JPH11259187A - 電源装置 - Google Patents

電源装置

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JPH11259187A
JPH11259187A JP10062851A JP6285198A JPH11259187A JP H11259187 A JPH11259187 A JP H11259187A JP 10062851 A JP10062851 A JP 10062851A JP 6285198 A JP6285198 A JP 6285198A JP H11259187 A JPH11259187 A JP H11259187A
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JP
Japan
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power supply
circuit
secondary battery
adapter
main body
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JP10062851A
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English (en)
Inventor
Toru Yao
徹 八尾
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、2次電池を内蔵した携帯用
小型電気機器において、電気機器本体及び2次電池が電
力供給を必要としなくなった場合、ACアダプターへの
AC入力を遮断して、不必要な電力消費を減らし、AC
アダプターや電気機器本体、2次電池の発熱、発火を防
止できる安全な電源装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 2次電池21を内蔵する電気機器本体2
に接続するACアダプター1内にAC入力をON/OF
Fするスイッチ10とAC/DC変換回路11とACア
ダプター制御回路12を備え、電気機器本体2からの状
態信号によって、ACアダプター制御回路12がスイッ
チ10をOFFして、AC入力を遮断できるよう構成す
ることにより、省電力化に対応した安全な電源装置が得
られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気機器本体に内
蔵した2次電池を含む電源回路とAC入力を制御するこ
とができるACアダプターを備えた電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ノートブック型コンピュータなどの小型
の電気機器は、AC電源をDC電源に変換するACアダ
プターを介して、電力が供給されるのが一般的である。
【0003】また、携帯可能にするため、ワイヤレスで
電気機器の使用が可能なように電気機器の電源回路に2
次電池を内蔵しているものが多い。この2次電池も、電
気機器内部または専用の充電器の電源回路内で、ACア
ダプターの接続によって充電される。
【0004】図2に、従来の電源装置の構成図を示す。
図2において、31はACアダプター、40はACアダ
プター31内蔵のAC/DC変換回路で、変圧回路4
1、整流回路42、出力安定化回路43で構成されてい
る。32は電気機器本体、33はAC/DC変換回路4
0から供給されるDC/DC変換回路、34は2次電池
36の充電回路、35は電気機器本体32内蔵の電源制
御回路、36は電気機器本体32内蔵の2次電池であ
る。
【0005】AC/DC変換回路40は、プラグ51を
介したAC電源を入力として、変圧回路41、整流回路
42、出力安定化回路43を経てDC電力を常に出力し
ている。このDC電力はDC/DC変換回路33により
所定のDC電圧に変換されて電気機器本体32の電気回
路や電気部品(図示を省略)に供給する。
【0006】充電回路34は、DC/DC変換回路33
からDC出力を受けて、電源制御回路35の制御のもと
に、2次電池36を充電する。
【0007】電源制御回路35は、AC電源の停電やA
Cプラグ51がAC電源コンセントに差し込まれていな
い状態を検出すると、電気機器本体32の電気回路や電
気部品への給電を、AC電源から2次電池36に自動的
