JPH11258594A - 液晶ディスプレイ用タッチパネル - Google Patents
液晶ディスプレイ用タッチパネルInfo
- Publication number
- JPH11258594A JPH11258594A JP6507198A JP6507198A JPH11258594A JP H11258594 A JPH11258594 A JP H11258594A JP 6507198 A JP6507198 A JP 6507198A JP 6507198 A JP6507198 A JP 6507198A JP H11258594 A JPH11258594 A JP H11258594A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- refractive index
- retardation plate
- liquid crystal
- crystal display
- phase difference
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Liquid Crystal (AREA)
- Position Input By Displaying (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 透明導電膜からの反射を無くし、液晶ディス
プレイの視認性を向上させたタッチパネルを提供する。 【解決手段】 液晶ディスプレイの前面に配置されるタ
ッチパネルであって、液晶ディスプレイ側から順に第1
位相差板、スペーサーを介して対向する2枚の透明導電
膜、第2位相差板、偏光板を配置してなり、第1位相差
板および第2位相差板が共に3/4波長板、5/4波長
板または7/4波長板であり、かつ下記計算式(1)に
より算出される第1位相差板の屈折率比NZ1と、下記計
算式(2)により算出される第2位相差板の屈折率比N
Z2との和が2.0以上である液晶ディスプレイ用タッチ
パネル。 Nz1=(nx1−nz1)/(nx1−ny1) (1) Nz2=(nx2−nz2)/(nx2−ny2) (2)
プレイの視認性を向上させたタッチパネルを提供する。 【解決手段】 液晶ディスプレイの前面に配置されるタ
ッチパネルであって、液晶ディスプレイ側から順に第1
位相差板、スペーサーを介して対向する2枚の透明導電
膜、第2位相差板、偏光板を配置してなり、第1位相差
板および第2位相差板が共に3/4波長板、5/4波長
板または7/4波長板であり、かつ下記計算式(1)に
より算出される第1位相差板の屈折率比NZ1と、下記計
算式(2)により算出される第2位相差板の屈折率比N
Z2との和が2.0以上である液晶ディスプレイ用タッチ
パネル。 Nz1=(nx1−nz1)/(nx1−ny1) (1) Nz2=(nx2−nz2)/(nx2−ny2) (2)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液晶ディスプレイに
配設されるタッチパネルに関する。
配設されるタッチパネルに関する。
【0002】
【従来の技術】ディスプレイの前面に配置され、ディス
プレイ一体型の入力スイッチとしてのタッチパネルは、
その使い勝手の良さから広く使用されている。タッチパ
ネルの方式には、光学式、超音波式、電磁誘導式、抵抗
膜式が一般に使われているが、小型の液晶ディスプレイ
との組み合わせには、抵抗膜式が最もよく使われてい
る。この抵抗膜式タッチパネルは透明導電膜を導体とし
た入力スイッチであり、図1に示すように2枚の透明導
電膜をスペーサーを介して対向させた構造となってい
る。これを指またはペン等で押すことで対向している導
電膜が接触し入力される方式のものである。ここで用い
られる透明導電膜はガラス、透明樹脂フィルム等の透明
基材上に形成され、導電膜としては、インジウム錫酸化
物、錫アンチモン酸等の金属酸化物または金、パラジウ
ム、アルミニウム、銀等の金属の薄膜が用いられてい
る。
プレイ一体型の入力スイッチとしてのタッチパネルは、
その使い勝手の良さから広く使用されている。タッチパ
ネルの方式には、光学式、超音波式、電磁誘導式、抵抗
