JPH11250946A - 変圧器の中性線接続用スリーブ - Google Patents
変圧器の中性線接続用スリーブInfo
- Publication number
- JPH11250946A JPH11250946A JP6606198A JP6606198A JPH11250946A JP H11250946 A JPH11250946 A JP H11250946A JP 6606198 A JP6606198 A JP 6606198A JP 6606198 A JP6606198 A JP 6606198A JP H11250946 A JPH11250946 A JP H11250946A
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- JP
- Japan
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- sleeve
- electric wire
- wire
- section
- fitting hole
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- Pending
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- Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 変圧器の中性線と低圧引上線並びに接地線を
接続するために用いるスリーブであって、低コストでな
おかつ現場での接続作業を容易に行うことができるよう
にする。 【構成】 塑性変形可能な導体でＩ形又はＹ形のスリー
ブを形成し、その内側中央部に電線の突止部を設けた接
続用スリーブとなし、前記突止部には軸方向と直交する
向きに小径の取付孔を設けて、該取付孔内に接地線の一
端部を挿入して圧縮接続した。
接続するために用いるスリーブであって、低コストでな
おかつ現場での接続作業を容易に行うことができるよう
にする。 【構成】 塑性変形可能な導体でＩ形又はＹ形のスリー
ブを形成し、その内側中央部に電線の突止部を設けた接
続用スリーブとなし、前記突止部には軸方向と直交する
向きに小径の取付孔を設けて、該取付孔内に接地線の一
端部を挿入して圧縮接続した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、配電線路におい
て、変圧器の中性線と低圧引上線並びに接地線を接続す
るために用いるスリーブに関するものである。
て、変圧器の中性線と低圧引上線並びに接地線を接続す
るために用いるスリーブに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来この種スリーブとしては、羽子板端
子形圧縮スリーブや、Ｉ形（直線形）又はＹ形の突止型
スリーブが一般的に使用されており、高低圧線の混触に
よる低圧線の電位上昇等による危険を防止する為に、ス
リーブを接地線により接地することが行われている。
子形圧縮スリーブや、Ｉ形（直線形）又はＹ形の突止型
スリーブが一般的に使用されており、高低圧線の混触に
よる低圧線の電位上昇等による危険を防止する為に、ス
リーブを接地線により接地することが行われている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来接地線を設けるの
に、本体スリーブとは別に接地線接続用スリーブを設け
たり、スリーブの電線挿入孔内に接続線と本線とを同時
に挿着していたので、コスト高になると共に現場での作
業が複雑になる等の難点があった。本発明は係る難点に
鑑み、低コストでなおかつ現場での電線接続作業が容易
に行えるようにしたものである。
に、本体スリーブとは別に接地線接続用スリーブを設け
たり、スリーブの電線挿入孔内に接続線と本線とを同時
に挿着していたので、コスト高になると共に現場での作
業が複雑になる等の難点があった。本発明は係る難点に
鑑み、低コストでなおかつ現場での電線接続作業が容易
に行えるようにしたものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に於いては、塑性変形可能な導体でＩ形又は
Ｙ形のスリーブを形成し、その内側中央部に電線の突止
部を設けた接続用スリーブとなし、上記突止部には軸方
向と直交する向きに小径の取付孔を設けて、該取付孔内
に接地線の一端部を挿入して圧縮接続してある。
に、本発明に於いては、塑性変形可能な導体でＩ形又は
Ｙ形のスリーブを形成し、その内側中央部に電線の突止
部を設けた接続用スリーブとなし、上記突止部には軸方
向と直交する向きに小径の取付孔を設けて、該取付孔内
に接地線の一端部を挿入して圧縮接続してある。
【０００５】
【発明の実施の形態】変圧器の中性線と一本の低圧引上
