JPH11249713A - 遠隔入出力装置用親局ユニット - Google Patents

遠隔入出力装置用親局ユニット

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JPH11249713A
JPH11249713A JP5366698A JP5366698A JPH11249713A JP H11249713 A JPH11249713 A JP H11249713A JP 5366698 A JP5366698 A JP 5366698A JP 5366698 A JP5366698 A JP 5366698A JP H11249713 A JPH11249713 A JP H11249713A
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JP
Japan
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unit
channel
area
protocol
units
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JP5366698A
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Katsuya Koyama
勝也 小山
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Keyence Corp
Original Assignee
Keyence Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異なるプロトコルで通信を行う複数のチャネ
ル領域を有効に利用して入力用、出力用または入出力用
の子局ユニットとの間で通信が可能な遠隔入出力装置用
親局ユニットを提供することである。 【解決手段】 プロトコル変換制御部55は、CPUユ
ニット2からのリモートI/Oユニット領域へのアクセ
ス時にリモートI/Oユニットプロトコル変換部52に
より第1のプロトコルと共通プロトコルとの間で変換を
行い、CPUユニット2からの高機能I/Oユニット領
域へのアクセス時に高機能I/Oユニットプロトコル変
換部53により第2のプロトコルと共通プロトコルとの
間で変換を行い、CPUユニット2からの伝送ユニット
領域へのアクセス時に伝送ユニットプロトコル変換部5
4により第3のプロトコルと共通プロトコルとの間で変
換を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プログラマブルコ
ントローラと入力用、出力用または入出力用の子局ユニ
ットとの間でデータまたは情報の通信を行う遠隔入出力
装置(リモートI/O装置)用親局ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】被制御機器をシーケンシャルに制御する
ためにプログラマブルコントローラが用いられている。
このプログラマブルコントローラには、スイッチ、セン
サ等の入力用機器からの信号を入力するための入力ユニ
ット、スイッチ、電磁開閉器、リレー、ソレノイド、モ
ータ等の出力用機器に信号を出力するための出力ユニッ
ト、または入力用機器からの信号を入力しかつ出力用機
器へ信号を出力するための入出力ユニットが接続され
る。
【0003】また、入力用機器および出力用機器がプロ
グラマブルコントローラから離れた位置に設置されてい
る場合には、プログラマブルコントローラと入力用機器
および出力用機器との間で通信を行うための遠隔入出力
装置が用いられる。この遠隔入出力装置は、プログラマ
ブルコントローラに接続される親局ユニットと、入力用
機器および出力用機器に接続される子局ユニットとから
構成される。
【0004】図10はプログラマブルコントローラを用
いた従来のシステムの一例を示すブロック図である。
【0005】図10において、プログラマブルコントロ
ーラ10は、ベースユニット1およびCPU(中央演算
処理装置)ユニット2から構成される。このベースユニ
ット1には、I/Oユニット3、高機能I/Oユニット
4および親局ユニット5を装着することができる。
【0006】ここで、I/Oユニット3は、たとえば1
6点の入力を有する入力ユニット、16点の出力を有す
る出力ユニット、または8点の入力および8点の出力を
有する入出力ユニットである。また、高機能I/Oユニ
ット4は、たとえば32点の入力、出力または入出力を
有する多点入出力ユニット、高速カウンタユニット、位
置制御ユニット、アナログ入力ユニット、アナログ出力
ユニット、温度センサユニット等である。
【0007】プログラマブルコントローラ10のベース
ユニット1には、増設I/Oユニット20を接続するこ
とができる。この増設I/Oユニット20には、I/O
ユニット3および高機能I/Oユニット4を装着するこ
とができる。
【0008】親局ユニット5には、伝送線L1を介して
子局装置30が接続される。親局ユニット5および子局
装置30により遠隔入出力装置(リモートI/O装置)
が構成される。子局装置30は、ベースユニット6およ
び子局ユニット7により構成される。ベースユニット6
には、I/Oユニット3および高機能I/Oユニット4
を装着することができる。また、子局ユニット7には、
伝送線L2を介して伝送ユニット8を接続することがで
きる。
【0009】入力用機器または出力用機器がプログラマ
ブルコントローラ10から離れた位置に設置されている
場合には、子局ユニット30のベースユニット6に装着
されたI/Oユニット3、子局ユニット30のベースユ
ニット6に装着された高機能I/Oユニット4または子
局ユニット7に接続された伝送ユニット8を使用するこ
とができる。これにより、プログラマブルコントローラ
10から離れた位置にある入力用機器または出力用機器
に対してデータを入力または出力することができる。
【0010】図11はCPUユニット2のチャネル領域
の一例を示す図である。図11に示すように、チャネル
領域は、I/Oユニット領域R0、リモートI/Oユニ
ット領域R1、高機能I/Oユニット領域R2および伝
送ユニット領域R3から構成される。
【0011】プログラマブルコントローラ10のベース
ユニット1および増設I/Oユニット20に装着される
I/Oユニット3は、I/Oユニット領域R0に設定さ
