JPH1125017A - 情報通信システム - Google Patents

情報通信システム

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JPH1125017A
JPH1125017A JP9176134A JP17613497A JPH1125017A JP H1125017 A JPH1125017 A JP H1125017A JP 9176134 A JP9176134 A JP 9176134A JP 17613497 A JP17613497 A JP 17613497A JP H1125017 A JPH1125017 A JP H1125017A
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JP
Japan
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database
portable terminal
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terminal device
update
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JP9176134A
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English (en)
Inventor
Kensaku Ochiai
健作 落合
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】サーバー側の情報処理装置でデータベース内容
に更新事象が発生した場合に、クライアント側の携帯用
端末装置でもリアルタイムにデータベース更新内容を持
ち得るようにする。 【解決手段】少なくとも、各種情報を格納するデータベ
ース11及びその各種情報を通信するモデム14を有し
たパソコン1と、このモデム14に接続され、各種情報
を無線通信する無線通信手段2と、この無線通信手段2
からの各種情報を受信する受信部31及びその各種情報
を格納するRAM304を有した1以上のページャ3と
を備えた情報通信システムにおいて、パソコン1にペー
ジャ3を登録する送信先登録テーブル13が設けられ、
パソコン1のデータベース内容に更新事象が発生したと
き、その送信先登録テーブル13に登録されたページャ
3のメモリ内容が無線通信手段2を使用して自動更新さ
れるようになされた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパーソナルコンピユ
ータ(以下パソコンという)とページャ等とをリンクさ
せた移動体通信システムに適用して好適な情報通信シス
テムに関する。
【0002】更に詳しくはサーバーとしての情報処理装
置にクライアントとしての携帯用端末装置を登録する送
信先登録テーブルが設けられ、サーバー側でデータベー
ス内容に更新事象が発生したとき、この送信先登録テー
ブルに登録された携帯用端末装置内のメモリ内容を無線
通信手段を使用して自動更新することにより、サーバー
側のデータベース更新をクライアント側でもリアルタイ
ムに認知できるようにすると共に、クライアント側でも
リアルタイムにメモリ内容が自動更新できるようにした
情報通信システムに関するものである。
【0003】
【従来の技術】従来から、製品の在庫数や要人のスケジ
ュール等が本社のパソコン等で管理され、これらのデー
タベース内容を外出先の営業マンや要人の所持する携帯
用端末装置に転送し、外出先でデータベース内容を参照
できるようにした情報通信システムが利用されている。
しかし、上述した情報通信システムではパソコン側のデ
ータベースの内容が更新されたとき、その内容をリアル
タイムに携帯用端末装置に転送する機能がなっかたため
に、パソコン側のデータベース内容が更新されると同時
に携帯用端末装置では古いデータとなっていた。
【0004】そこで、特開平3−282745号公報に
記載されたファイル配布方式のように携帯用端末装置
(クライアント)側に通信機能を設け、クライアント側
からホストコンピユータ(サーバー)側にアクセスでき
るようにした情報通信方式が考案されている。この方式
では、サーバー側のデータベース内容に更新事象が発生
