JPH11251481A - 半導体装置用セラミックパッケージおよび半導体装置 - Google Patents

半導体装置用セラミックパッケージおよび半導体装置

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JPH11251481A
JPH11251481A JP10053716A JP5371698A JPH11251481A JP H11251481 A JPH11251481 A JP H11251481A JP 10053716 A JP10053716 A JP 10053716A JP 5371698 A JP5371698 A JP 5371698A JP H11251481 A JPH11251481 A JP H11251481A
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Masaji Kodaira
正司 小平
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    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
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    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/42Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
    • H01L2224/48Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
    • H01L2224/4805Shape
    • H01L2224/4809Loop shape
    • H01L2224/48091Arched
    • HELECTRICITY
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    • H01L2224/48225Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked the item being non-metallic, e.g. insulating substrate with or without metallisation
    • H01L2224/48227Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked the item being non-metallic, e.g. insulating substrate with or without metallisation connecting the wire to a bond pad of the item

Abstract

(57)【要約】 【課題】 実装基板に表面実装でき、リードピンへのは
んだ上がりを防止しつつリードピンの曲がりも低減でき
るようにする。 【解決手段】 半導体素子56の搭載部が形成されたセ
ラミック基体52の一面52a側に多数のリードピン5
4が立設され、リードピン54の先端部またはその近傍
に鍔部14が設けられた半導体装置用セラミックパッケ
ージ12であって、セラミック基体52の一面52a側
に、実質的にセラミック基体52の一面52aと鍔部1
4のセラミック基体52側の面との間を満たす柔軟性を
有する電気的絶縁性樹脂層16が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置用セラミ
ックパッケージとそれを用いた半導体装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来のピングリッドアレイ型半導体装置
用セラミックパッケージ50は、図6や図7に示すよう
に、セラミック回路基板(セラミック基体とも言う)5
2の実装基板と向かい合う一方の面(一面)52a側に
複数のリードピン54が立設されている。そして、この
セラミックパッケージ50のセラミック基体52の前記
一方の面52aの背面に半導体チップ(半導体素子)5
6が搭載されて半導体装置58となる。この構造の半導
体装置58を実装基板に実装する場合には、実装基板に
この各リードピン54が挿入されるスルーホールを形成
し、半導体装置58の各リードピン54をスルーホール
に挿入し、リードピン54の先端を実装基板のスルーホ
ールから突出させた後に、リードピン54の先端をはん