れる。子局装置30のベースユニット6に装着されるI
/Oユニット3はリモートI/Oユニット領域R1に設
定される。プログラマブルコントローラ10のベースユ
ニット1、増設I/Oユニット20および子局装置30
のベースユニット6に装着される高機能I/Oユニット
4は、高機能I/Oユニット領域R2に設定される。伝
送ユニット8は伝送ユニット領域R3に設定される。
【0012】この場合、CPUユニット2は、リモート
I/Oユニット領域R1に設定されたI/Oユニット3
とはリモートI/Oユニット用プロトコルで通信を行
い、高機能I/Oユニット領域R2に設定された高機能
I/Oユニット4とは高機能I/O用ユニット用プロト
コルで通信を行い、伝送ユニット領域R3に設定された
伝送ユニット8とは伝送ユニット用プロトコルで通信を
行う。
【0013】図11の例では、チャネル番号“0”〜
“49”がI/Oユニット領域R0に割り当てられ、チ
ャネル番号“50”〜“99”がリモートI/Oユニッ
ト領域R1に割り当てられ、チャネル番号“100”〜
“199”が高機能I/Oユニット領域R2に割り当て
られ、チャネル番号“200”〜“231”が伝送ユニ
ット領域R3に割り当てられている。
【0014】1チャネルの入力または出力の点数は16
点であるので、I/Oユニット領域R0は800点、リ
モートI/Oユニット領域R1は800点、高機能I/
Oユニット領域R2は1600点、伝送ユニット領域R
3は512点となる。
【0015】したがって、プログラマブルコントローラ
10から離れた位置に設置された入力用機器または出力
用機器と通信を行う場合には、800点のリモートI/
Oユニット領域R1、1600点の高機能I/Oユニッ
ト領域R2および512点の伝送ユニット領域R3を用
いることができる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、プログ
ラマブルコントローラ10を用いた従来のシステムで
は、リモートI/Oユニット領域R1、高機能I/Oユ
ニット領域R2および伝送ユニット領域R3を用いて離
れた位置に設置された入力用機器または出力用機器に対
してデータの入力または出力を行うことができる。
【0017】しかしながら、リモートI/Oユニット領
域R1では、16点単位のI/Oユニット3しか使用す
ることができない。その場合に、多数のI/Oユニット
3を子局装置30のベースユニット6に装着するために
は大きなスペースが必要となる。
【0018】また、多点数の高機能I/Oユニット4を
用いると、16点のI/Oユニット3を用いる場合に比
べて必要なスペースが小さくなる。しかしながら、子局
装置30に装着して使用可能な高機能I/Oユニット4
の台数に制限があり、かつシステム全体として使用可能
な高機能I/Oユニット4の台数にも制限がある。
【0019】一方、伝送ユニット8はベースユニット6
に装着することなく子局ユニット7に伝送線L2を介し
て直接接続することができるので、必要なスペースが小
さくなる。しかしながら、伝送ユニット領域R3が51
2点と少ないため、多数の伝送ユニット8を使用するこ
とができない。
【0020】本発明の目的は、異なるプロトコルで通信
を行う複数のチャネル領域を有効に利用して入力用、出
力用または入出力の子局ユニットとの間で通信が可能な
遠隔入出力装置用親局ユニットを提供することである。
【0021】
【課題を解決するための手段および発明の効果】(1)
第1の発明 第1の発明に係る遠隔入出力装置用親局ユニットは、異
なるプロトコルで通信を行う複数のチャネル領域を有す
るプログラマブルコントローラと、入力用、出力用また
は入出力用の子局ユニットとの間で通信を行う遠隔入出
力装置用親局ユニットであって、プログラマブルコント
ローラによる複数のチャネル領域のいずれかに対するア
クセス時にプログラマブルコントローラとの間で当該チ
ャネル領域に対応するプロトコルで通信を行う第1の通
信制御手段と、子局ユニットとの間で所定のプロトコル
で通信を行う第2の通信制御手段と、第1の通信制御手
段と第2の通信制御手段との間でデータまたは情報の転
送を制御する主制御手段と、プログラマブルコントロー
ラによる複数のチャネル領域のいずれかに対するアクセ
ス時に当該チャネル領域に対応するプロトコルを所定の
プロトコルに変換しつつ第1の通信制御手段から主制御
手段へデータまたは情報を与えまたは所定のプロトコル
を当該チャネル領域に対応するプロトコルに変換しつつ
主制御手段から第1の通信制御手段へデータまたは情報
を与えるプロトコル変換手段とを備えたものである。
【0022】本発明に係る遠隔入出力装置用親局ユニッ
トにおいては、プログラマブルコントローラによる複数
のチャネル領域のいずれかに対するアクセス時に、当該
チャネル領域に対応するプロトコルでプログラマブルコ
ントローラから送信されたデータまたは情報が所定のプ
ロトコルに変換されつつ主制御手段に与えられ、または
主制御手段から所定のプロトコルで与えられたデータま
たは情報が当該チャネル領域に対応するプロトコルに変
換されつつプログラマブルコントローラに送信される。
主制御手段に与えられたデータまたは情報は第2の通信
制御手段を介して所定のプロトコルで子局ユニットに送
信され、子局ユニットから所定のプロトコルで送信され
たデータまたは情報は第2の通信制御手段を介して主制
御手段に与えられる。
【0023】このように、チャネル領域に応じてプロト
コルが自動的に変換されるので、ユーザは複数のチャネ
ル領域の切り換わりを意識することなく子局ユニットを
複数のチャネル領域に設定することができる。したがっ
て、異なるプロトコルで通信を行う複数のチャネル領域
を有効に利用してプログラマブルコントローラと入力
用、出力用または入出力用の子局ユニットとの間で通信
が可能となる。
【0024】(2)第2の発明 第2の発明に係る遠隔入出力装置用親局ユニットは、第
1の発明に係る遠隔入出力装置用親局ユニットの構成に
おいて、子局ユニットの開始チャネルおよびユニット数
を設定するとともに開始チャネルが割り付けられるチャ
ネル領域上のチャネルを割り付けチャネルとして設定す
るための設定手段と、設定手段により設定された開始チ
ャネル、ユニット数および割り付けチャネルに基づいて
複数のチャネル領域の各々に設定されたユニット数を算
出する算出手段と、プログラマブルコントローラからの
アクセス時に算出手段により算出された各チャネル領域