したかをクライアント側からサーバー側へ照会すること
により、そのデータベース内容に変更があった場合に
は、その更新内容をクライアント側に転送できるという
特徴を有している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来方
式ではクライアント側からサーバー側へ照会するまで、
サーバー側でデータベース内容に更新事象があったこと
すらわからない。このため、サーバー側でデータベース
内容に更新事象が発生した場合に、クライアント側にお
いて、リアルタイムにサーバー側のデータベース更新内
容を認知できないし、自動的にクライアント側のメモリ
内容を更新することができない。
【0006】これにより、データベース更新の認知のタ
イムラグによりサーバー(情報処理装置ともいう)側と
クライアント(以下携帯用端末装置ともいう)側との間
でコミュニケーションミスを招くという問題がある。
【0007】そこで、本発明は上述した課題を解決した
ものであって、サーバー側の情報処理装置でデータベー
ス内容に更新事象が発生した場合には、クライアント側
の携帯用端末装置でも情報処理装置側のデータベース更
新を認知できるようにすると共に、携帯用端末装置内の
メモリ内容をリアルタイムに自動更新することができる
ようにした情報通信システムを提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、本発明の情報通信システムは、少なくとも、各種
情報を格納するデータベース用のメモリ及びその各種情
報を通信する通信手段を有した情報処理装置と、この情
報処理装置の通信手段に接続され、各種情報を無線通信
する無線通信手段と、この無線通信手段からの各種情報
を受信する無線受信手段及びその各種情報を格納するメ
モリを有した1以上の携帯用端末装置とを備えた情報通
信システムにおいて、情報処理装置に携帯用端末装置を
登録する登録手段が設けられ、情報処理装置のデータベ
ース内容に更新事象が発生したとき、その登録手段に登
録された携帯用端末装置内のメモリ内容が無線通信手段
を使用して自動更新されるようになされたものである。
【0009】本発明の情報通信システムによれば、情報
処理装置が設けられた場所から離れた遠隔地において、
情報処理装置と携帯用端末装置とで同一のデータベース
内容を共有する場合などに、情報処理装置で定期的もし
くは不定期にデータベース内容が更新された場合、その
データベース内容が変更になったことが無線通信手段に
より、携帯用端末装置でもリアルタイムに認知すること
ができると共に、携帯用端末装置のメモリ内容をリアル
タイムに自動更新することができる。
【0010】従って、サーバーとしての情報処理装置の
データベース内容と同一の最新のデータベース内容を常
に共有してクライアントとしての携帯用端末装置で参照
できるので、データベースの更新認知のタイムラグによ
る従来方式のようなコミュニケーションミスを回避でき
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて説明をする。図1は本発明の実施の形態としての情
報通信システムの構成を示す図である。
【0012】本実施の形態ではサーバーとしての情報処
理装置にクライアントとしての携帯用端末装置を登録す
る送信先登録テーブルが設けられ、サーバー側でデータ
ベース内容に更新事象が発生したとき、この送信先登録
テーブルに登録された携帯用端末装置に対するメモリ内
容を無線通信手段を使用して自動更新することにより、
クライアント側でもリアルタイムにサーバー側のデータ
ベース更新内容を持ち得るようにした。
【0013】この情報通信システムでは図1に示すよう
に、情報処理装置としてのパーソナルコンピユータ(以
下パソコンという)1に無線通信手段2が接続され、携
帯用端末装置としてのページャ3やパーソナル・ハンデ
ィ・システム(以下PHSという)4等との間で各種情
報が無線通信される。
【0014】パソコン1には大容量のデータベース11
が設けられ、この情報通信システムの使用条件に応じて
製品の在庫数や要人のスケジュール等の各種情報が格納
される。データベース11には制御ユニット12が接続
され、キーボード15やディスプレイ16を通じて各種
情報の入出力が制御される。
【0015】制御ユニット12には登録手段としての送