膜式が一般に使われているが、小型の液晶ディスプレイ
との組み合わせには、抵抗膜式が最もよく使われてい
る。この抵抗膜式タッチパネルは透明導電膜を導体とし
た入力スイッチであり、図1に示すように2枚の透明導
電膜をスペーサーを介して対向させた構造となってい
る。これを指またはペン等で押すことで対向している導
電膜が接触し入力される方式のものである。ここで用い
られる透明導電膜はガラス、透明樹脂フィルム等の透明
基材上に形成され、導電膜としては、インジウム錫酸化
物、錫アンチモン酸等の金属酸化物または金、パラジウ
ム、アルミニウム、銀等の金属の薄膜が用いられてい
る。
【0003】しかし、これらの金属酸化物あるいは金属
の薄膜は反射が大きく、液晶ディスプレイと一体で使用
した場合、液晶ディスプレイのコントラストを著しく低
下させ、極めて見えにくい画面となる。このような問題
点を解消するため特許公報第2509215号には、透
明導電膜と透明基材の間に反射防止膜を設けることが提
案されている。また、特開平5−127822号公報に
は、液晶ディスプレイの前面に配設された2枚の透明導
電膜をスペーサーを介して対向させた構造のタッチパネ
ルの液晶ディスプレイの反対側、あるいは液晶ディスプ
レイの間の少なくとも一方に、位相差板と偏光板を順次
積層することが提案されている。
の薄膜は反射が大きく、液晶ディスプレイと一体で使用
した場合、液晶ディスプレイのコントラストを著しく低
下させ、極めて見えにくい画面となる。このような問題
点を解消するため特許公報第2509215号には、透
明導電膜と透明基材の間に反射防止膜を設けることが提
案されている。また、特開平5−127822号公報に
は、液晶ディスプレイの前面に配設された2枚の透明導
電膜をスペーサーを介して対向させた構造のタッチパネ
ルの液晶ディスプレイの反対側、あるいは液晶ディスプ
レイの間の少なくとも一方に、位相差板と偏光板を順次
積層することが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特許公
報第2509215号に記載のものは、反射防止膜を形
成させるため透明導電膜の膜厚に制限があり、導電性能
を広い範囲で選択することが出来ない。また反射防止膜
を形成させても、導電膜を最外層に配置する必要がある
ため、充分な反射防止性能が得られない。また、特開平
5−127822号公報に記載のものは、透明導電膜に
よる反射は低減するが、画面が暗く非常に見にくい。
報第2509215号に記載のものは、反射防止膜を形
成させるため透明導電膜の膜厚に制限があり、導電性能
を広い範囲で選択することが出来ない。また反射防止膜
を形成させても、導電膜を最外層に配置する必要がある
ため、充分な反射防止性能が得られない。また、特開平
5−127822号公報に記載のものは、透明導電膜に
よる反射は低減するが、画面が暗く非常に見にくい。
【0005】本発明者はかかる事情に鑑み、透明導電膜
からの反射を無くし、液晶ディスプレイの視認性を向上
させるべく鋭意検討した結果、液晶ディスプレイ側から
順に第1位相差板、スペーサーを介して対向する2枚の
透明導電膜、第2位相差板、偏光板を配置することによ
って、タッチパネルを装着した液晶ディスプレイの視認
性を向上できることを見出し、本発明を完成するに至っ
た。
からの反射を無くし、液晶ディスプレイの視認性を向上
させるべく鋭意検討した結果、液晶ディスプレイ側から
順に第1位相差板、スペーサーを介して対向する2枚の
透明導電膜、第2位相差板、偏光板を配置することによ
って、タッチパネルを装着した液晶ディスプレイの視認
性を向上できることを見出し、本発明を完成するに至っ
た。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、液晶
ディスプレイの前面に配置されるタッチパネルであっ
て、液晶ディスプレイ側から順に第1位相差板、スペー
サーを介して対向する2枚の透明導電膜、第2位相差
板、偏光板を配置してなり、第1位相差板および第2位
相差板が共に3/4波長板、5/4波長板または7/4
波長板であり、かつ下記計算式(1)により算出される
第1位相差板の屈折率比NZ1と、下記計算式(2)によ
り算出される第2位相差板の屈折率比NZ2との和が2.
