JPH1125507A - 光学的記録媒体及びその読み取り再生装置並びに光学的記録媒体の偽造防止方法 - Google Patents

光学的記録媒体及びその読み取り再生装置並びに光学的記録媒体の偽造防止方法

Info

Publication number
JPH1125507A
JPH1125507A JP9187429A JP18742997A JPH1125507A JP H1125507 A JPH1125507 A JP H1125507A JP 9187429 A JP9187429 A JP 9187429A JP 18742997 A JP18742997 A JP 18742997A JP H1125507 A JPH1125507 A JP H1125507A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording medium
optical recording
recorded
areas
optical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9187429A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Kondo
哲也 近藤
Koji Tsujita
公二 辻田
Akira Nishizawa
昭 西沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
Priority to JP9187429A priority Critical patent/JPH1125507A/ja
Publication of JPH1125507A publication Critical patent/JPH1125507A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
  • Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 光学的記録媒体の偽造を防止する。 【解決手段】 光学的記録媒体4は反射率が異なる2つ
の記録エリアM1、M2を有し、記録エリアM1、M2
には情報が光学的に記録されている。LD−1、LD−
2は同一の波長のレーザ光をそれぞれ記録エリアM1、
M2に照射する位置に配置され、記録エリアM1、M2
の凹凸形状を走査する。PD−1、PD−2はそれぞれ
記録エリアM1、M2により反射されたLD−1、LD
−2のレーザ光を受光し、復号化部3はPD−1、PD
−2により読み取られた両方の信号レベルが各閾値を超
えるか否かを判定して真贋を判定し、真の場合にPD−
1、PD−2により読み取られたデータに基づいて原デ
ータを復元する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バンクカード、ク
レジットカード、カード式電子マネーなどに好適な光学
的記録媒体及びその読み取り再生装置並びに光学的記録
媒体の偽造防止方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カード状の記録媒体に対して光学
的に読み取り可能な情報を記録する方法が知られ、近
年、この種の光カードの高密度化が進んでいる。また、
高密度の光学的記録媒体の普及と最近のパーソナルコン
ピュータの高性能化に伴い、重要な情報を記録する機会
が多くなっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、高密度
の光学的記録媒体は大容量の情報を記録することができ
るという大きな利点がある反面、付加価値が高いので偽
造された場合の損失が大きいという問題点がある。特に
顧客の銀行預金情報や電子マネーが記録された媒体はも
ちろん、国家機密、軍事情報などの国、地域、全地球的
な安全に関する情報の偽造、盗用は図り知れない危機を
もたらすこともあり得る。したがって、このような高密
度の光学的記録媒体は、正規の使用者以外の他人により
使用されないことが望まれている。なお、このような問
題点を解決するために、暗号を利用したコピープロテク
ト法が種々提案されているが、時間をかけて丁寧に解析
すれが解読することが多く、根本的な解決策には至って