のユニット数に基づいてプログラマブルコントローラに
より使用されるプロトコルを判別する判別手段とをさら
に備えたものである。
【0025】この場合、ユーザは、子局ユニットの開始
チャネル、ユニット数および割り付けチャネルを設定す
ることができる。設定された開始チャネル、ユニット数
および割り付けチャネルに基づいて各チャネル領域のユ
ニット数が算出され、プログラマブルコントローラから
のアクセス時に、算出された各チャネル領域のユニット
数に基づいてプログラマブルコントローラにより使用さ
れるプロトコルが自動的に判別される。
【0026】(3)第3の発明 第3の発明に係る遠隔入出力装置用親局ユニットは、第
1の発明に係る遠隔入出力装置用親局ユニットの構成に
おいて、子局ユニットの開始チャネルおよびユニット数
を設定とともに開始チャネルが割り付けられるチャネル
領域上のチャネルを割り付けチャネルとして設定しかつ
チャネル領域上にスキップ領域を設定するための設定手
段と、設定手段により設定された開始チャネル、ユニッ
ト数、割り付けチャネルおよびスキップ領域に基づいて
スキップ領域を除いて複数のチャネル領域の各々に設定
されたユニット数を算出する算出手段と、プログラマブ
ルコントローラからのアクセス時に算出手段により算出
された各チャネル領域のユニット数に基づいてプログラ
マブルコントローラにより使用されるプロトコルを判別
する判別手段とをさらに備えたものである。
【0027】ユーザは、子局ユニットの開始チャネル、
ユニット数、割り付けチャネルおよびスキップ領域を設
定することができる。この場合、スキップ領域を他のユ
ニットのためのチャネルとして確保することができる。
設定された開始チャネル、ユニット数、割り付けチャネ
ルおよびスキップ領域に基づいてスキップ領域を除いて
各チャネル領域に設定されたユニット数が算出され、プ
ログラマブルコントローラからのアクセス時に、算出さ
れた各チャネル領域のユニット数に基づいてプログラマ
ブルコントローラにより使用されるプロトコルが自動的
に判別される。
【0028】(4)第4の発明 第4の発明に係る遠隔入出力装置用親局ユニットは、第
1の発明に係る遠隔入出力装置用親局ユニットの構成に
おいて、複数のチャネル領域のいずれかはスキップ領域
として予め設定され、子局ユニットの開始チャネルおよ
びユニット数を設定するとともに開始チャネルが割り付
けられるチャネル領域上のチャネルを割り付けチャネル
として設定するための設定手段と、設定手段により設定
された開始チャネル、ユニット数および割り付けチャネ
ルに基づいてスキップ領域を除くチャネル領域の各々に
設定されたユニット数を算出する算出手段と、プログラ
マブルコントローラからのアクセス時に算出手段により
算出された各チャネル領域のユニット数に基づいてプロ
グラマブルコントローラにより使用されるプロトコルを
判別する判別手段とをさらに備えたものである。
【0029】この場合、複数のチャネル領域のいずれか
がスキップ領域として予め設定されているので、スキッ
プ領域を他のユニットのためのチャネルとして確保する
ことができる。また、ユーザは、子局ユニットの開始チ
ャネル、ユニット数および割り付けチャネルを設定する
ことができる。設定された開始チャネル、ユニット数お
よび割り付けチャネルに基づいてスキップ領域を除くチ
ャネル領域の各々に設定されたユニット数が算出され、
プログラマブルコントローラからのアクセス時に、算出
された各チャネル領域のユニット数に基づいてプログラ
マブルコントローラにより使用されるプロトコルが自動
的に判別される。
【0030】(5)第5の発明 第5の発明に係る遠隔入出力装置用親局ユニットは、第
2の発明に係る遠隔入出力装置用親局ユニットの構成に
おいて、主制御手段は、設定手段により設定された開始
チャネル、ユニット数および割り付けチャネルに基づい
て複数のチャネル領域の各チャネルに設定された子局ユ
ニットに関する情報をプロトコル変換手段および第1の
通信制御手段を介してプログラマブルコントローラに出
力するものである。
【0031】それにより、プログラマブルコントローラ
が複数のチャネル領域の各チャネルに設定されたユニッ
トを識別することが可能となる。
【0032】(6)第6の発明 第6の発明に係る遠隔入出力装置用親局ユニットは、第
3の発明に係る遠隔入出力装置用親局ユニットの構成に
おいて、主制御手段は、設定手段により設定された開始
チャネル、ユニット数および割り付けチャネルに基づい
て複数のチャネル領域のスキップ領域を除く各チャネル
に設定された子局ユニットに関する情報をプロトコル変
換手段および第1の通信制御手段を介してプログラマブ
ルコントローラに出力するものである。
【0033】それにより、プログラマブルコントローラ
が複数のチャネル領域のスキップ領域を除く各チャネル
に設定された子局ユニットを識別することが可能とな
る。この場合、プログラマブルコントローラと子局ユニ
ットとの間でのデータ転送時に、自動的にスキップ領域
をスキップして複数のチャネル領域の各チャネルにアク
セスが行われる。
【0034】(7)第7の発明 第7の発明に係る遠隔入出力装置用親局ユニットは、第
4の発明に係る遠隔入出力装置用親局ユニットの構成に
おいて、主制御手段は、設定手段により設定された開始
チャネル、ユニット数および割り付けチャネルに基づい
てスキップ領域を除くチャネル領域の各チャネルに設定
された子局ユニットに関する情報をプロトコル変換手段
および第1の通信制御手段を介してプログラマブルコン
トローラに出力するものである。
【0035】それにより、プログラマブルコントローラ
がスキップ領域を除くチャネル領域の各チャネルに設定
された子局ユニットを識別することが可能となる。この
場合、プログラマブルコントローラと子局ユニットとの
間でのデータ転送時に、自動的にスキップ領域をスキッ
プしてチャネル領域の各チャネルにアクセスが行われ
る。
【0036】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施例における
遠隔入出力装置(リモートI/O装置)用親局ユニット
を用いたシステムの構成を示すブロック図である。
【0037】図1において、プログラマブルコントロー
ラ10は、ベースユニット1およびCPUユニット2か
ら構成される。このベースユニット1には、親局ユニッ
ト50が装着される。
【0038】親局ユニット50には、伝送線L11を介
