JPH11259179A - 電子機器、温度管理制御方法、及び記憶媒体 - Google Patents

電子機器、温度管理制御方法、及び記憶媒体

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JPH11259179A
JPH11259179A JP10055634A JP5563498A JPH11259179A JP H11259179 A JPH11259179 A JP H11259179A JP 10055634 A JP10055634 A JP 10055634A JP 5563498 A JP5563498 A JP 5563498A JP H11259179 A JPH11259179 A JP H11259179A
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JP
Japan
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temperature
set temperature
driving
electronic device
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JP10055634A
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English (en)
Inventor
Kazuhisa Kawakami
和寿 川上
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D10/00Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子機器内部に配された制御基板上に設けら
れ、駆動に伴って発熱する素子と、前記素子の温度及び
前記電子機器内部の雰囲気温度を低下させるために駆動
される放熱手段とを具備した電子機器の温度管理制御に
おいて、前記素子及び電子機器内部の雰囲気の温度上昇
を抑制してこれらの温度を適当に管理でき、かつ放熱手
段の駆動による騒音の発生、電力消費を最小限に抑えら
れるようにする。 【解決手段】 温度管理制御を行うサブCPUは、MP
U温度T1と雰囲気温度T2を読み込み(S1,S
2)、これらを予め設定された温度と比較する(S4,
S6,S8,S10)。その結果により、放熱用ファン
モータを第1の駆動電圧で駆動する(S5)か、停止さ
せる(S7,S11)か、或いは第1の駆動電圧より高
い第2の駆動電圧で駆動する(S9)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器内部に配
された制御基板上に設けられ、駆動に伴って発熱する素
子と、前記素子の温度及び前記電子機器内部の雰囲気温
度を低下させるために駆動される放熱手段とを具備した
電子機器、その温度管理制御方法、及びその温度管理制
御手順のプログラムを記憶した記憶媒体に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータ、プリンタ等、機器
内部に配された制御基板上にMPU(マイクロプロセッ
サ・ユニット)が設けられる電子機器の分野では、MP
Uの高性能化に伴い、MPUの発熱が問題となってい
る。また、制御基板上にはMPU以外にも発熱する部品
が数多く実装されており、これら電気・電子部品の発熱
が、電気・電子部品自身の動作不良、あるいはコンピュ
ータ内部に実装されたデバイスの動作不良を引き起こす
原因となっており、MPUの昇温状態を管理するととも
に、機器内部の昇温状態を管理する必要が生じてきた。
【0003】特に、プリンタと一体化された電子機器の
一例としてのインクジェット方式のプリンタを内蔵した
コンピュータにおいては、プリンタ内外の雰囲気温度の
管理がインク及びインクヘッドの保全性という観点から
重要となってきた。
【0004】このようなコンピュータ等の電子機器に用
いられる従来からの放熱対策の一つとして、モータ駆動
による放熱ファンの機内設置があげられる。一般に、放
熱用ファンにおいては、そのモータの駆動が機器本体の
メインスイッチのオン・オフ操作に連動して行われるも
のが多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の電子機器においては、機器本体のメインスイッチが
オンされている状態では、MPU及び筐体内雰囲気の温
度上昇を抑制するために、常時、ファンモータが駆動し
ているため、ファンモータの駆動音が常時発生して騒音
の原因となったり、携帯用のコンピュータ等において
は、ファンモータの消費電力によるバッテリーの寿命低
下等の問題点があった。
【0006】本発明は、上述したような従来の技術が有
する問題点に鑑みてなされたものであって、電子機器内
部に配された制御基板上に設けられ、駆動に伴って発熱
する素子と、前記素子の温度及び前記電子機器内部の雰
囲気温度を低下させるために駆動される放熱手段とを具
備した電子機器、その温度管理制御方法、及びその温度
管理制御手順のプログラムを記憶した記憶媒体におい
て、前記素子及び電子機器内部の雰囲気の温度上昇を抑
制してこれらの温度を適当に管理でき、かつ放熱手段の
駆動による騒音の発生、電力消費を最小限に抑えられる
ようにすることを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明によれば、電子機器内部に配された制御基板
上に設けられ、駆動に伴って発熱する素子と、前記素子
の温度及び前記電子機器内部の雰囲気温度を低下させる
ために駆動される放熱手段とを具備した電子機器、その
温度管理制御方法、及びその温度管理制御手順のプログ
ラムを記憶した記憶媒体において、前記素子の温度と電
子機器内部の雰囲気温度を検出し、検出された前記素子
温度と電子機器内部の雰囲気温度に基づいて、少なくと
も、前記放熱手段の駆動、停止、及び駆動電力を制御し
て前記素子の温度及び電子機器内部の雰囲気温度を管理
するようにした。
【0008】より具体的には、前記検出された雰囲気温
度と素子温度とをそれぞれ予め設定された温度と比較
し、前記雰囲気温度が第1の設定温度より高い場合、ま
たは、前記素子温度が第2の設定温度より高い場合は、
前記放熱手段を第1の駆動電力で駆動させ、前記雰囲気
温度が前記第1の設定温度より低い第3の設定温度以下
であり、かつ、前記素子温度が前記第2の設定温度より
低い第4の設定温度以下である場合は、前記放熱手段の
駆動を停止させ、前記雰囲気温度が第5の設定温度より
高い場合、または、前記素子温度が第6の設定温度より
高い場合は、前記放熱手段を前記第1の駆動電力より大
きな第2の駆動電力で駆動させ、前記雰囲気温度が前記
第5の設定温度より低い第7の設定温度以下であり、か
つ、前記素子温度が前記第6の設定温度より低い第8の
設定温度以下である場合は、前記放熱手段の駆動を停止
させるようにした。
【0009】さらに、前記検出された雰囲気温度が第9
の設定温度より高い場合、または、検出された素子温度
が第10の設定温度より高い場合は、前記素子を動作さ
