JPH11252721A - ガス絶縁断路器 - Google Patents

ガス絶縁断路器

Info

Publication number
JPH11252721A
JPH11252721A JP10055100A JP5510098A JPH11252721A JP H11252721 A JPH11252721 A JP H11252721A JP 10055100 A JP10055100 A JP 10055100A JP 5510098 A JP5510098 A JP 5510098A JP H11252721 A JPH11252721 A JP H11252721A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaped
electrode
insulating cylinder
ring
plate electrodes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10055100A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Yoshida
哲雄 吉田
Osamu Sakaguchi
修 阪口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP10055100A priority Critical patent/JPH11252721A/ja
Publication of JPH11252721A publication Critical patent/JPH11252721A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】ガス絶縁スイッチギヤに使用されるガス絶縁断
路器の縮小化を図る。 【解決手段】略四角体の絶縁筒18の中段にリング状の
電極22を埋め込み、さらにリング状電極に固定された
2枚の平板電極34を平行にそれぞれ埋め込み、平板電
極が埋め込まれていない側の2 辺に開口部33aをそれ
ぞれ設けて、絶縁筒内部に主回路部品17を設けて電界
緩和を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガス絶縁スイッチ
ギヤに用いられるガス絶縁断路器の縮小化に関する。
【0002】
【従来の技術】代表的なガス絶縁スイッチギヤの構成例
を図7に示す。同図において、外周を軟鋼板で気密に囲
まれた密閉容器1の内部は、図示左方の前面寄りに縦に
設けられた隔壁2で、前方で前方の遮断器室1aと後方
の母線室1bに仕切られ、各室1a,1bには六弗化イ
オウガス(SF6 ガス)がほぼ0.20MPa atm
以下の低圧力で密封されている。
【0003】このうち、遮断器室1aの内部には真空イ
ンタラプタ3aを装着した遮断器3が収納され、隔壁2
の図示しない貫通穴に取り付けられた2つの絶縁スペー
サ9に遮断器3が連結されている。この2つの絶縁スペ
ーサ9は、上下で同様な構造を有する。
【0004】また、母線室1bの内部には断路器4Aが
取り付けられ、一方の端子が接続導体8を介して上側の
絶縁スペーサ9に接続され、他方の端子が接続導体8を
介して後方の碍子6に固定された母線5に接続されてい
る。この母線5により、隣接盤との相互接続がされてい
る。
【0005】一方、母線室1bの底部には、断路器4A
と同型の断路器4Bが取り付けられ、一方の端子が接続
導体8を介して下側の絶縁スペーサ9に接続され、他方
の端子が接続導体8を介して、底部の後方に取り付けら
れたケーブルヘッド7の上部端子に接続されている。な
お、このケーブルヘッド7に接続されたケーブル7aに
より受電されている。これらは、3相分がそれぞれ配置
され接続されている。
【0006】ここで、同形状の断路器4A,4Bの一方
を図8に示す。密閉容器1に取り付けられたベース板1
0には、可動側と固定側の支持碍子11a,11bが固
定され、この支持碍子11a,11bには各々図示しな
い電極が固定されている。図示しない電極は金属シール
ド12a,12bで覆われており、所定の耐電圧特性を
有するようになっている。
【0007】ここで、長い方の金属シールド12aには
操作板13が取り付けられ、可動接触導体14の水平移
動により開閉が行われている。なお、接地板15,16
は、金属シールド12a,12b内に設けられた接点と