して子局ユニットとして16点の入力を有する入力ユニ
ット71および16点の出力を有する出力ユニット72
が接続される。各入力ユニット71には入力用機器が接
続され、各出力ユニット72には出力用機器が接続され
る。
【0039】本実施例では、例えば親局ユニット50に
80台の入力ユニット71および90台の出力ユニット
72が接続され、入力ユニット71に順にユニットチャ
ネル(アドレス)“00”〜“79”が設定され、出力
ユニット72に順にユニットチャネル“80”〜“16
9”が設定されている。
【0040】以下の説明において、入力ユニット71お
よび出力ユニット72を子局ユニットと総称する。
【0041】図2は図1の親局ユニット50の構成を示
すブロック図である。また、図3はCPUユニット2の
チャネル領域を示す図である。
【0042】図3に示すように、チャネル領域は、I/
Oユニット領域R0、リモートI/Oユニット領域R
1、高機能I/Oユニット領域R2および伝送ユニット
領域R3から構成される。
【0043】図1の入力ユニット71および出力ユニッ
ト72は、リモートI/Oユニット領域R1、高機能I
/Oユニット領域R2または伝送ユニット領域R3に設
定される。
【0044】CPUユニット2は、リモートI/Oユニ
ット領域R1にアクセスする場合にはリモートI/Oユ
ニット用プロトコル(以下、第1のプロトコルと呼ぶ)
を用い、高機能I/Oユニット領域R2にアクセスする
場合には高機能I/Oユニット用プロトコル(以下、第
2のプロトコルと呼ぶ)を用い、伝送ユニット領域R3
にアクセスする場合には伝送ユニット用プロトコル(以
下、第3のプロトコルと呼ぶ)を用いる。一方、親局ユ
ニット50と入力ユニット71および出力ユニット72
との間の通信にはリモートI/O通信用プロトコル(以
下、共通プロトコルと呼ぶ)を用いる。
【0045】図3の例では、チャネル番号“0”〜“4
9”がI/Oユニット領域R2に割り当てられ、チャネ
ル番号“50”〜“99”がリモートI/Oユニット領
域R1に割り当てられ、チャネル番号“100”〜“1
99”が高機能I/Oユニット領域R2に割り当てら
れ、チャネル番号“200”〜“231”が伝送ユニッ
ト領域R3に割り当てられている。
【0046】図2に示すように、親局ユニット50は、
CPU通信制御部51、リモートI/Oユニットプロト
コル変換部52、高機能I/Oユニットプロトコル変換
部53、伝送ユニットプロトコル変換部54、プロトコ
ル変換制御部55、設定値保存用メモリ56、メイン制
御部57、設定部58およびリモートI/O通信制御部
59を含む。
【0047】図2では、図1の入力ユニット71および
出力ユニット72を子局ユニット70として示してい
る。
【0048】プロトコル変換制御部55は内部メモリM
1を有し、リモートI/O通信制御部59は内部メモリ
M2を有する。
【0049】CPU通信制御部51はCPUユニット2
に接続され、CPUユニット2との間の通信を制御す
る。プロトコル変換制御部55は、リモートI/Oユニ
ットプロトコル変換部52、高機能I/Oユニットプロ
トコル変換部53および伝送ユニットプロトコル変換部
54を制御する。内部メモリM1には、CPUユニット
2から出力されたデータが格納され、あるいはCPUユ
ニット2に入力すべきデータが格納される。
【0050】リモートI/Oユニットプロトコル変換部
52は、CPUユニット2からリモートI/Oユニット
領域R1へのアクセス時に、第1のプロトコルを共通プ
ロトコルに変換しつつCPU通信制御部51からプロト
コル変換制御部55へ情報またはデータを転送し、ある
いは共通プロトコルを第1のプロトコルに変換しつつプ
ロトコル変換制御部55からCPU通信制御部51へ情
報またはデータを転送する。
【0051】高機能I/Oユニットプロトコル変換部5
3は、CPUユニット2から高機能I/Oユニット領域
R2へのアクセス時に、第2のプロトコルを共通プロト
コルに変換しつつCPU通信制御部51からプロトコル
変換制御部55へ情報またはデータを転送し、あるいは
共通プロトコルを第2のプロトコルに変換しつつプロト
コル変換制御部55からCPU通信制御部51へ情報ま
たはデータを転送する。
【0052】伝送ユニットプロトコル変換部54は、C
PUユニット2から伝送ユニット領域R3へのアクセス
時に、第3のプロトコルを共通プロトコルに変換しつつ
CPU通信制御部51からプロトコル変換制御部55へ
情報またはデータを転送し、あるいは共通プロトコルを
第3のプロトコルに変換しつつプロトコル変換制御部5
5からCPU通信制御部51へ情報またはデータを転送
する。
【0053】設定部58は、ユーザが入力開始チャネ
ル、入力ユニット数、入力割り付けチャネル、出力開始
チャネル、出力ユニット数および出力割り付けチャネル
を設定値として設定するために用いられる。
【0054】入力開始チャネルは、1番目の入力ユニッ
ト71に設定されたユニットチャネルであり、出力開始
チャネルは、1番目の出力ユニット72に設定されたユ
ニットチャネルである。また、入力割り付けチャネル
は、CPUユニット2のチャネル領域上で入力開始チャ
ネルが割り付けられるチャネルであり、出力割り付けチ
ャネルは、CPUユニット2のチャネル領域上で出力開
始チャネルが割り付けられるチャネルである。
【0055】メイン制御部57は、設定部58により設
定された設定値を設定値保存用メモリ56に書き込み、
かつ設定値保存用メモリ56に保存された設定値を読み
出す。
【0056】また、メイン制御部57は、CPUユニッ
ト2から子局ユニット70へのデータの送信の際に内部
メモリM1のデータを内部メモリM2に転送し、子局ユ
ニット70からCPUユニット2へのデータの送信の際
に内部メモリM2から内部メモリM1にデータを転送す
る。
【0057】リモートI/O通信制御部59は子局ユニ
ット70に接続され、子局ユニット70との間の通信を
制御する。
【0058】本実施例では、CPU通信制御部51が第
1の通信制御手段に相当し、リモートI/O通信制御部
59が第2の通信制御手段に相当し、メイン制御部57
が主制御手段、算出手段および判別手段を構成する。ま
た、プロトコル変換制御部55がプロトコル変換手段に
相当し、設定部58および設定値保存用メモリ56が設
定手段に相当する。なお、情報には各種指令または要求
も含まれる。
【0059】次に、図4、図5、図6および図7のフロ
