JPH11256787A - 光熱ハイブリッドモジュール及びこれを備える建物 - Google Patents

光熱ハイブリッドモジュール及びこれを備える建物

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JPH11256787A
JPH11256787A JP10059923A JP5992398A JPH11256787A JP H11256787 A JPH11256787 A JP H11256787A JP 10059923 A JP10059923 A JP 10059923A JP 5992398 A JP5992398 A JP 5992398A JP H11256787 A JPH11256787 A JP H11256787A
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collecting plate
heat
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plate main
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JP10059923A
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Tomoaki Murata
智昭 村田
Yasuhiro Nakahara
康博 中原
Masashi Kano
正史 加納
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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  • Building Environments (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱媒配管をヘッダ管に取り付け易い構成とす
る。 【解決手段】 開示される発明は、太陽電池モジュール
1と、集熱パネル2とからなる光熱ハイブリッドモジュ
ールMに係り、集熱パネル2は、金属製の集熱板本体4
1に熱媒配管42を取り付けてそれぞれなる複数の熱媒
配管付き集熱板4からなると共に、各集熱板本体41か
ら突出した熱媒配管42の両端部を、対応するそれぞれ
のヘッダ管5に連結してなっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光熱ハイブリッ
ドモジュール及びこれを備える建物に係り、詳しくは、
太陽電池モジュールの裏面に集熱パネルを取り付けた光
熱ハイブリッドモジュール及びこれを備える建物に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、化石燃料の消費増大等に起因する
地球環境問題・エネルギー枯渇問題の深刻化に伴い、住
宅等の屋根の上に、パネル状の太陽電池モジュールを設
置し、クリーンな太陽エネルギーから直接電力を取り出
して住宅に供給する住宅用太陽光発電システムや、同じ
く屋根部に集熱パネル等を設置して太陽エネルギーを捕
らえて暖房等の熱源として利用する住宅太陽熱暖房シス
テム等のソーラーシステムが注目されている。
【0003】また、太陽電池モジュールと集熱パネルと
をハイブリッドに構成することにより、太陽光線を光エ
ネルギー及び熱エネルギーの両面から有効に利用できる
ようにした光熱ハイブリッドモジュールも知られてい
る。従来、この種の光熱ハイブリッドモジュールとして
は、例えば、実開平4−125163号公報(以下、従
来技術(1)という)等に記載されているように、通水
管に集熱板本体を伝熱的に取り付け、この集熱板本体を
接着剤で、太陽電池モジュールに貼着した構成のものが
知られている。この光熱ハイブリッドモジュールは、通
常、太陽電池モジュールからの熱を集熱板本体を通して
通水管で効率良く取り出すために、集熱板本体に複数本
の通水管が取り付けられている。この種の通水管の取付
構造としては、従来技術1に、1枚の集熱板本体の裏面
側に挟持片を設けて通水管を挟持したり、1枚の集熱板
本体の裏面側に切り起こし片を設けて通水管を挟持した
り、1枚の集熱板本体の裏面側に通水管を溶接した構成
のものが記載されている。
【0004】また、別の光熱ハイブリッドモジュールと