せるクロック信号の周波数を通常より低くさせるように
した。
【0010】さらに、前記クロック信号の周波数を通常
より低くさせた後で、前記検出された雰囲気温度が第1
1の設定温度以下であり、かつ、前記検出された素子温
度が第12の設定温度以下になった場合は、前記クロッ
ク信号の周波数を通常の周波数に戻させるようにした。
【0011】さらに、前記検出された雰囲気温度が第1
3の設定温度より高い場合、または、前記検出された素
子温度が第14の設定温度より高い場合は、電子機器の
電源供給を遮断させるようにした。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態としての
電子機器について図面を参照して説明する。
【0013】〈第1の実施形態〉本発明の第1の実施形
態を図1〜図11により説明する。
【0014】まず、図1は、本発明の実施形態としての
インクジェットプリンタを内蔵したコンピュータの外観
斜視図である。
【0015】図1に示すコンピュータは、外部から情報
を入力するための入力装置としてのキーボード43と、
キーボード43から入力された情報により処理された情
報が表示される表示装置としての液晶ディスプレイ42
と、上ケース1と、下ケース2とを含む構成となってい
る。
【0016】次に、図2は、図1に示した下ケース2側
の部品構成例を示す分解斜視図である。
【0017】図2において、101は、情報カードコネ
クタであるICカードコネクタ85(図6参照)が実装
され、コンピュータ本体の外部から情報カードであるI
Cカード86(図6参照)が挿入されることによりデー
タの入出力を制御するI/Oボードである。
【0018】102は、ACアダプタ用コネクタ、イン
ターフェイスコネクタ及びマウスコネクタが実装され、
I/Oボード101と接続されることにより電源を供給
するパワーサプライボードである。
【0019】103は、I/Oボード101上にコネク
タにより接続され、キーボード43からの入力を処理す
るキーボードボードである。
【0020】104は、フレキシケーブルによりI/O
ボード101と接続され、インターフェイスコネクタを
実装するインターフェイスボードである。19は、パワ
ーサプライボード102及びインターフェイスボード1
04が取り付けられるコネクタシャーシである。
【0021】61は、コネクタシャーシ19に取り付け
られ、駆動時に排気方向に送風する放熱手段である放熱
用ファンモータである。
【0022】20は、ACアダプタ用コネクタをコネク
タシャーシ19に固定させるための固定金具である。
【0023】105は、下ケース2及び固定金具21に
取り付けられてコネクタによりI/Oボード101に接
続され、キャッシュ及びキャッシュコントロール等のチ
ップ、DIMMソケット(不図示)等が実装されたメモ
リーボードである。
【0024】106は、コネクタによりメモリーボード
105に接続され、制御手段の素子であるマイクロプロ
セッサ123(図5,6,9参照)が実装された制御基
板であるMPUボードである。
【0025】30は、シリコンゴム33及びヒートシー
ト32を介してメモリーボード105とMPUボード1
06とに連結され、マイクロプロセッサ123の熱を放
熱するMPUヒートシンクである。
【0026】13は、アルミニウム等の金属性の材料に
より形成され、シリコンゴム34を介してMPUボード
106と連結されることにより放熱板としての効果を有
する背面カバーである。
【0027】29は、背面カバー13の外観面側に接着
されたプラスチックのシート材からなる防熱シートであ
る。
【0028】107は、メモリーボード105上のDI
MMソケットに装着される増設用としてのメモリーモジ
ュールである。
【0029】44は、下ケース2の底面のメッキ部とパ
ワーサプライボード102とを絶縁するためのPS絶縁
シートである。
【0030】45は、FDD固定用金具46a、46b
により下ケース2に固定された外部記憶装置としてのフ
ロッピーディスク装置である。
【0031】22は、I/Oボード101とフロッピー
ディスク装置45の金属シャーシ部とを絶縁させるため
のFDD絶縁シートである。
【0032】47は、HDDシート48を挟持してHD
D固定取付け板49に取り付けられて下ケース2に固定
された、磁気ディスクとその制御装置とからなるハード
ディスク装置である。
【0033】50は、下ケース2に取り付けられ、ハー
ドディスク装置47をカバーするHDDカバーである。
【0034】51は、下ケース2と、これに取り付けら
れたバッテリーガイド52との間に挿入された、コンピ
ュータに内蔵されるバッテリーである。
【0035】53は、下ケース2に固定され、バッテリ
ー51とI/Oボード101及びパワーサプライボード
102とを電気的に接続するバッテリー端子ユニットで
ある。
【0036】40は、下ケース2に取り付けられ、バッ
テリー51をカバーするためのバッテリーカバーであ
る。
【0037】41は、バッテリーカバー40に接着さ
れ、バッテリー51のガタつきを防止するバッテリーク
ッションである。
【0038】54は、バッテリー51を取り外す際に用
いられるバッテリーリリースガイドであり、55はバッ
テリーリリースつまみである。
【0039】56は、下ケース2に保持され、ケーブル
がI/Oボードに接続されているスピーカである。
【0040】57は、中継ケーブル58によりI/Oボ
ード101に接続され、CMOS等の内容を保持するた
めの電源としてのリチウム電池である。
【0041】59は、ハードディスク装置47とI/O
ボード101とを接続するHDDフレキシブルケーブル
である。
【0042】60は、HDDフレキシブルケーブル59
とスピーカ56等のケーブルとが接触しないようにバッ
テリーガイド52に装着されたHDDシートである。
【0043】62は、プリンタ固定用ゴム69a、69
b、70a、70bを介して弾性的に下ケース2に保持
される記録装置であるインクジェット式のプリンタであ
る。
【0044】63は、プリンタ62に装着されたオート
シートフィーダーであり、64はプリンタ給紙ガイドで
ある。
【0045】68は、インク吐出口を備えたインクジェ
ット記録ヘッドを有するヘッドカートリッジであり、キ
ャリッジに搭載され、記録開始時等において、キャリッ
ジの移動領域内の非記録領域に配された不図示の回復機
構によりインク吐出口の目詰まり防止のための吐出回復
処理を受ける。
【0046】66a、66b、66cは、それぞれアン
ダープレート65に保持されてプリンタ62に取り付け
られ、吐出回復処理時に吐出された排インクを吸収する
吸収体である。
【0047】67は、吸収体66a、66b、66cを
保持するためのプラスチックケースからなるサブ排イン
クタンクである。
【0048】71は、I/Oボード101に実装された
ICカードコネクタをカバーするためのICカードフタ
である。
【0049】72は、下ケース2に接着され、かつ、I
/Oボード101に実装され、赤外通信等を行う受発光
モジュール(不図示)をカバーするIRフィルタであ
る。
【0050】73及び74は、インターフェイスボード
104及びパワーサプライボード102に実装されたイ
