される。
【0073】上記のエンコード部202、203、20
4は、当該ファイル全体の時間の基準となるシステムタ
イムクロックを参照し、その値にしたがって各パケット
のプレゼンテーションタイムスタンプ(PTS)及びデ
コーデッドタイムスタンプ(DTS)を決定する。シス
テムタイムクロックは、システムタイムクロック(ST
C)部109より発生されている。フォーマッタ部20
5は、さらに再生時に必要な情報をつけ加えるために、
ビデオの所定単位(GOP)毎(例えば再生時間が0.
4乃至1.2秒程度)にパックのアライメント処理を行
い、GOPの先頭にナビゲーションパック(NVパッ
ク)86(管理情報として利用できる)を付け加えてい
る。データ処理部103は、データ記録の最後のNVパ
ック86内のデータの早送り、逆送り用のデータ領域部
に、各前後のNVパック86のアドレスを記録し、また
管理領域に必要なその他の管理情報を記録する。また、
データ処理部103は、メインMPU部101の管理の
下、記録終了時、一時停止時、あるいは電源中断による
記録終了時に、現在記録しているパックの最後に上記終
了パック92を記録する。
【0074】デコード部106は、データ処理部103
からの再生データであるパック列を受け取る。このパッ
ク列は分離部301に与えられる。分離部301は、各
パックを判定し、ビデオパケットはビデオデコード部3
02ヘ、副映像パケットは副映像(SP)デコード部3
03ヘ、オーディオパケットはオーディオデコード部3
04へそれぞれ転送する。
【0075】また、NVパック86は、いつでもメイン
MPU部101がアクセスできるように分離部301の
内部メモリ301aに次々と保存される。分離部301
から各パケットがそれぞれ対応するデコーダ部へ転送さ
れるときは、指定されている特定のタイミングでPTS
またはDTSがシステムタイムクロック部109に送ら
れロードされ、装置全体の基準時刻を設定する。例えば
メインMPU101が、NVパック86内のPTSをシ
ステムタイムクロック部109にロードするか、または
ビデオデコーダ部302が自動的にビデオデータのDT
SもしくはPTSをシステムクロック部109にセット
する。
【0076】このセットの後は、各デコード部ではパケ
ット内のPTSとシステムクロックとを比較し同期状態
を保ちながらデコード及び再生処理を行う。ビデオデコ
ード部302で復号されたビデオデータ及び副映像デコ
ード部303で復号された副映像データは、ビデオ処理
部305へ入力されて合成される。
【0077】ビデオ処理部305の出力は、NTSC
(PAL)エンコード部306の画像補正部306aで
補正されてNTSC(PAL)に変換されて、ディスプ
レイ部308へ供給される。
【0078】オーディオデコーダ処理部304の出力
は、音声補正部307で補正され、デジタルアナログ
(D/A)変換部309で変換されて、オーディオ出力
部310へ供給される。
【0079】上記ビデオ処理部305から出力されるデ
ジタル映像信号は、CCIR656規格で規定されたデ
ータ方式で、標本化周波数が13.5MHzのY:C
r:Cbが4:2:2の割合の方式で、更に映像データ
内に同期パターン含んでいるため、データ8bitと基
準クロック27MHzだけで画像を送れる利点がある。
【0080】メインMPU部101には、再生PLAY
キー、録画RECキー、停止STOPキー、一時停止キ
ー等からなるキー入力部110、表示部111が接続さ
れている。
【0081】メインMPU部101は、装置全体の統合
管理を行うとともに、編集制御を行う。メインMPU部
101には、ワーク用のメモリ112、録画日時(開始
日時、終了日時)が記憶されているタイマ113、日時
を計時している時計114、コンセントが外されてしま
った際の電源の中断等を監視する電源監視センサ115
が接続されている。このメモリ112は、PGCIを記
憶するワークエリア、再生や編集するPGC番号、セル
番号を記憶するワークエリア等を有している。
【0082】また、上記電源中断となった際に、所定時
間、装置の電源をバックアップする電源バックアップ部
116が設けられている。この電源バックアップ部11
6により、所定時間、装置の電源がバックアップされる
ことにより、上記記録終了パック92が記録できるよう
になっている。
【0083】次に、上記のような構成において、記録動
作を説明する。すなわち、メインMPU部101が録画