しては、この出願人等の先に出願に係る特願平9−87
966号(以下、従来技術(2)という)がある。この
光熱ハイブリッドモジュールの通水管の取付構造は、集
熱板本体に溝を設け、この溝の中に通水管を挿入した構
成のものが記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術(1)に記載のように、1枚の集熱板本体の裏面側に
挟持片を設けたり切り起こし片を設けて通水管を挟持し
た構成では、集熱板本体と通水管との接触面積が小さい
ので、集熱板本体から通水管に熱の移動がスムーズに行
われず、極めて効率が悪い、という問題がある。また、
1枚の集熱板本体の裏面側に通水管を溶接した構成で
は、集熱板本体に太陽が当たると集熱板本体が膨張し、
太陽が当たらないと集熱板本体が収縮するというよう
に、集熱板本体は大きく熱膨張・収縮を繰り返すが、通
水管は内部に水が通っているので大きく熱膨張・収縮し
ない。この結果、集熱板本体と通水管との溶接部に大き
な歪みが生じ、溶接部、集熱板本体、通水管のいずれか
が破損し易いという問題がある。
【0006】一方、従来技術(2)記載の集熱板本体の
溝の中に通水管を挿入した構成では、集熱板本体と通水
管との接触面積が大きく熱の移動がスムーズに行われる
し、集熱板本体が熱膨張・収縮を繰り返すと、集熱板本
体の溝の中に挿入されている通水管が溝の中で摺動する
ので熱膨張・収縮による問題が発生しなく極めて好まし
い構成であるが、次に示すような問題がある。
【0007】すなわち、一般に、集熱板本体の熱で通水
管の中の水を温め、この温められた水を効率良く取り出
すために、図12に示すように、集熱板本体100に通
水管200を複数本縦方向に並べて埋め込み、この通水
管200の上下端をそれぞれヘッダ管300に設けられ
た通孔周縁部に連結して、通水管200とヘッダ管30
0とで水路を形成する構成とすれば、集熱板本体100
で集めた熱で温められた通水管200の中の水が上昇し
て上側のヘッダ管300に流れ込み、下側のヘッダ管3
00から新しい水が自然に通水管200の中に入るよう
になるので、この上側のヘッダ管300の水を取り出す
だけで極めて効率良く集熱板本体100の熱を取り出す
ことができ、好ましい。
【0008】そして、上記したように、通水管200の
上下端をそれぞれ上下のヘッダ管300に設けられた通
孔310周縁部に連結した構成にする手段としては、図
13(イ)に示すように通水管200と略同じ形状の凹
部を有するプレス機400の下型の上に、複数本の通水
管200と集熱板本体100とを重ねて載置し、上下か
ら加圧して図13(ロ)に示す形状にする方法が最も好
ましい方法であるが、このように加圧すると、図14に
示すように、複数の通水管200の周囲に集熱板本体1
00を巻き込むために、複数の通水管200近傍の集熱
板本体100を互いに取り合う。この結果、通水管20
0近傍の集熱板本体100が延びて孔110が生じ易
い。
【0009】このような不都合を解決する手段として
は、図15(イ)、(ロ)に示すように集熱板本体10
0に1本ずつ通水管200をプレス機400で加圧して
取り付ける方法があるが、一方ずつ取り付けていると、
図16に示すように通水管200間の距離P1、P2、
P3が正確にならず、この結果、この通水管200間の
距離P1,P2,P3とヘッダ管300に設けられた通
孔310間の距離とが合わなくなり、通水管200をヘ
ッダ管300の通孔310周縁部に取り付け難い、とい
う問題がある。
【0010】この発明は、上述の事情に鑑みてなされた
もので、通水管をヘッダ管に取り付け易く構成した光熱
ハイブリッドモジュール及びこれを備える建物を提供す
ることを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、太陽電池モジュールと集熱パネ
ルとの積層構造からなる光熱ハイブリッドモジュールで
あって、上記集熱パネルは、集熱板本体と、両端部を集
熱板本体から突出させた状態で該集熱板本体に伝熱的に
取り付けられた熱媒配管とからそれぞれなる複数の熱媒
配管付き集熱板が、それぞれの集熱板本体を全体として
略同一平面上に配した状態で並べられ、かつ、集熱板本
体から突出した熱媒配管の両端部がそれぞれ両側のヘッ
ダ管の側面に設けられた通孔に連結されてなり、上記複
