JPH11253834A - 空気清浄機 - Google Patents

空気清浄機

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Publication number
JPH11253834A
JPH11253834A JP5833198A JP5833198A JPH11253834A JP H11253834 A JPH11253834 A JP H11253834A JP 5833198 A JP5833198 A JP 5833198A JP 5833198 A JP5833198 A JP 5833198A JP H11253834 A JPH11253834 A JP H11253834A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dust
casing
discharge wire
air
air purifier
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5833198A
Other languages
English (en)
Inventor
Shokichi Yazaki
祥吉 矢崎
Sadahiro Kamahori
禎浩 釜堀
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Showa Corp
Original Assignee
Showa Seisakusho Co Ltd
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Publication date
Application filed by Showa Seisakusho Co Ltd filed Critical Showa Seisakusho Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コンパクトな構成でありながら、健康に良いマ
イナスイオンを十分供給することができる電気集塵タイ
プの空気清浄機を提供すること。 【解決手段】集塵しながらマイナスイオンを供給可能と
した空気清浄機であって、塵等を帯電させる荷電部3
と、帯電した塵を吸着する集塵部4と、吸引送風部7と
をケーシングC内の上手側から順に配設し、前記集塵部
4と吸引送風部7との間の風路13を横切るように放電線
14を配設するとともに、同放電線14に沿ってケーシング
Cの内側面から膨出した整流部15を形成し、同整流部15
に前記放電線14と対向するアース部16を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、身体に有益なマイ
ナスイオンを発生可能な空気清浄機に関する。
【0002】
【従来の技術】体内で過剰な活性酸素が発生すると、生
体組織と細胞の酸化が促進され、この生体の酸化が様々
な疾病の原因となるという説が近年有力となっており、
同時に生体の酸化を抑制するというマイナスイオンが注
目されている。
【0003】従来、マイナスイオンを発生させる装置と
して、例えば、特公平3−57826号公報に示されて
いるように、細線又は針状の電極にマイナスの高電圧を
印加してマイナスイオンを発生させ、室内等に送出する
ものが知られている。
【0004】かかる装置は、塵等をプラスに帯電させ
て、マイナス極となるフイルターに吸着させる集塵機能
も備えており、室内等の空気清浄機として用いられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、マイナスイ
オンを発生させることのできる上記した従来の空気清浄
機は、マイナスイオンを効率よく室内に供給することが
難しく、室内の人間に十分な量のマイナスイオンを摂取
させることができないのでイオン効果が薄いものとなっ
ていた。
【0006】本発明は、上記課題を解決することのでき
る空気清浄機を提供することを目的としている。
【0007】
【発明が解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の本発明では、集塵しながらマイナス
イオンを供給可能とした空気清浄機であって、塵等を帯
電させる荷電部と、帯電した塵を吸着する集塵部と、吸
引送風部とをケーシング内の上手側から順に配設し、前
記集塵部と吸引送風部との間の風路を横切るように放電
線を配設するとともに、同放電線に沿ってケーシングの
内側面から膨出した整流部を形成し、同整流部に前記放
電線と対向するアース部を設けた。したがって、整流部
により渦などの発生を抑制して円滑に送風することがで
きるとともに、かかる整流部にアース部を設けているの
でケーシング内のレイアウトがコンパクトになり、室内
の空気を清浄化しながら、身体に良いマイナスイオンを
効率よく室内に充満させることができる。
【0008】また、請求項2記載の本発明では、前記ア
ース部を、ケーシングと一体成形した膨出部に金属箔を
取付けて構成した。したがって、コスト的に有利で、か
つ、軽量コンパクトな空気清浄機となる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明は、塵等を帯電させる荷電
部と、帯電した塵を吸着する集塵部と、吸引送風部とを
ケーシング内の上手側から順に配設し、前記集塵部と吸
引送風部との間の風路を横切るように放電線を配設する
とともに、同放電線に沿ってケーシングの内側面から膨
出した整流部を形成し、同整流部に前記放電線と対向す