信先登録テーブル13が接続され、予めこの情報通信シ
ステムで情報提供が受けられるページャ3やPHS4等
が登録される。制御ユニット12には図示しないがRS
−232CやIrdaインタフェース(光通信対応)が
設けられ、外部機器とデータ通信が可能なようになされ
ている。転送プロトコルには既存の通信ソフトを使用し
てもよい。
【0016】これらのインタフェースには通信用のモデ
ム(またはターミナルアダプタ;TA)14が接続さ
れ、ソフトウエアによって自動発呼できる環境にセット
アップされている。この自動発呼により、無線通信手段
2を通じてパソコン1とページャ3やPHS4等との間
で各種情報が通信される。
【0017】つまり、モデム14には無線通信手段2と
しての公衆通信回線21やインタネット22が接続さ
れ、パソコン1から出力された各種情報が事業者センタ
ー23を通じて他の公衆通信回線24に至る。公衆通信
回線24には送信所25が接続され、ページャ3やPH
S4等に各種情報が無線送信される。
【0018】ページャ3やPHS4等には無線受信部3
1や41が設けられ、送信所25からの各種情報が受信
される。無線受信部31にはデータベースとしての小容
量のRAM304が接続され、無線受信部41には同様
にRAM42が接続され、各々で受信された各種情報が
格納される。
【0019】このような情報通信システムでは、データ
ベース11中のデータの変更、追加または削除などの操
作が行なわれ、そのデータ更新が確定することにより、
パソコン1側のデータベース内容に更新事象が発生す
る。この発生によって、送信先登録テーブル13に登録
されたページャ3やPHS4等に対して自動発呼され、
更新メッセージが自動送信される。
【0020】この自動送信によって、これらのページャ
3やPHS4等のデータベース内容が無線通信手段2を
使用して更新される。例えば、相手方が漢字受信可能な
ページャであれば、データベース更新処理に関するデー
タを電子メールフォーマットに変換した後の更新メッセ
ージが事業者センター23に送信される。
【0021】従って、パソコン1が設けられた場所から
離れた遠隔地において、パソコン1とページャ3やPH
S4等とで同一のデータベース内容を共有する場合であ
って、パソコン1で不定期にデータベース内容が更新さ
れた場合には、無線通信手段2を通じてページャ3やP
HS4等でも、そのデータベース内容をリアルタイムに
共有することができる。
【0022】これにより、常にパソコン1のデータベー
ス内容と同一の最新のデータベース内容をページャ3や
PHS4で参照できるので、データベース内容の不一致
によるコミュニケーションミスを回避できる。
【0023】上述した送信先登録テーブル13には、こ
の情報通信システムで情報提供が受けられる相手方の端
末種別が登録されており、その種別により通信プロトコ
ルが自動選択される。送信先登録テーブル13には図2
に示すように、そのテーブルヘッダから順にリストAア
ドレス、リストBアドレス・・・・all”0”(スト
ッパ)が書き込まれる。all”0”は登録の最後を示
すアドレスのエンド符号である。
【0024】リストAアドレスには、相手方のページャ
3の端末種別、事業者センターメールアドレス及び呼出
電話番号が登録される。また、リストBアドレスには同
様にPHS4の端末種別及び電話番号が登録される。a
ll”0”アドレスに至るリストアドレスに対応して色
々な種類の携帯用端末装置が登録される。この送信先登
録テーブル13に登録された携帯用端末装置の種類毎に
データベースとしてのメモリ内容が更新される。
【0025】携帯用端末装置としてのページャ3はRA
M304の内容が表示可能なデータベースビューワ機能
を有している。図3に示すようにアンテナ30に受信部
31が接続され、各種情報及び更新メッセージが受信さ
れ、これらの情報やメッセージに関する受信データD2
1が出力される。受信部31は図示しない高周波増幅回
路から2値または4値のFSK(周波数偏移)復調回路
まで含む。
【0026】受信部31にはデータベース管理ブロック
としてのマイクロプロセッサユニット(以下MPUとい
う)32が接続される。MPU32にはI/Oポート3
01が設けられ、各種情報や更新メッセージに関する受
信データD21が内部バス302に入力される。
【0027】内部バス302には中央演算装置(以下C