数枚の集熱板本体が、太陽電池モジュールの裏面に取り
付けられていることを特徴としている。
【0012】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の光熱ハイブリッドモジュールに係り、上記集熱板本
体に凹溝が設けられ、熱媒配管が該凹溝の中に、集熱板
本体の表面から熱媒配管の側壁を突出させない状態に挿
入されていることを特徴としている。
【0013】また、請求項3記載の発明は、請求項1又
は2記載の光熱ハイブリッドモジュールに係り、略同一
平面上に配置された上記集熱板本体と隣の集熱板本体と
が、太陽電池モジュールと反対側面に差し渡されて取り
付けられた低透湿性体で連結されて集熱板本体と隣の集
熱板本体との隙間が封止されていることを特徴としてい
る。
【0014】また、請求項4記載の発明は、請求項3記
載の光熱ハイブリッドモジュールに係り、低透湿性体
が、アルミニウム粘着テープであることを特徴としてい
る。
【0015】また、請求項5記載の発明に係る建物は、
請求項1乃至4のいずれか1に記載の光熱ハイブリッド
モジュールが両側のヘッダ管を上下にして屋根に取り付
けられていることを特徴としている。
【0016】
【作用】この発明の構成の光熱ハイブリッドモジュール
では、熱媒配管付き集熱板が、集熱板本体と、両端部を
集熱板本体から突出させた状態で該集熱板本体に伝熱的
に取り付けられた熱媒配管とからなるので、例えば、熱
媒配管と略同じ形状の凹部を有するプレス機の下型の上
に熱媒配管と集熱板本体を載せて加圧することにより熱
媒配管の周囲に集熱板本体を巻き込んで良好に伝熱的に
取り付けることができる。すなわち、従来のように、複
数本の熱媒配管の上に集熱板本体を載せて加圧しないの
で、集熱板本体を取り合うことなく、したがって、熱媒
配管側面の通孔周縁部に隙間孔を生ずることなく、良好
に熱媒配管を集熱板本体に取り付けることができる。し
かも、集熱パネルは、集熱板本体から突出した熱媒配管
の両端部がそれぞれ両側のヘッダ管の側面に設けられた
通孔に連結されて、ヘッダ管と熱媒配管とで流路が形成
されたものなので、従来のように、集熱板本体に複数本
の熱媒配管が取り付けられていると、連結板に取り付け
られた複数本の熱媒配管間の距離とヘッダ管の複数個の
通孔間の距離とを合致させる必要があるが、集熱板本体
には熱媒配管が取り付けられているだけである。したが
って、このような問題が生じず、簡単に、ヘッダ管側面
に設けられた通孔に熱媒配管を取り付けできる。また、
複数の熱媒配管付き集熱板が、それぞれの集熱板本体を
全体として略同一平面上に配した状態で並べられている
ので、この略同一平面上の複数の集熱板本体を太陽電池
モジュールの裏面に取り付け易い。
【0017】また、この発明の構成の光熱ハイブリッド
モジュールは、上記のようにして集熱板本体を略同一平
面上に配置して並べてそれぞれ取り付けられた複数の熱
媒配管付き集熱板が、太陽電池モジュールの裏面に取り
付けられているので、この光熱ハイブリッドモジュール
を両側のヘッダ管の一方を上側に、他方を下側にして屋
根等に取り付けると、この集熱板本体で集めた熱で温め
られた熱媒配管の中の熱媒が上昇して上側のヘッダ管に
流れ込み、下側のヘッダ管から新しい熱媒が自然に熱媒
配管の中に入るようになり、この上側のヘッダ管の熱媒
を取り出すだけで、極めて効率良く集熱板本体の熱を取
り出すことができる。また、このように太陽電池モジュ
ールの裏面から熱を効率良く集熱板本体で取り除くこと
ができるので、太陽電池モジュールが高温にならず、太
陽電池モジュールの効率が良くなる。
【0018】また、集熱板本体に凹溝が設けられ、上記
熱媒配管が該凹溝の中に、集熱板本体の表面から熱媒配
管の側壁を突出させない状態に挿入されているので、例
えば、熱媒配管と略同じ形状の凹部を有するプレス機の
下型の上に熱媒配管と集熱板本体を載せて加圧するする
だけで、熱媒配管の周囲に集熱板本体を巻き込みながら
集熱板本体が窪んで凹溝が形成されると同時に、この凹
溝の中に熱媒配管が挿入されて、熱媒配管付き集熱板が
極めて簡単に製造できる。しかも、熱媒配管の側壁を集
熱板本体の表面から突出しない状態に熱媒配管が挿入さ
れているので、集熱板本体を太陽電池モジュールの裏面
に沿って取り付け易い。
【0019】また、太陽電池モジュールに集熱板本体を
