JPH11252759A - 電信ケーブル等の保護カバー - Google Patents
電信ケーブル等の保護カバーInfo
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- JPH11252759A JPH11252759A JP10062052A JP6205298A JPH11252759A JP H11252759 A JPH11252759 A JP H11252759A JP 10062052 A JP10062052 A JP 10062052A JP 6205298 A JP6205298 A JP 6205298A JP H11252759 A JPH11252759 A JP H11252759A
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- cable
- telegraph cable
- telegraph
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- Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
Abstract
水が溜ってケーブル等が損傷することのないようにす
る。 【解決手段】 合成樹脂製の管体1からなり、下端部の
長手方向に沿って切込みを設けて拡開自在に分割し、そ
の両分割端縁5,5にそれぞれ下方へ延びる突出片6,
6を設け、両分割端縁5,5間を拡開して電信ケーブル
4または電線に被着させるようにした電信ケーブル等の
保護カバーPにおいて、前記両突出片6,6間に、両突
出片6,6を開いて保持する複数の保持部材7を介装
し、両分割端縁5,5間に保護カバーP内に進入する雨
水を排出するための排出口19を形成して構成される。
Description
に近接して架設された電信ケーブル等を被覆して保護す
るための保護カバーに関するものである。
ーブルの保護カバー100は図6に示すように電柱間に
架設したワイヤー101と、該ワイヤー101にケーブ
ルハンガー102を介して支持されるケーブル103と
を収容させる合成樹脂製の管体104からなり、下端部
の長手方向に沿って切込み105を設けて拡開自在に分
割され、その両分割端縁106,106にそれぞれ下方
へ延びかつ対向位置する突出片107,107が設けら
れる。そして、両分割端縁106,106間を拡開して
ケーブル103に保護カバー100を被着し、前記両突
出片107,107の長手方向に沿って開設される複数
の取付孔108,108に結合部材109を挿通して、
前記両突出片107,107を密着させて結合するよう
にしていた。
は通常1m位の長さに形成され、しかもこれを複数本連
結して使用される場合が多い。一方、架設されるケーブ
ル103の中央部は下方へ撓んでいることから、その中
央部に保護カバー100が位置していると、該保護カバ
ー100も自然と中央部が下方へ撓むこととなる。この
ような状態では、保護カバー100の両端開口から経時
的に雨水Wが侵入した場合、突出片107,107が密
着されている関係上、分割端縁106,106間に隙間
がなく、雨水Wは必然的に保護カバー100内に溜るこ
ととなる。このため、前記ケーブルハンガー102が一
部漬かり該ケーブルハンガー102やワイヤー101を
錆びさせ、引いてはケーブル103を脆くしたり劣化さ
せて通信障害などを起こすことがあった。そこで、本発
明は上記課題を解決すべくなされたもので、前記両突出
片を開いて保持し、両分割端縁間に雨水を排出するため
の排出口を形成することにより侵入した雨水が溜ること
のないようにして通信などの障害を防止した電信ケーブ
ル等の保護カバーを提供することを目的とするものであ
る。
めに本発明は、合成樹脂製の管体からなり、下端部の長
手方向に沿って切込みを設けて拡開自在に分割し、その
両分割端縁にそれぞれ下方へ延びる突出片を設け、両分
割端縁間を拡開して電信ケーブルまたは電線に被着させ
るようにした電信ケーブル等の保護カバーにおいて、前
記両突出片間に、両突出片を開いて保持する複数の保持
部材を介装し、両分割端縁間に保護カバー内に侵入する
雨水を排出するための排出口を形成するようにした。こ
れにより、保護カバー内に雨水が溜ることがなくしかも
通気性が良くなりケーブルハンガーやワイヤーが錆びる