ンターフェイスコネクタをカバーするためのインターフ
ェイスコネクタフタである。
【0051】75bは、下ケース2に回動自在に保持さ
れ、コンピュータ本体を傾けて使用する際に起立させて
用いるチルト足である。
【0052】なお、ICカードに用いられるカードに
は、ハードディスクカード、モデムカード等があり、熱
により動作不良を生じるものもある。そのため、下ケー
ス2の構造を、後述するような、マイクロプロセッサか
らの熱が伝わりにくいものとする必要がある。
【0053】次に、図3は、図1に示した上ケース1側
の部品構成例を示す分解斜視図である。
【0054】図3において、3は、液晶ディスプレイ4
2の表示面をカバーするLCDカバーである。
【0055】4は、液晶ディスプレイ42が取り付けら
れるLCDケースである。
【0056】108は、液晶ディスプレイ42とケーブ
ルにより接続されるインバータ基板である。
【0057】109は、液晶ディスプレイ42及びイン
バータ基板108と夫々フレキシブルケーブルにより接
続され、I/Oボード101とケーブルにより接続され
るLCD中継基板である。
【0058】11a及び11bは、上ケース1に取り付
けられ、ケーブルをカバーするためのケーブルカバーで
ある。
【0059】8a及び8bは、一方が上ケース1に固定
され、他方がLCDケース4に固定され、LCDケース
4を回動自在に保持するためのヒンジである。
【0060】26a及び26bは、上ケース1に取り付
けられ、ヒンジ8a、ヒンジ8bを夫々カバーするヒン
ジカバーである。
【0061】117は、スイッチボタン76a、76
b、76c及びLEDレンズ5を挟持して上ケース1に
固定され、電源のオン・オフ操作やフロッピーディスク
装置45のアクセス状態等を表示するための表示用LE
Dやプリンタ62の紙送りを行うため等のスイッチが実
装されたLEDボードである。
【0062】9,10は、それぞれキーボード43をカ
バーするためのキーボード上ケースとキーボード下ケー
スである。
【0063】82は、キーボード43上に設けられたポ
インティング・デバイスの操作レバーのキャップであ
る。
【0064】79a及び79bは、キーボード上ケース
9に設けられたポインティング・デバイスのクリックボ
タンである。
【0065】80は、キーボード上ケース9に取り付け
られ、キーボード上ケース9に取り付けられた付勢ばね
81により摺動自在に保持されて上ケース1の凹部に嵌
合し、上ケース1に対してセットされる用紙99(図4
参照)がセットされやすいようにキーボードユニットを
上ケース1に対して開閉自在に支持するための軸部であ
るキーボード回転軸である。
【0066】77は、上ケース1に取り付けられ、キー
ボードユニットが開いた状態でキーボードユニットを保
持するためのキーボードクリックばねである。
【0067】17は、プリンタ62と下ケース2との間
に取り付けられ、セットされた用紙99をプリンタ62
に導く給紙ガイドである。
【0068】7は、用紙に摩擦力を付与し、用紙99の
重送を防ぐための給紙パッドである。
【0069】6は、エッジガイド押え78により上ケー
ス1に摺動自在に保持されて、用紙99の右端を規制す
るためのペーパーエッジガイドである。
【0070】なお、キーボード上ケース9の右後方部に
は凸部が形成されており、上ケース1の凹部に嵌合して
いる。また、キーボード43のフレキシブルケーブル
は、キーボードボード103に接続されており、キーボ
ード43とその上下のケース9,10等からなるキーボ
ードユニットは、後述する方法により上ケース1からの
取り外しが容易に行われる。
【0071】次に、図4は、図1に示したコンピュータ
に記録紙又はプラスチック性シート等の記録媒体として
の用紙99がセットされた状態を示す図である。図4に
示すように、キーボード43と下ケース2との間に用紙
99がセットされる。
【0072】次に、図5は、図2に示したI/Oボード
101、MPUボード106、プリンタ62及び放熱用
ファンモータ61の位置関係を示す図である。
【0073】放熱用ファンモータ61は、下ケース2の
背面側に配置され、下ケース2のルーバーを通し、コン
ピュータ内部からの排気(図中矢印B方向)を行う。
【0074】プリンタ62は、下ケース2の背面側後方
に、放熱用ファンモータ61の上方にオーバーラップす
るように取り付けられている。
【0075】ここで、位置Aは、ヘッドカートリッジ6
8が非記録時に停止している待機位置を示し、この待機
位置は、放熱用ファンモータ61とはオーバーラップし
ない位置としている。
【0076】その理由としては、待機位置が、放熱用フ
ァンモータ61の作る気流が直接当たる位置である場
合、ヘッドカートリッジ68のヘッド部が乾燥しやすく
なり、目詰まりを起こしやすくなるためである。
【0077】I/Oボード101は、プリンタ62の手
前側に設けられており、I/Oボード101が設けられ
た領域に、機器内部の雰囲気温度を検出するための、雰
囲気温度検出手段であるシステムサーミスタ121が設
けられている。
【0078】MPUボード106は、I/Oボード10
1の下方に設けられており、コンピュータの電気・電子
部品のなかで最も発熱が著しい素子であるマイクロプロ
セッサ123と、マイクロプロセッサ123の温度を検
出するための素子温度検出手段であるMPUサーミスタ
122とを有している。本実施形態では、MPUサーミ
スタ122は直接マイクロプロセッサ123に接して温
度を検出するのではなく、ボード上での僅かな距離を隔
てた位置の温度を検出することでマイクロプロセッサ1
23の温度を間接的に検出する構成となっている。もち
ろん、MPUサーミスタ122がマイクロプロセッサ1
23に接して直接温度を検出する構成であってもよい。
【0079】次に、図6は下ケース2の構造をマイクロ
プロセッサからの熱が伝わり難くした例を示す図であっ
て、I/Oボード101の裏面側に配置されている部材
を、その表面から見た図である。
【0080】図6に示すように、下ケース2のマイクロ
プロセッサ123とICカードコネクタ85との間に壁
面部201が設けられ、それにより、マイクロプロセッ
サ123からの熱は図中矢印E方向には伝わり難く、放
熱用ファンモータ61の非駆動時においても主に図中矢
印Cの方向に放熱されており、放熱用ファンモータ61
の駆動時には更にその放熱量の増加は顕著となる。
【0081】また、ICカード86自体が発熱する場合
は、ICカードフタ71が取り付けられる下ケース2の
開口202より、自然対流等によって図中矢印D方向に
放熱される。
【0082】次に、図7及び図8は、キーボードユニッ
トの取り外しについて説明するための図である。
【0083】まず、給紙ガイド17を機器本体から取り
外し、その後、図7(a)に示すように、キーボード回
転軸80を付勢ばね81の付勢方向に逆らう方向である
図中矢印F方向にスライドさせる。すると、図7(b)
に示すように、キーボード上ケース9から飛び出した凸
部としての回転軸80が図中矢印G方向に引っ込み、キ
ーボードユニットの上ケース1からの取り外しが可能と
なる。その後、図8に示すように、キーボード43のフ