取り付けるには、通常、エチレン−酢酸ビニル共重合体
(EVA)等のシート状の接着剤で接着しているが、略
同一平面上に配置された上記集熱板本体と隣の集熱板本
体とが、太陽電池モジュールと反対側面に差し渡されて
取り付けられた低透湿性体で連結されて集熱板本体と隣
の集熱板本体との隙間が封止されているので、集熱板本
体と隣の集熱板本体との間が低透湿性体で塞がれてい
る。したがって、集熱板本体と隣の集熱板本体との隙間
からこの接着剤の漏れをこの低透湿性体が防ぐ。このた
め、この集熱板本体と隣の集熱板本体との隙間部分のシ
ート状の接着剤が薄くならず、この結果、太陽電池モジ
ールを構成する太陽電池セルと隣の太陽電池セルとを接
続しているリード線と、集熱板本体とが短絡したり、漏
電したりして発電しなくなるということがない。また、
低透湿性体がこの集熱板本体と隣の集熱板本体との隙間
からの湿気や熱媒の侵入を防ぐので、接着剤の変色や変
質等の劣化がなくなり、リード線の腐食がなくなる。
【0020】また、低透湿性体として、殆ど湿気を通さ
ないアルミニウム粘着テープを用いるようにすれば、特
に、接着剤の変色や変質等の劣化がなくなり、リード線
の腐食がなくなる。また、この発明の構成の建物は、請
求項1乃至4のいずれか1に記載の光熱ハイブリッドモ
ジュールが両側のヘッダ管を上下にして屋根に取り付け
られているので、上記のように、上側のヘッダ管の熱媒
を取り出すだけで極めて効率良く集熱板本体の熱を取り
出すことができるし、また、太陽電池モジュールの効率
が良く極めて理想的な建物である。なお、熱媒として
は、水でも良いが、寒冷地等では、エチレングリコール
水溶液、プロピレングリコール水溶液等の不凍液を用い
るのが好ましい。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態について説明する。説明は、実施例を用い
て具体的に行う。図1は、この発明の一実施例である光
熱ハイブリッドモジュールを分解して示す斜視図、図2
は、同光熱ハイブリッドモジュールを取り付けた光熱ハ
イブリッド付き建物の平面図、図3は、図2のA部分を
拡大して示す斜視図、図4(イ)は、同光熱ハイブリッ
ドモジュールに使用する集熱板本体に熱媒配管を取り付
ける方法を示す斜視図、同図(ロ)は集熱板本体に熱媒
配管を取り付けた状態の一部を示す斜視図、図5は、図
4のB−B線に沿う断面図、また、図6は、集熱板本体
に低透湿性体を取り付けた状態を示す斜視図、図7は図
6のC−C線に沿う断面図である。
【0022】この例の光熱ハイブリッドモジュールM
は、図1に示すように、太陽電池モジュール1と、集熱
パネル2と、低透湿性体3とから概略なっている。太陽
電池モジュール1は、複数個の太陽電池セル11がEV
Aシートの接着剤12の上に並べられ、各太陽電池セル
11が図示しないリード線で接続され、この上にEVA
シートの接着剤13で覆って、太陽電池セル11を接着
剤12、13でシールして湿気等が入らないようにし、
表面に強化ガラス14が接着剤12で取り付けられたも
のである。集熱パネル2は、略長方形の1枚のアルミニ
ウム製の集熱板本体41と銅製の熱媒配管42とからな
る熱媒配管付き集熱板本体4の4枚と、2本の銅製のヘ
ッダ管5とからなる。熱媒配管付き集熱板4は、集熱板
本体41に1本の溝411を設け、この溝411の中に
熱媒配管42の両端部を集熱板本体41から突出させた
状態で熱媒配管42を挿入したものであり、この溝41
1と熱媒配管42の外周面とは密着していて、熱媒配管
42は集熱板本体21に伝熱的に当接した状態になって
いる。ヘッダ管5は銅製の管であり、このヘッダ管5に
は、1側に4個の通孔51が並んで設けられている。低
透湿性体3はアルミニウム箔の基板31の表面に粘着剤
層32を設けたアルミニウム粘着テープである。
【0023】そして、集熱パネル2は、図1に示すよう
に、この例では4枚の熱媒配管付き集熱板4を、集熱板
本体41を略同一平面上に配置し、かつ、略平行な状態
に並べ、集熱板本体41から突出した熱媒配管42の両
端部をそれぞれ両側のヘッダ管5側面の通孔51にろー
付けにより連結したもので、ヘッダ管5と熱媒配管42
とで流路が形成されている。光熱ハイブリッドモジュー
ルMは、図1に示すように、集熱パネル2の同一平面上
に並べられている4枚の集熱板本体41を太陽電池モジ
