JPH11251827A - 平面アンテナ - Google Patents

平面アンテナ

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Publication number
JPH11251827A
JPH11251827A JP10064792A JP6479298A JPH11251827A JP H11251827 A JPH11251827 A JP H11251827A JP 10064792 A JP10064792 A JP 10064792A JP 6479298 A JP6479298 A JP 6479298A JP H11251827 A JPH11251827 A JP H11251827A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
space
substrate
power supply
planar antenna
supply pin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10064792A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Noro
順一 野呂
Akiyoshi Kato
明美 加藤
Yuichi Anami
裕一 阿波
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsumi Electric Co Ltd filed Critical Mitsumi Electric Co Ltd
Priority to JP10064792A priority Critical patent/JPH11251827A/ja
Publication of JPH11251827A publication Critical patent/JPH11251827A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、設計の都度給電ピンの形状を変更
する必要がなく、しかもマッチング特性のバラツキを後
調整によって低減可能とした小型な平面アンテナを提供
する。 【解決手段】 平坦な誘電体基板1と、この基板の表面
に形成された導体パターン2と、前記基板を貫通して装
着され、そして一端が前記導体パターンに接続され、ま
た他端が前記基板の裏面から突出する給電ピン30とを
備える平面アンテナである。本発明では、前記給電ピン
30は、内部に空間31Cが形成された外部筒体31
と、この外部筒体に対し螺合して前記空間の容積を変化
させる調整用ネジ32とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、給電ピンに微小容
量の調整機能を持たせた小型な平面アンテナに関する。
【0002】
【従来の技術】GPS(global positio
ning system)で使用される小型な平面アン
テナは、後段に接続される高周波回路とのインピーダン
ス・マッチングや、外装形状の変更およびグランドプレ
ーン形状の変更に際して、アンテナエレメントの出力イ
ンピーダンスが変動する。このため、任意の外装形状や
グランドプレーン形状および高周波回路入力に対して、
それぞれ個別の設計対応を必要とする。
【0003】図3は、従来のGPS用平面アンテナを示
す斜視図である。この図において、1はセラミックの誘
電体基板、2はこの基板1の表面に形成された円形の導
体パターン、3は基板1を貫通する給電ピンである。こ
の給電ピン3の一端3Aは導体パターン2に接続されて
いる。給電ピン3の他端3Bは、基板1の裏面から突出
して、図示せぬ給電線に接続される。図4は、給電ピン
3を単体で示す正面図である。この図に示すように、給
電ピン3は銅(Cu)素材のリベットであり、その表面
には半田メッキが施されている。
【0004】上記の設計対応には、次の事項が含まれ
る。 (1)導体パターン2の調整。 (2)基板1に形成する給電ピン3貫通用の穴の位置お
よび径の調整。 (3)給電ピン3の径(形状)の調整。
【0005】一例を説明すると、先ず誘電体セラミック
基板1をロット単位で焼成する。次に、このロットから
選択した1つの基板1の表面に標準径を有する導体パタ
ーン2を形成して、アンテナ特性を測定する。この測定
により、理想特性とのズレが判別するので、このズレを
修正するに適した径の導体パターン2を用いて、実際の
平面アンテナを製造する。これは、上記(1)の場合で
ある。上記(3)の場合は、ピン3の径を変更する。こ
れらの変更によって、アンテナ特性は、例えば図5の中
心周波数f1からf0へ最適化できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記(1)〜(3)の
調整法は、いずれも各部の形状を変更するものであるか
ら、1回の設計変更で最適化できるとは限らず、また個
々のアンテナ特性を後調整することはできない。この点
が本発明で解決しようとする課題である。
【0007】本発明は、給電ピンに微小容量の調整機能
を持たせることによって、設計の都度給電ピンの形状を
変更する必要がなく、しかもマッチング特性のバラツキ
を後調整によって低減可能とした小型な平面アンテナを
提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、平
坦な誘電体基板と、この基板の表面に形成された導体パ