PUという)303が接続され、この更新メッセージが
自端末装置宛のものであるかが識別される。更に、内部
バス302にはデータベースとしてのRAM304が接
続され、各種情報が格納される。RAM304はワーク
エリア用としても使用される。このRAM304の内容
は、CPU303によって更新メッセージが自端末装置
宛のものであることが識別されたときに更新される。
【0028】内部バス302にはこれらの他にROM3
05が接続され、データベース更新手順等の制御プログ
ラムやシステム制御のための固定データ等が格納され
る。同様に接続されたID−ROM306には事業者固
有のデータ及び携帯用端末装置固有の固体識別(ID)
データが格納される。
【0029】内部バス302にはRS−232CやIr
daインタフェース等のI/Oポート307〜309が
接続され、MPU32と外部回路とのインタフェースと
して機能する。I/Oポート307にはMPU用のキー
インタフェース回路(I/F)33が接続され、外部か
ら情報選択のためのキー情報D22が入力される。
【0030】I/Oポート308には発光ダイオード
(以下LEDという)34が接続され、更新メッセージ
等が受信され、それが検出されたときに表示信号S1に
基づいて点灯する。これによって、データベース更新な
どの認知が可能となる。
【0031】I/Oポート309にはメロディIC35
が接続され、データ受信時等に呼出音信号S2が出力さ
れる。メロディーIC35には図示しないメモリが設け
られ音楽データが格納される。メロディIC35の出力
段にはサウンダ(音響ユニット)36が接続され、呼出
音信号S2に基づいて音響が発生される。サウンダ36
はスピーカーや圧電素子からなる。
【0032】内部バス302にはディスプレイ制御部3
7が接続され、データ受信時等に画像表示信号S3が出
力される。ディスプレイ制御部37には液晶ディスプレ
イ(以下LCDという)38が接続され、更新メッセー
ジなどが表示される。内部バス302には制御部用のキ
ーインタフェース回路(I/F)39が接続され、音量
や輝度等の制御用のキー情報が入力される。キーインタ
フェース回路39にはキー310が設けられ、キー情報
が打ち込まれる。
【0033】次に、本実施の形態の情報通信システムの
動作を説明する。例えば、この情報通信システムを製品
販売業に適用した場合であって、本社に製品在庫管理を
するホストコンピユータとしてのパソコン1を設け、出
先の営業マンにページャ3やPHS4等の携帯用端末装
置を所持させて情報通信を行う場合を想定して説明をす
る。
【0034】このよう使用状況下において、パソコン1
側ソフトの入力処理プログラムを実行することにより、
例えば、製品の在庫数に変動が生じ、在庫数10000
を8000に書き換えるようなデータベース内容が編集
された場合に、データベース11の内容を更新する要求
が発行される。
【0035】この要求によって、パソコン1側ではデー
タベース更新処理のプログラムが起動される。本例では
パソコン1側とページャ3側とのタイムラグを無くすた
めに、ページャ3側のRAM304の内容を更新してか
ら、パソコン1側のデータベース11の内容を更新する
ようになされる。
【0036】このプログラムが起動されると、図4のパ
ソコン側のデータベース更新フローチャートに示すよう
に、まず、ステップA1で在庫数10000を8000
に書き換えるような新しいデータ(以下更新データとも
いう)D11を入力する(図1参照)。
【0037】次に、ステップA2でパソコン1側ソフト
のデータベース更新処理プログラムは、更新するデータ
D11が出先の営業マンが所持するページャ3やPHS
4等に対する通信対象となるデータ(共有データ)であ
るかをチェックする。このデータD11が共有データと
なる場合には、データベース内容の編集時にフラグ等を
立てるなどして区別される。このフラグを識別すること
で、通信対象となるデータであるかがチェックされる。
【0038】この更新データD11が通信対象である場
合には、出先の営業マンが所持する全ての端末装置のR
AM(データベース)304の内容を更新すべく、ステ
ップA3に移行してカウンタを1にセットし、その後、
ステップA4に移行して送信先登録テーブル13に登録
されているページャ3やPHS4等の端末装置の通信方
法を検索する。
【0039】ここで、送信先登録テーブル13のリスト