ュール1の裏面の接着剤13に接着して、太陽電池モジ
ュール1と集熱板本体41とが取り付けられたものであ
る。また、太陽電池モジュール1と反対側面に、集熱板
本体41と隣の集熱板本体41との間に低透湿性体3が
差し渡されて取り付けられて、集熱板本体41と隣の集
熱板本体41との隙間が封止されている。光熱ハイブリ
ッドモジュール付き建物Nは、図2及び図3に示すよう
に、屋根6の上に、複数の光ハイブリッドモジュールM
を備えてなり、各光ハイブリッドモジュールMは、両側
のヘッダ管5を上下にして並べられ、上側ヘッダ管5は
蓄熱貯湯槽7の上側に、また、下側ヘッダ管5は蓄熱貯
湯槽7の下側にそれぞれ接続されている。また、蓄熱貯
湯槽7に蓄えられた湯を上側から引き出す管71と水道
水等を導入する管72とが取り付けられている。なお、
この上側から引き出す管71は光熱ハイブリッドモジュ
ール付き建物Nの中の風呂、洗面所、厨房等の水栓に接
続されていて、湯として使用できるようになっている。
【0024】次に、この光熱ハイブリッドモジュールM
の製造方法と光熱ハイブリッド付き建物について説明す
る。先ず、図4(イ)に示すように、熱媒配管42と略
同じ形状の凹部を有するプレス機8の下型81の上に熱
媒配管42と略長方形の集熱板本体41を載せて加圧す
ると、図4(ロ)に示すように、集熱板本体41に溝4
11が形成されると同時に、この溝411の中に熱媒配
管42の外周面が密着した状態に取り付けられて熱媒配
管付き集熱板4が製造される。なお、この際、熱媒配管
42の両端部は集熱板本体41の両側から突出させてお
く。
【0025】このように、熱媒配管42と略同じ形状の
凹部を有するプレス機の下型の上に熱媒配管42と集熱
板本体41を載せて加圧するするだけで、熱媒配管42
の周囲に集熱板本体41を巻き込みながら集熱板本体4
1が窪んで凹溝が形成されると同時に、この凹溝の中に
熱媒配管42が挿入されるので、熱媒配管付き集熱板4
が極めて簡単に製造できる。また、この熱媒配管付き集
熱板4が、略長方形の集熱板本体41と熱媒配管42と
からなるので、従来のように、複数本の熱媒配管が集熱
板本体を取り合うことなく、したがって、熱媒配管近傍
に通孔が発生することなく、熱媒配管42の周囲に集熱
管41を巻き込んで良好に熱媒配管42を集熱板本体4
1に取り付けることができる。このようにして製造され
た熱媒配管付き集熱板4では、図5に示すように、熱媒
配管42が、集熱板本体41の表面から突出しないで略
同一平面上に位置するようになっている。
【0026】次に、図1に示すように、4枚の熱媒配管
付き集熱板4を、集熱板本体41を略同一平面上に配置
させて略平行な状態に並べ、かつ、集熱板本体41の両
端から突出した熱媒配管42の両端部をそれぞれ両側の
ヘッダ管5の通孔51周縁部にろー付けにより連結して
集熱パネル2を完成させる。これにより、ヘッダ管5と
熱媒配管42とで流路が形成される。この際、従来のよ
うに、集熱板本体41に複数本の熱媒配管42が取り付
けられていると、ヘッダ管5の通孔51間の距離と集熱
板本体41に取り付けられた複数の熱媒配管42の距離
とを合致させる必要があるが、集熱板本体41には熱媒
配管42が取り付けられているだけであるから、このよ
うな問題が起こらず、簡単に、ヘッダ管5側面の通孔5
1に熱媒配管42の先端を取り付けできる。
【0027】次に、図6及び図7に示すように、集熱板
本体41と隣の集熱板本体41との間に低透湿性体3を
差し渡して取り付けて、集熱板本体41と隣の集熱板本
体41との隙間を封止する。次に、強化ガラス14の上
にシート状の接着剤12を敷き、この上に複数枚の太陽
電池セル11を並べ、図示しないリード線で接続し、こ
の上にEVAシートの接着剤13で覆い、低透湿性体3
が取り付けられた集熱パネル41を載置し、上下から加
圧すると、太陽電池モジュール1と集熱パネル2が一体
になった光熱ハイブリッドモジュールMが完成する。
【0028】この際、この熱媒配管42は集熱板本体4
1の表面から突出しない状態に挿入されているので、集
熱板本体41を太陽電池モジュール1の裏面に沿って取
り付け易い。また、略同一平面上に配置された集熱板本
体41と隣の集熱板本体41とが、太陽電池モジュール
と反対側に取り付けられた低透湿性体3で連結されて集
熱板本体41と隣の集熱板本体41との隙間が封止され