線を接続する際に用いるＩ形接続用スリーブの場合に
は、銅のような導電性と塑性変形可能な金属でＩ形のス
リーブを形成し、その内側中央部に形成した電線の突止
部に、軸方向と直交する向きに小径の取付孔を設けて、
該取付孔内に接地線の一端部を挿入して圧縮接続する。
線を接続する際に用いるＩ形接続用スリーブの場合に
は、銅のような導電性と塑性変形可能な金属でＩ形のス
リーブを形成し、その内側中央部に形成した電線の突止
部に、軸方向と直交する向きに小径の取付孔を設けて、
該取付孔内に接地線の一端部を挿入して圧縮接続する。
【０００６】また、２本の変圧器中性線と低圧引上線を
接続する際に用いるＹ形接続用スリーブの場合には、導
電性と塑性変形可能な金属でＹ形のスリーブを形成し、
その三又部内側に形成した電線の突止部に、軸方向と直
交する向きに小径の取付孔を設けて、該取付孔内に接地
線の一端部を挿入して圧縮接続する。
接続する際に用いるＹ形接続用スリーブの場合には、導
電性と塑性変形可能な金属でＹ形のスリーブを形成し、
その三又部内側に形成した電線の突止部に、軸方向と直
交する向きに小径の取付孔を設けて、該取付孔内に接地
線の一端部を挿入して圧縮接続する。
【０００７】
【実施例１】以下、本発明の実施例を添付図面に基づい
て説明する。本実施例はＩ形即ち直線形接続用スリーブ
の場合であり、図１乃至図３に示すように、スリーブ１
は、導電性を有し塑性変形可能な銅を材料として、冷間
鍛造により筒状に形成し、その内側中央部には電線の突
止部２を設けてあり、その左右両側には接続用の電線挿
入穴３、４を形成してある。また、上記突止部２には、
軸方向と直交する向きに小径の接地線取付孔５を設けて
ある。
て説明する。本実施例はＩ形即ち直線形接続用スリーブ
の場合であり、図１乃至図３に示すように、スリーブ１
は、導電性を有し塑性変形可能な銅を材料として、冷間
鍛造により筒状に形成し、その内側中央部には電線の突
止部２を設けてあり、その左右両側には接続用の電線挿
入穴３、４を形成してある。また、上記突止部２には、
軸方向と直交する向きに小径の接地線取付孔５を設けて
ある。
【０００８】而して、接地線Ｃの一端部を上記取付孔５
に、その先端が突出しないように挿入した後、突止部２
の外周部を内側に圧縮することによって、接地線Ｃをス
リーブ１の中央部に接続する。
に、その先端が突出しないように挿入した後、突止部２
の外周部を内側に圧縮することによって、接地線Ｃをス
リーブ１の中央部に接続する。
【０００９】本実施例に係るＩ形接地用スリーブ１を用
いて変圧器中性線Ａと低圧引上線Ｂを接続する場合に
は、電線挿入孔３内に変圧器中性線Ａを、電線挿入孔４
内に低圧引上線Ｂを夫々その先端が突止部２に突き当た
るまで挿入して、中性線Ａ及び低圧引上線Ｂをスリーブ
１に夫々圧縮接続すればよい。
いて変圧器中性線Ａと低圧引上線Ｂを接続する場合に
は、電線挿入孔３内に変圧器中性線Ａを、電線挿入孔４
内に低圧引上線Ｂを夫々その先端が突止部２に突き当た
るまで挿入して、中性線Ａ及び低圧引上線Ｂをスリーブ
１に夫々圧縮接続すればよい。
【００１０】
【実施例２】本実施例はＹ形接地用スリーブの場合であ
り、図４及び図５に示すように、Ｙ形スリーブ10の三又
部内側に形成した電線突止部11の電線取付穴側に、軸方
向と直交する向きに小径の接地線の取付孔12を設けて、
該取付孔12内に接地線Ｃの一端部を挿入して圧縮接続す
るものである。13は圧縮表示線を示す。
り、図４及び図５に示すように、Ｙ形スリーブ10の三又
部内側に形成した電線突止部11の電線取付穴側に、軸方
向と直交する向きに小径の接地線の取付孔12を設けて、
該取付孔12内に接地線Ｃの一端部を挿入して圧縮接続す
るものである。13は圧縮表示線を示す。
【００１１】本実施例にかかるＹ形接続接用スリーブ10
を用いて２本の変圧器中性線と低圧引上線を接続する場
合には、図示省略するが、電線挿入穴14、14内に変圧器
中性線Ａを、電線挿入穴15内に低圧引上線Ｂを、夫々そ
の先端が突止部11に突き当たるまで挿入して、両中性線
及び低圧引上線をスリーブ10に夫々圧縮接続すればよ
い。
を用いて２本の変圧器中性線と低圧引上線を接続する場
合には、図示省略するが、電線挿入穴14、14内に変圧器
中性線Ａを、電線挿入穴15内に低圧引上線Ｂを、夫々そ
の先端が突止部11に突き当たるまで挿入して、両中性線
及び低圧引上線をスリーブ10に夫々圧縮接続すればよ
い。
【００１２】
【発明の効果】上記の如く構成したことにより、本発明
によれば、スリーブに予め接地線を付設してあるので、
接地線用接続スリーブを別に必要としないと共に、作業
現場において接地線を取付ける作業が不要となる。従っ
て、低コストであり、且つ現場での中性線と低圧引上線
並びに接地線の接続作業を大変容易に行うことができ
る。
によれば、スリーブに予め接地線を付設してあるので、