命令を受けると、ディスクドライブ部102から管理デ
ータを読み込み、書き込む領域を決定する。次に、決定
された領域にデータを書き込むように管理領域を再設定
し、ビデオデータの書き込みスタートアドレスをディス
クドライブ部102に設定し、データを記録する準備を
行う。
【0084】次に、メインMPU部101はSTC部1
09に時間のリセットを行う。STC部109はシステ
ムの基準時計でこの値を基準にして録画、再生が実行さ
れる。さらに、MPU部はその他、本装置を動作させる
ための各設定を行う。
【0085】ビデオ信号の流れは、次のようになる。ま
ず、TVチューナ部108またはAV入力部107より
入力されたAV信号がアナログデジタル変換され、映像
信号はビデオエンコード部201、オーディオ信号はオ
ーディオエンコード部203、また、テレビチューナ部
108からのクローズドキャプション信号、または文字
放送等のテキスト信号は副映像(以下SPと略す)エン
コード部204へそれぞれ入力される。
【0086】各エンコード部202、203、204
は、それぞれの信号を圧縮し、PTS、DTSを設定し
てパケット化する。その後、パケットはフォーマッタ部
205に入力される。
【0087】フォーマッタ部205はバッファメモリ2
06へビデオ、音声、副映像に対応する各パケットデー
タを一時保存し、その後、入力された各パケットデータ
をストリーム化(パック化)する。再生時に必要な情報
を付け加えるため、ビデオのGOP毎にパックのアライ
ンメントを行い、前記GOPの頭にNVパックを追加す
る。パック化されたデータは、データ処理部103へ入
力する。
【0088】データ処理部103は16パック毎にまと
めてECC(エラー訂正コード)ブロックとして、EC
Cをつけてディスクドライブ部102へ送る。ただし、
ディスクドライブ部102が光ディスク10への記録準
備が出来ていない場合には、一時記憶部105へ転送
し、データを記録する準備が出来るまで待ち、用意が出
来た段階で記録を開始する。ここで、一時記憶部105
は高速アクセスで数分以上の記録データを保持するた
め、大容量メモリが好ましい。
【0089】また、録画終了時に、現在記録しているパ
ックの最後に上記終了パック92を記録し、ボリューム
/ファイル管理領域70、制御情報DA21に終了後に
必要な情報を記録して録画動作を終了する。制御情報D
A21の再生制御情報DA211に、記録開始位置のナ
ビパック86の物理セクタアドレスが記録される。
【0090】次に、録画時のデータ処理を、図9に示す
フローチャートを参照しつつ説明する。すなわち、キー
入力部110の録画RECキー、あるいはタイマ113
により録画の開始が指示された際に、メインMPU部1
01は、ディスクドライブ部102を制御して光ディス
ク10からボリューム/ファイル管理情報70を読み込
み(ST1)、ボリューム/ファイル管理情報70の使
用状況により空き容量をチェックし(ST2)、空き容
量がない場合には、その旨「録画スペースがありませ
ん」を表示し(ST3)、終了する。
【0091】上記ステップ2のチェックの結果、空き容
量がある場合、メインMPU部101は、ボリューム/
ファイル管理情報70により書き込みアドレスを決定
し、空き容量をメモリ112に記憶する(ST4)。
【0092】また、メインMPU部101は、記録制御
情報DA212などの制御情報DA21によりファイル
管理情報を作成し、ボリューム/ファイル管理情報70
として光ディスク10に記録する(ST5)。
【0093】また、メインMPU部101は、録画モー
ドにしたがって、各エンコード部202、203、20
4(記録レートの設定、STCのリセット)、ドライブ
部102(書き込みアドレスのドライブ部への設定)、
フォーマッタ部205(PGC、CEL区切り情報設
定)等に初期値を設定する(ST6)。
【0094】さらに、メインMPU部101は、各エン
コード部202、203、204へ録画開始命令を設定
する(ST7)。これにより、録画が開始される。この
際、録画開始時の先頭のナビパック86には、システム
ヘッダ内の記録開始フラグがオンされ、DSIデータ内
に時計114が計時している日時が記録開始日時として
記録される。
【0095】ついで、メインMPU部101は、録画終
了STOPキーが入力されると(ST8)、ステップ1
7へ進む。また、録画の途中で、コンセント等が抜かれ
て電源がオフとなったことが電源監視センサ115によ