ているので、加圧時に、集熱板本体41と隣の集熱板本
体41との隙間から接着剤13の漏れをこの低透湿性体
3が防ぐ。この結果、この集熱板本体41と隣の集熱板
本体41との隙間部分のシート状の接着剤13が薄くな
らず、太陽電池モジール1を構成する太陽電池セル11
と隣の太陽電池セル11とを接続しているリード線と集
熱板本体41とが短絡したりや漏電したりして発電しな
くなるということがない。また、この低透湿性体3は、
殆ど湿気を通さないアルミニウム粘着テープであるの
で、低透湿性体3がこの集熱板本体41と隣の集熱板本
体41との隙間から侵入する湿気や水によって接着剤1
3の変色や変質等の劣化することを防いだり、リード線
の腐食を防ぐ。なお、実施例では、アルミニウム箔を用
いた粘着テープを用いているが、被着体との電解腐食を
防ぐ上で、同材質の金属箔テープでも良く、銅箔テー
プ、ステンレステープでも良い。
【0029】次に、図2及び図3に示すように、光ハイ
ブリッドモジュールMを両側のヘッダ管5を上下にして
屋根6の上に複数個並べ、上側のヘッダ管5と下側のヘ
ッダ管5をそれぞれ別々に接続し、この上側ヘッダ管5
を蓄熱貯湯槽7の上側に、また、下側ヘッダ管5を蓄熱
貯湯槽7の下側にそれぞれ接続して、光熱ハイブリッド
付き建物Nとする。また、蓄熱貯湯槽7に蓄えられた湯
を上側から引き出す管71と水道水等を導入する管72
とを取り付ける。また、この上側から引き出す管71は
風呂、洗面所、厨房等の水栓に接続して、湯として使用
できるようする。
【0030】このような構成では、集熱板本体41で集
めた熱で温められた熱媒配管42の中の水が上昇し、上
側のヘッダ管5に流れ込み、上側のヘッダ管5から蓄熱
貯湯槽7に流れ込んで、蓄熱貯湯槽7の上層部に溜ま
り、蓄熱貯湯槽7の下槽部の冷たい水が下側のヘッダ管
5から熱媒配管42の中に入るというように、光熱ハイ
ブリッドモジュールMの熱媒配管42とヘッダ管5から
なる水路と、蓄熱貯湯槽7の間を水が循環して、蓄熱貯
湯槽7の上層部に湯が自然に蓄積される。このように、
この上側のヘッダ管5の水が取り出す出されて蓄熱貯湯
槽7の中に蓄積されるので、極めて効率良く集熱板本体
41の熱を取り出すことができる。
【0031】そして、風呂、洗面所、厨房等の水栓を開
くと、蓄熱貯湯槽7の上層部に蓄えられた湯が蓄熱貯湯
槽7の上側に接続されている引き出す管71から取り出
されて使用できる。なお、湯を取り出すと、水道水等に
接続されている導入する管72から新しい水が蓄熱貯湯
槽7の下層に供給される。このように太陽電池モジュー
ルMの裏面から熱を効率良く集熱板本体で取り除くこと
ができるので、太陽電池モジュールMの温度が上昇さ
ず、太陽電池モジュールMの効率が良くなる。このよう
になっているので、光熱ハイブリッドモジュールMは、
太陽電池セル11で効率良く発電できると同時に、集熱
パネル2で集熱した熱を効率良く利用できる。
【0032】以上、この発明の実施例を図面により詳述
してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるもの
ではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変
更等があってもこの発明に含まれる。例えば、集熱板本
体41は長方形だけに限らず、図8に示すように平行四
辺形や台形でも良いし、また、図9に示すように、凹形
や凸形でも良いし、一方が突出し、他方が凹んだ形でも
良い。また、図10に示すように三角形でも良い。この
際、集熱板本体41と隣の集熱板本体41との隙間を小
さくすると集熱板本体41の集熱面積が大きくなので好
ましい。さらに、この実施例では、集熱板本体41の凹
溝の中に熱媒配管42が挿入されるときに、図5のよう
に、集熱板本体41と熱媒配管42が略同一平面上にな
っているが、熱媒配管42が集熱板本体41から突出し
ないようにするだけで良く、必ずしも略同一平面上なる
ようにする必要がない。例えば、図11のように熱媒配
管42が集熱板本体41の表面から凹んだ位置にあって
集熱板本体41の面と熱媒配管42との間に空間49が
形成されても良い。
【0033】また、この実施例では、低透湿性体3がア
ルミニウム粘着テープであるが、その他の低透湿性体、
例えば、塩化ビニリデン粘着テープでも良いし、ブチル