だ付けする。これにより実装が完了する。
【0003】このようなピングリッドアレイ型半導体装
置用セラミックパッケージ50や、これを用いた半導体
装置58は、LGA(Land Grid Array )若しくはBG
A(Ball Grid Array )型半導体装置用セラミックパッ
ケージおよびこのパッケージを用いた半導体装置に比べ
て、セラミック製のパッケージ50とプラスチック製の
実装基板との熱膨張係数の差により生ずる応力をリード
ピン54で吸収でき、リードピン54と実装基板に形成
されたスルーホール用ランドとのはんだ接合部分が剥離
したり、クラックが入ったりしにくいため、信頼性が高
いという特徴がある。これはパッケージ50の寸法が大
きくなる程、顕著である。
【0004】しかしながら、このようなリードピン54
を実装基板として用いるプリント回路基板のスルーホー
ルに挿入する実装構造では、プリント回路基板のセラミ
ックパッケージ50が実装された領域の裏面にはリード
ピン54が突出するから、他の部品が実装できないとい
う課題がある。このため、さらに高密度に電子部品をプ
リント回路基板に実装できるように開発されたセラミッ
クパッケージ60が特開平1−300549号に記載さ
れたものである。このセラミックパケージ60の構造の
特徴点は、図8や図9に示すようにセラミック回路基板
52の一方の面52aに立設された各リードピン54の
先端部に、一方の面52aと平行な平面を有する鍔状の
取付け片62を一体に設けた点にある。この構造によっ
て、図9に示すようにプリント回路基板64に各リード
ピン54の取付け片62用のパッド66を形成すれば、
このパッド66に取付け片62をはんだ付けすることに
よりセラミックパッケージ60をプリント回路基板64
に表面実装することが可能となる。よって、ピングリッ
ドアレイ型半導体装置用セラミックパッケージの利点で
あるセラミック基体52とプラスチック製のプリント回
路基板64(実装基板)との熱膨張係数の差により生ず
る応力をリードピン54で吸収できるという特徴を保持
しつつ、プリント回路基板64の半導体装置68の実装
領域の裏面にも他の電子部品を実装できるようになり、
より高密度に部品を実装できるようになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たリードピン54の先端に鍔状の取付け片62が形成さ
れたピングリッドアレイ型半導体装置用セラミックパッ
ケージ60やそれを用いた半導体装置68では、図9の
右側のリードピン54のように取付け片62とプリント
回路基板64のパッド66との間および取付け片62の
側面にのみはんだが付着するのが理想的であるが、図9
の左側のリードピン54のようにリードピン54によっ
ては、パッド66上に塗布したはんだ70が取付け片6
2を越えて、取付け片62よりもセラミック回路基板5
2の一方の面52a側のリードピン54の周面にも回り
込んではい上がる可能性があり、パッド66と取付け片
62との間に介在して実質的にリードピン54とパッド
66とを接合させるはんだの量が減少し、確実な接続が
行えなくなるという課題が生じていた。また、ピングリ
ッドアレイ型半導体装置用セラミックパッケージに特有
の問題であるが、LGA若しくはBGA型半導体用セラ
ミックパッケージに比べてパッケージ本体となるセラミ
ック回路基板からリードピン54が突出しているため、
他の部材と当接する等、リードピン54に外力が加わっ
た際にリードピン54が曲がりやすくなるという課題も
生ずる。
【0006】そこで、本発明はこれらの課題を解消すべ
くなされたものであり、その目的とするところは、実装
基板に表面実装でき、リードピンへのはんだ上がりを防
止しつつリードピンの曲がりも低減できる半導体装置用
セラミックパッケージと半導体装置を提供するものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため次の構成を備える。すなわち、本発明のうち請
求項1記載の発明は、半導体素子の搭載部が形成された
セラミック基体の一面側に多数のリードピンが立設さ
れ、該リードピンの先端部またはその近傍に鍔部が設け
られた半導体装置用セラミックパッケージであって、前
記セラミック基体の一面側に、実質的にセラミック基体
の一面と前記鍔部のセラミック基体側の面との間を満た
す柔軟性を有する電気的絶縁性樹脂層が形成されたこと
を特徴とする。
【0008】また、本発明のうち請求項2記載の発明
は、半導体素子が搭載されたセラミック基体の一面側に
多数のリードピンが立設され、該リードピンの先端部ま
たはその近傍に鍔部が設けられた半導体装置であって、