いない。
【0004】本発明は上記問題点に鑑み、偽造を防止す
ることができる光学的記録媒体及びその読み取り再生装
置並びに光学的記録媒体の偽造防止方法を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、低反射率又は高透過率な部分として形成さ
れた光学的記録媒体の第1の領域に第1の光学的情報を
記録するとともに、高反射率又は低透過率な部分として
形成された光学的記録媒体の第2の領域に第2の光学的
情報を記録し、第1、第2の領域の少なくとも一方から
読み出された信号レベルに基づいて光学的記録媒体の真
贋を判断し、真と判断された場合に第1、第2の光学的
情報に基づいて原データを復元するようにしたものであ
る。
【0006】すなわち本発明によれば、低反射率又は高
透過率な部分として形成されるとともに第1の光学的情
報が記録された第1の領域と、高反射率又は低透過率な
部分として形成されるとともに第2の光学的情報が記録
された第2の領域とを、有する光学的記録媒体が提供さ
れる。
【0007】また、本発明によれば、低反射率又は高透
過率な部分として形成されるとともに第1の光学的情報
が記録された第1の領域と、高反射率又は低透過率な部
分として形成されるとともに第2の光学的情報が記録さ
れた第2の領域とを有する光学的記録媒体から光学的情
報を読み出す光学的記録媒体の読み取り再生装置であっ
て、前記第1、第2の領域にそれぞれ記録されている第
1、第2の光学的情報を読み出す読み出し手段と、前記
読み出し手段により前記第1、第2の領域の少なくとも
一方から読み出された信号レベルに基づいて光学的記録
媒体の真贋を判断する真贋判断手段と、前記真贋判断手
段により真と判断された場合に第1、第2の光学的情報
に基づいて原データを復元する復元手段とを、有する光
学的記録媒体の読み取り再生装置が提供される。
【0008】また、本発明によれば、低反射率又は高透
過率な部分として形成された光学的記録媒体の第1の領
域に第1の光学的情報を記録するとともに、高反射率又
は低透過率な部分として形成された光学的記録媒体の第
2の領域に第2の光学的情報を記録するステップと、前
記第1、第2の領域にそれぞれ記録されている第1、第
2の光学的情報を読み出すステップと、前記第1、第2
の領域の少なくとも一方から読み出された信号レベルに
基づいて光学的記録媒体の真贋を判断するステップと、
真と判断された場合に第1、第2の光学的情報に基づい
て原データを復元するステップとを、有する光学的記録
媒体の偽造防止方法が提供される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1は本発明に係る光学的記録媒
体の読み取り再生装置の一実施形態を示す構成図、図2
は図1の光学的記録媒体の記録エリアを示す説明図、図
3は図2の記録エリアの情報とその復号情報を示す説明
図である。
【0010】図1において、読み取り再生装置は光源1
として2系統のLD(レーザダイオード)−1、LD−
2と、読み取り部2として同じく2系統のPD(フォト
ダイオード)−1、PD−2と復号化部3を有する。光
学的記録媒体4は図2に示すようにカード状に形成さ
れ、その上に一例として反射率が異なる2つの記録エリ
アM1、M2が長手状に形成されている。記録エリアM
1、M2にはそれぞれコードが凹凸形状で記録されてい
る。
【0011】ここで、説明を簡略化するために、記録エ
リアM1、M2に記録される元の原情報は「0」「1」
のバイナリデータにより構成され、記録エリアM1には
原データの奇数ビットが、記録エリアM2には原データ
の偶数ビットが凹凸形状で長手方向に形成されている。
なお、この凹凸形状で表される光学的情報は、例えばC
Dのようにピットの長さで表してもよく、また、ピット
の有無で表してもよい。
【0012】LD−1、LD−2は同一の波長(例えば
λ=780nm)のレーザ光をそれぞれ記録エリアM
1、M2に照射する位置に配置され、また、光学的記録
媒体4が記録エリアM1、M2の長手方向に移動すると
記録エリアM1、M2の凹凸形状を走査するように構成
されている。PD−1、PD−2はそれぞれ記録エリア
M1、M2により反射されたLD−1、LD−2のレー
ザ光を受光する位置に配置されている。したがって、L