シートであっても良い。また、この実施例では、集熱板
本体41に熱媒配管42を取り付ける手段としてプレス
機を使用したが、予め、集熱板本体41に熱媒配管42
が入る大きさの凹溝を設けていて、この凹溝の中に熱媒
配管42を取り付けても良い。また、この実施例では、
集熱板本体41としてアルミニウム板を用い、熱媒配管
42として銅管を用いたが、その他の金属板や金属管で
も良い。また、この実施例では、集熱板本体41で集め
た熱を水栓の湯として使用する例を示したが、この集熱
板本体41で集めた熱は他の例、例えば、床暖房の熱源
として使用しても良いし、冷暖房機の熱源として使用し
ても良い。また、熱媒としては、水でも良いが、寒冷地
等では、エチレングリコール水溶液やプロピレングリコ
ール水溶液等の不凍液を用いるのが好ましい。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の構成に
よれば、光熱ハイブリッドモジュールが、熱媒配管付き
集熱板が集熱板本体と、両端部を集熱板本体から突出さ
せた状態で該集熱板本体に伝熱的に取り付けられた熱媒
配管とからなるので、例えば、熱媒配管と略同じ形状の
凹部を有するプレス機の下型の上に熱媒配管と集熱板本
体を載せて加圧することにより熱媒配管の周囲に集熱板
本体を巻き込んで良好に伝熱的に取り付けることができ
る。また、集熱パネルは、複数枚の熱媒配管付き集熱板
が、それぞれの集熱板本体を全体として略同一平面上に
配した状態で並べられ、集熱板本体から突出した熱媒配
管の両端部が、それぞれ両側のヘッダ管の側面に設けら
れた通孔に連結されて、ヘッダ管と熱媒配管とで流路が
形成されたものなので、この熱媒配管付き集熱板の熱媒
配管の両端部をヘッダ管の通孔周縁部に連結するだけで
ヘッダ管と熱媒配管とで流路が形成される。
【0035】また、集熱パネルは、集熱板本体から突出
した熱媒配管の両端部がそれぞれ両側のヘッダ管の側面
に設けられた通孔に連結されて、ヘッダ管と熱媒配管と
で流路が形成されたものであるので、従来のように、集
熱板本体に複数本の熱媒配管が取り付けられていると、
連結板に取り付けられた複数本の熱媒配管間の距離とヘ
ッダ管の複数個の通孔間の距離とを合致させる必要があ
るが、この発明の構成では、このような問題が全くな
く、簡単に、ヘッダ管側面に設けられたの通孔に熱媒配
管を取り付けることができる。また、複数枚の熱媒配管
付き集熱板が、それぞれの集熱板本体を全体として略同
一平面上に並べられているので、この略同一平面上の複
数枚の集熱板本体を太陽電池モジュールの裏面に取り付
け易い。また、光熱ハイブリッドモジュールの両側のヘ
ッダ管の一方を上側に、他方を下側にして屋根に取り付
けると、太陽電池モジュールの裏面から熱を効率良く集
熱板本体で取り除くことができると同時に、太陽電池モ
ジュールの効率が良くなる。
【0036】また、集熱板本体に凹溝が設けられ、上記
熱媒配管は該凹溝の中に、集熱板本体の表面から熱媒配
管を突出させない状態に挿入されているので、熱媒配管
と略同じ形状の凹部を有するプレス機の下型の上に熱媒
配管と集熱板本体を載せて加圧するするだけで、熱媒配
管の周囲に集熱板本体を巻き込みながら集熱板本体が窪
んで凹溝が形成されると同時に、この凹溝の中に熱媒配
管が挿入された熱媒配管付き集熱板が極めて簡単に製造
できる。しかも、この熱媒配管は集熱板本体の表面から
突出しない状態に挿入されているので、集熱板本体を太
陽電池モジュールの裏面に沿って取り付け易い。
【0037】また、略同一平面上に配置された上記集熱
板本体と隣の集熱板本体とが、太陽電池モジュールと反
対側面に差し渡されて取り付けられた低透湿性体で連結
されて集熱板本体と隣の集熱板本体との隙間が封止され
ているので、集熱板本体と隣の集熱板本体との間が低透
湿性体で塞がれ、集熱板本体と隣の集熱板本体との隙間
からこの接着剤の漏れをこの低透湿性体が防ぐ。この結
果、この集熱板本体と隣の集熱板本体との隙間部分のシ
ート状の接着剤が薄くならず、太陽電池モジールを構成
する太陽電池セルと隣の太陽電池セルとを接続している
リード線と、集熱板本体とが短絡したり、漏電して発電
しなくなる、という不都合がなくなる。また、低透湿性
体がこの集熱板本体と隣の集熱板本体との隙間から侵入
する湿気や水を防ぐので、接着剤の変色や変質等の劣化