0以上である液晶ディスプレイ用タッチパネルを提供す
るものである。 Nz1=(nx1−nz1)/(nx1−ny1) (1) (式中、nx1は第一位相差板の面内の遅相軸方向の屈折
率を示し、ny1は第一位相差板の面内の進相軸方向の屈
折率を示し、nz1は第一位相差板の厚み方向の屈折率を
示す。) Nz2=(nx2−nz2)/(nx2−ny2) (2) (式中、nx2は第二位相差板の面内の遅相軸方向方向の
屈折率を示し、ny2は第二位相差板の面内の進相軸軸方
向の屈折率を示し、nz2は第二位相差板の厚み方向の屈
折率を示す。)
ディスプレイの前面に配置されるタッチパネルであっ
て、液晶ディスプレイ側から順に第1位相差板、スペー
サーを介して対向する2枚の透明導電膜、第2位相差
板、偏光板を配置してなり、第1位相差板および第2位
相差板が共に3/4波長板、5/4波長板または7/4
波長板であり、かつ下記計算式(1)により算出される
第1位相差板の屈折率比NZ1と、下記計算式(2)によ
り算出される第2位相差板の屈折率比NZ2との和が2.
0以上である液晶ディスプレイ用タッチパネルを提供す
るものである。 Nz1=(nx1−nz1)/(nx1−ny1) (1) (式中、nx1は第一位相差板の面内の遅相軸方向の屈折
率を示し、ny1は第一位相差板の面内の進相軸方向の屈
折率を示し、nz1は第一位相差板の厚み方向の屈折率を
示す。) Nz2=(nx2−nz2)/(nx2−ny2) (2) (式中、nx2は第二位相差板の面内の遅相軸方向方向の
屈折率を示し、ny2は第二位相差板の面内の進相軸軸方
向の屈折率を示し、nz2は第二位相差板の厚み方向の屈
折率を示す。)
【0007】
【発明の実施の形態】本発明において、第1位相差板は
第2位相差板と合わせて、位相差を無くするか、または
3/4波長板、5/4波長板もしくは7/4波長板とし
ての効果を持たせる。第1位相差板は液晶ディスプレイ
の位相差板または偏光板の上にセットされるが、単に置
くだけでもよいし、位相差板または偏光板に貼合した状
態で配置されてもよい。
第2位相差板と合わせて、位相差を無くするか、または
3/4波長板、5/4波長板もしくは7/4波長板とし
ての効果を持たせる。第1位相差板は液晶ディスプレイ
の位相差板または偏光板の上にセットされるが、単に置
くだけでもよいし、位相差板または偏光板に貼合した状
態で配置されてもよい。
【0008】導電膜はタッチパネルの電極となるもので
あり、通常は透明基材の上に形成され、2枚の導電膜が
対向するように配置される。本発明においては、第1位
相差板の上に透明基材に形成された2枚の透明導電膜を
配置してもよいし、液晶ディスプレイ側の透明導電膜が
第1位相差板の上に直接形成されたものでもよい。これ
らの構成を示すと下記のようになる。 (第1位相差板)/(透明基材/透明導電膜/スペーサ
ー/透明導電膜/透明基材) (第1位相差板/透明導電膜/スペーサー/透明導電膜
/透明基材)
あり、通常は透明基材の上に形成され、2枚の導電膜が
対向するように配置される。本発明においては、第1位
相差板の上に透明基材に形成された2枚の透明導電膜を
配置してもよいし、液晶ディスプレイ側の透明導電膜が
第1位相差板の上に直接形成されたものでもよい。これ
らの構成を示すと下記のようになる。 (第1位相差板)/(透明基材/透明導電膜/スペーサ
ー/透明導電膜/透明基材) (第1位相差板/透明導電膜/スペーサー/透明導電膜
/透明基材)
【0009】透明導電膜には一般に使用されるインジウ
ム錫酸化物(ITO)、錫アンチモン酸等の金属酸化
物、または金、銀、銅、アルミニウム等の金属の薄膜が
使われる。これらの透明導電膜は、真空蒸着、スパッタ
リング、イオンプレーティング、イオンビーム蒸着等の
物理的方法や化学的気相成長法など従来より行われてい
る方法によって形成される。
ム錫酸化物(ITO)、錫アンチモン酸等の金属酸化
物、または金、銀、銅、アルミニウム等の金属の薄膜が
使われる。これらの透明導電膜は、真空蒸着、スパッタ
リング、イオンプレーティング、イオンビーム蒸着等の
物理的方法や化学的気相成長法など従来より行われてい
る方法によって形成される。
【0010】第2位相差板は最外層の偏光板と組み合わ
せて、円偏光タイプの反射防止フィルターを形成するも