D−1、LD−2がそれぞれ記録エリアM1、M2上を
走査すると、記録エリアM1、M2に記録された「0」
「1」の情報がPD−1、PD−2により光電変換され
て読み取られる。復号化部3は図3に示すようにPD−
1、PD−2により読み取られたビットをそれぞれ奇数
ビット、偶数ビットに配列することにより原データを復
元する。
【0013】ここで、光学的記録媒体4の偽造を防止す
るために記録エリアM1はLD−1とPD−1のみによ
り読み出すことができるともに、他方のLD−2とPD
−2や他の種類の発光素子と受光素子では読み出すこと
ができないことが必要になる。記録エリアM2について
も同様である。そこで、記録エリアM1、M2は反射率
が異なるように構成され、読み取り装置側ではPD−
1、PD−2により読み取られた信号レベルに対して異
なる閾値をあらかじめ設定し、両方の読み取りレベルが
各閾値を超えるか否かを判定することにより、偽の読み
取り装置では読み出すことができなくすることができ
る。したがって、この光学的記録媒体4を盗み出したと
しても、この記録エリアM1、M2に対応する2系統の
光源1及び読み取り部2がなければ、また、閾値がわか
らなければ読み出すことができないので、変造や偽造が
困難となる。
【0014】なお、上記実施形態では記録エリアM1、
M2を反射率が異なるように構成し、PD−1、PD−
2がそれぞれ記録エリアM1、M2の反射光を受光する
ように構成したが、代わりに記録エリアM1、M2を透
過率が異なるように構成し、PD−1、PD−2がそれ
ぞれ記録エリアM1、M2の透過光を受光するように構
成してもよい。
【0015】また、LD−1、LD−2の両方の代わり
に、ガスレーザやLED(発光ダイオード)を用いても
よく、また、一方としてLDを、他方としてLEDを用
いてもよい。さらに、1つのLDのレーザ光をハーフミ
ラーなどにより2分割してもよい。また、記録エリアM
1、M2の情報形態はピットの代わりにホログラムでも
よく、この場合にはPD−1、PD−2の代わりに撮像
素子としてのCCD(電荷転送素子)が望ましい。ま
た、記録エリアM1、M2上の暗号は原データの奇数ビ
ット、偶数ビットの代わりに、足し算や引き算を行った
データでもよい。さらに、記録エリアM1、M2の数は
2個に限定されず、3個以上にすれば更にセキュリティ
が向上する。
【0016】次に図4、図5を参照して第2の実施形態
について説明する。図4は暗号化部の処理を示し、図5
は記録エリアM1、M2上のデータを示している。暗号
化部5は原データを原データより容量が小さい暗号化/
復号用のキーデータに基づいて暗号化して主データを生
成し、この主データとキーデータがそれぞれ記録エリア
M1、M2に記録される。暗号化の方法としては、例え
ば「0」「1」のバイナリの原データを数ビット単位に
グループ化し、グループ内で各ビットを数ビットずつ右
側(LSB側)又は左側(MSB側)にシフトする方法
を用いることができる。例えば原データをグループ数a
=4にグループ化し、グループ内で各ビットをビット数
b=1だけ右側又は左側cにシフトすることにより暗号
化する場合には、a=4、b=1及びc(=右側又は左
側)をキーデータとして記録エリアM2に記録する。
【0017】読み取り再生装置としては図1に示す構成
を用いることができ、LD−1、LD−2がそれぞれ記
録エリアM1、M2上を走査すると、記録エリアM1、
M2に記録された「0」「1」の情報がPD−1、PD
−2により光電変換されて読み取られる。そして、復号
化部3はPD−1、PD−2によりそれぞれ読み取られ
た主データとキーデータに基づいて原データを復元す
る。
【0018】このような暗号化方法によれば、キーデー
タ長は主データ長より短くすることができるので、図5
に示すように記録エリアM2の長さを記録エリアM1よ
り短くすることができ、そのため装置のコストも下げる
工夫も考えられる。例えば記録エリアM1上の主データ
は第1の実施形態と同様に凹凸状で記録するが、記録エ
リアM2上のキーデータはモールス符号で記録する方法
が考えられる。
【0019】図6はその説明のために、記録エリアM2
上に英文=L、和文=カを示すモールス符号「・」
「−」「・」「・」が反射面の長さが異なるようにして
形成されていることを示している。このような記録エリ