ことがない。
形成されると共にその両端部外周面に各突出片に開設さ
れた取付孔に嵌合する嵌合溝が周設され、また、前記胴
部には両突出片を所定の間隔開いて保持する円筒状のス
ペーサを嵌合して構成される。
柱状に形成されると共にその両端部外周面に各突出片に
開設された取付孔に嵌合溝が周設され、また該嵌合溝内
に突出片の内側に位置して両突出片を所定の間隔開いて
保持するドーナツ板状のストッパを嵌合して構成され
る。なお、前記保持部材はそれら構成のものに限らず、
両突出片を開いて保持する機能を有するものであれば、
他の構成のものであっても良い。
の保護カバーの実施の形態を図面と共に説明する。図1
は保護カバーの使用状態を示す斜視図,図2は同保持部
材を分解して示す斜視図,図3は同保護カバーの要部の
拡大断面図である。図において、1は所要の長さ(通常
1m)を有する合成樹脂製の管体であり、該管体1は電
柱間に架設したワイヤー2と、該ワイヤー2にケーブル
ハンガー3を介して支持されるケーブル4とを収容する
内径に形成される。そして、該管体1の下端部にその長
手方向に沿って切り込みを設けて拡開自在に分割し、そ
の分割端縁5,5に前記ワイヤー2,ケーブルハンガー
3及びケーブル4を導入させるため互いに対向位置して
下方に延びる突出片6,6が設けられている。これらの
突出片6,6は長手方向に沿って等間隔にかつ連通位置
させて後記する保持部材7を挿通するための取付孔8,
8が複数設けられている。また、管体1の長手方向両端
側には上部寄りと下部寄りの突出片6,6とに連続する
管体1,1を連結するためのバインド線9が挿通される
挿通孔10,10、11,11が貫設されている。
間隔開いてしっかりと保持するためのものであり、前記
取付孔8と略同径かつ所要の長さとした短柱状に形成さ
れる。そして、その胴部12の一端に取付孔8より大径
の円板状の頭部13が設けられると共に他端に前記取付
孔8より若干大径の雁首状の係止部14が設けられ、さ
らに胴部12の外周面には頭部13及び係止部14との
間にそれぞれ突出片6の厚みを残して長手方向に沿って
複数の突条15が等間隔に突設されている。これらの突
条15,15…の稜線は図3に示すように係止部14側
で低く頭部13側で高くなるように傾斜しており、さら
に係止部14側に矢尻状の突起16が設けられている。
そして、胴部12の両端部外周面に突条15と頭部13
または係止部14とで囲われ前記取付孔8に嵌合する嵌
合溝17,17が周設される。18は前記突条15と同
じ長さを有し、胴部12に嵌合される円筒状のスペーサ
である。
バーPの使用方法について説明する。まず、管体1の突
出片6,6を拡開させ、そこからワイヤー2,ケーブル
ハンガー3及びケーブル4を導入させた後、一方の突出
片6に設けた取付孔8に保持部材7の係止部14先端を
押し込んで、保持部材7の頭部13が当るまで挿通させ
た状態で胴部12に前記スペーサ18を嵌合させる。次
いで、係止部14を他方の取付孔8に押し込んで両取付
孔8,8が両嵌合溝17,17に嵌合する。これにより
図3に示すように両突出片6,6が所定の間隔開いた状
態で保持され、両分割端縁5,5間に保護カバーP内に
侵入する雨水を排出するための排出口19が形成され
る。以下同様の手順で他の保持部材7を取着する。な
お、図1では管体1を2本使用しているが、これらは対
向する端面を合致させ上下の各隣接する挿通孔10,1
0…と挿通孔11,11…にそれぞれバインド線9を挿
通して緊締することにより接続される。
であり、この実施の形態では本発明で使用した保持部材
7であってスペーサ18に代えてストッパ20を使用し
ている。該ストッパ20は、図4に示すように前記胴部
12と略同径の内径を有するドーナツ状の合成樹脂板で
形成され、内孔21の外周縁に、嵌入し易くするための
複数の切り込み22,22…が放射状に設けられてい
る。そこで、前記実施の形態と同じように管体1の突出
片6,6を拡開させてそこからワイヤー2,ケーブルハ
ンガー3及びケーブル4を導入させた後、一方の突出片
6に設けた取付孔8に保持部材7の係止部14を先端か
ら押し込んで保持部材7の頭部13が当るまで挿通させ
る。
0の内孔21を押し込み該ストッパ20を嵌合溝17に
位置させた状態で、係止部14を他方の突出片6の取付
孔8に押し込み、図5に示すように他方の突出片6を係