ーチャートを参照しながら図2の親局ユニット50の動
作を説明する。
【0060】ここでは、図3に示すように、チャネル番
号“50”〜“129”の領域Aに入力ユニット71を
設定し、チャネル番号“130”〜“219”の領域B
に出力ユニット72を設定するものとする。この場合、
ユーザは、設定部58により設定値として入力開始チャ
ネル“50”、入力ユニット数“80”、入力割り付け
チャネル“50”、出力開始チャネル“80”、出力ユ
ニット数“90”および出力割り付けチャネル“13
0”を設定する。この設定値は、設定値保存用メモリ5
6に保存される。
【0061】まず、図4のフローチャートを参照しなが
ら設定値の読み出し処理を説明する。
【0062】電源を投入すると(ステップS1)、メイ
ン制御部57が設定値保存用メモリ56から設定値とし
て入力開始チャネル、入力ユニット数、入力割り付けチ
ャネル、出力開始チャネル、出力ユニット数および出力
割り付けチャネルを読み込む(ステップS2)。メイン
制御部57は、読み込んだ設定値に基づいて各領域R
1,R2,R3のユニット数を算出する(ステップS
3)。
【0063】図3の例では、リモートI/Oユニット領
域R1のユニット数N1は50となり、高機能I/Oユ
ニット領域R2のユニット数N2は100となり、伝送
ユニット領域R3のユニット数は20となる。
【0064】次に、図5のフローチャートを参照しなが
ら接続情報の出力処理を説明する。電源投入時にCPU
ユニット2が接続情報を要求する(ステップS10)。
接続情報は、各領域R1,R2,R3の各チャネルに設
定されたユニットの種類および点数を示す。この場合、
CPUユニット2は、領域R1,R2,R3の接続情報
要求を順に行う。
【0065】CPUユニット2からの接続情報要求がリ
モートI/Oユニット領域R1の接続情報要求である場
合には(ステップS11)、プロトコル変換制御部55
は、リモートI/Oユニットプロトコル変換部52によ
り第1のプロトコルを共通のプロトコルに変換しつつ接
続情報要求をメイン制御部57に与える。
【0066】それにより、メイン制御部57はリモート
I/Oユニット領域R1の接続情報を出力する。プロト
コル変換制御部55は、リモートI/Oユニットプロト
コル変換部52により共通プロトコルを第1のプロトコ
ルに変換しつつリモートI/Oユニット領域R1の接続
情報をCPU通信制御部51を介してCPUユニット2
に出力する(ステップS12)。
【0067】この場合、まず、CPUユニット2が領域
R1のユニット数を要求し、メイン制御部57がユニッ
ト数を出力し、その後、CPUユニット2が領域R1の
各チャネルに設定されたユニットの種類および点数を順
に要求し、メイン制御部57が設定値に基づいて各チャ
ネルに設定されたユニットの種類および点数を出力す
る。
【0068】CPUユニット2からの接続情報要求が高
機能I/Oユニット領域R2の接続情報要求である場合
には(ステップS13)、プロトコル変換制御部55
は、高機能I/Oユニットプロトコル変換部53により
第2のプロトコルを共通のプロトコルに変換しつつ接続
情報要求をメイン制御部57に与える。
【0069】それにより、メイン制御部57は高機能I
/Oユニット領域R2の接続情報を出力する。プロトコ
ル変換制御部55は、高機能I/Oユニットプロトコル
変換部53により共通プロトコルを第2のプロトコルに
変換しつつ高機能I/Oユニット領域R2の接続情報を
CPU通信制御部51を介してCPUユニット2に出力
する(ステップS14)。
【0070】この場合、まず、CPUユニット2が領域
R2のユニット数を要求し、メイン制御部57がユニッ
ト数を出力し、その後、CPUユニット2が領域R2の
各チャネルに設定されたユニットの種類および点数を順
に要求し、メイン制御部57が設定値に基づいて各チャ
ネルに設定されたユニットの種類および点数を出力す
る。
【0071】CPUユニット2からの接続情報要求が伝
送ユニット領域R3の接続情報要求である場合には(ス
テップS15)、プロトコル変換制御部55は、伝送ユ
ニットプロトコル変換部54により第3のプロトコルを
共通のプロトコルに変換しつつ接続情報要求をメイン制
御部57に与える。
【0072】それにより、メイン制御部57は伝送ユニ
ット領域R3の接続情報を出力する。プロトコル変換制
御部55は、伝送ユニットプロトコル変換部54により
共通プロトコルを第3のプロトコルに変換しつつ伝送ユ
ニット領域R3の接続情報をCPU通信制御部51を介
してCPUユニット2に出力する(ステップS16)。
【0073】この場合、まず、CPUユニット2が領域
R3のユニット数を要求し、メイン制御部57がユニッ
ト数を出力し、その後、CPUユニット2が領域R3の
各チャネルに設定されたユニットの種類および点数を要
求し、メイン制御部57が設定値に基づいて各チャネル
に設定されたユニットの種類および点数を出力する。全
領域R1,R2,R3の接続情報を出力すると、接続情
報処理を終了する。
【0074】次に、図6および図7のフロッチャートを
参照しながらデータアクセス処理を説明する。
【0075】まず、CPUユニット2が、データアクセ
ス開始要求を行う(ステップS20)。すると、プロト
コル変換制御部55は、トータルユニット数カウンタの
値TCを初期値“1”にリセットし(ステップS2
1)、開始要求受け付けをCPU通信制御部51を介し
てCPUユニット2に送信する(ステップS22)。
【0076】その後、CPUユニット2は、各領域R
1,R2,R3の接続情報に基づいて各領域R1,R
2,R3の各チャネルに対して順にデータアクセス要求
を行う(ステップS23)。
【0077】領域R1の各チャネルへのデータアクセス
要求時にはリモートI/Oユニットプロトコル変換部5
2が第1のプロトコルを共通のプロトコルに変換しつつ
データアクセス要求をプロトコル変換制御部55に与
え、領域R2の各チャネルへのデータアクセス要求時に
は高機能I/Oユニットプロトコル変換部53が第2の
プロトコルを共通のプロトコルに変換しつつデータアク
セス要求をプロトコル変換制御部55に与え、領域R3
の各チャネルへのデータアクセス要求時には伝送ユニッ
トプロトコル変換部54が第3のプロトコルを共通のプ
ロトコルに変換しつつデータアクセス要求をプロトコル
変換制御部55に与える。
【0078】CPUユニット2からデータアクセス要求