に切り替えて電気機器本体32の動作を可能にする。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の電源装置は、ACプラグがAC電源コンセント
に差し込まれている状態で、ACアダプターから電気機
器本体を外した場合でも、ACアダプター内ではAC電
源をDC電圧に変換して、出力する動作が機能し続ける
ため、ACアダプター出力端が開放になることで、電源
ラインとグランドの短絡や、電流の漏洩等、使用者に危
険が生じる可能性がある。
【0009】また、AC/DC変換回路内の変圧回路
や、整流回路、出力安定化回路で、わずかながらも電力
を消費するため、エネルギー節約の動向に反するし、A
Cアダプター内での発熱や発火等の問題が発生する心配
もある。
【0010】また、ACアダプターに電気機器本体を接
続した状態においても、電気機器本体のスイッチをOF
F状態にして動作させない場合、または、内部の2次電
池が接続されていないか、すでに満充電のため、これ以
上充電する必要がない場合、ACアダプターから電力を
供給する必要がない。しかし、前述どおり、ACアダプ
ター内ではAC電源をDC電圧に変換して、出力する動
作が機能し続けるため、電気機器本体や内部の2次電池
に対して、過剰な電圧・電流やストレスを与えることに
もなりかねない。
【0011】また、同じく前述したAC/DC変換回路
内での電力消費に加えて、電気機器本体内でも電力消費
が起こる可能性もあるため、無駄な電力消費が増えると
ともに、発熱、発火の危険性も増す。
【0012】本発明は上記の課題を解決して、不必要な
電力消費を減らし、ACアダプターや電気機器本体、2
次電池の発熱、発火を防止できる安全な電源装置を提供
することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の電源装置は、電気機器本体内にあって2次電
池を含む電源回路と、電気機器本体の外部にあり、電気
機器本体の電源回路と信号線で接続され、AC/DC変
換回路とそのAC入力側にスイッチが設けられたACア
ダプターを備え、前記ACアダプターが前記電気機器本
体へ電力供給を不必要であることを検出した場合、前記
ACアダプター内のスイッチを切り、AC入力を遮断す
るように構成する。
【0014】また、ACアダプターは、2次電池の充電
回路をも備え、充電回路に接続される予備の2次電池へ
の充電と、電気機器本体への電力供給が同時に行うこと
ができるもので、電気機器本体への電力供給と、充電回
路に接続される2次電池への充電の両方が不必要である
ことを検出した場合、スイッチを切り、AC入力を遮断
するように構成する。
【0015】本発明によれば、不必要な電力消費を減ら
し、ACアダプターや電気機器本体、2次電池の発熱、
発火を防止できる安全な電源装置が得られる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、電気機器本体内にあって2次電池を含む電源回路
と、前記電気機器本体の外部にあり、前記電源回路と電
源線および信号線で接続され、AC/DC変換回路とA
C入力側にスイッチとACアダプター制御回路が設けら
れたACアダプターを備え、前記ACアダプター制御回
路が前記信号線からの信号によって前記電気機器本体へ
電力供給を不必要であることを検出した場合、前記スイ
ッチを切り、AC入力を遮断するように構成した電源装
置であり、ACプラグがAC電源コンセントに差し込ま
れている状態で、ACアダプターから電気機器本体を外
した場合や、ACアダプターに接続した状態で、電気機
器本体を動作させない場合、また電気機器本体内部の2
次電池を充電する必要が無い場合に、不必要な電力消費
を減らし、ACアダプターや電気機器本体、2次電池の
発熱、発火を防止できるという作用が得られる。
【0017】本発明の請求項2に記載の発明は、電気機
器本体への電力供給と予備の2次電池への充電とを同時
に行うことができる充電回路と、前記電気機器本体への
電力供給と前記の予備の2次電池への充電の両方が不必
要であることを検出した場合、前記スイッチを切り、A
C入力を遮断するように制御するACアダプター制御回
路を備えた請求項1記載の電源装置で、ACアダプター
が2次電池の充電器を兼用する場合であっても、本発明
の請求項1と同様の作用が得られる。
【0018】以下、本発明の電源装置の実施の形態を、