接地線用接続スリーブを別に必要としないと共に、作業
現場において接地線を取付ける作業が不要となる。従っ
て、低コストであり、且つ現場での中性線と低圧引上線
並びに接地線の接続作業を大変容易に行うことができ
る。
【００１３】また、接地線の一端部を、スリーブの電線
突止部に軸方向と直交する向きに設けた取付孔内に挿入
して圧縮接続してあるので、接地線をスリーブに極めて
良好な接触抵抗性を持って接続することができる利点が
ある。
突止部に軸方向と直交する向きに設けた取付孔内に挿入
して圧縮接続してあるので、接地線をスリーブに極めて
良好な接触抵抗性を持って接続することができる利点が
ある。
【図１】実施例１における側面図である。
【図２】同上正面図である。
【図３】使用状態を示す断面図である。
【図４】実施例２における平面図である。
【図５】同上側面図である。
【符号の説明】 １ Ｉ形接続用スリーブ ２ 電線突止部 ３ 電線挿入穴 ４ 電線挿入穴 ５ 接地線取付孔 10 Ｙ形接続用スリーブ 11 電線突止部 12 接地線取付孔 14 電線挿入穴 15 電線挿入穴 Ａ 変圧器中性線 Ｂ 低圧引上線 Ｃ 接地線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 土屋 厚 神奈川県愛甲郡愛川町中津4016番地 株式 会社富田電機製作所厚木事業所内 (72)発明者 河野 匡純 千葉県佐倉市大作１丁目８番地１ 株式会 社華陽電機工業所佐倉工場内 (72)発明者 荒木 薫 東京都千代田区内幸町１丁目１番３号 東 京電力株式会社内
Claims (1)
- 【請求項１】 塑性変形可能な導体でＩ形又はＹ形のス
リーブを形成し、その内側中央部に電線の突止部を設け
た接続用スリーブであって、前記突止部には軸方向と直
交する向きに小径の取付孔を設けて、該取付孔内に接地
線の一端部を挿入して圧縮接続したことを特徴とする変
圧器の中性線用接続スリーブ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6606198A JPH11250946A (ja) | 1998-03-03 | 1998-03-03 | 変圧器の中性線接続用スリーブ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6606198A JPH11250946A (ja) | 1998-03-03 | 1998-03-03 | 変圧器の中性線接続用スリーブ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11250946A true JPH11250946A (ja) | 1999-09-17 |
Family
ID=13304979
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6606198A Pending JPH11250946A (ja) | 1998-03-03 | 1998-03-03 | 変圧器の中性線接続用スリーブ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11250946A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013054854A (ja) * | 2011-09-01 | 2013-03-21 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 接続スリーブ及び電線接続構造 |
-
1998
- 1998-03-03 JP JP6606198A patent/JPH11250946A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013054854A (ja) * | 2011-09-01 | 2013-03-21 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 接続スリーブ及び電線接続構造 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040416 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20061020 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20061025 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A521 | Written amendment |
Effective date: 20061222 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070810 |