を受けると、プロトコル変換制御部55は、トータルユ
ニット数カウンタの値TCが0よりも大きく領域R1の
ユニット数N1以下であるか否かを判別する(ステップ
S24)。
【0079】トータルユニット数カウンタの値TCが0
<TC≦N1の関係を満たす場合には、データアクセス
要求が入力要求であるか出力要求であるかを判別する
(ステップS27)。
【0080】データアクセス要求が入力要求である場合
には、プロトコル変換制御部55は、内部メモリM1の
データを読み出す(ステップS30)。そして、リモー
トI/Oユニットプロトコル変換部52により共通プロ
トコルを第1のプロトコルに変換しつつ読み出したデー
タをCPU通信制御部51に転送し、CPU通信制御部
51からCPUユニット2に出力する(ステップS3
1)。CPUユニット2は、データ入力動作を行う(ス
テップS32)。
【0081】データアクセス要求が出力要求である場合
には、CPUユニット2がデータ出力動作を行う(ステ
ップS35)。この場合、CPU通信制御部51により
CPUユニット2からのデータを入力する(ステップS
36)。プロトコル変換制御部55は、リモートI/O
ユニットプロトコル変換部52により第1のプロトコル
を共通プロトコルに変換しつつ入力されたデータを内部
メモリM1に書き込む(ステップS37)。
【0082】トータルユニット数カウンタの値TCが領
域R1,R2,R3のユニット数N1,N2,N3の合
計よりも小さい場合には(ステップS33)、トータル
ユニット数カウンタの値TCをインクリメントし(ステ
ップS34)、ステップS23に戻り、領域R1の各チ
ャネルへのデータアクセス要求に対して上記の処理を繰
り返す。
【0083】ステップS24でトータルユニット数カウ
ンタの値TCが0<TC≦N1の関係を満たさない場合
には、トータルユニット数カウンタの値TCがN1より
も大きく領域R1,R2のユニット数N1,N2の合計
以下であるか否かを判別する(ステップS25)。
【0084】トータルユニット数カウンタの値TCがN
1<TC≦N1+N2の関係を満たす場合には、データ
アクセス要求が入力要求であるか出力要求であるかを判
別する(ステップS28)。
【0085】データアクセス要求が入力要求である場合
には、プロトコル変換制御部55は、内部メモリM1の
データを読み出す(ステップS30)。そして、高機能
I/Oユニットプロトコル変換部53により共通プロト
コルを第2のプロトコルに変換しつつ読み出したデータ
をCPU通信制御部51に転送し、CPU通信制御部5
1からCPUユニット2に出力する(ステップS3
1)。CPUユニット2は、データ入力動作を行う(ス
テップS32)。
【0086】データアクセス要求が出力要求である場合
には、CPUユニット2がデータ出力動作を行う(ステ
ップS35)。この場合、CPU通信制御部51により
CPUユニット2からのデータを入力する(ステップS
36)。プロトコル変換制御部55は、高機能I/Oユ
ニットプロトコル変換部53により第2のプロトコルを
共通プロトコルに変換しつつ入力されたデータを内部メ
モリM1に書き込む(ステップS37)。
【0087】トータルユニット数カウンタの値TCが領
域R1,R2,R3のユニット数N1,N2,N3の合
計よりも小さい場合には(ステップS33)、トータル
ユニット数カウンタの値TCをインクリメントし(ステ
ップS34)、ステップS23に戻り、領域R2の各チ
ャネルへのデータアクセス要求に対して上記の処理を繰
り返す。
【0088】ステップS25でトータルユニット数カウ
ンタの値TCがN1<TC≦N1+N2の関係を満たさ
ない場合には、トータルユニット数カウンタの値TCが
領域R1,R2のユニット数N1,N2の合計よりも大
きく領域R1,R2,R3のユニット数N1,N2,N
3の合計以下であるか否かを判別する(ステップS2
6)。
【0089】トータルユニット数カウンタの値TCがN
1+N2<TC≦N1+N2+N3の関係を満たす場合
には、データアクセス要求が入力要求であるか出力要求
であるかを判別する(ステップS29)。
【0090】データアクセス要求が入力要求である場合
には、プロトコル変換制御部55は、内部メモリM1の
データを読み出す(ステップS30)。そして、伝送ユ
ニットプロトコル変換部54により共通プロトコルを第
3のプロトコルに変換しつつ読み出したデータをCPU
通信制御部51に転送し、CPU通信制御部51からC
PUユニット2に出力する(ステップS31)。CPU
ユニット2は、データ入力動作を行う(ステップS3
2)。
【0091】データアクセス要求が出力要求である場合
には、CPUユニット2がデータ出力動作を行う(ステ
ップS35)。この場合、CPU通信制御部51により
CPUユニット2からのデータを入力する(ステップS
36)。プロトコル変換制御部55は、伝送ユニットプ
ロトコル変換部54により第3のプロトコルを共通プロ
トコルに変換しつつ入力されたデータを内部メモリM1
に書き込む(ステップS37)。
【0092】トータルユニット数カウンタの値TCが領
域R1,R2,R3のユニット数N1,N2,N3の合
計よりも小さい場合には(ステップS33)、トータル
ユニット数カウンタの値TCをインクリメントし(ステ
ップS34)、ステップS23に戻り、領域R3の各チ
ャネルへのデータアクセス要求に対して上記の処理を繰
り返す。
【0093】トータルユニット数カウンタの値TCが領
域R1,R2,R3のユニット数N1,N2,N3の合
計以上になると(ステップS33)、データアクセスを
終了する。
【0094】上記のように、本実施例の親局ユニット5
0によれば、伝送線L11により接続された入力ユニッ
ト71または出力ユニット72をCPUユニット2のリ
モートI/Oユニット領域R1、高機能I/Oユニット
領域R2および伝送ユニット領域R3に設定することが
できるので、多数の入力ユニット71および出力ユニッ
ト72とCPUユニット2との間で通信を行うことがで
きる。本例では、入力ユニット71および出力ユニット
72に2912点の入力または出力を確保することがで
きる。また、図10のベースユニット6を用いることな
く、入力ユニット71および出力ユニット72を伝送線
L11により親局ユニット50に接続することができる
ので、省スペース化を図ることができる。
【0095】次に、本発明の第2の実施例における親局