Aアドレスからアドレスall”0”に向けて検索を開
始する。そして、リストAアドレスを検索することによ
って、ある営業マンが所持する図2に示したようなペー
ジャ3の通信プロトコルが得られる。ページャ3の通信
プロトコルが得られると、ステップA5に移行して制御
ユニット12はページャ3の端末種別を分析する。
【0040】その後、ステップA6で更新データD11
をページャ3に応じた送信データD12に変換処理す
る。例えば、その営業マンが所持するページャ3が電子
メールを受信できる端末装置である場合には、メールア
ドレス、呼出番号などの必要なパラメータに基づいて更
新データD11が2進数または16進数トランスペアレ
ントデータに変換される。変換後の2進数または16進
数トランスペアレントデータは電子メールのメッセージ
形態に再変換される。再変換後の2進数または16進数
トランスペアレントデータメッセージは事業者センター
23が定める送信方法であり、データベースを更新する
ための送信データD12となる。
【0041】次に、ステップA7で端末装置種別毎に送
信プログラムを起動する(自動発呼)。この自動発呼に
よって、無線送信手段2の公衆通信回線21またはイン
ターネット21を通じてページャ3の事業者センター2
3に送信データ(電子メール)D12が送られる。この
送信データD12は図5の送信フローチャートに示すよ
うに、まず、ステップA71でページャ3に適合したメ
ッセージに変換(メールフォーマット変換)される。
【0042】その後、ステップA72で送信所25から
その営業マンの所持するページャ3にメール送信され
る。そして、正常送信のときステップA73でメール送
信が終了する。もしも、ステップA73でメール送信異
常の場合にはステップA74に移行してエラー処理を実
行する。例えば、無線送信手段2でエラー処理プログラ
ムが起動され、ユーザに対してメール送信が失敗したこ
とが通知される。
【0043】その営業マンへのメール送信が終了した
ら、図4のステップA8に戻ってカウンタを1つインク
リメントしてステップA4に戻り、以後、他の営業マン
の所持するページャ3またはPHS4のデータベース内
容を更新するべく、ステップA4〜A8を繰り返す。そ
して、送信先登録テーブル13に登録された全ての端末
装置に対する送信処理が終了したら、ステップA9に移
行してパソコン1側のデータベース11に対する更新処
理を行ってデータベース更新処理を終了する。
【0044】上述のステップA2で更新データD11が
通信対象でないことが検出された場合には、ステップA
9に移行してパソコン1側のデータベース11の内容の
みを更新してデータベース更新処理を終了する。
【0045】これにより、送信先登録テーブル13の内
容に従った通信プロトコルで、送信先登録テーブル13
に登録された全ての端末装置に更新メッセージを送信す
ることができる。
【0046】次にページャ側のデータベース更新処理に
ついて説明をする。例えば、ある出先の営業マンが所持
するページャ3のRAM304の内容が更新処理前に在
庫数10000であった場合であって、それを本社のパ
ソコン1と同じ在庫数8000に書き換えるような場合
を想定する。
【0047】このような在庫数書換えを行うデータベー
ス更新処理では、図3及び4で説明したように、本社の
パソコン1が更新メッセージを自動発呼することによ
り、これを受信したページャ3の受信部31によって割
り込みポートなどを介してCPU303に更新メッセー
ジが通知される。
【0048】つまり、ページャ3では図6のデータベー
ス更新フローチャートに示すように、まず、ステップB
1で受信部31からMPU32が受信データD21を入
力する。このときメロディIC35から呼出音信号S2
を入力したサウンダ36によって、データ受信した旨の
音響が発生される。
【0049】そして、ステップB2でこの受信データD
21が自端末装置宛のメッセージであるかを検出(分
析)する。具体的には、メッセージ中の送信先アドレス
とID−ROM306上に格納された自端末アドレスと
が一致しているかがチェックされる。
【0050】このチェックの結果、メッセージ中の送信
先アドレスとID−ROM306上の自端末アドレスと
が一致する場合には、「この受信データ21が自端末装
置宛のメッセージである」ことが検出され、その後、ス
テップB3に移行して「このメッセージが更新メッセー