で開閉を行う接地開閉器の電極である。これらの断路器
と接地開閉器の操作は、図示していない密閉容器1の外
部に設けた操作機構部で行われる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このような構成におい
て、断路器4A、または4Bの電極などSF6 ガス中で
用いられるものは、例えば特開昭60−128807に
開示されている通り、丸みを持たせた金属製の電界緩和
シールドで構成されている。これは、丸みを持たせるこ
とにより、電界強度が抑制されるようにしたものであ
る。つまり、電界緩和シールドの曲率半径が大きいほ
ど、電界強度が低下して耐電圧特性が向上する。特に、
SF6 ガスの破壊電圧は、電界強度に依存するので、こ
の電界強度の抑制が耐電圧特性の向上につながる。
【0009】しかし、電界緩和シールドの曲率半径を大
きくしていくと、それに伴って電界強度が低下するが、
シールド自体が大型化してしまう。従って、シールドと
対地間およびシールド相互間、すなわち相間のガスギャ
ップが狭くなる。このため、耐電圧特性が逆に低下する
ことになる。
【0010】さらに、シールドが大型化されると、接続
される接続導体等の配置をシールドと接触させないよう
に、迂回させなくてはならない。これにより、各電気機
器の配置が制限され、全体形状が大型化する。これは、
最近の趨勢である縮小化に逆行するものである。本発明
の目的は、電極部に電界緩和シールドに代わる電界緩和
手段を設けて全体形状の縮小化を図ったガス絶縁断路器
を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のガス絶縁断路器(請求項1)は、対向する
2つの側面に、その一端より中段に至るU字状の開口部
をそれぞれ有する略四角体の絶縁筒と、前記U字状開口
部の底部に隣接する前記絶縁筒の中段に埋め込まれたリ
ング状の電極と、前記リング状の電極側面にその側面が
対向するように隣接し、前記U字状開口部が形成された
側面以外の前記絶縁筒の2つの側面に、略平行に一定の
間隔を保つようにそれぞれ埋め込まれた2枚の長方形の
平板電極と、前記埋め込まれた平板電極間に配置され、
前記リング状電極に固定された主回路部品とを具備する
ことを特徴とする。
【0012】また、本発明のガス絶縁断路器(請求項
2)は、請求項1のガス絶縁断路器において、少なくと
も前記2枚の平板電極から前記リング状電極にかけての
領域で、前記略四角体の絶縁筒の内面が円弧状に形成さ
れ、前記U字状開口部の幅が前記2枚の平板電極間の距
離より小さいことを特徴とする。
【0013】また、本発明のガス絶縁断路器(請求項
3)は、請求項1の構成に加え、前記U字状開口部の一
方に配置された固定電極と、前記U字状開口部の他方に
配置され、前記リング状の電極上の1点を支点として回
転し、前記固定電極とかん合可能とされた板状の可動電
極とをさらに具備し、これらが3相分横一列に配置され
たことを特徴とする。
【0014】また、本発明のガス絶縁断路器(請求項
4)は、請求項1の構成に加え、板状の電極を複数枚重
ねあわせて角型に形成され、その板状の面が前記開口部
に露出する前記絶縁筒の側断面にほぼ平行に配置され、
前記2枚の平板電極間に配置される部分を有する接触子
をさらに具備することを特徴とする。
【0015】また、本発明のガス絶縁断路器(請求項
5)は、略四角体の絶縁筒にU字状の開口部を設けた絶
縁筒において、前記開口部に板状の電極を複数枚重ね合
わせて角型に形成させた接触子を設け、この接触子に曲
率を持たせた金属シールドを外側に取り付けて、前記金
属シールドの曲率面が前記絶縁筒の前記開口部から突出
したことを特徴とする。
【0016】このような構成において、請求項1乃至3
では、平板電極は絶縁筒を構成する絶縁層に埋め込まれ
ているので、電極各部の電界強度は抑制され、絶縁層の
外周も絶縁層により電界が抑制される。また、平板電極
間は充分に電界が抑制されているので、この内部には加
工をしたままの(丸みをつけていない)不平等電界を形
成する主回路部品を取りつけることができる。また、絶
縁層は、SF6 ガスより比誘電率が大きいため、開口部
までを円弧状にすることにより、金属シールドに比べて
少ないものの電界緩和の効果が発揮できる。これによ
り、埋め込み電極を単純な形状の平板とすることがで