アM2によれば、光源であるLD−2の光は絞る必要が
なく、また、読み取る際には単にその波長において各反
射面による検出信号が時間軸上にどのように配列されて
いるかを判別できればよい。そのため、LD−2の代わ
りに安価な光源を用いることができ、また、PD−2の
代わりにLEDを用いることができる。
【0020】図7は第3の実施形態の光学的記録媒体4
を示し、図8は図7に示すように左側から見た光学的記
録媒体4の断面を示し、図9は第3の実施形態の読み取
り再生装置を示している。光学的記録媒体4の記録エリ
アM1には原データが凹凸状で記録され、記録エリアM
2は所定値、例えば70%以上の反射率に相当する材料
で構成されている。
【0021】読み取り再生装置内の論理回路11は図9
に示すように、記録エリアM1、M2からそれぞれPD
−1、PD−2により読み取られた各レベルが所定値以
上の場合には光学的記録媒体4を「真」と判断して記録
エリアM1上の原データを読み込み、所定値以下の場合
には光学的記録媒体4を「偽」と判断して記録エリアM
1上の原データを読み込まない。
【0022】この第3の実施形態によれば、偽造を行う
者は記録エリアM2を正規の反射率で形成する必要があ
るので、光学的記録媒体4を偽造することが困難にな
る。また、記録エリアM2の反射率として閾値以上では
なく所定の範囲、例えば70〜80%として70以下、
80%以上は「偽」と判断するようにすれば偽造は更に
困難になる。ここで、例えば記録エリアM1を銅薄膜に
より形成し、記録エリアM2をアルミニウム薄膜により
形成すると、近赤外線領域では記録エリアM1は低反射
領域となり、記録エリアM2は高反射領域となる。
【0023】また、図8において、基板101として厚
みが1.2mmのポリカーボネートを使用し、この上に
記録エリアM1、M2として厚みが共に70nmであっ
てそれぞれアルミニウム、ニッケルを形成し、この上に
表面傷を防止するための保護膜102を一様に形成する
と、記録エリアM1は75%、記録エリアM2は50%
の反射率が得られる。このような媒体を用いる場合に
は、読み取り再生装置側では±5%の許容範囲を設けて
PD−1の検出感度を反射率70〜80%、PD−2の
検出感度を反射率45〜55%に設定し、一方がパスし
ても他方がパスしない場合と両方がパスしない場合に
「偽」と判断することにより、同じ材料で偽造しないと
「偽」と判断されることになるので、偽造が更に困難に
なる。
【0024】図10は第3の実施形態の変形例として、
記録エリアM1、M2が異なる反射率になるようにする
ために、以下のように厚みを変えた構成を示している。 M1 アルミニウム 70nm 85% M2 アルミニウム 12nm 50%
【0025】図11は第4の実施形態の光学的記録媒体
4を示し、図12は第4の実施形態の読み取り再生装置
を示している。光学的記録媒体4の図の手前側には原デ
ータが凹凸で記録される所定の反射率aの記録エリアM
1が形成され、奥側の記録エリアM2には一例として反
射率aの3個の記録エリアM21と反射率b(≠a)の
2個の記録エリアM22が適宜の順序で配列されて形成
されている。
【0026】このような媒体を用いる場合には、読み取
り再生装置側では図12に示すように、反射率の閾値と
して例えば 0〜39% 40〜59%…a 60〜79% 80〜100%…b の4種類の範囲を論理回路13に設定するとともに、反
射率a、bの領域の数を内部メモリ12に設定する。そ
して、記録エリアM2をPD−2により光電変換して両
出力を論理回路13により上記の閾値により判定し、次
いで論理回路14により論理回路13の判定による数と
内部メモリ12の数を判定することにより真偽を判定す
る。この第4の実施形態によれば、記録エリアM2の反
射率と記録エリアM21、M22の数が一致しなければ
「偽」と判定されるので、偽造が更に困難になる。
【0027】図13は第5の実施形態を示し、記録エリ
アM1は所定の反射率aで形成され、また、原データが
凹凸で記録される。そして、記録エリアM2はセキュリ
ティコードを構成する信号(数値A)が凹凸で記録され
る記録エリアM22と、同じくセキュリティコードを構
成する信号(数値B)が凹凸で記録される記録エリアM
21により構成されるとともに、記録エリアM22、M