前記セラミック基体の一面側に、実質的にセラミック基
体の一面と前記鍔部のセラミック基体側の面との間を満
たす柔軟性を有する電気的絶縁性樹脂層が形成されたこ
とを特徴とする。
【0009】上記発明のセラミックパッケージを用いた
半導体装置によれば、リードピンに設けられた鍔部を用
いてプリント回路基板(実装基板)に表面実装できる。
また、リードピンが、実質的にセラミック基体の一面と
鍔部のセラミック基体側の面との間を満たすように形成
された柔軟性を有する電気的絶縁性樹脂層で覆われてい
るため、鍔部を越えてリードピンにはんだがはい上がる
のを防止できると共に、リードピンに外力が加わっても
曲がりにくくできる。また、セラミック基体の一面側に
樹脂層を形成する際に、リードピンには鍔部が形成され
ているから、この鍔部により樹脂層の厚さが揃えられ
る。また、樹脂層は柔軟性を有するから、セラミック製
のパッケージとプラスチック製のプリント回路基板との
熱膨張係数の差により生ずる応力をリードピンが微小量
曲がって吸収することも可能である。また、前記電気的
絶縁性樹脂層を形成する樹脂は、具体的にはシリコンゴ
ムが好適である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る半導体装置用
セラミックパッケージと半導体装置について添付図面を
用いて詳細に説明する。まず、半導体用セラミックパッ
ケージとこれを用いた半導体装置の構造について説明す
る。なお、従来例と同じ構成については同じ符号を付
し、詳細な説明は省略する。半導体装置10は、図1に
示すように半導体用セラミックパッケージ12と、この
セラミックパッケージ12に搭載された半導体チップ5
6とから構成される。なお、搭載された半導体チップ5
6はキャップ13により封止される。
【0011】半導体用セラミックパッケージ12につい
て詳細に説明すると、セラミックパッケージ12は、回
路パターンとなるタングステンメタライズなどが施され
たグリーンシートを複数枚積層し焼成して形成されたセ
ラミック回路基板(セラミック基体)52と、このセラ
ミック回路基板52の一方の面(一面)52a側にろう
付けにより立設された複数のリードピン54とから構成
される。なお、本実施の形態では一例として半導体チッ
プ56は一方の面52aの背面に搭載される。そして、
全リードピン54の先端部には図1に示すように鍔部
(従来例で説明したセラミックパッケージ60の取付け
片62と同じ)14が、セラミック回路基板52の一方
の面52aから同一高さとなるように形成されている。
この鍔部14の外形は、本実施の形態では一例として円
板状に形成したが、例えば方形等の四角形状に形成して
も良い。いずれの場合にも、セラミック回路基板52の
一方の面52aと向かい合う鍔部14の面(言い換えれ
ば、鍔部14のセラミック回路基板52側の面)14a
は、一方の面52aと平行な平面に形成されている。
【0012】以上の構成は、従来の表面実装可能なピン
グリッドアレイ型半導体用セラミックパッケージ60と
同じであるが、本実施の形態のセラミックパッケージ1
2の特徴点は、さらにリードピン54が立設されたセラ
ミック回路基板52の一方の面52aの表面に、実質的
にセラミック回路基板52の一方の面52aと鍔部14
のセラミック基体側の面14aとの間を満たすように、
柔軟性を有する電気的絶縁性樹脂層(有機樹脂)16を
塗布して樹脂16の層(以下、樹脂層16とも言う)を
形成した点にある。ここで「実質的に」とは、樹脂層1
6の表面が鍔部14のセラミック回路基板52側の面1
4a全体と接触するが、縁部14の側面には回り込んで
いない場合や、また樹脂によってはその流動性により面
14a全体と接触すると共に縁部14の側面にも若干か
かり、メニスカスができる場合もあるがこの場合をも含
む意味である。これにより、各リードピン54に形成し
た全ての鍔部14が樹脂層16の表面において露出し、
各リードピン54は、その鍔部14よりもセラミック回
路基板52側の部分全体が樹脂層16で覆われる。この
ように、樹脂16をセラミック回路基板52の一方の面
52aに塗布し、鍔部14とこの一方の面52aとの間
に位置するリードピン54および鍔部14のセラミック
回路基板52と向かい合う面14aを樹脂層16(塗布
された樹脂16で形成された層をいう)で覆うことによ
り、半導体装置10のリードピン54と実装基板64の
パッド66とを接続するはんだが、鍔部14を越えては
い上がろうとしても樹脂層16で阻止され、上述した鍔
部14の面14aやこの面14aとセラミック回路基板
52の一方の面52aとの間のリードピン54の外周に
回り込むことがない。