り検知されると、メインCPU101は、電源中断を判
断し(ST9)、メモリ112に記録されている記録開
始ナビパックのSCRと記録開始からのパック数、時計
114からの記録終了時間、現在記録しているセルのセ
ルID番号からなる記録終了情報と記録終了パックの記
録指示とをデータ処理部103に出力する(ST1
0)。データ処理部103は、供給される記録終了パッ
クの記録指示により、記録終了情報に記録終了パックに
対するストリームIDを有するパケットヘッダとサブス
トリームIDとパックヘッダを付与して記録終了パック
を生成し、現在光ディスク10に記録しているパックの
最後に記録する(ST11)。
【0096】また、メインMPU部101は、PGCの
切り分け情報があるかをフォーマッタ部205のステー
タスによりチェックし(ST12)、切り分け情報があ
る場合には、フォーマッタ部205より切り分け情報を
読取りメモリ112に保存する(ST13)。
【0097】上記ステップ12のチェックにより、切り
分け情報がない場合、メインMPU部101は、上記メ
モリ112に記憶した空き容量とデータ記録量により残
り容量を算出し(ST14)、残り容量が少ない場合に
は、それに対応する処理(記録レートの変更等)を行う
(ST15)。
【0098】メインMPU部101は、記録容量が十分
ある場合(ST16)、ステップ8に戻り、記録容量が
ない場合(ST16)、録画終了処理を行う(ST1
7)。すなわち、メインMPU部101は、上記電源中
断時と同様に現在光ディスク10に記録しているパック
の最後に記録終了パック92を作成し光ディスク10に
記録し、各エンコード部202、203、204の初期
化、フォーマッタ部205の初期化、ドライブ部102
の停止命令発行を行い、記録制御情報DA212などの
制御情報DA21によりファイル管理情報を作成し光デ
ィスク10に記録する。
【0099】次に、記録中断後の光ディスク10の装填
処理について、図10に示すフローチャートを参照しつ
つ説明する。すなわち、光ディスク10が装置に装填さ
れた際、メインMPU部101によりボリューム/ファ
イル管理情報を読み込む(ST21)。メインMPU部
101は、この読み込んだボリューム/ファイル管理情
報において、各録画ごとの記録開始アドレスと記録終了
アドレスとが対になって記録されているか否かを確認
し、記録開始アドレスだけの場合、録画の中断を判断し
(ST22)、復活処理を行う(ST23)。
【0100】次に、復活処理について、図11のフロー
チャートを参照しつつ説明する。すなわち、メインMP
U部101は、記録開始アドレスに対応するナビパック
86を読出し(ST31)、記録開始フラグと記録開始
日時により録画開始を確認する(ST32)。この確認
後、メインMPU部101は、上記録画開始のナビパッ
ク86に続くパックのストリームIDとサブストリーム
IDを順次チェックし(ST33)、記録終了パックを
検索する(ST34)。
【0101】メインMPU部101は、記録終了パック
を判断した際(ST35)、この判断した記録終了パッ
クの論理アドレスを上記記録終了アドレスとしてボリュ
ーム/ファイル管理情報70に登録し(ST36)、復
活処理を終了する。
【0102】なお、上記実施例では、ボリューム/ファ
イル管理情報に記録ごとの記録開始情報として記録開始
のナビパックの物理アドレスと、記録終了情報としての
記録終了パックの物理アドレスとが記録される場合につ
いて説明したが、これに限らず、記録開始日時と記録終
了日時が記録されるものであっても良い。
【0103】また、上記実施例では、ボリューム/ファ
イル管理情報に録画に対する記録終了日時が記録されて
いない際に、記録中断を判断するようにしたが、これに
限らず、ボリューム/ファイル管理情報に記録中断フラ
グを用意し、記録中断時にそのフラグがオン(記録)で
きるだけの電源バックアップがなされ、そのフラグのオ
ンにより記録中断を判断するようにしても良い。
【0104】また、復活処理として、光ディスク上のす
べてのパックをチェックし、すべての記録開始フラグの
付与されているナビパックこのナビパックに対応する記
録終了パックとにより、記録会位置と記録終了位置を復
活するようにしても良い。
【0105】また、上記実施例では、記録の正常終了
時、記録の中断時に、最終パックの後に記録終了パック
を記録する場合について説明したが、データの上書きの
場合には、記録終了パックとナビパックとを記録するよ