がなくなり、リード線の腐食がなくなる。また、低透湿
性体が全く湿気を通さないアルミニウム粘着テープであ
ると、特に、接着剤の変色や変質等の劣化がなくなり、
リード線の腐食がなくなる。
【0038】また、この発明の構成の建物は、請求項1
乃至4のいずれか1に記載の光熱ハイブリッドモジュー
ルが屋根に取り付けられているので、上側のヘッダ管の
水を取り出すだけで極めて効率良く集熱板本体の熱を取
り出すことができるし、また、太陽電池モジュールの効
率が良く極めて理想的な建物である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例である光熱ハイブリッドモ
ジュールを分解して示す斜視図である。
【図2】同光熱ハイブリッドモジュールを備える建物の
平面図である。
【図3】図2のA部分を拡大して示す斜視図である。
【図4】(イ)は、同光熱ハイブリッドモジュールに使
用する集熱板本体に熱媒配管を取り付ける方法を示す斜
視図、(ロ)は、集熱板本体に熱媒配管を取り付けた状
態の一部を示す斜視図である。
【図5】図4のB−B線に沿う断面図である。
【図6】集熱板本体に低透湿性体を取り付けた状態を示
す斜視図である。
【図7】図6のC−C線に沿う断面図である。
【図8】熱媒配管付き集熱板の他の例を示す平面図であ
る。
【図9】熱媒配管付き集熱板の別の例を示す平面図であ
る。
【図10】熱媒配管付き集熱板のさらに別の例を示す平
面図である。
【図11】集熱板本体に熱媒配管が取り付けられた他の
例を示す断面図である。
【図12】従来の通水管付き集熱板の例を示す平面図で
ある。
【図13】(イ)は従来の通水管付き集熱板の製造方法
を示す斜視図、(ロ)は同方法で製造した従来の通水管
付き集熱板の斜視図である。
【図14】同方法で製造した通水管付き集熱板の問題を
示す斜視図である。
【図15】(イ)、(ロ)は、従来の通水管付き集熱板
の製造方法の他の例を示す斜視図である。
【図16】同方法で製造した通水管付き集熱板の問題を
示す斜視図である。
【符号の説明】
M 光熱ハイブリッドモジュール N 光熱ハイブリッドモジュール付き建物 1 太陽電池モジュール 2 集熱パネル 3 低透湿性体 4 熱媒配管付き集熱板 41 集熱板本体 42 熱媒配管 5 ヘッダ管 51 通孔 6 屋根

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 太陽電池モジュールと集熱パネルとの積
    層構造からなる光熱ハイブリッドモジュールであって、 前記集熱パネルは、集熱板本体と、両端部を集熱板本体
    から突出させた状態で該集熱板本体に伝熱的に取り付け
    られた熱媒配管とからそれぞれなる複数の熱媒配管付き
    集熱板が、それぞれの集熱板本体を全体として略同一平
    面上に配した状態で並べられ、かつ、集熱板本体から突
    出した熱媒配管の両端部が、それぞれ両側のヘッダ管の
    側面に設けられた通孔に連結されてなり、 前記複数枚の集熱板本体が、前記太陽電池モジュールの
    裏面に取り付けられていることを特徴とする光熱ハイブ
    リドモジュール。
  2. 【請求項2】 前記集熱板本体に凹溝が設けられ、前記
    熱媒配管が該凹溝の中に、集熱板本体の表面から熱媒配
    管の側壁を突出させない状態に挿入されていることを特
    徴とする請求項1記載の光熱ハイブリッドモジュール。
  3. 【請求項3】 略同一平面上に配置された前記集熱板本
    体と隣の集熱板本体とが、太陽電池モジュールと反対側
    面に差し渡されて取り付けられた低透湿性体で連結され
    て集熱板本体と隣の集熱板本体との隙間が封止されてい
    ることを特徴とする請求項1又は2記載の光熱ハイブリ
    ッドモジュール。
  4. 【請求項4】 前記低透湿性体がアルミニウム粘着テー
    プであることを特徴とする請求項3記載の光熱ハイブリ
    ッドモジュール。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか1に記載の光
    熱ハイブリッドモジュールが両側のヘッダ管を上下にし
    て屋根に取り付けられていることを特徴とする建物。
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