21はそれぞれ異なる反射率a、bで形成されている。
【0028】このような媒体を用いる場合には、読み取
り再生装置側では図14に示すように、数値Aに加算す
るための値Eと数値Bに乗算するための値Fが内部メモ
リ15に設定され、また、加算値A+B=Gと乗算値B
×F=Hが内部メモリ16に設定され、更に最初の信号
列の出力レベル(反射率a)と次の信号列の出力レベル
(反射率b)が内部メモリ17に設定されている。そし
て、記録エリアM22、M21をPD−2によりこの順
番で読み取り、論理回路18により数値A、Bと内部メ
モリ15の値E、Fとそれぞれ加算、乗算を行う。 A+E=I B×F=J
【0029】次いで論理回路19により加算値I、乗算
値Jと内部メモリ15の値G、Hを比較して両方が一致
しない場合に「偽」と判断する。次いで両方が一致して
いる場合には、論理回路20により記録エリアM22、
M21を読み取った信号レベルと内部メモリ17の信号
レベルa、bを比較し、一致しない場合に「偽」と判断
し、一致している場合に「真」と判断する。この第5の
実施形態によれば、記録エリアM22、M21の数値
A、Bと反射率a、bが一致しなければ「偽」と判定さ
れるので、偽造が更に困難になる。
【0030】なお、上記実施形態では凹凸形状の情報を
記録する場合を例にして説明したが、代わりに1次元バ
ーコードや、2次元バーコードや2次元のQRコードな
どのパターンを用いてもよい。また、上記実施形態では
再生専用媒体を例にして説明したが、代わりに光磁気や
相変化を利用した記録・再生媒体にも適用することがで
き、また、情報を順次書き加える追記型媒体や情報を順
次消去する媒体にも適用することができる。また、上記
の実施形態を2以上組み合わせることにより、偽造を更
に防止することができる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、低
反射率又は高透過率な部分として形成された光学的記録
媒体の第1の領域に第1の光学的情報を記録するととも
に、高反射率又は低透過率な部分として形成された光学
的記録媒体の第2の領域に第2の光学的情報を記録し、
第1、第2の領域の少なくとも一方から読み出された信
号レベルに基づいて光学的記録媒体の真贋を判断し、真
と判断された場合に第1、第2の光学的情報に基づいて
原データを復元するようにしたので、光学的記録媒体の
偽造を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光学的記録媒体の読み取り再生装
置の一実施形態を示す構成図である。
【図2】図1の光学的記録媒体の記録エリアを示す説明
図である。
【図3】図2の記録エリアの情報とその復号情報を示す
説明図である。
【図4】第2の実施形態の暗号化装置を示す構成図であ
る。
【図5】第2の実施形態の光学的記録媒体の記録エリア
を示す説明図である。
【図6】第2の実施形態の光学的記録媒体の記録エリア
の変形例を示す説明図である。
【図7】第3の実施形態の光学的記録媒体の記録エリア
を示す説明図である。
【図8】図7の光学的記録媒体の側面断面図である。
【図9】第3の実施形態の光学的記録媒体の読み取り再
生装置の真贋判定処理を示す説明図である。
【図10】第3の実施形態の光学的記録媒体の変形例を
示す側面断面図である。
【図11】第4の実施形態の光学的記録媒体の記録エリ
アを示す説明図である。
【図12】第4の実施形態の光学的記録媒体の読み取り
再生装置の真贋判定処理を示す説明図である。
【図13】第5の実施形態の光学的記録媒体の記録エリ
アを示す説明図である。
【図14】第5の実施形態の光学的記録媒体の読み取り
再生装置の真贋判定処理を示す説明図である。
【符号の説明】
M1 記録エリア(第1の領域) M2 記録エリア(第2の領域) M21,M22 記録エリア(第2の領域) LD−1,LD−2 レーザダイオード PD−1,PD−2 フォトダイオード(レーザダイオ
ードLD−1,LD−2と共に読み取り手段を構成す
る) 3 復号化部(真贋判断手段、復元手段) 4 光学的記録媒体
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G11B 7/007 G06K 19/00 R 7/26 C