うにしても良い。
【0106】また、一時停止時に、記録終了パックを記
録するようにしても良い。ただし、この場合、記録終了
パック内に一時停止を示すフラグを付与する。上記した
ように、データがパック単位に記録されるデータ領域と
このデータ領域の記録状態等の管理データが記録される
管理領域が分離している光ディスクにデータを記録した
り記録されているデータを再生するものにおいて、電源
中断時に、電源をバックアップすることにより、記録最
終段に記録終了パックを記録し、その後に光ディスクが
装填された際に、その記録終了パックを検索することに
より、記録位置を復活するようにしたものである。
【0107】これにより、電源切断などで管理データを
書き換えることができず、次回以降の記録あるいは再生
がうまく行われなくなったり、新たな記録ができなくな
ったりすることを防止できる。
【0108】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、データが記録されるデータ領域とこのデータ領域の
記録状態等の管理データが記録される管理領域が分離し
ている記録媒体にデータを記録したり記録されているデ
ータを再生するものにおいて、電源切断などで管理デー
タを書き換えることができず、次回以降の記録あるいは
再生がうまく行われなくなったり、新たな記録ができな
くなったりすることを防止できる記録媒体と記録再生装
置を提供することを目的としている。
【図面の簡単な説明】
【図1】光ディスクの構造を説明する斜視図。
【図2】光ディスクのデータ記録領域とそこに記録され
るデータの記録トラックとの対応関係を説明する図。
【図3】光ディスクに記録される情報の階層構造を説明
する図。
【図4】ビデオオブジェクトセットに含まれる情報の階
層構造を説明する図。
【図5】再生データのセルと各プログラムチェーン情報
PGCIを説明するための図。
【図6】図4の階層構造の最下層パックの内容を説明す
る図。
【図7】ナビゲーションパックの内容を説明する図。
【図8】記録終了パックの内容を説明する図。
【図9】デジタル動画情報を記録再生する装置の構成を
説明するブロック図。
【図10】記録処理を説明するためのフローチャート。
【図11】記録中断後の装填処理を説明するためのフロ
ーチャート。
【図12】復活処理を説明するためのフローチャート。
【符号の説明】
10…光ディスク 101…メインMPU部 102…ディスクドライブ部 103…データ処理部 104…エンコード部 105…一時記憶部 106…デコード部 107…オーディオビデオ入力部 108…チューナ部 109…STC部 110…キー入力部 111…表示部 112…メモリ 113…タイマ 114…時計 115…電源監視センサ 116…電源バックアップ部 201…A/D変換部 202…ビデオエンコード部 203…オーディオエンコード部 204…SPエンコード部 205…フォーマッタ部 206…バッファメモリ 301…分離部 302…ビデオデコード部 303…SPデコード部 304…オーディオエンコード部 305…ビデオ処理部 306…NTSC(PAL)エンコード部 308…ディスプレイ部 309…D/A変換部 310…オーディオ出力部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データがパック単位に記録されるデータ
    領域とこのデータ領域の記録状態等の管理データが記録
    される管理領域が分離している記録媒体において、 データの記録終了時やデータの記録中断時に、終了情報
    が記録された記録終了パックが記録されることを特徴と
    する記録媒体。
  2. 【請求項2】 上記パックが、制御用のパック、ビデオ
    データ用のパック、オーディオデータ用のパック、サブ
    ピクチャー用のパック、終了情報が記録された記録終了
    パックにより構成されていることを特徴とする請求項1
    に記載の記録媒体。
  3. 【請求項3】 上記記録終了パックの終了情報が、記録
    開始からのパック数、記録終了時間であることを特徴と
    する請求項1に記載の記録媒体。
  4. 【請求項4】 データがパック単位に記録されるデータ
    領域とこのデータ領域の記録状態等の管理データが記録
    される管理領域が分離している記録媒体において、 データの記録開始時、開始情報が記録された記録開始パ
    ックが記録され、この記録開始パックの記録位置に対応