ジである」かが判定される。
【0051】ここで、自端末装置宛のメッセージが2進
数または16進数トランスペアレントデータメッセージ
の場合には、それは「更新メッセージである」と判定さ
れる。この判定によって、表示信号S1に基づきLED
34が点灯される。
【0052】従って、受信データD21が「更新メッセ
ージである」と判定された場合には、ステップB4に移
行して受信データD21にエラーを生じていないかがC
PU303によって判断される。受信データD21にエ
ラーを生じてしないと判断された場合には、ステップ5
に移行して受信データD21から得られる更新データD
11をRAM304に転送する。
【0053】MPU32のソフトウエアは更新データD
11に従ってRAM304を更新する。この例では、更
新前の在庫数10000が本社のパソコン1のデータベ
ース11と同じ在庫数8000に書き換えられる。その
後、ステップB6で更新メッセージが画像表示信号S3
に基づいてLCD38に表示される。
【0054】上述したステップB4で受信データD21
に修復不可能なエラーが存在すると判断された場合に
は、ステップB7に移行してデータベース更新処理は行
わずに、「更新メッセージを受信したがエラーを生じて
いるためにデータベース更新処理を行わなかった旨」の
エラーメッセージをLCD38に表示する。その後、ペ
ージャ3の受信処理を終了する。
【0055】また、ステップB2で自端末装置宛の更新
メッセージでないことが検出された場合及びステップB
3で受信データD21が更新メッセージではないと判断
された場合には、ステップB8に移行して他のメッセー
ジの受信処理を実行する。
【0056】このように本実施の形態の情報通信システ
ムでは、従来方式のようにページャ(クライアント側)
3からパソコン(サーバー側)1に照会することなく、
本社のパソコン1で管理される製品在庫数等のデータベ
ース内容に更新事象が発生する度に、送信先登録テーブ
ル13に登録されたページャ3やPHS4等に対して更
新メッセージが自動発呼されるので、パソコン1が設け
られた場所から離れた遠隔地において、本社側で刻々と
変化する製品在庫数を、営業マンが所持するページャ3
やPHS4等でも、リアルタイムに持ち得ることができ
る。
【0057】これにより、パソコン1のデータベース内
容と同一の最新のメモリ内容を常にページャ3やPHS
4で参照できるので、データベース更新のタイミングの
ずれによるコミュニケーションミスを回避できる。
【0058】なお、本実施の形態ではパソコン1側から
一方的に携帯用端末装置のデータベース内容を更新する
場合について説明したが、このページャ3に無線送信装
置を設け、このページャ3のRAM304に更新事象が
発生したとき、この無線送信装置を使用してそのパソコ
ン1側のデータベース内容を更新するようにしてもよ
い。
【0059】このように情報通信システムを構成する
と、いずれかのデータベース11またはRAM304の
内容が更新されたとき、双方の通信機能を用いて他方に
データベースの変更内容を通知することにより、両方の
データベース11及びRAM304をリアルタイムに更
新することができる。
【0060】この場合、ページャ3には、電子メールを
用いて漢字クラスまたは2進数/16進数トランスペア
レントデータメッセージが送信できる程度の無線送信装
置を設ける。そして、ページャ3が双方向通信をサポー
トする場合には、応答メッセージをパソコン1側に返し
ながら、データのやりとりをすることにより、より一層
データ更新の確実性を高めることができる。
【0061】本実施の形態ではページャ3側のデータベ
ース管理ブロックについてMPU32により構成する場
合について説明したが、そのソフトウエアについては勿
論、既存のデータベースソフトを使用しても構わない。
【0062】また、本実施の形態ではデータベース11
やRAM304が製品在庫数を管理するような場合につ
いて説明したが、これに限らず、例えば、データベース
11やRAM304が要人のスケジュールデータを管理
するような場合でもよい。この場合に、データベース更
新時にアラームデータを自動的に更新メッセージに登録
することもできる。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように本発明の情報通信シ