き、絶縁層の残留応力を低減させることができる。
【0017】これらの絶縁筒を用いて3相分を横一列に
配置した断路器は、特に幅方向の縮小化を図ることがで
きる。また、請求項4においては、複数枚の板状電極を
重ね合わせたスペースの小さい角型の接触子を用いるこ
とができ、不平等電界中の特有な電界分布を見出すこと
により、耐電圧を向上させることができた。
【0018】また、絶縁層の比誘電率と耐電圧の関係を
実験的に求め、縮小化できる比誘電率を見出した。ま
た、角型の接触子に一定の曲率を持たせたシールドを取
り付けることにより、絶縁層の開口部の全体を接続など
のスペースとして用いることができ、大容量化ができ
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるガス絶縁断路
器の一実施形態を図面を参照して説明する。断路器の外
形を示す図1において、電極などの主回路部品17を収
納する絶縁筒18は6本がそれぞれベース板19に固定
され、3相分の電源側(例えば上列3個)と負荷側(例
えば下列3個)を構成している。
【0020】電源側と負荷側が対向する面の絶縁筒18
には、U字状の開口部18aが設けられており、この開
口部18aにより一方の主回路部品17に固定された接
触子20が、この固定点を中心に回転運動できるように
なっている。この接触子20は、絶縁操作棒21で開閉
が行われる。
【0021】絶縁筒18の主回路は、固定電極側と可動
電極側とでこれらの電極部を除き基本的に同様であるの
で、固定電極側について説明する。絶縁筒18の内部に
は、図2の縦断面図に示すように、絶縁筒18の中段に
リング状の電極22が埋め込まれ、埋め込み電極22に
固定側電極23がボルト24で固定されている。固定側
電極23には、角型のフィンガー25が取り付けられ、
接続導体26により図示していない電気機器との接続が
行われる。なお、固定側電極23の平板状部23aに
は、図示していない可動接触子(図1の20)が接触さ
れる。
【0022】また、27はフィンガー接触子であり、取
付け板28の下方に設けた図示しない接地開閉器の接地
電極棒を接続するものであり、この接地開閉器の電流開
閉の性能を向上させるために、消弧性の優れた絶縁層2
9をフィンガー接触子27の近傍に設けている。絶縁筒
18の下方には、埋め金30があり、ボルト31により
取付け板28に固定されたスペーサ32に固定されてい
る。
【0023】このような絶縁筒18の横断面(図2のフ
ィンガー25の上部での横断面)を図3に示す。断面が
略四角体の絶縁層33(絶縁筒18)は、平行に対向さ
せた一対の平板電極34を収納する電極を覆うように埋
め込んでおり、平板電極34の無い側の略四角体の辺に
は、開口部33aが形成されている。この平板電極間3
4−34には、固定側電極35(図2の23)や角型の
フィンガー36(図2の25)がボルト37で固定され
ている。この角型のフィンガー36は、板状の電極をせ
ん断加工して複数枚を重ね合わせたものである。
【0024】ここで、平板電極34を絶縁層33に埋め
込むことにより、絶縁層33の比誘電率の効果で、平板
電極34の端部の曲率半径を等価的に小さくできる。絶
縁層33はエポキシ樹脂であり、比誘電率5.9のもの
を用いた。また、絶縁層33に適切な曲率を持たせるこ
とにより、絶縁層33表面の電界強度を抑制できるの
で、金属電極だけで電界緩和する構造より、大幅な形状
の縮小化を図ることができる。
【0025】また、これらの電極35,フィンガー36
などは、平板電極間34−34に収納すれば電界緩和が
図れるので、不平等電界の形状のものを用いることがで
きる。つまり、フィンガー36は角型でよく、また、接
続する接触子をフィンガー36の形状に合わせて角型に
できる。従って、最小のスペースで接触面積を大きく取
れるので、大容量化を図ることができる。
【0026】ここで、平板電極間34−34にフィンガ
ー36を収めようとすると、平板電極34の幅を大きく
しなければならず、結果的に絶縁筒18自体が大型化す
る。このため、フィンガー36が平板電極34や絶縁層
33からどの程度の寸法であれば、電界緩和の効果が生
じるかは、縮小化の重要な要点となる。これらのことか
ら、不平等電界中で絶縁物を介する複雑な形状における
電界緩和の効果を調査し、特異現象を見出した。
【0027】平板電極34の端部レベルからフィンガー