図1を参照しながら説明する。 (実施の形態1)図1は、本発明の電源装置の実施の形
態1の構成図である。
【0019】図1において、1はACプラグ3でAC電
源と接続されるACアダプターで、リレー等を使用して
電気的にも、機構的に手動でも開閉可能なスイッチ10
を介して、変圧回路110、整流回路111、出力安定
化回路112で構成されてACプラグ3に接続されるA
C/DC変換回路11と、ACアダプター制御回路12
と充電回路13を内蔵している。
【0020】2は電気機器本体で、手動のスイッチ24
とDC/DC変換回路22と、電源制御回路20と、充
電回路23と、2次電池21を含む電源回路を内蔵して
おり、この電源回路はACアダプター1と接続部材であ
るコネクタ14とケーブル15で接続されている。
【0021】18は予備の2次電池で、ACアダプター
1内の充電回路13とACアダプター制御回路12に接
続部材であるコネクター16とケーブル17によって接
続されている。
【0022】AC/DC変換回路11は、AC電源から
DC電圧を出力する回路で、電気機器本体2へコネクタ
14とケーブル15を介して電力を供給し、同時にAC
アダプター1内の充電回路13にも電力を供給する。
【0023】ACアダプター1内の充電回路13は、コ
ネクタ16とケーブル17を介して接続される予備の2
次電池18をAC/DC変換回路11からの電力供給を
受けて充電する。また、AC/DC変換回路11から給
電される電圧や電流の異常の検出や、2次電池18への
充電電圧や電流を調整する。
【0024】DC/DC変換回路22は、スイッチ24
をON状態にすることで、AC/DC変換回路11、ま
たは、2次電池21から供給される単一DC電圧を電気
機器本体2内の各部品や回路に応じた安定した電圧レベ
ルに変換して出力する回路で、入力される電圧や電流の
異常を検出したり、出力電圧を調整する機能を持ってい
る。
【0025】電気機器本体2内の充電回路23は、内蔵
されている2次電池21をAC/DC変換回路11から
の電力供給により充電する。また、AC/DC変換回路
11から給電される電圧や電流の異常の検出や、2次電
池21への充電電圧や電流を調整する。
【0026】電源制御回路20は、DC/DC変換回路
22や充電回路23で検出されたDC電圧の入力状態
や、2次電池21からの充電状況や温度情報を取り込
み、DC/DC変換回路22や充電回路23からの出力
電力を制御したり、コネクタ14とケーブル15を介し
てACアダプター1内のACアダプター制御回路12に
情報を送る回路である。
【0027】ACアダプター制御回路12は、充電回路
13で検出されたDC電圧の入力状態や予備の2次電池
18からの充電状況や温度情報、さらには電気機器本体
2内の電源制御回路20の情報を取り込み、スイッチ1
0の開放や、AC/DC変換回路11からのDC出力や
充電回路13からの充電出力を制御する回路である。
【0028】次に、実施の形態1の電源装置の動作につ
いて説明する。使用者がACアダプター1を電気機器本
体2に接続して使用する場合、即ち、スイッチ10がO
N状態でAC/DC変換回路11がDC/DC変換回路
22にDC出力を給電する場合に、電気機器本体2に2
次電池21を内蔵していれば、充電回路23から2次電
池21への充電と電気機器本体2の動作が同時に行われ
る。
【0029】電気機器本体2内の電源制御回路20は、
DC/DC変換回路22から、電気機器本体2のスイッ
チ24がON状態であるか、OFF状態にあるかを検出
し、OFF状態にある場合、ACアダプター制御回路1
2に信号E1を送る。DC/DC変換回路22から電圧
・電流異常を検知した場合、同じくACアダプター制御
回路12に信号E2を送って知らせる。
【0030】また、電源制御回路20は、2次電池21
から充電状況信号C1を検出し、満充電時は充電回路2
3からの充電出力を停止するとともに、ACアダプター
1内のACアダプター制御回路12に信号D1を送る。
2次電池21から温度状況信号C2を検出して、異常が
あれば、同じくACアダプター制御回路12に信号D2
を送って知らせる。
【0031】ACアダプター1内のACアダプター制御
回路12は,電気機器本体2からの信号E1とD1の両
方を受けた場合、スイッチ10をOFF状態に切り替
え、AC入力を遮断し、AC/DC変換回路11のDC
出力V1を止めるように制御して、不必要な電力消費を