のであり、外部から入社した光の透明導電膜面での反射
光を効率よくカットする。第2位相差板の光軸は第1位
相差板の光軸に対して同方向または直行する方向に配置
されるが、視認性の良さから直行する方向に配置される
のが特に好ましい。
せて、円偏光タイプの反射防止フィルターを形成するも
のであり、外部から入社した光の透明導電膜面での反射
光を効率よくカットする。第2位相差板の光軸は第1位
相差板の光軸に対して同方向または直行する方向に配置
されるが、視認性の良さから直行する方向に配置される
のが特に好ましい。
【0011】第2位相差板に透明導電膜が形成されても
よいし、また第2位相差板の下に透明基材上に形成され
た透明導電膜が配置されてもよい。後者の場合第2位相
差板と透明導電膜の形成された透明基材を合わせたもの
が目的とする位相差となるように調整することが好まし
い。
よいし、また第2位相差板の下に透明基材上に形成され
た透明導電膜が配置されてもよい。後者の場合第2位相
差板と透明導電膜の形成された透明基材を合わせたもの
が目的とする位相差となるように調整することが好まし
い。
【0012】本発明の液晶ディスプレイ用タッチパネル
において、かかる第1位相差板と第2位相差板とは、前
記計算式(1)により算出される第1位相差板の屈折率
比N Z1と、前記計算式(2)により算出される第2位相
差板の屈折率比NZ2との和が2.0以上であることが必
要である。ここで、第一位相差板の面内の遅相軸方向の
屈折率nx1、進相軸方向の屈折率ny1および厚み方向の
屈折率nz1はセナルモン法(Senarmont Method)などの
通常の方法により測定することができる。また、第二位
相差板の面内の遅相軸方向の屈折率nx2 、進相軸方向の
屈折率ny2および厚み方向の屈折率nz2同様に測定する
ことができる。なお、通常の位相差板として使用される
ポリカーボネートなどの合成樹脂のフィルムを一軸延伸
して得られる位相差板は通常、その屈折率比が1.0以
上となるため、第1位相差板および第2位相差板として
通常の位相差板を使用すれば、それらの屈折率比の和は
2.0以上となり、本発明の規定を満たすことができ
る。
において、かかる第1位相差板と第2位相差板とは、前
記計算式(1)により算出される第1位相差板の屈折率
比N Z1と、前記計算式(2)により算出される第2位相
差板の屈折率比NZ2との和が2.0以上であることが必
要である。ここで、第一位相差板の面内の遅相軸方向の
屈折率nx1、進相軸方向の屈折率ny1および厚み方向の
屈折率nz1はセナルモン法(Senarmont Method)などの
通常の方法により測定することができる。また、第二位
相差板の面内の遅相軸方向の屈折率nx2 、進相軸方向の
屈折率ny2および厚み方向の屈折率nz2同様に測定する
ことができる。なお、通常の位相差板として使用される
ポリカーボネートなどの合成樹脂のフィルムを一軸延伸
して得られる位相差板は通常、その屈折率比が1.0以
上となるため、第1位相差板および第2位相差板として
通常の位相差板を使用すれば、それらの屈折率比の和は
2.0以上となり、本発明の規定を満たすことができ
る。
【0013】本発明の最外層に使用される偏光板は、第
2位相差板と組み合わされて円偏光タイプの反射防止フ
ィルターを形成すると共に、偏光板のない液晶ディスプ
レイに本発明のタッチパネルを配設した場合には、この
偏光板の役割をも果たすものである。偏光板の吸収軸は
第2位相差板の光軸と45°または135°になるよう
配置される。
2位相差板と組み合わされて円偏光タイプの反射防止フ
ィルターを形成すると共に、偏光板のない液晶ディスプ
レイに本発明のタッチパネルを配設した場合には、この
偏光板の役割をも果たすものである。偏光板の吸収軸は
第2位相差板の光軸と45°または135°になるよう
配置される。
【0014】かかる偏光板の表面は、視認性向上、耐久
性向上のための各種の表面処理がなされていてもよい。
表面処理としては、表面硬化処理、反射防止処理、汚れ
防止処理、防眩処理等が挙げられる。
性向上のための各種の表面処理がなされていてもよい。
表面処理としては、表面硬化処理、反射防止処理、汚れ
防止処理、防眩処理等が挙げられる。
【0015】
【発明の効果】本発明の液晶ディスプレイ用タッチパネ
ルは、外部からの光の透明導電膜での反射を防ぎ、かつ