36が突出する距離aとフィンガー36先端の電界強度
Eの関係を求めて図4に示す。横軸と平行に引いた一点
鎖線の特性曲線(a)は、図3の絶縁層33で最大電界
が位置するA部の電界強度であり、また、特性曲線
(b)は、フィンガー36先端の電界強度である。図よ
り、フィンガー36が突出する距離a=15mmで両特
性曲線は交差しており、この点が最も電界強度が抑制さ
れ電界分布が最適値になっていることがわかる。
【0028】次に、図5に絶縁層33とフィンガー36
とのギャップ長gとフィンガー36先端の電界強度Eの
関係を求めた特性を示す。ギャップ長gによる特性曲線
はV字型を示し、g=2mmで最低値となり、この点に
おいて最も電界強度が抑制されている。これは、ギャッ
プ長gが狭い領域では、絶縁層33とフィンガー36と
の微小ギャップの影響を受けて電界強度Eが上昇し、逆
にギャップ長gが広がると不平等電界のフィンガー36
自体の影響を受けて電界強度Eが上昇するためと考えら
れる。このように、絶縁層33を介した電界分布は、絶
縁層33の絶縁厚さとガスギャップgにより特異な現象
を起こすと言える。
【0029】これらのことから、平板電極34の幅を最
小にして電界緩和の効果を保ちながら、また、絶縁層3
3に埋め込まれた平板電極間34−34に接触面積が大
きく取れる不平等電界の電極を設けることができる。こ
のため、絶縁筒18全体の縮小化とフィンガー36の大
容量化を図ることができる。
【0030】次に、絶縁層33の比誘電率の影響を図6
に示す。図はモデル絶縁筒を製作して絶縁層33の比誘
電率とインパルス耐電圧の関係を調べたものである。図
より、比誘電率が大きくなれば耐電圧が上昇することが
わかる。このため、比誘電率は大きいほど良いことにな
るが、図3から図6の特性が比誘電率5.9を用いたと
きのものであり、一概に比誘電率が大きければ良いとは
言えない。つまり、比誘電率と各部の寸法a,gには相
関関係があり、比誘電率が異なると寸法a,gも異なっ
てくる。これは、絶縁層33とガスギャップとの電位分
担が比誘電率により異なってくるためである。
【0031】しかしながら、比誘電率が大きいと不平等
電界中のコロナ安定化作用が大きく働き、耐電圧が向上
したものと考えられる。エポキシ樹脂には、機械的や熱
的な応力に耐える必要から充填材を混合するが、一般的
な特性を得るためには上記の比誘電率が上限に近い値と
考えられる。
【0032】これらの結果を基にモデル断路器を製作し
て、断路器としての耐電圧の実験を行った。この結果、
良好な絶縁性能が得られることが分かり、絶縁層とガス
ギャップの特異現象を実験的にも裏付けることができ
た。また、接触子は板電極をせん断加工したシャープエ
ッジであり、解析に用いる形状の模擬には誤差を生じ易
いが、実使用状態に近い実験により不平等電界の適用が
確認できた。
【0033】これにより、複雑な形状で不平等電界の電
極を収納する絶縁筒の縮小化を図ることができ、また、
接続導体などを合理的な配置にして全体形状の縮小化を
図ったガス絶縁断路器を提供することができる。
【0034】なお、角型のフィンガー36に曲率を持た
せた電界緩和シールドを取り付ければ、この金属シール
ドが開口部の絶縁層に接触したり、また絶縁層から突出
しても、耐電圧特性は低下せず良好であった。このた
め、電界緩和シールドを取り付ければ接触子を大きくで
きたり、絶縁筒を小さくできるので、断路器として大容
量化と縮小化の両方が達成できる。
【0035】本実施形態では絶縁層に平板電極を埋め込
んでいるが、他の実施形態として、平板電極の代わりに
金網や導電性層を用いてもよく、これらにより電界緩和
の作用を働かせれば、電極間に不平等電界の電極を収納
でき、大容量で縮小化を図った絶縁筒を得ることができ
る。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、ガス絶縁スイッチギヤ
に用いられる断路器の主回路電極を略四角体の絶縁筒に
収納し、この絶縁筒の中段にリング状の電極を埋め込む
とともに、リング状電極と同電位の平板電極を絶縁筒の
先端に対向させて2枚埋め込み、平板電極が埋め込まれ
ていない側の絶縁筒にU字状の開口部を設けることによ
り、平板電極間に角型で接触面積が大きい接触子を収納
することができる。また、この接触子と絶縁筒との位置
を決める寸法を限定することにより、電界緩和が図ら