レキシブルケーブルをキーボードボード103から外
し、キーボード43のフレキシブルケーブルのH部を上
ケース1の開口203を通すことにより、容易にキーボ
ードユニットを本体から取り外すことが可能である。
【0084】ところで、上記構成において、プリンタ6
2は、副走査方向へ記録紙あるいはプラスチック性シー
ト等の記録媒体を搬送する搬送機構と、記録ヘッド等と
してのヘッドカートリッジ68を搭載して副走査方向へ
移動するキャリッジ及びその駆動機構とを具備するもの
であるが、搬送機構によって搬送される原稿に形成され
た画像情報を読み取る読取ヘッドを前記キャリッジに搭
載する構成であってもよい。
【0085】更に、記録ヘッドをキャリッジに搭載する
とともに、別に読取ヘッドを機器に搭載する構成であっ
てもよい。
【0086】また、上述の記録ヘッドあるいは読取ヘッ
ドは夫々いわゆるライン型ヘッドであってもよい。
【0087】また、記録ヘッドとしては、感熱式、熱転
写式、昇華式等があるが、小型で高精細なフルカラー画
像を高速プリントできるプリンタに最適な記録方式はイ
ンクジェット式である。インクジェット記録ヘッドは、
インクを吐出するインク吐出口を複数個配する吐出口形
成面を、記録媒体(記録用紙等)と所定の隙間(例え
ば、約0.5mm〜2.0mm程度)をおいて対面する
ようにキャリッジに装着され、各吐出口内部のインク液
路の壁面に沿ってインク吐出用のエネルギーを発生する
ための電気熱変換体(発熱抵抗体など)が配置されてい
る。こうして、画像信号または吐出信号に基づいて対応
する電気熱変換体を駆動(通電)して、インク液路内の
インクを膜沸騰させ、その時に発生する圧力によってイ
ンク吐出口からインクを吐出させる記録手段が構成され
ている。
【0088】このような記録手段を用いるインクジェッ
トプリンタ装置においては、インクジェット記録ヘッド
のインク吐出口は微細な口であるので、吐出口内方への
気泡や塵挨の混入が生じた場合、あるいはインク溶剤の
蒸発に伴う増粘等によってインクが吐出または記録に適
さない状態となった場合等においても、非記録時にイン
クを吐出させたり、負圧を利用してインク吐出口からイ
ンクを吸引することで、吐出不良要因を除去する吐出回
復処理が行われている。尚、本実施形態では、非記録時
にキャリッジを記録領域外へ移動させ、そこに設けられ
た不図示のキャップとインクジェット記録ヘッドのイン
ク吐出口を対向させる。そして、インク吐出口からキャ
ップ内へインクを吐出させて回復処理を行った際、キャ
ップ内に吐出されたインクを不図示の吸引ポンプを用い
てキャップ内から外へ排出している。
【0089】吐出エネルギーを発生させる他のエネルギ
ー発生手段として、ピエゾ素子などの電気機械変換体を
用いた記録方法、レーザー等の電磁波を照射して発熱さ
せ該発熱による作用で液滴を吐出させるエネルギー発生
手段を用いた記録方法などがある。
【0090】しかしながら、それらのインク吐出エネル
ギー発生方法の中で、熱エネルギーによって液滴を吐出
させるインクジェット記録方法に用いられる記録ヘッド
は、記録用の液体を吐出して吐出用液滴を形成するため
の液体吐出口を高密度に配列することができるため、高
解像度の記録をすることが可能である。その中でも電気
熱変換体をエネルギー発生源として用いた記録ヘッド
は、コンパクト化も容易であり、かつ最近の半導体分野
における技術の進歩と信頼性の向上が著しいIC技術や
マイクロ加工技術の長所を十二分に活用でき、高密度実
装化が容易で製造コストも安価なことから有利である。
【0091】このようなインクジェット記録ヘッドの形
態としては、インクジェットヘッド部と吐出用インクを
貯留するインク貯留部(インクタンク部)とを一体の筐
体内に成形して両者を同時にキャリッジに対して装着も
しくは取り外しする形態であってもよく、一方、インク
ジェットヘッド部とインク貯留部とを互いに分離可能で
あってインク貯留部からインクジェットヘッド部へイン
ク供給可能となるように連結して用いる形態であっても
よい。
【0092】次に、図9は本実施形態のコンピュータの
温度管理制御に関わる制御系の構成を示すブロック図で
ある。
【0093】図9において、124は、本発明に係る温
度管理制御を行う温度管理制御手段としてのサブCPU
である。サブCPU124は、ROM及びRAMを内蔵
し、予め設定された第1〜第14の設定温度(以下、設
定温度1〜14という)等のデータをROMに記憶して
いる。そして、I/Oボード101上に設けられたシス
テムサーミスタ121により検出されたコンピュータ内
部の雰囲気温度(以下、システム温度T2という)及び
MPUボード106上に設けられたMPUサーミスタ1
22により検出されたマイクロプロセッサ123の温度
(以下、MPU温度T1という)と設定温度1〜8との
比較を行い、その結果に基づいて放熱用ファンモータ6
1の駆動、停止、及び駆動電圧を制御し、コンピュータ
内部の雰囲気温度、及びマイクロプロセッサ123の温
度を管理する。
【0094】なお、放熱用ファンモータ61の駆動、停
止、及び駆動電圧の制御は、ファンモータ61の駆動を
直接に制御するモータ駆動回路303を介して行われ
る。
【0095】また、125は、マイクロプロセッサ12
3を動作させるクロック信号(以下、動作クロックとい
う)の発生、及び制御を行うクロック制御手段であるク
ロックジェネレータ125である。サブCPU124
は、システム温度T2及びMPU温度T1と設定温度9
〜12との比較を行い、その結果に基づいてクロックジ
ェネレータ125に制御指令を出力し、動作クロックの
周波数を通常の周波数またはそれより低い周波数に制御
する。なお、サブCPU124自体も前記の動作クロッ
クにより動作する。
【0096】また、302は、ACアダプタなどの電源
301あるいはバッテリー51からの給電によるコンピ
ュータ各部への電源供給を制御する電源コントローラで
ある。サブCPU124は、システム温度T2及びMP
U温度T1と設定温度13,14との比較を行い、その
結果に基づいて電源コントローラ302に制御指令を出
力し、コンピュータ全体の電源供給のオン・オフを制御
する。
【0097】なお、サブCPU124は、プリンタコン
トローラ304を介してプリンタ62の駆動も制御す
る。
【0098】次に、上記サブCPU124による温度管
理制御動作について図10及び図11のフローチャート
により説明する。図10,図11のフローは符号Aの部
分で連結されているものとする。このフローチャートに
対応する温度管理制御手順のプログラムがサブCPU1
24のROMに記憶され、サブCPU124により実行
される。なお、以下に説明する温度管理制御手順におい
て、設定温度1〜14のそれぞれの具体的な設定温度値
は、上述した図1〜図9の機器構成におけるシステムサ
ーミスタ121及びMPUサーミスタ122の設置位置
において最適値であるとして例示したものである。従っ
て、本実施形態と異なる構成の装置、もしくは異なる位
置にシステムサーミスタ121およびMPUサーミスタ
122が設置された場合には、当然、設定温度1〜14
の具体的な設定温度値は異なる値となる。
【0099】図10,図11のフローチャートに従った