ユニットについて説明する。図8は第2の実施例の親局
ユニットによるCPUユニット2のチャネル領域の設定
の一例を示す図である。本実施例の親局ユニット50の
全体の構成は、図2に示した構成と同様である。
【0096】図8に示すように、本実施例の親局ユニッ
ト50では、ユーザが図2の設定部58によりチャネル
領域の高機能I/Oユニット領域R2内の任意の位置に
割り付けスキップ領域RSを設定することができる。設
定された割り付けスキップ領域RSは、設定値保存用メ
モリ56に保存される。
【0097】入力ユニット71および出力ユニット72
は、リモートI/Oユニット領域R1、割り付けスキッ
プ領域RSを除く高機能I/Oユニット領域R2または
伝送ユニット領域R3に設定される。
【0098】ここでは、図8に示すように、割り付けス
キップ領域RSをチャネル番号“120”〜“139”
に設定し、チャネル番号“50”〜“119”およびチ
ャネル番号“140”〜“150”の領域Aに入力ユニ
ット71を設定し、チャネル番号“150”〜“21
9”の領域Bに出力ユニット72を設定するものとす
る。この場合、ユーザは、設定部58により設定値とし
て入力開始チャネル“00”、入力ユニット数“8
0”、入力割り付けチャネル“50”、出力開始チャネ
ル“80”、出力ユニット数“70”および出力割り付
けチャネル“150”を設定する。この設定値は、設定
値保存用メモリ56に保存される。
【0099】接続情報の出力時には、メイン制御部57
が領域R1の接続情報、割り付けスキップ領域RSを除
く領域R2の接続情報および領域R3の接続情報をCP
Uユニット2に出力する。それにより、CPUユニット
2と親局ユニット50に接続される入力ユニット71お
よび出力ユニット72との間でのデータ転送時に、自動
的に割り付けスキップ領域RSをスキップして領域R
1,R2,R3にデータアクセスが行われる。
【0100】したがって、プログラマブルコントローラ
10のベースユニット1または図10の増設I/Oユニ
ット20に装着される高機能I/Oユニット4のための
チャネルを確保することができる。
【0101】本実施例では、入力ユニット71および出
力ユニット72に1312〜2912点の入力または出
力を確保することができる。
【0102】次に、本発明の第3の実施例における親局
ユニットについて説明する。図9は第3の実施例の親局
ユニットによるCPUユニット2のチャネル領域の設定
の一例を示す図である。本実施例の親局ユニット50の
全体の構成は、図2に示した構成と同様である。
【0103】図9に示すように、本実施例の親局ユニッ
ト50では、チャネル領域の高機能I/Oユニット領域
R2が予めスキップ領域SKとして設定されている。入
力ユニット71および出力ユニット72は、リモートI
/Oユニット領域R1または伝送ユニット領域R3に設
定される。
【0104】ここでは、図9に示すように、チャネル番
号“50”〜“89”の領域Aに入力ユニット71を設
定し、チャネル番号“90”〜“99”およびチャネル
番号“200”〜“219”の領域Bに出力ユニット7
2を設定するものとする。この場合、ユーザは、設定部
58により設定値として入力開始チャネル“00”、入
力ユニット数“40”、入力割り付けチャネル“5
0”、出力開始チャネル“40”、出力ユニット数“3
0”および出力割り付けチャネル“90”を設定する。
この設定値は、設定値保存用メモリ56に保存される。
【0105】接続情報の出力時には、メイン制御部57
が領域R1の接続情報および領域R3の接続情報をCP
Uユニット2に出力する。それにより、CPUユニット
2と親局ユニット50に接続される入力ユニット71お
よび出力ユニット72との間でのデータ転送時に、自動
的にスキップ領域R2をスキップして領域R1,R3に
データアクセスが行われる。
【0106】したがって、プログラマブルコントローラ
10のベースユニット2または図10の増設I/Oユニ
ット20に装着される高機能I/Oユニット4のための
チャネルを十分に確保することができる。
【0107】本実施例では、入力ユニット71および出
力ユニット72に1312点の入力または出力を確保す
ることができる。
【0108】なお、上記実施例では、親局ユニット50
に16点の入力ユニット71または出力ユニット72を
接続しているが、16点の入力ユニット71または出力
ユニット72の代わりにあるいは16点の入力ユニット
71および出力ユニット72に加えて例えば32点の入
出力ユニットを接続してもよい。その場合、1つの入出
力ユニットのユニット数を2として入力ユニット数およ
び出力ユニット数を計算する。
【0109】同様に、親局ユニット50に16点の入力
ユニット71または出力ユニット72の代わりにあるい
は16点の入力ユニット71および出力ユニット72に
加えて例えば32点の入力ユニットまたは出力ユニット
を接続してもよい。その場合にも、1つの32点の入力
ユニットまたは出力ユニットのユニット数を2として入
力ユニット数および出力ユニット数を計算する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における遠隔入出力装置
用親局ユニットを用いたシステムの構成を示すブロック
図である。
【図2】図1の親局ユニットの構成を示すブロック図で
ある。
【図3】CPUユニットのチャネル領域を示す図であ
る。
【図4】設定値の読み出し処理を示すフローチャートで
ある。
【図5】接続情報の出力処理を示すフローチャートであ
る。
【図6】データアクセス処理を示すフローチャートであ
る。
【図7】データアクセス処理を示すフローチャートであ
る。
【図8】本発明の第2の実施例の親局ユニットによるチ
ャネル領域の設定の一例を示す図である。
【図9】本発明の第3の実施例の親局ユニットによるチ
ャネル領域の設定の一例を示す図である。
【図10】プログラマブルコントローラを用いた従来の
システムの一例を示すブロック図である。
【図11】CPUユニットのチャネル領域の一例を示す
図である。
【符号の説明】
1 ベースユニット 2 CPUユニット 10 プログラマブルコントローラ 50 親局ユニット 51 CPU通信制御部 52 リモートI/Oユニットプロトコル変換部 53 高機能I/Oユニットプロトコル変換部 54 伝送ユニットプロトコル変換部 55 プロトコル変換制御部 56 設定値保存用メモリ 57 メイン制御部 58 設定部 59 リモートI/O通信制御部 70 子局ユニット 71 入力ユニット 72 出力ユニット M1,M2,M3 内部メモリ L10,L11 伝送線