液晶ディスプレイの光は殆ど損失無く透過させることが
でき、タッチパネルを装着した液晶ディスプレイの視認
性が向上する。
ルは、外部からの光の透明導電膜での反射を防ぎ、かつ
液晶ディスプレイの光は殆ど損失無く透過させることが
でき、タッチパネルを装着した液晶ディスプレイの視認
性が向上する。
【0016】
【実施例】以下、実施例に基づき本発明を更に詳しく説
明する。なお、位相差板の光軸、偏光板の吸収軸は右向
き水平方向を0゜として反時計回りに表示する(図3に
示す)。視認性の評価は、視野角を変えたときの画面の
色変化で行った。
明する。なお、位相差板の光軸、偏光板の吸収軸は右向
き水平方向を0゜として反時計回りに表示する(図3に
示す)。視認性の評価は、視野角を変えたときの画面の
色変化で行った。
【0017】実施例1 図2に示すように、第1位相差板(スミカライトSEF
−380135、住友化学工業(株)製、Nz1=1.
0)、ガラス板に設けられたITO膜からなるスペーサ
ーを介して対向する2枚の透明導電膜、第2位相差板
(スミカライトSEF−380135、住友化学工業
(株)製、Nz1=1.0)、偏光板(スミカランSQ−
1852AP住友化学工業(株)製)を配置してなるタ
ッチパネルを、表示面の偏光板の吸収軸が右上がり45
゜方向の液晶ディスプレイに配置する。この時、第1位
相差板の光軸を0゜方向、第2位相差板の光軸を90゜
方向、偏光板の吸収軸を45°方向になるように配置す
る。この液晶ディスプレイの視認性を評価すれば、液晶
ディスプレイは非常に明るく、また透明導電膜による反
射もなくコントラストも非常に良い。
−380135、住友化学工業(株)製、Nz1=1.
0)、ガラス板に設けられたITO膜からなるスペーサ
ーを介して対向する2枚の透明導電膜、第2位相差板
(スミカライトSEF−380135、住友化学工業
(株)製、Nz1=1.0)、偏光板(スミカランSQ−
1852AP住友化学工業(株)製)を配置してなるタ
ッチパネルを、表示面の偏光板の吸収軸が右上がり45
゜方向の液晶ディスプレイに配置する。この時、第1位
相差板の光軸を0゜方向、第2位相差板の光軸を90゜
方向、偏光板の吸収軸を45°方向になるように配置す
る。この液晶ディスプレイの視認性を評価すれば、液晶
ディスプレイは非常に明るく、また透明導電膜による反
射もなくコントラストも非常に良い。
【0018】比較例1 第1位相差板を除いた以外は実施例1と同様に配置し
た。その結果、透明導電膜による反射は低減している
が、画面が暗く非常に見にくくなった。
た。その結果、透明導電膜による反射は低減している
が、画面が暗く非常に見にくくなった。
【0019】実施例2 位相差板の光軸、偏光板の吸収軸を表1に示す如く変化
させた以外は実施例1と同様に操作して、液晶ディスプ
レイを得る。この液晶ディスプレイの視認性を評価すれ
ば、液晶ディスプレイは非常に明るく、また透明導電膜
による反射もなくコントラストも非常に良い。
させた以外は実施例1と同様に操作して、液晶ディスプ
レイを得る。この液晶ディスプレイの視認性を評価すれ
ば、液晶ディスプレイは非常に明るく、また透明導電膜
による反射もなくコントラストも非常に良い。
【0020】比較例2 位相差板の光軸、偏光板の吸収軸を表1に示す如く変化
させた以外は実施例1と同様に操作して、液晶ディスプ
レイを得る。この液晶ディスプレイは、画面が暗くな
る。
させた以外は実施例1と同様に操作して、液晶ディスプ
レイを得る。この液晶ディスプレイは、画面が暗くな
る。
【0021】
【表1】
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の一般的な抵抗膜式タッチパネルの断面図
である。
である。
【図2】本発明の実施例1のタッチパネルの配置の断面
を示す図である。
を示す図である。
【図3】位相差板の光軸、偏光板の吸収軸の方向を示す
図である。
図である。
1:ガラス 2:ITO膜 3:スペーサー 4:PETフィルム 5:第1位相差板 6:第2位相差板 7:偏光板 8:液晶ディスプレイ
Claims (4)
- 【請求項1】液晶ディスプレイの前面に配置されるタッ
チパネルであって、液晶ディスプレイ側から順に第1位
相差板、スペーサーを介して対向する2枚の透明導電