るアース部を設けたものであり、室内の空気を清浄化し
ながら、身体に良いマイナスイオンを効率よく室内に充
満させることができる空気清浄機となっている。
【0010】すなわち、ファン等からなる吸引送風部で
室内空気をケーシング内に吸引し、荷電部において塵等
に帯電させ、これを複数の電極からなる集塵部で吸着し
て空気を浄化し、さらに、放電線にマイナスの高電圧を
印加してマイナスイオンを発生させ、前記吸引送風部か
ら清浄空気とともに室内に送風し、室内に清浄空気とマ
イナスイオンとを充満させ、居住者などに爽快感を与え
るとともに、細胞に活力を与え、人間自らの治癒力、生
命力を高めることができる。
【0011】マイナスイオンを発生させる放電線は、ケ
ーシング内の風路を横切るように配設しているので、マ
イナスイオンを広範囲で発生させることができ、例えば
針状の電極などと比較してもはるかに大量のマイナスイ
オンを発生・供給することができる。
【0012】マイナスイオンはできるだけ多く摂取する
ことが好ましいので、従来の装置に比べて健康面に大き
く寄与することができる。
【0013】また、放電線に沿ってケーシングの内側面
から膨出した整流部を形成し、同整流部に前記放電線と
対向するアース部を設けているので、整流部により、送
風時に渦などの発生が抑制され、マイナスイオンを含む
風を円滑に流出させることができるとともに、かかる整
流部にアース部を設けているのでケーシング内のレイア
ウトがコンパクトになり、空気清浄機としても小型で高
性能のものとすることが可能となる。
【0014】また、上記アース部は、ケーシングと一体
成形した整流部に金属箔を取付けて構成することができ
る。金属箔としては取り扱い易さやコスト面からアルミ
箔が好適に用いられる。
【0015】したがって、別部材で整流部を形成した
り、別途アース部を設けるのに比べ組立工程が簡略化さ
れる。しかも、整流部はファンとの距離や風路の断面積
等との関係で送風効率が大きく異なるために、ケーシン
グと一体化させることで安定した品質を確保することが
できる。
【0016】
【実施例】以下、添付図に基づいて、本発明の実施例を
具体的に説明する。
【0017】図1は本実施例に係る空気清浄機Aの取付
状態を示す説明図、図2は同空気清浄機Aの内部機構説
明図、図3は同空気清浄機の模式的説明図である。
【0018】図1及び図2に示すように、本実施例に係
る空気清浄機Aは室内の壁面Wに取付けられ、ケーシン
グCの下部に設けたスリット状の吸気口1から室内空気
を吸込み、内部流路2に設けた荷電部3、集塵部4、マ
イナスイオン発生部5を経て、ケーシングCの上部に設
けたスリット状の送風口6より、マイナスイオンを含む
清浄空気を室内に吐出可能としている。
【0019】すなわち、図2及び図3に示すように、内
部流路2には、ケーシングCの上手側から順に塵等を帯
電させる荷電部3と、帯電した塵を吸着する集塵部4
と、マイナスイオン発生部5と、吸引送風部7とを配設
しており、本実施例では、荷電部3と集塵部4とを一体
構成して集塵器Bとなし、同集塵器BをケーシングCに
着脱自在に組み込んでいる。
【0020】また、荷電部3の上手側、すなわち吸気口
1側には、比較的に大きな塵等を捕集する一次フィルタ
8を配設するとともに、集塵部4の下手側、すなわち送
風口6側には、活性炭等を具備して脱臭機能も有する二
次フィルタ9を配設している。
【0021】さらに、同二次フィルタ9と送風口6との
間にファンFを配設して吸引送風部7を設けている。な
お、本実施例では、ファンとしてはクロスフローファン
を用いている。
【0022】また、図1中、Dは本体パネルに設けた操
作部であり、図示しないが別途備えるリモートコントロ
ーラにより遠隔操作も可能としている。
【0023】荷電部3は、図示しない高圧電源と接続し
た複数のイオン化電極10を一定の間隔をあけて配設して
構成するとともに、同イオン化電極10を挟むように、ア
ースした複数の板状電極11をそれぞれ一定間隔をあけて
平行に対向させて配設して構成し、さらに、各板状電極
11,11 間に、始端を板状電極11よりも下手側に位置させ
た集塵用電極12を配設して集塵部4を構成している。そ
して、集塵用電極12と板状電極11との間にはマイナス高
電圧を印加するようにしている。
【0024】かかる構成により、イオン化電極10に高電
圧を印加してコロナ放電を発生させることにより、吸気
口1から吸引された微小な塵や煙粒子等を帯電させ、こ
れらの一部を板状電極11に吸着させるとともに、他のプ
ラスに帯電した殆どの塵をマイナスの集塵用電極12に付
着させて空気を清浄化するようにしている。
【0025】本発明の要部をなすマイナスイオン発生部
5は、前記集塵部4と吸引送風部7のファンFとの間の
風路13を横切るようにタングステンからなる放電線14を
配設し、同放電線14に沿ってケーシングCの内側面から
膨出した整流部15を形成するとともに、同整流部15に前
記放電線14と対向するアース部16を設けたものとしてい
る。
【0026】すなわち、本実施例では、ファンFを駆動
させた際に風路13において渦などの乱流の発生を防止す
る整流部15をケーシングCと一体成形しており、ケーシ
ングCの内側面を、幅方向に内側に膨出させ、風路13を
絞った形状としている。
【0027】そして、かかる整流部15の表面に、図3に
示すように、短冊状とした金属箔としてのアルミ箔16a
を幅方向にかけて取付け、これを接地してアース部16と
するとともに、同アース部16と一定間隔をあけて放電線
14を張架している。