サブCPU124の温度管理制御手順では、まず、図1
0のステップS1においてMPUサーミスタ122によ
りMPU温度T1の読み込みを行った後、ステップS2
に移行し、システムサーミスタ121によりシステム温
度T2の読み込みを行う。尚、このステップS1とステ
ップS2とは順序が逆転してもよい。
【0100】次に、プリンタ62が動作中か否かの判断
を行う(ステップS3)。ここで、プリンタ62が動作
中か否かの判断を行うのは、プリンタ62が動作中の場
合に機器内部温度が上昇するので、これに起因するシス
テムサーミスタ121の読み取り誤差を補正するためで
ある。このためにプリンタ62が動作中か否かによって
後述のステップS4,6,8,10とS12,14,1
6,18とで設定温度1,3,5,7の値を異なるもの
とする。
【0101】ステップS3においてプリンタ62が動作
中でないと判断された場合は、ステップS4に移行し、
設定温度1を44℃、及び設定温度2を72℃とし、
「システム温度T2>44℃、あるいはMPU温度T1
>72℃」であるか否かの判断を行う。
【0102】ステップS4において「システム温度T2
>44℃、あるいはMPU温度T1>72℃」であると
判断された場合は、ステップS5に移行し、放熱用ファ
ンモータ61を第1の駆動電圧で駆動させる。但し、こ
の駆動時の起動電圧は第1の駆動電圧より高い第2の駆
動電圧とする。
【0103】ステップS4において「システム温度T2
>44℃、あるいはMPU温度T1>72℃」ではない
と判断された場合、あるいはステップS5において放熱
用ファンモータ61を駆動した後は、ステップS6に移
行し、設定温度3を42℃、及び設定温度4を70℃と
し、「システム温度T2≦42℃、かつMPU温度T1
≦70℃」であるか否かの判断を行う。
【0104】ステップS6において「システム温度T2
≦42℃、かつMPU温度T1≦70℃」であると判断
された場合は、ステップS7に移行し、放熱用ファンモ
ータ61を停止させる。
【0105】ステップS6において「システム温度T2
≦42℃、かつMPU温度T1≦70℃」ではないと判
断された場合、あるいはステップS7において放熱用フ
ァンモータ61を停止させた後は、ステップS8に移行
し、設定温度5を45℃、及び設定温度6を73℃と
し、「システム温度T2>45℃、あるいはMPU温度
T1>73℃」であるか否かの判断を行う。
【0106】ステップS8において「システム温度T2
>45℃、あるいはMPU温度T1>73℃」であると
判断された場合は、ステップS9に移行し、放熱用ファ
ンモータ61を第1の駆動電圧より高い第2の駆動電圧
で駆動させる。
【0107】ステップS8において「システム温度T2
>45℃、あるいはMPU温度T1>73℃」ではない
と判断された場合、あるいはステップS9において放熱
用ファンモータ61を駆動した後は、ステップS10に
移行し、設定温度7を43℃、及び設定温度8を71℃
とし、「システム温度T2≦43℃、かつMPU温度T
1≦71℃」であるか否かの判断を行う。
【0108】ステップS10において「システム温度T
2≦43℃、かつMPU温度T1≦71℃」であると判
断された場合は、ステップS11に移行し、放熱用ファ
ンモータ61を停止させる。
【0109】一方、ステップS3においてプリンタ62
が動作中であると判断された場合は、ステップS12に
移行し、設定温度1を40℃、及び設定温度2を72℃
とし、「システム温度T2>40℃、あるいはMPU温
度T1>72℃」であるか否かの判断を行う。
【0110】ステップS12において「システム温度T
2>40℃、あるいはMPU温度T1>72℃」である
と判断された場合は、ステップS13に移行し、放熱用
ファンモータ61を第1の駆動電圧で駆動させる。但
し、この場合も駆動時の起動電圧は第1の駆動電圧より
高い第2の駆動電圧とする。
【0111】ステップS12において「システム温度T
2>40℃、あるいはMPU温度T1>72℃」ではな
いと判断された場合、あるいはステップS13において
放熱用ファンモータ61を駆動した後は、ステップS1
4に移行し、設定温度3を38℃、及び設定温度4を7
0℃とし、「システム温度T2≦38℃、かつMPU温
度T1≦70℃」であるか否かの判断を行う。
【0112】ステップS14において「システム温度T
2≦38℃、かつMPU温度T1≦70℃」であると判
断された場合は、ステップS15に移行し、放熱用ファ
ンモータ61を停止させる。
【0113】ステップS14において「システム温度T
2≦38℃、かつMPU温度T1≦70℃」ではないと
判断された場合、あるいはステップS15で放熱用ファ
ンモータ61を停止させた後は、ステップS16に移行
し、設定温度5を43℃、及び設定温度6を73℃と
し、「システム温度T2>43℃あるいはMPU温度T
1>73℃」であるか否かの判断を行う。
【0114】ステップS16において「システム温度T
2>43℃、あるいはMPU温度T1>73℃」である
と判断された場合は、ステップS17に移行し、放熱用
ファンモータ61を第2の駆動電圧で駆動させる。
【0115】ステップS16において「システム温度T
2>43℃、あるいはMPU温度T1>73℃」ではな
いと判断された場合、あるいはステップS16において
放熱用ファンモータ61を駆動した後は、ステップS1
8に移行し、設定温度7を41℃、及び設定温度8を7
1℃とし、「システム温度T2≦41℃、かつMPU温
度T1≦71℃」であるか否かの判断を行う。
【0116】ステップS18において「システム温度T
2≦41℃、かつMPU温度T1≦71℃」であると判
断された場合は、ステップS19に移行し、放熱用ファ
ンモータ61を停止させる。
【0117】一方、(1)ステップS10において「シ
ステム温度T2≦43℃かつMPU温度T1≦71℃」
ではないと判断された場合、あるいは、(2)ステップ
S18において「システム温度T2≦41℃かつMPU
温度T1≦71℃」ではないと判断された場合、あるい
は、(3)ステップS11,S19で放熱用ファンモー
タ61を停止した後は、図11のステップS20に移行
し、設定温度13を77℃、設定温度14を90℃と
し、「システム温度T2>77℃あるいはMPU温度T
1>90℃」であるか否かの判断を行う。
【0118】ステップS20で「システム温度T2>7
7℃あるいはMPU温度T1>90℃」であると判断さ
れた場合は、ステップS21に移行し、コンピュータが
異常な状態にあると判断し、電源コントローラ302に
コンピュータ全体の電源供給を遮断させる。
【0119】ステップS20において「システム温度T
2>77℃あるいはMPU温度T1>90℃」ではない
と判断された場合は、ステップS22に移行し、後述の
警告状態フラグと警告状態解除フラグのいずれがセット
されているかにより、温度警告状態か否かの判断を行
う。
【0120】ステップS22において温度警告状態でな
いと判断された場合は、ステップS23に移行し、設定
温度9を50℃、及び設定温度10を76℃とし、「シ
ステム温度T2>50℃あるいはMPU温度T1>76
℃」であるか否かの判断を行う。
【0121】ステップS23において「システム温度T