【0013】従って、実装基板64のパッド66上に塗
布するはんだの量が少なくてもリードピン54とパッド
66とを接続するはんだの量が確実に確保でき、良好な
接続状態が得られる。また、各リードピン54は鍔部1
4を除き、樹脂層16で覆われて補強されているため、
セラミックパッケージ12を搬送する際等に他の部材と
当接する等してリードピン54に一時的に外力が加わっ
ても、まったく樹脂層16で覆われていない場合に比べ
てリードピン54の曲がりを低減できる。また、樹脂1
6は柔軟性を有するからリードピン54は樹脂層16内
で微小量曲がることができる。このため、セラミックパ
ッケージ12とプリント回路基板(実装基板)64の熱
膨張係数の差により生ずる応力をリードピン54で吸収
でき、鍔部14とプリント回路基板64のパッド66と
を接続するはんだ付け部分に加わる応力を低減して、こ
のはんだ付け部分にクラック等が発生するのを防止でき
る。
【0014】続いて、セラミックパッケージ12と半導
体装置10の製造工程について図2と図3を用いて説明
する。まず、最初に、回路パターンとなるタングステン
メタライズなどが施されたグリーンシートを複数枚積層
し焼成してセラミック回路基板52を製造する。次に、
セラミック回路基板52の表面に露出したメタライズ・
パターンにNiめっきを施す。メタライズ・パターンに
は、リードピン54を取り付けるため、セラミック回路
基板52の一方の面52aに形成されたピンろう付け用
パッド18が含まれている。次に、表面にNiめっきが
施されたピンろう付け用パッド18に銀ろうなどのろう
材20を用いてリードピン54(一例として銅を用いて
形成されている)をろう付けする。次に、リードピン5
4、鍔部14、ろう材20、ピンろう付け用パッド18
を含むメタライズ・パターン等の金属部分にNiめっき
およびAuめっきを順次施す。
【0015】次に、樹脂16をセラミック回路基板52
の一方の面52aに塗布し、リードピン54を鍔部14
を残して覆う樹脂層16を形成する(ポッティングす
る)。樹脂16としては硬化する前は流動性を有し、か
つ硬化した後でも柔軟性を有する有機樹脂材が使用さ
れ、有機樹脂材の一例としてはシリコンゴム等がある。
ここで、樹脂16はセラミック回路基板52の一方の面
52a上にディスペンサ等を用いて塗布されるのである
が、セラミック回路基板52の一面側52aと向かい合
う鍔部14の面14aは上述したように一方の面52a
と平行な平面に形成されている。このため、セラミック
回路基板52の一方の面52a上に堆積した樹脂16が
一旦鍔部14の向かい合う面14aと接触した後には、
当該面14aを越えてさらには堆積しにくく、鍔部14
の向かい合う面14aまで樹脂16が堆積していないリ
ードピン54が他にある場合には、樹脂16はこのリー
ドピン54方向へ流動して堆積するので、樹脂16の厚
さAを一定にすることが容易にできる。
【0016】従って、鍔部14の形状は、リードピン5
4よりも大径であって鍔部14のセラミック回路基板5
2の一方の面52aと向かい合う面14aがこの一方の
面52aと平行な平面に形成されていれば良いから、図
4に示すように、実装基板64に形成されたパッド66
と当接する面が曲面に形成されていても良い。また、上
述した実施の形態では、鍔部14は各リードピン54の
先端部に形成されていたが、例えば図5に示すようにリ
ードピン54の先端部ではなく、その近傍に鍔部14を
設け、リードピン54の先端部は鍔部14から若干突出
し、この先端部のみが実装基板64に設けたパッド66
と当接する構造とすることも可能である。この構造で
は、セラミック回路基板52の一方の面52aに形成さ
れた樹脂層16からは鍔部14と鍔部14から突出した
リードピン54の先端部は露出し、セラミックパッケー
ジ12と実装基板64を接合するはんだ70は鍔部14
のパッド66側の面14bとパッド66との間に介在す
る。
【0017】また、上述した実施の形態の半導体装置用
セラミックパッケージおよび半導体装置は、半導体チッ
プ56は、セラミック回路基板52のリードピン54が
立設される一方の面52aの背面側に搭載される構成で
あったが、図10に示すように半導体チップ56の搭載
部がリードピン54が立設された一方の面52a側とな
る構成(いわゆるキャビティダウン型)の半導体装置用
セラミックパッケージおよび半導体装置にも本願発明が
適用し得る。この場合には、樹脂16はリードピン54
が立設された窓枠状の領域に塗布し、窓枠状(平面形状
がロ字状)の樹脂層16を形成する。
【0018】また、上述した実施の形態ではリードピン
54を覆うように塗布する樹脂16は1種類であった