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 低反射率又は高透過率な部分として形成
    されるとともに第1の光学的情報が記録された第1の領
    域と、 高反射率又は低透過率な部分として形成されるとともに
    第2の光学的情報が記録された第2の領域とを、 有する光学的記録媒体。
  2. 【請求項2】 前記第1の領域がニッケル薄膜により低
    反射率な部分として形成され、前記第2の領域がアルミ
    ニウム薄膜により高反射率な部分として形成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の光学的記録媒体。
  3. 【請求項3】 前記第1の領域は膜厚が比較的薄い薄膜
    により低反射率又は高透過率な部分として形成され、前
    記第2の領域は膜厚が比較的厚い薄膜により高反射率又
    は低透過率な部分として形成されていることを特徴とす
    る請求項1記載の光学的記録媒体。
  4. 【請求項4】 暗号化用のキーコードが微細パターンで
    前記第1、第2の領域の一方に記録され、原データが前
    記キーコードにより暗号化されたデータが微細パターン
    で前記第1、第2の領域の他方に記録されていることを
    特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の光
    学的記録媒体。
  5. 【請求項5】 前記第1、第2の領域を組み合わせた平
    面のパターンにより暗号化用のキーコードが光学的に記
    録されていることを特徴とする請求項1ないし3のいず
    れか1つに記載の光学的記録媒体。
  6. 【請求項6】 前記第1、第2の領域を組み合わせた領
    域に、暗号化用のキーコードが微細パターンで記録され
    ていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1
    つに記載の光学的記録媒体。
  7. 【請求項7】 前記第1、第2の領域を組み合わせた平
    面のパターンにより真贋判定用のコードが記録されてい
    ることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに
    記載の光学的記録媒体。
  8. 【請求項8】 前記第1、第2の領域を組み合わせた領
    域に、真贋判定用のコードが微細パターンで記録されて
    いることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つ
    に記載の光学的記録媒体。
  9. 【請求項9】 低反射率又は高透過率な部分として形成
    されるとともに第1の光学的情報が記録された第1の領
    域と、高反射率又は低透過率な部分として形成されると
    ともに第2の光学的情報が記録された第2の領域とを有
    する光学的記録媒体から光学的情報を読み出す光学的記
    録媒体の読み取り再生装置であって、 前記第1、第2の領域にそれぞれ記録されている第1、
    第2の光学的情報を読み出す読み出し手段と、 前記読み出し手段により前記第1、第2の領域の少なく
    とも一方から読み出された信号レベルに基づいて光学的
    記録媒体の真贋を判断する真贋判断手段と、 前記真贋判断手段により真と判断された場合に第1、第
    2の光学的情報に基づいて原データを復元する復元手段
    とを、 有する光学的記録媒体の読み取り再生装置。
  10. 【請求項10】 暗号化用のキーコードが前記第1、第
    2の領域の一方に記録され、原データが前記キーコード
    により暗号化されたデータが前記第1、第2の領域の他
    方に記録され、前記復元手段は、前記読み出し手段によ
    り読み出された暗号化用のキーコードと暗号化データに
    基づいて原データを復元することを特徴とする請求項9
    記載の光学的記録媒体の読み取り再生装置。
  11. 【請求項11】 前記復元手段は更に、暗号化用のキー
    コードと暗号化データに基づいて演算した値と、内部メ
    モリにあらかじめ記憶された値を比較することにより光
    学的記録媒体の真贋を判定することを特徴とする請求項
    10記載の光学的記録媒体の読み取り再生装置。
  12. 【請求項12】 低反射率又は高透過率な部分として形
    成された光学的記録媒体の第1の領域に第1の光学的情
    報を記録するとともに、高反射率又は低透過率な部分と
    して形成された光学的記録媒体の第2の領域に第2の光
    学的情報を記録するステップと、 前記第1、第2の領域にそれぞれ記録されている第1、
    第2の光学的情報を読み出すステップと、 前記第1、第2の領域の少なくとも一方から読み出され
    た信号レベルに基づいて光学的記録媒体の真贋を判断す
    るステップと、 真と判断された場合に第1、第2の光学的情報に基づい
    て原データを復元するステップとを、 有する光学的記録媒体の偽造防止方法。
JP9187429A 1997-06-27 1997-06-27 光学的記録媒体及びその読み取り再生装置並びに光学的記録媒体の偽造防止方法 Pending JPH1125507A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9187429A JPH1125507A (ja) 1997-06-27 1997-06-27 光学的記録媒体及びその読み取り再生装置並びに光学的記録媒体の偽造防止方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9187429A JPH1125507A (ja) 1997-06-27 1997-06-27 光学的記録媒体及びその読み取り再生装置並びに光学的記録媒体の偽造防止方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1125507A true JPH1125507A (ja) 1999-01-29