ターンと、前記基板を貫通して装着され、そして一端が
前記導体パターンに接続され、また他端が前記基板の裏
面から突出する給電ピンとを備える平面アンテナであっ
て、前記給電ピンは、内部に空間が形成された外部筒体
と、この外部筒体に対し螺合して前記空間の容積を変化
させる調整用ネジとを備える平面アンテナで達成でき
る。
【0009】本発明の実施形態によれば、前記誘電体基
板は、セラミック素材である。また、前記外部筒体は、
中空のリベットある。更に、前記リベットは、真鍮素材
である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面に示した実施形態を参
照して、本発明を詳細に説明する。図1は、本発明の一
実施形態を示す斜視図である。この図において、1は平
坦な誘電体セラミック基板、2は基板1の表面に形成さ
れた導体パターン、30は基板1を貫通して装着され、
そして一端31Aが導体パターン2に接続され、また他
端31Bが基板1の裏面から突出する本発明の給電ピン
である。
【0011】図2(A)および(B)は、本発明の給電
ピン3を単体で示す断面図および平面図である。この給
電ピン30は、内部に空間31Cが形成された外部筒体
31と、この外部筒体31に対し螺合して前記空間31
Cの容積を変化させる調整用ネジ32とからなる。外部
筒体31はリベットの形態をなし、一端31Aは鍔状で
あり、他端31Bは棒状である。
【0012】外部筒体31は真鍮製であり、これに螺合
するネジ32も導電性を有する金属である。従って、ネ
ジ32の螺合深さによって、外部筒体31の空間31C
の容積が変化すると、筒体31の一端31Aから他端3
1Bにかけての電気的容量値が変化する。この容量変化
が微小であっても、調整対象とする周波数が高い場合に
は、十分に影響力がある。従って、本発明によれば、標
準的なセラミック基板1をロットで製造し、その表面に
標準的な導体パターン2を形成し、更に基板1に標準的
な孔を形成しておけば良く、設計変更に伴う最終調整は
全て給電ピン30で行うことができる。
【0013】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、給電
ピンに微小容量の調整機能を持たせたので、設計の都度
給電ピンの形状を変更する必要がなく、しかもマッチン
グ特性のバラツキを後調整によって低減できる小型な平
面アンテナを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の平面アンテナの一実施形態を示す斜視
図である。
【図2】図1の給電ピンを単体で示す構成図である。
【図3】従来の平面アンテナの一例を示す斜視図であ
る。
【図4】図3の給電ピンを単体で示す正面図である。
【図5】調整されるアンテナ特性を示す特性図である。
【符号の説明】
1 誘電体セラミック基板 2 導体パターン 30 給電ピン 31 外部筒体 31A 一端 31B 他端 31C 空間 32 ネジ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平坦な誘電体基板と、この基板の表面に
    形成された導体パターンと、前記基板を貫通して装着さ
    れ、そして一端が前記導体パターンに接続され、また他
    端が前記基板の裏面から突出する給電ピンとを備える平
    面アンテナであって、 前記給電ピンは、 内部に空間が形成された外部筒体と、 この外部筒体に対し螺合して前記空間の容積を変化させ
    る調整用ネジとを備えることを特徴とする平面アンテ
    ナ。
  2. 【請求項2】 前記誘電体基板は、セラミック素材であ
    ることを特徴とする請求項1の平面アンテナ。
  3. 【請求項3】 前記外部筒体は、中空のリベットあるこ
    とを特徴とする請求項1の平面アンテナ。
  4. 【請求項4】 前記リベットは、真鍮素材であることを
    特徴とする請求項3の平面アンテナ。
JP10064792A 1998-02-27 1998-02-27 平面アンテナ Pending JPH11251827A (ja)

Priority Applications (1)

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JP10064792A JPH11251827A (ja) 1998-02-27 1998-02-27 平面アンテナ

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JP10064792A JPH11251827A (ja) 1998-02-27 1998-02-27 平面アンテナ

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JP (1) JPH11251827A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001339233A (ja) * 2000-05-29 2001-12-07 Mitsumi Electric Co Ltd 円偏波アンテナの特性調整方法
WO2009008163A1 (ja) * 2007-07-09 2009-01-15 Mitsubishi Electric Corporation Rfidリーダライタ用アンテナ

Cited By (3)

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