止部14とストッパ20とで挟持させる。こりにより両
突出片6,6が所定の間隔開いた状態で保持され、両分
割端縁5,5間に排出口20が形成される。なお、保持
部材7は分割端縁5,5間に排出口19を形成させるこ
とができるものであれば、前記した実施の形態で説明し
たものに限られることなく他の構成のものであっても自
由に採用することができる。
6,6を開いて保持し、両分割端縁5,5間に保護カバ
ーP内に侵入する雨水を排出するための排出口19を形
成するようにしたので、長期間にわたり使用している間
に、保護カバーP内に雨水が侵入してもすべて排出口1
9から流下して管体1の底部に溜ることがなく、しかも
通気性が良くなり、これによりケーブルハンガー3やワ
イヤー2が一部水に漬って濡れることがなくなる。な
お、本実施の形態においては電信ケーブルの保護カバー
について説明したが、他に電線の保護カバーなどについ
ても利用できること勿論である。
ブル等の保護カバーは、管体の下端部の長手方向に沿っ
て切込みを設け、その両分割端縁に設けられた突出片を
保持部材により開いて保持し、両分割端縁間に保護カバ
ー内に侵入する雨水を排出するための排出口を形成する
ようにしたので、長期にわたり使用している間に雨水が
侵入しても雨水はすべて前記排出口から流下して管体の
底部に溜ることがなく、しかも通気性が良くなる。従っ
て、ケーブルハンガー,ワイヤーを錆びさせ、引いては
電信ケーブルや電線を脆くしたり劣化させて生じる通信
や送配電などの障害の発生を防止することができる。
用状態を示す斜視図。
断面図。
示す断面図。
Claims (3)
- 【請求項1】 合成樹脂製の管体からなり、下端部の長
手方向に沿って切込みを設けて拡開自在に分割し、その
両分割端縁にそれぞれ下方へ延びる突出片を設け、両分
割端縁間を拡開して電信ケーブルまたは電線に被着させ
るようにした電信ケーブル等の保護カバーにおいて、 前記両突出片間に、両突出片を開いて保持する複数の保
持部材を介装し、両分割端縁間に保護カバー内に進入す
る雨水を排出するための排出口を形成するようにしたこ
とを特徴とする電信ケーブル等の保護カバー。 - 【請求項2】 請求項1において、保持部材は、胴部が
短柱状に形成されると共にその両端部外周面に各突出片
に開設された取付孔に嵌合する嵌合溝が周設され、ま
た、前記胴部には両突出片を所定の間隔開いて保持する
円筒状のスペーサを嵌合してなる電信ケーブル等の保護
カバー。 - 【請求項3】 請求項1において、保持部材は、胴部が
短柱状に形成されると共にその両端部外周面に各突出片
に開設された取付孔に嵌合する嵌合溝が周設され、また
該嵌合溝内に突出片の内側に位置して両突出片を所定の
間隔開いて保持するドーナツ板状のストッパを嵌合して
なる電信ケーブル等の保護カバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10062052A JPH11252759A (ja) | 1998-02-25 | 1998-02-25 | 電信ケーブル等の保護カバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10062052A JPH11252759A (ja) | 1998-02-25 | 1998-02-25 | 電信ケーブル等の保護カバー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11252759A true JPH11252759A (ja) | 1999-09-17 |
Family
ID=13189006
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10062052A Pending JPH11252759A (ja) | 1998-02-25 | 1998-02-25 | 電信ケーブル等の保護カバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11252759A (ja) |
-
1998
- 1998-02-25 JP JP10062052A patent/JPH11252759A/ja active Pending
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