れ、大容量化で縮小化を図ったガス絶縁断路器を得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るガス絶縁スイッチギ
ヤに用いるガス絶縁断路器の斜視図。
【図2】本発明の一実施形態に係るガス絶縁断路器の固
定電極側の縦断面図。
【図3】本発明の一実施形態に係るガス絶縁断路器の固
定電極側の横断面図。
【図4】本発明の一実施形態に係るガス絶縁断路器の固
定電極側のフィンガー突出距離aと電界強度Eの関係を
示す特性図。
【図5】本発明の一実施形態に係るガス絶縁断路器の固
定電極側のギャップgと電界強度Eの関係を示した特性
図。
【図6】モデル絶縁筒を用いて、絶縁体の比誘電率とイ
ンパルス耐電圧の関係を求めた特性図。
【図7】一般的なガス絶縁スイッチギヤの側面図。
【図8】従来のガス絶縁断路器の側面図。
【符号の説明】
1…密閉容器 2…隔壁 3…遮断器 4…断路器 5…母線 6…碍子 7…ケーブルヘッド 8、26…接続導体 9…絶縁スペーサ 10…ベース板 11…支持碍子 12…金属シールド 13…操作板 14…可動接触導体 15、16…接地板 17…主回路部品 18…絶縁筒 19…ベース板 20、27…接触子 21…絶縁操作棒 22…電極 23、35…固定側電極 24、31、37…ボルト 25、36…フィンガー 28…取り付け板 29、33…絶縁層 30…埋め金 32…スペーサ 34…平板電極

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向する2つの側面に、その一端より中
    段に至るU字状の開口部をそれぞれ有する略四角体の絶
    縁筒と、 前記U字状開口部の底部に隣接する前記絶縁筒の中段に
    埋め込まれたリング状の電極と、 前記リング状の電極側面にその側面が対向するように隣
    接し、前記U字状開口部が形成された側面以外の前記絶
    縁筒の2つの側面に、略平行に一定の間隔を保つように
    それぞれ埋め込まれた2枚の長方形の平板電極と、 前記埋め込まれた平板電極間に配置され、前記リング状
    電極に固定された主回路部品と、を具備することを特徴
    とするガス絶縁断路器。
  2. 【請求項2】 少なくとも前記2枚の平板電極から前記
    リング状電極にかけての領域で、前記略四角体の絶縁筒
    の内面が円弧状に形成され、前記U字状開口部の幅が前
    記2枚の平板電極間の距離より小さいことを特徴とする
    請求項1に記載のガス絶縁断路器。
  3. 【請求項3】 対向する2つの側面に、その一端より中
    段に至るU字状の開口部をそれぞれ有する略四角体の絶
    縁筒と、 前記U字状開口部の底部に隣接する前記絶縁筒の中段に
    埋め込まれたリング状の電極と、 前記リング状の電極側面にその側面が対向するように隣
    接し、前記U字状開口部が形成された側面以外の前記絶
    縁筒の2つの側面に、略平行に一定の間隔を保つように
    それぞれ埋め込まれた2枚の長方形の平板電極と、 前記埋め込まれた平板電極間に配置され、前記リング状
    電極に固定された主回路部品と、 前記U字状開口部の一方に配置された固定電極と、 前記U字状開口部の他方に配置され、前記リング状の電
    極上の1点を支点として回転し、前記固定電極とかん合
    可能とされた板状の可動電極と、 を具備し、これらが3相分横一列に配置されたことを特
    徴とするガス絶縁断路器。
  4. 【請求項4】 対向する2つの側面に、その一端より中
    段に至るU字状の開口部をそれぞれ有する略四角体の絶
    縁筒と、 前記U字状開口部の底部に隣接する前記絶縁筒の中段に
    埋め込まれたリング状の電極と、 前記リング状の電極側面にその側面が対向するように隣
    接し、前記U字状開口部が形成された側面以外の前記絶
    縁筒の2つの側面に、略平行に一定の間隔を保つように
    それぞれ埋め込まれた2枚の長方形の平板電極と、 前記埋め込まれた平板電極間に配置され、前記リング状
    電極に固定された主回路部品と、 板状の電極を複数枚重ねあわせて角型に形成され、その
    板状の面が前記開口部に露出する前記絶縁筒の側断面に
    ほぼ平行に配置され、前記2枚の平板電極間に配置され
    る部分を有する接触子と、を具備することを特徴とする
    ガス絶縁断路器。