2>50℃あるいはMPU温度T1>76℃」であると
判断された場合は、ステップS24に移行し、クロック
ジェネレータ125にマイクロプロセッサ123の動作
クロックの周波数を通常の66MHzから33MHzに
ダウンさせ、その後、ステップS25で警告状態のフラ
グをセットする。
【0122】一方、ステップS22において警告状態で
あると判断された場合は、ステップS26に移行し、設
定温度11を47℃、設定温度12を71℃とし、「シ
ステム温度T2≦47℃かつMPU温度T1≦71℃」
であるか否かの判断を行う。
【0123】ステップS26において「システム温度T
2≦47℃かつMPU温度T1≦71℃」であると判断
された場合は、ステップS27に移行し、クロックジェ
ネレータ125にマイクロプロセッサ123の動作クロ
ックの周波数のダウンを解除させる。すなわち、それま
で通常より低い33MHzにされていた動作クロックの
周波数を通常の66MHzに戻させる。その後、ステッ
プS28で警告状態解除のフラグをセットする。
【0124】また、(1)ステップS23において「シ
ステム温度T2>50℃あるいはMPU温度T1>76
℃」ではないと判断された場合、あるいは、(2)ステ
ップS26において「システム温度T2≦47℃かつM
PU温度T1≦71℃」ではないと判断された場合、あ
るいは、(3)ステップS25における処理終了後、あ
るいは、(4)ステップS28における処理終了後は、
夫々ステップS29に移行し、10msの間、待機状態
とする。この間に、コンピュータとして必要な他の制御
を行い、10ms後に、図10のステップS1へ戻り、
再び上述した一連の制御を繰り返す。
【0125】以上のような実施形態によれば、システム
温度T2及びMPU温度T1と設定温度1〜14との比
較結果に基づいて、ファンモータ61の駆動、停止、駆
動電圧を制御するとともに、マイクロプロセッサ123
の動作クロックの周波数を制御し、さらにコンピュータ
全体の電源供給のオン・オフを制御するので、システム
温度及びMPU温度の上昇を抑え、これらの温度を適当
な範囲内に管理することができる。しかも、システム温
度T2とMPU温度T1が共に低い場合、すなわちシス
テム温度T2が設定温度3ないし7以下であり、かつM
PU温度T1が設定温度4ないし8以下の場合は、ファ
ンモータ61の駆動を停止するので、ファンモータ61
の駆動による騒音の発生頻度を最小限に抑えることがで
きるとともに、ファンモータ61の駆動のための電力消
費も最小限に抑えることができる。
【0126】また、本実施形態における温度管理制御
は、上述したように専用のサブCPU124のもとに行
われるので、もしコンピュータ本体の電源がオフの状態
であっても、このサブCPU124に専用の内蔵バッテ
リー、あるいは本体駆動用の二次電池等からの電力の供
給がなされていれば、上述のように放熱用ファンモータ
61の駆動を制御できる。従って、コンピュータの電源
をオフにした状態で、コンピュータに装着された本体駆
動用の二次電池に充電を行っている場合の当該電池等の
発熱にも対処できる。
【0127】<第2の実施形態>上述した第1の実施形
態では、システム温度T2及びMPU温度T1と設定温
度1〜8との比較結果に基づいて、放熱用ファンモータ
61の駆動電圧を第1の駆動電圧またはこれより高い第
2の駆動電圧に制御して、その駆動電力を第1の駆動電
力またはこれより大きな第2の駆動電力に制御した。
【0128】これに対して、第2の実施形態として、フ
ァンモータ61の駆動信号のデューティー比(以下、駆
動デューティーという)を第1の駆動デューティーまた
はこれより大きな第2の駆動デューティーに制御するこ
とにより、駆動電力を第1の駆動電力またはこれより大
きな第2の駆動電力に制御するようにしてもよい。
【0129】この場合、モータ駆動回路303はファン
モータ61の駆動デューティーを上記第1または第2の
駆動デューティーに変更できるチョッパー回路から構成
するものとし、サブCPU124が上記温度の比較結果
に基づいてモータ駆動回路303に制御指令を出力し、
駆動デューティーを第1または第2の駆動デューティー
に制御するものとする。
【0130】また、図10のフローチャートの制御手順
を図12のフローチャートの制御手順に変更する。すな
わち、図10のステップS5,S9,S13,S17を
図12のステップS5’,S9’,S13’,S17’
に変更し、ステップS5’及びS13’ではファンモー
タ61を第1の駆動デューティーで駆動させ、ステップ
S9’,S17’ではファンモータ61を第2の駆動デ
ューティーで駆動させるものとする。これ以外の部分は
第1の実施形態と共通とする。
【0131】このような第2の実施形態によっても第1
の実施形態と同様の作用、効果が得られる。
【0132】〈他の実施形態〉上述した実施形態のそれ
ぞれの温度管理制御の処理は、サブCPU124が内蔵
のROMに記憶された温度管理制御手順のプログラムを
実行することにより実現されるものとしたが、その温度
管理制御手順のプログラムを記憶した別体の記憶媒体を
コンピュータに装着し、サブCPU124がその記憶媒
体からプログラムを読み出して実行する、あるいはその
プログラムをRAM等の他の記憶媒体に転送し、改めて
そこから読み出して実行することにより、同様に実現す
ることができる。この場合、記憶媒体から読み出された
プログラム自体が上述した温度管理制御の機能を実現す
ることになり、その温度管理制御手順のプログラムを記
憶した記憶媒体が本発明を構成することになる。その温
度管理制御手順のプログラムを記憶する記憶媒体として
は、例えば、フロッピーディスク、ハードディスク、光
ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、
磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用
いることができる。
【0133】また、サブCPUが読み出したプログラム
を実行することにより、前述した実施形態の機能が実現
されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、コ
ンピュータ上で稼動しているOSなどが実際の処理の一
部または全部を行い、その処理によって前述した実施形
態の機能が実現される場合も本発明に含まれることは言
うまでもない。
【0134】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、電子機器内部に配された制御基板上に設けら
れ、駆動に伴って発熱する素子と、前記素子の温度及び
前記電子機器内部の雰囲気温度を低下させるために駆動
される放熱手段とを具備した電子機器、その温度管理制
御方法、及びその温度管理制御手順のプログラムを記憶
した記憶媒体において、前記素子の温度と電子機器内部
の雰囲気温度を検出し、検出された前記素子温度と電子
機器内部の雰囲気温度に基づいて、少なくとも、前記放
熱手段の駆動、停止、及び駆動電力を制御して前記素子
の温度及び電子機器内部の雰囲気温度を管理するように
したので、前記素子の温度及び電子機器内部の雰囲気温