減らし、ACアダプター1や電気機器本体2の発熱、発
火を防止する。
【0032】また、ACアダプター制御回路12が信号
E2もしくはD2を受けた場合は、直ちにスイッチ10
をOFF状態に切り換え、安全性を確保する。
【0033】また、ACプラグ3がAC電源コンセント
に差し込まれている状態で、ACアダプター1から、電
気機器本体2を外した場合、ACアダプター1内のAC
アダプター制御回路12は、電気機器本体2内の電源制
御回路20から入力される信号が無いことを検出して電
力を供給すべき電気機器本体2が無いことを認識し、ス
イッチ10をOFF状態に切り換える。
【0034】コネクタ16に予備の2次電池18を接続
することで、充電回路13から2次電池18への充電が
行われる。
【0035】予備の2次電池18の充電出力状態信号A
は充電回路13によって検出され、ACアダプター制御
回路12に送られる。もし、電圧、電流に異常があれ
ば、ACアダプター制御回路12は、スイッチ10のO
FF状態に切り換える。同じくACアダプター制御回路
12は予備の2次電池18から温度状況信号B2を検出
して、異常があれば、充電回路13からAC入力を遮断
して、AC/DC変換回路11のDC出力V2を止め、
充電回路13からの充電出力を止めるように制御して、
安全を確保する。
【0036】また、ACアダプター制御回路12は、予
備の2次電池18から充電状況信号B1を検出し、満充
電時には、電気機器本体2からの信号E1とD1の両方
を受信しているか、または電気機器本体2が接続されて
いないことを検出していれば、スイッチ10をOFF状
態に切り換え、AC入力を遮断してACアダプター1や
2次電池18の発熱、発火を防止する。
【0037】AC入力遮断後は、使用者によって電力供
給が必要と判断した場合は、ACアダプター1内のスイ
ッチ10を手動にてON状態にすることによって、AC
入力を再開できる。
【0038】
【発明の効果】以上に説明したように本発明によれば、
ACプラグがAC電源コンセントに差し込まれている状
態で、ACアダプターから電気機器本体を外した場合
や、電気機器本体を接続した状態でも電気機器本体のO
N/OFFスイッチをOFF状態にした場合で、2次電
池を接続している時は、その2次電池が満充電状態であ
る場合などACアダプターから電力を供給する必要がな
い場合、ACアダプターへのAC入力が自動的に遮断さ
れるため、ACアダプター、電気機器本体、2次電池で
の待機電力を低減して、各機器での発熱や発火等の事故
発生を防止することができる。
【0039】また、ACアダプター、電気機器本体、2
次電池で異常状態の発生が検知された場合、直ちに自動
的にAC入力が遮断されることで、使用者に対して安全
性が保証される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電源装置の実施の形態1の構成図
【図2】従来の電源装置の構成図
【符号の説明】
1 ACアダプター 2 電気機器本体 3 プラグ 10 スイッチ 12 ACアダプター制御回路 13 充電回路 18 2次電池 20 電源制御回路 21 2次電池 22 DC/DC変換回路 23 充電回路 24 スイッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電気機器本体内にあって2次電池を含む電
    源回路と、前記電気機器本体の外部にあり、前記電源回
    路と電源線および信号線で接続され、AC/DC変換回
    路とAC入力側にスイッチとACアダプター制御回路が
    設けられたACアダプターを備え、前記ACアダプター
    制御回路が前記信号線からの信号によって前記電気機器
    本体へ電力供給が不必要であることを検出した場合、前
    記スイッチを切り、AC入力を遮断するように構成した
    電源装置。
  2. 【請求項2】電気機器本体への電力供給と予備の2次電
    池への充電とを同時に行うことができる充電回路と、前
    記電気機器本体への電力供給と前記の予備の2次電池へ
    の充電の両方が不必要であることを検出した場合、前記
    スイッチを切り、AC入力を遮断するように制御するA
    Cアダプター制御回路とが設けられた請求項1記載の電
    源装置。
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