【0028】上記放電線14に−8200V程度の高電圧を印
加してコロナ放電を発生させると、マイナスイオンが発
生し、集塵器Bを通って浄化された空気とともに、吸引
送風部7により効率よく室内に送出される。
【0029】放電線14はケーシングCの風路13の略全幅
にかけて張架されているので、針状の電極を使用したも
のに比べてマイナスイオンの発生量がはるかに多く、室
内に十分なマイナスイオンを供給することができるの
で、使用者は十分にマイナスイオンを摂取することがで
き、生体組織細胞の活性化を促進するとともに、個々の
治癒力も向上し、健康状態を良好に維持することができ
る。
【0030】このように、本実施例では、整流部15をケ
ーシングCと一体成形し、同整流部15にアルミ箔16a を
取付けてアース部16を構成しているので、簡単な構成
で、かつ、コンパクトな空気清浄機Aを製造することが
できるとともに、組立工程も簡単で製造コストが上昇す
ることもなく、しかも、送風効率の良い安定した品質を
確保することができる。
【0031】なお、本実施例では、空気清浄機Aを壁掛
け式として説明したが、床置式としたり、あるいは、天
井埋設式としても構わない。
【0032】
【発明の効果】本発明は、以上説明してきたような形態
で実施され、以下の効果を奏する。
【0033】請求項1記載の本発明では、集塵しなが
らマイナスイオンを供給可能とした空気清浄機であっ
て、塵等を帯電させる荷電部と、帯電した塵を吸着する
集塵部と、吸引送風部とをケーシング内の上手側から順
に配設し、前記集塵部と吸引送風部との間の風路を横切
るように放電線を配設するとともに、同放電線に沿って
ケーシングの内側面から膨出した整流部を形成し、同整
流部に前記放電線と対向するアース部を設けたので、整
流部により渦などの発生を抑制して円滑に送風すること
ができるとともに、マイナスイオンを発生させる放電線
とアース部の配設が簡単に行え、ケーシング内のレイア
ウトもコンパクトにまとめることができる。
【0034】そして、室内の空気を清浄化しながら、身
体に良いマイナスイオンを効率よく室内に充満させるこ
とができ、使用者の健康状態を良好に維持することがで
きる。
【0035】 また、請求項2記載の本発明では、前
記アース部をケーシングと一体成形した膨出部に金属箔
を取付けて構成したことにより、上記の効果に加え、
送風効率の良い安定した品質を確保できるとともに、十
分量のマイナスイオンを供給可能することのできる軽量
コンパクトな空気清浄機をコスト上昇を招くことなく提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る空気清浄機の取付状態を示す説
明図である。
【図2】同空気清浄機の内部機構説明図である。
【図3】同空気清浄機の模式的説明図である。
【符号の説明】
A 空気清浄機 C ケーシング 3 荷電部 4 集塵部 5 マイナスイオン発生部 7 吸引送風部 13 風路 14 放電線 15 整流部 16 アース部 16a アルミ箔(金属箔)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】集塵しながらマイナスイオンを供給可能と
    した空気清浄機であって、塵等を帯電させる荷電部(3)
    と、帯電した塵を吸着する集塵部(4) と、吸引送風部
    (7) とをケーシング(C) 内の上手側から順に配設し、前
    記集塵部(4)と吸引送風部(7) との間の風路(13)を横切
    るように放電線(14)を配設するとともに、同放電線(14)
    に沿ってケーシング(C) の内側面から膨出した整流部(1
    5)を形成し、同整流部(15)に前記放電線(14)と対向する
    アース部(16)を設けたことを特徴とする空気清浄機。
  2. 【請求項2】前記アース部(16)を、ケーシング(C) と一
    体成形した整流部(15)に金属箔(16a) を取付けて構成し
    たことを特徴とする請求項1記載の空気清浄機。
JP5833198A 1998-03-10 1998-03-10 空気清浄機 Withdrawn JPH11253834A (ja)

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JP5833198A JPH11253834A (ja) 1998-03-10 1998-03-10 空気清浄機

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JP5833198A JPH11253834A (ja) 1998-03-10 1998-03-10 空気清浄機

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JP5833198A Withdrawn JPH11253834A (ja) 1998-03-10 1998-03-10 空気清浄機

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JP (1) JPH11253834A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002027835A (ja) * 2000-05-08 2002-01-29 Fulta Electric Machinery Co Ltd 空気清浄機付きプランター

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050510