度の上昇を抑え、これらの温度を適当な範囲内に管理す
ることができ、前記制御基板上の前記素子を含む電気・
電子部品の発熱による電気・電子部品自身の動作不良、
及び機器内部の他の箇所に配されたデバイスの動作不良
を防止することができるとともに、放熱手段の駆動によ
る騒音の発生頻度を最小限に抑えることができ、さら
に、放熱手段の駆動のための電力消費も最小限に抑える
ことができ、例えば携帯用の電子機器においてはバッテ
リーの寿命を延ばすことができる。また、機器内部の雰
囲気温度を適当に管理できることから、特にインクジェ
ット記録ヘッドを用いた記録装置を具備する電子機器に
おいては、インク及びインクジェット記録ヘッドの保全
性に有利であり、記録不良の防止が可能となるという優
れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態のコンピュータの外観を示す
斜視図である。
【図2】同コンピュータの下ケース側の部品構成例を示
す分解斜視図である。
【図3】同コンピュータの上ケース側の部品構成例を示
す分解斜視図である。
【図4】同コンピュータに用紙がセットされた状態を示
す斜視図である。
【図5】同コンピュータのI/Oボード、MPUボー
ド、プリンタ及び放熱用ファンモータの位置関係を示す
平面図である。
【図6】同コンピュータのマイクロプロセッサからの熱
が伝わりにくくした下ケース側の構造例を示す平面図で
ある
【図7】同コンピュータのキーボードユニットの取り外
しを説明する斜視図である。
【図8】同キーボードユニットの取り外しを説明する斜
視図である。
【図9】同コンピュータの温度管理制御に関わる制御系
の概略構成を示すブロック図である。
【図10】第1の実施形態における温度管理制御手順を
示すフローチャート図である。
【図11】同じく第1の実施形態における温度管理制御
手順を示すフローチャート図である。
【図12】第2の実施形態における温度管理制御手順を
示すフローチャート図である。
【符号の説明】
1 上ケース 2 下ケース 42 液晶ディスプレイ 43 キーボード 61 放熱用ファンモータ 62 プリンタ 68 ヘッドカートリッジ 101 I/Oボード 105 メモリーボード 106 MPUボード 121 システムサーミスタ 122 MPUサーミスタ 123 マイクロプロセッサ 124 サブCPU 125 クロックジェネレータ 302 電源コントローラ 303 モータ駆動回路

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子機器内部に配された制御基板上に設
    けられ、駆動に伴って発熱する素子と、 前記素子の温度を検出する素子温度検出手段と、 電子機器内部の雰囲気温度を検出する雰囲気温度検出手
    段と、 前記素子の温度及び前記電子機器内部の雰囲気温度を低
    下させるために駆動される放熱手段と、 前記素子温度検出手段と前記雰囲気温度検出手段によっ
    て検出された温度のそれぞれに基づいて、少なくとも、
    前記放熱手段の駆動、停止、及び駆動電力を制御して前
    記素子の温度及び電子機器内部の雰囲気温度を管理する
    温度管理制御手段と、を具備することを特徴とする電子
    機器。
  2. 【請求項2】 前記温度管理制御手段は、前記雰囲気温
    度検出手段により検出された雰囲気温度と、前記素子温
    度検出手段により検出された素子温度とをそれぞれ予め
    設定された温度と比較し、 前記雰囲気温度が第1の設定温度より高い場合、また
    は、前記素子温度が第2の設定温度より高い場合は、前
    記放熱手段を第1の駆動電力で駆動させ、 前記雰囲気温度が前記第1の設定温度より低い第3の設
    定温度以下であり、かつ、前記素子温度が前記第2の設
    定温度より低い第4の設定温度以下である場合は、前記
    放熱手段の駆動を停止させ、 前記雰囲気温度が第5の設定温度より高い場合、また
    は、前記素子温度が第6の設定温度より高い場合は、前
    記放熱手段を前記第1の駆動電力より大きな第2の駆動
    電力で駆動させ、 前記雰囲気温度が前記第5の設定温度より低い第7の設
    定温度以下であり、かつ、前記素子温度が前記第6の設
    定温度より低い第8の設定温度以下である場合は、前記
    放熱手段の駆動を停止させることを特徴とする請求項1
    に記載の電子機器。
  3. 【請求項3】 前記素子としてクロック信号により動作
    する素子を具備するとともに、 前記クロック信号を制御するクロック制御手段を具備
    し、 前記温度管理制御手段は、前記雰囲気温度検出手段によ
    り検出された雰囲気温度が第9の設定温度より高い場
    合、または、前記素子温度検出手段により検出された素
    子温度が第10の設定温度より高い場合は、前記クロッ
    ク制御手段に前記クロック信号の周波数を通常より低く
    させることを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
  4. 【請求項4】 前記温度管理制御手段は、前記クロック
    信号の周波数を通常より低くさせた後で、前記雰囲気温
    度検出手段により検出された雰囲気温度が第11の設定
    温度以下であり、かつ、前記素子温度検出手段により検
    出された素子温度が第12の設定温度以下になった場合
    は、前記クロック信号の周波数を通常の周波数に戻させ
    ることを特徴とする請求項3に記載の電子機器。
  5. 【請求項5】 前記温度管理制御手段は、前記雰囲気温
    度検出手段により検出された雰囲気温度が第13の設定
    温度より高い場合、または、前記素子温度検出手段によ
    り検出された素子温度が第14の設定温度より高い場合
    は、電子機器の電源供給を遮断させることを特徴とする
    請求項2から4までのいずれか1項に記載の電子機器。
  6. 【請求項6】 前記温度管理制御手段は、前記放熱手段
    の駆動電圧を制御することにより、放熱手段の駆動電力
    を制御することを特徴とする請求項1から5までのいず
    れか1項に記載の電子機器。
  7. 【請求項7】 前記温度管理制御手段は、前記放熱手段
    を前記第2の駆動電力で駆動させる場合は所定の第2の
    駆動電圧で駆動させ、前記放熱手段を前記第1の駆動電
    力で駆動させる場合は前記第2の駆動電圧で起動させた
    後に第2の駆動電圧より低い第1の駆動電圧で駆動させ
    ることを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
  8. 【請求項8】 前記温度管理制御手段は、前記放熱手段
    の駆動信号のデューティー比を制御することにより、放
    熱手段の駆動電力を制御することを特徴とする請求項1
    から5までのいずれか1項に記載の電子機器。
  9. 【請求項9】 前記放熱手段はファンモータであること
    を特徴とする請求項1から8までのいずれか1項に記載
    の電子機器。
  10. 【請求項10】 電子機器内部に配された制御基板上に