  5. 【請求項5】 略四角体の絶縁筒にU字状の開口部を設
    けた絶縁筒において、前記開口部に板状の電極を複数枚
    重ね合わせて角型に形成させた接触子を設け、この接触
    子に曲率を持たせた金属シールドを外側に取り付けて、
    前記金属シールドの曲率面が前記絶縁筒の前記開口部か
    ら突出したことを特徴とするガス絶縁断路器。
JP10055100A 1998-03-06 1998-03-06 ガス絶縁断路器 Pending JPH11252721A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10055100A JPH11252721A (ja) 1998-03-06 1998-03-06 ガス絶縁断路器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10055100A JPH11252721A (ja) 1998-03-06 1998-03-06 ガス絶縁断路器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11252721A true JPH11252721A (ja) 1999-09-17

Family

ID=12989340

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10055100A Pending JPH11252721A (ja) 1998-03-06 1998-03-06 ガス絶縁断路器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11252721A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011233310A (ja) * 2010-04-26 2011-11-17 Toshiba Corp 真空遮断器
JP2012015009A (ja) * 2010-07-02 2012-01-19 Hitachi Ltd 高電圧開閉装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011233310A (ja) * 2010-04-26 2011-11-17 Toshiba Corp 真空遮断器
JP2012015009A (ja) * 2010-07-02 2012-01-19 Hitachi Ltd 高電圧開閉装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3860553B2 (ja) ガス絶縁開閉装置
JP2003016881A (ja) 電気機器の接続装置
KR101819063B1 (ko) 큐비클형 가스 절연 개폐 장치
JP5324530B2 (ja) 高電圧開閉装置
EP1768149B1 (en) Multi circuit selecting switchgear
JPH1023620A (ja) 電界緩和装置
JPH11252721A (ja) ガス絶縁断路器
JP4931395B2 (ja) 電気機器の絶縁構造及びその絶縁構造を適用したスイッチギヤ
JP3712456B2 (ja) ガス絶縁断路器
JPH10210615A (ja) 受変電設備装置
JP2772094B2 (ja) 絶縁ガス中のバリア
JP4498251B2 (ja) スイッチギヤの絶縁構造
KR20020018958A (ko) 디스커넥터
JP3597685B2 (ja) ガス絶縁スイッチギヤ
JPH02168524A (ja) ガス遮断器
JP2004159415A (ja) 真空開閉装置
JPH0620329B2 (ja) ガス絶縁開閉装置
JP4283962B2 (ja) スイッチギヤ
JPH0887931A (ja) ガス遮断器
JP2933747B2 (ja) ガス絶縁開閉装置
JP2642469B2 (ja) 電気機器の絶縁構造
JPH1094115A (ja) 貫通形絶縁支持装置
JP2004222390A (ja) 密閉形開閉装置
JP2888585B2 (ja) ガス絶縁断路器
JP2021027764A (ja) 絶縁スペーサと、絶縁開閉装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040302