膜、第2位相差板、偏光板を配置してなり、第1位相差
板および第2位相差板が共に3/4波長板、5/4波長
板または7/4波長板であり、かつ下記計算式(1)に
より算出される第1位相差板の屈折率比NZ1と、下記計
算式(2)により算出される第2位相差板の屈折率比N
Z2との和が2.0以上である液晶ディスプレイ用タッチ
パネル。 Nz1=(nx1−nz1)/(nx1−ny1) (1) (式中、nx1は第1位相差板の面内の遅相軸方向の屈折
率を示し、ny1は第一位相差板の面内の進相軸方向の屈
折率を示し、nz1は第一位相差板の厚み方向の屈折率を
示す。) Nz2=(nx2−nz2)/(nx2−ny2) (2) (式中、nx2は第2位相差板の面内の遅相軸方向方向の
屈折率を示し、ny2は第二位相差板の面内の進相軸軸方
向の屈折率を示し、nz2は第二位相差板の厚み方向の屈
折率を示す。) - 【請求項2】第1位相差板の屈折率比NZ1が1.0以上
であり、第2位相差板の屈折率比N Z2が1.0以上であ
る請求項1に記載の液晶ディスプレイ用タッチパネル。 - 【請求項3】第1位相差板と第2位相差板の光軸が直行
するように配置している請求項1に記載の液晶ディスプ
レイ用タッチパネル。 - 【請求項4】透明導電膜が透明板に設けられている請求
項1に記載の液晶ディスプレイ用タッチパネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6507198A JPH11258594A (ja) | 1998-03-16 | 1998-03-16 | 液晶ディスプレイ用タッチパネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6507198A JPH11258594A (ja) | 1998-03-16 | 1998-03-16 | 液晶ディスプレイ用タッチパネル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11258594A true JPH11258594A (ja) | 1999-09-24 |
Family
ID=13276365
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6507198A Pending JPH11258594A (ja) | 1998-03-16 | 1998-03-16 | 液晶ディスプレイ用タッチパネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11258594A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100812271B1 (ko) * | 2000-05-17 | 2008-03-13 | 후지필름 가부시키가이샤 | 위상차판, 그 제조방법, 및 그것을 이용한 원편광판, 1/2 파장판 및 반사형 액정표시 장치 |
JP2012247494A (ja) * | 2011-05-25 | 2012-12-13 | Nitto Denko Corp | 画像表示装置 |
WO2015012199A1 (ja) * | 2013-07-22 | 2015-01-29 | 富士フイルム株式会社 | タッチパネル、導電性フィルム |
-
1998
- 1998-03-16 JP JP6507198A patent/JPH11258594A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100812271B1 (ko) * | 2000-05-17 | 2008-03-13 | 후지필름 가부시키가이샤 | 위상차판, 그 제조방법, 및 그것을 이용한 원편광판, 1/2 파장판 및 반사형 액정표시 장치 |
JP2012247494A (ja) * | 2011-05-25 | 2012-12-13 | Nitto Denko Corp | 画像表示装置 |
WO2015012199A1 (ja) * | 2013-07-22 | 2015-01-29 | 富士フイルム株式会社 | タッチパネル、導電性フィルム |
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