    設けられ、駆動に伴って発熱する素子と、前記素子の温
    度及び前記電子機器内部の雰囲気温度を低下させるため
    に駆動される放熱手段とを具備した電子機器の温度管理
    制御方法であって、 前記素子の温度と電子機器内部の雰囲気温度を検出し、 検出された前記素子温度と電子機器内部の雰囲気温度に
    基づいて、少なくとも、前記放熱手段の駆動、停止、及
    び駆動電力を制御して前記素子の温度及び電子機器内部
    の雰囲気温度を管理することを特徴とする温度管理制御
    方法。
  11. 【請求項11】 前記検出された雰囲気温度と素子温度
    とをそれぞれ予め設定された温度と比較し、 前記雰囲気温度が第1の設定温度より高い場合、また
    は、前記素子温度が第2の設定温度より高い場合は、前
    記放熱手段を第1の駆動電力で駆動させ、 前記雰囲気温度が前記第1の設定温度より低い第3の設
    定温度以下であり、かつ、前記素子温度が前記第2の設
    定温度より低い第4の設定温度以下である場合は、前記
    放熱手段の駆動を停止させ、 前記雰囲気温度が第5の設定温度より高い場合、また
    は、前記素子温度が第6の設定温度より高い場合は、前
    記放熱手段を前記第1の駆動電力より大きな第2の駆動
    電力で駆動させ、 前記雰囲気温度が前記第5の設定温度より低い第7の設
    定温度以下であり、かつ、前記素子温度が前記第6の設
    定温度より低い第8の設定温度以下である場合は、前記
    放熱手段の駆動を停止させることを特徴とする請求項1
    0に記載の温度管理制御方法。
  12. 【請求項12】 さらに、前記素子がクロック信号によ
    り動作する素子であるものとして、前記検出された雰囲
    気温度が第9の設定温度より高い場合、または、検出さ
    れた素子温度が第10の設定温度より高い場合は、前記
    クロック信号の周波数を通常より低くさせることを特徴
    とする請求項11に記載の温度管理制御方法。
  13. 【請求項13】 さらに、前記クロック信号の周波数を
    通常より低くさせた後で、前記検出された雰囲気温度が
    第11の設定温度以下であり、かつ、前記検出された素
    子温度が第12の設定温度以下になった場合は、前記ク
    ロック信号の周波数を通常の周波数に戻させることを特
    徴とする請求項12に記載の温度管理制御方法。
  14. 【請求項14】 さらに、前記検出された雰囲気温度が
    第13の設定温度より高い場合、または、前記検出され
    た素子温度が第14の設定温度より高い場合は、電子機
    器の電源供給を遮断させることを特徴とする請求項11
    から13までのいずれか1項に記載の温度管理制御方
    法。
  15. 【請求項15】 前記放熱手段の駆動電圧を制御するこ
    とにより、放熱手段の駆動電力を制御することを特徴と
    する請求項10から14までのいずれか1項に記載の温
    度管理制御方法。
  16. 【請求項16】 前記放熱手段を前記第2の駆動電力で
    駆動させる場合は所定の第2の駆動電圧で駆動させ、前
    記放熱手段を前記第1の駆動電力で駆動させる場合は前
    記第2の駆動電圧で起動させた後に第2の駆動電圧より
    低い第1の駆動電圧で駆動させることを特徴とする請求
    項11に記載の温度管理制御方法。
  17. 【請求項17】 前記放熱手段の駆動信号のデューティ
    ー比を制御することにより、放熱手段の駆動電力を制御
    することを特徴とする請求項10から14までのいずれ
    か1項に記載の温度管理制御方法。
  18. 【請求項18】 電子機器内部に配された制御基板上に
    設けられ、駆動に伴って発熱する素子と、前記素子の温
    度及び前記電子機器内部の雰囲気温度を低下させるため
    に駆動される放熱手段とを具備した電子機器の温度管理
    制御手順のプログラムを記憶した記憶媒体であって、 前記素子の温度を検出する手順と、 前記電子機器内部の雰囲気温度を検出する手順と、 検出された前記素子温度と電子機器内部の雰囲気温度に
    基づいて、少なくとも、前記放熱手段の駆動、停止、及
    び駆動電力を制御して前記素子の温度及び電子機器内部
    の雰囲気温度を管理する手順を含むプログラムを記憶し
    たことを特徴とする記憶媒体。
  19. 【請求項19】 前記検出された雰囲気温度と素子温度
    とをそれぞれ予め設定された温度と比較し、 前記雰囲気温度が第1の設定温度より高い場合、また
    は、前記素子温度が第2の設定温度より高い場合は、前
    記放熱手段を第1の駆動電力で駆動させる手順と、 前記雰囲気温度が前記第1の設定温度より低い第3の設
    定温度以下であり、かつ、前記素子温度が前記第2の設
    定温度より低い第4の設定温度以下である場合は、前記
    放熱手段の駆動を停止させる手順と、 前記雰囲気温度が第5の設定温度より高い場合、また
    は、前記素子温度が第6の設定温度より高い場合は、前
    記放熱手段を前記第1の駆動電力より大きな第2の駆動
    電力で駆動させる手順と、 前記雰囲気温度が前記第5の設定温度より低い第7の設
    定温度以下であり、かつ、前記素子温度が前記第6の設
    定温度より低い第8の設定温度以下である場合は、前記
    放熱手段の駆動を停止させる手順とを含むプログラムを
    記憶したことを特徴とする請求項18に記載の記憶媒
    体。
  20. 【請求項20】 さらに、前記検出された雰囲気温度が
    第9の設定温度より高い場合、または、検出された素子
    温度が第10の設定温度より高い場合は、前記素子を動
    作させるクロック信号の周波数を通常より低くさせる手
    順を含むプログラムを記憶したことを特徴とする請求項
    19に記載の記憶媒体。
  21. 【請求項21】 さらに、前記クロック信号の周波数を
    通常より低くさせた後で、前記検出された雰囲気温度が
    第11の設定温度以下であり、かつ、前記検出された素
    子温度が第12の設定温度以下になった場合は、前記ク
    ロック信号の周波数を通常の周波数に戻させる手順を含
    むプログラムを記憶したことを特徴とする請求項20に
    記載の記憶媒体。
  22. 【請求項22】 さらに、前記検出された雰囲気温度が
    第13の設定温度より高い場合、または、前記検出され
    た素子温度が第14の設定温度より高い場合は、電子機
    器の電源供給を遮断させる手順を含むプログラムを記憶
    したことを特徴とする請求項19から21までのいずれ
    か1項に記載の記憶媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100508352B1 (ko) * 2001-09-28 2005-08-17 닛본 덴끼 가부시끼가이샤 정보 처리 유닛 및 이를 냉각하는 방법
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