が、2種類以上の樹脂を多層にして塗布する構成として
も良い。例えばリードピン54の根元部分にはエポキシ
樹脂等、硬化した際にシリコンゴムよりも固くなる樹脂
を塗布すれば、リードピン54をさらに強固に補強する
ことができる。
【0019】
【発明の効果】本発明に係る半導体装置用セラミックパ
ッケージと該パッケージを用いた半導体装置によれば、
リードピンに設けられた鍔部を用いて実装基板に表面実
装できる。また、リードピンが、実質的にセラミック基
体の一面と鍔部のセラミック基体側の面との間を満たす
ように形成された柔軟性を有する電気的絶縁性樹脂層で
覆われているため、鍔部を越えてリードピンにはんだが
はい上がるのを防止できると共に、リードピンに外力が
加わっても曲がりにくくできる。また、セラミック基体
の一面側に樹脂層を形成する際に、リードピンには鍔部
が形成されているから、この鍔部により樹脂層の厚さが
揃えられる。また、樹脂層は柔軟性を有するから、セラ
ミック製のパッケージとプラスチック製の実装基板との
熱膨張係数の差により生ずる応力をリードピンが曲がっ
て吸収することも可能であるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る半導体装置用セラミックパッケー
ジと半導体装置の一の実施の形態の構造を示す断面図で
ある。
【図2】図1の要部拡大図である。
【図3】図1のセラミックパッケージを製造する工程図
である。
【図4】図1のセラミックパッケージの鍔部の他の実施
の形態を示す要部拡大図である。
【図5】図1のセラミックパッケージの鍔部のさらなる
他の実施の形態を示す要部拡大図である。
【図6】従来の一般的なピングリッドアレイ型半導体装
置用セラミックパッケージと半導体装置の構造を示す斜
視図である。
【図7】図6の断面図である。
【図8】従来の表面実装可能なピングリッドアレイ型半
導体装置用セラミックパッケージと半導体装置の構造を
示す斜視図である。
【図9】図8の要部拡大図である。
【図10】本発明に係る半導体装置用セラミックパッケ
ージと半導体装置の他の実施の形態の構造を示す側面図
である。
【符号の説明】
10 半導体装置 12 セラミックパッケージ 14 鍔部 16 樹脂(樹脂層) 52 セラミック基体 52a セラミック基体の一方の面 54 リードピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // H05K 1/18 H01L 23/12 C

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体素子の搭載部が形成されたセラミ
    ック基体の一面側に多数のリードピンが立設され、該リ
    ードピンの先端部またはその近傍に鍔部が設けられた半
    導体装置用セラミックパッケージであって、 前記セラミック基体の一面側に、実質的にセラミック基
    体の一面と前記鍔部のセラミック基体側の面との間を満
    たす柔軟性を有する電気的絶縁性樹脂層が形成されたこ
    とを特徴とする半導体装置用セラミックパッケージ。
  2. 【請求項2】 半導体素子が搭載されたセラミック基体
    の一面側に多数のリードピンが立設され、該リードピン
    の先端部またはその近傍に鍔部が設けられた半導体装置
    であって、 前記セラミック基体の一面側に、実質的にセラミック基
    体の一面と前記鍔部のセラミック基体側の面との間を満
    たす柔軟性を有する電気的絶縁性樹脂層が形成されたこ
    とを特徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記電気的絶縁性樹脂層を形成する樹脂
    は、シリコンゴムであることを特徴とする請求項1記載
    の半導体装置用セラミックパッケージ。
JP10053716A 1998-03-05 1998-03-05 半導体装置用セラミックパッケージおよび半導体装置 Pending JPH11251481A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020198411A (ja) * 2019-06-05 2020-12-10 Fdk株式会社 高密度実装モジュール

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020198411A (ja) * 2019-06-05 2020-12-10 Fdk株式会社 高密度実装モジュール

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