ステムは、情報処理装置に登録手段が設けられ、情報処
理装置のデータベース内容に更新事象が発生したとき、
その登録手段に登録された携帯用端末装置のデータベー
ス内容が無線通信手段を使用して自動更新されるように
なされたものである。
【0064】従って、情報処理装置が設けられた場所か
ら離れた遠隔地において、情報処理装置と携帯用端末装
置とで同一のデータベースを共有する場合に、情報処理
装置のデータベース内容と同一の最新のメモリ内容をリ
アルタイムに携帯用端末装置でも参照できるので、デー
タベース更新の不一致によるコミュニケーションミスを
回避できる。
【0065】このような情報通信システムはパーソナル
コンピユータとページャ等とをリンクさせた移動体通信
システムに適用して極めて好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態としての情報通信システム
の構成を示す図である。
【図2】パソコン側の送信先登録テーブルの構成を示す
図である。
【図3】ページャの構成を示す図である。
【図4】パソコン側のデータベース更新フローチャート
である。
【図5】更新メッセージの送信フローチャートである。
【図6】ページャ側のデータベース更新フローチャート
である。
【符号の説明】
1・・・パソコン、2・・・無線通信手段、3・・・ペ
ージャ、4・・・PHS、11・・・データベース、3
04,42・・・RAM、12・・・制御ユニット、1
3・・・送信先登録テーブル、14・・・モデム、15
・・・キーボード、16・・・ディスプレイ、21,2
4・・・公衆回線網、22・・・インターネット、23
・・・事業者センター、25・・・送信所、30・・・
アンテナ、31,41・・・受信部、32・・・MP
U、33,39・・・キーインタフェース回路、34・
・・発光ダイオード(LED)、35・・・メロディI
C、36・・・サウンダ、37・・・制御部、38・・
・液晶ディスプレイ(LCD)、301,307〜30
9・・・I/Oポート、302・・・内部バス、303
・・・CPU、305・・・ROM、306・・・ID
−ROM、310・・・キー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、各種情報を格納するデータ
    ベース用のメモリ及び前記各種情報を通信する通信手段
    を有した情報処理装置と、 前記情報処理装置の通信手段に接続され、前記各種情報
    を無線通信する無線通信手段と、 前記無線通信手段からの各種情報を受信する無線受信手
    段及び前記各種情報を格納するメモリを有した1以上の
    携帯用端末装置とを備えた情報通信システムにおいて、 前記情報処理装置に前記携帯用端末装置を登録する登録
    手段が設けられ、 前記データベース用のメモリ内容に更新事象が発生した
    とき、 前記登録手段に登録された前記携帯用端末装置内のメモ
    リ内容が前記無線通信手段を使用して自動更新されるよ
    うになされたことを特徴とする情報通信システム。
  2. 【請求項2】 前記情報処理装置に、色々な種類の前記
    携帯用端末装置を登録する登録手段を備え、 前記登録手段に登録された携帯用端末装置の種類毎にデ
    ータベース内容が更新されるようになされたことを特徴
    とする請求項1に記載の情報通信システム。
  3. 【請求項3】 前記情報処理装置から前記携帯用端末装
    置へ更新メッセージが送信される場合であって、 前記携帯用端末装置は、 前記更新メッセージを受信する手段と、 前記更新メッセージが自局宛のものであるかを識別する
    手段と、 前記更新メッセージが自局宛のものであることが識別さ
    れたとき、 前記携帯用端末装置内のメモリ内容を更新する手段とを
    有することを特徴とする請求項1に記載の情報通信シス
    テム。
  4. 【請求項4】 前記携帯用端末装置に無線送信手段が設
    けられ、 前記携帯用端末装置内のメモリ内容に更新事象が発生し
    たとき、前記無線送信手段を使用して前記情報処理装置
    のデータベース用のメモリ内容を更新するようになされ
    たことを特徴とする請求項1に記載の情報通信システ
    ム。
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