Family

ID=16205911

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9187429A Pending JPH1125507A (ja) 1997-06-27 1997-06-27 光学的記録媒体及びその読み取り再生装置並びに光学的記録媒体の偽造防止方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1125507A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007072794A1 (ja) * 2005-12-19 2007-06-28 International Frontier Technology Laboratory, Inc. ホログラムチップにより真贋判別可能なカード
US7355944B2 (en) * 2004-11-12 2008-04-08 General Electric Company Authenticatable media and method of authenticating

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7355944B2 (en) * 2004-11-12 2008-04-08 General Electric Company Authenticatable media and method of authenticating
WO2007072794A1 (ja) * 2005-12-19 2007-06-28 International Frontier Technology Laboratory, Inc. ホログラムチップにより真贋判別可能なカード
US8146808B2 (en) 2005-12-19 2012-04-03 International Frontier Technology Laboratory, Inc. Card which can be authenticated by hologram chip
US8397987B2 (en) 2005-12-19 2013-03-19 International Frontier Technology Laboratory, Inc. Card which can be authenticated by hologram chip

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5841555A (en) Secure optical identification method and means
US4641017A (en) Fraud resistant credit card system
EP1477940B1 (en) Authentication method and system
US4400616A (en) Document card containing information in holographic form
CA2357002C (en) Validation method for electronic cash cards and digital identity cards utilizing optical data storage
US6363483B1 (en) Methods and systems for performing article authentication
US6328209B1 (en) Card security system
US6546112B1 (en) Security document with steganographically-encoded authentication data
FR2471632A1 (fr) Appareil et procede pour coder et decoder une carte delivree a un individu par une entite
RU2427913C2 (ru) Карта, которая может быть аутентифицирована посредством чипа голограммы
US20100044431A1 (en) card capable of authentication
US7675662B2 (en) Embedded information carrier for optical data
US6560017B1 (en) Compound secure optical identification method and means
JP2009510548A (ja) 秘密情報用記憶媒体
US5875170A (en) Optical data carriers and reading devices therefor
JP2007519983A (ja) 物体の真正性を判断するための方法およびデバイス
CN101405753B (zh) 能够由全息图芯片进行真伪判别的卡
JPH1125507A (ja) 光学的記録媒体及びその読み取り再生装置並びに光学的記録媒体の偽造防止方法
JP3711806B2 (ja) 商品の真贋判定方法
JP2000066567A (ja) カード型ホログラム記録媒体とその再生装置
JP4355585B2 (ja) 個人認証方法、個人認証システム及び光情報記録媒体
JP2508472B2 (ja) カ−ドの真偽判定方法
JP2004190455A (ja) ホログラム・キーおよびその読取装置
JPH08287203A (ja) 安全な光学的識別方法および手段
Markov et al. Random encoded reference beam for secure data storage in a holographic memory

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040528

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040601

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040802

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060303