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なるプロトコルで通信を行う複数のチ
    ャネル領域を有するプログラマブルコントローラと、入
    力用、出力用または入出力用の子局ユニットとの間で通
    信を行う遠隔入出力装置用親局ユニットであって、 前記プログラマブルコントローラによる前記複数のチャ
    ネル領域のいずれかに対するアクセス時に前記プログラ
    マブルコントローラとの間で当該チャネル領域に対応す
    るプロトコルで通信を行う第1の通信制御手段と、 前記子局ユニットとの間で所定のプロトコルで通信を行
    う第2の通信制御手段と、 前記第1の通信制御手段と前記第2の通信制御手段との
    間でのデータまたは情報の転送を制御する主制御手段
    と、 前記プログラマブルコントローラによる前記複数のチャ
    ネル領域のいずれかに対するアクセス時に当該チャネル
    領域に対応するプロトコルを前記所定のプロトコルに変
    換しつつ前記第1の通信制御手段から前記主制御手段へ
    データまたは情報を与えまたは前記所定のプロトコルを
    当該チャネル領域に対応するプロコトルに変換しつつ前
    記主制御手段から前記第1の通信制御手段へデータまた
    は情報を与えるプロトコル変換手段とを備えたことを特
    徴とする遠隔入出力装置用親局ユニット。
  2. 【請求項2】 前記子局ユニットの開始チャネルおよび
    ユニット数を設定するとともに前記開始チャネルが割り
    付けられる前記チャネル領域上のチャネルを割り付けチ
    ャネルとして設定するための設定手段と、 前記設定手段により設定された開始チャネル、ユニット
    数および割り付けチャネルに基づいて前記複数のチャネ
    ル領域の各々に設定されたユニット数を算出する算出手
    段と、 前記プログラマブルコントローラからのアクセス時に前
    記算出手段により算出された各チャネル領域のユニット
    数に基づいて前記プログラマブルコントローラにより使
    用されるプロトコルを判別する判別手段とをさらに備え
    たことを特徴とする請求項1記載の遠隔入出力装置用親
    局ユニット。
  3. 【請求項3】 前記子局ユニットの開始チャネルおよび
    ユニット数を設定するとともに前記開始チャネルが割り
    付けられる前記チャネル領域上のチャネルを割り付けチ
    ャネルとして設定しかつチャネル領域上にスキップ領域
    を設定するための設定手段と、 前記設定手段により設定された開始チャネル、ユニット
    数、割り付けチャネルおよびスキップ領域に基づいて前
    記スキップ領域を除いて前記複数のチャネル領域の各々
    に設定されたユニット数を算出する算出手段と、 前記プログラマブルコントローラからのアクセス時に前
    記算出手段により算出された各チャネル領域のユニット
    数に基づいて前記プログラマブルコントローラにより使
    用されるプロトコルを判別する判別手段とをさらに備え
    たことを特徴とする請求項1記載の遠隔入出力装置用親
    局ユニット。
  4. 【請求項4】 前記複数のチャネル領域のいずれかはス
    キップ領域として予め設定され、 前記子局ユニットの開始チャネルおよびユニット数を設
    定するとともに前記開始チャネルが割り付けられる前記
    チャネル領域上のチャネルを割り付けチャネルとして設
    定するための設定手段と、 前記設定手段により設定された開始チャネル、ユニット
    数および割り付けチャネルに基づいて前記スキップ領域
    を除くチャネル領域の各々に設定されたユニット数を算
    出する算出手段と、 前記プログラマブルコントローラからのアクセス時に前
    記算出手段により算出された各チャネル領域のユニット
    数に基づいて前記プログラマブルコントローラにより使
    用されるプロトコルを判別する判別手段とをさらに備え
    たことを特徴とする請求項1記載の遠隔入出力装置用親
    局ユニット。
  5. 【請求項5】 前記主制御手段は、前記設定手段により
    設定された開始チャネル、ユニット数および割り付けチ
    ャネルに基づいて前記複数のチャネル領域の各チャネル
    に設定された子局ユニットに関する情報を前記プロトコ
    ル変換手段および前記第1の通信制御手段を介して前記
    プログラマブルコントローラに出力することを特徴とす
    る請求項2記載の遠隔入出力装置用親局ユニット。
  6. 【請求項6】 前記主制御手段は、前記設定手段により
    設定された開始チャネル、ユニット数および割り付けチ
    ャネルに基づいて前記複数のチャネル領域の前記スキッ
    プ領域を除く各チャネルに設定された子局ユニットに関
    する情報を前記プロトコル変換手段および前記第1の通
    信制御手段を介して前記プログラマブルコントローラに
    出力することを特徴とする請求項3記載の遠隔入出力装
    置用親局ユニット。
  7. 【請求項7】 前記主制御手段は、前記設定手段により
    設定された開始チャネル、ユニット数および割り付けチ
    ャネルに基づいて前記スキップ領域を除くチャネル領域
    の各チャネルに設定された子局ユニットに関する情報を
    前記プロトコル変換手段および前記第1の通信制御手段
    を介して前記プログラマブルコントローラに出力するこ
    とを特徴とする請求項4記載の遠隔入出力装置用親局ユ
    ニット。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7467231B2 (en) 2000-03-17 2008-12-16 Digital Electronics Corporation Control server, control terminal, control system, and recording medium storing control communication program
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