    する情報が上記管理領域内に記録され、 データの記録終了時やデータの記録中断時に、終了情報
    が記録された記録終了パックが記録され、この記録終了
    パックの記録位置に対応する情報が上記管理領域内に記
    録されることを特徴とする記録媒体。
  5. 【請求項5】 上記パックが、制御用のパック、ビデオ
    データ用のパック、オーディオデータ用のパック、サブ
    ピクチャー用のパック、終了情報が記録された記録終了
    パックにより構成されていることを特徴とする請求項4
    に記載の記録媒体。
  6. 【請求項6】 上記記録終了パックの終了情報が、記録
    開始パックの時間、記録開始からのパック数、記録終了
    時間であることを特徴とする請求項4に記載の記録媒
    体。
  7. 【請求項7】 データがパック単位に記録されるデータ
    領域とこのデータ領域の記録状態等の管理データが記録
    される管理領域が分離している記録媒体にデータを記録
    したり記録されているデータを再生する記録再生装置に
    おいて、 データ記録開始時に、記録開始を示す記録開始パックを
    記録し、供給されるパック化されたデータを順次記録
    し、データ記録終了時に、記録終了を示す記録終了パッ
    クを記録し、上記記録開始パックのアドレスと上記記録
    終了パックのアドレスとを上記管理領域に記録する第1
    の記録手段と、 この第1の記録手段によるデータの記録中に、電源中断
    時、所定時間、電源をバックアップするバックアップ手
    段と、 このバックアップ手段により所定時間、電源がバックア
    ップされている間に、上記中断された記録中の最終部に
    記録終了を示す記録終了パックを記録する第2の記録手
    段と、 を具備したことを特徴とする記録再生装置。
  8. 【請求項8】 上記記録終了パックが、記録開始パック
    の時間、記録開始からのパック数、記録終了時間などの
    終了情報を記録していることを特徴とする請求項7に記
    載の記録媒体。
  9. 【請求項9】 上記記録開始パックが、記録開始を示す
    フラグと記録開始日時などの開始情報を記録しているこ
    とを特徴とする請求項7に記載の記録媒体。
  10. 【請求項10】 データがパック単位に記録されるデー
    タ領域とこのデータ領域の記録状態等の管理データが記
    録される管理領域が分離している記録媒体にデータを記
    録したり記録されているデータを再生する記録再生装置
    において、 データ記録開始時に、記録開始を示す記録開始パックを
    記録し、供給されるパック化されたデータを順次記録
    し、データ記録終了時に、記録終了を示す記録終了パッ
    クを記録し、上記記録開始パックのアドレスと上記記録
    終了パックのアドレスとを上記管理領域に記録する第1
    の記録手段と、 この第1の記録手段によるデータの記録中に、電源中断
    時、所定時間、電源をバックアップするバックアップ手
    段と、 このバックアップ手段により所定時間、電源がバックア
    ップされている間に、上記中断された記録中の最終部に
    記録終了を示す記録終了パックを記録する第2の記録手
    段と、 上記記録媒体の装填時、上記管理領域内に記録に対する
    記録終了アドレスが記録されていない際に、記録時の電
    源中断を判断する判断手段と、 この判断手段により記録時の電源中断を判断した際、記
    録開始アドレスの次のパックから順に検索する検索手段
    と、 この検索手段により記録終了パックを検索した際に、そ
    の記録終了パックのアドレスを終了アドレスとして上記
    管理領域に記録する第3の記録手段と、 を具備したことを特徴とする記録再生装置。
  11. 【請求項11】 上記記録終了パックが、記録開始パッ
    クの時間、記録開始からのパック数、記録終了時間など
    の終了情報を記録していることを特徴とする請求項10
    に記載の記録媒体。
  12. 【請求項12】 上記記録開始パックが、記録開始を示
    すフラグと記録開始日時などの開始情報を記録している
    ことを特徴とする請求項10に記載の記録媒体。
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